【艦これ】加賀のケッコンカッコカリへの道 (65)

※注意!このSSにはキャラ崩壊、二次設定、稚拙な文章等が含まれています。
 それでも大丈夫という方は、よろしければお読み頂けると幸いです…!
 では始めていきます!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1576920566

加賀Lv.13「提督と付き合いたいわ」キリッ

蒼龍「……」
飛龍「……」

蒼龍「えっと…加賀さん、もしかしてその為に私たち呼ばれたんですか?」

加賀「そうよ、あなたたち二航戦の力と知恵を貸してほしくてね」

飛龍「大事な話があるっていうから何事かと思ったのにそんなことだったんですか…」

加賀「いいえ、私にとっては大事な事よ、だからこそ二人に来てもらったの」

蒼龍「まぁ、頼ってくれるのはうれしいですけどね!エヘヘ」

飛龍「だねー!でも提督をおとすには何がいいかな~?」

蒼龍「そういえばこの間の空母飲み会の時に誰かが「男を落とすなら胃袋を掴むのよ!」って言ってなかった?」

飛龍「あ!それいいかも!美味しい物食べると幸せな気持ちになるもんね~」

加賀「そう、料理ね…」メモメモ

蒼龍「提督の好みは分からないですけど、男の人はカレーか肉じゃがが好きって聞きますよ!」

飛龍「そうそう!あと料理してる時の後ろ姿がグッとくるらしいですよ!」

加賀「なるほどね、他には何かあるかしら?」

飛龍「あとは…雑誌とかにだと”料理に向かう真剣なまなざし”や”リズミカルに食材を切る姿”とかだったかな?」

蒼龍「あ~、わかるかも!私も鳳翔さんの料理してる姿好きだもん」

加賀「ふんふん、わかったわ、ありがとうね二人とも、早速提督の所へ行ってくるわ」

飛龍「いえいえ!それよりも頑張って下さい加賀さん!」

蒼龍「後で結果を聞かせて下さいね、ご武運を!」

加賀「ええ、期待して待ってて頂戴」

ガチャ バタン

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加賀Lv.14「…それでは反省会を始めるわ…」ズーン

飛龍「いや、加賀さん流石にアレはちょっと…」

蒼龍「提督叫んでましたよ『助けてー!』って…」

加賀「うぅ…」

飛龍「とにかく一度説明してくれますか? 何故提督を刺そうとしたのかその理由を」

蒼龍「いやいやいや飛龍、加賀さん刺そうとしてないからね?ふざけるのはダメだって、加賀さん困って…」

加賀「あの人が…あの人が私に振り向いてくれないから!うぅ…」

蒼龍「加賀さんまで何言ってるんですか!?真面目にしないと私帰りますよ!」

加賀「冗談よ、落ち着いてちょうだい蒼龍、ちゃんと説明するわ」

加賀「そうね、簡単に言うと料理をしている姿を見てもらう為に執務室に行ったのよ」

飛龍「片手に包丁を持ったまま?」

加賀「ええ、すぐにでも”料理に向かう真剣なまなざし”を見てもらいたくて」

蒼龍「で、そのまま無言で突撃していったと」

加賀「あら失礼ね、ちゃんと挨拶はしたわ、リズミカルに鼻歌まじりね」

蒼龍「余計に怖いですよ!!傍から見たらやばい人ですからね!?なんで突撃する前に声を掛けなかったんですか!」

加賀「そ、そんな提督に声を掛けるなんて…!恥ずかしいじゃない…///」

飛龍(手に包丁を持って執務室に押し掛けるのは平気なんだね…)ヒソヒソ

蒼龍(シッ、加賀さんに聞こえちゃうから)ヒソヒソ

飛龍(大丈夫、加賀さんの前で言わないから)ヒソヒソ

蒼龍(いや、加賀さん目の前だから)ヒソヒソ

加賀「どうしたの二人とも?小声で話し合って」

蒼龍「い、いえいえ!なんでもありませーん!」

飛龍「そういえば加賀さんって提督とあまり話すことないんですか?」

加賀「任務上では会話のやり取りはあるけれどもそれ以外はあまりないわね」

飛龍「つまりコニュミケーション不足ってやつですね!」

蒼龍「飛龍、それをいうならコミュニケーションって…それよりもそれならスキンシップが必要ですね」

加賀「スキンシップ…ね、でもどうしたらいいかしら」

飛龍「それなら秘書艦がいいですよ、常に提督の側にもいれますしね!」

加賀「つ、常に!?」

蒼龍「一応言っておきますけど執務中だけですからね?」

加賀「………そう」シュン

蒼龍(あからさまに落ち込んでるけど、何考えてたんだろ…)

飛龍「では当分の間、加賀さんは提督とのスキンシップに努めること!秘書艦の話は私達から提督に言っておきますね」

蒼龍「困ったことがあったらいつでも言って下さいね!あと、焦りは禁物ですよ」

加賀「わかったわ、これからも頼りにさせもらうわね」

飛龍「はい!私たちも応援してます!」

蒼龍「今度集まる時はいい内容である事をを期待してますね!」

加賀「任せてちょうだい、今度は失敗しないわ!」

【続】

今日はこの辺りで書き込みを止めます。
また後程書かせてもらいますので良ければまた見てください!ではではでは!

前回の続きから次から書かせて頂きます!

加賀Lv.41「いらっしゃい、さぁ座って二人とも」

蒼龍「おじゃましまーす♪」

飛龍「おじゃましまーす!」

加賀「飲み物はペプ〇とコ〇ラどちらがいいかしら?」

蒼龍「いや、それあんまり変わらないような」

飛龍「じゃあ私はコー〇で!」

加賀「分かったわ、蒼龍はどうするの?早く答えないと小破させるわよ」

蒼龍「何小破って!?何する気ですか!!」

加賀「冗談よ、あなたはいつも面白い反応をしてくれるからついイジりたくなるのよ」

飛龍「あ、それわかります!蒼龍ってこう揉みたくなるような雰囲気がありますよね」ワキワキ

蒼龍「される方は疲れますよ…って飛龍のその手つきはやらしいからやめて!」

飛龍「えー?いいじゃない減るもんじゃないし」

蒼龍「だからって揉んでいい理由には、なーりーまーせん!」

加賀「相変わらず二人は仲が良いわね、少し羨ましいわ」

加賀「私も提督と……」(鼻血ダラー)

蒼龍「何を想像したら鼻血なんて出すんですか…加賀さんほらティッシュです」

加賀「鎧袖一触よ、心配いらないわ」フキフキ

蒼龍「いや、意味がわからないんですけど…あ、あと私〇ーラでお願いします」

飛龍「さて、そろそろ話を戻して加賀さん、提督との仲はどうなんですか?」

加賀「二人のアドバイスのおかげで秘書艦にしてもらったわ、提督とは前よりも話す機会が多くなったし、ありがとう」

加賀「ただ、それ以上はまだ何もないわね、だから二人にまたアドバイスをもらおうと思ってきてもらったのよ」

蒼龍「そういうことだと思って今回は助っ人を呼ぼうと思います!」

加賀「助っ人?」

飛龍「私たち二人だけよりもおもしろ…オホン、的確なアドバイスが出来ると思って!」

加賀「………」ゴゴゴゴゴ

飛龍「ダメ…ですか?」

加賀「いえ、良い事だわ、それに提督を狙う他の娘に対してけん制する効果もあるし、外堀を埋めることにも繋がる…」

加賀「いいわ、ガンガン呼んできて頂戴」キリッ

飛龍「了解です!じゃあ早速呼んでこよっか!」

蒼龍「おっけぃ!ではちょっといってきます!」

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蒼龍「そんなわけで来てくれた助っ人がコチラ!」

飛龍「一航戦の先輩の先輩、龍驤さんです!」ドンドンパフパフ

龍驤「いや…いきなり呼び出されて助っ人って言われても、なにしたらええんやウチ?」

加賀「お待ちしていました龍驤さん、あなたが私と提督を結ぶキューピッドね」

龍驤「何の話や!?てか加賀かウチを呼んだん?」

蒼龍「龍驤さんをお呼びしたのは私たちなんですけど、じつは加賀さんの恋のことで相談したいことがあってですね」

飛龍「そうなんです!ぜひ色々と経験豊富な龍驤さんにアドバイスをと!」

龍驤「経験豊富って…誰からの情報や?鳳翔からか?」

飛龍「いえ、勘です!」

龍驤「勘って…まぁええわ、それで?加賀と司令官の仲はどのくらいなんや?」

加賀「そうですね、最近は秘書艦を任せてもらったおかげで世間話を軽く受け流せるくらいには親しい関係になりました」

龍驤「…受け流すんは親しくなってるんか?」

蒼龍「という訳で、進展はすこーしあったところで止まってるんです!」

龍驤「いうてもなぁ、秘書艦やったら一緒にご飯とか食べたりしてもっと仲ようなるやろ?」

加賀「じつは…その…食べてなくて…」

蒼龍「え、いままで別々で食べてたんですか?」

飛龍「最初に起こした事件がいまもトラウマになってるってやつですか?」

龍驤「事件ってアレかいな…まぁトラウマになるとしたら司令官の方やけどな、包丁なんか持って入ってこられたら」

龍驤(…龍田とかも得物持って執務室に入るけどこの際言わんとこ)

龍驤「よっしゃ、それやったら一回みんなでご飯食べたらええねん!そしたらそんなトラウマも(多分)無くなるし二人の仲も縮まるかもしれんしな!」

蒼龍「じゃあそのセッテイングは私たちが!」

龍驤「いや、ここはウチに任せとき、二人は結果を待ってくれたらええで」

飛龍「えー、私たちも美味しいご飯たべたーい!」

蒼龍「そうですよ!それに龍驤さんに任せっきりなんて悪いですよ!」

龍驤「二人とも…それやったらご飯とかにかかる費用をも負担してもらおうか?」

飛龍「蒼龍、果報は寝て待てっていうから私たちは待ってようか」
蒼龍「飛龍、ここは百戦錬磨の龍驤さんにまかせて待ってようか」

龍驤「おい」

加賀「お待たせしました、ドク〇です」コトッ

龍驤「このタイミングでか!?」

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龍驤「とゆーわけや、一緒にええ知恵貸してくれへんか?」

鳳翔「あら、龍ちゃんがわたしを頼ってくれるなんて嬉しいですね♪」

龍驤「料理いうたらやっぱ鳳翔んところが一番わかっとるとおもうし、あとちゃんづけはやめー」

鳳翔「ふふ、わかりました。それで何の料理をだす予定ですか?」

龍驤「それやねんなー、ウチ的にはタコ焼きがええんやけどウチが完全に仕切ってまいそーやから微妙なんや」

鳳翔「何か問題でも?」

龍驤「いや今回は加賀と司令官の中を近づけるのが目的やろ?あんまりでしゃばるんはよくないと思ってんねん」

鳳翔「それだったら…」ゴニョゴニョ

龍驤「ふんふん…よし、ならそれでいこか!」

鳳翔「じゃあ材料の用意は私がしておきますから龍ちゃんは提督と加賀さんに声をかけておいてくださいね」

龍驤「了解や!それとちゃんづけはやめっていうたやろ?」

鳳翔「あら、つい癖で言っちゃったみたいね、ふふ♪」

【続】

では、今日はこのあたりで書き込みを終わりますね!
また後程書かせて頂きます!ではではでは!

では、前回の続きをここから書かせて頂きます!

よろしくお願いします!

【食事会当日】

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加賀「航空母艦、加賀です。よろしくお願いします」カチコチ

龍驤「なんでそんなに緊張してるんや、ほらもっとりら~っくすせんかい!」パシッ!

加賀「あうっ、そうは言っても提督とご飯だなんて中々なかったもので」

龍驤「大丈夫やって二人っきりってわけじゃないし今回はウチもついとるんやから大船に乗ったつもりでドーンとまかせとき!」

加賀「龍驤さん………転覆しませんよね?」

龍驤「今ここで沈めたろか?」

加賀「冗談ですよ、おかげで緊張もほぐれてきました。ありがとうございます。」

龍驤「それやったらええわ、ほらもう司令官も待ってるから行くで」

加賀「はい、お願いします」

――――――提督の部屋

コンコン

提督「はーい、どうぞー」

ガチャ

龍驤「邪魔するでー」

加賀「お邪魔します」

提督「いらっしゃい、今日は誘ってくれてありがとうね、加賀さん」

加賀「いえ、今日の事は龍驤さんがやってくれたので私は…」

龍驤「何言うとるんや、加賀から提案したことやろ?」

龍驤「加賀はな、いつも頑張ってる司令官の事を労いたい言うて今回も事を言い出してくれたんや、さすが秘書艦様やで提督の疲れも見抜いてるんやからな~」

提督「さすが加賀さんそれでよく僕の顔を見てる時があったんですね」

加賀「!///」ボッ

龍驤(わかりやすいくらい恥ずかしがってるな…耳まで真っ赤にしてタコみたいやわ)

龍驤「さ、話はあとにしてちゃっちゃとタコ焼きの用意するで!加賀と司令官は食材の準備頼むわ、ウチはタコ焼き機の用意するから」

加賀「わかったわ、じゃあ…何からすればいいかしら?」

提督「それじゃ加賀さんはタコを包丁で切ってもらっていいですか?」

加賀「包丁…え、ええ…」

龍驤(加賀のやつ執務室のやつまだ引きずっとるな…)

龍驤「あー、ええ機会やし加賀のちゃんと調理してる姿みてもらおうか、加賀もその方がええやろ?」

加賀「ええ、提督がいいのなら…お願いできるかしら?」

提督「僕は大丈夫です!あの時は驚きましたが改めてよろしくお願いします加賀さん!」

加賀「提督…!ありがとうございます!」

龍驤(よし、これであとは放っておいてええやろ、それじゃアッチがアツくなる前にこっちのタコ焼き機をアツくしとこかな)ガサゴゾ

赤城「龍驤さん、天かす持っていき忘れてましたよ、はい」

龍驤「うわマジか、危ないとこやったわありがとうな赤…城?え?」

赤城「いえいえ、これくらいのことは任せて下さい♪早くタコ焼きパーティーを始めましょ♪」

龍驤「待て待て待て、なんでや、なんで自分ここにおるんや?え?てかいつ入ってきた?」ヒソヒソ

赤城「入ってきたのは先ほどです、報告書が出来たので提督に報告しに行こうと思ったら偶然ここにたどり着いたので」

龍驤「…………ホンマか?」

赤城「本当ですよ、決して龍驤さんと鳳翔さんの話を聞いていたとかではありません!」

龍驤「聞いとるやん!ああいやもうそれなら話は早いわ、なら今回の目的は分かってるな?」

赤城「勿論です、私も加賀さんの恋には応援します。だから早くタコパを!」

龍驤「…まぁ、わかってるんやったらええわ、準備するから手伝ってや」

赤城「はい!お任せあれ!」

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加賀「龍驤さん、準備ができましたってあら赤城さん?」

提督「え?あ、赤城さん、お疲れ様です!」

赤城「お邪魔してます提督、加賀さん♪」

龍驤「まーなんや、急やけど赤城も参加してええか?」

提督「僕は構いませんよ」

加賀「私も、むしろ歓迎です」

赤城「ありがとうございます!」

龍驤「それじゃ二人の承認も得たし早速どしどし焼いていこか~!」

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・・・・・・・・・・ジュワ~…

龍驤「で、キミどうなんや?加賀が秘書艦になってから変わったこととかあるか?」

提督「変わったこと…秘書艦になる前よりも加賀さんと話す機会が増えましたね」

龍驤「加賀はどうなんや?」

加賀「私も提督と同じですね、前は仕事の事以外では話すことがあまりなかったので」

赤城「最近の加賀さんは、部屋に帰って来てから笑顔でいる事が多くなったんですよ?」

龍驤「ほっほぅ~?なんやええことが最近あるんやろうな~♪」

加賀「はい、最近は提督との会話が楽しくて、秘書艦になる前はあまり話すことができなかったですし」

龍驤(おぉ!結構ぶっこんでいきよったな加賀のやつ!司令官の反応は?)チラッ

提督「僕も一緒ですよ、加賀さんを推してくれた蒼龍や飛龍には感謝してます」

龍驤(んー、まぁそこまで反応はないか、けど気持ちを伝えれたんはええかな!)

加賀「……///」(顔マッカ)

龍驤(あ、アカン、また耳まで真っ赤にしてタコになってるわ、相当勇気振り絞ったんやな)

赤城「さぁ、みなさん焼けましたよ、熱いうちに食べましょう!」

龍驤「お、ひっくり返してくれてたんやな、ありがとうやで!」

赤城「いえいえ、はい龍驤さん、それと加賀さん、そして提督もどうぞ」ヨソイヨソイ

加賀「ありがとうございます赤城さん」

提督「ありがとうございます、それじゃ頂きます!」

龍驤「よっしゃ、んじゃたべようかー」

パクッ
パクッ
パクッ

龍驤「―――!! か、辛っ!?辛いで!な、んで!?」

提督「え?辛いですか?」

龍驤「赤城ぃ!なん、ケホケホ、いれたなぁ!?」

赤城「さすが龍驤さん、いいリアクションをしてくれます…」

龍驤「言うとる場合か!ヒー!辛い!!」

赤城「ちなみに加賀さんはあまりの辛さにそこで気絶しています」

加賀「………」チーン

龍驤「加賀ー!ッゲホゲホ…!」

赤城「さぁ、無事なのは提督だけです!加賀さんを助けますか?」

龍驤(そうか、提督が加賀を助ける事で二人の距離を近づける作戦を…ってなんでウチまで巻き込まれるんや!)

提督「そりゃ助けますよ!加賀さんしっかり!」

加賀「…」

赤城「ダメですね、提督このまま明石さんの所まで連れて行ってあげてください、お姫様抱っこで」

提督「わかったって、お姫様抱っこ!?」

赤城「それは…加賀さんのスカートの丈が短いですしおんぶすると…あとはわかりますね?」

提督「…!」///

龍驤(スカートの丈なら赤城も一緒くらいやろ…!)

今日はこのあたりで書き込みを終わりますね!
いつも見て頂きありがとうございます!また書かせて頂きますのでよろしくお願いします!
ではではでは!

では、前回の続きをまた書かせて頂きます!

よろしくお願いします!

【反省会】

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加賀Lv.48「それへはこんひゃいのはんふぇいふぁいをふぁふぃめまひゅ」
      ※それでは今回の反省会を始めます

龍驤「あーい」

赤城「はい!」

龍驤「…くち大丈夫か加賀?」

加賀「もんらいなれす、あとひぇわけつをのむのれ」
   ※問題ないです、あとでバケツをのむので

龍驤「アカン…なんていってるんかちょいちょいわからんわ」

赤城「可哀そうな加賀さん…唇までタコになってしまうなんて」

龍驤「やった犯人がなに言うとるんや」

赤城「でも龍驤さんは大丈夫そうですね?タコにもたらこにもなってませんし」

龍驤「辛かったけどそこまではならんで、加賀はとりあえず大人しく…」

加賀「問題ありません、もう飲んできました」シュピピピーン

龍驤「治るのはや!何飲んだんや!?」

加賀「それはもちろんバk…いえ、辛い物によくきくやつです」

加賀「それよりも、今回のタコパ改め食事会ありがとうございます」

龍驤「ウチはまぁ二航戦の二人から言われてたからええけど」

赤城「私は美味しくタコ焼きを頂いたので満足です!」

龍驤「…やそうやで、そっちは司令官に運ばれてからどないやったん?」

加賀「あまり覚えていませんがあの時は至福の時でした…タコ焼きを食べた時は轟沈するかと思いましたが」

加賀「でもおかげ様で提督との距離は一気に近づいた気がします」

龍驤「それならよかったわ、ウチも加賀が勇気だして司令官に気持ち伝えたんは大きいとおもうで」

加賀「///」

赤城「あ、またタコさんになってますね」

龍驤「そこはいじらんでええねんて赤城、とりあえず今回は目標は達成できたってことでええんかな?」

加賀「はい、十分すぎる程です!」

龍驤「んならよかったわ!鳳翔と立ててた作戦とは違うもんになってしまってたから」

赤城「どんな作戦だったんですか?」

龍驤「内容はな、加賀が提督にタコ焼き食べさせて、お返しに提督も加賀に食べさせる、『らぶらぶ食べさせあいっこ作戦』や!」

赤城「へー」モグモグ

龍驤「そしてお互いがいつの間にか相手の事しか考えられへんくなるっちゅーわけや!完璧やろ!どや加賀?」

加賀「……」

赤城「加賀さん?」

加賀「…イイ…凄く良いです!」

龍驤「やろー!今回はあかんかったけど次はこの作戦で」

加賀「早速提督の所に行って来ます!龍驤さん、赤城さんありがとうございました!」

龍驤「は?ちょ、いくってどこいくんや!」

加賀「もちろん提督の所です、では!」バビュン

龍驤「ちょ、加賀―!」

赤城「また面白いことになりそうですね♪」

龍驤「言うとる場合かー!止めーい!」


【続】

短めですが、今日はここで終わります!
また書かせて頂きますのでよろしくお願いいたします!

お久しぶりです!年を越してなお期間が空いてしまいましたが続きが出来ました!
また書かせてもらいますので宜しくお願い致します!

【執務室】

加賀Lv.77「……」

飛龍「……」

蒼龍「……」

 カポーン

加賀「いい湯ね」

飛龍「ですね~」

蒼龍「…あの~ちょっといいですか加賀さん?」

加賀「どうかしたのかしら蒼龍?」

蒼龍「いま私たちが入ってるのって温泉ですよね?」

加賀「そうよ、二人には日頃の疲れを取ってもらう為に温泉岩風呂を用意したのよ」

蒼龍「それはありがたいんですがここって………執務室ですよね?」

加賀「ええ、家具職人さんにお願いして作ってもらったのよ」

飛龍「さっすが加賀さん!優しいです!」

蒼龍「いやそこじゃないでしょ飛龍!?執務室に温泉っておかしいよ!?」

飛龍「え~、そうかな?というか蒼龍だってそういいながら一緒に入ってるし」

蒼龍「う…だって入渠以外でゆっくりお風呂に浸かれることなんか中々ないし、温泉だし…」ブクブクブク…

飛龍「まぁまぁ!今日は加賀さんの好意に甘えてゆっくり温泉を楽しも―よ♪ね?」

蒼龍「うん…そうだね!そうしよっと!そうと決まれば加賀さんに聞きたいことがあるんですよ!」

加賀「あら?何かしら?」

蒼龍「加賀さんは提督のこといつから好きになったんですか?」

飛龍「そういえばそこは聞いたことないな~?どうなんですか加賀さん?」

加賀「そうね、あまりおもしろい話ではないけれどいいかしら?」

飛龍「全然大丈夫ですよ!聞かせてください!」

加賀「あれは…私が着任してすぐのことだったわ」

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(回想)

加賀Lv.1『航空母艦、加賀です。よろしくお願いします』カチコチ

赤城『そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ加賀さん、ほらリラックスリラックス♪』

加賀『は、はい…リラックス…リラックス…』

コンコン ガチャ

赤城『失礼します、提督、新しく着任した艦娘を連れて来ました、加賀さんどうぞ』

加賀『し、失礼します!航空母艦加賀、です、よろしくお願いします』

提督『いらっしゃい赤城さんそして加賀さん、これからよろしくお願いしますね!』キラキラ(加賀目線)

加賀『』ズキューン!(恋に落ちる音)

加賀『あ…はい///』

(回想終了)

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加賀「…ということよ」

飛龍「ほうほう、つまり一目惚れ、と」

蒼龍「わぁー!いいですね!なんか運命の出会いって感じで!」

加賀「そ、そうよ…一目惚れよ…///」

飛龍「で、そこから私たちに相談をしたんですね!」

蒼龍「話の切り出し方はすごい急だったけどね」

加賀「私だけではどうしたらいいか分からなかったから…」

雲龍「加賀さんでも分からないことがあるんですね」スィーッ

加賀「あら、雲龍じゃない、いつから来てたの?」

雲龍「加賀さんが提督との出会いの話をしていたところぐらいから来ました」

蒼龍「ていうか雲龍、髪の毛が湯に浸かっちゃってるよーいいの?」

雲龍「あ…まぁいいかしら、今更気にしてもしょうがないし」

飛龍「もー、しょうがないなー!後で乾かすの手伝ってあげる♪」

蒼龍「あたしもあたしもー!っと、そういや雲龍はいつもどうやって髪を乾かしてるの?」

雲龍「いつもは…妖精さん達か天城や葛城達が手伝ってくれてます」

飛龍「そりゃそうだよねー、凄い髪の毛の量だもん」

蒼龍「たまにはイメチェンして加賀さんみたいにサイドテールみたいにあげてみたら?」

加賀「いめちぇん…?」

雲龍「そうですね、今度妹達に頼んでみようかしら」

飛龍「あーでも葛城ならツインテールとかにするかもねー、瑞鶴の事あこがれてるし」

蒼龍「いや、案外自分と同じ髪型にして来るかも!」

飛龍「えー、そうかなぁ?」

 キャッキャ
   ワイワイ

加賀「…いめちぇん…」

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――――――加賀の部屋

加賀「……」ジーッ

加賀「これが通常の私、サイドテール加賀…そして」ゴソゴソ

加賀「これが、サイドアップ加賀!(※長良や萩風等)」

加賀「そして…ポニーテール加賀!(※大和や矢矧)」

加賀「…これじゃ髪を結ぶ位置が変わってるだけでいめちぇんとは違うわね、他には…」ゴソゴソ

コンコン

瑞鶴<加賀さーん、瑞鶴でーす、いますかー?>

加賀「どうぞ、鍵は開いてるからそのまま入ってきて頂戴」

瑞鶴「はーい、お邪魔しまーす!って加賀さんどうしたんですか?」

加賀「ん?何がかしら?」

瑞鶴「いや、髪の毛おろしてるの珍しいですから何かあったのかなって」

加賀「ああ、これはねいめちぇんというのをやってるのよ」

瑞鶴「イメチェン?」

加賀「そう、説明するとね」


~かくかくしかじか~


瑞鶴「なるほど、加賀さんは提督さんのことが好きで、新しい刺激を与えるためにイメチェンをしていた訳ですね」

加賀「そうよ、何かおすすめはあるかしら?」

瑞鶴「んー、私も今の髪型とおろしてる時ぐらいしかしてないですから…私と同じ髪型にしてみます?」

加賀「でもそういう可愛いのはあまり私には合わないと思うのだけれど」

瑞鶴「何言ってるんですか!だからこそイメチェンになるんですよ!それに加賀さんなら絶対に似合いますって!」

加賀「まぁ、ものは試しねお願いしていいかしら?」

瑞鶴「任せて下さい!五航戦の名にかけてバッチリ仕上げますから!」

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瑞鶴「はい!完成です!どうですか加賀さん?」

加賀「どうって…結構、いや、かなり…恥ずかしいわ///」

瑞鶴「」ズキューン!(何かに落ちる音)

加賀「…瑞鶴?」

瑞鶴「ッハ!は、はい!」

加賀「やっぱり変かしら…///」

瑞鶴「いやいやいや!すっごく似合ってます!もう食べちゃいたくらい可愛いです加賀さん!」

加賀「あ、ありがとう///」

瑞鶴(いや、めっちゃ可愛いんですけど加賀さん!何これ?ナニ?!いつものクールビューティの加賀さんがクールキューティ(?)加賀さんになってもう…)

瑞鶴「よし、この可愛さを鎮守府中に広めましょう!」

加賀「…は?」

瑞鶴「そうと決まれば早速出かけましょう!」グイグイ

加賀「え、ちょっとまt」

瑞鶴「いっきましょうー!」

加賀「ぁぁぁ~…」

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加賀「一航戦の誇りが…誇りが…」ズーン

瑞鶴「いやー良かったですね加賀さん!みんな似合ってるって言ってくれて!やっぱり私の目に狂いはなかったです!」

加賀「でも、恥ずかしすぎて大破しそう…もういっそこのまま入渠しようかしら…」

瑞鶴「何言ってるんですが!ここからが本番ですよ!」

加賀「これ以上にまだ何かあるの?!」

瑞鶴「もちろんです!本来の目的忘れてませんか?」

加賀「目的…?ッハ!」

瑞鶴「そうです!提督さんの所に行って今の加賀さんを見てもらうんですよ!」

加賀「む、無理よ!まだそんな心の準備が出来ていないのに!」

瑞鶴「いーえ加賀さん、今のその状態こそイメチェン…いや、もはやギャップ萌えというやつです!」

加賀「意味が分からないわ!」

瑞鶴「分からなくてもいいんです!さぁ、見せにいきますよ!」

加賀「いーやーだー!」(鋼の意思)

瑞鶴「嫌でも!…つれてぇ!…行きます!」(鋼鉄の意思)

加賀「こ、ここだけは譲れません!」

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加賀「一航戦の誇りが…誇りが…」ズーン

瑞鶴「いやー良かったですね加賀さん!みんな似合ってるって言ってくれて!やっぱり私の目に狂いはなかったです!」

加賀「でも、恥ずかしすぎて大破しそう…もういっそこのまま入渠しようかしら…」

瑞鶴「何言ってるんですが!ここからが本番ですよ!」

加賀「これ以上にまだ何かあるの?!」

瑞鶴「もちろんです!本来の目的忘れてませんか?」

加賀「目的…?ッハ!」

瑞鶴「そうです!提督さんの所に行って今の加賀さんを見てもらうんですよ!」

加賀「む、無理よ!まだそんな心の準備が出来ていないのに!」

瑞鶴「いーえ加賀さん、今のその状態こそイメチェン…いや、もはやギャップ萌えというやつです!」

加賀「意味が分からないわ!」

瑞鶴「分からなくてもいいんです!さぁ、見せにいきますよ!」

加賀「いーやーだー!」(鋼の意思)

瑞鶴「嫌でも!…つれてぇ!…行きます!」(鋼鉄の意思)

加賀「こ、ここだけは譲れません!」

 カツ
  カツ
カツ

葛城「加賀さんに瑞鶴先輩、何してるんですか?」

提督「廊下で何をしてるんだ二人とも…」

加賀・瑞鶴「あ」

瑞鶴「葛城じゃない!なんで提督さんと一緒に?」

葛城「なんでって言うと…」

提督「僕が呼んだんだ、加賀さんが珍しく時間になっても来ないから何処にいるか聞いてて」

葛城「そしたら廊下で二人を見つけたって訳です」

瑞鶴「なるほど、もうそんな時間になってたわけね、ってあれ?加賀さんは?」

提督「加賀さんならあそこに…」

加賀「見られた…見られた…提督に…」シクシク

瑞鶴「あー…加賀さんごめんなさい…」

葛城「? なんで加賀さんあんなに落ち込んでるんですか?」

瑞鶴「詳しくは言えないけど…提督さん、ちょっといい?」

提督「あぁ、なんでなのか教えてもらおうかな」

~かくかくしかじか~

提督「なるほど、加賀さんが自室で髪型を変えて遊んでいたところに、瑞鶴が来てそのまま連れまわしていて」

提督「で、皆に見られたのが恥ずかしかった、と」

瑞鶴「そうなの、だから加賀さんが来なかったのも私が悪くて」

葛城「あー、だから加賀さん瑞鶴先輩と一緒の髪型なんですね!すっごく似合ってますよ!」

瑞鶴「でしょー!ほら、加賀さん!葛城もこう言ってますよ!」

葛城「はい!似合ってますよ!あなたもそう思うわよね?」

提督「うん、いつもの加賀さんの印象と違って可愛らしい感じがして似合ってるよ」

加賀「」ピクッ

提督「すごく可愛らしいとおm…」

加賀「……」スクッ

提督「? 加賀さん?」

加賀「て、提督…そ、その…本当に、似合って…ますか?」

提督「うん、いつもの加賀さんの髪型も好きだけどそういうのもいいと思うよ」

加賀「す!ス!…~!!!///」

 バターン!

提督「えぇ?!か、加賀さん大丈夫?!」

葛城「大変です瑞鶴先輩!加賀さんが顔を真っ赤にしていきなり倒れました!ど、どうしましょう!?」キョロキョロ

瑞鶴「…」

葛城「瑞鶴先輩…?」

 バターン!

葛城「ず、瑞鶴先輩!!?大丈夫ですか!?」

瑞鶴(大丈夫よ、葛城…加賀さんの反応が可愛すぎただけ…尊すぎただけだから…)

葛城「ど、どうしよう!?瑞鶴先輩も倒れちゃった!?」

提督「とにかく明石の所に行くぞ、加賀さんは僕が連れて行くから葛城は瑞鶴を頼む!」

葛城「はい!」


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――――――加賀の部屋

加賀Lv.80「それでは、今日の反省会及びMVP受賞式をあげたいと思います」

加賀「まずはMVPの発表から行くわ、MVPは…瑞鶴!あなたよ!」ビシィッ!

瑞鶴「は、はい!ありがとうございます!」

飛龍「おめでとー瑞鶴!なんのMVPかは知らないけど」パチパチパチ!

蒼龍「うん、なんで反省会も開かれてるのかも分からないけどおめでとー!」パチパチパチ!

加賀「惜しくもMVPを逃したのは雲龍と葛城ね、二人には後で一航戦特製の梅干しを送っておくわ」

蒼龍「贈る物のチョイスが謎なのは置いておいて…何があったんですか?」

飛龍「そうそう!何があったのか教えて下さいよー」

加賀「そうね、そこは瑞鶴と一緒に説明しようかしら」

瑞鶴「はい!任せてください!」

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蒼龍「へ~、瑞鶴やるじゃん!」

飛龍「やっぱ若い娘は活力があるね!うんうん!」

加賀「ええ、これならこれからの作戦も任せる事が出来るわ」

瑞鶴「あ、ありがとうございます!」

加賀「では、授賞式はここまでで、今から反省会を始めるわ」

飛龍「といっても私たちは今回特に何もしてないね」

蒼龍「関係あるとしたら髪型を変えるきっかけを作ったくらいかな?」

瑞鶴「みなさんの反省会ってどんなことをしているんですか?」

飛龍「そーだねー、作戦悪かったところを振返って…くらい?」

蒼龍(最後に暴走した加賀さんを止めてるかな)

飛龍「あんまり特別な事はしてないかな、今回の場合は瑞鶴が暴走したのが反省点だけどその結果提督に見せる事が出来たからオッケーだし!」

蒼龍「私もそう思うなー、加賀さんは慎重に動き過ぎちゃうところがあるから」

加賀「そんなに慎重かしら?」

飛龍「そうですよ、加賀さんは慎重過ぎるのがいけないんです!もっと大胆に行きましょう!」

加賀「大胆にって言っても…」

瑞鶴「あの~、私からもいいですか?」

飛龍「いいよいいよ!言っちゃえ!焚き付けちゃえ!」

蒼龍「飛龍、焚き付けるのはちょっと違うと思うよ」

瑞鶴「私はもっと普段の加賀さんでいいと思います、いつも私たちを指導してくれたり秘書艦として提督さんの側にいる時みたいな感じがいいかなって」

蒼龍「あー確かに加賀さんって、提督の事を仕事の時以外で意識すると変になるもんね」

飛龍「秘書艦の時の『キリッ!』とした表情からは考えられないよねー」

加賀「そんなにちがうかしら?」

飛龍「違いますよー、それこそギャップってやつですよ!そんでもって、瑞鶴のおかげで次に改善すべき、やるべき事が見つかったね」

加賀「と、言うと?」

飛龍「ふっふっふー…そ・れ・は、また今度楽しみにしていてください!久々に二航戦の良いところを見せちゃいます!ね、蒼龍!」

蒼龍「え、私なんも分かってないんだけど!?」

飛龍「大丈夫大丈夫!あとでちゃんと言うから!」

加賀「そう、じゃあ期待して待ってていいかしら?」

飛龍「はい!」

蒼龍「…まぁ、こんな感じでいつも終わるかな、もしよかったら瑞鶴もまた加賀さんの相談や反省会に来てね、頼りにしてるから」

瑞鶴「はい!今度来る時は何かお茶菓子をもってきますね!」



【続】

今日はここまでになります!また続きが出来次第書き込ませて頂きますが、
今度は期間があかない様に気をつけます!またよろしくお願いします!

期間が空かないようにと言ってきましたが…すみません、ガッツリ空いてしまいました!
続きが完成しましたのでまた書き込みさせていただきます!改めてよろしくお願いします!

【蒼龍の部屋】

蒼龍「で、飛龍さっき言ってた加賀さんの改善するところってなに?私まだわかんないんだけど」

飛龍「ふっふっふー、それはねズバリ…最後の一押しよ!」ババーン!

蒼龍「…え?最後の一押し?よくわからないんだけど…」

飛龍「もー蒼龍はおこちゃまだなー、つまり提督と加賀さんは付き合ってるも同然って段階なの!」

飛龍「でも、二人は恋愛に奥手だから中々言い出せないわけよ、両想いなのにね」

蒼龍「いや、提督さんの気持ちまではわからないと思うんだけど…」

飛龍「いやいやー、そこがおこちゃまなのよ蒼龍、考えてみてよ?いくら私たちが加賀さんを秘書艦に推したからってここまでずっと変えないでいる思う?」

蒼龍「そう言われたら…」

飛龍「でしょー!?だから二人に必要なのはきっかけになる最後の一押しなの!」

蒼龍「なるほど、それで何か案があるの?」

飛龍「案じゃないけど当てはある!」

蒼龍「頼りになるような、ならない様な言い方だね…」

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赤城「遂に来ました…私の出番ですね………大将、超弩級ラーメンお願いします!」キリッ

加賀Lv.98「誰が大将ですか赤城さん、それにこれは普通の袋めんですよ」

【加賀の部屋】

カチッ、チチチチチチ…ボッ!

赤城「いえ、なんというかこうやって加賀さんの部屋でゆっくりするの久しぶりだから少し浮かれてしまったみたいで!」

加賀「確かに、赤城さんと二人でゆっくり過ごすなんていつ以来かしら」

赤城「加賀さんが着任したての頃はよくこうやって過ごしてましたけど、今は秘書艦として立派に提督を支えて…感慨深いものです……!」

加賀「赤城さん…」

赤城「だから……もう、提督を私に返してもらっていいですよね?」ニッコリ

加賀「……え?」ドクン

赤城「最初の頃は加賀さんに早くこの鎮守府に慣れてもらうために、飛龍と蒼龍の提案を飲んでいましたが…」

 ドクン

赤城「加賀さんももう十分すぎる程に強く、逞しく、大きくなってくれました」

赤城「もうこれ以上、加賀さんを秘書艦に置いておく必要はないと思います」

 ドクン

赤城「だから、秘書艦の、提督の隣は、私――、前任の秘書艦、赤城に返してもらいますね?」

加賀「ぁ…っ」

赤城「どうかしました加賀さん?顔色が良くないですよ?」

ピィーーーーッ!!!

加賀「!」ハッ!

赤城「あら、お湯が沸きましたね!早速ラーメンを作りましょうか、前みたいに仲よくね♪」パタパタ

加賀「い、嫌よ…!」

赤城「え?」

加賀「秘書艦は…提督の隣は、渡さないわ!」

赤城「…」

 カチッ

赤城「加賀さん、つまりそれは提督渡さないってことですか?」

加賀「そ、そうよ!相手が赤城さんだとしても提督は…あの人は渡さない!」

赤城「そうですか…フーッ…では、こうしましょう加賀さん、私と演習してください」

加賀「演習…?」

赤城「はい、実のところ私あまり人と話すのは得意ではなくて、どちらかというと戦って勝ち負けをつけるほうが得意なんです」

赤城「なので演習に勝ったほうが提督の隣に立ち、負けたほうが諦めるというのはどうでしょうか?」

加賀「…いいわ、その勝負受けます、いえ受けるわ!」

赤城「いい…返事ですね♪」ニッコリ

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【演習場】

赤城Lv.99「ハァ…ハァ…もう終わりですか加賀さん?」

加賀Lv.98「ハァ…ハァ…いえ……まだよ…!」

勝負を始めてからしばらく、加賀も赤城も互いの攻撃をうまく躱して決定的な一撃を入れられずにいた
しかし、徐々に赤城のほうに軍配が上がり始めていた

赤城「…加賀さん」

加賀「ハァ…ハァ…!」

赤城「だったら、もっと身体を起こしなさい!顔を上げ、相手から目を離さない!」

加賀「言われなくても!!」バッ

 ギリリッ…バシュン!!
   (艦載機発艦) 

赤城「甘い!直掩機!」

 ガガガガガ!!

加賀「くっ…!」

赤城「とどめです!艦爆・艦攻隊発艦!」バシュン!

加賀「!」

 ドーン ドーン

加賀(くっ…もう…ここまでなの…?)

赤城「やった!ついに私の勝利ですね!」

加賀(……提督…)

提督『加賀!しっかりしろ!』

加賀「…!? て、提督!?」キョロキョロ

提督『まだお前は戦えるはずだ!身体を起こして、顔を上げて、相手から目を離すな!』

加賀「は、はい!」

赤城「これで約束の…!」

提督『いま赤城は隙だらけだ、今ならいける!』

加賀「はい!(いまなら赤城さんを…!)」

…バシュン!!

赤城「うふふ♪間宮特別券なんて久し……ん?」チラッ

ブゥゥゥゥン 

赤城「あっ…」

     \チュドーン!/
      
「戦術的勝利B」テッテレテンテンテン!

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赤城(アフロ)「見事です加賀さん、私の一瞬の隙を見逃さずに放った一撃…私の負けですね」

加賀Lv.99「いえ、私一人では赤城さんには勝てなかったわ…提督のおかげよ」

赤城(アフロ)「そう、提督のおかげ…か、少し二人が羨ましいですね」

加賀「赤城さん?」

赤城(アフロ)「いえ、なんでもありません!それよりも私の負けなんで提督のことは諦めます!」

赤城(アフロ)「あ、あと秘書艦のこともですね!」

加賀「……ありがとう」

赤城(アフロ)「なーんで勝者の加賀さんがしんみりしてるんですか!ほらもっと胸を張って!」バンバン

加賀「い、痛いわ赤城さん!」

赤城(アフロ)「そうそう!もっと元気出して!…ほら、向こうから来てくれましたよ?」

加賀「え?」

提督「…加賀さん、お疲れ様です」

加賀「提督…その、さっきはありがとう…いえ、ありがとうございます」

提督「いや、こっちこそさっきは呼び捨てにしてすみません」

加賀「でもそのおかげで勝つことができましたから…でも提督がどうしてここに?」

提督「それは…」

赤城(アフロ)「それは、私が呼んだからです、私と加賀さんが真剣勝負をしてるので応援しに見に来てくださいって♪」

赤城(アフロ)「そしたら提督、加賀さんだけ応援してたみたいですもん!そりゃ負けちゃいます!」

提督「うぐ、そ、それは…」

赤城(アフロ)「…提督、アレは持ってきてくれてますね?」

提督「はい、もちろんです」

赤城(アフロ)「よろしい♪では、私はこの辺で失礼しますね、あとはお二人で」スタスタスタ

提督「…」

加賀「…」

加賀(き、気まずいわ…何を話したらいいかしら…)

提督「加賀さん、その…練度99達成おめでとうございます!」

加賀「あ、ありがとうございます?でも改まってどうしたんですか?」

提督「加賀さんがその練度になったとき渡したいものがあったので」ゴソゴソ

加賀(もしかしてさっき赤城さんが言ってたアレかしら?…きっと間宮特別券ね)

提督「これです、箱を開けてもらえますか?」スッ

加賀「はい……提督これは?」

提督「はい、ケッコン指輪です」

加賀「ケ、ケッコン!?」

提督「加賀さん、貴女に渡すため持ってきました。」

加賀「え、あ、わ、私に!?」

提督「はい、…加賀さん、貴女のことが好きです。ケッコンしてください」

加賀「ま、待って!待ってください提督!」

提督「はい、返事は待ちます、ゆっくり考えてくれて大丈夫です」

加賀「いや、その待ってじゃなくて、だめってわけじゃなくて…!」

加賀(お、落ち着くのよ私!…そう深呼吸をして)スーハー スーハー 

加賀「提督…」

提督「…」

加賀「私も…私も貴方のことが、す、好きです!」

提督「加賀さん!」

加賀「執務室で出会ったあの時から、ずっと、ずっと好きでした、私のほうこそよろしくお願いします!」

提督「はい!…では指輪を受け取ってくれますか?」

加賀「はい…!」

~ケッコンカッコカリのテーマソング~

加賀「提督、一つ聞いていいですか?」

提督「はい、なんでもどうぞ」

加賀「提督は、私の事をいつ好きになったんですか?」

提督「それは…加賀さんに初めて出会ったときです、一目惚れでした」

加賀「そう…ふふっ、一緒ですね、私も一目惚れだったんですよ」

提督「じゃあ最初からお互い両想いだったんですね」

加賀「ですね、ふふふ♪」

提督「では…加賀さん、手を」

加賀「はい」スッ


(加賀の手に指輪をはめる提督)


加賀「提督…」

提督「はい、なんでしょう?」

加賀「私、今…」

加賀Lv.100「とっても幸せです!」


ケ・ッ・コ・ン・カ・ッ・コ・カ・リ

艦娘と強い絆を結びました


【完】

【おまけ】            

蒼龍「加"賀"さ"~ん"!お"め"て"と"う"こ"さ"い"ま"す"~!!!」ガバァ!

提督「蒼龍!?」

加賀「蒼龍!?あなた何処から?」

飛龍「全く~、蒼龍は我慢ができないんだから!」グスッ

赤城「そういう飛龍も本当は一緒にいきたかったんじゃないですか?顔に書いてますよ♪」

飛龍「…加"賀"さ"~ん"!お"め"て"と"う"~!!!」ガバァ!

加賀「もう、二人ともお礼を言うのは私の方なのに、ありがとう二人のおかげよ」

蒼・飛「「わ"ぁ"ぁ"ぁ"~"~"ん"!!」」

龍驤「微笑み光景やな赤城」

赤城「ええ、私も演技を頑張ったかいがありました!」

龍驤(演技ねぇ…)「なぁ、ほんまにy

赤城「龍驤さん、本当にこれで良かったんです、二人は私にとってとても大切な…」チラッ

(和気あいあいとする提督と加賀達)

赤城「大切な教え子達みたいなもんですから!ね!」

龍驤「…せやな、教え子は大切にせなあかんな」

赤城「そうだ!龍驤さん例のアレは持ってきてますか?!」

龍驤「アレ?あぁ、間宮特別券やったら飛龍達から預かってるわ、ハイ」パシッ

赤城「ちっちっち、それだけじゃないです鳳翔さんの裏メニュー券をもらいましょうか」

龍驤「な!?アカンて!あれはウチの…!」

赤城「教え子は大切に…」ボソッ

龍驤「~~!!しゃーないな!ホラ!持ってけドロボー!」

赤城「はい!ありがとうございます♪では私も加賀さんにお祝いの言葉を言ってきますね♪」


【おまけも完】

これにて完結です!長く…長くなってしまい申し訳ありませんでした!
加賀さんのクールビューティーはもう皆さんに知れ渡ってると思いますが、今回改二がきてさらに
美しさに磨きがかかりましたね!皆さんもぜひ新しい姿になった加賀さんと一緒に頑張ってください!
また、今回長くなってしまったこともう一度謝らせてください。すみませんでした!


それでは
さよなら
さよなら
さよなら

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