【シャニマス】千雪「……前立腺マッサージ器?」 (75)

下記の前作を読まないと状況が飲み込めないかと思われます。

【シャニマス】霧子「……前立腺マッサージ器?」
【シャニマス】霧子「……前立腺マッサージ器?」 - SSまとめ速報
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霧子「こっちに……回り込んでください」

千雪「プロデューサーさん、失礼しますね」

P「どうぞどうぞ」

霧子「では、一度抜きます……ぐぐぐ」

P「はァー……出ていっちゃうぅ」

霧子「えいっ」

P「ほぉんっ!」

千雪「すごい、本当に入ってたのね」

霧子「はい……これが“彼”です」

千雪「“彼”というと、その……」

霧子「……はい」

千雪「……前立腺マッサージ器?」

P「Yes」

千雪「プロデューサーさんは喋らなくていいですよ?」

1週間前
事務所

霧子「これ……も、違う…………うーん」

霧子「…………ふぅ」

千雪「霧子ちゃん、どうかした?」

霧子「ひゃっ……!」

千雪「あっごめんね、後ろからじゃビックリしちゃうよね」

霧子「いえ……あ、千雪さんお疲れ様です」

千雪「お疲れ様。少し落ち込んでいるみたいに見えたけど、何か悩み事?」

霧子「あっ……携帯で調べ物をしていたんですけど、上手くいかなくて」

千雪「そうなんだ、どんなこと?」

霧子「いえ……千雪さんにご迷惑をおかけするわけには……」

千雪「迷惑だなんて、そんなことないよ?」

霧子「でも……これはわたしが頑張って解決しないといけないこと、ですから」

千雪「そっか……もし何か私に手伝える事があったら、いつでも教えてね」

霧子「ありがとう……ございます」

千雪「もちろん、プロデューサーさんに相談してもいいし」

霧子「プロデューサーさんは……ダメなんです」

千雪「そうなんだ」

霧子「はい」

千雪「お仕事の悩み?」

霧子「お仕事……ではないです」

千雪「霧子ちゃん……それってご家族や友達にも、相談できない事なのかしら?」

霧子「はい……人に話すことでも、ないですから」

千雪「……あまり1人で抱え込まないでね?お仕事の話じゃなくても、私でよければいつでも聴くから」

霧子「でも、やっぱり相談したら……千雪さんのご迷惑に」

千雪「全然!霧子ちゃんが1人で悩んじゃう方が、私はつらいな」

霧子「そう……なんですか?」

千雪「うん、だからなんでも言って?」

霧子「ええと……」

千雪「うん」

霧子「……じゃあ、少しだけ訊いてもいいですか?」

千雪「もちろん。何かな?」

霧子「千雪さんは」

千雪「うん」

霧子「オーガズムに至った事が、ありますか?」

千雪「……うん?」

霧子「あっ、すみません……聞き取りにくかったですよね」

千雪「そうじゃなくて」

霧子「千雪さんはオーガズムを経験した事があるか、教えてほしくて」

千雪「聴き間違いじゃなかったのね……」

霧子「ごめんなさい……やっぱり、ご迷惑ですよね」

千雪「そうじゃないの。ただちょっと……予想外の相談だったから」

霧子「あの……」

千雪「あっ、ごめんなさい。性の悩みだって立派な悩みだよね」

霧子「ええと……はい」

千雪「……少し立ち入った事を訊いてもいい?」

霧子「はい……わかる範囲でしたら」

千雪「それは1人でする時の話?それとも2人?」

霧子「ええと……2人でしています」

千雪「……そういう相手が霧子ちゃんに居るとして、ちゃんと避妊はしてるよね?」

霧子「避妊は……してないです」

千雪「え」

霧子「する必要が、ありませんから」

千雪「あるでしょ!……その、断りきれないの?生はダメって」

霧子「あの……そういうのではなくて……」

千雪「ちなみに、相手はどんな人なの?」

霧子「プロデューサーさんです」

千雪「   」

霧子「千雪さん?」

千雪「   」

霧子「キレイな……白目」

千雪「はっ!」

霧子「良かった……気がつきました」

千雪「霧子ちゃん、今プロデューサーさんって」

霧子「はい、プロデューサーさんです」

千雪「プロデューサーさんって、うちのプロデューサーさん?」

霧子「わたしたちのプロデューサーさんです」

千雪「えぇ……」

霧子「プロデューサーさんを」

千雪「あの、ちょっと待ってもらってもいいかな?」

霧子「プロデューサーさんを……オーガズムに導きたいんです」

千雪「…………え?」


千雪「…………一度話を整理するね?」

霧子「はい」

千雪「プロデューサーさんは前立腺マッサージ器を使ったマスターベーションが趣味で」

霧子「はい」

千雪「霧子ちゃんは、それをお手伝いしている」

霧子「はい」

千雪「霧子ちゃんとプロデューサーさんには肉体関係は無くて」

霧子「はい」

千雪「霧子ちゃんとプロデューサーさんは恋人関係でもない」

霧子「はい」

千雪「……じゃあ霧子ちゃんとプロデューサーさんの関係は?」

霧子「アイドルと……プロデューサーです」

千雪「そうだよね」

霧子「でも、おしりを任せていただいてるアイドルとプロデューサーです」

千雪「…………んんんん?」

霧子「あっ……おしりを任せるとは言っても、排泄の事ではなくて」

千雪「はい」

霧子「正確には……前立腺を任せていただいています」

千雪「…………肉体関係は無いんだよね?」

霧子「はい」

千雪「これからそういう関係になる可能性は?」

霧子「無いです……わたしが任されてるのは、プロデューサーさんを安全にドライオーガズムに導くこと……だけですから」

千雪「……それは肉体関係では……ない……んですね?」

霧子「はい……どうして敬語なんですか?」

千雪「私にもわからない……」

霧子「そうですか……少なくとも、わたしが妊娠する可能性がある事は、一切なかったです」

千雪「……ならいい……のかな?」

霧子「どう、なんでしょう」

千雪「……そこは一旦保留にしましょう」

霧子「はい……とにかくわたしはプロデューサーさんを射精させずに絶頂させたいんです」

千雪「霧子ちゃん、言葉がキレキレすぎるよ」

霧子「でも……わたし自身はそういう経験がないから」

千雪「うん」

霧子「もし千雪さんが、オーガズムの経験があったら……お話を伺いたいなって」

千雪「うーん」

霧子「千雪さん……?」

千雪「うーん」

霧子「大丈夫ですか?」

千雪「大丈夫……じゃない気がするけど、霧子ちゃんの相談には答えたい気持ち、かな」

霧子「無理しないでください……お目目が、ぐるぐるしてますよ」

千雪「むむむむ」

霧子「あっ湯気……」

千雪「ちょっと、どう答えたらいいか……」

霧子「…………」

千雪「うーん……」

霧子「あの……でしたら、参考に千雪さんのオーガズムを見せていただけませんか?」

千雪「へ?」


Pの部屋

霧子「この……先端の膨らんでいる所が前立腺に当たるようにできているんです」

千雪「なるほど……プロデューサーさんの手を縛ってあるのはどうして?」

霧子「いつものスタイルです」

千雪「そ、そうなんだ」

霧子「ではおしりに戻しますね……えいっ」

P「んはぁん!」

千雪「うるさいですよプロデューサーさん」

P「はぁ……なんか今日の千雪、俺への当たりが強いな」

霧子「もしかして、わたしのせい……ですか?」

千雪「ううん、霧子ちゃんはなんにも悪くないよ?」

P「ああ、霧子は悪くない」

千雪「悪いのは全部プロデューサーさんです」

霧子「ぷ、プロデューサーさんは悪くないんです!……わたしがしたくてしている事ですから」

P「いいんだ霧子、悪いのは全部俺だよ」

千雪「その通りです」

P「千雪も、自分のプロデューサーのこんな姿を見せられて戸惑っているんだよきっと」

千雪「その通りですっ!」

霧子「お……落ち着いてください」

千雪「……ごめんなさい、そうだよね。プロデューサーさんに当たっても仕方ないし」

霧子「はい……」

P「そうだぞ、千雪は笑ってる方がかわいいんだから」

千雪「…………はぁ」

霧子「では……千雪さん。最初にシャワーをどうぞ……清潔が大切です」

千雪「うん……わかった」

霧子「タオルはこちらを使ってください」

千雪「ありがとう、じゃあ行ってくるね」


P「いや、まさかこんな事になるなんてな」

霧子「プロデューサーさん、少し頭を上げていただけますか?」

P「はい」

霧子「目隠しに……タオルと包帯を巻きますね?」

P「え、なんで?」

霧子「だって……千雪さんとプロデューサーさんは、恋人ではないですよね?」

P「まぁそうだ」

霧子「恋人じゃない異性の裸を見るなんて……ダメです」

P「霧子だって俺の裸見てるじゃないか」

霧子「それはわたしが……おしりを預かっているからです」

P「んー、例外があるんじゃ説得力無くないか?」

霧子「とにかく、プロデューサーさんには目隠しをします……でないと千雪さんに申し訳ないですから」

P「それはまぁそうだな」


千雪「お待たせ、タオルありがとうね、霧子ちゃん」

霧子「いえ」

千雪「あれ、プロデューサーさん頭を怪我したんですか?」

霧子「違うんです……あの包帯は、目隠しなんです」

P「すごいんだぞ霧子の包帯って。全然見えないし床に擦り付けても全然ズレないんだ」

千雪「さすが霧子ちゃんね」

霧子「そんな……あっ、千雪さん……バスタオル1枚でセクシーですね」

千雪「やだもう、霧子ちゃん。ちょっと恥ずかしいな」

P「バスタオル1枚の……千雪……だと?」

霧子「あ……プロデューサーさんの、大きくなりました」

千雪「へぇ、こういう感じなんだ」

霧子「千雪さんは……大きくなったのは見たことありましたか?」

千雪「ううん、小さい時の弟のなら見たことあるけど」

P「弟くん……ぐぬぬ!」

千雪「なんでそんな悔しそうなんですか。あんまり噛み締めると奥歯欠けちゃいますよ?」

千雪「それで、えっと……」

霧子「はい」

千雪「私がすればいいのかな?」

霧子「何を……ですか」

千雪「何って、その」

P「あ、千雪。多分違う」

千雪「霧子ちゃんに見せる為に来たと思ったんですけど。その……お、オナニーを」

霧子「あっ……千雪さん、そうじゃないんです」

千雪「……どういう事?」

霧子「千雪さんのオーガズムを見たいのは……そうなんですけど」

千雪「うん」

霧子「わたしが千雪さんをそこまで導けたら、より参考になるかなって」

千雪「……はい?」

P「確かに、見るのとやるのじゃ違うもんな。実践ができるならした方がいいだろう」

千雪「つまり、霧子ちゃんが私に……してくれるの?」

霧子「はい……もちろん、千雪さんが嫌ならやめます」

千雪「嫌というわけじゃないんだけど……」

P「俺からも頼むよ。オーガズムを見るために俺が霧子に手を出すわけにもいかないだろう?」

千雪「当たり前です!」

霧子「相談、聞いていただいた時に……きちんと話しておかなきゃでしたよね……あの、ごめんなさい」

千雪「う……はぁ、もう今回だけだよ?」

P「ありがとうございます!」

霧子「千雪さん……!ありがとう、ございます」

千雪「どういたしまして、でいいのかな……?」

霧子「では……プロデューサーさんはいつも通り、骨盤底筋のトレーニングをしていてください」

P「はーい……すぅ~……はぁ~」

霧子「わたしたちの為に……床でしていただいてすみません」

P「いや、タオルが敷いてあれば大丈夫……すぅ~……ベッドは2人が使ってくれ」

霧子「ありがとうございます……では千雪さんはベッドにどうぞ」

千雪「は、はい」

霧子「ここに……座ってください……」

千雪「はい」

霧子「あっ……脚は床に降ろした方が、楽だと思います」

千雪「こう?」

霧子「はい」

千雪「ふぅ……やだ、私けっこうドキドキしちゃってるかも」

霧子「大丈夫ですか?」

千雪「うん……人にしてもらうのは初めてだから」

霧子「リラックスしてください……優しくしますから、ね?」

千雪「霧子ちゃん……」

P「お、濡れた?」

霧子「ふふ、そうなんですか?」

千雪「もう、まだ濡れてませんっ」

霧子「えっ、そうなんですか……」

千雪「ああ霧子ちゃん、そうじゃないの、今のはプロデューサーさんに向けて言っただけで……少し耳貸して?」

霧子「?……はい」

千雪「あのね……今触ってみたんだけど」

霧子「はい」

千雪「……ちょっと濡れてる感じ、するの」

霧子「千雪さん……!」

千雪「だから、よろしくね?」

霧子「はいっ……頑張ります」


霧子「千雪さん、やっぱり胸大きいですね」

千雪「そうかな」

霧子「はい、立派です……タオル、取りますね」

千雪「……うん」

霧子「んしょ……わぁ」

千雪「へっ変じゃないかな?大丈夫?」

霧子「千雪さん……とっても綺麗です」

P「ゴクリ」

霧子「では……始めますね」

千雪「あの、霧子ちゃんは着たままなの?」

霧子「はい、手しか使いませんから」

P「霧子はいつもこうなんだ、気にしないでやってくれ」

千雪「はぁ……そうですか」

P「ボンデージとか似合いそうなんだけどな」

霧子「それは……ちょっと恥ずかしいです」

霧子「千雪さんは……いつもどうやってしているんですか?」

千雪「えっ、その……そういうコミックをスマホで見ながら、とか?」

霧子「コミックですか」

P「読みながら、自分がされてるのを想像したりするのか?」

千雪「それは……まぁ、そうですけど」

P「そういう事に興味はあるんだな」

千雪「まぁ、人並みには……ありますよ」

霧子「される所を想像するんですね……」

千雪「あっ、はい」

霧子「でしたら最初は」

千雪「最初は?」

霧子「ハグ、からです」

千雪「あ、そんな感じなんだ」

霧子「たぶん……千雪さんはそういう感じが、良さそうです」

千雪「そうなのかな?自分ではわからないけど」

霧子「はい……では、失礼しますね」

千雪「あっ、どうぞ」

霧子「ぎゅ~」

千雪「じゃあ私からも、ぎゅ~」

P「あの、今どんな体位ですか!対面座位で合ってますか!」

霧子「千雪さん、柔らかい……です」

千雪「ん、霧子ちゃんのブラウス良い匂い。お日さまの香りね」

霧子「はい……お日さまに乾かしていただいてますから」

P「ちょっと、教えていただけませんか!対面座位ですよね!」


千雪「……あったかいね」

霧子「はい」

千雪「なんとなく……落ち着くな」

霧子「わたしも……です」

千雪「すぅ……ん、霧子ちゃんの髪の匂い」

霧子「あ、変なにおいじゃ、ないですか?」

千雪「ううん、とっても落ち着く、良い香りだよ」

霧子「……よかったです」

千雪「うん」

霧子「では……そろそろ始めましょうか?」

千雪「はい、よろしくお願いします」

P「おぉ、ついに始まるか」

霧子「では……このまま、触っていきますね。最初は背中から」

千雪「うん……どうぞ」

霧子「…………そっ、と」

千雪「ん……少しくすぐったいな」

P「霧子の細い指でフェザータッチされるの、最初くすぐったいよな。わかるよ」

霧子「千雪さんのお肌……なめらかで、気持ちいいですね」

千雪「そう?ありがと」

霧子「髪……解いてもいいですか?」

千雪「うん、ちょっと待って」

霧子「あ、わたしにさせて……ください」

千雪「そう?じゃあおまかせするね」

霧子「んしょ……いつも結んでるから、解くと新鮮ですね……とっても綺麗です」

千雪「そうかな?ありがと」

霧子「しなやかだけど、軽い感じ……気持ちいいです」

千雪「ふふ……嬉しいな」

霧子「では次は脇腹……です」

千雪「ひゃん!そこは……ちょっと、敏感だから」

霧子「……少しずつ、慣らしていきますね」

千雪「んっ、くすぐったい」

霧子「リラックスです」

千雪「うん……はぁ」


霧子「胸も、触ります」

千雪「ん……どうぞ」

霧子「さわさわ♪」

千雪「ふぅ」

霧子「下からも……さわさわ♪」

千雪「ぅん」

霧子「すごい……張りがありますね。すべすべ……ずっしり」

P「いいなぁ、千雪のおっぱい」

千雪「プロデューサーさん、欲望が漏れてます」

霧子「真ん中に向かって……さわさわ」

千雪「んん……ん?」

霧子「どうか、しましたか」

千雪「え、ええと……乳首はしてくれないの?」

霧子「まだです……さわさわ、一度脇腹に戻ります」

千雪「ゃん……そうなんだ……」

P「焦らされておりますなぁ」


千雪「ふぅ……ん」

霧子「さわさわ……千雪さんの胸、綺麗です」

千雪「んん……霧子ちゃん」

霧子「はい?」

千雪「その、乳首の周りだけじゃなくて、そろそろ……ね?」

霧子「さわさわ」

千雪「はぁ、あのもう……切ないから。触って?」

霧子「さわさわ」

千雪「ふぅ……霧子ちゃん、お願い」

霧子「さわさわ」

千雪「もう、意地悪しないで?」

霧子「では……くりくり♪」

千雪「ひぃん!」

霧子「くりくり♪」

千雪「あぁ、やっ……ダメ……きもちいぃ」

P「いやーさすが霧子」

霧子「千雪さん、まだ……ですよ」

千雪「霧子ちゃん……んゃ……どうしてこんな上手なの?」

霧子「今まで……プロデューサーさんの反応を見ながら、色々試してましたから」

P「どうだぁ千雪、霧子のテクは凄いだろう」

千雪「んん……なんでプロデューサーさんが得意げなんですか」

霧子「お耳も、食べちゃいます」

千雪「やっ……霧子ちゃんっ」

P「おっ、千雪の弱点は耳か。参考にしよう」

千雪「なんの参考っ、ですか!」

霧子「いえ、はむはむ……きっと……こっちです」

千雪「ひゃん!あっやだっ、きりっ…こっちゃん……」

霧子「やっぱり……千雪さんは首すじ、ですね」

P「えぇ~正面からじゃタッチできないじゃん」

千雪「ゃん……なんの話、ですか。もう!」


千雪「はぁ……はぁ……」

霧子「千雪さん……全部すべすべで柔らかくて、とっても気持ちいいですね」

P「いいなー」

霧子「そろそろ次に行きますね」

千雪「次って……下?」

霧子「……はい」

P「お、いいですねぇ」

千雪「霧子ちゃん、その……下に行く前にね」

霧子「はい?」

千雪「唇もして欲しい……な」

霧子「お口ですか?」

千雪「そう……良い所って、基本的に神経が集まっている場所や皮膚が薄い所なんだけどね」

霧子「はい」

千雪「唇もそうなの、優しく触れば気持ち良くなれるよ」

霧子「……なるほど」

千雪「それに、口同士が触れ合うと、好きって気持ちが伝わるんだよ?」

P「それは漫画知識?」

千雪「……どっちでも良いじゃないですか」

霧子「でも……お口は、恋人とするんだって」

千雪「大丈夫よ、女の子同士だもの」

霧子「あと、粘膜同士の接触は……あまり衛生的じゃない、です」

千雪「少し触れさせるだけだよ」

霧子「でも」

千雪「……お願い、霧子ちゃん?」

霧子「う……」

千雪「ね?」

霧子「……ちょっとだけ、なら」

P「やったー!!」

千雪「うるさいですよ」

千雪「さ、霧子ちゃん?」

霧子「……はい」

千雪「目、つぶってるから……いつでもどうぞ?」

霧子「それでは……」

千雪「……」

霧子「……」



P「………………」

千雪「……」

霧子「……っ」

千雪「ん」

霧子「お、おわりです」

千雪「……ふぅ。ありがとう、霧子ちゃん」

霧子「いえ……その」

千雪「ふふ、優しいキスだね。唇に霧子ちゃんの感触がまだ残ってる」

霧子「はぅ」

P「舌は!?舌は入れたんですか!?」

千雪「プロデューサーさんは黙っててください」


霧子「顔……あつい……」

千雪(かわいいなぁ)

P(かわいいんだろうなぁ)

霧子「あっあの……次にいくんですけど、その前に」

千雪「うん、なにかな?」

霧子「この箱の中……今日の為にプロデューサーさんに色々買ってもらったんです……使ってみますか?」

千雪「へぇ、いっぱいあるね」

P「一応全部未使用だ、自由に使ってくれ」

霧子「はい、電動マッサージ機さん……ニップルクリップさん……ピンクローターさん」

千雪「霧子ちゃん、言わなくて大丈夫だから」

霧子「こっちはバイブレーターさんに双頭ディルドさん……」

千雪「あの、霧子ちゃん」

霧子「でも……プロデューサーさんの方が太そうですね」

P「っシャ」

千雪「どれ?……そうかな、同じくらいじゃない?」

P「なんだと!ちょっと待ってろ!」

千雪「ディルドと張り合わなくても……」

霧子「プロデューサーさんのちんちん……がんばれ♪」


P「ふー……ふー……どうだ千雪、勃たせたぞ」

千雪「そうですね、プロデューサーさんの方が太いです」

P「本当に見てるか?」

千雪「……まったくもう、担当アイドルに見せつけてどうするんですか……」

P「どうだぁ?」

千雪「……たしかに、プロデューサーさんの方が若干太いです」

P「っシャ!」

千雪「はぁ……お仕事の時はこんなじゃないのにな」

霧子「それで、千雪さん……どれか試してみますか?」

P「全部!全部!」

千雪「うーん……ちょっと悩むけど」

P「全部使おうよ!」

千雪「私は、霧子ちゃんの指でしてほしい……な」

P「なるほど!逆にね!」

霧子「わたしの指……でいいんですか?」

千雪「うん。霧子ちゃんが気持ちよくして?」

霧子「あの……頑張ります」

千雪「よろしくね」

P「頑張れ霧子!応援してるぞ!」

千雪「少し黙っててもらってもいいですか?霧子ちゃんとの大事な時間なので」

P「あっはい」

霧子「爪は伸びていないので、大丈夫だと思うんですけど……念のためもう一度手を洗ってきますね」

千雪「うん、待ってるね」

霧子「いってきます」

千雪「…………ふぅ」

P「千雪、よければバイブの一本くらい持って帰るか?」

千雪「いえそんな、悪いです」

P「そう言わず是非バイブとディルドを持って行って欲しいんだ」

千雪「どうしてですか?」

P「ここにあると、俺に使われちゃうかもしれない」

千雪「あぁ」

P「霧子の事だから、それで俺が怪我する事はないんだろうけど」

千雪「そうでしょうね」

P「でも使われてる所を想像するとさ……な?」

千雪「なるほど。では」

P「あぁ」

千雪「ピンクローターをいただきますね」

P「おい!そりゃないぜ!」

霧子「お待たせしました」

千雪「ううん大丈夫だよ。じゃあ続きだね」

P「くぅん……」

霧子「では……再開しましょう」

千雪「はい、よろしくお願いします」

霧子「よろしくお願いします……ちなみに、自分でする時はどこから触りますか?」

千雪「どこから……というのは特に無いかも。全体的に、かなぁ」

霧子「わかりました……では全体的に、なでなでします」

千雪「はい」

霧子「まずはゆっくり……」

千雪「あっ」

霧子「さわさわ♪」

千雪「んっ……」

霧子「肩に力が入ってます……リラックスですよ」

千雪「はぁ……がんばってみる」

霧子「千雪さん」

千雪「んゃ、なに?」

霧子「あの……この音」

千雪「音?」

霧子「この……ぬちゅぬちゅって」

千雪「やだ、霧子ちゃん意地悪だよ」

霧子「あ、ごめんなさい……その、気持ちよくなってくれてるって思えて、嬉しいなって」

千雪「んん……」

霧子「続けますね」

千雪「やっ……あの、私も……恥ずかしいけど、なんだか嬉しいかも」

霧子「千雪さん……!わたし、いっぱい頑張りますね」

千雪「あっあっ……うん」

霧子「全体にぬるぬるが回ったので、ここもしますね」

千雪「はぁ……うん」

霧子「ここはデリケートなので、ゆっくり慣らしていきます」

P「ここって一体どこなんだ……」

P「教えてくれ霧子!いったい千雪のどこをどうしてるんだ!」

千雪「言わなくていいからね」

霧子「プロデューサーさん……すみません、少し存在を消しててくれませんか?」

P「えっ、霧子……そんな」

霧子「千雪さんはプロデューサーさんを意識すると、気が散ってしまうみたいなので」

P「そうか、そう言われると何も言い返せない」

霧子「千雪さんも……プロデューサーさんはここに居ないと、思ってください」

千雪「ええと、頑張ってみるけど」

霧子「声も……我慢しなくて大丈夫です。その方がオーガズムに、達しやすいそうですから」

千雪「少し恥ずかしいけど、わかった」

霧子「はい……自分の感覚に素直になってください。そうしてくれたら、わたししか…… 見えないように、しますから」

千雪「はっ、はい」


霧子「千雪さん……もう少し脚、広げられますか?」

千雪「待って……はい」

霧子「触ります……ぴと」

千雪「んっ……」

霧子「痛いですか?」

千雪「いた……くはないかな」

霧子「良かったです……さわさわ」

千雪「ふぅ……んぅ……」

霧子「剥きますね……ぐい」

千雪「ん……」

霧子「触ります」

千雪「ひゃん!……ちょっと、まっ」

霧子「刺激が強い……ですか」

千雪「うん……慣れてないから、もうちょっとやさしく」

霧子「ではしばらく……触れているだけにしますね」

千雪「やぁ……じんじんしてきた」

霧子「デリケートな所なので……ゆっくりしましょう」


千雪「ふぅ……」

霧子「まだ痛い感じ、しますか?」

千雪「ううん、少し慣れてきたみたい」

霧子「……少しだけ動かしますから、もし痛くなったらすぐ教えてください」

千雪「うん」

霧子「では……さわさわ」

千雪「やっ、あぁぁ……」

霧子「大丈夫そうですか?」

千雪「んんっ……さっきよりは」


霧子「ここ……入り口の周りも、くるくるってなぞってあげると気持ちいいそうです」

千雪「ぁん……ダメ」

霧子「脚がピクピクしてます……くるくる♪あっ」

千雪「んん……ふぅ」

霧子「中から、垂れてきちゃった……」

千雪「やっ、恥ずかしい」

霧子「ちゃんと準備ができて、いいこ……ですね」

千雪「霧子ちゃ」

霧子「いいこいいこ……くるくる♪」

千雪「んんんぅ」


千雪「はぁ……はぁ……」

霧子「指、入れますね」

千雪「はぁ……ぅん」

霧子「一本……」

千雪「んっ」

霧子「痛くないですか?」

千雪「うん、大丈夫みたい」

霧子「そうですね……もう一本入れても、大丈夫そうです」

千雪「あぁ……入ってくる」

霧子「少し、このままにして慣らしましょう」

千雪「はぃ」


霧子「……千雪さん」

千雪「なに?」

霧子「千雪さんの中……入れた時よりもかなり、柔らかいです」

千雪「そんなにすぐ、慣れるものなのね」

霧子「はい……大丈夫そうですから少し動かします」

千雪「うん、やさしくね?」

霧子「わかりました」

霧子「少し入れて」

千雪「ふぅ……」

霧子「ゆっくり出す」

千雪「はあぁ……」

霧子「……中をよしよししますね」

千雪「はぃ」

霧子「ええと、指を第2関節まで入れて、おなか側のザラザラした所……」

千雪「ふぅ~……ん」

霧子「もう少し……奥?」

千雪「んん……」

霧子「……あ」

千雪「やあっ!……ダメっ、そこ!」

霧子「ここです、ね……わたしの手だと小さいから、少し奥まで入れないと」

千雪「んんん、きりこちゃん……」

霧子「ここを、マッサージ……してあげます」

千雪「すごぃ……あっあっ」

霧子「千雪さん、よしよし♪」

千雪「やっ」

霧子「ちゃんと感じられて、いいこです♪」

千雪「あ……や、ちょっと……まっ」

霧子「大丈夫です……気持ちよくなってください」

千雪「んんんぅぅ……」

霧子「ちゃんと、息も吸ってください」

千雪「そんなっこと……言われてもぉ」

霧子「……一回、ストップしますね」

千雪「あぁ……はぁ……はぁ」

千雪「……どうしよ、すごく気持ちいぃ」

霧子「千雪さん……お顔、見せてください」

千雪「やぁ、いま情けない顔してるから……」

霧子「そんな事ないです……涙拭きます」

千雪「ごめんなさい、正直……ふぅ……もう余裕が無くて」

霧子「ふふ……かわいいです♪」


霧子「事前に少し調べたんですけど……女性の場合……クリトリスと膣内、どちらでもオーガズムに至れるみたいです」

千雪「そう、みたいね」

霧子「千雪さんは、どっちがいいですか?」

千雪「…………どっちも、は?」

霧子「どっちも……」

千雪「うん。こんなに気持ちいいの初めてだから、欲張ってみたくなっちゃって。ダメかな?」

霧子「わかりました……どっちも、でオーガズムまで、頑張ります」


霧子「まず……皮を剥いて」

千雪「ん、どうぞ」

霧子「右手の指先を……ぴと」

千雪「ふぅ、霧子ちゃんの指……」

霧子「こっちの指は……入れます」

千雪「ん……あぁ」

霧子「ここです」

千雪「あっ……ん。そこ」

霧子「……ゆっくり、動かしますね」

千雪「ふぅ。……ぅん」


霧子「千雪さん、中をよしよしされるの……好きですよね?」

千雪「やだ……でも、だってきもちいぃし」

霧子「よしよし♪」

千雪「んんっ……」

霧子「こっちも一緒に動かしますね……なでなで♪」

千雪「やっあっ……霧子ちゃん、ちょっとつよぃ」

霧子「…………急ぎすぎちゃいました。少し、ゆっくりにしますね。リラックスしてください……こわくないですよ」

千雪「うん……ありがと……ぁんっ」


霧子「なでなで♪」

千雪「はぁ……んっ……ふぅ」

霧子「少し……慣れて、きましたね」

千雪「うん、良いかんじ」

霧子「ちょっとだけ、強くしますね」

千雪「や、やさしくおねがいね」

霧子「はい、優しく強くします」

千雪「それは、あん……どういうことなの」

霧子「ええと、こういう風に……ぐっ」

千雪「いたっ!……く、ない……?」

霧子「このくらいが、ちょうど良い加減だと思うんですけど……合ってますか?」

千雪「ぅん…………すご、きもちぃよ」

霧子「続けますね」


霧子「なでなで♪」

千雪「はぁ……んっ」

霧子「よしよし♪」

千雪「やぁぁ……どうしてこんなに、良いの」

霧子「実は……さっきのとは別で、最初からずっと、少しずつ強くし続けてるんです」

千雪「へっ」

霧子「千雪さんが、どんどん気持ち良くなってくれるように……頑張りました」

千雪「やだ、ぜんぜん気がつかなかった」

霧子「これから……オーガズムまで強くし続けますから」

千雪「えっ……じゃあこれから……やん……もっと気持ちよくなっちゃう……の?」

霧子「ええと……はい」

千雪「そんな……ひん!……どうしよぅ」

霧子「よしよし♪」

千雪「はぁぁ……」

霧子「なでなで♪」

千雪「あっあっ……きりっ、ちゃん」

霧子「乳首も……ちゅ」

千雪「ひゃっ!そこも?」

霧子「れろれろ」

千雪「やぁ!まっ……これダメっ」

霧子「ちゆきさん、かわいいれす……ちゅば」

千雪「はぁん!」

霧子「んふ……千雪さん、どうですか」

千雪「やん……ずっときもちよくって……あっ、まって……いっちゃうかも」

霧子「れろれろ……いつでも大丈夫です」

千雪「んっ!……はあっ、んんん!」

霧子「れろれろ」

千雪「やっ!いくいく……」

霧子「どうぞ……ちゅば」

千雪「だめっ!んんんんんっ!!」

霧子「あっ……中、きゅうきゅうしてます……」

千雪「んんっ!……」

霧子「これが、オーガズム……長い」

千雪「んぅ…………はぁ……はぁ」

霧子「千雪さん……」

千雪「はぁ……霧子ちゃん……」

霧子「はい」

千雪「ね……キス。ちょうだい?」

霧子「…………」

千雪「…………」

霧子「…………ん」

千雪「んふ……ありがと」

霧子「いえ」

千雪「ふぅ…………きもちよかったなぁ」


霧子「新しいタオル、用意します……千雪さんは横になっていてください」

千雪「はーい」

P「……お疲れ様」

千雪「あっ、プロデューサーさん居たんでしたね」

P「はい、居ました」

千雪「宣言通り、霧子ちゃんしか見えなくなってました」

P「凄いだろ霧子?」

千雪「はい」

P「それにしてもまさか、担当アイドルにイかされる担当アイドルの声を聞く日が来るなんてな」

千雪「私も、担当プロデューサーさんのこんな姿を見る日が来るなんて」

P「ははは、まぁ裸の付き合いってのもいいじゃないか」

千雪「意味が違いますよ。要の霧子ちゃんは1枚も脱いでませんし」

P「確かに。でも脱いでくれとは頼めないじゃないか」

千雪「そうですけど……というかプロデューサーさん」

P「どうした?」

千雪「汁……すごく垂れてますね」

P「……そりゃ、仕方ないだろ」

霧子「お待たせしました、新しいタオルです」

千雪「ありがとう霧子ちゃん」

霧子「ティッシュも……プロデューサーさん、待ってましたよね……ごめんなさい」

P「いや、俺はいいんだ」

霧子「すぐしますからね……ちんちん、握ります」

P「はぁ、霧子の細い指がわかるよ」

千雪「霧子ちゃん、本当に慣れてるのね」

霧子「はい……よしよし♪」

P「あ~……」

霧子「硬くなりましたね、では動かします」

霧子「えいっ」

P「はぁん」

千雪「…………えっ、これ出てるんですか?」

P「……あぁ~、出た」

霧子「はい、お疲れさまです」

千雪「えぇ……」

霧子「どうかしましたか……千雪さん?」

千雪「ううん、あの…………えぇ……」


霧子「では千雪さん……シャワーをどうぞ、体を冷やすといけませんから」

千雪「ありがとう……ねぇ霧子ちゃん」

霧子「はい」

千雪「シャワー、一緒に浴びない?」

P「あ」

霧子「どうしてですか?わたしは手だけ洗えば大丈夫ですから……千雪さんどうぞ」

千雪「えっ、あ……そ、そうだよね。じゃあ行ってきます」

P「千雪……強く生きろ」


千雪「ふぅ」

P「おっ、おかえり」

千雪「はい。あ、シャワー使わせていただいてありがとうございました」

P「いいよいいよ」

千雪「霧子ちゃんは?」

P「お手洗いだって。あ、さっきのなんだけどさ」

千雪「さっきの?」

P「霧子をシャワーに誘ってただろ?」

千雪「あぁ、はい」

P「あれ、断られたの気にしなくていいぞ。俺にもいつもああだから」

千雪「そう、なんですね」

P「だからまぁ、落ち込むな、千雪の事が嫌いってわけじゃないんだし」

千雪「それは……わかりますけど」

P「もしアレだったら俺が千雪と一緒にシャワー浴びるぞ」

千雪「プロデューサーさん、冗談でもダメですよ」

P「あぁうん、まぁそうだよな」


霧子「千雪さん……今日は本当に、ありがとうございました」

千雪「結局、参考になったのかしら?」

霧子「はい……女の子を責める時にどうすればいいのか、よくわかりました」

P「やったな!」

千雪「あの、当初の目的は?……でも、いいかな。私も気持ちよかったし」

霧子「千雪さんが気持ち良かったなら、わたしも嬉しいです」

千雪「霧子ちゃん……うん、とっても気持ち良かったよ。ありがとう」

千雪「ふぅ……ところで霧子ちゃん」

霧子「はい」

千雪「次はいつにしようか?」

霧子「もう次……ですか」

P「おぉ、千雪も霧子が居ないとダメな体になってしまったか」

千雪「あの双頭のとか、試してみようよ?2人で。ね?」

P「その時は是非ご一緒させていただきたい…………そうだ霧子、そろそろ包帯ほどいてくれないか?」


おわり

前作にいただいたリアクションが嬉しくてつい続けて書いてしまいました。
これ以上は恐らく続きません、最後に彼を紹介して終わりにします。
ここまでご覧いただきありがとうございます。

“彼”
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