「先輩ってあまりお酒飲まないんですね」
コンビニの帰り道、旅行サークルの後輩である菊池修子が言った。
男「ん、まあね」
修「嫌いなんですか?お酒?」
男「嫌いじゃないんだけどねぇ…」
修「じゃあ下戸なんですか?私先輩が酔ったところ見てなんですがもしかして…」
男「いやいや、そういう訳じゃないんだ。なんというのか素面でありたいのか、あまり皆に酔っぱらっている姿見せたくないんだよ」
修「あぁ~ わかります。でも私、先輩の酔っぱらった姿すこし見たいです。」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1587291276
~~~~~~一週間前~~~~~~~
「なぁ、ヒロ。お前スノボー出来るんか?」
サークル部屋の中央。椅子に深く座りながら飯田は言った。
男「スノボーはしたことはねえよ。スキーはあるけど自己流だから教えることは出来ないぞ」
飯田「そっかぁ」
自分が所属している旅行サークルでは長期休みの際、メンバーの誰かの地元を旅行することが決まっている。 今回の冬の休みでは自分の地元である長野に行く予定である。
飯田「しかし安直だよなぁ。 長野にスキーしに行くなんて」
男「どうせ毎度おなじみ夜に飲み会やって朝グロッキーになってるよ」
飯田「違いねぇ」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません