【プリコネR】ノゾミの体に淫紋が刻まれる話 (50)

ノゾミ「あっ、遅いよユウキ君!」

ユウキ「ごめん、それにしても早いね」


ある日のお昼前、僕はノゾミとランドソルのはずれにある森の前で待ち合わせをしていた

この森を今から二人で冒険するのだ

ノゾミが久々のオフということで、1ケ月前程前から計画していた

僕はノゾミが指定した時間とほぼピッタリに到着したはずだが、彼女は既に待ち合わせ場所で待機していたようだ


ノゾミ「だって、折角のオフだしキミとも久々に遊ぶから、少しでも早く会いたくって」


顔を赤らめながら言うノゾミは、アイドルではなく普通の女の子モードだ

普段ステージで輝いている姿とはまた違ったノゾミに、自然とこちらも頬が緩んだ


ユウキ「それなら、早速出発しようか。僕もノゾミといる時間は大切にしたいから」

ノゾミ「うん!行こう!」


何の気も無しにノゾミは僕の手を取って歩き出した

ノゾミは焦ったり照れていると僕の手を取って歩き出す癖がある

そこまで嬉しがってくれるのは僕としても同じく嬉しい

僕に比べれば少し小さい、だが柔らかいその感触を楽しみつつ、同じく歩き出した

ノゾミ「自然に囲まれてると、何だか気分が晴れるね」

ユウキ「木とか、動物のいる匂いとかが安心させてくれるのかも」

ノゾミ「おっ、それ歌詞にできそう!」


何故久々に会う場所を森にしたかというと、ノゾミの新曲のインスピレーションを沸かせるためだそうだ

次の新曲がそういったテーマであるらしく、そのためには実際に自然を肌で感じるのが一番だろうと言っていた

実際、ノゾミは何かしら興味を示すたびに、ぶつぶつと呪文のようなものを唱えつつメモを取っている

その姿を横から微笑ましく見守り、書き終えたらまた歩き出す


ノゾミ「~~♪」


即興の鼻歌だろうか、ノゾミはハミングをきかせながら辺りを見渡している

アイドルとしての活動は大変だとも聞くが、ノゾミはそれすらも楽しんでいるようだ

1人のファンとして、そんな彼女を間近で見れるのは、我ながら役得だと思う

そんなことを考えていると、ノゾミがまた立ち止まった


ノゾミ「見てユウキ君!この小鳥、お腹にハートマークがある!」

ユウキ「本当だ。初めて見る」

ノゾミは枝にとまる一羽の小鳥を指さした

その小鳥の腹部には確かにハートマークよのうな模様があった

だがハートというには少し複雑な模様ではある

大きなハートの中に小さなハートが入っているようで、その周りは小さな花のようになっている


ノゾミ「可愛いなぁ……わっ!こっちに飛んできた!」

ユウキ「……僕の指に止まったね」

ノゾミ「ユウキ君すごい!いいなぁ」

ユウキ「はは……」


目を輝かせて僕の指を見てくる

興味本位で指で小鳥を撫でようとしたときだった


ユウキ「痛っ」

ノゾミ「えっ」


小鳥が僕の指先を思いっきり突いてきたのだ

突かれた場所には傷が出来ており、血も染みだしていた

小鳥は呆けている僕らを他所に、どこかへ飛び去って行ってしまった

ユウキ「……気安く触れるなってことかな」

ノゾミ「それよりもユウキ君血が出てる!大丈夫!?」

ユウキ「こんなくらいかすり傷だよ」

ノゾミ「でも……そうだ!」

ユウキ「どうし……!?」


ノゾミが何かを思いついたように僕の手を取る

そして自分の顔の傍まで運ばれたと思った瞬間、指を咥えられた


ノゾミ「ん……ふっ……ちゅる……」


怪我をした指先を丁寧に舐められる

生暖かい口内は僕の体温と一致しており、とても気持ちがいい

唾液を分泌し、滲ませるぐちゅちゅとした音と、舌先で傷を舐めるほんの少しの擦り音、そして僕の血ごと唾液と飲み込むこくりという喉の音

人気のない森で唯々その音だけが響く

浅い傷とはいえ、患部を舐められては少し痛みを感じるはずなのに、麻酔でもかけられたかのように全く痛みは感じない


ノゾミ「んぐ……ずじゅ……」

ユウキ「ノ、ノゾミ?もう大丈夫だから……」


ノゾミはだんだんと患部を乗り越えて僕の指の根元まで口の中に挿れていた

息遣いも荒く、当初の目的とは完全に違ってきている

流石にこれ以上舐められては指がふやけてしまうし、変な気分になってきた


ノゾミ「……ちゅうぅ、れる……」


しかしノゾミは僕の言うことなど届いていないように丹念に指を舐め続ける

ノゾミの口からはあふれた唾液が顎を伝っており、地面にも垂れそうだ


ユウキ「ノゾミ!」

ノゾミ「ちゅ……!?あ、?私何を……!」


これはおかしいと思い、ノゾミの肩を叩きながら強めに言うと、漸く解放された

ノゾミは自分がしていたことを理解したようだ

自らの唾液でぬらぬらと怪しく光る僕の指を見て顔を真っ赤にしていた


ノゾミ「手!汚れちゃったよね!何か拭くものは……!」

ユウキ「大丈夫、ハンカチがあるから。それよりノゾミ、こっち向いて?」


僕はもう片方の手でポケットからハンカチを取り出すと、まずはノゾミの口元に付いた唾液を拭き取った


ノゾミ「~~!!」


恥ずかしさで湯気が出そうなノゾミを他所に、僕は自分の指も綺麗にしていった

まだ多少の血は止まらずに流れており、ハンカチに赤い染みがついていく

しかし、ノゾミの唾液と思うと、指から無くすのはほんの少しだけ残念な気がした


ノゾミ「そのハンカチ貸して!洗って返すから!」

ユウキ「いや、気にしないでいいよ」

ノゾミ「ダメ!!」


半ば無理矢理ハンカチを奪われると、ノゾミは自分のポケットに仕舞い込んでしまった

これくらいどうということも無いのだが、ノゾミがやりたいのなら任せようと思った

ノゾミ「わ、私急用を思い出したからもう帰るね!」

ユウキ「ならギルドハウスまで送るよ」

ノゾミ「大丈夫!1人で行ける!じゃあね!」


ノゾミは捲し立てると脱兎のように駆け出して行った

この辺りは危険な魔物も出ないためお互いに大丈夫だとは思うが……

しかし少し気になる所もあった

ノゾミは普段は腹部を少しだけ露出させた衣装を着ているのだが、そこにあるものを見た

さっきの小鳥の腹部にもあったハートマークと同じような複雑な模様の、上半分の一部を

気のせいかもしれないが気になる

少し調べてから追いかけることにした

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ノゾミ「私、なんで急にあんなことを~!!」


自分のギルドハウスへ戻った私はそのままの勢いでベッドで悶えていた

帰ってきてすぐに胸部の鎧と手袋は外したものの、他の部分に関しては着たままだ

彼の指から血が出ていると認識したところまでは覚えているのだが、それがなぜ咥えるという行動に出てしまったかが自分でもわからない

彼が傷ついたから自分でも気が動転してしまったのだろうか


ノゾミ「……でも、ユウキ君の指……」


彼の指を舐めているとき、正直凄く気分が良かった

彼の指の感触、体温、汗、血、垢

それを舐め取り自分の体に吸収することに堪らなく興奮した

下品だと思う

しかし言葉などにはできない魅力があった


ノゾミ「…………」


彼のことを考えていたら、体が熱くなってきた

そういえば彼からハンカチをなし崩し的に預かったのだった

ポケットからそれを取り出すと、丁度彼の血で赤く滲んだ部分が目に入る

さっきまでこれを私は舐め取っていたのだ

ノゾミ「……はぐっ」


そう思った瞬間、彼の血が付いた部分を衝動的にまた口の中に入れてしまった

頭の奥では何をやってるんだ自分は、と警鐘を鳴らしているのにもかかわらず、本能に逆らえない

赤い部分をがじがじと歯で擦り合わせ、血を吸いだそうと試みる

ハンカチからは彼の匂いもしていた

彼のことで頭がいっぱいになる

自然と片方の手が自分のスカートへと向かっていた

そのまま下へずらす

そこで気が付いた


ノゾミ「……なに、これ」


自分の腹部にさっきの小鳥と全く同じハートのようなマークがあることに

ちょうど自分の着ている服と同じ紅い色で模様が刻まれている

手でその部分を軽く触れるが、模様に沿って膨らんでいる訳ではなく、体の内側からぼんやり浮き出ているようだった


ノゾミ「……まぁ、いっか」


体の疼きが収まらない

明らかな体の異常を感じつつも、頭の中は彼一色に染まり切り、他のことがどうでもよくなる

スカートの中に手を入れ、下着を触ると、既に湿り気を帯びていた

布越しでも指先でカリカリと刺激を与えると、電流が走ったように快感が駆け巡っていく

服やスカートを脱ぐのも面倒で、秘所に刺激を与えながら徐々に直接触れるように下着を横にずらしていく

ハンカチは舐めるのをやめ、鼻先にもっていくことで彼の匂いを直に嗅ぐようにする


ノゾミ「……すん……んぁっ……」


一嗅ぎするたびに脳内から快楽物質が巡る

秘所を弄っていた手の指先の一本を膣内へ侵入させた

殆ど触り始めてから時間が経っていないというのに、指は何の抵抗も無く滑り込んでいく

内側の襞をかき回すように動かすと、掻き出された愛液が淫靡な音を立てる

ハンカチを再び口の中に迎え、空いた手は自らの胸へと誘われた

あまり大きくはない、しかし小さい訳でもないため、丁度いい大きさだ

彼は大きい方が好みなのだろうか

服越しに揉みしだきながら夢想する

この掻き回す指が、彼のものだったら

この胸を弄る手が、彼のものだったら

ノゾミ「あっ、あっ」


自分もアイドルとはいえ年頃の女に違いは無い

興味本位で自慰行為というものを試したこともあるし、それによって得られる気持ちよさや満足感も正直なところ好きだった

最近の所謂オカズは勿論彼だ

というよりは、彼に出会ってから明らかにすることが増えていた

何度想像上の彼に貫かれ、精液を注がれ、孕まされ、その後の幸せな生活を考えたか

アイドルは恋愛禁止、そんなことを掲げていても、募る想いは押さえきれない

だが直接彼に向けるわけにも絶対にいかない

ならばこのようにこっそりと想いながら発散させる他ない


ノゾミ「んぃ……!ふ……っ!」


膣内の指の動きを、掻き回すものからピストン運動に変える

滑るのに任せたまま他の指の付け根でぷっくりと固く勃起したクリトリスを弾く

胸を揉んでいた手は服の中へ入れ、乳首の先端を擦った

喉元から針を内側から刺されているような感覚が襲い来る

体はビクビクと震えるが、両手の動きは一切緩めずに感度を高めていく

ノゾミ「んぐッ……んん!!」


口に入れたハンカチは声を抑える役割も果たしてくれた

帰ったときに誰もギルドハウスにいないことは分かっていたが、大きな声を出すのも憚られる

興奮して息遣いを激しくしているせいで、段々と酸欠状態になっていた

目の前がぐにゃりと歪み出すも、やはり手は止まらない

膣内の挿入のペースを早め、カクカクと腰を動かす

乳首も少し痛いくらい乱暴に弾くが、逆にそれが彼に触られている感覚がして、快楽へと変換される


ノゾミ「ふぁっ……ああっ……!」


絶頂が近いことを本能的に予感する

ピストン運動と胸を弄るを動き更に早くし、フィニッシュまであと少し

彼のハンカチを思いっきり噛み締める

とどめにクリトリスを抓ねた瞬間


ノゾミ「あ”っ――――」


意識が飛んだ

頭の中が真っ白に染まる

走馬燈のような意味の分からない映像が頭をよぎる

ノゾミ「――――っぁ……!はぁ……!はぁ……!」


グラグラと揺れる頭が段々と明瞭になり、少し大げさに呼吸をする

意識が飛んでいたのは恐らくほんの数秒だっただろう

しかし、絶頂した後に呆けることはあっても意識を失うことまでは今までなかった

そして、その間に自分の下腹部は酷いことになっていた

びしょ濡れ、そう表現するに間違いない

目で直接確認は出来なかった

何故なら体がビクビクと痙攣するだけで動かせなかったからだ

酷い脱力感と、満足感が体を支配する

だが太腿から感じる冷たさと湿り気は、尋常ではない量の液体が自分から放出されたのだろうと思い知らせてくれた

とどのつまり、愛液が大量に噴出し、おまけに失禁していた

ちょろちょろと僅かに漏れる尿と愛液が、背筋をくすぐる様にゾクゾクとさせて来る


ノゾミ「ぁ……ぅ……」


声が言葉にならない

口からもだらしなく唾液が垂れているが、それすらも拭き取ろうと思えない

何とか気力を振り絞り、口の中に含んでいたハンカチを出し、自分の目の前に掲げる

余程強く噛んだのか、歯形が残っていた

その歯形が彼にマーキングをしたようで、優越感のようなものが湧いてくる

ノゾミ「……あ、ふっ……」


無意識に再び手が秘所へ伸び、弄り出す

誰かに操られているのではないと思うくらい、腕と手だけが元気に動き回る

ちらりと腹部を見ると、ハートの模様が薄く光っていた

ハートの中の小さなハート模様も、液体を注ぐかのように3分の1程だけ下が満たされていた

しかし今はそんなことはどうでもよかった

火照った体を慰めるように、再び彼との性行為の妄想へ沈んで行く


ユウキ「ノゾミ!いる!?」


扉越しに、彼の声がした

先程別れたはずなのにどうして


ノゾミ「ユウキ……くん」


動かなかった体がゆっくりと起き上がる

不思議と羞恥心は浮かばなかった

それどころか薄く笑っている

まるで他人事のように自分を分析しながら、彼を誘った


ノゾミ「入ってきて」

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ノゾミと別れたあと、美食殿のギルドハウスに戻り魔物の図鑑を広げていた

このギルドハウスには古い本や図鑑が大量に保管されており、もしかしたらその中にあの模様についても記載されているのではないかと思ったのだ


ユウキ「模様……これか」


半分ほどページを捲ったところで目当ての資料に行きついた

ユウキ「えーっと……」


『淫紋:淫魔型の魔物が付与する状態異常。直接付与されるもの以外にも感染させるタイプも存在する』

『特に人型のタイプに効果が大きく、それ以外には模様が浮き出る以外に特に効果は出ない』

『男性には効果が出ないが、感染者の体液等を女性が摂取することでその女性にも感染し、効果を及ぼす』

『感染した場合、腹部の子宮付近に独特な紅い模様が現れる。その後数時間で性的快楽を強く欲する状態となる』

『この際絶頂などにより脳の働きが弱まると、模様が体を侵食し、更に大きく快楽を求めるようになる』

『完全に侵食された場合、本能のままに快楽を貪る新たな淫魔へと生まれ変わり、次の感染者候補を探し求める』


ユウキ「なんだこれ……無茶苦茶まずいじゃないか……!」


この記述通りであるならば、今ノゾミはかなり苦しんでいるはずだ

幸い効果まで数時間あるようなので、ギルドハウスまでは戻れているだろうが……


ユウキ「対策……どこかに……これか!」


『淫紋の状態異常への対処は2通りある。侵食前に性的快楽を抑え込み、淫紋の効果が切れるまで耐えること。或いは――』


ユウキ「…………」


僕はノゾミのいるであろうギルドハウスに駆け出した

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ノゾミの許可を得たので、彼女の部屋へと入る


ユウキ「……うわ」


思わず声に出てしまうくらいに、ノゾミの状態は酷かった

まず腰かけているベッドがびしょびしょだ

少し黄色い場所もあるのは失禁してしまったのだろうか

ノゾミ本人の姿も、服は脱いでこそいないものの乱れ、普段の煌びやかな姿とは似ても似つかない

そして、彼女の腹部

半脱ぎとなったスカートからはみ出た素肌に、紅い模様がはっきりと浮き出ていた


ユウキ「……ノゾミ、大丈夫?」


どう見ても大丈夫ではないが、こんな凡庸な言葉しか口に出来ない


ノゾミ「大丈夫……寧ろほら……んっ……今すっごく気持ちがいいの」


見たことのない淫靡な笑みでノゾミは言う

既に淫紋の快楽に捕らわれてしまっているようだった

ノゾミは自らの手を股間へと持っていき、僕が目の前で見ているにもかかわらず、くちゅくちゅと音を立てて弄り出す

目は据わっており、僕を見ているのではあろうが焦点が合っていない

ユウキ「……っ……」


早く助けなければならないというのに、僕はその場から動けなかった


ノゾミ「あっ、あひっ!あぃっ!」


ノゾミは嬌声とともに半開きにした口から舌を出しながら体を震わせている

口の端や舌先から唾液が漏れようがお構いなしだ

あまりの淫靡な姿に魅了されてしまう


ノゾミ「……ユウキ君……!ユウキ君……!あっあっ、あぁ!……ふぁ……!」


僕の名前を呼びながら、ノゾミはあっという間に達してしまった

手足をぴんっと伸ばし切り、大きく体を仰け反らせ、痙攣する


ノゾミ「あー……ぁー……」


声にならない声をあげながらノゾミが余韻に浸ってると、淫紋が薄く光り、ハートが半分ほどまで体を侵食していた


ユウキ「……!ノゾミ!今助けるから!」


侵食を見て初めて脳が状況を再び理解し、次への思考が産まれた

兎に角このままノゾミに自慰行為をさせていてはどんどん侵食が進み、取り返しの付かないことになる

まずはノゾミに駆け寄り、彼女の手を取ることで一人遊びをやめさせる


ノゾミ「ユウキくぅん……」


上目づかいで熱っぽく僕を見上げてくる

愛液でぐちゃぐちゃの手は糸を引いており、僕まで頭がくらくらして来る

冷静な思考を取り戻すために、本に書いてあったことを思い出す

対策には2通りあり、一つ目に関してはもう手遅れだろう

だが二つ目は僕がいれば出来る

なぜならば、


『或いは、感染源となった者の体液を、淫紋の本体が存在する膣内より摂取することで抗体が出来る。加えて、淫紋による快楽を上回る幸福を感じることで、淫紋は体から消え去る』


こう書かれていたからだ

記憶を失ってから色々な人に出会い、一般的な常識自体は取り戻している

そのため、膣内がどういうものなのか、そこに体液を注ぎ込むのに最も効率がいいのは何なのか

それを理解している

しかし念のためノゾミ本人にも本当にこれでいいのかを確認しようと思う


ユウキ「ノゾミ、今から……うわっ!?」

ノゾミ「ユウキ君……!ユウキ君……!気持ちいいよぉ……1」


ノゾミに押し倒された

絶頂の余韻で力が入っていないなどということはなく、かなりの力で抑え込まれる

ノゾミはマウントポジションで僕を抑え込みながら、器用に体の向きを反転させ、尻を僕の顔へ落とした


ユウキ「ん”ん”っ!?んー!」

ノゾミ「あはぁ……ユウキ君のおちんちん……♪」


僕が悶えている間にもノゾミは僕のズボンのチャックを下げ、肉棒を露出させた

息がかかるほどの距離まで顔を近付けられているのか、くすぐったい熱い風が襲う


ノゾミ「いただきまぁす……♪」

ユウキ「んっ!んー!」


棒付きの飴でも舐めるかのように肉棒はノゾミの口内へと捕らわれ、舌先で弄ばれる

唇と舌をねっとりと咥えこみ、暫く転がした後亀頭の先まで戻す

先端からあふれる先走り汁をキスをまぶしながら吸い取り、また咥えこむ

蛇のように裏筋や傘をねぶられ、つい腰が跳ねる


ノゾミ「……♪……ちゅ、れろ、じゅるる」


僕の反応が良かったところを重点的に責め出されてしまう

数時間前に指先を舐められた感覚を思い出し、余計に快感を感じていた

僕は体に力が入らないため、せめてもの抵抗としてノゾミの膣入口を舌でいじくりまわすと、あふれてくる愛液で余計に苦しくなった

お尻の近くだというのに何故だか匂いはなく、それどころか媚薬でも含まれているかのように甘い味と匂いが思考を鈍らせる

スカートが僕の頭ごとすっぽりと覆い隠しているため、顔はもう完全にノゾミの匂いで充満した空間に閉じ込められていた


ノゾミ「じゅっ……ちゅぽっ、じゅぷっ」


しかしまずい

射精するとしたら膣内でなければ意味がない

それ以外に出したとしても、無駄に終わるどころか僕に限界が来てしまう

我慢しなけれなダメなのに

そう思っているのに、体は言うことを聞いてくれない


ノゾミ「ちゅぷっ、じゅる、れるっ」

ユウキ「んぁっ……!」


ノゾミが徐々に口の前後運動を早くしていくにつれ、僕の射精感も限界に達していた

青筋が見えるのではないかというくらいパンパンに張っているであろう肉棒は、独りでにひくひくと動くレベルだ

まるで射精が近いことをわかっているかのように片手を肉棒の根元で擦り、もう片方は玉袋を優しく揉み始めた

脳味噌が焼ききれそうな快感が一気に襲う


ノゾミ「ちゅっ、じゅるる!ちゅうう!」

ユウキ「ん”っ!?ん”ん”ん”ん”!!!!」


びゅるる、どくどく……


ノゾミ「んんっ、ごくっ……ごくごく、ごく……んっ、ごく……」


ノゾミが先端を吸い上げてきたと同時に、僕は達してしまった

5秒ほども続く射精だったが、ポンプのように放出される精液をノゾミは少しも零さずに全て飲み込んでいく

びゅくっびゅくっと一定のリズムで溢れる精液を、出るタイミングに合わせて先端に吸引を与えられる

凄まじい脱力感が襲いかかってきた

何も考える気が起きない、このまま眠ってしまいたいくらいだ

ノゾミは射精後の肉棒をまだ舐め回しており、鈴口にわずかに残ったものや周りに付いたものが綺麗になっていく

先程よりは感じる快楽は少なくなっているものの、逆にそれが包まれるような気持ちよさを味合わせる


ノゾミ「じゅる……はぐっ……ん、んあぁっ!」


ぼうっと快楽に浸っていると、突然ノゾミがビクンと大きく体を跳ねさせた

どうやら僅かとはいえ僕の下で刺激していたせいで再び絶頂してしまったようだ

糸が切れたようにノゾミは地面へと転がり、僕の視界が光に満ちる

すると、さっきまで動かなかった体がある程度は動くようになった

やはりノゾミの愛液の匂いを至近距離で嗅いでいたのがまずかったようだ

思考が戻り、何をすべきか再三確認する


ノゾミ「あひ……あはぁ、ぺろ……」


ビクビクと痙攣するノゾミに浮かぶ淫紋は既に殆ど塗りつぶされてしまっている

ノゾミは手に付いた僕の精液を勿体なさそうに舐め取っている

一刻の猶予も無い


ユウキ「ノゾミ、ごめん!」

ノゾミ「あっ、ああ!ユウキ君!」


僕はノゾミを少し乱暴に抱き起すと、向かい合う姿勢で肉棒をノゾミの秘所へあてがった

お互いに下半身は体液まみれであったため、摩擦無く半分ほどまでは入り切った

更にその先、所謂処女である証の部分へ侵入を試みる前に、ノゾミをまっすぐに見つめた

ノゾミ「えへ……ユウキ君……すきぃ……♪」

ユウキ「ノゾミ……行くよ?」

ノゾミ「うん♪」


ノゾミは僕の背中に両腕を回し、隙間が無いくらい密着してくる

僕に処女を奪われることを一つの曇りもなく了承された

この好意が淫紋のせいで無ければいいなと、頭の隅で思う


ユウキ「……っ!」


意を決してノゾミの奥まで挿入した

張り付いた奥の膣壁同士がぺリぺりと剥がれる、ノゾミの初めてを貰った感触

僕のモノとノゾミの中は相性が抜群なのか、興奮とノゾミの愛液の作用なのか、お互いに全く苦しくなかった


ノゾミ「はぁっ、あんっ……」


僕が腰を動かすより前に、ノゾミが自分から体を揺さぶり始めた

膣内が生き物のようにうねり、擦り上げる

愛液がずちゅっと音を立て、子宮口にぴったりと張り付いた僕の亀頭を刺激する

ずっぷりと奥まで入った後、膣内を思いっきり締め上げそのまま半分ほどまで引き抜かれ、また奥まで

こちらも腰を突き上げるなどしたかったが、ノゾミに抱きしめられているため動くことが出来ない

完全にノゾミの思うがままに犯されているに等しかった

しかし下半身は無理でも顔と腕くらいは動かせる

僕はノゾミの顔に手を当て、僕の方を向かせる

ノゾミの蕩け切った顔に自分の顔を近付けて唇を合わせた

お互いに舌を挿れ合い、唾液を交換していく

ノゾミが僕の舌と自分の舌を絡めるように舐めてくる


ノゾミ「はっ……ふっ……んみゅ……じゅる……」

ユウキ「う……っあえっ……ふぅっ……」


20秒程貪るようなキスを続けると、流石に息が苦しくなって来た

息継ぎをしようと顔を話そうとするも、ノゾミは倒れ掛かるように顔を押し付けてくるため逃げられない

肺活量が違い過ぎる、流石はアイドルだ

僕は必死で酸素を求めるあまり、口で呼吸しているのか、鼻で呼吸しているのかわからなくなってくる

酸欠でふわふわした感覚に陥る

舌同士を表面でざらざらとなぞったかと思えば、上歯茎の裏辺りも歯磨きのようにつついたりしゃぶり回された

口内までもをノゾミにペースを奪われ、いよいよ只の肉バイブと化していく

キスをしている間もノゾミは腰の動きを緩めたりはせずに、肉棒を締め付けながら捩じ切るように腰をくねらせてきていた

頭の芯と肉棒の根元からピリピリとした感じがし、射精が近いことを悟った

ノゾミはキスをしながら薄目で僕の目を見つめており、その目が射精を促しているようだった

僕は力を振り絞り、ノゾミの一番深いところまで挿入するために思いっきり腰を突き上げた

僕から与えられた快楽に、ノゾミは目を見開きながら体をぴんっと張る

足までもを僕の腰に回し、絶対にもう逃げられない

ガクガクと震えながらも今までで一番強い力で膣内を締め上げ、搾り取られた


ユウキ「んっ、ん……ふっ……!!」

ノゾミ「んぃ!?あ”っ!あ”-!」


びゅくっ、びゅびゅっ、どぷっ

もう一度突き上げると、ノゾミ漸く顔を離し、僕に回した手足を支えとしながら仰け反り絶頂していた

同時に僕もノゾミの膣内へありったけの精液を捧げた

2回目だというのに、最初よりもずっと大量の精液が放出された

その全てをノゾミは膣内をリズムよく締め上げ子宮へと取り込んでいく

体力や生命力まで奪われているように、精液が出るたびに全身から何かが抜け落ちていくような感覚がした

ノゾミ「あー……はぁ……ふー……」

ユウキ「……そんな……」


ノゾミの淫紋は消えていなかった

それどころか、完全にハートが満たされてしまっている

遅かったのか?

ノゾミはもうアイドルが出来なくなるのか?

体中に寒気と吐き気が襲い掛かる


ノゾミ「……んっ」

ユウキ「んぅ……」


突き落とされたような感覚に陥っていると、ノゾミが再びキスをしてきた

先程とは違い、舌は挿れて来ない軽めのものだ

しかし、ノゾミはもう淫魔へと変わっているはず

これから僕を犯し尽くし、また次を探すのだろう

ノゾミ「ねぇユウキ君♪」

ユウキ「……なんだい?」


ノゾミはキスをやめ、肩へとしな垂れかかってきた

耳元で甘えた声で名前を呼ばれ、半ば投げやりに返事をする


ノゾミ「私のこと、好き?」


そんなことは決まっている

好きな人でなければ、ここまでの行為などしない

答えるべき返事はただ一つだ


ユウキ「好きだよ、ノゾミ」

ノゾミ「えへへ、やったぁ……♪」


ノゾミがとびきり幸せそうな笑顔を見せた

次の瞬間、ノゾミの腹部の淫紋に亀裂が入った

そしてノゾミの体から離れるように小さな光の粒子となって消え去っていった

同時に、肩にノゾミが倒れかかって来た

ノゾミ「すー……」

ユウキ「寝てる……」


耳元にかかる一定周期の呼吸は、ノゾミが眠ってしまったのだと教えてくれた

先程のお互いの告白が、ノゾミの一番の幸福だったのか?

淫紋はあれで本当に消えたのか?

ノゾミはこれで元に戻ってくれるのか?

疑問は尽きないが、体を預けているノゾミをまずはどかす

繋がったまま寝られては僕の息子が鬱血してしまう

そろりそろりとノゾミの腰を持ち上げ、膣内から引き抜いた

精液と愛液が混ざりあったものが糸を引きながら離れていく

ノゾミの膣内からは、僕の出した精が収まりきらずに溢れていた


ユウキ「はぁ……疲れた……」


そのままノゾミをベッドまで運ぼうかとも考えたが、よく考えるとベッドもノゾミの尿や愛液でぐちゃぐちゃだ

僕自身ももう体を動かすのが億劫になってしまっていたため、ノゾミと寄り添い体から力を抜く

次起きた時どうしようとも考えながら、どうしようもないなと結論付け全てを投げ出し目を閉じた

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暖かい空気と甘い匂いがする

気が付くと僕の体には毛布が掛けられ、ノゾミは居なくなっていた

背後から足音がする


ノゾミ「……あっ」

ユウキ「あ……」


振り向くと、マグカップを二つ持ったノゾミが立っていた

服装は寝巻に変わっていたが、乱れた髪などはそのままだ

お互いに気まずく、次の言葉が出ない

時間が止まってしまったかのようにお互いに固まってしまう


ノゾミ・ユウキ「「あの!」」

ノゾミ・ユウキ「「ごめんなさい!」」


やがてどこからともなく二人同時に全く同じ声を掛け合ってしまった

ノゾミは近くにマグカップを置き、深々と僕に頭を下げてくる

ノゾミ「私、おかしくなってて、それでユウキ君に凄い迷惑かけちゃって……!」

ユウキ「僕だって自分の不注意でノゾミを危ない目に合わせて、挙句にノゾミに取り返しの付かないことをした!」

ノゾミ「いいの!ユウキ君は謝らないで!私が悪いの!」

ユウキ「いいや、僕の方が悪い!ノゾミは被害者だ!」

ノゾミ「私が!」

ユウキ「僕が!」

ノゾミ「…………」

ユウキ「…………」


二人で自分が悪いのだと言い合うも、理不尽な喧嘩にしかならないなとは分かっている

沈黙が場を包み込み、その内にノゾミが恐る恐る口を開いた


ノゾミ「……本当に怒ってない?」

ユウキ「勿論だよ。ノゾミこそ怒らないの?」

ノゾミ「私だって、当り前だよ」

ユウキ「……じゃあ、両成敗ってことにする?」

ノゾミ「うん、ユウキ君がそれでいいなら」

ユウキ「はは……」

ノゾミ「ふふ……」


何だか言い合うのが馬鹿らしくなり、二人で笑い出してしまった

ノゾミ「喉、乾かない?これ飲んで」

ユウキ「ありがとう。頂くよ」


隣に来たノゾミにマグカップを差し出され、受け取る

中身はココアであり、一口飲むと、甘い匂いが疲れた体に染み渡った


ユウキ「体はもう平気?」

ノゾミ「多分。少しふらふらするけど、頭ははっきりしてる」


どうやらノゾミはきちんと元に戻れたようだ

安心するも、別の問題がまだある


ユウキ「……それにしても、これからどうしよう」

ノゾミ「そうだね……」

ユウキ「恋愛禁止とか、そんな段階を一気に飛ばしちゃったからね……」

ノゾミ「うーん……確かにアイドルは恋愛禁止って思ってたけど、本当にそうなのかな」

ユウキ「どういうこと?」

ノゾミ「恋愛したっていいじゃない。我慢したって苦しいだけだもん」

ユウキ「前と違うこと言ってるけど……」

ノゾミ「吹っ切れちゃったんだ。ユウキ君から一杯注いでもらったし、ね?」

ユウキ「やめて……恥ずかしいから……」

ノゾミ「私、今日危険日だったんだよ?」

ユウキ「!?」

ノゾミ「あはは!嘘嘘!今日は大丈夫!焦っちゃってもう!」

ユウキ「シャレになってないから……まぁそういう日じゃなくても可能性はあるからちゃんと調べようね」

ノゾミ「でもね、私は仮に想い人がいたとしてもトップアイドルになれるんじゃないかなって、そう思うの」

ユウキ「それは……」

ノゾミ「確かに大変な道だとは思う。今まで応援してくれた人を裏切ることにもなる。だけど、私今すっごく幸せなの。この気持ちに嘘は付けないし、いろんな人にこの気持ちが分かって欲しいの」

ノゾミ「これを届けることの出来るアイドルを目指す。こんな私だからこそ書ける歌詞や、紡げる歌があると思うの。素敵じゃない?」


悪戯っぽい笑みを浮かべて僕に新たな夢を語るノゾミ

しかしその目は真剣であり、やり遂げてみせるという覚悟を感じた

ノゾミが腹を決めたとなれば、僕もそれについて行かねばならない


ユウキ「……いいね。その夢、僕も協力するよ」

ノゾミ「そうこなくっちゃ!ユウキ君なら言ってくれると思ってた!」


ノゾミが正面を向き、僕と向き合う


ノゾミ「この際だからはっきり言います。ユウキ君は私が好きですか?」


かしこまった口調でノゾミに問いかけられる

今更考えるまでも無い

僕もノゾミに向き合い、まっすぐ目を見て言い放つ


ユウキ「好きです。愛してます。ノゾミは?」

ノゾミ「私もユウキ君が世界で一番好きです。だから、私とずっと一緒にいてくれますか?」

ユウキ「はい、ノゾミの傍に居続けます」

ノゾミ「じゃあ、嘘じゃないことの確認の為に誓いを立てましょう」


まるで結婚式だ

ならばやることは一つだろう

お互いにゆっくりと顔を近付け、唇を合わせた

表面だけをなぞる様な、優しいキスだ


ノゾミ「ん……これからも末永く宜しくね?」

ユウキ「こちらこそ」

僕らのしてしまった行為は、もう取り返しがつかないことだ

しかし、僕もノゾミも後悔なんてしていない

ノゾミは新しい夢に向かってもう走り出し、僕はそれを傍で支えるという構図が、もう出来上がっていた

確かに茨の道ではあった

ノゾミが堂々と自分には将来を誓い合った人がいて、それでもアイドルは続けるとライブで宣言した後、ノゾミの人気は地の底まで落ちた

カルミナも実質的に解散へと追い込まれ、ノゾミはソロへと戻ってしまった

しかし、ノゾミは決してあきらめなかった

僕らは励まし合いながら、時には体を重ねながらひたすら前に進んだ

チカやツムギの協力もあり、どん底の中でも一つ一つやるべきこと、やれることをこなした

その姿は誰の目から見ても気高く、美しかった

数年後、ノゾミはトップアイドルへ返り咲いた

ノゾミの歌や想いは、世界中の人々を魅了した

名実ともに上り詰めたノゾミは、満を持して自らの活動停止を告げた

理由は、お腹に新しい命が宿ったからだ

しかし、暫くは休むだろうが、落ち着いて来たらノゾミはまた活動を再開するだろう

恋をしてたって、想い人がいたって、子供が出来たって、ずっとアイドルとして進み続ける

なんたって、それが僕らの夢だからだ


















おまけ














ノゾミ「ユウキ君、最近白髪増えた?」

ユウキ「あっはい……」

ノゾミ「なんだか疲れてるみたいだし、無茶したら駄目だよ?もうキミだけの体じゃないんだから」

ユウキ「はは……ありがとう」


ある日、その日の活動が終わり、ノゾミと部屋でゆっくりしていると唐突に僕の髪について言及された

確かに僕は最近白髪が増え、なんだか肌もカサカサしている

疲れているといえば確かにそうなのだが、その疲れの原因がまずかった


ノゾミ「~~♪今日も一杯えっちしようね♪」

ユウキ「ひええ……」


ノゾミとの性行為が多すぎるのだ

今まで我慢していた分の反動なのか、公然と僕と愛し合えるようになってからはノゾミは危険日以外ほぼ毎晩僕を求めた

おまけに一晩の交わりで1発で終わることなどなく、ノゾミが満足するまで3回は毎回搾られる

ノゾミは僕と肌と肌で感じ合いたいとゴムを嫌がったため、基本的には薬で妊娠を押さえているので、そっちの面は心配ない

ノゾミが僕を好いていることは嬉しい、確かにうれしい

しかし、気持ちに体がついて行かなくなってきていたのも事実だ

今日こそはノゾミに少し抑えてもらおうと提案しなければ

ユウキ「ノゾミ、今日なんだけど……ぐああ!」

ノゾミ「はぁ……はぁ……もういいよね」


しゃべりだす前にノゾミはもう発情していた

服を脱ぐことすらなく僕に一瞬で迫る

完全に慣れ切った手つきで僕のズボンのベルトを外し、剥ぎ取られた

半勃ちになっている僕の息子が露出する

僕は逃げるように腰を引いて後ろへ後退するも、2歩ほどでベッドに引っかかりあえなくその上に仰向けに倒れこんでしまった


ノゾミ「ふふ~ん♪」

ユウキ「ノゾミ、落ち着いて、一回深呼吸して?」

ノゾミ「大丈夫、冷静だよ?冷静に愛し合おうね♪」


聞く耳持たずである

ベッドの上でもスルスルと手と尻を動かして逃げるが、今度は壁に逃げ道を奪われた

太腿にノゾミがのしかかり、身動きまで封じられる


ノゾミ「今日はね、本で読んだんだけど、太腿で擦ってあげるね♪」


いつの間にか手元に用意したローションを自分の太腿に垂らし、ぐちゅぐちゅと音を立てながら掻き合わせる

あの中に息子が捕らわれ、捏ね繰り回されたら……

想像すると、頭の中では逃げなければ、弁明しなければと思っているのに、息子は本能に正直なようで、完全に直立してしまった

ノゾミは嬉しそうにそれを見ると、僕の胸辺りに手を置きつつ太腿へ僕の息子を迎え入れた

ローションの冷たさで一瞬ピクリと震えるが、すぐにノゾミの体温によりじんわりと暖かくなっていく

ユウキ「あっ、あっ、これ、やばっ……」

ノゾミ「気持ちいいでしょ?もうユウキ君の弱いところは全部知ってるもんね~♪」


小刻みに揺らされると、程よい刺激が与えられる

ノゾミの体は柔らかいが、見た目からは想像できないくらい鍛えられている

そんなノゾミの太腿は、僕に極上の快楽を提供してきた


ノゾミ「ユウキ君、自分で腰を動かしちゃって、かわいいなぁ♪」


僕が無意識に腰を動かすのに合わせ、ノゾミも太腿の動きを変えていく

太腿の中に納まりきらない亀頭が、沈み込んだり突き出したりしていた


ノゾミ「そうだ、こういうのはどうかな?」

ユウキ「あぃっ……!」


ノゾミは亀頭を自分のスカートの表面で擦り始めた

滑りのよい生地で先端を擦ったり、布越しに指で優しく摘まんですりすりと撫で回される

あっという間にノゾミのスカートは僕の先走り汁で黒染みになっていく

その先走り汁が潤滑材となり更なる気持ちよさを生み出していく

ユウキ「あ、やめっ……」

ノゾミ「あはっ、手を握りたかったんだね♪私ももっとキミを感じたい♪」


ノゾミを止めるために差し出した手は、ノゾミの空いている手で捕まってしまった

恋人握りになり、ノゾミは確かめるようにぎゅっと手に力を入れた


ノゾミ「見てユウキ君、私のスカート、もう凄いことになっちゃってる♪」

ノゾミ「見えないかもしれないけど、もうスカートの中ぐっちゃぐちゃだよ?想像してみて?」


ノゾミの言われるがままにスカートの中の光景を夢想する

僕自身の精液で濡れぼそったノゾミのスカートで、糸を引きながら犯されていくのを

興奮が頂点に登り、ノゾミもそれを見逃さなかった


ノゾミ「はい、ぎゅううー♪」


太腿を一気に強く締め上げ、今か今かと出るのを待っていた精液を導く

耐えることなど不可能な快楽に、敢え無く噴火のような射精を強要された

どくっ、びゅるるっ、どくどく、どっぷぅ……

あれだけ恐れていた射精をいとも簡単にさせられてしまう

ノゾミは射精中も太腿を締め上げ、精液が尿道に残ることを許さなかった

スカートの布地の一部に精液が集中し、吸収しきれない分がノゾミの太腿へと垂れていく

ノゾミはそれを恍惚の表情で見つめていた


ノゾミ「ふぅ……今日も沢山出るね♪」

ユウキ「あぁー……」


射精後の虚脱感でまともに喋る気が起きない


ノゾミ「……すごく気持ちよさそうだったし、このままもう一回、ね?」

ユウキ「ぁー……えっ、あっああああ!!」


可愛い仕草で考えたあと、ノゾミはまた太腿の運動を再開した

出した後だというのに、僕の息子は次戦の準備万端に立ち上がる

精液とローションにより滑り易さがさらに上がった太腿が、凶器となって僕に襲い来る


ノゾミ「あぁ……ユウキ君大好きぃ……♪」

ユウキ「あひっ、うわああああああ!!!!」


ノゾミのされるがままに犯されていく僕は、結局今まで何も変わりなかった

この後追加で3回射精させられ、気絶するように眠りについたのだった























おまけ2






















ユウキ「ん……んん?」


とある日朝、目が覚めて体を起こそうとした

しかし手足が動かない

寝ぼけた頭で手足を見ると、手錠が掛けられていた


ユウキ「え、何これ」


自分の状態を認識し、頭が覚醒する

おかしい、昨日はいつも通りノゾミに犯されたあと、一緒に抱き合って寝たはずだ

それなのにノゾミは既に隣におらず、僕は拘束されている


ノゾミ「あ、やっと起きた。もー御寝坊さんなんだから」


部屋の入り口から聞きなれた声がした

首だけを回して声の方を向くと、やはりノゾミが立っていた

ノゾミのあの落ち着き用からするに、犯人は彼女だろう

ユウキ「ノゾミ?なんでこんなことを……?」

ノゾミ「…………」


僕が疑問を発した瞬間、ノゾミの目から光が消え去った気がした

本能的にヤバいと察する

しかし逃げられない


ノゾミ「昨日、私がライブの片づけしてるときに女の人と話してたでしょ」

ユウキ「……確かに話してはいたけど……」


昨日、ノゾミとライブの後処理を行っていたところ、ファンだという女性が舞台裏まで訪ねて来た

流石にノゾミ本人に会わせてしまうと他のファンまで真似を始めかねないため、僕が追い返そうとしていたのだが……

どういう訳かそのファンは途中から僕自身についていろいろ聞きはじめ、追い返すのに苦労した

ノゾミはそのとき別の場所にいてもらって居たはずだが、こっそりと覗かれていたようだ


ノゾミ「ユウキ君が浮気なんてしないって言うのは分かってる。でもね、どうしても気持ちがざわついちゃうの」

ユウキ「…………」


何か言い返そうにもノゾミの迫力に負けて口から出てこない

ノゾミはゆっくりと僕に近付くと、ベッドに腰かけた


ノゾミ「だからね、改めてユウキ君が誰のものなのかをハッキリさせないとね」

そういうとノゾミはいつもの動作で僕を脱がす

毎晩ノゾミと顔を合わせている息子が今日は朝からおはようございます


ノゾミ「この前の太腿みたいに。今日もいつもと違う風にシてあげる」


そう言うや否や、ノゾミは自分の髪を一房手に取ると、僕の息子を筆のようになぞった

手とも違う、上質な絹のような新しい感触に、背筋が震える

先端を何度もなぞられているうちに、先走り汁が溢れ始める

ノゾミの手入れの行き届いた髪が、僕の精液で汚されていく


ノゾミ「ふふ……もう我慢できないの?」

ユウキ「うぅ……」


なぞるのをやめ、次は息子を髪で巻き付けて来た

髪の毛一本一本を感じ取れるほど敏感になっているところに、追加で息子全体を覆う量の髪の毛が追加された

股間を洗うように全体を擦られていく

髪の上からわしわしと手で刺激され、圧力とちくちくした感触が堪らない

僕にできるのは首を振ったりシーツを握りしめたりして少しでも快楽を逃がそうとするだけだ


ノゾミ「ふー」

ユウキ「んひぃ!?」


息子を覆っていた髪を一部だけかき分け、そこにノゾミが優しく息を吹きかけて来た

新たな刺激に声が抑え切れない

ノゾミ「ほぉら、出して?びゅーびゅーって、私にユウキ君のマーキングして?」

ユウキ「あっあっ、出る!」


びゅくっ、びゅー、べちゃ……


ノゾミに責められて耐えることなど当然できず、射精してしまう

ノゾミの髪に白濁が飛び散り、ドロドロに汚していく


ノゾミ「ぺろっ……ユウキ君の精液美味しい♪こんなに出されちゃったら、髪の毛が妊娠しちゃうね?」


髪についた精液を指で掬い、丁寧に舐め取っていく

見せつけるように自分の指を深く咥え、唾液たっぷりにしゃぶった後、喉を鳴らして飲み込む

ノゾミの思惑通り、その姿に耐えきれなくなり僕は再び臨戦態勢へと陥る


ノゾミ「今日はお休みだから、ずーっと繋がっていようね?ユウキ君♪」


壊れたような笑みを浮かべるノゾミ

最近疑問に思うが、ノゾミはあの時本当に淫魔化を回避できたのだろうか……

付き合う前からノゾミはアイドルとしてのコンプライアンスを守る気が無いような言動を度々してはいたが、まさかあれでも物凄い抑えていたのか

もはや僕にとってサキュバスと変わらないノゾミに、今日も精液とともに力も活力もを奪い取られていくのだった




終わり



                              後書きを追う前に言っておくッ!
                      おれは今自分の性癖をほんのちょっぴりだが体験した
                  い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれはサレンとのいちゃいちゃセックスを書いていたと
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ              思ったらいつのまにかノゾミに脳内を寝取られていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人      な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ       おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \     催眠術だとか超スピードだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ  そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…



本編製作期間3日
おまけ製作時間2時間
やっぱりめんどくさい設定とか無しで自分の性癖に従っていちゃつかせるのが一番だなって思った(小並)
なお本作は自分が約4年前に書いた別作品エロSSシリーズを多量にパクっています
あと書くとは言ったけどぶっちゃけサレンとどういうプレイするか思いつかないんですよね
なんかあったら書いてくれれば参考にします
それではまた

おまけ3

前クランの団長に作ってもらったヤンデレコラを自分でリメイク+α
やっぱヤンデレっていいよね
そろそろ一周年なんで、みんなもプリコネ始めて二次創作、作ろう!
ついでにノゾミに人気投票入れよう!

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ほんとに終わり

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