【安価】異能バトルを勝ち進め (39)

最初は5人で始めたことだった。

1人が4人を殺した。

世界が、ルールが壊れた。




主人公の設定を募集します。
名前
性別
年齢
容姿
その他

能力
奪還〈デッド・エンド〉
指定安価から「~~できる能力」という形で一時的にその能力を使用できるようになる。

>>2->>4の中から選びます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1574570227

名前 玄野優貴(くろの まさたか)
性別 男
年齢 19
容姿 身長178cmで茶髪のそこそこのイケメン
その他 普段の日常が退屈に感じていて、異能力バトルに巻き込まれて歓喜と共に異常性を出し始める

名前佐倉 翔子(さくら しょうこ)
性別女
年齢17
容姿小柄で華奢な女子高生
その他臆病で常にオドオドしている

目が覚めた。

心地よい風が頬を掠める。阿久津 釼持は病院にいた。むくりとベッドから起き上がり、半開きの窓から外を眺めた。

ひんやりとした空気に朝の日が差す。

全身のいたるところにある火傷は、治りかけではあったものの、それなりの痛みを釼持に感じさせていた。
自身に記憶がないと気づくのはそう難しいことではなかった。

行動>>7

とりあえずもう一度
>>12

周りを調べる

息が荒くなる。汗が噴き出し、得体の知れぬ恐怖が釼持を襲う。

辺りを見回す。人気のない病室は白一色で、釼持はそこに迷い込んだ異物のようだった。

ふと窓に映る顔が目に入る。まるで何かを封印するかのように巻かれた包帯の隙間には赤黒く醜い「誰か」がいた。

もちろん釼持はそれが自分自身のものだと解っていたが、すぐにそれを受け入れた。そして、たった今目覚めるよりも前の記憶がないことを再確認した。


行動>>14

大声を出しながら誰かいないか探す

釼持「おーい、誰かいるかー?」

声がかすれていた。

釼持「おーい!」

返ってきたのは沈黙のみ、ではなかった。

「うるせえな、いるよ」

磨りガラスの奥には人影。引き戸がゆっくりと動いていく。



その先にいた人
>>17

名前
性別
年齢
容姿
その他
能力

名前  足利影道
性別  男
年齢 18
容姿 ツンツン髪のパンク服
その他 ボクシング部所属
能力 影に入る能力

影道「『はじめまして』で合ってるよな、包帯男」

釼持「……多分、そうなんだろう」

影道「その寝ぼけ顔じゃこの戦いのルールもわかってなさそうだな?」

釼持「何の話だ……?」

影道「ったく、冗談っぽく聞こえねえな。……説明してやるよ」


影道は淡々と異能バトルについて語り始めた。

この街には異能力者が何人もいて、それらを倒し勝ち進まなければならない。

最後まで生き残った者には望む物が与えられる。

能力は基本的に1人1つである。

釼持の理解はまだ追いつかなかったが、ある光景を見て少しずつ確信していく。

影道「こういう能力をみんな持ってるんだぜ」

影道は影に溶けていく。

影道「自分の能力がわからない? そんな訳無いだろう。いいか、さっき言ったルールを忘れるな」

やがて姿はまったく消え、声だけが聞こえた。

「まずは城跡へ向かえ。俺はお前をずっと見ているぞ」

釼持「……」



行動>>20

城跡へ行く

釼持「お、おい……どういうことだ」

釼持「能力はともかくとして城跡ってどこなんだよ!」

「そこから見て右側にある山あるだろ。その辺だ」

釼持「……まだいるのかよ」

病院から出た。見知らぬ土地に記憶喪失の男が1人。如何なる困難が彼に立ちはだかるのだろうか。

その姿を見た釼持は警戒を強める。大きな体躯はそれだけで脅威になり得るからだ。

ジェイムズ「オー?! ハジメマシテ!!」

眼前の異邦人はこちらに気づくと、ニッコリと笑って近づいてきた。

釼持「言葉わかるんだ……」

釼持「おーい!」

ジェイムズ「全然人居ナイカラ、不安ダッタヨー!」

野太く力強い声とは逆の内容を発しながら大きく手を振っていた。



行動>>26

一定の距離を保ちつつ名前やこの場所について尋ねる

釼持「あんた、名前は?」

ジェイムズ「人ニ名乗ル時ハ自分カラ、日本ルールデース!」

不敵な笑みを浮かべる男と同じ歩幅で釼持も下がる。

釼持「阿久津 釼持」

ジェイムズ「タージ、警戒シスギデスヨォ?」

釼持「と、う、じだ。名前はもういい。ここはどこだ?」

ジェイムズ「知ラナイシ、知ル必要モ無イデ~ス」

釼持「どういうことだ?」

ジェイムズ「アナタコレカラ死ヌヨ?」

釼持「くっ……」

釼持はここで初めて目の前の男を敵だと確信した。

ジェイムズ「HAHAHA!!! ジョークネ!」

釼持には分かっていた。それは明らかに嘘だ。記憶がないからか、本能に頼る部分は大きかったが、禍々しい殺気を感じ取った。

銃だった。しかしこの世のどこにもない形状で、ジェイムズの腕に絡みつくような存在していた。

武器創造〈イマジン・スミス〉は文字通り武器を創り出す能力である。その種類は使用者の発想の数だけあり、近接、遠隔問わずに使えるが、強力もしくは大規模なものの場合はそれなりの時間とエネルギーを消費する。

釼持「いつの間に……?」

ジェイムズ「アンマリ動クト苦シクナリマ~ス」

ジェイムズ「一発デ決メサセテ下サ~イ!」


行動>>29

能力使用

釼持「俺の能力……!」

参加者全員に与えられているのなら、自分も例外ではないはずだ。それは正しい。
意識するだけで使い方を理解できた。

釼持「【奪還】!!」

【奪還〈デッド・エンド〉】は誰にもわからない可能性を秘めている。


ジェイムズ「ドンナ能力使オウト無駄デ~ス!!」




指定安価は>>32

磁力を操ることができる能力

磁力を操る能力。それを得た瞬間、釼持はきびすを返して走り出した。

ジェイムズ「HAHAHA!!! 逃ルノデスカー? 無駄ダト言ッテ……What's this?!」

ジェイムズが異変に気がついたコンマ数秒後、握りしめた紙くずのように変わり果てた右腕が花火のごとく炸裂した。

ジェイムズ「Oh……damn……」

血を流して倒れる男を見ても慈悲や情けの感情は湧いてこなかった。このまま放っておけば野垂れ死ぬであろう。運が良ければ助かるかもしれない。ただ、それだけだった。


釼持がジェイムズと対峙していた段階でもう1人、接近する者の存在を感じとっていたためである。
脅威には変わらないものの、目的地へと歩みを進めていった。

山の麓を過ぎる頃にはすでに色々な方向から戦闘によるものであろう爆音や黒煙を確認できた。

釼持「これか……」

石壁が点々と立つ広場があった。城跡と言うには小さいが、間違いないだろう。

釼持「……誰かいるな?」

そこで釼持を待ち受けていたのは──



名前
性別
年齢
容姿
その他

>>36

名前 富士
性別 女
年齢 7
容姿 和服、おかっぱ。座敷わらしとかこけしっぽい
その他 年齢の割に落ち着いた雰囲気

富士「……」

影に溶け込むような黒のワンピースを着た少女がひっそりとこちらを見つめていた。

釼持「君は……」

富士「……」

釼持「俺は阿久津 釼持。ツンツン頭の奴に言われて来た」

富士「……私は富士。はじめまして」

喋ってくれた!と釼持は謎の満足感を得た。

釼持「よろしく。それで、どうするんだ? 君はあいつと知り合いなんだろう?」

富士「……」

富士はこくりと頷いた。

富士「……何も聞いていない」

釼持「……」

富士「……」

釼持「……は?」



行動>>39

ずっと見ていると言ってたから、影道を呼んでみる

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