魔剣転生 (1000)
タイトルの通りです。
あなたは魔剣としてこの世に生誕します。
そして人々に遣われる事により、人生ならぬ剣生を過ごしていきます。
ただし最初のあなたは意思を持つ凡庸な剣でしかありません。
遣い手の能力や行動よって力を得たり、純粋に経年により何かしらの力を獲得するなど、ともかく何かを経なければいけないのです。
その結果、聖剣と言われるのか、実際の通りに魔剣と言われるのか、ただの剣で終わるのか……全ては、あなたの意思とコンマによって変わってきます。
基本的には遣い手の行動が殆どを決めますが、ここぞと言う時、もしくは精神系のスキル等を保持した時に限り遣い手を一時的に乗っ取ったり、魂を破壊する等して、永久的に身体操作権限を得られたりもします。
まぁ、そこまで行くにはしばらく経つか余程の良コンマが出た時くらいしかないでしょうし、気長に待ちましょう。
という事でまずは色々決めていきます。
まず、貴方の転生前の性別を教えて下さい。
下1
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1600631344
酉付け忘れておりました。
というか速いですね……この時間帯にこんな爆速でレスが付くとは思っていませんでした。
まぁ何はともあれ進めましょう。
貴方の前世は男性だった様ですね。
性格はまぁ、無機物になる訳ですから多少曖昧にもなるでしょう。
記憶もそれなりにあやふやって感じでしょうね。
どちらにせよもう以前の自分とは全く同じという訳ではない、という形になりますね。
という事でまだ男性という情報しか存在していない感じです。
今後何か進展があれば記憶も思い出せたりするかもしれません。
まぁ記憶なんて思い出したところで剣生を生きる上では不必要なのですが。
次に属性は何か、コンマで決めてしまいましょう。
ゾロ目は基本的にプラス要素有り、00はパーフェクト扱いですので、最高の結果として処理します。
??? 91以上
闇 90~80
光 79~60
火 59~40
水 39~20
風 19~01
下1
はい
てか火水風ってアンバランスだな
どうでもいいけど
>>4
良いところに気づいて下さりましたね。
そうです、実は火水風土を基本の四属性で、闇光が特殊な二属性としているんです。
しかし今回はチュートリアルを兼ねるのと、能力取得に於けるさまざまな差異を説明するにあたって、敢えて1人目の遣い手をこちらで土属性の者として決定しております。
つまり2回目から皆さんの意思で遣い手を決めたり出来るって感じですね。
とはいえそんな長くはないと思いますので、そう気負わずに居て大丈夫かと思われます。
さて、話を戻しましょう。
11という事はゾロ目ですので、今回の場合は風属性より少し変異しているモノ……所謂固有属性、もしくは複合属性に目覚めるという形で処理します。
こちらもコンマで決めてしまいましょう、さてどんなものになるんでしょうか。
91以上 ???
90~80 神風(光、風複合)
79~60 風雷(水、風複合)
59~01 暴風(風一極強化)
下1
属性は風雷、水と風の複合属性に決まりました。
まぁ序盤から複合属性というのはだいぶアドバンテージになると思われますね。
それに方向性的に雷系スキルが使えるというのも、様々な応用が効くんではないでしょうか。
多くの作品で雷系がそれなりの位置を保っている様に、このスレでも雷系というのは強大です。
正直凡庸な剣からスタートというのは間違いになるかもしれません。
論評は置いといて、次は最初から所持しているスキルに関して決めます。
まず幾つのスキルを保持しているか決めてしまいましょう。
無論多ければ多い程良いですし、もうここで一定以上持つ事が決まれば初期位置などに色んな影響が出るかもしれません。
無論悪い影響は一切ありませんのでご安心を。
それでは決めましょう。スキル数は……
91以上 4個
90~70 3個
69~50 2個
49以下 1個
下1
残念、一個ですね。
とはいえ普通の剣はこんなもんですし、寧ろ複合属性持ちってだけでも今から行う判定がある訳ですから十分です。
で、その今から行う判定というものですが……最初は適当な農民に拾わせて、チュートリアルを行おうと思っていました。
ただ流石に複合属性はそれなりの剣の証ですので、初期位置を良家にしても良いと思いました。
という事で判定追加です。
あなたの最初の遣い手は何処でしょうか?
91以上 王族、皇族
90~80 上級貴族
79~60 下級貴族
59~01 平民家庭
下1
!!!!????
急にぶっ込んできましたね……正直ビビりました。
何処→何処の家の者でしょう、って訂正しようかなと考えてたらこれです。
再判定です。流石にこのレベルになるともっといい剣ばっかり所有している為精々が練習用、儀礼用の剣としての役割しか果たせないかもしれませんが……さて、何処の者に遣われているでしょう?
91以上 魔王
90~80 皇帝、国王
79~60 皇太子、第一王子級
59~01 第2、3(皇子)王子級
下1
皇太子、第一王子辺りですか……いや、もうこれ2回目選ぶ際とかどういうルートから色んな世界を巡ったりとか出来るのか分かんなくなりますね。
これ国家存亡の危機にでも陥らないとヤバいんじゃないでしょうか?ずっと同じ国に留まったりとかしそうですよね。
まぁ先の展開でどうにか国外に出す様選択肢作ったりもするんですが。
さて、では初期位置も決まった事であなたの最後のスペック決めになります。
あなたのスキルは一体何なのでしょうか?
皆さんの思う良さそうなスキルを書いてって下さい。
風系、水系、雷系のどれかのみ採用したいと思います。
少し外します。
それまでにお願いします。
お待たせしました。
バランスや今後の展開を考慮した結果、雷の翼(【雷翼】)を採用する事に決定いたしました。
スキルは今後滅多に手に入らないというわけではございませんが、それでもポンポン手に入る様なものでもございません。
ですのでオリジナリティ、また皇族王族の人間が見初める様なレベルというとどの程度か?という事を考慮した結果これに決定しました。
スキル名はそのまま『雷翼』で行きます。
スキルも決まったところで、早速描写の方に入って行きます。
☆
………ここは、何処だろうか。
記憶が曖昧だ。確実に混濁している。
確か、俺はさっき、事故に遭って……それで………。
………それ、で。
………………。
思い出せない。
何もかも、あらゆるものが思い出せない。
…………。
とにかく、何かしないと。
このまま突っ立ってても何の益も無いんだから。
スッ グッ
…………?
スッ グッ
…………。
ん?
……動けない?
何故?どうして?
もしかして、俺は大怪我でもしてるのか?
だったら体を起こして見ないと。
俺の体は今、どうなって───。
ググッ
…………。
動、けない?
首さえも動かせないのか?
そんな重傷なのか、俺は。
ガチャッ
ん?
誰か来たな。
人、だよな。
看護師か何かか?
だったらちょうどいい、声でも掛け───「陛下、この剣ですか?」
………は?
「うむ、それじゃ。それがお主の武器となる」
「ふむ……あまり特別な剣には見えませんが」
「そうじゃな、見た目はただ光沢のあるだけの剣にしか見えんな」
「……見た目は、ということは」
「そう、性能が優秀なのじゃよ」
「どう言った事が可能なので?」
「この剣は複合属性────それも風と水のもの、風雷属性じゃ。ゆえに雷由来の力が使える」
「ほう……確かに凡百の剣とは違いますね」
「お主自身は土属性じゃからの、風と水というのもバランスが取れていて良いじゃろう」
「ええ、ありがとうございます陛下」
「良い、常日頃の政に尽力してくれているお主じゃ。単に礼をしただけに過ぎぬ。それに、お主は儂の大事な大事な────」
第一王子、王女、皇太子、皇女のいずれかを選んで下さい。
また、名前と年齢、簡単な性格や特徴などもお願いします。
下3まで
ミックスします。
第一皇女
シェル=フォン=ハルシオン(18)
長い金髪をポニーテールにした眼鏡の美人
このようにします。
また、正体が分かった為名前も書きます。
☆
皇帝「───愛娘にして、跡継ぎなのじゃからな。シェルよ」
シェル「……陛下。幾らプライベートとはいえ、一応まだ公務の時間です。安易に名前で呼ぶのはお控え下さい」
皇帝「お主は本当に堅いのう……まぁ良い。ともかくそれをやろう。20になれば聖剣を与えるからな、それの繋ぎとしては良い剣じゃ」
シェル「そうですね……ちなみにスキルはどう言ったものなのでしょうか?」
皇帝「ははは、そういうものは自分で試してみるものじゃよ。なに、別に危険なものでもない。高所恐怖症でもなければ有用じゃろう」
シェル「高所恐怖症……? まあ、諒解致しました。それでは、私も公務がありますので」
皇帝「うむ。頑張りなさい、シェル」
シェル「ですから第一皇女と………分かりました。では失礼します、陛下」ペコッ
ガチャッ
皇帝「………」
皇帝「もう18か、時が経つのは早いのう」
皇帝(儂も55でハッスルしたからなあ、シェルが生まれなければ世継ぎ問題も激化していたじゃろうな)
皇帝(結果的に他にも兄弟姉妹は出来たが……とにもかくにも民草も大臣も、素早い結果を望むからのう。あれだけはいつも気苦労の種じゃわい)ハァ
私室
シェル「ふう………」
シェル(今日の公務はこれで終了、後はこの剣の性能を試すだけですが……)
シェル「………これは、魔剣という区分で良いんでしょうか」
シェル(何だかんだ言って私、あまりこういうものには詳しくないのですよね……)
シェル「……図書館で、魔剣の扱いに関して調べますか」カチャッ
スタスタスタ
ガチャッ
…………。
★
………いや、なんだこれ。
俺、今剣になっているのか?
それも、それなりに偉そうな家の……。
どういう事だ……? 輪廻転生がどうとか、ってのは何かの本で見たが……。
それはあくまで虫だとか、家畜だとか、生き物に限定されていた筈。
俺が今なっているのは剣だ。
意思こそあれど、見た目は剣。
彼女らの言によると別に特別感もないみたいだし、俺は本当にただの剣になってしまっている。
…………。
コンタクトの手段とかないんだろうか。
このまま誰とも接せず終わるとか、勘弁して欲しい。
というか俺折れたり破壊されたりしたらどうなるんだ?
死ぬのか?
というかこの場合死ぬって表現で良いのか?
訳がわからなくなってきた。
完全に混乱している。
こういう時どうすれば良いのか、全く見当がつかない。
………ああ、もう頭がおかしくなりそうだ。
とにかく眠ろう。眠って忘れる。それが一番良い気がしてきた。
もう寝る。さようなら。覚めたら夢である様に。
図書館
シェル「………ふむ」
シェル(『魔剣には、2つの種類がある』)
シェル(『一つは、単に魔法の力や、超常的な力が保存されている剣。これを広く魔剣と呼び、多くの人々はまず魔剣と言われれば、この解釈を取る』)
シェル(『ただしあまりにもそのベクトルが邪悪であったり、有害であるものに関しては、魔剣を逸脱した外道の剣───邪剣の名を冠する事がある』)
シェル(『二つ目は、聖剣。これは邪剣の反対であり、性質が人々に有益であったり、神性を感じるものの事を指す。また超自然的かつ大きな力を持つ魔剣も聖剣と言われる事もある』)
シェル(『魔剣、邪剣、聖剣。邪剣と聖剣は魔剣というジャンルの片割れたちであるが、現存する魔剣の内訳として、邪剣の数は非常に少ない。従って近年は邪剣の存在を度外視して考える声が大きく、故に分け方としても『魔剣』か『聖剣』か、という形になっている』)
シェル(『ただ、そも魔剣の絶対数自体が少ない事もある。故に魔剣研究に関しても進展はあまりなく、それも手伝って分類もいい加減になっているとも言われている』)
シェル「……ここまでが分類の話ですね。で、次は……」
シェル(『魔剣は、魔力を込めさえすれば即座に使える。イメージとしては、刀身に魔力を送り込む様な感覚だ』)
シェル(『ただしこれは純粋な魔力、あるいは対応する魔力でなければならない。そうでない魔力を込めた場合はどうなるか?』)
シェル(『その魔力は、即座に空気中に拡散する』)
シェル(『なぜか、と考える者も多いだろう。しかしこれは仕組みを知れば簡単な話で、別属性の魔力……要するに燃料を使っても、意味がないだけなのだ』)
シェル(『例えば、木の枝を燃やして暖をとりたいとしよう。ここで使うべきは火なのに、水を掛けられても燃える訳がない』)
シェル(『同じ話で、何にでも変化出来るものか、対応するものでなければ、対象が作用する事はないのだ』)
シェル「………成る程」
庭園
シェル「という事で使い方も理解したところで、早速実地実験です」
シェル(純粋な魔力を込めれば良いん、ですよね。こうでしょうか)シュオオオオオッ....
★
……ん?
なんだか、体がポカポカして……。
力が、溢れてくる……。
この娘が何かやっているのか……?
…………。
状況はまだよく分からないが、何だかこの娘を手伝ってやりたくなってきたな。
少し、後押ししてやるか。
★
ギュオッ!!
シェル「っ!? な、魔力が肥大化して………!!?」
バチバチバチッ....!!!
シェル「────!?」
ビシャァアアアアアアアアアアアアンッッ!!!!
バタバタバタッ
近衛兵A「な、何事ですか!?」
近衛兵B「皇女様、御無事ですか!?」
近衛兵A「………えっ?」
近衛兵B「………はっ?」
シェル「………あ」
巨大な雷の翼「」バチチチチチチッ....!!!
近衛兵A「……あ、あの、これは………?」
近衛兵B「皇女様、これは……どういう事ですか………?」
シェル「………こ、これが……魔剣の、スキル………」
シェル(お父様は大した事はない様な口振りで言っていましたが……こんな力、明らかに反則そのものじゃないですか……!)ゴクッ
近衛兵A「あ、あの……皇女、様?」
シェル「……はっ!? あ、ど、どうしましたか? 何か御用でも?」
近衛兵B「いえ、御用というか……その、大きな雷鳴が響いてきたものですから」
シェル「あっ………」チラッ
バチバチッ
シェル「……す、すみません。陛下から魔剣を頂いたものですから、試しに使ってみたくて……それだけです、申し訳ありません」
近衛兵A「あ、いえいえ、そういう事でしたら安心しました。それでは、我々も巡回業務に戻りますので」
シェル「ええ、ありがとうございました。それと、お疲れ様です」ペコッ
私室
シェル「……これが、魔剣」
シェル(……強大、過ぎます)
シェル(優秀、どころではないです。恐らく戦いに疎い私でも、あれを使えば戦況を変えられるでしょう)
シェル(それに、私が20になった時に得る聖剣……それは、お父様の口振りからして恐らく、この魔剣の比ではない性能を持つとの事です)
シェル(……図書館のあの本の最後に書いてあった、但し書き)
『魔剣とは、絶大な力と数多の可能性を秘める、絶対の決戦兵器である』
『故にそれは人の心を惑わせ、傾国の原因になったり、大戦の原因になったりもする』
『魔剣とは、呪われてこそいないが、呪われているも同義の、終焉を呼び寄せる剣である』
『それは聖剣ですら該当し、邪剣であれば間違いなく使用者を破滅に追い込む』
『その為、魔剣の使用は無論の事、保有にさえ、細心の注意を払う必要がある』
『魔剣とは、程度の差はあれど、少なくとも常人の見る世界を180度変えるものであるのだから』
シェル(……これは、事実なのでしょうね)
☆
一旦切ります。
また、次からコミュや行動に関してやっていきます。
ただ、シェル自身を操作出来る時間はそう長くありません。
最初に書いた通り、これはチュートリアルなのです。
たんおつつ
剣の容貌とかは決めない感じ?
再開です。
さて、早速コミュ(というか行動)を行います。
ただこのスレの場合行動表はちょっと特殊です。
1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 休眠(時間が過ぎます)
基本的にはこうなっています。そして、
1の会話に関しては、既に知り合ったキャラと会話出来ます。
ここでの結果次第で場合によっては何かがあるかもしれません。
相手が異性であれば(会話回数によっては)その周内で恋人にさせる事も可能ですし、あるいは仲違いする事も可能です。
無限の可能性がありますので、本当に何もやることがない場合や必要な時には、ドンドン使っていきましょう。
2の移動に関しては、イベントを起こすはたらきがあります。
これを選ぶ事で知り合いを増やしたり、自分から何かのイベントに干渉する事が可能です。
ただしイベント内容は下手をすれば命の危機に関わる物から、ぶっちゃけどうでもいいような物まで多岐にわたります。
これもコンマで決める形ですが、まぁこっちも暇な時、イベントを起こす必要がある時に使いまくりましょう。
事前に行ける場所などを限定して言っておく場合もあります。
3、4の訓練に関しては纏めて。
これは、この周での生存力を増やす働きを持ちます。
基本的に普段から荒事に関わっている者などは物理戦闘力に補正、魔法使いなどは魔法戦闘力に補正があったりと、その人毎に事前のプラスがあります。
シェルの場合は魔法にだけ+20の補正があり、物理戦闘力は+5です。
で、これ、実は戦闘時に大いに関わってくる要素で、要するに敵との戦闘時にどちらかの数値を選んでそれを攻撃表として利用していきます。
ただ魔獣、魔族、特化武装の人間に稀に、物理攻撃もしくは魔法攻撃が効かない相手もいます。
その場合は片方だけ鍛え上げられていた場合は詰みになりますので、覚悟するしかありません。
まぁ詳しい内容は次の際にお話しします。
5の休眠はそのままです。
ただ時間を経過させます。
良い事は殆どありませんが、傷ついた事が分かる描写があった時、使ってやれば多少傷の治りが早くなるかも、程度でしょうか。
まぁあまり使う意味はないかもしれません。
こんな感じです。
そして行動を1回行う度に1ヶ月過ぎていくという計算になっています。
今回は……先にネタバレをしておきましょう、実は【タイムリミット】が今回含め4ヶ月、つまり4回分しかありません。
チュートリアルなので、強制的なイベントが存在するのです。
これを過ぎ、2人目の選定に入れば(>>1の規定する)強制イベントは絶対に存在いませんので、ご安心を。
さて、実際にやってみましょう。
シェルはどう行動しますか?
下1
>>35
実はチュートリアルが終わった後、遣い手の属性(土属性)による肉付け判定の可否があります。
それを経てから決めようかな、という感じです。
現在は単なる光沢のある鋼鉄のソードに過ぎません。
安価下で。
城内 訓練場
シェル「298回……299回……300回ッ!」シュッ!!
シェル「ふう……」スッ
兵士A「あ、あの……皇女様」
シェル「? 何でしょうか」ハァハァ
兵士B「あ、いえ……我々一般兵に混じって訓練など、なさっていいものなのかと……」
シェル「ああ……確かに普段は来ませんし、私のイメージとは違うかもしれませんね」
兵士B「い、いえ!決してその様な事は……!」
シェル「良いのですよ、事実ですから。私も公務の繰り返しで最近体が鈍っていましたからね。それで来ただけですので、実際別に大きな用事があると言う訳でもないんですよ」
兵士A「そ、そうだったのですか」
兵士B「では、もうお上がりに?」
シェル「ええ。皆さんは当然、まだここにいらっしゃるのですよね。頑張ってくださいね、応援していますよ」
兵士A・B『は、はいっ!!』
………。
兵士A「……あの人、ホントにこういう場所来るんだな」
兵士B「たまにここで訓練してた、って言うけどマジだったんだな……」
兵士A「……つかさ」
兵士B「……おう」
兵士A・B『生の皇女様、可愛かったな……』
兵士の士気が上がりました。
物理戦闘力が+5から+10に上がりました。
☆
と、このように目的数値以外も上がったりもします。
また、基本的にこの際はマイナスもありません。
意図的にマイナスを狙った場合は別ですが、こういう時は殆ど有益になる様になっています。
(その周限定とはいえ)主人公特権ですね。
それと「戦闘力増えるの少なくね?」って思った方々、分かります。
でも、今回はチュートリアル。
これに関しても後の剣生で付き合う年を考慮してのものです、ご了承ください。
翌月 城内
シェル「……と、こんなものでしょうか」
書類「」ドッサリ
シェル(さて、約款などの書類にも目を通しましたし、やる事がありませんね)
シェル(というか最近は暇過ぎて少し退屈ですらありますね……最後に刺激を得たのなんて、1ヶ月前の魔剣の時以来です)
シェル「…いや、まあだからってああいう刺激をまた欲しいとは思いませんけど……まあ、ともかく何かやりますか。何をしましょう」
シェルの次の行動を決めて下さい。
1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 休眠(時間が過ぎます)
下1
以来→位
ですね……。
まぁ余程のもの以外は訂正するのもアレだと思うので、これで最後にします。
そちらもご了承下さい。
☆
城内 訓練場
シェル「ふッ、ふッ」シュッ シュッ
兵士A「おー……」
兵士B「綺麗だなぁ……」
兵長「何サボってんだバカもんどもが!」ボコッ
兵士A「あてっ」
兵士B「いてっ……へ、兵長?」
兵長「おいテメーら!皇女様が訓練してるのを見るのがテメーらの仕事か、ああ!?」
兵士A「ヒッ、す、すぐに訓練開始します!!」ダダダダダッ
兵士B「し、します!!」ダダダダダッ
兵長「……ったく」
兵長(……お前らの代わりに俺が見させてもらうぜ、ゲヘヘ………!!)
兵士の士気が上がりました。
物理戦闘力が+10から+15に上がりました。
シェル(最近戦闘訓練ばかりやっている様な気がします……)
シェル(お陰で以前より筋肉は付きましたけど……女性としては、何だか微妙な気持ちですね)
シェル「……気晴らしに何かしますか」
シェルの次の行動を決めて下さい。
1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 休眠(時間が過ぎます)
下1
私室
コンコン
シェル「陛下、いらっしゃいますか?」
「おう、おるぞ。入りなさい」
シェル「失礼します」
ガチャ
皇帝「おう、シェ…第一皇女。儂に何か用か?」
シェル「用と言いますか……余暇が出来ましたので、少しお話しをしに来たといいますか」
皇帝「お、お主が用事無しで話を!?あ、明日は槍でも降るんじゃなかろうか……!?」
シェル「陛下の私のイメージって何なんですか…」
皇帝「まぁ冗句はさておきな、儂も久し振りに親子水入らずの話はしたいと思っとるぞ。というかお主以外とは普段触れ合えないからなあ、第一皇太子はまだ12じゃから魔導学園の寮に住んどるし、第二皇女は国外での活動に必死じゃし」
シェル「双方、元気そうではありますけどね…」
皇帝「うむ、やはり顔が見れないというのはな……。正直、お主が居なければ儂も大分参っていたと思うよ」
シェル「そうでしょうか? 陛下は存外に強い方ですから、あまりそういう事を感じた事は無いのですが」
皇帝「はは、買い被り過ぎじゃて」
シェル「あ、ところで……」
シェルの言葉を書いて下さい。
疑問でも単なる話題でも、何でも構いません。
下1
シェル「そういえば、あの剣って何処で手に入れたのでしょうか?」
皇帝「剣?」
シェル「ええ、私にくださった、あの……」
皇帝「ああ……アレか。風雷の」
シェル「ええ。それに、未だに名前も聞いておりませんし……あれだけの剣です、銘はあるんですよね?」
皇帝「それがなあ、無いんじゃよ」
シェル「えっ?」
皇帝「というかな。あの剣は元々、この国の外れにポツンと突き刺さっておったというものでな」
皇帝「誰が打って、誰が、何処から持って来たのかすら見当がつかない」
皇帝「故に無銘の剣であるが……しかしながらそのスキルと属性は、凡百の剣とは明らかに違う」
皇帝「飛行能力を得られる様な魔剣など滅多に無いし、複合属性というのも巨大な可能性を持つ」
皇帝「だから、聖剣の繋ぎとして一応持って来させたのじゃ」
シェル「そ、そうだったんですか…」
皇帝「まぁ、アレが使われる事は殆ど無いじゃろうがな。魔剣などというものは、結局のところ争いにしか使われん。まぁ、儀礼用の道具とでも思っておきなさい」
シェル「は、はい。わかりました」
皇帝「うむ。ならその話はそれとしてな、実は昨日……」
遅くまで皇帝に付き合った。
家族の絆を再確認出来ました。
翌月
シェル「しかし……」スッ
スチャッ
魔剣「」
シェル「これ程の魔剣ですら、銘はないんですね…」
シェル「………」
シェル(いつか名前、付けてあげましょうかね)
シェル「……さて、少し気分転換でもしましょうか」
シェルの次の行動を決めて下さい。
1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 休眠(時間が過ぎます)
下1
シェル「……あ。そういえば、最近魔法訓練していない気がします」
シェル(そろそろやった方が良いかもしれません)スタスタ
庭園
シェル「さて、今周りに人は……」キョロキョロ
シーン
シェル「……居ないようですね。じゃあ、遠慮なく」
シュイイイイインッ
ヴゥンッ
ヴゥンッ
ヴゥンッ
シェル(こうして生成した岩を────)クイッ
ブンッ!!
ヒューーーーー.... ドンッ!
シェル(……投げる。私は火力型じゃありませんから、こうして数を生み出して撃つしかないんですよね…)
シェル(まぁ、それしか無いのならそれしかないなりにこうやって努力すればいいんです)
魔法戦闘力が+20から+25に上がった。
☆
切ります。
これでシェルの平穏は終わりです。
次から『魔王軍が攻めてきます』。
普通に人が死にます、ご容赦ください。
再開します。
☆
……ん。
もう朝か。
最近は1日が早い気がするな。
……というか、剣として生まれてからだが。
シェルはもう起きてるのだろうか?
普段は俺が起きるよりも早く起きてるからな。
まぁ十中八九起きてるんだろうが……。
シェル「……すぅ、すぅ」
って寝てる。
え、今日公務大丈夫か?
さっさと起こさないと色々ヤバくないか?
でも俺剣だしなあ。
起こしたくても声も出せない。
しかし起こさないとシェルが色々可哀想な事になりそうだぞ。
どうにかして起こしてやらないと。
シェルは俺の主なのだか
ッッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!
……ら?
★
シェル「……ッ!?」ガバッ
酉ィ……。
☆
城内
シェル「な、何事ですか!?」ガチャンッ
近衛兵A「皇女様、ご無事でしたか!」
シェル「状況を説明して下さい!今の爆音は!?」
近衛兵B「……皇女様、落ち着いてお聞き下さい! 現在、街門を……魔王軍が、突破しました!!」
シェル「………え?」
シェル(ま、魔王軍が……? ど、どうして……)
近衛兵A「ともかく皇女様は城内に篭城を!」
近衛兵B「我々は魔王軍を直接足止めして来ます!」
近衛兵A・B『それでは、失礼します!』ダダダダダッ
シェル「あっ……!」
シェル「……どうして………?」
数時間後 城内 会議場
皇帝「………」
シェル「………」
大臣A「ええい、戦況はどうなっている!」
大臣B「今のところ、拮抗状態の様ですな」
大臣C「何故か兵たちの士気が高かった様ですからな……戦など5年前の事、これは僥倖と言えるでしょう」
大臣D「しかし、敵兵の数は膨大……ここで何か起爆剤でもなければ、我々の勝利は難しいだろう」
大臣A「ならば兵たちがより一層戦えば良いではないか!死兵作戦でも良い!そうすれば何とかなるだろうが!」
大臣D「……馬鹿が」ボソッ
大臣B「………」ハァ
大臣C「……ともかく、何か戦況を変える手が無ければじり貧なのが事実です。魔導兵器の遣い手は国内に何人程居るのでしょうか。皇女殿」
シェル「……私含め、」
91以上 10人
90~70 5人
69~10 3人
10以下 ……いえ、私だけです。
下1
シェル「……3人、です」
大臣A「何だと!? それではまともに国防も出来んではないか!!」
皇帝「……大臣、相手は皇女じゃぞ。言葉遣いくらい正せ」
大臣A「……! く、申し訳、ございません……」
大臣B「しかし、3人ですか。内2人は現在どうしておるのでしょう?」
シェル「1人は軍属ですので、現在前線で戦っています。1人は傭兵の様で、家族が帝都に住んでいる為こちらも戦ってくださっている様です」
大臣C「ん、どちらも帝都に居ると?」
シェル「はい」
大臣D「ほう、それはいい情報だ。ならばその2人には奮戦して貰って、後はこちらでサポートを行えば良い」
大臣C「それが良いでしょうね。皆さんはどう思いますか?」
大臣A「……ふん、勝手にしろ!」
大臣B「よいのでは?皇女様、陛下はどうでしょう?」
皇帝「儂も問題無い」
シェル「私も問題ありません」
大臣D「ではそれで。各自、国の為、陛下の為。場所は違えど、奮戦するとしよう」
シェル「…………」
ガチャン
シェル「………」
シェル(私は、魔剣の遣い手です)
シェル(大臣の口振りからすれば、魔剣の遣い手は、実際に戦況を大きく変えています)
シェル(……逆に言えば、遣い手の居ない場所は、壊滅的被害を被っている可能性があります)
シェル(……私は皇女。この国を統べるお父様の、第一皇女)
シェル(この先、この帝国を統べるはこの私。臣民全ての生を背負うは、この私)
シェル「……ならば、私がすべきは」
1 魔剣を振るい、魔王軍を打倒する
2 父の為、臣民の為、私の為……私は、ここに居る
下1
謎の値
81以上 ???
80以下 何も起きません
下2
すまん勘違いした
1だ、処理頼むぞイッチ
2は下にしてくれ
本当にすまん
>>63
大丈夫ですよー。
というかここでゾロ目……。
シェルちゃん地味に持ってますね。
では結果を変えます。
とはいえ91以上の人が出てくる訳じゃないですけど。
☆
シェル「────私は」チャキッ
シャキンッ!!
シェル「────この魔剣を、振るう」キッ
「おっと、何処に行こうと言うんです?」
シェル「────!!?」クルッ
シェル「……貴方、たちは」
兵長「皇女様、この城の外はほっとんど戦場ですぜ?貴方の出る幕はないでしょうよ」
兵士A「皇女様……」
兵士B「やっぱかわいいわ皇女様(皇女様、お待ち下さい)」
シェル「……貴方たち、城の警備はいいのですか?こんな所で油を売っていると、軍規違反になるかもしれませんよ」
兵長「わざわざ命を散らしに戦場へ向かう貴方を止めようとする我々に、どんな罰が待っていると言うので?」
兵士A「皇女様、ここからは本当に危険です。民を想う気持ちはよく分かります、しかし貴方が散れば我が国は……」
兵士B「……ハッ!! そ、そうです!皇女様が死んじゃったらヤバいじゃないですか!」
シェル「しかし、私は魔剣を持っているのです! ならば、私が参戦さえすれば、戦況は変えられるかもしれないでしょう」
兵長「ええ、変えられはするでしょうね。ただし、貴方の命と引き換えに」
シェル「それでも!」
兵長「皇女様。貴方、自分がどれだけ価値を持っているか、まともに理解してすらいない様ですね」
シェル「……理解しています。しかし、だからこそ、私が為さねばならないのも事実でしょう」
兵長「………ハァ。美人薄命なんてよく言いますがね、事実にならなくたって良いでしょうに」
兵士A「………どうしても、征くつもりなのですか?」
兵士B「皇女様、考え直して下さい!貴方が死んだら俺明日っから誰で抜けば良いんですか!!?」
兵士A「テメーは空気読めボケ!」ボコッ
兵士B「あだっ」
シェル「……私は、征きます。この国を守る為に」
兵長「…………そうですか。なら」
スッ
シェル「………え?」
兵長「我々もお連れ下さい、皇女様」
兵士A「っと、ほらお前も頭下げろ!」スッ
兵士B「いでぇよォ……」スッ
シェル「……どういう事ですか?」
兵長「どういう事も何も、先程言った通りです。貴方は国の宝、人間国宝でしょう?ならばそれを守るは、臣民の義務でしょうに」
シェル「……貴方たちを護るのは私です。それに、貴方たちはここを守る義務が」
兵長「ふんッ」シュンッ
シェル「ッ!?」バッ
ガッ
シェル「あうっ」
ドチャアッ!
兵長「軍人、舐めないで下さい。魔剣を使っていない貴方など、こうして一撃で捻じ伏せられるんですよ」
兵長「それにここに魔王軍が来る時なんてどうせ城の余命は幾ばくも無い、なら3人くらい欠けたって問題は無いでしょうよ」
兵士B「おまッ、何やってんだ兵長っ!?」ダッ
兵士A「良いからお前は黙ってろ!」グググ
シェル「………っ」
兵長「…………」
シェル「………本当に、良いのですか。私は、貴方たちを守り切る自身はありませんよ」
兵長「当たり前でしょう?そもそも戦場に生存の保証がある方が珍しいでしょう」
シェル「……そちらのお二人だって、死ぬかもしれないんですよ」
兵士A「わ、我々とてこの国の兵……戦場で死ねるなら本望です」グググ
兵士B「お、俺は貴方の為……じゃねえこの国の為に死ねるなら同じです!」グググ
兵長「って言ってますがね、どうです?これでもまだ何か言いますか?」
シェル「………」
シェル「……今から、北門側に向かいます」
兵長「ええ、了解しましたわ。ただ北門は1番敵の多い所ですがね、それは御承知の上で?」
シェル「無論です」
兵長「さいですか、なら行きましょうか。オラ、お前らも早く来い!後馬出してこい、馬!」
兵士A「は、了解致しました!」ダッ
兵士B「あ、うっす!」ダッ
兵長「……っと、そう言えば皇女様の分の馬も出さなきゃダメですね。待ってて下さい、今特上のを近衛の厩舎から」
シェル「いえ、その心配はありません」
シュイイイイインッ
兵長「……あ?」
シェル「────ふッ!」
ドッガァアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!
兵長「うおおおおおおおおおおおおおお!!!???」
シュウウウウウウウウ......
....バチチッ
バチバチバチッ!!
フォンッ
兵長「………おお」
兵長(……そりゃ、あんな大口叩けるわ)
シェル「これで、飛べますから」
雷翼「」バチチチチッ!!!
数分後 王都
パカラッ パカラッ
兵長「皇女様ッ、状況はどの様になっておられますかッ」
シェル「かなり酷いです!これでは戦線が崩れるのも時間の問題だったかもしれませんっ!」
兵士B「や、やっぱ怖くなってきたわ」ブルブル
兵士A「こ、ここに来て怖気付いてんじゃねえよ……」ブルブル
兵長「……お前らァ………」
シェル「……!? 皆さん、魔獣が一体接近中です! 警戒準備を!」
兵長「! お前ら、来るぞッ!」
兵士A・B『えッ!?』
81以上 ……あ、すみません。見間違いだった様です
80~50 大型魔獣
49~01 小型魔獣
下1
☆
初戦闘なので解説挟みます。
えぇ……。
………。
どうしよ。
91以上 ……あれ?なんか魔王軍劣勢になってませんか?
90~70 新たな魔剣の遣い手が来国してました+ここに来てくれました
69~01 小型魔獣と通常戦闘+新たな魔剣の遣い手が来国してました
下1
荒ぶらなくて良かったです。
それでは戦闘について説明しましょう。
今回は仲間が複数人居ますのでだいぶ楽になります。
下手すれば先程の91以上の時の人より楽かも?いやそれはないか。
まぁともかく説明です。
まず前回鍛えた物理戦闘力・魔法戦闘力が大いに関係します。
そしてこれの内、どちらかを選んで攻撃するという感じです。
今回は一般的な魔獣の為別に特殊能力はありませんが、ボス格や特殊な存在は物理もしくは魔法もしくは両方を半減させたり、完全防御したりします(属性により相性はありますが)。
ちなみに防御に関しての値はありません。
例えばシェルの魔法戦闘力+25で攻撃判定を行ったとします。
その場合、コンマ25以下であれば攻撃が成功する感じです。
ちなみに兵長や兵士たちは魔法が使えないので、強制的に物理戦闘力で換算。
……とはいえシェルは魔剣の遣い手。
で、雷翼が使えます。これの意味する所は何か。
そう、接近せずに攻撃出来る為『物理戦闘力の高さ』が意味を為しません。
要するに遠距離から一方的に攻撃出来る訳です。
兵長さんのあれ意味ありませんでしたね。
まぁ土、水、風、風雷全てに強い相手には無意味になりますが……そんな広範囲に強いのはあんまり居ませんし、大抵の魔獣は属性無しです。
対して人間、魔族の方は属性持ちが多い感じです。
とりあえずやって慣れましょう、ではスタート。
☆
シェルの戦闘手段を決めて下さい。
物理戦闘→コンマ15以下で命中計算
魔法戦闘→コンマ25以下で命中計算
下1
シェル「……! 魔獣!!」フォンッ
小型魔獣「グォオオオオオオッッ!!」
兵士A「んだよ小型かッ、なら余裕で勝てるな!」
兵士B「お、驚かせやがって……」
兵長「油断すんなお前ら!行くぞ!!」
シェルの岩石飛ばし!
コンマ25以下で命中。
下1
兵長の重い一撃!
コンマ30以下で命中。
下2
兵士Aの一撃!
コンマ15以下で命中。
下3
兵士Bの一撃!
コンマ15以下で命中。
下4
小型魔獣の噛みつき!
コンマ10以下でランダムに命中(シェル除く)。
下5
兵士B「オ、オラァアアアアアアアアアアアア!!!!」ドゴッ
小型魔獣「ギャギッ!?」
ベチャア!
兵長「……お?」
兵士A「えっ」
シェル「あ………」
兵士B「……あぇ?」
兵長「………これ、やったのか?」
シェル「……動きませんね」
兵士B「え、え?これ俺が倒したって事で良いの?」
兵士A「……お前、やる時はやるんだな」
兵士B「お、お、お……おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!や、やった!!やったぞ!!多分魔獣倒したの人生初だ!!やったぁあああああああああああああああああああああ!!!!!」
シェル「では先に進みましょう、時間が惜しいです」フォンッ シュイイイイインッ
兵長「ん、そうですね」パカラッ パカラッ
兵士A「あ、待って下さい!」パカラッ パカラッ
兵士B「ったああああああああああああああああああああ!!!! なぁなぁ俺凄くね!?凄いよな!!?な………あれ?」
兵士B「え、ちょ、待てよ!!待てって!!待ってくれえええええええええええ!!!」パカラッ パカラッ
☆
小型魔獣は一撃当たれば死にます。
大型魔獣は二撃、ボス格は大抵3~5です。
ただし1、2回で沈むのも居ます。
一方その頃……
大臣C「……何?皇女様が居ない?」
皇帝「……は?」
近衛兵A「は、はい。城内を隈なく探しましたが、どこにも……」
大臣A「貴様ら何をしているッ!? 皇女のヤ……様を何故しっかり監視しなかったァ!!?」
大臣D「……あの無能は無視して良い。向かった場所の見当は?」
近衛兵A「は、現在南門に新たな魔剣の遣い手が出現したと一報がありました」
大臣A「無視するなァ!!!!」
近衛兵B「最後の魔剣の遣い手と言えば間違いなく皇女様しか居ません。…恐らくはあの魔剣の権能で、軍を支援しに向かったのでしょう」
大臣D「皇女様が……」
「……せ」
大臣B「……? 陛下、如何し「すぐに兵を出せェ!!!」
皇帝「南門を……南門を、全力で支援!!死守せよ!!!これは勅令であるッッ!!!」ギロッ
南門の守りが盤石となりました。
城の守りが薄くなりました。
シェル(……お父様、無事でしょうか)
シェル(いえ、恐らくは無事だと思いますが……それでも不安にはなるものです)
兵士A「……! 皇女様、見えてきました!北門です!」
シェル「! 状況は!?」
兵士A「現在、北門は────!」
91以上 ……寧ろ、巻き返している?
90~70 優勢です!
69~40 劣勢です!
39以下 壊滅直前!魔獣、4体こちらに向かってきます!
下1
☆
一旦落ちます。
再開します。
☆
兵士A「戦況、劣勢!魔獣の群れが圧倒しています!!」
兵士B「な、ウッソだろ!?」
兵長「ちィッ……指揮が可能な者は!?」
シェル「……! あの方ではないでしょうか!」
熟練兵「前進、前進だァ!!とにかく攻撃に専念しろッ!!そうすればいずれは敵も陥ちるッ!!」
兵士たち『『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!』』ドドドドドッ
魔獣たち『『グギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!』』ドドドドドッ
兵長「……なんだ、あの戦い方」
兵士A「全員、防御を捨てている……?」
兵士B「あ、あんなのまともな戦いじゃねえ……単なる特攻じゃねえか……!」
シェル「……加勢します!ついてきてくださいっ!!」シュインッ
兵長・兵士A・兵士B『了解!!』ダッ
死兵A「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ドグシャアッ!
死兵B「皇帝陛下万歳!!皇女様万歳!!帝国バンザァアアアアアアアアイ!!!!」ドゴォ!!
死兵C「ヒャッハアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」ザシュウウウウ!!!
熟練兵「良いぞ、その調子だ!!全員殺せ!!殺して殺して殺し尽くせ!!」
熟練兵「そうして帝都に侵入する輩を極限まで減らすのだ!!さすれば我等の命は潰えど、我が国は遺る!!なれば我等、護国の狂鬼とならん!!ハッハッハッハッハッハ!!!!」
魔獣「グ、ガ……」ピクッ
熟練兵「そう、やれ!やれ!!殺し尽くせェ!!全てを根絶やしにしろォオオオオオオオオオオオオ!!!!」
大型魔獣「……ギ」
バシュッ
大型魔獣「ギギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
熟練兵「────あ?」
「ハァアアアアアアアア!!!!」
バチチチチィッ!!!!
大型魔獣「ゴギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!??」
ドサッ
熟練兵「………」
熟練兵「………」
熟練兵「………」
熟練兵「何故貴方がここに居るのです、皇女様」
シェル「………」シュウウウウウウウウ......
シェル「……その質問に答えるよりも先に、言う事があります」
熟練兵「…何でしょう」
シェル「何ですか、この戦い方は」
熟練兵「………」
シェル「誰も命を惜しまず、ただ爆弾の様に突っ込んでは、死していきます」
シェル「こんなものは、戦いではありません。単なる自殺です」
熟練兵「…そうですな。確かにこれは自殺でしょうな」
シェル「ならば即刻やめさせて下さい。魔獣の侵攻があるとか、そういう事は関係がありません。他の戦術に変えるべきです」
熟練兵「それは無理な話ですな」
シェル「……何故ですか」
熟練兵「何故って、貴方が一番に分かっておりますでしょう? 貴方は聡明だ、私の様な弱卒などより余程戦況が見えている」
シェル「………」
熟練兵「特攻しか、策がないのですよ」
熟練兵「もしここで兵を温存しながら戦えとなれば、いずれは体力の低下で大した消耗も出させずに全滅する」
熟練兵「そして残った魔獣は、帝都の中心……つまり貴方の父上、皇帝陛下の居城へと歩を進め、全てを破壊し尽くす」
熟練兵「が、それを回避する方法がひとつだけある」
クルッ
死兵D「ギャハハハハハハハ!!!死ね、死ね、死ねェ!!!」
死兵E「アハハハハ!アッハハハハハハハハ!!ママァ、魔獣ぶち殺すの楽しいよぉおおおおおおおおおおおお!!!」
死兵F「テメェらぶっ殺さなきゃよォ、死んだアイツらが報われねえんだよォオオオオオオオオオオオオ!!!!!」ボロボロ
シェル「………」
熟練兵「こうして、死兵を使う事です」
シェル「使う?作る、でしょう」
熟練兵「……どちらでも良いでしょう。貴方は陛下を守れ、我々は兵として恥の無い生を全う出来る。何か、問題でもございますか?」
シェル「………貴方の正義は、歪んでいます」
熟練兵「歪まねば為せない正義もあるのですよ」
シェル「………」
熟練兵「………」
シェル「……私は、これから戦況を変えます。死兵など、これ以上増やしません」
熟練兵「さようですか。ならば、やってみて下さい」
シェル「ええ」バチッ
フォンッ
シェル(────魔剣よ。意思など無い事は、分かっています。しかし、貴方に願います)
シェル(私は、この危機を救いたい。彼の言葉を、否定したい。…全てを、護りたい)
シェル(ですから、力を下さい。強大無比にして、唯一絶対の、全てを変える『力』を)グッ
シュイイイイインッ
………意思、か。
あるんだけどな。ここに。
………シェルの願い。
俺も叶えてやりたい。
俺だって、あの男が言ってる事は間違いだと思ってるからな。
特攻する奴らをいたずらに増やしたところで、戦いが終わって悲しむ人が増えれば同じ事だ。
結局、考え方の違いと言えるのかもしれないが……それでも、犠牲を絶対確定の要素とするのは間違いだと思う。
だって、可能性を度外視して考えるなんておかしいだろう。
99%の可能性で成功する行動があったとする。
これを何千回、何万回と実行した時、全て成功する訳はない。
だって99%成功するという事は、1%は失敗するという事だから。
ならば今回だって同じだ。
最初から可能性を考慮せずあんな事をほざくんだ。
俺は、あんな考え方に賛同なんてしたくない。
だから、シェルに何かしたい。
俺に出来る範囲の事。
……つっても、何か出来る事なんてないと思うが。
それでも、願う事くらいは。
俺を宿す魔剣よ。
シェルに、全てを変える力を。
その力の一端を、与えてやってほしい。
★
....キュイイイイイイイイイイインッッ!!!!!
★
………え?
シェル「……え?」
キュイイイイイイイイイイインッッ!!!!!
シェル「こ、この……力は………?」
シェル(何だか……力が……漲って………)
熟練兵「………は?」
熟練兵(………まさか…………アレ、魔剣か?)
熟練兵(いや、待て。今、皇女様が持っているソレが魔剣だとすると……)
熟練兵(……まさか。本当に、全てを………)
北門前
兵士A「オラァ!!」ドゴォ!
小型魔獣A「ギュピッ!?」
兵士B「うりゃあ!!」バキッ
小型魔獣B「グヒィ!?」
兵長「ッラァ!!」ッゴォン!!
大型魔獣「グギャッ!!??」
ッドォンッ....
兵長「チッ、殺しても殺してもキリがね……ん?」
兵長(皇女様……? やっぱ良いケツして……じゃねえ、なんか……光ってねえか?)
……おいおい、嘘だろ。
確かに以前、なんか共鳴した感じはあったが……。
もしかしてこれ、俺が何かしてやりたいとか思えば……。
力を与えられる、って事か?
………。
マジか。
なら、やる事は決まった。
あの男の鼻を明かしてやる為にも。
俺の主を守る為にも。
力を、引き出してやろう。
★
ィイイイイイイイイインッ!!
シェル(ひ、光が、強まって……!)
バチィイイイイイイイイイイイイッッッ!!!!
熟練兵「っお、おおおおおおおおおおおおお!!!???」
死兵A「ぐぉおおおおおおおおっっ!!??」
死兵B「な、この衝撃波何dうぉおおおおおおおおおおお!!??」
魔獣A「ギギィイイイイイ……!!??」
魔獣B「ガッギャアアアアアアアアアア!!??」
シュウウウウウウウウ......
シェル「………」
シェル「……これ、は」
☆
スキルを獲得しました。
殲滅型のスキルです。
名前、属性(今回は風雷確定なので無しでもおk)、性能を書いてって下さい。
下3まで
一章毎にスキル獲得の機会は一回あるかないかです。
故に獲得出来るスキルはたいへん強大な物です。
ゆえに規格外ですが、これでも勝てない相手が居ます。
それにそうポンポンと発動出来るものでもないです。
その辺は留意しておいて下さい。
そして今回獲得したスキルはミックスして【神威瀟来】。
戦場に於いてのみ発動可能で、雷の化身が召喚され、その化身の持つ槌(ハンマー)が振り下ろされると同時に、津波の様な雷の壁が瀑布の様に天より流れ落ちるというもの。
また化身の周りでは無差別の雷撃が降り注ぎ、敵味方関係無しに全てを焼き焦がしていく、という感じです。
はい、化け物です。
あとアカツキは好きです。
☆
シェル(────分かる)
シェル(私は、強大な力を得てしまいました)
シェル(そして────)
シェル「……今すぐにでも、これを使えてしまいます」
クルッ
熟練兵「……皇女様、貴方一体………」
シェル「ひとつ、約束して下さい」
熟練兵「……何を」
シェル「私が散るまで、兵を下がらせておく事を」
熟練兵「………貴方の力は確かに凄いでしょうな。見ただけで分かる。だが、この大群相手に……」
フワッ
シェル「お願いします」
ヒュンッ
熟練兵「…………」
ハァ
熟練兵「……おいお前ら、下がれ! 一時撤退だ!」
熟練兵(……失望は、させてくれるなよ)
ヒュウウウウウウウウウウッ
ピタッ
シェル「この辺りで良いでしょうか」
大型魔獣A「グオオオオオオオオオ!!!!」
大型魔獣B「グゥギャアアアアアアアアアア!!!!」
死兵G「クソ、撤退しろってどういうこった!?」
死兵H「知らねえよ、そういう命令なんだから仕方ないだろ!?」
死兵I「くそ、くそ、くそッ!!殺し足りねえのに……!!!」
シェル(……一応、守ってはくれたみたいですね)
シェル(ならば、私もそれに応えましょう)スッ
シェル「……さあ、全てを終わらせましょう」バチリッ
バチチチチッ
バチチチチィッ!!!!
ドッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!
北門前
兵長「…………オイオイオイオイ」
兵士B「………いや、何アレ?」
兵士A「………あっ、もしかして俺たち終わり?」
熟練兵「……………」
熟練兵「失望?バカ言え」
熟練兵「そんな風に考えていた俺がバカだった」
熟練兵「アレは、失望するしないの次元じゃない」
熟練兵「純粋な────『力』だ」
雷神『──────』バチバチバチッ!!
ドッシャアアアアアアアン!!!
大型魔獣の群れ『ゴギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!??』
小型魔獣の群れ『グギィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!??』
シェル「………魔剣は破滅を齎す存在、ですか」
シェル「本当に、間違いじゃないんでしょうね」
シェル「………」
シェル「取り敢えず、終了させましょうか」スッ
雷神『──────』キュイイイイイイイイインッ
ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッッ!!!!!!!!!
コンマ◯◯%の魔獣が消滅
下1
シュウウウウウウウウウウウウウウウ......
シェル「………こう、なりますよね」
数多の魔獣の焼死体『』
熟練兵「………」
熟練兵「2、3万はいた。この方面だけでも」
熟練兵「その魔獣どもが、こんなあっさり……」
死兵A「あ………?」
死兵C「……俺たちが、戦ってた魔獣どもが………」
死兵I「………七割、いや八割。文字通り、消し飛んだ」
北門前
シーーーーン......
兵長「な……?」
兵士A「な、は、え?」
兵士B「………はい?」
城内
大臣A「………ファ?」
大臣B「……それは、真なので?」
大臣C「…………えぇ」
大臣D「…………皇女様が?」
皇帝「…………」
皇帝「……シェル…………」
シェル「………」
シュウウウウウ
トッ
シェル「どうですか」
熟練兵「……なんと言ってほしいのです?」
シェル「貴方の感じたままで結構です」
熟練兵「………満点です」
シェル「そうですか。では、早急に兵たちを下がらせ、総員休息をとるように。私はこれから、各方面に」
「────行かせる訳ねえだろ、クソガキ」
シェル「────!」クルッ
☆
魔王軍四天王来襲。
正直当初はここまで来させる気はありませんでしたがあまりにも恵まれた境遇、素質から早々に出さざるを得なくなりました。
という事でまた安価。
名前、属性(2種類以上)、性格や特徴など書いてってください。
切ります。
名前:マイケル神父
属性:光炎
性格:普段は温和だが邪神を崇めない者には激昂し神の奇跡を以て塵も残さず消しにかかる
特徴:邪神より授かりし奇跡の力で光熱を操り辺り一面を焦土と化す事が出来る
再開します。
☆
「────行かせる訳がないでしょう、貴方のような存在を」
シェル「────!」クルッ
熟練兵「……何だ、貴さ」
熟練兵「…………」
熟練兵「まさか」タラッ
「おや、私の事をご存知で? 」
シェル「……貴方は?」
熟練兵「……皇女様、お逃げ下さい。幾ら貴方でも、コイツにばかりは………!!」
「ははは、何だか嬉しいですね。私も顔が売れてきたのでしょうか」
熟練兵「……売れてきた? よく言いやがる。人間の癖に人間を裏切った貴様の事だ────そもそも、誰だって忘れちゃあいねえよ」
熟練兵「マイケルッッ!!!!」
マイケル「ふふ、そういきり立たないで下さい。もっと冷静にお話ししましょう」ニッコリ
シェル「………マイケル…………?」
シェル「……裏切りのマイケルッ!?」
熟練兵「そのマイケルです。奴は、以前とある教国で司祭を務めていました………が」
マイケル「ええ、私は真理を理解したのです!貴方たちが崇めている神などという存在は実在しない!!真に実在するは、神の敵とされる邪神様のみなのですよ!!」
熟練兵「……理解出来ねえな。宗教なんざ所詮依存の対象でしかねえ、実際の益を求める事自体が愚かだ」
マイケル「はは、そんな思考では邪神様の加護を得る事は出来ませんよ。それに邪神様は、彼の神と違い利益を与えて下さいます。そう、こんなふうに」スッ
ボゥッ....
ボォオオオオオオオオオッ
ボォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!!!
熟練兵「……なんだ、その業火は……?」
マイケル「業火ではなく神炎です。で、これ。どうすると思います?」ニコニコ
シェル「………」
熟練兵「………」
マイケル「おやおや、遠慮せずに答えて下さって良いのですよ? それとも、答え合わせをお望みで?」
シェル「……それを、どうするつもりですか?」
マイケル「それはですねぇ────」スッ
マイケル「こうするんですよッ!!」ヒュンッ
熟練兵「!!?」
シェル「っ!!?」
回避判定
コンマ55(雷翼発動中補正)以下でシェル回避。
下1
コンマ30以下で熟練兵回避。
下2
酉外れてました、すみません。
というか……。
………………。
…………………………………。
安価した人、ごめんなさい……。
もしかしたら………これ逆に…………。
☆
シェル判定
91以上 引っ掛かりましたね、貴方の弱点は帝国が既に握っています!
90~60 反撃&致命傷
59以下 反撃
熟練兵
91以上 バカが、こういう時の為の手段は既にあんだよッ!
90~60 反撃&死兵援軍
59以下 死兵援軍
このレスから下1、下2です。
すみません、もうなんか混乱しちゃって。
でも仕方ないですよねこれは……。
シェル「ッ、く!」フォンッ
マイケル「……おや?」
マイケル(……成る程。あの翼、見た目通りに機動力がある様ですね。……が、)
熟練兵「────ぐおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!!???」ボォオオオオオオオオオッ
シェル「っ! な……!?」
マイケル「……そちらには無事当たった様ですねえ。どうです?これが邪神様の下さった、神域の炎です。快いでしょう?愛おしいでしょう?」ニコッ
熟練兵「ぅ、ぐぅうううううううううううう………!!!!」ジュウウウウウ
シェル「……い、今助けに「来るなァッッ!!!!」
熟練兵「……ぐ、ぎ………た、確かに………こりゃあ………簡単に死ねる程度には………キッツいなァ…………」グジュウウウウウ
熟練兵「………だがよォ…………」ズリッ
マイケル「んん?」
熟練兵「────ッハァ!!」ドォッ
マイケル「何!?」
ドチャッ
熟練兵「ッ、おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」グググ
マイケル「な……離しなさい! 邪神様の祭壇で身を清めていない様な者が我が躯に触れるなど……!」
熟練兵「今だァ!!俺ごと焼き殺せぇッッ!!!!」
シェル「………え!?」
熟練兵「聞こえなかったかッ!! あの力で俺ごと攻撃しろと言っているんですッ!!」
シェル「………!!」
マイケル「……! ま、まさか……やめ、やめなさいッ!私はまだ生き延びねばならないのですッ!! 現在の第一宗教を撤廃せねば、この世界は汚染さr「早くやれぇえええええええええええッッ!!!!」
シェル「…………貴方は」
マイケル「く、離れろッ!離れろぉッ!!」ドゴッ ゲシッ
熟練兵「ぐ、はッ、ァ………さ、流石のお前といえど………強いのは魔法だけ、腕っ節は大した事ァねえみてえだな……!!」グググ
マイケル「な、ならば……塵になるまで灼けばッ」
『『させるかよぉおおおおおおおおおおおお!!!!』』
ドドドドドドドドドドッ
シェル「!?」
マイケル「なっ!?」
死兵B「裏切りモンがァ、死ねやあああああああああああああ!!!!!」
死兵F「殺してやるぜぇえええええええええええええええええ!!!!!」
死兵G「死ねボケぇえええええええええええええええええええ!!!!!」
熟練兵「………! おま、えら……!!」
死兵A「オラァ!!」ブンッ!!
マイケル「く、焼滅せよ!!」ボォッ!
死兵C「何処を見てんだァ!」ドゴッ
マイケル「がァッ!? …………貴様らァ!!!」
死兵H「せりゃあああああああああああ!!!!」
死兵I「うりゃあああああああああああ!!!!」
死兵T「そらああああああああああああ!!!!」
マイケル「お、おッ、おのれぇえええええええええええええええええええ!!!!!」
シェル「………これ、は」
ダダダダダッ
兵長「ハッ、ハッ……良かった、間に合ったぜ」
兵士A「こ、皇女様!ご無事ですか!?」
兵士B「皇女様ァ、あのマイケルが出たって本当ですかァ!?」
シェル「! 貴方たち……」
兵長「今、状況はどうなって………あぁ」
熟練兵「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」グググ
マイケル「このッ、このッ!! 死ねッ、死ねぇッ!! 何故死なないんだッ!!??」
死兵S「だァから余所見すんなやァ!」ドゴッ
マイケル「うぐッ! ぐ、ぬ……うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ボォオオオオオオオオオッッ!!!!!
兵長「………皇女様」
シェル「………」
シェル「私は、皆を守ると誓いました」
兵長「………」
シェル「だから、今すぐに彼を……マイケルを、討たねばなりません」
兵長「……でしょうね」
兵士B「こ、皇女様!だったらチャッチャとやっちゃって下さいよ!じゃないとアレ、犠牲が増えまくって……!」
兵士A「バカ、出来たら皇女様はとっくにやってる。……だが、皇女様は出来ねえんだよ」
兵士B「ど、どうしてだよ!?」
シェル「……………」
兵長「……奴と、同じになるからですか?」
シェル「…………そうです」
シェル「守る為の犠牲。効率や後の事を考えれば、最適解なのでしょう」
シェル「しかし、ここで『あれ』を振るってしまえば……私の目指した正義は、どうなるんですか?」
シェル「私は、約束を違えたくないんです」
シェル「彼とした、約束を」
兵長「………」
シェル「………私は、どうすれば良いんですか?」
シェル「どうすれば、正しいのでしょうか」
シェル「………誰か」
シェル「誰か、私に…………」
シェル「本当の正義を、教えて下さい………」ポロポロ
兵長「…………」
ハァ
スタスタ
ガシッ
シェル「っ、え」
兵長「甘ったれんじゃねえこのクソガキ!!!!」
兵士A「!!!???」
兵士B「ファッ!!!???」
シェル「………ぇ」
兵長「テメェ、将来自分がどうなるのか分かってんのか?」
シェル「私は……未来の、帝国皇帝」
兵長「そうだ、テメェは皇帝だ!この国全てを統べる絶対の皇帝!! 全てを牛耳る特級の存在!!」
兵長「じゃあ覚悟は出来てんだろうが!! テメェは話し合いだけで戦争が回避出来ると思ってるのか?」
兵長「テメェの鶴の一声で差別が消えると思ってるのか?テメェの行動一つであらゆる事柄が解決すると思ってんのか?」
兵長「んな訳ねえだろうがッ!! 何事にもな、外道の行為は存在するんだよッ!!!」
シェル「………う」
兵長「裏があるからこそ表は上手く回る! 裏があるからこそ表は存在出来る!! んなもん俺が言わずとも当然の事実だろうがッ!!」
兵長「……皇女様、テメェもそれは薄々分かってる筈だ。白が黒を染める事なんて出来ねえ」
兵長「もしできたら、そんなのは人間じゃねえ。神か何かだ」
シェル「………」
兵長「……俺の処罰は、この戦いが終わってからやって下さい。ただ今は、貴方には為すべき事がある筈です」
シェル「………私の、為すべき事」
熟練兵「ウガァアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」ドロドロ
マイケル「グッ、おッ、離れろォおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!!!」
死兵D「死んでも離すかボケぇえええええええええええええええええ!!!!」
死兵E「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねぇええええええええええええ!!!!!」
シェル「………私は」
シェル「私が、為すべき事は」
1 ────彼らの決意を、踏み躙らない事!
2 ……でき、ません(反撃、致命傷無し。代わりに……)
このレスから下1です。
かなり特殊なルートな為、ぶっちゃけ空気読まず後者行っても良いかもしれません。
無論、気持ち良いのは前者の方でしょうけども。
得るものは実は同じくらいです。
シェル「………その通り、ですね」
兵長「………」
兵士A「……え」
兵士B「へ、へ?」
シェル「私は、未来の帝国皇帝」
シェル「清濁併せ呑む程度、当たり前の事ですね」フッ
兵長「………皇女様」
シェル「ありがとうございます。お陰で、迷いは無くなりました」スッ
フォンッ
....バチッ!
バチチチチッ!!!
兵長「………御英断、感謝致します」
シェル「ええ。……では」
兵長「は。行ってらっしゃいませ」スッ
兵士A「………あ、えと」スッ
兵士B「が、頑張って下さい!皇女様!」スッ
シェル「はい」
トッ
シェル「行ってきます」ニコッ
ヒュウウウウウウウウウウッ
ピタッ
シェル「………」
シェル(なんとかもう一度、使えますね)
シェル「………」
マイケル「くそッ、くそッ!! 邪魔だァ!!」ゲシッ ゲシッ
熟練兵「ウゥゥゥゥゥゥゥゥ………!!!!」グググ
シェル(………あんなになってまで、戦ってくれて)
シェル「……辛いでしょうね。痛いでしょうね」
スッ
シェル「今、楽にして差し上げます」
キュイイイイイイイイイイインッッ
キラァンッ
マイケル「………んんッ!?」
死兵R「………あ?」
死兵T「あ、あの光は………!」
死兵N「……ヒャハッ!皇女様の奴、もう準備しやがったか!」
死兵W「っしゃァ、そうとなればコイツを抑えるぞォ!!」
マイケル「……! う、うおおおおおおおおおおおおッッ!!!」ボォオオオオオオオオオッッ!!
死兵X「ぐお!?」
死兵Q「な、急に火力が……!」
マイケル(あ、あれはマズい!幾ら邪神様の加護を得た私とて、あれに直撃すれば……!)
マイケル(ま、魔法防壁を展開しなければ! そしてなるべく、遠い場所へ────)
ガシッ
マイケル「…………」
マイケル「………き」
マイケル「貴様ぁああああああああああああああああああああ!!!!????」
ケロイド状の何か「グガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
シェル「────魔力充填、完了」
シェル(……帝国臣民の皆様方)
シェル(この国の為、命を賭してくれてありがとう。私の為に、命を捧げてくれてありがとう。そして────)
バチッ
バチバチバチッ
バチバチバチバチバチバチッッ!!!!
シェル「生まれてきてくれて、ありがとう」フォンッ
ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!!!
雷神『─────』
マイケル「あ、あ」
マイケル「ああああああ」
マイケル「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッ!!!???」
シェル「終わって下さい。【神威瀟来】」
雷神『─────』スッ
ッゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!
マイケルの生死
81以上 障壁間に合わず、死亡
80~20 重症、四肢欠損
19以下 どうにか逃げ出した模様、しかし……
下1
マイケル(強───速───避───否───死─────)
マイケル(───無)
ズドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!
......ジュウウウウウウウウウウウウウウウ
シェル「………」
シェル「………終わったのですね」
シェル「これで、全て」
シェル「」チラ
大型魔獣の群れ『『ギャギィイイイイイイイ!!!!』』ドドドドドドドドドドッ
小型魔獣の群れ『『ッギィイイイイイイイ!!!!』』ドドドドドドドドドドッ
シェル(………彼らも、退きましたか)
シェル「………」
フォンッ
ストッ
焼死体たち『』
シェル「………」
スタスタスタ
ピタッ
シェル「………」
シェル「………」
シェル「………」
ポロッ
ポロポロ
シェル「………ごめん、なざいっ…………」
シェル「護れなくて……ごめんなさい………っ……………」ポロポロポロ
焼死体たち『』
数日後 城内
…………後日談は、俺から話そう。
あの後、シェルは城に召集された。
まぁ、あんな事しちゃったんだから当然だが。
で、まぁ当然色々問題についてお偉いさん方と話し合ったらしい。
魔王軍の四天王にして、十数年前この世界に反旗を翻した人間、神父マイケルを倒した事。
自身の行動により、多くの兵を失った事。
帝国の半壊による、国外情勢への対応。
色々あるが……何よりは。
『俺が、皇帝の予想よりヤバい剣だったらしい事』が一番に注目すべき事だろう。
普通、たしかに魔剣というのは戦況を変え得る力を持つ。
実際、魔剣を持てば1000人斬りとかも不可能ではないらしい。
だがこの表現で少し疑問に思う事がないだろうか。
そう、『たった1000人』である。
対してシェルが殺したのは、一撃で20000以上。
桁が違うのだ。
別にシェルは特別優秀な魔法使いという訳でもなかった。
無論帝の血を引く訳だから、平均以上ではあったが。
しかしそんな人間が、これ程までの戦果を残せる。
当然、俺は完全に危険視された。
あの聖剣をも凌駕し得る、破壊の権化。
そんなもの、戦争を経験した直後の帝国は置いときたくないんだろうな。
まぁだから────。
★
ザッ
「……ここか」
「……しかし、本当に良いんです? こんな奈落の谷に落としちゃって」
「構わん。これは皇帝陛下公認だ」
「ほーん……じゃあ落としちゃいますけど。 ……これ、俺が持ってちゃダメかなあ」
「ダメに決まっているだろうが。もしくすねてみろ、帝国兵総員がお前を追いかけてブチ殺すぞ」
「あっはい今すぐ捨てます」
ポイッ
ヒューーーーーーーー
……………。
………。
……。
…。
「あーあ、勿体ねえ。世界を変えるかもしれないくらいのヤバい奴なのに」
「だからこそ、人間は持っていてはならんのだ。あれ程の剣、少しでも邪気のある人間が持てば………」
「……まぁ、魔王並みの悪逆の限りを尽くすでしょうなあ」
「その通り。さぁ、そろそろ行くぞ。大臣殿に報告せねば」
「うーっす」
同じ頃
シェル「………」
ガチャッ
シェル「………」
シェル「陛下ですか」
皇帝「うむ、よく分かったな」
シェル「私の部屋をノック無しで開ける方なんて、陛下くらいしか居ませんから」
皇帝「あとあのバカ大臣もやるかもしれんがな、はっはっは」
シェル「陛下」
皇帝「ん?なんじゃ?」
シェル「あの剣は、どうなったのですか?」
皇帝「奈落の谷に落とした。あれは人間が持ってはならぬ、破壊兵器じゃからな」
シェル「そう、ですか」
皇帝「なんじゃ、魅入られでもしたか?」
シェル「………いえ。ただ」
シェル「………もう一度、空を飛びたかったな、と」
これにて一章終幕です。
そこそこ長いチュートリアルでしたね。
まず時代経過をコンマで決め、その上で色々な設定をまた決めます。
具体的には追加属性、出現場所、遣い手、待望の剣の銘など。
まぁ一部違ったりするかもしれませんが。
ともかく一段落しましたので、最後に時代経過コンマだけとって一旦切ります。
二章は、一章から◯◯年経った時代で開始します。
下1
再開します。
とはいえぶっちゃけキャラメイクやらの辺りだけして終わりそうな気がします……。
今回はそれを了承の上でお願いします。
では、早速追加属性について。
まず、基本的に魔剣の追加属性というのは前回の持ち主の属性に依存します。
今回は土属性ですから、土が追加されるという話です。
あれ、これ何度か転生すればコンプリートいけんじゃね?と思った人。
まぁそんな甘い話はありません。
基本的に属性の枠数は『3つまで』です。
従って、今回は風、水、土の複合になります。
これは生物非生物最弱最強の区別なく、平等な基準として用います。
魔王やマイケルの信仰している邪神のような存在ですら、これに縛られる事になります。
また3属性を手に入れた場合は、既にある属性と入れ替えたりできます。
火、水、風で、前回の持ち主が闇ならどれかを外し(今回は風としますが)、火、水、闇となる感じです(もちろん何も入れ替えなくても良いですし、寧ろこの属性捨てたい!って言うのもおkですよ)。
また属性の総数が変われば当然固有属性も変わります。
前回は風雷だったのが、土が加わり重力属性となります。
なんだか凄そうですね。まぁスペック進み過ぎてるんで実際凄いんですけど。
それと、スキルどうなんの?って思う人も居るでしょう。
安心して下さい、『どんなに属性が変遷しようとスキルはそのままです』。
つまり巡り巡って闇、土とかになっても【雷翼】、【神威瀟来】がそのまま使えます。
ですのでここに関しては取捨選択をするとかはない感じですね。
さて、これを踏まえた上で一応聞いときます。
風雷属性に土属性を追加して、重力属性にしますか?
あるいは、何か属性を捨てますか?
選んで下さい。
下1
おkです、重力属性になりました。
まぁそうですよね。
自分でもそうします。
では、次に銘を考えましょう。
今まで無銘でしたが、流石に魔王軍を壊滅寸前まで追い込み、その上四天王を殺した程の魔剣に名を付けない訳にはいかないですしね。
という事で、銘を書いてって下さい。
それと、デザインの方もお願いします。
下1~5くらいまで、時間がおせば3くらい
ツイ
片刃で背の側はささくれた様にギザギザ
青く光る刀身
安価ありがとうございました。
銘は【天帝剣ハルシオン】にします。
他のも厨二心には響きましたが、やっぱり初代の名が冠されてるってのは大きいかなと。
デザインも同レスのそれを採用します。
という事で外見、銘は決まったところで、次は遣い手のキャラメイクの方に移りたいと思います。
こっちは割とコンマが多いと思います。
まずは種族から行きます。
種族は何でしょう?
91以上 ???
90~50 人間
49~10 魔族
9以下 魔獣
下1
あっぶな!
まぁ魔獣が遣い手のルートでも面白いっちゃ面白いんですけどね。
さて、遣い手が魔族と決まったところで、キャラメイクしましょう。
どういう魔族なのでしょうか?
名前、年齢、性別、種族詳細(オークとか人狼とか)、性格(特に善悪に関しては必ず)を書いてって下さい。
下5まで
名前 テトラベラ
年齢 200(種族の中では若め)
性別 雌
種族 アルラウネ(花から人型が生えてるタイプ、移動は可能)
性格 善。事なかれ主義、静かに暮らしたい、それなりの力はあるがチュートリアルの出来事の間は隠れていた
名前:ゲル・イシバシー
年齢:500(人間換算10)
性別:スライムなので不明
種族:スライム
性格:臆病だが腹が減ると狂暴になる
>>164
ちょっと訂正
名前:ゲル・イシバシー
年齢:500(人間換算10)
性別:スライムなので不明
種族:スライム
性格:混沌・中庸 臆病だが腹が減ると狂暴になる
(そういう書き方がいいのかな、一応「中立・善」で)
多数の安価ありがとうございました。
で、決めました。
今回は敢えて『悪』のキャラ、つまりベリオルにしてみようと思います。
というのも、やはり一度『悪』を経験はしてみるのもいいと思うからです。
別に魔剣自体に悪への変容が出る訳でもありませんし(『俺』がムカつく程度)、こう言っては失礼かもしれませんが、こういうキャラは0か1です。
つまり、極端なキャラの為そういうトリッキーさを表す意味でも良いのかな、と思いました。
純粋な外道が嫌いな方々は申し訳有りません…。
とはいえここで時間取ってても仕方ないです、割り切ってパパッと進めちゃいます。
次は属性コンマです。
デーモンですから明らかに基本属性は闇ですが、複合属性はあったりはするんでしょうか?
71以上 あるよ
70以下 ないよ
下1
……なんでぞろめこんなおおいんですか?
91以上 驚異の3属性
90~70 炎獄(闇、火複合)
69~40 氷獄(闇、水複合)
39以下 暗黒(闇一極強化)
下1
ゾロようでる
魔剣に選ばれる者はやっぱり違うぜ(白目)
ちょっとプロット書き直してきます
書き直してきました。
先に言っておきますと、この中に魔王が扱うかもしれない属性が存在します。
91以上 あっ、一応全生命体唯一の4属性やってます
90~70 時間(土、闇、光)
69~40 空間(水、闇、光)
39以下 狂獄(闇完全強化)
下1
セーーーーーフ!!!
いやセーフじゃないんでしょうね。
多分99%スキル獲得出来ます。
それも下手したら>>1かその近辺に書いてた精神支配系。
まぁあくまで下手したらなのでせいぜいなんかぶっ壊れが来るとだけ思っときましょう()
最後に立場を決めときましょう。
もう属性だけ見たら完全にヤバいベリオルですが、どういう立ち位置なんでしょうか?
91以上 魔族有数の貴族
90~60 なんと一般人
59以下 犯罪者に決まってるでしょ
下1
草草の草
もう諦めました。
色々受け入れましょう。
ステータスはこちらです。
☆遣い手ステータス
『狂った悪魔』
名前:ベリオル
年齢:199
属性:狂獄
完全なる外道にして、純粋な悪。
殺戮を自身の存在理由とし、混沌に生きる歩く狂気。
どうやってなったかは不明だが、魔族有数の貴族。
物理戦闘力:?
魔法戦闘力:?(最低保証50)
☆魔剣ステータス
名前:天帝剣ハルシオン
特徴:刀身に翼の様な刻印が施された、銀色の剣。
属性:風+水+土=重力
スキル:【雷翼】
属性:風雷(風+水)
迸る雷の翼を創り、雷速で空を駆ける。
一応速度は調整可能。
戦闘では相手の物理戦闘値を無効化。
スキル:【神威瀟来】
属性:風雷(風+水)
戦場に於いてのみ発動可能。
雷の化身が召喚され、その化身の持つ槌(ハンマー)が振り下ろされると同時に、津波の様な雷の壁が瀑布の様に天より流れ落ちる。
また化身の周りでは無差別の雷撃が降り注ぎ、敵味方関係無しに全てを焼き焦がしていく。
戦闘では魔法戦闘値を100倍にした状態で計算、3ターン分の確定命中、一部のスキルを貫通。
戦闘力は明日決めましょう。
それではさようなら。
魔族どころか世界を支配下に置きそうな二代目
おつおつ
なんというか…頑張って?
それじゃあぼちぼち。
さて、明らかにオーバースペックな遣い手になってしまったわけですが……。
前回で止めていた戦闘力に関して決めちゃいましょう。
ただ、今回はスペックからして最低保証があります。
物理戦闘力は特にありませんが、魔法戦闘力に限り最低50が担保されます。
凄いですね。
でもこれ、実は大した事がありません。
まぁ、実際出してみれば分かります。
物理戦闘力コンマ
下1
魔法戦闘力コンマ
下2
もうやめてくれ
なんなんだこれは
これを×3しなきゃならないのか
おかしいでしょ
しかも魔法戦闘力さあ
どうしよう
81以上 魔法戦闘力更に+100
80~50 魔法戦闘力更に+50
49以下 戦闘力はこのまま、訓練時+10ずつ上昇
下1
……………。
これよく考えたら訓練しまくれば上の2個よりヤバいんでは?
また失敗してしまった……。
ですがエラッタはするつもりはありません。
もうこれで行きます。
取り敢えず
物理戦闘力+282
魔法戦闘力+297
訓練時成長補正+10
なんてもんが出来てしまいました。
はい。恐らく、『目指そうと思えば魔王殺せます』。
邪神など神格はやや分が悪いかもしれません。
しかし、『出来なくはないです』。
そしてこれは、物語終盤の実力と遜色ないレベルです。
頭おかしいです。
でも決める事決めないとダメなんですよね。
取り敢えず次でキャラメイク最後の奴を決めちゃいましょう。
ベリオルの爵位はどの程度なんでしょうか?
コンマで行きます。
91以上 公爵
90~70 侯爵
69~30 伯爵
29以下 子爵
下1
流石に荒ぶらなくて良かったです。
どうやら伯爵の様ですね。
ぶっちゃけ行動原理からして子爵でもおかしい様な気がしますが。
まぁ決まるものは決まりました。
ともかくそろそろ物語をスタートします。
はじめは、『俺』の視点からです。
☆
………この奈落の谷に投げ込まれて、何年経ったんだろうか。
10年?20年?50年?100年?
自分でもよくわからなくなってきている。
以前の世界で見た五億年ボタンとかいうのを押せば、こうなるのかなと思った。
まぁそんな事より、俺はいつ死ぬんだろうな。
明らかに生き過ぎではないのか、と思う。
幾ら精神体?でも、いつかは魂かなんかがすり切れて死ぬ気もするんだが。
流石にこんな刺激も何も無い世界で生きるのなんて疲れてきたよ。
……シェルは元気かなあ。良い皇帝になれてるかなあ。
それに、あの皇帝のおっさんも元気なんだろうか。
兵士たちや、兵長の奴だってそうだ。
今、彼らがどういう状況なのか、気になってしょうがない。
………まぁ、十中八九死んでるんだろうけどな。
自分でそれを認めたくないだけだろう。
俺も元人間だからな。しょうがないじゃないか、こんな気持ちになるのも。
…………はぁ。
誰か、俺を陽の当たる場所に連れ出してくれな────「『これ』か」
………えっ?
奈落の谷 最深部
ベリオル「ククク……漸く、漸く見つけたぞ!! これこそは百年前、魔王の眷属どもを屠り去った天帝の剣────ハルシオンッ!!」
スッ
チャキッ
ベリオル「フッ……確かに素晴らしい『可能性』を感じる。それに……」
ベリオル「………?」
ベリオル「……まぁ良い。吾輩に害を及ぼさないのなら、な。それに……吾輩は最強の存在である。そうそう死ぬ様な事はあるまいて。クッハッハッハッハ!」
ベリオル「さて、そろそろ征くか。目的の剣も手に入れた事であるしな」クルッ
ベリオル「さァ闇よ────吾輩を導け!」
....ギュオッ
ギュオオオオオオオオオオッッ!!!!
ヴゥンッ
ベリオル「」スタスタ
ヴゥンッ
ベリオルの居城
ヴゥンッ
魔族メイドA「……ひ」
魔族メイドB「……お、お帰りなさいませ……ごっ、ご主人様」
ベリオル「んん? おお、ご苦労。『無能』の報告も後で頼むぞ」
魔族メイドB「………は、はい」
スタスタスタ
ガチャンッ
魔族メイドA「………う、ぅ」グスッ
魔族メイドB「また……捧げなきゃいけないの……?」
私室
ベリオル「」スッ
椅子「」グッ
ベリオル(ククク……しかし、存外容易に手に入れられたな。天帝剣ハルシオン)
ベリオル(史上最強の殲滅力を持つ魔剣────これが、もし吾輩の深き闇に『付いて来れれば』)
ベリオル「………」
ベリオル「…………クク」
ベリオル「クハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」
コンコン
ベリオル「」ピタッ
ベリオル「なんだ」
「………連れて、来ました」
ベリオル「そうか。入れろ」
「………は、い」
ガチャンッ
新人魔族メイド「」ガタガタブルブル
ベリオル「其奴が?」
魔族メイドA「はい……」
ベリオル「そうか。分かった、下がれ」
魔族メイドA「………」スッ
ガチャンッ
ベリオル「さて。何故貴様はここに来たか、分かるか?」
新人魔族メイド「………わ、わ、私、が、一番無能だったから、です」ガタガタブルブル
ベリオル「その通りだ。自覚はしているか、良い良い」スッ
スタスタ
ポンッ
ベリオル「では、問おう。貴様は、これから何をされるのか………理解しているか?」
新人魔族メイド「……………っ!!!!」ガタガタブルブル
ベリオル「ふむ、理解しているか。ならば、無駄な抵抗は止める事だぞ?」
新人魔族メイド「………っ、ふ」
ベリオル「む?」
新人魔族メイド「ふ、ふざけるなァ!! なんで、なんで私がこんな所で死ななきゃならないのよッ!!」
ベリオル「………」
新人魔族メイド「急にお父さんとお母さんが死んで!こんな所に強制的に連れて来られて!しかもろくに何も教えて貰ってないのに、こうして何も考えず罰して!!」
新人魔族メイド「ふざけてるッ!こんなのどう考えたっておかしいでしょッ!!?」
ベリオル「ではどうする?吾輩を殺すか?」
新人魔族メイド「あ、当たり前だろ!! 魔族最強だか何だか知らないけどねッ、私だって以前は村一番の戦士だったんだッ!! お前なんか、お前なんか……」ブゥンッ
新人魔族メイド「今すぐにッ、殺してやるッッ!!!!」ダダダダダッ
ベリオル「ほう、そうか」
スッ
チャキッ
ベリオル(丁度いい、切れ味でも試しておくか)
☆
戦闘開始です。
新人魔族メイド「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!!!」
ベリオル「ふん」シュオッ
ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!
ヴゥンッ ヴゥンッ
バシュッ バシュッ
新人魔族メイド「っ、え」グイッ
影の手「」ググッ
新人魔族メイド(な、いつの間に────!? ……けどッ、私の腕力なら!)グッッ
グッ グッ
新人魔族メイド「えっ……」
新人魔族メイド(な、なんで全く動かな……!!)
新人魔族メイド「……う、動け!動いてよ!!なんで動かないの!!?」グイッ グイッ
ベリオル「ククク……」スタスタ
新人魔族メイド「くそ、くそ、くそ!!」グイッ グイッ
ベリオル「」スタスタ
新人魔族メイド「う、このっ、このっ!!!」グイッ グイッ
ベリオル「」スタスタ
新人魔族メイド「は、く、くそぉッ!!」グイッ グイッ
ベリオル「」スタスタ
ピタッ
新人魔族メイド「………あっ」
ベリオル「」
ニヤァッ
新人魔族メイド「………あ……………」
新人魔族メイド(…………終わった)
新人魔族メイド攻撃コンマいずれもベリオルと100以上離れている為無効。
対してベリオル、物理戦闘値か魔法戦闘値を選んで攻撃可能。
2発は確定命中。
どちらを選びますか?
下1
ベリオル「」スッ
ガッ
新人魔族メイド「ひ……ッ」ビクッ
ベリオル「何か、言い残す事はあるか?」
新人魔族メイド「い、いや……殺さないで………」ガタガタブルブル
ベリオル「そうか」
シャキンッ!
ベリオル「では死ね」
ザシュッ!
新人魔族メイド「ッあ」
新人魔族メイド「」
ベリオル「ふん、雑魚め」
ドチャッ
ベリオル「切れ味は悪くないな。この剣ならば、吾輩の戦闘にも十分耐えられるであろうな」
ベリオル「………ククク……存外、果たせるかもしれぬな。我が、最大の目的────」
ベリオルの目的を書いて下さい。
下3まで
ベリオル「────全世界の破壊。最強の証明」
ベリオル「そうする事で、吾輩は────満たされるのだ」ニィィ
ベチャ
ベリオル「……ん?」
血のついた服「」
ベリオル「おお、そう言えば処理をしていたのだったな。早速着替えねば」
ベリオル(明日からは何をしようか。同じ貴族を殺すも良し、魔王に叛逆するも良し、勇者を殺すも良し、時間潰しに議会に出るも良し)
ベリオル(所詮全て壊すのだ。時間も掃いて捨てる程ある。何から始め、何で終わろうと………大差はなかろうて)クックック
☆
目的ミックス。
最強の存在になり、全てを破壊し尽くす事を旨とします。
魔族統一はついでに出来たら、魔王は当然いつかは殺す予定です。
あと亀で申し訳ありませんが返レスです。
そうです、明らかに実力差がある場合そもそも判定、描写をせずにトドメをただ刺すだけという場合もあります。
ただ本来ならこんなのレア描写ってレベルなんですよ。
でもこんなの予定外の存在主人公にしちゃったらね……。
翌日
ベリオル「良い朝だ」
ベリオル(吾輩はデーモンであるが、朝を嫌う訳ではない)
ベリオル(寧ろ朝は生命が活発になる為に必要な刻)
ベリオル(つまり、多くの者を殺せる)
ベリオル(嫌う理由が無いのだ)クックック
久し振りの行動表。1ヶ月経過します。
ベリオルの行動を決めて下さい。
1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 休眠(時間が過ぎます)
下1
ベリオル「ふむ、何処かに行くか」
ベリオル(しかし何処に向かうか。議会か?魔王城か?人間の領域か?)
ベリオル(魔族の領域であれば多少は詳しいが、人間の領域であれば吾輩は明るくない)
ベリオル(ろくな場所に行けるとは思えんが……さて、どうする?)
安価です。
選んで下さい。
1 魔王城
2 魔族議会
3 支配領域
4 未支配領域
5 魔族の領域ランダム
6 人間の領域ランダム
7 完全ランダム
下1
ベリオル「………」
ニィィ
ベリオル「………久し振りに向かうか」
ベリオル「魔王城に、な」ヴゥンッ
魔王城前
…………。
ヴゥンッ
トッ
ベリオル「相変わらずの荒地よ。精々が城下街が栄える程度、つまらぬ土地だ」
ベリオル「しかし」
チャキッ
ベリオル(………)
ベリオル「……どちらにせよ、面白い事にはなるだろう」
ベリオル「クックック………」
スタスタスタ
城下街 城門前
ワイワイ
ガヤガヤ
門番A「なぁ、俺たちこんなトコ守ってる意味あんのかね」
門番B「急にどうしたんすか先輩」
門番A「いやさあ、ここってまず何処よ」
門番B「え?いや、魔王城に決まってるじゃないですか」
門番A「そう。魔王城なんだよ」
門番B「何が言いたいんあうか」
門番A「や、魔王様や四天王の皆様が常駐してるんだぞ?守る意味なくね?」
門番B「………それは言っちゃダメっすよ」
門番A「事実じゃん。俺たち働く必要ねーじゃん。あの人たち化けモンなんだから」
門番B「でも百年前の悲劇が起きるかもしれないっすよ?あの、四天王が天帝に殺されたって奴とかいっちゃんの好例じゃないすか」
門番A「あれは例外だろ。つか天帝だってただ賢帝だったってだけで本人に力は無くて、ほっとんど魔剣のお陰で四天王倒せたって話だろ?んなモン除外して考えろ、除外」
門番B「えぇ、でも………」
「そこの門番、一つ訊きたいのだが」
門番A「ん?何だ、どうし」
シーン....
門番A「…………」
門番A「………あ、アンタは」
門番B「え、どうしたんすか先ぱ………」
門番B「…………」
門番B「………う、」
『『うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッ!!!???』』
ベリオル「おや?吾輩が何かしてしまったかね?」
門番A「な、何だよ……何でアンタがここに居るんだよッ、『虐殺卿』ッ!!?」
門番B「ひ、ひィィ……ほ、本物の『殺戮王』じゃないすかぁ!!?」
「ん?何だ何だ」
「何か面白いモンでも……」
「…………」
『『うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッ!!!???』』
ベリオル(騒がしいな……)
門番A「は、早く四天王様に報告しないとッ! お前、い、行ってこいッ!!」
門番B「せ、先輩はどうするんすか!?」
門番A「ば、馬鹿野郎!時間は俺が稼ぐって言ってんだよ察しろ!!」
門番B「先輩……! 本気で言ってるんすか!!?」
門番A「ったりめぇだろ!! はっ、はやく行けェ!!!」
門番B「……先輩の犠牲ッ、無駄にはしませんッッ!!!」ダダダダダッ
門番A「……へッ、それで良いんだ。 ……お、おい『虐殺卿』!て、テメェの相手はこの俺だ!! ここをぶっ壊したきゃなあ、俺をぶっ倒してから行けやぁ!!!」ブルブル
ベリオル「………」
ベリオル(……何だ、この茶番は)ハァ
門番A「お、おい!攻撃しねえのかよ!? や、やるならはやくやれってんだ!!」ブルブル
ベリオル「……勘違いするでないわ、阿呆め。吾輩がここを訪れた理由はな」
何でしょうか。
安価お願いします。
下1
ベリオル「警戒するでない、魔王に用があるだけよ」
ベリオル(まぁ暇潰しに殺すのだがな)
門番A「は、はァ!? な、なんで急に!?」
ベリオル「貴様らは忘れがちやもしれぬがな、吾輩は貴族ぞ?それも伯爵位。魔王に用があっても不思議ではなかろう」
門番A「う、嘘だ!だったらその剣は何だ!? え、謁見が目的ならそんな物騒なモン持ち込まないだろうが!!」
ベリオル「帯剣など別におかしくなかろうに。寧ろこれは貴族であるからこその特権、それに……」
闇の手「」ヴゥンッ
闇の手「」ヴゥンッ
闇の手「」ヴゥンッ
闇の手「」ヴゥンッ
門番A「ひ、ひぃッ!?」ズザァッ!
ベリオル「吾輩は単体で全てを屠る力を持つ。帯剣程度、吾輩という存在を見る上に於いて────さしたる異も、生まぬと思うが?」
門番A「……い、や。で、でも…………」
ベリオル「………いい加減くどいぞ」
スッ
ベリオル「────死にたいか?」ゾワッ
門番A「…………!!!」
門番Aのメンタルゲージ。
91以上 なんとか立っていられる
90以下 失神
下1
門番A「…………ひッ」
バタンッ
ベリオル「む?」
ゲシッ
門番A「」
ベリオル「なんだ、この程度で気を失うのか」
ベリオル「最近の魔族は軟弱者が多いな」スッ
スタスタスタ
「…………」
「いっ、今……『殺戮王』が、魔王城に入って行ったよな……?」
「………おいおいおいおい」
「まさか………遂に、変わるのか…………?」
「魔王様が……変わる…………?」
ベリオル「クックック……」スタスタ
☆
切ります。
次回、(当たり前ですが)四天王と交戦。
一応選択肢及び可能性にあげといたとはいえ、こんなはやく魔王に挑むとは思っておりませんでした。
もしかしたら死ぬ場合も考えられます。
その際はもう仕方ないものとして考えましょう。
一応相手は魔王なんですから。
おつ
もしだめだってなったら撤退って可能性はありますか?
>>225
基本的にそこら辺はキャラによって変わりますね。
例えば普段のシェルなら危なくなったら即撤退を選びます。
最後の覚悟決めたシェルやベリオルみたいなプライド高いキャラは選ばないです。
まぁそこら辺はキャラの個性として受け入れるしかないでしょう。
朝なのでちょこっとだけやります。
☆
魔王城
…………。
ッゴォン!!
スタスタスタ
ベリオル「ふん……」
魔族兵A「ひっ、ひぃいいいいいいいいいいいいい!!??」
魔族兵B「ベッ、ベリオルだぁあああああああああ!!??」
魔族兵C「にっ、逃げろぉおおおおおおおおおおお!!!!」
ワーーーーーーーーーーーーーーー
ウワアアアアアアアアアアアアアア
ベリオル「これでは兵の意味がないな」ヤレヤレ
ベリオル(まあよいがな。道は拓けた。ならば、後は進むまでよ)
ベリオル「」スタスタスタ
シーーーン
ベリオル「行き易くて実に良いな」
ベリオル(今回に限ってはまず魔王に用がある、という建前があるからな。ここで兵を殺せば、その名分は消え失せる)
ベリオル(ゆえに、何もしないのが至上。……あまりにもたわけた輩でも居れば、即座に殺すがな)
ベリオル「……さて」
ピタッ
重厚な壁「」
ベリオル(そういえば、四天王などと言うのが居たのだったな)
ベリオル(其奴らを各個撃破しながら魔王を目指すか、なるべく戦闘を避けながら魔王に向かうか………)
ベリオル(ここから先は引き返せぬ。如何にするか、確と決めぬとな)
四天王を……
1 我が生は制圧前進その物!全てを殺し尽くしてやろう!
2 吾輩が戦いたいのは魔王だけだ。今は見逃すか
下1
壁ってなんだ、扉です。
眠いのかな。
☆
ベリオル「………」
スッ
シャキンッ
ベリオル「────ふッ」
ズバァッ!!
重厚な扉「」
重厚な扉「」
重厚な扉「」
ズリッ....
ズドォン!
ベリオル「────我が生に、後退は有り得ぬ」
ベリオル「ただあるのは、制圧前進のみ」ニィ
四天王との会敵確率が上がりました。
代わりに、魔王戦での妨害要素が完全に無くなりました。
魔王城 上階廊下
スタスタスタ
ベリオル「………」
ヒュンッ
ベリオル「!」サッ
ッドォン!
「チッ、避けたか……」
ベリオル「……何やら手荒い歓迎ではないか。吾輩は別に戦いに来たのではないのだがな?」
「よく言う。だったらその殺気は何だ」
ベリオル「ハッハッハ、吾輩は強いからな。常にこの程度の殺気が出るのは仕方あるまいて」
「……まぁ良い。どちらにせよ、貴様は以前から危険視されていた。魔王軍に所属しない、魔王様に匹敵する戦力として」
ベリオル「ふむ?」
「故に貴様は、いずれ殺す事が軍議でも決まっていた。そして今が────その『いずれ』になるのだよッ!」ドォッ!
四天王安価です。
一応四天王側が勝つ可能性もあるかもしれないので、名前、年齢、性別、種族、性格や特徴などを書いてって下さい。
下3~5くらいまで。
時間的にだいぶかかりそうなので一旦切ります。
名前:???(名前を与えられてない)
年齢:0(最近生まれたばかり)
性別:無し
種族:ゴースト
性格:ぶっちゃけ魔王とかどうでもいい、本能従ってより強い肉体を求めるだけ
特徴:魔王自らが作りだした生物に憑依する生命体
実体を持たない霊体のみの存在で、憑依されると中身の魂が消滅し取り変わられる
再開です。
ここはソーニアンにします。
ただ、正直ガーディスも良いなと思いました。
ですので、次出てくる二枠のみを安価決定で、内一枠をガーディスに致します。
☆
ソーニアン「やぁッ!!」ヒュンッ ヒュンッ
ベリオル「おっと」サッ サッ
ソーニアン「はぁ!!」ヴゥンッ シュインッ!
ベリオル「効かぬな」ヴゥンッ ギュイイインッ
ソーニアン「………な!」
ベリオル「うん?どうした?」ニヤニヤ
ソーニアン「……なぜ………! そうだ、こいつは確か」
ベリオル「んん?知らなかったのか?吾輩は闇を極めている。故に闇は全く効かぬぞ?」
ソーニアン「……ふん、ならば────風ならどうだッ!!」ヒュンッ ヒュンヒュンッ
ベリオル「ま、そちらも────」スッ
ザシュッ!
ソーニアン「…………」
ソーニアン「……なん、だと」
ベリオル「服が裂ける程度であったな。愛いなあ、実に愛い」クックック
ソーニアン「きッ、貴様………!!」
ベリオル「しかしなあ……この程度が貴様の本気なのか? 正直な、この程度では吾輩を殺す事など叶わぬ夢ぞ?」
ソーニアン「……ふざけるな。そんな訳がないだろうが!」
ベリオル「ほう?言ったな?」
バッ
ソーニアン「………貴様、何の真似だ?」
ベリオル「んんん?見て分からぬか?」
ベリオル「『一撃だけ受けてやる』。そういう事なのだがな?」
ソーニアン「…………」
ブチッ
ソーニアン「────殺す」ギロッ
シャキンッ!!
ベリオル「口を動かすな、体を動かせ」ニヤニヤ
ソーニアンの物理戦闘値コンマ
結果+75
下1
ソーニアンの魔法戦闘値コンマ
結果+75
下2
ソーニアンの魔法戦闘値に……
51以上 +150
50以下 +100
下1
……………。
え?
91以上 実は邪神の仮の体、今ここで邪神が目覚める
90~60 魔王と四天王勢揃い
59~20 四天王全員集合
19以下 ガーディス増援
下1
ギリギリで踏みとどまった………!!
ちなみにソーニアンのステータスは
物理戦闘力+225
魔法戦闘力+150
です。
いや、流石にこれは四天王最強クラスです。
他の方々の値にもよりますが……もしかしたら。
あと一人荒ぶれば……。
☆
「────待て」
ベリオル「む?」
ソーニアン「…………」
ソーニアン「……早いな。流石に、この男が来たとなれば………貴様は、来るか」
「………ああ」
ガーディス「久し振りだな。ベリオル」ギロッ
ベリオル「………」
ベリオル「………?」
ベリオル「………」
ベリオル「………おお!」
ベリオル「おお、おお、思い出したぞ!! 確か吾輩が滅ぼした街の、領主か何かではないか!ハハ、久しいな!!」
ガーディス「………」
ガーディス「ソーニアン」
ソーニアン「なんだ、ガーディス」
ガーディス「こやつは、儂にやらせて貰えぬか」
ソーニアン「………」
ガーディス「儂の境遇は既に聞いておるじゃろう」
ソーニアン「……同族を全て殺され、街を完全に破壊した」
ガーディス「そうじゃ。故に────儂はあの日から、奴を[ピーーー]為、日々の研鑽を行ってきた」
ガーディス「領主として何も為せず、ろくに戦えもせず」
ガーディス「ただ無様に負けたあの日の儂を、常に憎みながら」
ソーニアン「………」
ベリオル「ハッハッハ、一瞬であったな、あの時は。吾輩の昏き闇に、貴様の闇は抗えもせなんだ! ただただ笑うしかなかったな!」
ガーディス「………だが、それも今日で終わりだ」
ガーディス「儂は、儂の生きてきた意味を………ここで、証明したい」
ガーディス「奴を殺し、殺された皆に………報いたい」
ガーディス「ソーニアン。ここは、儂にやらせて貰えぬか」
訂正。
酉外れてたんですね。
☆
ガーディス「ソーニアン」
ソーニアン「なんだ、ガーディス」
ガーディス「こやつは、儂にやらせて貰えぬか」
ソーニアン「………」
ガーディス「儂の境遇は既に聞いておるじゃろう」
ソーニアン「……同族を全て殺され、街を完全に破壊された」
ガーディス「そうじゃ。故に────儂はあの日から、奴を殺す為、日々の研鑽を行ってきた」
ガーディス「領主として何も為せず、ろくに戦えもせず」
ガーディス「ただ無様に負けたあの日の儂を、常に憎みながら」
ソーニアン「………」
ベリオル「ハッハッハ、一瞬であったな、あの時は。吾輩の昏き闇に、貴様の闇は抗えもせなんだ! ただただ笑うしかなかったな!」
ガーディス「………だが、それも今日で終わりだ」
ガーディス「儂は、儂の生きてきた意味を………ここで、証明したい」
ガーディス「奴を殺し、殺された皆に………報いたい」
ガーディス「ソーニアン。ここは、儂にやらせて貰えぬか」
ソーニアン「………無理だな」
ガーディス「……ソーニアン」
ソーニアン「ガーディスよ。公私は分けて考えるべきだ。それも今は非常事態。魔族最強の呼び声も高い奴に単独で挑むなど自殺行為。間接的な魔王様への叛逆ですらある」
ガーディス「………」
ソーニアン「だが」
ガーディス「………?」
ソーニアン「ガーディスよ。私とお前は、何だ?」
ガーディス「……同じ、四天王じゃな」
ソーニアン「そうだ。そして、戦友だ」
ガーディス「………ならば」
ソーニアン「………」ハァ
グッ
ソーニアン「私とお前は、仲間なのだ。……頼れ、と言っているんだよ」
ガーディス「………ソーニアン……」
ベリオル「………よく分からぬが。2人がかりで挑むと?そういう事で良いのか?」
ガーディス「……ソーニアン」
ソーニアン「何だ」
ベリオル(自然に無視しおったな)
ガーディス「止めは、儂にくれ」
ソーニアン「良いだろう」
ガーディス「……感謝する」ニッ
ベリオル「……あー、では始め「はいはいストップー、君達だけズルイよ~」
ベリオル「…………」
ソーニアン「……! お前たち……」
ガーディス「………来たのか」
「あったりまえじゃん、久々の叛逆者でしょ?オレらだって最近暴れ足りないんだからさぁ、餌取んないでよね!」
「私はずっと書類仕事だけしてたいんですけどねー……」
四天王2人安価。
名前、年齢、性別、種族、性格や特徴を書いてってください。
下3~5くらいまで。
名前:ゴールドマン
年齢:50
性別:男
種族:人間
性格:金が全て、魔王に歯向かう奴をぶっ[ピーーー]ために金で雇われたが金を払えば許してくれる
特徴:ネクロマンサー、殺されると殺した相手に取り憑き、肉体を自分の体に再構築する
スピード重視。
ゴールドマン、ウロスタで進めます。
☆
ゴールドマン「ヒヒヒ……多分コイツをブチ殺せば何百何千万って金を貰えんだろ? じゃあオレが出ねえ理由はねえよなあ?」
ウロスタ「早く仕事に戻りたいんですがねぇ……相手がこんな化け物なら、流石に出ない訳にも行かないですよねえ」ハァ
ガーディス「………」
ソーニアン「……ふ。面白くなってきたな」
ベリオル「おお? まさか貴様ら、全員……」
ガーディス「……四天王。総員、集結じゃ」
ゴールドマン「ヒヒ、しかしよぉ。このメンツで戦うのって地味に初じゃねえか?」
ソーニアン「そうだな。……しかし、逆に言えばそれ程の脅威が相手という事だ」
ウロスタ「はぁ………嫌ですねぇ…………」
ガーディス「……ウロスタ殿。辛いのなら、休んで貰っても」
ウロスタ「いえいえ、やりはしますとも。これも仕事には間違いありませんからね…」
ゴールドマン「じゃあウロスタの爺さんの為にもよ、ちょっち本気でやっちまうか!」
ソーニアン「ああ。……前衛は私とガーディスが務める。お前たちは魔法で援護を頼む」
ゴールドマン「ああ? ……まァいいか、俺も手を貸したって事実が残れば良いしな」スッ
ウロスタ「では遠慮なくお言葉に甘えさせて頂きます」スッ
ベリオル「クク、雑魚が集まって何をやろうと意味は無いというに」
ベリオル「ま、良い。全員、一斉に掛かってこい」
ペースも考慮し一部省略。
ガーディス物理戦闘値コンマ
結果+100
下1
ゴールドマン魔法戦闘値コンマ
結果+100
下2
ウロスタデバフ種類
91以上 物理・魔法戦闘値両半減
90~50 魔法戦闘値半減
49以下 物理戦闘値半減
下3
ソーニアンは物理戦闘値+225、魔法戦闘値+150
ガーディスは物理戦闘値+159
ゴールドマンは魔法戦闘値+153
ウロスタのデバフは物理戦闘値に対して
の様ですね。
さて、流石にここまで揃えばかなりベリオルもヤバいです。
特にソーニアンが危険です。
【神威瀟来】を使えるくらいにまで現在地を破壊し尽くすか(5ターン経過程度)、まともに戦うか。
考えどころですね。
☆
ウロスタ「まずは、私からいきましょうか」ヴゥンッ
ベリオル「ん……?」
ガクッ
ベリオル「………なに?」
ソーニアン「今のは……」
ウロスタ「身体能力を大きく下げる呪いです。これで少なくとも、肉弾戦は出来なくなったかと」
ゴールドマン「おー、やるじゃねえか」
ガーディス「感謝する。これで……殺し易くなる」ニヤ
ベリオル「………ふーむ」
ベリオル(……流石に、近接戦闘は危険か?)
物理戦闘(+141)を行うか、魔法戦闘(+297)を行うか、選んで下さい。
また、【雷翼】を発動するかも記載をお願いします。
下1
ベリオル(流石に近接は分が悪いな)
ベリオル(吾輩は自殺志願者ではない。ここは────)
ヴゥンッ
ヴゥンッ
ベリオル「────魔法で、攻める」
ソーニアン「……剣は抜かないのか?」
ベリオル「む?」
ソーニアン「剣を抜く時間くらいはやろう。四天王全員が相手だ、何も出来ぬだろうからな」
ベリオル「剣………ふむ」ス
ベリオル(そういえば、切れ味を確認した程度でスキル自体は確認していなかったな。丁度良い機会か)
ベリオル「そうだな、抜くとしよう」シャキンッ
ゴールドマン「………あ?その剣……」
ウロスタ「……! まさか、天帝剣ハルシオンッ!?」
ガーディス「ハルシオン、だと……!?」
ソーニアン「……魔剣程度で負ける我々ではないが。天帝剣ハルシオンは………」
ゴールドマン「……人間の中じゃあ有名だぜ。天帝剣ハルシオン、その名の通り『天帝』が扱っていた魔剣。そして……」
ガーディス「マイケルを殺した、邪剣………!!」ギリッ
ウロスタ「……あれが、マイケル君を討った………」
ベリオル「ああ、そういえば貴様らに縁のある剣だな。 どうだ、ハルシオンは? 吾輩が持つに相応しい剣だろう?」
ガーディス「………貴様ァ!!」
ソーニアン「抑えろ、ガーディス。 ……憎いのは分かるがな」
ベリオル「先程まで貴様もいきり立っていた癖に良く言うわ、クックック」
ソーニアン「………」
ゴールドマン「うわぁ……ガチクズかよ、コイツ」
ベリオル「クズではない、伯爵だ」
ベリオル(……さて。使用運転と行くか)フォンッ
....バチッ
バチバチバチッ
バチチチチチチチチチチチチッ!!!
ソーニアン「………な」
ウロスタ「………」
ゴールドマン「うお」
ガーディス「………!」
バチッ バチバチバチッ!!
ベリオル「ほう……これが雷翼か」
ヒュウッ
ゴールドマン「あ?消え……」
ソーニアン「上だ!」
ベリオル「ふむふむ、それなりに速いな」
ベリオル(やろうと思えば、雷に並ぶだろうな。速さは予想以上)
ベリオル(そして)チラッ
ソーニアン「マズいな……あれでは、肉弾戦が………」
ウロスタ「………皆さん、すみません。あれでは……」
ゴールドマン「……いや、その分オレが必死こいて魔法撃ちまくれば行けるだろ。そんな悲観的になるなよ、爺さん」
ガーディス「…………」
ニィッ
ソーニアン「……ガーディス?」
ガーディス「……儂は、奴を[ピーーー]為に、あらゆる手段を模索した」
ガーディス「どういう手を用いてでも、どんな状況に陥ろうと、奴を殺せる様に」
ゴールドマン「……何か策でもあんのか?」
ガーディス「ああ────」
チャキッ
ソーニアン「……それは?」
ウロスタ「………これは」
黒い銃「」
ガーディス「銃。それも、当たれば『必ず一定の痛みを与える』代物じゃ」
ゴールドマン「何だこれ?」
ソーニアン「ガーディス、こんなモノ何処で……?」
ガーディス「………」
ガーディス「儂にも、色々ある」
ソーニアン「……まぁ、良い。ともかく」
ガーディス「ああ」
ガーディス「奴を、殺さねば」チャキッ
ベリオル「……? 何だ、アレは」
ベリオル(小さいな。何かしらの魔法補助具か?)
ベリオル「まあ、どうでも良いが」
ベリオル(吾輩を殺せる存在など────存在しないのだからな)ククククク
☆
切ります。
夜やるかもってくらいですね。
で、次本格戦闘です。
再開です。
もしかしたら途中で止まるかもしれません。
なるべく無いように気を付けますが。
☆
ベリオルの【雷翼】発動中。
物理戦闘値無効化。
ただしガーディスのみ除外。
【黒い銃】により固定ダメージ+25。
ベリオル「さて、まずは誰から狙うか」
ベリオル(敵は4人。強さは未知数だが────あのダークエルフ、存外強いのやも知れぬな。ある程度冷静になった途端、明らかにオーラが変わった)
ベリオル(次点であの人間、そしてガーディスと三つ目が同程度)
ベリオル(……奴らを殺していくか。城を破壊しハルシオンに宿るとされる大規模破壊魔法を発動するか)
ベリオル(先に優先事項を決めておくべきだな)
どちらを優先しますか?
四天王と戦う場合、倒したい相手を書いて下さい。
ただ、相手によって攻撃が変わります。
城の破壊を選ぶ場合、5ターンの間攻撃を回避するだけになります。
また5回被弾すれば致命傷を負います。
それらを踏まえた上で、書いて下さい。
下1
ベリオル「うむ、やはり魔法の方が気になるな」
ベリオル(どれ程の威力なのかも知りたい。破壊に徹するか)フォンッ
ヒュウウウウウウウウウウッ
ソーニアン「……? 何をするつもりだ?」
ゴールドマン「あ………?」
ベリオル「これで良いか」コンコンッ
魔王城の柱「」
ベリオル「よし。ふんッ」ドゴォッ
ピキィッ!
ベリオル「ん? ああ、今は筋力が下がっているのだったな。だが」ヒュッ
ドゴォッ
ピキッ ピキピキッ
ウロスタ「な、城が……!」
ガーディス「……城を壊すつもりか! そうはさせんぞ、総員攻撃!!」ドンッ!
ソーニアン・ゴールドマン『応ッ!』ヴゥンッ ヴゥンッ
ヒュンッ
ゴウッ!!
150+153+25(328)-292=36
よってコンマ36以下で被弾。
避けましょう。
下1
これ5ターンなら5回やればいいんでない?
さっき言ってた奴です。
再開します。
☆
ゴウッ!
ベリオル「お?よッ、と」ヒョイッ
ズガァンッ!!
ヒュンヒュンッ
ベリオル「よっ、ほっ」ヒョイヒョイッ
ピシュンッ
ベリオル「ふむ」パシッ
ベリオル「……これで終わりか?」ニヤ
フォンッ
ドガァンッ!
ッゴォン!
ドゴォッ!
ゴールドマン「…………嘘だろ?」
ガーディス「……化け物め、強さは健在か。忌々しい奴じゃ」
ソーニアン「……くっ、諦めるな! 今度は命中させるぞ!」
ベリオル「クックック……ま、精々足掻くが良い」
次も避けましょう。
コンマ36以下で被弾。
下1
>>272
そうですね、時短になりますもんね。
じゃあパパッとやっちゃいますか。
上の奴も含めてやりましょう。
2~5ターンの被弾判定
下1~5
うお速いですね。
じゃあここから3~5ターン計上で。
当然下1~3です。
上の1~5じゃ一個増えてしまいますね……。
………。
急にあの奈落の谷から拾われて。
およそ100年が経ってた事が分かって。
なんかヤバい奴に拾われたらしいことも分かって。
………実際、あの魔族の女の子を殺したり。
こうして魔王の居城に突っ込んでいったり。
俺は、何て奴に拾われたんだ。
ベリオル「クハハハハハハハハハハ!!!遅い遅い遅い遅い遅いッ!!!!」ヒュウウウウウウウウウウッ
………魔法の弾幕を、余裕で避けていく。
しかも、その合間合間に城の柱を壊している。
最初は、シェルの魔法だけでも驚いたモンだが……。
コイツは、シェルの比ではない。
恐らく、前世の俺だって、コイツ程ヤバい奴を見た事がないだろう。
明らかにおかしい。
ゴールドマン「ぐっ、おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ゴウウウウウウウウウウッ!!!!
ソーニアン「はぁああああああああああああああああああ!!!!!」ギュオオオオオオオオオオッッ!!!!
ガーディス「く……何故当たらないッ!!?」ドォンッ!!
……奴らは、あのマイケル並みの連中だ。
マイケルの神炎は、ヤバかった。
あの人数相手に多少ながら優位に戦えたくらいだ。
本領を発揮していたらと思うと、背筋が凍る。
後方で控えてるあの老けたおっさんだって、恐らくは何か凄い力を持ってるんだろう。
………けれど。
それでも。
ベリオル「遅いと言っておろうがッ!!」ヒュオオオオオオオッ!!!
ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!
……………。
ヒュンッ
フォンッ
ベリオル「」ニィッ
…………奴は、何の傷も受けず。
そこで、飛翔していた。
ベリオル「ククク………」
ソーニアン「………な」
ゴールドマン「………反則だろ、おい」
ウロスタ「………なんと」
ガーディス「ベリオォル………!!!」
ベリオル(クク、奴等も多少は消耗している様だな)
ベリオル(ま、消耗しているしていないはどうでもよかったのだがな)
ベリオル「……肝要なのは」
フォンッ
トッ
スタスタ
ベリオル「さて、諸君。吾輩が今、この柱を数発殴れば────恐らく、城の重心は完全に偏り。この城は、倒壊する」
ソーニアン「ぐ………!」
ガーディス「貴様は………!!」
ベリオル「おぉおぉ、そう睨むな。まだ話は終わっておらぬだろうに」
ゴールドマン「……何?」
ウロスタ「………これ以上、何を話すのでしょう」
ベリオル「ククク……決まっている。貴様ら、死にたくはないだろう?」
ベリオル「ならば退け。吾輩が滅すは魔王ただ一人。別に貴様らは殺さずとも良いと思っておる」ニィ
ゴールドマン「なん、だとォ?」
ガーディス「………!」
ベリオル「今言った通りだ。死にたければここに居てもよいがな、そうでなければ見逃してやると言っている」
ウロスタ「………」
ガーディス「………」プルプル
ソーニアン「………」
ベリオル「ん?どうした?吾輩の慈悲の心に打ち震えたか?」
ソーニアン「………貴様は、魔王様を殺しに来た。それで良いのだな?」
ベリオル「ん?ああ」
ベリオル(そういえば自然に滅すと言ってしまったな。まぁよいか)
ソーニアン「そうか。ならばもう良い」チャキッ
ベリオル「む?」
ソーニアン「」ドォッ!
ベリオル「む」サッ
ドゴォン!
ベリオル「………」
ソーニアン「これが私の答えだ。魔王様を殺そうとする輩、生かしてはおけぬ」スッ
ベリオル「………クク。莫迦めが」
チラ
ベリオル「貴様はどうだ?退かぬか?」
ゴールドマン「………んー」
ゴールドマン「お前さぁ。金、幾ら持ってる?」
ベリオル「……金?」
ゴールドマン「そう。金。幾らだ?」
ベリオル「ふむ」ガサゴソ
カチャ
スッ
ベリオル「この程度はあるが。なんだ、金でも欲しいのか?」
ゴールドマン「ひーふーみー……んだよ、大してねえな」
ベリオル「まぁ、吾輩は伯爵位ではあるが、金には頓着せぬからな」
ゴールドマン「おー、そうかそうか」
ゴールドマン「じゃあ死ね」ヴゥンッ ゴウッ!!
ベリオル「!」ヴゥンッ パシッ!
ベリオル「……貴様も莫迦だったか?」
ゴールドマン「バカ?ちげぇな、オレは金の亡者なだけだ。金さえあれば何でも言う事を聞く。金さえあればテメェの言う事だって聞いてやっただろうな」
ゴールドマン「けどよォ、お前には金がねェ訳だ。で、金のねェ奴の言う事なんざ聞いたって意味がねェよな?」
ゴールドマン「じゃ、話は終わりだ。とっとと死んどけ、ザコ」
ベリオル「」ハァ
ベリオル「……で、大体察しはついておるが。貴様は?」
ウロスタ「はぁ……いえ、お気付きになられませんか?」
ベリオル「何をだ」
ウロスタ「呪いは継続中ですよ」
ベリオル「そうであるな。即刻解け」
ウロスタ「嫌ですね」
ベリオル「貴様に訊いた吾輩がバカだった」ハァ
ベリオル「じゃ、一応訊いておくか。ガーディス、貴様は────」
ベリオル「────この茶番、どう思った?」ニヤァッ
ガーディス「…………」
ソーニアン「……茶番?」
ゴールドマン「……何言ってんだ、コイツ?」
ベリオル「貴様の居る前で『これ』をするのは実に愉しいなあ。いやいや、本当に愉しいぞ」
ガーディス「………」
ベリオル「それに貴様も懐かしいだろう?吾輩と貴様の唯一の思い出だもんなあ?」
ガーディス「………」
ベリオル「なぁ、ガーディス………今の茶番、どう思ったのだ?」
ガーディス「………」
ベリオル「あの日、貴様の領民たちは……同じ提案をされて、まんまと乗っかったよなあ?」
ガーディス「………」
ベリオル「実に、実に滑稽だったぞォ? 莫迦正直に騙されて? 吾輩があの程度で去ると本気思っていて? 安心感に支配されて」
ガーディス「………言うな」
ベリオル「────直後、吾輩に皆殺しにされた貴様の領民どもはなぁああああああああああああ!!!!!」
ガーディス「言うなと言っておろうがぁああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」ドォッ!!!
ベリオル「」ニィッ
ドゴォッ!
グ、グ....
グラッ....グラグラグラッ......!!
ソーニアン「!!」
ゴールドマン「…チッ、城が……!!」
ベリオル「クハハハハハハハハ!!! ではな四天王ども、精々生き延びる事だな!!!」フォンッ
ヒュウウウウウウッ!!
ソーニアン「! 待て、ベリオルッ!!」
ゴールドマン「チィッ……逃げるぞ!!このままじゃオレはともかく、テメェらは危ねえ!!」
ウロスタ「……行きましょう、ガーディス君。今は……生きる事が先決です」
ガーディス「ベリオル……ベリオルゥ………」
ガーディス「ベェリオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオルッッッ!!!!!!!!」
四天王負傷判定コンマ
ソーニアン、ガーディス、ゴールドマン、ウロスタの順でコンマ◯◯%負傷
下1~4
数分後 魔王城上空
フォンッ
ベリオル「クックック……派手に壊れているではないか」
半壊した魔王城「」
ベリオル「さァて……奴等は無事、」
ヒュンッ
ベリオル「か………」
ベリオル「………?」
スッ
ツーッ....
ベリオル「………ほうほう」
ベリオル「少なくとも貴様は無事の様だな?ダークエルフ」
ソーニアン「………ぅ、ぐっ……」ボロッ
ソーニアン(何とか一発は、当てたか……!)
ガラッ
ウロスタ「だ、大丈夫ですか!? ゴールドマン君っ!」ズリッ
ゴールドマン「……な、なんとか、な。へへ、悪ィな……当たりどころが、少し、悪かったみたいだぜ……」
ゴールドマン「……が、別に戦えねえってレベルじゃねえ。何とか、援護くらいは……」
ウロスタ「……無理はしないで下さいよ」
ゴールドマン「わァッてる」
ガラッ
ユラッ
ガーディス「………」
ギロッ
ベリオル「クックック……存外皆、無事の様だな」
ベリオル「しかし……」チラ
魔族兵の死骸『』
魔獣の死骸『』
瓦礫の山『』
ベリオル「クク、屍山血河その物よな。死屍累々よ」
ベリオル「さて」
フォンッ
ベリオル「貴様らに問おう。これは先程の様な茶番ではない、本当の確認だ」
ベリオル「貴様ら、継戦意思はあるのだな?」
ソーニアン「当たり、前だ!」
ガーディス「………殺す。貴様だけは………殺すッ」
ゴールドマン「ッたりめェだろ、ボケが。ブチ殺してやんよ」
ウロスタ「……戦闘能力は、ろくに無くとも。呪いだけは、何があっても切らしません」
ベリオル「クク、そうか」
フォンッ
ベリオル「ならば」
ベリオル(望み通り、『戦って』やろう)ニィィ
この戦闘で【神威瀟来】を使いますか?
下1
ベリオル「」ニィィ
スッ
ベリオル「────天帝剣よ」
ベリオル「その真価、見せてみよ」
キュイイイイイイインッッ
ソーニアン「………は?」
ガーディス「………!!!」
ゴールドマン「………ああ、そう言えばそれが有ったなクソが……!!」
ウロスタ「………な」
★
………!
これ、は。
シェルの時と、同じ?
俺の根源を引っ張られる様な、引力の様な何か。
それを、コイツからも感じる。
………。
まさか、コイツは………。
『アレ』を、使うつもりなのか?
あの、全てを屠り去った、破壊の力を……。
………ダメだ。
コイツにだけは、ダメだ。
コイツがあんな力を使えたら、絶対に世界に悪影響が出る。
コイツに関しては、俺の全身全霊を以て止めなければならない。
ベリオル「クク………ク?」
ベリオル「………………」
ベリオル「……………?」
ベリオル「………………」
ベリオル「ああ、あの時の『違和感』か」
ベリオル「邪魔だ、失せろ」キィィィンッ
★
………!!!
あ、あたまが!?
あたまが、くるう……!!?
いたい、いたい……。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!
やめろ、ヤメロ、やめろっ!!!
あたまが、われ、る、ぐ、ぎ、ぎぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!???
ぐ、ぅ、ご、が………ぁ……………あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
ベリオル「ふん……」
ベリオル(これで大人しくなるだろう。この様な矮小な存在が吾輩に楯突くなど、1000年は早いわ)
ベリオル「……まあ、良い」
....ゴロ........
ゴロゴロゴロ....
....ザァーーーーーーーーーー
ベリオル「……おお?」
ベリオル(なんだ、これは……? 雨、か?)
ベリオル(……ああ、大規模破壊魔法の影響か。クク、気象を変えるとはそれなりではないか)
ベリオル(さて、どんな代物が降臨するのやら)スッ
………その日、世界中の空が黒雲に覆われた。
科学的には有り得ない事象だ。
しかし、極限に高められた魔力とその魔剣が、それを無理やり可能にした。
ある国は、それを天災の予兆と記録した。
ある国は、それを恵みの雨としか思わなかった。
ある国は、世界の終わりを幻視した。
その事象は、大河を大きく荒ぶらせた。
その事象は、荒地を即座に濡れさせた。
その事象は、多くの場所で津波を引き起こした。
……総括すると。
その日、ベリオルが放った魔法は。
全世界に、影響を及ぼしてしまった。
バチッ
バチバチバチッ
バチバチバチバチバチバチッ
バチィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッッッ!!!!
ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!
ベリオル「………」
ベリオル「素晴らしい」
ベリオル「これぞ。これぞ、吾輩が求めた、破壊の権化」
黒い雷神『──────』
ベリオル「────『力』だ」
☆
切ります。
次回、四天王戦終えて魔王戦入ります。
あと魔王様は今魔王城にはいません。
もう跡地ですが。
ぼちぼちやってきます。
あと前回の判定地味に292にしちゃってたの、今気づきました。
ただあんまり関係ないんで当然再判定なんて面倒な事はしません。
まぁでもこういうミス見つけたらズバズバ言っちゃって下さいね。
☆
バチバチバチッッ....
黒い雷神『──────』
ベリオル「ククク……ハッハッハッハッハ!!!良い、実に良いぞ!!吾輩にも劣らぬ存在だ!!!」
ベリオル「吾輩も運が良い! 苦労してハルシオンを手に入れた甲斐があったものよ!!」
ベリオル「貴様とならば────世界の全てを、破壊し尽くせる気もするぞ」ニィ
黒い雷神『──────』
ソーニアン「く……発動してしまったか……!」
ゴールドマン「……噂には、聞いていたがよ。あんな化け物……どうやって、倒すんだよ………?」
ウロスタ「……倒す、というよりも、逃げた方が賢明かもしれません。アレばかりは、どうにも………」
ガーディス「………」
ユラッ
ズリッ ズリッ
ベリオル「ん?なんだ貴様ら、まだおったのか」
ソーニアン「……くっ」
ゴールドマン「……どうする?爺さんの言う通り退くか?」
ウロスタ「死んでは元も子もありません。悔しいでしょうが、ここはどうにか生き延びて、復讐の機会を図るべきかと」
ソーニアン「……仕方ない、退くぞ!」
ベリオル「んん?逃げるのか、四天王ともあろうものが?」
ソーニアン「逃亡ではない!いずれ我々は貴様を討ちに再び現れるッ!これは、その為の戦略的撤退だッ!!」
ベリオル「ほう、そうか」
ベリオル「では、その『いずれ』が一生来ないとしたら……どうなる?」
ゴールドマン「……あァ?」
ウロスタ「……うッ!?」ガクッ
ドサッ
ソーニアン「!! ウロスタッ!!?」
ウロスタ「ぐ、ぅ………!??」グググ
ゴールドマン「……テメェ、何しやがった!」
ベリオル「クク、じきに貴様も分かるだろうよ」
ゴールドマン「何言って……!」ガクッ
ゴールドマン「……あ?」
ドチャッ
ゴールドマン「……ぐ、ぐぐぐ……!? なんで、体……!!」グググ
ソーニアン「……ベリオルッ、貴様! これはどう言う事だッ!!?」
ベリオル「聞かれて素直に答える莫迦など居らぬわ。とはいえ……ほれ、貴様も『成ってくる』ぞ?」
ソーニアン「………くッ!」
ソーニアン(何が、起こっている……!? ウロスタやゴールドマンが、負傷しているとはいえこうもあっさり倒れ伏すなど………!!)
ググッ
ソーニアン「………は?」
謎の間(5時間)ですが深く考えない様にしましょう。
☆
ドチャッ!!
ソーニアン「ぁ………がッ」
グググ
ソーニアン(こ、これは……何が、起きている……!?)
ベリオル「クハハハハハハハハハハ!!!!素晴らしい、素晴らしいなこれは!!!」
ベリオル「分かるか?貴様らは今な、吾輩の力で倒れているのではない!!」
ゴールドマン「んだと……!?」
ウロスタ「どういう、事です……!?」
ベリオル「ククク……見えぬか?あの絶対なる力が」
黒い雷神『──────』
ソーニアン「……どういう、事だ!?」
ベリオル「ククク、莫迦の様に同じ事を吐くでない。……ま、良い。種明かしをしてやろう」
ベリオル「貴様ら、体が重いのだろう? ろくに動かせないのだろう?」
ベリオル「なぜ動かせないと思う? 先程まである程度負傷していようが、動かせてはいたのに」
ベリオル「……クク、理由は単純だ」
クルッ
黒い雷神『──────』
ベリオル「どうやらこの天帝剣、世にも珍しい『重力属性』の様だからな。恐らく本来の魔法に加え、長い時を経て新たなる性質を獲得してしまったのだろう」
ベリオル「つまり以前は……風雷属性か何かだったのではないか、と言えるな。ククク」
ソーニアン「………! だから……」
ゴールドマン「ぐ……どうすれば………」
ベリオル「さて、講義も済んだところで」フォンッ
ウロスタ「………な、まさか」
ベリオル「そのまさかだ。現在、我々はどういう関係にある?」
ソーニアン「………き、貴様……騎士道の、カケラすら……ないのか………!!」
ベリオル「無いな。という事で」
黒い雷神『──────』
ベリオル「────戦闘を、再開しようではないか」ニヤァ
戦闘を再開します。
ベリオル「さて……」
ベリオル(……この魔法存在、存外長くは保っておられんな。ある程度時間を置けばまた使えるのだろうが)
ベリオル(精々が……一使用毎に3~5分と言ったところか。ま、十分ではあるのだがな)
ベリオル(で)
ソーニアン「ぐ……っ………」
ゴールドマン「ち、畜生………」
ウロスタ「………く………」
ベリオル(満身創痍の四天王が3人。恐らく大した反撃もなく潰せ……)
ベリオル「…………」
ベリオル「……ガーディスが、消えた?」
ベリオル「…………」
ベリオル「……まぁ、良い。後で引き摺り出して殺せば良かろう。ともかく今は……」
ベリオル「奴らを潰す事が先決よ」スッ
誰を攻撃しますか?
反撃、回避判定無し。
『確実に殺せます』。
下1
ソーニアン「………」
ヒュウッ
ストッ
ベリオル「ククク……」
ソーニアン「………」
ベリオル「満足に動けず、地に這うその姿。実に滑稽よな、ダークエルフよ」
ソーニアン「………ベリオル」
ベリオル「んん?何だ、ダークエルフ」
ソーニアン「………」
ソーニアン「私は、魔王様の強さをよく知っている」
ベリオル「で?」
ソーニアン「あの方は、本物の魔王だ。この世界を統治するに値する、絶対の覇者」
ソーニアン「何人たりとも侵せない。誰が何をしようと倒せない」
ソーニアン「あの方は、それだけの生物なんだよ」
ベリオル「……だから?」
ソーニアン「………ベリオル」
ソーニアン「貴様、負けるぞ?」ニヤッ
ベリオル「うむ、死ね」スッ
黒い雷神『──────』スッ
ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!
プスプスプスプス....
何かの影『』
ベリオル「死んだか」
ベリオル「ダークエルフ程度が粋がるからああなるのだ」
ベリオル「……次は」クルッ
誰を攻撃しますか?
下1
スタスタスタ
ウロスタ「………」
ピタ
ベリオル「どうだ、重力領域の心地は?」
ウロスタ「最低ですね。二度と味わいたくない」
ベリオル「クク、それは良かったな。本当に二度と味わえなくなるのだからな」
ウロスタ「………ソーニアンの様に、殺すのですか?」
ベリオル「当然だ。吾輩の行動原理は殺戮と破壊に集約される。今貴様らを殺さぬ訳があるまいて」
ウロスタ「………」
ウロスタ「貴方は」
ベリオル「んん?」
ウロスタ「何故、そうなってしまったのですか?」
ベリオル「………」
ウロスタ「少なくとも100年前、貴方の悪名を聞く事など全くありませんでした」
ウロスタ「そして、貴方が『虐殺卿』、『殺戮王』などと言われ始めたのは、6、70年前の事」
ウロスタ「つまり、貴方は先天的にこうだった訳ではないのでしょう。恐らく、『何か』があ────」
ベリオル「黙れ」スッ
ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!
ソーニアン『貴様、負けるぞ?』ニヤァ
ウロスタ『つまり、貴方は先天的にこうだった訳ではないのでしょう。恐らく、『何か』があ────』
ベリオル「………」
ベリオル「不愉快だ」
ベリオル「実に不愉快だ」
ベリオル「死に体の癖に、最後の最後で吾輩の機嫌を損なわせるか」
ベリオル「………」
ベリオル「貴様はどうなのだろうな、人間」
ベリオル「少しでも有益な話が出来れば良いがな」クルッ
ゴールドマン「………ヘっ」
ゴールドマン「言っとくが、オレは寿命か自殺以外じゃ死なねえよ?ネクロマンサーだからな」
ベリオル「ほう?」
ゴールドマン「要するに無駄、ってこッた。あの雷の槌を喰らわせようが、まァ~~~ったく意味がねェ」
ベリオル「そうか」
スッ
ベリオル「ま、一応はやるがな」
ゴールドマン「……だから、意味ねェって。無駄なんだよ」
ベリオル「やらねば分からぬはないか」ニヤニヤ
ゴールドマン「………」
ベリオル「………」
ゴールドマン「………」
ベリオル「………」
ゴールドマン「………あー」
ゴールドマン「すまん、見逃してくんね?」
ベリオル「クク、出来ん相談だ」スッ
ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!
ベリオル「……ま、最後はマシであったな」
ベリオル(良くもまああんな人間が魔王軍の四天王になれたものだと思うが)
ベリオル「ま、良い」
ベリオル(吾輩は、魔王城の瓦礫の山の上で座っていれば良い)
ベリオル(そうすれば、いずれ魔王が────)
ゾクッ
ベリオル「────?」
ベリオル(……なんだ、この気配は?)
ベリオル(……いや、吾輩も一度感じた事があった筈だ。これは、確か………)
ベリオル「────魔剣の遣い手の、オーラ」
「その通りじゃ。良くも奴らを殺してくれたな、ベリオル」
ベリオル「………」
ベリオル「……数十年前、吾輩は魔剣の遣い手に出逢ったが」
ベリオル「正直、実力自体は大した事がなかった」
ベリオル「故に一撃で終わらせ、剣も破壊した」
ベリオル「………が、それでも。魔剣を持つ者は、多くの凡夫が超えられない領域に至っている」
ベリオル「────魔王城の宝物庫跡辺りで見つけたのか? ソレは」
ガーディス「………」
ベリオル「……クク、まぁどちらでも良いがな。生半可な魔剣であれば、吾輩に傷つける事すら不可能ぞ」
ベリオル「さァガーディス、その魔剣………上等な物なのだろうな」
ガーディス「………」
ガーディスの持つ魔剣の属性は……
91以上 冥天(闇+火+水)
90~50 氷獄(闇+水)
49以下 炎獄(闇+火)
下1
質は……
99以上 ハルシオン並み
98~60 ベリオルに傷は付けられる
59以下 技量によっては……
下2
高い方がいいのかな
>>326
これ自分が読者だった場合も思うんで書いときますね。
あらゆるコンマ表は基本的にその当人に都合がいい物に対応します。
この場合ガーディスに都合が良いです。
ガーディス「………安心しろ。確り良質な剣を持ってきた」
チャキッ
....ヒョオオオオオオオオオオオッ
ベリオル「ほう……氷獄か。複合属性ならば及第点やもしれんな」
ガーディス「……儂は、貴様を殺す為ならあらゆる手段を厭わん。それこそ、この身を滅してでも────貴様を、殺す」
ベリオル「……クク。クックック。そうか」チャキッ
ガーディス「」チャキッ
ベリオル「────来い。引導を渡してやろう」
ガーディス「それはこちらの台詞だ……ベリオルッ!!!」シュドォオオオオオオオオオッ!!!!
ガーディスのスキル発動。
【ミラー・ダイヤモンド・ダスト】。
戦闘中、命中率が半減。
ベリオルの狂獄魔法弾!
魔法戦闘力+297→149(命中率分、威力は変わらず)の為確定命中判定無し
コンマ49以下で命中。
下1
ガーディスの決死の特攻!
物理戦闘力+159
コンマ59以下で命中。
下2
ベリオル「おお?」
スーーーーーーーーー....
ベリオル(霧……?否、氷霧………)
ベリオル(……視界がだいぶ悪くなったな)
キョロキョロ
ベリオル「………ま」
ガギィンッ!!
ガーディス「………!」
ベリオル「位置探知程度は、余裕なのだがな」ニィ
ガーディス「……く!」
シュッ
ベリオル「んん?退くのか」
ベリオル(……悪い作戦ではないな。吾輩も、こう視界が悪いとこちらから攻撃に転じる事は簡単ではない)
ベリオル(とはいえ、当たりさえすれば一、二撃で致命傷まで持っていけるだろうがな)ニィ
互いにノーダメージ。
ベリオルの狂獄魔法弾!
コンマ49以下で命中。
下1
ガーディスの決死の特攻!
コンマ59以下で命中。
下2
…………………。
ベリオル(………見極めろ)
ベリオル(見極めるのだ、機を)
ベリオル(奴は吾輩の隙を狙っている)
ベリオル(であれば必然、視界の外から攻撃をしてくるであろう)
ベリオル(ならば………)
…………………。
…………………。
…………………。
………………ヒュッ
ベリオル「そこォッッ!!!!!!」ドォオッ!!!
ガーディス「ッ!!?」
ガーディスダメージ判定。
71以上 致命傷、戦闘継続不能
70以下 致命傷、戦闘継続可能
下1
ッドォン!!
ガーディス「ぐ、ごぉっ!!?」
ドサァッ!
ベリオル「ククク……哀れよなァ? 魔剣を用いてでも吾輩を倒すには至らぬのだからなァ」
ガーディス「ぐ……ウ、ぅッ…………」
ベリオル「で、どうする?まだやるか?結果は分かりきっているが」
ガーディス「…………」
ヴゥンッ
ベリオル「……ん?」
ガーディス「……自爆、魔法を……発動した………」
ベリオル「………は?」
ガーディス「もう逃げられはせん……儂の、全魔力を賭けたからな……!!」
ベリオル「………」
ニィッ
ガーディス「………?」
ベリオル「莫迦め。吾輩にはな……」....バチッ
バチバチバチッ
ベリオル「この雷翼があるのだよッ!! 故に雷速で飛翔すれば、貴様の自爆魔法等無意────」
「拘束魔法、発動」
キュインッ!
ベリオル「………」
ベリオル「……貴様」
ゴールドマン「……へへ。言ったろ?オレは死なねえ、ってな」
ベリオル「………嘘ではなかったのか」
ガーディス「……ゴールドマン………!」
ゴールドマン「ヒッヒ、おっさん。アンタだけ死なせる訳にゃあいかねェだろうよ」
ゴールドマン「ここまでやったんだ、コイツだけは絶対に殺さねえと……アイツらが死んだ、意味がねェ」
ベリオル「………面倒な。だが、この程度の拘束……」グイッ
ベリオル「………?」グイッ グイッ
ゴールドマン「バーカ。そいつにゃァオレの全魔力が籠もってる。それこそ、今後蘇生が出来るか分かんねーくれェにな」
ベリオル「……金の亡者ではなかったのか?」
ゴールドマン「テメェは個人的にムカついてんだよ。テメェを殺せるなら、オレは別に構わねえぜ」
ベリオル「…………莫迦が」
ガーディス「……全ては決した。貴様はここで死ぬのだ、ベリオルッ!」
ベリオル「………ハッ。ふざけるな、吾輩は死なぬ」
ベリオル(………この様な場所で、死んで溜まるか!)キィイイイイインッ!!!!
障壁『』キィィィンッ
ベリオルダメージ判定。
81以上 無傷(被弾判定0相当)
80~20 多少傷付く(被弾判定2相当)
19以下 戦闘は継続出来るが、致命傷(被弾判定4相当)
下1
ここの主人公ってなんでこんな運良いんでしょうね。
☆
ベリオル「はぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
障壁『』
障壁『』
障壁『』
障壁『』
障壁『』
ガーディス「な……!?」
ゴールドマン「うっそだろ、おい……!?」
ベリオル「……っぐ、ク、ククク………流石に、疲れはしたが」
ベリオル「────全ては、決したな」ニヤァ
ガーディス「ベリオル……き、きッ………」
ガーディス「貴様ァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」
ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!
....シュウウウウウウウウウウウウウウウウウウ
…………………。
....ヴゥンッ
ヴゥンッ ヴゥンッ ヴゥンッ ヴゥンッ
ベリオル「────吾輩の、勝利だ」
ベリオル(これで吾輩は、魔族最強格たる四天王を全員打倒した事になる)
ベリオル「………ククク」
ベリオル「ククククク」
ベリオル「クハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」
ベリオル「素晴らしい、素晴らしいッ!! 世界崩壊の序曲が、吾輩を中心に鳴り響いているッ!!!」
ベリオル「これ程愉快な事が他にあるかッ!?えッ!?クハッ、およそ無いだろうなァ!!」
ベリオル「クク、ククククク! あァ爽快だ! 久し振りに心の底からここまで笑った!」
ベリオル「────後は」
クルッ
ベリオル(魔王と戦うのみ)ニィィ
☆
魔王安価です。
名前、年齢、性別、種族、性格や特徴を書いてって下さい。
今回は属性もお願いします。
下3~5くらいまで
レオンに致します。
ただ、他のキャラも作中設定に取り入れます。
☆
どこかの国 砦
ワーワー
ギャーギャー
兵士A「うおおおおおおおおおおお!!!」
魔獣「ギャオオオオオオオオオオッッ!!!!」
兵士B「でりゃああああああああああ!!!!」
魔族兵「どらぁあああああああああああ!!!!」
本陣
近衛魔族兵「……拮抗状態ですね」
レオン「ああ」
近衛魔族兵「兵を退かせましょうか?」
レオン「それが望ましいな。消耗はさせたくないからな」
近衛魔族兵「了解しました。それでは……」ポツッ
近衛魔族兵「……? 雨?」
ポツッ ポツッ ポツポツッ
....ザーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ
ゴロッ....ゴロゴロゴロ......
レオン「……雷雨か。相手国も退いてくれれば良いが」
魔族近衛兵「退くでしょうね、流石に……というか」
黒雲『』
魔族近衛兵「………何だか、不気味な空ですね」
レオン「……ああ。いつもの雷雲より、どす黒いな」
レオン「…………」
レオン(ソーニアン達は、無事だろうか)
レオン(数ヶ月程とはいえ、離れると心配にもなる)
レオン(…………)
レオン「近衛兵」
魔族近衛兵「は、なんでしょう」
レオン「ここは私が引き継ぐ。戦いは今日で終わりだ」
魔族近衛兵「……! 真ですか?」
レオン「ああ。早急に退却命令を出してくれ」
魔族近衛兵「了解です!」
兵士C「あ、あれ……?」
兵士D「ま、魔王軍が……」
兵士E「ひ、退いていく……?」
兵士F「ま、まさか………」
兵士G「俺たち……勝ったのか………?」
兵士H「お、おおお、おおおおおお」
兵士たち『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!!!』
丘の上
レオン「………」
レオン「すまない、人間」
レオン(魔族国家の繁栄の為────犠牲になってくれ)キュイイイイインッ
スッ
レオンの使う大規模破壊魔法は、兵士をコンマ◯◯%殺します。
(最低保証30%)
下1
兵士A「ハ、ハハハッ、ハハハハハハハハハハハッッ!!!」
兵士G「っしゃあ今日はたらふく飯食うぞォ!!」
兵士H「酒代はお前持ちな!」
兵士C「おま、クズ野郎か………よ………………?」
兵士C「…………」
兵士D「おっ?どうした?」
兵士E「今日の夜どの女選ぶか決めてんじゃね?」
兵士B「つかどこ見てんだよお…………ま………………」
兵士B「…………えっ?」
レオン「散れ」スッ
ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!
…………………………。
…………………。
…………。
帰路
パカラッ パカラッ
魔族近衛兵「お疲れ様で御座います、魔王様」
レオン「ああ」
魔族近衛兵「この後は、どうするおつもりで?」
レオン「……偶には、休暇でもとろうかと考えている」
魔族近衛兵「………えっ?」
レオン「……なんだ。何かおかしいか?」
魔族近衛兵「あ、いえ……」
魔族近衛兵(いや、ウロスタ様と比肩するくらいのワーカホリックがこんな事言うとは思わないだろう……)
レオン「………」
レオン(……久し振りに、食事でもするか。ソーニアンたちと)
パカラッ パカラッ
魔族兵「でっ、伝れぇええええええええええええええええええいッッ!!!!」
レオン「む……?」
魔族兵「ッハ、ァ、ハァ、ハァ」
魔族近衛兵「……何があった?」
魔族兵「あ、あ、ま、魔王城が、あ」
魔族近衛兵「……落ち着いて話せ!魔王城に何かあったのか!?」
魔族兵「は、はいッ、ま、魔王城と……じょ、城下町がッ」
魔族兵「『虐殺卿』、ベリオルによってッ、完全に破壊されましたッッ!!!!」
魔族近衛兵「………は?」
レオン「…………」
レオン「……それは。真なのか?」
魔族兵「ほ、本当ですッ!そ、それに……生存者も………」
魔族兵「………城内にいた者は全員、城外の者たちは8割がた……」
魔族近衛兵「……四天王の皆様方はどうなっている! まさか、彼ら程の実力者が遅れを取る筈はないだろう!」
魔族兵「………そ、それは……」
レオン「…………正直に話せ。四天王たちはどうなった?」
魔族兵「………」
魔族兵「……ソーニアン様、ガーディス様、ゴールドマン様、ウロスタ様。全員、ベリオルと戦い…………」
魔族兵「……戦死、なされました…………」
レオン「…………」
レオン「………近衛兵」
魔族近衛兵「………は」
レオン「この軍団の指揮権を、一時的に譲渡する」
魔族近衛兵「………魔王様、まさか」
レオン「私は、行かねばならない。彼の暴虐を、打ち砕く為に」
魔族近衛兵「…………」
魔族兵「…………」
レオン「頼んだぞ」
クルッ
ヴゥンッ
シュンッ
魔王城跡地
ベリオル(過去、様々な魔王がこの城を居城としてきた)
ベリオル(ある魔王は、吸血鬼の祖であった)
ベリオル(ある魔王は、天より堕ちし叛逆者であった)
ベリオル(ある魔王は、史上最強のゴブリンであった)
ベリオル(ある魔王は、この世全ての悪意の集合体であった)
ベリオル「そうして、様々な歴史が紡がれてきた」
ベリオル「人々に畏怖され恐怖される絶対者────魔王の、居城として」
ヴゥンッ
ベリオル「さァて……そんな場所が、粉々に破壊され。完全に打ち砕かれ。挙句は臣下も殆ど殺され」
ベリオル「────今どんな気持ちなのだろうなァ? 魔王、レオンよ」
レオン「………」
ベリオル「どうだ魔王、素晴らしいサプライズだろう?周りを見てみよ」
魔族の死骸『』
魔獣の死骸『』
瓦礫の山『』
ベリオル「面白いだろう?面白い程に死んでいるだろう?クハッ、思わず笑ってしまうなァ!!」
レオン「………ベリオル卿。お前に一つ、問いたい」
ベリオル「んん?何だ魔王、吾輩はすぐにでも戦いたいのだが」
レオン「ソーニアンは……ガーディスは、ゴールドマンは、ウロスタは」
レオン「彼らの死体は………何処だ?」
ベリオル「……はァ? そんなもの、吾輩のハルシオンで全て灼き尽くしてしまったが」
レオン「………そう、か」
レオン「………………」
レオン「…………すまない、皆の者。私が、遠征などに行かなければ……」
ベリオル「クク、魔王とあろう者が感傷か?実に下らんな」
レオン「…………皆の者。悔しかっただろう。悲しかっただろう。……辛かっただろう」
レオン「分かっている。全て、分かっている。だから────」
レオン「────私に全てを、託してくれ」キュイイイイインッ!!!
ベリオル「……クックック。流石は魔王、高純度の魔力を持つ。だが」
ベリオル「────吾輩よりは、脆弱だ」ニヤァッ!!
戦闘開始です。
次レスで互いのステータス載せます。
それを確認した上で、コマンドを決めて下さい。
☆遣い手ステータス
『世界最強の叛逆者』
名前:ベリオル
年齢:199
属性:闇+闇+闇=狂獄
物理戦闘力:282
魔法戦闘力:297
※成長補正+10
完全なる外道にして、純粋な悪。
殺戮を自身の存在理由とし、混沌に生きる歩く狂気。
どうやってなったかは不明だが、伯爵位を持つ。
☆魔剣ステータス
名前:天帝剣ハルシオン
特徴:刀身に翼の様な刻印が施された、銀色の剣。
属性:風+水+土=重力
スキル:【雷翼】
属性:風雷(風+水)
迸る雷の翼を創り、雷速で空を駆ける。
一応速度は調整可能。
戦闘では相手の物理戦闘値を無効化。
スキル:【神威瀟来・黒天】
属性:重力(風+水+土)
戦場に於いてのみ発動可能。
黒き雷の化身が召喚され、その化身の持つ槌(ハンマー)が振り下ろされると同時に、濁流の様な黒い雷の壁が瀑布の様に天より流れ落ちる。
また化身の周りでは広範囲の重力領域が展開され、敵味方関係無しに全てを押し潰していく。
戦闘では魔法戦闘値を120倍にした状態で計算、3ターン分の確定命中、一部のスキルを貫通。
まずベリオル。
☆敵対者ステータス
『人類種の天敵、魔王』
名前:レオン・ファン・シュヴァルツヴァルト
年齢:210
属性:闇+光+火=皇焔
物理戦闘力:?
魔法戦闘力:?
常に冷静沈着で、何事にも動じない『王』。
聡明で為政者としての面も非常に優秀、近年稀に見る魔王である。
人間とは仕方なく戦争を行なっているが、飽くまで魔族の繁栄の為。
「弱肉強食」の世を認める為、滅多な事では干渉しないが限度がある。
☆使用可能な魔法・技術
スキル:【魔王の躯】
属性:闇
あらゆる生物を凌駕する、生まれながらの王の肉体。
戦闘では、あらゆる判定に+50。
スキル:【我は太陽、天昇る者(ライジング・サン)】
属性:皇焔(闇+光+炎)
彼の者、半世界を敵に回す者。
されど、半世界を照らす者。
半世界、彼の焔を、『太陽』と見たり。
戦闘では、1~3ターン、ランダムで『確定勝利』が可能。
レオンです。
多分後者のスキルの結果によって大分変わると思います。
物理、魔法戦闘値決めてなかったんで決めましょう。
物理戦闘値
結果+125
下1
魔法戦闘値
結果+125
下2
そっすね。
なんかもう言ってる本人さえ出してるの見ると「そっか」って感じですもんね。
☆
レオンさんの魔力戦闘値は+222のようですが、物理戦闘値は……
91以上 まさかの+200
90~60 150
59以下 125
下1
☆敵対者ステータス
『人類種の天敵、魔王』
名前:レオン・ファン・シュヴァルツヴァルト
年齢:210
属性:闇+光+火=皇焔
物理戦闘力:250
魔法戦闘力:222
常に冷静沈着で、何事にも動じない『王』。
聡明で為政者としての面も非常に優秀、近年稀に見る魔王である。
人間とは仕方なく戦争を行なっているが、飽くまで魔族の繁栄の為。
「弱肉強食」の世を認める為、滅多な事では干渉しないが限度がある。
☆使用可能な魔法・技術
スキル:【魔王の躯】
属性:闇
あらゆる生物を凌駕する、生まれながらの王の肉体。
戦闘では、あらゆる判定に+50。
スキル:【我は太陽、天昇る者(ライジング・サン)】
属性:皇焔(闇+光+炎)
彼の者、半世界を敵に回す者。
されど、半世界を照らす者。
半世界、彼の焔を、『太陽』と見たり。
戦闘では、1~3ターン、ランダムで『確定勝利』が可能。
☆
セーフ!
セーフ?
まぁどっちでもいいでしょう。
もうここまで来ると神威瀟来・黒天(地味に進化してる)とライジング・サンが全てを決める訳ですからね。
取り敢えず最後にライジング・サンのターン数を決めましょう。
さて、何ターン確定勝利の暴力がベリオルを襲うのか。
でこれ決めたら一旦休憩します。
81以上 1
80~30 2
29以下 3
下1
頭おかしい
大体1時間経ったし始めますか。
でもこれどう処理しよう……。
流石に魔王なんだから1ターンくらいは輝かせてあげたいですし……。
これで瞬殺しちゃったら四天王より弱くなっちゃうじゃないですか。
うーん……。
取り敢えずこんなもんになるんですかねえ。
91以上 ???
90~50 戦闘中、スキル獲得確定。
49以下 戦闘中、スキル獲得チャンス。
一応、魔王殺してからも覇道続きますからね。
神とかその辺と戦う時のために残しておきたかったんですけど……。
出ちゃったもんはしょうがないです。
もうこれで行きましょう。
下1
んしえふぉd8djsksぱうwsgd8wjすしwhしdhdkwwhし!!!!!!
ぁんでぇ!!!???
50以上 コンマ神「展開安価で決めて良いよ」
49以下 ベリオル、覚醒。
下1
邪神降臨
なんかベリオルの狂信者が生える
歴代魔王復活、戦闘中満身創痍になったレオンに味方しベリオルを倒す
べリオルがスキルぶっ放し
魔王あんまり効いてない
魔王反撃をべリオル耐える+新スキルで反撃
魔王も耐えて終わらせる一撃
べリオル覚醒からのもう一つスキル習得で勝利
突如魔剣がベリオルに逆らいレオンの方につく
揃いましたね。
ではこれもコンマで決めましょう。
元々コンマ神の下さった機会ですからね。
決める時もコンマです。
81以上 >>385
80~60 >>386
59~40 >>387
39~20 >>388
19以下 >>389
下1
……進めます。
☆
────う。
眩しい……。
この、光は……。
太陽の、光?
………。
ここに居るのは、ベリオルの野郎と……銀髪の、偉丈夫。
誰だ、あいつ………。
……………。
あいつが誰なのかは、分からない。
ただ、なんというか……そう、優しい気持ち。
それが、あいつから感じられる。
………これ、シェルの時と同じだ。
ベリオルの時の様な、あの引力とはまた別の。
ポカポカする様な、快い感覚。
それが、あいつの魔力に存在している。
………。
………?
なんだ、この『線』?
………あいつが、出してるのか?
……………。
取り敢えず、掴んでみるか。
レオン「………?」
ベリオル「んん?どうした、魔王」
レオン「……ベリオル卿………?」
ベリオル「は?」
レオン「…違うのか?では、この魔力源は」
ベリオル「……何を言っているのかさっぱりであるが。戦うのではないのか、吾輩と」
レオン(………)
レオン(……! まさか)
レオン(あの魔剣から、魔力干渉が起きている?)
ベリオル「魔王、貴様先からどうした? 何だ、この魔剣が気になるのか?」
レオン「………」
ベリオル「クク、まあ気にならない訳がないな。吾輩はこの魔剣で貴様の直属の部下を全員殺し、挙句『天帝』も殺している。それに────」
ベリオル「────貴様もこれに斬られる運命なのだからなァ」ニィィ
レオン「………」
………この線、幾つもあるな。
色も赤いからかなり目立つ。
いや、赤というかオレンジか?
まぁ、どっちでも良い。
ともかく進もう。
これを手繰って、とにかく前へ。
★
レオン「………」
レオン(感じる……あの剣の中に在る何かが、私の方へ近づいて来るのを)
レオン(何だ、これは?魔力生命体?霊体か?)
レオン(……どちらかと言えば後者。そして……)
★
……なんだ、これ。
さっきの線が、一塊の何かになっている。
毛糸玉みたいな感じだ。
………これどうすれば良いんだ?
なんとなくここまで来てしまったが、俺が何をすべきかよく分からない。
少なくとも、あの銀髪の男にとって、重要そうな所に来たっぽい感じはあるが。
というか、触っても良いのだろうか。これ。
無駄に触り心地は良さそうだが。
……………。
良いよな?触っちゃえ。
ジュウウウウウ
ベリオル「ん?」チラ
ベリオル「ふむ」
ベリオル「ん?」チラ
ベリオル「ふむ」
ベリオル「………んッ!?」
ベリオルの手「」ジュウウウウウ
ベリオル「ぐッ、おおッ!!?」バッ
ハルシオン「」ガチャンッ
レオン「……!」
レオン「今の、感覚は……」
レオン「」チラ
ハルシオン「」
レオン「………もしや」
ベリオル「な………どういう、事だ……?」
レオン「………」
スタスタスタ
ベリオル「……何をしている?それは吾輩の剣だ、貴様が遣おうと真価は発揮出来な」
レオン「」カチャ
キィィィンッ
レオン「………」
レオン「そうか。お前は、ベリオル卿と同じではないのだな」
レオン「ならば、一つ頼みたい」
レオン「────私と共に、彼の大敵を、倒してくれ」
キィィィィィィィィィィィンッッ!!!!
ベリオル「………な、に?」
さすがにルート調整でオリ要素入れます。
☆
ベリオル「………莫迦な」
レオン「ベリオル卿」
ベリオル「莫迦な……莫迦な莫迦な莫迦なッ!何故貴様がそれに認められるッ!?」
レオン「お前は、あまりにも殺し過ぎた」
ベリオル「ふざけるなッ!それは貴様の部下、ソーニアンを、ガーディスを、ゴールドマンを、ウロスタを、マイケルを!!魔族を、魔獣を、全てをッ!!破壊し尽くした邪剣であるぞッ!?」
レオン「……若くして貴族になり。その強大な力で、広大な領地を統括していたお前は」
ベリオル「………!」
レオン「ある日とある人間に……妻と子、領民を殺害された」
レオン「そこから生まれたのがお前の破壊衝動。全てを壊し尽くす為の、行動原理」
レオン「そして────現実から逃げたいが為の、人格改変」
ベリオル「………」
レオン「以前、調べた。個人的にお前という人間を知りたかったからな」
レオン「だがな。お前は、逃げているだけなのだ。あの日の事を受け入れられず、全てを破壊する事で、フラストレーションを発散させている」
レオン「これでは、何の解決にもならない」
ベリオル「………」
ベリオル「吾輩が、逃げている?」
ベリオル「そんな訳があるか。吾輩は逃げてなどいない」
レオン「……事実は事実として認めろ。別に逃げる事が悪い事とは言っていない。ただ、結果がおかしいという話をしている」
ベリオル「結果?何のだ」
レオン「お前の今、そのままだ」
ベリオル「………」
レオン「別に逃げていても良い。だがそれで他者を傷付ける事は違うだろう。道理が通っていない」
ベリオル「……は。道理か。吾輩の様な生粋の悪に、道理など」
レオン「後天的な悪は、生粋の悪ではない」
ベリオル「………」
レオン「お前は、元々確かに善良だったのだ。ただ、何も知らな過ぎた。心が、弱過ぎた」
レオン「────だから、こうなった」
ベリオル「……クク。ハルシオンを持つ様になってから、よく喋るな。もしや、それで形成が逆転したとでも思ったか?」
レオン「………」
ベリオル「………魔王よ。一つだけ、貴様の言には間違いがある」
レオン「………なに?」
ベリオル「吾輩は、人格の改変などしておらぬ。確かにあの時の惨劇を受け入れ、確と生きている」
ベリオル「それを貴様に、あたかも現実から逃避した様に言われるのは癪でしかないな」
レオン「………お前は、以前のお前のままだと。そう言いたいのか?」
ベリオル「そうだ、吾輩の本質は何も変わってはいない。……吾輩は、逃げてなどいないのだよ」
レオン「……そうか。なら」
シャキンッ!
レオン「もう、話す事はない」
ベリオル「……クク。漸く戦うか」
レオン「───行くぞ、ベリオル卿」
ベリオル「来い、魔王。我が夜陰に────千切れて消えよ!」
戦闘開始です。
ベリオル「────ふん、そろそろ呪いも解けた頃か」
ベリオルの、ウロスタによる物理弱体化の呪いが解けました。
ベリオル「……ならば、準備運動でもしてやるか!」ドォッ!!
レオン「」チャキッ
レオン(奴は本来魔法戦闘型……とはいえ、肉弾戦に関してもかなり高度なレベルに至っている)
レオン(………ここで【我は太陽、天昇る者】を使うか。あるいは、魔剣の力を試すか)
レオン「………どうする?」
レオンの魔王の一撃!
コンマ50以下で命中。
下1
ベリオルの破壊の一撃!
コンマ82以下で命中。
下2
☆
これから毎ターン、レオンの攻撃手段を決めて書いて下さい。
具体的には
雷翼の使用の可否、
ライジング・サン使用の可否(性質的に一戦闘一度しか使えません)、
黒天の使用の可否(根幹の適性的に一戦闘一度しか使えません)
です。
またライジング・サンなどを使った場合、外れてても当たり判定になります。
消えちゃった感じですかね?
じゃあ今度から分けて書きますね。
そっちの方が出来易いっぽいですし。
可否三項目、お願いします。
下1
すみません、知り合いに誘われて焼肉食べてました。
☆
レオン「早速、使わせて貰う────【雷翼】」フォンッ
バチリッ
バチバチバチッ!
ベリオル「!」ヒュンッ
レオン「」サッ
ドッゴォオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!
ヒュウウウウウウウウウウッ
レオン「………」
ベリオル「……クク。本当に使えるか、ハルシオンを」
ベリオル(アレを使われては肉弾戦は不利だな。魔法戦闘に切り替えるか)ヴゥンッ ヴゥンッ
互いにノーダメージ。
レオンの魔王の一撃!
コンマ50以下で命中。
下1
ベリオルの狂獄魔法弾!
コンマ97以下で命中。
下2
ライジング・サンを使用しますか?
もしくは黒天を使用しますか?
それぞれの可否をお願いします。
(※雷翼は戦闘中ずっと使われたままです)
敵がスキル使うかどうかはコンマの方がいいのでは?
ベリオル「ふんッ!」シュインッ シュインッ!
レオン「! くっ」ヒュウッ ヒュウッ
ベリオル「そこォ!!」ドォッ!!
レオン「ッ、しま────」
ッドォン!!!
ベリオル「────クク。ハルシオンを手に入れてその様か。随分と不器用な様だなァ、魔王よ?」
レオン「………」ボロッ
ベリオル「クックック……もっと本気を出してみよ、魔王よ。まさかこの程度で吾輩と戦える……とは、思っておらぬよな?」
レオン「……そうだな」
レオン「早速切り札の一つを、使わせて貰う」キラッ
ベリオル「む────?」
レオン「我は太陽。魔族世界の王にして、輝ける世界の平定者」キラキラキラッ
レオン「この世の全ては我が照らし。この世の全てを我が導き」キラキラキラキラキラッ
レオン「境界線の彼方まで、我は煌めく────明けない夜を、払う為」キラキラキラキラキラキラキラッ
レオン「世界よ、我に従え。【我は太陽、天昇る者】」
シュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイインッッ!!!!!
>>413
ベリオルにはスキルが存在しません。
四天王にも存在しませんでした。
それぞれの特徴などによって行動が変わる為、それによって多少変化がある程度です。
ただ、その時々の主人公にとってのラスボス格には総じてスキルが付きます。
今回で言うなら魔王と戦う前にスキル欄付きのステータスが公開された様に、スキルの存在する敵には事前にアナウンスがある訳ですね。
他の例なら、シェルが本格的な戦闘をしていたらマイケルに付いてた可能性があります。
「いや整合性合わなくね?」って思うかもしれませんけど、まぁ話のペース的に色んな敵に毎度安価するなり考案するなりして付けてたらテンポ悪いと思うんで……。
ただそのせいで話が薄くなるとか、そういう事態が起こればまた考えます。
☆
ベリオル「………!!!」
ベリオル(なんだ、これは……? 先の魔力の比ではない………!?)
レオン「」シュウウウウウ
ベリオル「ッ、な!?」
ベリオル(傷が、回復しただと……!?)
レオン「行くぞ」ヒュンッ
ベリオル「! 速────」
シュッ
ドゴォ!!!
ベリオル「ぐぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!??」
ヒューーーーーーッ
ズドォンッ!!
あー、説明が悪いですね(というか完全に不足)。
ベリオルに関しては最初から自分のスキルがついていない為、都合上存在しないだけです。
最初からレオンが主人公とかであれば、この瞬間に立ち会ったベリオルは明らかにスキル付いてました。
でもハルシオン無いベリオルはウロスタ以外の四天王が2人揃えば普通に5分くらいのなるんで、実際スキル無し評価で良いかもしれませんね。
ベリオルは確かに強いです。スキルがなくとも。
ただ、それでも四天王2人に相当するレベルであって、レオン主人公ルートとしてはラスボス格の実力とは言えません。
展開によっては、この戦いの後すぐに次周への選択肢も出るんですけどね。
☆
レオン「………」キラキラキラッ
....スッ
レオン(……これはあらゆる敵に有効ではあるが、一度しか使えないのが難点だな)
レオン(持続時間も伸ばすしかない、か)
…………。
ガラッ
ベリオル「……ク、クク。 油断していた」
ベリオル「────だが!」
ヒュンッ
レオン「むッ」
ベリオル「これはどうだァ!?」ヴゥンッ ヴゥンッ ヴゥンッ ヴゥンッ
ドドドドドドドドドドッ!!!!
レオンの魔王の一撃!
コンマ50以下で命中。
下1
ベリオルの狂獄魔法弾!
コンマ97以下で命中。
下2
ベリちゃん今度は何やらかすの。
81以上 いや吾輩にもスキル寄越せよ。
80~50 狂獄魔法弾が雷翼に当たり闇に侵蝕、この戦闘中使えない
49以下 上記、ただしこちらは3ターン程
下1
雷翼が使えなくなるみたいですね。
さて、黒天使いますか?
下1
レオン「────再び頼るぞ。力を貸してくれ、ハルシオン」キィィィンッ
バチリッ
バチバチバチッ
バチチチチチチチチチチチチチチッッ!!
ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!
黒い雷神『──────』
ベリオル「……何!? ソレを使える程にまで適合しているのか………!?」
レオン「雷神よ────潰せ」スッ
黒い雷神『──────』スッ
ベリオル「く……冗談ではない、アレは避けね……」ガクッ
ベリオル「ば………?」グググ
ベリオル(………これは……!!)
ベリオル「………重力、か…………!!」ギリッ
ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!
レオン「………」
フォンッ
トッ
ベリオル「…………」
レオン「勝敗は決した」
ベリオル「……何処がだ?吾輩は生きている。貴様も生きている。まだ戦いは続いておろうが」
レオン「……四肢が、炭化していてもか?」
ベリオルの腕『』プスプス
ベリオルの脚『』プスプス
ベリオル「………ククク」
レオン「………ベリオル卿。お前は、負けたのだ」
ベリオル「……負けていない」
レオン「いいや、負けた。このまま戦いを続けていれば、間違いなく私が勝っている」
ベリオル「………」
レオン「ベリオル卿。お前は、確かに強かった。この剣さえ使えば、殺されていたのは私の方だったのかもしれない」
レオン「だが、お前は見捨てられた。……おそらくは、その破壊衝動の所為で」
ベリオル「……………………」
レオン「お前は、殺し過ぎたのだ。民草も、兵も、善人も、悪人も、人間も、魔獣も、何もかもを……殺し過ぎた」
レオン「故に」
チャキッ
ベリオル「………」
レオン「お前は償わねばならん。その命を以て」
レオン「……何か、言い遺す事はあるか」
ベリオル「………」
ベリオル「………」
ベリオル「………」
ベリオル「吾輩は」
ベリオル「吾輩は、あやつと息子を失って」
ベリオル「領民も失って」
ベリオル「ガーディスに同じ事をし」
ベリオル「多くの生命を殺して来た」
レオン「………」
ベリオル「愉しかった。吾輩に対しての畏怖が生まれる事が。吾輩に対しての恐怖が生まれる事が」
ベリオル「とてもとても、愉しかったのだ」
ベリオル「ゆえに、あの人間どもの心情を理解した」
ベリオル「生物を殺す快感。生物を嬲る興奮。生物をいたぶる時の、優越感」
ベリオル「実に実に、良い物であったよ。感謝さえしたくらいだ」
レオン「………」
ベリオル「………吾輩自身が後で調べて分かった事だが。奴等は、勇者とかいう存在らしいな」
レオン「ああ」
ベリオル「………クク。勇者か」
ベリオル「吾輩が直々に、葬り去ってやりたかったよ」
レオン「………言いたい事は、それだけか」
ベリオル「………ああ」
レオン「そうか。ではな、ベリオル卿」
レオン「冥府で会おう」
ザシュッ
レオン「………」
ベリオルの首「」
レオン「………」
レオン「終わった、か」
レオン「………」
レオン(……ベリオル。お前が言っていた『愉しい』とは……やはり、単なる現実逃避だったのだろう?)
レオン(お前がそれを語っていた時の顔は────)チラッ
ベリオルの首「」
レオン(────酷く、歪んでいたぞ)
レオン(………)
クルッ
レオン「……ともかく」
レオン「ソーニアン達の墓を、作るか」
スタスタスタ
☆
二章終わり(かも)です。
展開によってはまだ続きますし、展開によっては終わります。
ちなみにスキル獲得描写がありませんが、この後どうなるにしろ確実に獲得します。
そこは安心して下さい。
で、実はですね。
本来この勝負、カットされる様なモノなんです。
というのも、ライジング・サンでまず1回確定勝利出来ますよね。
で、黒天で3回確定勝利。
で、ベリオルもレオンも被弾判定5回で死亡。
そしてレオンの攻撃判定は1/2。
まぁ、ほぼ確実に一回は引っかかる為、これ確実に勝てる戦いって事だったんですよね。
『俺』がレオンについた時点で。
だからちょっと前のレスでも「……進みます。」ってなってます。
とはいえもうここまでしといてこういうのカットするのはアレじゃね?
と自分でも思ってそれなりに描写はしました。
まぁ、雰囲気作りですね。
さて、この後は少しレオン関係の事終えたら後日談です。
ここで皆さんがどんな選択肢を選ぶかで、出来事が変わります。
このままレオン主人公で進むか、別の主人公になるか。
色々考えといて頂けると嬉しいです。
では、ここで切ります。
再開です。
☆
あの日から、十日後。
俺はレオンとともに、魔王城の代わりに居住する為、某有力貴族の屋敷に居た。
……俺が居住って表現は正しいのかって?そんなのどうでも良いだろ。
話を変える。
レオンは奴と違って、とても良い奴だった。
基本的に挨拶はするし、自分より他人を優先するし、何より皆に慕われている。
実際ここを貸してくれてる貴族には大歓迎されたしな。
……だが。
★
「魔王様……やはり、あの事は………」
レオン「ああ。事実だ」
「………そう、ですか。四天王の方々は全員『虐殺卿』に殺害された……アレは、事実だったのですね」
「………ともかく、お疲れでしょう。いついつまでも、ここに居てくださって構いませんからね」
レオン「ああ、感謝する」
スッ
「え、どちらへ?」
レオン「外の空気を吸いに」
ガチャッ
バタンッ
レオン「………」
スッ
チャキッ
レオン「………聞こえているか。ハルシオン」
レオン「いや、聞こえているだろうな。分かっている」
レオン「お前には、固有の魔力が存在するからな」
レオン「………」
レオン「お前は魔族にとって、悪逆の剣だ」
レオン「天帝、ベリオル卿。ともに、魔族にとっての脅威であった」
レオン「しかし、正義の心を持っている」
レオン「……ハルシオン。一つだけ、お前に聞きたい」
レオン「お前は、これから何をしたい? これから、どうなる?」
レオン「悪に変質する────否、そうでなくとも。その可能性があるのならば、私と共に来い」
レオン「お前程の存在、真の悪に堕とすには惜しい」
レオン「だが、その正義を貫き続けられるのならば」
レオン「私は、お前を縛らない。何処へなりとも征くが良い」
レオン「決めろ。ここはお前にとって、一種の分岐点だ」
レオン「私と共に来るか。世界を放浪するか」
レオン「お前の意思で、決めろ」
★
…………。
俺の意思、か。
魔王に正義を問われるって、なんか違和感あるな。
……別に、俺は悪に堕ちるつもりなんざない。
ベリオルの行動全てがムカついたくらいだし、今後余程の事がなければ、可能性すら生じないだろう。
……そう、思う。
…………。
いや。
それは、俺が思っているだけで、そんな保証は無い。
俺はただの人間だった。
特別な能力や技術を持っていた訳ではないだろう。
ただの、凡人だったんだ。
だから、正義を貫徹できる保証は……残念ながら、ない。
…………。
俺は、どうすれば良いんだろうな。
…………。
1 …………(次周へ)。
2 ……レオンについていくのも、ありか(留まります)。
下1~3、多数決
…………。
俺は。
確かに、弱いかもしれない。
今のままではいずれ、闇に魅入られる様な事があるかも知れない。
事実、ベリオルのアレに………俺は、耐え切れなかった。
この世界は何でもある。
おそらく洗脳系の魔法すら、あるんだろう。
だが、それでも。
俺だって、成長するんだ。
100年の奈落の底の生活だって、何とか耐え切れた。
こんな波乱の日を、何とか耐え凌いだ。
俺は、確実に成長している。
俺は、確実に成長出来る。
だったら。
闇なんかに堕ちるとは思わない。
今よりも成長した俺は、闇なんか払える筈だ。
だから。
★
....キラッ
レオン「……む?」
キラッ キラッ
キラキラキラキラキラキラキラキラッ
レオン「これは………」
レオン(まさか……魔法の獲得か? 魔剣はあるタイミングで唐突に魔法を獲得するというが……)
レオン「………」
レオン(私が、呼び掛けたからか?)
レオン(であればこの輝きは────)
レオン「────そうか」
レオン「それがお前の答えか、ハルシオン」
レオン「ならば、輝け。極限まで、煌き続けろ」
レオン「それはお前の決意になる。それはお前の力になる」
レオン「お前の答えを────形にしろ」
キラァアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッッ!!!!
スキル獲得です。
光、闇、火のいずれかの属性もしくは複数を併記し、名前と効果を書いて下さい。
ただし、『精神系』に限ります。
下3~5くらいまで
シュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ....
キラッ キラッ キラッ....
……………。
レオン「────得たか。答えを」
レオン「それがお前の力なんだな。ハルシオン」
レオン「ならば、征け。その力で、あらゆる悪に抗え」
レオン「………いずれ、私と相対しようとも。その時は、容赦無く来い」
レオン「お前の創る未来に、期待するぞ。ハルシオン」
ハルシオン『』
キラッ
☆
スキル:【奮い立て、勇気ある者(ブレイヴァーズ・ソウル)】
属性:神炎(光+炎)
所有者の善性・勇気に応じてその可能性を無限に上昇させる。
また、所有者や敵対者の闇を喰らい、自らの力にする事が可能。
ただし、量は微量。……少なくとも、今は。
戦闘では、今まで得た分の値を加算する。
以上が、新たなスキルとして追加されました。
……その後。
俺は魔王に数週間保有された後、次元のゲートの前に連れて行かれた。
レオン曰く、ベリオルが使っていた奴と同じらしい。
要するに、色んな場所に行ける奴って事だ。
レオンが、俺をゲートに触れさせる。
………これから、俺は何処かに行くのか。
奈落の谷じゃないと嬉しいな。
………。
まあ、色々あったが。
俺も、今回の事を経て、何かを得た気がする。
……別に、感謝なんざしない。
これは永劫変わらない。
だが。
ベリオルとの邂逅は、もしかしたら………俺には、必要な事だったんじゃないか?
そうは、思った。
………そろそろ、完全に入り込むな。
もう何も見えない。
聞こえてるかは、分からないが。
言うだけ、言っておく。
じゃあな、レオン。
ピシュンッ
魔王ってなんだ、レオンだよ。
締まんないなあ。
まぁともかくこれで二章終了です。
というか地味にこれ1日で起きた出来事なんですよね。
でベリオルが『俺』を見つけた日は前日。
つまり、ベリオルを操作したのは2回だけ。
正直、1キャラ1~2年単位を覚悟してたのですが……。
まぁ、こうなりました。
あの安価が無ければレオンも死んでいたかも知れなかったので、実際は覇道が続いていたんでしょうけどね。
全てコンマが悪いんです。
とにかくお疲れ様でした。
ここからはキャラメイクです。
ここで切ってもボリューム的にアレなんで、剣の属性変更とキャラメイクも連続でやっちゃいます。
今回は時代経過はありません。
現在、重力属性(風+水+土)です。
光・闇・炎のいずれかもしくは複数を入れられます。
三枠までで、組み合わせを決めて下さい。
下1
属性が神雷(風+水+光)になります。
ちなみに別に黒天が元に戻るとかはありません。
弱体化になりますしね。
次は種族決定です。
コンマどうぞ。
91以上 ???
90~50 人間
49~10 魔族
9以下 魔獣
下1
また魔族ですね。
ちなみに三回連続魔族とか、三回連続人間とかは嫌う人が居るかも知れませんので、多数決採る可能性もなくはないです。
とはいえあくまで不満のレスが出たらですけどね。
それは了承お願いします。
では、キャラメイクです。
名前、年齢、性別、種族詳細(オークとか人狼とか)、性格(特に善悪に関しては必ず)を書いてって下さい。
下5まで
おっと、一つ加えないと。
性格と特徴、に訂正です。
魔族の学園の生徒とか、ある魔族系貴族の執事とか、そういうの書きたい人とかにはこれだけでは無理ですもんね。
もちろんここから計5キャラです。
理系学問:普通
文系学問:優秀
運動系:普通
魔法系学問:優秀
他はこうですね。
で、君、何やらかすの。
81以上 学園内随一の芸術的センスを持つ
80以下 学年随一の芸術的センスを持つ
下1
まあそうそう80以上はいかんやろ
>>467
?
理系学問:普通
文系学問:優秀
芸術系:学園首位
運動系:普通
魔法系学問:優秀
こうなりました。
何なんでしょうね。
取り敢えず次です。
現在、どういう生活してるのかを決めます。
コンマ的に少し別類のを生やします。
了承お願いします。
81以上 芸術推薦で寮生活(待遇変化有り)
80~50 普通に寮生活
49以下 自宅から通学
下1
ここは個人的に高コンマ欲しかったなあ。
学園物と言えば寮生活ですからね。
とはいえコンマはコンマ、これで行きます。
次は関係について。
親や友人などの関係度を決めます。
先程と同じく70以上で良好、20以下で険悪です。
ユリアーネスちゃんは決める事多いですが、これ終わったら戦闘力決めて終了なのでもう一踏ん張りです。
頑張りましょう。
親
下1
友達
下2
教師
下3
一族の者(現在)
結果-30
下4
親:良好
友達:良好
教師:普通
一族:険悪
まぁなんというか……現実感ありそうな感じに落ち着きましたね。
親には凄く愛されていて、友達には非常に恵まれているご様子。
先生にも普通に接されては居るし、表面上は恵まれた少女。
しかし一族の者には蛇蝎の如く嫌われ、完全に嫌悪されてる感じです。
一族の方々とは、まともに話出来ると思わない方が良いですね。
逆に親や友達とは積極的に関わった方がいいかも知れません。
理由はヒミツですが、前章のベリオルの遺言、『魔族』という事から察せる人も居るかと。
下手すればそういうイベントも起こりますからね。
次はラスト、戦闘力決めです。
どんな感じでしょうか?
コンマで決めましょう。
物理戦闘力
結果+5
下1
魔法戦闘力
結果+15
下2
☆遣い手ステータス
『虐げられた少女』
名前:ユリアーネス
年齢:15
属性:風
物理戦闘力:83
魔法戦闘力:57
学園に通う少女。
不幸を呼ぶ黒い翼を持つとして一族から虐げられた過去を持つため、気弱で臆病で自分に自信を持ってない。
しかし守るべき存在を見つければ恐怖を乗り越えて戦える心優しさ、強さを持っている。
★学問成績
理系学問:普通
文系学問:優秀
芸術系:学園首位
運動系:普通
魔法系学問:優秀
★関係度
親:良好
友達:良好
教師:普通
一族:険悪
☆魔剣ステータス
名前:天帝剣ハルシオン
特徴:刀身に翼の様な刻印が施された、銀色の剣。
属性:風+水+光=神雷
スキル:【雷翼】
属性:風雷(風+水)
迸る雷の翼を創り、雷速で空を駆ける。
一応速度は調整可能。
戦闘では相手の物理戦闘値を無効化。
スキル:【神威瀟来・黒天】
属性:重力(風+水+土)
広大な場所に於いてのみ発動可能。
黒き雷の化身が召喚され、その化身の持つ槌(ハンマー)が振り下ろされると同時に、濁流の様な黒い雷の壁が瀑布の様に天より流れ落ちる。
また化身の周りでは広範囲の重力領域が展開され、敵味方関係無しに全てを押し潰していく。
戦闘では魔法戦闘値を120倍にした状態で計算、3ターン分の確定命中、一部のスキルを貫通。
スキル:【奮い立て、勇気ある者(ブレイヴァーズ・ソウル)】
属性:神炎(光+炎)
所有者の善性・勇気に応じてその可能性を無限に上昇させる。
また、所有者や敵対者の闇を喰らい、自らの力にする事が可能。
ただし、量は微量。……少なくとも、今は。
戦闘では、今まで得た分の値を加算する。
こうなりました。
キャラメイクはこれにて終了です。
ギリギリ逸脱してないんじゃないかな、と思います。ギリギリ。
ともかく切ります。お疲れ様でした。
再開です。
☆
学園 1年教室
教師「────つまり、我々魔族は人間に比べ、身体能力や魔法力の点では大きな優位性を持っている事がわかる」
教師「例えばだ。この教室で一番近接戦闘に弱い、あるいは魔法力が劣っている者」
教師「君達の実力は、確かにここでは最底辺だ」
教師「しかし、君達が人間になったと仮定した場合」
教師「君達の実力は、彼らの中でも上位に位置してしまう」
教師「それほどまでに、人間と魔族の平均戦闘能力は乖離している」
教師「ちなみにどうしてそういった状態になるのか、という事は2年の生物学の授業の方で習うだろう。理屈の方はそちらで知りたまえ」
教師「……とはいえ、『平均』と言った様に例外も居るが。歴代魔王を討ち取ってきた『勇者』とその仲間や、100年前魔王軍に甚大な被害を齎らした────いや。これは答えて貰おうか」
教師「ユリアーネス君」
ユリアーネス「っ、は、はい!」
教師「君に訊こう。100年前の魔王軍に対し、天帝剣を以て侵攻を止めた人物は誰か。答えたまえ」
ユリアーネス「え、えっと……」
1 シェル=フォン=ハルシオン
2 シェル=ファン=ハルシオン
3 シェル=フォン=ハルシアン
下1
ユリアーネス「シェ、シェル……シェル=フォン=ハルシオン、です」
教師「さすがだ。その通り、天帝剣ハルシオンを以て、彼女は全てを殺し尽くした」
教師「彼女には、目立った能力はなかった。精々、政に優れていたと言う程度」
教師「故にその実態は単なる賢帝扱いで終わるが───とにもかくにも、彼女は魔王軍を半壊以上の状況まで追い込んだ」
教師「さらには、人間史上初の裏切り者である神父マイケル殿を殺害。四天王となる程の実力者だった彼が殺された事は、当時の魔族の間では驚かれた」
教師「それから十数年の間、天帝を恐れた一部の魔族は、敵対国から軍を退かせた程だ」
教師「ちなみに賢帝が帝国を指揮していた、恵まれた時代であった事から彼女と彼女の父、娘の帝位時代を『天帝時代』という。テストに出るぞ、覚えておく様に」
男子生徒「せんせー。今その帝国どーなってんすか?孫の時代っすよね、今」
教師「ん?ああ、現在の帝国は……」
91以上 未だ大国として存在し続けている
90~70 凡帝による政治で衰退し掛けている
69~30 愚帝による政治で崩壊直前だ
29以下 既に滅びた
下1
教師「孫は彼女らの才覚を受け継がなかった様だな。現在帝国は、緩やかに衰退している」
男子生徒「えー、勿体ねぇ。もっと上手く政治すりゃ良いのによ」
教師「いや、政治というのは難しい。何かを為す為仕方なく何かを犠牲にすれば、そちらに携わっている者に批判される。だからといって何もせずに居れば、全方位から批判を受ける」
教師「政治から逃げず、まともに国を背負おうとしているのだ。それだけでも十分、皇帝として有能と言えよう」
男子生徒「そんなもんすかねー」
キーンコーン カーンコーン
教師「……ふむ。そろそろ終わりか」
教師「では諸君、今回は近代社会について習ったな。今度からは現代社会に入る、予習を十分にしておくように」
『『はーーーーーーい』』
教師「では失礼する。総員、励む様に」ガチャ
バタンッ
「あーおわったー」
「この後どうする?人間殺す?」
「何処まで行く気だよ。そんな事より魔獣ぶっ殺さね?暇だろ」
「どっちも同レベルだバカ!」
ユリアーネス「……はぁ、終わったぁ」
ユリアーネス(きゅ、急に当てないでほしいよぉ……)
「ゆーりーちゃんっ!」ボフッ
ユリアーネス「ふぁっ!?」
ユリアーネスの親友です。
名前、性格、特徴を書いて下さい。
下3まで
エルライザちゃんにします。
☆
エルライザ「えっへへ、さっき凄かったね!普通あんなの覚えてないよー!」
ユリアーネス「な、なんだエルちゃんかぁ……いきなり抱きつかないでよ、もう……」
エルライザ「べっつにいーじゃん、私とユリちゃんの仲なんだからさ! てゆーかこの後学年末テストの結果見に行かない?中等部の時の奴今開示されたんでしょ?」
ユリアーネス「えぇ……恥ずかしいよ」
エルライザ「よくゆーよ、毎回私に勝ってる癖に。てか塾通ってて毎回ユリちゃんに負けてる私の方が恥ずかしいんですケド!?」
ユリアーネス「……じゃあ見なきゃ良いじゃん」
エルライザ「それとこれとは話が別なの!テストの結果は実際の点数がどうであれ気になるものなんです!」
ユリアーネス「はぁ」
エルライザ「理解したね?んじゃ行きましょー!」グイッ スタスタ
ユリアーネス「しょうがないなぁ…」スタスタ
エントランス
ワイワイ
ガヤガヤ
ユリアーネス「人、いっぱいだね……」
エルライザ「こんなの押しのけちゃえば良いのよ。ほら、退いた退いた!」グイッ グイッ
ユリアーネス(この気の強さは見習いたいなぁ)
エルライザ「………うっわ」
ユリアーネス「……ど、どんまい」
エルライザ「ぐぬぬ……悔しい!悔しいですわよユリアーネス様!こんなのって無いですわ!!」
ユリアーネス「こんな時だけお嬢様に戻らないでよ……」
エルライザ「てかユリちゃんはどうだったのさ!しっかり順位どこ載ってるか教えてよ!」
ユリアーネス「ん、私は……あそこ」
エルライザ「え、どこどこ」キョロキョロ
ユリアーネス「そこ」
エルライザ「あ、そこ。えーっと……」
71以上 一桁台
70以下 二桁前半台
下1
☆
これで『どれくらい優秀か』決まります。
クラスで少し勉強が出来る程度か、芸術系の筆記、文系と魔法系でかなり稼いでトップランカーに食い込んでいるか、って意味でです。
そしてこの結果は、地味に多少ユリアーネスの人生を変えます。
あと種族は別にどっちでも良かったですよ。書いてないんで。
でも、言われたからには反映しましょう。
エルライザ「うわ、高っ! やっぱユリちゃん頭良いよねー、ウチのクラスでも上位じゃない?」
ユリアーネス「あはは……理系とか体育は普通なんだけどね」
エルライザ「あーね、私は運動しか出来ないのがなー。他はからっきしでさぁ、もうほんと辛いよー」
ユリアーネス「あっ、でもエルちゃん体育は学年一桁台なんでしょ……?凄いと思うよ、それ」
エルライザ「うーん……私は竜の血をひいてるだけだしなぁ。なんていうか、運動出来るのは当然って言うか?あんまり優越感は感じないよね」
ユリアーネス「竜ねぇ……最近は竜人って、少なくなったよね」
エルライザ「あー、しゅっせいりつ?って言うのが低いらしいよ、竜人は」
ユリアーネス「え……そうだったの?」
エルライザ「ありゃ、ユリちゃん知らなかった?だから竜人は少ないんだよー」
ユリアーネス「ほぇー……」
エルライザ「……ん?てゆか今何時?」
ユリアーネス「ん?今は15の刻だけど」
エルライザ「……やば、部活遅れちゃうよ!! ごめん、部活行く!!また明日ね、ユリちゃん!!」ダダダダダッ
ユリアーネス「あ」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「……どうしよ」
ユリアーネス(私は部活、やってないんだよね……。でも、中等部まで部活やってなかった子たちも、高等部からは入る人多いって言うし………)
ユリアーネス「……こんど機会があったら、色々調べてみようかなぁ」
ユリアーネス「とにかく今は、帰ろ」
ユリアーネス(………村のみんなには、会わないように)
スタスタ
帰路
バサッ バサッ
ユリアーネス「………」
ユリアーネス(………なんで私の翼って、こんな黒いんだろう)
ユリアーネス(なんでみんなみたいに、普通じゃないんだろう)
ユリアーネス「………」
ハァ
ユリアーネス「………いいや。とにかく家に、帰────」
キラッ
ユリアーネス「………ん?」
ピタッ
ユリアーネス(なんだろう、あれ)
ユリアーネス「………剣?」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「……み、見るだけ見ても、良いよね」
バサッ バサッ
トッ
ユリアーネス「」スタスタ
ガサッ ガサッ
ハルシオン「」
ユリアーネス「やっぱり、剣だ……」
ユリアーネス(……でも、これ、何かで見た事ある様な………)
ユリアーネス「…………何だっけ?」
ユリアーネスがコンマ61以上でハルシオンと認識します。
下1
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「………えっ?」
ユリアーネス「」スッ
カチャッ ガサゴソガサゴソ
教科書「」
ユリアーネス「」ペラッ パララララララララッ
ハルシオンの絵「」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「………嘘」
ユリアーネス「これ、まさか」
ユリアーネス「………天帝剣、ハルシオン…………?」
ハルシオン「」
キラッ
☆
短めですが、ここで切ります。
まぁ、『俺』とユリアーネスちゃんが出会いましたね。
ちなみに『俺』はここで半年程放置されてました。
ヤバイですね。
まぁつまりベリオルの事件は少し前の出来事として処理されます。
次回はその辺にも触れるのと、ユリアーネスちゃんの両親についても決めて、後は何度かあまり使われない行動表くんを使って何かする予定です。
では、お疲れ様でした。
再開します。
☆
ユリアーネス「え、いや………え…………?」
ユリアーネス(これ、本物なの? ハルシオンは邪剣だから、レプリカなんて作ったら即刻投獄、だったよね…)
ユリアーネス(それに、ヘンだよ……確か『虐殺卿』がハルシオンを持ってたん、だよね。だったら、魔王城の近くにないとおかしい筈……)
ユリアーネス「………」
ユリアーネス(……どうしよう、これ)
ユリアーネス(すごく綺麗だし、不思議な魅力を感じる)
ユリアーネス(……正直、すごく欲しい)
ユリアーネス(でも、なんだか────これを取ったら、引き返せない気がする)
ユリアーネス「………」
ユリアーネスは、ハルシオンに手を………
1 伸ばした
2 伸ばさなかった
下1
カチャ....
ユリアーネス「……これが」
ハルシオン「」
ユリアーネス「これが、ハルシオン……」
ユリアーネス(………綺麗、だな)
ユリアーネス(とても邪剣なんて思えないくらい、綺麗な白銀)
ユリアーネス「……あ、でも」
ユリアーネス(お父さんやお母さんにはなんて言おう……)
ユリアーネス(ちゃんと、言うべきなのかな……?)
ユリアーネス「でも、怒られたら嫌だなぁ……」
ユリアーネス「……うーん」
ユリアーネス(………でも、隠しててバレちゃった時が一番怖いよね)
ユリアーネス「…うん。お父さんたちには言おう」
スッ
バサッ バサッ
村
バサッ バサッ
トッ
ユリアーネス「………」
スタスタ
「……お?黒羽根のお帰りじゃねーか!」
「よう外れ者!何でおうちに帰んねーんだ?」
「お前のおうちはここじゃなくて他所の村でちゅよ~~~」
「つかそもそも種族が違ぇけどな!!」
「「「ブヒャヒャヒャヒャ!!」」」」
ユリアーネス「………」スタスタスタ
「あ?何無視してんだゴミ!」
「にげんじゃねーぞこのメスガキ!」
「犯したろかこの野郎!」
ユリアーネス「………」スタスタスタ
ガチャッ
ユリアーネス「……ただいま」
「! ユリアーネスっ!今日は大丈夫だったか!?」
「怪我してない?平気?」
ユリアーネスちゃんの両親安価です。
名前、性別、簡単な性格や特徴を書いてください。
下3~5くらいまで
両親二人とも書くの?一人ずつ?
>>523
あ、どっちでも良いですよ。
こちらは片方ずつ書くのを想定してました。
ネスト・マリアを採用です。
☆
ネスト「大丈夫だったかい、ユリア?」
ユリアーネス「うん。大丈夫だよパパ」
ガシッ
マリア「おいユリア、正直に言え。またアイツらになんか言われたのか?」
ユリアーネス「……い、いや。別に、何も言われてないよ」
マリア「………本当だな?」ギロッ
ユリアーネス「ほ、本当。本当だって」
マリア「………ふん、なら良い。けどな、もしまたアイツらが何か言ってきたら────」カチャ
ネスト「や、やめてくれマリア!それで何回目だと思ってる!? 今度は村八分じゃ済まないぞ!!?」
マリア「んな事言ったってユリアの事貶す奴居たらブッ殺すのが常識だろ!お前本当にアタシの夫か、ああッ!?」
ネスト「け、けど……!!」
ギャーギャー
ユリアーネス(……また始まったよ)ハァ
ユリアーネス(大切にしてくれるのは嬉しいけど……少し、過保護な気がするよ………)
ユリアーネス「……って、それより」
カチャッ
ガサゴソガサゴソ....
ユリアーネス「パパ、ママ、ちょっと聞いて」
マリア「てめぇこの野郎、ボコボコにされたいのかッ!?」
ネスト「あっちょそこやめて痛い痛い痛い痛い!潰れる、潰れる!!」
マリア「んな貧相なモン潰れちまえこの野郎!」グリグリ
ネスト「おッ、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!????」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス(落ち着いたら話そ)
ユリアーネス「宿題、やってるね」
スタスタ
ギャーギャー ワーワー
数時間後
ユリアーネス「……あ、そろそろ落ち着いた?」
マリア「おうユリア!ユリアの事悪く言う奴はこうなるからな。安心しろよ!」ニッ
ネスト「」
ユリアーネス「そ、そう。す、すごく嬉しいなあ……」
マリア「つーかさっきなんか言ってなかったか?アタシの空耳か?」
ユリアーネス「あ、うん。その、少し、話したい事があるんだけど」
マリア「アタシに?」
ユリアーネス「ううん。出来れば、パパにも」
マリア「そっか。オラ起きろ、ユリアが呼んでるぞ!」ガクガクガク
ネスト「あばばばばばばばばば!? ああああああたまががががゆれれれれれ」ガクガクガク
マリア「よし起きたな。で、何の事だ?」
ユリアーネス「えっと……驚かないでね?」
マリア「おう。ユリアのお願いだ、何があっても驚くもんか!」
ネスト「頭が……揺れる………」
ユリアーネス「…じゃあ。これなんだけど」スッ
チャキッ
ハルシオン「」
マリア「………」
ネスト「………」
ユリアーネス「………え、えっと」
ネスト「……ユリア。直ぐに捨ててきなさい」
マリア「……流石に天帝剣のレプリカはやべぇよ。下手したら持ってるのを見ただけで叛逆罪だぞ」
ユリアーネス「でも……パパ、ママ、聞いて」
ネスト「すまないユリア。こればかりは、な………」
ポンッ
マリア「ま、なんだ。学園は高等部から本物の武器使うんだよな?剣が欲しいなら近い内好きなの買ってやるからよ。アタシの銃でも良いしな」
ユリアーネス「ち、違うの。パパ、ママ、しっかり調べてよ」
ネスト「調べるも何も……こんな劇薬みたいなモノ、正直触りたくもないんだけどな」
マリア「つかユリア、見られてねぇよな?こんなの通報されたらマジで終わるぞ、色々と」
ユリアーネス(………パパもママも、聞いてくれないよ)
ユリアーネス(………どうしよう)
1 処分するフリをして偽装、隠れて使い続ける
2 どうにか説得する
3 処分する
下1
ユリアーネス「パパ、ママ……お願い、最後まで聞いて」
ネスト「ユリア……?」
マリア「………」
ユリアーネス「これね、多分……本物の、天帝剣だと思う」
マリア「……んでそう言い切れる?」
ネスト「そうだユリア。天帝剣は、あのベリオル伯爵が最後に使っていたんだろう?ならば魔王城……跡地から、遠く離れたこの場所で見つかるのはおかしい筈だ」
ユリアーネス「………感じるの」
ユリアーネス「何だか、不思議と惹かれるようなもの」
ユリアーネス「直に心に響く様な、優しい雰囲気」
ユリアーネス「それが、この剣から感じられるの」
マリア「………」
ネスト「………」
ユリアーネス「………お願い、パパ、ママ。この剣を………使わせて、下さい」
ペコッ
マリア「……………」
ネスト「……………」
マリア判定
81以上 許す
80~30 条件付き
29以下 許さない
下1
ネスト判定
81以上 許す
80~30 条件付き
29以下 許さない
下2
久し振りですね。
☆
ネスト「ユリア」
ユリアーネス「………うん」
ネスト「ひとつ、条件がある」
ユリアーネス「………」
ネスト「ユリア、これだけは。何があっても、守ってくれ」
ユリアーネス「……! う、うん」
ネスト「………ユリア」
ネスト「それを、自分の為だけに振るうな」
ネスト「それを振るって良いのは、自分と、大切な誰かを守る時だけ。それは、絶対に約束しろ」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「うん、分かった」コクッ
ネスト「……なら良いよ。いや、本当は良くないけどね………」ハァ
ユリアーネス「……ご、ごめん。パパ」
ネスト「いや、良いさ。あ、でも偽装くらいはして欲しいな。常に鞘にでも入れてて欲しい」
ユリアーネス「うん、分か「────ユリア」
ガシッ
ユリアーネス「お、お母さん?」
マリア「ユリア。アタシもひとぉーつだけ、条件がある」
ユリアーネス「な、なに?」
マリア「アタシは生粋のガンマニアだ。だから、銃の事ならなんでも知ってる」
マリア「威力、射程、汎用性。どれをとっても、今普及されてる剣より上だと思ってる」
ユリアーネス「え、えと……話が、見えないんだけど」
マリア「良いから聞け。で、アタシは最近『ガンソード』ってのにハマってる」
ユリアーネス「ガン、ソード?」
ネスト「……! マリア、アレは………」
マリア「うっせえ黙ってろ、キャンタマ潰すぞ。でだ、アタシは最近自分で銃の製造もやってる事は知ってるな?」
マリアーネス「うん……それで、何とか生活出来てるもんね」
マリア「そうだ。が、最近は骨のある剣が全くねぇ。大体ナマクラか、貴族サマの儀礼用の剣だ」
マリア「だが、その剣は────一目見た時から、大業物だと思った」
マリア「正直、処分されてたら溶かして再利用でもしようかと思ってたくらいだ」ニヤ
ネスト「おい!!??」
ユリアーネス「で、でも……その、ガンソードと今の話、何の関係が……」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「……まさか」
マリア「おう。その通り」ニカッ
マリア「────ユリア、その剣貸せ。アタシが、世界最強のガンソードにしてやんよ」
ユリアーネス「え……」
ネスト「………もう疲れたよ。僕は許可出したし、引っ込んでるから」スタスタ
マリア「ユリア、これは強制だ。条件だからな、拒否は許さねえ」
マリア「が、必ず使えるモンにはしてやる。だから、寄越せ。アタシとユリアの為にな」
ユリアーネス(………これ、断れないんだ)
マリアにハルシオンを………
1 差し出す(2ヶ月間ハルシオンが使えません)
2 差し出さない
下1
ユリアーネス「………」
スッ
ユリアーネス「……頑張ってね、ママ」
マリア「」ニッ
スッ
マリア「おう」グッ
マリア「………」ジッ
マリア(………ユリア、あんがとな)
マリア(ぶっちゃけ、さっき言った事は間違いじゃねえ。多分処分されてたら、アタシはこれを回収してただろう)
マリア(そんだけ、この魔剣には不思議な魅力がある)
マリア(だが……悪くねえ、寧ろ良い心地のそれだ。邪剣どころか、聖剣と言われても遜色ないくらいにな)
マリア(だから、アタシは信じる。この魔剣がいつか、ユリアを助ける事を)
マリア(そして、アタシもそれを────手助けしてやるのさ)チャキッ
ハルシオン「」
☆
1日目、終了です。
翌日から、1ヶ月が過ぎます。
ガチャッ
ユリアーネス「じゃあ、行ってきます」
トッ
バサッ バサッ
マリア「気をつけて行ってこいよーーーーー!!」フリフリ
ネスト「今日はカレーだからな、早めに帰ってきなよー!」フリフリ
ユリアーネス(今日の授業は何だったかな)
1 現代社会(ベリオル関係の事を知れます)
2 化学基礎(属性に関して知れます)
3 生物基礎(戦闘力と実戦闘の相関性について)
4 魔法訓練(魔法について知れます)
☆
ここで知るのが別にステータス変動になるとかはありません、普通に皆さんが気になりそうなのを抽出してます(あってもプラス要素がある程度、マイナスはありません)。
お好きなのを選びましょう。
下1
学園 一年教室
教師「今日は予告していた通り現代社会だ。今回は直近の問題、『虐殺卿事件』について習う」
教師「さて。まず、『虐殺卿』について知っている者は居るか?」
バッ バッ バッ バッ バッ
教師「……ふむ。流石に全員知っているな」
教師「ならば簡単な説明は不要だろう。彼はつい半年程前に天帝剣ハルシオンを手に入れ、魔王城及び城下町を破壊。住民を9割以上殺害し四天王をも全員討ち倒した」
教師「住民の9割超や魔王城の事もそうだが、何より驚くべきは『四天王全員を相手にした上で勝利した事』。これは、当時その場にいた生存者に新たなる魔王の誕生を予期させる程の事であった」
教師「また彼は、天帝剣の権能により、個の魔力のみで世界を黒雲で覆った。これは魔族の領域、人間の領域関係無く全世界を対象としたものとして展開されたとの事だ」
教師「『風の剣聖』ソーニアン殿、『黒の士』ガーディス殿、『不死身の男』ゴールドマン殿、『Mr.完全拘束(ミスター・パーフェクトチェイン)』ウロスタ殿……彼ら程の者でも、世界を覆う程の闇には太刀打ち出来なかったという訳だ」
教師「しかし、魔王様は違った。あの方は魔王城の陥落及び四天王の殉死を知るなり、直ぐに現場に転移。『虐殺卿』と交戦する」
教師「戦いの詳細は分かっていない。魔王様も口にしないそうだ」
教師「しかし、存外早期に決着が着いたと言われている。理由は不明、通説であるが」
教師「兎に角『虐殺卿』に勝利した魔王様は、すぐに四天王の皆様方を悼んだそうだ」
教師「……と、ここでいきなり問題だ。『虐殺卿』のもう一つの異名を答えろ」
教師「一番先に手を挙げた者に発言権を与える」
ユリアーネス「どうしようかな……」
1 挙げる(答えも併記)
2 挙げない
下1
ユリアーネス(挙げとこ)ピッ
教師「ふむ?ユリアーネス君か。答えたまえ」
ユリアーネス「はい、『殺戮王』です」
教師「その通り。やはり君は優秀だな」
教師「さて、今はユリアーネス君が言っていたように彼は『殺戮王』とも言われていた」
教師「が、そんな彼にはとある過去があった。まともな領主としての過去だ」
教師「彼が死亡して数日後、屋敷で働いていたメイドが幾つかの書類や本を盗み、情報屋にリークしたらしい」
教師「その内の一つに、4、50年程前に書かれたと思われる日記があった」
教師「それにはこう書いてあった。……『愛しき妻よ、愛しき我が子よ。嗚呼、何故逝ったのだ。吾輩は、まだ狂わねばならぬのか。これは、夢ではないのか』……
『巫山戯るな、巫山戯るな。巫山戯るな』
『吾輩が何をした?』
『吾輩はただ、生きていただけだ』
『たった三百余年、何事もなく生きていられればそれで良かった』
『だのに。吾輩は、全てを失った』
『勇者。人にとっての、絶対的希望』
『アレが、吾輩の全てを奪った』
『吾輩はアレを許さない。吾輩は、己が全身全霊を賭けてでも。己が命を失おうとも』
『勇者を、[ピーーー]』……と」
教師「……この頃はまだ理性があったようだが。近年は、ああなってしまった」
教師「気に入らぬ者はまともな理由もなく殺害、邪魔な物は後先を考えず破壊、破壊、破壊」
教師「もしもあんなモノが魔王になっていたらと思うと、背筋が凍るよ」
キーンコーン カーンコーン
教師「……終わりか。それでは諸君、また次の授業でな」ガチャ
バタンッ
ダサい……。
流石に再投稿。
☆
ユリアーネス(挙げとこ)ヒ'ッ
教師「ふむ?ユリアーネス君か。答えたまえ」
ユリアーネス「はい、『殺戮王』です」
教師「その通り。やはり君は優秀だな」
教師「さて、今はユリアーネス君が言っていたように彼は『殺戮王』とも言われていた」
教師「が、そんな彼にはとある過去があった。まともな領主としての過去だ」
教師「彼が死亡して数日後、屋敷で働いていたメイドが幾つかの書類や本を盗み、情報屋にリークしたらしい」
教師「その内の一つに、4、50年程前に書かれたと思われる日記があった」
教師「それにはこう書いてあった。……『愛しき妻よ、愛しき我が子よ。嗚呼、何故逝ったのだ。吾輩は、まだ狂わねばならぬのか。これは、夢ではないのか』……
『巫山戯るな、巫山戯るな。巫山戯るな』
『吾輩が何をした?』
『吾輩はただ、生きていただけだ』
『たった三百余年、何事もなく生きていられればそれで良かった』
『だのに。吾輩は、全てを失った』
『勇者。人にとっての、絶対的希望』
『アレが、吾輩の全てを奪った』
『吾輩はアレを許さない。吾輩は、己が全身全霊を賭けてでも。己が命を失おうとも』
『勇者を、殺す』……と」
教師「……この頃はまだ理性があったようだが。近年は、ああなってしまった」
教師「気に入らぬ者はまともな理由もなく殺害、邪魔な物は後先を考えず破壊、破壊、破壊」
教師「もしもあんなモノが魔王になっていたらと思うと、背筋が凍るよ」
キーンコーン カーンコーン
教師「……終わりか。それでは諸君、また次の授業でな」カ'チャ
ハ'タンッ
ユリアーネス(そんな日記があったんだ……)カキカキ
エルライザ「ユリちゃん相変わらずだねぇ、さっすが真面目ちゃん!」ボフッ
ユリアーネス「わ、エルちゃんっ」
エルライザ「てかさ、あのベリオルがあんな手記?日記?書いてたとか意外だよねー。絶対そういうの書かなさそうなのにさ」
ユリアーネス「うん……ベリオルさんにも色々あったんだね」
エルライザ「だからって他の人に被害加えちゃうのはアウトだけどね。でも、気持ちは分からなくもないかな」
ユリアーネス「私もそういう感じかな。あ、ところでエルちゃん、この後どうするの?」
エルライザ「ん、今日も部活だよー。ユリちゃんは結局、部活入んないの?」
ユリアーネス「あー……」
エルライザ「入った方がいいと思うよ?大学行くにしても、魔王軍に就職するにしても、他行くにしても、そういう活動の記録って重要だからねー」
ユリアーネス「……確かに、そうだね。うん、暇があったら探してみようと思う」
エルライザ「うんうん、それが良いよ! じゃ、またね!」タタタタッ
ユリアーネス「行ってらっしゃーい」フリフリ
ユリアーネス「……早速暇になっちゃった。何かしようかな」
ユリアーネスの行動を決めて下さい。
1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘授業補講(物理戦闘力に補正)
4 魔法授業補講(魔法戦闘力に補正)
5 帰宅(時間が過ぎます)
下1
ユリアーネスの行く場所を選んで下さい。
あと部活に関しては近いうちしっかり専用イベントあります。
ご安心を。
1 自分の教室
2 食堂
3 校庭
4 購買部
5 図書館
6 女子寮
7 完全ランダム(思わぬ場所を発見出来るかも)
下1
図書館
シーーーーーーーン
ユリアーネス「……ここは相変わらず静かだなぁ」ボソ
ユリアーネス(まぁ、こういうところ好きだけど)
ユリアーネス(でも何か読む本あったっけ?)
ユリアーネス「………」
ユリアーネス(まぁ、良いや)
ユリアーネス「適当な本読も」ボソ
何を読みますか?
1 魔剣大全(一章)
2 ぎゃくさつ!べりおるくん!(一巻)
3 人間の強者
4 完全ランダム(コンマで質の良し悪しが決まります)
下1
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「なにこれ?」
ぎゃくさつ!べりおるくん!「」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「………」ペラッ
やぁ!わがはいはべりおる!
にんげんをくしざしにしてくったり、めいどをぶちころしてりびどーをよくせいしてたりしてるぞ!
あと、してんのうをひまつぶしにぶちころしたりしている!
このほんをよんでいるしょくん!
しょくんは、みなごろしをどうおもうだろうか!
わがはいはめちゃくちゃたのしいとおもう!
だからはやってほしい!!
だが、なぜかはやらない!はやらないのだ!
わがはいはこれがくやしい。
じつにくやしい!
だから、みなごろしにはまってないやつをすべてぶちころすことにした!
そうすれば、みなごろしがすきなものしかいなくなるからである!
わがはい、すごくあたまがいいな!
ぼうさいこうがくふのさいこうきかんでもしゅせきになれるのではないか?
とりあえずさいしょはそーにあんとかいうおんなをころしにいくぞ!
わがはいのぼうけんがいまここにはじまる!
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「」スッ
スタスタスタ
バッサ バッサ
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「あれなに?」
行動終了。
次の月に移ります。
キーンコーン カーンコーン
エルライザ「今日は暇だよ!!」ボフッ
ユリアーネス「ふあっ!? きゅ、急に抱きつかないでよ……」
エルライザ「じゃあ声かければ良いの?」
ユリアーネス「いやそういう事でもないけどさ……」
エルライザ「んじゃどっちにしてもおんなじだから声掛けなくていーじゃん」
ユリアーネス「……エルちゃん、そういう方向にだけ悪知恵働くよね」
エルライザ「へへ」
ユリアーネス「褒めてないよ」
ユリアーネスの行動を決めて下さい。
エルライザがついてきます。
1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘授業補講(物理戦闘力に補正)
4 魔法授業補講(魔法戦闘力に補正)
5 帰宅(時間が過ぎます)
下1
ユリアーネスたちの行く場所を選んで下さい。
1 自分の教室
2 食堂
3 校庭
4 購買部
5 図書館
6 女子寮
7 完全ランダム(思わぬ場所を発見出来るかも)
下1
ランダム来ました。
コンマによって何処に行くのかが決まります。
当然高コンマ、ゾロ目は良い場所行けますが、低コンマだと……?
まぁ一桁でもない限りそうひどい事は起きませんけどね。
下1
廊下
ユリアーネス「あれ?ここ……」スッ
エルライザ「ん?どしたの?」
ユリアーネス「エルちゃん、ここなんか変じゃない?」ポンポン
エルライザ「どれどれ」サワサワ
エルライザ「……? 何これ、扉?」
ユリアーネス「やっぱりそうだよね。先生に報告しに行かないと……」
エルライザ「………」
ガシッ
ユリアーネス「え?」
エルライザ「だーめ♡」
ガチャッ
ユリアーネス「ふぁ!? エルちゃんっ!?」
エルライザ「進むに決まってんでしょー!」スタスタ
ユリアーネス「え……ええええええええええええええええええええええええええ!?」
☆
はいはい
完全予想外なんで一旦切りますね
再開します。
☆
暗い道
スタスタ
エルライザ「おー……雰囲気あるね、なんか」
ユリアーネス「う、うん……」
ユリアーネス(大丈夫なのかな……なんだか、変な感じがする………)
エルライザ「……お?」
ピタッ
ユリアーネス「エ、エルちゃん?」
エルライザ「また扉だ」
ユリアーネス「あ、本当だ……どうする?入る?」
エルライザ「そりゃ入るでしょ。じゃないとここまで来た意味ないもん」
ユリアーネス「……明らかに危なそうなのがあったら、すぐに逃げようね?」
エルライザ「ほいほーい」グッ
ガチャッ....
そこにあったものは………
91以上 異界のゲート
90~60 邪神の祭壇
59~10 虹色に光る石
9以下 学園のマスターキー
下1
キラキラキラ....
虹色に光る石の山『』
エルライザ「わっ、きれー……」
ユリアーネス「うん、綺麗だね……」
ユリアーネス(……でもこれ、何なんだろう?)
エルライザ「ねぇねぇどうする?あれ一個貰っちゃう?」
ユリアーネス「えっ?」
エルライザ「ん?」
ユリアーネス「え、いや、貰っちゃって良いの?」
エルライザ「良いでしょ、たぶん。なんかここだいぶ昔から出入りないみたいだし」
ユリアーネス「それはそうだけど……」
エルライザ「ま、なんか問題発生したら返せば良いでしょ。という事でもーらいっ!」
キラッ
ユリアーネス(私はどうしようかな……)
1 せっかくだし、貰っちゃおうかな
2 勝手に盗むのはダメだよね……
下1
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「じゃあ、ひとつだけ……」
ヒョイッ
キラッ
エルライザ「おやおやユリちゃん殿、お主も悪よのう……」
ユリアーネス「…お代官様程ではございませんよ」
エルライザ「ぐっふっふっふっふ……まぁこんなコントしてないで出よっか」
ユリアーネス「うん。でも、結局先生にはどう報告しようか」
エルライザ「別に言わなくても良くない?私とユリちゃんの秘密ーって事でいーじゃんよ」
ユリアーネス「うーん……確かに、絶対に言う必要はないけど」
ユリアーネス(どうしようかな)
先生に言うかどうか。
1 言う
2 言わない
下1
ユリアーネス「……そうだね。別に言う必要もないしね」
エルライザ「さっすがユリちゃんっ、話が分かるね!そんじゃ帰ろっか!」
ユリアーネス「うん、そうだね」
ユリアーネス(……本当、綺麗だなあ)
虹色に光る石「」キラキラ
自宅 自室
マリア『風呂沸いたぞー!』
ユリアーネス「今行くー!」
ユリアーネス(ポッケのもの全部出さないと)ガサゴソ
コロッ
ユリアーネス「あ」
ヒョイッ
ユリアーネス(これポケットに入れたまんまだったんだ、どうりでないと思……)
ユリアーネス(……え?)
黒い石「」
ユリアーネス「……え?なんで、こんなくすんで………」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「……なんか、私の羽根みたいだなぁ」
ハァ
ユリアーネス「………お風呂入ろ」
ユリアーネス・エルライザの死の運命が吸収されました。
意図的に死にに行かない限り、この2人は死にません。
エルライザと仲を深めました。
親友として、更に仲良くなれました。
また1ヶ月が経過し、ハルシオンが手もとに戻ります。
翌月 朝
マリア「出来たぞぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
ネスト「……もっと静かに言ってくれよ」
マリア「うっせえ、出来たもんは出来たんだ!ほら見てみろこれ、見事なガンソードだろ!?」
ハルシオン・ガンソード「」
ユリアーネス「……これ、偽装しても目立たない?」
マリア「寧ろ目立って欲しいな」フンス
ネスト「本末転倒だろ。ていうか朝ごはん作ってくれない?お腹減ってるんだけど」
マリア「今なんも作ってないからユリアにだけ作る。おめーは後でな」ビシッ
ネスト「ひどい……」
ユリアーネス(戦闘訓練、大丈夫かなぁ………)
ハルシオン・ガンソード完成。
基本性能は変わりませんが………?
一部戦闘にて、補正がある場合が。
また、場合によってはエンディングに影響します。
地味に重要です。
キーンコーン カーンコーン
エルライザ「終わったー」グダー
ユリアーネス「よりかかんないでよ……」
エルライザ「だってユリちゃんがやらかいのが悪いんだもーん」フニフニ
ユリアーネス「ほっへはははんはいへほ」
エルライザ「かわい」
ユリアーネス「ひーはははらひへほ」
エルライザ「あ!てかてかさ!」ガサゴソ
スッ
黒い石「」
エルライザ「私これ家に持って帰ったらこんなんになってたんだけど!」
ユリアーネス「…あ、これ私もだよ。エルちゃんもだったんだ」
エルライザ「へっ、ユリちゃんも?」
ユリアーネス「うん、ポッケに入れてたらこうなってたんだ」
エルライザ「へー……なんでだろうね?」
ユリアーネス「さぁ……?」
エルライザ「ま、考えても仕方ないか!」
ユリアーネス「うん……少し、悲しかったけどね」
エルライザ「え、なんで?」
ユリアーネス「……ほら」
エルライザ「え………あー。あーあー」
ユリアーネス「うん。前言ったでしょ?」
エルライザ「まだ言ってる奴いんの?ユリちゃん別に弱い訳じゃないんだから、ボッコボコにしちゃえば良いじゃん」
ユリアーネス「いや、私の家族はみんな問題抱えてるし……この先何か他にやっちゃったら、今度こそ村から出なきゃなんないよ」
エルライザ「ふーん……ま、そん時は私がお父さんに言ってあげる。私んちそこそこお金持ってるしねー、地元の領主に口利きくらいは出来ると思うよ」
ユリアーネス「……あはは。もしもの事があったらお願いしようかな」
エルライザ「うんうん、遠慮なく頼りたまえよ少女。じゃ、私部活あるからじゃーね!」
ユリアーネス「うん、行ってらっしゃい」
ユリアーネ「……何しようかな?」
ユリアーネスの行動を決めて下さい。
1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘授業補講(物理戦闘力に補正)
4 魔法授業補講(魔法戦闘力に補正)
5 帰宅(時間が過ぎます)
6 部活説明会(定期的に開催、その場で入れたりもします)
下1
ユリアーネス(……そろそろ、部活の事考えなくちゃね)
ユリアーネス(体育館でやってるんだっけ?見に行こ)スタスタ
体育館
「人間屠殺部いかがですかー!捕まえた人間を自由に拷問できますよー!」
「兵器開発部です!毒ガス兵器から爆発物まで何でも作ります!是非来てください!」
「魔導研究会でーす。現在焚書前の禁断の魔導書について調べてまーす」
「人間虐殺部いかがですかー!捕まえた人間を自由に虐殺できますよー!」
「サッカー部です!他の部と違って俺たちは普通なんで安心してくださいね!!」
ユリアーネス(い、いろいろあるなぁ……)
ユリアーネス(……でも、こうまで多いと気疲れしちゃうしなぁ)
ユリアーネス(今日は5つくらいに絞ろうかな。それ以上は、今度で良いかな)
安価です。
ユリアーネスが説明を受ける部活の名を好きに書いてって下さい。
下5まで
ユリアーネス「えーと、まずは……」
ダダダダダダダッ
「ちょっとそこの娘!ルックアットミー!!」ガシッ
ユリアーネス「……ふぇ?」
「も、もしかしてキミは……あの、美術室にデカデカと飾ってある神々しい絵を描いた生徒ではないのかッ!?」
ユリアーネス「……あー」
ユリアーネス(そういえば、私子供の頃から絵が得意だったんだよね……というか、音楽も、歌を歌うのも、何でも出来た)
ユリアーネス(だから中等部の頃は結構もてはやされたものだけど……今はもうみんなも先生も「はいはいすごいすごい、って感じだからなぁ)
「な、なぁ……?キミ……?」
ユリアーネス「……あ。えっと、確かに美術室にあの絵を描いたのは私ですけど………」
「や、やはりそうか!ならば是非、是非我が部に入って欲しい!!我が部は君のような真の天才を大いに歓迎するぞッ!」
ユリアーネス「我が部……?」
「ッと、言い忘れていた!大体察せるかもしれないが、私は美術部の部長だ!もし入部の意思があるのなら、いつでも美術室に来てくれたまえ!頼んだぞッ!」
ユリアーネス「は、はぁ……」
ユリアーネス(勢いが凄い人だったなぁ……)スタスタ
ユリアーネス「……ん?」
「こちら狙撃部です!射的用意してますよー、体験してみませんかー?」
ユリアーネス「狙撃部……」
ユリアーネス(ママが部活に入るなら一考しろ、って言ってた部活だったかな。ちょっと覗いてみよう)スタスタ
「おや?もしかして……」
ユリアーネス「はい、説明を受けに来ました」
「そうですかそうですか!いやあ、わざわざ1年の校舎からご苦労様です」
ユリアーネス「はぁ」
「あ、射的やってきます?まずご自分の腕前知るのも良いかもしれませんよ?」
ユリアーネス「あ……そう、ですね」
ユリアーネス(そもそもある程度できなきゃ意味がないしね……)
「じゃあこれ使ってください!あの的に当てて下さいねー」
ユリアーネス「はい」
チャキッ
ユリアーネス「」スッ
ユリアーネス(脇を締めて、腕を伸ばす。重心をズラさず…………撃つ!)
パァンッ!
ユリアーネスの射撃の腕前コンマ
91以上 天才
90~60 才能有り
59~20 凡人
19以下 流石にやめとけ
結果+10(マリアの影響)
下1
「……へぇ。トーシロでこれですか」
ユリアーネス「どう、ですか?」
「いや、才能有りますよ。真面目に欲しくなりました。いつも本校舎の2階の奥の部屋でやってますからね、やる気があるなら来てください。歓迎しますよ」
ユリアーネス(あれ演技だったんだ……)
ユリアーネス(他は何かないかな……)スタスタ
ユリアーネス「……ん?」ピタッ
「ぶ、文芸部でーす……ラノベとか割と部室に有りますよー……」
ユリアーネス(ライトノベルはあまり興味がないけど……そっか、文芸部も良いかな。本読むの嫌いじゃないし)
ユリアーネス(うん、ここもみてみよう)スッ
ユリアーネス「あの……」
「へ?あ……もしかして」
ユリアーネス「はい、入部を考えてます」
「そ、そうですか……えと、じゃあ、基本的に文芸部の教室でやってるんで。いつでも来てくださいね」
ユリアーネス「あ、はい」
「あ、あと古本一冊どうぞ。要らないの置いてるんで……」
ユリアーネス「古本……?」チラッ
ぎゃくさつ!べりおるくん!(2巻)
複合属性の謎
邪神と魔神
最強の属性、時間と空間
光属性を持つ魔族
………
ユリアーネス「………」
何か取りますか?
下1
ユリアーネス(………見なかった事にしよう)
ユリアーネス「あの、じゃあこれ貰います」
「ど、どうぞ」
スタスタスタ
ユリアーネス(次は歴史研究部に行きたいけど……遠いし、これ見ながら行こうかな)ペラ
『複合属性の謎』
『複合属性とは、一言で言えば、強者の持つ物である』
『例外的に運命に愛されている者や、神の寵愛を受ける者が持つ事もあるが、それは例外でしかない』
『また複合属性は先天的に持つ者が多く、それを持つ者の多くは幼い頃から頭角を現し始める例が多い為、複合属性を持った者は人生の成功を約束されたも同然と言えよう』
『それ程までに複合属性には優位性があり、オカルトじみた運命力の補正が存在する』
『が、これは先天的な例により成立するだけである。後天的な例……つまり、何かを極めて得る場合。その時は、少し毛色が違う』
『そう言った方向で複合属性を持つ者は、人生に艱難辛苦が多かったり、あるいは不幸な出来事が多く起こる者が多い』
『何故か、と問われれば単純だろう。やはり、そう言った苦難を乗り越える精神性、肉体、悪運を持っているからこそ、覚醒という形として、2つ目の属性が現れるのだろう』
『……今の言葉を見て、察しただろうか。そう、筆者が言っているのは、2属性による複合属性の話である』
『3つ目の複合属性を持つ者も、存在はする』
『ただ、それらのデータは非常に少ない。筆者が知る限りでは、魔王レオンと殲滅王ベリオル、今代の勇者、また一部の強者など……計、10人程度だ』
『が、それらの者を見て貰えればわかるだろう。筆者の考えと、この本を閲覧している諸君の考えは、きっと一致する筈だ』
『3属性を持つ存在は、総じて────世界を、動かす存在になっている』
『何故、3属性を持つ者は総じてこうなるのか。何故凡百の3属性の者は発見されていないのか』
『複合属性の謎は、深まるばかりである』
ユリアーネス「………」
ペタン
ユリアーネス(なかなか、興味深い内容だったな)
ユリアーネス「……そろそろ、歴史研究部のとこかな?」
スタスタ
「歴史研究部ですよー!ディベートいっぱい出来ますよー!」
ユリアーネス「あの……」
「ん?入部希望者かな?」
ユリアーネス「一応まだ決めてないんですけど、気になって」
「そーかそーか!歴史を知りたいというのは良い事だよ!ちなみに君は、歴史好きかい?」
ユリアーネス「はい、結構」
「はは、そうか!まぁ好きじゃなきゃこないもんな!まぁゆっくりしていけ、何なら議論もしてって良いぞ!」
ユリアーネス「ぎ、議論はあまり得意じゃないので遠慮したいですね……」
「んー?そうか?まぁ、そういう人も居るのか」
ユリアーネス(議論が好きな人なんて少ないと思うけど……)
「あ、でもウチは特殊な政治的思想に冒されてる奴も数人いるからな!部活の性質的に仕方ないが、反政権とか唱える奴が気に入らないなら来ない方がいいぞ!」
ユリアーネス「え?は、はぁ……」
ユリアーネス(政治はまだよく分からないけど……なんで歴史と政治が関わるんだろう?)
「まだ行きたいところがあるなら早く行ったほうが良いぞ!そろそろ中等部の子も押し寄せてくるからな!」
ユリアーネス「あ、はい……」
隅っこ
ユリアーネス「……って言っても」
ユリアーネス(別にもう行きたい所とかないんだよね……)
ユリアーネス「どうしようかな、もう帰………」
ユリアーネス「………ん?」チラ
「フフフフフ……遂に、遂に邪神様が降臨なされるぞ!」
「バッカお前、これ魔神様の術式になってるぞ!」
「は?そんな訳………あ」
「何やってんだよぉおおおおおおおお!!!4時間もかけたのに全部無駄になったじゃねえかああああああああああああ!!??」
「……い、今の今まで気付かなかったお前にも問題あるだろうが!」
「責任転嫁すんなや!!つか部長もうすぐ帰ってくるぞ!?もし失敗した、なんて言ったら………」
「………あ、あわわ。あわわわわわ」
「あわわじゃねーーーーよボケェ!!!!!」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス(…………今日は変なのばっかに会うなぁ)スタスタ
帰路
バサッ バサッ
ユリアーネス(それにしても、本当にいろいろあるんだなぁ)
ユリアーネス(エルちゃんは運動系だけど、私は文化系を回った感じかな)
ユリアーネス(まぁ、別に運動出来ないって訳じゃないけど……体動かすのが好き、って訳でもないんだよね)
ユリアーネス(だからまぁ……今日巡ったとこを中心として、どこ入るか決めるって形になるのかなぁ)
ユリアーネス(………)
ユリアーネス「……パパや、ママと相談する形になるけど。私としては、やっぱり………」
1 自分の一番得意な事ができる、芸術部かな
2 狙撃部……面白そうだなぁ
3 文芸部で、静かに本を読みたいな
4 歴史って、なんかワクワクする
5 最後のアレ……なんか、妙に心に残るんだよね
6 部活は、別に入らなくても良いや
下7まで多数決
☆
学園生活の基礎を決めます。
そこそこ重要な選択肢になりますので、こう言う形式にしました。
ちなみに部活に入る利点としては、それら関係の仕事に就きやすいのと、交友関係が増えると言う事でしょうか。
具体的には友達キャラが生えます。
帰宅部の利点は、とにかく時間が増える事です。
エルちゃん以外の友達が出来る保証はありません。
ともかく慎重に選びましょう。
また、眠いのでこれで切ります。
お疲れ様でした。
下の階から謎の爆音がしたので起きてしまいました。
どうせなんでもうちょっと、ほんのちょっと続けます。
あと前の奴美術部ってやっちゃってますね。
芸術部美術科にするか普通に美術部にするか、どっちが良いでしょうか?
方向性としてはどちらも変わりませんが。
この時間帯ですし三票集まれば十分ですかね。
ご意見ありがとうございました。
それでは再開です。
☆
ネスト「美術部?」
ユリアーネス「うん」
ネスト「……まぁ、別にいいんじゃないかな。ユリアは絵がすごく上手いし」
マリア「というかなんでも出来ただろ。音楽とかそういうのも凄かったよな」
ネスト「ああ、以前一度だけ魔王城の城下に行った時なあ。あの時のユリアは凄かったよ」
マリア「なんだっけ、初めてピアノを触ったのにすっげえ曲弾けたんだよな。向こうじゃ差別は無かったし、全員手放しで褒めてくれたのを覚えてるな」
ユリアーネス「え……そうだったっけ?」
マリア「なんだ、覚えてねえのか?」
ネスト「まあ5歳とかその頃だしな……覚えてなくとも仕方がないよ」
マリア「ま、あれだ。とりあえず美術部入るのは良いけどな、体も動かせよ?」
ネスト「あと勉強も頑張ってくれよ。学業を疎かにしたら、意味がないからな」
ユリアーネス「……う、うん」
ユリアーネス(これで私も明日から美術部の部員、なのかな?)
本来なら1ヶ月が過ぎます……が、部活に入る為今回は翌日になります。
マリア「ん?今日は休日じゃなか……ああ、部活入んのな」
ユリアーネス「うん。じゃあ、行ってきます」
マリア「おう、行ってこい!」
トッ
バサッ バサッ
学園 美術室前
ユリアーネス「………」
ユリアーネス(……き、緊張するなぁ)
ユリアーネス(私、普通にやってけるかな……というか、エルちゃんみたいな友達出来るのかな……?)
ユリアーネス「………」
フゥ
ユリアーネス(……うじうじしてても、仕方ないよね。取り敢えず、前に進まないと)スッ
ガチャッ
部長「……お?もしやキミは……」
ユリアーネス「ユリアーネス、です。入部希望者として来ました」
部長「……おお。おおおおおお。おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ガタッ
部長「いやぁありがたい!君が入れば我が部も更にレベルが上がる事間違い無しだろうッ!!」
ユリアーネス「あ、あはは……」
部長「おぉッと、そうだ!早速……ユリアくんで良いかな?君に顔合わせをさせておこう!」
ユリアーネス「…へ?顔合わせ……?」
部長「ああ!まず我々2、3年生……要するに先輩だな!彼らと顔を合わせておくべきだろう?」
ユリアーネス「あ。えと、そうですね」
部長「で次は君と同じ同級生!そして今年は何気に入部者が多くてな、実は内部進学者も外部進学者も10人以上居るんだ!!」
ユリアーネス「20人以上も……結構人気なんですね」
部長「まあ普段はこの1/4なんだがな!!ハッハッハ!!」
ユリアーネス(どこが今笑うポイントだったんだろう……)
~自己紹介中~
「へー、あの絵を描いた子なんだ!?」
「凄いね、今度一緒にデッサンしようよ!」
「え、え、どうやって描く派?やっぱりセンスだけで描いてるの?」
「すげー、俺にも色々教えてくれよ!」
ユリアーネス「あ、え、あっと」
部長「はいはいはいはいストップ!!ユリアくんが困っているだろうがッ!」
「えーだってさ、この子学園主席でしょ?」
「そりゃ気になりますよ部長ー」
「触らせてー」
部長「後で沢山話せるだろう!まずは同級生との顔合わせを優先せねばならんッ!」
「ぶーぶー」
「後で来てよねー!」
「かわいー」
ユリアーネス(………元気のある部ではある、のかな?)
部長「次は同級生……つまり、1年生と顔合わせだな!」
ユリアーネス「あ、えと……一つ質問、良いですか?」
部長「ん?なんだね」
ユリアーネス「私、少し入部遅かったですよね……他にも私の様な人って、居るんでしょうか?」
部長「うん?ああ、別に少なくはないぞ?7、8人、キミと同じ様にこの時期に入った子も居る!」
部長「なんなら1年の内であれば大体どの時期も入部してくる子は居るぞ。要するに1年の内に入れば間に合う訳だからな」
ユリアーネス「『間に合う』?」
部長「そうだ。やはり1年のうちならまだギリギリ関係が整っていない部もあるからな!まともな交友関係を部内で育みたいなら、1年の内に入部するのがセオリーなのだッ!」
ユリアーネス「ああ、なるほど」
部長「質問は終わりかな?なら、1年生の所に行くぞッ!」
ユリアーネス「はい」
スタスタ
「……え?部長、どうしたんですか?」
「課題の変更ですか?」
部長「いーや、新入部生の紹介だッ!」
「へ!?あ、新しく入る子が居るんですか!?」
「え、誰が……」
「………」
「………」
「………」
『『ええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!??』』
ユリアーネス「………」ソワソワ
「え、え、その子って……!」
「あの『天才』じゃん!?中等部の頃は部活入ってなかったのに、なんで……?」
部長「ハッハッハ!我が名勧誘のお陰だな!存分に褒めたまえッ!!」
「部長すごー」
「部長って本当に部長の器あったんですねー」
部長「何だか潜在的に舐められている感が酷いがまぁよしとしよう!………で、だ」
部長「基本的に、君達はまだ十分なスキルが整っていない者が多い」
「まぁ一年ですからね」
「中等部の方にも入ってた子は上手いけどね」
部長「故に、2人組を組ませて競わせ、互いのスキルの向上を目指す事を旨としているッ!」
「……あ、もしかして?」
ユリアーネス「……?」
部長「うむ、察しが良いな!早速、ユリアくんには組んでもらうが……まぁ、彼女は天才だ。正直、今からでも上級生の組に入れたいくらいにな」
部長「だが、それ以上に彼女は我が部でも最も高純度の見本であると言えるッ!つまり彼女をキミたちの育成に使えば、更なる効果が期待出来る訳だッ!!」
部長「よって」クルッ
ユリアーネス「……へっ」
部長「ユリアくん、誰が1人この中から選びたまえッ!!その子を1年生の内のパートナーとするッ!!」
ユリアーネス「え、えぇ……」
ユリアーネス(きゅ、急過ぎる……)
今後しばらくのパートナーを決めます。
名前、性格、特徴を書いてください。
下3~5まで
「えーユリアちゃん私選んでよー」
「ユリアーネスさん、ボクと組みましょう!絶対良い作品創れますよ!!」
「ユリアーネスさーん」
「ユリアちゃん組もー」
ワイワイ ガヤガヤ
ユリアーネス「え、えっと……」
ユリアーネス(……あんまりこういうの慣れてないから、どうすれば良いのか分からなくなっちゃうな………)チラ
ユリアーネス「………ん?」
幾何学模様の絵「」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「あの」
部長「うん?」
ユリアーネス「あれを描いたのは、誰ですか?」
部長「……あぁ、アレは………」
スッ
「………ふぇっ?」
ユリアーネス「ありがとうございます」
部長「え?……まさか」
スッ
スタスタ
「えっ、えっ」
ユリアーネス「あの、名前を訊いても良いかな」
「わ、私の?」
ユリアーネス「うん」
ローザ「えと……ローザ、だけど」
ユリアーネス「そっか。……ローザちゃんが、あの絵を描いたんだね?」
ローザ「あ、うん……」
グッ
ローザ「え?」
ユリアーネス「凄いよ。多分、ローザちゃんの絵……この部でも、最高級のものだと思う」
部長「……ユリアくん、少し待ちたまえ」
部長「一応、訊いておこう。……本気で言っているのか?」
ユリアーネス「……? 何を、ですか?」
部長「……いや………」
部長「……うむ、だが天才がそう感じるのならそうなのかもしれないな……いや、だがアレは絵と言えるのか………? ううむ、しかし………」ブツブツ
ユリアーネス「…………?」
ユリアーネス(何か考え込んじゃった)
ユリアーネス「……まぁ、良いや。ねぇ、ローザちゃん」クル
ローザ「…………わ、私の絵が、最高級……? え、え、嘘、あの『天才』さんに……」
ユリアーネス(……どっちもトランス状態になってる)
ローザ「……はっ! あ、か、勝手に考え込んじゃってごめんっ!」
ユリアーネス「あ、ううん、別に良いよ」
ローザ「でも、さっきの言葉本当? 私の絵……正直、あまり理解されない様なものだと思うけど………」
ユリアーネス「そんな事ないよ。ただ、少し生まれるのが早過ぎちゃっただけだと思う」
ローザ「う、生まれ……?」
ユリアーネス「そう。多分あれだけ綺麗に描けるなら……普通の絵だって、描こうと思えば描けるでしょ?」
ローザ「……うん、出来なくはないけど………」
ユリアーネス「……やる気が起きないんだよね?」
ローザ「……そ、そう」
ローザ(な、なんで分かるの……?)
ユリアーネス「大丈夫。私は分かってるよ」
グッ
ローザ「あ、わっ」
ユリアーネス「ローザちゃん……出来れば、私と組んで欲しい」
ローザ「……え!?」
ユリアーネス「………あのね、こんな事言っちゃったら凄く失礼だと思う。でもね、今ここに飾ってある他の絵、実はあまり惹かれなかったんだ」
ユリアーネス「でも、ローザちゃんの絵だけは違った。多分、他の人には単なる線の絵にしか見えないと思う……けど、私は分かる」
ユリアーネス「あれは、無限の応用性がある。それこそ、模様のジャンルとして定義して良いくらいに」
ローザ「そ、そんな大袈裟な」
ユリアーネス「大袈裟じゃないよ。……ねぇ、どうかな。ローザちゃん」
ユリアーネス「私は、ローザちゃんの絵に惹かれた。だから、もっともっとローザちゃんの絵を見てみたい」
ローザ「………!」
ユリアーネス「代わりに、私は………そうだね、ローザちゃんの足りないところを、補ってあげたいと思う」
ユリアーネス「……私さ。昔から、絵とか音楽とか、芸術系の事は凄く出来たんだ」
ユリアーネス「だから、役には立てると思う。……ダメ、かな?」
ローザ「………」
グッ
ローザ「……ふ、不束者ですが」
ローザ「よ、よろしくお願いしますっ!」
ユリアーネス「……ありがとう」ニコ
「………マジか」
「ローザちゃん可愛いけどさ……あの模様?を絵って事にしてんのは………」
「いや、まぁ不思議な感じはするけどさ……絵ではないよな」
「………まぁ、あの天才が組んだんだ。何かしらの変化はあるんじゃね?」
「乞うご期待、ってか?」
ローザがパートナーになりました。
もしかしたら、エンディングに影響するかもしれません。
また、今後の行動表は部活が休みの日に行われるモノとして処理します。
部活の描写は授業くらいの頻度でやってく感じです。
昼頃 部活終了後
ユリアーネス「部活、終わったね」
ローザ「う、うん」
ユリアーネス「ローザちゃん、この後暇かな?」
ローザ「そう…だね。あんまりやることはないかも……」
ユリアーネス「じゃあさ……何処か行かない?せっかく組んだんだし、初日くらい遊びたいし」
ローザ「あ、うん!ユリちゃんがいいなら、私も良いよ」
ユリアーネス「決まりだね。どこ行こうか……?」
ユリアーネスの行動を決めて下さい。
1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘授業補講(物理戦闘力に補正) ×
4 魔法授業補講(魔法戦闘力に補正) ×
5 帰宅(時間が過ぎます)
下1
ユリアーネスの行く場所を選んで下さい。
1 自分の教室
2 食堂
3 校庭
4 購買部
5 図書館
6 女子寮
7 完全ランダム(思わぬ場所を発見出来るかも)
8 虹色の石の部屋
下1
ランダム来ました。
コンマによって行ける場所が変わります。
もう荒ぶらないでね……。
下1
なかなか良さげ。
☆
ローザ「あれ?ここ……」
ユリアーネス「カフェテリアだよ。そこそこ遠いから、外進生はあまり知らないかもね」
ローザ「へー……ユリちゃんは内進生なんだ?」
ユリアーネス「うん、中等部からここに通ってる」
ローザ「良いなぁ……」
ユリアーネス「えっ、なんで?」
ローザ「だって、中等部から通ってたら友達多そうだし」
ユリアーネス「あぁ……まぁ、仲の良い娘は1人居るけど………他は、あんまりかな。別に、普通に話はするんだけどね」
ローザ「そうなの?ちょっと意外かも」
ユリアーネス(……最初会った時よりハキハキ喋ってる。これならすぐに仲良くなれそう、かな?)
ローザとカフェテリアでお茶をしました。
友達が増えました。
1ヶ月が経過します。
また、学期末試験があります。
翌月
ネスト「今日が試験の日、だったか?」
ユリアーネス「うん、そうだよ」
マリア「自信あんのか?学園のテストって一応そこそこ難しいんだろ?」
ユリアーネス「まぁ、それはそうだけど……」
ユリアーネス(………実際のところを言うと)
91以上 満点行けそう
90~70 更に高得点を取れると思う
69~40 今まで通りかな
39以下 もしかしたら、危ないかも……
結果+25(優等生の為)
下1
油断してたらこれだよ。
で?
なんなの。
91以上 下+今後一部の授業が免除される(エルライザと触れ合える時間はちゃんとあります)
90~60 次のテストも満点確定(理系学問優秀化、文系学問学年首席化)
59以下 いけるかも?違う、行けるのさ(理系学問優秀化)
下1
理系学問:優秀
文系学問:学年首位
芸術系:学園首位
運動系:普通
魔法系学問:優秀
こうなりました。
ちなみに物理戦闘力は全く低くない(86)為、運動系に関して気にする事もありません。
あーあ。
☆
ユリアーネス「……あんまり勉強はしてないかなぁ?」
ネスト「おいおい、頼むよ?高い学費払ってまで行ってる私立なんだからな」
マリア「まぁ別に低くても良いけどな。どうせどっかには就職出来んだろ」
ユリアーネス「そうだね」
ユリアーネス(……今回は、ちょっと自信あるんだけどね)ニヤ
エントランス
エルライザ「ねぇねぇユリちゃんっ、今回の首席ウチのクラスからなんだって!!」
ユリアーネス「へぇ……凄いね」
エルライザ「ね、ね、凄いね!ウチのクラスの誉れだよね!!」
ユリアーネス「そうだね……なんだか私たちのクラス自体まで頭良く見えちゃうしねぇ」
エルライザ「そうそう!あ、ちなみにユリちゃんどうだったの?」
ユリアーネス「私は今回あんまり勉強してなかったからなぁ」
エルライザ「とか言ってしてるんだろお前は!知ってるんだぞこんにゃろ!」フニフニ
ユリアーネス「ほっへはひはいほ」
エルライザ「へへ、相変わらずやわらけぇなオメー」
ユリアーネス「はらひへー……」
エルライザ「ひゃはは、もっとふにふにしてやん……お?先生来た」
ユリアーネス「………!」
エルライザ「だーれかな、だーれかな?」
ユリアーネス(………)
教師「離れろ、離れろ。貼り付けるぞー」
「退けハゲ!」
「頭光って見えないよー」
「このハゲーーーーーーー!!!」
「ハゲ!」
教師「うるさいぞお前らァ! 魔法弾撃ったろか!?」
「ひー」
「ハゲはんたーい!ハゲ辞職しろー」
「ハゲ!」
教師「煩い奴等め……ん?」チラッ
教師「………」ジッ
ユリアーネス「………え?」
ユリアーネス(……もしかして)
教師「」ニッ
教師「」スッ
ペタッ ペタッ
エルライザ「………ふぁ?」
ユリアーネス「………っし!」
ローザ「…………うそ?」
部長「ん?一年はここで貼り付けをしているのか………えっ?」
教師「結果はこの通りだ。今回の学年首位は────全教科満点、ユリアーネス君だ」
シーン....
……………。
…………………………。
エルライザ「…………お」
『『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!!!!?????』』
「ぜ、全教科満点!?化け物かよッ!?」
「ぜ、全教科満点て……」
「頭良すぎだろ今年の一年……」
「えぇ………」
「これ設立以来一回あったかないかじゃなかったか……?」
「マジかよ………」
ザワザワ
エルライザ「なぁぁぁぁぁぁぁに満点取ってんだユリちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんッッ!!!???」ガクガク
ユリアーネス「えへへへへへ……」ニヨニヨ
エルライザ「ちょっと待ってユリちゃん中等部の頃はそこそこ頭良いだけだったよねッ!?おかしいだろこれッ!!?」
ユリアーネス「あはは……私も努力してるんですよー」ブイ
エルライザ「努力ってレベルじゃねーーーーよ!!!???」
「………は?うそ…………?」
「負けた……? 私が…………?」
☆
流石に新キャラ生えます。
今回蹴落とされた2位ちゃんです。
勿論男キャラでもおっけー。
名前、性格、特徴を書いてください。
下3~5まで
ミセトで行きます。
☆
ミセト「は……?」
ミセト「この僕が……負けた………?」
ミセト(い、今まで負けた事がなかった、この僕が………)
「おい、ミセトが負けたぞ……!」
「ミセトは……満点から6点マイナスか!」
「ハハハ、あのチビ漸く負けやがった!すげえなあの鳥人の奴、最高だろ!」
「てかあの子アレじゃね、中等部の頃目立ってたメッチャ絵上手い子じゃね?」
「すげー……ああいうのを天才って言うんだろうな」
ミセト「あ、あ、あ……」
ミセト「あああああああ………」
ガクッ
ミセト「う、嘘だ………」
ミセト「…………う、ううううう」
ミセト「う………」
ミセト「嘘だぁあああああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!!!!」
「嘘だぁあああああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!!!!」
エルライザ「えっ、何この慟哭」
ユリアーネス「え……あ」
ユリアーネス(中等部で一番だった、ミセトくんだ……)
ダダダダダダダッ
「凄いじゃんユリア!」
「やっべーな!あのミセトを下すとはな!」
「つかこれから一年学費免除なんだろ?最高じゃねーか!」
「ユリアちゃんは俺らのクラスの誇りだぜっ!」
ユリアーネス「ふぉっ!?」
エルライザ「へへ、ユリちゃんは私が育てた!」フンス
「いやお前はバカだろ」
「500人中400位くらいじゃん」
エルライザ「………うるせー!それでも育てたんだよ!!」
「えー……」
「言うほど育ててるか?」
スッ
「ちょっと失礼」
ユリアーネス「………へっ?」
エルライザ「が、学園長?」
「………!」
「………え?」
学園長「ユリアーネス君だね?」
ユリアーネス「は、はい」
学園長「少し、来てもらおうか」
ユリアーネス「へ………」
ユリアーネス(え?え?)
学園長「……そう警戒しなくて良い。何、学費免除の話と……少々、別件をな」
ユリアーネス(…………別件?)
学園長「ともかく来てくれ、すぐにな」
スタスタ
エルライザ「あぁ、学費免除の話だったんだねー」
「ビビったなー」
「まぁ冷静に考えるとそうだよな……」
ユリアーネス「……取り敢えず、行けば良いのかな」
エルライザ「まぁ早く来いって言ってたしね。パパッと行って帰ってきたら?」
ユリアーネス「そう、だね。じゃあ、行ってくるね」タタッ
☆
一旦休憩です。
再開です。
☆
学園長室
「失礼します」
ガチャ
学園長「来たか。まあ、かけたまえ」
ユリアーネス「はい」
スッ
学園長「今日呼んだのは他でもない。まず、首席の件だが」
学園長「君には、近くある表彰式に出て貰う。そしてこちらが賛辞の言葉を述べるという形だ。出てくれるな?」
ユリアーネス「えっと……」
ユリアーネス(断れる雰囲気じゃないな……)
ユリアーネス「……はい」
学園長「ありがとう。では次に学費免除の件だが」
ユリアーネス「学費免除……」
学園長「まずこれは更新制だ。一度首席になる毎に、1年間の免除を行う」
ユリアーネス「はぁ」
学園長「まあ別に君が払う訳ではないから、この辺りはご両親に直接説明しよう」
学園長「……で、先程言っていた別件だが」
91以上 ???
90~70 ……学校生活は楽しいか?
69~30 あの『部屋』に入ったな?
29以下 君の持っている剣は、魔剣だな?
下1
学園長「………」
学園長「君は、あの部屋に入ったな?」
ユリアーネス「………え」
ユリアーネス(嘘、見られてたの……!?)
学園長「……その様子だと、入った様だな。では、あの術式反応は間違いではなかったという事か」
ユリアーネス「……あ、あの…ごめんなさい………」
学園長「いや、別に謝らなくとも良い。ただ……どうやって気付いた?」
ユリアーネス「どうやって、とは……?」
学園長「あの部屋は、複合属性による反応でしか開かない……というか、認識すら出来ない筈なのだよ。そしてここの生徒には、複合属性の者は殆ど居ない」
学園長「居ても、既に入学前に注意を行なっている。なのに開いたとは、という話だ」
ユリアーネス「複合属性………?」
ユリアーネス(………)
ユリアーネス(………! もしかして、ハルシオン……?)
学園長「中に虹色の宝石があっただろう?あれは対象の死の運命を吸収する石だ。高価だが、ここには良家の子息令嬢が多く通っているからな。ある程度保存していないと、貴族連中がうるさいのだよ」
ユリアーネス「はぁ……」
学園長「まあ、そういう事だ。兎に角、これからはあまり近づかないでくれ」
ユリアーネス「あ、はい」
ユリアーネス(……盗っちゃった事は、バレてないっぽい?)
夏休み開始前日の日に移ります。
マリア「今日から夏休みだっけか?」
ユリアーネス「ううん、明日から」
ネスト「夏休みか……今年は、何処か旅行でも行くか?」
ユリアーネス「うーん……夏休みも一応部活あるし、エルちゃんと遊ぶ予定もあるし……まぁ、少しなら良いのかな?」
マリア「そーかそーか!じゃあ近場の観光地でも行くか!」
ネスト「そうだねえ、何か良いところあったかなぁ……」ペラッ
ユリアーネス「何処行くか決まったら、教えてね」
ガチャ
スッ
バサッ バサッ
「行ってらしゃい黒羽根ちゃーーーーーん!!」
「んで死んでこいよクソ羽根ェーーーーーー!!」
「「ギャハハハハハハハハハハハハハ!!!」」
マリア「テメェらぶち殺すぞゴラァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」ドォンッ!
「ひっ」
「ぎゃっ、羽負けの嫁だ!逃げろぉ!!」
ユリアーネス(………よくやるなぁ)ハァ
表彰式
学園長「……であり、我が学園での生活は………」クドクド
ローザ(……こういうのって、眠くなってくるよね)ボソッ
ユリアーネス(そうだね……凄く眠い………)ボソッ
エルライザ「zzzzz....」
ミセト(ぐぅうううう………僕があの壇上に登れないなんて………!!!)
ミセト(クソ、クソ、クソ!! つ、次こそは!! 次こそは絶対に返り咲いて、僕を馬鹿にする奴の鼻を明かしてやる……ッ!!!)ググッ
学園長「……である。故に、励む様に」
「……ありがとうございました。次に、各学年の代表者の言葉です」
ユリアーネス(……あ)
ローザ(あっ、もしかしてユリちゃんじゃない?)
ユリアーネス(うん……準備、しないとね)
すみません、少し外してました。
表彰式っていうか表彰式&終業式にしちゃいましょうか。
☆
「……です。夏季休暇だからと言って勉学を怠らず、魔族として恥の無い生活を続けたいと思います」
「……ありがとうございました。次は高等部第一学年の、代表者の言葉です」
ユリアーネス(行ってくるね)
ローザ(うん、行ってらっしゃい)
カツン カツン
ユリアーネス「………」
ペコッ
ユリアーネス「……私は、この学園生活に於いて、さまざまな経験を得ました」
ユリアーネス「中等部からの友とはもちろんの事、高等部からの友とも関係を育み、広く、しかし深く交友を行いました」
ユリアーネス「そしてその結果、大きく得たものがあります。それは────」
ユリアーネスのスピーチ判定。
どれくらい良かったのでしょうか。
コンマです。
結果+10(エルライザとの日々)+5(部活での日々)+15(友人:良好による対人関係補正)
下1
設定遵守しますね……。
☆
ユリアーネス「……で、です。ですので、ゆ、有益な日々を過ごしていきましょう」カミカミ
「ププッ……いえ、失礼。以上で、高等部代表者の言葉を終わります。次は、表彰です」
エルライザ(途中で起きたら面白い事になってて笑う)
ローザ(……ど、どんまい!)グッ
ミセト(……あんなのに負けたのか、僕は?)ギリリッ
部長(天才もああいう一面があったのだな……意外だ)
「ドジっ子萌え~」
「なんか逆に好きになったわ」
「こういうの好き」
「……なんか、一気に身近に感じたわ」
ユリアーネス「……うぅ////」
一部の評価が上がりました。
…………。
エルライザ「終わったーっ!」ボフッ
ユリアーネス「………」ハァ
エルライザ「およ、どうしたの? ねぇねぇ」ニヤニヤ
ユリアーネス「……分かってる癖に」
エルライザ「へへ、ごめんごめん。でも可愛くて良かったよ?」
ユリアーネス「私はすっごく恥ずかしかったんですけど……」
エルライザ「いやぁ、むしろああいうのはいいんじゃない? 全部完璧じゃ逆に遠ざかられちゃうよー」
ユリアーネス「そんなものなのかなぁ……」
エルライザ「ま、いずれ分かる時が来るさ。今は精一杯悩みなさい、少女よ」ニコ
ユリアーネス「エルちゃん私と歳同じでしょ」
エルライザ「でも私の方が胸おっきいよ」
ユリアーネス「………」ズーーーン
エルライザ「………いや嘘、流石にごめん。嘘じゃないけど」
ユリアーネス「最後の一言が余計だよ……」
ユリアーネス(………なんか今日は何にもやる気起きないなぁ)
ユリアーネス(でも、家に帰って寝るのもなぁ………)
ユリアーネス「………」
ユリアーネス(たまには1人でぶらつこうかな……)
ユリアーネスの行動を決めて下さい。
1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘授業補講(物理戦闘力に補正)
4 魔法授業補講(魔法戦闘力に補正)
5 帰宅(時間が過ぎます)
下1
1ミセト
知り合いじゃないけど出来る?
ユリアーネスの行動を決めて下さい。
ちなみにさっきので100超えてたら全体的に好感度が上がり、また10以下なら完全に最低なスピーチだった為流石に下がってました。
補正あるんで補正無いキャラだった場合ですが。
ユリアーネスの行く場所を選んで下さい。
1 自分の教室
2 食堂
3 校庭
4 購買部
5 図書館
6 女子寮
7 完全ランダム(思わぬ場所を発見出来るかも)
8 虹色の石の部屋
下1
>>682
物語に出てきたキャラとは全て接触が可能です。
ただ向こうの居る場所が明らかに遠い場合、死亡している場合は除きます。
それと、何度も一部のキャラに集中して会ったりしてると、エンディングに関係します。
で、コンマですね。
何が出るんでしょう。
下1
9 カフェテリアを入れ忘れてました……。
申し訳ありません。
もう一度コンマしましょうか?
こちらのミスの為、再度の判定が欲しい人もいると思いますし。
了解です。
このコンマと、さっきの56、高い方を採用という形でいきます。
下1
56の方になります。
廊下
ユリアーネス「……あれ、ここに教室なんてあったんだ」
ユリアーネス(ここ広いからなぁ、中等部から居ても未だに知らない部屋が多いよ……)
ユリアーネス(中に人は……居ないみたいだね。どうしよう、入ってみようかな……?)
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「いいや、入ろ」ガチャ
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「ここ、なんだろう?」
テーブル「」
ソファー「」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス(よく分かんない場所だな……)
ユリアーネス(秘密の話をしたい時とかは、使えそうって感じだね)
目立たない部屋を発見しました。
大切な話をしたい時、もしくは何かから逃げる時に有用な場所です。
夏休みに入ります。
ミーンミンミン ミーーーンミンミン
ユリアーネス「………ふぁあああ……」
時計「」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「ん?」
時計「」
ユリアーネス「あーーーーーーー!!! ちっ、遅こ………」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「あっ、夏休みだった……」
マリア「なんださっきのデケェ声」
ユリアーネス「ほっといてください……」
ネスト「今日から何か予定はあるのか?」
マリア「ん、えっとね……」
1 家族旅行はいつなの?
2 エルちゃんの家に数日泊まるよ
3 しばらく美術部に通うし、特に無いかな
4 安価(内容もカキコお願いします)
下1
ユリアーネスとマリアって最初の部分ぱっと見似てるんですよ……。
☆
ユリアーネス「射撃の訓練、したいな」
マリア「」ガタッ
ネスト「おいおい……本気か?」
ユリアーネス「う、うん」
マリア「よく言ったァ!よし、じゃあ早速ついてこい!!」グイッ
ネスト「え、いや朝食は?」
マリア「あ?生野菜食っとけ」
ネスト「ひどい……」
村広場
「うわ、羽根負けの嫁だ……」
「黒羽根も居る……何やるんだろ………」
マリア「よし、ここで待つぞ!」
ユリアーネス「……え、何を?」
>>695の口調からマリアの台詞と勘違いしてると思ったけどそのまま進行か
マリア「まぁ見とけ」イソイソ
ユリアーネス「え、ママ何で隠れて……?」
マリア「良いから、ほら……そろそろくるぞ」
ユリアーネス「え………」
「おっ?黒羽根じゃねーか!」
「夏休み入ったからまーたここでタムロすんのか?」
「やめて欲しいよなァ、空気が汚染されるわ!」
「それとも犯されてぇーのかな?」
「やめとけやめとけ、あんなブス犯しても性病にしかなんねーよ!」
「ヒャハ、言えてるべ!」
『『ギャハハハハハハハハハハハハハハッ!!!』』
ユリアーネス「………」
ユリアーネス(……ママ、私帰りたい)
マリア(アタシは鉛玉ブチ込みてぇけどな……けど、折角のチャンスを無駄にする訳にもいかねぇ)
ユリアーネス「……チャンス?」
>>698の場合はコメントお願いします。
補填でもう一回イベント枠増やしますよ。
☆
マリア(おう。今、実は長老が都市の方に税収関係の話をしに遠出してるんだよ)
ユリアーネス(………? えっと?)
マリア(分かんねぇか? ……要するに、ゲンナマの証拠さえ見られなきゃ良いんだよ)ニヤ
ユリアーネス(………)
ユリアーネス(………えぇ)
マリア(分かったか?)
ユリアーネス(いやでも、流石に……)
マリア(おう、別に殺しはしなくていい。ただ……クッソいてぇ奴をブチ当ててやりゃあいい)スッ
特殊弾「」
ユリアーネス(……これは?)
マリア(ま、端的にいやァ異常な痛みを与える成分を含有させた奴だ。致死性は全くねぇけどな)
ユリアーネス(うわぁ………)
「おーーーい何黙ってんだバカガキ!」
「何処向いてんだカス!無視すんなや!」
「糖質になっちゃったのかなァ~~~???」
「羽根の黒い障害者はさっさと死んで下さ~~~い」
『『ゲヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!』』
ユリアーネス「………」
マリア(……な? あんなん撃ったって良いんだよ、寧ろ撃て)
マリア(このままじゃ、ユリアがどんだけ偉くなっても、どんだけ頭が良くなっても、どんだけ強くなっても……舐められたまんまだぞ?)
マリア(つか、フツーにムカつくだろ。単純に。こいつら、ユリアより死ぬ程バカで弱いのに、なんでユリアをバカに出来んのか)
ユリアーネス「………」
マリア(なぁユリア。やる時はやれ。後先考えんな。その時何もしなきゃよ、後になって後悔しても何にもなんねぇんだよ。それに)
マリア(アタシはユリアを、こんなトコで縮こまるようなチキンに育てた覚えはねぇぞ)スッ
ユリアーネス「……………」
ユリアーネス(………私は……)
1 ……痛い目くらい見て貰わないと、割りに合わない!
2 それでも……傷つけるのは良くない、と思う
下1
ユリアーネス(………)
ユリアーネス(…………ママ)
マリア(………ん)
ユリアーネス(……あのね)
マリア「………」
ハァ
マリア(……ま、仕方ないのかもな。そこは)
ユリアーネス(え?)
スッ
「……えっ?」
「ヒッ、銃撃女!!?」
「な、なんでこんなトコ居るんだコイツ!?」
「こっ、殺されるぞぉおおおおおおおおおおおおおおお!!??」
マリア「テメェら……アタシの娘をよくも散々言ってくれたなァ!! 手足の一本二本は覚悟しろよこの野郎ッ!!」ダダダダダッ
『『ひぃいいいいいいいいいいいいいい!!!!!』』
ユリアーネス「………」
ユリアーネス(……これで、良かったのかな)
選択ミスしたか……ごめん
数日後
ユリアーネス「……えっ?何これ?」
マリア「ユリア、まずお前にはこれが必要だ!」
ソーニアン式実戦剣術「」
戦闘技術論「」
銃撃基礎「」
鳥人の戦い方「」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「……私、別に戦いたい訳じゃないんだけど」
マリア「分かってる。でもな、強くなって損はねぇのも事実だろ?」
ユリアーネス「それは、そうだけど」
マリア「じゃあ読め。とにかく読め。好きな奴からで良いから読め」
ユリアーネス「………まぁ、暇があったらね」
マリア「それで良い。とにかくいつかは全部読み切っとけよ」
マリア(……ユリアは、優し過ぎるな。これがいつか、失敗に繋がらなきゃ良いが………)
マリア(……けど、こういう奴が本当の信頼関係って奴を築けるんだろうな)
物理戦闘値が+83から+88に上昇しました。
1ヶ月が経過します。
>>706
これに関してはミスって訳でもないかもですね。
というか一部選択肢には、本旨とずれててもそれなりに益があったりします。
例えば前にも言ったように兵士長の言葉に反して逃げてても、何かの益はあったんです。
まぁ、だからって全部が全部益がある訳でもありませんけど。
☆
ユリアーネス「……暇だなぁ」
ユリアーネス(部活は毎日行ってるけど、ローザちゃんが来てない日は指導しかしてないからなぁ……)
ユリアーネス(それも上級生の人にばかり引っ張られてるし、あんまり同級生と交友は深められないんだよね……)
ユリアーネス「まぁ、別に嫌って程でもないけど……」
ユリアーネス(どれもあまり惹かれないから、どうしても飽きちゃうんだよね……)
ユリアーネス(こんなにつまんないなら、天才なんてなりたくなかったよ……)ハァ
夏休みです。
何をしますか?
1 家族旅行
2 エルライザの家に泊まりに行く
3 何もしない、部活に通う日々
4 安価
下1
ユリアーネス(……まぁ、こういう時は)
ユリアーネス「決まってる、よね」
豪邸
バサッ バサッ
トッ
スタスタ
コンコンッ
ユリアーネス「あの、すみません」
………。
………………。
ガチャ
「……おや?確か、お嬢様の御学友の………」
ユリアーネス「はい、ユリアーネスです」
「おお、お久し振りですな。お嬢様は今、リビングで寝転がっておりますよ」
ユリアーネス(猫かな?)
「猫ですな」
ユリアーネス「!!?」
「ともかく、御案内致します。ついて来て下され」スタスタ
ユリアーネス「………えっ?えっ?」スタスタ
エルライザ『……え、来たの!?』
「ええ。向かいの部屋にいらっしゃいますよ」
バタンッ
エルライザ「うぉおおおおおおおお生ユリちゃぁああああああああんっっ!!!」ダキッ!
ユリアーネス「うぼぇ!?」ベチャ!
エルライザ「えっ、何今の女の子らしからぬ声」
ユリアーネス「いや、エルちゃんのせいでしょ……」
エルライザ「えへへ」
ユリアーネス「褒めてないよ」
エルライザ「へへ、なんかこのやり取りも久し振りだね!」
ユリアーネス「そうだね……もう1ヶ月くらい会ってなかったのかな?」
エルライザ「これでこれなのに夏休み終わったらこれ以上ってこれヤバくない?」
ユリアーネス「これがゲシュタルト崩壊起こしてるよ……」
エルライザ「ゲシュタルトって何?」
ユリアーネス「………深く考えたらダメなやつ?」
エルライザ「まぁそれはそうとどうしたのさ、いきなり。泊まりに来た?」
ユリアーネス「うん、暇だしね」
エルライザ「そっか!私も暇だしユリちゃんとモフれるなら大歓迎だよー」
ユリアーネス「私ってモフれるの……?」
エルライザ「その翼に顔を埋めるとな、なんだかな、幸せな気持ちになれるんじゃよ」
ユリアーネス「危ない人の顔して言わないでよ……」
エルライザ「どうでも良いけど人って言い方明らかに人間の事指すのに何で魔族も普通に使ってるんだろうね?」
ユリアーネス「えっ」
エルライザ「ほら、私達の言葉って人間と統一してるじゃん。でもさ、ある程度の差別化はある訳でしょ?例えばもう露骨、人間と魔族。人間は人間の事を指して、魔族は魔族の事を指す。カテゴライズは完全に完了してる様に見えるけど、こうして言語としての問題が見えたりしてる。そこから考えるに、現状の言語っていうのは何か不完全なものの気がするんだよね。そう例えるなら、私達の世界は私達魔族が存在しない世界の住人によって形作られてて、この世界はフィクシ
ユリアーネス「それ以上はなんだか危ない気がするよエルちゃんっ!?」
エルライザとお馬鹿騒ぎをしながら過ごしました。
1ヶ月が経過……する前に、とある判定です。
今までは何事もなく話が進行していました。
しかし彼女達は魔族、人間と全面戦争状態にある種族です。
つまり、場合によっては人間からの襲撃があったりします。
今から行う判定は、人間が学園を襲撃するかどうかの判定です。
また、襲撃がある場合は規模の決定も行います。
ごちう◯がいきなりヘ◯シングに変わる感じがするでしょうが、仕方のない事なのです。
受け入れましょう。
コンマで決定です。
30以下になった月は、襲撃があります。
また2月、3月は冬休みなのでここは計上しません。
この時にまた後の月の判定を行います。
9月
下
10月
下
11月
下
12月
下
1月
下
数字書いてなかった……。
皆さん普通に対応してくださってありがとうございます。
10月襲撃、12月に何か良い事があるんですね。
それぞれパパッと決めちゃいましょうか。
10月の襲撃の規模
91以上 兵数300
90~70 兵数500
69~30 兵数1000
29以下 兵数1000+勇者パーティ
下1
12月の出来事
91以上 69~40+魔王レオンが挙兵、勇者討伐へ動く
90~70 69~40+魔王レオンが挙兵、都市を制圧
69~40 行動回数+2
39以下 行動回数+1
下2
10月の襲撃の規模は1000
12月の出来事は行動回数+2
となりました。
まぁ世界観的に察しているでしょうし、前にも匂わせましたが、このスレは主要キャラも死にます。
学園長からローザちゃんまであらゆるキャラに死の機会がまわります。
もちろんあの虹の石を使えば死なないキャラは増えますが、例えば自分から勝てない戦いに飛び出すとかしちゃえば無意味です。
それに基本的には学園長からものすごく怒られますし。
まぁ、諸々覚悟してやりましょう。
切ります。
レスしといて何もしないってのもアレですかね……。
よし、寝落ちするまでですがやりましょう。
☆
バサッ バサッ
ユリアーネス(今日から学校かぁ……)
ユリアーネス(学校自体は部活で来てたそう久しぶりに思わないけど、友達となるとまた別だよね……)
ユリアーネス(みんな、元気かな?)
授業描写します。
気になるのを選んでくださいね。
1 現代社会(人魔双方の現戦況)
2 魔法学(補講とほぼ同じ)
3 戦闘学(補講とほぼ同じ)
4 美術(ユリちゃん無双なのです!)
下1
学園 美術室
教師「はいおはようございまーす!じゃ、ユリアーネスさん後はお願いしますね~」
ユリアーネス「……先生、たまには私に頼らず自分でやってくださいよ」
教師「えー、だって私よりユリアーネスさんの方が教えるの上手いんだもーん。ねー?」
「うん」
「まぁ、美術に関してはな……」
「天才だしな」
「もう慣れたけどねー」
ユリアーネス「………」ハァ
ユリアーネス「……分かりました。じゃあ、教科書の122ページを開いてください。今日は属性色についてやってみたいと思います」
エルライザ「はいはーい!属性色ってなんですか!」ビシッ
ユリアーネス「……前回やったと思うんですけど」
エルライザ「忘れちゃった☆」
ユリアーネス「………」ハァ
ユリアーネス「……属性色と言うのは、いわばその属性から連想出来る、大まかな色の事です」
ユリアーネス「まず属性というのは基本の4属性である火、水、風、土に特殊属性の光、闇を加えた6属性で成り立ちます」
ユリアーネス「特殊属性に関してはバイアスが存在し、前者は人間、後者は魔族が持つ事の多い属性と言えるでしょう」
ユリアーネス「まぁ、これに関しては中等部で習ったと思うのでこれ以上は省略しますが」
ユリアーネス「先程の話に戻ると、つまり属性色とはこれらの属性に定義されたものなのです」
「えっ、でもそんなの習う必要あるか?火なら赤、水なら青みたいにすぐ連想出来ちゃうじゃん」
ユリアーネス「そうですね。ですから、これから習うのは2属性の複合属性の事です」
ユリアーネス「例えば神炎。これは、光属性と火属性の複合ですが……何色かわかりますか?」
「え……?」
「いや……」
「普通に白と赤の混合じゃねえの……?」
ユリアーネス「……悩んでいる様ですね。正解は、『真紅』です」
「真紅ぅ?」
「え、いやわかんねーよ!?」
「ど、どうして真紅になるの……?」
ユリアーネス「これはですね、属性の性質が関係します。というのも……」
完璧に授業を仕切った。
教師・生徒・エルライザの評価が上がった。
授業終了後………
エルライザ「にしてもユリちゃん、授業になると凄くハキハキと喋りだすよね」
ユリアーネス「え、そう?」
エルライザ「うん。いつもよりなんか堂々としてる感じがする」
ユリアーネス「そうかなぁ……」
エルライザ「意外と教師向いてるのかもよー?」
ユリアーネス(……教師、か)
ユリアーネス(将来の夢はまだ良くわからないけど……美術の教師なら、考えても良いかもね)
ユリアーネスの行動を決めて下さい。
今日は部活は休みです。
また、エルライザは部活に行きました。
1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘授業補講(物理戦闘力に補正)
4 魔法授業補講(魔法戦闘力に補正)
5 帰宅(時間が過ぎます)
下1
2
エルライザはなんの部活かもう言ってたっけ
>>742
特に決めてないです。
今のとこは決める必要もないかな?とは思ってますが……。
まぁ、希望が多ければ受理し、決める予定です。
ユリアーネスの行く場所を選んで下さい。
1 自分の教室
2 食堂
3 校庭
4 購買部
5 図書館
6 女子寮
7 完全ランダム(思わぬ場所を発見出来るかも)
8 虹色の石の部屋(死の運命を回避)
9 カフェテリア(交友を深められる)
10 目立たない部屋(秘密の話、非常の避難場所)
下1
図書館
ユリアーネス(やっぱり1人になるとここに来たくなるなぁ)
ユリアーネス(でも、何読もう?特に読みたいのはないけど……)
ユリアーネス(……ていうか、前のあれみたいなのはないよね?)スタスタ
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「……なんであるの」
何を読みますか?
1 歴代魔王の経歴
2 もし勇者に出会ったら
3 ぎゃくさつ!べりおるくん!(2巻)
4 完全ランダム(コンマで良し悪しが決まります)
下1
どれを読みますか?
1 吸血鬼の祖
2 堕天の覇者
3 世界最強のゴブリン
4 この世全ての悪意
5 太陽王
下1
太陽王って今代だっけ?関わるかもしれないし5
ひょっとしてぎゃくさつべりおるくん読破するとなんかスゲー特典があったりしそうな特にそんなことはなく徒労に終わるだけのような、どっちだろうね?
>>748
凄く言いたいですけど、敢えて明言は避けます。
☆
『太陽王。それは、魔王レオンの異名である』
『その由来は、彼が持つ絶対勝利の魔法に起因するとされる』
『ただ、彼のそれを見て生き延びた者はただ一人として居らず、実際の理由は不明。また、それは先代の魔王とて同じである』
『先代の魔王はこの世の全てを悪意で満たし、世界を自らの欲求のみで破壊しようとした存在、絶望生命体グラージであった』
『魔王レオンはグラージが魔王を名乗ってから約10年後、自身を慕う者を中心とした義勇軍を結成』
『自らと四天王を前衛とし、後衛を義勇軍による遠距離攻撃作戦にて徐々にグラージを追い詰める』
『そして激闘の末、多数の犠牲を出しながらもグラージに勝利。とはいえ最後まで例の魔法は使わなかった事から、単独でも勝利していた可能性があると識者は言う』
『そして魔王になった彼であるが………その治世は、なんと歴代最高峰のものである。理由としては単純で、魔王としては珍しく政を行っているからであろう』
『また文官、政治屋としての才にも優れ、各地の有力貴族たちに隙を見せない事から、魔王でなくとも大成していたとされる』
『直近では、虐殺卿を討伐した。しかし遠征に向かっていた為、その間に四天王を失った』
『その為、今代の勇者は早期に彼を狙うのではないか、と言われている』
ユリアーネス(……へー)
ペタン
ユリアーネス(こういう伝記って、たまに読むと面白いよね)
ユリアーネス(でも……)チラッ
夕焼け「」
ユリアーネス「……時間が過ぎるのも、早いよね」
ユリアーネス(そろそろ帰ろ)
スタスタ
レオンに関する事前知識を得ました。
レオンとの会話時、何かしらの補正があるかもしれません。
また、1ヶ月が経過します。
そして………人間の襲撃が、あります。
実は次回美術部での活動を描写しようと思っていたのですが、美術部→襲撃が良いでしょうか?
それとも、襲撃→美術部が良いでしょうか?
一応愉悦部の方が居ると思って、聞いておきます。
下1
美術室
ユリアーネス「……うん、これはもっと前面的にしちゃって良いと思う。というか、ローザちゃんも本当はそうしたいよね?」
ローザ「うん……けど、ヘンに思われないかな?」
ユリアーネス「………まぁ、正直変には思われるかもしれないけど」
ローザ「思われちゃうの!?」
ユリアーネス「でも、ローザちゃんの絵は唯一のものなんだよ?それに後世に残る絵ってやっぱり、一つの方向に突き抜けたものが殆どだと思う」
ユリアーネス「だから、きっとそのまま突っ切っていいと思うよ?」
ローザ「……そ、そうかな?」
ユリアーネス「うん、私が保証する」
ローザ「……えへへ。じゃあ、頑張ってみるね」ニコッ
部長(ううむ……相変わらず理解出来ないな)
部長(……やはり、ボクには才能がないのだろうか………?)
部長「………」
ブルブルッ
部長(い、いかんッ!きっと天才の推す絵なのだ、あの絵を理解すれば必ずボクだって伸びる筈なんだッ!し、しっかり観察しないと……!!)ジーッ
「また部長がなんかやってる」
「下級生の方見てるけどこれ大丈夫か?」
「ロリコンにしか見えねぇ……」
部活終了後…………
ローザ「あ、待ってユリちゃんっ!」タタッ
ユリアーネス「ん……? どうしたの、ローザちゃん?」
ローザ「えと、これから暇なら一緒に過ごせないかなって」
ユリアーネス「あ、うん、別に良いよ」
ローザ「ほんと?えへへ、よかったぁ……」
ユリアーネス「でも何しよっか。私は別になんでもいいけど……」
ローザ「あ……えっと、どうしよっか………」
ユリアーネスたちの行動を決めて下さい。
1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘授業補講(物理戦闘力に補正)
4 魔法授業補講(魔法戦闘力に補正)
5 帰宅(時間が過ぎます)
下1
寝落ちしてました。
☆
ユリアーネスたちの行く場所を選んで下さい。
1 自分の教室
2 食堂
3 校庭
4 購買部
5 図書館
6 女子寮
7 完全ランダム(思わぬ場所を発見出来るかも)
8 虹色の石の部屋(死の運命を回避)
9 カフェテリア(交友を深められる)
10 目立たない部屋(秘密の話、非常の避難場所)
下1
ローザ「あ……じゃあさ、前みたくカフェテリア行かない?」
ユリアーネス「……もしかしてハマった?」
ローザ「うん、あそこのって飲み物って美味しいしね」
ユリアーネス「そっか……じゃあ、行こっか。今日はごはんも食べてみる?」
ローザ「あ、サンドイッチとかトーストとか?ごはんも美味しいのかなぁ?」
ユリアーネス「うん、美味しいよ。ローザちゃんも気に入ると思う」
ローザ「……ふふ、楽しみだなぁ~」
スタスタ
「……最近あいつら、一緒に居るのよく見るよな」
「ユリアってエルと仲良かったんじゃねーっけ?」
「そっちはそっちで仲良いままに見えるが……ああ、部活の方のか」
「あー」
「ま、男じゃなくて良かったな」
「それはマジに思う」
「……あいつらに男なんて出来たら、ショック死する奴何人か出るだろうしな」
ローザと食事をしました。
もうすぐで親友になれそうです。
数日が経過します。
……その日は、何だか異質だった。
ユリアーネスの剣となってから、一度もこんな日は無かった。
けど、俺でなくとも。
誰もが程度の差はあれど、感じてしまっただろう。
この、緊迫した空気。
張り詰める様な雰囲気。
大気に満ちる、謎の嫌悪感。
……そう。
これは、恐らく………。
………。
やはり、戦争が起きるんだろう。
人間と魔族は全面戦争状態にある。
ゆえに、互いにとって重要な施設を破壊したり、工作を行なったりするのは自然の事だ。
というか魔族だって同じ事をやってるんだから、人間に同じ事をされない理由はない。
結果────
★
学園 一年教室
ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!
教師「────!」
「わッ、なんだぁ!?」
「きゃっ、何っ!?」
ユリアーネス「………!?」
ユリアーネス(これは……まさか………)
エルライザ「ゆ、ユリちゃんっ!これ……!!」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「うん、人間の襲撃だと思う」
エルライザ「だ、だよねっ!? こんなの2年ぶりじゃない……?」
ユリアーネス「そう、だね。最近は、あまり無かったのに……」
教師「……諸君、落ち着け!今から避難訓練通りに動き、体育館に避難する!すぐに一列になれ!!」
ザワザワ
「おいおいマジかよ……」
「なんで急に今襲撃?」
「四天王がみんなやられて不安定だからじゃないの?」
「……ラッキー」ボソッ
「お前、いくら授業潰れるからってなぁ……」
廊下
ゾロゾロ
エルライザ(……人、いっぱいだね)ボソッ
ユリアーネス(うん……)ボソッ
エルライザ(…ユリちゃん。私たち………大丈夫かな?)
ユリアーネス(………)
学園長『中に虹色の宝石があっただろう?あれは対象の死の運命を吸収する石だ。高価だが、ここには良家の子息令嬢が多く通っているからな。ある程度保存していないと、貴族連中がうるさいのだよ』
ユリアーネス(……私たちに関しては、平気だと思う)
エルライザ(えっ?なんで?)
ユリアーネス(……でも)
ローザ『んっ、美味しい! 美味しいよ、ユリちゃんっ』
部長『ハッハッハ! どうしたユリアくん、何か聞きたい事でもあるのかねッ!』
『ひまー』
『まんじゅう~』
『うしさん~』
『ここ美術室だぞオメェら!!!』
ユリアーネス(………)
ユリアーネス(……無事でいて、ほしいな)
体育館
学園長「……よく、迅速に動いてくれた。諸君らの動きのお陰で、多くの防衛魔法の展開が終了した」
学園長「が、いつ魔法を突破して襲ってくるか分からない。故に、その点は警戒を────」
ドォンッ!!
「うわぁっ!?」
「な、今の音何……!?」
学園長「………」
学園長「まさか」
ユリアーネス「………え?」
エルライザ「ちょ、嘘……!?」
ドォンッ!!
ドォンッ!!
ドォンッ!!
ドォンッ!!
……………………。
ドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!
学園長「馬鹿な……速過ぎる……!?」
教師A「……! 皆さん、固まって下さい!」
教師B「必ず我々の後ろから出るな! 戦闘の出来る者であろうが必ずだ!!」
ユリアーネス「………」
ハルシオン「」グッ
ユリアーネス(……大丈夫。もしもの時は────)
ユリアーネス(………)
ユリアーネス「……私なら、救える」ボソッ
エルライザ「……え?ユリちゃん、今な」
バタァンッ!!
兵士A「ヒャッハァ魔族だァ!!」
兵士B「へっへ、勝ったら隊長に現地のガキブチ犯して良いって言われてるからな!張り切っちまおうぜ!!」
兵士C「ヒューっ、上玉ばっかじゃねえか!さっすが学園は違うなァ、ええ!?」
兵士D「っしゃあ、行くぜおめェらァ!!!」
兵士が────
91以上 10人攻めてきました。
90~50 100人攻めて来ました。
49以下 300人攻めて来ました。
下1
学園長「くッ、すぐに魔法を展か────ん?」
教師A「……あれ?」
教師B「……は?」
兵士A「あ?なんだテメーら!」
兵士B「ビビってるんけ?お?」
学園長「……いや、つかぬ事を訊くが。他の軍勢は?」
兵士C「は?んなもんまだ来てねぇよ、ココ無駄に広いから迷ってんじゃね?」
兵士D「あーな、すげえ広いもんなココ」
学園長「……では、君たちのみで特攻して来たと?」
兵士A「おう、そうだぜ」
学園長「………」
学園長「総員、構え」
兵士たち『……お?』
教師A(馬鹿なのかな、この人たち)スッ
教師B(馬鹿なのだろうか)スッ
学園長「撃て」キィイイイイインッ
学園長の強化魔法・全!
教師Aの闇魔法弾!
教師Bの土魔法弾!
教師Cの闇魔法弾!
教師Dの闇魔法弾!
教師Eの風魔法弾!
教師Fの闇魔法弾!
教師Gの火魔法弾!
教師Hの闇魔法弾!
暗黒を孕んだ魔法弾の雨が兵士に降り注ぐ!!
ドドドドドドドドドドッ!!!!
兵士C「おっ、おわぁああああああああああ!!??」
兵士D「ちょこれ死っ────」
ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!
シュウウウウウウウウ......
兵士の焼死体『』
ユリアーネス「………えぇ」
エルライザ「人間ってバカなのかな?」
教師C「……これ、わざわざ避難しなくても良かったんじゃ?」
教師D「……い、いや油断してはダメだ。今襲って来た人間どもが単に知恵遅れだっただけだろう」
学園長「…恐らくその通りだ。次は100、200……下手をすれば、500まであり得るだろう」
教師A「………」
教師B(……今の様なバカどもばかりであって欲しいが)
ローザ「……えっ、これで終わり?」
ミセト「人間って、もしかしてここの奴よりかなり頭悪いんじゃないか……?」
……運が良かったですね。
ちなみに第三波まであるので、後二回耐え切れば終了です。
次の兵数を決めましょう。
次に来るのは……
91以上 10
90~50 100
49以下 300
下1
バタンッ!
ザッザッザッ
兵士E「」
兵士F「」
兵士G「」
兵士H「」
学園長「………!」
教師A「………嘘」
教師B「……現実はそう、甘くないか」
兵長「総員、停止」
ザッザッ....ピタ!
兵長「魔族の諸君らに問う。早急に投降し、永久に我等の奴隷として生きる事を誓えるのなら、命だけは助けてやるが」
兵長「これを、誓えるか?」
学園長「拒否する。我々は未来の有力魔族を輩出する為の機関だ。貴様らの条件を呑む事は、主旨を逸脱する事になる」
兵長「……そうか」
兵長「なら、死ね」スッ
兵士たち『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!!』
ダダダダダダダダダダダダダッ!!!!
学園長「────総員、構えぇいッ!!」
教師たち『』スッ
キュイイイイイイイイイイインッッ!!!!!
「………!」
「ひっ………」
「やぁっ………!!」
兵士「斬って斬って斬り刻めェえええええええええええええええええええええええッッ!!!!!」
ジャキンッ ジャキンッ ジャキンッ!
学園長「撃てぇええええええええええええええええええええええええええええええッッ!!!!!」
ドドドドドドドドドドッ!!!!
兵士達の数の蹂躙!
教師達の魔法弾の雨が兵士達に降り注ぐ!
15×300+25=475(人間物理戦闘値)
70×8+100=660(教師魔法戦闘値)
の為、
初手は勝利確定!
シュウウウウウウウウ......
兵士の死体の山『』
兵長「………」
ゾロゾロ
教師A「………」
教師B「………」
学園長「………何か、最後に言いたい事でもあるか」
兵長「無いな。殺せ」
学園長「そうか」スッ
ザシュッ!
「………勝った?」
「んな訳ねぇだろ!だって、だって!」
「せ、先生……?」
学園長「……勝利は出来たが。被害は、少なくなかった」
教師A「く………っ」グッ
教師B「………」
教師が……
91以上 いや生きてるけど?
90~60 1人死亡
59~20 2人死亡
19以下 3人死亡
下1
勘弁してください。
無傷で勝っちゃうじゃないですか。
☆
91以上 ???
90~50 学園長「まぁそういう時のた……え?」
49以下 学園長「まぁそういう時の為にこれがあるんだが」
下1
学園長「まあ、とはいえ」
教師A「えっ?」
学園長「これ、何だと思うかね」
虹色に光る石「」キラッ
教師B「……? これは、我々が就任式で頂いた……」
教師A「でもすぐに黒くなっちゃった、アレですよね……」
学園長「その通り。で、これの効果だが────起きたまえ、諸君」
ムクッ ムクッ
教師E「……てへぺろ☆」
教師G「い、生きてましたー」
『『えッッ!!??』』
「が、学園長! それどういう事だよッ!?」
「せ、説明して下さいよっ!?」
「な、なんで……??」
学園長「それについては後で話す。が……まあ、生徒のみなは安心していたまえ」
「え………?」
「へっ……?」
学園長「我々教師が、この先死亡する事は────間違いなく、有り得ない」
キラッ
学園長「そういう、運命なのだよ」
イージーモードで兵が再来。
でもこれ、死なないんならもうほぼ勝ち確の戦です。
あとは最後の撤退戦で追撃するか否かになりますね。
91以上 10
90~50 100
49以下 300
下1
バタンッ!
兵長「ハッハッハァ!さすがに第三波まで来れば流石の魔族と言えど……」
学園長「」キィィィンッ
教師A「」スッ
教師B「」スッ
兵長「えっ」
ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!
学園長「……終わった、か」
教師A「……か、勝った?」
教師B「その様だが……学園長、追撃はどうするので?」
学園長「ああ、それに関しては────」
ッゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッッ!!!!!!
学園長「………は?」
ユリアーネス「な、なんとか勝ったみたいだね……」
エルライザ「あー良かった……てか先生達以外と強かっ」
ッゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッッ!!!!!!
2人『!?』ビクッ
ヴゥンッ
「────残党は、私が片付けておいた」
学園長「………貴方は」
教師A「え……?」
教師B「………!」
教師C「わ………」
教師D「何……!?」
「え……本物?」
「えっ、マ、マジか……」
「すげぇ、マジもんじゃん……」
「現物はじめてみた……」
エルライザ「………え、な、なんであんな人が来てるの?」
ユリアーネス「……! あの人は………!!」
51以上 魔王レオン
50以下 新四天王
下1
新四天王ですね、残念。
ちなみにちょっと違和感覚える書き方なのは自分が31と空目したからです。
新四天王さんを安価で決めましょう。
名前、年齢、性別、種族、性格や特徴を書いてって下さい。
下3~5まで
学園長「……魔王軍最古参にして、四天王の貴方がお越しくださるとは」
ナシュラ「私の事はどうでもいい。生徒は無事か?」
学園長「はい。例の石を教員に使い、既に死の運命を除去しておいた為」
ナシュラ「終始全力で戦えた、という事か。大変ご苦労であった」
学園長「は」スッ
ナシュラ「………しかし」
キョロキョロ
「え……?」
「な、なんだろ……?」
ナシュラ「………」
コンマ61以下で、ナシュラがハルシオン(の魔力)に気付きます。
下1
61未満ですねこの場合。
本来は60以下。
数弱がバレてしまった……。
☆
ナシュラ「────ハルシオンッ!?」
学園長「はッ!!?」
教師A「えっ!!?」
教師D「何ッ!!?」
「ハ、ハルシオンッ!?」
「な、なんで急にハルシオン……?」
「ハルシオンが、ここにあるのか……?」
エルライザ「え?え?どゆこと?」
ユリアーネス「………!!!」
ナシュラ「な、なぜハルシオンの反応が……ど、何処だッ、何処にあるッッ!!?」
学園長「ハルシオンが、ここに……!!?」
ユリアーネス(……も、もしかして………バレちゃう………!?)
1 正直に言う為、自分から出頭する
2 隠し通す(判定有り)
3 逃亡(判定有り)
下1
ユリアーネス「………」
チャキッ
ハルシオン・ガンソード「」
ユリアーネス「………」
グッ
スタスタ
エルライザ「えっ?ユリちゃん……?」
ローザ「ユリ、ちゃん……?」
部長「……は?ユリアくん……?」
「ユリアーネスさん……?」
「何して……」
ナシュラ「………! まさか、君が……」
ユリアーネス「……はい。私が、ハルシオンの保有者です」
学園長「…………!!!」
学園長(まさか……あの部屋に入れたのは、ハルシオンを持っていたからか………!?)
エルライザ「………ふぁっ!?」
ローザ「……ユ、ユリちゃんが………ハルシオンを…………!!?」
ミセト「あ、あの女……あんなものを持っていたのか……!?」
ナシュラ「……そうか、君が………」
ユリアーネス「……はい」
ナシュラ「……取り敢えず、君には魔王城……と言っても以前の場所ではなく、遷都した方だが。そちらの方に来て貰う」
ユリアーネス「………」
ナシュラ「……ご両親にも、事情聴取をする事になるだろう」
ユリアーネス「………」
ナシュラ「………知っているだろうが、ハルシオンの所持は内乱罪に等しい。明確な刑罰として、それが定められている訳ではないが……場合によっては、君はもうこの学園に通えなくなる」
ユリアーネス「……は、い」
ナシュラ「………。 だが、君は自分からこうして出頭して来てくれた。それは素晴らしい事だと思うし、もしも何かあっても……相談くらいは、乗ろう」
ユリアーネス「……………」
ナシュラ「……来てくれ。先ずは君の家に行ってから、そのまま魔王城に向かう。良いな?」
ユリアーネス「」コク
ナシュラ「……私も、鬼ではない。君にも友は居るだろう? ……別れを、済ませてきなさい」
ユリアーネス「………はい」
スタスタ
エルライザ「……ユリ、ちゃん」
ユリアーネス「……ごめんね、エルちゃん」
エルライザ「ごめんねって……な、なんで」
グスッ
エルライザ「何で、教えてくれなかったの……?」ポロポロ
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「いつかは、教えようと思ったよ。それも、近い内に」
ユリアーネス「それに、今でもバレたら普通に教えようとも思ってた……けど」
ユリアーネス「………タイミングが、悪過ぎたね」
エルライザ「………」
関係度→大切な親友
エルライザ「………」グッ
ユリアーネス「……エルちゃん?」
エルライザ「……ちゃんと、戻ってきてよ。で、謝って」
ユリアーネス「謝るって言っても、多分もう私は………」
エルライザ「戻ってくるのっ! ………」
エルライザ「………」
エルライザ「……戻って、きてよ………」
ユリアーネス「……………」
ダキッ
エルライザ「………ユリちゃん?」
ユリアーネス「………頑張る。ちゃんと、ここに戻れるように」
エルライザ「………」
ユリアーネス「……待ってて」スッ
エルライザ「ぁ……」
スタスタ
ローザ「………」
ローザ「ユリちゃん………」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「ごめんね。もう、パートナー……組めないかもしれない」
ローザ「………」
関係度→いっしょだよ
ギュッ
ユリアーネス「!」
ローザ「……私はユリちゃんと会って……まだ、日は浅いけど」
ローザ「私の中では、ユリちゃんが一番の友達なんだ」
ローザ「だから、あんまり多くは言えないけど」
ローザ「……帰ってきてくれると、嬉しいな」ニコッ
ユリアーネス「……うん。ありがとう………」
部長「………か、彼女が……」
ミセト「…………」
ミセト(……あれ?これもしかして、次回のテストまた首席に戻れるんじゃ?)
「マジかよ……」
「犯罪者じゃん………」
「うわー……」
「羽根も黒けりゃ本人も黒いってか?」
「ひっでぇ……なんで言わねえんだよ………」
エルライザ、ローザ以外の評価がガクンと下がりました。
ナシュラ「……別れは、済んだか?」
ユリアーネス「…はい」
ナシュラ「では、行こう。……学園長、それでは」
学園長「は……」
学園長(………)
ヴゥンッ
家
マリア「あー、バレちゃったのな」
ネスト「…………」
ナシュラ「ああ。申し訳ないが、貴殿らにも出頭して貰う」
マリア「……別に出頭自体は構わねぇよ。でも、ユリアはどうするつもりだ?」
ナシュラ「………恐らく。投獄、だろうな」
マリア「………へぇ」
ネスト「……ユリアは、ハルシオンを一度も使用していませんが。それは、考慮されないのですか?」
ナシュラ「……人間の法に良くある、『銃刀法』と同じだ。所持しているだけで罪になる」
ネスト「……そう、ですか」
マリア「まぁ、素直に行くっきゃねえわな。別にアタシとネストがここで暴れても良いけどよ……多分アンタ相手には、アタシたち2人で掛かっても負けそうだしな」
ナシュラ「………賢明な判断、感謝する」
マリア「じゃあ、ユリア呼んでくるから待ってろ。ああ、家の中にある銃は触んなよ?売り物だからな」
ナシュラ「ああ」
ヴゥンッ
新魔王城
ナシュラ「ここだ。ご両親は、あちらの方に向かって貰いたい」
マリア「あっちだな?」
ネスト「ユリアは?」
ナシュラ「当然、私と共に来て貰う────」
ナシュラ「────魔王様の間まで、な」
☆
短いですが、一旦休憩。
すぐに復帰すると思いますが。
たぶん、「少し大げさじゃね?」って感じた人も多いと思います。
でも、四天王5人も殺してる上、下手したら魔王殺しもしそうだった剣なんです。
これくらいの扱いが、現実的には妥当なんですね。
隠し通す→判定成功が一応の成功ルートです。
正直に出頭すればそりゃ邪剣ですし核持ってる様なものですからこうなります。
勿論人間的に正しいのはこれなんですが。
逃亡はもう論外です。
別に選ぶ人が論外って意味じゃなく、結果としてです。
再開です。
☆
魔王の間 扉前
ナシュラ「……ここからは、君一人で入れと言われている」
ナシュラ「私は、ここを見張っていよう。謁見をしてきなさい」
ユリアーネス「はい」
スタスタ
ガチャ....
「………」
「お前が、天帝剣の遣い手か」
ユリアーネス「………っ、はい」
ユリアーネス(これが……今代の魔王、レオン様………)スッ
レオン「良い。楽にしろ」
ユリアーネス「……はい」スッ
レオン「まず、先に言っておく事がある」
ユリアーネス「………?」
レオン「今回の件であるが。まず、処罰は一切無い」
ユリアーネス「へっ?」
レオン「更に言うと、私は意図的にそれを手放した」
ユリアーネス「ふえっ?」
レオン「お前が気付いているかは分からないが……その剣には、意思がある」
ユリアーネス(…………意思……………)
レオン「故に、私は天帝剣の意思を尊重し、世界という巨大な大河に放流した」
レオン「それだけだ。お前にも、お前の家族にも、一切罰が下る事はない」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「本当、ですか?」
レオン「魔王の名の下に、断言しよう」
レオン「……だが。ナシュラの報告によれば、お前は学園での居場所を失った様だな」
ユリアーネス「………」
レオン「それに関しても、こちらが対応しよう」
ユリアーネス「え?」
レオン「大元の原因は私にある。であるなら、私が解決するのも道理だろう」
ユリアーネス「……ええと」
レオン「具体的に言うと、だ」
レオン「お前に、魔王軍に仕官出来る権利を与える」
ユリアーネス(………!!?)
レオン「無論お前だけではない。父親、母親にもポストを与えよう」
ユリアーネス(!!!!???)
ユリアーネス(えっ、えっ、えっ?)
ユリアーネス(魔王軍って……この歳で、魔王軍………?)
レオン「無論、学園での生活を続けて貰っても良い。この事を原因とした退学は許可しない様に通達もする」
レオン「加えて技術職、戦闘職のいずれかの希望に関しても出来る限り尊重しよう」
ユリアーネス(………)
ユリアーネス(し、信じられないよ………)
レオン「これは依怙贔屓だとか、良心の呵責がどうと言った問題ではない」
レオン「飽くまで私に責任がある、という事から生じた話だ」
レオン「故に入軍後の補助は最低限に留める……そこから伸びるか腐るかは、お前次第という事だ」
レオン「とはいえ今日決めろ、と言われても困るだろう。入軍の際は、退学手続きの問題もあるだろうしな」
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「……あの」
レオン「む?」
ユリアーネス「その、色々して下さるのはありがたいです。でも……」
チャキッ
ユリアーネス「これは、どうすれば良いのですか?」
ハルシオン「」
レオン「………」
レオン「そうだな。お前が持っていて構わない」
ユリアーネス「え……」
レオン「だが」
スタッ
ギュオッ!
ユリアーネス「ッ!?」
クイッ
レオン「お前に、一つだけ問おう」
ユリアーネス「………え、え?」
レオン「お前は、正義を何であると思う?」
ユリアーネス「………正、義?」
レオン「そうだ。正義だ」
ユリアーネス「………正義……」
1 情報強者の編纂する事象
2 自らが認識した悪を正す事
3 強者が為す事全て
4 全てを救わんとする理想的なもの
5 そもそも正義とか悪とかというのはまやかしだ
6 邪神の名の下に執行される事全て
7 魔王様の為す事全て
下1、2で正解してる方
☆
現代文みたいなタイプですので二度機会を出します。
合ってるのがあれば、それを採用。
マシなのしかなければ、そのマシな方を採用。
ユリアーネス「………」
ユリアーネス「そもそも、正義とか悪って言うのは、まやかしなんだと思います」
レオン「ほう」
ユリアーネス「例えば、正義と悪の対比の最もな例……魔族と人間。これも、結局はどちらもポジショントーカーなんじゃないでしょうか」
ユリアーネス「自分に都合が悪いから、相手を排除する。相手を排除する事が利益に繋がるから、その風潮を大きくする」
ユリアーネス「でも、それって相手から見たら、単なる悪でしかないんです」
ユリアーネス「あらゆる事が、悪と表裏一体とは言いません。しかし殆どの事柄で、誰かが利益を得る事は、誰かの利益の損失につながります」
ユリアーネス「だったら、正義とか悪というのを、概念定義的に定めるのは意味が無い」
ユリアーネス「……確度はなくとも。実際にどうであるかは、分からなくても」
ユリアーネス「みんな、自分の正義に従って生きるしかないんじゃないでしょうか?」
レオン「………」
コンマ50以上で……
結果+15(伝記補正)
下1
んでさあ!
なんで!!??
なんでこーなんの!!!???
81以上 レオン「フフ、気に入った」
80~40 レオン「フ……」
39以下 レオン「そうか。……そうか」
下1
レオン「────」
レオン「……フフ。求めていた答えとは、少し違ったが」
レオン「お前は、面白いな」ニヤ
ユリアーネス「へっ?」
レオン「そうだな。確かに、正義というものは不安定だ」
レオン「故に誰もが設定出来、誰もに付帯出来なくなる」
レオン「したがって本当の正義などなく、ならば自分で決めるそれが正しい、か」
レオン「………」
レオン「そうだな、遠い昔の私も……こういう、考えだったな」
『ソーニアン、征くぞ!我らの正義を為しにな!』
『待って下さいレオン様ッ、そっちは崖ですぅうううううううううううう!!!!』
『向こう岸に渡れば良いだけだッ、さぁ来いッ!!』
『ホァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!???』
レオン(………少し、違うかもしれないな)
レオン(まぁ、良い)クルッ
ユリアーネス「……魔王、様?」
レオン「………」ジッ
レオン「……予定が変わった」
ユリアーネス「はぇ?」
レオン「ユリアーネス────学園を辞めろ。そして、我が軍に来い」
ユリアーネス「え」
レオン「お前は、我が手で大成させてやろう。久しく、他者に興味が沸いた」
ユリアーネス「……えと、じゃあ学園は」
レオン「退学だ。だが、授業は我が軍の専門教官に担当する様言いつけておく」
レオン「私の手で育てるのだ、それが教養もない者であるというのは頂けない」
レオン「故に、英才教育を施す。私の側で、仕えられる様にな」
ユリアーネス「!? ちょ、ちょっと待ってください!魔王様のそば、って……もしかして、私」
レオン「その通り。お前には、将来的に我が右腕となって貰う」
ユリアーネス「え、え……えええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!???」
レオン「拒否権はない。さぁ、すぐに引っ越しの準備をしろ。家族共々ここで過ごして貰う」ヴゥンッ
ユリアーネス「え、あ、へ……わぁああああああああああああっ」シュウンッ
…………。
ガチャ
ナシュラ「………」
レオン「………」
ナシュラ「そこまで、気に入りましたか?」
レオン「ああ」
ナシュラ「………」
ナシュラ「彼女を、次の魔王にしたいのですか?」
レオン「分かるか?」
ナシュラ「ええ。長い付き合いですから」
レオン「そうか」
レオン「………」
レオン「彼女のデータを、少し見た」
ナシュラ「………」
レオン「あの学園で首席を取るポテンシャル、芸術面などの文化面にも通じる特異性」
レオン「また高い身体能力に、独特ではあれど真っ直ぐな精神」
レオン「ようやく見つけた。我が後継を」
ナシュラ「………左様で、ございますか」
レオン「魔王というのは、基本的に1世紀程度で代替わりする」
レオン「それが征伐の結果であれど、隠居であれど、な」
レオン「……私が魔王になってから、随分な時が経った」
レオン「そろそろ、考えても良い頃だ」
レオン「そうは思わないか?」
ナシュラ「………」
ナシュラ「私は、魔王様のお言葉は、基本的に正しいと思っております」
ナシュラ「とはいえ、戦場である程度の人間は逃せとか、人間社会を完全には崩すなとか」
ナシュラ「そう言ったものには、疑問を呈したくなった時もあります」
レオン「………」
ナシュラ「ですが」
ナシュラ「彼女は、邪剣とは言え伝説のそれと、魔王様に選ばれたのです。……ならば、私に異論はありません」
ナシュラ「そして……」
ナシュラ(彼女は、自分から出頭してきてくれた。友も居た。ならば……)
ナシュラ「私自身も彼女が候補となる事に、賛意を表したく存じます」
レオン「………そうか」ニッ
………そうして、数日が経った。
レオンと再び会えたのは驚いたが、相変わらず筋肉質で壮健そうだった。
あの様子じゃ、あと200年は元気だろうな。
って、本題に入らないとな。
あの後、ユリアーネスは正式に学園を退学した。
学園長は意外にも引き留めていたが(別に魔王軍に所属するという情報が出回ってもいないのに)。
その様子にはユリアーネスも何か思ったのか、最後に微笑みを返して去った。
無論途中でエルライザ、ローザにも会った。
ローザとはその場で何時間も……ひょっとしたら、十何時間も話した。
余程気が合ったんだろうな。
エルライザとは直接家に行って、またお泊まり会をした。
俺は立てかけてあっただけだが、枕投げをしていた2人を見て「すげえ仲良いなあ」と思った記憶がある。
最後は2人で抱き合って、いつかの再会を約束し、別れた。
あの様子じゃ年内にどっちかから会いに行きそうだったけどな。
ちなみに部長や美術部の他の奴等は会いに来なかった。
まぁ、別に会うほどの仲でもなかったしな。
実際、あの時「ああいう目」で見てた様な奴らだ。
別にそういうのが悪いとは言わない。
俺は邪剣だしな。
でも、やっぱり気分は悪いだろ。
それだけだ。
……で、本題は終わり。
今、ユリアーネスと俺は何処に居るのかと言うと────
☆
ここで一旦ストップ。
ユリアーネスちゃんは、ひとつの区切りを終えましたね。
ですので、一度集計を取ります。
ここから、大まかな流れを決めていく方向にし、ユリアーネスちゃんが魔王となるまでの軌跡を定めていくか(つまりそれが終われば次周)。
もしくはユリアーネスちゃんの魔王軍での奮闘を、描いていくか。
ここで決めちゃいましょう。
多数決です。
下7まで採ります。
激闘でしたね。
たった7レスですけど、途中までどっちかわかんなくて焦りました。
じゃあダイジェスト形式でやっていきます。
まぁつまり『程度の差はあれどスキルは手に入るし』、『確実に魔王にはなれる』という事です。
☆
魔王城 ある一室
ユリアーネス「あの……良いんですか?」
魔族兵「何がだ」
ユリアーネス「いや、だって………」
マリア「そーかそーか!お前がユリアの親友か!!」
エルライザ「うっす、いつもユリちゃんがお世話になってます!」ビシッ
マリア「アッハッハ、そりゃアタシのセリフだろ!」
エルライザ「えへへ、でもユリちゃんは私が育てたんでこれで良いんです!」
マリア「良いのか?」
エルライザ「いーんです!」
マリア「じゃあ良いな!」
「「アッハッハッハッハ!!」」
魔族兵「……お前の仕官記念パーティだろ?で、お前らはこの城に住んでる。更には魔王様に許可されてる。別に構わんだろ」
ユリアーネス「そ、そうなんですかね……」
ユリアーネス「……って、そういえばパパは」クルッ
ローザ「へぇ、立派な羽根ですねー…」サワサワ
ネスト「はは、あんまり気は強くないから『羽根負け』って呼ばれてたんだけどね」
ローザ「呼ばれてた?」
ネスト「ああ……ほら、ユリアが魔王様の補佐になる、って官報が出ただろ?それからはもう村の人みんな平伏低頭だよ」
『う、嘘です!前言ってたの全部嘘です!!』
『ゆ、許してください!殺さないで下さい!!』
『たすけてくれぇえええええええええええええええええええええええ!!!!』
ローザ「……うーん。ちょっと虫の良い話、ですけどね」
ネスト「まぁね。けどユリアはそれを許してさ……」
ユリアーネス『……別に構いませんよ。でも、これからはそういう差別をしない様に心掛けて下さい。それさえ守れれば、私からいう事はありませんので』
ネスト「……って言ったのさ。その時は彼らもははーっとか言ってたけど……」
ネスト「ま、十中八九あとで陰口言ってるんだろうな。ああ言ったのは多分、ずっと治らないんだろう」
ローザ「でしょうね……なんだか聞いてて、私まで悔しくなってきました!」プンスコ
ユリアーネス「……なんか仲良く話してるし」
ユリアーネス(私のパーティーなのに私は1人って……)ハァ
ユリアーネス(……でもこの半年くらい、色んな事があったなあ)
ユリアーネス(ハルシオンを拾って、ローザちゃんと出会って……あと、テストで一位取っちゃって)
ユリアーネス(エルちゃんともっと仲良くなれて、魔王様の右腕になって……)
ユリアーネス「……本当に、濃い日々だったなぁ」
ユリアーネス「………でも」
ユリアーネス(本当に、楽しかった)
ユリアーネス(多分この先、ここまで新鮮な日々はないと思う)
ユリアーネス(だから)
ギュッ
ユリアーネス(────私はこの半年間の日々を、忘れない)
ユリアーネス(折れそうになったら、この日々を思い出せば良い)
ユリアーネス(挫けそうになったら、この日々を思い出せば良い)
ユリアーネス(辛くなったら、この日々を思い出せば良い)
ユリアーネス「………そうすれば、私は」
ギュッ
ユリアーネス「────きっと、前に進めると思うから!」
キラッ
☆
第三章完。
今から、コンマでこれからの足取りを決定していきます。
ただまずユリアーネスの軌跡を決める前に、レオンの治世を設定しましょう。
この後レオンは、どの程度この魔族世界を統治するのでしょうか?
コンマで決めます。
結果×3年
下1
流石という他ない……。
200年どころか279年ですね。
どんだけだよってレベル。
ちなみに死因は?
91以上 種族的な寿命、大往生
90~50 病死
49~10 戦死
9以下 暗殺
下1
病死ですね。
まぁ老いていけばそうもなるでしょう。
……これで老いてなかったらヤバいですね。
あとこれだけの良政が300年近く続けばもし次の魔王がアレだったら感覚麻痺するんでは?と思いますね。
まぁ話を戻しましょう。
ではこの間、ユリアーネスが何をやったのかをコンマで決めます。
91以上 勇者征伐
90~80 国家の支配
79~70 大都市の支配
69~60 都市の支配
59~50 大良政
49~40 良政
39~30 何も無し
29~20 悪政
19~10 大悪政
9以下 支配域を取られる
下10まで連取りアリでばんばんやっちゃってください。
それが魔王就任までにユリアーネスがやった/やられた事になります。
悪政
支配域を取られる
支配域の再奪取
国家の支配
悪政
大都市の支配
大都市の支配
勇者征伐+α
良政
って感じですね。
頭は良いけど政治に弱い人?って感じ。
現実なら鳩さんですかね。
手段はムダヅモの主人公の元首相でしょうか。
まぁ最初は武力方面も政治方面もダメダメ、恐らく無能認定されたのでしょう。
しかし後々に武力関係を中心に頭角を現し始め、国家や大都市を支配したのちになんと勇者を征伐!
更にその後は政治関係も回復し、魔王としての器が完成したという事でしょうか。
ちなみに、プラスアルファってなんでしょう?
81以上 勇者の国を支配
80~40 勇者の故郷のある地方を支配
39以下 勇者の故郷の街を支配
下1
まぁ普通に勇者の故郷の街支配して完全に心を折った感じですね。
ユリアーネスちゃんもしかして鬼畜になっちゃったんでしょうか。
まぁ政界とかで揉まれればこんな風にもなるかもしんないですけど。
ではこの結果、ユリアーネスちゃんはどうなったんでしょうか?
魔王前の役職決めです。
実績で考えました。
71以上 四天王筆頭&軍部総帥
70~20 四天王&軍部総帥
19以下 四天王&軍部大将格
下1
なんと四天王筆頭!
そんで軍部総帥!!
まぁ実績的にもこうなるでしょうね。
勇者[ピーーー]って相当ですよ。
レオン[ピーーー]のと同じくらい難しいです。
それでは魔王になった後の彼女の軌跡に移ります。
彼女は何年程統治し、何年程生きたのでしょうか?
もちろん生きた歳を統治期間が越えればそれは生きた内の範囲内で終わったって事で処理します。
統治期間
結果×3
下1
生存期間
結果×3
下2
統治期間は84年
生存期間は魔王就任までが294年
その後魔王になって84年後辞任、192年まで生きました。
つまり計486年!
ギリギリ平均的な政権だった様で。
ちなみに何故辞めたんでしょうか?
81以上 良政であったが後任育成をしたかった
80~60 以下を察知、そうなる前に身を引いた
59~20 戦争のし過ぎによる政情の悪化を鑑み自身から辞めた
19以下 魔族の叛逆を受け逃亡
下1
なんだサクセスストーリー全うしたんじゃないか!
良いですよねこういうの。
よかったねユリアーネスちゃん。
まぁそういう事でレオンと同じ良政を行い、また最強の武力を持つ魔王として君臨した感じですね。
チートかな?
これも天帝時代みたいになんか名付けなきゃいけないかもですね。
次は死因です。
どうして死んだんでしょう?
91以上 種族的な寿命、大往生
90~60 病死
59~20 戦死
19以下 暗殺
下1
取り敢えず最高の結果で良かった
ユリアーネス生存したまま次主人公にいくのか、最後に>>851みたいに死因のコンマ判定もするかは分からないけど、死因判定するならせめて最悪の結果の暗殺だけは避けたいな
>>891
これは………。
誰に暗殺されたのやら。
91以上 実は勇者もしくは勇者の仲間が魔王軍に潜入中だった為油断して死亡
90~60 ハト派の貴族に軍を結成された
59~20 ハト派の貴族連合に軍を結成された
19以下 次代の魔王に邪魔だと判断された
下1
軍っていうか暗殺部隊?
あるいは普通に訂正で派閥で良いかもです。
踏んでたら下。
悩ませるなあ……。
これはさっきのを暗殺消した状態で再判定で。
71以上 寿命、大往生
70~40 病死
39以下 戦死
下1
しかし退位済みの魔王を暗殺ってよくわからんね
退位後も魔族の象徴として民衆から支持されてたとかかな
つまり、暗殺説があるけどただの病死でしたパターンかな
>>906
上皇とか顧問的な?
そんな感じで捉えてます。
でも確かに一般的に見たらアレですね。
扱いにもよりますが、あんまりそういう立場で出てこれない様であれば今後暗殺は消します。
で病死。
レオンさんと同じですね。
まぁ、これも体が弱くなれば仕方ない事なんでしょう。
最後に最盛期のステータス決定。
これで一旦ご飯食べに行くんで切ります。
物理戦闘値
88+結果×3
下1
魔法戦闘値
57+結果×3
下2
最終的な属性は………
81以上 安価
80以下 闇、風、水(神雷依存)
下3
下3のは安価だった場合は次回決めます。
>>909
良いですね。
採用。
でまた出た。
今度は何ですか。
返信ついでにやりましょう。
最大『4属性』認めます。
でも今回認めたからってそうポンポン出てくる様なもんじゃないです。
そこは先に言っときます。
でもこんなんでたらならなきゃいけないんですよ……。
下5まで、雑談抜き
来ました。
遅くなってすみません。
あと2点程決めたらステータスの公開になりますね。
これも簡単に決めます。
言うても皆さん大好きなスキルなんですが。
ただ今回は特に描写はありませんし、大体400年強の間にやっちゃってると思うんで、どう言う方向性でも構いません。
皆さんの好きな様にお決め下さい。
ただ属性はレオンのを引き継いだ風、闇、光、火にしますので、それらと神炎、炎獄、皇焔など複合併せて、範疇内のものをお願いします。
下3~5まで
ああ、形式書いて無かったですね。
名前、属性、効果って感じでお願いします。
まぁ前のと変わんないです。
このレス分は繰り下げ。
シェルの時代からどれくらいあとにユリア死んだのか調べたら568年も後なのか
第一部 帝国
意識覚醒以前 帝国の外れに突き刺さっているところを発見される
意識覚醒時 帝国の第一皇女シェル=フォン=ハルシオンの手に渡る。しばらくして魔王軍が帝国に侵攻してきたが、魔剣を持ったシェルが迎撃し、四天王の一人神父マイケルと20000以上の敵を倒し魔王軍を半壊以上の状況まで追い込んだ
魔剣は威力を危険視され皇帝の命令により奈落の谷に落とされる。その後皇帝とシェルの帝位時代は恵まれた時代となり『天帝時代』と呼ばれるようになった
第二部 ベリアルの居城→魔王城
97年後 魔剣は『虐殺卿』ベリオルの手に渡り、ベリアルは魔王城及び城下町を破壊。住民を9割以上殺害し四天王をも全員討ち倒したが、遠征先から帰還した魔王レオン・ファン・シュヴァルツヴァルトに魔剣が寝返り、結果ベリオルは打ち取られた。後にこのことは『虐殺卿事件』と呼ばれるようになる
97年と数週間後 魔剣の意志をくみ取ったレオンにより次元のゲートを使って手放される
第三部 魔族の学園→新魔王城
97年と半年後 半年間放置されてたところを鳥人の女生徒ユリアーネスに学園からの帰路で発見される
その年の10月 学園を人間が襲撃したが犠牲者0で殲滅。応援としてきた四天王ナシュラ(第二部の近衛兵)に魔剣の存在と現保有者がユリアであることが発覚し、新魔王城へ召喚。そこで対面したレオンとの問答の結果、後継者に選ばれる
その後
97年~376年間 ユリアは最初悪政や支配域を取られるなどの失態を重ね無能認定されるが、後々に武力関係を中心に頭角を現し始め、国家や大都市を支配したのちに勇者を征伐。政治関係も回復し、次代の魔王としての器を完成させた。四天王筆頭兼軍部総帥となる
376年後 レオン病死(享年489歳?)。ユリアが魔王として即位
460年後 ユリアもレオンと同じく良政を行い、また最強の武力を持つ魔王として君臨したが後任育成のため譲位。
568年後 ユリア病死(享年501歳?)。ハト派の貴族による暗殺説あり(気のせい)。
こうしてみると第三部って、騎士王物語でいうThe Sword in the Stoneぐらい序盤の話だったのね
>>935
なんか凄いっすね。
こう見てるみると。
さて、スキル決めました。
まぁすぐに公開するんでそれはそっちで確認して貰えれば。
で、ほんとの最後です。
次は【奮い立て、勇気ある者(ブレイヴァーズ・ソウル)】判定です。
これは恐怖や闇を喰らい進化するスキルである為、当然この人生である程度値を稼ぐ事になります。
何なら勇気や光ですら力にし、可能性を増やす訳ですからこれは判定しない訳にはいかないでしょう。
それもだいぶ普通寄りにです。
ただこのスキル、実は本来微量しか補正が存在しないんです。
今回は長年生きたんで普通の計算寄りとしますが、凡百の人生なら5とか10増えるくらいです。
そこは留意しといて下さい。
……凡百の主人公居ませんが。
物理戦闘値
結果÷2
下1
魔法戦闘値
結果÷2
下2
まとめ助かる
4部は新スレ建てて続けるのかな?
>>939
そうなるんでしょうねぇ。
多分もうここはキャラメイクにだけ使う感じかなって思います。
皆さん大好き1000の特典はありますよ。
970~980くらい行ったら自分が内容通達します。
忘れてたら言って下さい。
あと終わりました。
キャラメイクが終わったら、多分葬式の描写からやります。
もちろん国葬です。
☆遣い手ステータス
『黒翼の魔王』
名前:ユリアーネス
年齢:486
属性:『ユリアーネス』(風+闇+光+火)
物理戦闘力:221
魔法戦闘力:198
歴代最高の戦略家として知られる魔王。
不幸を呼ぶ黒い翼を持つとして一族から虐げられた過去を持つ為、気弱な部分もあった。
実際に初めはそれが災いし、政治や戦争に影響を及ぼす事も少なくはなかった。
しかし自身が魔族全体の運命を背負う者である事、魔王レオンの右腕である事を再度自覚してからは、完全に変わった。
それまでの失態が嘘の様に減り、武力方面を中心に破竹の勢いで実績を残していく。
過程に於いて勇者も討ち取った為、魔族からは大いに信頼された。
退任後は魔王城に程近い屋敷で友と共に過ごす。
死因は暗殺と言われているが……?
☆魔剣ステータス
名前:天帝剣ハルシオン
特徴:刀身に翼の様な刻印が施された、銀色の剣。
属性:風+水+光=神雷
スキル:【雷翼】
属性:風雷(風+水)
迸る雷の翼を創り、雷速で空を駆ける。
一応速度は調整可能。
戦闘では相手の物理戦闘値を無効化。
スキル:【神威瀟来・黒天】
属性:重力(風+水+土)
広大な場所に於いてのみ発動可能。
黒き雷の化身が召喚され、その化身の持つ槌(ハンマー)が振り下ろされると同時に、濁流の様な黒い雷の壁が瀑布の様に天より流れ落ちる。
また化身の周りでは広範囲の重力領域が展開され、敵味方関係無しに全てを押し潰していく。
戦闘では魔法戦闘値を120倍にした状態で計算、3ターン分の確定命中、一部のスキルを貫通。
スキル:【奮い立て、勇気ある者(ブレイヴァーズ・ソウル)】
属性:神炎(光+火)
所有者の善性・勇気に応じてその可能性を無限に上昇させる。
また、所有者や敵対者の闇を喰らい、自らの力にする事が可能。
ただし、量は微量。……少なくとも、今は。
戦闘では、
物理戦闘値+42
魔法戦闘値+41
を加算する。
スキル:【天魔の審判】
属性:皇焔(闇+光+火)
魔王レオンの意思を継ぐ者が編み出した、裁きの大規模殲滅魔法。
闇と光の両方の性質を持つ為、神や魔に対して高い特効性を持つ。
加えて本来の威力も十分に高い為、火属性相手にも十分通用する。
ただし構築術式が非常に複雑な為、未熟な遣い手は発狂する恐れもある。
戦闘では魔族、神、神の信仰者に魔法戦闘値を250倍にした上で計算、2ターン分の確定命中、あらゆるスキルを貫通。
魔法戦闘値100未満は使用不可能。
学園入った時15歳だったから501歳じゃないかな?
まぁ以上の様な感じで、ユリアーネスちゃんの生は終わりとなります。
序盤とはいえネタバレになりますが、四章の初めに『俺』はまた世界に放たれます。
というか基本的に全部のルートで最終的には放たれると思っておいた方が良いかもですね。
なのでもうここで続けてキャラメイクもしちゃえます。
まあ時間的にキャラメイクしか出来ないと思いますが……。
……やっちゃいましょうか。
どうせ暇ですしね。
91以上 ???
90~50 人間
49~10 魔族
9以下 魔獣
下1
>>943
15をプラスしてなかったみたいですね。
また数弱がバレてしまいました。
ちゃんと訂正しときます。
で、また魔族ですが。
さすがに人間サイドやら、魔獣サイド見たい人も居るかと思います。
そういう人達の為に以前言った多数決制での確認を設けたいと思います。
結果を変更し、人間・魔獣・???のみの表にしますか?
下2まで
まぁ3連続は確かに偏ってるから今回だっけていう措置でありかもね
じゃあこれでいきましょう。
???はそう動きませんけどね。
86以上 ???
85~30 人間
29以下 魔獣
下1
人間の様ですね。
では、名前、年齢、性別、種族、性格や特徴を書いてって下さい。
複合は後で決めるので無理ですが、希望の基礎属性が一個あったらそれもオッケです。
下5まで
あ。
そのままコピペはっつけたもんなんで無視しちゃって良いです。
すみません、gdgdで……。
眠いんでしょうかね。
名前 アダト
年齢 17
性別 男
性格 英雄願望があり、おとぎ話で聞かされた人族の英雄シェル皇女にあこがれている。黒翼の魔王に敗北して以降祖父の代から支配されている出身地を自分の手で魔族から開放するという野望を秘めている
属性 雷
ヤマト……かな。
結構路線としては新しいですからね。
魔獣と触れ合うってのは章として確固たる独自性がありますし、良いかもです。
という事で新章はヤマトにします。
他の皆様方も、安価ありがとうございました。
では属性指定がなかったので、属性を決めましょう。
一緒に、複合かどうかも決めます。
71以上 風
70~40 土
39以下 火
下1
96以上 まさかの3属性
95~75 2属性
74以下 さすがにないです
下2
ギリッギリで狙いに来るなあ!
91以上 イザナミだ……実は3属性だ
90~60 炎風(火+風)
59~30 灼岩(火+土)
29以下 巨炎(火一極強化)
下1
とれるか?
>>971さんので、巨炎ですね。
まぁなかなか良い感じじゃないでしょうか?
下にあるんで悪く思われがちかもしれませんが、一個の方向へ強いというのも悪くないですからね。
ベリオルが実際そうですし。
次スレはどうせストーリーするのも16:00~17:00くらいですし、その時勝手に立てときます。
キャラメイクはそっちでやる形で行きましょう。
ここはあげちゃいます。
1000は直近のまともな人の値を適用する感じでいきます。
81以上 スキル追加獲得確定
80~30 スキル追加獲得機会
29以下 初手行動回数+1
下1
下1いらんでしょ……。
1000に出来る限り近づいて取りましょう。
寝ます、グッナイです。
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