【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その9【安価】 (973)

立ちますか

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主な登場人物の簡易まとめ

駆逐艦
・暁 ・雷 ・電 ・響
・清霜
・霞
・黒潮 ・不知火 ・陽炎
・卯月 (弥生)
・朝霜
・叢雲
・皐月
・潮
・朝雲 ・山雲
・初雪
・村雨 ・白露・春雨
× S朝潮 自殺

軽巡
・夕張
・神通
・龍田 ・天龍
・多摩 ・北上 ・大井 ・球磨
・由良

重巡
・加古
・羽黒 ・那智
・愛宕

潜水艦
・伊401
・伊168
・伊8
・伊58
・呂500
・伊19 ・伊26
・伊13 ・伊14

戦艦
・金剛
・ガングート
・榛名
・アイオワ
・ウォースパイト

空母
・雲龍 ・葛城
・加賀
・瑞鶴 ・翔鶴
・隼鷹
・飛鷹
・千歳
・ガンビアベイ
・龍驤

その他
・提督
・秋津洲
・明石
・駆逐棲姫
・レ級
・潜水棲姫
・漣(重巡棲姫)
・駆逐水鬼(中身は時雨)
・ 潜水新棲姫 記憶を受け継いだ別個体が活動中。オリジナルは死亡


その他登場人物は過去スレなどをご覧下さい

ーー鉄の海域


村雨「……霜。しっかりして朝霜!」


朝霜「ぃ丈夫だよ……くたばっちゃいねぇ……」


白露「なんとか耐えたけど、まさか一撃で大破するなんて…」


春雨「こっちもやられました…」


朝霜「あたいは…まだ……やれ…る…」


村雨「一旦引くしかないわ。いくら単艦なら轟沈しないといっても、これだけやられてしまったら攻撃なんかできないわよ」


朝霜「引くって……どこに帰るんだよ…こんなの放っておいてよ…」


春雨「それは……」

朝霜「あたい達は…それぞれ単艦で…ここまで突っ込んできた……そうすりゃ…富士守りが使える…」


白露「花の形をしたこのお守りを付けた艦隊の旗艦は、何があっても沈まない。けど…攻撃できないなら無駄にやられるだけ!」


春雨「帰る場所は…鎮守府です……」


朝霜「お前らは……帰ってろ…あたいは……一人でも…やる…」


村雨「無茶言わないで!」


オォォォォォォ…


朝霜「どけ……あたいが…倒す……」ヨロヨロ


春雨「白露姉さん…!」


白露「無茶するためにここに来たんじゃないのに…!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

春雨「あの成虫…どこかに向かっているわけでは無いんですね」


村雨「ある一定のルートを辿ってるみたいね」


白露「何かを探してるような動きも見える」


朝霜「通るとこが分かってんなら…待ち伏せして……」


白露「周回してるだけなら危険性は少ない。一旦戻って体制を整えよう」


村雨「わかったわ」


春雨「朝霜さんは私が曳航します」


朝霜「おい…やめろって……」


白露「春雨、無視していいからね」


春雨「はい……」

ーー


龍驤「思ってるよりでかいな…」


荒潮「想像のふた回りくらい大きいわね~」


鳳翔「それでもやるしかありません。お二人とも、準備はいいですか?」


龍驤「ええで、全力でやったる!」


荒潮「私は二人の補佐に全力であたるわ~」


鳳翔「私も久々に本気を出します……」スッ


龍驤「軽空母の力、見せたるで!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

龍驤「…あかん!こっちの攻撃が当たってない!」


鳳翔「アウトレンジからの攻撃も防がれているなんて…」


荒潮「向こうの距離に入ると~全ての攻撃が弾かれている感じね~」


龍驤「ウチらが近付いても同じ結果やろうな…」


荒潮「弾かれるだけならまだマシね~」


鳳翔「あれだけ大きいと潰されて終わりかもしれないわね」


龍驤「それは勘弁して欲しいな…」

龍驤「……どないする?」


鳳翔「同じ方向からの攻撃が通じないのなら、二手に別れてみましょう」


荒潮「私が回り込んで注意を引くから~二人は挟み撃ちして~」


龍驤「よっしゃ、やったろか!」


鳳翔「艦載機はまだまだあります。惜しみなくいきましょう」


荒潮「私も~砲身が焼き付くまで撃っちゃうわよ~」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


龍驤「多方向からの攻撃やったら通る!」


鳳翔「ですが私達だけでは威力が足りません…」


荒潮「私も攻撃できたら良いんだけど~」


龍驤「……」


鳳翔「弱音を言っている場合ではありません。倍の力を出せばいいんです」


荒潮「その頭の悪い考え方は~嫌いじゃないわ~」

龍驤「なぁ二人共。なんか聞こえてけぇへん?」


鳳翔「成虫の叫び声は嫌でも聞こえてきますよ」


荒潮「龍驤さんも~倍の威力が出せるように頑張って~」


龍驤「冗談キツイって…」


龍驤(これが聞こえてんのがウチだけなんか。あの深海棲艦は好きで叫んでるんや無い。それしか知らんからなんや)


龍驤(あれはウチには泣いてるようにも聞こえるし、助けを求めてるようにも聞こえる)


龍驤(あんたの目的はなんなんや……?)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

龍驤「…あいつの皮の色が変わってきとる」


鳳翔「孵化が終わって、変態が完了しようとしてるのね」


荒潮「さっきまで攻撃はなんとか通じてたのに、今はもうダメね…」


バサッ


龍驤「あれは翼……?深海棲艦が空を飛ぶつもりか!?」


鳳翔「あれだけ大きいものが空中に浮かぶなんて…」


バサッ…バサッ…バサッ……


荒潮「あれには常識が通用しないみたいね…」


鳳翔「本当に飛ぶだなんて…」

龍驤「あんなんが国に行ったらエライことになる!追い掛けるで!」


荒潮「見失ってしまったけど、飛んでいった方向は分かるわよ~」


鳳翔「補給はできたらしましょう。今は追い掛けるのが優先ね」


龍驤「了解や、急ぐで!」


荒潮「空を飛んで移動するなんて…成虫にはそんな能力があるのね…」

ーー


龍驤「…あそこにおるのは誰や?」


荒潮「あれは……」


春雨「龍驤さん……?」


白露「こんな所でなにしてるの!?」


龍驤「そっちこそ何を…ってあれを倒そうとしとったんやな」


村雨「龍驤さん達も同じ目的で?」


鳳翔「私達の攻撃は当たりましたが、ダメージを与えることはできませんでした」


春雨「攻撃を当てたんですか…」


荒潮「龍驤さんも鳳翔さんも~練度限界なんだから当たり前よ~」


白露「そうだよね…同じ練度限界でも、駆逐艦と軽空母じゃ違うもんね」

朝霜「ママ……なんでここに…?」


龍驤「朝霜もボロボロになるまで頑張ったんやね。皆んなに富士守りが付いてるってことは全員単艦か」


春雨「はい…これなら轟沈はしません…」


龍驤「ええ判断やと思うよ。ほなウチらはアレを追い掛けるわ」


村雨「やっぱりさっき空を飛んでいったのは成虫…」


鳳翔「皆さんは最寄り鎮守府や施設で補給と修理を優先して下さい」


荒潮「後は任せておいて~」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

荒潮「ずっとこっちに向かってるなら良いのだけど…」


鳳翔「少し方向が違えば本州です。早く追いつきましょう」


龍驤「……」


龍驤(またや。頭の中に何かが響いてきとる)


龍驤(何かを探しとるんか…?それで飛び立つって……迷子になった子どもか走り回るみたいやな…)

龍驤(あいつの目的がサッパリわからん。ウチにだけ声というか意思が伝わってくる原因もサッパリや)


龍驤(まてよ……これを使って誘導できへんか?)


龍驤(……無理か。こっちから向こうに語りかける方法が分からん)


龍驤(物を探しとるんやったらそれを差し出したったらええ。でもあれはそんな感じがせぇへん)


龍驤(誰かを探しとるんやったら…誰を探しとるんや?)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

龍驤「…なぁ、そもそもなんでアイツは羽化したんや?どうやって繭から成虫になったんや?」


荒潮「鉄の海域周辺や~他の場所に居た深海棲艦を呼んで吸収したみたいね~」


鳳翔「羽化には多くのエネルギーが必要だったみたいですね」


龍驤「…変態が完全に終わってるんやったら、チマチマ攻撃しとるウチらを狙わんか?」


荒潮「そういえばそうね…」


龍驤「そうしやんと飛び立ったって事は、まだアイツは完全体や無いんと違う?」


鳳翔「そうかもしれないわね……」

龍驤「そうやとしたらアイツが飛び立った理由はわかる。更に深海棲艦を吸収しに行ったんや」


荒潮「そうだとしたらまだチャンスはあるわね~」


鳳翔「私達の攻撃は効いていたのね。完全体でなければ危機が迫っていると感じた。だから急いでここから逃げた」


龍驤「勝つんやったら今しか無い!攻撃は通らんようになったけど、完全体になられたらどないしようも無くなる!」


鳳翔「残っている深海棲艦に逃げるように伝えますか?」


荒潮「全員が話を聞いてくれるとは限らないわよ~」


龍驤「アイツの目的は分かったかもしれん。それを頭に入れて行動や!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


荒潮「…菊月からよ。戦艦の攻撃が当たっているみたい」


鳳翔「やはりまだ完全体では無かったんですね」


荒潮「信濃の主砲だからって可能性もあるけど、口径の大きい主砲なら多分有効よ~」


鳳翔「希望が見えてきたかもしれませんね…!」


龍驤「……」


龍驤(あかん…アイツの声が大きくなってきとる……)

龍驤(言葉は一切喋ってない。けどアイツの雄叫びはウチには悲鳴にしか聞こえれへん!)


龍驤(ウチには分かる!攻撃されるたびにアイツは泣き叫んどるんや!あんなん子どもをいじめとるのと変わらへん!)


龍驤(あの子が飛び回っとるのはただ逃げとるだけと違うんか?ほんまは目的なんか無いんと違うんか?)


龍驤(成虫いうても中身は子どもなんや!それやのに目覚めていきなり攻撃されて訳分からへんのや!)


龍驤(…………)


龍驤(あれ…なんでウチ……中身が子どもって…)


龍驤(え……?なんでやの………?)

龍驤(そもそもなんでウチにしかこの声が聞こえないねん?荒潮は超能力を持っとるから、何か気付いてもおかしないやろ)


龍驤(荒潮が気付かんでも菊月とかもおる。それやのになんでウチだけ…)


龍驤(あ……)


龍驤「…ごめん二人共ウチ分かったかもしれん」


鳳翔「龍驤さん?」


龍驤「二人はこのまま進んで。ウチはやることがある」


荒潮「単独行動は危険よ!」


龍驤「大丈夫や、単艦になったら富士守りが使える。ウチの事は心配せんといて」ザザザッ


鳳翔「…行かせてあげましょう。彼女の目があの時みたいに澄んだ色をしてます」


荒潮「龍驤さん、無茶はしないで……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

龍驤「……」


荒潮「あれ…戻ってきたわねぇ…」


龍驤「ごめん…深海海月姫の場所知らん……?」


鳳翔「知らないのに向かおうとしたんですか?」


龍驤「だって…思い立ったらすぐ行動せな……」


荒潮「その心掛けは素敵だけど…時と場合によるわよねぇ…」


龍驤「ほんまにそうやんな…」


荒潮「…待ってて、アケボノに聞いてみるわ」

荒潮「…彼女がどこにいるか分かったわよぉ」


龍驤「ありがとうな荒潮」


荒潮「気をつけて、あの子の進行方向に防衛線が敷かれたわ」


龍驤「荒潮……」


荒潮「…分かってる。でも止めないわ」


鳳翔「龍驤さん、貴女でないといけないんでしょう。途中まで援護するわ」


龍驤「ありがとう…こんなウチの為にほんまにありがとうな」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


深海海月姫「……何をしに来たのかしら」


龍驤「やっぱりあんたは苦しんで無いみたいやな…」


深海提督「海月姫が苦しんでいた事を知っているのか」


龍驤「他の深海棲艦は今も苦しんどるよ。無事なんはあんただけ違うか」


深海海月姫「何を言っているの」


龍驤「鉄の海域で深海棲艦の繭が孵化したのは知っとるか?」


深海提督「……」


深海海月姫「私はそれに呼ばれていたのね」


龍驤「繭から成虫になった深海棲艦はある場所を目指しとる。それはここや」


龍驤「あの子は本州を横切ろうとしとる。防衛線も突破したそうやわ」

龍驤「もう分かるやろ。あの成虫の中身はあの子や。ウチが……ウチが殺してしもたあの子や」


深海提督「そうだとして何の為にここに来るんだ」


龍驤「子どもが親に会いに行くのに理由がいるか?」


深海海月姫「本当に…あの子が……」


龍驤「とりあえずここから移動して欲しいんや。周りに誰もおらんような場所やったら被害も出やんはず」


龍驤「ウチが旗艦であんたを連れて行く。ウチにも責任があるんや」


深海海月姫「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

深海海月姫「…貴女は居ない方がいいわよ。覚えているでしょう?あの子は艦娘が嫌いだったのよ。死にたいのなら止めないけど…」


龍驤「殺されてもええ。ウチも行かなあかんのや」


深海海月姫「……そう」


龍驤「本州から遠ざける方向に行こか。ウチは準備できとるよ」


深海海月姫「行ってくるわねアナタ」


深海提督「海月姫…」


深海海月姫「……」


深海海月姫(私が帰ってきてもここで待ってて…そう言えたら良かったのだけど…)


深海海月姫(アナタは別の女性を愛していた…これは紛れもない事実なのよね……)


ーー

新スレでもよろしくお願いします


コメントなどあればお願いします

ーー


龍驤「ここは本州から離れとるし、近くに有人島も無い」


深海海月姫「よくこんな所を知っているわね…」


龍驤「海上をウロチョロするウチやから知れることもあるんや」


深海海月姫「……」


龍驤「あんたがウチの事を恨んどるのは分かるし当然やと思う。けど今は少しだけ待って欲しいんや」


龍驤「このままやとあんたの子どもは多くの生物を殺す。それは望んでないやろ?」


深海海月姫「…今は貴女の言うことに従ってあげる」


龍驤「このままこっちに向かってきてくれたらええんやけどな…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

龍驤「こっちに来てくれとるみたいで良かったわ。あんたも聞こえるやろ?」


深海海月姫「これがあの子の…」


龍驤「耳から聞こえてくんのは雄叫びのような叫び声や。でも頭の中には違う声が聞こえてくる」


深海海月姫「助けて……会いたい…」


龍驤「あの姿やと喋ることができへんのや。攻撃されとった時は泣いてたんやな」


龍驤「もしかしたら聴力とか視力がかなりええかもしれん。だからあんたを目指してやって来てるんや」


深海海月姫「本当に……私のところに…」

龍驤「知能がどうなってるかは分からん。あの時から変わってないんか、むしろ退化してる可能性もある」


龍驤「あんたに会った後どうなるかは分からん。けど放っておいたら殺されるだけや」


深海海月姫「……見えてきたわ」


オォォォォ…


龍驤「思ってるより早かったな。追撃されてないみたいやし振り切ったんやね」


深海海月姫「私はここよ……早くここに…」


龍驤「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

バサッ…バサッ…


オ……ォォ…


龍驤「降りてきたな…」


深海海月姫「ねぇ…私が分かるの……?」


…………


深海海月姫「聞こえないの…?ねぇ…」


龍驤(なんか怯えとるように見えるな。降りてきた途端大人しくなったのも気になる)


龍驤(これに似たようなのは知ってる…怒られるのが分かっとる子どもみたいな反応や。やっぱり中身はあの時のままなんやな…)

龍驤「…怒られるのを怖がっとるみたいや。もしかしたら勝手に街に出ていったのを怒られると思っとるかもしれんで」ボソッ


深海海月姫「……また勝手に…飛び出して行ったわね…?」


ウ…ォ………


龍驤(この反応…間違い無いな)


深海海月姫「…こっちに来なさい」


ゥ…………


深海海月姫「怒ったりするはずないでしょう。こうやって帰ってきてくれただけで……」スリスリ


ォ…ォォ………?

龍驤(これで成虫の中身はあの子やと確定した。でもなんでこうなってるかはさっぱりわからん)


龍驤(あの子を殺してしもた時に、既に繭は存在しとった。あの子が繭になった訳ではなかったんや)


龍驤(それやのに成虫の中身はあの子やった。全く理解ができへん)


龍驤(魂だけが繭に吸収された…?でもなんであの子だけそうなったんや?他の深海棲艦は?)


龍驤(ウチでは理解できへんことが起こっとるんやろうか……)


オ……ォ…?


龍驤「……」


下1~3高コンマ 龍驤を見つけた(認識した)成虫の反応やその他起こったことなどを

シュルシュルシュル…


龍驤「触手…!」


深海海月「え……」


シュル…シュルシュル……


龍驤「こっちに伸びてきとる…」


シュルルル……


龍驤「…ウチは逃げへんよ。どんな事があっても受け入れる」


シュルルルルル………


龍驤「……」

ガシッ


龍驤「う…!!」


サワサワ…


龍驤「ウチの右手……?」


ゥ……ゥゥゥ…


深海海月姫「私の後ろに隠れようとしてるの…?そういえば何かあるとすぐ私の後ろに隠れ癖があったわね……でも貴女が大きすぎて隠れないわよ…ふふ…」


ォォ……


龍驤「そうか…右手は……あんたを掴もうとした手や…それを…今……こうやって…」


ゥ…ォ……ゥゥ……


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞やその他起こったことなどを

触手はもう龍驤の右手を握っています


再安価 下1~3高コンマ お願いします

シュルシュル……


龍驤「え…?触手がまた伸びてきて……ウチの体を…」


シュル…シュルルルル……


龍驤「え…えぇ……?ウチの全身を…?」


ギチッ


龍驤「か……は…っ…!」


ギチチッ


龍驤「ウチの体……締め上げてんのか…!!」

龍驤「右手で触手を掴んどったから……逃げられへんだ…けど……逃げるつもりは…無い…!」


龍驤「それに……艤装を展開しとったら…怪我は……せぇ…へん……」


バキッ


龍驤「何の…音……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ギリギリッ


龍驤「艤装…剥がされ……ぎ…ぃぃぃぃ…!!」


龍驤「い…だ……ぁぁぁぁ……!!」


ギチチッ


龍驤「ぎゃ……あぁ…ぁぁぁ……!!」ベキッ


深海海月姫「安価」


下1~3高コンマ 深海海月姫の台詞やその他起こったことなどを

深海海月姫「…力加減がわからないのね。抱きついて触れ合いたいならもっと優しくしなさい」


オ…ァ……


龍驤「はぁ……っ、はぁ……っ!!」


深海海月姫「どこか折れた音がしてたわね」


龍驤「腕……と…肋骨…!」


深海海月姫「艦娘の腕とお腹を怪我させちゃったみたいよ」


オォ…ン……


龍驤「撫でてくれんの……君…優しいなぁ…ぅぐ……!」

ゥゥ……


龍驤「怒れへんよ……力加減…分からんかった……だけやもんな…」


深海海月姫「…よく逃げなかったわね」


龍驤「ウチは……この子に殺されても…文句言わんつもりやった…覚悟…しとったんや……」


龍驤「あんたが……この子を使って…ウチを殺そうとするとは…思わんかった……我が子に…そんな命令は……出せん…からな……」


深海海月姫「……」


龍驤「これくらいで済んで……むしろ…良かったわ………」

深海海月姫「…この子は間違いなく我が子よ。巡り会わせてくれた事は感謝するわ」


深海海月姫「でも貴女のことを許したわけじゃないし、まだ決着もついていない」


龍驤「そうや……」


深海海月姫「あの子に何もされなかった時の事を考えていなかったわけじゃないでしょう?」


深海海月姫「貴女は…何を考えていたの」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞や行動などを

龍驤「殺されるんやったら…仕方ないけど……自分から死ぬつもりは…なかったんや……」


龍驤「ウチは…あんたらを親子で……暮らせるようにする…つもりやった……」


龍驤「子どもはな…幸せにならんとあかんねん……」


龍驤「子どもの幸せは…親と過ごすこと……ウチは…とんでもないことを…してしもうた……」


龍驤「いくら謝っても…謝り切られへん……それでも…謝らせて……」


深海海月姫「……」


ゥゥ……

深海海月姫「…二人で過ごすってどういうこと。何か考えがあってのことよねぇ?」


龍驤「そう…や……」


深海海月姫「この子は帰ってきたけど、とても満足に過ごせる場所なんで無いわよ」


深海海月姫「この子だけならまだしも、私も一緒。不可能としか思えないわ」


深海海月姫「それでも…何かあるのよね」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞や行動などを

龍驤「結果を見るんや……敵対する深海棲艦のほとんどを…消したのはその子やで……?」


深海海月姫「だから何だというの?」


龍驤「深海棲艦との…戦いは終わる……ほんならあんたらは……貴重な…存在や……」


龍驤「深海棲艦が使ってた…基地を使ってもええ……鉄の海域も……人間は近付かんよ…」


深海海月姫「見せ物にされて生きろと言いたいの?」


龍驤「見せ物…違う……けど…結果的に…そうかも……しれん…」

深海海月姫「人間が私達に危害を加えない可能性は?」


龍驤「ゼロや…ない……」


深海海月姫「嘘でも貴女達が守るとは言わないのね」


龍驤「大本営みたいなんは…ウチらでも止められん……大本営は…その子を殺す為に……核を…使おうとしとった…」


深海海月姫「バカ正直ね」


龍驤「嘘は……もうこりごりや…」

龍驤「それだけや無くて…な……もう一つ…あるよ……」


龍驤「二人だけの…世界…理想的な……場所を…目指して…」


深海海月姫「この子と死ねって言いたいの?」


龍驤「違う……本物の…理想の地……理想郷が……ある…」


龍驤「そこなら…誰にも邪魔されれへん……誰も…危害を加えへん…」


龍驤「そこに行くには…扉を…」


深海海月姫「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

深海海月姫「貴女の本気や話はわかったわぁ。けどあの人達を説得しないといけないわよ」


龍驤「あの人……?」


朝霜「ママぁ~~!」ザザザッ


雲龍「居たわ、龍驤さんよ!」


龍驤「皆んな……」


菊月「役者は揃ったようだな」


アケボノ「どうやらそうみたいね」

ーー


漣「肋骨は大丈夫ですか龍驤さん?」


龍驤「いける……ただ折れただけや…内臓には…刺さってない…」


多摩「専門家じゃないのに勝手に判断するにゃ」


龍驤「大丈夫やって……」


菊月「こいつに敵意はないんだな」


深海海月姫「ええ…中身は私の子どもよ」


アケボノ「あり得ない…けど、そうなのよね」


ォォ……?


深海海月姫「この艦娘達は今は貴女に敵意は無いわよ」


菊月「今は…か」

深海海月姫「当たり前じゃない、そこの艦娘が私の子どもに何をしたか知ってるでしょう?」


アケボノ「あたし達には関係ないわよ」


深海海月姫「同じ艦娘には変わらないのよ」


菊月「……深海提督は何処だ」


深海海月姫「彼は住処に置いて来たわ…巻き込む訳にはいかないもの」


アケボノ「クソ提督はここには居ないのね…」

深海海月姫「彼は記憶を取り戻しているわ。大切な人の事を思い出している」


菊月「知っている」


深海海月姫「あの人は私を選ぶでしょうね。気持ちは離れていても、私を孕ませた責任を取るわ」


菊月「そうだろうな……」


深海海月姫「それでも私から奪うのよね?」


菊月「お前を殺してでも司令官を取り戻す」


深海海月姫「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

漣「ここまで来て殺し合いなんてするより菊月さん達と海月姫達は一緒にいたらいいんじゃないでしょうか?ぶっちゃけお互いの監視にもなりますよね」


アケボノ「筋は通ってるわね。人間が海月姫達を攻撃したならあたし達が守ればいい。成虫が下手な動きをしないようにあたし達が見張ればいい」


雲龍「でも貴女達の因縁はそんな単純な話じゃないのよね」


菊月「当たり前だろう」


深海海月姫「男を巡る戦いに筋も何もないわぁ」

菊月「私はここまで来るのにどれだけ強引な手を使ったか。もう戻れないんだよ」


菊月「司令官の為に艦娘を沈めたし人間も殺した。だが後悔は無い」


菊月「私の力は知っているだろう?ここにいる全員消してもいいんだぞ」


アケボノ「ちょっと菊月…」


菊月「私を止めるというならアケボノも殺す。私とお前ではどちらが勝つだろうな」


アケボノ「あんた……」


菊月「司令官は渡さない。私の全てなんだ」


菊月「私から司令官を奪おうとする奴は全員敵だ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

深海提督「それは俺の提案だとしてもか?」


菊月「し……司令官!!」


モチヅキ「成虫が大人しくなったのが予知で見えたから、迎えに行って連れてきたよ~」バシュッ


菊月「司令官…やっとあなたに……私は…どれだけ……!」


龍驤「感動の再会…邪魔して悪いけど……ちょっとええかな……」


深海提督「あぁ、問題無い」


龍驤「ありがとうな……」

龍驤「あんたが深海提督…いや司令官のこと……大切に思う気持ちは…痛いくらいわかる……」


龍驤「でも今周りを殺して…司令官を手に入れても……心はついてこーへんよ…」


菊月「心…」


龍驤「ウチが皆んなに…教えもらった事や……こんな出来損ないのウチに……教えてくれたんや…」


龍驤「心が離れてしまったら…今までより辛いよ……体の関係があっても…それは偽りなんや……」

龍驤「心ってな…不思議なもんで……見えへんのに…ここにあるんや…」ギュッ


龍驤「ウチらの胸の中に…確かにある……」


龍驤「艦娘も人間も同じや……心があるんやったら…それを通じあわせることができる…」


龍驤「な…菊月……あと少し…努力してみることは……できへんか…?」


菊月「……」


龍驤「そんな結末は…あんたの大切な人も……望んで…無い……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


幹部『先日確認された大型深海棲艦は大変友好的な存在であり、これを大本営庇護下とする』


幹部『何故か。その理由として我が国を攻撃していた謎の生物、深海棲艦の大半が大型深海棲艦と融合した為である』


幹部『この現象について様々な専門家を招集し、その中で有力だったのが深海棲艦とはそういう生物であるという説であった』


幹部『我々を攻撃していたのは血液でいえば白血球のようなもの。個体の意思では無くそういう役割だった。本体は鉄の海域にて鎮座していた繭であると』


幹部『この説に信憑性は無い。しかし否定する証拠も無かった』


幹部『大型深海棲艦が友好的な存在である今、これを駆除するには惜しいとの決議になった。そこで鉄の海域に管理区域を設け、新生大本営率いる艦娘を常駐させ管理をする』


幹部『続いては旧大本営とそれに追随していた鎮守府及び艦娘の処遇について……』ピッ


レ級「ふーん、オッサンも中々頑張ってんな」


暁「新しい大本営の重役なんだもの、会見くらいやらなくちゃいけないわよね」

レ級「旧大本営の役員が九割、それについてった鎮守府の奴らと艦娘。同時に拘束される人数としては最大らしいな」


暁「鎮守府も全体の七割が空っぽになっちゃったけど、深海棲艦の数がかなり減ったからそれでもなんとかなってるのよね」


レ級「前にも言ったけどあたし達は独自に増える方法がある。全部があの繭から生まれてるわけじゃない」


暁「幹部さんが発表してた話と矛盾しないうちに全 なんとかしたいわね」


レ級「あんなこじ付けすぐバレるって。その場を凌げば良いんだろ」


暁「レ級…考えてることが人間っぽくなってきたわね」


レ級「それは褒め言葉なのか……?」

レ級「菊月達は鉄の海域で深海提督と仲良くやってんだろ?」


暁「アケボノ達ともまた一緒になれたって言ってたわね」


レ級「とりあえずは解決した…か」


暁「いいえ、まだ残ってるわよ」


レ級「…だよな」


暁「鉄の海域には艦娘が常駐することになったわ。その艦娘は菊月さんがやるって言ってたけど、ある艦娘が名乗りを上げたの」


レ級「それが……龍驤だ」


暁「一度常駐が決まればいつ帰ってこれるかわからない。それでも龍驤さんがやるって押し通したのよ」


レ級「今頃…何やってんだろうな……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

雲龍「龍驤さん本気で帰ってこないつもりなのね」


多摩「そうみたいだにゃあ」


黒潮「何を考えとるんや…」


加賀「きっと龍驤さんなりの罪滅ぼしもあるんでしょうね」


ガンビアベイ「私…聞かれたことがあるんです。殺意ば無く過失で誰かを殺してしまった時はどんな量刑になるのかって」


神通「なんて答えたんですか…?」


ガンビアベイ「状況によりますが…懲役15年くらいが平均的だと…」


漣「その年数は帰ってこないつもりでしょうね…」


朝霜「ママ…」


霞「家出したと思ったらこれ…成長したのはいいけど、もっと色々考えて欲しいものね」


ーー

遅くまでありがとうございます


コメントなどあればお願いします

ーー旧鉄の海域


菊月「ここでの生活はどうだ」


龍驤「便利ちゃうけど不便でもないよ」


菊月「任務はこなしているだろうな」


龍驤「当たり前や、その為にウチはここにおるんや」


菊月「大型深海棲艦の様子はどうだ」


龍驤「深海海月姫と一緒におるから暴れたりしてないよ。監視もバッチリやで」


菊月「そうか」

菊月「その怪我で不便じゃないのか」


龍驤「片腕しかないウチの腕が折れてるんや、不便には変わりないで」


菊月「私達の力を使えば治るんだぞ」


龍驤「それはええよ。このままにしとけば暫くは自由に行動できへん。ここから逃げへんって証拠にもなるからな」


菊月「…帰るつもりは無いのか」


龍驤「無いよ」


菊月「そう伝えてきたのか?」


龍驤「司令官には何も言うてない。ウチはそんなこと言える立場やないもん」

龍驤「ウチはあの子の命を突然奪った。お別れの言葉なんか言う暇も無かった」


龍驤「そんなウチが司令官に何か伝えるなんておかしいと思えへんか?」


菊月「大本営は新体制になってゴタゴタしている。いつ帰れるかわからないだぞ」


龍驤「何年でも何十年でもええ。ウチは帰るつもりは無いで」


菊月「…強情だな」


龍驤「あんた程や無いよ。それにウチは気付くのが遅過ぎたんや、これでもまだぬるい」


龍驤「理由も無く命を奪うってことは大罪や。その償いは絶対に必要になる」


龍驤「これでもまだ…甘い方なんやで」


菊月「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

菊月「お前が私に言ったことを覚えているか」


龍驤「なんやったけ」


菊月「心だ。覚えてないとは言わせないぞ」


龍驤「……」


菊月「ここに居ることによって苦しむのはお前だけじゃない」


龍驤「なにを言うてるか分からへんわ」


菊月「独りよがりで後戻りできないと思っていた私も今があるんだ」


龍驤「ウチとあんたは違うよ。背負ってるもんが違う」


菊月「私も人殺しだ」


龍驤「菊月は殺されて当然の奴らを消した。でもウチが奪ったのは何の罪もない尊い命や」

龍驤「ここから強引に連れ出すんやったらウチは自首する。裁判では殺意があったって証言するで」


菊月「そんな事をすれば二度と会えなくなるぞ」


龍驤「覚悟はできとるで」


菊月「……」


龍驤「変なことは考えやんといてな、十年ちょい経ったら戻るから。まぁその時に司令官がウチを待ってくれとるかは分からんけど…」


菊月「愛する人を待たせるのか」


龍驤「それがウチの償いや。司令官は関係ない」


菊月「あの男は待つと言うぞ」


龍驤「…やめてや。そんなん言わんといて」


菊月「事実を言ったまでだ」


龍驤「とにかくウチは戻らん。ここの任務が無くなっても鎮守府には帰るつもりないよ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー孤児院


鳳翔「そんな事になっているのね…」


荒潮「誰が何を言っても聞かないし~鎮守府と連絡を取ろうともしないの~」


鳳翔「やっぱり連れ出すのは早かったのね……でも龍驤さんが居ないとどうにもならなかったわ…」


荒潮「そうね~龍驤さん達の攻撃があって~大型深海棲艦から羽が生える時間を伸ばせたから~こういう結果になったんだものね~」


鳳翔「私にも責任があるわ…」


荒潮「私にもあるわよ~」

鳳翔「旧鉄の海域に常在する任務はいつまでなの?」


荒潮「分からないわね~仮に任務を打ち切ったとしても~今のままじゃ、龍驤さんは最悪行方不明になるわ~」


鳳翔「自分を待ってくれている人がいる。それが分かってくれれば……」


荒潮「今の龍驤さんは~聞く耳を持たないわ~」


鳳翔「やっぱり…早かったのね……」


荒潮「最悪のタイミングで~あんな事が起こったわねぇ…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

チヨダ「そっちの龍驤は本当に面倒くさいわね」


龍田「そんな単純な話じゃないわよぉ」


チヨダ「全部解決したんだからさっさと戻ればいいだけじゃない」


龍田「まだ全てが解決したわけじゃないわぁ」


鳳翔「そうですね、全てが終わったと言うには早すぎます」


荒潮「私もそう思うわ~」


チヨダ「何よ…私だけ?」


鳳翔「そう思うのも仕方ありません。チヨダさんの目的であった提督を取り戻すという事は達成されましたからね」

龍田「終わった後が大変なのよ。これからどうしていくのか、どうなるのか」


荒潮「私達の所属やこれからも考えないといけないわね~」


チヨダ「そういうのは考えられる人が考えればいいの!私は提督が戻ってきたならそれで満足!」


荒潮「そんな考えだから~貴女はここで生活してるのよ~」


チヨダ「うるさいわね、わかってるわよ!」


鳳翔「大きな声は出さないで下さいね?」ニコッ


チヨダ「…はい」

鳳翔「龍田さん、子ども達と触れ合ってみてどうでしたか?」


龍田「凄く良かったわぁ…こんな私に皆んな……」


荒潮「精神的には安定してるのよねぇ?」


龍田「治療もうまくいってるし薬も少なくなってきたわぁ」


鳳翔「私でよければ貴女達の助けになります。いつでもここに来て下さいね」


龍田「ありがとう……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー足りないもの鎮守府


漣「ご主人様!こっちの書類を優先して下さい!」


提督「これが先じゃないのか!?」


漣「それはマスト。これはマストマストです!」


提督「ここまで優先順位が目紛しく変わることは無かったな…」


漣「そりゃあ旧大本営はぶっ潰れましたからねぇ!書類一枚出すにもとんでもない手間がかかるんです!」


提督「これは厳しいな…」


漣「徹夜の覚悟はしてきてます。この束は今日中に終わらせますよ!」ドサッ


提督「……」

朝霜「司令、あたいも手伝うぜ」


提督「助かる!こっちを助けてくれ!」


漣「お願いします朝霜さん!」


朝霜(この忙しさは当分続くから大丈夫だ。でもこの忙しさが終わったら…)


朝霜(司令は龍驤さんの事を思い出す。そうなるとどうなっちまうか分からねぇ)


朝霜(これが続くと過労で倒れちまうけど…それもありかもしんねぇな)


朝霜(今のところそれくらいしか思い付かねぇんだよ。どうやっても龍驤さんにたどり着いちまう)


朝霜(司令を守るのはあたいの仕事だ。龍驤さんが帰ってくるまであたいがなんとかする)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ピピピピピ……


提督「内線か……」


漣「書類はこっちに任せて出て下さい!」


朝霜「つまんねぇ用ならすぐ切ればいいんだよ!」


提督「そんな事は無いと思うが…わかった、出よう」ガチャ


提督「……」


提督「わかった、すぐそちらに向かう」ガチャッ


漣「誰か来たんですか!?」


提督「幹部さんだ。会わないわけにはいかないだろう」


漣「そうですね!仕事はこっちに任せといて下さい!漣の本気を見せてあげますよ!」


朝霜「なるべく早く済ませてくれよ、あたいはこういうの苦手だからな」


提督「わかっているさ」

ーー応接室


提督「今日はどうしたんですか?新生大本営の重役になってから毎日忙しいとは聞いていますが…」


幹部「本当に忙しいよ。旧体制から引き継ぐもの、引き継いではいけないもの。それらをいちいち調べながらだから時間がいくらあっても足りないね…」


提督「そこまでお疲れになっている幹部さんは初めて見ました…」


幹部「本当なら外出なんてしている時間は無い。しかしどうしても提督君に会う必要があったんだよ」


提督「私に…ですか?」


幹部「知っての通りこの国の鎮守府の七割近くが動いていない。呉や舞鶴など重要港もだ。最悪艦娘はいなくてもいいが、港が動いていないというのは非常にまずいんだ」


幹部「当面の間は近くの鎮守府の提督や艦娘で持ち回って重要港を動かしてもらうつもりだ」


提督「残っている鎮守府は旧大本営派ではないんですよね。ならそれが良いと思います」

幹部「動いていない重要港の中に横須賀がある。ここはほぼ大本営直営と言えるくらい大規模なものだ」


幹部「その重要な港であり鎮守府が持ち回り制とはどうだろう。新生大本営として今ひとつなんだ」


幹部「そこでこの横須賀だけには現時点で正規の提督を置こうという結論になった。その提督には旧大本営の思想とは真逆の考えを持った、正義感溢れる…」


提督「ちょっと待って下さい、まさか……」


幹部「察しが良くて助かるよ。提督君には横須賀の提督になって欲しいんだ」


幹部「もちろんサポートはするし、待遇も最高のものを用意しよう。私達は君を高く評価しているんだよ」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞や行動などを

提督「評価していただけることには感謝します。しかしここはどうなるんですか?」


提督「持ち回りや臨時の提督でどうにかできるような鎮守府では無いことを幹部さんも知っていますよね?」


幹部「その通りだね、ここは他の鎮守府とは違う。唯一無二の存在なんだ」


幹部「そんな鎮守府を今まで支えてきた提督の代わりなんか簡単には見つからないし、持ち回りでなんか不可能だよ」


提督「それが分かっていてこの話をしたということは、何か考えがあってのことなんですね?」


幹部「流石は提督君だ。私が見込んだだけはあるよ」

幹部「この鎮守府には深海提督に来てもらおうと思っている」


提督「あの男が…!?」


幹部「これは女幹部から聞いた話なんだが、彼は昔提督君のような鎮守府を運営していたらしい」


幹部「片腕がなかったり足が自由で無かったり…ここと似てるとは思わないかい?」


提督「…深海提督は元々提督だったんですか?」


幹部「そんな記録は無いよ。だがあの女幹部が嘘をつくとは思わない」


幹部「正規の方法で無い可能性もある。しかし彼が傷付いてしまった艦娘達を率いていたのは間違いないだろう」


提督「……」


幹部「返事は直ぐにとは言わない。だが近日中には聞かせて欲しい」


提督「…分かりました」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー旧鉄の海域


龍驤「ところであんたの司令官……かなりのイケメンやね」


菊月「まあ深海棲艦も惚れるほどの男ということは認めざるを得ないな」


龍驤「改めて顔見た時ドキッとしたわ。テレビなんかで見るイケメンとはレベルが違うで」


菊月「司令官の誘いを蹴る女はいないだろうな」


龍驤「あんたはあの顔に惹かれたんやろ?」


菊月「…司令官の周りには司令官の事が大好きな奴だらけなんだ。あの顔なら仕方ない」


龍驤「そこはちょっち羨ましいと思ってしまうよ。ウチの司令官は人相悪いし…」


菊月「同感だな」

菊月「ちなみに言っておくが、私は顔だけで司令官を選んだんじゃない。私を真正面から受け止めてくれたからなんだ」


菊月「隻腕で隻眼。誰も私と目を合わせようとしなかった。だが司令官は違ったんだ」


菊月「私を見てくれる……それがどれだけ嬉しかったか」


龍驤「昔怪我してたっていうのが信じられへんけど、話を聞いたら納得やわ」


菊月「私は富士に騙されて司令官と離れ離れになった。だが気付けば富士は存在しないことになって、このお守りが富士という名がついていた」チャリッ


龍驤「誰かが上書きしたんやろうな…」


菊月「それが富士なら許してやらないこともない。だが確認のしようが無いんだ」


龍驤「こうやって司令官と一緒になれたんやから、細かいことはええやん」


菊月「…そうか」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

モチヅキ「おいっす菊月~連絡来たよ~」


菊月「誰からだ」


モチヅキ「んっとね、そこの強情な軽空母さんの提督から」


龍驤「誰が強……って…司令官……」


菊月「どんな内容だ」


モチヅキ「ぱぱっと説明するからよく聞いてて~」


龍驤「司令官……」

ーー

菊月「私の司令官に会いに来たいという話か」


モチヅキ「これはあたし達にとってかなり良い話だよ。司令官がまたあたしの提督になってくれる。こんな嬉しいことは無いって」


菊月「その為には龍驤の提督を説得する必要があるな」


モチヅキ「だからさ、なんとしてもここに来て欲しいと思ってるんだけど…」


龍驤「嫌や。ウチは認めへんで」


菊月「どうしてもここには来て欲しく無いんだな」


龍驤「司令官とは会えへんって決めてるから。話し合うんやったら他所でやって」


モチヅキ「ほんとにこの軽空母はさぁ~」

菊月「お前の所の艦娘は反対しているんだろう。そっちを説得する気はないのか」


龍驤「ウチは絶対誰とも会わんし、帰るつもりも無い」


モチヅキ「はぁぁぁ……」


菊月「司令官をここから遠ざけるのは危険だが、それが早いようだな」


モチヅキ「おっけ…じゃあそう返事しとく~」


龍驤「…ウチは仕事に戻るわ」スッ


菊月「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー足りないもの鎮守府


漣「龍驤がそっちの提督に会いたくないって言うから他の場所ならOK……だそうです」


提督「……そう…か」


漣「良さそうな場所を指定して欲しいとのことです。どうしましょうか?」


提督「……この鎮守府に迎え入れよう。会うだけなら大きな騒ぎにはならないだろう」


漣「了解です。そう返事しておきますね」


提督「…………」

ーー食堂


霞「龍驤さんに会いたくないって言われたのが相当こたえてるみたいね」


朝霜「あんな司令見てられねぇよ…」


漣「これはガチで帰ってこないつもりですね」


霞「この調子だと薬の量を増やした方がいいみたいね」


朝霜「あたいからも頼むぜ、もう頼れるのがそれくらいなんだよ…」


漣「甘いのが無くなったと思ったらこれですか。ほんとに龍驤ネキはトラブルメーカーですなぁ…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


モチヅキ「これから出発だけど準備いい司令官?」


深海提督「もっとまともな格好をしたかったが仕方ないな…」


菊月「そのままでも十分だぞ」


モチヅキ「お、のろけ?」


菊月「悪いか。なんなら私がどれだけ司令官を愛しているか演説してやろうか?」


モチヅキ「うわ…引くって……」


菊月「好きなだけ引いてろ」


龍驤「……」


モチヅキ「メッセージくらいなら伝えとくけど?」


龍驤「何もいうことは無いで」


モチヅキ「…はいはい」

アケボノ「あっちの提督との会合だけど無しになったわよ」バシュッ


菊月「どうしてだ?」


アケボノ「…過労で倒れたのよ」


龍驤「司令官が……!?」


アケボノ「度重なる徹夜による疲労と心労が原因らしいわよ。向こうの薬剤師と医者がそう言ってたわ」


龍驤「容態はどうなんよ!?」


アケボノ「決して良くは無いそうよ」


龍驤「司令官…ウソや……そんな…」


アケボノ「会合は無くなったけど、クソ提督があっちの鎮守府に行くのは内定したわ。ちょうど幹部って奴が来て、そういう話をになったのよ」

アケボノ「向こうの秘書艦…漣ね。見ず知らずの提督よりクソ提督の方がまだマシだって。仲間の説得もするって言ってたわ」


菊月「それは一時的なものか?」


アケボノ「そう。あくまであっちの提督が復帰するまでの処置。だからあたし達はこのままここで待機ね」


菊月「そういうことか」


龍驤「復帰するまでって…入院とか……そんな…」


モチヅキ「行ってあげないの?」


菊月「疲労はともかく心労には心当たりがあるんじゃないか?」


龍驤「ウチの…せいで……」


菊月「こんな時に駆けつけてやらないで何が愛だ。さっさとあいつのところに行ってやれ」


龍驤「司令官……ウチ…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

深海海月姫「そうやって貴女が苦しんでるのはいい気味だけど腹が立つわねぇ」


龍驤「あんた……」


深海海月姫「自分の気持ちに素直になれない姿を見てるのは本当に腹ただしいわぁ」


龍驤「何を…」


深海海月姫「ここに残ったもの結局独りよがりじゃない。向こうの気持ちなんて何も考えて無い」


龍驤「うるさい…」


深海海月姫「貴女のことは死ぬほど嫌いよ。でも人間を愛したもの同士…」


龍驤「うるさいうるさいうるさい!!お前らにウチの何が分かるんや!!」

龍驤「ウチには刑が下った!これは覆れへんのや!」


龍驤「塀の中におる受刑者が勝手に出てええわけないやろ!どんな事情があってもウチはここから離れへん!」


菊月「勝手を言うのもいい加減にしておけよ」


龍驤「ウチの事はほっといて!!」バッ


モチヅキ「あ、ちょっと…」


龍驤「あぁぁぁぁぁぁーーーー!!」ザザザッ


アケボノ「あの怪我で海に出て大丈夫なの?」


深海提督「右腕の骨折に肋骨が三本折れている。いくら艤装を展開中といっても負担は大きい」


菊月「あの龍驤はどこまで苦労をかけさせるつもりだ…」


下1~3高コンマ この後やその他起こったことなどを

ーー


龍驤「う…うぅぅ……会いたい…司令官に会いたい……」


龍驤「でもあかん…ウチにはその資格がない……ウチは罪の無い子どもを殺したんや…」


龍驤「ほんまやったらウチは塀の中や……こうやって外におるだけでもあり得へん………」


龍驤「ごめんな司令官……ウチ…こんな女やねん…」


オ……ォォォ…


龍驤「この声……あの子か…」


シュル…シュルル……


龍驤「ウチと話したいか…あんたやったらええよ……触手…頭巻いてええで……」


シュルルル……

いたいの……?


龍驤「痛くて泣いてるんと違うよ…ウチのせいでそんなになったのに…キミは優しいんやね……」


たすけようとしてくれた…にげちゃったけど…


それはうそじゃないから…だから…


龍驤「うん…キミの言いたいこと分かった……ありがとう…」


かえらないの…?


龍驤「…もう少ししたら帰るよ。あんたのパパが出かけたら帰る」


ならいっしょにかえろ……


龍驤「側に居てくれるんか…こんなウチの……あんたをこうしたウチに…優しく……」


ーー

遅くまでありがとうございます


コメントなどあればお願いします

ーー足りないもの鎮守府


深海提督「今日からしばらくの間俺が提督としてここを指揮することになった」


深海提督「俺と龍驤の間に何があったかはほぼ全員が知っていると聞いている。過去のことだ、気にするなとは言わない。俺自身まだ龍驤を許せていない」


深海提督「だがプライベートと仕事は別だ。私情を挟むつもりは無い」


深海提督「俺に対して良い感情を持っていない者も多いだろう。だが赤の他人に引っ掻き回されたくないという漣秘書艦の意見も理解して欲しい」


深海提督「俺はあくまで提督の代わりだ。奴に代わってここを率いるつもりは無い」


深海提督「つもりは無いが……周りがそうさせないだろうな」

深海提督「奴は横須賀鎮守府の提督に推薦されている。待遇にも申し分は無い」


深海提督「奴は新体制の大本営をアピールするにはうってつけの人物だ。幹部は特にしつこく勧誘してくるだろう」


深海提督「ここの艦娘を何人か連れて行くことはできるだろうが、半分はその資格は無い。理由は分かるな?」


深海提督「今の大本営のイメージは最悪だ。数々の疑惑にカネの流れが不透明。それを変える為に提督を使おうとしている」


深海提督「この国を代表する鎮守府の艦娘が障害艦娘…世論はどう思うだろうな?」


深海提督「奴ならこの事は言い淀んでいただろう。だが今この鎮守府の提督は俺なんだ」


深海提督「横須賀に転勤になる艦娘は追って伝えるが、自覚があるものは今から準備しておくように」


漣「……以上、臨時提督のお言葉でした。各員、持ち場に戻って下さい」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


漣「本日もお疲れ様でした。仕事が終わりましたので漣は自室に帰らせていただきます」ペコリ


深海提督「ああ、お疲れ様」


漣「それでは失礼します」ガチャ


深海提督「…やはり溝は深いか。仕事以外でろくに会話は無いしな」


深海提督「俺が真面目に仕事をしてしまっているのも良くないのかもしれないな。責める所があればそれを攻撃すれば良いが、それも無い」


深海提督「これは…あの時を思い出すな。菊月達と初めて会った時もまともに会話ができなかった」


深海提督「それでも俺は諦めなかった。提督にはなりなくてなったわけではなかったが、彼女達の力になりたいと思ったんだ」

深海提督「あの時できたなら、今だってできるはずだ。溝が深いからといって行動しない理由にはならない」


深海提督「菊月にそうしたように、何度も話しかけるんだ。最初は無視されたって構わない」


深海提督「ここの艦娘が集まる場所は食堂だったな…この時間でも誰かはいるだろう」


深海提督「…よし、行ってみるか」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー食堂


深海提督「誰かいるかと思ったが…まさか一人だけだったとはな」


朝霜「お前か……」


深海提督「ここの奴らの就寝時間は早いのか?」


朝霜「さぁな……」


深海提督「それぞれ部屋で自由に過ごしているということか?」


朝霜「さぁな……」


深海提督「あいにくだがそういう反応には慣れているんだ。菊月みたいに無言で殴りかかってこないだけマシだ」


朝霜「……何したんだよ」


深海提督「何もしてないさ。ただ話しかけたら突然顔面を…な」


朝霜「……」

深海提督「ここの艦娘は良い奴らばかりだ。提督がどれだけ立派な人物かよく分かる」


朝霜「司令のこと恨んでんじゃねぇのかよ」


深海提督「それは個人としてだ。今は同業者の話をしている。俺ではこんな鎮守府は作れなかったんだ」


深海提督「俺が奴の代わりをするにはやはり限界がある。提督はいつ頃戻ってこれそうなんだ?」


朝霜「…………ひぐっ…!」


深海提督「お、おい……」


朝霜「パパは…なぁ……!倒れてから…目……覚まさないで……!」


深海提督「……そんなに悪かったのか」


朝霜「休めって……あれほど…言ったのに……!!」

深海提督「奴が倒れたのは心労の部分も大きい。龍驤を連れてくれば事態は変わるかもしれない」


朝霜「そんな簡単に言ってんじゃねぇよ!!あたいらがどれだけ言っても戻ってこねぇんだ!!」


朝霜「パパを助けられるのはママだけなのに!!なんで帰ってきてくんねぇんだよぉーー!」


深海提督「龍驤は自らに罰を与えると言っていた。あの島での生活は塀の中だと思っているようだ」


朝霜「ママ…帰ってきてくれよ……パパが…死ぬかもしんねぇんだよぉ……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー執務室

漣「ご主人様は面会謝絶です。親族やごく親しい関係者のみ面会が許可されています」


深海提督「そうだったのか…」


漣「朝霜さんはご主人様の養子になる予定です。なので面会を許可されているんですよ」


深海提督「そこまで悪いとは思っていなかった…」


漣「お見舞いに行こうという気持ちだけ受け取っておきます。貴方は仕事に集中して下さい」


深海提督「了解した」


漣「……」

深海提督「…漣秘書艦は準備は進めているか」


漣「少しずつですが荷物はまとめてますよ。向こうでは私の嫁と生活できるんですよね?」


深海提督「深海棲艦と仲良くできているというアピールにもなる。断る理由が無いだろう」


漣「それは良いんですが、私が向こうに行った場合ここの秘書艦はどうなりますか?」


深海提督「龍驤しか居ないだろう」


漣「戻ってきてくれるんですね?」


深海提督「説得するつもりだったが、話すら聞いてくれないとは思っていなかった」


漣「龍驤さんを舐めすぎですよ。あの人にどれだけ苦労させられたか……」


深海提督「話で聞く以上の艦娘だな…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

漣「ん~深海提督も悪い人じゃないんですけど、やっぱり第一印象が最悪でしたからねぇ」


漣「龍驤さんを殺そうとしたのが無かったら…いやそれだと出会ってないのか」


漣「難しい問題ですなぁ…」


朝霜「……」バタン


漣「おや、今の朝霜さん…?何か変な荷物持ってましたね」


漣「ぱっと見整髪料のような……朝霜さんってそんなの使ってませんでしたよね?」


漣「普段はもっとナチュラルな…髪の毛を固めたりとかはしてなかったはずです」


漣「これはちょっと……気になりますね。少し覗いてみましょう」

漣(壁に耳ありドアに耳あり。聞き耳たたさせてもらいますよ~)スッ


朝霜「何度連絡してもママは出てくれない…パパにはママが必要なのに……」


朝霜「このままじゃパパは……そんなの嫌だ…」


朝霜「…あたいがママになるしかない」


朝霜「ずっと側に居たから仕草も分かる。口調もだ」


朝霜「……あたいはママだ」


朝霜「あたいは龍驤だ。あたいは龍驤だ。あたいは龍驤だ。あたいは龍驤だ。あたいは…」


漣(うわっ、病んでるじゃないっすか。これは止めた方が良いやつですね)


漣「あの~失礼します」ガチャ


朝霜「安価」


下1~3高コンマ 朝霜の台詞や行動などを

朝霜「あ、漣やん。また迷惑かけてもうたみたいで堪忍な」


漣「は…?」


朝霜「でももう大丈夫や!一緒に司令官迎えにいこか?」


漣「え、あの……演技にしては……」


朝霜「なんやのもう。うちの顔に何かついてるん?」ジロッ


漣「ひっ」ゾクッ


朝霜「いつもちょっと変やけど、今日は特におかしいなぁ」


漣(これ…やば……目…イってる…)

朝霜「司令官もしゃーないでな。うちが休めって言うてんのに休めへんからこうなるんや」


漣(顔と声が違う以外…龍驤さんとしか思えない……完コピのレベルを…超えてる……)


朝霜「ほんまにどないしたん漣?」ペタ…ギッ…


漣「ひぃっ!!」


朝霜「…?」


漣(両脚あるのに!片脚しか無い歩き方……!これは…止めないととんでもないことになる!!)


漣「あ、あの…朝霜さん……カウンセリングなら…良い病院がありますけど…」


朝霜「安価」


下1~3高コンマ 朝霜の台詞や行動などを

朝霜「朝霜……そういえば朝霜を朝から見かけてへんな。今日は出撃の無い日な筈やのに……漣は何か知らん?」


漣「い……いえ…」


朝霜「そうか…まさか一人でお見舞い行ったんと違うやろな?」


漣「さぁ…………」


朝霜「抜け駆けは許さんで朝霜!司令官はうちの旦那なんやからな!」


漣「…………」

ーー

千歳「朝霜は自分のことを龍驤さんだと思い込んでしまっているわね」


漣「そんな簡単にできるものなんでしょうか…」


千歳「早霜に洗脳されていた影響かもしれないわね。朝霜の精神は脆くて誰でもマインドコントロールができるような状態だったのよ」


漣「自分で自分を洗脳した…」


千歳「誰かに洗脳されるより厄介よ。自分が望んでそうなったんだから、精神が歪んでいないのよ」


漣「もし無理矢理その洗脳を解けば…?」


千歳「…死人が出るかもしれないわね」


漣「……」

千歳「これは専門家でも難しいわね……」


漣「精神病では無いんですか?」


千歳「思い込みの一種なのよ。綺麗になりたいとか痩せたいとか、その延長線上で朝霜はああなってしまったの」


漣「どうすれば良いのでしょうか?」


千歳「本人が満足するまで続けさせてあげるか…龍驤さんが帰ってくるまで待つしかないわ」


漣「それってほぼ…絶望的……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー旧鉄の海域


龍驤「……」


龍驤「司令官は大丈夫なんかな……倒れて入院って…」


龍驤「…ウチは会いに行く資格は無い。そんな事考えるんやったら任務を考えなあかん」


龍驤「ウチはあの子の監視と、この島の環境を…」


漣「おい……!」


龍驤「漣…!?」


漣「この…クソビッチが!!」 バチーン


龍驤「ぁ……う…っ…」グラッ

漣「あんたの自己満足の為に今度は提督を見殺しにするんですか!?お前の身勝手のせいで朝霜まで壊れ始めたんですよ!!」


龍驤「朝霜…でも……」


漣「どれだけ周りに害悪を振り撒けば気が済むんですか!?甘ったれるのも……いい加減にしろ!」バチンッ


龍驤「う…ぅぅぅ……っ…」


漣「あんたのせいでめちゃくちゃだ!!その責任も取れないくせに、勝手なことばっかりやってんじゃねー!!」


漣「何が自分に罰だ!自分の家族を守ってから偉そうなことを言えってんですよ!!」


龍驤「家族……」


漣「おら!!早くご主人様のとこ行きますよ!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

龍驤「ウチは……ここから離れるのは…」


漣「まだ分からないのかお前ぇぇぇ!!」バッ


深海海月姫「待ちなさい」パシッ


龍驤「あんた……」


漣「……」


深海海月姫「最近あの子が貴女にべったりで面白くない…じゃなくって他人に依存し過ぎるのはうちの教育方針に反するのよねぇ」

深海海月姫「ちょっとどっか行っててくれないかしら?被害者からのお願いなのよぉ?」


龍驤「……」


漣「あんたはここまでしても動かないんですか!?」


深海海月姫「ここまで馬鹿だとは思わなかったわぁ」


龍驤「……」


漣「無理矢理にでも連れて帰りますからね!モチヅキさん達、よろしくお願いします!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー病院


朝霜「司令官、なんで起きてくれへんの?」


提督「……」


朝霜「うちがこうやって側におるんやで?」


提督「……」


朝霜「そうか……やっぱりあかんか…」


朝霜「……」


朝霜「この手足が邪魔なんだな。本物のママにはこんなのねぇもんな」


朝霜「待ってろよ司令、すぐに本物のママになってやるからな…」


朝霜「はは…あははははははははははは…………」

「手術用の電ノコが無い?」


「骨を切断する時に使う電動ノコギリが無いんです」


「紛失したなら始末書じゃ済まないぞ。メス一本でも無くなれば大問題だ」


「それがただ無くしたわけじゃないんです。保管していた所が荒らされていたんです」


「盗まれたということか?なぜそんなものを?」


「分かりません…」


「不審な人物がいなかったか看護師達に聞いてみるか」

ーー


「ここか?」


「この部屋に誰かが入ったのを看護師が見たそうです」


「その時に止めればいいものを…」


「とにかく確認してみましょう」


「そうだな……もしもし、ここは関係者以外立ち入り禁止ですよ」コンコン


「……」


「どうだ?」


「気配がありますね。ここに誰かいるみたいです」


「返事が無いということはそういうことか…」


「相手は電ノコを持っているかもしれません。無理だと判断したら警察を呼びましょう」

「すいません、ここは立ち入り禁止なんです…」ガチャッ


「……」


「暗いな…明かりを点けてくれ」


「分かりました」カチッ


「うっ!!」


「げ……」


朝霜「えへへへぇ~~」ぐちゃっ


「これは……」


朝霜「これで~司令も元通り~あたいも~ママもー幸せに~」


朝霜「嬉しいな~えへへへへへぇ~~~~」


「先生…!」


「…止血の準備だ。それと緊急手術の手配を」



下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


提督「……」


漣「おはようございますご主人様。ここが何処だか分かりますか?」


提督「俺は過労で倒れて……ここに運び込まれた…」


漣「そうです。お医者様から説明された通りですよ」


提督「俺は…どれくらいの間……」


漣「その辺もゆっくりと説明させてもらいますね」


提督「頼む……」

ーー

提督「あの男が……鎮守府を…」


漣「因縁はありますが、手腕は本物です。ご主人様にも引けはとりません」


提督「龍驤は……」


漣「ご主人様、あの女とは別れて下さい」


提督「なにを……」


漣「ご主人様は横須賀鎮守府の提督として生きていくんです。もう過去は忘れましょう」


漣「横須賀への栄転は皆さん反対でした。ですがあることが起こったことにより状況は変わったんです」


提督「なんだ……何が起こったんだ…」


漣「朝霜さんが自分の脚を切り落としました」


提督「な…………ん…」


漣「これも全てあの女のせいなんですよ」

漣「龍驤は何が起こっても帰ってこないと言いやがりました。それを受けて朝霜さんが病んでしまったんです」


漣「そして自分は龍驤だと思い込み、ご主人様に付き添っていました。しかしご主人様は目を覚ましませんでした」


漣「自分と龍驤は何が違うのか。そうだ、腕と脚があるからだ。そう考えた朝霜さんは自分の脚を切り落としたんですよ」


提督「朝霜……が…」


漣「ご主人様お願いです。あんな女の事は忘れて横須賀に行って下さい。漣達もついて行きます」


漣「お願いします……もう貴方には不幸になって欲しくないんです…」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞や行動などを

よくがんばってくれた、すまない……
漣の頭をなでる手から龍驤を見捨てない意思を感じた漣、張り詰めていた緊張の糸が切れ泣く

提督「朝霜は無事なのか……?会って話がしたい…」


漣「ついさっき手術が終わったばかりなので会うのは不可能かと思います」


提督「そうか……」


漣「命に別状は無いとは聞いています。出血は酷かったですが、病院で脚を切り落としたので処置も早かったんですよ」


提督「そうか……」


漣「ご主人様が目を覚ましたことを報告してきますので、一旦失礼します」ガチャ


提督「朝霜……龍驤…」

漣「……ぐす…うぅぅぅ……!」


漣「ご主人様…良かった……もう…起きてこないんじゃないかって…」


漣「ほんとに…心配したんですから……」


漣「ご主人様は馬鹿ですよ……こんな事を引き起こしたあの女を…まだ好きだなんて……」


漣「もう…見てられないんですよ………」


漣「漣があの女を殺します……そうすれば…ご主人様は悲しい思いをしなくて済む……」


漣「もっと早くにやれば良かったんですよ……!こうなってからじゃ遅い…!」


漣「あの女のせいで…私の大切な人達が傷付くのは許せない……!」


漣「……覚悟してろクソビッチ…」


ーー

遅くまでありがとうございます


コメントなどあればお願いします

遅くまで…ちょっと、引き引き!
久しぶりに香辛料の瓶ごと入れちゃったような展開来たわね
家族は一緒に居たいなら一緒にいるべきだよぉ

ーー


漣『皆さんおはようございます。こんな早朝にメッセージを送ってしまいすいません』


漣『皆さんが確実に寝ているであろう時間を考えると、この時間しか無かったのでどうかご了承下さい』


漣『さて、このメッセージで何が言いたいのかと言うと、私は今からあることをやってきます。その連絡と私は脱走したわけではないという意思表示です』


漣『私は龍驤さんを殺してきます』


漣『あの女が生きている限り我々は幸せになれません。ご主人様が倒れ、朝霜さんは自分で右脚を切り落としました』


漣『これも全てあの女のせいなんです。原因がはっきりしているならそれを取り除けば良いんです』


漣『誰にも止められないようにこの時間を選んだというのもあります。隠密行動は得意なんですよ』

漣『それだけじゃありません。私が本気だということを示すためにある行動を起こしました』


漣『このメッセージに気付いた方はまず潜水新棲姫を助けてあげて下さい』


漣『早くしないと手遅れになります。漣を追ってる場合ではありませんよ?』


漣『私は皆さんに幸せになって欲しいんです。その為には必要なことなんです』


漣『後のことは頼みました。それでは…さようなら』


漣「……送信っと」ピッ


漣「よし、行きますか。漣はもう後には戻れないんですよ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

メッセージを確認した娘が新姫ちゃんの確認に行くといかにも爆発しそうな首輪を付けられて座っている新姫ちゃんが
直ぐ外す係と漣追い係に分けて対処しようとする面々を制して、お前らは龍驤をどう思うか問う新姫

ーー

神通「新棲姫さん……!」ガチャ


潜水新棲姫「やはり神通達が最初に来たか」


葛城「その首輪についてるのって爆弾!?」


潜水新棲姫「解体手順を失敗するとドカン…だ」


神通「私達では解体はできません…明石さんや秋津洲さんを呼んできましょう…!」


葛城「私が行ってきます!」


潜水新棲姫「……」

ーー

秋津洲「ねむ……」


明石「この爆弾は本物です…!」


黒潮「あのピンク!自分の大切な人にこんなことして何考えとんや!」


神通「二手に分かれましょう…!漣さんを追いかける人達と、爆弾を解体する…」


潜水新棲姫「その前に少しいいか、お前達に聞きたいことがある」


葛城「そんな事言ってる場合じゃないわよ!あんた下手したら死ぬのよ!?」


潜水新棲姫「これはそれくらい大切なことなんだ。私の話を聞いてくれ」


神通「分かりました……聞きましょう…」

潜水新棲姫「ワタシはこの首輪を自ら進んで付けた。なぜだかわかるか?」


潜水新棲姫「漣の言っていることは間違っていないと思う。龍驤のせいで提督や朝霜が傷付いた」


潜水新棲姫「もしこの爆弾の解体に失敗すればワタシや明石達も巻き添えになる。このままじゃ龍驤のせいでまた負傷者が増える」


潜水新棲姫「ワタシは漣と幸せに暮らしたい。龍驤はその障害になる、だから消しても問題は無い」


潜水新棲姫「お前達だって本当はそう思っているだろう?今の龍驤は害でしか無い」


潜水新棲姫「事故か何かで龍驤が死んでしまえば、きっといい方向に向かう。提督の栄転やこれからの大本営…いいことしか無いんだ」


潜水新棲姫「ワタシも漣も間違っていない。それが分かってくれるなら全員でこの首輪を解体してくれ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

神通「龍驤さんを殺して事態が良くなるはずがないんです…提督は立ち直れないほどひどいショックを受けて、朝霜さんは今より酷くなるでしょう」


神通「漣さんは冷静なつもりで感情で動きすぎです。犠牲者を増やそうとしているのは漣さんですよ…」


潜水新棲姫「そうか、あくまで龍驤を庇うというんだな」


神通「庇うも何も……これが事実なんです…」


潜水新棲姫「ワタシは認めない。漣を誰か一人でも追いかけるというならこれを押すぞ」スッ


明石「起爆スイッチ……!!」


潜水新棲姫「これが爆発すればワタシは間違いなく死ぬ。それでも追いかけるというんだな」


神通「新棲姫さん……!」

潜水新棲姫「お前達は命を選ぶような奴らじゃない。目の前にある命から救うはずだ」


潜水新棲姫「ワタシにこのスイッチを押されたくなかったら言うことを聞け」


葛城「何考えてるのよ!」


黒潮「お前もそれが爆発したら終わるんやで?アホ違うか」


潜水新棲姫「このまま龍驤が生きていればいずれ巻き込まれて死ぬ。その前に自分で終わらせるのと変わらないんだよ」


潜水新棲姫「よく考えろ。龍驤が死ねば得しかしないんだぞ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

深海提督「話は聞かせてもらった」


潜水新棲姫「お前か…」


深海提督「特殊任務についている龍驤への攻撃は、大本営に対する攻撃だ。この鎮守府の存続に関わることになることは容認できない」


深海提督「菊月達もこのメッセージの内容は把握している。アケボノの力があれば漣は龍驤の所に辿り着くことすらできないだろう」


深海提督「漣が無理な抵抗をすれば…結果は言わなくてもわかるな?」


潜水新棲姫「……」


深海提督「止められるのはお前だけだ。早く追いかけるんだ」


潜水新棲姫「全て……無駄だったのか…」

(爆弾もアレで全部時間稼ぎだったかもな…)

神通「どんな理由があっても…仲間を殺すだなんていけません…」


黒潮「まともな考えやないのは確かやで。龍驤を殺せたとしても、その後どないしとったんよ」


葛城「艦娘を殺して…幸せに暮らすことなんてできないわよ…」


潜水新棲姫「誰が生きて幸せになると言った?」


明石「え…?」


潜水新棲姫「そんな都合の良いことは考えていない。ワタシも漣も命を奪った責任は取るつもりだ」


深海提督「おい、やめるんだ!!」


潜水新棲姫「すまない漣…もう少し足止めさせたかったがここまでだ……」カチッ


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

新姫「…は?あれ?」カチッカチッ
北上「ふぃーなんとかちゃんとECM動いてるみたいだね傀儡の爆弾騒ぎから開発続けててよかったよー」
この隙に神通さんがスイッチを奪う

潜水新棲姫 「龍驤が生きているとあいつの我が侭で誰かが苦しみ誰かが悲しむ。その事は忘れるなよ。お前ら」カッ…


神通「う……!!」


黒潮「閃光弾…!」


秋津洲「ん~朝ぁ……」


ダダダッ


葛城「足音がしたけどあの状態でどこ行くの!?」


深海提督「くっ……!」


明石「何も…見えない……!」

深海提督「……漣の後を追ったか」


黒潮「これ見てみ。爆弾外していっとる」


葛城「自分で外せるようにできてたんだ…」


明石「でも爆弾は本物です…ゆっくり解体してきます…」


秋津洲「んん……」


神通「漣さんも新棲姫さんも……感情で動いてはいけません…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

深海提督が龍驤の方にいる菊月達に警戒するよう連絡

ーー

重巡棲姫(漣、考え直せ。大切な者を殺された人間がどうなるかお前自ら体現しているはずだ)


重巡棲姫(お前は提督をそうさせたいのか?違うだろう)


漣(それは……)


重巡棲姫(龍驤の行動は褒められたものでは無い。だからと言って殺すのは違う。お前だって……)


漣(貴女も感じてますよね。自殺しようとした私を助けてくれた誰かが居たような気がしてるんです)


重巡棲姫(これはなんだ?実際にあったことなのか)


漣(分かりません。ですが……この気持ち悪さはなんなんでしょう…)

重巡棲姫(その事を考える為にもまず冷静になれ。あそこで休憩だ)


漣(……)ザザザッ


重巡棲姫(なんとか漣を止めることには成功したが、後は鎮守府の連中が追いついてくれるかどうかだ)


重巡棲姫(恐らくアケボノ達の干渉を受けているな。同じところをぐるぐると回っている感覚がある。漣はそれに気付いていないようだが……)


重巡棲姫(私はここが何処だか分かっていない。鎮守府の奴らが見つけるか、潜水新棲姫が見つけるが先か……もしくはアケボノ達がやってくるかだな)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

今更だけどそういえば艤装を放棄した新棲姫ってどうやって海上を追いかけてくるんだろ

度々休憩しながら移動するが全く旧鉄の海域に着く気配がない漣
新棲姫が先に着いてしまい、確保される

>>362

ーー

漣「おかしい……いくら進んでも鉄の海域に近付けない…」


重巡棲姫(流石に気付いたか…)


漣「これは……アケボノさん達の影響…?漣の目的がバレている……?」


重巡棲姫(漣、ここは一旦引いた方がいいんじゃないか)


漣「今更帰れるわけないでしょう。どうにかして龍驤の元にたどり着きますよ」

潜水新棲姫「探したぞ漣」チャプン


漣「……そっちは失敗でしたか」


潜水新棲姫「まるで話が通じなかった。ここからはワタシも手伝うぞ」


漣「非武装の状態でよくもまぁ…陸で逃げても良かったんですよ?」


潜水新棲姫「ワタシはもう漣の側から離れない。死ぬ時も同じだ」


漣「……それは私もです」


潜水新棲姫「漣、艤装を解除してワタシにしがみつけ」


漣「どうしてですか?」


潜水新棲姫「水中からならアケボノ達の干渉を受けないかもしれない。試せることは試そう」


漣「了解です……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

菊月らのどうするか話し合い
龍驤抜きでの対策は意味があるのかと海月姫

ーー


アケボノ「ちっ……海中に潜られたわ」


モチヅキ「まだアケボノは水中とか見れないんだよね~」


アケボノ「このままだとこっちに来るわね…」


菊月「漣の息が続かないだろう」


モチヅキ「潜水新棲姫が口移しするんじゃない?潜水艦ならできると思うよ~」


菊月「……どうする」


アケボノ「それを話し合ってるんじゃない。菊月も何か意見出しなさいよ」


菊月「……」

深海海月姫「その話、龍驤抜きで意味はあるのかしらぁ?」


モチヅキ「ん~確かに。それはあるかも」


アケボノ「どうせ呼んできても癇癪起こして終わりでしょ」


菊月「それでも本人抜きで話し合うよりマシだ。あいつを呼んでくるぞ」


モチヅキ「はいはい…」


アケボノ「早くしなさいよ。向こうの速度は潜られると分かんないのよ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

龍驤「……」


深海海月姫「ちょっと、生きてるわよねぇ?」


龍驤「うん……」


菊月「元気がないというレベルじゃないぞ」


モチヅキ「死体みたいに顔は青いし、覇気も無いと」


深海海月姫「あの子もずっと心配してるのよ…腹ただしいわぁ」


アケボノ「それはまたにして、今は話し合いが先よ」

菊月「どうせまた逃げ出すんだろう。もしくは喜んで殺されに行くか?」


龍驤「……死ぬのは逃げやからあかんねん」


アケボノ「はぁ?なによコイツ。あれだけ逃げといて死ぬのは嫌だって?」


モチヅキ「抑えなってアケボノ~」


龍驤「違う…そうや無いねん……」


アケボノ「はぁ…もう付き合ってられないわ。あたしはコイツの為に二度と能力は使わないから」スタスタ


菊月「殺されたくないなら自分で話をつけて来い。あの二人はもう近くまで来ている」


龍驤「うん…ウチがちゃんと会ってくる……」


下2 この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


龍驤「……」


潜水新棲姫「逃げなかっただけ褒めてやろう」


漣「私達がここに来た理由も知っているでしょう。少しは思う事はありましたか?私にこうさせているのもまた貴女ですそれでもまだ続けますか?」


漣「貴女を殺して私もあの子も死ぬ。その後に何人死ぬでしょうね?」


龍驤「……」


漣「貴女は呪いだ。ご主人様にまとわりつくたちの悪いやつですよ」


漣「あんたが生きてるせいでご主人様は幸せになれない。その周りも迷惑するんです」


潜水新棲姫「全てが龍驤のせいなんだ」


龍驤「……」

漣「いつまでも黙ってんじゃねぇよクソビッチ」


龍驤「…言い訳のしようが無い。全部ウチが悪いんや。でも殺すのは違う」


潜水新棲姫「命乞いか」


龍驤「違う、死ぬことは逃げなんや。ウチを殺すと助けることになるんやで」


漣「じゃあこの事態をどうするっていうんだよぉ!!もう取り返しは付かないんですよ!!」


龍驤「安価」


下2 龍驤の台詞や行動などを

龍驤「行く‥司令官と朝霜に会いに‥…」


潜水新棲姫「今更か。もう遅すぎる」


漣「それに私達が何をしに来たのか忘れましたか?」ジャキッ


龍驤「……」


オォォォォォ…


潜水新棲姫「何の音だ!?」


漣「これは……」


ヒュッ…ヒュッ…


潜水新棲姫「ウ"っ!!」


漣「ぎゃ……!」


龍驤「乱暴はあかん言うたやん…」


けがは…させてない……


龍驤「……ありがとうな。ウチ、行ってくるわ」


きをつけて……


龍驤「ウチから始まったんやったら、終わらせるのはウチだけや。待っててな司令官、朝霜……」


ーー

遅くまでありがとうございます


コメントなどあればお願いします

ーー深夜、病院


龍驤「着いた……ここに司令官と朝霜がおるんやな…」


龍驤「こんな時間やから誰もお見舞いなんか来てないやろうし…看護師さんとかの目を盗みながら会いに行こ…」


龍驤「まずは朝霜や……ウチのせいで脚切ったりなんかして……なんて謝ったらええかわかれへん…」


龍驤「ごめんな朝霜……こんなウチでごめん…」


龍驤「ウチは母親どころか……全てにおいて失敗してるんよ…」


下1~3高コンマ 朝霜の病室での出来事やその他起こったことなどを

ーー

龍驤「お邪魔します……」ガチャ


朝霜「……」


龍驤「朝…霜…………」


朝霜「……」


龍驤「う…うぅ……ごめんな…ウチのせいでそんな…」


龍驤「右脚も無くなって……そんな…抜け殻みたいに……」


朝霜「……」

龍驤「この怪我はウチのせいや…責任は取る……」


龍驤「切ってしもた脚…自分で刻んでしもうたんよな……だから繋ぐこともできへんだって聞いた……痛かったやろうな…」


龍驤「朝霜……ウチの右脚使って…」


龍驤「拒絶反応とかあるかもしれん……けど…ウチの知ってる人やったら…そんなん関係ないねん……」


龍驤「朝霜…あんたは幸せになり……ウチと同じ思いはしやんでええんや……」


朝霜「……」

龍驤「あの人にウチの脚切ってもらって……ここに届けてもらうわな…朝霜はそれ使って……脚…治して…」


朝霜「……」


龍驤「…元気でな。ウチのことはもう忘れて…司令官と幸せになって………」


龍驤「うぅぅ……ごめんなぁ、ほんまに…情け無いわ……」


龍驤「…ぐすっ。次は司令官や……」


龍驤「司令官に…お別れのメッセージ……届けて終わりや…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ガチャ…


龍驤「誰…!?」


提督「龍驤……」


龍驤「話…聞かれてしもたみたいやね……」


提督「何を考えて……」


龍驤「こういう形でしか償えれへんでごめんな……」


提督「償うも何も無いんだ。龍驤は何も悪くない」


龍驤「違うよ…全部ウチのせいなんよ……自分で分かってる…」

提督「龍驤…話したいことは山ほどある。俺の病室で話そう」


龍驤「ううん…これでお別れや。司令官、今までありがとうな」


提督「龍驤…!」


龍驤「ウチはキミの側におれて幸せやったよ。愛してくれてありがとうな」


龍驤「……これでお別れや。もう二度とキミの前に現れへんよ。どうか幸せに暮らしてな」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞や行動などを

提督「ふざけるな!」


龍驤「う……」


提督「俺の幸せは龍驤と朝霜がそばに居てくれる事だ!どちらが欠けても成り立たないんだ!」


龍驤「司令官…」


提督「不幸になる時は俺の前から龍驤が居なくなることだ。俺にとって龍驤は全てなんだ!!」


龍驤「司令官が…怒鳴ってる……」


提督「当たり前だ!一人で勝手に決めるんじゃない!」

提督「俺は親に愛されたことが無い。無償の愛を知らずに育ってきたんだ」


提督「物心ついた時にはもう空気を読む生活だった。俺の見た目が良くなかった事もあるが…決して恵まれた環境では無かった」


提督「俺が預けられた親戚も俺を愛そうとしてくれた。だが実子より愛されることは無かった」


提督「そんな俺が…ようやく龍驤を見つけたんだ……」


提督「頼む……俺の前から居なくてならないでくれ…」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞や行動などを

龍驤「…愛を知らんのはウチも同じや。好きでもない相手に股開いてたウチには無縁のもんや」


龍驤「ウチも司令官もお互い愛を知らん。そんな二人が一緒に生きていくことなんて無理や」


提督「これから学んでいけばいい!」


龍驤「無理や……ゼロになにをかけてもゼロなんやで」


提督「そんな事はない!かけるのでは無く足せばいい!」


龍驤「……これでさよならや」


提督「龍驤!」

朝霜「パパ……ママ…」


提督「朝霜?」


龍驤「ウチらが分かるんか……?」


朝霜「全部…聞いてた……」


提督「意識があったのか?」


龍驤「朝霜…」


朝霜「安価」


下1~3高コンマ 朝霜の台詞や行動などを

再安価 下1~3高コンマ お願いします

朝霜「ママの足なんていらないから一緒に居たい…愛を知らなかったあたいに愛を教えてくれたパパとママと一緒に居たい……」


龍驤「ウチは愛を知らんねん…」


提督「俺もだ……」


朝霜「違う……愛は掛け算でも足し算でもねぇ…今こうやって溢れ出るもんだ…」


龍驤「溢れ出る…?」


朝霜「愛なんて…最初は誰も知んねぇ……親からもらう愛以外にも……あるんだよ…」


提督「家族……」


朝霜「そうだ…それだよ……」

朝霜「あたいはパパとママと一緒に過ごせるだけで幸せだ……心が温かくなる…」


朝霜「これが愛なんだよ……家族が一緒にいれば…自然と溢れてくる…」


龍驤「……」


朝霜「ママ…もうあたいの側から離れないで……パパと一緒に居てくれよ…」


朝霜「脚なんていらねぇ……そんなもん欲しくないんだよ…」


朝霜「ママ…あたいを愛してくれ……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

龍驤「こんなウチでも愛してくれるんか…?」


龍驤「誰にでも股開く…最低で……殺人まで犯したこのウチを…」ポロポロ


朝霜「それも含めて龍驤さん……あたいのママなんだよ…」


提督「俺の嫁で……大切な家族だ…」


龍驤「うあぁぁぁぁぁ~~~~!」


提督「龍驤……朝霜…!」ギュッ


朝霜「パパ…ママ……」

龍驤「あぁ……わぁぁぁぁぁ~~!」


提督「龍驤…もう二度と離さない……!」


朝霜「ずっと……一緒だからな…」


龍驤「ごめん……なさい…ありが……とう…!」


提督「謝らなくていい…もういいんだ……」


朝霜「誰にだって……幸せになる権利はあるんだぜ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~!


漣「……あの軽空母は浮気性で役立たずでダダばっかりこねていつまでたってもウジウジしてて居るだけで誰も彼も傷つけるクソビッチなんですよ」


潜水新棲姫「生きてる価値も無かった」


漣「 そう、生きる価値のない、死んで当然のクソビッチ……だと思ってたんですけどぇ…………」


潜水新棲姫「これが家族か。本には記載があったが実際に見るのと少し違うようだ」


漣「当たり前ですよ、家族に決まった正解なんてありません。それぞれ違うのが当たり前なんです」


潜水新棲姫「そうだったのか……」

漣「これにてハッピーエンドってことでしょうね。龍驤さんは戻ってきて、鎮守府も元通りと」


潜水新棲姫「ハッピーとは言い切れないがな。朝霜の脚は欠損したままだし、提督の横須賀への栄転もある」


漣「それは追い追いですよ。今は家族の再会を祝おうじゃないですか」


潜水新棲姫「そうだな、龍驤には苦労させられたがこれで終わりだ。これでようやくゆっくりと…」


深海吹雪「まだ終わってませんよ」


漣「うぇっ!?」


潜水新棲姫「お前は…!」

漣「貴女は…どうしてここに!?」


深海吹雪「うるさいです。龍驤さんに気付かれるじゃないですか」ガシッ


漣「が……っ!首…が……!」


潜水新棲姫「おいやめろ!」


深海吹雪「うるさいって聞こえなかったんですか」ガシッ


潜水新棲姫「ぐ…ぅ………!」


深海吹雪「龍驤さんから言い出したんですよ。脚を切って朝霜さんに届けてくれって。約束を破ることは許しません」ギリギリ


漣「ぎ……っ…!」


潜水新棲姫「かは……っ!」

漣「」ゴトッ
潜水新棲姫「」ドサッ


深海吹雪「龍驤さん、司令官が準備をして待ってるんですよ。早く行きましょう」


深海吹雪「そんな下らない家族ごっこを見に来たんじゃないんです。分かりますよね?」


深海吹雪「抵抗するなら息の根止めちゃいます。司令官なら傀儡を使っていくらでも復活させられますからね」


深海吹雪「さぁ行きますよ、龍驤さん…」ガチャ


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

漣「おい……せっかくまとまりそうだったのに…水を差すな…!」


深海吹雪「まだ意識があったんですか?」


漣「私は……漣の中に居る…重巡棲姫だ…」


深海吹雪「じゃあ貴女も黙ってて下さい」ガシッ


漣「これは……なんだ…?」スッ


深海吹雪「ケイタイ…?」


男『吹雪君、それはやり過ぎじゃないかな』


深海吹雪「司令官っ!!」

男『ちょっと頭が硬すぎるんじゃないかな?臨機応変に行こうよ』


深海吹雪「はい……」


漣「ちゃんと…躾けておけ……コイツのせいで…解決しなくなる所だったんだぞ…」


男『吹雪君は指示に忠実なのはいいんだけど、何度もこうなっちゃうんだよ』


漣「こうなっちゃうじゃ…困る……」


男『よく注意しておくよ。そういうことだから吹雪君、一度戻ってきてくれるかい?』


深海吹雪「……はい」


漣「これで…なんとかなったか……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー後日、足りないもの鎮守府


漣「皆さんお集まりですね。これから大事な会議を始めます」


菊月「どうでもいいが会議のタイトルはどうにかならなかったのか」


漣「だってこれからを決める大事な会議じゃないっすか」


菊月「だからと言ってそのまま『大事な会議』は無いだろう」


漣「細かいことはいいんすよ。それじゃあ始めていきまっしょいと」


菊月「古いな……」


漣「まずは鉄の海域についてです。めでたく龍驤さんが戻ってくることになりましたので、誰かが常在しなければいけません」

漣「常在するのは事情を知っている我々の誰かが良いかと思うのですが、どうですか?」


菊月「我々とそっちで当番制はどうだ。鉄の海域への海路はほぼ安全だ」


漣「漣もそう思ってました。深海提督はどうですか?」


深海提督「常在する艦娘を当番制にして良いか確認が取れていないが、拒否される理由も無いはずだ。それでいこう」


漣「ご主人様も大丈夫ですか?」


提督「あぁ…」


漣「ではひとまずそれで決定ということで。それでは次に行きましょう」

漣「次は深海提督についてです。この鎮守府に来るとして、あの子や海月姫達と離れ離れになるけどそれは大丈夫ですか?」


深海提督「俺がここに正式に配属されるならアケボノ達もここに来ることになる。少し力を借りればいつでも会いに行ける」


菊月「アケボノの千里眼で様子は見れるし、モチヅキの予知で危険があれば察知できる」


漣「ほんと…その能力チートっすよね……」


菊月「こっちの心配よりそっちはどうなっている?お前は横須賀に行くのか」


漣「いやぁ…行くも何も断れない雰囲気なんですよねぇ……」


提督「……」

漣「既に一部の艦娘は向こうに行っちゃってるんですよ。白鶴…じゃなかった、翔鶴さんと雷さんは新大本営の広報兼ラジオDJになっちゃいましたからね」


菊月「納得いかないが、あのラジオのおかげで大本営の信頼は戻ってきているそうだ」


漣「毎日戦いに明け暮れていた艦娘も女の子だった。そんな感じで世間が受け止めてくれてるみたいですね」


深海提督「提督はいいとしてここの艦娘全ては連れて行けないぞ。理由は分かっているな?」


漣「はい……花形である横須賀の艦娘が足りないものまみれだと、せっかく上がった大本営のイメージが…」


提督「……」


菊月「誰を残して誰を連れて行くのか。よく考えておけよ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


龍驤「お疲れ様、どうやった?」


提督「あぁ…」


漣「やっぱり痛い所を突かれましたよ。横須賀に誰を連れていくのか選別しろですって」


朝霜「足りないもの組は置いていけってことだな」


漣「早い話しがそうですねぇ…」


龍驤「菊月らが言いたいことは分かるよ。これから一番目立つ鎮守府の艦娘が障害艦娘では…ちゅうことやな」


朝霜「そんなの言いたい奴に言わせとけばいいんだよ。司令には関係ねぇ」


漣「ご主人様には関係なくても大本営に関係あるんです。今回の件で大本営はカルト戦争集団扱いですからね」

龍驤「司令官はどう考えてるん?」


提督「…誰も置いていけない、ここの誰を切り捨ててもそれは龍驤を切り捨てるのと同じだ」


提督「奇麗事だろうが、奇麗事も言えない世界にはしたくない。俺が…俺達が変えていくんだ」


漣「ご主人様…いえ、横須賀鎮守府の提督としてできますよ!」


朝霜「こんな事言うと菊月辺りが甘いとか言ってきそうだな」


提督「甘さじゃない。今の状況で大本営、日本には足りてない物が多い。それは物理的だけなものじゃなくて、目に見えないものも足りていないんだ」


提督「足りないなら補い合う。そんな姿を世間には見せたいんだ」


漣「ご主人様の永遠のテーマですな」


龍驤「思えばそういう考えからこの鎮守府は始まったんやもんな…」


朝霜「あたいも足らないもの組になっちまったけど、司令に出会えて良かったと思ってるぜ」


提督「…皆んなで横須賀に行こう」


漣「はい!」


龍驤「一生ついて行くで!」


朝霜「もちろんあたいもな!」


ーー

終わりが見えてきました


コメントなどあればお願いします

ーー


多摩「多摩はこの鎮守府に残るにゃよ。旦那さんとは離れたくないにゃ」


漣「そうですか…」


多摩「同じ理由でガングートも残るにゃ。この時点で全員を向こうに連れて行くなんて無理にゃよ」


漣「もちろん皆さんの都合を最優先して欲しいとは思っています。ですが、その…」


多摩「おみゃーの言いたいことは分かるにゃ。大本営や艦娘への風当たりが強い中で、龍驤さん達だけが横須賀へ行ってしまえばどうなるかってことだにゃ」


漣「せめて…多摩さん達は最低限でも来てくれたらなとは思っていました」


多摩「気持ちは分かるにゃ、でもそんな考えをする奴は最低だにゃ」


漣「誰かが言わないといけないなら、漣が喜んでその役目を引き受けます」

多摩「……お前はまだ障害艦娘を差別するのか」


漣「いいですか多摩さん、横須賀はここより勝手が悪いんですよ?まずは手摺を付けなければいけませんし、リハビリルームも必要です」


漣「大本営はイメージアップが最優先なんです!そんな事をしてる暇は無いんですよ!」


多摩「そんなつまらないモノの為に龍驤さんを表に出さないつもりか」


漣「これはご主人様の為、ひいては龍驤さんこ為でもあるんです!」


多摩「相変わらずお前は何もわかっていない」


漣「ええそうですよ!分かるはずありませんよ!だから龍驤さんや瑞鶴さんの存在は、新生横須賀鎮守府の表には出させません!」


多摩「……自分で何を言ってるのか分かるのか」


漣「はんっ、ただの軽巡が凄んでも怖くねぇんですよ。悔しかったら漣の重巡棲姫に勝ってから言えってんです」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

提督「こそこそ話していると思ったらそういう内容だったか」


漣「!!」


多摩「…最初から聞いてた癖によく言うにゃ」


提督「俺も漣の事が分かってきたからな」


多摩「遅すぎにゃ、もっと龍驤さん意外にも関心を向けろにゃ」


提督「皆んなの事はよく見ていたつもりだったんだがな…」


多摩「そういうことじゃないにゃ、意味は分かるはずにゃよ」


提督「あぁ…」


漣「なに漣抜きで話を進めてんすかねぇ!!」

提督「漣、俺は龍驤達を表に出すつもりだ。隠そうとすると逆に怪しまれるし、そもそも隠す意味が無い」


漣「だからぁ!話聞いてたんすか!?漣達は核武装して戦争をしようとしてたカルト集団所属だったんですよ!?」


漣「そんな集団が生まれ変わりました、これが新生大本営です!って横須賀の艦娘が障害艦娘だらけ!?ふざけてんすか!?」


漣「ご主人様も多摩さんももっと現実を見て下さい!障害者への風当たりは強いのがこの世の中なんですよ!」


漣「あのですね、永遠に表に出さないとは言ってないじゃないですか…なんでわかってくれないんですか……」


漣「新しい大本営が信頼されるまで我慢すれば良いんですよ、そうすれば龍驤さんも安心して表に出せるじゃないですか……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

龍驤「こんな所におったんか司令官…ってなんか変な雰囲気やね?」


多摩「またコイツが余計な事言ってるんだにゃ」


漣「漣は正論を言ったまでです!」


提督「急用ならすぐに戻るが何かあったのか?」


龍驤「急用ってわけや無いけど司令官に聞かなあかん事やから、返事だけでもええよ」


提督「何かあったのか?」


龍驤「あのな、前にウチらの事取材しにきたテレビ局の人らがおるやろ?またウチらの事取材したいんやって」


多摩「何が目的にゃ」


龍驤「そんなやましい理由は無いと思うよ、前の放送見た視聴者からその後どうなったか気になるって問い合わせが来たらしいわ」

提督「俺達が旧大本営派では無いことは知っているんだな?」


龍驤「そうみたいやね。視聴者からも逮捕された連中に、ウチらとか司令官の名前が無かったのを知って気になるって連絡してくれたみたいやわ」


提督「よし、受けよう。ただし取材は横須賀に来てもらった後だな」


漣「ご主人様っ!!」


多摩「お前はいい加減にしろにゃ」


龍驤「…うん、漣が騒いでたのはそういうことなんやね…」


提督「多摩やガングートが残るのは聞いているが、誰がここに残るのかは改めてアンケートを取っておこう」


多摩「早くしておくにゃよ~」


漣「……」ギリギリ


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

霞「…………」


朝霜「いつにも増して変な顔してやがんな」


霞「当然でしょ、ここに残るかどうかは大事な事なのよ」


朝霜「司令達の為に行くって即答するかと思ったんだけどな」


霞「あのね、薬草ってそう簡単に育たないのよ?まず向こうの気候もあるし、土の問題もあるわ」


霞「それにこの鎮守府の裏山に色々な種類の薬草が生えてるのも大きいわね。もし何かあってもすぐに種を回収に行けるもの」


朝霜「なるほどなぁ…」

霞「他人事みたいに言ってるけどあんたも私の薬飲んでるんだから死活問題よ?」


朝霜「まぁな、霞の薬が効いて無い時は幻肢痛で死にそうだよ」


霞「当たり前よ、自分で脚を切り刻んだんだから痛みも尋常じゃないわよ」


朝霜「ここで薬を作って、まとめて横須賀に送るのはどうだ?」


霞「それだと緊急時に対応できないわよ。龍田や神通は何回か危ない時もあったし、いや、弥生や北上も龍驤さんも…」


朝霜「…この鎮守府は霞にかかってるって言ってたのは冗談じゃねぇんだな」


霞「当たり前でしょ?私もそれを自覚してるから徹夜だって平気でするわよ」


朝霜「なら霞も横須賀に来るしかねぇじゃねぇか」


霞「だから迷ってるのよ……どうすればいいのか…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー横須賀鎮守府


翔鶴「突然土と種を持ってきたのはそういう理由だったのね」


雷「突然だからびっくりしちゃったわ」


朝霜「横須賀に異動ってもすぐにじゃねえからな。今のうちに少しずつ試しておいてくれってよ」


翔鶴「ということは霞ちゃんもこっちに来るのね」


朝霜「そうなるな…ってより居ないとダメだろ」


雷「暁や電もお世話になってるもの、霞と離れ離れになるなんて考えられないわ」


朝霜「この土と種は倉庫にでも置いといてくれ。今日はこれを持ってくるだけが目的じゃねぇんだよ」

翔鶴「その変な道具で何をするの?」


朝霜「ビニールハウスを建てられそうな場所の土のサンプルを持って帰ってこいだとよ」


雷「ビニールハウスって土の上に建てるんじゃないの?」


朝霜「土壌汚染を調べるって言ってたぜ。何せ大本営には核があったんだからな」


翔鶴「そうだったわね…」


朝霜「もしここがアウトならかなり面倒なことになるって言ってたな。ま、とにかくあたいは言われた通りに土を持って帰るぜ」


雷「手伝えることがあれば手伝うわよ!」


翔鶴「ラジオの新コーナーで農業っていうのもいいかもしれないわね…」ブツブツ


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

重巡棲姫(漣、イライラし過ぎじゃないか)


漣(ご主人様は世の中を甘く見過ぎなんですよ!エゴサもしないでよくも大丈夫だとか言えますよねぇ!)


重巡棲姫(ああいう連中は放っておけ、所詮ネットの中でしか虚勢を張れないんだ)


漣(よくそんなことが言えますね、漣が握りつぶした誹謗中傷の手紙はどれくらいになるか知ってますよね?)


重巡棲姫(嫌がらせをする奴はこっちが何をしても無駄だ、正しい事をしても文句を言う)


重巡棲姫(大本営が変わったということを示すいい機会になるんじゃないか?統制が取れた強い軍であることは理想だが、それでは旧大本営と何も変わりないだろう)


漣(だからそれもただの理想なんですよ!現実を知らないあんたは黙ってろ!!)

重巡棲姫(…漣のやろうとしていることは知っている。わかってしまうんだ。そんな事をすれば提督達が不幸になる)


漣(見ず知らずのネットやクソ野朗に傷付けられるなら、漣がその役割を担います)


重巡棲姫(待つんだ漣、冷静になれ)


漣(ええ、冷静ですよ。冷静過ぎて二、三周くらいしちゃってますね)


重巡棲姫(私が信用できないならまず誰かに相談しろ、一人で突っ走るのは漣の悪い癖だ)


漣(……黙ってて下さい。漣は行動に移しますので)


重巡棲姫(おい、待て漣!)


漣(この世界は優しくは無いんですよ…なんでそれが分からないんですか……!)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

潜水新棲姫「漣~」トコトコ


漣「…どうしたんですか」


潜水新棲姫「おやつの時間だ、一緒に食べよう」


漣「……」


潜水新棲姫「今日は提督のパンケーキだ、甘くて美味しいぞ」


漣「…いつもの所ですね」


潜水新棲姫「そうだ、もう書庫に運んでおいたから二人で食べよう」


漣「……」

ーー書庫


潜水新棲姫「甘い…これはいつ食べても美味い……」キラキラ


漣「……」


潜水新棲姫「パンケーキとホットケーキの違いはあってないようなものだが、美味しければなんでもいいんだ」


漣「……」


潜水新棲姫「…何かあったのか」


漣「あんたには関係ありませんよ」


潜水新棲姫「そんな事はない、ワタシは漣の嫁だぞ?相談してくれないと困る」


潜水新棲姫「ワタシはもう嘘はつかないし秘密もしないと言った。だから漣が何か抱えているなら教えて欲しい」


潜水新棲姫「漣、ワタシの事が好きじゃないのか?」


漣「安価」


下1~3高コンマ 漣の台詞やその他起こったことなどを

漣「ああもう本当に…お前は可愛いやつですね……」ナデナデ


潜水新棲姫「漣の膝の上に乗っているからワタシの可愛さは三割増しだぞ」


漣「……」ナデナデ


潜水新棲姫「好きなだけ撫でればいい。ワタシは拒否しない」


漣「…あんたはこの鎮守府がネットでどう言われているか知ってますか?」


潜水新棲姫「知ってるぞ。ゴミ箱、艦娘の墓場、生き恥晒し、クズの集まり…」


漣「口に出さないで下さい!!」


潜水新棲姫「…悪かった」

漣「…ネットっていうのは怖いんですよ。面白いと思われたらずっと笑い者にされるんです」


潜水新棲姫「龍田が保護された時の写真は加工されてありもしないことが書かれていたし、陽炎が万引きしている動画も出回っているようだな」


漣「ご主人様達が横須賀に行っても笑い者にされるだけなんです!そうこうしているうちに龍驤さんの動画も出回るでしょうねぇ!」


潜水新棲姫「…漣はそうなるのを阻止しようとしているんだな」


漣「龍驤さんもご主人様もこれ以上傷付いて欲しくないんですよ!ここに残っていれば実害は出ないんです!」


潜水新棲姫「ここの街の連中は優しいからな。だが横須賀ではそうはいかないだろう」


漣「ご主人様は漣が守るんです。その為なら漣は悪にでもなってやりますよ…!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

潜水新棲姫「仲間を守る為、か。ならワタシは漣を守ろう」


漣「え…?」


潜水新棲姫「大切な人が仲間から後ろ指を指されるような事はさせたくない」


漣「貴女が漣を……守る…?」


潜水新棲姫「漣は誰かを守ったり助けたりしかしてないだろう?ならワタシが漣を守る役目を引き受けよう」

潜水新棲姫「漣が変なことをしようとしてるなら全力で止める。止めてみせるぞ」


漣「…もし止まらなかったら?」


潜水新棲姫「離婚だ。指輪も捨てる」


漣「……!」ブルブル


潜水新棲姫「震えるくらい嫌なら聞いてくれるな?」


漣「でも…ご主人様が……」


潜水新棲姫「騒いでいるのは提督やここの事を知らない連中だ。横須賀の連中も提督の事を知れば差別なんかしないさ」


漣「そうです、それが理想です。でも現実はそう甘くないんですよ……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

潜水新棲姫「そうだ、現実は甘くない。朝潮が死んでしまったり、龍驤が尻軽だったり……私も同類だったりな」


漣「うぎ…!その事は忘れようとしてたんですよ……!」


潜水新棲姫「忘れないでくれ、ワタシの罪は忘れられては困る」


漣「いいぃぃ……!」


潜水新棲姫「漣、苦しい事ばかりでもなかったろう?提督達は何とか落ち着いて、それに深海棲艦と結ばれる艦娘もいるんだ」


漣「……そんなすぐに信じられませんよぉ!!人間は弱い者イジメが大好きなんです!ご主人様はその標的にされるんです!!」


潜水新棲姫「ワタシも人間は信じられない。でも提督なら信用できる」


漣「それって…一緒ですよ……」


潜水新棲姫「提督は人間とは違う。人間はあんなに優しくないし甘くもない」

潜水新棲姫「提督はお人好しだし心も脆い。立派な人間とはいえない」


潜水新棲姫「だからこそ信じられるんだ。足りないものは皆んなで補えるからな」


漣「あ…あぁぁ……」


潜水新棲姫「提督には漣が必要だ。横須賀に行って支えてやってくれ」


潜水新棲姫「ワタシは漣を支えよう。そして漣に足りないものをワタシが補う」


潜水新棲姫「漣、怖がる必要は無いんだ。向こうに行く連中と一緒に横須賀に行こう」


漣「安価」


下1~3高コンマ 漣の台詞や行動などを

漣「……」ギュウウゥ


潜水新棲姫「ん…」


漣「悪い方向にばかり考えてましたが、信じて頑張ってみようと思いますよ」


潜水新棲姫「それは良かった」


漣「やる決めたからにはトコトンやりますからね。漣はしつこいですから!」


潜水新棲姫「危ない事をしそうになれば、遠慮なくワタシが止めるぞ」


漣「勿論です、貴女は漣のストッパーでもありますからね!」


潜水新棲姫「…漣を選んでよかった」


漣「それは漣の台詞です。こんな私を好きになってくれてありがとうございます!」


潜水新棲姫「向こうに行ってもよろしくな」


漣「はい、こちらこそよろしくお願いします!」


ーー

次回更新はまたお知らせします


コメントなどあればお願いします

今日は少し更新できるかもしれません

よろしくお願いします

ーー

深海吹雪「何してるんですか司令官?」


男「少し色々考えててね。あの提督さんに言われたことも気になってたんだ」


深海吹雪「あんな人間の言うことなんてただの戯れ言です」


男「いつもの僕ならそう思うんだけどね。あの提督さんは色んなものを見てきてるんだ」


男「まさかあの龍驤の怪我をした瞬間を目の前で見てるとは思わなかったよ。他にも僕にはとても体験できないようなことを体験してる」


深海吹雪「……」

男「提督さんとはまたもう一度話してみたいな」


深海吹雪「いけません!司令官は特別な存在なんです、あんなクズに構わないで下さい!」


男「あの人も特別だよ。僕はそう思うな」


深海吹雪「……!」


男「伊400君が持ってきた情報によると提督さんは横須賀に異動するみたいだね。機会を見て会いに行ってみようかな」


深海吹雪(司令官は神様みたいな存在なんです。それなのに人間なんかの言うことを聞こうとするだなんて…!)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

伊400「ボス、あいつらの異動日が決まったぜ」


男「ありがとう伊400君」


伊400「あそこの艦娘の三分の一は今の鎮守府に残るみたいだな」


男「思ったよりも多く残るんだね」


伊400「あそこで結婚してる奴もいるからな。離れるのが嫌とかそういう理由だろ」


男「相談してくれたら傀儡を作ってあげられるのに…不思議だね」


伊400「そうだな、ボスならそれくらいできるもんな」ニヤッ


深海吹雪「……」

伊400「このままあいつらを盗聴してればいいんだな?」


男「そうだね、異動日に合わせて会いに行きたいから詳細が知りたいな」


伊400「了解、そっちは任せたからな吹雪」


深海吹雪「……はい」


男「自分から陸地に向かうのは久しぶりだし色々と準備しないと。変な格好したら怪しまれるし…」


深海吹雪「……」

ーー夜


男「あれ、吹雪はまだ起きてたのかい?もう寝た方がいいんじゃないかな?」


深海吹雪「……」


男「もしかして気分が悪いのかい?内臓の調子が悪いなら新しいのを作ってあげるよ」


深海吹雪「…司令官は私を救ってくれました。沈んだ私の記憶を掘り出して、この体に入れてくれたんです」


男「懐かしいねもう何年も前になるよ」


深海吹雪「その時誓ったんです。私は司令官の為ならなんでもするんだって」


男「吹雪君のお陰で何度も助けられたからね。そう言ってくれると嬉しいよ」

深海吹雪「司令官は私にとって神様なんです。人間なんかとか違うんです」


男「そんな事は無いよ、僕だって人間なんだ」


深海吹雪「はい、今の貴方は司令官なんかじゃありません」ジャキッ


男「え、ふぶ


ドォンッ


深海吹雪「……」ビチャビチャ


深海吹雪「これは司令官じゃない。この血は司令官のじゃない。早く洗って穢れを落とさないといけませんね」

ーー

アーユーレディ?


深海吹雪「いいからさっさとして下さい」


ガシャーン


男「……」


深海吹雪「おはようございます司令官。体調はいかがでしょうか?」


男「吹雪君……僕は……」


深海吹雪「病気が再発しているかもしれないということでしたので、新しい体を作ったんです」


男「そうだったんだね……」


深海吹雪「覚えてないのは仕方ないですよ。だって昨日の事は覚えてませんからね」


男「どうしても体を作った前日の事は持ち越せないからね……」


司令官「服も用意しています。まずは体調を整えて下さい」


男「ありがとう…吹雪君はいつも優しいね…」

深海吹雪(こうして司令官を作るのは何回目だったか覚えていません。司令官が変な事を考えるようになったら新しい司令官を作ってるんです)


深海吹雪(記憶のいじり方や新しい体の作り方は全て見て覚えました。司令官は過去の出来事は全て覚えていますが、変な考えはできないようになっています)


深海吹雪(そうです、考えられないはずなのに……なんで何回もこんな事をしてるんでしょうか)


深海吹雪(司令官はこの世界の神となる存在です。人間との交流や考えなんか参加にしてはいけないんです)


男「ふぅ……昨日の僕は何をしようとしてたのかな?」


深海吹雪「全て教えます。司令官は私の神様ですから」ニコッ


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

タシュケント「無抵抗の人間の頭を撃ち抜くか…」


ビスマルク「貴女も似たようなことはやってたんじゃないの?」


タシュケント「あたしは苦しめて殺すのが専門だから、あんなのはした事ないよ」


ビスマルク「私がここに来てからAdmiralは何度も殺されてる。吹雪の思い通りにならなくなった時点で殺してるわ」


タシュケント「あたしの性格が直る前だと怯えまくってたよねぇ…」


ビスマルク「私も最初に見た時は驚いたわよ。でもAdmiralの技術を目の前で見てた吹雪ならできてもおかしくないの」

タシュケント「そっちも何度も殺されてるんだよね?」


ビスマルク「ええ、そのお陰でAdmiralは新世界の神だと思ってるわ」


タシュケント「洗脳より酷い…」


ビスマルク「吹雪に逆らっても殺されはしない。でもAdmiralを下に見るような事があれば殺してきたのよ」


タシュケント「あたしが殺されてないのは何でかなぁ…」


ビスマルク「……そうね、なぜでしょうね」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

伊400「あんまり考えても無駄だぜ、それとも忘れるために作り直して貰うか?」ザバッ


タシュケント「あはは、遠慮しておこうかな…」


ビスマルク「それより貴女は任務中じゃないの?」


伊400「ボスは昨日の事は覚えてないって設定だろ?なら今日改めてあいつらの異動日を伝えなきゃいけねぇだろ」


ビスマルク「…そうね、そうなるわね」


伊400「こっちも吹雪の扱いは分かってるからな。あれよりややこしいのと昔色々あったのがここで役立つとは思ってなかったぜ」

タシュケント「ねぇ、二人はどう思ってるのかな?」


ビスマルク「悪いけどそれについてはノーコメントよ」


伊400「触らぬ神に祟りなしだからな」


タシュケント「じゃあこれだけは聞かせて欲しいな。このままだとあたし達が第二の大本営になるのはもう分かってるよね?」


タシュケント「ただの人間を神と崇めるイカれた集団。しかも吹雪はアレを隠し持ってるよね?」


タシュケント「世界は落ち着こうとしてるのに、このままじゃあたし達のせいでまた争いが起きるんだよ?」


伊400、ビスマルク「安価」


下1~3高コンマ どちらかの台詞やその他起こったことなどを

伊400「ボスもそこまで馬鹿じゃねぇよ、手綱は握られてるのに気づかないくらいが丁度いいからな」


タシュケント「あれで吹雪をコントロールしてるっていうのかい?」


ビスマルク「人を殺すことしか知らない貴女には理解できないわよ」


タシュケント「…そうだね、あたしは全く分からないよ」


伊400「いいからお前は持ち場に戻れ、吹雪に見つかったらどうなるか分かるだろ?」


タシュケント「そうさせてもらおうかな……」

ビスマルク「お手本のような回答だったわね」


伊400「何を言ってるかわかんねぇな」


ビスマルク「そもそも貴女はなんで私達に協力するの?Admiralのことは神だとも思ってないのよね?」


伊400「そんなの決まってんだろ、ここに居たら退屈しねぇからだよ」


伊400「世界を相手に殺し合い?小型の核を持ったカルト集団?何度でも蘇る人間に深海艦娘?」


伊400「やべぇよほんと…そんなキチってる場面、想像しただけで濡れるって……!」ゾクゾク


ビスマルク「…貴女も大概ね」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

男「今回は提督さんに関しての記憶を消されちゃったのか…何がいけなかったんだろう?」


男「僕への忠誠心からあんな行動をしてると思うけど、資源が無駄になっちゃうから無闇にやるのはやめて欲しいんだけどな…」


男「どうやら吹雪君は僕と提督さんに会って欲しくないみたいだね。吹雪君が居ない内に会いたいけど、行って帰ってくるのはちょっと厳しいかな」


男「それならやることは一つだよね。吹雪君が資源を集めてくれてる間に早く終わらよう」

ーー

男2「うん、事情は分かった。君が提督さんに会ってる間、僕がここに居るよ」


男「流石は僕だね、すぐに話が分かってくれて助かるや」


男2「僕は君が帰ってくる前に隙を見て死んでおけばいいんだね」


男「くれぐれも吹雪君に見つからないでね?」


男2「もし見つかったら大変なことになっちゃうだろうから、うまくやっておくよ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー数日後


深海吹雪「……」


男2「どうしたのかな吹雪君?」


深海吹雪「いえ…なんでもありません」ジーー


男2(なんで僕をじっと見てるんだろう?何もおかしい所は無いけど)


深海吹雪(なんだろうこの違和感。司令官には間違いないけど何かがおかしい)


深海吹雪(何が変なのかは分からない。けどこの司令官は違うんだ)


深海吹雪(なんだろう、何がおかしいんだろう…)


男2(うーん…僕から目を逸らしてくれないな)

男2(このまま吹雪君が僕を見続けるならあまりよくないかな。僕が帰ってくる前に死なないといけないのに…)


男2(しまったなぁ、資源の回収は終わっちゃったし吹雪君の気をそらすことが難しいや)


深海吹雪「……」


男2(ビスマルク君達は作業中だし、伊400君は偵察中。タシュケント君は……うーん…)


男2(早くなんとかしないといけないけど、どうしようかな…)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ビスマルク「吹雪、暇ならちょっとこっちを手伝って」


深海吹雪「ダメです、今忙しいんです」


ビスマルク「貴女何もしてないじゃない。吹雪じゃないとダメなのよ」


深海吹雪「なにがですか」


ビスマルク「フルボトルとビルドドライバーの調子がおかしいの。ドライバーの方はAdmiralがやってくれるわよね?」


男2「…そうだね、吹雪はフルボトルの方をお願いできるかな?」


深海吹雪「司令官がそう言うなら……」


男2(助かったよビスマルク君。これで吹雪君に見つからずに死ねそうだ)

ーー

伊400「お、ボスの死体の破片があるぜ。向こうは何も問題なかったみてぇだな」


男「これは全部サメが食べてくれるから放っておいて大丈夫だね」


伊400「で、どうだったんだよ。あの提督と会って何か収穫はあったのか?」


男「そうだね…」


伊400「わざわざ送迎までしてやったんだぜ?何の成果も得られませんでした~じゃ困るってもんだ」


男「安価」


下1~3高コンマ 男の台詞や行動などを

男「足りないということを個性として受け入れる、いいことだったと思うよ。艦娘を救うという僕の理想とズレているようでそうじゃなかったんだ」


男「腕が無いなら生やしてあげれば良い、僕の答えはそれだったんだ。提督さんの考えは非効率的だと思ったんだけど、よく話し合ってみたらそうでも無かったんだ」


男「彼女たちが歩んできた人生を含めて救い上げる。とってもいい考え方じゃないかな」


伊400「なんだよ上手くいったのかよ」


男「あはは、伊400君にとっては理想の展開じゃなかったね」


伊400「チッ、送迎してやった甲斐がねぇな」


男「提督さん達のやり方で救うと言っても、全ての艦娘を掬えるわけじゃない。僕のやり方は提督さん達が取りこぼした娘達への最終手段、『神の手』にした方がいいのかもしれないね」


伊400「ふんっ、血生臭くねぇ話をされても面白くねぇって」


ーー

今日は途中から少し調子悪かったです、全快してからの方がいいかもしれないですね


コメントなどあればお願いします

すいません少しだけ書き込んでおきます

誰が横須賀に異動で誰が足りないもの鎮守府に残るのかは頭の中で決めてたんですが、色々あって記憶が危ういので少し力を貸して下さい

鎮守府に残るメンバーとその理由をよければ書き込んでおいて欲しいです

明石と秋津洲や北上と憲兵なんかも異動を絡めた話がったはずなんですが、思い出せませんので皆さんのを参考にしたいです

できればでいいので、よろしくお願いします

ガングート
家庭のため

特務艦白露型
ムラッときた時に気軽におっ始めにくくなるのはちょっと(ある程度の戦力は残すべき)

多分これで決まるわけじゃないと思うから主な登場人物の簡易まとめよりあくまで個人的なイメージ

駆逐艦
・暁→レ級の行くところに行く
・雷→ラジオパーソナリティとして移動は確定
・電→こだわって残る理由がない。六駆と一緒に動く?
・響→猫先生達がいなくなると精神の安定に不安あり?でも六駆の離れるのも不安あり?
・清霜→こだわって残る理由がないので移動?
・霞→薬草の関係でまだ検討中
・黒潮→こだわって残る理由がない、おそらく提督についていく
・不知火 →こだわって残る理由があまりないので移動?
・陽炎→こだわって残る理由があまりないので移動?
・卯月 (弥生)→叢雲との関係かあるので残る?
・朝霜→当然移動
・叢雲→卯月の行くところに行く
・皐月→こだわって残る理由があまりないので移動?
・潮→こだわって残る理由があまりないので移動?皐月の行くところに行く?
・朝雲 ・山雲→霞と反対に行ってみんなのフォロー?
・初雪→こだわって残る理由がない。加古のいるところへ行く?
・村雨 ・白露・春雨→>>648

軽巡
・夕張→入院中なので残る
・神通→こだわって残る理由がない、おそらく提督と龍驤についてく
・龍田→こだわって残る理由があまりないので移動?
・天龍→こだわって残る理由があまりないので移動?
・多摩 →先生がいるので残る
・北上 →憲兵がいるので残る
・大井→残る理由はあまりない。球磨のいるところに行く。
・球磨→残る理由はあまりない。大井のいるところに行く。
・由良→流石に深海棲艦キメラの姿では難しいので残る

重巡
・加古→古鷹との交流があるので残る
・羽黒→乱れを治す(建前)ためにいるのでちょっとわからない。残りそう?
・那智→こだわって残る理由はあまりない。愛宕のために残る?
・愛宕→那智のいるところに行く?男性恐怖症は治ってない。

潜水艦
・伊401→こだわって残る理由はない、提督についてく?
・伊168→こだわって残る理由はない、提督についていく?
・伊8→こだわって残る理由はない、提督についていく?
・伊58→バーがあるので残る
・呂500→バーがあるので残る
・伊19→こだわって残る理由がない、伊26のいるとこに行く?
・伊26→こだわって残る理由がない、伊19のいるとこに行く?
・伊13→潔癖症は治ってないので設備の関係もあって残る?
・伊14→伊13のいるとこに行く?

戦艦
・金剛→こだわって残る理由がない、提督についていく?
・ガングート→>>647
・榛名→霞のいるところへ行く
・アイオワ→こだわって残る理由がないので移動?
・ウォースパイト→こだわって残る理由がないので移動?

空母
・雲龍 →こだわって残る理由がない、おそらく提督と龍驤についてく
・葛城→彼氏が近くなので残る
・加賀→瑞鶴のいるところへ行く
・瑞鶴→今までの話の流れ的に移動は決まってそう?飛鳥と加賀がいれば大丈夫そう
・翔鶴→ラジオパーソナリティになるので移動確定
・隼鷹→不知火のいるところへ行く
・飛鷹→清霜のいるところへ行く
・千歳→医務室を開けることになるので残る。ちっこい先生と一緒に動く
・ガンビアベイ→車椅子でバリアフリーじゃないと暮らせないので設備的に残る?
・龍驤→当然移動

その他
・提督→当然移動
・秋津洲→ズッ友明石のいる場所に行く
・明石→彼氏が近くにいるから残る
・駆逐棲姫→パパ(幹部)と住んでる
・レ級→暁のいるところへ行く
・潜水棲姫→深海棲艦なので残る?
・漣(重巡棲姫)→当然移動
・駆逐水鬼(中身は時雨)→白露型と同じところに行く
・ 潜水新棲姫 →漣のいるところへ行く

載ってない子
でかヴェル→ガンちゃんと一緒にいそうだから残る

お久しぶりです、足りないものを完結させるまでは死んでも死に切れないということでまた戻ってこれました

まだ見てくれている人がいるかは分かりませんが、ぼちぼち再開していきます

早かったら明日にでもやってみます

ーー

朝霜「横須賀に行く連中は荷物をまとめ始めてるみたいだな」


龍驤「そうやね、ここに残る子もおるみたいやけど半分以上は向こうに行くことになりそうやし」


漣「朝霜さんも勿論ご主人様についてきますよね?」


朝霜「当たり前だろ、パパとママがいる所にあたいが居ないわけがねぇ」


龍驤「朝霜は大事な娘やからな、置いていくって選択肢はないで」


朝霜「そう言ってくれるのが何よりも嬉しいぜママ」

朝霜「ってあたいはこんな話しに来たんじゃねえんだよ。もっと大事な用があんだ」


漣「なんでしょう?」


朝霜「横須賀に行っても秘書艦はママ…龍驤さんの予定だよな」


龍驤「周りからは反対されとるけど、司令官はそう考えてるみたいやで」


漣「漣は反対ですよ」


朝霜「司令の気持ちは分かるし漣が言ってることは間違ってねぇ。確かなのはどっちも納得する案がねえってことだ」


龍驤「朝霜やったらどうにかできるっていうん?」


朝霜「まぁな、あたいも想像してなかったことが起きたってことだ」


漣「その話、じっくり聞かせて下さい」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど

朝霜「これを見てみろ」パサッ


漣「これは…?」


龍驤「朝霜と皐月との演習結果か…どれ見てみよか」スッ


朝霜「あたいは特務艦として強さにも誇りを持ってた。白露達とタイマンやっても勝つ自信はあったんだよ」


龍驤「これ…ほんまなんか?」


朝霜「嘘つく理由がねぇよ、あたいは皐月にボコボコにされたんだ」

ーー執務室


皐月「司令官…」


提督「……」


朝霜「いっとくけどあたいは手加減してねぇぜ、真面目にやってこれだ」


漣「突然強くなった理由とかあるんですかね?」


朝霜「強いて言うならそういう素質があったってことなんだろうな。野球で例えるならコントロールは練習すれば上手くなるけどよ、投げる球の速さは才能だ」


龍驤「皐月は指輪を渡されとるから限界突破はしとった。条件は満たしとったわけやな」


朝霜「司令、横須賀での秘書艦は皐月にやらせるべきだ。ここで一番強いやつが秘書艦なら誰も文句は言わねぇだろ」


朝霜「これが全員納得する案だ。龍驤さんも守れるしこの鎮守府の威厳も保たれる」


提督「安価」 


下1~3高コンマ 提督の台詞を

提督「皐月はどう思う?」


皐月「僕は……」


朝霜「待てよ司令、ここは皐月に聞く所じゃねぇだろ」


漣「本人の意志も尊重しなければなりませんが、まずはご主人様の意見を伺いたいです」


龍驤「その前にウチも意見言うてええかな?」


朝霜「いいぜ、言ってみてくれ」


龍驤「ウチはな、横須賀での秘書艦は朝霜にやってもらおうと思ってたんや」

龍驤「朝霜が嫌やって言うなら白露らの誰か。特務艦の誰かに頼もうと思っててん」


皐月「どうして!?秘書艦は龍驤さんしか居ないよ!」


龍驤「横須賀鎮守府は新大本営の顔になるわけや。その秘書艦が欠損有りっちゅうのは印象が悪い」


提督「龍驤は…」
 

龍驤「分かってるよ、キミは優しいからそんなん気にすんなって言うてくれるでな。でもそれだけや無いねん、ウチは過去に過ちを犯しとる」


漣「それって…」


龍驤「男遊びしとったウチが悪いんや。由良が教えてくれたんやけど、どうやらウチの過去が週刊誌とかマスコミにバレたらしいわ」


龍驤「そんな艦娘が秘書艦なんかできへん。皐月がやるっていうんやったら反対はせぇへんよ」


提督「龍驤…」  


龍驤「こんなウチをずっと秘書艦にしてくれてありがとうな。これからは形は変わるけど、キミを支えるのには変わりないからこれからもよろしくな」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

皐月「…わかった、秘書艦は僕がやる」


朝霜「よし、それで決定だ。文句はねぇな司令?」  


提督「……」


朝霜「沈黙は肯定と取るからな。オッサンに連絡しとくぞ」


漣「皐月さんは漣についてきてくれますか?」


皐月「でも、司令官と…」


漣「いいから行きますよ」


皐月「……」ガチャッ

龍驤「二人っきりにしてくれたんやね。漣もほんまは優しい子なんや」 


提督「…本当にいいのか?」


龍驤「嫌に決まってるやん、嫌で嫌で仕方ないよ。でもこれしかないんや」  


龍驤「全部ウチが悪いんや、因果応報はあるんやね」


提督「龍驤…」


龍驤「あの子に関してはある程度乗り越えたもんはあるよ。けどそれ以外にもウチは色々と抱えてる」


龍驤「司令官、もしマスコミとか記者にウチとの関係聞かれたらただの艦娘やって言うとくから。これは皆の為でもあんねん」


龍驤「そんな嘘はつきたくないよ。けど…それしかないから……」ポロッ


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞やその他起こったことなどを

提督「どんな過去があっても俺は受け入れてる、それが全てだ。この事は他の誰にも文句は言わせない」


龍驤「ひっ…ひぃ……」ポロポロ


提督「世界を敵に回しても龍驤を守る。その為なら提督という立場だって捨てる覚悟はしているんだ」


龍驤「ありがとう、ありがとうな……」グスッ


提督「龍驤…大好きだからな」ギュッ


龍驤「う…ううう~~…!」

ーー演習場


漣「まさか私の力を使ってでも勝てないとはな」


朝霜「だから言っただろ、皐月の強さは段違いだ」


皐月「重巡棲姫にも勝てるだなんて…」


朝霜「お前はいい加減自分の強さを自覚しろ。いつまでもそんなんじゃ困るんだよ」


皐月「そんなこと言われたって!少し前まではちょっと強いくらいだったのに急に強くなっても困るよ!」


漣「なら由良とタイマンしてみたらどうだ」


朝霜「忍術を使わねぇならもしかしたら勝つかもな」


皐月「由良さんとぉ…?」


漣「言ったのは私だが由良の相手をするのは面倒だな」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


由良「無理、壊すくらいで行かないとダメだから」


朝霜「味方を壊そうとしてんじゃねぇよ」


由良「皐月、心当たりは本当にない?」


皐月「……」


漣「その反応は何かあるな」 


皐月「オッパイ…」


由良「…」ブンッ


皐月「……」ヒュッ


漣「由良のノーモーション攻撃をかわしたぞ」


朝霜「な?今までの皐月ならかわせるわけなかったんだよ」

由良「…貴女ね」


皐月「我慢…できなくて」


由良「来なさい」 


漣「おい、演習は壊すからやめるんじゃなかったのか?」


由良「黙りなさい深海棲艦」


漣「……」  


朝霜「皐月、まさかお前……」


皐月「あのね…由良さんの体って少し興味あったんだ。深海棲艦が混ざった体…オッパイってどうなってるのかなって…」


由良「早く」


皐月「行って…くるね…」


漣「…無事に帰ってこいよ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


漣「決着がつかないとはな」


朝霜「由良の攻撃も凄ぇけど皐月の回避も中々だな」


漣「回避術は初雪に習ったとか聞いたことあるぞ」


朝霜「しかし胸をいじくり回されただけで怒るとは以外だな。由良も操を立てる事に拘るとは思わなかった」


漣「なんだそれ」


朝霜「操を立てるっていうのなは、女が貞…」


由良「聞こえてるのよ」ズオッ


朝霜「オッ!!」バキッ


由良「皐月」


由良「次は無いわよ」


皐月「はい…」


漣「命知らずの行動は控えるべきだぞ」


皐月「うん…よーくわかったよ」


ーー

少しずつ再開していきます


コメントなどあればお願いします

ーー


霞「……」


榛名「どうしましたか霞ちゃん?」


霞「お姉さま…」


榛名「榛名でよければ力になりますよ?」


霞「いくらお姉さまでもこれは無理よ…」


榛名「一体何があったんですか?」


霞「横須賀にビニールハウスを建てるつもりだったんだけど、向こうの土が薬草を育てるのに適さなかったのよ…」


榛名「この前朝霜さんに土のサンプルを持って帰ってもらった結果が出たんですね」


霞「あそこの土は固すぎるし水捌けも…これじゃあ薬草が一切育たないわ」

榛名「こっちの土を運ぶのは無理なんですか?」


霞「確かにそうすれば大丈夫かもしれないわ。でも何か緊急事態があったら対象できないのよ」


霞「これまでも何度かここのビニールハウスに被害が出たことがあったわよね?」


榛名「そういえばそうでしたね…」


霞「薬草が無いと司令官や龍驤さんの薬が…」


榛名「この鎮守府にとって死活問題になってしまいます」


霞「どうにかしないといけないのに、何も思い付かないのよ…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


金剛「土壌の改良デスか…」


榛名「霞ちゃんが困っているんです。それに薬草の育成はこの鎮守府にとって最重要事項です」


金剛「それは分かっていマスが難しいデスね」


榛名「どうしてですか?」  


金剛「新生大本営には予算に余裕がありまセン。いくら幹部さんが重役になったと言えども、土壌改良に予算を回してもらうわけにはいきまセン」


金剛「私が所属している団体でも無理だと思いマス。そもそもそういう知識もありまセン」

金剛「力を借りることはできまセンが、榛名がやればいいんデスよ!」


榛名「できるのならそうしています。ですが…その……」


金剛「ン~?」


榛名「…戦艦が出撃もせず土いじりをしているというのは、マスコミの餌だと言っていました」


金剛「オォウ……そうかもしれまセンね」


榛名「霞ちゃんはネットをよくチェックしています。榛名達が面白おかしくネット記事に書かれているのも知ってるみたいなんです」


金剛「週刊誌やマスコミなんて無視すれば良いんデスよ」


榛名「燃えると分かっている火種を起こす必要はありません…」


金剛「ンンン…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


榛名「…という事情があるんです。横須賀の近くにいい土地はありませんか?」


白露「どう、皆知ってる?」


村雨「私は知らないわね…」


駆逐水鬼「春雨はどう?あの辺りのホテルなら行き尽くしてるでしょ?」 


春雨「ホテルの周りにはそんな土地はありませんね…」


朝霜「あたいもピンとこねぇな。海の周りのことなら知ってんだけど、陸地の方となると疎いな」


榛名「そうですか…」

白露「そっか、知ってるのはあたしだけかぁ…」


榛名「ご存知なんですか!?」


白露「うん、横須賀から少し離れた所にあるお爺さんがいるんだけど、畑を売りたいなって言ってたの」


村雨「じゃあその土地を使わせてもらえばいいんじゃないの?」


白露「それが貸す気はないって言ってるの。手続きとか色々面倒だから買い手を探してるんだって」


駆逐水鬼「その辺は幹部さんに相談すればいいんじゃないかな」


朝霜「ならあたいからオッサンに伝えとく」


春雨「ここの提督にも伝えておいた方がいいですよね」


榛名「特務艦の皆さんに相談してよかったです…!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


幹部『提督君、畑の件はこちらでなんとかできそうだ。これで霞君の心配は無くなるよ』


提督「ありがとうございます」


幹部『ただの畑とはいっても横須賀近くある土地だ、それなりに金は必要だったがそれは新生大本営でなんとかする』


幹部『提督君達が困っているから手を差しのべた。そう言えればよかったんだがね…』


提督「身を切る覚悟はできています」


幹部『提督君にそんなことはさせられない。だがある意味負担にはなってしまうがね…』


提督「大本営は何と言っているんですか?」


幹部『新生大本営が欲しいのは金じゃない。市民からの信頼や周りの理解なんだ』

幹部『大きく数は減ったといってもまだ深海棲艦は活動を続けている。艦娘が出撃するには市民の協力が不可欠だ』


幹部『大本営は新しい横須賀鎮守府の地位や名声を不動のものにしたいと言っている』


提督「……」


幹部『提督君のことだから意味はわかってくれるんだろう。龍驤君や瑞鶴君は表には出しにくくなる』


幹部『横須賀での秘書艦は皐月君にするらしいね。それを聞いた大本営は大いに喜んでいたよ』


提督「…納得がいきません」


幹部『私だってそうだ。だが現状これしかない』


幹部『龍驤君達の横須賀への異動は認める。だが表に出したり目立つような事は加賀君や雲龍君達に任せて欲しい』


提督「……」


幹部『世の中綺麗事だけで回らないということだよ。私は提督君の行動を尊敬しているよ』


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

バーででっちに喝!される提督

記憶が曖昧なのですが、幹部は駆逐棲姫が嫁であることは公表していたような気がするので安価は>>739でいきます。間違っていたらすいません


ーーbar海底


伊58「何をへこんでると思ったら…お前はアホでちか?」


提督「……」


伊58「ほんっとにノータリンでちね。その様子じゃ死んでも治らないでちよ」


呂500「ちょっとでっち…」


伊58「これくらいで精神病むなら提督は向いてないんでちよ」


提督「…そうだ、しっかりしていない俺が悪いんだ」


伊58「ふんっ、分かってるならそれでいいでち」

伊58「…ノータリンがやろうとしてる事こそエゴなんでち。龍驤さん達を表舞台に出そうというのは間違ってないでち」 
 

伊58「でもそれを龍驤さん達が望んだんでちか?」


提督「……」


伊58「瑞鶴は空母であることに誇りを持ってるから表に出たがるはずでち。でも他のメンバーはどうでちか?」


伊58「龍田は人前に出たがるはずは無いし、叢雲なんてもっての他でち」
 

提督「俺は…」 


伊58「ノータリンは好きなだけここで反省してろでち」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー幹部の家


龍驤「なぁ…ウチって最低な女やんな…」


駆逐棲姫「そうだろうな」


龍驤「ううう……」


駆逐棲姫「今更気にすることなのか?龍驤が秘書艦を外されればグタグダ言い出すのは周りの奴らもわかっているだろう」


龍驤「そんな…ハッキリ言わんといて……」


駆逐棲姫「その話をしに来たんじゃないのか?」


龍驤「そうなんやけど……でも…」


駆逐棲姫「相変わらず面倒だな龍驤は」

龍驤「だって…ウチはこんな性格やねん……それでもええって司令官が…」


駆逐棲姫「鎮守府には提督以外にもいるんだぞ」


龍驤「わかってる、わかってるんよぉ…」


駆逐棲姫「はぁ…お前が気が済むまでだからな。私も家事があるんだ」


龍驤「ごめんな…ほんまごめん……でも吐き出したくって…」   


駆逐棲姫「鎮守府で何度も見てるから気にしていないさ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

幹部「ただいま、お客さんかい?」ガチャ


駆逐棲姫「龍驤がまだ帰ってないんだ」


龍驤「うぅ……」


幹部「あの事だね。ちょうどいい機会だから私からの話も聞いてくれないかい?」


龍驤「うん……」 


幹部「ありがとう。今回の決定は龍驤君を守る為でもあるんだ」


幹部「私の時はそれはもう大変だったんだ。なぁクキ君?」


駆逐棲姫「そうだな、あれは大変だった」

幹部「バッシングの他にも殺害予告やら実際に死にかけた事もあるんだ」


駆逐棲姫「龍驤達は知らないのもあるぞ。全部お姉ちゃんが解決してくれたんだ」


龍驤「そんなに大変やったんやね…」


幹部「深海棲艦と暮らすだけでも大変な事なのに、私はクキ君を妻として迎え入れた。そういう連中の的になってしまうのはある意味仕方なかったんだよ」


駆逐棲姫「龍驤達にはそんな思いはして欲しくない。パパの気持ちは分かるだろう?」


龍驤「……うん」


駆逐棲姫「私達ではダメか。提督は何をしてるんだ?」


幹部「出掛けていると聞いたよ。提督君も龍驤君と同じようなことになっているんだろうね」


駆逐棲姫「面倒な夫婦だな…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

駆逐棲姫「ところでパパがこっちに帰ってくるのは久しぶりだな。ずっと向こうで泊まってたんだろう?」


幹部「忙しいのに変わりはないが、妻の顔を見たくなったんだよ」


駆逐棲姫「嬉しいぞパパ。それに比べて龍驤は…」


龍驤「ウチ……うぅ…」


駆逐棲姫「なあ龍驤、ちゃんと聞いているのか?こっちだってわざわざ時間をとって愚痴を聞たり助言や忠告をしたりしているんだぞ?」


龍驤「わかってるよぉ…」


駆逐棲姫「その反応はなんだ、私のどこに不満があるというんだ」


幹部「クキ君、龍驤君も落ち込んでいるんだよ」


駆逐棲姫「落ち込むなら一人でやっててくれ。私はパパとの時間を大切にしたいんだ」

龍驤「ごめん…ウチ帰るわ。長々とごめんな…」


駆逐棲姫「迷惑だったぞ」


龍驤「ごめん……ごめんなさい…」ガチャ


幹部「クキ君…」


駆逐棲姫「あのままだとずっと居座られてたぞ。これくらいなら黒潮だって言ってただろう」


幹部「そうかもしれないが…一人で帰してもよかったのか……?」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ギッ…ギッ…


龍驤「……」


朝霜「ママ」


龍驤「朝霜…」


朝霜「こんな暗い時間に一人で歩くのは大変だろ?迎えに来たぜ」


龍驤「こんなウチの為に…ありがとうな……朝霜も足大変やろ?」


朝霜「あたいの事はいいからよ、一緒に帰ろうぜ」


龍驤「うん……」

龍驤「……」


朝霜「……」


龍驤「なぁ朝霜……あんたはどう思ってるん?」


朝霜「何がだ?」


龍驤「…待ってな、言いたいこと整理するわ。頭ごちゃごちゃしてて自分でも分かってないねん」


朝霜「そっか」


龍驤「……」


龍驤「…ウチらって肩身狭いんやね」


朝霜「パパが特別なだけで普通はそうだな。五体満足の奴は普通の扱いされて、あたい達みたいなのは差別される」


龍驤「ずっと司令官の隣におったから…そんなん忘れてしまってたわ」

朝霜「あたいだって横須賀に行ったら司令の隣に居れなくなる。そんなの嫌に決まってんだろ」


朝霜「でもそこでワガママを言ったらずっと司令の側に容れなくなる。その方がもっと嫌と思わねぇか?」


龍驤「うん、そうや…その通りや……」 


朝霜「皆はもう納得してる、後はママだけだぜ」


龍驤「ウチもいい加減、大人にならなあかんでな……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー孤児院


荒潮「来てくれたのは嬉しいけど~みんなもうとっくに寝てるわよ~」


龍驤「知ってるよ…でも帰り道やし顔だけでも出しとこうと思ってん」


荒潮「鳳翔さんには明日言っといてあげるわね~」


朝霜「ここがママがお世話になってた孤児院か…」


龍驤「うん…ここでウチは色々と……」


荒潮「それなら~その時の話でもしましょうか~?」


朝霜「あたいは聞きたいな。いいかママ?」


龍驤「朝霜にやったら…ええよ」


荒潮「うふふ~今夜は眠れないかもしれないわね~」


ーー

色々忘れているかもしれません、読み返しが足りない


コメントなどあればお願いします

少しだけ更新します


ーー


漣「誰が横須賀に向かうのか、誰がここに残るのかはほぼ決まってあとは引っ越しの準備を進めるだけですな」


龍驤「生活にいるもんはギリギリまで使うから、それは分けて荷造りせなあかんね」


漣「生活には関係ありませんが、向こうに持っていくものはもうまとめてしまっています。ちょっとした書類とかもそうですね」


龍驤「ウチの場合やと面倒な書類とかがそうやね。鎮守府の住所も変わるから色々と大変そうやわ」


漣「時間はまだありますからゆっくり準備していけばいいんですよ。漣もお手伝いさせてもらいますからね」


龍驤「ありがとうな漣」

漣「大事なものといえばあるものがありますよね。漣達…ご主人様が唯一救えなかったあの子です」


龍驤「朝潮…」


漣「どうやらあの子の骨は持っていくようです。さっきご主人様が泣きそうな顔になりながら朝潮の部屋に向かいました」


龍驤「横須賀でも朝潮の部屋を再現するんかな…」


漣「それが悪いとはいいませんが、また心を病まないかどうかが心配なんです」


龍驤「それは…ちょっち心配やね」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー朝潮の部屋


提督「…朝潮、聞こえてないかもしれないが俺の言葉を聞いて欲しい」


提督「朝潮は幸せだったと言ってくれた。俺と出会えてよかったとも言ってくれたよな」


提督「俺は結果として朝潮を救えなかった。その結果ばかりに捕らわれて俺は精神を病む一歩手前だった」


提督「だがそれは違った、朝潮はそんなことを望んではいなかった。死んでしまってからも朝潮を苦しめていたかもしれないな」


提督「…すまなかった」


提督「朝潮のことを乗り越えられるまで何度もここで泣いてしまっていた。もし見ていたのならどんな気持ちだったか…本当に申し訳ない」

提督「…鎮守府の近くに朝潮の墓を作ろうと思っているんだ。朝潮の骨はそこに納めようと思っている」


提督「横須賀に移るがこの鎮守府は俺にとっても大事な場所だ。里帰り…というわけではないが、ここには何度も戻ってこようと思っている」


提督「本当はな、骨も部屋も横須賀に持っていこうとしたんだが…向こうには朝潮がいるんだ」


提督「朝潮以外にも他の艦娘はいるらしい。だが別の朝潮がいるのなら部屋は作れない」


提督「朝潮……朝潮のことは一生忘れない。ここに墓を作るが朝潮の事を忘れたいわけじゃないんだ」


提督「俺の鎮守府に来てくれてありがとう。俺と出会ってくれてありがとう」


提督「……すまなかった」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー数日後、執務室


漣「ご主人様、朝潮さんのお墓作りに皆さん賛同してくれてよかったですね」


提督「…あぁ」


漣「それだけではなく、管理も任せてくれという頼もしい言葉も聞けました」


提督「どうやら多摩がこうなると予想してくれていたらしいな」


漣「流石は多摩さんです。ご主人様と付き合いが長いだけありますね」


提督「普通なら反対意見が出てもおかしくない。それを喜んで賛成してくれるとは…」


漣「涙ぐんでる所悪いですけど、まだ泣くには早いですよ。皆さん、お願いします」


霞「司令官」ガチャ


提督「霞…?」

球磨「クマもいるクマ~」


伊13「提督…」


提督「な、なんだ…?」


霞「原案というか試作品は昔に出来ていたのよ。でも司令官の状態が悪かったり早霜に刺されたりとかで時間がかかったの」


球磨「提督にはこれをプレゼントするクマ」スッ


提督「これは…香水か?」


伊13「少し…使ってみて下さい……」


提督「……」シュッ


提督「あ……あぁぁぁぁ…!!」 


霞「これの開発には苦労したし、私だけじゃ無理だったわね」

球磨「朝潮の服や下着から僅かに残ってた香りをクマが解析して」


伊13「似てる香りを…見つけて…」


霞「私が薬草とか市販品を使って調合して、朝潮の香りを再現したのよ」


漣「香りというか匂いですな。漣も試しに嗅いでみましたが、確かに朝潮さんの気配を感じます」


霞「薬草にはこんな使い方もあるのよ。よく気が付いたわね?」


球磨「提督にはお世話になってるクマ」


伊13「気に入って…くれましたか…?」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞や行動などを

提督「ぐ…うううぅぅぅぅぅ……!!」ボロボロ


球磨「大号泣クマね…」


霞「好きなだけ泣かせてあげた方がいいわね」


漣「ですか。それでは漣達は野暮用がありますので」


伊13「失礼します…」


提督「朝潮……!朝潮ぉぉ…!!」


球磨「ごゆっくり、クマ」パタン

漣「ご主人様があんなに泣いてるところ見たことないんですけど、大丈夫なんですよね?」


霞「乗り越えた後だからいいのよ。もしまだウジウジしてたらあれは渡せなかったわ」


伊13「喜んで…くれたよね…?」


球磨「あれだけ泣いてるんだクマ、お気に召した証拠クマよ」


漣「ほんとだったら横須賀のことで仕事まみれなんですが、気分転換も必要ということにしておきましょう」


霞「私は薬の備蓄作業に戻るわよ」


球磨「霞は少しくらい休めクマ…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


朝雲「霞、最近寝たのは何日前?」


霞「昨日ちゃんと寝たわよ」


山雲「山雲は~全部知ってるわよ~?」


霞「…二日寝てないわね」


朝雲「なにやってるのよ!そんなんじゃまた過労で倒れるわよ!」


霞「仕方ないでしょ?薬を作るだけでも大変なのに、横須賀での畑のことも考えないといけないのよ」


山雲「朝雲と山雲に任せてもいい仕事もあるはずよ~?」


霞「……そうね」


朝雲「簡単な薬なら私達だって作れるんだから!」

山雲「司令官の役に立ちたいからずっと働くなんて~逆に司令に悪いわよ~」


霞「山雲の言う通りね、私が徹夜を繰り返してる理由まで合ってるわ」


朝雲「司令が寝ずに働いててくれって頼んだんじゃないんでしょ?そもそもあの司令なら休めって言うわよ!」


山雲「言ってるけど~霞が休まないのよね~」


霞「休んでると逆に調子が悪くなるの。だから私は徹夜してるくらいが丁度いいのよ」


朝雲「そんなの絶対良くないに決まってるじゃない…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

榛名「霞ちゃん、聞きましたよ」


霞「……」


榛名「徹夜を繰り返すなんて大丈夫じゃないに決まってます!」


霞「でも…」


榛名「でもじゃありません!また倒れたらどうするんですか!」


霞「ごめんなさい…」


榛名「今度という今度は簡単には許せません!」

榛名「ちゃんと休まないと、霞ちゃんとはもう一緒に寝ません!」


霞「そんな!!」


榛名「榛名も心を鬼にします!霞ちゃんの為なんですからね!」


霞「お姉さまと寝れないなんて…そんなの拷問より酷いわ…」


榛名「ちゃんと霞ちゃんが寝ればいいんですよ?頑張って下さい!」


霞「はい……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー夜


霞「すぅ……」


榛名(霞ちゃんは寝てるみたいですね)カチャッ…


霞「ん……」


榛名「約束を守ってくれて榛名は嬉しいです。霞ちゃんと寝れなくなってしまうのは榛名も悲しいんです」


榛名「でもこのままじゃ霞ちゃんのためになりません。霞ちゃんとはずっと仲良くしていたいんです」


榛名「そのためには霞ちゃんには健康でいてもらう必要があります。どうかもう徹夜はやめて下さい」


霞「……んん」


榛名「それでは…お休みなさい……」パタン

ーー


朝雲「そっちはどう山雲?」
 

山雲「こっちも難しいわ~…」


朝雲「無限にもある組み合わせから、ここの皆に合った薬を作り出してる。これをたった一人の艦娘がやったなんて誰も信じないわ」


山雲「霞が参考にした本や論文も見たけど~かなり高度な技術が必要なのも混ざってたわ~」


朝雲「本来なら精密機械を使ってやるような細かい作業を霞は手作業でやってた。しかも0.1gの誤差も無く調合を行ってるわ」


山雲「凄いって言葉を越えてるわ…」


朝雲「ここまでくると狂気よ」

朝雲「霞は過去にこの鎮守府の皆を道連れにしようとしたことがあるって聞いたわ。最初は冗談だと思ったけど霞なら可能ね」


山雲「水道とか~飲料に混ぜたら一発ね~」


朝雲「霞なら水に溶かしても色が変わらない薬を作れる。このノートは勉強にもなるけど…恐怖も感じるわ」


山雲「追い付こうとしてたけど…近付くのは程々にしておくべきね…」


朝雲「逆に私達が止めないといけない時がくるかもしれないわ。霞は踏み入れてはならない領域に入るかもしれない」


山雲「そんな日がこないことを信じるわ…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

榛名「お二人はいいですよねぇ…」ギィィ


朝雲「ひっ!」


山雲「榛名さん…?」


榛名「この後一緒に寝れますもんね…榛名は一人で寝るのは寂しいんです…」


朝雲「榛名さん病んでるんだけど!」


山雲「困ったわねぇ…いつもなら対処してくれる霞は多分寝てるわよねぇ」


榛名「榛名は羨ましいです…霞ちゃんを抱き締めて寝たいのに……」


朝雲「榛名さんはどうすればいいのよ!?」


山雲「霞は~榛名さんに薬を飲ませてると思うから~放っておくしかないわよ~」
  

朝雲「これを放置するのは勇気がいるわね…」


榛名「榛名…榛名は……」ぶつぶつ


ーー

少しだけ更新とはなんだったのか


コメントなどあればお願いします

ーー


龍驤「集まってくれてありがとうな。今日は君らに言わなあかんことがあんねん」


提督「陽炎、卯月、初雪、那智、愛宕、榛名、雲龍。この七名は横須賀への移籍に許可がおりない可能性がある」


龍驤「横須賀に移る子らの書類を全員分出したんやけど、七名に関しては再塾考せよって言われてん」


提督「幹部さんが間に入ってくれたようで表現はかなり優しいものになっていたが、この七名は横須賀では受け入れられないという内容だった」


龍驤「…今の大本営は金はいらんって人らが役員や重役をやってくれてる。その代わり欲しいもんが地位や名誉なんや」


龍驤「新生大本営が市民に支持されて、横須賀鎮守府の地位を確固たるものにするには強さが必要。それが大本営の考えなんや」


龍驤「ほんまは…こんなこと言いたくなかったんよ……」

提督「…陽炎は素行不良の疑い。卯月、初雪は練度不足」


龍驤「那智、愛宕、榛名も練度不足。雲龍は…素質が原因や…」


提督「羽黒と金剛も練度が不足しているが、それぞれ所属している団体との兼ね合いで横須賀に移ることになる」


龍驤「あのな…物凄い無理をすれば君らも連れて行ける…けどな、向こうで新しく仲間になる子らとの問題もあんねん…」


提督「最低でも改二、もしくはそれに準ずる練度を大本営は要求している」


龍驤「ごめん…均等に練度をあげられへんかったウチらが悪いねん…」


提督「本当に…すまなかった」


龍驤「納得できへんのも分かる…こんな頭でよかったらいくらでも下げるから……」


提督「…なんと謝ればいいか分からない」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

多摩「なにをコソコソしてるかと思ったらそんな話かにゃ」ガチャ


龍驤「うぅ…でもウチらやったらどうにもできへんのよ…」


多摩「はぁ…ほんとおみゃーらはアホだにゃ。強さは練度だけで表せるもんじゃないにゃ。初雪の回避術は強さより大切にゃし、弥生は遠征で旗艦を何度も任せてるにゃ」


初雪「……」


多摩「それに雲龍は素質が少し改善したにゃ?」


雲龍「誰にも言ってないはずなのに、なぜ知ってるの?」


多摩「多摩を舐めるにゃ。動きを見てれば分かるにゃよ」


雲龍「……」


多摩「…龍驤、ここに居る七人の演習の様子を録画して大本営に送れ。練度とかいう数字が全てじゃないと分からせろ」


龍驤「はい……すぐに…用意します……」


多摩「多摩とこのアホの提督は話すことがある。後は任せたぞ」


那智「私が言えたことではないが…程々にしておけよ」ガチャ


多摩「さぁ、二人だけになったな?」


提督「……」

多摩「お前は何を考えている。数字が艦娘の全てだと?普段言ってることの真逆だろう」


多摩「横須賀への栄転で気が緩んだか?それともこれがお前の本性か?」


提督「……」


多摩「答えろっ!!嫌っていた差別をお前がしようとしていたんだぞ!」


多摩「何が足りないものだ!所詮はお前も自分のことしか考えない下衆野郎か!!」


提督「……」


多摩「…ここには多摩しかいない、録音機器を持った艦娘もいない」


提督「……」


多摩「提督、誰かに脅されているのか?それともお前の本性が出ただけなのか?」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞や行動などを

提督「…脅されているわけではない」


多摩「本性を表しただけか」


提督「周りを信用させるためなんだ!俺や龍驤が前に出られないように、信じさせるために必要なのは数値だったんだ!」


提督「向こうはこことは違う。誠心誠意説明しても分かってくれるどころか火に油を注ぐだけなんだ…」


提督「俺は皆には傷付いて欲しくないんだ…街に出て艦娘が嫌がらせを受けたり、何かしらの被害に遭う……何の落ち度もない鎮守府が被害に遭っているニュースは見たことがあるだろう?」


多摩「胸糞の悪い話だ、何度も見てる」


提督「俺達が横須賀に向かって……どうなるかは想像がつくだろう!?」


多摩(提督は相当キてるみたいにゃね…)

多摩(ネットでここがどう言われているか知ったのか、そもそも知っててそれが原因の一つなった可能性もあるにゃ)


多摩(龍驤さんは傷付いてるにゃね。提督は心の健康を崩してるにゃ)


提督「俺は……そんな思いをして欲しくない…ならば俺が悪役としてあの七人に…」


多摩(横須賀への移転はギリギリまで伸ばしてもらうにゃ。それまでになんとか提督を治すか、立ち直させるしかないにゃ)


多摩(気付けなかった多摩達も悪いにゃ。横須賀への栄転なんて提督のキャパを越えてるに決まってたんだにゃ)


提督「俺は……」


多摩(提督のママこと霞に任せとくかにゃ。そうすれば多少マシにはなるはずにゃ)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


提督「んん…」


霞「……」


霞「司令官は薬が効いてきたから意識は朦朧としてる。あとはいつも通り甘やかしてあげればいいだけなんだけど…」


霞「榛名お姉さまと一緒に向こうに行けないかもしれないだなんて。多摩はどうにかなるって言ってたけど…」


霞「私とお姉さまが離ればなれ?そんなの考えただけで無理よ。やっとここで再開できたのにまた離れるだなんて…」


霞「本当に多摩を信じていいの?でもそうするしか他に選択肢はない……」ブツブツ


提督「う…ぁ……」


霞「あぁ…司令官の相手をしないといけないんだったわね。服を脱がせてあげるから少し待って、私も脱ぐから」脱ぎ脱ぎ


提督「ぅ……」


霞「お姉さまと横須賀に行けない…なら私はここ残りたい。でもそうすると司令官が……」ブツブツ

霞「はっ、はっ、はっ……」ギシッギシッ


提督「ぉ……う…」


霞「お姉さま…練度が低いのは私のせいなのよ…ずっと私の相手をしてくれてたから…」ギシッ


提督「……」


霞「私のせいで横須賀に行けないなんて……どうにかしてお姉さまを連れて行く方法は無いかしら…」ギシギシギシッ


提督「……ぅ」ビクッ


霞「んっ…温か……い?」ギシッ……


霞「え…?なんで私…司令官と…………?」


霞「無意識で…榛名お姉さまと…えっちしてるつもりだったの……?」


霞「…マズイマズイ!!避妊薬!こんなので妊娠とかあり得ないわよ!!」

ーー


提督「……すぅ」


霞(避妊薬は間に合ったし、司令官は深く眠ってるから何があったのか覚えはいない)


霞(この部屋にはドローンは近付けないし、そもそも夕張は入院してるから私の部屋で何があったのか誰も知らない)


霞「こんなのが龍驤さんの耳に入ったら発狂してもおかしく無いわよ…榛名お姉さまに知られてもマズイわね」


霞「…大丈夫、私が黙っていれば誰にも知られることは無い。私はいつも通り司令官の母親をしてあげただけ」


霞「大丈夫、絶対に大丈夫なのよ……」


提督「んん…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

コンコン


霞「」ビクッ


雲龍「霞、入ってもいいかしら?」


霞「え、ええ…司令官も寝てるから大丈夫よ」


雲龍「提督の様子はどう?」ガチャッ


霞「いつも通り…甘やかして寝かせてあげた所よ…」


雲龍「錯乱したりもしてなかったのね?」


霞「そこまで…悪くはなかったみたいね…」


雲龍「それなら安心ね」


霞「……」

雲龍「龍驤さんも寝かせてあるわ。霞から渡された薬も飲ませたわよ」


霞「…ご苦労様」


雲龍「龍驤さんは提督より軽い症状だと思うわよ。私の胸を吸いながら気持ち良さそうに寝てたわ」


霞「それは…良かったわ」


雲龍「提督も龍驤さんも、このまま寝かせて大丈夫なのね?」


霞「問題無いわよ…」


雲龍「そう」


霞「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー数日後


幹部「龍驤君達から話は聞いているよ、調子が悪い中すまないね」


提督「いえ…」


幹部「榛名君達の映像は見させてもらったよ。皆いい動きをしていたのは間違いないようだけど、詳細はよく分からないという結論になってしまったんだ」


幹部「そこで榛名君達七名には演習をしてもらおうと思っている。これなら勝敗がついてはっきりするからね」


幹部「先に言っておくけど完全勝利が必要ではないんだ、そちらがどれだけ動けるかを確認するのが目的だからね」


提督「はい……」

幹部「演習相手はこちらで用意させてもらったよ。誰だか分かるかい?」


提督「横須賀で合流する艦娘…」


幹部「そうだ、朝潮君のことは伝えていたが、他にも艦娘が居るとは伝えていたね?彼女達が是非とも相手をしたいと言ってくれたんだ」


提督「……」


幹部「提督君にも会いたいと言っていたし、演習の後はよろしく頼んだよ」


提督「…はい、了解しました」


下1~5 朝潮以外の艦娘の名前を。今まで登場したことのある艦娘でも可、六人採用。二人まで艦娘の名前を書き込んでも大丈夫です

採用は青葉、秋雲、名取(忍者提督)、山城(天提督)、蒼龍、ポーラ(?)でいきます

少しお待ち下さい

幹部「演習相手はこうなっている。よく確認しておいて欲しい」スッ


提督「……」


幹部「青葉君は愛宕君と。改二が無い重巡同士ということだね。ポーラ君は那智君と。こちらは改二がある重巡同士だ」


幹部「蒼龍君は雲龍君は空母同士で、秋雲君と初雪君はお互いに回避が得意らしいんだ」


幹部「陽炎君と朝潮君は改二同士、卯月君に相応しい相手がいなかったが、名取君は軽巡だからそこまで差はない…とは思う」


幹部「榛名君と山城君も改二がある戦艦同士だね。艦種に大きな差は無いということは分かってくれたね?」


提督「…はい」

幹部「横須賀に行きたいと希望している子は全員迎え入れたい。だが練度という分かりやすい数字がなければ市民は納得してくれない」


提督「勿論です…」


幹部「今回の演習結果によって、あの七人の移籍が認められるか決まる。覚悟はできているね?」


提督「彼女達なら…やってくれるはずです」


幹部「朝潮君達が手を抜かないように勝てば商品があると伝えている。手加減してそれがバレてしまっては元も子もないからね」


提督「……」


下1~3高コンマ 演習の結果やその他起こったことなどを

ーー


青葉「待ちに待った演習ですよ!」


秋雲「こっちの旗艦は誰になる感じぃ~」


蒼龍「やっぱり戦艦じゃないの?」


山城「天城から話はよく聞いてたし、事情も知ってるわね…」


名取「殺」


ポーラ「名取さん~殺しちゃダメですよ~」

朝潮「私は複雑な気持ちですね。前任の朝潮が自殺してしまって、司令官が心を病んでいたと聞いていますので」


青葉「幹部さんによると結構酷かったそうですよ。なんでも立ち直るまで数ヶ月かかったとか」


秋雲「ん~艦娘が死んでパッと切り替えられるより、そっちの方がよくない?」


山城「そういう提督らしいと…聞いてるわ」


名取「攻」


ポーラ「まだです、まだ始まってませんからね~」

青葉「そういえば皆さんは勝利報酬に何を希望しましたか?青葉は高性能カメラです!」


秋雲「秋雲さんはネタだね!あの鎮守府はい~いネタ臭がするんだよ!」


山城「私は…色々ね」


朝潮「私もここではすぐ言えません」


名取「肉」


ポーラ「私は~お酒ですよ~」


蒼龍「皆手を抜く気はないってわけね。うん、いいんじゃない?」


山城「…旗艦は私でいくわ。勝利品がかかってる以上、本気でいくわよ」


下1~3高コンマ 演習の結果やその他起こったことなどを

ーー


那智「ぐっ、やはり強いな…」


愛宕「でもこっちも負けてはいないわよ」


初雪「なにアイツ…攻撃めっちゃ避ける…」


雲龍「まだ負けていないわ。練度の差はあってもできるってことを証明するのよ」


弥生「やれるんです…」


陽炎「……」


榛名「雲龍さん、次の指示を!」


雲龍「わかってるわ、陣形を変えるわよ」

ーー

山城「…やるわね」


青葉「練度の割には善戦といった所でしょうか」


秋雲「そろそろ決めちゃう?蒼龍さんまだ出せるよね?」


蒼龍「雲龍はへばってるみたいだけど、こっちは改二よ?」


朝潮「長引かせるのは私達の評価を下げます。一気に攻めましょう」


山城「そうね…攻撃陣形をとるわよ」


名取「撃」


ポーラ「ポーラも負けてられませんね~!」


下1~3高コンマ 演習の結果などを

ーー

初雪「名取が突っ込んできた!」


那智「ポーラも来たぞ!」


愛宕「青葉と秋雲がその援護に回ってるわ!」


雲龍「まだ艦載機をあれだけ残していただなんて…」


榛名「瑞雲が…!主砲が打てません!」


弥生「…陽炎、狙われてる!」


陽炎「……え」

ーー

幹部「結果は君達の勝利だ」


山城「これだけ練度の差があれば当然です」


青葉「向こうも頑張ってはいましたけどね~」


名取「結果が全て。というわけではありませんよね」


秋雲「おおぅ…名取さん戦闘が終わるとオフになる系か」


蒼龍「私達相手にあれだけ動ければ合格よね」


幹部「そうだね、あの七人の移籍は認められるだろう」


ポーラ「当然です~」

朝潮「向こうの金ピカが不調でなければ苦戦していたでしょう。こちらのうち誰かは大破判定をもらっていたはずです」 


青葉「それでも勝ちは勝ちです!カメラゲットですよー!」


秋雲「ネタゲット!いや~本が厚くなるね!」


蒼龍「向こうのフォローとかはしとかなくても大丈夫?」 


幹部「提督君のことだ、大丈夫…と言いたいところだが、少し調子が悪いそうだ。龍驤君もいるから平気だとは思うが…」
 

朝潮「私は会いたいです。司令官の所に行ってきます」   


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


提督「皆よく頑張った。この結果なら大丈夫なはずだ」


雲龍「最初から勝てる勝負ではなかったから、どれだけ戦えるかを見せつけたつもりだけどそれがよかったみたいね」


那智「私も久しぶりに大暴れできて満足だ」


愛宕「自分の出せる力は全部出せたわ」


提督「…すまない」


榛名「提督?」


提督「数字ではなく…練度だけが全てじゃないんだ。分かっていたはずなのに、俺は…」


初雪「もういいよぉ、せっかくいい結果が出たのに」


弥生「弥生も…気にしてません」


陽炎「…ふざけるんじゃないわよ」

陽炎「私は横須賀には行かないわよ」


雲龍「何を言ってるの」


陽炎「私は万引きの常習犯よ!!横須賀でもすぐにやって警察沙汰でしょうね!」


初雪「コイツ、うざ…」


陽炎「あんた達に私の気持ちは分からないわよ!!精々向こうでも仲良しごっこでもしてなさい!」


榛名「調子が悪いとは思っていましたが…」


弥生「ちょっと…ダメな感じ…」

朝潮「金色、歯を食い縛りなさい」


愛宕「え?」


那智「向こうに居た朝潮か?」


陽炎「うっ!!」バシンッ


朝潮「艦娘が情けない姿を晒すとは何事ですか。仮にも貴女は横須賀の艦娘になるんですよ」


陽炎「なによ…何よ何よ何よ!誰も私の気持ちなんか分からないのよ!」


朝潮「大声で叫んでも事態は解決しません」


陽炎「あっ!!」バシン


提督「お、おい…」


朝潮「安価」


下1~3高コンマ 朝潮の台詞や行動などを

朝潮「貴方が立ち直るまで何度でも怒ります。甘くはしません、私も投げ出しません」


提督「だが暴力を振るうのは…」


朝潮「言って聞かないのなら叩くしかないでしょう!」


陽炎「ひ…ひぐっ……なんで誰も分かってくれないのよぉ…」


雲龍「これが本来の朝潮なのかしら?」


初雪「勘違いしてる系かも」


那智「何れにせよ癖のあるヤツには違いないだろう」


ーー

ここにきて新キャラが六人も


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ーー


漣「榛名さん達の移籍問題は解決しましたが、まだ解決すべき問題があります」


漣「明石さんは彼氏がいらっしゃるのでここに残りたいはずです。そうなるとズッ友である秋津洲さんは明石さんの側に居たいというでしょう」 


漣「明石さんのことです、ご主人様が横須賀に来てくれと言えば喜んで来てくれるでしょう。ですがそれは我々が望むものではないんですよね?」


提督「…そうだ」


漣「そういうことなら明石さん達は横須賀に連れていけませんね」


漣「工作艦や工廠担当は鎮守府には必須です。彼女達がいるのといないとでは天と地ほど差がありますからね」

漣「本来であれば夕張さんを横須賀に連れて行くところなんですが、彼女はまだ入院中です。症状も快方には程遠いと聞いています」


漣「北上さんは憲兵さんの居る所に居たいでしょう。そうなるとここから離れられません」 


漣「残るは陽炎さんですが…彼女だけで工廠を回すのは難しいでしょう。それに精神的にも不安定な所が見られます」


漣「横須賀で合流する艦娘さん達は全員強者です。工廠を担当して欲しいと言ってもプライドが許さないでしょう」


漣「ご主人様…決断する時ではないのでしょうか」


提督「……」


漣「ご主人様の調子が悪いことは存じ上げています。しかしそうも言ってられない状況なんです」


漣「既に横須賀への移動日を延ばしてもらっているんです。ゆっくり考えている時間はありませんよ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


明石「話ってなんでしょうか…?」


提督「…申し訳ない」


明石「え?ええ?」


漣「ご主人様言葉が足りな過ぎます。変わりに漣が説明しますからね?」


提督「……」 


漣「異論は無しと。それでは明石さん本題に入らせて頂きますね」


明石「はい…」


漣「明石さんには横須賀鎮守府に来て欲しいと…いえ、来てもらわないと困るレベルなんです」


明石「あ……」

漣「明石さんには彼氏がいることは分かっています。しかし工廠担当の艦娘が居ないと横須賀では大変なことになるんです」


明石「……」


漣「その代わりと言ってはなんですが、明石さんのサポートは全力で取り組ませてもらいます」


漣「連休を月に二度以上取れるように配慮しますし、交通費のチケットもこちらが負担します。それが難しいのなら彼氏さんへチケット代を振り込むことも可能です」


提督「…本来なら明石のプライベートを優先して欲しい。だがそういう事情ではなくなったんだ」


漣「横須賀での工廠担当は明石さん、秋津洲さん、陽炎さん。そして退院しだい夕張さんが合流してくれる予定です」


提督「頼む明石…力を貸してくれ…」


明石「安価」


下1~3高コンマ 明石の台詞や行動などを

明石「あの…その前に一ついいですか?」


漣「なんでしょう?」


明石「どうして私にか、彼が居るって知って…?」  


漣「酔った秋津洲さんが叫んでましたもん。あたしの明石が男に取られる~って」


明石「秋津洲ちゃん……!!」


漣「そして彼とはまだおセッセまではいけてないんですよね?」


明石「ごふっ!」


漣「彼との性的なコミュニケーションは彼のモノを主に口で…」


明石「もういいです!分かりました!!」

漣「それで返事はどうなんでしょうか?」


明石「私は最初から提督に着いていくつもりでした…」、


提督「そうなのか?」


明石「提督と龍驤さんの側に居ることが、私の存在理由なんです」


漣「では彼にはもう伝えてあったんですか?」


明石「はい…横須賀に提督が栄転になって、それに着いていくって伝えてあります」


漣「そうだったんですか…」


明石「提督、横須賀でも宜しくお願いします」


提督「…ありがとう明石。向こうでも頼らせてくれ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


漣「改めて皆さんの処遇を整理しましょう。ここに残るのは誰かはほぼ確定しましたからね」


提督「朝雲、山雲、ジャーヴィス、多摩、北上、ガングート、ウォースパイト、ガンビアベイ…」


漣「潜水艦は13、14さんと19、26さんが残りますね」


提督「…58は連絡が取れなかった」


漣「横須賀に来ようが来なかろうが、58さんはご主人様の相談にのってくれますよ」


提督「……」


漣「この鎮守府の後任は深海提督さんが来ます。その際女幹部こと皐月さん達も合流しますので、戦力不足ということにはならないでしょう」

漣「深海組の皆さんも基本的に全員着いていくそうです」


提督「基本的に…?」


漣「ここにも深海棲艦が居た方が良いなら、潜水棲姫が残ると言ってくれました」


提督「…そうか」


漣「特務艦組は横須賀所属というより大本営所属という具合になりそうですな。もちろん朝霜さんは鎮守府所属のままですよ」


提督「これで移転への準備の目処がついたか…」


漣「まだやることは残ってますが、大きいものが片付いた感じですな~」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


漣「引っ越し前の宴会…」


隼鷹「この鎮守府といえばさ、パーッとやるのが伝統だろ?」


ガングート「私も貴様らと別れる前に一度酒を飲みたかったんだ」


漣「なるほど…」


提督「…実はそれらしいことは考えていたんだ」


隼鷹「マジ!?」


漣「観艦式を行った後、鎮守府の一部を解放して地元の人との交流をしようとしていたんです」


提督「この街や権力者さん達に助けられてここまで来れたんだ。少しでも恩返しをしたいんだ」

ガングート「そういうことなら孫も協力する。漁師達も喜ぶぞ」


漣「これはちょっとしたお祭りになりそうですな」


提督「この街の祭りの時期からはズレている。誰にも迷惑はかからないとは思うが…」  


隼鷹「やろうぜ提督!全員揃って何かやるのはこれで最後かもしんねぇんだしさ!」 


提督「…そうだな、色々と考えてみよう」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー祭り当日


漣「どうしてこうなった」


ワイワイ


龍驤「それがなぁ、孫さんから話が伝わり過ぎて…物凄い数の民間人が鎮守府に来てしもうたんよ」


漣「一応民間には鎮守府は原則非公開なんですけど…」


ジュー…


漣「何の音ぉ!?」


龍驤「中庭でバーベキュー大会が開かれとるみたいやね…」


漣「中庭って!思いっきり入ってきてるじゃないっすか!」

青葉「どうも恐縮です青葉ですぅ!今日は張り切って取材しますよぉ!」


漣「…なんで来てんすか」


青葉「龍驤さんからお誘いを受けましたので!」


漣「…ビッチ」


龍驤「だって皆で騒いだ方がおもろいやん?」


青葉「青葉もそう思いますぅ!蒼龍さん達もそれ以外の方も参加してるみたいですよぉ!」


漣「怒られる…これ絶対怒られるやつだ…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

コォーーン


山城「なんでガングートが鏡開きをしてるのよ…」


榛名「孫さんの酒蔵が提供したお酒だからではないでしょうか?」


ポーラ「さけ~!お、さ、け~~!」


蒼龍「程ほどにしておきなさいよ?」


那智「どんな所にも酒が絡むと厄介なのはいるようだな…」

秋雲「…でさ、相手の主砲の向きと腕の角度で予想すんのは秋雲さんもやってるわけ。初雪も視力いいんでしょ?」


初雪「うん…」


秋雲「更にそこから一つ捻りを加えれば…ってこの肉うまっ!」


初雪「早く…その捻りを教えて…」


川内「師匠!!お久しぶりです!!」


由良「うるさい」


川内「師匠…」


名取「由良は相変わらずね…」


川内「師匠!私も強くなりました!後で組み手をお願いします」


名取「ひいきするわけじゃないけど、川内も中々できるようになってるよ」


由良「…考えておく」

ーー執務室


Y朝潮「司令官、ここに居らしたんですか」 


提督「…あぁ」


Y朝潮「人混みが苦手なのですか?」 


提督「いや…ここから見る景色も最後になるのかと思ってな」


Y朝潮「随分とセンチなんですね」   


提督「……」 


Y朝潮「それが悪いとは言いません。少し以外だったからですよ」


提督「…そうか」


Y朝潮「安価」


下1~3高コンマ Y朝潮の台詞やその他起こったことなどを

Y朝潮「鬼畜だカニバリズムだ誘拐犯だと聞いて不安でしかありませんでしが、思ったより悪い人では無さそうで安心しました」


提督「…それはよかった」


Y朝潮「雰囲気もそうです。足りないものを寄せ集めて作った鎮守府ですからもっと暗いものを想像していました」


提督「最初からこうじゃなかったさ。みんな過去を乗り越えたり、自分が犯した罪と向き合ったりできるようになったんだ」


Y朝潮「それは簡単なことではありません」


提督「それと関係あるかは分からないが、ここの皆にはある話を一度はしている。それを聞いてくれないか?」


Y朝潮「聞きたいです、ぜひお願いします」

ーー

Y朝潮「足りないものを補い合う…」


提督「この世に完璧な人間も艦娘も居ない。どこか欠けているのが当たり前なんだ」


Y朝潮「腕がある人は脚の無い人を助けたり…ということですか」


提督「それが全てではないが、そういうことだ」


Y朝潮「……」


提督「納得がいかなくても俺は考えを変えるつもりはない」


Y朝潮「そうではありません。ただ…貴方になら話せるかと思ったんです」

Y朝潮「司令官、以前ここに居た朝潮は自殺という道を選びましたね」


提督「……」


Y朝潮「私は司令官を亡くしました」


提督「……」


Y朝潮「自殺です。執務室で首を吊って死んでいました」 


提督「…朝潮が見つけたのか」


Y朝潮「はい、秘書艦が私でしたので」


提督「……」

Y朝潮「貴方は朝潮という艦娘に対して後悔があるはずです。そうでなければこんな鎮守府は作れません」


Y朝潮「そして私は司令官という存在に後悔をしています。して当然だと思っています」


提督「……」


Y朝潮「司令官、お互いに後悔を無くす努力をしませんか?私は亡くなった朝潮ではありませんが、その変わりならいくらでもできます」


Y朝潮「司令官は死んでしまった司令官を少し演じてくれるだけでいいんです」


Y朝潮「…どうでしょうか」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞やその他起こったことなどを

提督「協力しよう、だが線引きはしないといけない。俺はその司令官ではないし、朝潮もあの朝潮とは違う」


Y朝潮「それは分かっています」


提督「…何がしたいんだ?」


Y朝潮「そのまま…あの人は無口は人でした」


提督「……」


Y朝潮「……司令官」ダキッ


提督「おい…」


Y朝潮「お願いします…」


提督「……」

Y朝潮「…貴方もそうなんですよね。私のこと…抱き締めて下さい」


提督「……」 


Y朝潮「強く…後悔を残さないように……」


提督「……」


Y朝潮「司令官……」


提督「……」ギュッ


Y朝潮「あ……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

Y朝潮「司令官、司令官……」シュルッ


提督「ダメだ、いくらなんでもそれは…」


Y朝潮「大丈夫です、肌で触れ合いたいだけ……」スルスル


提督「…朝潮」


Y朝潮「なんでしょうか?」


提督「随分と可愛らしい下着だな…」


Y朝潮「なっ……!!」


提督「性格に似合わずというか…ファンシーな…」


Y朝潮「やめて下さい!どんな下着を穿いていようが関係ないじゃないですか!」

Y朝潮「もう!雰囲気が台無しです!」


提督「…すまなかった」


Y朝潮「こんなことが続けばKY司令官って呼ぶことになりますよ!」


提督「……」


Y朝潮「もう、なんなんですか……」ゴソゴソ


提督「服は…」


Y朝潮「もう着ましたから心配は無用です!」


提督「…そうか」


コンコン


Y朝潮「!?」


漣「漣です、少しよろしいでしょうか?」


提督「あぁ、大丈夫だ」


漣「安価」


下1~3高コンマ 漣の台詞や行動などを

漣「ポーラさんがお酒で乱れまくってしまって大変なんです。朝潮さんなら止められますよね?」 


Y朝潮「ポーラさん…あの人は本当に……」


漣「中庭で半裸です。対処をお願いします」


Y朝潮「…分かりました」ガチャ


漣「いやぁ~ご主人様、祭りは大盛況ですよ!やってよかったですね!」シュッ


提督「……」


漣「この街の皆さんだからこそ、こうやって協力してくれたんです。これもご主人様の人格ですな!」シュッシュッ


提督「漣…なぜシャドーボクシングをしているんだ?」


漣「ほう、見に覚えがないと申すか」


提督「いや……違う…」

漣「ええ、全部見てましたよ。朝潮が司令官という存在にコンプレックスというか不満を持っているとは知りませんでした」


提督「だから…」


漣「抱き合うくらいセーフです。その際朝潮が服を脱ぐくらいどうってことないんですよ」


漣「でもご主人様、朝潮の子どもパンツ見て反応しましたね?」


提督「違う、違うんだ……」


漣「ご主人様の趣味は分かってますよ。昔にプレイの一つとして子ども用の下着を穿いてあげたことありましたけど、それはもう大喜びでしたもんね」


提督「あのな漣…」


漣「メンタル病みかけてんのに◯ンコおったててんじゃねーーー!!」ギュゥゥゥゥ


提督「おぁぁぁぁぁーーー!!」


ーー

ーー


深海吹雪「まだです…まだ終われません……」


深海吹雪「私の司令官は……新世界の神で…人間の枠を乞えた…未知なる存在…」


深海吹雪「そのはずなのに……どうして誰も認めないんですか…」


深海吹雪「そうか……司令官の有り難みが…分かってないからなんですね…」


深海吹雪「なら…思う存分…知らしめてやりますよ…」


深海吹雪「目標は…新生大本営と……横須賀…鎮守府…」


深海吹雪「ふ、ふふふ……」


深海吹雪「き…ひ………」


深海吹雪「ふふ……司令官は、神……神をも越えた…」

ーー


鳳翔「……!」ガバッ


荒潮「こんな夜中に…どうしたの…?」


鳳翔「……恐れていたことが起こったみたいね」


荒潮「それって…」


鳳翔「旧大本営派だった艦娘達が脱獄したわ。それもほぼ全員」


荒潮「内部犯ではないわよね…?」


鳳翔「やったのは…吹雪。整備士の男の所に居た深海の吹雪ちゃん」


荒潮「彼女が…そう……」


鳳翔「整備士を神だと思っている吹雪に旧大本営派の艦娘。目的は違うけど協力する理由はあるわ」


鳳翔「提督さん、私は何度も注意したはずよ。戦いが終わってしまったとして、その時艦娘はどうするのかと…」


荒潮「…龍驤さん達に知らせに行きましょう」


鳳翔「ええ……」


ーー

あと、1スレ


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