ねこ娘「まなが鬼太郎と寝てる…」 (27)

~ある朝、ゲゲゲハウス~

ねこ娘「鬼太郎いるー?」バサッ




鬼太郎「zzz…」グガー

まな「すぅ…すぅ…」スヤスヤ

ねこ娘「えっ…」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1561985360

ねこ娘「な、ななななななんで・・・」


鬼太郎「zzz…」

まな「う~ん…」ムニャムニャ



ねこ娘「まなと鬼太郎が…一緒の布団で寝てる…」

ねこ娘「・・・・・」

ねこ娘「落ち着いて、まずは深呼吸…」スーハー


鬼太郎「zzz…」

まな「zzz…」


ねこ娘「こ、これは所謂、『夜這い』って奴かしら」

ねこ娘「いや、今は朝なんだけど」

ねこ娘「てゆうか親父さんはどこ行ったのよ!」

ねこ娘「まぁ、いない人の事考えても仕方ないわね」

ねこ娘「今は…」チラ



まな「すぅ・・・」ムニャムニャ


ねこ娘「まな・・・寝顔も結構可愛いわね、知ってるけど」

ねこ娘「って、何言ってるのよ私!」

まな「う、う~ん…ふああ…」パチ

ねこ娘「あ、起きた」

まな「あ、ねこ姉さん来てたんだ、おはよう」


ねこ娘「まな…アンタ見損なったわ」

まな「え?」

ねこ娘「鬼太郎の寝込みを襲うなんて・・・アンタも欲にまみれた人間の1人に過ぎなかったのね」

まな(何か誤解されてる!?)

ねこ娘「最近の中学生はお盛んなのかしら?」

まな「ち、違いますから!誤解ですよ!」

ねこ娘「誤解?」

まな「ええ、実は・・・」


~数時間前~


まな「こんにちは~ねこ姉さんいる~?」バサッ


鬼太郎「zzz…」

まな「あ、鬼太郎が寝てる」

まな「ホントに朝は寝床でグーグーグーなんだ…」

鬼太郎「zzz…」

まな「こう見るとただの子供なんだけどな…」

まな「ふああ…なんか私も眠くなってきちゃった…」

まな「昨日みやびと夜遅くまで電話で話してたからかな…」

まな「鬼太郎の布団あったかそうだな…」ゴクリ

鬼太郎「zzz…」

まな「それじゃ…」


まな「…失礼します」

まな「zzz…」

~回想おわり~

まな「っていう自然な流れですよ」

ねこ娘「どこが自然なのよ!何で鬼太郎の布団に入る必要があるの!?」

まな「あったかそうだったから…」

ねこ娘「それでも・・・男と女が一緒の布団に…」

まな「いや、鬼太郎子供・・・」

ねこ娘「あんたの数十倍は年上よ」

まな「ねこ姉さん、なんでそんな怒ってるんですか?」

ねこ娘「べ、別に怒ってないわよ!」

まな「まさか…」

ねこ娘「うっ…」


まな「ねこ姉さんも一緒に寝たいんですか?」

ねこ娘「は?」

まな「今日あったかいですもんねー」

ねこ娘「あ、いやその…」


まな「私達と寝たくないんですか?」

ねこ娘「そ、それは…」チラ


鬼太郎「zzz…」

ねこ娘「よろしくお願いします」

まな「なぜ敬語」

まな「じゃあ鬼太郎真ん中にして、2りで抱き枕にしちゃいましょう」

ねこ娘「え、ええ…」

ギュッ

ねこ娘(こ、これが鬼太郎の感触…)

まな「それじゃ、またおやすみなさい」

ねこ娘「お、おやすみ…」

~数時間後~

鬼太郎「…ん?」パチ

鬼太郎「ふああ…よく寝た」

鬼太郎「もう昼か、流石に寝すぎたな」

鬼太郎「まぁいいか、どうせ暇だし」

ムニュ

鬼太郎「ん?何か両側から柔らかい感触が…」チラ




まな「zzz…」

ねこ娘「zzz…」


鬼太郎「え…」

鬼太郎「な、何でこの2人が布団に…」

鬼太郎「まぁそれはともかくとして…」


まな「zzz…」ギュウウ

ねこ娘「zzz…」ギュウウ


鬼太郎「動けない…」

鬼太郎「どうしよう…」

鬼太郎「最弱の体内電気で起こすか…いやしれも悪いし…」

鬼太郎「それにしても…」


ムニュ


鬼太郎「心地いい柔らかさだな…特にまなの方が」

ねこ娘「zzz…」ムカ


ガリッ

鬼太郎「いたっ!」

鬼太郎「ひっかかれた…起きてんのか?」

鬼太郎「しかし困ったな…どうしよう」



バサッ


ねずみ男「鬼太郎いるかー?メシ食わせて…」

ねこ娘「zzz…」

まな「zzz…」

ねずみ男「って、これは…」

鬼太郎(そうだ、こいつならきっと…)

鬼太郎「食事か、だったら焼肉なんかどうだ?」

鬼太郎「勿論僕のおごりで…な」

ねずみ男「・・・・・」

鬼太郎(こいつは遠慮がないからこの状況でも無理矢理…)

ねずみ男「お…お…」

鬼太郎「お?」


ねずみ男「お邪魔しましたああああああああああ!!!!!」ダッ


タタタ・・・


鬼太郎「あ、おい!」

鬼太郎「行っちゃった…」

鬼太郎「くそっ、あいつ意外と純情だった…」

鬼太郎「さて…」


まな「zzz…」

ねこ娘「zzz…」


鬼太郎「父さん、僕はどうすればいいんですか…」





~屋根の上~

目玉おやじ「これを機に女を知るんじゃぞ、息子よ…」


~おわり~

以上です

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom