ダンガンロンパ安価コンマスレ
前スレ
【ダンガンロンパ】俺「安価でコロシアイ学園生活を生き残る」part2
【ダンガンロンパ】俺「安価でコロシアイ学園生活を生き残る」part2 - SSまとめ速報
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・デスペナ無し
・学級裁判の活躍度によりチャプタークリア毎に特典が有ります
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前スレコンマ63
娯楽室
俺額「」ドクドク...
犯人「…。」
犯人「…!」
「ピンポンパンポ-ン。死体が発見されました。一定の自由時間の後、学級裁判を開きます」
俺「」
GAME OVER
前スレ1000コンマ78(特別自由行動権利+巻き戻し権利(チャプター問わず)
俺死亡GAME OVER
1最初からやる
2チャプター3の好きな場所からやり直す
多数決下5まで
前スレ635からやり直します
食堂
俺(食堂に戻ると、そこには朝日奈さんが居た)
桑田「あれ?朝日奈?おめー腹がいてーんじゃ無かったのか?」
朝日奈「う、うん…。そうだったんだけど…ドーナツ食べたら治っちゃった」ニコッ
桑田「なんじゃそりゃ!?」
大神「大事にならなくて良かった…」
朝日奈「えへへー」
苗木「ま、まぁ良かったじゃないか。ちょうどこれから3階の報告会をする所だったんだ。朝日奈さんも混ざりなよ」
朝日奈「うん」
──数十分後
俺「じゃあ新たに見つかった物を纏めると、3階の娯楽室、美術室、物理室…」
霧切「物理室の巨大な空気清浄機…」
苗木「僕が見た大和田君、不二咲さん、それに桑田君の写ってた謎の写真…」
舞園「このブー子と書かれたデジタルカメラと…」
朝日奈「それと新たに解放された1階の保健室だね」
桑田「大和田と不二咲と写真なんて撮った覚えねーけどなぁ」
大神「なら苗木が見た物はいったい何なのだ…?」
桑田「さぁな。モノクマがオレ達を騙す為にワザと捏造して置いったんじゃね?オレを黒幕の仲間だと思わせる作戦だったとかさ」
霧切「…。」
俺(桑田君が黒幕の仲間?いや、普通ならもっと頭良い人を選ぶと思うけど…)
セレス「…。」
舞園手「デジタルカメラ」
セレスコミュ回数1回
コンマ下二桁
91以上俺「そうだ。そのカメラで皆んなで記念写真撮ろう!」
90以下セレス「舞園さん。そのカメラはわたくしが預からせて頂いても宜しいでしょうか?」
安価下
コンマ83(同じなので前スレ648までカット)
廊下
俺(これ以上女子に男子の失態をカバーされる訳にはいかない。俺達もしっかり演技しないと…)
俺「はぁ…桑田君がじゃんけんで負けるから…」クルッ
桑田「はぁ!?俺の所為!?」クルッ
苗木「ま、まぁまぁ…僕等は食堂に戻ろうか…」クルッ
モノクマ「ちょーっと待った!!」
俺「な、何だよ…」
モノクマ「…おかしくない?それって絶対におかしいよね?」
苗木「お、おかしいって何が…?」ゴクリッ
モノクマ「だってさ、これって覗きのチャンスじゃん!そんな大チャンス逃そうっての!?」
桑田「た、確かに…」ゴクリッ
俺「は?…」
苗木「一理ある…」ゴクリッ
俺「苗木君まで…」
モノクマ「素直に僕の言う事を聞いてた方が良いと思うよ。超高校級の美女達を覗くチャンスなんだ。こんなロマン、二度と訪れないかもしれないよ?」ニヤニヤ
俺(確かに俺も男だ…。覗きたい気持ちは大いにあるが……が、だな…)
苗木「俺君!行こうよ!」コクッ
桑田「俺!行くぜ!」ハナヂドバドバ
俺(二人が俺を期待を込めた目で見てくる…)
俺「ッ……」
1よし、男のロマンを求めて行くか!
2…ごめん。俺部屋に帰るわ
多数決下3まで
廊下
俺「よし、男のロマンを求めて行くか!」スタスタ
桑田「しゃあっ!」スタスタ
苗木「流石俺君!」スタスタ
モノクマ「気を付けて行ってらっしゃーい」
俺(俺達男子勢はモノクマに見送られて再び脱衣所へと向かった)
脱衣所
俺「嘘だったとは言え、本当に入ったんだ…」ドキッドキッ...
苗木「う、うん…。中は防音になってるみたいだから話し声は聞こえないけど…」ドキッドキッ
桑田「こ、この奥にロマンが…」フラフラ
俺「ま、待て待て!」ガシッ
桑田「うおっ!?」ガシッ
俺「桑田君がドアを開く係りをやったら失敗する未来しか見えない…」
俺「ここは超幸運の苗木君に頼もう」コクッ
苗木「え?ぼ、僕で本当に良いの?」
俺「大丈夫。苗木君ならやれる」
桑田「頼むぞ苗木!オレ達の命運はお前にかかってんだ!」
苗木「う、うん…分かった…。やってみる…」ゴクリッ
浴槽扉「」スッ
苗木「ッ…」スス
俺(苗木君は絶妙な力加減で、超高校級の泥棒の如く扉を少しずつ開けて行く…)
俺(よし、そろそろ見れそうだ…///)ドキッドキッ...
苗木(この中にロマンが…///)ドキッドキッ
桑田(う、うひょーっ!///)ドキッドキッ
浴槽扉「」
霧切好感度7(コンマゾロ目、覗き中に苗木が脚を滑らせ…)
コンマ下二桁
71以上俺達は男のロマンをやり遂げた(苗木好感度8に上昇。桑田好感度4に上昇)
70以下確かに男のロマンを見た…。が俺は偶然なのかこちらを見ていた霧切さんと目が合った気がしてゾッとした…(苗木好感度8に上昇。桑田好感度4に上昇。夜時間霧切イベントへ)
安価下
上手くいけばコンマ判定が緩くなるかもってぐらいだから
結局はコンマを決めないとダメなんだけどね…
石田の活躍は原作IFで見てみたいけど、証拠集めで苗木舞園霧切ぐらい有能なキャラなのかどうか未知数だし
最悪「石田もセレスも助け損でした」も十分あり得るから困る
コンマ36(同じなので前スレ667までカット)
俺個室
俺「霧切さん…こんな時間に話しって?」
霧切「昼間の事よ」
俺「…昼間?」
俺(なんかあったっけ?…)
霧切「単刀直入に言うわ。俺君、覗いてたでしょ」
俺「覗いた?いったい何の事を…」
霧切「とぼける気かしら?私達がお風呂に入っている時…」
俺「……。」
俺「あ…」
俺(そ、そうだった…。新たな動機が発表されたり色々あったから頭から飛んでたけど…)
俺(俺、男のロマンを求めて女子の入ってる大浴場を皆んなで覗いたんだった…)
霧切「…やっぱり覗いていたのね」
俺「」血の気サ-...
俺(ぐああぁぁぁっ…霧切さんと目が合ったと思ったが、やはりバレていたのか!!??)
霧切「覗いていたのは俺君だけ?それともあの場に居た男子3人かしら?」
俺(あ、俺しかバレて無いんだ…)
俺(でもあの戦場で共同戦線を張った戦友達を売る訳には行かない…)グッ
俺「いや、お…俺が…一人で女子のお風呂を覗きたくて覗きました…」
霧切「ふぅん…。俺君が…」
俺「…。」
俺(これじゃまるで取り調べか何かじゃないか…。何だこれ…)
霧切「じゃあちなみに聞いておくけど、俺君はあの場で何を見たのかしら?」
俺「それは…」
1そりゃあ超高校級のアイドルの舞園さんをガン見してた
2朝日奈さんのおっぱいしか目に入って無い
3セレスさんが可愛いと思って見てた
4色々見たような気もするけど、俺の脳内には霧切さんの可愛い尻と脚しか脳に記憶されて無い!
5全員の裸を堪能させて貰ったな…。アレは良い物だった…
多数決下5まで
4
俺個室
俺「色々見たような気もするけど、俺の脳内には霧切さんの可愛い尻と脚しか脳に記憶されて無い!」
霧切「…。」
俺「…。」
霧切「そ、そんな…。私しか記憶されてないだなんて…///」カアァッ...
俺(…あれ?)
霧切「…とでもなると思った?」
俺「いや…。別に…そ、その……」
霧切「どうせ私を褒めておけば、許してくれるとでも思っていたのでしょう?」
俺「…。」
霧切「はぁ…俺君は嘘をつくのが下手糞なのよ」
俺「う、嘘じゃない!俺は霧切さんの事しか…」
霧切「ふぅん…。ならその証拠はあるのかしら?」
俺「しょ、証拠…?」
霧切「ええ。俺君は他の人に対して証拠を提示するのが得意だったでしょう?」
俺「それは学級裁判の時の話しで…」
霧切「なるほど、じゃあ私には俺君が私だけを見ていたと証拠は提示できないのね」
俺「ッ…」
1分かった。俺が本当の事を言ってると、霧切さんにその証拠を提示してみせる!ただし…
2すみません…。咄嗟についた嘘です…。男のロマンを求めて、女子全員の裸体を拝ませて頂きました…
多数決下5まで
1
だけどどう証明すればいいんだよ。今夜のオカズにします宣言でもするのか?
俺個室
霧切「フッ…冗談「分かった!!」
霧切「え…?」
俺「俺が本当の事を言ってると、霧切さんにその証拠を提示してみせる!」
霧切「…それ。本気で言っているの?」
俺「ああ、本気の本気だ」コクッ
霧切「…。」
俺「ただし、一つだけ此方からも条件がある」
霧切「覗いた張本人の俺君が条件を突きつけるのはおかしいと思うけど、一応聞いてあげるわ」
俺「少しで良いから証拠を提示する為の捜査時間が欲しい」
霧切「捜査時間…?」
俺「ああ、学級裁判が行われる前はいつも捜査時間が設けられるだろ?」
俺「だから今回も、その時間が欲しい」
霧切「…。」
俺「どうかな?」
霧切(フッ…俺君、貴方は面白い人ね)
霧切「分かったわ。特別に明日一日捜査する為の自由時間をあげる」
俺「へぇ…随分余裕なんだな?一日もくれるのか」
霧切「明日の晩、また訪ねるからその時に証拠を提示して貰おうかしら」
俺「ああ、構わない。一日もあったら証拠はかき集められる」
霧切「フッ…なら明日の晩を楽しみにしているわ。おやすみなさい」スタスタ
扉「」バタンッ
俺「…。」
俺「……。」
俺「……は?…いやいやいや、なんだ証拠って?」
俺(勢いで言ったけど、ど偉い事になっちまった…)
俺「だが約束は約束だしな…。霧切さんがまたやって来る明日の晩までに証拠を集めないと…」
霧切の好感度が8に上がった
霧切さんドヤ顔してるけど自分の裸をガッツリ見られたって事実はどう受け止めてるんだろ…
石丸は微妙だな。あえて傷口を広げるような真似しなけりゃゾンビ状態でおとなしくしてそうだけど
そうするとセレスの行動が変わるような気も
(朝食会は同じなのでカット)
俺個室
俺「ふぅ…」
俺「動機が発表されてから間もないんだ。部屋で寝てる場合じゃないな…」
俺(…それに夜の霧切さんとの学級裁判までに証拠を集めに行かなければ)
俺「とりあえず部屋を出るかな…」
インターホン「」ピンポ-ン
俺「ん?誰だ?」スタスタ
石丸「……。」
俺「い、石丸君!?」
俺「ど、どうしたんだ?…」
石丸「……。」
俺「えっと…」
俺(大和田君が死んでから全然寝てないのかな?顔が凄い干からびてる…)
俺(このまま放っておいたら、誰も彼に手を出さなくても勝手に一人で死にそうな気がする……)
石丸「………。」
俺「……。」
俺(…ここで突然変顔してみたらウケるかな?)
俺「あ、あのさ」
石丸「……本当か?」
俺「え?」
石丸「不二咲君と会えるって……」
俺「不二咲君?…あ、もしかしてアルターエゴの事かな?」
俺「誰から聞いたんだ?」
石丸「生きて…いたんだな…?」
俺「いや、そうじゃ無いんだが…」
石丸「会わせてくれ……彼と…。話が…したいんだ…」
俺「石丸君…」
石丸「……。」
俺(彼を放っておいたらこのまま死んでしまいそうだが……)
俺(だが俺もそんな暇がある訳じゃないしな…今日は特に)
1それでもこのまま見過ごす事はできない。アルターエゴの所に案内してあげよう
2不二咲君は死んだんだ…。もう話せないよ…
多数決下5まで
俺個室
俺「石丸君…よく聞いてくれ」
石丸「……。」
俺「不二咲君は死んだんだ…。大和田君に殺されて、もうここには居ないんだ…」
石丸「…!!」
俺(アルターエゴはあくまでアルターエゴであって…不二咲君じゃないんだ…)
俺「だからもう…彼とは話せないよ… 」
石丸「う…う…あああぁぁぁっ!!」ポロポロ
俺「石丸君!?」スッ
俺「!?」ハッ!
石丸「ああぁぁぁっ…」
俺「石丸君…。君は…」
俺(涙を流したいのに、流す涙の水分ももう無いくらいに…)
俺「石丸君、今すぐ食堂に行って何でも良いから水分を補給した方が良い。そうしないと君は…」
石丸「あぁぁぁっ!!」ダッ
俺「あっ…」
扉「」バタンッ
俺(石丸君は叫びながら俺の部屋を出て行ってしまった…)
俺(最悪食堂でも部屋のシャワーでも何でも良いからちゃんと水分を補給しといてくれたら良いな…)
俺「とりあえず俺も動かないと…誰かと話す前に先ずは脱衣所を調べに行こう」スタスタ
脱衣所
俺(…証拠集めに脱衣所へと足を運んだ俺は見た)
俺「うっ…」
霧切「…。」
俺「き、霧切さん…」
霧切「へぇ…本当に証拠を集めに来たのね」
俺「だから言っただろ?俺は本気だって」
霧切「フッ…」
霧切(本当に面白い人ね俺君…)クスッ
俺「あ、笑った」
霧切「…。」ピタッ
俺(…何か仲良くなってから結構小さい事にも反応してくれるようになったし、最近の霧切さん普通に可愛いな)
俺「ここで何を?」
霧切「俺君と一緒よ」
俺「調査か…。霧切さんも本気なんだな…」
霧切「俺君が本気で来るなら、私も本気で迎え撃つわ」
俺「へぇ…面白いな」
俺(…やめて)
霧切「フッ…今夜を楽しみにしてるわ」スタスタ
俺「…。」
俺(やべええぇっ…)
俺(とりあえず俺が霧切さんしか見てない証拠を集めよう)
──数時間後
浴槽の扉「」
俺「証拠として集まった証拠は扉の隙間、大浴場の湯気、霧切さんとの距離、バスタオルを巻いていた霧切さん…そして最後の切り札の……」
俺(何とかこれで今日の夜霧切さんをロンパして納得させないと…)
俺「ふぅ…ちょっと疲れたな…。頭を回すのはこの辺りにして、一旦誰かと話しに行くか」
自由行動
1美術室(舞園)
2物理室(苗木)
33階廊下(桑田)
4プール(朝日奈&大神)
5図書室(十神&腐川)
6食堂(セレス)
多数決下5まで
食堂
俺(食堂には誰か居るかな?)スタスタ
セレス「…。」
俺「あれ?セレスさん」
セレス「おや?俺君ではありませんか」
俺「どうしたんだ一人で椅子に座って」
セレス「娯楽室でビリヤードを楽しんでいたのですが、疲れてしまったので何かミルクティーでも出てこないかなと」
俺「そ、そう……」
セレス「ええ」
俺(…食堂に誰も居ないのに勝手に出てくる訳無いだろ)
セレス「俺君はどうなされたのです?」
俺「あーいや、誰かと話したい気分だなって思って」
セレス「舞園さんなら3階に居ましたわ」
俺「そ、そう…」
俺(そんなに俺って普段から舞園さんと居るかな…)
セレス「行かないんですか?」
俺「うん。そりゃあ常に一緒に居る訳じゃないし、彼女も一人の時間が欲しい時だってあるだろうし」
セレス「そうですか」
俺(自分から舞園さんの話振っておいて全然興味無さげだな)
セレス「……。」
俺(ずっと時計だけを見つめて、一体何を考えてるんだろセレスさん…)
1セレスさん。良かったら俺がミルクティー淹れて来るよ
2こんな機会今まで無かったしセレスさん、俺と何か話さない?
多数決下5まで
食堂
俺「セレスさん。良かったら俺がミルクティー淹れて来るよ」
セレス「あら?本当ですか?」
俺「うん。ちょうど俺も喉乾いてたし」
セレス「そうでしたの。ではお願い致しますわ俺君」ニコッ
俺「了解」スタスタ
厨房
俺「…。」ゴクッゴクッ
コーヒー牛乳「」
俺「ぷはぁっ。ふぅ…頭回した後の甘い物はやっぱり良いなぁ」
俺「さて、俺は補給できたし次はセレスさんにもミルクティー持って行ってやらないと」
俺「ミルクティー。ミルクティー…と…」
俺(…あれ?セレスさんミルクティーって言ってたけど、どんなミルクティーが良いんだろう?)
俺(ミルクティーって作り方色々あるよな…)
俺「……。」
俺「まっ、適当でいいか!」
コンマ下二桁
99俺、超極上ロイヤルミルクティーでセレスを幸せにさせてしまう(???)
76以上実はロイヤルミルクティーを淹れるのに慣れていた俺、極上ロイヤルミルクティーを淹れてセレスに驚かれる(セレス好感度+2)
51~75何となくロイヤルミルクティーを淹れた俺、セレスに褒められる(セレス好感度+1)
26~50普通のアイスミルクティーを淹れてしまった俺、セレスにカップを割られる(セレス好感度-1)
25以下ミルクティーすら不味くしてしまう才能を持つ俺、セレスにキレられる(セレス好感度-2)
安価下2
コンマ69
食堂
俺「セレスさんおまちどう」スタスタ
セレス「…。」
俺「はい。どうぞ」
ロイヤルミルクティー「」コトッ
セレス「ありがとう俺君。ではいただきます」ズズッ
セレス「…。」ゴクリッ
俺「どうだったかな?」
セレス「普通…ですわね」
俺「ふ、普通か…」ガクッ
俺(淹れて貰っておいて、採点あるのか)
セレス「ですが、わたくしが好きなミルクティーがロイヤルミルクティーと気付けた事は評価致しますわ」
セレス「ありがとうごさまいます俺君」
俺「ははっ…。どうも…」
俺(…味の評価は普通だったが、とりあえず喜んでくれたみたいだ)
俺(しかし危なかったな…)
俺(今回は俺の気分でロイヤルミルクティーを作っただけだったけど、他のミルクティーだったらいったい今頃どうなってたやら…)
セレスの好感度が4に上がった
特別自由行動枠を使いますか?
1使う(※現在霧切、石丸はコミュれません)
2まだ温存しておく
多数決下5まで
特別自由行動権利を使います
食堂
俺(夜になったけど、夜時間になるまで未だ時間はあるな…)
俺(もう少し何処かに行ってみるか?)
1苗木(好感度8)
2舞園(好感度8)
3セレス(好感度4)
4朝日奈(好感度6)
5大神(好感度5)
6桑田(好感度4)
7十神(好感度4)
8腐川(好感度2)
多数決下5まで
こうなると3しかないか
あとはコンマ次第か
結局色々考えても最後は運頼みというのが…
3階
廊下
セレス「…。」スタスタ
俺「あれ?セレスさん?」
セレス「おや?俺君、今日はよく会いますわね」
俺「うん。まさかこの時間にこんな場所で会うなんてな」スタスタ
セレス「こんな時間に3階で用事なんてどうされたのです?」
俺「いや、未だ夜時間にはなって無いしもう少し探索して行こうかなって…」
俺「セレスさんは?」
セレス「わたくしも俺君と似たようなものですわ」
セレス「眠りに着く前に3階の探索をしておりましたの」
俺「ふーん。同じだったのか」
セレス「ええ。3階には興味の惹かれる色んな物が有りましたので」
俺(そんなにセレスさんの興味の惹かれる物があるのか3階には…)
俺(まぁ娯楽室とかあるし、超高校級のギャンブラーが惹かれない訳無いか)
俺「じゃあ探索が終わったら寝る感じ?」
セレス「そうですわね」
俺「そっか」
1もし良かったら寝る前にビリヤード勝負でもしない?(コンマ判定で好感度が1~3+α上がります)
2良かったら寝る前にちょっと話さない?(好感度+2)
多数決下5まで
ギャンブラーとコンマで勝負とは胸熱
なお
3階
廊下
俺「セレスさん。もし良かったら寝る前にビリヤード勝負でもしない?」
セレス「ビリヤード勝負…ですか」
俺「うん。嫌じゃなければで良いんだけど…」
セレス「構いませんが、わたくしは超高校級のギャンブラー。勝負事に手は抜けませんわよ?」
俺「うん。それで大丈夫…逆にセレスさんの超高校級のギャンブラーとしての実力を知れたら嬉しいよ」
セレス「フッ…では精々わたくしを遊ばせて下さい」
俺「じゃあ行こうか」スタスタ
セレス「ええ」スタスタ
娯楽室
ビリヤード台「」
セレス「俺君、ビリヤードの経験は?」
俺「大丈夫。昔ハワイで親父に…」キュ-「」シュンッ
セレス「それはそれは…」
俺「と言うのは冗談で友達と何回かやった事ある程度だったかな」
セレス「なるほど。ではハンデとしてブレイクは俺君にお譲りしましょう」
俺「へぇ…凄い余裕じゃん」
セレス「確かに学級裁判の時の、俺君の場を支配する力や推理力には目を見張る物が有りますが此方ではわたくしが負ける事はありませんので」
俺「じゃあもし万が一俺が勝ったら?」
セレス「その時はわたくしが俺君の言う事を一つだけ聞いて差し上げましょう」
俺「なるほど…。それは俺も本気を出さないと…な」シュッ
カコンッ!
コンマ下二桁
81以上まさかの超高校級のギャンブラーに本当に勝利してしまった…(セレス好感度好感度7に上昇、会話選択肢へ)
41~80セレスが程良く手を抜いてくれたので、敗北したが良い勝負ができた(セレス好感度6に上昇)
40以下普通に惨敗した(セレス好感度5に上昇)
安価下
これでセレスの闇討ちがどのくらい優しくなるかだな
コンマ73
娯楽室
カコンッ!ゴトッ...
セレス「フッ…。わたくしの勝ち…ですわね」
俺「くぅ~…負けたか…」
セレス「ですがなかなか良い勝負でしたわ。俺君はビリヤードの方も少しはできるみたいですね」
俺「そうかな?セレスさんが良い勝負になるように仕向けてくれたんじゃない?」
セレス「おや、気付いておられましたか」クスッ
俺「だがお陰で楽しかったよ」
セレス「それはわたくしの方こそです。今生き残っているメンバーの中には、超高校級のギャンブラーであるわたくしと勝負事を行ってくれる人など存在しませんから」
俺「そうかな?朝日奈さんとかは誘えば何でもやってくれそうだけど…」
セレス「脳筋の方では相手にならないのでつまりませんわ」
俺「はは…」
セレス「ですから今のわたくしにとって俺君のような方は貴重な存在なのです」
俺「え?…///」
セレス「ええ。なので、どうか殺されたりしないで下さいね」
俺「大丈夫だよ。今いる人達は100億なんかでコロシアイなんかしない筈だから…」
セレス「…そうですわね」
俺「じゃあ俺、そろそろ部屋に戻るよ」クルッ
俺(霧切さん来ちゃうし)
セレス「ええ」
俺「またいつか勝負しよう!次は必ず勝つから!」フリフリ
セレス「はい、わたくしも楽しみにしています。では…ご機嫌よう」ニコッ
セレス「…。」
セレスの好感度が6に上がった
何とか「セレスにヒトゴロシをさせない」って賭けには勝ちたいもんだな
俺個室
時計「23時」カチッ
俺(霧切さんが昨日と同じくらいに来るとしたらそろそろだな…)
俺(先ずは俺の手札を確認しておこう)
>コトダマ「扉の隙間」カチッ
>コトダマ「大浴場の湯気」カチッ
>コトダマ「霧切さんとの距離」カチッ
>コトダマ「バスタオルを巻いていた霧切さん」カチッ
>コトダマ「最後の切り札」カチッ
俺(この5つで証拠で俺が霧切さんだけを見ていた事を証明しないと…)
俺(霧切さんはどんな手札で来るんだろうか…)ドキッドキッ...
俺(……。)ドクンッドクンッ...
インターホン「」ピンポンッ
俺(来た…)
俺「っし、やるか!!」スタスタ
扉「」ガチャッ
霧切「俺君、昨日言ってた通り私を見ていただけと言う証拠を提示して貰いに来たわ」
俺「ああ…」
霧切「準備はできているかしら?」
俺「完璧だ」コクッ
霧切「フッ…そう。なら始めましょう」
俺「2人だけの…」
霧切「学級裁判…」
俺(間違える訳にはいかない…。皆んなの命がかかっているんだ)グッ
2人だけの学級裁判、開廷!
俺個室
霧切「先ずは事件の振り返りからしましょう」
俺(事件なんだ…)
霧切「被害者は私、霧切響子。彼女は覗きに来た俺君に、自分だけ見つめられたと言う被害を受けている可能性があるわ」
霧切「だけど事件当時は私以外にも舞園さん、朝日奈さん、大神さん、セレスさんも一緒に大浴場へ入っていた」
霧切「私だけを覗くなんて不可能だわ」
俺「それは違うぞ、現場を確認してみたが霧切さんだけを覗く方法は4つあった」
霧切「…聞いて行こうかしら」
俺「じゃあ先ず1つ目」>コトダマ「扉の隙間」ダァンッ
霧切「…隙間?」
俺「扉の隙間をほんの少しだけしか開かなければ、霧切さんしか見えなかった可能性がある」
霧切「フッ…。その証拠は通らないわ俺君」
俺「えっ…?」
霧切「何故なら俺君が覗いていた時、私の右隣には舞園さんが、左側には朝日奈さんが居たわ。あの位置の隙間からもし私だけを見ようとしたら必ずどちらかも視界に拾っているわ」
俺「うぐっ…な、なら2つ目!」>コトダマ「大浴場の湯気」ダァンッ!
俺「大浴場には湯気が立ち込めていた。それで俺にはちょうど霧切さんしか見えなかった!」
霧切「それもありえないわね」
俺「なっ…!?」
霧切「当時の私と覗いていた俺君の距離の間には舞園さんが居たわ。湯気で他の人が隠れているとしても貴方には舞園さんは見えていた筈」>コトダマ「俺君との距離」ダァンッ
俺「くぅっ…」パリ-ン!
俺(ぎゃ、逆に俺の持ってるカードを撃たれるとは…これが霧切さん、何て手強い…)
霧切「フッ…。その程度なの俺君?もう終わりかしら?」
俺「いいやっ…未だ未だぁっ!!」
俺の個室
俺「はっ…そうだ。あの時霧切さんはバスタオルを巻いていた」
霧切「…それが何?」
俺「…今考えると、俺は確かに覗いたけれど逆に何も見えてなかった可能性がある」
霧切「ふぅん…この期に及んで危うくなって来たら逃げる気?」
俺「いや、だってバスタオルはノーカンじゃない?覗いた内に入らないかもしれない」
霧切「それは違うわ」>コトダマ「俺の証言」ダァンッ!
俺「ち、違うって…何が違うのかな?」
霧切「だって俺君、私にこう言ったじゃない」
霧切「色々見たような気もするけど、俺の脳内には霧切さんの可愛い尻と脚しか脳に記憶されて無い!」
俺「…。」
霧切「貴方には確かに見えていたわよね?私の可愛いお尻と脚が」
俺「そ、それは…」タラ...
俺(だ、ダメだ…。か、敵わない…)ゴクリッ
俺(こうなったらもう、最後の切り札を使うしか…)>コトダマ「最後の切り札」カチッ...
俺「…いや、例え舞園さんや朝日奈さんが近くにいても…霧切さんだけを見て記憶する方法は物理的には不可能でも方法は確かにある!」
霧切「…??ふぅん、そんな方法があったの?じゃあその方法は何かしら?」
俺「それは……それは俺が」
霧切「…俺が?」
俺「き……ん?」
霧切「金?」
俺「た、タイムタイム!2人だけの学級裁判中断!」
霧切「フッ…何よ、怖気付いたのかしら?これから面白くなる所だったんじゃない」
俺「いや…そうじゃなくて…」スタスタ
霧切「??」
俺「何かいつの間にかドアの下に紙が挟まってる…」スッ
霧切「…紙?」
セレスは何があっても第一ターゲットは俺君なんだね
一途じゃないか
俺部屋
俺「…。」ガサッ
霧切「…。」ジッ
「抜け道らしき穴を見つけた。外が見える。ここから出られるかも…。モノクマに勘付かれるとマズイから皆んなに内緒で深夜1時に娯楽室に集合」
俺「な…なんだこれ!?」
霧切「…。」
俺(抜け道らしき穴って……そんなもん本当にあるのか?いや、と言うかこの呼び出しって…)
俺「これってさ…」
霧切「俺君、どうやら次のクロのターゲットにされたようね」
俺「はぁ…。だよな……。やっぱそう言う事だよなぁ…」
霧切「3階は私も調べたけど、そんな穴なんて場所無かったわ」
俺「誰かが俺を殺そうとしてる?」
霧切「ええ、百億欲しさにまた卒業を考えた者が現れたと考えるべきね」
俺「犯人を捕まえるしか無いか…」
霧切「それしか無いでしょう?」
俺「…。」
霧切「フッ…だけど運の悪い犯人ね。ちょうど2人起きていたここを狙ってしまったんだから」
俺「そりゃまぁ…」
俺(霧切さんと言い、舞園さんと言いこの時間に夜時間のルールを破って異性の男の部屋居るなんて普通に考えたら有り得ない
事だよな…)
霧切「できれば現行犯で捕まえたいわ」
俺「何か策があるのか?」
霧切「……。」ゴニョゴニョ
俺「えぇ…。マジか…」
霧切「その方法が一番現行犯で捕まえられる可能性が高いでしょう」
俺「うーん…でもまぁ、放っておいて他の人が殺される訳にもいかないしな…。危険だが、やるしか無いか…」
娯楽室前
俺「…。」ストッ...ストッ...
俺(3階の娯楽室に着いた…)
俺「…よし」スッ
扉「」ガチャッ
娯楽室
俺「…。」
俺「誰も居ない…?」スッ
照明スイッチ「」
俺「とりあえず明かりを───」
霧切「危ない!避けて!」
俺「ッ…!?」クルッ
ハンマー「」ブウンッ
俺(くっ…!)
コンマ下二桁
41以上俺、額にハンマーが当たり血が吹き出すが致命傷にはならず
40以下俺、霧切の声によりギリギリハンマーを回避する
安価下2
コンマ02
娯楽室
俺「ッ…!」サッ
俺目の前「」ビュオッ
犯人「…!」トトッ
俺(あぶなかった…)ザッ
俺「あっ…」
犯人「…。」
俺「……君は」
霧切「貴方が俺君を狙い、卒業を企んでいた犯人…」
「あらあら…。わたくしは俺君だけを呼び出した筈でしたのに、まさか霧切さんまで一緒に来ていたなんて想定外でしたわ」
霧切「…。」
俺「セレスさん…」
セレス「ふふ、先程振りですわね俺君」ニコッ
俺「ッ…」
霧切「…。」
セレス「手ぶらで来ていた俺君は、殺人を企てようとしたわたくしを現行犯で捕まえる為の囮だったと言う事ですか」
霧切「…そうね。それが貴方を炙り出すのに一番手取り早かったから」
セレス「クスッ…仲間を囮にするなんて、やはり怖い人ですわ。霧切さんは」
霧切「…どうとでも言ったら良いわ」
俺「…。」
俺「セレスさん…。何故こんな事を…」
セレス「…何故?おかしな事を仰いますわね」
セレス「決まっているでしょう?百億円を手に入れて、この学園から卒業する為ですわ」
俺「セレスさん……」
娯楽室
俺「セレスさん…。だが君の犯行は俺を殺す事ができず未遂で終わった」
霧切「貴方の負けよ」
セレス「…。」
セレス「前方には俺君、後方には霧切さんですか…。2対1…どう足掻いても、わたくしの負け…ですわね」スッ
ハンマー「」ゴトッ
霧切「未だ凶器を持っているのは貴方だけなのに、随分潔良いのね」
セレス「んふ…。負けを宣告されて足掻く程、往生際は悪くありませんの」
俺「……。」
セレス「裁判で一番厄介な俺君を殺せば、わたくしの勝ち…。もし失敗したとしても舞園さんを殺してアホの桑田辺りに罪を擦り付ける予定でしたのに…残念です」
俺「…舞園さんを?どうして舞園さんを狙うんだ?」
セレス「だって、今生き残っているメンバーの中じゃ彼女が一番殺しやすそうですもの」
俺「たった…。それだけの理由で…」ゴクリッ
セレス「んふ」ニコッ
霧切「何が貴女にそこまでさせたの?」
俺「そうだ…。確かセレスさんは閉じ込められた当初から、誰よりもここに適応すべきだって…」
セレス「嘘に決まってんだろ!!!」
俺「!?」ビクッ
俺(な、何…?)
セレス「わたくしはな!!誰よりも誰よりもここから出たくてたまらなかったんだよ!!」
俺(最初から全て演技だったのか…。全く気付かなかった…)
娯楽室
セレス「わたくしには夢があったのです」
俺「夢…?」
セレス「それは西洋のお城に住む事。そこでイケメンの召使いに囲まれて一生を過ごす事こそが、わたくしの夢で有り、目標であり、人生のノルマなのです」
セレス「わたくしが裏世界のギャンブルで荒稼ぎしてきたのも全てはその夢の為」
セレス「モノクマからの100億円が加われば、その夢が叶う…所まで来てたのですが残念です」
セレス「まさか俺君と霧切さんが密かにできていて、その2人に殺人すら未遂に終わらされてしまうなんて…」
俺「で、できっ…!?///」
霧切「たまたま俺君の遊びに付き合ってあげていただけよ」
俺「…嘘つけ。ノリノリだったじゃないか」
霧切「…さぁ、何のことかしら」
セレス「ふふっ、やはりそうだったのですわね」
俺「…コホン。セレスさん、じゃあ俺と直前にビリヤード対決をした時から既に俺を殺す気だったのか?」
セレス「そうですわね。急に声を掛けられた時はもしや計画がバレたのかと驚いたものです」
俺「でもセレスさんは俺と楽しく勝負をしてたじゃないか。あれも全て演技だったのか?…」
セレス「いいえ、アレは本当に誤算でしたわ。まさか俺君がわたくしをここまで楽しませてくれるなんて…と殺人の計画も辞め本当にここでの生活の考えも頭によぎりました」
俺「だったら…」
セレス「ですが、西洋のお城に住む事とここで俺君と楽しく暮らす事…天秤にかけた結果やはり西洋のお城が勝っただけの事です」
俺「…。」
俺(……足らなかったのか。セレスさんとの絆が…。俺は西洋のお城に負けたから彼女を止められなかったのか)
娯楽室
霧切「ねぇ、誰かを殺そうとしたけどそれが未遂に終わった場合はどうなるの?」
監視カメラ「」
モニター「」パッ
モノクマ『やれやれ。セレスティアなんちゃらさんにはがっかりだよ。殺人は最後までキッチリやって貰わないとつまらないじゃん』
セレス「…。」
モノクマ『とは言え、未遂で終わってしまった事件は学級裁判の事件として扱えません』
モノクマ『命を狙われた被害者が今回の事を無かった事にできるなら全部無かった事で良いんじゃないの?』
霧切「…。」チラッ
俺「…。」
俺(今回の場合は俺か…。セレスさんを許せるかどうか…)
俺「……。」
セレス「うふ。当然、わたくしは自由のままだとまたいつか外へ出る為に人を殺してしまうかもしれませんわよ?」
俺「ッ…」
俺(俺だけなら未だ良い。だけどもしこれで放置して舞園さんや皆んなが再び反抗を計画したセレスさんの手にかかれば…)グッ
俺「くっ…」
モノクマ『まぁそんなもんだよね。仕方ないよ俺君。普通は自分の命を狙った殺人未遂の犯人と共に何も無かったかのように明日から同じ食卓につけるかって聞かれたら、無理だもんねぇ』
セレス「ならわたくしはどうなるのです?ちゃんとオシオキを受けられるのですか?」
モノクマ『いいや、殺人すらできなかった出来損ないのセレスティアなんちゃらさんは補習授業を受けて貰わないと!』
セレス「補習授業…?」
モノクマ『まぁ直ぐに次の学級裁判も開かれるから、その時を楽しみにしておいて』ブツンッ
セレス「次の学級裁判が直ぐに開かれる…?」
俺「そんなまさか…。別の事件が既に起きているのか?」
セレス「わたくしよりも早く行動していた者がいたと言う事ですか」
霧切「私が調査してくるわ。俺君はセレスさんを見張っておいて」
俺「一人で大丈夫か?」
霧切「そうね。俺君が一人で出歩くよりは大丈夫だと思うわ」
俺「そ、そう…。なら俺はセレスさんを連れて部屋に戻ってるから、何か分かったら教えてくれ」
霧切「ええ。それじゃ」スタスタ
俺個室
セレス「俺君。わたくしの事を縛っておかなくて大丈夫ですの?」
俺「セレスさんは負けを認めた後に何か行動を起こすような人じゃない筈だ。超高校級のギャンブラーだからこそ敗北については君が一番よく知ってる筈…」
セレス「フッ…それに、逃げ出した所でこの学園には逃げ場などありませんからね」
俺「それにしても霧切さん…。遅いな…」
セレス「心配ですか?霧切さんの事が」
俺「そりゃあ勿論」
セレス「うふふ、俺君の本名は舞園さんかと思っていましたが、まさか霧切さんだったなんて」
俺「だ、だから…俺達はそんな…///」
セレス「この深夜に部屋で2人で遊んでおられたのでしょう?わたくし達の作った夜時間のルールを破ってまで…だからこそわたくしの計画は失敗しましたのに」
俺「それはそう…。だけど多分セレスさんが思ってるのとは違うかな…」
俺(…霧切さんは凄い楽しそうにしてたけど。推理ゲームとか好きなタイプなのかな)
セレス「ですが俺君は前は舞園さんを部屋に入れていたのでしょう?」
俺「そ、それは…」
セレス「そして今はわたくし…俺君は意外とプレイボーイですわね」
俺「はぁ…でも何一つ疾しいことはしてないから」
俺(舞園さんはギリギリセーフくらいだけど…)
セレス「もしここで一生生活する事になれば俺君は一夫多妻ですわね」クスクス
俺「なりません」
セレス「何故?ここは外での干渉を受けない世界。わたくしはそう言う文化も良いのではないかと思いますわ」
俺「だってセレスさんは何か罰を受けるみたいだし、それに…」
セレス「それに?」
俺「俺達は必ず黒幕を倒して外の世界に出てみせるから。その希望も手に入れた」
セレス「希望…?あぁ、アレの事を仰っているのですね」
俺「ああ…」
セレス「わたくしは寧ろ、アレは希望と言うより…」
俺「…希望と言うより?」
扉「」コンコンッ
俺「あ…霧切さん」カチャッ
扉「」ガチャッ
霧切「…。」スタスタ
セレス「調査の結果はどうでしたか?」
霧切「男子更衣室で死体を発見したわ。石丸君の」
俺「なっ…!?」
男子更衣室前
俺(この中に石丸君の死体が…)ゴクリッ
霧切「待って」
俺「うん?」
霧切「中に入るのは私とセレスさんだけよ」
俺「え?な、何で…」
霧切「よく考えてみて。この深夜2時過ぎに死体発見アナウンスを流したら、数時間後には学級裁判が開始される」
霧切「いったい何人の人間がちゃんと頭を回して捜査できるのかしら?」
俺「ああ…確かに。それに下手すると桑田君や朝日奈さんなんて起きれなくて学級裁判に来れず罰を受ける事になるやも…」
セレス「それに、殺人を計画していたわたくしはともかく、俺君と霧切さんが夜時間を破って部屋で何をしていたのかと噂になりますわね」
俺「…。」
霧切「…。」
霧切「とにかく、俺君は朝食会で皆んなが集まったらここに連れてきて」
霧切「セレスさんは私が見ておくから」
俺「…。」
俺「…分かった。じゃあ俺はちょっと仮眠を取らせてもらうよ。今日は夜遅くまでありがとう霧切さん」クルッ
霧切「フッ…こっちも楽しかったわ」
セレス(霧切さん、本当に俺君の前だけは笑顔を見せるのですわね)
俺個室
ベッド「」
俺「ふぅー…」
俺「セレスさんの殺人計画のお陰で覗きの事は有耶無耶にできたな」
俺「そしてセレスさんは何か罰を受ける事になったが、殺人前に止められた」
俺(唯一残念なのは石丸君…)
俺(まさかこんな事になるなんて…俺、霧切さん、セレスさん以外の誰かが殺したって事だよな…)
俺「いったい誰が石丸君を…」
俺(とにかく今日は寝よう…。明日舞園さんと一緒に捜査を頑張らないと…)
※石丸事件は既に一度解決済みの為に省略する事ができます
学級裁判後まで早送りしますか?
1省略して犯人投票後から始める(活躍度、能力値上昇判定はコンマで決定)
2学級裁判開始前から最初から始める
多数決下5まで
省略します
学級裁判場
スロット「」ジャコッ
「石丸石丸石丸」
「GUILTY」メダルジャラジャラジャラジャラ
モノクマ「大正解!なんと石丸君を殺したのは、石丸君自身なのでした!うぷぷぷぷ!まさか自殺なんか笑っちゃうよね!」
苗木「石丸君…」
舞園「不二咲君を追って死んだって言うのはら本当なんですか?…」
モノクマ「そうだよ。死ぬ前に不二咲君、すまない…兄弟の罪は僕の死で許してくれって言って自分の腹を刺しちゃうんだからびっくりだよね」
モノクマ「これがザ・切腹って奴?まさか現代に蘇るとはね。あっはははは」
桑田「いや、全然笑えねーよ…」
俺「…。」
俺(…死ぬ前日、もしあの時俺が彼にアルターエゴを紹介していたら、こんな結末にはならなかったのだろうか)
朝日奈「ちょっと待って!犯人が居ないって事はさ、今回はオシオキを受ける人も無しって事?」
モノクマ「甘い、甘いよ。大甘だね朝日奈さん」
朝日奈「え?だって、石丸を殺そうとした犯人はいないんだよ!?」
モノクマ「だから今回は、代わりにセレスティア・ルーデンベルクこと安広多恵子ちゃんに罰を受けて貰います」
桑田「セレ…安広!?」
朝日奈「そ、それがセレスちゃんの本名だったんだ…」
セレス「あらあら、まさかここに来てわたくし本名をバラされるなんてやはり性格が悪いですわね貴方は」
苗木「ちょっと待ってよ!どうしてセレスさんが代わりに…」
モノクマ「それはね…。半日前、セレスティアなんたらさんが俺君を殺そうとして失敗したからだよ!」
俺「……。」
舞園「えっ…ええっ!?」
苗木「セレスさんが…俺君を!?」
セレス「ええ。昨日の深夜、彼を殺すつもりが逆に罠に嵌められて捕まってしまいましたの」ニコッ
大神「まさか昨日の深夜の内にそんな事があったとは…」
モノクマ「でも慈悲深い僕は、被害者の俺君が許すなら見無かった事にしてあげるって提案してあげたんだけどねぇ」
モノクマ「でも俺君はセレスさんを許す事ができないみたい。だから仕方なく彼女には罰を受けて貰うの」
俺「…。」
セレス「ふふっ」
学級裁判場
苗木「そんな…俺君…。どうして…」
舞園「俺君…」
俺「…。」
十神「フン。そんな事考えるまでも無く当然だろう」
苗木「…え?」
十神「そいつを許してしまえば、またいつか自分が狙われる可能性がこれからも付き纏うんだぞ」
十神「そんな危険な賭けに出る程そいつは愚かじゃ無かったと言う事だ」
朝日奈「だ、だけどさ…。セレスちゃんもちゃんと反省したらさ…」
俺「…。」
霧切「俺君だけじゃないわ」
朝日奈「どう言う事?…」
霧切「もし今回俺君が彼女を許した場合、狙われるのは他の人間の可能性もあると言う事」
周りの生徒達「…。」
腐川「い、嫌よ私は…。そんな殺人未遂の奴と一緒に過ごすのなんて…」
朝日奈「腐川ちゃん…」
桑田「と言うか殺人鬼を飼ってるおめぇがそれ言う?…」
霧切「彼はこれから未だ続いていく生活を皆んなの気持ちを考えて決断を下した」
霧切「誰も彼を責める権利なんて無い筈よ」
朝日奈「そっか…そうだよね。ごめん俺…。」
俺「いや、良いんだ。俺の方こそ、ごめん…。セレスさん…」
セレス「ふふっ、これで良いのです。わたくしは負けたのですから」
セレス「それに俺君は正しい判断をしたと思いますわ。きっと許されていたらわたくしはまた外へ出る為、誰かを殺そうと計画していましたもの」クスッ
周りの生徒達「…。」
学級裁判場
モノクマ「それでは俺君をいじめるのも飽きましたので、セレスさんには罰を受けて貰いましょうか」
舞園「いつものオシオキでは無く罰ってなんなんです?…」
モノクマ「オシオキは処刑、人を殺す事もできずに捕まった生徒にはオシオキはやり過ぎだから無期懲役だね」
苗木「無期懲役!?」
モノクマ「超高校級のギャンブラーでもあるセレスさんにはとっておきの罰を用意しました」
モノクマ「1050年地下行きです!」
朝日奈「何それ?」
セレス「地下に閉じ込める…と言う訳ですわね」
モノクマ「そう。セレスさんは殺しはしないけど、地下に閉じ込めちゃいます」
苗木「いつまで閉じ込める気なんだ?…」
モノクマ「無期懲役って言ったでしょ。一生だよ」
朝日奈「一生!?」
モノクマ「まぁもしこの中のクロが卒業できた時は、セレスさんを楽にしてやっても良いけどね。うぷぷぷぷ」
俺「セレスさん…」
セレス「構いませんわ。わたくしは地下の中から俺君達の活躍を見させていただきますから」
俺「…。」
セレス「クロが卒業する以外にも外へ出る為の希望が有れば良いですわね」
周りの生徒達「…。」
セレス「それでは皆さん。また来世で」スタスタ
俺(そう言って、セレスさんはここよりも更に地下に連れて行かれて幽閉されてしまった…)
俺「くそっ…」ダンッ
舞園「俺君…」
俺(十神君や霧切さん…それにセレスさんは皆んなを脅して俺の判断を庇ってくれたが…俺がセレスさんを信じきれなかったのは事実だ…)
俺(…俺が彼女をもう少し彼女を信じきれていれば、こんな事には)ググッ
俺(そうして、石丸君が自殺、殺人未遂のセレスさんは地下に幽閉と言う形で今回の事件は幕を閉じた…)
このまま進みます
俺個室
ベッド「」ボフッ
俺「はぁ…」
俺(石丸君が死に、セレスさんが地下に幽閉された…)
俺(これでまた減ってしまった…)
俺「残りは俺、苗木君、霧切さん、舞園さん、桑田君、朝日奈さん、大神さん、十神、腐川さんの9人だけか…」
俺(もう半分近く居なくなったんだな…)
俺「…。」
俺「俺は死んで行った皆んなの分まで生きて、必ず黒幕を倒さないとな…」
俺活躍度
コンマ下二桁
81以上俺が全て解決した(100%)
66~80途中苗木や霧切の力を借りたが覚醒した俺が一気に解決した(80%)
51~65霧切の助言も有り俺が半分くらい解決した(60%)
50以下苗木が全てやってくれた(0%)
安価下
俺捜査能力
コンマ下二桁
61以上探偵レベルに上昇(20%up)
60以下経験者のまま
安価下2
コンマ29(0%)
コンマ34(成長せず)
第3章END
1最初からやる(質問タイム挟みます)
2チャプター3の最初から始める(前スレ610から)
3次のチャプターへ進む
4巻き戻し権利を使って好きな場所からやり直す(1時間質問タイム挟みます)
多数決下5まで
前スレ610から始めます(プロローグは同じなのでカット)
食堂
俺(食堂に戻ると、そこには朝日奈さんが居た)
桑田「あれ?朝日奈?おめー腹がいてーんじゃ無かったのか?」
朝日奈「う、うん…。そうだったんだけど…ドーナツ食べたら治っちゃった」ニコッ
桑田「なんじゃそりゃ!?」
大神「大事にならなくて良かった…」
朝日奈「えへへー」
苗木「ま、まぁ良かったじゃないか。ちょうどこれから3階の報告会をする所だったんだ。朝日奈さんも混ざりなよ」
朝日奈「うん」
──数十分後
俺「じゃあ新たに見つかった物を纏めると、3階の娯楽室、美術室、物理室…」
霧切「物理室の巨大な空気清浄機…」
苗木「僕が見た大和田君、不二咲さん、それに桑田君の写ってた謎の写真…」
舞園「このブー子と書かれたデジタルカメラと…」
朝日奈「それと新たに解放された1階の保健室だね」
桑田「大和田と不二咲と写真なんて撮った覚えねーけどなぁ」
大神「なら苗木が見た物はいったい何なのだ…?」
桑田「さぁな。モノクマがオレ達を騙す為にワザと捏造して置いったんじゃね?オレを黒幕の仲間だと思わせる作戦だったとかさ」
霧切「…。」
俺(桑田君が黒幕の仲間?いや、普通ならもっと頭良い人を選ぶと思うけど…)
セレス「…。」
舞園手「デジタルカメラ」
セレスコミュ回数1回
コンマ下二桁
91以上俺「そうだ。そのカメラで皆んなで記念写真撮ろう!」
90以下セレス「舞園さん。そのカメラはわたくしが預からせて頂いても宜しいでしょうか?」
安価下
コンマ94
食堂
セレス「舞園さん。そのカメラはわたくしが預からせて頂いても宜しいでしょうか?」
舞園「あ、はい。良いですよ…でもこれ、5回までしか撮る事不可能みたいですので…」スッ
セレス「ありがとうございます。何かのお役に立てますわ」
俺(…この状況でカメラが役に立つ事なんてあるのかな?)
セレス「皆さんもカメラを使いたい時はわたくしに言って下さいな」ニコッ
周りの生徒「…。」
俺「あ、そうだ!なら1枚目はそのカメラで皆んなで記念写真を撮らないか?」
セレス「記念写真を撮るのですか?」
俺「ああ、なんだかんだで今日まで俺達は一緒に過ごしてきたんだ。その記念にさ」
苗木「記念写真か…うん。良いね」
朝日奈「良いじゃん。撮ろう撮ろう!」
俺「よーし、じゃあ皆んな中央に集まれ」
舞園「はい」ニコッ
大神「うむ…」スタスタ
桑田「格好良く頼むぜ」スタスタ
霧切「私は別に…」スッ
俺「ほら、霧切さんも来て」ガシッ
霧切「あっ…」スッ
セレス「それではわたくしが皆さんを写真に収めますわ」
俺「いや、セレスさんも入らないと」
セレス「しかしそれではシャッターを押す係の人が…」
俺「モノクマ、頼むよ」
モノクマ「んもう!学園長をパシリに使うなんて俺君、良い死に方しないよ」
モノクマ「仕方ないなぁ。ほら、僕に貸しなよ」ガシッ
セレス「あっ…」
俺「ほら、セレスさんも真ん中に来て」
セレス「あ……フッ、仕方ありませんわね」スタスタ
苗木「葉隠君や山田君、それに江ノ島さんや大和田君や不二咲さんも居れば良かったね…」
俺「ああ…だけどそれは仕方ないさ…。とりあえずここに居るメンバーだけでもさ」
モノクマ「ほら、いつまでも喋って無いで撮るよ。はーい2クマはクマでも物が好きなクマは…モノクマです。さて、僕は今何回クマと言ったでしょうか?」
生徒全員「「えっ!?」」
パシャッ!!
──数分後
セレス「…。」カチッカチッ...
デジタルカメラ「集合写真「」」
セレス「フッ…。皆さん間抜けな面をしてますわね…」クスッ
セレスの好感度が6に上がった
同じなので648までカット
廊下
俺(これ以上女子に男子の失態をカバーされる訳にはいかない。俺達もしっかり演技しないと…)
俺「はぁ…桑田君がじゃんけんで負けるから…」クルッ
桑田「はぁ!?俺の所為!?」クルッ
苗木「ま、まぁまぁ…僕等は食堂に戻ろうか…」クルッ
モノクマ「ちょーっと待った!!」
俺「な、何だよ…」
モノクマ「…おかしくない?それって絶対におかしいよね?」
苗木「お、おかしいって何が…?」ゴクリッ
モノクマ「だってさ、これって覗きのチャンスじゃん!そんな大チャンス逃そうっての!?」
桑田「た、確かに…」ゴクリッ
俺「は?…」
苗木「一理ある…」ゴクリッ
俺「苗木君まで…」
モノクマ「素直に僕の言う事を聞いてた方が良いと思うよ。超高校級の美女達を覗くチャンスなんだ。こんなロマン、二度と訪れないかもしれないよ?」ニヤニヤ
俺(確かに俺も男だ…。覗きたい気持ちは大いにあるが……が、だな…)
苗木「俺君!行こうよ!」コクッ
桑田「俺!行くぜ!」ハナヂドバドバ
俺(二人が俺を期待を込めた目で見てくる…)
俺「ッ……」
1よし、男のロマンを求めて行くか!
2…ごめん。俺部屋に帰るわ
多数決下3まで
廊下
俺「よし、男のロマンを求めて行くか!」スタスタ
桑田「しゃあっ!」スタスタ
苗木「流石俺君!」スタスタ
モノクマ「気を付けて行ってらっしゃーい」
俺(俺達男子勢はモノクマに見送られて再び脱衣所へと向かった)
脱衣所
俺「嘘だったとは言え、本当に入ったんだ…」ドキッドキッ...
苗木「う、うん…。中は防音になってるみたいだから話し声は聞こえないけど…」ドキッドキッ
桑田「こ、この奥にロマンが…」フラフラ
俺「ま、待て待て!」ガシッ
桑田「うおっ!?」ガシッ
俺「桑田君がドアを開く係りをやったら失敗する未来しか見えない…」
俺「ここは超幸運の苗木君に頼もう」コクッ
苗木「え?ぼ、僕で本当に良いの?」
俺「大丈夫。苗木君ならやれる」
桑田「頼むぞ苗木!オレ達の命運はお前にかかってんだ!」
苗木「う、うん…分かった…。やってみる…」ゴクリッ
浴槽扉「」スッ
苗木「ッ…」スス
俺(苗木君は絶妙な力加減で、超高校級の泥棒の如く扉を少しずつ開けて行く…)
俺(よし、そろそろ見れそうだ…///)ドキッドキッ...
苗木(この中にロマンが…///)ドキッドキッ
桑田(う、うひょーっ!///)ドキッドキッ
浴槽扉「」
霧切好感度7(コンマゾロ目、覗き中に苗木が脚を滑らせ…)
コンマ下二桁
71以上俺達は男のロマンをやり遂げた(苗木好感度8に上昇。桑田好感度4に上昇)
70以下確かに男のロマンを見た…。が俺は偶然なのかこちらを見ていた霧切さんと目が合った気がしてゾッとした…(苗木好感度8に上昇。桑田好感度4に上昇。夜時間霧切イベントへ)
安価下
コンマ67(同じなので前スレ667までカット)
俺個室
俺「霧切さん…こんな時間に話しって?」
霧切「昼間の事よ」
俺「…昼間?」
俺(なんかあったっけ?…)
霧切「単刀直入に言うわ。俺君、覗いてたでしょ」
俺「覗いた?いったい何の事を…」
霧切「とぼける気かしら?私達がお風呂に入っている時…」
俺「……。」
俺「あ…」
俺(そ、そうだった…。新たな動機が発表されたり色々あったから頭から飛んでたけど…)
俺(俺、男のロマンを求めて女子の入ってる大浴場を皆んなで覗いたんだった…)
霧切「…やっぱり覗いていたのね」
俺「」血の気サ-...
俺(ぐああぁぁぁっ…霧切さんと目が合ったと思ったが、やはりバレていたのか!!??)
霧切「覗いていたのは俺君だけ?それともあの場に居た男子3人かしら?」
俺(あ、俺しかバレて無いんだ…)
俺(でもあの戦場で共同戦線を張った戦友達を売る訳には行かない…)グッ
俺「いや、お…俺が…一人で女子のお風呂を覗きたくて覗きました…」
霧切「ふぅん…。俺君が…」
俺「…。」
俺(これじゃまるで取り調べか何かじゃないか…。何だこれ…)
霧切「じゃあちなみに聞いておくけど、俺君はあの場で何を見たのかしら?」
俺「それは…」
1そりゃあ超高校級のアイドルの舞園さんをガン見してた
2朝日奈さんのおっぱいしか目に入って無い
3セレスさんが可愛いと思って見てた
4色々見たような気もするけど、俺の脳内には霧切さんの可愛い尻と脚しか脳に記憶されて無い!
5全員の裸を堪能させて貰ったな…。アレは良い物だった…
多数決下5まで
俺個室
俺「色々見たような気もするけど、俺の脳内には霧切さんの可愛い尻と脚しか脳に記憶されて無い!」
霧切「…。」
俺「…。」
霧切「そ、そんな…。私しか記憶されてないだなんて…///」カアァッ...
俺(…あれ?)
霧切「…とでもなると思った?」
俺(ですよね…)
俺「いや…。別に…そ、その……」
霧切「どうせ私を褒めておけば、許してくれるとでも思っていたのでしょう?」
俺「…。」
霧切「はぁ…俺君は嘘をつくのが下手糞なのよ」
俺「う、嘘じゃない!俺は霧切さんの事しか…」
霧切「ふぅん…。ならその証拠はあるのかしら?」
俺「しょ、証拠…?」
霧切「ええ。俺君は他の人に対して証拠を提示するのが得意だったでしょう?」
俺「それは学級裁判の時の話しで…」
霧切「なるほど、じゃあ私には俺君が私だけを見ていたと証拠は提示できないのね」
俺「ッ…」
1分かった。俺が本当の事を言ってると、霧切さんにその証拠を提示してみせる!ただし…
2すみません…。咄嗟についた嘘です…。男のロマンを求めて、女子全員の裸体を拝ませて頂きました…
多数決下5まで
(朝食会まで同じなのでカット)
俺個室
俺「ふぅ…」
俺「動機が発表されてから間もないんだ。部屋で寝てる場合じゃないな…」
俺(…それに夜の霧切さんとの学級裁判までに証拠を集めに行かなければ)
俺「とりあえず部屋を出るかな…」
インターホン「」ピンポ-ン
俺「ん?誰だ?」スタスタ
石丸「……。」
俺「い、石丸君!?」
俺「ど、どうしたんだ?…」
石丸「……。」
俺「えっと…」
俺(大和田君が死んでから全然寝てないのかな?顔が凄い干からびてる…)
俺(このまま放っておいたら、誰も彼に手を出さなくても勝手に一人で死にそうな気がする……)
石丸「………。」
俺「……。」
俺(…ここで突然変顔してみたらウケるかな?)
俺「あ、あのさ」
石丸「……本当か?」
俺「え?」
石丸「不二咲君と会えるって……」
俺「不二咲君?…あ、もしかしてアルターエゴの事かな?」
俺「誰から聞いたんだ?」
石丸「生きて…いたんだな…?」
俺「いや、そうじゃ無いんだが…」
石丸「会わせてくれ……彼と…。話が…したいんだ…」
俺「石丸君…」
石丸「……。」
俺(彼を放っておいたらこのまま死んでしまいそうだが……)
俺(だが俺もそんな暇がある訳じゃないしな…今日は特に)
1それでもこのまま見過ごす事はできない。アルターエゴの所に案内してあげよう
2不二咲君は死んだんだ…。もう話せないよ…
多数決下5まで
脱衣所
ノートパソコン「」カチッ
アルターエゴ「あっ、来てくれたんだね」
石丸「生きて…いたんだな…」
俺(放っておけなかった俺は石丸君をアルターエゴのある脱衣所まで案内してあげた)
石丸「君は…兄弟を恨んでいるか?…」ポロポロ
俺「……。」
俺(代わりに石丸君が言ってる言語を入力してやるか…)カタカタ
アルターエゴ「ん?」
石丸「兄弟を止められ無かった僕を…恨んでいるか?…」ポロポロ...
俺(兄弟を止められ無かった石丸君を恨んでいるか?…)カタカタ
アルターエゴ「あっ…そっか…。石丸君は責任を感じているんだね…」ヒュ-ン
俺(すると不二咲君の顔をしたアルターエゴは引っ込み…)
アルターエゴ「お前は…その責任の重さに潰れちまったんじゃねーだろーな?」
石丸「はっ!?大和田君!?」
俺(次に出て来たのは大和田君の顔をしたアルターエゴだった)
俺「全員分あるのか…。ボイス提供した記憶は無いけど…」
アルターエゴ「男の重さってのはよ、その男が背負ってる重さなんだぜ。分かるだろ兄弟?」
石丸「あ…あぁ…」ポロポロ...
アルターエゴ「おめぇなら分かる筈だぞ」
俺(…俺には何の話かさっぱり分からん)
アルターエゴ「まぁ立ち止まるのは仕方ねぇ、精々時間かけて後悔しやがれってんだ」
アルターエゴ「そしたらいつの間にか歩き出している。人間ってのはそれくらい適当にできてるんだ…」
俺(そう伝えると大和田君の顔をしたアルターエゴは消えて行った)
石丸「くっ…うぅっ…」ポロポロ
アルターエゴ「ご主人たまが入力した大和田君のデータを元に、僕なりにシミュレーションしてみたんだ」
石丸「染み…こんだぜ…」
俺「うん?」
石丸「今の言葉が…僕の中にぃ…」
石丸「うおおおおっ!!」ゴオッ
俺「わっ…い、石丸君?どったの?…」
石丸「オレはもう、石丸じゃねえ!!オレだ!オレなんだあぁぁぁっ!」バサッスタスタ
俺「……。」
俺(なんだったんだいったい…。まぁ元気になってくれたならそれで良いか…)
霧切「何をしてるの?」
俺「うわっ」ビクッ!?
石丸の好感度が4に上がった
脱衣所
霧切「何を驚いているの?」
俺「き、霧切さん…居たんだ…」
霧切「そこで何をしていたの?」
俺「…霧切さんこそ、ここで何を?」
霧切「何って、俺君との夜の議論に向けて証拠を集めていただけだけど…」
俺(…そうだ。確かにここは脱衣所だった。昨日約束したんだし、霧切さんが大浴場を調査に来ててもおかしくない)
霧切「俺君の方こそ、何をしていたの?」
俺「いや、その…石丸君にちょっとアルターエゴを見せてくれって言われてそれで…」
霧切「…アルターエゴを?」
俺「ああ…」
霧切「…。」
俺「え?」
霧切「俺君、証拠の方は集められたの?」
俺「あ…いや、未だ…」
霧切「ふぅん…随分と余裕なのね」
俺「…。」
霧切「それとも俺君にとって私なんかじゃ議論する価値も無いと言う事かしら?」
俺「いや、別にそう言う事じゃ…」
霧切「そう。だったら良いけど…それと一つ忠告しておくわ」
俺「忠告?」
霧切「勝手にアルターエゴを使うのは禁止よ。人が頻繁に脱衣所に出入りしていたら黒幕に勘付かれてしまう恐れがあるから」
霧切「俺君ならこんな事言われなくても分かるでしょう?これは不二咲君が私達に残してくれた唯一の希望なのよ」
俺「う…分かった…。気を付ける…」
霧切「そう…。なら良いわ」スタスタ
俺(…頻繁に脱衣所に出入りするなとか、そんな事言われたらこれから調査しにくいじゃないか)
俺「それにしても霧切さん、何か機嫌あんまり良くなかったな…。何でだろ…」
俺「…まぁいいや。一旦部屋に戻って気持ちを整理したらまた来るか」
俺個室
ベッド
俺「ZZZ…」
時計「22時」カチッ
「キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン...」
俺「んぁ…?」パチリッ
モニター『えー、校内放送でーす。午後10時になりました。只今より夜時間になります。間もなく食堂はロックされますので立ち入り禁止と───』
俺「夜10時…?あぁ、もう夜10時か…」
俺「ふあーぁ…。部屋に戻って一眠りしたら随分寝ちゃったな…」
俺「もう一眠り…」ボフッ
俺「…。」
俺「…あ、あれ?」ムクリッ
俺「何か大事な事を忘れてるような……」
俺「……。」
俺(何だったっけ…?寝起きで全く頭が回らない…)
コンマ下二桁
41以上俺「そ、そうだ!霧切さんと約束してたんだった!?もう時間じゃん!?これはマズイ…」
40以下俺「何も忘れてないや。寝ちゃえ」(霧切好感度-2)
安価下
コンマ70
俺個室
俺「はっ…!」ピキ-ン!
俺「そ、そうだ!霧切さんと約束してたんだった!?もう時間じゃん!?これはマズイ…」
俺(…今から脱衣所に行って証拠を集めに行く?いやダメだ。間に合う訳が無い)
俺(ならどうする?俺が霧切さんしか見ていない証拠を提示するには…)
俺(考えろ…。考えるんだ…。この限られた時間の中で…。答えは俺の中にある筈…)
─────
────
───
──
─
俺「……。」
俺「………。」
俺「…………。」
>コトダマ「俺の出した答え」カチリッ
俺(…なんとか理由は一つだけ思い付いた)
俺(だけど今まで俺達、そう言うキッカケは無かったのに霧切さんにこんな理由が通じるかどうか…)
俺(…だがこれでやるしか無い。俺はもうやるしか無いんだ)
インターホン「」ピンポンッ
俺(来た…)
俺「スゥ...…っし、玉砕するか」スタスタ
扉「」ガチャッ
霧切「俺君、昨日言ってた通り私を見ていただけと言う証拠を提示して貰いに来たわ」
俺「ああ…」
霧切「準備はできているかしら?」
俺「…。」コクッ
霧切「フッ…そう。なら始めましょう」
俺「2人だけの…」
霧切「学級裁判…」
俺(俺が導き出した答えを、霧切さんにぶつけよう…!)
2人だけの学級裁判、開廷!
俺個室
霧切「先ずは事件の振り返りからしましょう」
俺(事件なんだ…)
霧切「被害者は私、霧切響子。彼女は覗きに来た俺君に、自分だけ見つめられたと言う被害を受けている可能性があるわ」
霧切「だけど事件当時は私以外にも舞園さん、朝日奈さん、大神さん、セレスさんも一緒に大浴場へ入っていた」
霧切「私だけを覗くなんて不可能だわ」
俺「いや、一つだけだがそれが可能な方法がある」
霧切「一つだけ?…」
俺「ああ。一つで良い…何故ならそれが全ての真実だから」
霧切「ふぅん…なら聞かせて貰おうかしら?その一つの真実とやらを」
俺「ああ、なら裁判は始まったばかりだと言うのに直ぐに終結する事になるが答えよう」>コトダマ「俺の出した答え」カチリッ
霧切「…。」
俺「この証拠にはいつものような物的な証拠は要らなかったんだ」
霧切「どう言う事かしら?」
俺「俺が霧切さんだけが脳裏に焼き付いている理由…それは」
俺「男の子は、好きな女の子が目の前に居る場合…その子しか目に入らなくなる時があるからだ!」コトダマ「俺の出した答え」ダァンッ!!
霧切「…。」
俺(さぁ…。どうなる…)ドキッドキッ
俺(……あれ?待てよ?と言うかこれだと、俺は霧切さんの事…)
霧切「…。」
コンマ下二桁
81以上霧切「えっ…///」
80以下霧切「…私、そう言う冗談は嫌いよ」(霧切好感度-1)
安価下
コンマ02
俺個室
霧切「…私、そう言う冗談は嫌いよ」
俺「えっ…」
霧切「それってつまり、俺君が私の事を好きって事でしょう?有り得ないわ」
俺「…有り得ない事なんてなく無い?」
霧切「だって、恋に落ちるにはキッカケが必要なんでしょう?」
俺「え?そ、そうなの?」
霧切「ええ、聞いた話だとそうらしいわ。だけど今までの私達にはそれが無かった」
俺「…。」
霧切「…。」
霧切「ふぅ…もう帰るわね。俺君が突然変な事を言い出したから今日はそう言う気分じゃなくなっちゃったわ」クルッ
俺「ごめん…」
霧切「それじゃ、おやすみなさい俺君」
俺「おやすみ…」
扉「」バタンッ
ベッド「」ボフッ
俺「恋ってキッカケが必要なんだ…。知らなかったなぁ…」
俺「……。」
俺「じゃあこのモヤモヤした気持ちはいったいなんなんだろう…」
俺「はぁ…。もしかしてこれが失恋…?」
俺「だとしたらエゲツない精神ダメージだな…。もう頭全く回らなくなった…」
俺「とりあえず気持ち的にも沈んだし、もう今日はいったん寝……ん?」
俺「なんだろこの紙…。こんな紙いつ挟んだっけ?」ガサッ
「抜け道らしき穴を見つけた。外が見える。ここから出られるかも…。モノクマに勘付かれるとマズイから皆んなに内緒で深夜1時に娯楽室に集合」
俺「……。」
1呼び出されてる…。よく分からんけど行ってみるか…
2なんだろうこれ…?とりあえず今日は精神的に疲れたからもう明日でいいや…。寝よう…
多数決下5まで
霧切の好感度が7に下がった
娯楽室前
俺「はぁ…」トボトボ...
俺(俺、振られたんだな…。霧切さんに…)
俺(明日からいったいどんな顔で霧切さんに会えば良いんだろう…)
俺「はぁ……」
娯楽室「」
俺「ああ、娯楽室か…。もう…」スッ
扉「」ガチャッ
娯楽室
俺(今日の夜の事は全て無かった事にしてくれないかな…)スタスタ
俺(全て俺の夢ヲチだったとか…)
俺「寧ろこれが夢って事にならんかな…」
俺「もしもーし。俺を呼んだのは誰ですかー…」
娯楽室「」シ-ン...
俺「…。」
俺「はぁ…。やっぱこれ、夢なのかな」
ブウンッ!!
俺「ん?…」チラッ
俺(何の音…)
俺額「」ドガアッ!!
俺(あ……れ?………???)ブシュッ
俺「」ドサッ...
俺「」ドクドク...
コンマ下二桁
41以上俺、額を割られて血が吹き出して気を失うが次に目を覚ますと保健室だった
40以下俺即死(GAME OVER)
安価下
コンマ87
保健室
俺「うっ…」
光「」スッ
俺(なんだ…?光が…広がって行く……)
俺「…ん?」パチリッ
照明「」
俺(ここは…何処だ…?知らない天井だ…)
朝日奈「あっ!?良かった俺!?気が付いたんだね!?」
俺「朝日奈さん…?」
俺「いったい何が…痛っ…!」額ズキンッ
俺(額がめちゃくちゃズキズキする…何があったんだ…?何で俺が保健室で寝てるのかも全く思い出せないや…)
朝日奈「あぁっ!未だ無理しない方が良いよ!…とも言ってられ無いんだけどね…」
俺「え?…」
朝日奈「…起きたばっかしの俺に、こんな報告はしたくなかったんだけどさ」
俺「う、うん…?」
俺(まさか…)
朝日奈「セレスちゃんが殺されちゃったんだ…」
俺「なっ…!?せ、セレスさんが!?」
朝日奈「うん…。だからもう直ぐまた学級裁判が始まっちゃうの…」
俺「…。」ゴクリッ
俺(…これは夢か?)
俺(俺が寝てる間にいったい何があったんだ…)
巻き戻し権利を使いますか?
※既に同じ章で3回以上学級裁判で躓いているので学級裁判中にGAMEOVERになる場所は全て苗木覚醒になるので存在しません
1使う(質問タイムを30分挟む)
2使わない(このまま捜査パート、学級裁判~第3章ENDまで行きます)
3使う(質問タイムを挟まず、即場所決めて再開)
多数決下5まで
やり直し権利を使い好きな場所に戻ります
何か質問有れば(1時20分まで。チャプター3までの質問のみ、チャプター4以降の質問等には答えられません)
大神は基本的にどのチャプターでも停滞しそうなときは動きますか?
実際セレスにぶん殴られると記憶を思い出すの?
それとも普通ダメージ累積するだけの悪い選択肢?
イッチに質問です下1と下2は気分で変えてるんですか?
>>448
石丸セレス舞園の誰かは今回のルートでは必ず誰か死亡してしまうのでしょうか?
セレスを監禁させない為には殴られて記憶取り戻せば可能?
セレスの計画自体をやめさせるにはどういう条件が必要?
一章で残姉ちゃん救えば、その時点で江の島の情報が手に入る?
ぶっちゃけ今回セレス殺したのは大神?
モノクマガチャは引く機会が有りますか?
複数の女キャラの好感度を高めにすると修羅場イベントとかその結果コロシアイに発展する可能性はありますか?
一章でコロシアイが始まった時点でそれ以降の章で事件を防ぐことは出来なくなりますか?
>>454
二回目すまんけどこれで最後
例えばそれがゾロ目99とか00、まぁ何なら88とかだった場合は完全に思い出すなどの特典もある?
>>448
二章で大和田の犯行止めるには何が必要?
30の選択肢の結果
前732の選択肢の結果
覗きで苗木君が足を滑らせたらどうなる?
セレスが監禁された場合、セレスは例の地下のゴミ捨て場に監禁されてる?
後で救える?
石田は今後活躍できそうですか?オレオレ叫ぶだけですか?
チャプター1で全員救うには残姉ちゃん助けて、舞園を止めるまではいいけど
大神の犯行はどうすれば止まる?
残姉ちゃん助けた時点で何とかなる?
前の質問の時に言っていた生かしてメリットあるキャラ以外は基本的に生きてても死んでてもあんまり意味はないですか?
逆に生きていてデメリットが発生するキャラはいますか?
>>452
そうです
しかし大きく分岐したり、ルートにかなり影響のあるコンマ判定は下2にする事がどちらかと言うと多い気がします
>>453
コンマ頑張れば死亡せず進めます
可能です
恋に落とすもしくは恋人になるorランクB以上になるor特別自由行動で勝利+(好感度7以上)
入りません
エスパーですから
逆に舞園さんの好感度低けりゃ事件起きなかったですか?
>>455
苗木が購買部にいる時にコミュ
>>456
まどマギのようなガチ修羅場にはなりませんが顔が曇るや後で詰め寄られるくらいは有ります(セレス、腐川は無し)コロシアイも間違えれば俺も死んでしまうのでなりません
頑張ればできる章はあります(好感度やコミュ回数によるのでできない章はどう頑張ってもできない場合があります)
>>457
チャプター3なんかで完全に思い出しても直ぐ消されるだけなので…
その時は別の特典を考えます
最後の質問です好感度10にして恋人にするメリットは?
>>458
大和田or不二咲コミュ回数3回以上
下がる、下がる、下がる、やった通り、軽蔑される
次の選択肢へ、やった通り、舞園早寝により死亡フラグ回避
苗木のラッキースケベ発動
>>459
4章以降の質問には答えられません
>>460
分かりません
>>461
一番最初に大神に声を掛けて超高コンマ
>>462
はい。多分
デメリットは有りません
>>467
舞園関係なく犯行自体を止めない限り犯行は起きます
>>475
ENDに影響、捜査+裁判に影響、特殊スキル獲得に影響
やり直し場所を決めます
2回指定が被った場所からやり直します
315からやり直します
(朝食会まで同じなのでカット)
俺個室
俺「ふぅ…」
俺「動機が発表されてから間もないんだ。部屋で寝てる場合じゃないな…」
俺(…それに夜の霧切さんとの学級裁判までに証拠を集めに行かなければ)
俺「とりあえず部屋を出るかな…」
インターホン「」ピンポ-ン
俺「ん?誰だ?」スタスタ
石丸「……。」
俺「い、石丸君!?」
俺「ど、どうしたんだ?…」
石丸「……。」
俺「えっと…」
俺(大和田君が死んでから全然寝てないのかな?顔が凄い干からびてる…)
俺(このまま放っておいたら、誰も彼に手を出さなくても勝手に一人で死にそうな気がする……)
石丸「………。」
俺「……。」
俺(…ここで突然変顔してみたらウケるかな?)
俺「あ、あのさ」
石丸「……本当か?」
俺「え?」
石丸「不二咲君と会えるって……」
俺「不二咲君?…あ、もしかしてアルターエゴの事かな?」
俺「誰から聞いたんだ?」
石丸「生きて…いたんだな…?」
俺「いや、そうじゃ無いんだが…」
石丸「会わせてくれ……彼と…。話が…したいんだ…」
俺「石丸君…」
石丸「……。」
俺(彼を放っておいたらこのまま死んでしまいそうだが……)
俺(だが俺もそんな暇がある訳じゃないしな…今日は特に)
1それでもこのまま見過ごす事はできない。アルターエゴの所に案内してあげよう
2不二咲君は死んだんだ…。もう話せないよ…
多数決下3まで
77まで同じなのでカット
脱衣所
俺(…証拠集めに脱衣所へと足を運んだ俺は見た)
俺「うっ…」
霧切「…。」
俺「き、霧切さん…」
霧切「へぇ…本当に証拠を集めに来たのね」
俺「だから言っただろ?俺は本気だって」
霧切「フッ…」
霧切(本当に面白い人ね俺君…)クスッ
俺「あ、笑った」
霧切「…。」ピタッ
俺(…何か仲良くなってから結構小さい事にも反応してくれるようになったし、最近の霧切さん普通に可愛いな)
俺「ここで何を?」
霧切「俺君と一緒よ」
俺「調査か…。霧切さんも本気なんだな…」
霧切「俺君が本気で来るなら、私も本気で迎え撃つわ」
俺「へぇ…面白いな」
俺(…やめて)
霧切「フッ…今夜を楽しみにしてるわ」スタスタ
俺「…。」
俺(やべええぇっ…)
俺(とりあえず俺が霧切さんしか見てない証拠を集めよう)
──数時間後
浴槽の扉「」
俺「証拠として集まった証拠は扉の隙間、大浴場の湯気、霧切さんとの距離、バスタオルを巻いていた霧切さん…そして最後の切り札の……」
俺(何とかこれで今日の夜霧切さんをロンパして納得させないと…)
俺「ふぅ…ちょっと疲れたな…。頭を回すのはこの辺りにして、一旦誰かと話しに行くか」
自由行動
1美術室(舞園)
2物理室(苗木)
33階廊下(桑田)
4プール(朝日奈&大神)
5図書室(十神&腐川)
6食堂(セレス)
多数決下5まで
美術室
扉「」ガチャッ
俺(美術室には誰か居るかな?)スタスタ
俺「あれ?舞園さん?」
舞園「あっ、俺君」
俺「珍しいな舞園さんが美術なんて…」
舞園「ふふっ、そうですか?」
俺「うん。何か歌って踊ってるイメージが強かったから…」
舞園「うふふ。何ですかそれ?確かに歌ったり踊ったりするのは好きですが、私だって学生なんですから他の事だってしますよ」ニコッ
俺(そっか…。うん、そうだよな。舞園さんも学生なんだよな)
舞園「はい。それも俺君と同級生の」
俺「え?」
舞園「エスパーですから」
俺「あぁ…はは。舞園さんには敵わないな…」
舞園「うふふ」ニコッ
俺(本当、びっくりするくらい可愛いよな…)ドキドキ
俺「それで?何描いてたの?」ヒョイッ
舞園「あっ!見ちゃダメ!!///」サッ
俺(今のは鶴…かな?)
舞園「もう!見ちゃダメって言ったのに…」
俺「ごめん…ってあれ?」
舞園「エスパーですから」ニコッ
俺「……。」
舞園「ふふっ、冗談ですよ。只の勘です」
俺「いや、勘と言うよりかまかけただろ…」
舞園「うふふ///」クスッ
美術室
俺「でもどうして鶴なんか書いてたの?」
舞園「それはですね。中学の頃、鶴が学校の池に迷い込んで来たんですよ」
俺「うん」
舞園「ですが、苗木君が鶴を山まで逃がしに行ってくれて」
俺(そっか、確か2人は同じ中学生だったな)
舞園「それが何故か凄く印象に残ってて…」
俺「だから鶴を描いてたのか」
舞園「でも分からないんです…」
俺「何が?」
舞園「何故今その鶴が思い浮かぶのか…」
舞園「何故だか分かります俺君?」
俺(そこ、俺に聞くんだ…)
舞園「私にとって俺君は頼りになる名探偵ですから」ニコッ
俺「いやぁ…持ち上げ過ぎだと思うけど…」
俺「今その鶴が思い浮かんだ理由か…」
俺(うーん…)
1舞園さんがその迷い込んで逃がされた鶴のようになりたいって心情の現れじゃない?
2舞園さんが今鶴を飼いたいって事じゃない?
3それ、舞園さんが苗木君の事を好きって事じゃない?
多数決下3まで
美術室
俺「舞園さんがその迷い込んで逃がされた鶴のようになりたいって心情の現れじゃない?」
舞園「私が鶴に?」
俺「ああ、俺はそうだと思う」
舞園「そうですか…。ダメですね私…」
俺「え?」
舞園「俺君にあの日説得されてからは、なるべく外への欲望は押さえ付けてここに適応しようって思ってるのに未だ…」
俺「舞園さん…」
俺「…。」スッ
舞園「キャアッ!?///」手ガシッ
舞園「お、俺君?///」ドキッドキッ
俺「約束した通り、いつか必ず君を外に出してあげるからもう少しだけ待っていて欲しい」
舞園「え、ええ…///」
舞園「あ、あの…///」
俺「うん?」チラッ
俺手「ギュッ」舞園手
俺「ほおわっ!?そ、その!?わざとじゃないんだ!?///」パッ
舞園「うふふ。私は別にもっと繋いだままでも良かったよ?///」
俺「いや、その…コホン///」
舞園「ふふっ。俺君は外へ出たら何かしたい事とかありますか?」
俺「え?外へ出たら?」
舞園「はい。良かったら教えてくれません?」
俺「俺が外に出られたらか…」
俺「…。」
1困ってる人達を救いに行きたい
2舞園さんとデートがしたい
3バスケがしたいです…。
多数決下5まで
美術室
俺「舞園さんとデートがしたい」
舞園「えっ…///」
俺「ここでのデートは結構したからな。次は外でデートがしたいかな」
舞園「じょ、冗談ですよね?///」
俺「俺は本気の事しか言わん」
舞園「ほ、本当ですか…?///」
俺「ああ」
舞園「それなら…」
俺「それなら…」ゴクリッ
舞園「私の好きな所を30秒以内で10個挙げて下さい」ニコッ
俺「ええっ!?ま、マジ!?」
舞園「残り25秒です」ニコニコ
俺「ええっとえっと…」
俺(舞園さんの好きな所…)
舞園「20」
俺(落ち着け…。俺と舞園さんの絆を信じろ。それならば答えも必ず)
舞園「残り15秒です」
俺「ほわぁっ!?」
俺(えーい、南無三!!)
コンマ下二桁
41以上15秒有れば余裕で言えた(舞園好感度9に上昇)
40以下ギリギリ言えなかった
安価下
コンマ31
美術室
舞園「3…2…」
俺「可愛い、笑顔が綺麗、気が利く、声が可愛い、そして可愛い」
舞園「残念」
俺「ええっ!?何で!?12個は言った筈」
舞園「3つ同じ事言ってたから合計9個でした」
俺「ええ…」
俺(どんだけ真面目に聞いてんだよ…)
舞園「ふふっ、俺君と居ると楽し過ぎてあっという間に時間が経っちゃいます」ニコッ
俺「え?ああ…」
時計「19時」
舞園「そろそろお腹が空きましたね。貴方、今日のご飯は何にします?」
俺「うーん…」
俺「じゃあほうれん草の胡麻和えで」
舞園「分かりました、今日もラー油ですね。じゃあ行きましょうか」スタスタ
俺「オッケー」スタスタ
俺(いつかご飯よりも舞園さんで…とか言ってみたいな)
舞園「うふふ。いつかそう言われちゃう日が来るんでしょうか?///」
俺「え?え………じょ、冗談です。只の勘ですってば」
舞園「ふふっ、使い方間違えてますね」
俺(そんなこんなで俺はいつも通り舞園さんと夕食を摂るのだった)
俺個室
時計「23時」カチッ
俺(霧切さんが昨日と同じくらいに来るとしたらそろそろだな…)
俺(先ずは俺の手札を確認しておこう)
>コトダマ「扉の隙間」カチッ
>コトダマ「大浴場の湯気」カチッ
>コトダマ「霧切さんとの距離」カチッ
>コトダマ「バスタオルを巻いていた霧切さん」カチッ
>コトダマ「最後の切り札」カチッ
俺(この5つで証拠で俺が霧切さんだけを見ていた事を証明しないと…)
俺(霧切さんはどんな手札で来るんだろうか…)ドキッドキッ...
俺(……。)ドクンッドクンッ...
インターホン「」ピンポンッ
俺(来た…)
俺「っし、やるか!!」スタスタ
扉「」ガチャッ
霧切「俺君、昨日言ってた通り私を見ていただけと言う証拠を提示して貰いに来たわ」
俺「ああ…」
霧切「準備はできているかしら?」
俺「完璧だ」コクッ
霧切「フッ…そう。なら始めましょう」
俺「2人だけの…」
霧切「学級裁判…」
俺(間違える訳にはいかない…。皆んなの命がかかっているんだ)グッ
2人だけの学級裁判、開廷!
同じなので2人きりの学級裁判カット
娯楽室前
俺「…。」ストッ...ストッ...
俺(3階の娯楽室に着いた…)
俺「…よし」スッ
扉「」ガチャッ
娯楽室
俺「…。」
俺「誰も居ない…?」スッ
照明スイッチ「」
俺「とりあえず明かりを───」
霧切「危ない!避けて!」
俺「ッ…!?」クルッ
ハンマー「」ブウンッ
俺(くっ…!)
コンマ下二桁
41以上俺、額にハンマーが当たり血が吹き出すが致命傷にはならず
40以下俺、霧切の声によりギリギリハンマーを回避する
安価下2
コンマ81
娯楽室
ハンマー「」ブウンツ
俺(くっ…しまった!?反応が遅かった…避けられない)
俺額「」ガッ
ドガッ!!
俺額「」ブシャアッ!
俺「うっ……」クラッ
霧切「俺君!」
犯人「……。」クスッ
俺(き…君………は……)フラッ
ビリヤード台「」
俺「ぁ……」
???
『違いますわ俺君。キューの持ち方はこう』スッ
俺『…こう?うーん難しいな』ヒュッ
『角度はこのようにして、軸を調整して』ピトッ
俺『わわわっ!?あ、当たってるって!?///』ビクッ!
俺『セレスさん!?』
セレス『えっ?あぁ…クスッ。このくらいどうしたのです?だってわたくし達は───』
俺(何だ…?この記憶……は……?…)
俺「」ドサッ
俺「」ドクドク...
娯楽室
霧切(俺君……)チラッ
俺「」ドクドク...
霧切「…。」
霧切「……。」グッ
霧切「貴方が今回の事件の犯人だったのね…。セレスさん…」キッ!
セレス「あらあら…わたくしは俺君だけを呼びだしたつもりだったのですが、まさか霧切さんまで一緒に来ていただなんて…」
セレス「お陰で俺君を殺した所を見られてしまいましたわ」クスッ
霧切「もう言い逃れはできないわ…。観念しなさい…」
セレス「観念…?うふ…ふふふふふ…。する訳ねーだろ!!このダァホッ!!!」
霧切「……。」
セレス「この場で霧切さんも死ねば、目撃者は誰も居なくなりますわね。申し訳ありませんが死んでくださる?」ハンマー「」グッ
霧切「やめておきなさい…。私は俺君のように甘くは無いわ…」
セレス「うっセー!!!このビチグソがぁっ!!」ダッ
霧切「ッ…!」スッ
セレス「死に晒せやぁっ!!!」ブウンッ
霧切「…!」バックステップ
セレス「はっ…!?」ブウンッ
霧切目の前「」スカッ
セレス「なっ…!?」
霧切「ッ…」ブンッ
霧切手刀「」ビュオッ
セレス関節「」ガッ
セレス「うっ…」パッ
ハンマー「」ドスンッ
霧切「…。」足払い
セレス右脚「」パアンッ!
セレス「あぐっ!」ドサリッ
セレス左腕「」ガシッ
セレス「くっ……」
霧切「貴女の負けよセレスさん。これ以上抵抗しない事ね…もし動けば、関節を外すわよ」グッ
セレス「ッ……!」
霧切「……。」ググッ
セレス「フッ……負け…ですか。わたくしの…。流石、霧切さんですわね…」
娯楽室
霧切「ねぇ、誰かを殺そうとしたけどそれが未遂に終わった場合はどうなるの?」
監視カメラ「」 ウイ-ン
モニター「」パッ
モノクマ『やれやれ。セレスティアなんちゃらさんにはがっかりだよ。殺人を計画したなら最後までキッチリやって貰わないとつまらないじゃん』
セレス「…。」
霧切「…。」
モノクマ『とは言え、未遂で終わってしまった事件は学級裁判の事件として扱えません』
霧切「未遂…?」
セレス「何を仰っているのです?だってわたくしは俺君を…」
俺「ふぅ…。勝手に殺さないでくれよ…」フラッフラッ...
霧切「あ……」ホッ...
セレス「お、俺君…?未だ生きらっしゃったのですか…」
俺「ああ…。今にも額が割れそうなくらいすげー痛いけど…」血ダラッ
セレス「…。」
俺「それで、未遂の事件の場合どうなるんだっけ…?モノクマ」
モノクマ『命を狙われた被害者が今回の事を無かった事にできるなら全部無かった事で良いんじゃないの?』
俺「彼女をどうするかは俺が決めて良いって事か…」グッ
セレス「……。」
霧切「……。」グッ
俺「……。」
セレス「フッ…。わたくしは、卒業する為にもし今回の事件を無かった事にされたとしても、また俺君の命を狙うかもしれませんし」
セレス「何なら他のお仲間を狙う可能性もありますわよ?」
セレス「例えば、俺君と仲の宜しい舞園さんや苗木君などを」
俺「……。」
霧切「…。」グッ
セレス「俺君、冷静な貴方ならばリーダーとしてどのような決断を下すべきなのか…分かりますわね?」
俺「……。」
1……殺人を計画した犯人は許す事ができない
2それでも、俺はセレスさんを許すよ
多数決下5まで
undefined
娯楽室前
俺「それでも、俺はセレスさんの事を許すよ」ニコッ
セレス「なっ…!?今のわたくしの話をちゃんと聞いていましたか俺君?」
霧切「……。」
セレス「わたくしはこのまま無罪になってしまえば再び俺君や俺君と仲の良いお仲間の皆さんを殺すと仰っているのですよ」
俺「…いいや、セレスさん。君は誰も殺せないよ」>コトダマ「やられた者のみが分かる真実」ダァンッ!!
パリ-ン!
セレス「何故、そう思うのです?現に今、俺君はわたくしの手で…」
俺「だが死ななかった。それが答えだよ」
セレス「…え?」
霧切「…。」
俺「もしセレスさんが本気で俺を殺そうとしてたなら、俺は最初の一撃が頭に直撃した時に即死だった筈だ」
俺「だが、セレスさんは最後まで迷っていた…。昨日まで毎日一緒に過ごしてきた仲間を殺す事に…」
セレス「わたくしが迷う?うふフッ…わたくしは誰よりも外に出たかったのですよ?そんな事ある訳が…」
俺「…いいや、君は直前でハンマーを振るった手にブレーキをかけてしまったんだ。だから俺が今こうして生きている」
セレス「…。」
俺「どんな理由があってセレスさんが外に出たかったのか俺は知らない」
俺「だけど今のセレスさんには、そんな外へ出たい欲なんかよりも…今の君はもう、仲間を殺す事に対しての迷いの方がが勝ってしまってるんだ」
セレス「……。」
俺「そんなセレスさんが俺や他の仲間を殺すなんて俺にはもう考えられない」
俺「それに俺は……ここでは無い何処かで、セレスさんと仲良くやれていた気がするんだ…」
セレス「フッ…いったい何を仰っているのです?わたくしは俺君とは、この学園に来て初めて出会ったのですよ?」
俺「俺も自分で何を言ってるのか分からないけど…それでも、なんとなくそんな気がしたんだ…」
セレス「…。」
霧切「…。」
娯楽室前
俺「俺はセレスさんとはもう一度やり直せる気がしてる。だから今回の事は、全て無かった事にするよ」ニコッ
セレス「俺君。貴方は…」
俺「それで良いよな?霧切さん?」
霧切「…被害を受けたのは俺君だけなんだから、俺君がそれで許せるのならそれで良いんじゃ無い?」
俺「ありがとう霧切さん」
霧切「…。」
俺「そう言う訳だ。モノクマ…俺は今回のセレスさんとの事は全て無かった事にする。だから被害届けは出さない」チラッ
モニター「」
モノクマ『はぁ…くっさいくっさい。今の俺君、僕のおならよりとんでもなく臭いよ?まぁ事件にならないならそれで良いんじゃ無い?』
モノクマ『僕が欲しいのは、こんな小さな事件なんかよりももっと大きな事件だからさ。うぷぷぷぷ~!』プツンッ
俺「……。」
俺「セレスさん。こんな事があった後だけど…俺は敢えて言うよ」
セレス「…え?」
俺「もう一度、俺達の所に戻って来て欲しい。やり直して欲しい」ニコッ
俺手「」スッ
セレス「ぁ…」
コンマ下二桁
71以上セレス「…///」ポッ(セレス好感度8に上昇。次章舞園&霧切イベント追加)
70以下セレス「フッ…」クスッ(セレス好感度7に上昇)
安価下2
コンマ74
娯楽室前
セレス「…///」ポッ...
霧切「…?」
セレス「わたくし、俺君の才能が分かりましたわ」
俺「…え?」
セレス「俺君は、超高校級のお人好し…」スッ
俺手「」セレス手ギュッ
俺「俺が、お人好し…?」
セレス「ええ。そしてもう一つ…俺君は超高校級の女たらし…///」
俺「」フッ...
セレス「え?」
俺手「」ズルッ
セレス手「」
霧切「あ…」
俺「」ドサリッ
セレス「…俺君?」
霧切「…。」スッ
俺「」ドクドク
霧切「…頭から血を流し過ぎているのに、無理をして話し過ぎたわね。失神してるわ」
霧切「確か保健室に輸血パックがあった筈…セレスさん。俺君を1階まで運ぶわ。手伝って」
セレス「え、ええ…」
霧切「…そっちは左の肩を」グッ
セレス「はい」ガシッ
俺「」ガシッ
霧切「行くわよ。あまり衝撃を与えないように」スタスタ
俺「」ドクドク...
セレス「…。」
セレス(こんな状態になっても自分の身を顧みず、わたくしの説得に必死にし、そして許す事ができる大きな器…)
セレス(もしかすると彼は、わたくしが世界中を探しても見つからなかったBランクの人間なのかもしれませんわね///)
セレスの好感度が8に上がった
保健室
俺「うっ…」
光「」スッ
俺(なんだ…?光が…広がって行く……)
俺「…ん?」パチリッ
照明「」
俺(ここは…何処だ…?知らない天井だ…)
朝日奈「あっ!?良かった俺!?気が付いたんだね!?」
俺「朝日奈さん…?」
舞園「俺君!」ガバッ!
俺「わぁっ!?ま、舞園さん…///」
舞園「良かった…。無事で…」ウルウル…
俺「え、えっと…///」
朝日奈「霧切ちゃんから聞いたけど、階段から落ちたんだってね!?俺が朝食会に来ないなんて事初めてだったからびっくりしたよ」
俺「…俺が階段から落ちた?」
俺「……?」
俺(あぁ…。思い出した…なるほど。そう言う事か…。そう言う事になったんだ…)
舞園「…違うんですか?」グスッ
俺「えっ!?」ドキッ
俺(マズイ。舞園さんの前で違う事を考えるのは…)
俺「で、でもちょっと階段から落ちて頭打っただけだから大袈裟だって…。ははは…」
舞園「大袈裟じゃないですよ。本当に何かあったらって…」
俺「え?」
朝日奈「……男子更衣室で新たな死体が出ちゃったんだ。…石丸のさ」
俺「ええっ!?」
undefined
男子更衣室
俺「あ…」ガチャッ
十神「フン、ようやく来たか」
俺「十神…」
十神「お前もちゃんと捜査に参加して貰わないと学級裁判もつまらないからな」
俺(…ん?もしかしてこいつ、ちょっと心配してくれてたのか?)
苗木「あっ、良かった俺君。気が付いたんだね」スタスタ
俺「ああ、心配かけて済まない…。それで。石丸君の死体は…」
苗木「う、うん。そこに…」
石丸「」
包丁「」
俺(…石丸君は確かにそこで、マットを真っ赤にするくらいの血を流しながら死んでいた)
俺「石丸…。君…」
俺「…。」
俺(止められたと思ったのに…。まさかあの百億欲しさに、セレスさん以外にまた卒業を考える者が現れた…と言う事なのか?…)
霧切「ショックを受けている暇は無いわよ。数時間後にはまた学級裁判が開かれるわ」スタスタ
霧切「それまでに俺君が気を失っていたまでの捜査時間を取り戻さないと」
俺「…そうか。…また学級裁判が開かれるのか」
俺(悲しんでる暇すら無いんだな…。証拠を揃えて犯人を見つけないと皆んな殺されてしまう…)
俺(捜査時間の遅れを取り戻して犯人を見つけるしか無いんだ)
男子更衣室
俺「…。」チラッ
時計「」カチッ...
俺(捜査時間あとどれくらい残されてるんだろう…後2時間くらいはあるのかな…?)
舞園「大丈夫ですよ俺君。いつものように超高校級の助手として、私も俺君の捜査を手伝いますから」ニコッ
俺「舞園さん…ああ」コクッ
舞園「一緒に事件を解き明かしましょう」
セレス「少し宜しいですか?」スタスタ
俺「ん?」
舞園「セレスさん?」
セレス「今回は俺君の捜査、わたくしも協力させて頂いても宜しいですか?」
舞園「え……」
俺「え、えっと…」
セレス「今回、犯人を見つけるのは俺君と協力した方が早いと感じただけですわ」
セレス「心配しなくても俺君の超高校級の助手は舞園さんだとわたくしも思っていますから」ニコッ
舞園「ふふ、なら私は構いませんよ。俺君次第ですけど…」ニコッ
俺「俺も捜査開始の時間皆んなより遅れてるし、セレスさんも協力してくれるならそりゃあ頼もしいけど…」
セレス「では、決まりですわね。宜しくお願い致します俺君」ニコッ
俺「ああ」
舞園「一緒に頑張りましょうね」ニコッ
俺(舞園さんと、それに今回はセレスさんも協力してくれるのか。なら今回はとりあえず捜査時間の遅れは取り戻せそうだな)
俺(必ず石丸君を殺した犯人を見つけ出してみせる)
※石丸事件は既に一度解決済みの為に省略する事ができます
学級裁判後まで早送りしますか?
1省略して犯人投票後から始める(活躍度、能力値上昇判定はコンマで決定)
2学級裁判開始前から最初から始める
多数決下5まで(今回はセレスも協力してくれるので、前回コンマ判定>>265から更に20%上昇)
ほぼ同じなので>>265まで飛びます
俺個室
ベッド「」ボフッ
俺「はぁ…」
俺(今回は舞園さんやセレスさんが協力してくれたお陰で何とか事件は解決できたが、まさか石丸君が自殺だったなんて…)
俺(これでまた減ってしまった…)
俺「残りは俺、苗木君、霧切さん、舞園さん、セレスさん、桑田君、朝日奈さん、大神さん、十神、腐川さんの10人だけか…」
俺(もう6人も死人を出してしまった…)
俺「…。」
俺「俺は死んで行った皆んなの分まで生きて、必ず黒幕を倒さないとな…」
俺活躍度
コンマ下二桁
61以上俺が全て解決した(100%)
46~60途中苗木や霧切の力を借りたが覚醒した俺が一気に解決した(80%)
31~46霧切の助言も有り俺が半分くらい解決した(60%)
30以下苗木が全てやってくれた(0%)
安価下
俺捜査能力
コンマ下二桁
41以上探偵レベルに上昇(20%up)
40以下経験者のまま
安価下2
コンマ15(0%。特典無し)
コンマ59(俺捜査レベル経験者→探偵レベルに上昇)
第3章END
1最初からやる(質問タイム挟みます)
2チャプター3の最初から始める(前スレ610から)
3次のチャプターへ進む
多数決下5まで
次のチャプターへ進みます
俺個室
俺「…。」
俺(今日起きた石丸君の自殺事件により6人目の犠牲者が出た…)
俺(前に霧切さんが言ってたように、幾ら団結してるように見えても人の心はそう簡単には分からない…)
俺(一度動機が発表されれば、そう簡単には止められない事を俺は知った…)
俺(次の動機が発表されればまた何が起きるか分からない…)
俺「これ以上誰にも死んで欲しくない…。早く黒幕を倒して、脱出方法を見つけないとな…」
コンコンッ
俺「お?」スタスタ
扉「」ガチャッ
霧切「…。」
俺「霧切さん?」
霧切「ちょっと話があって来たの」
俺(…霧切さん。最近夜時間俺の部屋に入り浸りだな)
俺「話って何?もしかしてまた議論を……?でも今日は流石に学級裁判もあったし、そんな気分じゃないから…」
霧切「いいえ、今日は真面目な話よ」
俺「今日は真面目な話?」
霧切「いえ、前回も真面目な話をする筈だった」
俺「だった…?」
霧切「俺君が面白いから、からかってみただけよ」
俺「じゃあもう霧切さんの裸を見た件、怒って無いのか。良かっ」
霧切「いいえ。その件はまた後日、詳しく聞かせて貰うわ」
俺「……。」
俺個室
俺「…コホン。え、えーと…それで真面目な話って?」
霧切「…。」
俺「霧切さん?」
霧切「俺君はここを脱出する為に、絶対に仲間だと信用できる人達は今のところ誰?」
俺「絶対に信用できるって…?」
霧切「ええ、何があったとしても裏切らないと信じられる人物」
俺「……。」
俺(…要は何か有れば裏切る人物はダメって事だよな)
俺(一応この学園生活で特に仲良くしてるのは、霧切さんを省けば舞園さんに苗木君にセレスさんが居るけど…)
俺「うーん…」
1舞園さんと苗木君とセレスさんと霧切さん
2苗木君と霧切さん
3霧切さん
4…そんな人は多分存在しない
多数決下5まで
俺個室
俺「霧切さん以外には舞園さんと苗木君とセレスさんくらいかな…」
霧切「へぇ…。俺君の癖になかなか多いのね」クスッ
俺「…いったい俺にどんなイメージを持ってるんだ」
霧切「ぼっち」
俺「……。」
俺(……自分の事だろ)
霧切「まぁいいわ。俺君が私の事を信じてるのなら、私もそれに応えようと思う」
俺「応えるって?」
霧切「その3人を今直ぐ脱衣所に集めて」
俺「え?脱衣所に…?」
霧切「ええ。絆を深める為にも男女水入らずでお風呂に入るべきよ」
俺「……は?」ドキッ
霧切「…。」ジッ
俺「ん?あ、ああ…う、うん…。分かった。直ぐに集めてくる」
霧切「ええ。先に行って待ってるわ」スタスタ
俺(…監視カメラの無い場所に来いって事か。最初は意味不明過ぎてびっくりしたわ)
俺(それが本当だったら最高だったが)
脱衣所
俺「皆んな連れて来たぞ」スタスタ
霧切「…。」
苗木「霧切さん、どうしたの?」スタスタ
舞園「こんな時間にどうかしたんですか?」
セレス「うふふ…何か新たな発見を為されたのでしょう?それも、黒幕にとって都合が悪い」
苗木「黒幕にとって都合が悪い?」
霧切「ええ。それを皆んなにも見て貰いたいの」
苗木「あの…僕等が選ばれた理由は?」
霧切「私じゃ無い。俺君の選抜メンバーよ」
苗木「俺君が…?」チラッ
舞園「私達を…」チラッ
セレス「なるほど…」クスッ
脱衣所
俺「それで見て貰いたい物って?」
霧切「捜索中、ある部屋を見つけたの」
俺「ある部屋?」
霧切「学校2階の男子トイレ…あそこには監視カメラもモニターも無い」
舞園「霧切さん、男子トイレに入ったんですか?」
霧切「ええ。それが何か?」
舞園「な、何かって……もし男子がお手洗いをしてたら…」
霧切「見ないだけよ」
苗木「はは…」
苗木(霧切さんが近くに居る時は迂闊にトイレにも行けないな…)
セレス「それで、何があったのですか?」
霧切「一番奥に用具置き場があるから、その奥をよく調べて欲しい」
セレス「その奥に隠し部屋があるのですね」ニコッ
俺「そんな部屋があったのか…」
霧切「でも、この人数でゾロゾロと男子トイレに入れば確実に黒幕にバレるわ」
俺「そりゃそうだ。変人の霧切さんが男子トイレに入るのなら、黒幕はそんな気にしないだろうけど舞園さんとセレスさんまで入るのは直ぐにバレる」
霧切「…。」
霧切「じゃあ俺君はここに留守番と言う事で」
俺「ファッ!?」
霧切「どちらにせよ俺君か苗木君のどちらか1人はここに残る必要があるわ」
苗木「どうして?」
霧切「舞園さんとセレスさんが男子トイレに入っても疑われないようモノクマの引き付け役をする必要があるのよ。2人は男子なのだから、時間がある時にいつでも怪しまれず自然に入れるでしょう?」
苗木「あぁ、そっか…。じゃあ…」
俺「…いや、霧切さんが一人でモノクマを引き付け役したらよくね?」
霧切「フッ…できると思う?」ドヤアッ
苗木「…。」
俺「さぁどっちが残ろうか苗木君?」
苗木「僕はどっちでも良いよ。俺君が決めて」
1俺が舞園さんとセレスさんと男子トイレに行く
2俺は霧切さんとここに残るから、苗木君達が先に見て来てくれ
多数決下5まで
脱衣所
俺「俺は霧切さんとここに残るから、苗木君達が先に見て来てくれ」
苗木「分かった。行ってくるよ」
舞園「俺君も頑張って下さいね」
俺「ああ、気をつけて」
セレス「なるべく早く戻りますわ」
俺「うん。2分後にモノクマを引きつけるからそのタイミングで男子トイレに突入してくれ」
セレス「ええ。では」ゾロゾロ
俺「…。」
俺「皆んな行っちゃったな」
霧切「フッ…自ら進んで一人で引き付け役を買って出るなんて見直したわ」
俺「え?一人じゃないだろ」
霧切「え?」
俺「え?霧切さん手伝わないの?」
霧切「俺君一人で大丈夫でしょう。私は先に部屋に戻るわ」スクッ
俺「いや、こんな時こそチームプレイをだな…」
霧切「そう言うの苦手なの」スタスタ
俺「……。」スタスタ
霧切背中「」スタスタ
俺「…。」
俺(マジで戻る気じゃん…。俺一人でやるしかないのか)
監視カメラ「」
俺「モノクマ!確認したい事がある!」
1殺人の方法について詳しく確認したい!(俺一人で引きつける)
2霧切さんと一緒にお風呂に入りたいんだが確認したい!(霧切を巻き込む)
多数決下5まで
廊下
俺「霧切さんと一緒にお風呂に入りたいんだが確認したい!」
霧切「…。」ピタッ
俺(思った通りだ。霧切さんの動きがピタッと止まった)
俺(そしてこんな面白い話題にこいつが食いつかない筈が無い)
モノクマ「何々?霧切さんと一緒にお風呂に入りたいだって?」ヒョイッ
俺「そ、そうだ。それで確認したい事がある」
モノクマ「俺君もそう言う事がしたいお年頃だもんねえ、分かる…分かるよその気持ち」ハアハァ...
俺「校則には男女が一緒に大浴場へ入るのは、校則には禁止されてない」
俺「もし俺が霧切さんと入ると言ったら、それは大丈夫なのか?」
モノクマ「うんうん。学園長は青春を謳歌しようとする学生の気持ちを尊重するよ」
モノクマ「但し、お互いの合意の元じゃ無ければキツーイお仕置きが待ってるけどね」
俺「き、キツいお仕置きか…」ゴクリッ
モノクマ「それで、俺君は今から霧切さんと入るつもりなの?」ニヤニヤ
俺「あ、ああ…」
モノクマ「ほほう、大胆に出たね俺君も。でも霧切さん、何か部屋に帰ろうとしてない?」
霧切「……。」
モノクマ「もしかして俺君、無理矢理入れようとしてたんじゃない?」
俺「いや、そ、そんなわけ無い…よな?霧切さん」
霧切「……。」
霧切(…ここで俺君がリタイアされても困る)
霧切「…そんな訳無いでしょう?ほら、脱衣所に戻るわよ俺君」スタスタ
俺「あ、ああ…」
モノクマ「うぷぷぷぷ。ゆっくり楽しんでおいで~」
モノクマ「あ、でも夜の二人きりの肉体バトルはできれば監視カメラの前でお願いしたいかな?」ハァハァ...
俺(最低だ…)
霧切「…。」
モノクマ「いやあ、でもまさかこの閉じ込められた学園内でカップルが誕生するとはねぇ」
モノクマ「僕も学園長として頑張って来た甲斐があったようだね」
モノクマ「…ってあれ?もういない。もう~二人ともせっかちさんなんだから」ハァハァ...
脱衣所
俺(2分近くは稼いだ。あれだけ時間が稼げたら大丈夫だろう…)
霧切「いったいどう言うつもりかしら?」
俺「どうって?」
霧切「私とお…お風呂に入りたいなんて突然言い出して」
霧切「私がフォローを入れなければ今頃俺君は痴漢の罪でモノクマに処刑されてたのかもしれないのよ?」
俺「え、えっと…」ゾクッ
俺(お、怒ってる…。あのクールな霧切さんが…。流石にライン超え過ぎたのかカンカンだ…)
霧切「……。」
霧切「…それとも、何か俺君にもあんな嘘をついた事の言い訳があるのかしら?」
俺「それは…」
1嘘なんかじゃない!!俺は本気で霧切さんとお風呂に入りたいと思ってる!
2ごめんなさい。モノクマを引き止めるにはこの方法しか思い浮かばなかったんです…
多数決下5まで
脱衣所
俺「嘘なんかじゃない!!俺は本気で霧切さんとお風呂に入りたいと思ってる!」
霧切「え…」
俺「…。」ドキッドキッドキッ...
俺(な、何言ってんだ俺……こんなの…)
霧切「ふぅ……分かったわ。じゃあ一緒に入りましょうか」
俺「エッ!?!?」
霧切「どうしたの?俺君から言い出したんでしょう?それとも嘘だったのかしら?」
俺「あ…い、いや。嘘じゃない。嘘じゃない!」
霧切「そう…なら…さ、流石に着替えるのを見られるのは恥ずかしいから先に入って…///」
俺「あ、ああ…///」
俺(あの霧切さんが演技じゃなく本気で恥ずかしがってる…)ゴクリッ
俺(…もしやこれは夢か?)チラッ
霧切背中「」
俺「…。」
俺(とにかく霧切さんの気分が変わる前にさっさと中に入って待っておこう!)パパッ
扉「」ガラッ
ザパァ-ン!!
霧切「……。」
霧切「ふぅ……」シュルッ...
霧切(…彼とは3度も事件を乗り越えた仲…。変な状況になってるけど、彼には説明しておくべきなのかもしれないわね)
手袋「」
大浴場
俺「……。」ドキッドキッドキッ...
俺(ま、マジでこんな事あるのか…?)
俺(覗きとか、そんなレベルじゃない……。一緒に入る事になるなんて…)ドキッドキッドキッ...
俺(…いや、単にこれあれか。俺だけ先に浴槽に行かせて自分は帰るとか)
俺「なるほど。そう言う事だったのか、霧切さんらしいな」
扉「」ガチャッ
霧切「は、入るわよ…///」ストッ
霧切身体タオル「」
俺「」
霧切「…。」チャプ...ザパァ...
俺(…ま、マジで入って…来た)ドキ-ン!!
霧切胸「」
霧切脚「」
霧切ポニテ「」
俺(う、うそーん…///)ドクンッドクンッドクンッ...
霧切「…///」スタスタ
俺「お、あ……」ドクンッドクンッ
霧切「よ、横…失礼するわね…///」チャプッ...
俺「ど、どうぞ…///」
俺(…ああ、そうか。分かった…これ、死ぬ前に見てる夢かもしれん)
霧切「…。」スッ
俺(…こんな幸せなイベント、あって良いのか?)ドクンッドクンッ
霧切「…。」
霧切「…ねえ俺君」
俺「な、なんですと…?///」
霧切「私と居て、楽しい…?」
俺「…え?」チラッ
霧切「あ、あまりこっちを見ないで…///」
俺「あ、ご、ごめん!?///」フイッ
俺「と言うか霧切さん、前もそうだったけどお風呂に入るのにもその手袋付けたままなんだな」
霧切「…。」
霧切手袋「」
霧切「フッ…。流石によく覚えてるわね…」
俺「そりゃあ言ってた通り霧切さんしか見えて無かったし」
霧切「あれ、本気だったのね。こんな形で証明されるとは思って無かったけど」
俺「そりゃあ俺もだ」
霧切「…。」
霧切「…俺君もやっぱり気になるかしら?私がこの手袋をどんな時でも絶対に外さない理由が」チラッ
霧切手袋「」
俺「そりゃあ…。でも話したく無いなら話さなくても良いよ」
霧切「…いいえ。特別に話してあげるわ」
大浴場
俺(霧切さんが常に手袋を外さない理由…)
霧切「…。」ジッ
霧切手袋「」
霧切「…私は過去に、他人に情を抱いた為に判断を誤って思い知る事になった」
霧切「それが、この手袋をしてる意味よ…」
俺「他人に情を抱いた為に判断を誤った…?」
霧切「ええ、だから私はこの手袋に誓ったの。二度と同じミスはしないと…」
俺「その判断を二度と誤ら無い為に戒めとしてずっと手袋をしてるって事?」
霧切「そうよ。他人に踏み込み過ぎると、判断を誤る要因となる…」
霧切「これが私が自分の経験から得た教訓よ」
俺(だからそんな風に常にクールでポーカーフェイスだったのか…)
霧切「俺君は私に踏み込んで来るけど、私はこの手袋をしている限り俺君に心を開く事は無い」
霧切「私から俺君に話せる事は何も無いの…。だからもう、無意味な馴れ合いは辞めましょう」
俺「無意味って…」
霧切「俺君は私ではなく、もっと他の人に有効に時間を使うべきよ」
俺「霧切さん…」
霧切「貴方と話したい人なんて、私じゃなくても沢山いるでしょう?」
俺「…。」
俺「…なら聞くけど、霧切さんはそんな孤独な人生で本当に良いのか?」
霧切「それは…」
霧切「私なら大丈夫よ。今までもそうだったもの…私はもう、この手袋の下をもう何年も見せていない…」
霧切「そして、これから先もそう…」
俺「…誰にも見せないで生きて行くつもりなのか?誰とも、深く関わらずに」
霧切「ええ…。そのつもりよ。もし見せる事があったとしても、それは私の家族になるような人くらいかしら?」
俺「…。」
霧切「俺君とはこの学園内だけでも、脱出するまでの仲間として頑張って欲しかったから、貴方には先に説明しておきたかったのよ」
霧切「だから私との馴れ合いはこれで最後にしましょう…」
俺「…。」
1…分かった。その代わり、これからも協力はして欲しい
2そんな風に言われても俺は関わるなと言われたら、余計に関わりたくなる人間だから約束はできないな
3嫌だ!!俺はこれから先もずっと霧切さんと関わって行く!!絶対に君を独りにはさせない!!
多数決下5まで
大浴場
俺「そんな風に言われても俺は関わるなと言われたら、余計に関わりたくなる人間だから約束はできないな」
霧切「…。」
霧切「フッ…そう。なら好きにすると良いわ」チャプッ
俺「!?」
俺(ぬおっ!?バスタオルが濡れたせいで…。き、霧切さんのくっきり割れたお尻が露わに…!?///)ムクムクッ
霧切「私は時間の無駄遣いになると言う事を伝えたかっただけだから」
俺「う、うん…」カチコチッ
霧切「どうしたの?」クルッ
俺「あ…。い、いや…何でも…」
霧切「そう?未だ上がらないの?」
俺「う、うん…。俺はもう少し浸かって行くつもり…」
俺(…今立ち上がると、俺のここでの学園生活が終わってだろうしまうし)
霧切「そう…。それじゃあ私は先にあがるわね」スタスタ
俺「あ、ああ…」
扉「」ガラッ
俺「……。」
俺「ふぅ…。行ったか…」
俺「しかしなんだあのお尻…。破壊力ありすぎだろ…」
俺(その後、霧切さんが脱衣所から居なくなったタイミングで俺も上がり部屋へと帰り就寝した)
食堂
俺(翌朝、俺はいつものように朝食会へと参加した)
俺「おはよう」スタスタ
俺(石丸君が死んでから食堂に居るのは俺以外に苗木君、舞園さん、朝日奈さん、大神さん、セレスさん、霧切さんだけになってしまった)ガタッ
俺(桑田君がいつも起きるのは10時くらいだし、十神と腐川さんは朝食会には現れない)
俺(現在は一応表面上この7人が一応団結してる状態である)
朝日奈「随分減っちゃったよね…」
苗木「最初の頃に比べると半分以下の人しか集まらなくなっちゃったからね…」
舞園「…そう…ですね」
霧切「寂しくなって当然ね」
大神「本当ならば十神や腐川もこの場に居てくれれば良かったのだが…」
朝日奈「でもあいつらって嫌な奴だし…。自分の事しか考えて無いし…」
セレス「朝食会に出ろと無理強いは致しませんわ。小さな事でトラブルになられては皆さんも嫌でしょう」
舞園「そうですね…」
俺「…。」
俺(…と言ってもその中でも俺、舞園さん、苗木君、セレスさん、そして霧切さんだけは秘密を共有していて朝日奈さんや大神さんには教えていないなど既に絆の脆さも出ているが)
俺(とりあえずこのいつ壊れてもおかしくない絆がバラバラになってしまう前に、この学園からの脱出の意図口を見つけないと…)
セレス「3回目の学級裁判も終わったので、4階に行けるようになったのではありません?」
大神「うむ…。また新たに行けるエリアが広がっているだろう…」
霧切「今日も手分けして探索ね」
苗木「…。」
舞園「…。」
俺「うん?どうしたんだ二人とも?」
苗木「…え?あ、いや…なんでも無いよ!はは…」
舞園「ええ…。4階には何があるのか考えていただけですよ。ねぇ苗木君?」
苗木「う、うん…」
霧切「…?」
俺(なんだ?二人の様子がおかしいような…)
セレス「とにかく、今日は朝食会が終わったら皆んなで4階を見に行きましょう」
朝日奈「うん!そうだね!」
俺(…と考えてると、セレスさんが話を唐突に終わらせた)
俺(何だいったい…?まぁいいか。後で3人には昨日の事を確認すれば良いし…)
2階廊下
俺(俺達が4階へ向かっていると、霧切さんが突然耳打ちをしてきた)
霧切「…ここよ」ヒソヒソ
俺(あぁ、ここが昨日の…)
俺「…。」スタスタ
俺「あ…。ごめん、俺ちょっと腹が…」
朝日奈「え?大丈夫?」
俺「俺ちょっとトイレに行ってから行くよ。皆んなは先に4階の探索に行っといて、直ぐ追うから」
朝日奈「うん。分かった。じゃね」
霧切「…。」スタスタ
2階男子トイレ
俺(…確かここの用具入れの奥だったな)スタスタ
用具入れ「」パカッ
俺「壁…」スッ
壁「」グルンッ
俺「うわっ!?」トトッ
隠し部屋
俺「マジだ…。マジで隠し部屋があったけど…」
棚の中「」
俺「あれ?…おかしいな…。棚も綺麗さっぱり空で何も無いじゃん…」スタスタ
俺(霧切さんが皆んなに見て欲しいって言ってた奴はいったい何だったんだろう…)
俺「何も無いなら長居する意味は無いな…。戻るか…」スタスタ
4階
廊下
俺(新たに解放された4階で見つかったのは音楽室、化学室、職員室…そして施錠されたままの学園長室と情報処理室があった)
俺「とりあえずこんな物か…」
セレス「施錠されたままの学園長と情報処理室…何か重要な秘密を握っていそうですわね」
俺「俺もそう思うけど、でも開かないままだからな…。何とか鍵を外せれば良いんだが…」
セレス「…なるほど。ではわたくしに良い考えがありますわ」
俺「良い考え?」
セレス「ええ。でもまぁ、一度食堂へ戻ってからですわね」
舞園「それじゃあ調査も終わった事ですし、食堂に戻りましょうか」
苗木「そうだね。そろそろ…」
霧切「その前に、3人に聞きたい事があるわ」スタスタ
苗木「霧切さん…」
舞園「…。」
セレス「聞きたい事とは?」
霧切「俺君も彼等に聞きたい事があったんでしょう?」
俺「ああ、そうだ。昨日の霧切さんが言ってた例の部屋…俺が今日行った時には何も無かったんだけど何か知らない?」
苗木「ああ、それがさ…隠し部屋を見つけたんだけど、その…」
舞園「調べ物をしようとしたら突然誰かに背後から皆んな襲われたんです…」
俺「えっ!?だ、大丈夫だったの!?」
セレス「ええ。3人纏めてスタンガンか何かで気絶させられただけですから」
俺「そっか…。なら良かった…」
俺(…でも誰が襲って来たんだ?)
苗木「それで起きたら部屋にあった資料の山も綺麗に無くなってて…ごめん。大事な資料だったよね…」
俺「なるほど…。だから棚の中とか全て空だったのか…」
霧切「…。」
霧切「…まぁ良いわ。私はその資料はもう全てもう見ていたから」
霧切「次は私が質問するわ」
苗木「う、うん…」
4階
廊下
霧切「苗木君、舞園さん、セレスさん…」
霧切「貴方達…私と俺君に対して何か隠してる事があるんじゃないかしら?」
苗木「え…」
舞園「それは……」
俺「…。」
俺(確かにそれは俺も気になってた…。朝の態度何か変だったし…)
セレス「フッ…流石霧切さんですわね。やはり気付いておられましたか」
霧切「何を隠しているのか、私達に話して貰えるかしら?」
苗木「それは…」
俺「ヤバイ事なら紙に書いてくれても良いけど…?」
舞園「ごめんなさい…」
俺「…え?」
霧切「…は?」
セレス「残念ですが、お二人には未だお話できませんわ」
俺「え?な、なんで…」
舞園「ごめんなさい…。俺君にもどうしても話せないんです…」
苗木「本当にごめん……」
俺「…あ、あれ?俺達って…信頼できる仲間…の筈だよな?」
苗木&舞園&セレス「…。」
俺「……?」
俺(…ナニコレ?いったいどう言う事?)
霧切「……ふぅん…そう。それが貴方達の答えなのね」
苗木「ごめん…本当に…」
霧切「…。」
霧切「もういいわ。さよなら」スタスタ
俺「あっ…霧切さん…」
俺(仲の良い俺には分かる…。霧切さん激怒してたな…)
苗木&舞園&セレス「…。」
俺「えっと…」
13人にも何か話せない事情があるんだろ?あんな怒る事無くても良いのに…(3人と一緒に居る)
2とりあえず俺は霧切を追った(霧切と一緒に居る)
多数決下5まで
4階
廊下
俺「3人にも何か話せない事情があるんだろ?」
苗木「うん…」
舞園「ごめんなさい俺君…」
俺「いいよ。霧切さんもあんな怒る事無くても良いのに…」
セレス「霧切さんは他人との距離を一定以上置いている分、一度他人を疑うと止まらなくなるのでしょうね」
俺「霧切さん…」
俺「…。」
俺「とにかく皆んな、一度食堂に戻ろうか…。霧切さんには後で俺から話しかけてみるから」
苗木「うん…」
舞園「はい…」
セレス「そうしましょうか」
俺(霧切さんも時間が経てば少しは落ち着いてくれるだろ…)
食堂
俺(しかし、食堂に戻ってから霧切さんは俺にも全く口を聞いてくれなくなった)
俺「あ、霧切さん…」
霧切「ふぅん…。やっぱり俺君もそっち側だったのね…」
俺「そっち側って?」
霧切「……。」
俺「…霧切さん?」
霧切「……。」
俺(無視かよ…。もういいや)スタスタ
朝日奈「ねぇ俺…霧切ちゃん怒ってるよね?あれって怒ってるよね?…」
俺「そうみたい」
朝日奈「俺が怒らせたんでしょ、そうなんでしょ。だってそうに決まってるもん」
俺「知らないよ」スタスタ
朝日奈「あ…」
椅子「」ガタッ
俺(全く意味が分からん。ちょっと3人が話せない事情があるだけで何であれだけキレるんだよ)
霧切の好感度が5に下がった
食堂
俺(俺達は食堂に戻ってから、4階で調べて来た事の報告会を開催した)
俺「情報処理室と学園長室には施錠がされてあったんだ」
俺「あの部屋の中には、もしかしたら黒幕が俺達に知られたく無い情報があるのかも…」
朝日奈「でも鍵がかかってあったんでしょ?それじゃあ中に入れないじゃん」
舞園「鍵も何処にも見つかりませんでしたしね…」
セレス「その事でしたらわたくしに良い案がありますわ」ニコッ
朝日奈「良い案って?」
俺(さっき4階でセレスさんが言ってた事か。どんな案があるんだろう)
セレス「霊長類最強である大神さん、貴方の力ならばあの程度の施錠難なく壊せますよね?」
俺(そうか。確かに大神さんの力なら…)
大神「…。」
セレス「大神さん。やって頂けますか?」ニコニコ
大神「……。」
俺(あれ?大神さん…?)
セレス「大神さん、やって頂けますよね?」ヒクッ...
俺(いや、セレスさんも何でそんな高圧的なんだ…?)
大神「……。」
朝日奈「あ、あのさセレスちゃん。流石に無理矢理は…」
セレス「やれって言ってんのが聞こえねえのかこのドアホがっ!!!テメェの秘密ブチ撒けられてえのか!ああん!?」ガタッ
俺「うわっ…」ビクッ!
朝日奈「せ、セレスちゃん!?」ビクッ!
モニター「」ブツッ
モノクマ『オマエラ!!扉をブチ破るなんてどんだけスクールウォーズですか!?』
モノクマ『ふぅ…ルールで縛るのは不本意でしたが…』カチッ
苗木「あっ。校則が…追加された!?」ピロリンッ
舞園「校則12…鍵のかかっている扉を壊すのは禁止とします…」
モノクマ『うぷぷ…これで安心。それじゃあ』ブツッ
セレス「チッ…」ガタッ
俺「はぁ…」
俺(それっきり誰も口を開かなくなってしまった…)
桑田「ふぁーあ…うーす」スタスタ
全員「…。」
桑田「うわ…なんか空気悪くね?何かあったのか?…」
俺(桑田君の脳天気さが羨ましい…。…俺達の人数が減ってきたこんな時こそ絆を結束しなきゃいけないのに)
俺(何か逆に、今はバラバラになって行ってる気がするな…)
食堂
俺「…。」
他の生徒達「…。」
俺(皆んなの絆も壊れて行き、何かが有りそうな部屋への立ち入りも禁止された俺達は沈黙していた)
俺「……。」
俺(4階が開放されたって事はまた次の動機が渡される筈…)
俺(こんなバラバラな時に殺人なんか起きるとマズイだろうな…)
俺(舞園さんやセレスさんの時みたいに何とか未然に防げたら良いが…)
朝日奈「そ、そーだ。私達には未だアレがあるじゃん!」
桑田「アレって?」
朝日奈「アルターエゴだよ」ヒソヒソ
俺「あっ、そうだ…」
俺(すっかり忘れてた。俺達には未だ希望が残ってたじゃないか)
俺「皆んな、今日も順番に大浴場に入ろう」
セレス「そうですわね。わたくしもちょうどそう言う気分でしたわ」
舞園「ええ。嫌な気分になったときは、お風呂でしっかり洗い流しましょう」
苗木「気分まで流れるんだ…。まぁいいか、行こう」」
桑田「み、皆んなと風呂か…。へ、へへ…///」
俺(…約1名、意味が分かって無い人が居るがまぁ良いか)
霧切「…。」
俺「き、霧切さんも…」
霧切「……。」ガタッ
俺「……。」
霧切「…。」スタスタ
俺(返事もせずに先に行ってしまった…)
俺「…。」
俺「…まぁいいか。機嫌が治るまで放置してても」
俺(…本人も馴れ合いは必要無いって言ってたしな)スタスタ
脱衣所
俺(脱衣所にはちょうど十神と腐川さんもアルターエゴから情報収集をしようと来ていたので、皆んなでアルターエゴの解析結果を聞いた)
アルターエゴ「やぁ皆んな、来てくれたんだね。ファイルのロックがやっと解けたんだよ」
苗木「本当!?」
霧切「…。」カタカタ
「ファイルから判明した事実は?」
アルターエゴ「うん…どうやらこの学園ではある計画が進行中だったみたいなんだ」
舞園「ある計画って何なんです?」
アルターエゴ「希望ヶ峰学園に高校生達を隔離し、共同生活を送らせるって計画だよ」
朝日奈「えっ…?」
十神「フム…」
俺「隔離って…。いったい何から隔離しようとしてたんだ…?」
アルターエゴ「しかも、隔離される高校生は場合によっては一生学園で暮らさないといけないみたい…」
桑田「一生だと!?」
朝日奈「そ、それって…」
セレス「今のわたくし達と同じ状況ですわね。これは本当に偶然なんでしょうか?」
大神「…。」
アルターエゴ「そして、その計画を立てたのが希望ヶ峰学園そのものらしいんだよ」
苗木「学園が?…」
アルターエゴ「計画が立てられたその原因は、人類史上最大最悪の絶望的事件」
俺「人類史上最大最悪の絶望的事件…?なんだそのパワーワードみたいな事件…?」
舞園「分かりません…」
セレス「わたくしも聞いた事もありませんわ」フルフル
アルターエゴ「その事件の所為で希望ヶ峰学園は閉鎖に追い込まれ、隔離計画が動き出したんだ」
アルターエゴ「計画の責任者は希望ヶ峰学園学園長…」
苗木「学園長?」
アルターエゴ「彼は30代後半の男性で、今もこの学園に居る可能性が高いみたい」
霧切「…。」
十神「オレ達以外にも未だこの学園に残っている人物…」
桑田「じゃあそいつが、モノクマを操ってる黒幕って事だな」
霧切「…学園長は、私が探す」
苗木「えっ…?」
霧切「私が探し出す…。必ず…」
俺(珍しい…。あの霧切さんがそこまでやる気を見せるなんて…)
俺(…でも理由は気になるが、今聞いても絶対教えてくれないだろうな)
脱衣所
俺(アルターエゴがパソコンの解析で出してくれた情報は、俺達には理解が追いつかない物だった)
俺(高校生を集めて隔離、一生を学園で暮らす、黒幕の学園長…そして人類史上最大最悪の絶望的事件……)
俺(どれもこの希望ヶ峰学園に入る前には聞いた事の無かった言葉だ。いったい何がどうなってるんだろう…と皆んなが考えていた時にそれは鳴った)
スピーカー『校内放送、校内放送。至急、体育館までお集まり下さい。至急、至急!至急!至急!』
苗木「集まれって…」
朝日奈「行った方が良いよね…」
俺「…。」
俺(やはりまた来たか…。次の殺人の動機…)グッ
体育館
俺「今度はいったい、何を発表する気だ」
モノクマ「悲しいお知らせがあります。皆さんの中に、内通者が居ます」
俺「えっ…」
朝日奈「な、内通者!?」
十神「やはりな…。オレの予想していた通りだったか」
霧切「…。」
腐川「だ、誰なのよ…。その内通者って…」
モノクマ「うぷぷぷぷ。それはね……」
俺「…。」ゴクリッ
モノクマ「教えてあーげない!内通者の事は自分達で探してね!それじゃっ!」ピョ-ン
俺「……は?」
俺(モノクマは俺達にそれだけ伝えると帰って行った…)
体育館
桑田「ま、マジで…?この中に内通者が居るって…?ハハ…じょ冗談だろ?…」
朝日奈「そ、そうだよ!ここまで一緒にやって来た私達の中に内通者なんて…」
俺「…。」
俺(マズイ…!既に仲間割れが始まってる時にこの動機は一番マズイ…)
俺(こう言う時はとにかく皆んなから疑いの芽を積まないと…)グッ
俺「そうだ!!これはモノクマが俺達を仲違いさせようと仕組んだ罠に決まってる」
俺「この中に内通者なんか居る訳無い!なぁ、皆んな!」クルッ
俺「……え?」
苗木「…。」
舞園「その…」
俺(こんな時、苗木君や舞園さんは一番に俺に賛同してくれる筈なのに俺から目を逸らして黙っている…)
セレス「もしこの中に内通者が居るなら、直ぐに自分から名乗り出た方が良いと思いますわ」
十神「フン、名乗り出る訳が無いだろ」
俺(セレスさんと十神は、内通者が居ると思っている…)
腐川「あ、アンタが内通者なんでしょ…野球バカ…」
桑田「あ!?お、お前の方こそ!最初から怪しかったつーの!!」
俺(桑田君や腐川さんなんかは、既に仲間同士で疑っている…)
霧切「……。」ジッ
俺「…え?」
俺(霧切さんは、何故か俺を睨んでいる…。いや、なんで俺?)
俺(モノクマの放った新たな動機により、俺達の絆は…こんな簡単に粉々に───)
大神「…。」
大神好感度5
コンマ下二桁
51以上大神「仲間を疑う等、醜い事はやめよ…」
50以下大神「…。」(霧切好感度4に低下。腐川、桑田好感度1に低下)
安価下
コンマ66
ボナ特に思いつかないので
1大神好感度6に上昇
2巻き戻しチャレンジ(コンマ36以上で好きな場所巻き戻し。失敗でボナ無し)
多数決下5まで
このまま進みます
コンマ66(大神好感度6に上昇)
体育館
大神「仲間同士で醜い争いなどやめよ…」
大神「…内通者は我だ」
俺「えっ…!?」
俺(…大神さんの自白は、仲間同士で疑いあっていた俺達の動きをピタリと止めた)
大神「…。」
朝日奈「な、何言ってるのさくらちゃん!?じょ、冗談だよね…?」
大神「…。」
セレス「おや、ようやくお認めになりましたか」
朝日奈「セレスちゃん!?ちょっと待ってよ!どうしてさくらちゃんが…」
大神「…黙っていて、すまなかった」
朝日奈「さくらちゃん…」
桑田「ほ、本当なのか?大神が黒幕の仲間だったって…」
腐川「い、今まで私達を騙してたの…?」
朝日奈「ち、違うんだよ!きっと…さくらちゃんは操られてただけで…」
苗木「そうだよ!だって僕等は見たから、大神さんとモノクマが争っている所を…」
十神「いつ見たんだ?」
舞園「昨日です…。昨日の夜時間に体育館で2人が争ってて…。その時に大神さんが人質を取られてるみたいな感じの事を言われてたんです…」
大神「聞いていたのか…」
舞園「ごめんなさい…」
十神「フン、言い出しっぺのお前が自ら夜時間のルールを破るとはな」
セレス「真っ先に朝食会に集まらなくなった十神君には言われたくありませんわね」
俺(そうか…。さっき食堂でセレスさんが大神さんに言ってた秘密ってのは、この事だったのか)
俺「…。」
俺(苗木君、舞園さん、セレスさんの3人は昨日の秘密の部屋を見に行った時に大神さんが内通者だって事を知ったけど…)
俺(余計な心配をかけまいと俺と霧切さんには黙ってたと言う事か…)
体育館
苗木「大神さんは人質のせいで従わされてたけど…今は黒幕を裏切って」
十神「馬鹿馬鹿しい。お前はメルヘンの世界にでも住んでいるのか?」
苗木「え…」
十神「おい、本当に黒幕を裏切ったのなら答えてみろ。黒幕とは何者だ?」
大神「すまぬ…。それは我も知らんのだ…」
十神「益々怪しいな。ではお前は黒幕から何を命じられていた?」
俺(確かにそれは俺も気になる事だ…)
大神「…。」
大神「学園生活の中で、殺人が起こらず…膠着状態となった時…誰かを殺す事だ」
朝日奈「えっ…」
桑田「ま…マジか…」
俺(大神さんが…。誰かを…)
十神「なるほど…。それで今もオレ達の命を狙っていると言う訳か」
朝日奈「だから違うって!!」
大神「待て。それ以上我の事で争う必要は無い…」
朝日奈「…。」
大神「全ては我の責任だ…。朝日奈よ、済まなかったな…」
朝日奈「さくらちゃん…」
大神「お主にだけは打ち明けようと何度も迷ったのだが…。だが、怖かった…」
大神「お主から嫌われるのでは無いかと…」
朝日奈「そんな事…」
大神「済まなかった…。この責任は、刺し違えてでもとる…」スタスタ
朝日奈「さ、刺し違えてって…」
十神「今後、大神には気を付けた方が良さそうだな。何をするか分からん」
苗木「十神君、そんな言い方…」
桑田「いや…。十神の言う通りだ…」
腐川「く、黒幕の手先だもの…」
セレス「大神さんがその気になれば、わたくし達は誰も敵わず殺されてしまうでしょうしね」
霧切「…。」
体育館
朝日奈「み、皆んなまで…何でさくらちゃんの事分かってあげてくれないの!?」
朝日奈「ねぇ、俺も何か言ってあげてよ」
俺「ごめん……」フルフル
朝日奈「俺…。なんで…」
俺(分からなくて当然なんだ…。普段から大神さんと仲良く話してた人物は朝日奈さんだけで、その朝日奈さんさえも…)
十神「お前こそ、何を分かっている?」
朝日奈「…え?」
十神「奴の正体すら知らなかった、お前が」ギロッ
朝日奈「そ、それは…。そうだけど…」
桑田「そ、そうだ…。大神が黒幕を倒してくれたらそん時はオレ達もアイツをもう一回仲間としてさ…」
朝日奈「バカ!!もしもの事があったらどうすんのよ!?」
桑田「いや、だってさ…」
十神「フン、大神が死んでも黒幕側の人間が1人減るだけだ。別に構わんだろう?」
朝日奈「ッ…!!」グッ
俺(朝日奈さんは十神の一言を聞いて手を振り上げた。俺はそれを…)
1朝日奈さんの振り上げた手を止めた
2朝日奈さんの代わりに十神を殴った
3何が正しいのか分からなかった俺は、十神が叩かれるのを黙って見ていた
多数決下5まで
体育館
朝日奈「ッ…!」ブウンッ
朝日奈腕「」ガシッ
俺「朝日奈さん…」フルフル
朝日奈「俺……。何で…」
俺「今は俺達が争ってる場合じゃない…」ググッ
朝日奈「だ、だって、コイツはさくらちゃんを…!」ググッ
俺「それでもダメなんだ!こうやって俺達を争わせる事こそが黒幕の思惑だから」
朝日奈「ッ…」
十神「フン、俺に助けて貰ったな」
朝日奈「…!?」ギロッ
十神「もしお前がその手を振るっていれば、次はお前が犠牲者になる可能性が高かったぞ」ニヤッ
朝日奈「こいつ…!」グッ
俺「朝日奈さん!」グッ
朝日奈「ッ…」
朝日奈「何でよ…。何で皆んな、さくらちゃんを信じられないの…」ウルッ
俺「……。」
周りの生徒達「…。」
朝日奈「俺…。離して…。もう手は上げないから…」
俺「え?あ、ああ…」スッ
朝日奈「…帰る」
俺「あ、朝日奈さん…ちょ、ちょっと…」
朝日奈「追ってこないで…」タッ
俺「あ…」
扉「」バタンッ!
俺「……。」
俺(そう言って、朝日奈さんは大神さんに続き先に部屋へ帰ってしまった…)
俺(朝日奈さん……。泣いてたな…)
腐川「フッ…フフッ…よく白夜様を身を呈して守ったわね俺…」
腐川「そ、それで良いのよアンタ達は…」
俺「…。」
俺(…全然嬉しくない)
朝日奈の好感度が5に下がった
腐川の好感度が4に上がった
体育館
俺(大神さんと朝日奈さんが部屋に戻り、体育館に残ったのは俺達8人だけになった)
霧切「十神君」
十神「うん?」
霧切「貴方は随分と人の感情を随分と軽んじてるのね」
十神「それがどうした?」
霧切「忠告よ。そんな事だと、何れ足元を掬われるわよ」
十神「フン、有難く受け流させて貰おう」
「キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン」
『えー、校内放送です。夜10時になりました。只今より夜時間となります』
俺(もう夜時間か…。今日は喧嘩して、内通者が出て、喧嘩して…何か嫌な日だったな…)
セレス「これからは自分の個室に居る時以外はできるだけ単独行動は控え、2人以上で…できれば3人以上で行動した方が良さそうですわね」
舞園「え?どうしてですか?…」
セレス「前回の石丸君の時の学級裁判から追加された校則11です」
苗木「校則11…。クロが一度に殺害できるのは2人までってルール?…」カチッ
セレス「ええ。その校則がある限り、大神さんが誰かを殺そうとしても3人目は殺せませんもの」
セレス「このルールがある限り複数人で居る時は、幾ら大神さんでも行動は起こせませんわ」
俺「……。」
俺(大神さん、本当に膠着状態になったら誰かを殺すのかな…)
翌朝
食堂
俺「おはよう」スタスタ
苗木「あっ、おはよう俺君」
舞園「おはようございます」
俺「…あれ?2人だけ?」ガタッ
苗木「う、うん…。今の所だけど…」
舞園「私が来たら未だ誰も居なかったので、逆にびっくりしました…」
俺「……。」
俺(いつも俺達より早く来てる朝日奈さんと大神さんすら来て無いのか…)
俺(大神さんが来ると皆んな不安になるからまぁ仕方ないとして…。朝日奈さんも昨日の一件を引き摺ってるのかな…)
俺「まぁ、もう少し待ってみようか…」
苗木「うん…」
舞園「そうですね…」
──30分後
食堂
俺(俺達3人は他愛も無い話をしながら、他の誰かを待ってみたが誰も現れる事が無かった)
舞園「30分経ちましたが…誰も来ませんね…」
苗木「はぁ…」
俺「……。」
俺(朝日奈さんや大神さんや桑田君はともかく、まさかセレスさんや霧切さんまで来なくなるなんてな…)
俺(こんな状態で本当に脱出口を見つけていつか黒幕なんか倒せる事ができるのか?)
苗木「俺君、霧切さんとは早く仲直りした方が良いよ…」
俺「それは分かってるけど…」
俺(口すら聞いてくれないんだよな…。あんなんじゃ仲直りすらできない)
舞園「あれ?」チラッ
俺「うん?」
十神「フン、何だ。お前ら3人だけか」スタスタ
腐川「あ、あの内通者は居ないわよね…」キョロキョロ
俺「十神?それに腐川さんまで…」
苗木「珍しいね」
十神「勘違いするな。避難して来ただけだ」
舞園「避難?…」
十神「フン、豚みたいな顔をするな。黒幕の手先からに決まっているだろう」
舞園「私が…。ぶ、ぶた……」
苗木「え?そこなんだ…」
俺(普段なら十神も恐怖を感じるんだなと軽口を叩いてやるが、今回は少しだけ気持ちもわかるので何も言えない)
俺(とにかく今日はこの5人か…。と思っていたら、最後にもう一人現れた)
セレス「あら、皆さんもうお揃いだったのですのね」
俺「セレスさん」
セレス「ふふ、おはようございます」
俺(これで6人…。多分これ以上は集まらないかな…)
食堂
苗木「セレスさん、今日は遅かったね」
セレス「ええ、今日は少し調べ毎をしていましたので」スタスタ
俺「調べごと?」
セレス「はい」ニコッ
俺「ん?」
セレス「あら?立ちくらみが」クラッ
俺「あっ…大丈夫?セレスさん?」ガシッ
セレス「あら俺君。よく支えてくれましたわ、流石わたくしの俺君です///」スッ
舞園「…。」
俺(…ん?)
セレス「それでは朝食を頂きましょうか」スタスタ
俺「あ、ああ…」
俺(今、胸ポケットに…)
俺(その後、朝食を取り終わった俺達はそれぞれ部屋に戻って行った)
俺(だが俺は…)
脱衣所
俺「あっ…セレスさん」スタスタ
セレス「ようやく来て下さいましたわね」
俺「ごめん。カメラの死角の場所があんま分からなくて取り出して時間がかかった」ガサッ
「相談したい事があります。脱衣所へ来て下さい」
俺「それで俺に相談したい事って?」
セレス「いえ、わたくしの予想ではもう一人来ている筈ですわ」
俺「えっ…?」クルッ
舞園「あっ…お、俺君にセレスさん。こんな所で奇遇ですね//
/」スタスタ
俺「舞園さん…?」
舞園「こ、こんな所で2人で何してるんですか?」
俺「舞園さんこそ…」
舞園「私は………お風呂に入ろうかなって」
俺(……答えるまでに今、凄い間があったけど)
俺「…こんな朝から?」
舞園「も、もう…良いじゃないですか。私の方は…///」
舞園「俺君とセレスさんの方こそ、ここで何をしていたんですか?」
俺「俺達は…」
セレス「いえ、良いのですわ俺君。ここには舞園さんも来るように仕向けたのですから」ニコッ
俺「え?」
舞園「私も…?」
脱衣所
俺「俺と舞園さんに相談って?」
セレス「わたくしでは無く、アルターエゴからですわ」カタカタ
舞園「アルターエゴから私達に?」
「俺君を連れて来ました」
アルターエゴ「来てくれたんだね俺君、舞園さん」
舞園「あれ?私も来るって分かってたんですか?」
アルターエゴ「あっ…可能性的に俺舞園さんも来てくれる可能性が高いだろうなって」
俺「??」
舞園「…///」
俺「それで用件って?」
アルターエゴ「僕をネットワーク接続のできる場所に連れて行って欲しいんだ」
俺「えっ…。でも流石にそれは危険じゃ?」
セレス「…。」カタカタ
アルターエゴ「僕も皆んなと一緒に頑張りたいんだよ。この学園から脱出できるように!」
俺「あ…」
アルターエゴ「でも僕が皆んなと協力するには、ネットワークに繋いで貰うしか無いんだ」
舞園「ですが…」
アルターエゴ「危険なのは分かってる。それでもやるしかないんだ!」
俺「……。」
セレス「確か、霧切さんが紹介してくれた秘密の部屋にはネットワークに接続できる環境がありましたわ」
セレス「そこならば監視カメラも無いので、接続は可能でしょう。それに中の資料も全て黒幕に回収された後なので黒幕がもう一度あの部屋に現れる可能性は低いでしょうし」
舞園「でも、もしネットワーク接続ができてもネットワークが監視されていたらアルターエゴは…」
アルターエゴ「大丈夫、皆んなの事を想うと勇気が湧いてくるんだ。人工知能が何言ってんだって思うかもしれないけど、本当なんだよ」
俺「……。」
セレス「どうでしょう俺君?私達で協力して、あの部屋まで運びませんか?」
俺(どうする…)
1分かった。協力してアルターエゴをあの部屋まで運ぼう!
2申し訳無いけど俺は今日はちょっと先にやりたい事があるんだ…。先にそっちを終わらせてから後でやろう!
3申し訳無いけど俺はやりたい事があるから、舞園さんとセレスさんで運んでおいて欲しい
4やはり危険だと思う…。ネットワーク接続はやめておいた方が良い
多数決下5まで
脱衣所
俺「…分かった。協力してアルターエゴをあの部屋まで運ぼう!」
舞園「俺君…」
俺「アルターエゴの…。彼の気持ちを汲んであげよう…」コクッ
舞園「……分かりました。俺君がそう判断したなら、私も協力します」コクッ
俺「ありがとう」
セレス「それでは、今回はわたくしがモノクマを引きつけますので俺君と舞園さんはあの部屋までアルターエゴを運んで下さいな」ニコッ
俺「えっ…」
舞園「大丈夫なんですかセレスさん?…」
セレス「心配要りませんわ。演技はわたくしの得意とする事の一つですので」ニコニコ
俺&舞園「あ…」
セレス『このビチグソがあぁっ!!』ゴオオッ
俺(あれか…)
舞園「で、ではお願いしますね…」
セレス「ええ」ニコッ
俺(俺はそうして、今回はセレスさんに引き付け役を任せて舞園さんと共に2階男子トイレの秘密の部屋まで無事にアルターエゴを運んだ)
俺(霧切さんにも一言言っておいた方が良かった気もしたが…今は口を聞いてくれないしな…)
俺(機嫌が治った頃に報告しておくか…)
undefined
秘密の部屋
回線「」カチッ
舞園「こっちの回線はちゃんと繋がってます」
俺「これでどう?不二咲君」
俺(俺と舞園さんは勢いで秘密の部屋へとアルターエゴを運んだが、問題が一つあった)
アルターエゴ『ううん。未だネットワークには繋がらないよ…』
俺「そうか…」
舞園「いったい何が悪いんでしょう…」
俺(俺も舞園さんもパソコンなんて普段全然触らないし、ネットワークとか繋げた事が無いのでネットワークの繋げ方が全く分からず、かなり手間取っていた…)
俺(霧切さんか苗木君なら知ってたのかな…)
舞園「今から苗木君もここに連れてきますか?…」
俺「いや、ここへの下手な出入りはやめておいた方が良いと思う」
俺「このトイレに頻繁に人が出入りすると黒幕に悟られる可能性が高い…」
俺「時間がかかったとしても俺達の手で頑張らないと」
アルターエゴ『うん。僕も協力するからもう一度1から手順を確認して行って』
舞園「分かりました。もう一度頑張りましょう!」
アルターエゴ『それじゃあ先ずは──』
「ピンポンパンポ-ン!」
俺「えっ…?」
舞園「あれ…?」
アルターエゴ『どうしたの?』
俺(アルターエゴから出た音声じゃ無い…。今のは…)チラッ
スピーカー「」
俺(その放送は、俺達がネットワーク接続に四苦八苦していた時に不意に鳴った)
放送『死体が発見されました。一定の自由時間の後、学級裁判を開きます』
秘密の部屋
俺「なっ……!?」
舞園「し、死体…?嘘…!?まさか、また事件が起きたの…?」
俺「……。」
俺(ここでは外で誰が殺されたのかも分からないし、何が起きたのか分からない…)
俺(…だがここで学級裁判を失敗して殺される訳にはいかないし、ここまで来てネットワーク接続を諦める訳にはいかない)
俺「…舞園さん。俺は外に戻って、死体の様子を調べて捜査をしてくる」スクッ
舞園「えっ…」
俺「舞園さんはここでアルターエゴをネットワークに接続しておいてくれ」
舞園「で、でも…。1人で大丈夫ですか…?」
俺「死体の捜査と学級裁判は俺がなんとか乗り越える。舞園さんはここに残ってアルターエゴを必ずネットに繋いでおいてくれ」コクッ
舞園「…。」
舞園「分かりました。必ずネットワークに繋いでおきます。私の分まで捜査をお願いします」コクッ
俺「ああ!任せろ!」タッタッタッ
俺(最悪のムードだった…。俺自身も霧切さんとかと衝突して問題ばかり起こしていたから、今回ばかりは止められないと感じていたが、まさかこんなに早く…)
俺(いったい誰が…)タッタッタッ
2階
廊下
俺(1階…いや、先に上の階から調べるべきか?…)
俺「ん?あっ…」
朝日奈「……。」トボトボ...
俺「朝日奈さん!」タッタッタッ
朝日奈「あぁ…。お、俺…」
俺「今、死体発見アナウンスが流れたけどいったい何があったんだ!?」
朝日奈「さ、3階の…娯楽室で…。さくらちゃんが…」
俺「大神さんが!?」
朝日奈「私は…。他の皆んなを呼んで来るから…」スタスタ
俺「朝日奈さん…」
俺(朝日奈さんはゾンビみたいな足取りで1階へと歩いて行った…)
俺(親友が亡くなったばかりの朝日奈さんも心配だが、今は死体を確認しないと…)タッタッタッ
娯楽室
俺「はっ…!?」
俺(3階の娯楽室の椅子に座りながら…確かに大神さんは死んでいた…)
大神「」
俺「お、大神…さん…」ゴクリッ
苗木「俺君…」
霧切「…。」
俺(部屋には既に苗木君と霧切さんの2人が居た)
苗木「娯楽室の鍵が閉まってたんだ。それで…」
穴の開いた窓ガラス「」
俺「あれはその時の…」
苗木「うん。そして無理矢理外から鍵を開けて部屋に入ったら、中で大神さんが死んでて…」
俺「……。」
大神「」
俺(大神さん…)
俺(…まさか、内通者だと疑われてた大神さんが死ぬなんて…。内通者だったから…誰かに殺されたのか?)
俺(それとも……石丸君の時みたいに…)グッ
俺(…とにかく捜査をして調べよう。今の俺達は間違える訳にはいかないんだ)グッ
──捜査開始
娯楽室
大神「」
俺(大神さんは頭から血を流してるな…。これが致命傷か?とりあえずモノクマファイルを見てみよう)電子生徒手帳カチッ
「被害者は大神さくら
死亡時刻は昼の12時頃…
死体発見現場となったのさ学校エリア3階にある娯楽室
被害者の頭部には打撃痕有り
頭を強く打った模様。
それ以外の目立った外傷は無し
外傷以外では被害者は吐血した模様」
俺(今回は致命傷は書いてなかったが、結構細部まで書いてるな…)
>コトダマ「モノクマファイル4」を入手した
霧切「…。」
俺(霧切さんは恐らく今回、何も教えてくれないだろうし…自分で証拠を探すしかないか…)
俺(いや、霧切さんの力を借りなくても俺はもう1人でやれる)グッ
俺(…こんな所で学級裁判を間違えて死ぬ訳にはいかないんだ)スタスタ
捜査結果
コンマ下二桁
99謎は全て解けた(弾丸10フル補充。学級裁判前に俺、事件の全容を知る)
71以上最早霧切と並ぶくらいの情報を収集した(弾丸7つ補充)
51~70勇気を出して死体も漁り証拠をかき集めた(弾丸6つ補充)
31~50慣れてきたのか死体現場と他の部屋の証拠を集めた(弾丸5つ補充)
11~30とりあえず死体現場の証拠は集まった(弾丸4つ補充)
10以下何回も経験してる筈なのに全然証拠が集まらなかった(弾丸3つ補充)
安価下(71以上で俺、捜査能力探偵→名探偵に)
桑田&腐川(好感度4)
コンマ下二桁
61以上意外にも桑田&腐川から情報を得た(弾丸2つ補充)
60以下何も無し
安価下2
コンマ77(ラッキーセブン)
1桑田&腐川好感度上昇(両方6に上昇)
2学級裁判が始まる前に巻き戻し(チャレンジ無しで即好きな場所に巻き戻り)
多数決下5まで
好きな場所に巻き戻ります
2回指定が被った場所から再開します(>>614以降の場所から)
666から再開します
大浴場
俺(霧切さんが常に手袋を外さない理由…)
霧切「…。」ジッ
霧切手袋「」
霧切「…私は過去に、他人に情を抱いた為に判断を誤って思い知る事になった」
霧切「それが、この手袋をしてる意味よ…」
俺「他人に情を抱いた為に判断を誤った…?」
霧切「ええ、だから私はこの手袋に誓ったの。二度と同じミスはしないと…」
俺「その判断を二度と誤ら無い為に戒めとしてずっと手袋をしてるって事?」
霧切「そうよ。他人に踏み込み過ぎると、判断を誤る要因となる…」
霧切「これが私が自分の経験から得た教訓よ」
俺(だからそんな風に常にクールでポーカーフェイスだったのか…)
霧切「俺君は私に踏み込んで来るけど、私はこの手袋をしている限り俺君に心を開く事は無い」
霧切「私から俺君に話せる事は何も無いの…。だからもう、無意味な馴れ合いは辞めましょう」
俺「無意味って…」
霧切「俺君は私ではなく、もっと他の人に有効に時間を使うべきよ」
俺「霧切さん…」
霧切「貴方と話したい人なんて、私じゃなくても沢山いるでしょう?」
俺「…。」
俺「…なら聞くけど、霧切さんはそんな孤独な人生で本当に良いのか?」
霧切「それは…」
霧切「私なら大丈夫よ。今までもそうだったもの…私はもう、この手袋の下をもう何年も見せていない…」
霧切「そして、これから先もそう…」
俺「…誰にも見せないで生きて行くつもりなのか?誰とも、深く関わらずに」
霧切「ええ…。そのつもりよ。もし見せる事があったとしても、それは私の家族になるような人くらいかしら?」
俺「…。」
霧切「俺君とはこの学園内だけでも、脱出するまでの仲間として頑張って欲しかったから、貴方には先に説明しておきたかったのよ」
霧切「だから私との馴れ合いはこれで最後にしましょう…」
俺「…。」
1…分かった。その代わり、これからも協力はして欲しい
2そんな風に言われても俺は関わるなと言われたら、余計に関わりたくなる人間だから約束はできないな
3嫌だ!!俺はこれから先もずっと霧切さんと関わって行く!!絶対に君を独りにはさせない!!
多数決下5まで
大浴場
俺「嫌だ!!」ザパッ
霧切「…!ちょっ…!?///」
俺「俺はこれから先もずっと霧切さんと関わって行く!!絶対に君を独りにはさせない!!」ガシッ
霧切「ぁ…///」ドキッドキッドキッ
俺「…。」ジッ
霧切「……どうして?これ以上私に関わる意味は無いとちゃんと伝えたでしょう?」フイッ
霧切「黒幕を倒して、皆んなでここから脱出したい俺君にとっては私との時間は」
俺「必要だ!!」
霧切「…どうして?ちゃんと、その根拠はあるのかしら?」
俺「その気持ちに根拠も証拠も、そんなものは必要無いんだ」
霧切「…!」
俺「だって…だって、俺は…!」
霧切「ぇ…///」
俺「ッ……!!」
コンマ下二桁
21以上俺、勇気を振り絞り霧切に自分の想いを伝えた(霧切好感度9に上昇。裁判時、コンマ判定に新判定追加)
20以下俺、恥ずかしくて中々想いを伝えられず突き飛ばされてしまう
安価下
コンマ80
大浴場
俺「俺は…」
俺「霧切さんの事が好きだから!!」
霧切「……!///」
俺「いつから好きだったのかは分からない…。でも霧切さんの事は誰よりも大事で…俺は君とこれからもずっと関わって行きたいと思っている」
霧切「う、うそ…///」
俺「嘘なんかじゃない!き、霧切さんさえ良ければ、ここを一緒に出られたら…君の家族になりたいと思っている…///」
霧切「そ、それは死亡フラグよ俺君…///」
俺「それでも良い…。君の事が好きなんだ!///」
霧切「ッ…!///」
俺(い、言ってしまった…。俺の思っていた事全て…!)
俺(…だが後悔は無い。後は、砕けるのみ) ドクンッドクンッ...
俺「き、霧切さんは……?返事を聞かせて欲しい…」
霧切「……。」
霧切「わ、私は…///」
霧切「…。」
俺「…。」ゴクリッ
俺(めちゃくちゃ悩んでる…。いったいどうなるんだ俺…)ドキッドキッ...
霧切「俺君…」
俺「あ、う、うん…」
霧切「その……さっきから見えてるわ…///」
俺「……え?ふぁっ!?」ザプンッ
俺「くっ…///」
俺(…ここが大浴場だって事、完全に忘れてた…恥ずかしい…///)ブクブク
霧切「フッ…フフッ…。本当に面白いわね俺君は」クスクス
俺「…恥ずかしくて死ぬ。気付いてたならもっと早く言ってくれ」ブクブク...
霧切「余りにも必死だったから…」クスッ
俺「……。」
霧切「でも…俺君の気持ちは分かったから…///」
俺「あ…」
霧切「だけど今はそう言う事をしてる場合じゃないから…」
俺「そっか…。うん。そりゃそうだよな…」シュン
霧切「あ…勘違いしないで。もう少しだけ考えさせて欲しい…と言う事よ…///」
俺「あ、ああ…!それなら…」
霧切「ふぅ…そろそろのぼせるし、上がりましょうか」スッ
俺「…!」
霧切手袋「」
俺「…ああ」ギュッ
俺(今は未だ手袋越しだが、いつかは彼女の本当の手と繋いでみせる)
霧切「…///」ギュッ
俺(だって俺は…彼女の事が好きだから)スタスタ
霧切の好感度が9に上がった(学級裁判中に更なる判定が追加された)
翌朝
俺個室
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
モニター『朝7時になりました。オマエラおはようございます』
俺「……。」
俺(昨日のは夢じゃ無いよな…)
俺「…。」
俺(未だ返事は聞けてないが、俺…霧切さんに告白したんだよな…)
俺(………俺の愚息見られたけど)
俺(未だ返事は聞けてないが、なんか凄い達成感がある)
俺「今なら殺されても悔いは無いな…なーんて…」
扉「」コンコンッ
俺「…お?」
俺(誰だ?朝食会に行く前から…)スタスタ
扉「」ガチャッ
霧切「…おはよう」
俺「えっ…?き、霧切さん?」
俺(……何だ?未だやり残したイベントあったっけ?)
俺「霧切さんがこんな朝早くに起きるなんて珍しいな」
霧切「そうかしら?」
俺「うん。毎日30分は寝坊するイメージ」
霧切「…。」
霧切「俺君、昨日の事だけど……」
俺「えっ…?あ、ああ…」
俺(何?まさかもう返事が聞けるのか?…)
霧切「言わなくても分かってはいると思うけど、一緒にお風呂に入った事…そして俺君が私に告白した事は皆んなには内緒よ?///」
俺「え?」
霧切「貴方の信頼している苗木君、舞園さん、セレスさんの3人にも…」
俺「そ、それは勿論!!知られても良い事なんかじゃないからな」
霧切「なら良いわ…。怪しまれると困るから先に食堂に行ってる…それじゃ///」
俺「あ、ああ…」
扉「」バタンッ
俺(……頬を赤らめる霧切さん、可愛すぎて頭がどうにかなりそうだ)
俺「いかんいかん…」フルフル
俺「…よし、今日も頑張ろう」コクッ
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食堂
俺「おはよう」スタスタ
舞園「おはようございます俺君」ニコッ
朝日奈「見て見て俺。今日は霧切ちゃんがいつもより30分以上早いの!!」
俺「え?」チラッ
俺(そりゃそうだ。さっき会ったし…)
霧切「…。」チラッ
俺「…///」フイッ
霧切「…///」フイッ
俺(いかんいかん…目を合わせると昨日の大浴場の事を思い出してニヤけそうになる…)
俺(…今日はなるべく霧切さんには目を合わさないでおこう)ガタッ
セレス「…。」
俺(それにしても減ったな…)
俺(石丸君が死んでから食堂に居るのは俺以外に苗木君、舞園さん、朝日奈さん、大神さん、セレスさん、霧切さんだけになってしまった)ガタッ
俺(桑田君がいつも起きるのは10時くらいだし、十神と腐川さんは前から朝食会には現れない)
俺(現在は一応表面上この7人が一応団結してる状態である)
朝日奈「随分減っちゃったよね…」
苗木「最初の頃に比べると半分以下の人しか集まらなくなっちゃったからね…」
舞園「…そう…ですね」
霧切「寂しくなって当然ね」
大神「本当ならば十神や腐川もこの場に居てくれれば良かったのだが…」
朝日奈「でもあいつらって嫌な奴だし…。自分の事しか考えて無いし…」
セレス「朝食会に出ろと無理強いは致しませんわ。小さな事でトラブルになられては皆さんも嫌でしょう」
舞園「そうですね…」
俺「…。」
俺(…と言ってもその中でも俺、舞園さん、苗木君、セレスさん、そして霧切さんだけは秘密を共有していて朝日奈さんや大神さんには教えていないなど既に絆の脆さも出ているが)
俺(とりあえずこのいつ壊れてもおかしくないこの絆がバラバラになってしまう前に、この学園からの脱出の意図口を見つけないと…)
セレス「3回目の学級裁判も終わったので、4階に行けるようになったのではありません?」
大神「うむ…。また新たに行けるエリアが広がっているだろう…」
霧切「今日も手分けして探索ね」
苗木「…。」
舞園「…。」
俺「ん?どうしたんだ二人とも?」
苗木「…え?あ、いや…なんでも無いよ!はは…」
舞園「ええ…。4階には何があるのか考えていただけですよ。ねぇ苗木君?」
苗木「う、うん…」
霧切「…?」
俺(なんだ?二人の様子がおかしいような…)
セレス「とにかく、今日は朝食会が終わったら皆んなで4階を見に行きましょう」
朝日奈「うん!そうだね!」
俺(…と考えてると、セレスさんが話を唐突に終わらせた)
俺(何だいったい…?まぁいいか。後で3人には昨日の事を確認すれば良いし…)
2階廊下
俺(俺達が4階へ向かっていると、霧切さんが突然耳打ちをしてきた)
霧切「…ここよ」ヒソヒソ
俺(あぁ、ここが昨日の…)
俺「…。」スタスタ
俺「あ…。ごめん、俺ちょっと腹が…」
朝日奈「え?大丈夫?」
俺「俺ちょっとトイレに行ってから行くよ。皆んなは先に4階の探索に行っといて、直ぐ追うから」
朝日奈「うん。分かった。じゃね」
霧切「…。」スタスタ
2階男子トイレ
俺(…確かここの用具入れの奥だったな)スタスタ
用具入れ「」パカッ
俺「壁…」スッ
壁「」グルンッ
俺「うわっ!?」トトッ
隠し部屋
俺「マジだ…。マジで隠し部屋があったけど…」
棚の中「」
俺「あれ?…おかしいな…。棚も綺麗さっぱり空で何も無いじゃん…」スタスタ
俺(霧切さんが皆んなに見て欲しいって言ってた奴はいったい何だったんだろう…)
俺「何も無いなら長居する意味は無いな…。戻るか…」スタスタ
4階
廊下
俺(新たに解放された4階で見つかったのは音楽室、化学室、職員室…そして施錠されたままの学園長室と情報処理室があった)
俺「とりあえずこんな物か…」
セレス「施錠されたままの学園長と情報処理室…何か重要な秘密を握っていそうですわね」
俺「俺もそう思うけど、でも開かないままだからな…。何とか鍵を外せれば良いんだが…」
セレス「…なるほど。ではわたくしに良い考えがありますわ」
俺「良い考え?」
セレス「ええ。でもまぁ、一度食堂へ戻ってからですわね」
舞園「それじゃあ調査も終わった事ですし、食堂に戻りましょうか」
苗木「そうだね。そろそろ…」
霧切「その前に、3人に聞きたい事があるわ」スタスタ
苗木「霧切さん…」
舞園「…。」
セレス「聞きたい事とは?」
霧切「俺君も彼等に聞きたい事があったんでしょう?」
俺「ああ、そうだ。昨日の霧切さんが言ってた例の部屋…俺が今日行った時には何も無かったんだけど何か知らない?」
苗木「ああ、それがさ…隠し部屋を見つけたんだけど、その…」
舞園「調べ物をしようとしたら突然誰かに背後から皆んな襲われたんです…」
俺「えっ!?だ、大丈夫だったの!?」
セレス「ええ。3人纏めてスタンガンか何かで気絶させられただけですから」
俺「そっか…。なら良かった…」
俺(…でも誰が襲って来たんだ?)
苗木「それで起きたら部屋にあった資料の山も綺麗に無くなってて…ごめん。大事な資料だったよね…」
俺(なるほど…。だから俺が行った時には棚の中とか全て空だったのか…)
霧切「…。」
霧切「…まぁ良いわ。私はその資料はもう全てもう見ていたから」
霧切「次は私が質問するわ」
苗木「う、うん…」
4階
廊下
霧切「苗木君、舞園さん、セレスさん…」
霧切「貴方達…私と俺君に対して何か隠してる事があるんじゃないかしら?」
苗木「え…」
舞園「それは……」
俺「…。」
俺(確かにそれは俺も気になってた…。朝の態度何か変だったし…)
セレス「フッ…流石霧切さんですわね。やはり気付いておられましたか」
霧切「何を隠しているのか、私達にも話して貰えるかしら?」
苗木「それは…」
俺「ヤバイ事なら紙に書いてくれても良いけど…?」
舞園「ごめんなさい…」
俺「…え?」
霧切「…は?」
セレス「残念ですが、お二人には未だお話できませんわ」
俺「え?な、なんで…」
舞園「ごめんなさい…。俺君にもどうしても話せないんです…」
苗木「本当にごめん……」
俺「…あ、あれ?俺達って…信頼できる仲間…の筈だよな?」
苗木&舞園「…。」
セレス「そうですわね…。本来ならばその筈…。ですが…」
セレス「ならば霧切さんと俺君の方もわたくし達に隠している事をお話ししてくださる?」
苗木「俺君と霧切さんが…」
舞園「私達に隠し事?…」
俺「えっ…!?」ドキンッ!
霧切「…何の事かしら?」
セレス「うふふ。今朝のお二人の様子を見れば、お二人が何かをわたくし達に隠し事をしているのも察せれますわ」ニコッ
霧切「……。」
俺(さ、流石セレスさん…。まさかバレてたのか…)
セレス「そっちもちゃんとお話しして下さればわたくし達の方も話すか考えますわ」
霧切「……。」
俺(そう来るのか…。いや、どうしよう…こんなプライベートな事話したく無いぞ…)
霧切「…。」
霧切「……そっちが先に話す気が無いのならもういいわ。行きましょう俺君」スタスタ
俺「あ、ああ…」スタスタ
苗木「あ、俺君。霧切さん!」
舞園「セレスさん。あの2人、何を隠し事してるんですかね?…」
セレス「分かりませんわ。ですが、恐らく…」
舞園「え?」
セレス「いえ、やはり憶測で話すのはやめておきますわ」フルフル
職員室
霧切「…俺君、あの3人は信じられると言ってたわね?」
俺「ああ…」
霧切「でも私はあの3人は黒幕の内通者の可能性も有るとは思ってるわ」
俺「えっ!?な、何で…?」
霧切「4階の捜査中に見つけた物よ」スッ
俺「これは…」
「苗木&舞園&セレスの写った写真」
俺「また窓の無い学園で撮った時の写真…」
霧切「確か苗木君が3階でも同じような写真を見たと言ってたわね?」
俺「ああ…何なんだろう。この写真は…」
霧切「……。」
俺(セレスさんに頭を殴られたあの時、俺の記憶にも何かが見えた…。一つだけ予想できるとしたら……)
俺(いや、流石に有り得ないか……)
霧切「とにかく、あの3人には疑いがあるわ。気を付けた方が良い」
俺「でもこの写真をわざわざ4階に用意していたモノクマは俺や霧切さんにこう思わせる事こそが狙いなのかも…」
霧切「ええ、その可能性の方が高いと思ってる。寧ろそうであって欲しいと思ってるわ」
霧切「だけど、それなら何故私達に隠し事をするのか分からない」
俺「それはまぁ…。お互い様だけど…」
霧切「……でも、こっちの隠し事は伝えるべきでは無い情報でしょう?///」
俺「だからあっちもそうなのかも。俺達が知るべき情報じゃ無いプライベートな事なのかも」
霧切「……。」
俺(霧切さん凄い疑うな…。いや、そりゃそうか…。霧切さん普段俺くらいしか話さないから、俺みたいにあの3人とそこまで仲良い訳じゃ無いしな…)
俺(それを無理矢理引き合わせた俺にも問題があったのかも…)
俺「とにかく一旦食堂に戻ろうか。報告会には参加しないと」
霧切「…そうね。行きましょう」
俺「霧切さんってもしかして、結婚したら隠し事とか行き先とか全て知りたいタイプ?」スタスタ
霧切「例え教えてくれなかったとしても、自分の力で真相を探るわ」スタスタ
俺「そ、そう…」
俺(……意外に独占欲かなり強いんだな)
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食堂
俺(俺達は食堂に戻ってから、4階で調べて来た事の報告会を開催した)
俺「情報処理室と学園長室には施錠がされてあったんだ」
俺「あの部屋の中には、もしかしたら黒幕が俺達に知られたく無い情報があるのかも…」
朝日奈「でも鍵がかかってあったんでしょ?それじゃあ中に入れないじゃん」
舞園「鍵も何処にも見つかりませんでしたしね…」
セレス「その事でしたらわたくしに良い案がありますわ」ニコッ
朝日奈「良い案って?」
セレス「霊長類最強である大神さん、貴方の力ならばあの程度の施錠難なく壊せますよね?」
俺「そうか。確かに大神さんの力なら…」チラッ
大神「…。」
セレス「大神さん。やって頂けますか?」ニコニコ
大神「……。」
俺(あれ?大神さん…?)
セレス「大神さん、やって頂けますよね?」ヒクッ...
俺(いや、セレスさんも何でそんな高圧的なんだ…?)
大神「……。」
朝日奈「あ、あのさセレスちゃん。流石に無理矢理は…」
セレス「やれって言ってんのが聞こえねえのかこのドアホがっ!!!テメェの秘密ブチ撒けられてえのか!ああん!?」ガタッ
俺「うわっ…」ビクッ!
朝日奈「せ、セレスちゃん!?」ビクッ!
モニター「」ブツッ
モノクマ『オマエラ!!扉をブチ破るなんてどんだけスクールウォーズですか!?』
モノクマ『ふぅ…ルールで縛るのは不本意でしたが…』カチッ
苗木「あっ。校則が…追加された!?」ピロリンッ
舞園「校則12…鍵のかかっている扉を壊すのは禁止とします…」
モノクマ『うぷぷ…これで安心。それじゃあ』ブツッ
セレス「チッ…」ガタッ
俺「はぁ…」
俺(それっきり誰も口を開かなくなってしまった…)
桑田「ふぁーあ…うーす」スタスタ
全員「…。」
桑田「うわ…なんか空気悪くね?何かあったのか?…」
俺(桑田君の脳天気さが羨ましい…。…俺達の人数が減ってきたこんな時こそ絆を結束しなきゃいけないのに)
俺(俺と霧切さん、そして苗木君と舞園さんとセレスさんの3人ですら秘密を共有出来てないし俺達の絆は脆いな…)
食堂
俺「…。」
他の生徒達「…。」
俺(皆んなの絆も壊れて行き、何かが有りそうな部屋への立ち入りも禁止された俺達は沈黙していた)
俺「……。」
俺(4階が開放されたって事はまた次の動機が渡される筈…)
俺(だがこんなバラバラな時に殺人なんか起きるとマズイだろうな…)
俺(舞園さんやセレスさんの時みたいに何とか未然に防げたら良いが…)
朝日奈「そ、そーだ。私達には未だアレがあるじゃん!」
桑田「アレって?」
朝日奈「アルターエゴだよ」ヒソヒソ
俺「あっ、そうだ…」
俺(すっかり忘れてた。俺達には未だ希望が残ってたじゃないか)
俺「皆んな、今日も順番に大浴場に入ろう」
セレス「そうですわね。わたくしもちょうどそう言う気分でしたわ」
舞園「ええ。嫌な気分になったときは、お風呂でしっかり洗い流しましょう」
苗木「気分まで流れるんだ…。まぁいいか、行こう」」
桑田「み、皆んなと風呂か…。へ、へへ…///」
俺(…約1名、意味が分かって無い人が居るがまぁ良いか)
霧切「…。」
俺「霧切さんも… 」
霧切「……。」
霧切「そうね。行きましょう」スタスタ
俺「ああ」スタスタ
俺(まさか昨日…俺達が本当に一緒に入ってたなんて誰も想像できないだろうな)スタスタ
舞園「……。」
脱衣所
俺(脱衣所にはちょうど十神と腐川さんもアルターエゴから情報収集をしようと来ていたので、皆んなでアルターエゴの解析結果を聞いた)
アルターエゴ「やぁ皆んな、来てくれたんだね。ファイルのロックがやっと解けたんだよ」
苗木「本当!?」
霧切「…。」カタカタ
「ファイルから判明した事実は?」
アルターエゴ「うん…どうやらこの学園ではある計画が進行中だったみたいなんだ」
舞園「ある計画って何なんです?」
アルターエゴ「希望ヶ峰学園に高校生達を隔離し、共同生活を送らせるって計画だよ」
朝日奈「えっ…?」
十神「フム…」
俺「隔離って…。いったい何から隔離しようとしてたんだ…?」
アルターエゴ「しかも、隔離される高校生は場合によっては一生学園で暮らさないといけないみたい…」
桑田「一生だと!?」
朝日奈「そ、それって…」
セレス「今のわたくし達と同じ状況ですわね。これは本当に偶然なんでしょうか?」
大神「…。」
アルターエゴ「そして、その計画を立てたのが希望ヶ峰学園そのものらしいんだよ」
苗木「学園が?…」
アルターエゴ「計画が立てられたその原因は、人類史上最大最悪の絶望的事件」
俺「人類史上最大最悪の絶望的事件…?なんだそのパワーワードみたいな事件…?」
舞園「分かりません…」
セレス「わたくしも聞いた事もありませんわ」フルフル
アルターエゴ「その事件の所為で希望ヶ峰学園は閉鎖に追い込まれ、隔離計画が動き出したんだ」
アルターエゴ「計画の責任者は希望ヶ峰学園学園長…」
苗木「学園長?」
アルターエゴ「彼は30代後半の男性で、今もこの学園に居る可能性が高いみたい」
霧切「…。」
十神「オレ達以外にも未だこの学園に残っている人物…」
桑田「じゃあそいつが、モノクマを操ってる黒幕って事だな」
霧切「…学園長は、私が探す」
苗木「えっ…?」
霧切「私が探し出す…。必ず…」
俺(珍しい…。あの霧切さんがそこまでやる気を見せるなんて…)
俺(…後で2人きりになったタイミングで理由を聞いてみるか。多分俺になら話してくれるだろう)
脱衣所
俺(アルターエゴがパソコンの解析で出してくれた情報は、俺達には理解が追いつかない物だった)
俺(高校生を集めて隔離、一生を学園で暮らす、黒幕の学園長…そして人類史上最大最悪の絶望的事件……)
俺(どれもこの希望ヶ峰学園に入る前には聞いた事の無かった言葉だ。いったい何がどうなってるんだろう…と皆んなが考えていた時にそれは鳴った)
スピーカー『校内放送、校内放送。至急、体育館までお集まり下さい。至急、至急!至急!至急!』
苗木「集まれって…」
朝日奈「行った方が良いよね…」
俺「…。」
俺(やはりまた来たか…。次の殺人の動機…)グッ
体育館
俺「今度はいったい、何を発表する気だ」
モノクマ「悲しいお知らせがあります。皆さんの中に、内通者が居ます」
俺「えっ…」
朝日奈「な、内通者!?」
十神「やはりな…。オレの予想していた通りだったか」
霧切「…。」
腐川「だ、誰なのよ…。その内通者って…」
モノクマ「うぷぷぷぷ。それはね……」
俺「…。」ゴクリッ
モノクマ「教えてあーげない!内通者の事は自分達で探してね!それじゃっ!」ピョ-ン
俺「……は?」
俺(モノクマは俺達にそれだけ伝えると帰って行った…)
体育館
桑田「ま、マジで…?この中に内通者が居るって…?ハハ…じょ冗談だろ?…」
朝日奈「そ、そうだよ!ここまで一緒にやって来た私達の中に内通者なんて…」
俺「…。」
霧切『でも私はあの3人は黒幕の内通者の可能性も有るとは思ってるわ』
俺(霧切さんのあの言葉が俺の頭の中を過ぎる…)
「苗木&舞園&セレス」の写っている写真
俺(……まさか本当なのか?あの3人が…)
俺(いや、仲間を疑うなんてよくない)フルフル
俺(あの3人を見てみよう)チラッ
苗木「…。」
舞園「その…」
俺「…。」
俺(…あれ?何で気まずそうにしてるんだ?)
セレス「もしこの中に内通者が居るなら、直ぐに自分から名乗り出た方が良いと思いますわ」
十神「フン、名乗り出る訳が無いだろ」
俺(セレスさんと十神は、逆に内通者が居ると思っている…)
腐川「あ、アンタが内通者なんでしょ…野球バカ…」
桑田「あ!?お、お前の方こそ!最初から怪しかったつーの!!」
俺(桑田君や腐川さんなんかは、既に仲間同士で疑っている…)
霧切「……。」ジッ
俺「…。」
俺(霧切さんは、ほら。私の言った通りだったでしょう?…と俺に目で合図してきている)
俺(いったい誰が内通者なんだとお互いを信じきれない俺達の絆は…こんな簡単に粉々に───)
大神「…。」
大神好感度5
コンマ下二桁
51以上大神「仲間を疑う等、醜い事はやめよ…」
50以下大神「…。」(霧切好感度4に低下。腐川、桑田好感度1に低下)
安価下
ミス
霧切好感度低下しません
コンマ踏んでたら安価下採用
コンマ86
体育館
大神「仲間同士で醜い争いなどやめよ…」
大神「…内通者は我だ」
俺「えっ…!?」
俺(…大神さんの自白は、仲間同士で疑いあっていた俺達の動きをピタリと止めた)
大神「…。」
朝日奈「な、何言ってるのさくらちゃん!?じょ、冗談だよね…?」
大神「…。」
セレス「おや、ようやくお認めになりましたか」
朝日奈「セレスちゃん!?ちょっと待ってよ!どうしてさくらちゃんが…」
大神「…黙っていて、すまなかった」
朝日奈「さくらちゃん…」
桑田「ほ、本当なのか?大神が黒幕の仲間だったって…」
腐川「い、今まで私達を騙してたの…?」
朝日奈「ち、違うんだよ!きっと…さくらちゃんは操られてただけで…」
苗木「そうだよ!だって僕等は見たから、大神さんとモノクマが争っている所を…」
十神「いつ見たんだ?」
舞園「昨日です…。昨日の夜時間に体育館で2人が争ってて…。その時に大神さんが人質を取られてるみたいな感じの事を言われてたんです…」
大神「聞いていたのか…」
舞園「ごめんなさい…」
十神「フン、言い出しっぺのお前が自ら夜時間のルールを破るとはな」
セレス「真っ先に朝食会に集まらなくなった十神君には言われたくありませんわね」
俺(そうか…。さっき食堂でセレスさんが大神さんに言ってた秘密ってのは、この事だったのか)
俺「…。」
俺(苗木君、舞園さん、セレスさんの3人は昨日の秘密の部屋を見に行った時に大神さんが内通者だって事を知ったけど…)
俺(余計な心配をかけまいと俺と霧切さんには黙ってたと言う事か…)
体育館
苗木「大神さんは人質のせいで従わされてたけど…今は黒幕を裏切って」
十神「馬鹿馬鹿しい。お前はメルヘンの世界にでも住んでいるのか?」
苗木「え…」
十神「おい、本当に黒幕を裏切ったのなら答えてみろ。黒幕とは何者だ?」
大神「すまぬ…。それは我も知らんのだ…」
十神「益々怪しいな。ではお前は黒幕から何を命じられていた?」
俺(確かにそれは俺も気になる事だ…)
大神「…。」
大神「学園生活の中で、殺人が起こらず…膠着状態となった時…誰かを殺す事だ」
朝日奈「えっ…」
桑田「ま…マジか…」
俺(大神さんが…。誰かを…)
十神「なるほど…。それで今もオレ達の命を狙っていると言う訳か」
朝日奈「だから違うって!!」
大神「待て。それ以上我の事で争う必要は無い…」
朝日奈「…。」
大神「全ては我の責任だ…。朝日奈よ、済まなかったな…」
朝日奈「さくらちゃん…」
大神「お主にだけは打ち明けようと何度も迷ったのだが…。だが、怖かった…」
大神「お主から嫌われるのでは無いかと…」
朝日奈「そんな事…」
大神「済まなかった…。この責任は、刺し違えてでもとる…」スタスタ
朝日奈「さ、刺し違えてって…」
十神「今後、大神には気を付けた方が良さそうだな。何をするか分からん」
苗木「十神君、そんな言い方…」
桑田「いや…。十神の言う通りだ…」
腐川「く、黒幕の手先だもの…」
セレス「大神さんがその気になれば、わたくし達は誰も敵わず殺されてしまうでしょうしね」
霧切「…。」
体育館
朝日奈「み、皆んなまで…何でさくらちゃんの事分かってあげてくれないの!?」
朝日奈「ねぇ、俺も何か言ってあげてよ」
俺「ごめん……」フルフル
朝日奈「俺…。なんで…」
俺(分からなくて当然なんだ…。普段から大神さんと仲良く話してた人物は朝日奈さんだけで、その朝日奈さんさえも…)
十神「お前こそ、何を分かっている?」
朝日奈「…え?」
十神「奴の正体すら知らなかった、お前が」ギロッ
朝日奈「そ、それは…。そうだけど…」
桑田「そ、そうだ…。大神が黒幕を倒してくれたら…そん時はオレ達もアイツをもう一回仲間としてさ…」
朝日奈「バカ!!もしもの事があったらどうすんのよ!?」
桑田「いや、だってさ…」
十神「フン、大神が死んでも黒幕側の人間が1人減るだけだ。別に構わんだろう?」
朝日奈「ッ…!!」グッ
俺(朝日奈さんは十神の一言を聞いて手を振り上げた。俺はそれを…)
1朝日奈さんの振り上げた手を止めた
2朝日奈さんの代わりに俺が十神を殴った
3何が正しいのか分からなかった俺は、十神が叩かれるのを黙って見ていた
多数決下5まで
体育館
朝日奈「ッ…!」ブウンッ
朝日奈腕「」ガシッ
俺「朝日奈さん…」フルフル
朝日奈「俺……。何で…」
俺「今は俺達が争ってる場合じゃない…」ググッ
朝日奈「だ、だって、コイツはさくらちゃんを…!」ググッ
俺「それでもダメなんだ!こうやって俺達を争わせる事こそが黒幕の思惑だから」
朝日奈「ッ…」
十神「フン、俺に助けて貰ったな」
朝日奈「…!?」ギロッ
十神「もしお前がその手を振るっていれば、次はお前が犠牲者になる可能性が高かったぞ」ニヤッ
朝日奈「こいつ…!」グッ
俺「朝日奈さん!」グッ
朝日奈「ッ…」
朝日奈「何でよ…。何で皆んな、さくらちゃんを信じられないの…」ウルッ
俺「……。」
周りの生徒達「…。」
朝日奈「俺…。離して…。もう手は上げないから…」
俺「え?あ、ああ…」スッ
朝日奈「…帰る」
俺「あ、朝日奈さん…ちょ、ちょっと…」
朝日奈「追ってこないで…」タッ
俺「あ…」
扉「」バタンッ!
俺「……。」
俺(そう言って、朝日奈さんは大神さんに続き先に部屋へ帰ってしまった…)
俺(朝日奈さん……。泣いてたな…)
腐川「フッ…フフッ…よく白夜様を身を呈して守ったわね俺…」
腐川「そ、それで良いのよアンタ達は…」
俺「…。」
俺(…全然嬉しくない)
朝日奈の好感度が5に下がった
腐川の好感度が4に上がった
体育館
俺(大神さんと朝日奈さんが部屋に戻り、体育館に残ったのは俺達8人だけになった)
霧切「十神君」
十神「うん?」
霧切「貴方は随分と人の感情を随分と軽んじてるのね」
十神「それがどうした?」
霧切「忠告よ。そんな事だと、何れ足元を掬われるわよ」
十神「フン、有難く受け流させて貰おう」
「キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン」
『えー、校内放送です。夜10時になりました。只今より夜時間となります』
俺(もう夜時間か…。今日は喧嘩して、内通者が出て、喧嘩して…何か嫌な日だったな…)
セレス「これからは自分の個室に居る時以外はできるだけ単独行動は控え、2人以上で…できれば3人以上で行動した方が良さそうですわね」
舞園「え?どうしてですか?…」
セレス「前回の石丸君の時の学級裁判から追加された校則11です」
苗木「校則11…。クロが一度に殺害できるのは2人までってルール?…」カチッ
セレス「ええ。その校則がある限り、大神さんが誰かを殺そうとしても3人目は殺せませんもの」
セレス「このルールがある限り複数人で居る時は、幾ら大神さんでも行動は起こせませんわ」
俺「……。」
俺(大神さん、本当に膠着状態になったら誰かを殺すのかな…)
舞園「……。」
夜時間
俺個室
俺(大神さん…。どうするつもりなんだろ…)
大神『この責任は、差し違えても取る…』
俺(…死ぬつもりなのか?)
俺「……。」
俺「やっぱり、そんなのダメだよな…。なんとかして止めたいが…」
俺(かと言って、今まで2人きりで話した事すら無い俺の言葉なんかが今更彼女に響く訳が無い…)
俺(なら俺はどうしたら良いんだろうか…)
俺「……。」
俺「はぁ…とりあえず今日は色々有り過ぎて疲れたな…」
俺「最近夜更かしばっかだったから眠いし、今日のところは早目に寝るか」ゴロンッ
俺「…。」
インターホン「」ピンポンッ
俺(……前言撤回。やっぱり今日も夜更かしっぽいな)スタスタ
俺「はーい」スタスタ
俺(…今日も霧切さんかな?最近夜時間になると毎日来るな)スッ
扉「」ガチャッ
俺「き……?」
舞園「こんばんわ俺君」ニコッ
俺「舞園さん…?」
舞園「もう寝てました?」
俺「いや?未だだけど…」
舞園「良かった。なら俺君、これから一緒にお風呂に入りませんか?」
俺「えっ?…」
舞園「あ…こんな時間から、もう嫌なら別に今日は諦めますが…」
俺(お風呂…。あぁ、脱衣所の監視カメラの無い所で何か話したい事があると言う事か)
俺「分かった。行こう」
舞園「やったぁ。ありがとうございます」ニコッ
俺(舞園さん。いったいどんな話だろうか…)スタスタ
脱衣所
俺(脱衣所に着いた)
俺(やっぱこの時間は流石に誰も居ないな…)
俺「それで舞園さん。俺に話っ……て?」クルッ
舞園「えっ?」リボンシュルッ..
舞園セーラー服「」パシッ
俺「」
舞園「あ…こ、こっち見ないで下さいよ!恥ずかしいじゃ無いですが!///」
俺(…いや、待て。落ち着け…。何で舞園さんは服を脱ごうとしてる…?頭おかしくなったのか?)
俺「な、何してるんですか?舞園さやかさん?…」
舞園「え?何って…一緒にお風呂に入ろうって言ったじゃないですか///」
俺「」
俺(……え?ま、マジで入る気だった奴?)
俺「あ……えっ……」
舞園「もしかして駄目でした?…」
俺「え?あ…い、いや……その…」
俺(何だこれは…超高校級のアイドルの舞園さんが俺と一緒にお風呂に入ろうって…)
俺(こ、これは…ゆ、夢?…)ゴクリッ
霧切(好感度9)
コンマ下二桁
91以上霧切現れず
90以下霧切「舞園さん、俺君を勝手に連れだして何をしてるのかしら?」(霧切登場)
安価下
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