【ゲゲゲ】まな「ねこ姉さんは何着ても似合う・・・はず」【6期】 (28)

~とあるメイド喫茶~

ねこ娘「お帰りニャさいませご主人様♪」キャピッ

まな「え・・・」

ねこ娘「なっ・・・」


まな「何やってんの、ねこ姉さん」



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ねこ娘「ま、まな!何でここに・・・」

まな「それはこっちの台詞なんだけど」

ねこ娘「いいから答えなさいよ」

まな「いや、ママに頼まれて電球を買いにきたんだけどさ・・・」

まな「どこの店も売り切れで・・・いろいろ店回って小腹が空いたからここに・・・」

ねこ娘(何という偶然力・・・)

まな「で、ねこ姉さんはなんでこんな所にいるの?」

ねこ娘「そ、それは・・・」

まな「言わないと写真撮ってネットに上げちゃおっかな~」ニヤニヤ

ねこ娘「わ、わかったわよ・・・」

ねこ娘「あれは3日前、一反木綿に頼まれて買い物してた時・・・」

~回想~

ねこ娘「ったく・・・あいつアニメキャラのタオルなんて何に使うのよ」

JK「・・・・・」フラフラ

ねこ娘「ん?あの子顔色が・・・」

JK「うう・・・」フラッ

バタッ

ねこ娘「!」

ねこ娘「ちょっと!大丈夫!?」ガシッ

JK「だ、大丈夫です・・・どこのどなたが存じませんがありがとうございます」

ねこ娘「すごい熱よ、すぐに病院行った方が・・・」

JK「そうはいかないのです・・・今バイト先が忙しくて・・・」

ねこ娘「そんなの私が変わりにやってあげるから」

JK「え・・・」

ねこ娘「ほら、病院まで行くわよ」

JK「わかりました、あなたならきっと大丈夫でしょう」

ねこ娘「任せておきなさい」

~回想終わり~

ねこ娘「って訳なのよ、まさかその子のバイト先がネコミミメイド喫茶なんて思わなかったけど」

まな「はぁ・・・」

先輩メイド「何やってるニャ!早くお嬢様を席にご案内するニャ!」

ねこ娘「は、はい!」

ねこ娘「そ、それではお嬢様・・・こちらへどうぞニャ」

まな「は、はい・・・うぷぷ」ガタガタ

ねこ娘「笑うな!」

まな「あ、でも私お金そんなに・・・」

ねこ娘「今日は私のおごりでいいわ」

まな「え、いいの?やった!」

ねこ娘「その代わり・・・今回も鬼太郎には内緒ね」

まな「この一番高いパフェ・・・」

ねこ娘「ああもう・・・毎度ありがとうございますニャ!」

まな「でも鬼太郎、こういうとこ来ないんじゃないですか?」

ねこ娘「まぁそうよね・・・」

ガチャ

ねこ娘「あ、お帰りニャさいませご主人さ・・・」







鬼太郎「おい、僕はこういう店には・・・」

ねずみ男「いいじゃねーの、お前も最近の人間のトレンドを学ぶべきだよ」

ねこ娘「き、鬼太郎・・・」


鬼太郎「お前、猫苦手だろ」

ねずみ男「ばっかだな~ここの奴らは全員人間、フリしてるだけだよ」


ねこ娘「まずい!逃げるわよ!」バッ

まな「あっ!ちょっと・・・」


先輩メイド「こらーっ!どこ行くにゃ新人ー!!!」



鬼太郎「ん?」

ねずみ男「何だぁ?」

ねこ娘「こ、ここまでくれば大丈夫よね・・・」

まな「ハァハァ・・・なんで私まで走らなきゃ・・・」

まな(でもねこ姉さんのメイド服姿いいな・・・)

まな(いや、ねこ姉さんならどんな服着ても・・・)

まな「ねこ姉さん」

ねこ娘「ん?」

まな「今度の日曜日暇ですか?」

~日曜日、某市にあるセレクトショップ~

まな「というわけでやってきました!ねこ姉さんファッションショー!」パチパチ

ねこ娘「ほんとにやるの・・・」

まな「もちろん!それじゃ店長さん、よろしくお願いします」

店長「助かるよ、ウチのブランドはとにかく売れなくてね」

店員(センスの問題だと思う・・・)

店長「お嬢さんのような美人がモデルになってくれればきっと・・・」

ねこ娘「そ、そうかしら///」

まな「というわけだから、ねこ姉さん、まずはこれ着て」

ねこ娘「そ、それを・・・」

まな「それじゃ試着室お借りしまーす!」

~数分後~

まな「それではねこ姉さんどうぞ!」ジャーン!


ねこ娘(うちゅ~んTシャツ着用)「・・・・・」

ねこ娘(何この服ダサッ)

店長「おお・・・」

まな「これは・・・アリかも」





ヒゲ男「この店・・・俺のセンスにベストマッチじゃないか!」

まな「流石ねこ姉さん!何を着ても絵になるなぁ・・・」ホッコリ

ねこ娘「そ、そう///」

店長「じゃあこっちの威風堂々Tシャツは・・・」

ねこ娘「それはない」

まな「私もこの大賛成Tシャツ買おうかな」

ねこ娘「やめておきなさい」









紫髪のJC「見てください、YES/NOと書かれたTシャツです」

ツインテ小学生「これもある意味ペアルックなのです!」








ねこ娘「ハァ・・・こんな姿、絶対鬼太郎には・・・」

ガチャ

店員「あ、いらっしゃいませ」




ねずみ男「この店ならお前も気に入りそうな服あると思うぜ~」

鬼太郎「そうかな・・・」

目玉の親父「たまにはイメチェンも悪くないぞ鬼太郎」

ねこ娘「ゲ・・・」

鬼太郎「あ、ねこ娘・・・なんでここに・・・てゆうかその服・・・」

ねずみ男「プププ・・・うちゅ~んだってよ」

ねこ娘「あ・・・あ・・・」プルプル

まな「ね、ねこ姉さん?」

ねこ娘「うにゃああああああああああああああ!!!!!」

ズバン

ねずみ男「うぎゃあああああああああああああ!!!!!」


鬼太郎「僕はいいと思うけどな・・・うちゅ~んって」

まな「だよね~」

目玉「店主、わしに似合う服はないかの?オレンジ色の胴着とか」

店主「そうですね~」



ねこ娘「も、もう服なんていつもので十分よ!!!」

~おわり~

以上です

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