【ラブライブss】ことり「μ’sの色はみんなのパンツの色で決めたんだよ」 (17)

穂乃果「いやー、今日のライブも盛り上がったねぇ」

講堂での定期ライブを終え、部室で着替え始めるμ’s。

絵里 「やっぱり9色のブレードは綺麗ね」

真姫 「ソロの時の1色も好きよ。光の海にいるみたいで」

海未 「練習の時にはお客さんがいないので、
    あのブレードの光はライブの時だけの特別な景色です」

にこ 「みんな自分の色が有るから応援されてる実感も有るしね」

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凛  「そういえば、あのみんなの色はどうやって決まったのかにゃ?」

花陽 「確かに、気づいたら私はグリーンだったよ。嫌いじゃないけど」

希  「あの色は衣装とリンクしてたんやないかなあ? 
    ことりちゃん何か知ってる?

ことり「μ’sの色はみんなのパンツの色で決めたんだよ」

みんな「えっ!?」

固まるμ’s。

絵里 「こ、ことり何を言ってるの? パンツの色だなんて」

ことり「正確にいうとブラも含めた下着の色だよ」

穂乃果「ち、ちがうよねことりちゃん! ほら、私今日オレンジじゃないし」

ことり「でも穂乃果ちゃんはオレンジの下着が多いでしょ?」

穂乃果「///」

ことり「みんながたくさん持ってる下着の色をパーソナルカラーにしたんだ❤」

みんな「……」

各自頭の中で自分の下着のレパートリーを確認し始めた。
すると、意外と自分でも気づいていなかったが特定の色の下着が多く、
それはμ'sとしてのパーソナルカラーと一致した。

にこ 「なんであんたそんなこと知ってるのよ!?」

ことり「だってこうして毎日見せ合ってるじゃない」

真姫 「別に見せ合ってるわけじゃないわよ」

海未 「お互いあまり見ないようにしてますし」

希  「確かに毎日一緒に着替えてるけど、気がつかなかったよ」

ことり「ことりは毎日みんなの下着をメモしてるんだ。うふ」

みんな「!!!!」ゾワッ

みんなことりから一歩離れた。

海未 「な、なにを言っているのですか?ことり」

真姫 「イミワカンナイ」

凛  「なんか寒いにゃ…」

ことり「えー、だってことり、みんなのこと好きだもん」

絵里 「す、好きだからと言っても」

ことり「下着の色って潜在意識で選んだ自分が好きな色なんだよ。
    だからみんなの毎日の下着の統計を取って、みんなが好きな色を推測したの。
    それを衣装に反映させてるんだ」

希  「そ、そうやったんか、論理的やな。狂気を感じるけど」

花陽 「確かに、私はグリーンを違和感無く受け入れられました」

穂乃果「私も…」

ことり「色だけじゃ無くて形もメモしてるよ。みんなの勝負下着だって知ってるんだから」エッヘン

海未 「し、勝負下着だなんて破廉恥です!」

ことり「えー、海未ちゃんは穂乃果ちゃんのお家にお泊まりする日は勝負下着つけてるよね」

海未 「…///」

穂乃果「そうだったの? 海未ちゃん///」

ことり「穂乃果ちゃんは中学の時からはいてるパンツあるよね?」

穂乃果「えっ!? いやー、なかなか捨てられなくて…」

ことり「花陽ちゃんと凛ちゃんは同じ下着の色違いを持ってるよね? ペアルックいいなぁー」

凛  「にゃにゃ!?///」

花陽 「ダレカタスケテ…///」

ことり「真姫ちゃんは、ちょっとパンツのサイズが合ってないかも。
    おしりがキュッとして可愛いけど」

真姫 「ゔぇえ! そ、それは…おしりがどんどん大きくなるから…///」

ことり「絵里ちゃんは希ちゃんの下着つけてきたことも有ったよね?
    お泊まりだったのかなぁって」

絵里 「Боже, мой!」

希  「えりち、取り乱しすぎや」

みんな「…///」

海未 「と、とりあえずみんな着替えましょうか」

みんな下着が見えないように隠しつつ、すばやく着替えた。

ことり「みんな隠してつまらないよー」ぶー

絵里 「ねえことり、もうみんなの下着をメモするのはやめましょう? ね?」

ことり「えー、減るもんじゃないし」

希  「おぢさんみたいなこと言わないの」

穂乃果「でも、これからライブの時にブレードの光を見るとなんか変な気分になっちゃうよね」

にこ 「自分のパンツの色をみんなが振ってる…」

真姫 「男性のお客さんもいるのに…」

海未 「はずかしいっ! ///」

絵里 「そして目の前に広がる9色は…」

希  「他のメンバーのパンツの色や」

凛  「凛ちゃんと言えばーって言ったら」

花陽 「パンツの色を叫ばれる…」

みんな「はぁ…」

ことり「ドキドキしていいじゃない」

にこ 「あんたは無難な白だからあまり気にならないかもしれないけど」

ことり「ことり、白じゃないよ。ライブの時ははいてないの」

みんな「ゔぇえ!」

海未 「見えたらどうするんですか!」

ことり「ことりのWonder zoneはちゃんと処理してあるから大丈夫❤」

絵里 「それを言うならデリケートゾーンでしょ!
    ってか処理してたら丸見えじゃん!」

花陽 「アイドルとはいえ、下のポロリはさすがにマズイです」

真姫 「自分であんなミニの衣装ばっかり作ってるのに!」

にこ 「ライブ中に結構足を上げてもなんでパンチラしないのかと思っていたら、
    はいてなかったとは…」

穂乃果「気がつかなかったよ」

凛  「スカート履くくらいで悩んでた凛がバカみたいにゃ」

希  「ノーブラガールズならぬノーパンガールがおったとは……」

ことり「その方がドキドキするもの。大胆でしょ?」

みんな「……」

にこ 「この空気どうしてくれんのよ」

絵里 「…これから先、平常心でライブできるかしら?」

花陽 「どうしてもことりちゃんの動きが気になって集中できないと思います…」

海未 「次からはパンツをはいてください、ことり」

ことり「やーだー!」フルフル

真姫 「なんでそんなにこだわるのよ!」

穂乃果「ま、まあ最後までやりきるって決めたから、最後までやろう?」

みんな「うん…」

ことり「んふ❤」

メンバーカラーとことりに隠された秘密を知って愕然とするμ’s。
果たして、このままでラブライブ優勝できるのか!?

続く…?

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