カツオ「文学がスタンドになるだって?」 (2)

カツオ「あーッ、次の時間は国語かよォ!かったるいなァ!」

磯野カツオ、十一歳。磯野家の長男。かもめ第三小学校五年三組所属。成績悪し。ことさら国語が苦手で、漢字の書き間違えを連発する少年である。

先生「こら磯野! 今は順番に名作『蜘蛛の糸』を読む時間だろう!? ぶつくさ愚痴を垂れるもんじゃない!」

カツオ「うるせェーッ! 俺はこんな作品、ヘドが出るほど嫌いなんでい!」

似合わぬ口調で叫んでから、机にドカッと乱暴に足を載せて、カツオはつばをはく。

先生「き、ききさまああああっ!表へでていけ!廊下に立ってなさい!」

建て間違えです。大変失礼いたしました。
HTML化まで落としておいてください。

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