不良「よう」
男の娘「…あ、な…何?」
不良「いや、たいした用事じゃねぇから身構えんなって」
男の娘(いやだなぁ、有名な不良じゃん…この人)
不良「お前って結構イメージにピッタリでよ。まあ簡単な頼みだ聞いてくれ」
男の娘(何のイメージ?怖い怖い、何に誘われるんだろう)
不良「俺を椅子にして寛いでくれないか?」
男の娘「…あっ…………え…」
男の娘「?…………えっと…?」
男の娘「いじめて欲しいってこと?」
不良「いじめて欲しいってわけじゃねぇけど」
男の娘「いや…椅子にするってどうしたらいいの?」
不良「俺が四つん這いになるからその上に座ってくれ」
男の娘(ええ…このアホは何考えてるんだ?)
男の娘(でも、まぁ皆から恐れられる不良を尻に敷くって悪くないけど…)
男の娘「でも、な…なんで?」
不良「お前くらいだと乗せてトレーニングしてもちょうどよいかって思ってよ」
男の娘(重り要員か…)
男の娘「…座るのはわかったけど、あとから文句言わないでよ?」
不良「言わねぇって…」
男の娘「あと、僕重いよ?本当に良い?」
不良「そんな謙遜すんなって女みてぇな身体でよ」
男の娘「…じゃあまぁ、座るだけだし…座るよ?失礼します…」ずしっ…
不良「!…っ……」
男の娘「重くない?わー、でもすごいびくともしないさすがー♪」
不良「お…おう…」
不良(思ったより、てかかなり重いな……)
男の娘「さっき、ケーキ食べたしまた太ったかも?」
不良(よく考えると、背中に感じる尻の肉感と、むっちりとした太もも、ふくよかな身体に女みたいな顔立ち)
不良「す…すまん。た…体重何kgなんだ…?」
男の娘「えっ………恥ずかしいなあ////でも。もうバレてるみたいなもんだし言うね」ゴニョゴニョ
不良「えっ………」
不良(お…俺より重い…嘘だろ?いやちょっと肉付いてるが…えぇ…)
男の娘「でもさすが不良君。よく頑張るね。僕なら絶対無理だし」
不良(膝が痛ぇ、ちょっと待て想定外なんだが)
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