八幡(ある日目が覚めると机の上に見覚えのないボタンが転がっていた)
八幡(その下には一枚の紙が挟まっていて、こう綴られていた)
八幡(『これは直前にした自慰のオカズがわかるボタンです』)
八幡「どうしろって言うんだよ……」
八幡(なに? 押せばいいのか? 俺に何を期待してるんだ)
八幡(そもそも何でこんな意味不明なモノが俺の部屋にあるんだよ……)
小町「おっはよーお兄ちゃん! 朝御飯冷えるよー!」バンッ
八幡「うおっ!……お、おはよう」ビクゥ
八幡(あ、危ねぇ……ボタンはともかく紙は見られたら終わるぞ。小町に見捨てられるとか何その地獄)
小町「あれ? 起きてたのに降りて来て無かったの?」
八幡「あ、ああ、ちょっとな」
小町「ふーん」
八幡(小町は興味が無さそうに踵を返した)
八幡(つまり小町の視界に入らない位置に俺と例のボタンが来たということだ)
八幡(……え、良いのかこれ。兄としてもそうだが人間的に最低じゃないか?)
八幡(……)
八幡(いやこれは邪な考えから来るものじゃない。純粋な家族としての心配だ)
八幡(天使にくっつく小蠅……大志に心をたぶらかされてないか確認するのはむしろ兄としての義務ではなかろうか)
八幡(あ、絶対そうだわコレ)ポチッ
直下コンマ一桁目
1自慰無し
2大志(通常の性癖)
3八幡(近親相姦)
4大志(凌辱)
5八幡(近親相姦・凌辱)
6カマクラ(動物)
7靴(無機物)
8リョナ(軽め・対象選択可能)
9リョナ(キツメ・対象選択可能)
0好きな安価内容
0出た時用のも書いといた方がええんか?
そうなら八幡との背徳近親アナル
>>3
その認識であってます
これはリョナの対象安価八幡ってことでいいですか?
違うなら安価下
──グチリと、なにかを捻込む音がする
幼さを残しながらも人を惑わす妖艶さを持った女。それがいかにもいとおしそうに口へと丸いものを押し込む音だ。
頬を赤く染め、口内で舌を動かす様は娼婦を思わせ──しかし漂う血肉の臭いがそうではないと雄弁に語っていた。
「ふふっ。お兄ちゃんの眼って腐ってたから不味いのかもって思ってたんだけど美味しい……お兄ちゃんの味が染み付いてて……」
「ぐ……こ、小町……」
女は縛られた隻眼の男の耳元で囁く様に、しかし咀嚼の音を響かせるように語りかける
「こんなに美味しいモノを独り占めするなんてバチが当たりそうだし……そうだ!」
女は心底名案だと言う風に笑顔を浮かべ手を叩いた
「お兄ちゃんにも分けてあげる!」
「……っ!」
その声は、その言葉は、鈍くも敏感な男に感じられるほど愛と狂気に満ちていて……その先に起こる事を容易に想像させた。
男は出来る限りその未来を遠ざけようと口を固くつぐむ。
その姿を見て、女は堪えきれないと言う風に微かに笑い声を洩らす
「ふーん……お兄ちゃんそんなことするんだ……」
声色だけは不機嫌そうに、しかし口と目は裂けたように細めながら男の正面へと回り込み──
──勢いよく男の目の抜けた空洞に口付けると口の中身を吐き出した
「──ギっ、がぁぁあ゛ぁ゛ああ゛ぁ゛!?」
「くひっ、あはははははは!」
絶叫。
女はそんな男を見て哄笑し、目の空洞に指を突っ込むと血をかき出し、股へと運ぶ。
「お兄ちゃんっ! 好きっ! 悩んでる姿も苦しんでる姿もぜーんぶすき! だからこれから一生分小町にみせてっ!」
グチャグチャと、女は血と粘液の混じったモノを男の太ももへ股ごと擦り付けた
「ぎ……あ……」
「あっ、あっ、い、イクっ! お兄ちゃん! お兄ちゃん!」
赤とも白ともとれる液体が周囲に飛び散った
男は既に苦悶の声を漏らす事しかできず、それを知ってか知らずか女は満足そうに微笑むのだった
すみません書いてる途中の文章が消えてモチベーションがさがので今日はここまでです
──視界がもとに戻る
八幡「おっ、おえっ」ビチャビチャ
小町「え? お、お兄ちゃん!?」
八幡「こ、こまち……」
八幡(い、今のはなんだったんだ? 急に目眩がしたとおもったらあの……思い出したくもないアレは……)
小町「お兄ちゃん大丈夫!?」
八幡(小町が驚いたような心配したかのような顔を俺に向け背中をさすってくれる。だがその態度に妙な白々しさを感じるのはさっきのアレのせいだろうか……)
八幡「ああ……大丈夫だ……」
小町「大丈夫じゃないでしょ! お兄ちゃん、顔真っ青だよ? 小町が代わりに学校に電話してあげるから寝てて……ね?」
八幡「いや、だから大丈夫だ」
八幡(いつもなら俺はその申し出をありがたく受け取っていただろう)
八幡(しかし、俺は確かめなければいけない……このボタンの、効果を)
小町「……はぁ」
八幡「小町……」
小町「……どうしてもいかないといけないの?」
八幡「……ああ」
小町「……わかった。これは小町が片付けとくからお兄ちゃんは早く学校に行って。じゃないと休ませたくなるから」
八幡「……すまん」
小町「謝らなくていいから。はやく」
八幡「ああ」ダッ
小町「……」
小町「……」バタン
小町「……」
──道中
八幡「……はあ」
八幡(とりあえずこのボタンについてわかってる事を纏めよう)チラッ
八幡(まず目が覚めたら妙な文句と一緒に机の上に置いてあった)
八幡(次にこのボタンを小町に向かって押したところSAN値が減りそうな映像を臨場感たっぷりで見せられた。その間時間の経過は一切なかった様で小町もしばらく静止した俺が吐いたというよりは、いきなり俺が吐いたと認識しているように思えた)
八幡(……わかってる事はこれくらいか)
八幡(このボタンが普通じゃないのは確定。最も問題なのは……)
八幡「この文句の真贋だ」
八幡(『このボタンは直前にした自慰のオカズがわかるボタンです』)
八幡(馬鹿正直に意味をとるならあの映像はすべて小町のオカズということになる)
八幡(……だがそんなこと信じられるか)
八幡(だからこそ今日は学校に確かめにいかなくてはならない。誰かにこのボタンを押して貰いその結果を訊けば一発だ)
八幡(……だがそれはボッチの俺には不可能だ。偽物だった時に軽く[ピーーー]る)
八幡(だから……)
八幡(一人でも多くの人間のオカズを見てそれが妥当かどうか見ていく事で真贋判定を行うしかない)
八幡(……流石にこんな不安を抱えたまま普通に日常生活をおくるのは無理だからな)
直下選択肢
1道中誰とも遭遇しない
2遭遇(名前自由安価)
由比ヶ浜「やっはろー! ヒッキー!」
八幡「うおっ……由比ヶ浜か」ビクッ
八幡(いいタイミングではあるがそれ以外は微妙だ。何せ由比ヶ浜にはハッキリとわかる対象がいない上、俺の事を今キッチリ認識している)
八幡(要するにボタンが押しにくく押したところで結果がわかりづらいのだ)
由比ヶ浜「……ヒッキーなんか顔色悪い?」
八幡「悪くねぇよ、元々こんな感じだ」
由比ヶ浜「ん~……そうだったっけ?」
八幡(……とりあえず結果の予想したら隙を見て押すか。数をこなしてみないとわからない事もあるだろうしな……)
八幡(……)
八幡(……欲望の塊みたいな男子高校生が女子高生のオカズ知れるのに、こんなに淡白な反応をすることが未だかつてあっただろうか?)ポチッ
直下コンマ一桁1自慰無し
2異性(通常の性癖)
3異性(凌辱)
4異性×異性(腐女子)
5動物愛(カマクラorサブレ)
6無機物愛(自由安価)
7軽度リョナ(異性)
8重度リョナ(異性)
9レズ(内容対象自由安価)
0自由安価
安価下2がコンマに合わせた安価内容
内容にあってない場合安価下
──そこは淫靡な雰囲気の漂う二人だけの花園だった
「んっ……あっ……ゆ、由比ヶ浜さん……」
長い黒髪を持った彼女は普段の凜とした姿を思わせぬほど顔を蕩けさせ目の前の女に口付けをせがむ。
「ん……んっ! ゆきのん……!」
せがまれた女もそれに答えんと情熱的に唇を奪う。普段誰にも見せない姿を自分だけに見せているという優越感が女をよりいっそう溺れさせた。
「ねぇ……ゆきのん?」
「んっ、なに? 由比ヶ浜さん?」
黒髪の女は言葉に答え首筋から口を離し目の前の女を見る。
すると目の前の女はおもむろに背後から手を出した
「これ、つかってみない?」
「それは……」
それは二つの男根が逆方向に付いたおもちゃだった。
「ゆ、由比ヶ浜さん? ちょっと、それは……えっと、」
「こわい?」
「……」
黒髪の女は顔を真っ赤にしてコクリと頷く。
──これだ。これだからこの女が好きで堪らなくなってしまうのだ
「ゆきのん……あたしも、初めてなの……」
「由比ヶ浜さん……」
「だから、ね?」
一緒に初めてになろう?、と女は囁いた。
───
「ん……んっ!」
グチャグチャと女たちは張り型をくわえ、舐める。
唾液が滴り落ちるほど濡れたそれを、クルリと唾液を着けた女の反対の女へと向ける。
「ゆきのん……あたしのはじめて……受け取って……!」
「ゆ、由比ヶ浜さん……わ、私の……」
顔を真っ赤にした黒髪の女は
「わ、私の初めてを……」
しかしその宣言を
「受け取って!!」
言い切った
瞬間、お互いの秘所が近づき張り型はナカへズルリと挿入された
「んぁあ!? ゆきのん! ゆきのん!」
「あ、あん! ゆ、由比ヶ浜さん……! ふぁあ!?」
二人の女は未知の快楽に驚き。しかしお互いに初めてを捧げあった悦びに、焼き付くさんばかりの情熱をのせてお互いに腰を振る。
グッチャグッチャと淫らな音をたて、二人のボルテージは最高まで高まっていく
「ゆきのん……っ! すきっ、すきっ! ゆきのん!」
「わ、わたしもすきっ! ゆいがはまさんっ!」
プシッ、と二つの音が響く。同時に二人は倒れこみ、後には淫らな香りと……二人の満足そうな寝顔だけが残った
今日はここまでです
改善してほしい点がありましたらどしどし意見をください
──視界が元に戻る
八幡「……マジか」
由比ヶ浜「えっ? なにが?」
八幡(俺はさっきまで『こいつなら頭空っぽそうだし少女漫画みたいなイケメンとイチャイチャしてる妄想かな~』なんて考えていた)
八幡(ところがどっこい結果はレズ……! これが現実……!)
八幡(正直意外だ。普段はあんなに仲睦まじく……実は意外じゃないのか? 普通に仲いいよなこの二人)
八幡(由比ヶ浜の妄想(仮定)の中での関係は普段の関係によく似ていた。由比ヶ浜が持ち前の純粋さで攻め、雪ノ下が恥ずかしがりながらもその好意を受けとるという完成された関係だった)
八幡「……」
八幡(やはりこれだけではこのボタンが本物なのか確信を持つには程遠い。もしかしたら全く違う効果を持っているのかもしれない)
八幡(……全て俺の希望的観測だが)
由比ヶ浜「……キー……ヒッキー!」
八幡「うおっ……どうしたんだそんな大声だして。アホみたいだぞ」
由比ヶ浜「アホいうなしっ。それより……大丈夫? やっぱり顔色悪いしなんか顔が変だよ。話しかけても反応なかったし」
八幡「顔が変ってなんだよ……まあ気にすんないつもこんな感じだ。お前がよく見てないから気づかないだけでな」
由比ヶ浜「……そうかなぁ」
八幡(それきり由比ヶ浜は学校に着くまで一言も言葉を発さなかった。気使わしげにチラチラとこっちを見てくる事はあったが)
八幡(……もし、小町に向かってボタンを押した結果があんな痛ましいモノでなかったなら)
八幡(俺はもしかするともっとテンション高く……それこそ男子高校生がAVを見る気分でボタンを押していた、そんな未来があったのかもしれない)
八幡(そんなことを瞼に焼き付いた由比ヶ浜と雪ノ下の肢体をを思い出しつつ思った)
──教室
八幡(いつもの教室。なにも変わったことはない)
八幡(グループにわかれ、各々が話したいことを、相手が聞きたがっていることを、同調や共感を、皆が口から垂れ流している)
八幡(いつもなら俺はそれを見て即座に机に伏せる。しかし今日はそういうわけにはいかないのだ)
八幡(今日学校に来た理由はただ一つ。このボタンの為だ)
八幡(だから俺はHRが始まる前に誰かに向かってボタンを押す)
八幡(……そしてできることなら偽物だと証明するような結果を見せてくれ)
下二人物安価(ただし同じクラスの生徒のみ)
八幡(さてこのクラスで考えた場合最もわかりやすい結果がでるのは誰であろうか?)
八幡(答えはダントツで海老名さんである。むしろ校内でもダントツまである)
八幡(性癖をオープンにしている人間はハッキリ言ってレアだ。海老名さんがこのクラスに居なかったらこれ程大胆な絞り込は出来なかった。ありがとう神様仏様海老名さま)
八幡(というわけで頼む海老名さんっ……俺に祝福を!)ポチッ
直下コンマ一桁
内容安価なら下二、そぐわないなら安価下
1自慰無し
2ホモ(通常 男二人安価)
3ホモ(ヤンホモ 男二人安価)
4ホモ(ホモハーレム 男三人以上安価かつ中心人物選択)
5異性愛(通常)
6異性愛(凌辱)
7レズ(対象内容自由)
8リョナ(攻め受け対象内容自由)
9TS(男二人安価かつTS対象安価)
0自由安価
すみません書き忘れましたが対象の安価が要ります
特定の相手を用意したくない場合はそう明記してくださればそう書きます
安価下に人物名
八幡了解
今日はここまでです
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません