【花騎士】シャムサクララン「看病するよ」 (15)

団長「コホッ、コホッ…。はぁ、まさか本当に風邪をひくとはな」

団長(シャムサクラランが風邪をひいてしまい、それまで訳あってイチャつけなかった分イチャついて看病していたら風邪がうつってしまったのだ)

コンコン

シャムサクララン「団長、おかゆ持ってきた。開けていい?」

団長「ああ、入ってくれ」

シャムサクララン「団長、具合、よくなった?他に何かしてほしいことがあったら、なんでも言ってね。私、団長のためなら何でもするよ?」

団長「そうだな、朝よりはましになった気がする。きっと愛情のこもった看病のおかげだと思う」

シャムサクララン「大好きな団長が元気じゃないと、私、心配でなにもできないから…。それに、私が風邪をひいたとき、団長もずっと看病してくれたから、おかえし」

団長「俺もあの時は心配でしょうがなかったからな。そうだ、おかゆ、食べさせてくれないか?」

シャムサクララン「うん。私も、そうしたいって、思ってた。ふー、ふー。はい、団長。あーん」

シャムサクララン「どう?おいしい?おいしくなかったら、言ってほしい。私が、後で、たべるから…。」

団長「とても美味しい。もう一口くれないか」

シャムサクララン「本当?えへへ、嬉しい。ふー、ふー。はい、あーん」

団長「そういえば、シャムサクラランの手料理を食べたのはこれがはじめてな気がする。体調が戻ったら、またなにかシャムサクラランの手料理が食べたい」

シャムサクララン「私、あんまりお料理したことないから、きちんとしたものは作れないよ…?」

団長「シャムサクラランの作ってくれるものなら、きっとなんでも美味しいと思う。かまわないか?」

シャムサクララン「団長…。うん、団長がよくなったら、作ってあげる。楽しみにしてて…ね?」

団長「確かに汗はかいているが…さすがに気恥ずかしい」

シャムサクララン「大丈夫。私は気にしないから」

団長「いや、俺が気にするんだが…」

シャムサクララン「団長、早く脱いで?そのままだと風邪も良くならないし、からだもぬるぬるして気持ち悪いよ?」

団長「さすがシャムサクララン…有無を言わせないな…」

シャムサクララン「脱いだ服はこのカゴに入れてね。着替えももってきた」

シャムサクララン「わぁ、やっぱりすごい汗。団長、寒くない?」

団長「おかゆのおかげで今体は暖かいな」

シャムサクララン「じゃあ、団長の体が冷えないうちにふいちゃうね」

シャムサクララン「よいしょ、よいしょ…。どう?団長?気持ちいい?痛かったら、言ってね?」

団長「すごくさっぱりするよ。力加減もすごく気持ちいい」

シャムサクララン「じゃあ、次はあおむけになって?団長」

団長「いや、そっちは自分でやるよ」

シャムサクララン「団長は今病人なんだから、遠慮しないで?」

団長「いや、遠慮じゃなくて。さすがに前は恥ずかしいから自分でやるよ」

シャムサクララン「大丈夫、私は気にしないから」

団長「ふむ、これはやってくれと言うまで終わらないやつだな」



速報で建てたつもりでしたがこちらで建ったようです。掲示板の使用が初めてのため何か不備があったらすみません

ぺたり

団長「うお!急にどうしたんだ…?」

シャムサクララン「うん、やっぱりこっち側もたくさん汗かいてる」

ぺたぺた

団長「くすぐったいからやめてくれ!」

シャムサクララン「あ、ごめんなさい。じゃあ、お腹から拭いていくね」

団長「く…くすぐったい、それに恥ずかしい…」

シャムサクララン「このままだと団長も汗で気持ち悪いでしょ?もうちょっとだから、我慢してね?」

ふきふき

団長「…なにからなにまで、世話になってすまない」

シャムサクララン「どうして?団長も、私が風邪をひいてた時に、ごはん作ってくれたし、体も拭いてくれたよ?」

団長「いや、料理はともかく、体を拭いたのはシャムサクラランに頼まれたからだし、俺は背中しか拭いてないぞ!」

シャムサクララン「私は胸やお腹も拭いてほしいってお願いしたけど、団長、拭いてくれなかった…」

団長「当たり前だ。女の子がそんなことを頼むもんじゃない」

シャムサクララン「私、団長なら気にしないよ?」

団長「俺が気にするんだ」

シャムサクララン「ふふっ…」

団長「なにも笑うことないだろ」

シャムサクララン「ううん、そうじゃなくて。団長が言ってくれた、迷惑をかけられてもうれしいことがあるって、わかった気がする」

シャムサクララン「団長のお世話するの、すごく楽しい。しあわせ」

団長「そういってもらえると、俺も助かるよ」

シャムサクララン「あのね、団長。風邪がよくなっても、私に団長のお世話させてほしい」

シャムサクララン「ご飯作ってあげたり、おかえりなさいってお迎えしたり。他にも、たくさん」

シャムサクララン「毎日団長と一緒のベッドで眠って、朝起きたらおはようって起こしてあげたい」

シャムサクララン「…今も団長のベッドに入りたいけど、風邪が良くなるまでは我慢、する」

シャムサクララン「どう…かな?団長が迷惑じゃないなら、大好きな団長と一緒に居たいから、そうしたい」

団長「…そういわれたら、断るはずないだろ」

シャムサクララン「やった。えへへ。団長、早くよくなってね。私、楽しみに待ってる」

団長「ああ、きっと明日にはよくなるさ。寝込んでばかりもいられない」

シャムサクララン「じゃあ、団長が早く良くなるようにおまじない」

シャムサクララン「ちゅっ」

シャムサクララン「団長、おやすみなさい。また明日」

団長「…」

団長「やっぱりシャムサクラランの頼みは、断れないな」

どうやらバグでRに立ってしまうみたい
専ブラを使えば回避できるみたいだけど、実際Rだからといってエッチな要素を入れないといけないという訳じゃないし
気にせずやればいいと思うよ

翌日

団長「ん…」

団長(あれからずっと眠っていたのか。身体が軽い。体調はもう大丈夫だろう)

シャムサクララン「あ、団長。具合、よくなった?」

団長「…もしかしてずっと見ていたのか?」

シャムサクララン「ううん、私もさっききたところ。団長の寝顔、普段はあんまり見られないから見てた」

団長「…そうか。じゃあ、もう少し寝ていたほうがいいか?」

シャムサクララン「団長とお話ししてるほうが楽しいから、いい」

団長「わかった。体調はもうバッチリだ。今日からは普通に仕事をするよ」

>>7
バグでしたか…。
もともと花騎士がすけべなゲームなのでこちらで建てようかと思っていました

シャムサクララン「本当?よかった。団長が元気じゃないと、私も元気じゃなくなる」

団長「じゃあ、これでようやく2人そろって元気になったな」

シャムサクララン「ほんとだね。今日からまた頑張ろう、団長」

団長「ああ、風邪…というよりその前の近づけない事件から俺は気が気じゃなかったよ」

シャムサクララン「あのときはごめんなさい。私も、寂しくて、辛かった…」

団長「でも、あれのおかげでよりお互いの距離は縮まった気はするな」

シャムサクララン「うん。看病じゃなくても、私は団長とずっといるよ。あ、でも、また怒られないように気を付ける」

団長「それは…そうだな、俺も気を付ける」

団長「そうだ、看病してくれたお礼に、今度何か服をプレゼントしたい」

シャムサクララン「団長も看病してくれたから、大丈夫。おあいこ」

団長「いや、お礼と言ったが、本当はただ贈った服を着てほしいんだ。だめか?」

シャムサクララン「ううん、それならいい。それなら、団長も、私も、しあわせ」

シャムサクララン「あ、私もなにか団長にプレゼントしてもいい?」

団長「ああ、もちろん。じゃあ、次の休日を空けておくよ」

シャムサクララン「えへへ、楽しみにしてるね」

シャムサクララン「私、団長の風邪が治ってたら、やりたいことがあったんだった」

団長「やりたいこと?なんでも言ってくれ、協力するよ」

シャムサクララン「じゃあ、私に朝ご飯を作らせてほしい。あんまり、美味しくないかもしれないけど…」

団長「おお、願ったりかなったりだな。ありがとう」

シャムサクララン「あと、それと…」

もぞもぞ

ぎゅっ

シャムサクララン「おはよう、団長。今日はどうする?」

ごく短いですがこれでおしまいです。
プライベートな姿(私服?)の花騎士が投票次第で実装されると聞きカジュアルなシャムサクラランを見たい一心で書きました
ぜひともネガティブな攻め攻めクーデレシャムサクラランをよろしくお願いいたします

おつー
でも多分パンモロしてるんだろうなぁ…

>>14
確かに…
開花寝室で普段はちゃんとスカートを履いてることが判明したのでぜひとも今度はパーカーとかジーンズ履いてるシャムサクラランがみたい!すごい似合うと常々思う…

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom