P「よし、楽しく話せたな」未央「何て?」 (17)

デレマス×シャニマスの越境です。
稚拙な文章+シャニマス初心者なので、ご容赦ください。

シーズン1 1週目


未央「おっはよー、プロデューサー!」

P「おお、おはよう、未央。突然だがお前に伝えなきゃいけない事がある」

未央「な、何?」

P「未央、お前はW.I.N.G.への出場を目指す事になった!」

未央「え、それってあの超大型ライブ!?」

P「これからレッスンは今まで以上に厳しくなると思うが、頑張ってくれるか?」

未央「うん、もちろんだよ!絶対優勝してみせるよ!」

P「そうか、その意気だ!それじゃあ早速…」


P「8週間ラジオ収録だ!」

未央「いや何で!?」

P「心配するな。2、3週間に1回休みはとる」

未央「そこじゃなさすぎるよ!何でラジオ収録!?レッスンの流れじゃなかった今!?」

P「まあ、未央はラジオのレギュラー持ってるし大丈夫だろ」

未央「ま、まあそうだけどさ…」

P「ここでメンタル鍛えておかないと後々キツいんだよ」

未央「…?そ、そうかな…」

P「そうだ。俺を信じてくれ、未央!」

未央「何でメモ帳見ながら喋ってるの?」

P「いや、これは気にするな」

未央「…まあ、プロデューサーの事ならいつも信頼してるし。きっと大丈夫だよね!」

P「よし、楽しく話せたな」

未央「何それ?」

シーズン2 1週目


未央「ま、まさか本当にラジオ収録しか無いなんて…」

P「でもファンは1500人くらいは増えたぞ。メンタルもバッチリ鍛えられたしな」

未央「何で増えたファン数がそんなに具体的なのか分かんないけど…」

P「さて、今週はどうするか…」

未央「ちょ、ちょっと!」

P「ん?どうした未央?」

未央「流石にそろそろ、今週あたりにダンスレッスンが欲しいな~、なんて…」

P「…それは"約束"か?」

未央「へ?ま、まあそうかな…」

P「キタ!!」

未央「わ、ビックリした!」

P「よし、早速手配しよう!」

ダダダダ…

未央「な、何なの…」

シーズン2 5週目


未央「さて、今日は雑誌インタビューの営業っと…」

未央(…しかし、今月は前までとは打って変わってレッスン漬けだったな…)

未央(…でもやっぱプロデューサーの様子はおかしい)

未央(何かレッスン終わったら『思い出増えた?』とか聞いてくるし…)

P「未央!お疲れ!」

未央「わっ!プロデューサー!どうしたの?」

P「ほら、差し入れのカップケーキだ」

未央「あ、ありがとう…」

未央(営業の時に毎回差し入れにカップケーキ持ってくるようになったし…)

P「ん、このカップケーキ未央みたいに元気な味がするな!」

未央「何それ…ふふっ」

P「まあ、普通に話せたかな」

未央(会話の受け答えが何か3パターンくらいに固定されてきてるし…)

シーズン2 8週目


P「…さて、今日は『夕方ワイド アイドル一番!』のオーディションだな」

未央「う~、何だか緊張してきたよ~…」

P「安心しろ。俺がついてる!」

未央「プロデューサー…ありがと!」

未央(やっぱりプロデューサーは優しいなぁ)

P「いい笑顔だ…これなら大丈夫だろう」

未央(若干受け答えおかしいけど)

P「頑張って来いよ!これに受かればファン数1万人増えるからな」

未央「1万…えっ1万!?そんなに!?」

シーズン3 4週目


未央「ねえ、プロデューサー…」

P「ん?どうした?」

未央「何で私の2カ月間のスケジュールが、ダンスレッスンと休みとオーディションだけで埋まってるの?」

P「いや、まずはDa1極で行こうかと思って…」

未央「意味分かんないよ!!」

P「うっ、しまった…別の事を言えば良かったな…」

未央「だから何それ!?…っていうかさ…最近何かヤケにNGsでの活動ばっかりじゃない?ポジティブパッションとかサンセットノスタルジーとかの仕事は?」

P「イベントptとリンクアピールの為だ、堪えてくれ」

未央「何リンクアピールって!?何イベントptって!?」

シーズン4 8週目 夜


P「…遂にW.I.N.Gへの出場が決まった!」

未央「やっ…たーーー!!」

P「凄いぞ、未央!」

未央「うん!プロデューサーのドリンクが急にスタドリからソーダに変わったり、オーディションやってたらさっきまでめちゃくちゃ辛口だった審査員の人達が急に満足して退室しちゃったりした時はどうなるかと思ったけど…」

P「…だが1つ問題がある…」

未央「え、何?」

P「…Daが流行3位だ!!」

未央「…は?」

P「く…かなりマズイぞ…」

未央「あまり問題の大きさが分かってないんだけど」

P「…だが、ここに流行雑誌がある」

未央「へ?」

P「これを読めば、流行は瞬時に変わる…!」

未央「どういう理屈?」

P「だから未央、お前は何も気にせずにあの輝くステージで羽ばたいて来い…!」

未央「…プロデューサー…」

P「思い出アピールも忘れずにな…」

未央「…思い出…」

P『8週間ラジオ収録だ!』

審査員『笑顔が固いなあ』

P『よし、楽しく話せたな』

審査員『動きのキレがいまいちだな』

P『差し入れのカップケーキだ!』

審査員『空っぽですね 何も感じません』


未央「……ここ最近ロクな思い出無い!!!」

W.I.N.G.準決勝後


未央「…負けたね…」

P「済まない…俺の目押しが下手だったばっかりに…」

未央「反省のしどころがよく分からないけど…」

P「やっぱりタブレットじゃなくてPCでもやるべきだったか…」

未央「だからさっきからプロデューサーは何を反省してるの?」

P「くっ…流石にまだTrue endは無理だからせめてW.I.N.G.を優勝しようと思ったのに…!」

未央「だから何の話なの!?」

P「未央…本当に済まない。全ては俺の責任だ」

未央「…何言ってるの。私にも責任はあるよ。プロデューサーは私の為に精一杯頑張ってくれたじゃん」

P「未央…」

未央「それに、あのステージに立って、私、もっと気合い入っちゃった!次は真ん中で表彰されてやるぞっ!ってね!」

P「…そうだな。こんな所でくじけてる暇は無い。次こそ、W.I.N.G.優勝だ!」

未央「うん!えいえいおーっ!!」

翌日


未央「おっはよー、プロデューサー!」

P「おお、おはよう、未央。突然だがお前に伝えなきゃいけない事がある」

未央「な、何?」

P「未央、お前はW.I.N.G.への出場を目指す事になった!」

未央「え、それってあの超大型ライブ!?…ってあれ?このやり取りどこかで…」

P「これからレッスンは今まで以上に厳しくなると思うが、頑張ってくれるか?」

未央「う、うん、もちろんだよ!絶対優勝してみせるよ!」

P「そうか、その意気だ!それじゃあ早速…8週間ラジオ収録だ!」

未央「……っ!これって…!」

P「心配するな。2、3週間に1回休みはとる。だから…」



P「『今度こそ』優勝しような!」



シーズン1 1週目




以上です。読んでいただきありがとうございました。
なにぶん筆者はシャニマス初心者ですので、描写の粗などが目立っていたかもしれませんが、どうぞ生暖かい目でお願いします…。

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