凪の陽炎型 (64)



陽炎から秋雲まで。

陽炎型姉妹実装17人分。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1598198507



【 陽炎 】


『 硫黄泉は、おならじゃない 』

旅先の露天風呂ではしゃぐ雪風に言ってみる。


『 炭酸泉は、おならじゃない 』

旅館の大浴場で大騒ぎの時津風に、繰り返し言ってみる。



陽炎「一応説明したのよ?おならじゃないって」

不知火「しかし聞く耳持たない、と」

黒潮「子供はうんこネタ大好きやからな」

不知火「仕方ありませんね」

陽炎「それより問題なのは……」チラッ

野分「……アッ…アァッ……ンッ ///」ハアハア

陽炎「野分がジャグジーから出てこないんだけど」

不知火「もう一時間にもなります」

黒潮「あんなに風呂好きやったかなー?」



【 不知火 】


長波「不知火が食中毒!?」

夕雲「改二のパーティーで被弾したらしくて」

巻雲「あー……」

長波「あー……」

風雲「そ、それで容態はどうなの」

夕雲「緊急入院みたい」

夕雲「しばらく任務はお休みね」

初風「……」

天津風「……」




◇◇◇



病室。



提督「やあ不知火、体調はどうかな」

不知火「お忙しい中、わざわざお見舞いに来ていただいて申し訳ありません」

提督「いやいや、何言ってるのさ。全然平気だよ」

不知火「不知火はひとりで大丈夫です。司令は早く執務にお戻り下さい」

提督「傷ついた不知火を置いていけないよ。今日はずっとそばにいるから」

不知火「司令…… ///」キュン






提督「喉は乾いてないかな?」

提督「何か欲しいものとかは」

提督「遠慮しないで何でも言ってね」

不知火「お腹を……さすってもらえませんか」

提督「お腹?ああ、食中毒だったね。痛むのかい」

提督「薬を貰ってこようか?それとも注射の方が」

不知火「優しく撫でてもらえれば、痛みも和らぎます」

提督「そういう事なら喜んで」スッ

不知火「直で」

提督「えっ」

不知火「服の上からではなく、直接触れてもらえませんか」

提督「いや、しかしそれは……」

不知火「お腹が……お腹いたいです」シクシク

提督「わ、分かったよ、直接だね」

提督「し、失礼……」スッ

不知火「んっ……」

提督「ど、どうかな」サワサワ

不知火「あっ……ん… ///」

提督(柔らかい……それにすごくスベスベだ)

不知火「楽になってきました」

提督「そ、そうか。それは良かった」

提督「じゃあもうそろそろ終わ」

不知火「下を」

提督「えっ」

不知火「もう少し下の方もお願いします」

提督「し、ししし下って、これ以上は……!」

不知火「お腹が……お腹がいたいです」メソメソ

提督「」


不知火「やはりご迷惑でしょうか」

不知火「身体が辛く苦しいからといって身の程もわきまえず司令にこんな図々しい願いをするなんて……やはり不知火は駄目な艦娘でs」

提督「いやいや全然大丈夫だよ!」

提督「今からじゃんじゃん撫でるからね!大丈夫!」

提督「そりゃもう、上でも下でもお任せあれだよ!」

不知火「それでは不知火に落ち度は……」

提督「ないない!全くないよ!安心して身を任せてね」

不知火「司令……嬉しいです」

提督「あ、ああ…… ///」

提督「じゃっ、じゃあ……触るよ ///」

不知火「…… ///」コク



【 黒潮 】


  ◇◇◇ 祝 黒潮 改二 おめでとう ◇◇◇


黒潮「やったでー」

舞風「黒潮おめでとう~」

野分「おめでとう黒潮」

親潮「素敵です!黒潮さん」

不知火「よく似合ってますよ」

黒潮「みんなありがとう、ありがとうな」

嵐「とうとう黒潮も改二かぁ」

磯風「これでyaggy揃い踏みだな」

浜風「髪も伸びて随分大人っぽくなりましたね」

時津風「綺麗なお姉さんだよー」

秋雲「黒潮ってこんなに美人だったんだ」

陽炎「整形したのアンタ」

黒潮「失礼やな!どこもいじってないわ!」


初風「というかメチャクチャ痩せてない?」

黒潮「改二やと写真撮影あるからなー」

黒潮「着任の時に失敗したから、今回は頑張ったんや」

天津風「艦録や広報にも使われるし、写真写り大事よね」

時津風「どうやって痩せたの」

陽炎「合宿にね」

雪風「合宿?」

陽炎「神通ヨットスクールに強制参加させたの」

萩風「うわ……」

嵐「鬼だな」

浜風「よく無事で帰ってこれましたね」

黒潮「無事ちゃうわ!ウチマジで死ぬトコやったで」

黒潮「あの地獄の日々を思い出すだけでもう……」ガクガクブルブル

谷風「ヤバい!痙攣が、過呼吸も!」

親潮「黒潮さん、しっかり!気を確かに」

黒潮「ま、まあ、おかげでべっぴんさんに大変身や」ゼェゼェ

浦風「実際可愛いわ」

舞風「痩せただけで、こんなに綺麗になるんだね」

黒潮「やっぱ元がええからやろかー」ドヤ

陽炎「まあ、私の妹だしね。これくらいは」

初風「そうそう、私の姉だし。この程度は」

秋雲「いやいや、やっぱ秋雲の姉だからさ~」

黒潮「キミら案外図太いな」


黒潮「さて、撮影も終わったし、これでまた美味しいもの食べれるわ」

親潮「黒潮さん、ケーキ焼いてきました、どうぞ!」

黒潮「親潮優しいなー」

陽炎「何言ってんのよ、せっかく痩せたのに」

陽炎「ケーキなんか食べたらまたおデブちゃんに戻るわよ」

嵐「まあまあ、陽炎」

野分「少しくらい いいじゃないですか」

陽炎「駄目よ、こういうのは最初が肝心なんだから」

陽炎「ほら、没収よ没収」

黒潮「」ヒュン

陽炎「……え?」

黒潮「残像やで」

陽炎「なっ!?」

黒潮「遅い」トンッ

陽炎「」ドサッ

萩風「強くなってるーー!?!」

谷風「神通ブートキャンプーー!!」

嵐「神通さんどんな鍛え方したんだよ」

黒潮「さ、ケーキ食べよ」ニコーッ




◇◇◇



後日。



陽炎「何やってんのよ!馬鹿馬鹿!」

不知火「どうやったらこんなに早く太れるんでしょうか」

天津風「そりゃ、あんだけ甘やかしたら」チラ

親潮「黒潮さん!おやつ買ってきました」

親潮「アイスも安かったんで、ついでに」

親潮「あ、もちろんたこ焼きも忘れてません」

萩風「メチャメチャ餌付けされてるね」

嵐「親潮ヤバい」

初風「原因はこの娘かー」

親潮「あ、おかわり持ってきますねー」ニコーッ



【 親潮 】


日振「ううっ……ぐすっ」

五十鈴「給食を全部食べるまで、遊びにいっちゃ駄目よ」





日振「やだ……苦いよぉ」

大東「ひぶー、ドッジやろうぜー」

日振「ううっ……」

大東「何だよ、まだ食ってんのか」

日振「だって……だって」

大東「仕方ねーな、ほら貸せ」

日振「えっ」

大東「だい様が代わりに食べてやるから」

日振「い、いいの?」

大東「困った時はお互い様だぜ」

日振「だいちゃん……」

大東「みんなには内緒な」ニカッ


親潮「……」


親潮「……」


~回想~

おやしお『ううっ……苦いです』

くろしお『おやしおー、ケイドロしよ』

おやしお『くろしおさん……』

くろしお『何や、まだ食べれへんの』

おやしお『だって……苦くて』

くろしお『しゃーないなぁ、ウチに任せとき』

おやしお『えっ』

くろしお『ほら貸し、ウチが代わりに食べたるから』

おやしお『くろしおさん……』

くろしお『困った時はお互い様や』

くろしお『みんなには内緒やでー』ニコッ



大東「よし、全部食べたぜ」

大東「さあ、遊びにいこう!」

日振「うんっ!」


親潮「……ふふっ」




◇◇◇



黒潮「親潮ー」

黒潮「ケーキ買うてきたで。一緒に食べよ」

親潮「ケーキですか」

黒潮「アイオワさん御用達の、メガ盛りギガ甘スイーツや」

黒潮「めっちゃ並んだわ、大変やったわー」

黒潮「ふたつあるから半分ずつ食べよな」

親潮「ありがとうございます」

親潮「では、親潮が全部頂きますね」

黒潮「えっ」

親潮「黒潮さんの分も食べてあげます」

黒潮「えっ?ちょっ?」

親潮「黒潮さんが甘いものを食べないように、陽炎から頼まれました」

黒潮「ファッ!?」

親潮「困った時はお互い様ですよ」

黒潮「そ、そんなー、堪忍やー」






黒潮「あー、チョコ美味しいなー」

親潮「こっちのイチゴもいけますよ」

黒潮「今度はカスタード買ってこよ」


結局ふたりで、はんぶんこにして食べました


黒潮「バレないうちにササッと食べよ」

親潮「ふふっ、みんなには内緒ですね」


親潮「……ふぅ」

黒潮「あれ?もう食べへんの」

親潮「量が……ちょっと」

黒潮「メガ盛りやからな」

黒潮「しゃーない、残りはウチが片付けたろ」

親潮「結構ありますけど」

黒潮「全然平気やで」

黒潮「困った時はお互い様や」

親潮「黒潮さん……」

黒潮「みんなには内緒やでー」ニッ

親潮「ふふっ、内緒ですね」ニコ



【 初風 】


例えばテレビだったりパソコンだったり

例えば車だったりバイクだったり

機械とは常に、新しいものの方が優れている。


それは兵器もまた、例外ではなく。






傘太郎「……」

KS-0035「どいてくれ、兄さん」

傘太郎「イヤダネ」

KS-0035「ボクは行かなくてはならない」

傘太郎「ウルセェ」

KS-0035「兄さんではボクに勝てないよ」

傘太郎「ダマレ」

KS-0035「邪魔をするなら腕ずくで通るまでだ」

傘太郎「ヤッテミロ」

KS-0035「旧式が……」チッ




◇◇◇



初風「どうしたのよ傘太郎!?あんたボロボロじゃない」

傘太郎「ダイジョウブ」

初風「動けるの?明石さんの所に連れて行ってあげるから」

傘太郎「ヘイキ」

提督「あー、初風」

初風「提督、どうしたの」

提督「スマン、傘に入れてくれないか」

初風「えっ?自分のはどうしたのよ」

提督「壊れてて動かないんだ」

初風「そ、そうなの?」

提督「昨日まで何ともなかったのになぁ」

初風「え、えっと、でも今は……」

傘太郎「ダイジョウブ」

初風「ご、ゴメンね。帰ったらすぐ直してもらうから」ヒソヒソ

傘太郎「モンダイナイ」

初風「し、仕方ないわね、それじゃあ一緒に行きましょう」

提督「悪いね」

初風「傘太郎、お願いね」

傘太郎「マカセロ」ブーン

提督「それじゃ、お邪魔します」

初風「も、もっと寄らないと濡れちゃうじゃない」

提督「ああ、そうだね、これでいいかな」ギュッ

初風「し、仕方なくよ、仕方なくなんだから ///」


傘太郎「……」(ガンバレ ゴシュジンサマ)



【 雪風 】


雪風「しれぇ、見てください!」

提督「ふむ、ピアニカだね」

雪風「練習しました」

時津風「あたしもー」

提督「時津風はカスタネットか」

雪風「ミュージック、スタート!」


雪風「~~♪」ペーペーポー

時津風「~~♪」タンタカタン


親潮「加賀岬ですね」

時津風「きらきら星だよ!」






雪風「しれぇは何か楽器できますか」

提督「う~ん、ギターなら少しだけ」

親潮「ギターですか」

雪風「すごいです!」

時津風「弾いて弾いてー!」

提督「あんまり上手くはないんだけどね」


提督「~~♪」ポロンポロン


時津風「すごいよ、すごいよ」

親潮「とっても素敵でした」

提督「いやいや、お恥ずかしい」

雪風「これ、聞いた事あります!」

時津風「何て曲なの」

親潮「加賀岬ですね」ニコッ

提督「レット・イット・ビーだよー」ニッコリ



【 天津風 】



◇◇◇



病室。



不知火「司令に大事にしてもらえて不知火は幸せです」

提督「あ、ああ」ナデナデ

不知火「司令が側にいてくれるから、不知火はひとりぼっちではありません」

提督「不知火をひとりになんてさせないよ」サスサス

不知火「こんな自分勝手な願いを叶えてもらえるなんて……」

提督「誰に何を言われても関係ないさ」

提督「俺がちゃんと守るから」

提督「不知火は何も心配しなくていいよ」

不知火「司令……嬉しい」

提督「してほしい事があれば何でも言ってね」サワサワ

不知火「ありがとうございます。では、もう少し奥を…… ///」ヌイヌイ



初風「はい、終了ぉーーっ!!」ドアガチャバターン!

天津風「そこまでよ!」ズカズカズカ!

不知火「!?」

提督「うおっ!?」ビクッ!

提督「は、初風?天津風もか」

初風「もういいわよ、後は私達が看病するから」

提督「そ、そうか。それじゃあ、お願いしようかな」

不知火「ぬいっ!?」

提督「俺よりも妹の方が安心だろうからね」

不知火「ぬいっ!ぬいっ!」ブンブン

提督「それじゃお大事に。またね不知火」

不知火「ぬいいーーっ!」ガクッ






不知火「二人とも演習の筈では」

初風「そんなの瞬殺してきたわよ」

天津風「嫌な予感がしたから急いで帰ってきてみればこれよ!このありさまよ!」

初風「あ、アンタ!ほとんど裸じゃない!何やってんのよ」

天津風「というか何で服を着てないのよ!」

不知火「不可抗力ぬい」

初風「自分で脱いだんでしょ!」

天津風「抜け駆けは禁止のはずよ。協定を破る気なの」

不知火「そんなの不知火」

不知火「これは医療行為ぬい、ズルくないぬい」

不知火「もう全部見られて、全部触られてしまったぬい」

不知火「涙で枕を濡らしたぬい。責任とってもらうぬい」

天津風「医療行為!医療行為だから!」


不知火「不知火の身体で司令が触れてない所はありません」

不知火「不知火はもう司令のものです」

不知火「そして、それはつまり、司令は不知火のもの」キリッ

初風「は、はあっ!?何言ってんのよ!こんなのノーカン!ノーカンなんだからね!」

不知火「司令の温もりを身体で感じました。これはもう妊娠したかもしれません」

初風「ないから!絶対してないから」

天津風「コウノトリ撃ち落とすから大丈夫よ」

不知火「式には二人ともちゃんと呼びますから安心してください」

不知火「みんなで写真を撮りましょう」ニッコリ

初風「何の心配してんのよこのピンク!」

天津風「あーっ、もうっ!こんなの絶対認めないからーーっ!」



【 時津風 】


提督「夕立って、改二で随分変わったよね」

大淀「まあ、見た目は確かに」

提督「大人びたというかさ」

大淀「中身は同じですよ」

提督「前みたいに ぽいぽい言わなくなったし」

大淀「確かめてみますか」

提督「え?」




◇◇◇



夕立「提督さん呼んだ?」

提督「ああ、これを見てくれ」

夕立「ん?ゴムボール」

提督「そーら、取ってこーい」ビュン!

夕立「ぽいぽいぽーい!」ダッ!


夕立「夕立取って来たっぽい!すごいっぽい、偉いっぽい!」キャンキャン

提督「よしよし、偉いぞ夕立ー」ワシャワシャ

夕立「もっと誉めるっぽい、撫でるっぽい!」

提督「よしよーし」ワシャシャシャ

夕立「もう一回やるっぽい!投げるっぽい!」バウバウ

提督「よーし、いくぞー」ビューン

夕立「ぽいぽいぽーい!」ダダダーッ!


提督「うん。全然変わってないね」

大淀「でしょ」






時津風「しれぇー!しれぇー!」タタターッ

提督「あ、時津風きた」

時津風「時津風も!時津風も遊ぶ!」キャンキャン

夕立「夕立が遊んでもらってるっぽい!あっち行くっぽい」ガルルー

時津風「やだやだ!時津風も!時津風も!」ガウガウ

提督「あー、はいはい喧嘩しない」

提督「ほら、また投げるから」

提督「そーれ!」ヒューン

時津風「わーい!」

夕立「ぽいぽーい!」


   モット モット モウイッカイ モウイッカイ キャンキャン ポイポイ




◇◇◇



【青葉】 提督 今季絶望か 【速報】


右肘に違和感。故障者リスト入りへ。手術も視野に。


提督「大事な時期に戦列を離れる事になり申し訳ない」

提督「酷使に耐えきれなかった」

提督「一日も早く復帰出来るよう治療に臨みたい」


提督が右肘付近の違和感を訴え、選手登録を抹消された。

エースの長期離脱となれば、ペナント奪還に向け大きな痛手となるのは間違いない。

これまで何度も窮地を乗り越えてきた精神的支柱だけに、万全を期しての復活を願いたい。



大淀「何やってんだか……」



【 浦風 】


香る紅茶に美味しいお菓子。
金剛主催のお茶会は、いつでも誰でもウェルカム。



浦風「今日は末っ子を連れてきたんよ」

秋雲「秋雲さんだよ~。スケブいる~?」

浦風「あと、巻雲も一緒に」

巻雲「こ、こんにちは巻雲です」

霧島「あら、久しぶり」

巻雲「勝手について来てすみません」

霧島「全然平気ですよ」

金剛「金剛型のお茶会は、いつでも誰でも大歓迎デース!」

比叡「紅茶もお菓子も沢山ありますから!」

榛名「ゆっくり楽しんでくださいね」






秋雲「はー、美味しい」

秋雲「紅茶なんて飲むの久しぶり」

金剛「アッキーは珈琲派デスか」

秋雲「普段はモンエナとかレッドブルばかりだからねぇ」

比叡「モンエナ?」

榛名「レッドブル?」

浦風「秋雲はちょっと特殊なんよ」






金剛「マッキーは雰囲気が変わりましたネ」

霧島「そうですね。少し大人っぽくなりました」

巻雲「そ、そうですか? ///」

榛名「改二になったんですよね」

霧島「見た目だけでなく、中身もすっかり落ち着きました」

巻雲「自分ではあまり分かりません」

比叡「いやいやー、随分違いますよ」

金剛「これは……恋をしていますネー」

浦風「恋!?」

巻雲「ふえっ!?」

榛名「わあ、素敵ですね」

秋雲「マキマキやるねー!」

巻雲「し、してません!してません!」

巻雲「恋なんて巻雲にはまだ早いですよー」

金剛「ノンノン、人を好きになるのに年齢なんて関係ないデース」

金剛「とても素晴らしい事デース」

比叡「ふえぇ~、恋ですかー」


比叡「金剛お姉さまは司令一筋ですね」

金剛「勿論デース!ゾッコンデース!」

霧島「巻雲も司令が好きなんですか」

巻雲「すっ、好きとかそんなんじゃなくて ///」

巻雲「ただ……憧れてて」

金剛「分かりますヨー」

金剛「提督は素敵な人ですからネ」

榛名「ライバルがいっぱいですね」

霧島「困ったものです」

金剛「負けませんヨー!」

榛名「でも、結局提督は誰も選ばないような気がします」

浦風「えっ」

榛名「誰か一人だけとケッコンすれば、他の沢山の娘たちが悲しみます」

榛名「提督はきっとそんな事はしないと思うんです」

霧島「榛名……」

浦風「まあ、確かにそうかもしれんねぇ」


秋雲「あー、提督といえばさ」

秋雲「こないだ不知火がBまでいったらしいね」

金剛「ファッ!?!!」ガタッ!

榛名「Bって、その……ペッティングですよね」

巻雲「身体を触ったり撫で回したり…… ///」

比叡「ひ、ひえー ///」

金剛「わ、ワタシも毎日提督と抱き合ったりキスしたり……」

霧島「挨拶のキスはノーカンです」

秋雲「ハグも服を着たままだよね」

秋雲「Bってのは、素肌に直接だよ」

浦風「素肌に!直接! ///」

秋雲「おなかとか他の所とかも!」

巻雲「撫でたり!触ったり! ///」

比叡「ひえーっ、ひええぇーーっ! ///」

霧島「最近の駆逐艦は進んでいますね……」



【 磯風 】


ご機嫌谷風がやって来て、ドヤ顔でマメ知識を披露する。


『スーパーで、買った商品を袋に入れる作業台の名前を、サッカー台という』トーリービーアー


浦風「いや、サッカー台て」

浜風「作荷台でしょ」

磯風「ドリブルしてどうする」

浜風「聞いておかしいと思わないんですか」

浦風「少し考えれば分かるじゃろ」

磯風「本当に馬鹿だな」

谷風「うわああーん!霧島さあぁぁーーん!」ダダダーッ!






霧島「サッカー台」

浦風「えっ」

大淀「サッカー台」

磯風「えっ」

鳥海「サッカー台です」

浜風「えっ」

香取「あれは、サッカー台と言います」

浦磯浜「えええぇーーっ!?」


谷風「ごめんなさいは!?」ゴルァ!!

谷風「三人とも、谷風さんに ごめんなさいは!!?」ゴルゴルァ!!



【 浜風 】


金剛の日本語教室開催中。

親切丁寧熱血指導、みんなのお役に立ってます。



金剛「ティーチャー金剛デース!」

浜風「助手(随伴艦)の浜風です」ペコリ

金剛「今日も日本語をバンバン教えちゃいますからネー!」

浜風「楽しく学んでいきましょう」

ザラ「おー」パチパチ

ポーラ「お~」パチパチ

グラーフ「よろしく頼む」パチパチ


浜風「肉を焼いて焼肉」

浜風「魚を焼いて焼魚」

金剛「じゃあこれは?」

ビスマルク「焼き卵ね」

アークロイヤル「焼き卵だな」

プリンツ「焼き卵ですー」

金剛「正解は、卵焼きデース!」

ネルソン「ぐぬぬ……」





浜風「とうもろこしを焼いて焼きもろこし」

浜風「リンゴを焼いて焼きリンゴ」

金剛「じゃあこれは?」

ウォースパイト「焼きタコね」

リシュリュー「焼きタコだわ」

アクィラ「焼きタコに決まってます~」

金剛「残念でした、タコ焼きデース」

ガングート「ぐぬぬ……」






浜風「そばを焼いて焼きそば」

浜風「ビーフンを焼いて焼きビーフン」

金剛「じゃあこれは?」

デ・ロイテル「焼きうどんでしょ?わかる、わかる~」

コマンダン・テスト「焼うどんしかありえません」

ゴトランド「焼うどんですよね、絶対」

サラトガ「いいえ、騙されないで!これは孔明の罠よ」

タシュケント「そうか!分かったよ、うどん焼きだね!」

パース「そう!うどん焼きで間違いない!」

イントレピッド「うどん焼きでファイナルアンサー!!」

浜風「正解は……」

金剛「皿うどんデース!!」ヘーイ!

コロラド「焼きはどこ行ったのよ!」

ローマ「何が皿うどんよ!」

アトランタ「ふざけんなよ、皿うどん!」

ガリバルディ「皿うどんマジいらねー!」

アイオワ「ファッキン!ビッチ!皿うどーん!!」


時雨「……」




◇◇◇



親潮「それで大喧嘩になったと」

浜風「時雨がいきなりブチ切れて」

浜風「私も必死で止めたんですけど」

浜風「海外艦の皆さんもかなり強くて」

浜風「巻き込まれた金剛さんが怪我して」

浜風「それを見た霧島さんがガチギレして」

嵐「馬鹿かな」

萩風「馬鹿なのかな」

黒潮「佐世保の時雨は鬼の化身やで」

浜風「眼鏡を外したらそこに修羅が……修羅が!」ガクブル

初風「馬鹿の見本市かしら」

天津風「何で馬鹿しかいないのよ」



【 谷風 】


出掛ける支度をしていると、めざとく谷風がやって来た。
清霜から話を聞き付けて、慌ててここに来たようだ


谷風「鰻(うなぎ)屋に行くんだって?谷風も連れてっておくれよぅ」


生粋の江戸っ子である谷風にとって、鰻は欠かせぬソウルフードなのだと言う。


那智(お前のソウルフードは、鰻ではなくてお菓子だろう)

那智は心の中でそう思ったが、口に出すのは止めておいた。


那智「別に構わんが、退屈だぞ」

谷風「がってんだー!」パアアァ!


”生粋の江戸っ子”という言葉の意味を、那智は百回くらい教えたが。
大阪生まれ広島育ちの谷風は、大きく「うん!」と答えるだけで、最後まで理解を示さなかった。


武蔵「フッ、随分待たせたようだな」


果たして約束の時間になると、のそり、と武蔵がやって来た。
足元にはいつものように、清霜が纏わりついて離れない。


那智「いや、時間通りだ」

清霜「それじゃあ、しゅっぱーつ!」




◇◇◇



那智「ビールを瓶で。グラスは二つ」

那智「先ずは白焼きと うざく を貰おう」

武蔵「こいつらには う巻き を頼む」

店主「あいよ」





清霜「うざくって何?」

武蔵「ウナギとキュウリの和え物だ」

清霜「何でうざくって言うの」

谷風「ばっか清霜、そんな事も知らねーのか」

清霜「むー!じゃあ谷風は知ってるの」

谷風「あったぼうよ!」

谷風「いいか?うざくの“う”はうなぎの事だ」

清霜「じゃあ“ざく”は?」

谷風「ざくはザクだよ」

清霜「ザクってガンダムの?そんな訳ないじゃん!」

谷風「なら聞くけどキュウリは何色だよ」

清霜「そんなの緑に決まってんじゃん」

谷風「じゃあ、ザクは?」

清霜「!!」

谷風「キュウリのキュウは何の略か知ってるか」

清霜「え……?」

谷風「旧ザクだよ」

清霜「!!!」

那智「衝撃だな」

武蔵「ああ、衝撃だ」






武蔵「寝たか」

那智「ああ」

武蔵「しかし、鰻屋に来て鰻重を食べないとは」

那智「う巻きで満腹になったからな」

武蔵「燃費が良すぎるのも考えものだな」

那智「まあ、また来ればいいさ」






那智「さて、そろそろ鰻重を頂こうか」

武蔵「うむ、頃合いだな」

店主「吸い物は肝吸いと赤だしから選べますが」

那智「肝吸いで」

武蔵「私は赤だしにしてもらおう」

那智「は?赤だし?」

武蔵「ああ」

那智「鰻重で肝吸いを頼まない奴なんて初めて見たぞ」

武蔵「〆に肝串で一杯飲まなくてはならないからな」

那智「まだ飲むのか」

武蔵「そうそう来れる場所ではない。悔いの残らぬようにしなくてはな」

那智「やれやれ、仕方のない奴だな」

武蔵「後で肝串と酒を頼む」

店主「お猪口はおいくつで」

那智「二つ」

武蔵「む」

那智「酒は二合。串も二人前で頼む」

武蔵「どういう事かな」

那智「後悔のないようにな」

武蔵「はー、やれやれ。仕方のない奴だ」

那智「いやいや。仕方ない、仕方ない」



【 野分 】


ご贔屓の野球チームが勝った翌日。
浦風は朝早くからコンビニに行き、おやつとスポーツ新聞を買ってくる。


浦風「~♪」

陽炎「……」


鼻歌混じりで上機嫌。
淹れたての紅茶を嗜みながら、スポーツ新聞を読みふける。
それはいい。その事自体に文句はない。
ただ一つ、問題があるならば……


スポーツ新聞には、端々にその……えっちな記事が載っていたりする。
これはあまりよくないのではないだろうか。
教育上よろしくないのではないだろうか。

スポーツ新聞を買ってはいけない。
スポーツ新聞を読んではいけない。
長女として、お姉ちゃんはキチンと意見するべきではないだろうか。

陽炎は、そう考える。


左右に揺れる水色のフレンチウルーラー。
小さく口ずさむ応援歌と優しく香るダージリン。

けれども、そうやって浦風の小さな楽しみを奪っていいものか。
ささやかな幸せを踏みにじっていいものか。


陽炎「由々しき問題だわ……」


陽炎お姉ちゃんの苦悩は続く。






野分「浦風、新聞はもう読み終えましたか」

浦風「ん、おう。今日もいい記事じゃったわー」

野分「ではまた野分が処分しておきますね」

浦風「いつもすまんねぇ」

野分「いえいえ、ついでですから。お気になさらず」

浦風「野分が捨てといてくれるけぇ助かるわ」

野分「さあ、新聞を。さあさあ」

浦風「それじゃあ頼むわ」

野分「はい!お任せ下さい」ニコーッ





舞風「野分、新聞貰ってきた?」

野分「はい!バッチリ確保しました」

舞風「やったね!じゃあ早く読もうよ」

野分「はい、また部屋でじっくり読みましょう」

舞風「ふふ、楽しみだね ///」

野分「もう、舞風ったら ///」



陽炎「由々しき問題だわ……」






黒潮「ただいまー。スポーツ新聞買うてきたで」

黒潮「いやー、今年は阪神優勝やわ」

陽炎「由々しき……アンタ明日からコンビニ禁止ね」

黒潮「ファッ!?何でっ!?」

陽炎「アンタ、新聞のついでにおやつ買い過ぎなのよ」

陽炎「何個プリン買ってんのよ」

黒潮「ちゃうねん、これ期間限定やねん」

陽炎「問答無用よ!プリンも没収!」

黒潮「そ、そんな~」


浦風「やれやれ、朝から元気じゃねぇ」



【 嵐 】



【インド】 ナン、始めました 【カレー】


嵐「へえ、ナンだって」

萩風「わー、嬉しい」

野分「厨房で手作りらしいです」

舞風「鳳翔さんすごいね~」





嵐「うわ、チーズナン旨い」

萩風「モチモチしてるね」

野分「野分は初めて食べました」

舞風「ナンってこんなに美味しいんだね」

嵐「種類も色々あるんだな」

萩風「来週もナンでいいかも」

野分「想像してたより美味しいです」

舞風「これは人気出そうだね」





雪風「雪風はご飯でお願いします!」

時津風「時津風もー!ご飯がいいー」

谷風「谷風さんもご飯を選ぶぜ」

野分「あれ?」

舞風「みんなご飯だね」

卯月「うーちゃんもご飯ー!」

弥生「弥生も……ご飯でよろしくお願いです」

萩風「子供組はご飯ばかりだよ」

嵐「何か理由があるのかな」

天津風「あー、それね」

天津風「ナンだとダムが作れないからよ」

野分「ダム?」

嵐「あー、ダムカレーか」






雪風「大変です!溶岩が迫ってます」ウキウキ

時津風「平気だよ!ダムがあるから」ワクワク

谷風「ダムすげー!」キャッキャ

舞風「嬉しそう」

嵐「すげー楽しんでるな」


雪風「大変です!ダムが壊れました」

時津風「溶岩が流れちゃうよ~」

谷風「ヤバいよヤバいよー」

足柄「大丈夫よ!」

足柄「カツがあればね!」ワオーン!

時津風「カツきたー!きたよー!」

足柄「ほら、カツが溶岩をせき止めるわ」

谷風「カツすげー!」

足柄「たくさん食べて大きくなるのよー」

雪風「わーい、カツカレー大好き」

萩風「足柄さんノリノリだね」

舞風「毎回やってるよね」

野分「あんなにカツばかり食べて、どうして太らないんでしょう」

嵐「謎だな」






足柄「ん?アンタ達はナンなのね」

萩風「ナン美味しいです」

足柄「ナンにこうやって切り込みを入れてね……」スッスッ

野分「?」

足柄「隙間にカツをイン!」

嵐「おお!」

足柄「カレーもイン!」

舞風「わあぁ~!?」

足柄「カツカレーサンドよ」

萩風「すごーい」

野分「これは豪華ですね」

嵐「やー、いいねえ。カレーサンドいいよお!」

足柄「たくさん食べて大きくなるのよ」

舞風「はーい」ニコーッ






足柄「天津風、ほら、カツよ」ドサッ

天津風「いらないわよ」

足柄「何でよ」

天津風「そんなに食べられないから」

足柄「でもほら、揚げたてよ」

天津風「だから何?」

足柄「恋とトンカツは熱いうちにね」ニッコリ

天津風「なに上手いこと言ってんのよ」

足柄「さあ、じゃんじゃん揚げるからねー」ワオーン!



【 萩風 】


田舎の鎮守府では、しばしば猿や猪が現れ畑を荒らす。

吹雪型の芋や秋月型のカボチャのみならず萩風のハーブ園にまで被害は及び、農民達の怒りも頂点へ。



萩風「駆逐しましょう」

涼月「異議なし」

吹雪「皆殺しでいいよね」

白雪「罠にする?それとも銃の方が」

深雪「もういっそ、焼き討ちしちゃえば」



提督「すごい事言ってるな」

大淀「人が変わりますね」

明石「普段の心優しい天使たちはどこに」



磯風「やれやれ、吹雪たちにも困ったものだな」

提督「ん?」

明石「磯風ちゃんの畑は平気なの」

磯風「全く被害なしだぞ」

提督「えー?」

磯風「こういうのは気合いが大事なんだ」

磯風「隙のない畑作りをしていれば獣も寄ってこないさ」

大淀「そういうものですか」

提督「磯風も農作業するのか」

磯風「料理は素材が命だからな」

磯風「美味しい食事を作る為なら何だってするさ」

提督「めっちゃええ娘や」

大淀「料理人の鑑ですね」






提督「なあ、何で磯風の畑だけ荒らされないんだ」

大淀「あんまり美味しくないのかしら」

深雪「美味しくないっていうか……」

白雪「死にますから。食べたら」

提督「えっ」

白雪「死にます」

提督「死ぬのっ!?何で?」

明石「植えてるのって、普通の大根とかだよね」

吹雪「理由はよく分からないんですが、何故か死にます」

白雪「丹精を込めて作り上げる途中で、毒に生まれ変わるんでしょうね」

大淀「何ですか、その黒魔術」

提督「悪の錬金術師か」

明石「ポイズンマスターですね」

吹雪「獣も警戒して寄り付かないんですよね」

提督「すげぇな獣」

大淀「どうして分かるんでしょう」

明石「野生の勘ってやつですか」


磯風「さあ、収穫だぞ!大豊作だ」

磯風「新鮮野菜で美味しい料理!腕が鳴るな~」

磯風「よし、今晩は私が夕食を振る舞おう」

磯風「美味しくてほっぺが落ちちゃうぞー」ニコーッ

提督「命まで落としそうなんですがそれは」

大淀「御武運を」

明石「御武運を」

提督「声揃えるのホント止めて」



【 舞風 】


舞風「たっだいまー!」

舞風「あれ?みんな居ないのかな」

舞風「あっ、草餅だ。こんなにたくさん」

舞風「でも今お腹空いてないしなー」

舞風「そうだ!提督にあげよーっと」

舞風「こんなにあるし、少しくらいいいよね」

舞風「提督甘いの好きだもんね~♪」




◇◇◇



萩風「舞風、ここにあったお餅知らない」

舞風「あっ、萩風のだった」

舞風「ゴメンね、提督に少しあげちゃった」

萩風「えー?あれ傷んでるんだよ」

舞風「えっ」

萩風「梅雨時はすぐにカビが生えるから気をつけないと」

萩風「捨てようと避けておいたのに」

舞風「ど、どうしよう」

萩風「あんなの食べたら絶対お腹壊すよ」

舞風「ちょっと見てくる!」






舞風「提督ごめんなさいっ!」

提督「ん?ああ、舞風どうした」

舞風「さっきのお餅食べちゃった!?」

提督「ああ、頂いたよ」

舞風「平気?お腹は大丈夫?」

提督「えっ、どうしたんだ」





提督「そうか、傷んでたのか」

舞風「ごめんなさい」

提督「知らなかったのなら仕方ないさ。身体も何ともないよ」

舞風「本当に?無理してない」

提督「ああ、大丈夫だよ。毒じゃ死なないから」

舞風「えっ」

提督「慣れてるんだ」

舞風「そ、そうなの……?」

比叡「司令!カレーが出来ました!」ドアガチャバターン!

磯風「司令!新作を用意したぞ!」ドアガチャバターン!

提督「慣れているのさ」トオイメ

舞風「ああ、うん。そうなんだー」



【 秋雲 】


夏休みに全力で遊び過ぎたせいで最終日に徹夜で宿題をやる羽目になった姉達が、力尽きて死んでいた。

一徹で倒れるなんてヤワ過ぎない?

脆弱な仔猫ちゃん達に夜食のカップ麺を差し出すと動き出した。


裏の畑で農作業中にカボチャを狙う猪の群れに襲われ、迎撃用意と共に覚悟完了し熱く咆哮した涼月の気持ちを、少しだけ理解する。


   オイテケー オイテケー シーフード゙オイテケー

   オイテケー ワタシチリトマト ズルイワタシモー


こんな状況でもペヤングは人気がない。




◇◇◇



陽炎「夜中に食べるカップ麺てさ」 日清 カップヌードル

不知火「どうしてこんなに美味しいんでしょう」 日清 シーフードヌードル

黒潮「背徳の味やな」 日清 どん兵衛 きつねうどん (西)

親潮「絶対太りますよね」 マルちゃん 麺づくり 鶏ガラ醤油

初風「まあ、たまにはいいんじゃない」 日清 ラ王 淡麗鶏だし塩

雪風「もっと食べたいです」 おやつカンパニー ブタメン

天津風「あんまり食べると眠くなるわよ」 日清 チリトマトヌードル

時津風「もう宿題したくないよ~」 日清 チキンラーメン

浦風「溜め込んだウチらが悪いんじゃけど」 サンヨー オタフクお好みソース味焼そば

磯風「確かに間に合わないかもしれないな」 エースコック わかめラーメン

浜風「提出 出来なかったらどうなるんでしょう」 マルちゃん 白い力もちうどん

谷風「素直に謝ったら、何とかならねーかな」 日清 どん兵衛 天ぷらそば (東)

野分「それは……教官次第では」 マルちゃん 正麺 芳醇こく醤油

嵐「この科目の担当って誰だっけ」 蒙古タンメン中本 辛旨味噌

萩風「神通さん」 エースコック スープはるさめ

舞風「えっ」 サンヨー カップスター

秋雲「神通さんだよ」 まるか食品 ペヤングソースやきそば



陽炎「全員全速全力全集中で作業を終える事!提出期限絶対厳守!絶対よ!」(厳命)

全員「了解!!了解!!了解!!」


以上です。
読んでくれた人ありがとう。

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