吹雪「その鎮守府は可笑しいです」ブフッ (52)
吹雪「初めまして!司令官。吹雪です!今度から配属されますので今後ともよろしくお願いします」ビシッ
吹雪「……こんな感じでいいのかなぁ?司令官と躱す最初の挨拶だからもうちょっとちゃんとしたいんだけど」ウーン
吹雪「…考えてても仕方ないよね。ありのままの自分で行こう。」アリノママデ~♪
10分後
吹雪「遠い!汗かいて来ました…」
吹雪「ホントにこの道であってるのかなぁ」ダラダラ
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キョロキョロ
吹雪「おかしい。確かに…地図だと、ここら辺だったとおもうんだけどなぁ……」ペラッ
吹雪「って言うか、ここ明らかに街だし、肝心の海が遠すぎるしで…ホントにここら辺に鎮守府あるの!?」ガバッ
吹雪「と、とにかく、折角街に近いんだし…あ、あそこに居る人に聞いてみよう!」
吹雪「あ、あの↓2」
1.セキュリティ
2.飴咥えてる子供
3.不審者
4.料理スクールの料理人
5.音ゲーに遊びに行こうとしてる生徒2名
付け忘れていたのでここで注意書きを
※このスレは安価有りのクロスSSです。苦手な方はトップに戻って下さい
飴咥えてる子供「どうしたの?お姉ちゃん」
吹雪「ごめんね。呼び止めたりして。えっと実は場所を教えてほしいというか…何と言うか……」ゴニョゴニョ
飴咥えてる子供「もー早く言ってよ。僕も暇じゃないんだからさー」ジトー
吹雪「えっと、ここら辺に海軍が所有する基地があるって聞いたんだけどどこにあるか知ってるかな?」
飴咥えてる子供「海軍基地…?ああ。それ、鎮守府か…(ん?よく見るとこの人艤装付けてるんだ。って事は…)」
飴咥えてる子供「もしかして、お姉さん艦娘!?僕知ってるよ!確か深海棲艦って悪い奴を倒してるって言う人達だよね!」ウキウキ
吹雪「まぁそんな所かな…」エヘヘ
飴咥えてる子供「なら僕達と一緒だね」
吹雪「一緒?」キョトン
飴咥えてる子供「殲滅してるんだよね…許せないような悪い奴らを」バキッ
吹雪「そうだけど…?」
飴を砕いた子供「鎮守府なら↓2だよ。お互い頑張ろうね!」ニコッ
吹雪「何だったんだろ…あの子?」
ボー
吹雪「いけない!折角教えてもらったんだから忘れない内に早くいかなきゃっ」
1.舞綱市 遊勝塾
2.舞綱市 LDS
3.舞綱市 公園
4.舞綱市 港
5.舞綱市 学校の敷地内
LDS本社前
吹雪「ここが、あの子の言ってた場所…なの?それにしても、で、でかい…」アタフタ
吹雪「鎮守府とは程遠く離れた物凄いビル来たよ。これ」
吹雪「どうしよう…流石に、これは…ヨソウガイデスよぉ~」
吹雪「怪しまれたりしないかな…とりあえず、身だしなみをちゃんとして……」
↓2「そこの」
吹雪「」ビクッ
吹雪「あ、あの…どちら様でしょうか……」オビエ
1.一企業の社長
2.市議会議員の息子
3.目がくすんでる少女
4.スクールでも習ってない事に驚きそれでも通い続ける北斗七星を扱う生徒
5.竹刀を持ちランクが違う事をアピールし続ける八重歯少年
一企業の社長「キミが艦娘だな」
吹雪「え、ええ…そうですけど、あの、ど、どちら様でしょうか?」
LDS社長「こちらのLDS本社を運営している社長だ」
吹雪「社長?その、提督はどちらに…?」キョトン
LDS社長「フム。やはりか。私の話を聞いてもらうより、キミには見て感じてもらう方が早いのかもしれない」メガネクイッ
吹雪「えっと…」
LDS社長「何をしている。着いて来たまえ」
吹雪「うわぁ~」
LDS本社内 一階広間
吹雪「凄い…。ここが、LDS…」
LDS社長「ようこそ。LDSへ」
吹雪「ここって玄関口の広間だけでこれだけなんだよね…だったら、建物だけでも相当な階数あるし、どれだけの施設が充実してるんだろ。」
吹雪「うわっ…この映像、肌で感じ取れるッ…最近話題の3D映像か何かなのかな?何にしても迫力あって初雪ちゃん喜びそう」
LDS社長「まだ施設の一部も説明してもいないのに満足されても困るのだが…」
部下「社長!どこに行かれていたんですか!」
LDS社長「中島か。どうした?」
中島「向かわせた者達からの連絡が途絶えまして」
LDS社長「何だと?」
中島「至急お戻りを」
LDS社長「分かった。すぐに行く」
LDS社長「吹雪…だったか。」
吹雪「ええ。何でしょう」
LDS社長「少しばかりここの施設を見学して来たまえ。鍵は念のためキミに渡しておく」
ポイッ
吹雪「ッとっと。(私なんかの為に鍵まで…?)その、これはどちらの?」
LDS社長「私の社長室のだ。覚悟が決まったら私の元に赴くがいい。そこで提督から聞かされた事を話そう」
吹雪「提督から聞かされたこと…何だろ……」
吹雪「(それにあの人、一企業の社長なのに私達艦娘の事を上層部以上に知ってそうな雰囲気してた…何者だったんだろ)」
ガヤガヤガヤ
吹雪「聞こうにも忙しそうだったから…あの人の言う通り施設を見渡しながらのんびり行こうかな」ウーン
↓2「そこのキミ。ここは関係者や生徒じゃない限りこれ以上は立ち入り禁止のハズだが」
吹雪「えっ、そ、そうだったんですか!?」ガビーン
1.マルコ先生
2.非力な先生
3.わたV
4.ドルべ=無能先生
吹雪「(聞いてないよ。そんな事…あの人見廻って来いって言ったのにこれじゃ見廻われないじゃないですか!)」
吹雪「そうですか…なら、私部外者なので帰ります」ショボーン
チラッ
無能先生「ちょっと待ちたまえ。その首元の鍵は?」
吹雪「こちらの社長から直々にお渡しされたものですが…何か?」
無能先生「そういえば…先ほど、中島さんと社長がこちらを通っていったな…。もしや、キミに渡す為に(だとすればッ!!)」
無能先生「失礼。最近不審者の立ち入りが多くてね。警戒線が引かれていたんだ。どうやらキミは社長に認められた大事なお客様らしい。
ここから先の立ち入りを許可しよう」テワタシ
吹雪「これは…」
無能先生「こちらの施設で重要になってくる会員証だ。受け取りたまえ」
吹雪「その…私なんかの為にありがとうございます。」
衝突前D「いいんだ。では私は授業が控えているので行かせてもらおう…」
<はわわ!危ないのです
<うわっちょっ!そんな勢いで廊下を走ったらd
ドカーン
<ドルべェ――――――!!
吹雪「第六駆逐隊の電ちゃんの声が聞こえた気がするけど…こんな所に居るわけないよね?」
吹雪「あれ、もしかしてこれここの会員証じゃないの?」ウラメンメクリ
吹雪「入行許可証だ…これ……」ハァー
吹雪「まぁ私まだここの関係者じゃないから当たり前なんだろうけど…期待させて、こんなのってあんまりだよぉ」
スルッ
吹雪「あ、行けない…許可証落としちゃった。無くすと今度こそ再発行出来ないだろうから大切に保管しとかないと…」
ペラッ
吹雪「(会員証に何か張り付いてる?)取ってもいいのかな…いいよね?」ビリッ
痺れ生徒「それって↓2だよねー!特典が付いてるのを当ててそれを引き当てるなんてお姉さんツイいてるぅ~~」コシフリ
1.七皇の剣
2.ヘイロー!
3.センターコート使用権
4.アビス・ラグナロク
5.施設体験コース
吹雪「《No.102 光天使グローリアス ・ヘイロー》?」キョトン
吹雪「何これ…」ペラッペラッ
ジー
吹雪「確か、デュエルモンスターズのカードだったハズだけど何故それが通行証なんかに張り付いてたりしたのかな?」
吹雪「あの生徒は当たりだって言ってたけどこの黒淵のカード私初雪ちゃんの所で見た事無いからそういった
出回ってないものが当たったって喜んでたのだろうか…よく分かんない」ウーン
吹雪「でも何だろう…これで、何となくここの施設の概要が分かった気がするのは」
吹雪「と、取りあえず、これはまた初雪ちゃんに会ったら上げるとして施設見学しようっと」ギュッ
とりあえず今日はここまでにしよう。そうしよう。
完全に出だしから美雪のように躓いて衝突してしまった非力な私を許してくれ…
一発ネタのつもりだったけどここまで書き続けた以上仕方あるまい
(我に力があれば何とかssが完結された未来に書き換えようと思っていただなんて言えまい)
このSSまとめへのコメント
出だしとタイトルが私の好きだったSSに似てる。同じ作者さんなのかな