及川雫「え!?私が環境型セクハラですか!?」 (23)

雫モバP「ああ、この前やった献血イベントが槍玉に上げられて」

雫モバP「SNSに公共の場であんな恰好をするのは環境型セクハラ、献血イベントとの関連が分からない、とにかく巨乳が不快などのイベントを問題視する書き込みがされて少々荒れている」

雫「そ、そんなぁ…」

雫モバP「し、心配するな雫!こんなのは一部の人間が騒いでいるだけ、少し時間をおけばすぐに沈静化するから!」

雫「そ、そうですよね!なにも悪いことをしたわけじゃないですもんね!」

雫モバP「ただ、それまでの間活動は少し控えた方が良いかもしれない」

雫「え……」

雫モバP「すまない雫。しかしこういう人間はなんにでもつっかかる。今後の仕事に飛び火する可能性はできるだけ避けたいんだ」

雫「どうして…」

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雫(なんで…、ただ私はお仕事を一生懸命頑張ってきただけなのに…)

雫「う、うぅ…」

ポロポロ・・・

雫モバP「雫…」

雫モバP(うわぁ、零れた涙が胸を伝って谷間に溜まっていって、これは…)

雫モバP「えっろ……」ボソッ

雫「っ!?」

ダッ!

雫モバP「ハッ!?い、今のは違うんだ雫!雫ーッ!!」

雫「うぅ、私これからどうすれば…」トボトボ

<エエエッ!?

雫「!?」

くるみ「く、くるみが環境型セクハラでしゅか!?」

くるみモバP「今SNS上では中学生があんな恰好をするのは環境型セクハラ、ロリ巨乳は邪道、とにかく巨乳が不快などの書き込みがされて少々荒れている」

くるみ「しょ、しょんなぁ…」

ポロポロ・・・

くるみモバP「うわぁ、涙と涎と鼻水が胸元に垂れて服が透けて張り付いてやがる…えっろ」ボソッ

くるみ「っ!?」

ダッ!

くるみモバP「ハッ!?今のは違うんだくるみ!くるみーッ!!」

雫「そんな、くるみちゃんまで…」

<エエエッ!?

雫「!?」

愛梨「私が環境型セクハラですか!?」

愛梨モバP「今SNS上では公共の場ですぐ脱ぐのは環境型セクハラ、いちいちあざとい、とにかく巨乳が不快などの書き込みがされて少々荒れている」

愛梨「そ、そんなぁ…」

雫「嘘、愛梨ちゃんも…」

紗理奈「え!?私が環境型セクハラ!?」

紗理奈モバP「SNS上では男の性を煽る恰好は環境型セクハラ、とにかく巨乳が不快などの書き込みがされて少々荒れている」

紗理奈「そ、そんなぁ…」

文香「え!?私が環境型セクハラですか!?」

文香モバP「SNS上では童貞の性を煽る恰好は環境型セクハラ、とにかく巨乳が不快などの書き込みがされて少々荒れている」

文香「そ、そんなぁ…」

美波「え!?私が環境型セクハラですか!?」

美波モバP「SNS上では歩く環境型セクハラ、とにかく巨乳が不快などの書き込みが」

美波「歩く環境型セクハラってなんですか!?」

美優「え!?私が環境型セクハラ!?」

美優モバP「SNS上では未亡人の色気を振舞いて男を誘うのは環境型セクハラ、とにかく巨乳が不快などの書き込みが」

美優「未亡人って、プロデューサーさんは目の前で生きているじゃないですか!?」

美優モバP「ん?」

美優「ん?」

りあむ「Pサマー!?まだなにもしてないのにSNSで環境型セクハラだって炎上してるよー!?」

愛海「え!?私が環境型セクハラ!?」

愛海モバP「いや、お前はただセクハラでクレームがきてる」

愛海「そ、そんなぁ…」

雫「あっちでも、こっちでも…」

雫「どうしてこんなことに、私たちの何がいけないんですか」トボトボ

???「もう分かっているであろう」

雫「っ!?な、何!?誰ですかっ!?」

???「私が72者なのかはどうでもいい」

???「お前は気づいているはずだ、騒動の原因を」

雫「原因…」

???「そう、すべてはお前の卑しい巨乳がいけないのだ」

雫「そ、そんなっ」

???「その証拠にどのアイドルにも巨乳が不快だと書き込みがあったはずだ」

雫「う、うぅ…」

???「だが案ずることはない。私がお前の問題を解決してやる」

雫「ほ、本当ですか!?」

???「ああ、72簡単なことだお前の巨乳を私に譲渡すると言えば良いのだ。そうすればお前は苦しみから解放される」

雫「えっ!?」

???「この言葉は嘘偽りではない。私に譲ると言えばたちまちにお前の不快な胸はなくなる。さぁ早く言え言うんだ」

雫「うっ」

???「どうした重荷から解き放たれたくはないのか!?」

雫「それは、でもっ」

???「言え!そのうらやmっ不快な巨乳を譲渡すると言うんだ!」

雫「ううぅ…」

雫(お父さん、お母さん、プロデューサーさん、ファンの皆さん……)

???「さあ早く言え!ハリー!ハリーハリー!」

雫「ゆっ」

雫「譲りません!!」

???「72ッ!?」

雫「この体は私の両親がくれた大切な体!お父さんお母さんが立派に育ててくれた大事な体です!私はこの体を誇りに思っています!」

???「くっ…!?」

雫「私を助けようとしてくれたことはありがとうございます。ですが、私は譲ったりはしません!」

???「うっ眩しい!?このアイドル力計り知れないっ!?」

???「こ、後悔するなよー!」

ダダダッ!

雫「ふー、ふー」

雫モバP「雫ー!」

雫「プロデューサーさん」

雫モバP「雫、さっきはすまなかった。あれは」

雫「プロデューサーさん」

雫モバP「ん?」

雫「私、頑張ります!」

雫モバP「え?しまm雫?」

雫「お仕事をもっともぉーっと頑張って、これまでのファンの人たちもこれからファンになる人たちもファンじゃない人たちももぉーっと元気に、笑顔にしてみせます!」

雫モバP[うd雫……」

雫「私、これからも胸を大きく張ってトップアイドルを目指していきます!」

雫モバP「おおう、そうだな!環境型セクハラなんてわけわからんものに負けてたまるか!俺も全力でプロデュースするぞ!」

雫「はい、これからもよろしくお願いします!」

雫「ファイトー!」

雫モバP「モー!」

・・・・・・

藍子「プロデューサさん、私は…」

藍子モバP「安心しろ藍子!お前に環境型セクハラだの言いがかりはいっさいないから!」

藍子「そん、そうですかぁ…」

おわり

初めてモバマスSSを書いたので多大な不備はご容赦ください。
そしてアイドルを弄る内容に不快感を覚えた方は申し訳ございませんでした。
それでは駄文失礼しました。

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