穂乃果「この服似合うかな?」 (54)

穂乃果「ん~この服にしようかなぁ。どうしようかなぁ」

にこ「悩んでるの?」

穂乃果「うん。どっちが良いかなぁって。どう思う?」

にこ「右手に持っている方がいいんじゃない?」

穂乃果「そっか」

にこ「うん」

穂乃果「ん~こっちにしようかな」

にこ「ちょっと!」

穂乃果「何?」

にこ「どうして私が選んだ方を戻したのよ」

穂乃果「何でって。こっちの方が良いかなって思ったから」

にこ「じゃあ、何で聞いてきたのよ」

穂乃果「参考までにと」

にこ「なら私が選んだ方を買いなさいよ」



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穂乃果「いや~なんか違うと思ってさ」

にこ「はあ?何が?」

穂乃果「うん。なんか…違う」

にこ「あんたさぁ。選ばせといてさぁ」

穂乃果「ん~でもなぁ」

にこ「絶対にこっちの方がいいから」

穂乃果「本当に?じゃあ…真姫ちゃん!真姫ちゃんにも聞こう。真姫ちゃーーん」

真姫「何よ。大きな声ださないで」

穂乃果「ごめん、ごめん。あのさ。この服とこの服。どっちが良いと思う?」

真姫「服?…………どっちでもいいわ」

穂乃果「え?どっちでもいいの?」

真姫「うん。どっちでもいい」

穂乃果「どうして?」

真姫「だってどっちも欲しくないし」

穂乃果「え~そう言う事?」

にこ「別に真姫の服を選んでるんじゃないんだけど」

真姫「ふ~ん」

穂乃果「ふ~んって。あのさ、私がこの二つで悩んでるから選んで欲しいんだよ」

真姫「あっそう。じゃあ、こっち」

穂乃果「こっち?にこちゃんが良いって言った方だ」

真姫「そうなの?」

にこ「ほらぁ!」

穂乃果「え?なんでこっちなの?」

にこ「オシャレだからに決まってるじゃない」

真姫「そう言う訳じゃないけど」

にこ「はあ?」

穂乃果「じゃあ何?」

真姫「なんとなくよ。なんとなく最初に目に入ったのがそっちだったから。どっちでもいいのよ。別に」

穂乃果「えぇ…そんな理由?買った方を穂乃果が着る事になるんだよ?」

にこ「なんで罰ゲームみたいな言い方するのよ」

真姫「だって本当にどっちでもいいんだもん。私ならどっちも買わないし」

穂乃果「え?どう言う事?これ…変?」

真姫「そうは言ってないわよ。けど…私なら買わないなって」

穂乃果「そうなの?でも…こっちはにこちゃんがめちゃめちゃ推して来て…」

にこ「いや、別に推してないじゃない」

穂乃果「でも、これ凄く良いからこっちにしろって」

にこ「そんな事は言ってない。あんたがどっちか良いかって聞くから選んだだけじゃない。別に推してないから」

穂乃果「そうだっけ?」

にこ「二択だからこっちを選んだだけよ。それだけだから」

穂乃果「え?じゃあさ、にこちゃんはどっちの服もないなぁと思いながらこの服を推したの?」

にこ「いや、別にそこまでじゃないけどね」

穂乃果「え?そこまでじゃないって…実際どんな感じなの?」

にこ「だから…私なら買わないけどどっちかと聞かれればこっちかなって」

穂乃果「え~そうなの?良かった~真姫ちゃんに聞いておいて。危うく買っちゃう所だったよ」

にこ「いや、買えば良いじゃない。別に」

穂乃果「だってさ~あまり評価高くないでしょ?二人の中で」

にこ「別に人の評価気にするタイプでもないでしょ。自分が気に入ったなら買いなさいよ」

穂乃果「そうなんだけどね。でもさ、ダサいって言われたら流石に私でも…」

にこ「だから!そんな事は言ってないじゃない」

穂乃果「じゃあ、どうしてにこちゃんなら買わないのさ?」

にこ「それは…にこの感じとは違うって言うか…これだけは言っておくけど別に真姫がないって言ったから便乗した訳ではないからね」

穂乃果「便乗したんだね」

にこ「だからしてないって言ってるじゃない」

穂乃果「聞いてもないのに自分から喋るなんてそうですと言ってる様なものだよ。語るに落ちるだよ。ね、真姫ちゃん?」

真姫「どっちでもいい」

穂乃果「え~そこも?」

にこ「クールを気取って」


真姫「別にクールなんて気取ってないわよ。本当にどうでも良いのよ。穂乃果がどんな服を買おうがにこちゃんが人の意見に便乗していようが。何でもいいのよ」

穂乃果「え~友達の事に少しは興味持とうよ」

にこ「本当よ」

真姫「そんな事より」

穂乃果「そんな事?そんな事なの?私の服を選ぶのは…」

真姫「私は私で迷ってるのよ。どっちの服にしようか。これとこれ何だけどどっちが良いと思う?」

穂乃果「え?真姫ちゃんもなの?えっと…じゃあ、こっち!」

真姫「適当じゃない。もっと真剣に選んでよ」

穂乃果「えぇ…それはこっちのセリフ…」

「ジュース」

ガチャ

絵里「あら?」

凛「あっ!絵里ちゃん!やっと来たにゃ~」

絵里「凛一人?」

凛「真姫ちゃんはさっきまで居たけどどっか行っちゃったよ。かよちんはアルパカ小屋だよ。他の人は知らないにゃ」

絵里「そっか。じゃあ、凛と二人きりだ」

凛「うん。そうだよ。嫌だ?」

絵里「まさか」

凛「あっ!?そう言えば真姫ちゃんがジュースを持って来てくれたんだよ」

絵里「真姫が?」

凛「うん。μ'sの皆んなで飲んでって」

絵里「へ~そうなの」

凛「美味しかったよ。絵里ちゃんも飲む?」

絵里「そうね。頂こうかしら」

凛「うん。用意して来るね」

絵里「部室に置いてあるんじゃないの?」

凛「冷やしてあるから」

絵里「そう。ありがとう」

凛「ちょっと待っててね」

ガチャ

絵里「冷やしてるってどこで冷やしてるのかしら?家庭科室?まあ…なんでもいいんだけど」

ガチャ

凛「お待たせにゃ~」

絵里「あら!可愛いコップね。これも真姫?」

凛「これは学校の」

絵里「学校の?えっ?許可取った?」

凛「料理研究部にね」

絵里「なるほど!」



凛「はい、どうぞ。美味しいよ!」

絵里「じゃあ、頂きます」

ゴクゴク

絵里「ハラショー!凄く美味しいわね!」

凛「うん」

絵里「甘いけどスッキリとしてて爽やかさを感じるわ。この程よい甘さと酸味、これぞりんごだと言わんばかりの芳醇で高級な香り」

凛「気に入ったみたいだね!真姫ちゃんも喜ぶよ」

絵里「そうね」

凛「凛ももう一杯飲もうかな~」

絵里「いくら美味しいからって飲み過ぎはダメよ」

凛「そっかぁ」

ガチャ

真姫「あら?まだ絵里しか来てないの?」

凛「あっ!真姫ちゃん戻ってきた」

絵里「真姫!りんごジュース頂いたわ。ご馳走様」

真姫「え?あ~うん。どういたしまして」

絵里「とっても美味しかったわ」

真姫「へ~そう?それは良かった」

絵里「ふふっ」

凛「やっぱり凛ももう一杯飲もうかな」

真姫「沢山あるんだし。好きなだけ飲めば?」

凛「わ~い!」

絵里「そんなにあるの?」

真姫「うん。まあ…」

絵里「悪いわね、真姫。結構高級な品でしょ?」

真姫「高級って?」

絵里「いや、ジュースが…」

真姫「別に高級じゃないけど?」

絵里「違うの?」

真姫「パパのお友達が飲料メーカーのお偉いさんで。今度発売するジュースの試作品を大量にくれたのよ。知り合いとかに配って感想を聞かせてくれって。いわゆるモニターって奴ね」

絵里「え?」

真姫「そんな事言われたって正直他のりんごジュースとの違いなんて分からないわよね」

絵里「そ、そう?」

真姫「何か問題でもあった?」

絵里「いや…あの…凛?ちょっといい?」

凛「何?」

絵里「凛は…知ってた?」

凛「何を?」

絵里「別に…分かってないならいいの」

凛「ふ~ん」

真姫「何をコソコソとやってるのよ?」

絵里「いや…別に…」

ガチャ

穂乃果「いや~真姫ちゃん。これ凄く美味しいよ!」

絵里「穂乃果…」

真姫「何よ穂乃果。わざわざこっちに持ってきたの?あっちで飲んでくれば良かったじゃない」

穂乃果「あはは。そだね。いや~それにしても美味しいよ。絵里ちゃん飲んだ?」

絵里「う、うん」

穂乃果「本当に美味しいね。なんか普通のりんごジュースとは全然違うね。なんて言うか甘いのにちゃんとスッキリしててさ。香りも最高。これ高級品でしょ?真姫ちゃんが持ってくるくらいだもんね」

真姫「いや、普通のりんごジュースだけど。よく、そんなにスラスラと感想が出てくるわね」

穂乃果「え~そうなの?なんか他のりんごジュースとは違う様な気がするんだけど」

真姫「そう。私には分からなかったけど。だいたいにしてそれ果汁10パーセントだし」

穂乃果「ん~そっかぁ」

真姫「多分思い込みよ。ね、絵里?」

絵里「え?あっ、うん。そうね」

凛「……凛、おかわりしてこよ」

「間接キス」

ゴクゴクゴク

海未「ふぅ…」

にこ「美味しそうの飲んでるわね」

海未「りんごジュースです」

希「真姫ちゃんが持ってきた奴やろ?」

にこ「へ~真姫が」

海未「はい。美味しいですよ」

にこ「ふ~ん。一口頂戴?」

海未「え?一口ですか?」

にこ「うん」

海未「まだ、開けてないのがありますけど…」

にこ「いや…一口でいいのよ。どんな味か気になってるだけだから」

海未「ですが…」

にこ「え?一口分けるのが嫌なの?意外とケチなのね」

海未「違います!分けるのが嫌な訳ではありません」

にこ「じゃあ何よ?」

海未「いえ…その…何と言うか…」

希「間接キスになってしまうもんな?」

にこ「は?」

海未「の、希!!!」

にこ「何?そんなの気にしてるの?嘘でしょ?」

海未「違います!」

にこ「じゃあ、いいじゃない」

海未「………」

にこ「気にしてるんじゃない!」

海未「いや…」

にこ「別にいいじゃない。本当にキスする訳でもないし」

海未「…似た様なものじゃないですか」

希「全然違うと思うけどなぁ。海未ちゃんらしいわ」

にこ「百歩譲ったとして女同士なんだしいいじゃない。ノーカンよ」

海未「女の子同士でキスするのはおかしいじゃないですか」

希「え?男の人ならええの?海未ちゃんは男の人とキスをしたいの?」

海未「そんな事一言も言ってません!!!!!」

にこ「声でか…」

希「え?じゃあ…もしかして…ウチとしたいの?」

海未「何でそうなるんですか!!!」

にこ「だから声でか…」





海未「とにかく…この件に関して特別な理由はなく」

にこ「いや、間接キスが理由ってさっきなったじゃない」

海未「うっ…」

にこ「違うなら一口頂戴よ」

海未「ん~」

にこ「そんなに考え込まなきゃダメなの?」

希「にこっちだから嫌なの?」

にこ「そんな訳ないでしょ!あんたはさっきからちょくちょく何なのよ!そんで海未も否定しなさいよ!!!」

海未「も、もちろんです」

にこ「じゃあ一口頂戴よ!いいでしょ?」

海未「……」

にこ「何でよ!なんでそんなに頑ななのよ!!!たかだか間接キスくらいで」

希「にこっち!間接キスじゃなくて間接キッスな!」

にこ「どうでもいいわよ!って言うかあんたさっきキスって言ってたから!最初に言ってたから!」

希「そうやっけ?」

にこ「そうよ。もう…海未。お願いだから一口飲ませてよ」

海未「そんなに…ですか?」

にこ「うん」




希「そんなに間接キスがしたいならウチがしてあげるのに」

にこ「もう、ここまで来たら絶対に飲みたい」

希「ウチの事は無視か…」

海未「分かりました。にこが…にこがそこまで言うなら…」

にこ「海未…」

希「そんな決意する事なんや」

海未「どうぞ」

にこ「ありがとう。噛み締めて飲むから」

海未「はい」

にこ「じゃあ…」

ゴク

にこ「これ…一口分しか入ってなかったけど」

希「海未ちゃん。心配する必要なかったやん」

海未「でも、にこが…」

にこ「え?それはにこ側の気持ちの問題じゃないの?」

「決めつけ」

穂乃果「ダウトっ!」

にこ「ふふん。残念でした」

穂乃果「え~」

ことり「穂乃果ちゃん…毎回ダウトって言うのやめようよ」

穂乃果「だって~嘘っぽく見えるんだもん」



真姫「これで良いかな」

花陽「大丈夫?」

真姫「うん。悪いけど花陽。これ、そこのお馬鹿さんに渡してくれない?私は準備しちゃうから」

花陽「うん。分かった」

花陽「あの、穂乃果ちゃん。これ真姫ちゃんが」

穂乃果「え?私に?」

花陽「うん」

穂乃果「真姫ちゃーん?これ何?」

真姫「え?あっ、違う違う。穂乃果にじゃなくてにこちゃんによ。こないだ借りたDVDよ。あとお礼のお菓子」

花陽「そうだったの?ごめんなさい」

穂乃果「だって。はい」

にこ「ああ…こないだの。別にお礼とかいいのに」

真姫「私の伝え方が悪かったわ」

花陽「ううん。私の方こそだよ」


穂乃果「あのさ。一つ聞いていい?」

真姫「何?」

穂乃果「真姫ちゃんじゃなくて花陽ちゃん」

花陽「え!?私?」

穂乃果「うん。あの…二人の会話聞こえてたけど」

花陽「うん」

にこ「同じ部屋だし、そりゃあ聞こえるでしょう」

穂乃果「真姫ちゃん。渡すの頼む時お馬鹿さんに渡してって頼んでたでしょ?」

花陽「えっと…」

穂乃果「花陽ちゃん。それで何で私に渡して来たのかな~って。にこちゃんとことりちゃんもいるのに。って言うか実際ににこちゃんの事だったんだけど」

花陽「ち、違うの」

穂乃果「違うの?」

花陽「勘違いで点々」

穂乃果「いや~…別に…全然さ。事実だから良いんだけど」

花陽「そ、そんな事ないよ。本当に違うの」

穂乃果「うん。全然気にしてないし。えへへ…いいんだけど。実際、真姫ちゃんとか思ってるでしょ?」

真姫「うん」

ことり「真姫ちゃん…」

穂乃果「ね?ただ…まさか花陽ちゃんがそう思ってるとは思わなかったけど…」

花陽「本当に…ついと言うか…」

穂乃果「ついなの?それって余計に本心っぽいよ?」

花陽「あぁ…何を言っても…」

にこ「まっ、いいじゃない。本当の事なんだし」

穂乃果「そう言うけど元々真姫ちゃんはにこちゃんの事をお馬鹿さんって言ったんだからね」

にこ「そう言えばそうだわ!ちょっと!どう言う事よ!」

真姫「別に…大した意味は無いわよ。ただ思った事を言っただけ」

にこ「あ~なるほど。そう言う事ね!なら…とはならないから!誰が馬鹿よ!」

真姫「にこちゃんと穂乃果」

花陽「違うよ、真姫ちゃん。穂乃果ちゃんは違うよ」

穂乃果「花陽ちゃん。これ見よがしにフォローしなくても大丈夫だよ?」

にこ「って言うか私の事もフォローしなさいよ!!!!」

真姫「声でかい…」

花陽「こ、ことりちゃん…助けてぇ」

ことり「え?私?あ、あの…大丈夫だよ。穂乃果ちゃん」

穂乃果「何が大丈夫なの?」

ことり「えっと…あの…穂乃果ちゃんは可愛いよ」

穂乃果「ん?」

ことり「えっと…だから…穂乃果ちゃんは可愛いし…だから、大丈夫」

真姫「それ…全然フォローになってないんじゃない?」

穂乃果「決して馬鹿じゃないよとは言わないね。ことりちゃん」

ことり「えっと…ごめん。花陽ちゃん」

花陽「えぇ…」

にこ「一言馬鹿じゃないと言えば済む話じゃないの?」

穂乃果「そうだよね。ここまで来るとなんか冷静になれるよ」

「代弁」

千歌「うへ~暑い…」

曜「千歌ちゃん。ファイト!」

果南「…」

ルビィ「花丸ちゃん。大丈夫?」

花丸「ずらぁ」

果南「ダメだね。みんな、一回ストップ」

千歌「ふぇ?」

果南「ダメだね。これじゃあ練習してても無駄だよ」

千歌「えっと…果南ちゃん?」

ダイヤ「果南さんの言う通りですわ」

果南「ダイヤ…」

ダイヤ「皆さん。果南さんの言いたい事が分かりますか?私達はラブライブ優勝を目指しているんですよ?こんなだらけた状態で練習しててそれが叶うと思っているのかと果南さんは言いたいんです。そうですわよね、果南さん?」

果南「違うよ。皆んな暑くて動きが鈍くなってるし熱中症になってからじゃ遅いから一旦休憩にしよう」

千歌「あぁ…確かに。その通りだ」

果南「じゃあ、ここで一旦」

ダイヤ「あの…」

果南「何?」

ダイヤ「でも、おおよそは合ってましたよね?」

果南「何が?」

ダイヤ「いや…果南さんが言いたい事と私が言ったことです」

果南「全然違うと思うけど」

ダイヤ「そうですか」

果南「うん。よしっ、それじゃあ休憩に…」

ダイヤ「でも…」

果南「え?」

ダイヤ「私も暑くて効率が悪くなっていると伝えたかったので…やっぱりおおよそは合ってると思いますけど」

果南「そんな事言ってなかったと思うけど。ダイヤは…」

ダイヤ「いえ。そう言いましたよ」

果南「え~…まあ、じゃあそれでいいよ。取り敢えず休憩にさ…」

ダイヤ「それでいいよ…」

果南「いや…気にし過ぎじゃない?」

ダイヤ「いえ…気にはしてませんけど」

果南「してたじゃん。思いっきり。ダイヤはくだらない事を気にするんだから」

ダイヤ「してません」カキカキ

果南「素直じゃないなぁ」

ダイヤ「だって…」

果南「親友と意思疎通を図る事が出来なかったとかさ。そんなところでしょ?」

ダイヤ「違います」

果南「え?」

ダイヤ「単純に勘違いしたのが恥ずかしかっただけですわ」

果南「え~…そこはもうはいでよくない?自分で親友が~とか言っちゃって結構恥ずかしいんだけど」

ダイヤ「だって違うから」

果南「そうかもだけど。仕返し?」

ダイヤ「違います!」

果南「仕返しでしょ」

ダイヤ「違いますって」

千歌「もうどっちでもいいからさ!早く休憩にしようよ!!!倒れそうなんだけど!!!!」

果南「あっ、ごめん」

ダイヤ「忘れてました」

「一人カラオケ」

絵里「そう言う夢ならもう一度会いたい~」

ドルゥゥゥゥゥ ドン

95点

絵里「やった!高得点だわ!ふふっ、お店に入る時はちょっとドキドキしたけど入ってしまえば結構楽しいわね。一人カラオケも。さてと、ドリンク取りに行って来ようかな」

ガチャ

絵里「…」スタスタ

にこ「あっ!?」

絵里「ん?……げっ……にこ……」

にこ「絵里…何でこんな所に…」

絵里「何でって。ここでカラオケ以外にする事ある?」

にこ「いや…うん。そうだけど」

絵里「え、なに?誰かと来てるの?」

にこ「え?」

絵里「いえ。にこは誰かと来てるの?」

にこ「あっ、うん。そうよ………友達と」

絵里「へ~……そうなの。友達と…え?学校の?」

にこ「そう…よ。絵里は?もしかして…一人?」

絵里「ま、まさか。そんな訳ないじゃない」

にこ「ふ~ん。誰と来てるのよ?」

絵里「え?それは…元生徒会の…」

希「あっ!えりち!にこっち!!」

絵里「へ?」

にこ「げっ!?希…」

希「あれ…もしかして……二人でカラオケ?」

絵里「え?あっ、違う違う。にこと二人でカラオケなんて…」

にこ「そうよ。そんな訳ないじゃない」

希「え?じゃあ、他のメンバーも?」

にこ「違う違う。別々よ。別々に来たのよ。たまたま今会っただけ」

希「そ、そうなんや」

にこ「って言うかあんた達こそ一緒じゃなかったのね」

絵里「え?」

にこ「だって元生徒会のメンバーで来てるんでしょ?」

希「え?そうなん?ウチ…その話知らんけど…」

絵里「あっ、違うのよ。違う。元生徒会のメンバーでは来てないのよ」

にこ「え?でも、さっき確かに…」

絵里「元生徒会のメンバーで来てもいいかなぁって。ほら?退任してから一回もそう言うのないから」

にこ「へぇ」

絵里「本当よ?」

にこ「別に疑ってないけど。って言うか希は誰と来てるのよ?」

希「ウチ?」

にこ「あんた以外に希はいないでしょ」

希「ウチは…笑わないでよ?」

にこ「笑わないわよ。ね?」

絵里「え?うん」

にこ「例え一人で来て様と笑わないから」

絵里「そうよね。って言うか今時一人カラオケなんて普通だもんね」

希「実は凛ちゃんと花陽ちゃんと3人で来てるんよ。ウチの歌の練習に付き合って貰ってて…」

にこ「……へ、へ~。凛と花陽とね。そうなんだ。てっきり一人かと…」

絵里「ね、ねえ?何よ。歌の練習だったら私も付き合ったのに」

にこ「そうよ」

希「なんか二人に頼むのは気恥ずかしくて」

にこ「何でよ」

希「いや~。何でやろ。何かな」

にこ「あっ、そう」

希「え?で、結局の所…えりちは誰と来てるの?」

絵里「へ?」

希「いや…だから、誰と来てるのって」

絵里「それは…え?知りたい?」

希「うん。まあ…」

絵里「だって…知ってどうするの?」

希「知り合いだったら挨拶くらいはするよ」

にこ「って言うか何でそんなに隠したがるのよ?」

絵里「いや…」

希「え?もしかして…一緒に来てる人って…男?」

絵里「ち、違うわよ!」

希「じゃあ…」

絵里「何でそんなに気になるのよ!じゃあ、にこは誰と来てるのよ」

にこ「だから友達だって。あんた達の知らない友達よ」

絵里「さっき学校の友達って言ってなかった?」

にこ「え?いや…中学の時のね!中学の時の友達と来てるのよ」

絵里「そう…なの?」

にこ「そうよ!そう言う事だから!私は友達の待ってる部屋に戻らなきゃだから!中学の時の友達が待ってる部屋に!」

絵里「そんなに強調して言わなくても…」

希「えりちは戻らなくていいの?」

絵里「え?あっ、そうね。そろそろ戻らなきゃよね」

希「えりち何号室?」

絵里「505号室だけど?何?来るの?」

希「行かないけど。何となく聞いただけやって」

絵里「へ、へ~。ふ~ん。そうなんだ。へ~」

希「じゃあ、ウチはドリンク入れてくから!」

絵里「う、うん…」

絵里「……」トボトボ

ガチャ

シーン

絵里「やっぱり正直に言って希達の仲間に入れて貰おうかしら…。うん!そうしよう」

ガチャ

にこ「あっ!」

絵里「あっ!」

「テスト勉強」

千歌「うぅ~」

梨子「どうしたの?」

千歌「どうしたもこうしたも無いよ。見て!このテストの微妙な点数」

曜「あ~今回のテストちょっと難しかったもんね」

梨子「49点…微妙と言うか全然ダメじゃない」

千歌「あ~帰って志満姉に何て言おうか…」

梨子「志満さんって怒ったりするの?」

千歌「怒ったりはしないけど…美渡姉は馬鹿にしてくる」

曜「あはは…目に浮かぶな」

千歌「って言うか二人はどうだったの?」

梨子「私は…普通よ」

曜「私もいつも通り」

千歌「え?そうなの?」

梨子「うん」

千歌「だってさ、梨子ちゃんも曜ちゃんもテスト勉強全然してないって言ってなかった?」

梨子「言ったかもしれないけど」

千歌「だよね?」

梨子「うん」

千歌「本当にしてない?」

梨子「え?」

千歌「テスト勉強してない?私は本当にしてないよ。嘘ついてないよ」

梨子「知ってる。千歌ちゃんの部屋の明かりが消えるの早いなって思いながら勉強してたから」


千歌「してるんじゃん!勉強!」

梨子「当たり前じゃない!」

千歌「じゃあ、どうして勉強してないって言ったのさ!」

梨子「いつもよりは勉強してないってだけよ。だからそんなに良くなかったわよ」

千歌「何点?」

梨子「81点…」

千歌「絶対に勉強してるじゃん!!!」

梨子「どうして勉強して怒られなきゃいけないの?」

千歌「もぉ。曜ちゃんも本当は勉強してたんでしょ?」

曜「え?私は本当に勉強してないよ?」

千歌「本当に?やってる人は皆んなそう言うんだよ?」

曜「本当だよ。テスト期間中も殆ど千歌ちゃんと一緒にいたでしょ?」

千歌「確かに…」

曜「だから本当に勉強してないんだよ」

千歌「そっかぁ。ちなみに曜ちゃん何点だったの?」

曜「え?」

千歌「言えないの?」

曜「そう言う訳ではないんだけど…」

梨子「何でそんなに知りたいのよ」

千歌「早めに言った方がいいよ?気持ちが楽になるよ」

曜「えっと…」

梨子「普通千歌ちゃんの方が人に言えないと思うんだけど」

曜「89点だったよ」

千歌「え?89点?」

梨子「本当に勉強してないの?」

曜「あはは…山が当たったのかな?」

千歌「は~何だ~。結局二人共点数良いんじゃん!」

梨子「何で責められなきゃいけないのよ」

曜「あはは…」

ダイヤ「全く!先程から聞いていたらだらしない」

千歌「げっ…ダイヤちゃん…」

ダイヤ「自分が勉強をしなかった事を棚に上げてどうするんです!」

千歌「すんごい正論…けど、果南ちゃんだって勉強しなかったでしょ?テストの点数だって悪かったでしょ?」

果南「え?私は別に悪くなかったよ。ちゃんと勉強だってしたし」

千歌「え?そうなの?」

果南「テスト勉強くらいするよ」

千歌「果南ちゃんは勉強とかしないと思ってた」

果南「どうして?」

千歌「イメージで…」

千歌「え?善子ちゃんは?」

善子「ヨハネよ!」

花丸「善子ちゃんはこう見えてテストの点数は割と良いずら」

千歌「そうなの?」

善子「だからヨハネよ!こう見えてってどう言う事よ?」

花丸「そのまの意味ずら」

千歌「え?何?って事は皆んな結構…」

ダイヤ「そう言う事です。点数の低い仲間を探すより次のテストではこうならない様にする事!ちゃんとしなきゃダメですわ!」

千歌「は、はい…。おっしゃる通りです」

ルビィ「千歌ちゃん」チョイチョイ

千歌「ん?どうしたの?」

ルビィ「元気出して。私も天才悪かったよ」

ダイヤ「え?」

梨子「身内から…」

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