【安価SS】巨漢黒人ラッパー「YO、badな異世界。OH、madだ世界」 (26)

注意

・差別的表現および、過激的表現あり

・語彙力に自信なし。また英語やら日本語やら混ぜてのラップ表現あり
 (このSSの異世界言語として、とらえてください)

(アメリカのとある大会場)

巨漢黒人「YO!YO!イェイ!」

観客達「うおおおおおおお!!!」

熱い熱気が会場を包み込んでいる

デブ黒人「チェケ!チェケ!OH!」

ガチマッチョ「イェイ、カモン!」

~~~~

巨漢黒人(オレの半生は、屈辱と苦痛に満ちていた)

巨漢黒人(成り上がってやろうと必死にもがき、努力を重ねた)

巨漢黒人(結果、今やオレ達は、世界のスーパースターの仲間入りだ)

巨漢黒人(億単位の金を稼ぎ、女にもモテて、マジで幸せ)

巨漢黒人(まあ…色々と問題も多いけどな。敵が多かったり)

巨漢黒人(ある『依存物』を克服できてなかったり)

巨漢黒人(ま、完璧な人生なんてドコにも無い)

巨漢黒人(がむしゃらに突っ走るだけさ)

巨漢黒人(光に向かってな)

(そのころ、ある異世界にて)

ある国の女王「では準備は整ったか」

魔術師「はい」

美しい女王と、多くの兵士と優秀なる魔術師が、何らかの儀式を行う。

その様相は、黒魔術とも呼ばれてもおかしくない程、怪しげな空気に満ちていた

女王「生贄は…かの伝説の野獣」

超巨大クマ「グオオオオオオ!!!」

ガン!ガン!

魔術師「獣は負傷している上、強力な結界で閉じ込めてます。ご安心を」

女王「ふむ」

魔方陣と半透明の結界が、野獣を囲っている

魔術師「では儀式を始めます」

魔術師「英雄の召喚条件を申し上げます」

女王「ほう、召喚条件などがあるのか」

魔術師「まずその1。強力な存在」

魔術師「この獰猛なクマは、数多くの屈強な兵士や勇者を食い殺し」

魔術師「また数多く魔物も喰い尽し、挙句には魔王軍の四天王一角をも、食い殺してしまったほど」

魔術師「総力戦で捕らえた為、犠牲は大きい物でしたが、これから得られる戦力は絶大です」

女王「なるほど。よくわかった」

女王「それで?他にも条件はあるのか」

魔術師「条件その2。これから召喚する英雄は」

魔術師「別世界の住人で、間も無くその寿命が尽きる者です」

魔術師「その瞬間、この世界に転生させます」

女王「良心的なんだな」

魔術師「ええ。まだ生きてる人間をここに呼ぶのは、我々も心を痛めるので」

魔術師「因みに年齢は、全盛期の一歩手前までの若さの状態で召喚します。ご安心を」

女王「ふむ。条件は以上か?」

魔術師「いえ、あともう1つ」

魔術師「それは…前の世界では、多くの人間を救い、そして魅了し…」

魔術師「文字通り、英雄をここに召喚します」

女王「ほう。さぞ器の大きい者が、召喚されるのであろう」

(場面は戻り、アメリカにて)

ライブが終了し、数多くの観客を喜ばせたラッパー達

が、しかし

巨漢黒人「」

巨漢黒人(あれ、なんだ。体が動かない)

巨漢黒人(言葉も発する事ができない)

ガチマッチョ「おい嘘だろ!!?止めてくれ!!!!」

デブ黒人「NOOOOOOO!!!!!」

巨漢黒人(仲間の悲痛な叫び声が耳に響く)

巨漢黒人(なにを悲しんでいるんだい? 兄弟達よ)

ピーポー、パーポー

巨漢黒人(救急車が近づいてくる)

ガヤガヤ、ザワザワ

巨漢黒人(人が沢山いる…?)

ファン1「うわぁぁ!!!」

ファン2「死なないで!!」

ファン3「おれ、いつか有名になって、アンタに挨拶したい!死なないでくれ!!」

ファン4「死なないでくれ!!俺達のスーパースター!!」

巨漢黒人(いったい誰が死ぬんだ。そんなに死んで欲しくないのか)

(安価下1)巨漢黒人の死因は?
※選択次第で、ステータスに影響を及ぼします

①差別主義団体の過激派に、ピストルで撃ち殺される。

②ある『依存物』の過剰摂取で倒れ、心配停止。

③その他(好きに書いてください)

白人の女の子「おじさん!死なないで!」

ファン1「轢いた奴、逃げやがった!!」

ファン2「待てゴラァァ!!」

クズ(やべ、逃げよう)

ブルルルルル…!!

ファン3「警察だ!警察よべ!!」

クズ「あー早く、ドラッグと酒が欲しい…ヒック」

ファン4「明らかに信号無視してたぜ!なんだあの暴走ぶりは!頭どうかしてるぜ!」

巨漢黒人(おいおい。ひき逃げは駄目だ)

とある差別主義団体構成員「どうやら、我々の出る幕ではなかったか」ゲシッ

巨漢黒人(ん、いまオレ、蹴られた?)

ファン全員「!!?」ギロッ

とある差別主義団体構成員「バーイ」q

白い服を来た男は、バイクに乗って消えていく

その場の全員「ウオオオオオオオ!!!!!!!!!」

凄まじい怒号が響く

その場には、ありとあらゆる人種がいた。

白人も黒人も、スパニッシュやアジア系も
全員が怒り狂った。

倒れている巨漢ラッパーに心底、惚れ込んでいる者達だ

巨漢黒人(なんだこの怒号。聞いてるこっちがビビッちまうぜ)

ガチマッチョ「テメェ!!おれの兄弟になにしやがる!!」

デブ黒人「待てよマッチョの兄弟!あんなクズよりも、いまは巨漢の兄弟の無事を…」

巨漢黒人(ああ、全く。なんでこの世界は)

巨漢黒人(優しくないんだ?)

巨漢黒人(肌の色の違いで…何故…)

巨漢黒人(優しい世界にいきたい)

巨漢黒人(皆が手を取り合って、仲良く暮らせる世界に)

白人の女の子「おじさん!!目を覚まして!」

巨漢黒人(おじさんって…誰のことなんだい…?)

巨漢黒人(……)

巨漢黒人(もしかして、おれ?)

巨漢黒人「」ガクッ

巨漢黒人「」

(ある異世界の城にて)

魔術師「いでよ!世界を救いし英雄よ!!」

魔方陣と、巨大なクマは光に包まれる

超巨大クマ「グオオオオオ!!!?」

~~~~~~

女王「凄まじい煙幕だな」

魔術師「……」

兵士達「……」ゴクリ

巨漢黒人「」

巨漢黒人「んん…」ムクリ

女王「んん??」

魔術師「あれが…英雄?」

兵士達「!?」

巨漢黒人「ん?なんだここは…」

(コンマ安価下1)
・この異世界に黒人は

①存在しない(0~40)

②少数のみ存在(41~80)

③普通にいる(80~99)

軍隊長「構えろ!!」

兵士達「ハッ!」チャキッ

魔術師「くっ…!我らも構えよ!」グッ

魔術師団「ハッ!」

巨漢黒人「ッ!?」バッ

巨漢の男は両手をあげる

巨漢黒人「あー…なんだ、映画の撮影?」

巨漢黒人(マネージャーめ。新曲を映画の主題歌にしたいが為に、こんなドッキリを…)

女王「……」

巨漢黒人「おおお…超良い女がいる…」

巨漢黒人「見た事ない女優だな。名前は?」

女王「召喚に成功?はたまた失敗?これはいったい…?」

巨漢黒人「いやいや、役になり切るのは良いけどよ。オレはショーを終えたばかりで疲れてんだ」

巨漢黒人「早くホテルに帰って風呂に入りたいんだ」

魔術師「貴様、魔界の住人か?」

巨漢黒人(魔界?まあオレは…スラム街で育ったし…魔界っていえば、魔界だな)

巨漢黒人「いかにも、オレは魔界育ちのラッパーだぜ。イェイ」

全員「!?」

女王「噂程度にしか聞いた事ないが、貴様はダークエルフの一種か?」

巨漢黒人「あーはいはい。分かった分かった。もう撮影は終いにしようぜ」

巨漢黒人「早くホテルに帰ってシャワー浴びたいんだよ」

巨漢黒人「あ、もしかしてここが今日のホテルか!?いいね!なんか風情があって!」

巨漢黒人「あれ?でもライブ前に、普通のホテルにチェックインした記憶があるんだが…」

女王「ここはホテルではない」

巨漢黒人「え、じゃあ、ここどこ?」

女王「ここはわが国の、そして私の城だ」

巨漢黒人「はぁぁ…あーはいはい」

巨漢黒人「ここがドコだが知らないけど、オレは帰らせてもらうぜ」

巨漢黒人「おーい!ブラザー達!どこだ!」

巨漢黒人「ガチマッチョ!デブ!どこだよ~!いるんだろ!?」

兵士「待て!」チャキッ

巨漢黒人「うおお!?なにしやがる!危ないだろ!」

魔術師「女王様、どうしましょうか」

女王「ひとまず、保護しておけ」

巨漢黒人「保護?」

女王「今夜、質問に伺いに行くからな」

巨漢黒人「お、マジ?もしかして、良い事してもらえるのかな?楽しみ~!」

魔術師「女王様に欲情するな馬鹿者!」ゴンッ

巨漢黒人「いってぇ!何しやがる!」

(地下室の牢屋)

巨漢黒人「……」

巨漢黒人「これはお楽しみって雰囲気じゃねぇな」

巨漢黒人「…そういやさっき、変な夢見たな」

巨漢黒人「オレが動けなくなって…仲間やファンの悲鳴が聞こえて…」

巨漢黒人「誰かに蹴っ飛ばされて…あと、女の子が泣いてたな」

巨漢黒人「あの夢は一体…」

巨漢黒人「いやそれ以前に…そういやオレ、暴走した車に轢かれそうになった女の子を、確か」

女王「起きてるか」

巨漢黒人「ああ。こんな屈辱は久しぶりだよ」

巨漢黒人「SMでも始めるのかい?女王様とやら」

女王「それにしても…必要以上に、サイズの大きい服を着ているな。体格自体も大きいが」

巨漢黒人「これはラッパーの正装だぜ、イェイ」

女王「相変わらず、意味不明な事を…まあいい」

女王「では質問を行う」

巨漢黒人「ああ、何でも答えてやる。その代わりインタビューが終わったら、ココから出してくれ」

兵士「……」ギロッ

魔術師「……」ギロッ

巨漢黒人「いや、そんな怖い顔すんなよ」

女王「ではまず…職業は?」

巨漢黒人「ヒップホッパー。つまりミュージシャン」

女王「……」

兵士・魔術師「何を言っているんだお前は」

巨漢黒人「だからその…歌手だよ歌手!」

女王「歌うのが職業…ふむ」

巨漢黒人「ああそうだ!因みにオレの担当は」

(安価下1)巨漢黒人ラッパーの担当
※ステータスに影響あり

①MC担当。(歌う方)
 歌やフリースタイルが得意。
 ※DJやダンスのスキルも少しある。

②DJ担当。(曲を作成。編集)
 ターンテーブルを操る。
 ※歌やダンスのスキルも少しある。

今日はここまで
タイトル、少しミスった…

まだチュートリアルの段階
次回で大まかな設定を安価で決めます(名前、年齢、過去の出来事、性格など)

2

安価は下1

>>20で決定します

巨漢黒人「オレはDJを担当しているぜ」

女王「でぃーじぇい?」

巨漢黒人「まあ歌う事も出来るし、踊る事も出来るが」

巨漢黒人「作曲したり、音を奏でる方が好きでね」

女王「演奏するほうか」

巨漢黒人「ああ…ターンテーブルさえあれば、オレのスキルを…」

ボフン

巨漢黒人「ホワッツ!?」

全員「!!?」

小さな煙幕と共に、巨漢の前にターンテーブルが出現する。

巨漢黒人「ワオ、こいつぁスゲ。まるで魔法だな」

巨漢黒人「誰が用意してくれたか知らねぇが、気がきくぜ」

キュワ…キュワ!キュワ!キュルルルル!

女王「皿を回したら、妙な音が出てきた」

巨漢黒人「レコードだっつーの」

ドッドド!ドッドド!ドッドド!
ズンチャ!ズンチャ!ズンチャ!

リズムカルにサンプリングされた、重低音と高音が響く

巨漢黒人「チェケ、チェケチェケ…イェイ!」

女王「聞いた事もない音楽だ…」

女王「続いて質問する。名前は?」

巨漢黒人「おいおい、オレを知らないって…タチの悪いジョークだぜ」

巨漢黒人「ま、知ってたら、ここまでクソッタレな嫌がらせしないか」

巨漢黒人「…>>26…a.k.a DJ・BIG(ビッグ)」

女王「ん?よく聞こえなかったが」

巨漢黒人「DJビッグは、オレのミュージシャンとしての名だ」

巨漢黒人「んで本名は>>26

(安価下1)

巨漢黒人の本名(英語圏風の名前でお願いします)

ブレンダン

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