八幡「一週間の自慰回数がわかるボタン?」 (82)

八幡(変なおっさんに語りかけられる夢を見た次の日の朝)

八幡(ふと見た自分の部屋の机の上にボタンが置いてあった)

八幡(そのボタンの裏には『一週間の自慰回数がわかるボタン』と書かれている)

八幡「どうしろっていうんだよ……」

スレタイに書き忘れましたが安価コンマスレです
後ガラケーなので書き込みは遅めです

小町「おっはよー、お兄ちゃん! ……ってあれ? 珍しく早起き?」

八幡「ッ! ……小町か、おはよう」

八幡(あっぶねぇ……こんなん見られたら自殺もんだぞ)

小町「何か約束でもあるの? でも、今日は平和だよ? ……まさか、誰か女の人と一緒に学校に行く約束したとか!?」

八幡「ねーよ、なに意味不明な事言ってんだ。……たまたま早く目が覚めただけだ」

八幡(……ボタンが気になる、猛烈に)

八幡(どうするか……。いや、もし使うにしても妹に使うのはどうなんだ。人として、というよりも兄として)

八幡(そもそもこのボタンが本物とは限らないわけで。お試しならいいのでは? 千葉の兄妹だし、本物だった場合でも許されるのでは?)

八幡(いやむしろ兄妹だからこそキチンと把握しておくべきではなかろうか? 最近、大志とかいうハエが近づいてるのも確認したし、知っておくのは義務まである)

八幡(……まあ、ちょっと使ってみたいだけなんだが)ポチッ

下1コンマ以下偶数なら自慰アリ、奇数ならナシ
下2自慰回数

小町結果:自慰ナシ

八幡「よし!!」グッ

小町「!?」ビクッ

八幡(やはり俺の妹は天使だった。大志の認識も間違いなくお友達だ。疑ってゴメンね、マイラブリーエンジェル小町)

小町「いきなりガッツポーズするとか、お兄ちゃんキモい!」

八幡(そうなると今までの小町の行動は耳年増のように思えるが……俺を想っての面が大きくなるだろう。本当にできた妹でお兄ちゃん泣きそう)

八幡「小町……」

小町「な、なにお兄ちゃん? なんか今日おかしいよ……?」

八幡「絶対嫁には行くなよ」

小町「なんだいつものごみぃちゃんか。朝ご飯できてるから早く降りてきてね」

次の人安価下2今日はここまで

眠れないので投下

八幡(今日の朝飯も美味しかった。こんな美味しい飯がつくれて、兄を起こしてくれたりする小町は最高の妹である。Q.E.D.)

八幡(と、そんな事を考えてたら、いつもより早く起きた分、早く学校についてしまった)

八幡(ボタンも一緒に)

八幡(まあ、ね? 本物だとしても、ね? 俺も健全な男子高校生だからこういう欲求に勝てないのは仕方ないよ、ね?)

八幡(……誰に言い訳してるんだ)

静「おはよう、比企谷。今日は一段と早いな」

八幡「おはようございます、平塚先生」

八幡(平塚先生。俺が尊敬している数少ない人物の一人にして、独身のアラサー女子だ)

八幡(女子ってなんだよ。哲学かなにか?)

八幡(いや、いま重要なのはそこではなく、その前だ)

八幡(そう。独身でアラサーだ。コレはもう世界がオナれと語りかけてくるレベルだ)

八幡(しかし、いいのだろうか。知ってしまったら俺は態度に出てしまいそうだ)

八幡(でも……まあ具体的にバレないだろうし、大丈夫か)ポチッ

下1が偶数もしくは50以下なら自慰アリ、それ以外ならナシ
下2で回数

00は100

マジかよ…

静結果:自慰ナシ

八幡「はい?」

静「ん? どうかしたのか?」

八幡(マジかよ……どういう事なんだ……。酒もタバコもやってる先生は意外にも純真無垢だった?)

八幡(いや、真面目に考えたらコレが彼氏と長続きしない理由じゃないだろうか)

八幡(少なくとも俺が平塚先生と付き合っていたら、欲求不満が溜まるだろう)

八幡(なんだ、そう考えれば妥当な結果なのか)

八幡「いえ……何事も理由あっての結果なんだな、と感心しただけです」

静「?」

下2誰か

ちょっと抜けてた

欲求不満が溜まるだろう、の後に

八幡(先生のイケイケに引っ張られてやって来たシャイなヤツなら、シたいと言い出せずにそれが原因で別れることになっても不思議はない)

を入れて

被ったら安価下

教室

八幡(先生の真実を垣間見た後、俺はいつものように教室でボッチを満喫していたのだが……)


三浦「あの時アレあったっしょ? アレさぁ……」

戸部「マジ? それマジパネェじゃん!」

海老名「うんうん」

三浦「だしょ? 隼人もそう思わん?」

葉山「うん、結構ビックリしたよ」


八幡(コレは狙うしかないだろ)

八幡(さっきの先生の結果からオナニーの回数と世間的な立場の間に関係が有ることは明らか……! さあ葉山……俺にリア充の内実を晒すがいい……!)

八幡(あと女子は俺に幸せな結果を見せてください)ポチッ

あーしさん、戸部、海老名、葉山の順に判定
女子は偶数ならアリ、他はナシ
男子は偶数及び75以下ならアリ他はナシ
下4まで

判定後自慰回数を上と同じ順番で判定下5から下8まで

今度こそ寝る

再開します

三浦結果:自慰ナシ
戸部結果:自慰回数80
海老名結果:自慰回数86
葉山結果:自慰回数76

八幡「……」

八幡(おかしい? ……いや、おかしくないの……か? うん、一人ずつよく考えよう。納得できるかもしれん)

八幡(あーしさんは、いい。オカン的に納得できる結果だ。俺の幸せには直結しないけど、精神的にいい)

八幡(そしてリア充男子は……怪物か? 単純に割っても一日十回以上ヌいてる事になるぞ。マジかよリア充大変だな。こんなんじゃ俺……リア充になりたくなくなっちまうよ……)

八幡(そして海老名さんのそれらを超える回数。でもなんだろう、コレについては今日一番納得できてしまう俺がいる)

八幡(というかリア充グループやべーよ。性欲にまみれてんじゃん。下半身が本体まであるぞ。普通なのはあーしさんだけ……)

八幡(いや……コレはあーしさんが特別なのか?)

八幡(性欲にまみれた他のリア充共に囲まれているにも関わらず、一切そういったことに手を染めない。どころか海老名さんの暴走を諌めてあげるあーしさん……)

八幡(……なんだろう、あーしさんが小町や戸塚に続く第三の天使に見えてきた……)

次下2

生徒会室

八幡(……生徒会室に来てしまった)

八幡(いや、コレは、そう、助けを求める後輩を想う優しい心からきた行動なのだ)

八幡(別に一色のオナニー事情が知りたい訳じゃないよ、うん。主目的は生徒会の助っ人だから。呼ばれると思って先にきただけだから。俺に先見の明があるだけだから)

いろは「あれ? 先輩ですか? ここに自分から来るなんて珍しいですね」

八幡「ああ。まあ、最近毎日のように奉仕部からこっちに連れてこられてたからな。先にこっちに来といた」

いろは「えっ、先輩がワザワザそんな気をきかせるなんて……もしかして私の事が好きなんですか? ……ちょっと嬉しかったので考えてみましたけどやっぱり無理ですごめんなさい」

八幡「俺はあと何回お前にフラれればいいんだよ……奉仕部から歩いて来るのがめんどくさかっただけだ」

八幡(俺の予想ではこいつはあまりオナニーをしていない。理由としてはこいつの自分の売り込みかたがエロ方面に無いことがある)

八幡(外面が全てとは思わないが、ある程度中身は外に影響するだろう。俺の目みたいに)

八幡(さあ、どうだ!?)ポチッ

下1偶数ならアリ他はナシ
下2数

一色結果:自慰回数27

いろは「あ、あの、先輩? 急に黙り込んで……どうかしたんですか?」

八幡(お、おお。す、すげぇ……! 初めて極端じゃない値がでた!!)

八幡(一日三回くらいのオナニーだ! なんだろう、海老名さんの方が回数多いし肉感的な身体してるのに、一色の方がメチャクチャエロく見える!)

八幡「一色!」

いろは「ひゃ!? ひゃい! 先輩!」

八幡「お前スゴいな。今日はお前の為に放課後使うわ」

いろは「え、あ、いや、急にどうしたんですか?」

八幡「やっぱり適度なのが一番だって実感してな」

いろは「……?…………??」

次下2

奉仕部

八幡(昨日はわりと散々な目に遭った……いや、一色に適当抜かした俺が悪いんだが)

八幡(そしてやって来ました奉仕部に。昨日無断でサボった以上何を言われるかわからないが……俺にはこのボタンがある!)

八幡(何を言われても『まっ、お前は俺にオナニーの回数さらしてるけどな!』って思うことで心の傷を和らげる事ができるのだ!)

八幡(…………アホくさ)ガラガラ

由比ヶ浜「あ、ヒッキー。やっはろー」

雪ノ下「……あら比企谷君。昨日無断で欠席した癖に挨拶の一言もなしに入ってくるなんて、いいご身分ね」

八幡「あー、すまん。それに関しては俺が全面的に悪い」

雪ノ下「へぇ……比企谷君にしては殊勝な心がけね。でも、謝りかたがなってないわ。そんなことだからあなたはいつまでたっても比企谷君なのよ」

八幡「おい、昨日の事で責めるのはいいが、名前系統の弄りはやめろ。地雷原なんだよ。あんまりやられたらしまいにゃ泣くぞ」

由比ヶ浜「そ、そうだよゆきのん! あたしもこれないときあるし……ヒッキーにも用事が……用事?…………あることもあるかもしれないじゃん!」

八幡「由比ヶ浜? それは弁護なんだよな? 助けるふりして傷口を抉ってるわけじゃないよな?」

由比ヶ浜「そ、そんなわけないし……」

雪ノ下「まあ……由比ヶ浜さんがそう言うならここは矛を収めましょう。比企谷君は次までに土下座の練習でもしときなさい」

八幡「俺はコメツキバッタかよ……」

雪ノ下「あら、気づいていなかったの? 次無断で欠席したら跳ね回って謝罪するのよ」

八幡「はー……次からはキチンと連絡を入れさせていただきます……」

雪ノ下「よろしい」

八幡(雪ノ下はそう言うと俺から目を反らし、由比ヶ浜と話し出した)

八幡(……これは千載一遇のチャンスなのでは?)

八幡(奉仕部は基本動きのない部活だ。つまり何か怪しい動きをすれば、自然と注目を集める。ステルスヒッキーもこれだけの閉鎖空間だと意味をなさない)

八幡(しかし今俺は扉の前にいて、雪ノ下と由比ヶ浜は二人楽しくお喋りしている)

八幡(自分の定位置に向かいながらボタンを押せば……)ゴソゴソ

八幡「あっ」ポロッ

雪ノ下「あら?」

由比ヶ浜「あ、ヒッキーなんか落としたよ」ヒョイ

八幡(由比ヶ浜に拾われた……終わった……)

~~~

雪ノ下「それで? あなたはその悪趣味な装置を使って人のプライベートを無断で垣間見ていた……それで間違いないわね、ゴミ谷君」

八幡「……はい」

由比ヶ浜「……ヒッキー。流石にマジでキモい」

八幡(雪ノ下と由比ヶ浜に軽蔑の目で見られている)

八幡(さすがにこれ以上この話が拡がるのは不味い。俺の人生が終わってしまう。ここは……)

八幡「雪ノ下……弁明がしたい。いいか?」

雪ノ下「……いいでしょう。どんな無様な言い訳を聞かせてくれるのかしら?」

八幡「まず、このボタンが家に転がっていた場合、絶対使う。これは断言してもいい」

雪ノ下「……」

由比ヶ浜「えっと……どうして?」

八幡「逆に聞くが由比ヶ浜。お前は気にならないか? 周囲の人間がどれだけもて余しているのか。自分はどれ程普通なのか……本当に知りたくないか?」

由比ヶ浜「そ、それは……」

由比ヶ浜(た、たしかに気になる。あ、あとどれだけヒッキーが……とかも気になるかも)

八幡「そういうことだ。最初は単純な好奇心から始まった探求はエスカレートして……」

雪ノ下「誰であろうとそのボタンを使い続けてしまう、と。なるほどね。確かに一理あるわ」

八幡「まあ、俺が悪いことはわかる。いいキッカケだから、これはとりあえずここで壊して……」

雪ノ下「待ちなさい比企谷君」

八幡「……なんだ雪ノ下。俺はもうこれを処分してしまいたいんだが」

雪ノ下「まだそれが本物なのか判明してないわ。それがただのジョークグッズという可能性も高いのだし、壊すのは検証してからでも遅くはないわ」

八幡「……」

雪ノ下「もしこれがランダムに数字を出すだけのジョークグッズなら、あなたは騙されたあわれな被害者になるわ。悪い案じゃないと思うのだけど?」

八幡「……それはいったい誰を対象にやるんだ?」

雪ノ下「あら、ここにはおあつらえ向きに三人の人間がいるじゃない」

由比ヶ浜「! あ、あたしもゆきのんに賛成かな~」

雪ノ下「じゃあ多数決で決まりね」ポチッ

八幡「ちょっ……!」


八幡
雪ノ下
由比ヶ浜
の順に判定
下1~3
偶然でアリ、奇数でナシ
八幡のみ75以下でもアリ

下4~6回数

比企谷:自慰回数92
雪ノ下:自慰ナシ
由比ヶ浜:自慰回数13

八幡(こいつ……失うものがないから強行しやがったな)

由比ヶ浜「ヒッ、ヒッキー! 9、92回って……!」

八幡(対して由比ヶ浜。一日一回慰めてもう一回しようか迷ってだいたいしちゃう感じか。……あれ、コイツ最高に可愛くね?)

雪ノ下「獣だとは思っていたけれど……まさか、コレほどとは思わなかったわ。コレからは近寄らないでくれるかしら犯罪者君」

八幡「俺の名前欠片も残ってねぇじゃねぇか……」

八幡(だが、これでハッキリした)

八幡(雪ノ下はあっちの方も凍てついているようで、希望はないが……由比ヶ浜や一色は非常に可愛らしいオナニーライフを送っている)

八幡(小町も悪い男に引っ掛かることは当分ないだろうし……)

八幡(意外にも俺の青春ラブコメは順調だった……)

終了です
初めてだったので至らぬところはあったかもしれませんが、次回まで精進します

次回建てるとしたら今度は[田島「チ○コ破裂するっ!」]関係になりそうです

それでは短めでしたが、読んでくださりありがとうございました

すみませんガラケーからのhtml依頼の出しかたがわからないのですがどなたか詳しい人いらっしゃいませんか?

【コンマ】八幡「浮気度と性欲の強さがわかるスイッチを手に入れた」
と似てるますがパロディ作品だったりしますか?

>>58

それを見て書こうと思ったので、パロディと言っても間違いじゃないと思います
なんとなくパクり臭く見えるので、次回はそこを改善するのを課題にしたいと思ってます

htmlにしないまま放置するのもアレなので少し投下します

下校後の話になります

比企谷家

八幡「……」シコシコ

八幡「……うっ!」ドピュ

八幡(ふぅ……やっぱりあのボタンには感謝だな。由比ヶ浜がいじらしくオナってる姿を想像するだけで五回はいける)ムク

八幡(あの場も全員で回数を晒してボタンを壊すことでうやむやになったし、証拠も消えた。これで憂いは……あんまりないな)ムクムク

八幡「……ダメだな」ギンギン

八幡「あの時の由比ヶ浜の真っ赤な顔を思い出すと何回でも勃ってくる」シコシコ

八幡「……」シコシコ

八幡「……うっ!」ドピュ

由比ヶ浜家

由比ヶ浜「う~」ゴロゴロ

由比ヶ浜(奉仕部、変な雰囲気で終わっちゃったな……。しかたないけど。ヒッキーが変なもの持ってくるのが悪いんだし!)

由比ヶ浜(ホントキモい! ありえないし! きゅ、きゅうじゅうにかいとか……)

由比ヶ浜「うああああぁぁぁ……」

由比ヶ浜(ム、ムリだし! だ、だって92回だよ! 絶対普通じゃないでしょ!)

由比ヶ浜(……男の子の普通とか知らないけど……隼人くんとかそんな雰囲気感じたことないし。……多分ヒッキーがおかしいんだよね?)

由比ヶ浜(というか女の子の普通もわかんない。ゆきのんみたいなのが普通なの? そういう話聞いたことないし……)

由比ヶ浜(……そうかも。というか、絶対そうだ。だってそういう話に向かいそうになったら露骨に空気悪くなるもん)

由比ヶ浜(じゃあ、あたし……ヒッキーにいやらしい女の子って思われちゃったのかな……)

由比ヶ浜「う」

由比ヶ浜「うわああああああ! 恥ずかしい! 恥ずかしい! 明日学校行けないよぉ……」バタバタ

取り敢えず終了
また気が向けば投下します


これをきっかけにゆきのんがオナに目覚めてボタン復活からのオナバレとかするのかなと思うと非常に捗る

>>64
君のお蔭で雪ノ下のストーリーが思い付いたわ、サンクス

ちょっとしたら投下します

続きとしてオナネタがバレるボタンとかどうですかね

雪ノ下マンション

雪ノ下「……」

雪ノ下(今日は正直驚いたわね。あのボタンもそうだけど……由比ヶ浜さんが自慰をしている、というのが)

雪ノ下(比企谷君はこの際どうでもいいわ。……いえ、化け物じみていてある意味非常に興味深いのだけれども)

雪ノ下(……この年になるとするのかしら。……いえ、自分がしたいとかではなく、純粋な学術的興味からくる探求心であって邪な考えではないわ。一回も経験がないのにどうこう言っても滑稽なだけで実を捉えることができないから仕方なくするのであって、そういうことを積極的にしたいと思っている訳でも、そういった欲求に負けたわけでもないのよ。そう、コレは一種の調査だからこの行為は別にやましいことではないの)

雪ノ下「……とりあえず、服を脱いでみましょうか」ヌギヌギ

雪ノ下「……」スッポンポン

雪ノ下「……」

雪ノ下「……何をどうすればいいのか全くわからないわ」

雪ノ下「由比ヶ浜さんに訊いてみようかしら……経験があるみたいだし」スッポンポン

>>66
次回はそれでスレたてしようと思っていました
安直ですかね?

今日の投下はこれまでです

乙、正直この(>>64)ネタで書いてくれないかなってちょっと思ってたから発言者としても嬉しい
だがまさかガハマさんに聞く流れにいくとは…流石ぼちノ下さん

>>69

参考にさせてもらうだけで、本編が終わってしまった以上ボタン復活は無いんだ
すまない、本当にすまない



2レス程投下します

雪ノ下「せ、せっかくメールアドレスを知っているのだし、メールで訊くのがいいわよね」

雪ノ下「……」ポチポチ

雪ノ下「……」

雪ノ下「下世話な事を訊くメールの文面か思い付かないわ……」

雪ノ下「明日……そうね、明日比企谷君か来る前に由比ヶ浜さんが来たら訊きましょう」


由比ヶ浜家

由比ヶ浜「うぅ~どうしよう」

由比ヶ浜「あした行かなかったら、ずっと行かなくなりそう……」

由比ヶ浜「うー。うー…………あした行ってみてヒッキーかよそよそしくなかったら、あたしもがんばってみようかな……」

由比ヶ浜「う~ん……」

由比ヶ浜「……よし! とりあえずあしたは奉仕部に行こう!」


比企谷家

八幡「……一色! 一色!」シコシコ

八幡「うっ!」ドドピュ!

八幡「ふぅー……今日一番出たな」

次の日の放課後

由比ヶ浜(大きく息を吸って)スゥー

由比ヶ浜(吐いて)ハァー

由比ヶ浜(もう一回息を吸って)スゥー

由比ヶ浜(入る!)ガラガラ

由比ヶ浜「や! やっはろー……って、あれ?ゆきのんだけ?」

雪ノ下「こんにちは、由比ヶ浜さん。ええ、まだ比企谷君は来てないわ」

由比ヶ浜(あれ? ヒッキーが来てないなんて考えてなかったけど……コレってひょっとしてチャンス?)

雪ノ下(これはなかなかいい状況ね)

由比ヶ浜(ヒッキーが来る前にいつも通りの空気を出しとけば、ヒッキーもいつも通りにするんじゃない?)

雪ノ下(由比ヶ浜さんがいつもより随分と早めに来てくれたお蔭で、いつも比企谷君が来ている時間までまだ余裕があるわ)

由比ヶ浜(……よし! じゃあいつも通りにゆきのんと話すぞ!)

雪ノ下(今のうちに質問してしまいましょう)

由比ヶ浜「あ、あーっ! 今日はいい天気だねー!」

雪ノ下「? 今日は曇りよ?」

由比ヶ浜(ああああ、全然いつも通りにできてないじゃん!)

雪ノ下「それより由比ヶ浜さん、少し訊きたいことがあるのだけど……いいかしら?」

由比ヶ浜「ぜ、全然いいよ! むしろジャンジャン質問して!」

由比ヶ浜(ゆ、ゆきのん……!)

雪ノ下「ありがとう、由比ヶ浜さん。それで質問してなのだけれど……貴女はいつもどんな風にオナニーをしているの?」

由比ヶ浜「」

投下終了です

どちらも自分の中では新しい試みをしているので読みづらければ言ってください

由比ヶ浜(えっ、このタイミングでこの質問!? ゆきのんはゼロ回だったのに興味津々なの!?)

由比ヶ浜(いやでもゆきのんがこんな話振ってくるとは思えないし、多分聞き間違い……)

雪ノ下「由比ヶ浜さん?」

由比ヶ浜「あっ、えっと……ごめんゆきのん。聞き間違えたかもしれないからもう一回言ってもらっていい?」

雪ノ下「さ、流石に恥ずかしいのだけれど……。えっと、ゆ、由比ヶ浜さんはどうやってオナニーしているのかしら?」

由比ヶ浜(ああああ、聞き間違いじゃなかったああああああぁぁぁぁぁ……)

由比ヶ浜(意味わかんないし! いっつもこういう方向に進みそうになったら、どこでも空気悪くなって話続けれない雰囲気になるのになんで今日に限ってこうなの!?)

雪ノ下「それで、えっと、由比ヶ浜さん」

由比ヶ浜「……はい」

雪ノ下「答えを聞かせてくれないかしら」

由比ヶ浜「あの、えっと」

雪ノ下「……」

由比ヶ浜「……あの」

雪ノ下「……」

由比ヶ浜「……ゆ、ゆびを」

雪ノ下「指を?」

由比ヶ浜「こう……口に」

雪ノ下「口に?」

由比ヶ浜「……」

雪ノ下「……」

由比ヶ浜「……」

雪ノ下「……おしえて、くれないの?」

由比ヶ浜(ああああああああああああああああああああああああ)

由比ヶ浜(もう無理。助けてヒッキー……)

八幡「話は聞かせてもらった」ガラガラ

由比ヶ浜「え?」

雪ノ下「は?」

八幡「由比ヶ浜」

由比ヶ浜「えっ? あ、あたし?」

八幡「そう、お前だ。多分お前オナニーが悪いことと思ってるだろ」

由比ヶ浜「えっ!? ……い、いや、普通に良くないでしょ……。というかヒッキーキモい!」

八幡「それはお前の中の深層心理と葉山グループの現状によって形作られてしまった状態にすぎない。それが雪ノ下のオナニーゼロ回で顕著に現れたんだ」

由比ヶ浜「えっと……」

八幡「だがそれは正しくない。オナニーは魅力に溢れている」

由比ヶ浜「で、でも……」

八幡「ついヤってしまう位魅力的だから昨日の結果が出たんだろ」

由比ヶ浜「……」

八幡「だが、オナニーは悪いことじゃないんだ」

由比ヶ浜「えっ……」

八幡「俺は正直、お前の回数を見たときお前から魅力を感じた」

由比ヶ浜「ヒ、ヒッキーが……?」

八幡「そうだ。昨日なんてお前の事しか考えられなかったしそのせいで眠れなかった。お前で…………。いや、隠すのは良くないな、正直に言おうお前をオカズにオナニーした」

由比ヶ浜「えっ……?」

八幡「すまん、オカズにしたなんて本人に言ったら普通はいけないよな……」

由比ヶ浜「ヒ、ヒッキー!」

八幡「……なんだ?」

由比ヶ浜「あ、あたしも! ……あたしもヒッキーをオカズにオナニーしたの……」

八幡「……由比ヶ浜」

由比ヶ浜「だ、だからね! 別にヒッキーは悪く思わなくても良いよ。お互い様だしね」

八幡「……由比ヶ浜。俺は決めた」

由比ヶ浜「……」

八幡「一緒にオナニーしよう」

由比ヶ浜「ヒ、ヒッキー……!」

八幡「前にここで俺がいった事覚えてるか?」

由比ヶ浜「覚えてるよ……忘れるわけないじゃん」

八幡「ああ、俺は今確信した。コレが本物だ」

由比ヶ浜「うん、じゃあ行こっか!」

八幡「ああ、俺の家でやろう」ガラガラ

由比ヶ浜「次はあたしの家ね!」

八幡「ああ」

雪ノ下「……」

雪ノ下「……」

雪ノ下「……オナニーについては姉さんに聞きましょう」

途中まで酉が間違っていましたが途中で直しました
今度こそ依頼に行ってきます

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