モバP「紗南の様子が変だって?」 (19)

※時事ネタです。

真尋「た、大変だよっ!Pさん!」

モバP(以下P)「どうしたんだよ真尋、そんな切羽詰まった顔して」

真尋「紗南ちゃんが……紗南ちゃんが……」

P「ん?紗南?……あっもしかして」




真尋「なんかブツブツ言いながらスイカ突いてるんだよ!!」

P「チクショウ手遅れか!」

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紗南「ゲームは一日一時間……ゲームは一日一時間……」(ハイライトオフ

P「紗南ぁ!大丈夫か!?」

紗南「あ、プロデューサー!香川が高橋名人に追いついたよっ!」

P「ハイライトないままいつものトーンで言われるとめっちゃ怖い!」

由里子「事務所でお昼食べたあたりからこんな感じだじぇ……」

P「チクショウ俺が外回りで定時までかかっていなければ!」

真尋「えっと……二人とも事情わかってるみたいだけど何があったの?」

由里子「それはニュースを見ればわかることだじぇ?」

真尋「ニュース……あぁそういえば香川県でなんかって話題になってたね」

P「あぁ、香川県でゲームプレイに制限が入るとはな……」

紗南「ゲーム……制限……アタシ……制限……」

真尋「そっか!紗南ちゃん大変じゃん!」(スマホで調べ始める

P「いや、紗南は制限じゃないけどな?環境で暴れてないし」

由里子「でもついこの前までパワー持ってたじぇ?3倍になりそうなやつ」

P「あー、あの紗南はパワーあったよなぁ……ってそうじゃない」

紗南「Pさん……アタシどうしたら……」(ハイライトオフ

P「まぁここは東京だからな、気にしなくてもいいぞ?」

紗南「そ、そっか!ここ東京だもんね!香川じゃないもんね!」(戻り始めるハイライト

由里子「そうだじぇ!事務所や寮で存分にゲームをすると思う!」

紗南「だよねっ!ならもう二度と家に帰らなければいいもんね!」

P「おいコラとんでもないことを言うんじゃない」

紗南「でもアタシゲーマーアイドルだよっ!?ゲームは空気だよっ!栄養だよっ!?」

P「紗南の売り方だからな、そこは変える気はなーーー」

紗南「だよねっ!三好紗南はゲーマーアイドル!これからも変わらな…….」



真尋「そっか、私達香川県アイドルだからそういうの気にしなきゃダメかー……」(調べ終わり



紗南「………ハイ、香川県アイドル三好紗南デス」(ハイライトオフ

P「真尋ぉ!」

真尋「えっ!?あっ!ごめん!紗南ちゃん!」

由里子「タイミング完璧だったじぇ……」

真尋「ごめんって紗南ちゃーん!」

P「とはいえ出身地ってのは公開してるからなぁ」

由里子「そんなピリピリするもんじゃないと思うけど?」

P「気にする人がゼロじゃないからな。ゲーマーとして売ってくわけだし」

紗南「紗南ゲーも一時間……?じゃあ残りの時間アタシは何アイドルになるのかな?うどん?うどん?」

真尋「うどんアイドルってどうなんだろう?」

由里子「法子ちゃんとかみちるちゃんがいるからありえないことではないと思うじぇ?」

P「まぁうどん……でもうどんはなぁ……765さんところに専門家が……」

真尋「紗南ちゃんはほら、ゲームだけじゃないよ!最近ユニットでも頑張ってるし!」

紗南「アタシからゲームを抜いたら出汁の入ってないうどんみたいなもんだよ……」

P「うどんに寄せるなうどんに」

由里子「麺は残ってると言うあたり割と余裕あるよね?」

紗南「………よしっ!決めた!決めたよPさん!」(燃える瞳

P「……いやな予感がするけどどうした紗南」

紗南「アタシ香川県レジスタンスになるっ!」

光「レジスタンスっ!?」(にゅっ

P「ジオウはもう終わったぞ光!!」

光「なに言ってるんだP!ゼロワンだ!」

P「公開中の映画ネタはやめろ!!」

紗南「アタシがレジスタンスのリーダーになって……香川を、世界を変えるっ!」

飛鳥「……」(にゅっ

蘭子「革命の時か!?」(にゅっ

P「下がってて厨二病コンビ!!ややこしくなるから!」

あきら「#香川県議会に殴り込みよしさな」

P「あきらも!それっぽいタグ作らない!」

すごすご……×4

P「まぁ紗南、もしかしたら提案が採決されないかもしれないから……」

真尋「そうそう!悪く考えても仕方ないよ!紗南ちゃんはゲーマーアイドル!なんだからさ!」

紗南「真尋さん……そうだよね……」

由里子「アタシもBLゲーを減らす気はないじぇ!」

P「……事務所でやるなよ?寮の自室でやれよ?」

由里子「文香ちゃんとかブラックディーバは興味ありそうに見てくれたじぇ?」

P「感染させるな大西!」

真尋「私ゲームそんなやらないからなぁ、でも走るの禁止!ってなったらイライラしちゃうかも」

P「真尋の場合その分食べるのに向いたり……いや走るのもセットか真尋の場合」

真尋「そうそう!食べた分走る!だからね!」

由里子「でも可決されたらどうするじぇ?紗南ちゃん。あ、レジスタンスはなしで」

紗南「出身地を変える!」

真尋「いやいやいや、香川アイドル3人しかいないんだから抜けないでよー!」

P「……紗南に『県条例から逃げるためにアイドルになった』って設定がつくかな……」

由里子「紗南ちゃんに随分ファンキーな称号がつきそうだじぇ……」

真尋「国の決定から逃げるって最近似たようなことが」

P「真尋、それと重ねるのはNGだ」

真尋「あはは、だよねー‥‥」

紗南「……アタシやっぱりゲームする!やっぱ自分も曲げちゃダメだよね!」

みく「みくも自分を曲げないよ!」

P「そうだな。まぁ今日は休みだしゆっくりゲームしててくれよ、ダイレクトあったしな」

紗南「そう!そうなんだよ!DLCすっごい楽しみ!麗奈ちゃんにぴったりのポケモンもくるし!」

P「クロバット?」

紗南「クロバット!」

真尋「今みくちゃんが……」

由里子「気にしたら負けだと思うじぇ」

真尋「………そういえば紗南ちゃんなんでスイカ突いてたの?」

由里子「高橋名人リスペクトだと思うけど……違う?」

紗南「うん、ほら16連射ならアタシできるからさ」

由里子「それができるのは普通じゃないと思うじぇ?」

紗南「17連射どころか20連射くらいいけたらさ?」

真尋「行けたら?」

紗南「『ゲームは一日24時間!』とか言えば世の中に浸透して、香川県もそういう風に……」

P「錯乱した結果名人を超えようとするんじゃない」

真尋「そういう人がいるんだね。うーん、私だけ今回の話蚊帳の外な感じ……」

紗南「じゃあさじゃあさっ!真尋さん一緒にゲームしよっ!由里子さんもっ!」

由里子「お、いいねぇ。同郷で親交を深めるってやつ?」

真尋「いいの?ゲームとかしたことないよ?」

紗南「大丈夫!体動かしてやるゲームだってあるんだから!一時間じゃぜーったい楽しみきれないよ!」

由里子「待って紗南ちゃん、それ輪っかがフィットする感じの冒険じゃ」

真尋「そうなんだ!じゃあ行こうかなーっ!今日走り足りなくてさっ!部活も休みだったし」

紗南「よーっし!そしたらみんなでゲームしよっ!」




ちひろ「プロデューサーさん、紗南ちゃんにお仕事の依頼が来てますよー」

P「ん?ほんとですか?紗南、どうする?」

紗南「えっ、えーと……」

真尋「お仕事なら内容聞いてきなよ!私達待ってるからさ!」

由里子「安心して、今夜は……寝かさないじぇ?」

紗南「うん、わかった!」

P「紗南も聞くそうです。えっと‥‥書類は?」

ちひろ「えっとですね………」




ちひろ「新しい県の条例のキャンペーンガールに是非紗南ちゃんをって………」(書類に輝く香川県章




紗南「」(ハイライトオフ

P「さ、紗南ぁぁぁぁぁああ!!!」

おわり



おまけ



紗南「ホントに一日一時間になった時のことなんだけどさ?」

P「どうした紗南、真剣な顔で」

紗南「一時間で一つのゲームを遊び尽くすにはどうしたらいいかなって思ってたんだけど……」



紗南「一時間以内で終わるRTAをすればいいんじゃないかなっ!」



P「さすがにRTA走り続けるアイドルはちょっと……あと遊び尽くせないだろそれ」

紗南「(ゲームシステムのバグとか)遊び尽くせるよ!」

ほんとにおわり

というわけで時事ネタでした。

香川県ピンポイント過ぎて紗南ちゃんには大変そうな条例でしたね。
前日には四国が除かれたライダープリキュア企画が出て光ちゃんも大変そうでした。

依頼出してきます。

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