【艦これ】秋雲「寒いから部屋に入れてくれないかな?」 (1)


~1日目~



鎮守府が消灯時間を迎える。
浜波が就寝準備をしていると、部屋の窓ガラスを軽く叩く音が聞こえた。


浜波「誰……?」

秋雲「もしもし?浜波?」

浜波「秋雲さん……?」

秋雲「いきなり悪いけど、寒いから部屋に入れてくれないかな?」

浜波「え…でも……どうして…急に……」

秋雲「絵のネタを探そうとほっつき歩いてたら消灯時間過ぎちゃって。」

秋雲「宿舎の入口と裏口も鍵かかっちゃったし、窓から入るしかないんだ。」

浜波「わかり……ました……」


見張りの憲兵が巡回する直前に、秋雲は窓から浜波の部屋へ入って行った。


秋雲「危なかったぁ!!あのまま憲兵に連れてかれるかと思ったよ。」

浜波「よかった……です……」

秋雲「折角だし、このままこの部屋で寝てもいい?」

浜波「え……ここ…あたしの……」

秋雲「じゃあ何でベッドが2つもあるの?明らかに誰か来ることを想定してるでしょ?」

浜波「…………わかり…ました……どうぞ…使って………くださぃ……」

秋雲「ありがとう!!」


浜波は部屋の電気を消した。このとき、秋雲の微笑んだ口から舌先が出ていたの浜波は
見ていたが、それを気にすることはなく眠りについた。


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