*注意事項
一足早いクリスマスイベント2020(想像)
一部キャラ崩壊・キャラ違いあり。
気まぐれ投稿。
これらが嫌な方はブラウザバックしてください。
イベント:クッキング・サンタ・フェスティバル~サーヴァント・ハーベスト~
参加条件はメインストーリー第1部特異点Fクリア。
イベント内容:ボックスガチャ/アイテム合成
素材を合成して、レア素材やレアプリズムをゲットしよう!!
FGO主人公の名前は見てる人の名前で良いですが、共通として「藤丸立香」とする。(今回は女性)
追記:特異点名【聖夜収穫食祭 クッキング・サンタ・フェスティバル】
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プロローグ:今日も今日とて、お昼ご飯
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カルデア:マイルームにて
立香「ハァ~、腹減ったなぁ・・・」ギュルルルル・・・
マシュ「先輩、ここにいましたか!一緒にお昼ご飯、食べにいきますか?」
立香「マシュ、ちょうど良いタイミングだね!!」
マシュ「はい!それにそろそろクリスマスシーズンも近いし、クリスマス限定メニューを一緒にどうですか?」
立香「良いね!早速いこう、マシュ!」
フォウ「フォウフォーウ!!」嬉しそう
マシュ「はい、早速食堂に行きましょう!!」
藤丸立香とマシュは揃って食堂へ向かうのであった
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カルデア:廊下にて
立香「どんなメニューを食べようか?」
マシュ「そうですねぇ・・・クラムチャウダーにチキンとか・・色々ありますからねぇ・・・」
マシュ「!?。先輩、なんか食堂が騒がしいようですが、なにかあったのでしょうか?」
立香「うん、行ってみよう!!」急ぐ
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カルデア:食堂
食堂では配前列の方で、困った顔をした人達がブーティカに攻め寄っていた
ゴルドルフ「全くどうなっているんだね、この状況は!!」
ブーティカ「私にもどういうことなのか・・・」
立香「どうかしたの?」
ブーディカ「あぁマスターか、ちょうど良い所に!!」
マシュ「ブーディカさん、一体なにがあったんですか?」
ゴルドルフ「藤丸か!聞きたまえ、実はな・・・・」
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マシュ「食料庫から食料が消えたですって!?」
ブーティカ「そうなんだよ・・・冷蔵庫にあった備え付けや非常食も全てだ。」
ゴルドルフ「私が取っておいたケーキの残りも全て何者かに盗まれたように消えてしまったんだ!!」
立香「所長はそれで良かったんじゃないかな?」
ゴルドルフ「なんだと!?確かにケーキのトラウマがあったんだが、あれはわしの楽しみだったんだぞ!!」
マシュ「落ち着いてください!!それで、心当たりはあるんですか?」
立香「見せてください・・・」張り紙を見る
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『食料庫の食べ物、使わせてもらいます。』 クッキング・サンタより
ゴルドルフ「なんだね、そのクッキング・サンタとは一体!!新手の食い逃げ犯か!?」
立香「食い逃げにしては規模が大きすぎるんだけど・・・」
ゴルドルフ「確かにそうだが・・・マシュ君、カルデアに召喚されているサーヴァントの中で食べ物を多く食べる奴はどれくらいいるんだ?」
マシュ「え~っと・・・アルトリアさん・モードレッドさん・茨城さん、プロテアさん・・・多すぎてわかりません!!」
ゴルドルフ「おい!!わしよりカルデアに詳しい君がサーヴァントの計算も出来ないとはそれでもカルデアの職員か!!」
立香「まぁ・・召喚に応じてきたり、いつの間にか来てたりと、色々あるからねぇ・・・数えたことがなかった。」
ゴルドルフ「確かにそうだが・・サーヴァントの度の過ぎた悪戯なのか知らんが、カルデア中の食べ物全てが一斉に消えたんだぞ!」
ゴルドルフ「場合によっては、唯一サーヴァントを従えてる藤丸立香、君に責任が問われるかもしれんのだぞ!!」
立香「そ、それは・・・・」
マシュ「先輩のせいじゃありません!悪いのは事件を起こすサーヴァントであって、先輩は関係ありません!!」
ブーディカ「その通りだ!だが、今回ばかりは規模が大きすぎる・・・このまま頬って置けば・・・」
ダ・ヴィンチちゃん(アナウンス)「えぇ~~と、お昼過ぎで空腹な藤丸君達!腹を空かしている事はわかってはいるが・・・」
ダ・ヴィンチちゃん(アナウンス)「微少特異点が発生している。迅速な修正のために管制室に来てくれないか?」
マシュ「微少特異点ですか!?先輩、これはつまり・・・・」
立香「犯人は既に微少特異点にいるって事だね?」
ダ・ヴィンチちゃん(アナウンス)「そういうコト!」
立香達は直ぐさまにダ・ヴィンチちゃんがいる管制室に向かう
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カルデア:管制室
ダ・ヴィンチちゃん「発生した特異点の場所はここ。2010年代のフランスにあるパリのレストラン街だ。」
マシュ「レストラン街ですか!今の状況でそれは・・・」
ダ・ヴィンチちゃん「食料庫の事は大体聞いている。だがこれを見て欲しいんだ。」カチッ!
モニターには大量の食材とファストフードを売ってる売店が見られている
ダ・ヴィンチちゃん「このように美味しそうな食べ物を売っているのだが、そこじゃないんだ。」
マシュ「それはどういうことですか?」
ダ・ヴィンチちゃん「それはだな・・この特異点では、クリスマスと収穫祭が同じタイミングで準備が進められているんだ。」
マシュ「クリスマスと収穫祭を同時に祝っているって事ですか!?」
ダ・ヴィンチちゃん「その通り!藤丸君達は収穫祭のことをどこまで知っているのかな?」
立香「えぇ~~っと・・なんだったかな?」
ダ・ヴィンチちゃん「まぁそうなるのは確実だ。カルデアは収穫祭のイベントなんて一度もやってないからねぇ・・・」
ダ・ヴィンチちゃん「収穫祭とは、農家の村などで食べ物へのありがたみや天候・神々や先祖などに感謝の気持ちを持ってお祝いしているお祭りの事を示しているんだ。」
ダ・ヴィンチちゃん「欧州等では『ハーベスト』、欧米などでは『サンクスギビングデー』と世界中で色んな形でやるほど歴史は長いんなのだよ。」
マシュ「食べ物への感謝のことですから、こういうのは秋のイベントだと思えるのですが・・・」
ダ・ヴィンチちゃん「この微少特異点では、その秋の祭典である『収穫祭』と冬の祭典である『クリスマス』がごちゃ混ぜになって一つのイベントとして成り立っている状態だ。」
ダ・ヴィンチちゃん「詳しい状況は行ってみなければわからないのだが、少し妙な事があるんだよねぇ・・」
マシュ「といいますと?」
ダ・ヴィンチちゃん「既にはぐれサーヴァントを含めたサーヴァント達が、調理器具を持ってその特異点に向かってしまっている。」
マシュ「調理器具を持ってですか?料理でも作る気でしょうか?」
ダ・ヴィンチちゃん「そこまでは不明だが、今のカルデアの状況とこの微少特異点の出現・・あまりにもタイミングが良すぎているんだ。」
ゴルドルフ「当たり前だ!!リソースが足りずに空腹に我慢ならんサーヴァントが、自分で食べに行くために向かったに違いない!!」
立香「確かにあり得る話なんだけど・・・・」
天草四郎「ともあれ・・すぐにでもその微少特異点に向かい、調査をしながら食料調達をする事が今回の目的なんですよね?」
立香「天草四郎さん!!」
天草四郎「マスター。今のカルデアの状況から、私が経験したであろう戦いの中盤に似ている。」
ダ・ヴィンチちゃん「ほお、島原の乱の兵糧攻めの事だね。それで君はどうするのかね、天草四郎時貞君?」
天草四郎「無論、私も同行させて貰おうか!カルデアの皆さんをあのような地獄と同じ目に合わせないために!」
ブーディカ「マスター、私も一緒に行って良いかな?厨房を使わせている私にとって、この事態の責任は私にもある・・」
立香「あなたは悪くはないけど、一緒だと心強いよ!!」
天草四郎「勝利の女神の女王よ、よろしく頼む!」
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ダ・ヴィンチちゃん「同行するサーヴァントが決まったようだね!早速レイシフトの準備をしようじゃないか!」
ダ・ヴィンチちゃん「本当ならクリスマスの事もあるから、サンタサーヴァントも連れていきたかっんだが・・」
マシュ「皆さん方は既にその微少特異点に向かっていると?」
ダ・ヴィンチちゃん「その通りだ。クッキング・サンタという事もあるし、汚名返上のために向かった可能性が高い。」
ダ・ヴィンチちゃん「あと何度も言わせてすまないが、食料調達もお願いだ!私とて、こんな所で餓死する訳にはいかないからね!」
立香「ダ・ヴィンチちゃんもお腹空いているからね。」
マシュ「はい!食べ歩きをしながらですが、必ずや皆さんに美味しい食べ物を持ち帰ってきますね!!」
ゴルドルフ「無論だ!未だかつて無いほどのカルデアの食糧危機なんだ!頼んだぞ!!!
立香「了解!!必ずお土産の食料を持ってくるから!!」
そう言い聞かせ、立香・マシュ・天草四郎・ブーディカはその微少特異点にレイシフトした
ギュゥゥゥゥーーーーーンンン!!
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レイシフト先:パリのレストラン街 一番通りの市場
ワイワイ、ガヤガヤ・・・・
立香「うわぁぁ、すごいなぁ・・・」
立香達の目の前にはクリスマスと収穫祭に使う食材が売ってる市場の風景だった
マシュ「クリスマスと収穫祭が一緒になっている事から、街の人達は食材を中心に買い物をしてますねぇ。」
立香「あと、雪が積もってて寒い!!」ブルブル
マシュ「先輩、一応荷物に防寒服等を持ってきましたので取り出しますね!あと、フォウさんのマフラーもね!」
フォウ「フォウフォーウ、フォモフ・・・・。」マフラーを纏う
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「その買い物風景が今のパリの異常その1だ。あまりにも食材の種類が多すぎるんだ。」
立香「それもそうなんだが・・・」ジィィィ~~~・・・
屋台の親父「さぁさぁ!よってらっしゃい、みてらっしゃい!!海鮮焼き鳥、美味しいよぉ!!」ジュウジュウ・・・
立香「まだお昼ご飯食べてないことを思い出した・・・」ジュルルゥゥ・・・
ブーディカ「はぁ・・・まずはマスターの空腹を満たさないとねぇ・・・。」
天草四郎「はい。腹が減ったらなんとやらですね。」
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藤丸達は、とりあえず腹ごしらえに屋台の食べ物を買って食べた
立香「モグモグモグ・・・旨い!!」
マシュ「はい。ホタテと鶏肉に相性良くソースが掛ってて美味しいですね!」
ブーディカ「うん。とりあえずはここの食べ物は食べられそうだね。」
屋台の親父「お客さん、観光で来たのかい?あんたら、本当についているねぇ!!」
屋台の親父「なにせクリスマスとハーベスト、旨いモンが沢山食べられるんだからなぁ!!」
マシュ「は、はい・・・・・」
屋台の親父「良かったらこの町の中心にとても旨いレストランがあるんだ!今ならフェスの会場で大盛り上がりだからな!!」
マシュ「フェスの会場ですか?」
立香「フェスって、一体・・・?」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「藤丸君、この先の中心部に聖杯の反応をキャッチした!場所を指示するから注意して向かいたまえ。」
ブーディカ「了解だ!!」
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中心部に向かう道
天草四郎「市場や買い物客の様子から、この光景は年に一度のお祭りとして認知されているみたいです。」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「特異点の影響だと思われるが、人間の順応性って奴かな?そろそろ目的地に着くと思うのだが・・」
立香「何かあるみたいだよ!!」
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街の中心部 巨大クリスマスツリー広場
マシュ「とても大きなクリスマスツリーですねぇ・・・・大きさはビル15階ぐらいですか?」
ブーディカ「それよりも見て、ツリーの根っこの所!!」
ブーディカが刺した所に営業中のレストランが建っていた
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「あそこに聖杯の反応が見られる。行く価値はありそうだね!」
立香「よし、行ってみよう!!」
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巨大クリスマスツリーの下部分にあるレストランの入り口前
立香「随分高級そうなレストランだね・・・」
天草四郎「リストランテ『クッキング・サンタ』。五つ星の会員制レストランだな。」
ブーディカ「名前からして、カルデアの食料を盗んだ『クッキング・サンタ』というのが居そうな雰囲気だね。」
マシュ「五つ星で会員制のレストラン・・・店の風景からカルデアから食料を盗む理由があるわけが・・・・」
バタン!!(扉が開ける音)
???「うわぁぁ~~~!?」追い出される
マシュ「先輩、誰かが店を追い出されたようです!!」
ブーディカ「君、大丈夫かい?」
???「うぅ~~ん、だいじょうぶ・・・」立ち上がる
追い出された人は、お菓子のデザインのサンタの格好で少し胸が大きいフランケンシュタインの姿をしていた
天草四郎「フ、フランケンシュタイン!?どうしてここに!?」
立香「しかもその格好は・・・・」
マシュ「この姿・・・明らかにサンタサーヴァントです!」
???→フランケンシュタイン?「あなたは・・・ますたー!!よかった、わたしだよ!フランケンシュタインの怪物のふらんちゃんだよ!!」
立香「しゃべり方も、フランちゃんだ!!」
マシュ「もしかして、フランちゃんが今回のサンタサーヴァントなんですか?」
フランちゃん→フランケン・サンタ「そうだよ!いまのわたし、フランケン・サンタ・ノエルっていうの!」
ブーディカ「フランケン・サンタ・ノエルって言うのね!確かにサンタに相応しい名前だね!!」
マシュ「フランさん、どうしてあの店から追い出されたんですか?」
フランケン・サンタ「そうだった。じつは・・・・」
突如、店から定員らしき人物が扉から出てきた
メディアリリィ「ちょっと、まだ居るわけ?ここは神聖なるクッキング・サンタが経営するレストランよ!!」
キルケー「貴方みたいなサンタを名乗る偽者には、この店に入る資格なんてないわ!!」
立香「キルケー!?それにメディアリリィも!?」
天草四郎「油断は禁物です!今の彼女達、何かが違います!」
フラン・サンタ「きみたちにようはない!わたしは、にせもののわたしにあいにきたの!!」
マシュ「フランちゃん、偽者とは一体?」
???「だれ?わたしのみせをあわすやつは?」
メディアリリィ「クッキング・サンタ様!?申し訳ありません、クレーマーが貴方様に会いたいと言いまして・・・」
???「クレーマー・・・それはおいしくできるやつなの?」姿を現わす
その姿は紛れもなく、フランケン・サンタ・ノエルと瓜二つの姿だった
立香「もう1人のフランケン・サンタ・ノエル!?」
フランケン・サンタ・ノエル「こいつなの!このにせもののわたしが、クッキング・サンタをなのってしょくざいを・・・」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「って事はもう1人のふらんちゃんが今回の食料消失の原因って訳ね!!」
???→にせフランケン・サンタ「しょくりょうのそうしつ?そう、かってにもちさってごめんね?」
にせフランケン・サンタ「でも、いまのわたしはクッキング・サンタ。りょうりをつくるのにしゅだんはえらばない。」
ブーディカ「料理だって!?貴方、盗んだ食材を使って何を作ろうとしているの?」
にせフランケン・サンタ「なにをって?いまのわたしはクッキング・サンタとしてなにかがたりない・・・」
にせフランケン・サンタ「クッキング・サンタとは、たくさんおいしいりょうりをつくって、みんなにふるまうこと。」
にせフランケン・サンタ「これはわたしがほんもののクッキング・サンタになるためのりょうり。クリスマスせーはいをうつわにつかるちょうりほうほう。それは・・・」
突如、リストランテ『クッキング・サンタ』から大量の食材とお皿が運び込まれてきた
にせフランケン・サンタ「ちかいうちに、ほんもののクッキング・サンタになるためのりょうりのたいかい・・・」
にせフランケン・サンタ「サーヴァント同士の調理トーナメント『クッキング・サンタ・フェスティバル』をかいさいさせる!!」
天草四郎「なるほど・・・料理対決って事ですね?確かにクッキング・サンタを決めるのにうってつけの大会ですね。」
ブーディカ「へぇ・・・わたしもその大会に出てみようかしら?」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「感心してる場合じゃないぞ。反応からこの聖杯の力は彼女の管理下にあるようだ!放っておけない!!」
マシュ「はい!マスター、下がっててください!対処します!!」
フランケン・サンタ「ますたー、わたしもたたかう!!わたしもますたーのさーう゛ぁんとだから!!」
立香「えぇ、頼んだわよマシュ、フランちゃん!!」下がる
にせフランケン・サンタ「じゃまをするなら、もんどうむようでニモノのぐざいにする・・」前に出ようとするが
メディアリリィ「クッキング・サンタ様、大会開催を邪魔する輩は私たちが対処いたします!!」
キルケー「サンタ様は後ろで待機しててくださいね!」
にせフランケン・サンタ「わかった。」
にせフランケン・サンタは後方に回り、キルケーとメディアリリィが戦闘の前に出た
天草四郎「マスター。キルケーとメディアは、彼女の聖杯の力に操られているみたいだ!!」
立香「えぇ、とにかく正気に戻そう!!」
キルケーとメディアリリィと戦い始めるマシュ達
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フランケン・サンタ「はぁぁぁぁ~~~!!」飛び出る
フランケン・サンタ・ノエルの武器がキルケー達に雷撃を含んで攻撃する
天草四郎「クラスはキャスターか。乙女の貞節(ブライダル・チェスト)の形から、ランサーと思えたが・・・」
マシュ「心臓部である球体を中心にとがった刃物と・・・フライパンですか?」
立香「フライパンで攻撃って・・・」
フランケン・サンタ「サンタになった時、形がこうなってた・・・・でも、戦闘には支障ないし、これで料理も出来る!!」空焚きフライパン
メディアリリィ「きゃあ、熱いぃぃ!?」パコォォン!ジュゥゥ~~~!
ブーディカ「はぁぁ!!」剣で攻撃!
天草四郎「セット!!」剣を飛ばして攻撃する
キルケー「うわぁぁぁ!?」斬られる
にせフランケン・サンタ「チィ!くらえぇぇ~~!!」雷轟を纏った皿を撃つ
バリン!ガシャン、グシャァン!!
マシュ「くぅ・・・防御します!!」盾でガード
フランケン・サンタ「くぅ・・・しつこい!!」
立香「これじゃ、キリがない!!」
フランケン・サンタ「でも!あたしは、まだ・・・・」ジジジジジ・・・・
バリバリバリ、ビリリリリ・・・・
フランケン・サンタ「あ・・あれ・・?なんで・・きゅうにちからが・・・なんで?」ヘナヘナ
立香「フラン!?」
天草四郎「これは・・・今の彼女には、ガルバニズムと電力放出の量が釣り合っていない!」
立香「釣り合っていないだって!?」
にせフランケン・サンタ「おまえ(フランケン・サンタ)もわたしもおなじじゃくてんをもってたか・・・」
マシュ「フランさんの弱点って?」
にせフランケン・サンタ「こいつのじょうきょう、かじょうにでんりょくをしようするえねるぎーぶそくがまねいたけっか・・・」
天草四郎「過剰に電力使用・・・確かに彼女から強い電気エネルギーを感じていたが、これほどとは・・・」
フランケン・サンタ「かじょうに・・・わたし・・そんなにちから、つかってない・・・」
天草四郎「いや、これは彼女の持つスキル「過剰オーバーロード」のエネルギーが無意識に漏電している事が原因だ。」
天草四郎「恐らく、サンタの特性である人への施しへの力が過剰にエネルギーを消費している事に繋がっている可能性が高いですね。」
ブーディカ「なるほど。フランちゃんのあのコックの姿から、子供達に美味しいご馳走をプレゼントする事がフランちゃんのサンタへの思いであり、極度の漏電に繋がったか・・」
マシュ「節電推しのフランさんにとって、これは重大な欠点と言えるでしょう・・・」
立香「そんなぁ・・・」
にせフランケン・サンタ「ここでおまえら、りょうりにしたいけど・・わたしもかのじょとおなじじゃくてんをもってる・・・」
にせフランケン・サンタ「このじゃくてんは、『クッキング・サンタ・フェスティバル』でつくられる「ふるこーす」をたべれば、なおせる・・」
にせフランケン・サンタ「ふるこーすをたべて、ろうでんをなおせば・・・わたしはクッキング・サンタとしてかんせいする・・みんなにたくさんのりょうりをだせる・・」
天草四郎「それが貴方の目的なのですね。カルデアの食料を奪ったのは、他のサーヴァントをおびき出すために・・」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「空腹を満たす事を餌にサーヴァントを集め、料理というリソース作って自身の糧とし、弱点を克服する・・・」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「キャスターになったのが理由か、フランケンシュタインの怪物にしては随分頭を使った陰謀だな。」
にせフランケン・サンタ「わたしにもわからないが・・ふぇすをせいこうさせ、ほんもののサンタになることが、わたしのそんざいりゆうだとわたしはおもってる・・」
にせフランケン・サンタ「それにりょうりは、きそえばきそうほどウマミがまし、みんなでたべれば、みんなえがおになる・・」
フランケン・サンタ「うぅぅ・・・わたしもサンタとして、それはいちりある・・・」
にせフランケン・サンタ「あんしんしろ・・・わたしのチームも、よせんからりょうりをつくりはじめる・・りょうりははじめからつくるのがじょうしき。」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「まぁ、そういう哲学的なこだわりは良いとして・・少なくてもここままでは勝ち目がなさそうだ。」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「ここはひとまず撤退するしかないね。それから、あちらが言うにそのフェスティバルに参加して・・・」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「偽者のフランケン・サンタと料理対決で勝利する事が現実的かもしれない。」
にせフランケン・サンタ「そうだ。えねるぎーのつかいすぎがなく、かえりぢがりょうりにはいることがないからね・・」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「サンタになったからか、随分おしゃべりが好きなことだな、君は。」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「そのフェスの目的というもの、ただ君の漏電を治すだけじゃないだろ?聖杯が関わっている以上、中から阻止した方が手っ取り早いしね!」
にせフラン・サンタ「そのしつもんには、あえてこたえないことにする。それいじょうはいえないからだ。」
にせフランケン・サンタ「まぁ、わたしのもくてきはふぇすにさんかしてみればわかること・・・」
にせフランケン・サンタ「こんてすとはあした、おーどぶるをつくるところからはじまる・・ちーむともども、くびをよくあらってまっていろ・・」
そう言いつつ、倒れたメディアリリィとキルケーを運び出し、店に戻るにせフランケン・サンタ・ノエル
にせフランケン・サンタ「そうそう・・たいかいもきゃくじんとしてカルデアのひとたちをしょうたいする・・」
にせフランケン・サンタ「しょくりょうはうばいはしたが、そのぶんだけ、おいしいりょうりをぷれぜんとする・・・わたしをしじするならね?」
バタン!!(店の扉が閉まる音) その後、CLOSEの看板が出される
立香達「・・・・・・・・・・・・」立ち尽くす
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中心部近くの街道
フランケン・サンタ「ごめん。わたしがあしをひっぱったせいで・・・」
立香「フランちゃんのせいじゃないよ!」
ブーディカ「そう!向こうも同じ弱点を持ってるし、克服のためにわざわざクッキング・フェスを開催するとすればただ一つ!!」
天草四郎「私たちもそのフェスに参加し、優勝さえすれば、この元凶は解決するでしょう・・」
フランケン・サンタ・ノエル「みんな、ありがとう・・・わたし、がんばるから!!」
マシュ「そのことなんですが、一つ問題がありまして・・・」
立香「問題って?」
マシュ「彼女の説明は片言でしたが、理解は出来ています・・・」
マシュ「クッキング・サンタフェスティバルはトーナメントって言ってますが、料理対決となると戦い方はコンテスト形式だと思われますが・・」
マシュ「チームと言ってた所から・・2、3人ぐらいで一組のチーム戦だと思われます。」
マシュ「それ以前に皆さんの料理の腕を見ることで勝敗が決まる事が常識です・・・」
マシュ「フランケン・サンタ・ノエルさんは、ご自身の料理の腕は自信がありますか?」
フランケン・サンタ「・・・しらない・・ばれんたいんのチョコいがい、りょうりのしかた、わからない・・」
立香「まぁ、そうなるよね・・・・」
マシュ「そうですそこが私たちの重要な問題点です!!それは・・・」
マシュ「カルデアに料理のプロと言えるサーヴァントがいないって事なのです!!」
立香達「!!?」
フランケン・サンタ「それ、あたしがいちばんきにしていること~~~~!!」
料理主軸のサーヴァントがいないという事実に、フランケン・サンタ・ノエルの叫びがパリ中を木霊する
下ごしらえ:イタリアシェフの出会いと料理人修行
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食材市場にて
天草四郎「まさか、今日今まで料理専門のサーヴァントが不在だったとは思いもしませんでした・・・」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「仕方がないじゃないか、料理人の英霊なんて聞いた事見たこともないぐらいだからね・・・・」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「それっぽい英霊ならいるんだけど、あいにくカルデアを留守にしている状態なんだ・・・・」
ブーディカ「私も料理は作れるんだけど、この状況じゃあ力不足な気がするんだよねぇ・・」
立香「いっそ、エミヤをつれていけば良かった・・・」
天草四郎「無名の英霊の事ですか。確かに彼なら行ける感じはありますが、この状況だと、彼もこの特異点のどこかにいて、すでに・・」
突然、一行の前に美味しそうな匂いが飛んできた
立香「美味しそうな匂いがする・・・・」ジュルル・・
ブーディカ「この匂い、私たちを誘っているのかしら?あの屋台から流れて来てると思うわ。」
匂いの先に、看板が立つ屋台があった
看板には、「クッキング・サンタ・フェスティバル アシスタント募集中」と書かれている
マシュ「アシスタント募集の紙が張られていますが、これって・・・」
ブーディカ「フェスに参加するチームメンバーを募集してるって感じだね。」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「藤丸ちゃん、その屋台からサーヴァントの反応が微かに出ている。マシュの言った通り、チームメンバーを募集していると考察している。」
マシュ「それでしたら、その屋台にいるサーヴァントと交渉すれば、力を貸してくれるかもしれませんね!」
立香「早速、その屋台に行こう!」
立香一行は、屋台に向かっていく
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看板が立つ屋台
立香「すみませーん。」
???「あ、いらっしゃいませ!!何人前にしますか?」
屋台を切り盛りしていたのは、胸が大きく・クリーム色のショートヘアーで、エプロンをした女性だった
マシュ「いえ、こちらの看板に募集されています件でお話があるのですが?」
???「看板?・・・もしかして、クッキング・サンタ・フェスティバルに出るメンバーを探しているのですか!?」
???「良かった!!なかなか行列がなくて、メンバーを募集の看板も効果がなくて間に合わないしゃないかって・・・・」
???「よく見ましたら、なんか魔術師みたいですし・・・挨拶代わりに、このキッシュをどうぞ!」
???にキッシュをご馳走され、それを食べる立香達
立香「モグモグ・・・これは!?」
???「このキッシュはね、キノコと玉子の風味をオリーブオイルで包んで、それによって絶妙な風味が・・・・」
立香「不味い!!」
???「えっ・・・・?」
マシュ「先輩、それは言い過ぎだと思いますが・・・このキッシュ、味が薄くて美味しくないと言うか・・・」
ブーディカ「行列がないのはわかる気がする。匂いは美味しそうでも、肝心の料理がこれだとねぇ・・・・」
???「そんなぁ・・・薄々わかってはいたけれど、ここまで力が失われているなんて・・・・」
???「教皇専属シェフ「スカッピ」の名に恥じる行為だわ!!」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「スカッピ? もしかしてかも知れんが、君は中世ヴァチカンの歴代教皇に専属で料理を振る舞い、そのレシピを世に広めた料理人「バルトロメオ・スカッピ」なのかい?」
???→スカッピ「お恥ずかしながら、真名はその通りでございます・・・・」
マシュ「バルトロメオ・スカッピ・・・中世ヨーロッパにイタリア料理を発展させ、フランス料理の基礎を作ったとされるレシピ本を作った料理人・・・本の絵から男性と思われましたが、まさかこんな美少女でしたとは・・・・」
スカッピ「レシピ本を公開する辺り、絵をすり替えられて名が広がったにしか見えないのですが・・・」
ブーディカ「認めたくなかったんでしょうね。こんな可愛い娘がローマの教皇に料理を振る舞ったっていう事実をね。」
ブーディカ「私も国の女王としての扱いも当時賛否両論だらけだったからねぇ・・・・」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「まぁ、聞きたいことは山ほどあるが・・・君がここにいた傾向を知りたい。」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「イタリア料理の発展の巨匠である君が、何故か味音痴になってしまったと言い替えても良いけどね?」
スカッピ「味音痴って言葉はやめて欲しいですが・・・・これも事実ですので、お話しさせてもらいますね。」
ーーーーーーーーーー
数時間前 リストランテ「クッキング・サンタ」の中
スカッピ「なんですかここは?風景から厨房と思われる場所ですが・・・・??。」
レストランの中央に聖杯らしき食器が置いてあった
スカッピ「ふーん、金色の食器かぁ・・・・とても金満な客人が使うのかなぁ?にしても、並びが悪いなぁ・・・」
金色の食器を正しい位置に置き換え始めるスカッピ
スカッピ「これでヨシッと!しかし、こんな金色の食器にどんな料理が盛られ、どんな客が料理を食べるのか・・・・」
にせフランケン・サンタ「!!!!!」フライパンで殴りかかる
バコォォ~~ン‼
スカッピ「ぬはぁ⁉」ドサッ!
にせフランケン・サンタ「それ、ふるこーすをもるためにつかうせいはいだ!ぬけがけ、ゆるせない・・・・」
スカッピ「フルコースだって?」
ゴソゴソゴソ・・・
にせフランケン・サンタはスカッピからある本を取り上げる
にせフランケン・サンタ「おまえ、りょうりにんのサーヴァントか・・・・」パラパラ
スカッピ「それ、私のレシピ本!?」
にせフランケン・サンタ「なら、ぬけがけのおしおきにおまえのちから、いただく!このほんもしばらくもらってく!」
スカッピ「ちょっと!?貴方も料理人なら、こんなこと許されるはずがないわ!!」
にせフランケン・サンタ「そうかもしれない・・。でも、このほんのないようからおまえはうでのよすぎるしぇふだ。このままさんかされたらこまる。」
そう言いつつ、スカッピの舌に切りこみをいれ、ガルバニズムの能力でスカッピから魔力を吸いとる
スカッピ「ハベベベベベ!?」吸いとられる
にせフランケン・サンタ「真のクッキング・サンタになるのはわたし!シェフはふたりもいらないの!!あははははは!!」
スカッピ「ううう・・・・」気絶
ーーーーーーーーー
現在
スカッピ「・・・・ということです。証拠もあります。」ベロッ・・
スカッピは立香達に、にせフランケン・サンタに切りこみをつけられた舌を見せる
マシュ「つまり、スカッピさんも偽物のフランケン・サンタ・ノエルさんの被害者だったわけですね。」
スカッピ「はい・・私のレシピ本を取られさえなければ、舌がなくても料理は旨かったはずなのに・・・」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「味音痴と言った事は撤回しよう。確かに、君の偉業とレシピはヨーロッパにイタリア料理とフランス料理を広めた事から、料理人に取って英雄と呼べる存在だ。」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「それに一流の料理人に取って、舌は味を知るための大事な器官だ。偽物のフランケン・サンタにとって、全盛の彼女の存在は自身の脅威に等しい。」
マシュ「だとしたら、スカッピさんの舌を使えなくした理由がハッキリしますね。自分が必ずフェスで優勝するために・・・・」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「そう考えるのが正解だな。しかし舌を切られてもなお、彼女は料理を作るのをやめなかった。」
スカッピ「わたしとて、このままあのレシピ本を取られたまま諦める訳にはいかないんです!あれは生涯離さずに持っていた大事なレシピ本なんです‼」
フランケン・サンタ「だいじなもの・・わかるよそのきもち!!それにこのキッシュ、おいしくないけど・・・わたしたちにたべさせたいきもちがつたわってくる・・・」
スカッピ「あなた・・味が薄いのに、作る人の気持ちをわかってくれるの?私の舌を切った奴なのに・・・・」
マシュ「違います‼貴方の舌を切ったのは偽物の方でして・・・・」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「姿が同じだったからねぇ・・・じゃあ話を変えて、メンバー募集に応じる理由を説明しようじゃないか!」
立香達は、スカッピに今までの話を聞かせる
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スカッピ「あなた達もクッキング・サンタ・フェスティバルに参加を?」
フランケン・サンタ「うん!アイツ、わたしのすがたをりようして、しょくりょうをぬすんで、なかまたちをはらぺこにした!それはゆるせないこと!!」
フランケン・サンタ「わたしは、アイツを料理で打ち負かしてやるの!そのために、わたしときょうりょくしてほしいの!!」
スカッピ「・・・選択肢は無さそうだね。力やレシピ本を取り戻すためでもありますが、今の私は料理の味がわからなくて・・・」
フランケン・サンタ「だったらわたしにりょうりのしかたをおしえてほしい!わたし、クッキング・サンタとしてみじゅくだけど、あなたのかわりにわたしがあなたのりょうりをつくってあげる!!」
スカッピ「それって、私の調理や味付けをあなたが実行するってこと?」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「それはいい考えだ!宝具と呼べる君のレシピ本はなくても彼女にはまだ料理の経験がある。舌が使えないなら、誰かの教えになって一緒に作れば良い!」
立香「そう!みんなで作ればとても美味しいよ!!」
スカッピ「みなさん・・・誰かに料理を教えることは随分久しぶりだけど、これもレシピ本を取り返すためね・・」
スカッピ「わかりました。私、あなたを一人前にするために、私の調理技術を叩き込んであげる!!」
スカッピ「ですが教える以上、とても厳しく教えるから覚悟しなさいね!!」
フランケン・サンタ「はい!!」
立香達は、
立香達はスカッピと仮契約し、味方に付けた
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数分後、拠点となる貸しレストランの厨房にて
案内の雀「こちらが皆さま方が調理の練習に使う厨房があるレストランでチュン。」
スカッピ「ふむふむ、なかなかのできの良さだね。」
ブーディカ「しかし、紅閻魔ちゃんがフェスの総合司会と審査員長を努めているとは驚きだね。」
案内の雀「紅閻魔様いわく料理コンテストの以上、公平な審査の上で料理を作って欲しいという理由から審査員長に抜擢したんです。」
案内の雀「ただ、各組の調理が酷いものにならないかを心配しておりましたでチュン。」
立香「まぁ、紅閻魔ちゃんの事だからねぇ・・・・」
マシュ「貸し出しのレストランを使うとなると、他の参加者のバッチング防止のためですか?」
立香「(なんか、前にもあったような・・・・?)」
案内の雀「まぁ、その通りでチュン。あと、練習用の食材や色んな調理器具、料理の配達とかはフェス期間専用の配送業者がやってくれるでチュン。」
案内の雀「そろそろ来る頃なのでチュンが・・・」
ロバーツ「待たせたね。料理は熱いうちに届ける配達人、バーソロミュー・ロバーツの到着だ!」
立香「あ、ロバーツ。」
マシュ「ロバーツさんが、食材の配達を?」
ロバーツ「君もフェスの参加者なのかい?なら、サービスにとても高級食材や調理器具を好きなだけ持っていけば良い‼」ニコッ
案内の雀「ロバーツさん、一応公平な立ち位置にいるのですから、それくらいにするでチュン!」
ロバーツ「わかっているよ、雀ちゃん。そういう訳だ、食材と調理器具の調達以外、全てがトップシークレットなんだ。」
天草四郎「何故、食材を調達するのに配達業者を通す必要があるかい?」
ロバーツ「無論、バッチング防止のためだ。それにわざわざ市場に買いに行く必要もない・・・・」
ロバーツ「まぁ、このパリでは海外でしか採れない色んな食材も多く手に入れられるから備蓄には困らないのだが・・・・」
化け物達「アベェェ~~アベェェ~~‼」
外の食材を運ぶ荷台に君の悪い化け物達が詰め寄ってくる
ロバーツ「このように食材を狙う怪物がわんさかいるからね!」
天草四郎「現代のパリに、このような化け物は存在しないはず・・・やはり、あのニセのフランケンシュタインと聖杯に寄るものでしょう。」
立香「食材を守ろう!!」
フランケン・サンタ「うん!こんなキモチワルイやつらに、しょくざいをくいあらさせない!!」
マシュ「相手は低級エネミーですが、フランさんは漏電の事もありますから無理はしないでくださいね!」
スカッピ「相手は食べられない 雑魚敵。私もあなた達のおかげで戦えるほど魔力が回復しる。」
スカッピ「行くわよ!私だって調理だけがとり柄じゃない事を見せてあげる!!」
スカッピと共に食材に群がる怪物達に立ち向かう立香達
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スカッピ「やぁぁ!!」
スカッピはフォーク状の槍を震い、化け物を退治していく。
化け物「アベェェ~~・・・」消滅
スカッピ「ふん、どうってもんよ!!」
ブーディカ「さすがだね!料理人のサーヴァントだから戦いは不馴れだと思ったけど・・・・」
スカッピ「私もサーヴァントですから、戦うぐらいはありますよ。ちなみに、私のクラスはライダーです!生前、少しばかり騎馬をやってました。」
天草四郎「ライダーですかぁ、いずれにしても貴方が戦車に乗って戦った逸話は聞いていないのですが・・・」
スカッピ「まぁ。その内に戦車宝具もみせますね!さぁ、早くフランちゃんの調理実習をしないとね!!」
フランケン・サンタ「はい!しょくざいをもってくるね!!」
フランケン・サンタ・ノエルは荷台の食材を貸し出しレストランの厨房に運んでいった
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貸しレストラン改めカルデアチーム拠点内
案内の雀「以上がクッキング・サンタ・フェスティバルの大体の基本ルールでチュン。」
天草四郎「なるほど・・まずその試合に決められた料理を作り、審査員のポイントが高いチームが次に進み、そして最も出来が良くクリスマスに合う料理がフルコースの一部となり、無条件で次に進めるのですね。」
案内の雀「そうでチュン!フルコースになれる料理は、作ってみないとわからないでチュン。」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「カルデアの食糧の事だが、注文通りにロバーツを通して今届いた所だ。」
立香「これで問題は一つ解決したね!」
ダ・ヴィンチちゃん(通信)「そういう訳だ。あとはフェスに優勝して、聖杯を手にいれるだけだね!」
マシュ「先輩、雀さん方の支給品でこのようなエプロンを貰いました!」
マシュは一般家庭に使われているエプロンと三角頭巾の姿に着替えていた。
立香「可愛いね、マシュ!」
案内の雀「フェスに出て、料理の作るとならそれ相応の格好に着替えて欲しいと、紅閻魔様のお願いでチュン。立香様の分もありますので、これをどうぞ。」
案内の雀からオレンジのコックの服を貰う藤丸立香
ブーディカ「順調そうだね、マスター。」
立香「そっちはどう?」
ブーディカ「こっちはフランちゃんの調理の上達のために私も含めてやっているのだが・・・・」
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スカッピ「ちょっと!?野菜を洗うのに洗剤は必要ないのよ!!」
フランケン・サンタ「????」ゴシゴジ(野菜を洗剤で洗う)
マシュ「まぁまぁ、フランさんはバレンタインチョコ以外のを作るのは初めてですし・・・」
スカッピ「うう・・・じゃあ、卵を割る事はできるよね?」
フランケン・サンタ「できるよ!」卵を持つ
フランケン・サンタ「えい!!」卵を割るが・・・
バギバキ、プシャン!!
卵が勢いよく割れ、フランケン・サンタの手とテーブルがベトベトになる
スカッピ「・・・・・・・・」呆れ顔
立香「先が長いことやら・・・・」
フランケン・サンタ・ノエルとスカッピの料理人修行は始まったばかりである
一品目:オードブル/料理の基本中の基本
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厨房にて
立香「・・・・・」ズズズッ・・
フランケン・サンタ「どう?おいしい?」
立香「うん、美味しいよ!!」
フランケン・サンタ「やったぁ!!おいしくできたよ!!」
スカッピ「ふぅ・・どうにか、開始までにまともに調理できるようになったわね・・・」
マシュ「失敗は多かったですが、とりあえずお疲れ様です。」
案内の雀「時間でチュン!私に着いてくるでチュン!」
ブーディカ「いよいよだね!準備は良い?」
スカッピ「えぇ。フランちゃん、いきなり本番になるけど、ここを切り抜ければ、基本のレッスンはクリアとするね!」
フランケン・サンタ「はい!とっくんのせいかをだして、おいしいおーどぶるのりょうりをつくっちゃうぞ~~!!」
天草四郎「意気込みは十分あるのは良い。でも気をつけた方が良い・・どんな展開になるかは、行ってみなければわからないからね?」
立香達は案内の雀の元、会場へ向かう。
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第1会場:パリ市庁舎
紅閻魔「総合司会と審査員長を務める紅閻魔でち。これから、クッキング・サンタ・フェスティバルの予選を始めるでち。」
ワイワイ、ガヤガヤ・・・
会場には参加するサーヴァント達が設置してあるキッチンに並んで待っていた
マシュ「やはり参加するサーヴァントが多いですね。ここから次に行けるチームを審査していくとなると・・・」
紅閻魔「言っておきまちゅが・・あたちも異国の地は初めてでちが、だからってあたちの料理への情熱は変わらないでち!」
立香「紅閻魔ちゃんも相変わらずだね・・・・」
スカッピ「あれが日の本料理の鬼教官である紅閻魔ね。しっかりしないとね!」
フラン・サンタ「はい、がんばる!!」
紅閻魔「最初に作る料理、「オードブル」のテーマは・・・・「バトルロイヤル・カレー料理」でち!」
立香「カレーかぁ・・・」
紅閻魔「文字通りにカレーを作っていくのでちが、妨害あり・付け足しありのバトルロイヤルルールでち。もっとも・・」
紅閻魔「カレーは料理へたじゃなければ、すぐに作れる料理でち・・まぁ、美味しければそれでいいのでちが・・・」
紅閻魔「・・・失礼。審査は各陣営のカレー料理が出来次第やっていき、合格を貰った上位50名が次に進めるでち!」
スカッピ「・・・・・・」考える
紅閻魔「では、オードブル「バトルロイヤル・カレー料理」・・・調理開始でち!!」
ゴォォォ~~ン、ゴォォォ~~ン!!
ワァァァァァ~~~~!!
各陣営のサーヴァント達が食材を付け足しに行ったり、戦ったり、調理したりし始める
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スカッピ「良し!フラン、まずは野菜を洗って切っていくよ!くれぐれも・・」
フランケン・サンタ「やさいはせんざいであらわない・・でしょ?」
スカッピ「その通り!そうしたら・・・・」
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カイニス「ちょっと待ちな!!カレーだかなんだか知らんが、切られるのはそっちの方なんだよ!!」
ペンテシレイア「お前らの料理、奪わせて貰うぞ!!」
ダレイオス三世「グォォォォォーーー!!」
マシュ「先輩、早速私たちを狙って襲ってきます!!」
立香「スカッピとフランを守るわよ!!」
ブーディカ「えぇ!!」 天草四郎「了解した!!」
ブーディカと天草四郎は襲いかかるカイニス・ペンテシレイア・ダレイオス三世と対峙する
ブーディカ「はぁ!!」剣を振る
カイニス「ふんっ!!」防御し、反撃
天草四郎「セット!!」剣飛ばし
ダレイオス三世・ペンテシレイア「ぐぅぅ・・・・」防御する
ブーディカ「あなた達、カレーを調理するならこんなことは無意味のはず・・・どうして!?」
カイニス「知ったことか!あたしはただ、戦えればそれで良いんだよ!!」
立香「料理と関係ないじゃん・・・・」
天草四郎「恐らく、彼女達はチームの護衛のためにいるのでしょう。このフェスもただ料理を作るだけでは勝てないみたいですね。」
立香「なら、遠慮はいらないって事ね!」
天草四郎「そういう事です!下がってください、ブーディカ!!」
ブーディカ「えぇ!!」下がる
天草四郎「天の杯(ヘヴンズ・フィール)』起動。 万物に終焉を、双腕・零次集束(ツインアーム・ビッグクランチ)!!」ドキュュューーン‼
カイニス「な、なんだと⁉」
グワァァァァ~~~~ン‼
カイニス達「ぐぁぁぁ~~~~!?」
天草四郎の宝具で、襲撃者を撃破する立香達
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一方のマシュ達(調理組)
トントントン!(野菜を切る音)
フランケン・サンタ「ジャガイモ、きれた!」ジャガイモをスティック上に切った
スカッピ「よし、それを全て油で揚げるよ!」
フランケン・サンタ「はい!」
スティック上に切ったジャガイモを油が入った鍋にいれるフランケン・サンタ
マシュ「野菜をスティック上に切った次は、フライドポテトですか!?私達は一体何を作っているのですか?」
スカッピ「まぁ、私を信じてマシュ!」
そう言い、ボウルにカレー粉を入れ、そこにケチャップとソース、味噌を加える
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酒呑童子達の陣営
鬼女紅葉「カレーとはのぉ・・・身ほどの生きた世には存在しない食い物だな・・」皮むきをしながら
鬼女紅葉が皮を剥いたジャガイモをまな板に置くが、それを茨木童子が食べてしまう。
茨木童子「うぬぅ、たぁしかにそうじゃなぁ・・あむあむ・・」喰ってる
酒呑童子「アラまぁ?これでは、いつになってもカレーの具材が出来んっちゅうのに・・・」ゴクゴク
そう言いつつ、酒呑童子はみりんを一本ぐらい飲んでいる
鬼女紅葉「・・・・・」無視してにんじんの皮をむく
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ボイジャー「ねぇ?なんであの人達、料理しないで食材を食べてるの?美味しいのかな?」
エリゼ「見ちゃダメよ、ボイジャー。紅葉さん以外のあの鬼はバカだから。」
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円卓組の陣営
ガレス「大江山の鬼達、カレー作らずに喰ってるばかり・・私たちは周りに気にせず、真面目にカレーを作り・・」
ランスロット「ガレス、玉ねぎをいれたいんだがどこにあるか知らないか?」
ガレス「はい?確か、ちゃんと切ってここに・・・」
ランサーアルトリア〔オルタ〕「いっておくが、わたしぃはたへぇてないぞ!」モグモグ
ガレス「いや、そっちも喰ってるぅぅぅぅ~~~~!!!(怒)」
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紅閻魔「なにやってるんでちか・・・あいつらはあいつらで失格でち!」
失格(論外):酒呑童子のチーム、円卓組チーム (敗因:調理せずに食べてるため。)
紅閻魔「因みに、あたちが審査・判断によっては、そのチームをすぐに失格にするため、気をつけて欲しいでち。」
本能寺チーム
信勝「姉上、まだですか!?早くしないと他のチームのカレーが完成してしまいますよ!!」
魔王信長「まぁ待て、あと少しで出来る。」
鍋には銀色の袋が茹であがっていて・・・
魔王信長「信勝、菜箸を!」
信勝「御意‼」
更にご飯が盛られた皿に銀色の袋から出るカレーをかけ、豚カツをそこにのせる
魔王信長「よし、これが魔王のカツカレーじゃ!!」
紅閻魔「よし・・・じゃないでち!!なんでちか、これは!?」開けた袋を見せて
魔王信長「レトルトカレーというものだ。しかも最高級のだ。」
紅閻魔「レトルトでちかぁ・・それにこのカツレツ、スーパーで売られているやつでちね!」
信勝「それ、特売で良いやつなのですよ!!」
紅閻魔「・・・まさか、この行いを調理だと思っているのでちか?」ピリピリ
魔王信長・信勝「あぁ。(はい。)」
紅閻魔「(無言のヘルズキッチン行きの魔術)」バカン!
魔王信長・信勝「あぁぁぁぁ~~~⁉」穴に落ちる
紅閻魔「もっと酷いものは、問答無用でヘルズキッチン行きでちよ。」
紅閻魔「それにカレー味のカップ麺も厳禁でちよ、そこのユニヴァースの人‼」
ーーーーーーーーーーー
XX「ギクッ⁉Σ(;`∀´)」カップ麺にお湯を入れてた
XX「何故、私の行動を遠くから!?ここは一先ず退散するしか・・・」逃げようとする
紅閻魔「!!!(無言のヘルズキッチン行きの魔術)」ガパン!
XX「アレェェ~~~~!?」落ちる
紅閻魔「耳もすこぶる聞こえるでちよ!!」
紅閻魔「くぅ・・・他にまともに調理をするサーヴァントはいないでちか・・・?」見回る
ーーーーーーーーーーー
ファントム「出来ましたよ。私のクリスティーヌに捧げるオペラカレーを・・・」真っ赤なカレー
紅閻魔「生き血でちか、これは!?」ガチャン!(試食拒否)
ーーーーーーーー
ジル「おお~~、これこそ、我が最高傑作のシーフードカレーを、お食べに・・・・」触手がウネウネ
紅閻魔「これ、生き作りでちか!?」ガチャン!(試食拒否)
ーーーーーーーー
フーヤちゃん「見るが良い、この我のカレーを!!」カレールーが紫色
紅閻魔「ド、毒々しいでち・・・」ガチャン!(試食拒否)
ーーーーーー
ジャック・ザ・リッパー「ねぇ、私たちのカレーは?」自民党議員の内蔵のせ
紅閻魔「こ、こわいでち!!」試食拒否
???「では、これはどうですか?」
紅閻魔「~~~~!?」言葉にできない
殺生院キアラ「ウッフフフフ・・・」18禁モザイクでカレーが見れない
紅閻魔「ヒギャァァァァ~~~~~~~~!?」倒れる
ーーーーーーーー
紅閻魔「お、思ったより深刻でち・・・皆さま方は、戦う以外脳がないのでちか・・・・」グスン
フランケン・サンタ「だいじょうぶ、べにえんまちゃん?」近寄る
紅閻魔「あなたは確か・・・」
マシュ「紅閻魔さん、凄くピリピリするのはわかります。でも、サーヴァントにも個性は付き物です。」
フランケン・サンタ「これ、出来上がったわたしたちのカレーりょうり、めしあがれ。」料理を見せる
フランケン・サンタが見せたのは、フライドポテトと野菜スティックの盛り合わせとカレーディップソースだった
紅閻魔「あなた達、確かにカレーっぽいでちが・・・まぁ、食べてみるでち。」試食する
紅閻魔「パクっ、カリカリ・・・・!?」
紅閻魔「これは、フライドポテトの塩加減にこのカレーディップが相性抜群でち!しかも野菜もありまちので、何度も食べれるでち!これは・・・・」
紅閻魔「とても美味しいでちぃ~~~~!!」ホワワァ~~ン♪
キィーーン、キラキラ☆!!
紅閻魔「こ、これはまさか⁉」
突然、料理が光だして、その料理が聖杯があるテーブルに盛られる
クッキング・サンタ・フェスティバル:メニュー
オードブル:フライドポテトと野菜スティックのカレーディップソース
紅閻魔「これは正に、オードブル料理が完成した瞬間!!カルデアチーム、予選突破でち!!」
ヒューヒュー!パチパチパチ!!
ーーーーーーーーーー
拠点への帰り道
フランケン・サンタ「やったぁ!いっかいせん、トッパシタヨーー!!」
立香「良かったね、フランちゃん!」
フランケン・サンタ「はい!」
マシュ「ですが何故、クリアしたのでしょう・・私達が作ったのは、フライドポテトとカレー味のディップソースでして・・・」
スカッピ「オードブルはね、コース料理の中で最初に出される料理の種類の一つで、食欲をそそる事が目的なのよ。」
天草四郎「なるほど。確かに最初の料理でカレーだと、すぐにお腹一杯になってしまいますから、カレーライスは引っ掛けだと?」
スカッピ「えぇ、お題がカレー料理と言えばほとんどはカレーライスを思い浮かべると思うけど、オードブルからカレーと聞いて、すぐに疑ったわ。」
スカッピ「それにコース料理とは、食のアートと言われる意味合いがあってね。オードブルはその外のような物、最初からカレーみたいな大きい料理を出されたら、コース料理として成り立たないからね!」
立香「奥が深いのね、コース料理って。」
マシュ「そうでしたか、勉強になります。」
ーーーーーーーーー
拠点に戻った立香達
ガサゴソ、ゴトン・・
スカッピ「!!。何かいる!!」
立香「まさか、食材泥棒!?」
ブーディカ「最悪の場合、例のアレか?」
ガサゴソ・・・ヌヌッ!
謎の黒い何か「み~~た~~なぁ~~~~!!」
立香「出たぁぁ~~!!」
ヒュン!カサカサカサ‼
マシュ「先輩!動きから、名前が禁句のGと思われます!!」
立香「よし、駆除しよう‼」
フランケン・サンタ「おりょうりのてき、Gはちりにする!!」
立香達は突如現れたGらしき2体を駆除しようとする
ーーーーーーーーーー
スカッピとフランケン・サンタ「はぁ!!(やぁ!!)」コンビネーション攻撃
黒いG達?「ハゥゥン(ぐわぁ)!?」当たる
タマモキャット「イタタ・・止めて、降参だワン!」
巴御前「だからやめようと言いましたのに・・・・」
立香「タマモキャット、それに巴御前まで!?」
巴御前「申し訳ありませんマスター。私達、腹を空かしておりまして・・・・」
タマモキャット「ソーリー、本当にソーリー・・・こんなこと、悪いことだと知っていましたが。空腹の虫には敵わず・・・」
マシュ「一体何があったんですか?」
タマモキャット「それがですねぇ・・・」
ーーーーーーーーーー
タマモキャットと巴御前は訳を話始める
マシュ「それでお二人方はフェスに参加を?」
巴御前「はい。清姫とタマモキャットとのチームで挑んだのですが、一回戦のカレー作りであえなく脱落してしまいました・・・・」
タマモキャット「実を言うと、襲い掛かる敵やカレーの煮詰める時間を早くするために、清姫の転身火生三昧を使用したのですが、うっかり火力を間違えてカレーを黒焦げにしてしまいました・・・」
スカッピ「黒焦げって・・・あなたはねぇ!」
立香「まぁ、そうなるね・・・・」
タマモキャット「そのあと、それを紅閻魔さんに見られ、我々共々ヘルズキッチンに落とされ、大胆に搾られました。」
タマモキャット「清姫さんに至っては、今回の責任を感じて先にカルデアに帰ってしまい、我等は空腹の末、あの様な事態に・・・・」
立香「苦労したんだね。」
マシュ「それでお二人方はこれからどうするおつもりでしょうか?」
巴御前「はい。実はこのフェスには、合意があれば1チーム6人になるまで、次に進出したチームと合流する事が出来るのです。」
巴御前「もし良ければ、私達をマスターのチームに加えてもらってもよろしいでしょうか?」
天草四郎「マスター!タマモキャットはカルデアのキッチンで料理を振るってますし、巴御前はアーチャーの事もあり、これからの戦力になるかと?」
立香「うん。大歓迎だよ、二人とも!!」
巴御前「ありがとうございます!この巴、調理はしませんが全力でマスター達をお守りいたします!!」
マシュ「巴御前さんはある意味、護衛や捕獲などの戦闘に向いているのしれませんね。」
立香「まぁ、丸かじり御前だしね。」
巴御前「//////。認めるしかありませんね・・・・」カァ~
タマモキャット「その通りですね・・・。あとフランケン・サンタ・ノエルさん、あなたも料理人でしたよね?」
フランケン・サンタ「(頷く)」
タマモキャット「でしたら、あなたの偽物に負けないように、私からも料理の手ほどきをお教えしましょう!」
タマモキャット「ですが、私とてスカッピさんと同じく厳しく指導しますので、覚悟してくださいね!!」キリッ!
フランケン・サンタ「はい!!」
スカッピ「そうと決まれば、まずは味付け練習よ!フランちゃん!」
フランケン・サンタ「はい!!」味付けにかかる
こうして、カルデアチームにタマモキャットと巴御前が加わった
二品目:スープ/クラムチャウダーは具材が命
____________________
タマモキャット「・・・・・」ズズズッ・・
フランケン・サンタ「・・・・・・」真剣顔
タマモキャット「・・・うむ。この舌に残る美味しさ・・・とりあえず合格といたしましょう。」
フランケン・サンタ「はぁ・・やったぁ!!」
スカッピ「とりあえず、味付けのレッスンは合格ね。」
立香「ゴチになります!!」
雀「次の調理の準備が出来たでチュン!どうぞ、こちらに・・・」
タマモキャット「おや?もうそんな時間でしたか!では、参りましょうか!」
フランケン・サンタ「はい!!」
マシュ「あのぅ・・次に作る料理はなんでしょうか?」
スカッピ「えぇ・・コース料理の順番からしたら、次は「スープ」だと思う。」
タマモキャット「スープですかぁ・・・となりますと、食材が重要ですなぁ・・・」
スカッピ「スープは肉、野菜や魚介類などを煮込んで、そこから出る水分で構成される料理の一つなんだ。」
スカッピ「だから、スープを作る時には、食材を見極め、煮込んでその水分を美味しく取り出せる事がコツなんだよ。」
フランケン・サンタ「わかった!旨く出来るか、わからないけど・・やってみる!」メモを取りながら
_______________________________
第2会場:コンコルド広場付近
紅閻魔「クッキング・サンタ・フェスティバル。次に作る料理「スープ」のテーマは、『食材抽選調理』でち。」
紅閻魔「言葉通り、ガラポンから出たお題に書かれている食材でスープを作っていくのでち。」
紅閻魔「でちから、間違って出たモノでも調理しなければならないのでち。つまり運も実力も内ででち!」
スカッピ「なるほど、そう来たかぁ・・・」
立香「なんか嫌だな・・このテーマ。」
マシュ「仕方がありません。そういうテーマですから・・・」
紅閻魔「抽選方法はこのガラポンでやるでち。」ガラポンを見せる
紅閻魔「因みにこのガラポン、制作者は・・・・」
???「それは、私が説明させて貰いますね!!」
タマモキャット「げぇ!?この声は、まさか!?」冷や汗
立香「嫌な予感・・・・」冷や汗
フランケン・サンタとスカッピ「?????」理解出来ない
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