拝啓 司令官へ (23)

拝啓、司令官へ。お元気ですか?私が司令官の下から転属してから一カ月がたちました。
もう司令官は私の司令官ではないかもしれませんが、それでも私にとっての司令官は、司令官なんだと思います。
あ、別にいじめられているとかそんなことはありません。専任の艦娘の皆さんにもよくしていただいています。
ただ…

吹雪「始めまして、司令官!ふぶ…き…」

吹雪「…あれ、ここで、合ってますよね…?」

ゴジラ「Zzz…Zzz…」

新たな赴任先の提督は、身長が100mぐらいある巨大生物でした。



艦これとゴジラのクロス…と言うほどのものではなく、なんか頭に浮かんだどうでもいい小ネタ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1562235871

この小笠原鎮守府に人間は在籍していません。そのため、書類上の責任者はゴジラとなっているというよくわからないところです。
ですが、ゴジラ司令官とは会話が出来ません。そのため…

ミニラ『ゴジラはワタクシにもっと戦えと言いました』

吹雪(なんで海外レビューの字幕なんだろう…)

この、ミニラという人がゴジラ司令官と私たち艦娘の仲介をしています。
ですが、このミニラさんも身長20mぐらいある巨大生物です。

吹雪「あの、ミニラさん、私は何をすれば…」

ミニラ『ゴジラは、勝手にやってろ、邪魔はするな、と言っています』

ですが、あまり役に立っていません。

朝風「ほらミニラ!あーん!」ぽいっ!

ミニラ「」もぐもぐ

朝風「次行くわよー、あーんっ!」ぽいっ!

ミニラ「」ぷいっ

朝風「もう!スキキライしないで食べなさいっていつも言ってるでしょ!めっ!」

ミニラ『そのすっぱい木の実は嫌いです』

朝風「ふーん、じゃあ次から木の実投げてあげないから!」

ミニラ『…』

ミニラ『……』

ミニラ「」あーん

朝風「よろしい!」

ミニラさんはすっぱいものが嫌いみたいです。

拝啓、司令官さん。この鎮守府での私たちの仕事は怪獣たちの監視です。

球磨「新入り。お仕事だクマ、クマと二人でこれをかたずけるクマー」

吹雪「くっさっ…!何ですかこれ!?」

球磨「ラドンの糞だクマ、おお、今日は少し少ないクマね…」

毎日島を巡回し、こうして怪獣たちの糞の片づけをします。自分より大きい糞の山を片付けることになるとは思いもしませんでした

球磨「クモンガ何かは糞が少ないし決まった巣にしかしないけどラドンは適当に糞するクマ、ほんと世話の焼ける奴だクマー♪」

球磨さんいわく、慣れてしまえば結構楽しいのだそうです。
ただ、怪獣たちが本気で島を出ようとすれば簡単に出れるからいる意味ないよね、とも言っていました。

さて、この鎮守府に人間はいないと言いましたが、島には人間がくることもあります

隊員A「くっそっ…なんでこんなところで穴掘りしなきゃなんねぇんだ!モゲラでも持ってくればすぐ終わるのによ!」

隊員B「文句を言うな…!」

隊員A「それもこれも、お前が上官を殴るからだぞ!全くお前はいっつも力ずくだ!」

吹雪「あのー…これ、島で取れた木の実でジュース作ったんです、よかったら…」

隊員B「ああ、ありがとう」

隊員A「あ、そこにある貝持ってって良いよ、掘ったら出て来たんだ」

吹雪「本当ですか!ありがとうございます!」



彼らはGフォースという組織の隊員さんだそうで、たまに島に来て観測機器を設置しています。
他にはモナークという組織の人も来るそうです。
ただ、怪獣同士のけんかに巻き込まれると危ないので、基本は艦娘が監視を行っています。

球磨「朝風ーっ!しっかりするくまーッ!」

朝風「はは、頑張った…頑張ったけど…メガヌロンの相手は…つらかったかな…」ガクッ

ミニラ『バランは、なんか襲われてたからどかしたけどまずかった?と言っています』

吹雪「ありがとうございます!それよりドックに…ううん、Gフォースに連絡して本土にーっ!」

この島にドックはありません。なので艦娘もただでは済まない気がします。

この島にはいろんな怪獣が居ます

ゴソゴソ…

吹雪「!?」

モスラ(ひょっこり)やあ

吹雪「虫ーっ!!」

モスラ「」しょんぼり

朝風「あーっ、吹雪がモスラを泣かせた―!」

球磨「悪い奴だクマ―」

ミニラ『モスラは、新入りの顔を見に来ただけなのに…と嘆いています』

モスラさんはやさしい怪獣らしいですが、慣れるのは難しそうです…クモンガさんとカマキラスさんはたぶんもっと無理です

この島は毎日命の危険にさらされることを除いて平和です。

吹雪「大変です!この島に深海棲艦の大艦隊が来ているとの情報が大本営から」

球磨「あ、気にしないでいいクマよ」



マンダ「アンギャーッ!!」

エビラ「キシャーッ!!」

ラドン「グルんぐるん」バレルロール



深海棲艦がなぜこの島に来るのかは、不明です

そんなこの島でも、どうしようもない事が起きます
ある日の明け方、宿舎の傍にクジラが落ちて来ました

バラゴン「ギエェェェェッ!」

ラドン「キェェェェェっ!」

吹雪「ぎゃぁぁぁぁっ!」

球磨「ぐまぁぁぁぁぁぁ!?」

朝風「あさぁぁぁぁぁぁぁっ!」

ミニラ『バラゴンは、このクジラは俺の物だ、と言い、ラドンは、俺が落としただけだから返せ、と言っています』

吹雪「し、死ぬっ!死ぬーっ!!」

球磨「ケンカは他所でやれクマーッ!」

ミニラ『バラゴンは、知ったことか、勝手に島に住み着きやがって、と言っています』

ミニラ『ラドンもそうだそうだと言っています』

モスラ「(# ゚Д゚)」糸ぴゅー

バラゴン「ギャアアアアアアア!!」

ラドン「あ゛あ゛あ゛あ゛!!」



球磨「あいつらよくケンカするし、海上で発砲でもしたらマンダがうるさいから演習も出来ないクマ」

吹雪「それでいいんですか!それで!?」

拝啓、司令官さん。私の転属願いが受理されました。
ここでの生活はとても楽しく、退屈しない毎日を過ごせましたが、艦娘としてどうなの?みたいなことが多かったので転属願いを出していたのが、やっと受理されました。
次の任地に行ったら、司令官は前の前の司令官になります…少し寂しいですが、吹雪も頑張りますので、司令官もお体にお気を付けください



朝風「Gフォースのヘリが手紙持ってきてくれたわ、吹雪、アンタ転属だって」

吹雪「ほんとですか!どこへ!?」

球磨「んーと、『髑髏島』って書いてあるクマ―」









過去作はSS速報Rにあるので宣伝はしません。

おつおつ

>>11
ありがとうございます。

一応今構想中の次回作はR板に書いたやつの続編か、艦娘が島を開発する…みたいなのを考えています。
それっぽいのを見かけたら馬鹿がなんかやってる。ぐらいに思っていただければ幸いです

HTML化の依頼をし忘れるというポカを犯したので、少しだけ続きを投稿します

拝啓、司令官へ
もう司令官の顔も思い出せなくなってきました。
別に司令官の事が嫌いと言うわけではありません。今までさまざまな鎮守府に異動をして来ましたが、皆素敵な人たちであり、司令官も素敵な方です。
ですが、それでは済まないくらい刺激的な事が多すぎました


吹雪「始めまして!私、吹雪です!」

コング「」タコモッチャモッチャ

吹雪「あ、あの、今日からこの髑髏島鎮守府に移籍してきました!よろしくお願いします!」

コング「」タコぶちぃっ!

コング「」つ 吹雪サイズのタコの足

吹雪「えぇぇ…」

今度の司令官は、巨大なお猿さんでした。




暁「司令官はジェントルマンなのよ!」

吹雪「どれぐらい紳士なの?」

暁「そうね…この暁のレディーさに匹敵するくらいはジェントルマンなのは間違いないわ!」

響「暁は前にコング司令官に助けられたことがあってね、それから司令官にお熱なのさ」

吹雪「はぁ…」

回想ー

暁「レディは今日も一人で見回りをするわ!」ずぼっ!

暁「…」

暁「ぬ、ぬけない…!」

コング「」

暁「ひっ!し、司令かんっ…!」

コング「」つまみ

コング「」おく

コング「」のっそのっそ

暁「…レディを助け、無言で去っていく…これがジェントルマン…!」

ー回想此処まで

この島は湿地帯が沢山あり、雨の降った翌日なんかは足下に注意しないと下半身が埋まってしまうようです。
私も気を付けます。

響「竹林には近づかない方がいい」

吹雪「え、何で?」

響「バンブースパイダーが襲ってくるんだ、私たちやモナークが本気で挑めば勝てるけど、司令官は島内での発砲を望まないからね」

竹林を見ると、ボロボロになった兵隊の服が竹に引っ掛かっているのが見えました。
回収自体は不可能ではないものの、私のような新入り艦娘やモナーク職員に警戒心を忘れさせないため、わざと残しているんだそうです。
私は少しだけ響ちゃんに待ってもらって、両手を合わせました。

人「…」すっ…

吹雪「ひっ!」

響「すとらーすとびちぇ」

人「…」つ花

吹雪「あ、どうも…」

人「…」

この島には原住民が居ます。
だけど、文字も言葉も持っていないそうで、何を考えているのかよく分かりません。
艦娘よりもっと前からこの島を調べているモナークの人にも分からないんだそうです。

ごごごごご…

吹雪「!?」

ゴロザウルス「ギャァァァァァッ!」

アンギラス「イアァァァァァァアンッ!!」

暁「ギャァァァァァッ!」

吹雪「ゴロザウルスさんにアンギラスさん!?」

響「知り合いかい?」

アンギラス「ギュオ、ギュオォォォォン!」(おい、コング!)

アンギラス「グワワワァァァンッ!」(ゴジラからの伝言だぜ!)

アンギラス「ギェェェェエエエエェンッ!」(来年の映画楽しみにしてるぜって!)

アンギラス「グオオオオオオオンッ!」(俺?道に迷ってゴロザウルスに地下を案内してもらったんだよ!)

ゴロザウルス「ギャァァァァスッ!」(よう、コングさん、地下を耕させてもらったぜw)

コング「…」

ゴロザウルス「…」

コング「…」

ゴロザウルス「…」



ギェェェェェァッ!!グオォォォォォンッ!ブチィィィッ!



吹雪「わざわざここまで来てケンカしないで下さーいっ!!」

暁「深海棲艦が近くにいるって」

吹雪「本当ですか!どこからの情報なの?」

響「NASAが衛星写真で入手した情報がJAXA経由でGグラスパーに来てGグラスパーがGフォースに報告した情報がモナークに伝わったってさっきモナークの人が言ってた」

モナークの博士「怪獣は地球の調和を保っている、それは深海棲艦もおんなじ…人類は怪獣と深海棲艦のペットでしかない…」

組織間の仲が良いのはいい事ですが、少し組織の数が多すぎる気がします。
そして博士はいい人なのですがたまに怖いです。

ばばばばばば…

吹雪「あれ、ヘリの音…?」

コング「」ギロリ

吹雪「し、司令官…怒ってる?」

暁「司令官はモナークが嫌いなのよ、昔何かあったって聞いたけど…モナークの人も教えてくれないわ」

響「司令官はそれでモナークに手を出すことはしないけど、忘れたつもりもないみたいだ」

ばばばばばばば…ガチャ

アイオワ「Hey!Kong!久しぶりね!また大きくなったんじゃない?」

コング「///」

吹雪「!?」

アイオワ「今度ガッズィーラとバトルするんですって?私ガッズィラも好きだけど、あなたの事応援して…」ズボッ!

アイオワ「…」

コング「」つまみ

コング「」のせっ

アイオワ「センキュー!やっぱりここからの眺めは格別ね!」コングの頭の上

コング「///」

暁「あ、あー、あかつきもはまっちゃったー」ズボッ!

コング「」つまみ

コング「」地面におく

暁「暁は…まだ司令官に認められるレディじゃないのね…」ぐすん

響ちゃんによると、司令官は金髪グラマー美女がタイプみたいです

吹雪「ねえ!撃っていいの?ほんとに撃っていいのっ!?海面からエビとか飛び出たりしない!?ぎぇぇえとか言って!?!?」



吹雪「こ、こんな広いお風呂…もったいないです!私ドラム缶風呂用意してきますっ!」

拝啓、司令官へ
日本での生活に馴れるのにまだまだ時間がかかりそうです
それまでご迷惑をおかけするとは思いますが、なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。



というわけでHTML化依頼してきます

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