チュンチュン
―めっきり寒くなった朝
あきら「ん……」
―そろそろ布団が恋しくなる朝。少女は違和感に気付き起きる
あきら「あ……ここ、どこデスか?」
―ぼんやりしながら見知らぬ天井を眺め、何か異変がないかあちこち確認する
―ふと、腰に激痛が走り顔を顰める
あきら「あ、痛たたた……そういえば、無理矢理されたんだった」
あきら「痛いからやめてって言ったのに……」
あきら「あ……顔に……」
―それは顔だけでなく、服のあちこちにもついていた
―謎の白いもの
あきら「# 人生一番ひどい顔……はぁ」
あきら「うぅ……服までシミになっちゃうデス」
あきら(さすがにこんなマズイの、もう嘗めたくないな……)
―そして一人呟く
あきら「初めてが…あんなんだなんて……」
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あきら「# もっと楽しい #初めての夜」
あきら「……そんなのを夢見ていたんデスのに」
あきら「とりあえずシャワーを浴びないと……」
――シャワーシーンは省略します――
あきら「ふぅ、まずは……実家には昨日のうちに遅くなるって伝えたけど、まさか朝帰りになるとは」
あきら「……あとプロデューサーにも……」
あきら「……悪くないんですよ。プロデューサーは……」
あきら「……」
モバP(以下P)『おぅ、起きたのか……』
あきら「……デス」
P『昨日は……その……なんだ、すまなかった』
あきら「イエ……拒否しなかった自分も悪いデス」
P『とはいえ、初めてがあんなんだったなんて……』
あきら「もう終わったことデスから」
P『とりあえず駅まで送るよ』
あきら「……ハイ」
あきら「# 最悪の顔 # アイドルがしてはいけない?」
…………
……
あきら「じゃ、自分はココで」
P「おぅ、気をつけろよ。もう少ししたらこっちからも連絡を入れるから」
あきら「ハイ、お願いします」
あきら「……昨日で……汚れちゃったな」
ガチャ
P「おーい!そろそろ起きろ!!」
千夜「もう起きていますよ」
ちとせ「おはよう、昨日は激しかったわね」
P(まってちがう)
あかり「んご……まだガンガンするんご……」ムクリ
凪「むー、はーちゃんの胸に合法的に抱きついている時間は終了ですか?」ムギュ
颯「どんな悪夢!?」
P「んー、りあむのヤツは?」キョロキョロ
千夜「あちらです」
りあむ「ぐかぁぁぁぁ!ぐぉぉぉお!!」グーグー
P「間違ってもテレビには出せないな」アキレ
ちとせ「違いないわね」
あかり「りあむさん、朝ですよ!」ユサユサ
颯「顔がクリームまるけだね!」
凪「精えk……ケフィアまみれですね」ヤレヤレ
P「Pは隠語……といい、お前はどっからそういうのを覚えてくる?」
凪「そうですね。こけしをブルブルと震わせ、バイブレー「言わせねえよ!」
ちとせ「あら?そういうのに興味があるの?……アナルパールなら持ってるわよ」スッ
千夜「お嬢様?!」
りあむ「ふわぁぁぁ、あれぇ?Pサマ、あきらちゃんは?」
P「もうとっくに送っていったぞ」
あかり「というより……」
ちとせ「どっかの誰かが提案したパイ投げのせいで、うちがぐちゃぐちゃなんだけどさ」
りあむ「うぅ……は、ハロウィンだったからさ、徹底的にって……」
千夜「罰ゲームと称し調子に乗って、みんなにタイキックしていたのはどこのどなたですか?」
りあむ「ごめんなさい」フカブカ
P「りあむ、明日幸子とハワイのキラウェアへ溶岩採取のツアー決定だな」
りあむ「うわぁぁぁぁぁんっ!!」
P「なんにしろ、アイツにとって人生初ハロウィンは散々な目にあったんだ。償いはしろよ」
りあむ「うぅ……そう言われると反論できないよぉ」
千夜「それと、今日は一日がかりで屋敷の掃除をお願いします」
りあむ「え?ぼくが?千夜ちゃんも手伝ってくれるんじゃないの?」
千夜「はっ?」ギロリ
りあむ「ゴメンナサイ」
P「じゃあ、あかりと凪と颯は送るから急いで仕度しろよ」
凪「つまり、ここで着替えろということですね。さぁ現役JCの生着替えですよ、うっふん」
颯「え、えっ?ぴ、Pちゃんになら、はーは……」ゴニュゴニョ
ちとせ「いやーん。言ってくれれば、中まで見せるわよ」ウッフン
千夜「お前……」アキレ
P「無実だ……外で待ってるぞ」
あきら「すぐに用意するんご!」
ハロウィンお疲れ様でした
というわけであきらちゃんのハロウィン初体験でした
由愛の誕生日までには次を作らないと……
うぎゃ……最後があきらになってる
どのみちアナルパール(直球)はアウトでは
久川シスターズを「姉妹」と表現する傍ら白黒主従を「残り」呼ばわりする時点で
これもうただの白黒アンチやろ書くの辞めたら?
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