【艦これ】提督「捨てられた艦娘とケーキ屋をやりつつ生活する」【寝落ち】 (833) 【現行スレ】

所持艦娘

朝潮…奴隷商から購入。育ち盛りの食べ盛り

霞…奴隷商から購入。ツンデレ

曙…奴隷商から購入。チンデレ

暁…通常建造で仲間入り。激しい尿漏れ(修理済み)

深海棲艦達…暁をママと慕う

秋雲…奴隷商に捨てられ仲間入り。脳内8割ちんちん

大和…幽閉されていた所を救出。宇宙戦艦

龍驤…ブラック企業から仲間入り。チョロい

長波…えっち


【艦これ】提督「不憫な艦娘達を助けてケーキ屋生活したい」
【艦これ】提督「不憫な艦娘達を助けてケーキ屋生活したい」 - SSまとめ速報
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ケーキ屋

龍驤「なぁ」

秋雲「んー?どったのー?」

龍驤「自分、司令官とケッコンしたやん?その割になんも変わり無いように見えるんやけど」

秋雲「まぁケッコンしたって言っても特に変わり無いしー。しいて言うならちょっと素早く接客出来る様になった感じ?」

龍驤「はあ……なんや拍子抜けっちゅうか、ちょっと安心したわ」

龍驤「ウチはもっとこう毎晩ヤリまくりの生活が始まるんちゃうかおもて……」

秋雲「そういうのは曜日決めてるからなぁ。毎日だと身体がもたないし……あれはマジでヤバい」

龍驤「あっ……定期的にはヤッとるんや……」

秋雲「私1人じゃ相手し切れないしいつも長波に同伴お願いしてるんだけどね」

龍驤「えっ!?」

龍驤「そ、そうなん?」

秋雲「ぶっちゃけ2人がかりでもキツいし……早く誰かケッコンしてくれれば助かるんだけど」

龍驤「秋雲的にはそういうんはOKなん?重婚はイヤやー!とか無いん?」

秋雲「そういうのも悪い気はしないけど……今はとにかく誰かに手伝ってもらいたい」

龍驤「手伝ってもらいたい……」

秋雲「後2人はケッコンできるし、3人になれば月水金は私、火土は龍驤さん、木日はぼのたんみたいに分割して夜伽の相手をできるじゃん?」

龍驤「せ、せやな」

秋雲「流石の提督も毎日ヤッてれば性欲も治るだろうし……あ、でも1人だと龍驤さん死んじゃうかもだし……」

龍驤「そんな激しいんか!?」

秋雲「この前終わった直後に体重計ったら1キロ増えてたんだよね……長波と2人揃って。かなり外にも出したはずなのに中に出された分だけで1キロだよ」

龍驤「それは……」ゴクリ

秋雲「まぁ私は重婚とかむしろ大歓迎だから気にせずバンバン提督にアプローチしてやってよ!」

龍驤「秋雲がそない言うなら……ウチかてダークホースやけど見とれよぉ……!」

曙「なんの話してるの?」

龍驤「秋雲が重婚大歓迎って言うてたから張り切っとるところや」

曙「重婚大歓迎……」

霞「あんたはケッコンとか興味ないんでしょ?」

曙「う、うるさいわね!」

霞「まぁ私はケッコンしたい宣言してるしあんたがどうしようが関係ないけど。意地張ってもいい事ないんじゃない?」

曙「ぐぬぬ……」

龍驤「せやせや、ウチらは司令官一筋なんやし観念しいや。曙かて男は司令官しか目に入らんのやろ?」

曙「それは……まぁ…………あ、でも……」

龍驤「でも?」

曙「あのお客さんの子、ちょっと可愛いかも」

龍驤「そーかそーか。曙好みの客が……って、はあ!?いきなり他に目移りしとるんか!?」

霞「曙……あんたはライバルだと思ってたのにガッカリだわ」

曙「ちがっ……!ただちょっと良いなって思っただけで!」

龍驤「で?ツンデレのツン増し増しの曙にそこまで言わす客っちゅうんはどこに…………」

霞「くだらない。他の人間なんてみんなじゃがいもみたいなもんでしょ。前に会議行った時も他の司令官はクソだったし、仮にお客が司令官だったとしても目移りなんて…………」

龍驤・霞(なにあの子!可愛い!!)

龍驤「も、もしかして曙が言うてるんはあの奥の方におる青いシャツ着た男の子か……?」

曙「……そうだけど」

霞「ま、まぁ?人間の割には悪くはない気もしなくはないけど……?」

龍驤「なんやキョロキョロしとるけど注文ちゃうか?」

曙「ショタ担当は……長波、あの子注文したいんじゃないの?」

長波「んあ?あー、了解了解。行ってきまーす」

霞「くっ……接客担当じゃないのが悔やまれるわね……」

龍驤「ウチらをここまで魅了するとは……もしかして司令官の弟とかか!?」

曙「前に妹がいるとは言ってたけど……でもあの子どう見ても駆逐艦……小学生か中学生くらいだし兄弟にしては歳が離れすぎじゃない?」

長波「ご注文どー…………ぞ……」

龍驤「なんや長波も顔見て固まってもたで!?」

客「あの……これで食べれるケーキを……」

長波「ひーふーみー……360円か」

客「何か注文できそうですか……?」

長波「ああ、このメニュー表に載ってるのなら全部いけるぞ」

客「でも値段は1000円とか2000えんって」

長波「今日はセールで全部360円なんだよ。ラッキーだったな」

龍驤「過剰なサービスを勝手に!!」

客「それで、あの……このお店は注文すると誰かを指名?できるんですよね?」

長波「ああ、誰が良い?なんなら私が相手してやろうか?」

客「えっと……店長さんでお願いします」

秋雲「おにショタキター!!ちんちん×ちんちんは無限の可能性!」

足柄「なんですって!?」

金剛「それはなかなか見ものデース」

曙「なによ急に騒がしいわね……」

秋雲「そりゃーホモが嫌いな女子なんていないからねぇ」

霞「で、でも司令官はノンケよ!」

秋雲「ん?霞ちん、ノンケなんて言葉どこで覚えたのかなー?まさかそっち系の本読んでたりして……」

龍驤「しぃー!ほら見てみぃ、司令官が出てきたで!」

提督「あれ?驚いたな。どうしたんだ?」

客「えへへ、来ちゃった」

秋雲「はい確定!おにショタ確定!!キター!」

龍驤「いや、それやとあんた夫を男に寝取られてるんやけど……」

秋雲「この際そんな些細なことはどうでも良いから!」

龍驤「些細なことなんか……」

朝潮「司令官、そちらのお客さんはお知り合いですか?」

秋雲「さすが朝ちん……お尻での相性を聞くなんてやるねぇ」

霞「お姉ちゃんはそんな汚れてない!」

提督「ん?この子か?」

客「初めまして。お兄ちゃんがいつもお世話になっています」

提督「いや、俺がお世話してるんだけど」

朝潮「お兄ちゃん?という事は司令官の弟さんですか?」

提督「違う違う。この子は妹の子供だから甥っ子だよ」

朝潮「甥っ子……?妹の子供という事は……司令官と霞の間にできた子供みたいな感じでしょうか?」

霞「お、お姉ちゃん!なに言ってんのよ!?」

提督「そうだな。俺と霞の間に男の子が生まれたら朝潮の甥っ子になるぞ」

霞「なっ……あ、あんたまで変なこと言ってんじゃないわよ!このクズ司令官!!」

提督「毎年夏休みの終わりごろ遊びに来るんだけど……それにしては連絡もなかったし時期も随分早いな」

甥「あのね、病気が流行って夏休みが短くなったんだよ」

提督「ああ、そういやそんなニュース見た気がするな」

長波「んで?どうするんだ?せっかく遊びに来たんだし2人でどっか行ってきても良いぞ?」

提督「いや、毎年何日か泊まりで遊びに来てるから。今回も泊まりだろ?」

甥「うん!お母さんがお兄ちゃんならアポ無しでも泊めてくれるからドッキリして来いって!」

提督「あのアホ……」

提督「とりあえず夕方までは仕事だから待ってられるか?ケーキとかは好きなの頼んで良いから」

甥「じゃあチーズケーキ!」

提督「はいよ。悪いけど誰か暇な時にあいてしてやっといてくれ」

曙「暇なんて無いわよ!」

長波「よーし。じゃああたしが暇だから相手してやるよ」

霞「待ちなさい!私も暇なんだけど!」

龍驤「ウチも暇や!」

甥「えっと……じゃああのお姉ちゃんが良い!」

秋雲「ん?私?」

龍驤「血は争えんな……」

提督「チーズケーキおまち……って何やってんだお前ら」

龍驤「なにって、暇やからみんなで相手したってるんやん」

提督「1人の客に5人もついてどうするんだ……他のお客さんだっているんだぞ?」

龍驤「大丈夫や。レジには箱置いといたから」

提督「レジが田舎の無人野菜販売所みたいなシステムに……」

曙「掃除くらい各自にやらせれば良いのよ」

提督「職務放棄?」

霞「それにしても大きな目ね。本当に男の子なの?この前来たレーベより女の子っぽい顔つきじゃない」

提督「昔の俺にそっくりなんだよな」

甥「おばあちゃんいつもお兄ちゃんにそっくりって言ってるよ!」

秋雲「ミニ提督かぁ……そそるねぇ」

提督「まぁ妹の子供だからもう25%くらい俺と言っても過言では無いからな!」

龍驤「いや、どんな計算やねん」

寝やらや

夜だし神社を彷徨い歩いてた

提督「とりあえず仕事に戻って。話なら帰ってからすれば良いだろ」

龍驤「ちょっとくらいええやん」

提督「本当に良いのか?アレでレジが回せるなら龍驤は必要ないって事になるけど」

龍驤「さぁ仕事仕事!みんな気合い入れて働くでー!」

曙「仕方ないわねぇ。じゃあ続きは鎮守府で。またね、ニコ」

甥「ニコ?」

霞「艦娘はだいたいそんな感じで数字が名前になったりするのよ。ゴーヤとかイクとかイムヤとか」

霞「って事でよろしくね、ニコ」

秋雲「キミは25%だからニコくんね~」

長波「伊26でニムって艦娘もいるんだぞ」

暁「なになに?この子新しい艦娘なの?」

提督「はいはい集まってこない。続きはまた後で。解散」

曙「急かさないでよ!このクソ提督!」

霞「分かってるわよ![ピーーー]!このクズ!!」


提督「ふぅ……」

甥「…………」

提督「どうかしたか?」

提督「お兄ちゃん……みんなから嫌われてるの?」

提督「辛くなるような事言わないでくれる?」

提督「別に嫌われてるわけじゃないよ。ただあの2人はちょっと特別でな。アレが普通なんだ」

甥「でもクソとか[ピーーー]とか言われてたよ!?」

提督「お前もクソやらなんやら言われると思うけどいちいち落ち込まなくて良いからな。愛情表現だと思ってやれば良い」

甥「愛情のかけらも感じないんだけど……」

金剛「へーい!提督ぅ!暇してるならこっちのテーブル来て相手してくだサーイ!」

提督「あー、まぁ今はちょっと手が空いてたし良いか」

時雨「僕のところにも来てね」

文月「こっちもー♪」

提督「はいよ。順番に回るから」

甥「お兄ちゃん?お兄ちゃんの仕事ってケーキ屋さんなんだよね?」

提督「もちろん。じゃあ女の子たちが待ってるからまた後でな」


足柄「提督、私酔っちゃったみたい。運んでくれないかしら?提督のビッグマグナムで天国まで♪」

霧島「食事中に変なことを言わないでください」

甥「ケーキ屋さんってなんだっけ……」

閉店

提督「今日も一日お疲れさん」

秋雲「おっつ~♪」

曙「おつかれさま」

提督「あれ?仕事終わりに電池切れしてないなんて珍しいな曙」

曙「うっさい!子供の前でそんな姿みせられるわけないでしょ!クソ提督!」

大和「この子が提督の甥っ子さんですか?初めまして。大和と言います」

甥「は、初めまして。えっと……ニコって呼ばれてます」

大和「よろしくね、ニコくん」

甥(今日一日みんなを見てたけど多分この人が1番普通の人だ)

大和「せっかくお客さんが来てくださったんだし、今日はお店でこのまま歓迎会を開きましょうか♪」

朝潮「うおー!」

霞「お姉ちゃん落ち着いて!」

朝潮「おっと……突然のパーティーについ我を忘れてしまいました」

提督「じゃあパパッと料理作っていくから出来たら先に食べ始めてくれ」

大和「私もお供しますね♪」

朝潮「今日の晩ご飯はスパゲッティの予定でしたがどんな料理が来るか楽しみですね」

朝潮「あっ、これは別にスパゲッティに対する冒涜ではなく、もちろんスパゲッティも大好きで」

霞「お姉ちゃん落ち着いて」

甥「…………」

長波「どうした?調理場を眺めて」

甥「あの2人……お兄ちゃんと大和さんは結婚しているんですか?まるで夫婦みたい」

長波「いや、ケッコンしてるのはこっち」

秋雲「ん?どもー♪」

甥「ええっ!?」

長波「提督とケッコンしたって事はお前はニコにとって叔母さんって事になるな」

秋雲「うぇ……それはちょっと」

甥「おばさん、よろしくお願いします」

秋雲「やめてー!」

提督「料理持ってきたぞー。すぐに次も持ってくるから仲良く食べるように」

朝潮「まずはみんなで取り分けしやすい料理からですね……初手で唐揚げとは……これは期待できそうです」

甥「僕の好きなからあげだー。僕がくるとお兄ちゃんいつも作ってくれるんだよ」

朝潮「ちなみにこの唐揚げの鶏肉は宮崎県産地鶏の胸肉を使用。胸肉と聞くともも肉に比べて硬いイメージがあるかも知れませんが秘伝のタレに漬け込むことにより、その柔らかさはもも肉以上。かつ脂身も少なくいくらでも」

霞「お姉ちゃん落ち着いて。ニコは産地とか興味ないから」

龍驤「ほな冷める前にいただこかー」

提督「まだ食ってなかったのか?ほらほら、早く食わないとどんどん持ってくるぞ」

朝潮「これはあのルパン3世も食べたと言われているミートボールスパゲティ!ちなみにこの」

霞「みんなもう気にしないで食べてね」

提督「よし、これで最後だな」

大和「さすがに疲れましたね」

提督「大和がいてくれて本当に良かったよ。俺1人じゃ店も回せないし」

大和「提督……」

提督「これからもずっと一緒にいてくれよ。そして俺を支えてくれ。……いやむしろ俺がサブキャラで大和を支える立場か」

大和「そういう発言は誤解を生みますよ?」

提督「お礼になんでも言う事きくからさ」

大和「ん?今なんでもって……」

大和(提督の性格的に今ここで「じゃあケッコンしてください」って言ったら即OKしてくれそうだけど……)

大和(なんだかそれは違うって言うか……ケッコンするなら提督から言っていただきたいし……)

大和「それでは今ここで手を繋いでいただけますか?」

提督「手を?こうか?」ニギッ

大和「これはこれで良いんですけど……出来れば指を絡み合わせる……貝」

提督「ああ、恋人つなぎな!はいよ」

大和「あ、ありがとうございます……」

提督「…………」

大和「…………」

提督「なんか黙って静かなところでやると、手を繋いで外歩いてるより恥ずかしいなこれ」

大和「ちょっと不思議な感じですね……でも大和は幸せです」

長波「ん?おーい、2人ともー。料理が終わったんなら早くこっちこいよー」

龍驤「はよせんと朝潮が全部食うてまうでー」

提督「おー」

大和「すぐ行きますね」

大和(ああ……急いで返事したけどみんなから見えない下では提督と繋がってるだなんて……)

大和(これが秋雲ちゃんの言ってた急いで服着たけどさっきまでセックスしてた状態……)

提督「大和、そろそろ俺たちもあっち行くか」

大和「え!?あ、はい!そうですね!」

提督「おまたせー」

大和「あっ、あのっ、提督!?手が」

秋雲「あれ?どったの?仲良くおててつないで?もしかして急いで服着たけどさっきまでセックスしてた?」

大和「まだしてません!!」

提督「まだ?」

提督「しかし驚いたな……」

大和「そうですね……」


曙「ほらニコ。ちゃんと野菜も食べないとダメよ」

甥「でもピーマンは……」

曙「ちゃんと食べれたらご褒美にチューしてあげても良いわよ?」

甥「はずかしいよ!」

霞「はいはい、口にソースつけて……拭いてあげるからジッとしなさい」

甥「んっ……」

霞「バカ、目はつむらなくていいの。にしても長いまつげね……ほんと女の子みたいで可愛いんだから」


提督「あの2人があんな優しく世話をしてるなんて」

龍驤「ずっとあの調子やで」

秋雲「提督提督!NTR本の参考になりそうだからしっかりNTRされてよ!」

提督「旦那が浮気相手の女に浮気されて興奮する妻とかやばい構図だな」

提督「ところで鎮守府に自分の甥っ子を連れて行くのは大丈夫なんだろうか?」

大和「鎮守府は機密事項が多いので一般人の立ち入りは原則禁止されていますが……」

曙「でも奴隷商とかも入ってるんだし良いんじゃない?最悪女装させて艦娘ってことにしちゃえば良いのよ」

霞「もし誰か来たら睦月型ですって答えるのよ?」

龍驤「それやったら名前的に潜水艦の方がええんちゃうの?伊25でニコですっちゅうて」

提督「じゃあ後は寝る部屋だな。もう1人で寝れるようになったか?」

甥「それはその……」

提督「あっ(察し」


提督(朝潮と霞、秋雲と長波。この2組はすでに同室だし、曙はしょっちゅう俺の部屋で寝てるからな……)

提督(実質1人で寝てるのは大和、龍驤、暁か……大和は疲れてるだろうしゆっくり休ませてやりたいし、龍驤も夜は曙の風呂上りとか面倒を見るので忙しいか……)

提督(となると……暁は年頃も近いし……)

提督「よし、じゃあ暁と一緒に寝てくれ」

暁「私の部屋?別に良いけど」

甥「女の子部屋!?お兄ちゃんの部屋はダメなの!?」

提督「お兄ちゃんの部屋は教育に良くないから」

秋雲「今日は特に見せられないよねぇ♪」

提督「……」

鎮守府

甥(なんだかよく分からないうちに暁ちゃんと寝る事に……)

暁「ここが私の部屋よ!遠慮せず入ってちょうだい!」

ガチャッ

甥「うわぁ……大きい部屋……」

暁「えっへん!この鎮守府で1番大きい部屋なんだから!」

甥「でも広すぎると逆に落ち着かなかったりしないの?」

暁「そんなこと無いわよ?だってほら」

ズズズズ……

暁「みんなもいるから狭いくらいよ」

戦艦棲姫「ママ、お疲れさま」

空母棲姫「ん~っ、今日もよく働いた」

北方棲姫「ママ、ママ」

甥「ママ……?」

戦艦棲姫「……で?そこの人間。お前は何なのだ?」

甥(1番来ちゃいけない部屋だった気がする……)

暁「この子はニコ。少しの間この部屋で一緒に寝る事になったからよろしくね」

戦艦棲姫「よろしく?我々が人間と?」

暁「そうだけど?」

戦艦棲姫「いくらママの頼みでもそれは出来ない。人間は我々の敵だ」

戦艦棲姫「ママの上官にあたる提督は100歩譲って見逃しているが一般人との同居など不可能だ」

空母棲姫「ママには悪いけど私も同感ね」

飛行場姫「いくら子供でも人間はねぇ」

暁「もう!何でそんなこと言うのよ!」

戦艦棲姫「ひっ……で、でも……」

甥(あんな怖そうな人達?が怯むなんて……この子もやばい子なのかも……)

甥「暁お姉ちゃん、みんな嫌がってるみたいだし僕は他の部屋に……」

暁お姉ちゃん……暁お姉ちゃん……暁お姉ちゃん……暁お姉ちゃん……暁お姉ちゃん……

暁「ぴゃー!!」

甥「なに!?」

暁「もういっかい!もういっかい!」

甥「ど、どうしたのお姉ちゃん」

暁「くぅ~……!お姉ちゃん!響も雷も電にも呼ばれたこと無いし、誰からも言われたことなかった憧れだったの!」

甥「そうなんだ……それでえっと……」

暁「もういっかい!」


戦艦棲姫(お姉ちゃん?ママがお姉ちゃん?)

戦艦棲姫(つまりあの人間はママの弟?)

戦艦棲姫(そもそも男なのか?よく見たら女にも見えるが……)

戦艦棲姫(姉妹ならあれは人間ではなく艦娘?確かに人間の気配がしたのだが……)

戦艦棲姫(もしママの妹なら我々は姪という事に……つまりあの人間?は我々の叔母にあたる存在?)

戦艦棲姫(叔母とはいったいどう言う存在なのだろうか……おばさん……おばさん……)

空母棲姫「なによこっちみて」

戦艦棲姫「ヌ級はいるか?」

ヌ級「はい、なんでしょうか?」

戦艦棲姫「お前たちにとって空母棲姫とはどんな存在なのだ?」

ヌ級「空母棲姫様は我々にとって女神のような存在です」

空母棲姫「やあねぇ、照れるじゃない」

戦艦棲姫(つまり叔母とは神のような存在……ママはそれ以上の存在だが……)

戦艦棲姫「分かった。一緒に生活することを許可しよう。……いや、よろしくお願いします」

空母棲姫「は?なんでよ?」

戦艦棲姫「かくかくしかじか……」


空母棲姫「なるほど。ママの妹なら私達の保護対象になるわね」

飛行場姫「もし危険が迫ったら私たちが命がけで守ってあげるわぁ♪」

甥「えっと……よろしくお願いします……」

学校でいじめられても凄く強いお姉さんが助けてくれる生活

明日から働く

提督(甥っ子がうちに来てから1週間。どうなる事かと思ったけどうまくやっているようでなによりだな)

提督(なかでも曙と霞は言葉がきついからいじめられる(と勘違いする)んじゃないかと冷や冷やしたけど……)


曙「こらニコ、ボタンを掛け違えてるわよ。まったく仕方ないわね。まぁそういうちょっと抜けたところも可愛いんだけど」

霞「あんたはまだまだ表情がかたすぎるの。可愛い顔してるんだからもっと笑顔を見せなさい」


提督(むしろあの2人が特に甥っ子を可愛がってくれているみたいだ)

龍驤「おーいニコー。あめちゃんあげるからこっちきーや」

朝潮「今日はおいしい大潮(虫)が取れたのでニコにもお裾分けです」

暁「もう!ニコにお姉ちゃんは暁なんだからね!」

秋雲「いいねぇいいねぇ♪もっと親密になんないかなぁ♪」

長波「おいおい、良いのか提督ー?艦娘根こそぎ持ってかれてんじゃん♪」

提督「ん?俺は……」

提督(甥っ子もみんなも仲良く楽しそうだしよかったよかった)

曙(ニコと仲良くしているところを見せつけてればあのクソ提督だってちょっとは焦るでしょ)

霞(秋雲がいってたねとられ?ってやつもあるし、クズ司令官も取られまいと警戒して私にアプローチしてくるはず……)

龍驤(将を射んと欲すればまず馬を射よっちゅうし、この子の好感度を上げて遠回しに提督のうちに対する評価を上げたるんや……)

暁(みんなお姉ちゃんの座を狙ってるに違いないわ……!)

朝潮(大潮の1番美味しところを食べさせてあげたい)

秋雲(ねとられねとられ♪)

長波(何人かあっちに行ってくれればライバルも減るんだけどな……)

ケーキ屋

提督「それじゃあ今日も頑張って働くか」

秋雲「んじゃ秋雲さんは外で並びの整理してくるね~」

甥「あの……僕は今日もこの格好で仕事するの?」

秋雲「へ?あったりまえじゃん♪似合ってる似合ってる♪」

龍驤「まぁ確かに……なぁ……?」

曙「悔しいけど認めざるを得ないわね」

霞「これは可愛い。仕方ないわ」

甥「…………」

長波「まぁ客に変な事されたらあたしが助けてやるからさ。それにまたあの客が来るだけだろ」


提督(甥っ子が社会科見学を兼ねてうちで職場体験をする事になったのだが、秋雲の提案で毎日メイド服を着る事に)

提督(おじとして甥っ子に女装させて接客させるのはどうかと思ったが……今や1番の稼ぎ頭なのでそのままにしている)

提督(何より妹に許可を取るため写真を送ったら大喜びでゴーサインも出たし今日まで頑張ってもらおう)

オープン

客1「朝潮ちゃんは最近どんなものにハマってるの?」

朝潮「セミにハマっています!」

客1「あー、夏だもんねぇ。俺も子供の頃はよくセミ取りしてたなぁ」

朝潮「セミお好きなんですか!?」ズイズイ

客1「う、うん。大好きだよ(本当はそんなに好きじゃなかったけど近い可愛い良い匂い)」

朝潮「実は鎮守府のみんなにはそんなの気持ち悪いと言われてしまって残念な気分だったんです」

客1「女の子は虫が苦手な子が多いから仕方ないよ」

朝潮「でもお客さんとは趣味が合って嬉しいです」

客1「朝潮ちゃん、今日はなんかその、可愛いね。……いや、いつもめちゃくちゃ可愛いんだけど!今日はいつも以上に目がキラキラしてて……あと距離が近い……」

朝潮「朝は食べてきましたか?」

客1「ここに来るから朝は食べてこなかったよ。朝潮ちゃんは?」

朝潮「私は来る途中で3匹ほど」

客1「へー。相変わらず食いしん坊だねぇ(鯛焼きでも食べたのかな)」

朝潮「もし良かったら今度休みの日、一緒に外へ食べに行きませんか?司令官には許可をとりますので」

客1「行く!絶対行くよ!!楽しみにしてる!!そうだ連絡先渡しとくね!」

朝潮「とても嬉しいです。セミ友ができて」

客1「俺も嬉しいよ!」

朝潮「ちなみにどのセミがお好きなんですか?」

客1「えっ?あー……アブラゼミ、とかかな?」

朝潮「分かります!クマゼミとはまたコクが違いますよね!」

客1「コク?ん、まぁそんな感じかな!」


三日後、客1は山へ呼び出された

曙「…………」ムスッ

霞「なにふて腐れてんのよ」

曙「最近どいつもこいつもお行儀良すぎて暇なのよ。お客もなんとかって病気で減ってるし」

霞「店を綺麗に使われてイラつく掃除係ってなんなのよ」

龍驤「いやー、誰かに頼られるってのは快感やからなぁ。ウチにはよー分かるで。働いてないと落ち着かんのや」

曙「さすが龍驤さん!霞とは違って私の良き理解者なんだから!」

霞「はいはい、じゃあ頑張って働きなさいよ」

曙「だから仕事がないって言ってんのよ!」

客2「曙ちゃんとお近づきになりたい」

客2「でもわざと汚すと……」 


数日前

客「あーっと、手が滑って料理が床に!曙ちゃん掃除お願い!」

曙「ったく、世話が焼けるんだか…………朝潮?ダメよ!床に落ちたもの食べちゃ──」

朝潮「あなた今わざと料理を床に落としましたね」

客「え?」

ゴチンッ!!

客「痛っ!デコが……顔近っ!!」

霞「誰かお姉ちゃんを止めて!!そいつ殺しちゃう!!」

提督「大和頼む!警察沙汰はごめんだ!!」

客2(結局あの時は厨房から大和さんが出てきてなんとかおさまったけど客は出禁。あの振り上げた拳が振り下ろされていたら殺されてたかも知れない)

客2(普段は人懐っこい性格で食べるのが大好きな女の子なのに、故意に食べ物を粗末にすると鬼の形相になるんだよな……)

客2「はぁ……」

曙「ちょっとあんた」

客2「はい!?まだ何もしてません!ってかまだ料理も来てません!!」

曙「足元。靴が汚れてて床まで汚れてんのよ」

客2「あっ……」

曙「ほんと世話が焼けるんだから。ほら、足上げなさい」

客2「すみません……」

曙「ふふっ……仕方ないわねぇ」ニヤニヤ

客2(笑ってる……?曙ちゃん、まさか変な性壁が……?)

客2(でも美少女が足元にしゃがみ込んで掃除してる姿は……股間にくるっ!)

曙「これからは気をつけるのよ?」

客2「うっ……!」


曙がしゃがんで見上げると童貞は射精する

金剛「へーい!ニコくーん!次はこっちデース!」

客3「ニコくん、その次はこっちね!」

ニコくんニコくんニコくんニコくん


提督「相変わらず大人気だな。艦娘からの人気はともかく男性客にまで大人気でおじさん心配になるよ」

大和「長波ちゃんが目を光らせているから大丈夫ですよ」

提督「客は長波の胸に目を光らせてるが……なんで同じメイド服なのに長波が着るとあんなに卑猥な感じになってしまうんだろう」

大和「それにニコくんにはいつものお客さんがいますから」

提督「ああ。あのひげ紳士さんか。何者なんだろうな」

秋雲「いらっしゃーい。まだ席空いてますよー」

秋雲「あっ、お客さん!今日もニコくんですね!ひげさんいらっしゃいましたー♪」


甥「こんにちは。ひげのおじさん」

髭おじ「やあニコくん。今日もかわいいね」

甥「僕は男なので可愛いと言われても……」

髭おじ「美しいと言うべきだったかな?」


大和「あっ、提督。ひげのお客さんがいらっしゃいましたよ」

提督「よし。忙しくなるぞ」

客達「髭おじだ!髭おじが出たぞ!」

艦娘達「ひげの人だ!ラッキーだね!」


甥「ご注文はどうしますか?」

髭おじ「いつも通り頼むよ」

甥「いいんですか?」

髭おじ「さぁ皆さん。好きな料理を好きなだけご注文ください。支払いは全て私が持ちますので」

甥「あの……お客さんやおじ……店長さんは喜んでますけど、どうしていつもこんな事をするんですか?」

髭おじ「個人的にはニコくんにチップを直接渡したいんだけどね。この店の決まりで金銭のやり取りは禁止されているんだろ?」

甥「はい」

髭おじ「だから少しでもニコくんの働くお店に貢献したくてね。私はもう年寄りだから量は食べれない。だからみんなに手伝ってもらっているんだ」

甥「えっと……ありがとうございます……なのかな?」

髭おじ「その代わりと言っちゃなんだが今日はプレゼントを持ってきたんだ。服くらいのプレゼントなら問題ないかな?出来れば今すぐ着て見せてくれるかい?」

甥「はい!メイド服から着替えれるならなんでも!おじさん!良いよね!?」

提督「基本艦娘へのプレゼントは遠慮してもらってるんだが艦娘じゃないし……まぁ今日で終わりだし特別に良いか」

甥「じゃあすぐに着替えてきます!それで服は……?」

髭おじ「おい」

黒服「すぐ持ってこさせます」

甥「あの……これ…………」

髭おじ「おお、オーダーメイドで作らせたかいがあった。ぴったりじゃないか」

ざわざわ

客達「おい!写真!写真!」パシャパシャ

艦娘「ふぉー……!」パシャパシャ

甥「なんでウエディングドレスなんですか?」

髭おじ「なんとなくかな」パシャパシャ

甥「みんなで撮影しないでください!だいたいオーダーメイドってそんなに早く作れないですよね!?」

髭おじ「そこはまぁね」


髭おじ「さて、私は満足したし行くとするか」

甥「あっ、あの、今までありがとうございました。僕今日で家に帰るから……」

髭おじ「なんと。それは寂しくなるな」

甥「また冬休みか夏休みに来ると思いますけど」

髭おじ「じゃあそれまでにまた何かプレゼントを用意して待っているとしよう」

髭おじ「ひとまず今回はこれを」

龍驤「あー、お客さんお客さん、お金を渡すんは流石に……ってなんや名刺かいな。子供に名刺渡してもしゃーないんちゃうか?」

髭おじ「困った事があったら知り合いだと言ってこの名刺を出しなさい。大抵の事はそれで解決するよ」

甥「はい……?ありがとうございます」

休憩中

龍驤「あのひげはなんやったんやろな?名刺に会長とか書いとるし、やっぱりえらい人やったんやろか?」

曙「ってかこんな名刺本当に役に立つの?」

秋雲「そんじゃあ試してみよっか!ちょっち名刺貸してねー♪」

霞「あ、こら!勝手に!」


1時間後

曙「もう休憩終わるのに帰ってこないわね」

秋雲「ただいま……」

曙「遅い!あんた何して……たの…………よ」

龍驤「セレブや!セレブがおる!……って秋雲か?」

秋雲「なんか適当に誰でも知ってる高級ブランドの店に入って名刺見せたら奥に連れて行かれて……」

秋雲「全身ブランドにされた挙句、髪をセットされて化粧もされてこんな事に……」

曙「いくらかかったのよそれ……なんかジャラジャラキラキラしてるけど」

秋雲「お代は良いからよろしくお伝えくださいってさ……あの、着替えて良い?落ち着かない……」

霞「この名刺にそんな価値があるなんてビックリね。ただの紙なの……あれ!?これ紙じゃない!なんかよくわかんないけど……多分紙じゃない何かだわ」

曙「でもさぁ、それって逆に高級ブランド店だから通用しただけでしょ?」

秋雲「そだね……最初はみんな???って感じだったけど、偉そうな人が出てきて大騒ぎになっただけだし」

霞「ニコが家に帰って駄菓子屋で名刺出してもなんの役にも立たないわよね」

龍驤「コンビニとかファミレスでも使えんやろなぁ。うちら庶民には宝の持ち腐れや」

長波「上流階級の人間が持ってこそ効果があるってやつか。あたしたちには飴玉の方が価値あったかもな」

龍驤「まぁせっかくもろたんやし大事にしときや。もしかしたら将来ニコは大物になって役立つ日が来るかも知れんで?」

甥「うん。大切にしておくね」

提督「おーい。そろそろ店を再開す…………これ秋雲か?」

秋雲「あー……うん、まぁ」

提督「よし。みんな後30分休憩だ。秋雲はちょっと事務室まで来るように」

閉店

提督「今日も一日ご苦労さん」

龍驤「いやー。めっちゃつかれたわぁ」

霞「夕方から大忙しだったわね……」

長波「秋雲のやつがいなかったからな。何やってんだまったく」

提督「秋雲は不慮の事故で大破したから事務所で休ませていたんだ。みんなすまなかったな」

秋雲「もう無理……激しすぎ……お洒落したら死ぬ…………」

大和「ニコくんも今日までお疲れ様でした。職場体験はいかがでしたか?」

甥「いろいろあったけど楽しかったです。みんなも良くしてくれましたし」

提督「ってか厨房から見てたけどお前ら仕事中もニコに集まりすぎだったぞ」

曙「ニコが可愛いんだから仕方ないじゃない」

霞「そうよ。ニコの方がクズ司令官より100倍可愛げあるわ!」

提督「おまえらなぁ…………」

曙(釣れた……!)

提督「今日でニコは帰るけど好きだからって別れの時に泣くなよ?」

曙「死ね!このクソ提督!」

霞「ポンコツ役立たず!」

提督「ええ……」

提督「ほんとに駅まで送らないで大丈夫なのか?」

甥「うん。もう子供じゃないんだから平気だよ」

大和「では私が駅まで」

甥「大丈夫大丈夫!まだ明るいしこんな時間から三人組に車へ連れ込まれて誘拐なんてされないよ!」

暁「そうね。この辺りでこんな明るい時間から誘拐なんて聞いた事ないわ!」

提督「じゃあまぁ……気をつけてな。道に迷ったらすぐ連絡するんだぞ?」

甥「はーい。じゃあまた年末か来年の夏にねー。ばいばーい」

大和「行っちゃいましたね。私はあまり触れ合う機会がなかったので仲良くなれず残念です」

提督「さて、俺たちも鎮守府に戻るか」


ブロロロロ……

誘拐犯「ひゃっはー」

甥「え?」

お願い、死なないでニコ!あんたが今ここで倒れたら、艦娘や髭おじとの約束はどうなっちゃうの?
名刺はまだ残ってる。ここを耐えれば、誘拐犯に勝てるんだから!

次回、「誘拐犯死す」

誘拐犯A「上手いことやったな」

誘拐犯B「このガキ金になりますかね?」

誘拐犯C「こんだけ端正な顔立ちしてんだ。そりゃかなりの金持ちじゃないっすか?」

誘拐犯B「ってかこのガキ男か?女か?ボス、ちょっと確かめて良いっすかね?ぐへへ」

誘拐犯A「やめとけ。大事な商品なんだから」

誘拐犯C「1000万くらいふっかけますか?払えないって言うなら売っちまえばいい。こんだけ上玉なら変態が1000万くらい出すっしょ?」

甥(どうしよう……うっかり誘拐されたみたいだけど……)

髭おじ『困った事があったら知り合いだと言ってこの名刺を出しなさい。大抵の事はそれで解決するよ』

甥(そうだ!)

甥「あの……これ……」

誘拐犯B「あん?なんだこりゃ?名刺?」

誘拐犯C「なんか聞いた事ある会社だな。会長とか書いてるけど知り合いか?」

甥「はい……」

誘拐犯C「へー、こりゃふっかけがいがあらぁ!億万長者も夢じゃないってか!?」

誘拐犯A「どれ、見せてみろ」

誘拐犯C「これでさぁ」

誘拐犯A「…………えぇ、本当に知り合いなの?」

誘拐犯B「あれ?ボス?」

誘拐犯A「ダメだよこれ……」

誘拐犯B「何がダメなんですか?」

誘拐犯A「お前ら犯罪者やっててこの名前しらないとかアホか……ええ……アホばっかなの……」

誘拐犯A「バカにも分かりやすく言うとクソでかい会社の一番偉い人で、財界やら政界やらにも顔がききまくって、あとそういう表の世界だけじゃなく裏にまで凄い力をもったヤベージジイなんだよ」

誘拐犯C「マジっすか!超大物なんですね!億万長者っすか!?いけそうっすか!?」

誘拐犯A「仮に上手くいっても表は警察、裏はヤバイ連中。両方から追い回される人生しか待ってないぞ」

誘拐犯A「良くて牢獄。最悪海の底だ」

誘拐犯B「ええ……じゃあもう捨てますか?」

誘拐犯A「バカ。こっちは顔見られてんだ。手出した時点でアウトだよ」

誘拐犯C「じゃあどうするんっすか!」

誘拐犯A「そりゃもう……殺るしかねえだろ……」


甥(拝啓、髭おじ様。名刺を見せたら大変なことになりました)



誘拐犯A「よし、やれ」

誘拐犯B「ええ……出来れば自分で飛び込んで貰えないですかね……」

誘拐犯C「殺人犯は流石に嫌っす……」

誘拐犯A「ばか!!」

戦艦棲姫

空母棲姫

離島棲鬼

飛行場姫

誘拐犯B「あれ?この方達…………」

誘拐犯C「あっ……」

戦艦棲姫「助けに来るのが遅くなって申し訳ない。ママや提督から人目につかないようにと言われていたので出てこれなかった」

空母棲姫「でもこんな人気のない海なら問題ないわよね」

飛行場姫「ゴスロリィ……駅の近くまで送ってあげなさぁい♪あんたは変な格好だけど露出も少ないし歳も近くみえるから友達に見えなくもないしぃ♪」

離島棲鬼「誰がゴスロリよ。まぁ良いわ。行きましょ」

甥「でもみんなが」

離島棲鬼「あまり子供が見るもんじゃないわ。見れば傷になる」

甥「傷?」

離島棲鬼「そうよ。私達はあなたの味方だけど正義の味方じゃないんだから」



一般人「ゴスロリ?何かのイベント?」

ざわざわ……

離島棲鬼「うじゃうじゃと鬱陶しいわね……ママの言いつけがなければみんな殺してるのに」

甥「送ってくれてありがとう。みんなにもよろしく伝えておいてね」

離島棲鬼「わかったわ」

甥「…………」

離島棲鬼「なぁに?どうかしたのかしら?」

甥「こうやって新幹線の駅で見送られるのは寂しくて……泣いちゃいそうだからお店でお別れしたんだけど……」

離島棲鬼「そう言うものなの?なら一緒に乗ってあげるわ」

プシュー……

甥「えっ?」

離島棲鬼「なに?まだ何かあるの?」

甥「だって新幹線に乗っちゃったら……」

離島棲鬼「大丈夫よ。それで?ここはもう駅じゃないから帰って良いのかしら?」

甥「帰るって……どうやって?」

離島棲鬼「ママと同じようにあなたの影からも行き来出来る様にしてあるの。それじゃあね」トプンッ

甥「どう言うシステムなのこれ……」

鎮守府

離島棲鬼「ただいま」

暁「あら、どこか行ってたの?」

離島棲鬼「ニコと言う人間を駅まで送ってきた」

暁「そうだったのね!お疲れ様!えらいわよ!」ナデナデ

離島棲鬼「んっ……ママに褒められるならやったかいがあったというもの……もっと撫でて」

暁「りっちゃんは甘えんぼさんね」

離島棲鬼「ママには甘える……ママ好き」

暁「私も大好きよ」

戦艦棲姫「役得だな離島棲鬼よ」

離島棲鬼「今いいところ。あっちいって」

暁「あら、みんなもお出かけしてたの?」

空母棲姫「海の魚に餌を撒いてたの♪」

飛行場姫「お魚さんも喜んでたわぁ♪」

暁「みんな良いことをしていたのね!褒めてあげるからこっちにいらっしゃい」

戦艦棲姫「私たちを褒めてくれるのはママだけ……」

空母棲姫「これからも褒められるように頑張るわ」

ある日

提督「温泉旅行とか良いよなぁ……」

曙「ふーん。たまにはいい事言うじゃない。みんなでいきましょうよ」

提督「でもお金がないしなぁ。それに店はともかく鎮守府近海のパトロールとかは休めないし」

霞「ふ、2人分くらいなら何とかなるんじゃないの?例えば私と司令官で……とか」

龍驤「なに言うとんねん!それやったらウチも行きたいわ!」

曙「最初に反応したのは私なんだから私に権利があるの!」

大和「はいはい。ケンカはやめてください。提督も不用意に変な事言い出すから……」

曙「だったらクソ提督に誰を連れて行くか決めてもらいましょ!これなら文句ないでしょ!?」

龍驤「のぞむところや!」

霞「で?誰にするのよ?」

大和「提督が選ぶなら秋雲ちゃんに決まってるじゃないですか」

曙「あっ……ちょ、ちょっと待っ」

提督「俺が選んでいいって言うなら……一緒に行くか。大和」

大和「ほら…………え?私ですか?」

提督「一泊2日温泉旅行!行くぞ!」

提督と大和で2人きりの温泉旅行。なにも起こらないはずもなく……セッ

霞「えっ……?大和さんと行くの?」

曙「そ、そんな適当に決めちゃっていいわけ?」

龍驤「あ、あー……せやな、あれや……」

提督「なんだみんな。歯切れが悪いな」

曙(困ったわね……他ならともかく大和さんには毎日お世話になってるから言い掛かりすら……)

霞(他だったら温泉旅行で美味しいものいっぱい食べれるとかいってお姉ちゃんをけしかけるのに……大和さんはやりにくいわね……)

曙「あ、秋雲的にはどうなの?あんた一応ケッコンしてる訳だし、大和さんとクソ提督が2人で温泉旅行とか良いわけ?」

霞「そうよ!あんたは反対なんじゃないの!?」

秋雲「ん?私は別にいいよー?大和さんと行って来なよ」

長波「ってかその言い方だと提督温泉旅行に行くのが大和さんから秋雲になるだけだろ」

曙「ぐぬぬ……」

霞「で、でもさすがに子供だけ残して旅行は危ないんじゃないかしら!」

曙「そうよね!大人は鎮守府に必要だわ!」

龍驤「せ、せやな!子守するんが」

提督「それなら龍驤がいるから大丈夫だろ?」

龍驤「えっ?ウチ?」

提督「龍驤はしっかりしてるしこう見えて大人だ。龍驤になら鎮守府の事も全部任せられる。信頼してるからな」

龍驤「そんなん言われたかて……なぁ……。まぁ?そこまで信頼されとるんやったら面倒みたらん事もないけど」

曙(龍驤さんちょろい!)

提督「それに今回はニコが来てる間お前たちは結構仕事中もサボってニコと遊んでただろ?」

曙「めんどうを見てただけよ!」

提督「鎮守府でもみんなベッタリだったじゃないか。そんな時でも大和は必死に俺と厨房で働いてくれてたんだぞ?」

曙(クソ提督にやきもち焼かせる作戦が完全に裏目に……)

提督「それになぁ……大和が無人島に長いこと幽閉されてたのを見つけた時、いつか大和をどこか遠くに連れて行ってやりたいと思ってたんだよ」

大和「提督……」

提督「もちろん奴隷商に売られてたお前たちもどこかへ連れて行ってやりたいとは思ってるけど……今回は大和に譲ってやってくれないか?」

霞「……バカ!そんなふうに言われたらもうワガママ言えないじゃない!!」

朝潮「ところで司令官、どこへ旅行にいくんですか?」

提督「そうだなぁ。大和はどこか行きたいところあるか?」

大和「それなら一箇所。どうしても行ってみたい場所があるんですけど……」

提督「おっ?大和なら遠慮してどこでもいいって言いそうだと思ったけど意外だな!どこだ?そこに決定しよう!」

大和「それじゃあ……広島県の呉市に行ってみたいです」

提督「広島なら温泉宿も結構あるし良いな。よし、じゃあ広島旅行に行くか!」

旅行当日

提督「それじゃあ留守の間頼んだぞ」

龍驤「ウチに任せとき!」

曙「何日も店は休めないんだからちゃんと一泊二日で帰って来なさいよ!」

朝潮「司令官、お土産リストを作っておいたのでよろしくお願いします!」

秋雲「大和さん、大和さん。ちょいちょい♪」

大和「秋雲ちゃん?何かご用ですか?」

秋雲「私には気を使わず、思いっきり楽しんできていいからねー♪」

大和「はい♪」

秋雲「もち夜の方も……♪やっちゃっていいから♪」ヒソヒソ

大和「えっ……と……ぜ、善処します……」

提督「で?霞はまだ拗ねてるのか?」

霞「別に拗ねてないわよ!クズ!」

曙「まったく。私と違ってほんとお子様なんだから」

提督「よいしょ」

霞「こ、こら!なにすんのよ!抱き上げるな!離しなさいよ!!バカ!!」

提督「帰ってきたらいっぱい相手してやるから良い子にしてるんだぞ?」

霞「…………」

提督「よし、じゃあ旅行はなかなか難しいけど帰ってきたら遊園地にでも連れて行ってやろう」

霞「……2人きりよ?」

提督「それはさすがに暁あたりが黙ってないと思うけど」

霞「はぁ……分かったわよ。じゃあみんなで遊園地ね。約束だから」

提督「おう!俺この旅行が終わったらみんなと遊園地に行くんだ!」

長波「死亡フラグみたいに言うなよ」

提督「それじゃあみんな、またな!」

15年ほど前に行った大和ミュージアムの思い出を掘り起こす作業

足柄「ああああああ!!」

足柄「なんで姉さん達起こしてくれなかったのよ!!って言うか普通置いて行く!?」

『何度起こしても起きないので先に行きます。遅刻したら晒しあげます。─妙高』

足柄「ああもう髪もボサボサじゃない!化粧もしてる時間ないし!」

足柄「とにかく急いで出発しないと間に合わないわ!」

ガチャッ


足柄「あっつ……走ると余計に…………」

提督「2人で旅行なんて初めてだな」

大和「とても楽しみで昨晩は眠れませんでした♪」

提督「宿泊先はあんまり豪華じゃないけど……」

大和「提督と2人なら大和はどこでも♪」


足柄「リア充は死ねばいいのよ!!ああもう朝から気分最悪!!」

足柄「とにかく走るのよ!頑張れ私!!」

ドンッ!!

足柄「きゃっ……!ったた。なによもう……」

高校生「いって……大丈夫ですか?」

足柄「大丈夫に見える!?こっちは転んでんのよ!!」

高校生「えっと」

足柄「えっとじゃない!ったく、私が現役艦娘だったらあんたぶつかったショックで死んでたわよ」

高校生「はい?」

足柄「とにかく!あんた達みたいにたむろして歩いてるから危ないのよ!バカなの!?これだからガキンチョは……!!」

高校生「いや、そっちが勝手にぶつかってきたんですよね」

足柄「はあ!?」

高校生「僕たちはちゃんと右側を歩いてたのにそっちが左側をよそ見しながら走ってきてぶつかったんですよ?悪いのはそっちじゃないですか」

足柄「口ごたえしてんじゃないわよ!!相手に怪我させて生意気ね!!こっちは朝からイラついてんの!!」

高校生「イラついてるとか知りませんけど。そっちがちゃんと右側を歩いてればぶつからなかったじゃないですか」

足柄「このガキ……!私はこれから会社に行かなくちゃいけないの!!社会にも出てないようなガキがでしゃばるんじゃないわよ!!」

高校生「ガキガキ言ってますけどお姉さんだって俺たちとそんな歳変わらないじゃないですか!」

足柄「は、はぁ?お姉さんとか…………い、いや、えっと……だいたいあんた達高校生でしょ!!」

高校生「5つや6つ年上ってだけで偉そうにしないでもらえますか!?」

足柄「はあ!?い、5つや6つ年上って、それじゃあ私が20代前半に見えるって言いたいわけ?」

高校生「はい?」

足柄「あ、あっそ……ふーん。へー……」

高校生「なんですか?」

足柄「まぁ私も会社じゃ主任っていう上に立つ立場だし?今回の事はそっちが100%悪いけど大目に見てあげない事もないわよ」

高校生2「なにが上に立つ立場だよ。こんな上司だったら下の人間がかわいそうだわ」

足柄「なんですって!?いちいちカンに触るガキね……!」

高校生2「どうせ大した実力も無いのに若い女って言うのと見た目が良いからって上司のおっさんに贔屓されてるだけだろ」

足柄「見た目が良くて若いから、フフッ、贔屓されたですって!?私は実力で今の地位にいるのよ!!フフッ、いい加減にしてちょうだい!!」

高校生2「なんか笑いながら怒っててキミ悪いな……」

高校生「とにかく今回は僕たちも悪かったですけどお姉さんも悪かったという事で」

足柄「し、仕方ないわね。今回はそう言うことにしといてあげるわ」

足柄「って、もうこんな時間じゃない!!駅まで15分はかかるしタクシーなんて走ってないし!!」

足柄「ああもうおしまいよ!!」

高校生「……」

高校生3「おはちーっす」キキッ

高校生「あっ、ちょうど良かった。悪いけど自転車かしてくれないか?」

高校生3「自転車?まぁここからは押してみんなと歩いて行くつもりだったしかまわんけど?」

高校生「お姉さん、自転車で良ければ駅まで送りますよ」

足柄「自転車……?」

高校生「ぶつかって転んだ時に膝を擦りむいたみたいだし。それくらいは」

足柄「あら、自転車で2人乗りなんてさっきまで右側通行がどうこう言ってたのに良いのかしら?」

高校生「お姉さんが哀れなんで」

足柄「哀れんでんじゃないわよ!乗るけど!!」

足柄「ねえ、2人乗りなんてした事ないんだけど……」

高校生「とにかく落ちないようにつかまっててください」

足柄「し、仕方ないわね……」

高校生「そんじゃ駅まで送ってくる。すぐ追いつくから」

高校生4「背中に胸があたってラッキーとか思ってんだろ!このドスケベ羨ましい!!」

高校生「う、うるさい!」

高校生2「お前!出発前から勃ちこぎとは何事か!!」

高校生「おまっ……もういい、行きますよ」

足柄「安全運転で急いでお願いね」ギュッ

高校生「あの……あんまり密着されると勃ちこぎ……立ち漕ぎ出来ないんですけど」

足柄「あら、私は落ちないようにつかまってるだけなんだけど?この辺りを握ってれば良いのかしら♪」

高校生「にぎっ……!」

足柄「速い速い!良いわよ高校生!そのペース!」

高校生「ったく……なんでこんな事に」

足柄「この分だと5分位余裕ありそうね」

高校生「そりゃ良かったですね」

足柄「頑張って早く着いたら時間までいい事してあげよっか?」

高校生「いい事って……」

足柄「帰りは立ち漕ぎ出来る様にトイレでスッキリ♪……犯罪にならないわよね」

高校生「お姉さん……本当にそういう色気を使って偉くなったんじゃ……」

高校生「美人だからってチヤホヤされて……」

足柄「じゃあもう良いの?」

高校生「…………お願いします」

足柄「いただきます♪」

会社

足柄「ふんふ~ん♪」

社員「主任、遅刻して部長にめちゃくちゃ怒られたんだろ?それにしては妙に機嫌良くないか?」

社員1「確かに……心なしか肌も艶々してる気がするな」

足柄「いやー、やっぱ若いって良いわねぇ♪口しか使ってないのに短時間で3回よ、3回!」

社員「普段年齢の話はタブーなのに……」

足柄「しかもあの子……」

足柄「ふひひ……っ」

社員「なんか笑い出したぞ……」

多目的トイレ

高校生「もう無理!これ以上されたら死んじゃいますよ!」

足柄「そんな人をサキュバスみたいに言って」

高校生「その……できれば続きはまた今度……」

足柄「それってまたして欲しいって事かしら?だったら今度はお友達を連れてきても良いわよ♪」

高校生「いや!あの……」

足柄「なによつまんないわねぇ」

高校生「次も俺1人でお願いします。次はもっと頑張るんで!」

足柄「ふーん……もしかして見かけによらず独占欲強いタイプ?」

高校生「こんな綺麗でエロいお姉さん、普通なら誰でも独占したいと思いますよ」

足柄「フフッ、小一時間前と全然態度が違うじゃない。まあ良いわ。じゃあ連絡先の交換しましょ」

会社

足柄「ってな感じでLINEの交換はしたけど……さすがに授業中はまずいわよね。私も仕事中だけど」

足柄「それにしても……」

足柄「こっちがしてばかりで終わったから余計に性欲が……」

足柄「って言うかあんな事するの鎮守府にいた頃以来だったから何年ぶりよ!!そりゃ性欲も持て余すわ!」

社員「主任がいきなり性欲を持て余すとか言い出したぞ」ざわざわ

足柄「……はぁ」

足柄「ん?LINEが」

『今夜会えませんか?』

足柄「あら、あらあら♪やっぱり若いって良いわねぇ♪……でも高校生をホテルに連れ込むのはあれだし」

『仕事終わりなら大丈夫。良かったらうち来る?』

足柄「これでよし、と!」

『絶対いきます!』

足柄「返信はやっ!ああこのやる気満々な感じがもう……ふふふ」

那智「なに気持ち悪い笑い方をしている」

足柄「姉さん、今日ちょっと家に知り合いが来るから部屋には絶対入って来ないでね!」

那智「ん?」

高校生多数×足柄1人を回避した結果

高校生1人×妙高型4人になり搾り取られる結末

24日まで血反吐吐きながら働いて25日か生命力残ってれば24日の夜中くらいに続き書きますふぅ……

龍驤「ほな気を付けていってきーや」

曙「大和さんはその服でいくの?もっとおしゃれすれば良いのに」

大和「いつも通りの格好が1番動きやすいですから」

提督「さあ新幹線の時間が近いし行くか」


駅前

提督「とりあえず電車に乗って新幹線の駅まで行かないとな」

大和「提督、ちょっとおトイレに行ってきても良いですか?」

提督「ああ、俺は切符買っておくよ」

大和「ではあの時計の下で待ち合わせしましょうか♪」

提督「一緒に来たのに結局待ち合わせか」

大和「提督、お待たせしました」

提督「…………」

大和「あのー……?」

提督「……ハッ!ど、どうしたんだその格好!?」

大和「せっかくのお出かけですから。少しおしゃれしてみました」

提督「でも鎮守府を出る時はいつもの方が良いって」

大和「みなさんの前で張り切るのも恥ずかしいですから……それで、その……どうでしょうか?」

提督「細身のジーンズに身体のラインが出るぴっちりした白Tシャツ……そしてポニーテール……めちゃくちゃ好きです……!」

大和「良かったです♪秋雲ちゃんに提督はこの様な服装が好きだと聞いていたので♪」

提督「ちなみに下着の色も指定されたとか?」

大和「それは……あの、提督は水色がお好きだと……」

提督(白いTシャツに後ろから透ける水色の下着……秋雲、さすが俺の嫁だけあってよく理解してるな)

提督「やっとこさ新幹線の駅にまでついたな。田舎からだとここに来るまでも一苦労だ」

大和「それにしても本当に新幹線で良かったのですか?言っていただければすぐ呉市まで行きますけど……」

提督「いや、旅行って目的地で遊ぶことより、そこにたどり着くまでの道のりの方がワクワクしてて楽しかったりするんだよ」

大和「すみません、ずっと島にいてそういう事はよくわからなくて……」

提督「なにより今は新幹線とか飛行機も空いてるからな。金がなくて自由席だけど問題なく座れるぞ!」

提督「まぁ新幹線は自由席、泊まる所は安いビジネスホテルで申し訳ないが」

大和「いえ、大和は提督と一緒なら野宿でも構いません♪」

提督「大和は美人だから野宿なんてしたら変な連中が集まってきてめちゃくちゃされちゃうからな……変な連中の方が」

提督「ところで一つ気になったんだけど艦娘が新幹線に乗るってどんな気分なんだ?」

大和「そうですね……景色も綺麗でたまにはこうやってゆっくり移動するのも悪くないかと」

提督「一応人間的にはかなり速いつもりなんだけど」

大和「それにこうやって提督と並んで座れる機会なんて滅多にありませんから♪」

提督「まぁ普段は子供達の良いおもちゃだからな……」

大和「それで提督、今日の大和の服装はどうでしょうか?」

提督「えっ?あー……よく似合ってて可愛いと思うよ」

大和「それは良かったです♪」

提督(最初に見た時も同じような事言ったような……?)

提督「しかしこのご時世はワゴン販売とかも無いみたいだし残念だな」

大和「新幹線の中に売店があったんですか?」

提督「いや、お弁当いかがですかー?なんて乗務員がワゴン押してご当地のお弁当とか売り歩いてるんだよ」

大和「ご当地のお弁当……確かにちょっと興味がありますね。今後新しいメニューを出すためにも」

提督「じゃあ多分駅の売店に行けば売ってると思うから次の駅でぱっと買ってくるよ。大和は座って待っててくれ」

大和「提督、それって提督が乗り遅れて私が1人だけ行っちゃうパターンなんじゃ……」

提督「大丈夫大丈夫!電車と違って新幹線は長いこと駅に止まってるから!次の駅は……大阪か!たこ焼きとか売ってそうだな!」


提督「よし、着いた。じゃあちょっと行ってくる!」

提督「すみません、大阪のご当地お弁当とかありますか?」

店員「はい、こちらに並んでいるのがそうなります」

提督「なんかいかにも大阪!ってやつが良いんですけど」

店員「それならこのたこむすはいかがですか?天むすは海老天ですが大阪のたこむすはたこ焼きが入ってるんです」

提督「じゃあそれを2つ!」

プシュー……ゴウンゴウン……スィー……

提督「あっ……新幹線……」

大和「提督、お弁当は見つかりましたか?」

提督「大和!なんでここに?」

大和「絶対乗り遅れると思ったので新幹線を降りて待ってました」

提督「……ごめん」

大和「それに私もちょっと大阪に興味がありましたから♪それはたこむす?たこ焼きのおにぎりですか?」

提督「ああ、なんかご当地の弁当らしいんだ。新幹線も行っちゃったし次のが来るまで待ってようか」

大和「そうですね。急ぐ旅でもありませんから」

提督「時間をロスしちゃったし尾道は寄らずに宮島へ行くか」

大和「尾道ってドラマやアニメの舞台にもなってる場所ですよね。ちょっと残念ですが提督が予定を立ててくれてるなら」

提督「尾道って縁結びの神社とか有名なんだよ。恋人の聖地とかもあってカップルがうじゃうじゃいるらしくて見たかったんだけど仕方な」

大和「絶対に行きましょう」

提督「えっ?でも時間が」

大和「提督、あの新幹線は次どこの駅に止まるんですか?」

提督「大阪の次は神戸だったかな」

新神戸駅

プシュー……

大和「提督、さっきの新幹線が来ましたよ♪」

提督「うん……なんか改めてこの移動手段使っちゃうとなんで新幹線なんかで移動してるんだろうって馬鹿馬鹿しくなっちゃうな……」

大和「あまり使うと疲れちゃいますけど……これも尾道のためですから」

提督「福山駅で降りて在来線で尾道に行くのが良いみたいだな」

大和「楽しみですね♪」

提督「しかしまぁ喜ぶのも悪いけどガラガラで快適だな」

大和「このご時世ですからね」

提督「まだ小1時間はかかるしゆっくりし」

大和「ところで提督、今日の大和の服装はどうですか?」

提督「えっ?よく似合ってて可愛いけど……」

大和「ありがとうございます♪」

提督「なんか……同じこと何回も聞かれてるような」

大和「だって提督が私を可愛いと言ってくれる事なんてないじゃないですか。子供たちにはいつも言ってるのに……私だってたまには可愛いとか言われたいんです」

提督「まぁ大和は可愛いって言うよりも美人だからな。可愛い子には可愛い可愛い言いやすいけど、美人に今日も美人だねって言いにくいと言うか、なんかしっくりこないというか」

大和「提督!」

提督「はい!」

大和「……今日は2人きりなんですからいっぱい大和の事を可愛いって言ってください」

提督「可愛い……」

大和「子供達の前でこんな事言えませんけど……私だって提督に甘えたり可愛いって言われたり……いちゃいちゃしたいんですから」

提督「その発言がもう可愛い」

大和「ちゃんと目を見て言ってください!」

提督「可愛いよ」

大和「……もう一回です!」

提督「可愛いよ。特に今日はいつもに増して」

大和「この服装は?」

提督「俺好みで最高だと思う。正直後ろ姿見ただけむだ襲いたいくらい。透けブラと尻が最高にエロいと思いました」

大和「……まぁ、とりあえず今はこれで許してあげますけど。今日はいっぱい大和の事を可愛いって言うこと!良いですか?」

提督「はい、わかりました」

大和「じゃあ……はい」

提督「手?えっ……もしかしてこの旅行って有料?大和お借りします!?」

大和「違います!今日はデートなんですから手くらい握ってください」

提督「なんだそんな事か。それなら気にせずそっちから握ってくれれば良かったのに」

大和「はぁ……提督は乙女心が分かってないんですから。それに……私が夜に握るのは手じゃなくて多分……」

提督「ん?」

大和「尾道楽しみですね♪」

尾道

大和「提督、尾道ですよ!尾道!」

提督「大和!そんなに張り切って手を引かれると脱臼する、ってか最悪千切れるから!落ち着いて!」

大和「細い道が多いですね!」

提督「そういや秋雲が尾道はアニメの聖地でもあるみたいな事言ってたな」

大和「はい!時をかける少女の舞台にもなってるんですよ」

提督「へー……なんか大和がアニメを語るなんて意外だな。まさか秋雲と声が似てるから同じ血が」

大和「島で1人きりの時はやる事もなくずっとテレビを見てたりしてましたから。そんな時にあのアニメを見て、それから何度も何度も見返してたんです」

大和「ちなみにさっき大阪で使ったワープも時をかける少女のタイムリープを見て練習してたら出来るようになったんですよ?過去に戻るんじゃなくて空間移動になっちゃいましたけど」

提督「練習してどうにかなるものだったのか。おれは20年頑張ったけど出なかったな。カメハメ波」

大和「それじゃあ早速行きましょうか!恋人の聖地へ!」

千光寺

提督「尾道だとココが観光名所として有名らしい」

大和「ここが恋人の聖地なんですか?」

提督「いや、なんか縁結びで有名らしいぞ」

大和「縁結び……」

提督「あの2つセットのお守りに絶大な縁結びの効果があるらしい」

提督「まぁこういうのを信じるか信じないかは人それぞれだけどな」

大和「すみません、このお守り10個ください」

提督「……」


提督「大和、同じお守りを10個買っても効果は変わらないんじゃないか?」

大和「いえ、これは鎮守府のみんなに配ろうと思って。これからも私たちが良い縁で結ばれ続けますように」

提督「大和、お前ほんとそういうとこだぞ……」キュンキュン

大和「そういうとこ?ですか?」

提督「大和のそういうとこが好きなんだよ」

大和「これは……さっそく効果ありですね♪ではこれは提督の分です♪どうぞ」

提督「ありがとう。……ん?でも曙・霞・朝潮・暁・秋雲・龍驤・長波……あと俺と大和だから9個でみんなに行き渡るんじゃないか?」

大和「10個目は私の分です」

提督「2個持っとくって事か?」

大和「1つはみんなとの縁を、こっちのお守りは提督との縁を結ぶ専用にしますから♪私は効果2倍と信じてます♪」

提督「もう俺の俺がビンビンなのもお守りの効果か」

千光寺公園

提督「ここが恋人の聖地らしい」

大和「ここに書いてますね。恋人の聖地と」

提督「ほれ」

大和「これは……ハート型の南京錠?鍵?ですか?」

提督「愛鍵とか言うらしくてそこにカップルがメッセージ書いて鍵をかけていくんだってさ」

大和「これは凄い量……なんだか絵馬みたいですね」

提督「恋愛版の絵馬だな」

大和「提督が用意してくれたという事は……私と愛鍵を付けてくれるんですよね?」

提督「今日はデートだからな」

大和「ではさっそくメッセージを……ペンなら確かカバンに。提督も一緒に何か書いてくださいね」

提督「いや、俺はもういいかな」

大和「ダメですよ!ほら、先に私が書きますから…………あら?もう何か」

「大和とこれからも楽しく過ごせます様に」


大和「提督、もう書いてらしたんですね……。じゃあ大和は裏に……」

大和「提督、一緒に鍵をかけましょう♪」

提督「大和は裏になんで書いたんだ?」

大和「内緒です♪」


「提督と朝までセックス」

行く予定もないカップルが集まる観光地調べたり宿泊施設調べたりしてると泣きそうになる

次は呉市

その後は毎回秋雲長波相手に「夜戦完全勝利S」の提督、大和相手に「夜戦D敗北」

その次はギャンブル負け組鎮守府の雷

やりたい事が山積みなんだ

大和ミュージアム

提督「ここが大和ミュージアムか」

大和「ここが……」

提督「大和の為だけの施設とか大和ってやっぱり凄かったんだな」

大和「なんだか晴れがましいですね……」

提督「これが1/10スケールの大和か。流石に人が多いな」

大和「なんだか自分のご先祖様を見ているようで不思議な気分ですね」

提督「まぁ俺はどうせなら1/10艦娘の大和フィギュアの方が良いけど」

大和「もう、そんな事言ってると見に来てる人に怒られますよ?」

提督「それもそうか。ここに来てる人はみんなこの戦争で戦った戦艦大和が好きな人たちなんだもんな」

大和「提督のような女の子好きじゃなくて硬派な方達なんです」

提督「俺は船とか史実とかどうでも良いんだ。ただ艦娘が可愛いから提督をやってるだけで」

大和「そこまで言い切ると清々しいですね」

提督「ちょっとトイレ行ってくるよ」

大和「この辺りは人が多いのであっちの隅でお待ちしてますね」

提督「そうか?もっとゆっくり見ておけば良いのに」


提督「ふぅ。2リットルは出たな」

提督「大和は……って、なんだ1/10大和の周りがガラガラじゃないか。大和連れて戻ってくるか」

提督「おーい大和…………えっ?確かあのあたりだよな……」

ざわざわ

客達「本物の大和ちゃんがいるぞ!」

客達「艦娘の大和だ!本物だ!写真いいですか!?」

客達「服装が違うから気づかなかったけど本物だ!」

客達「うおお!!かわええぇ!!しゅきー!!」

客達「パパは忙しいからお前達だけであっち見てきなさい!」

大和「あのー……」

客達「しゃべったぁー!!」


提督「硬派なお客さん……」

提督「すみません、ちょっと通してください!すみません!」

大和「提督!大変なんです、なんだか皆さん集まって来ちゃって」

客達「あいつが提督?嘘だろ?」

客達「あんな冴えない奴が大和を所持するほどの金持ちなのか?」

提督「すごい。なんだか美少女を連れて歩いてる典型的なラブコメ主人公の気分だ」

提督(だいたいこういう場合は「そんな奴ほっといて俺たちと一緒に」とか言い出す奴が現れるパターン……)

提督(そしてその場合……)

大和「あはは……」

提督(あの引き攣った笑顔……自意識過剰に思われるかもしれないが……これ以上俺がバカにされると大和が暴れ出しそうだ!)

客達「ねえねえ、そんなフナムシ以下のクソ野郎より俺たちともっと楽しいことしようよ」

提督「ああ!思ってたよりひどい言われよう!」

大和「……え?フナムシ……?クソ……クソ提督は曙ちゃんの……ん?あれ?」

提督「大和、深く考えなくていいから!もう行こう!死人が出る前に!」グイッ

大和「あっ、提督。人前でそんな大胆に手を……♪」

提督「なんか全然大和ミュージアム楽しめなくて悪かったな」

大和「あんなに大騒ぎになるとは思いませんでしたね」

提督「まあ艦これ好きで来る人もいるみたいだし、そういう客からすればファンショップにいきなりご本人登場みたいなもんだもんな」

大和「この後どうしましょうか?」

提督「…………」

大和「提督?」

提督「ん?ああ、あの向こうにある潜水艦みたいなのなんなんだろう」

大和「ほんとですね。見に行ってみましょうか」


てつのくじら館

提督「あさしお?潜水艦に朝潮とかいたっけ?」

大和「どうなんでしょうか?最近は私達と同じ名前の潜水艦や護衛艦も多いですから」

提督「中も見れるみたいだしちょっと中に入ってみようか」

提督「へー、凄いなこれは。狭くて複雑な通路だけど……おっ、ベッドまである」

大和「実際に横になってみても良いみたいですよ?」

提督「かなり狭いけど海上自衛隊の人はこんな所で寝たりしてるのか……大和も寝てみるか?」

大和「はい♪では失礼しますね♪」

提督「えっ?同じベッドには無理があるような……あたたたた、狭い狭い!」

大和「提督……もうここで……」

提督「ん?電話が鳴ってる?鎮守府から?何かあったのかな。大和、ちょっと電話出るから」

大和「もうっ……」

提督「もしもーし」

龍驤「ああ、司令官か?楽しゅうやっとるかー?」

提督「まあ色々あったけどそれなりにな。それでどうかしたのか?」

龍驤「いやな、霞が司令官に電話せー電話せーうるそーてかなわんねん」

霞「別にそんなにうるさくしてないから!」

龍驤「それで今は何やっとるん?」

提督「今は潜水艦の──」

霞「もう代わってよ!もしもしクズ司令官!?あんた何やってたのよ!白状しなさい!」

提督「だから俺はあさしおの中に」

霞「えっ……?」チラッ

朝潮「?」

霞「えっ?あんた……お姉ちゃんの中に……?」

提督「ん?まあそういう事になるのかな?」

霞「は、はぁ!?どうせ嘘に決まってるわ!だいたいお姉ちゃんはそこにいる訳ないじゃない!」

提督「いやー、俺もまさかこんな所であさしおに出会うとは思わなかったよ」

霞「出会う……?もしかしてうちの鎮守府にいるお姉ちゃんじゃなくて、そっちにいた「朝潮」と?」

提督「ハッハッハッ、当たり前だろ。いやー大和の方は色々あって諦めたんだよ。そしたらたまたまあさしおに出会ってな」

霞(大和さんとケンカ別れして行き先の艦娘と!?)

霞(お、落ち着くのよ私。どうせ勘違いに決まってるんだから……)

霞「ふ、ふーん。で?何してたのよ(朝潮と)」

提督「電話が来るまで(大和と)2人で寝てたんだけど(あさしおで)」

霞「…………はあ?2人で寝てた?」

霞「あんた……さっき朝潮の中がどうこう言ってたわよね……」

提督「ん?ああ、そりゃ無料で良いって言うんだったら中も楽しみたいだろ?」

霞「ふー……ふー……」

提督「霞?どうした?」

霞「あっそう。クズ司令官は朝潮の中を堪能してる訳ね」

提督「ああ、最初は狭くてキツイと思ったけど実際寝てみたらこれはこれで良いって言うか、趣があるんだよ」

霞「死ね!!」

提督「えっ?」


龍驤「もしもーし」

提督「龍驤か?霞はどうしたんだ?」

龍驤「その前に大和さんはおるか?」

提督「大和?ちょっと待ってくれよ」

大和「もしもし、お電話代わりました」

龍驤「はあ……司令官に伝えといてくれるか?ウチが説明しといたるからお土産よーさん買って帰って来いって」

大和「?」

提督「さてと、そろそろ宿に向かおうか」

大和「まだ少し早くありませんか?」

提督「ちょっとここから遠いからちょうどいいくらいの時間になりそうなんだ」

大和「泊まるのはビジネスホテルですよね?近場で空いていなかったんですか?」

提督「そうそう。安いビジネスホテルなんだけど安さを追求しすぎた結果県外にな……」

大和「そうですか。ではホテルに向かいましょうか。場所はどこなんですか?」

提督「お隣の島根県らしい」

大和「ワープしましょうか?」

提督「いや、せっかくだし電車に揺られてのんびり行こう」

旅館

提督「ここだな」

大和「ここって……高そうな旅館ですけど……」

提督「ぶっちゃけ両手の指が全部飛ぶくらい奮発した」

大和「ええ!?」

提督「玉造温泉って美肌の湯とか言われてて人気あるんだよ。大和にはいつもお世話になってるしたまにはな」

大和「両手の指って……泊まるだけで10万円くらいですか?」

提督「なんかすごい料理もあるし貸し切り温泉もあるらしいぞ!」

大和「みんなに怒られないでしょうか……」

提督「まぁ朝潮達は高級な懐石料理よりファミレスのハンバーグの方が喜ぶだろうし」

提督「今日は大人2人で贅沢をゆっくり楽しもうじゃないか。ワッハッハ」

大和「提督がそう仰るなら……」

提督「じゃあ行くか」

豪華な旅館で食事やお酒を楽しみながら
一緒に温泉に入り、一泊して何も起きないはずもなく

中居「お部屋はこちらになります」

大和「これは……立派なお部屋ですね……景色もすごく綺麗ですよ」

中居「お茶のご用意をさせていただきますね」

中居「お食事の方は19時にお部屋まで用意いたしますので」

提督「一泊だけですがよろしくお願いします」

中居「これは、ご丁寧にありがとうございます」


大和「提督、何かお渡しになったんですか?」

提督「んー、なんかよく知らんが心付けっていうチップみたいなもんらしい。よろしくお願いますって気持ちを込めてちょっとな」

大和「サービス料みたいなものでしょうか?」

提督「サービス料は料金に入ってるから本当は渡さなくても良いんだけどな。渡すとサービスが良くなる事もあるらしい」

大和「なるほど……勉強になりますね」

提督「食事までまだ時間があるし風呂に入るか」

大和「部屋に掛け流しの温泉があるなんて凄いですね……では早速着替えの準備をしましょう♪」

提督「いや、部屋の温泉も良いんだけど展望風呂が有名で凄く見晴らしが良いらしいぞ」

大和「でも……大和は部屋の貸し切り温泉で……」

提督「ん?知らない人と入るのが苦手なのか?」

大和「苦手ではないんですけど……」

大和「今の鎮守府に来てからは毎日提督とご一緒させていただいてますから、1人はなんだかちょっと寂しいですね」

提督「それなら問題ない。なんせここの旅館は新婚やバカップルが9割を占める高級旅館!もちろん混浴だ!」

混浴場

提督「いやー絶景絶景。こりゃ凄いな。大和も見たらびっくりするだろうな」

提督「それに時間が中途半端だったからか他に客はいないし貸し切り状態だ」

ガラッ

提督「大和も来たか──」

女1「へー。きれー」

ガラッ

男1「おっ、タイミングばっちりじゃん。って裸じゃないのか」

女1「他のお客さんもいるのに当たり前でしょー?湯あみ着が無いと入れないし。ってかそっちこそ紙のパンツ履いててウケるw」

キャッキャッ

提督「…………」

男2「でっけー風呂」

女2「おまたせー」

男3「久々に来たけど変わらないなぁ」

女3「見て見て。湯あみ着はちょっと変わったみたい」

キャッキャッ

提督「…………」

提督(まずいことになった)

提督(混浴場にカップルが3組と男が1人)

提督(これじゃあまるで……)

女1「ねぇ。あの人1人で混浴風呂に来たのかな?もしかして混浴にくる女を見るのが目当てなんじゃ……」ヒソヒソ

男1「見た目的にもそれっぽいな。お前ちょっと俺の影に隠れて入ってろよ」ヒソヒソ

提督(んんんん……!大和ー、早く来てくれー!!)

男2「俺なら居た堪れなくなって出るけどな。ある意味根性あるわ」

女2「あんな所で仁王立ちして……そんなに女の湯あみ姿が見たいのかな……」

女3「ねぇ、ちゃんと守ってよ」

男3「大丈夫だろ。気の弱そうな地味な変態だし」

女3「そういう奴ほどヤバいんだって!」

ヒソヒソ……

提督(風呂場に入ってるだけで変態扱いされるなんて人生ハードモードすぎるだろ……)

ガラッ

大和「すみません提督、お待たせしてしまって」

提督「大和!あとちょっと遅かったら心が壊れるところだったぞ!」

大和「実はサイズの合う湯あみ着がなくて用意して貰ってたんです」

提督「そう言えば他の客と違うな」

大和「すぐに用意していただけたのは提督の心付けのおかげでしょうか♪」

提督「なんにせよ来てくれて良かったよ。さぁ風呂に入ろうか」

大和「もうっ、提督?他に何か言う事は無いんですか?」

提督「他に?」

大和「だからその……湯あみ着なんて滅多に着る事ないんですし……もっとよく見てください!」

提督「これ以上直視したらちんこ爆発するくらい可愛いから早く入るぞ」

大和「……そういう事でしたら仕方ありませんね♪」

ざわざわ……

提督「ふぇー、良い湯だなぁ」

大和「景色も最高ですね♪」

提督「玉造温泉は美肌の湯とか天然の化粧水とか言われてるらしいから、ますます綺麗になっちゃいそうだな」

大和「天然の化粧水ですか……」


男1(なんだよあれ……なんだよあの超弩級……)

男2(彼女に向かってお前が世界一可愛いとか言ってた自分が恥ずかしい)

男3(控えめに言って手を握ってくれるなら離婚しても良い)

男1(だが本当にあんな冴えない男の彼女なのか?もしかして兄妹の可能性も……)

男1(兄妹なら是非紹介してもらいたい。くそっ!仲良く話しかけておくべきだったか!)

男2(流石にあの男にあの彼女は有り得ない……高級なデリヘルか!)

男2(そんなデリヘルあるなら店を教えてもらいたい!くそっ、バカにせず気さくに話しかけておくべきだった!)

男3(デリヘルにあのレベルは有り得ない。おそらくあれは金銭のやり取りが……パパ活か!)

男3(俺だって金払ってでもあんな彼女お借りしたい!)


提督(めっちゃくちゃみんなの心の叫びが聞こえてくるようだな……)

女1「ちょっと、どこガン見してんのよ」

男1「えっ!?あ、いや、ほら、もうすぐボクシングの世界戦だろ?井上尚弥の!モンスターだよモンスター!」

女「話題逸らすにしても無理がありすぎでしょ?」

男1「……お前はあの2人がカップルだと思うか?」ヒソヒソ

女1「え?いや、有り得ないでしょ。男の方がぜんぜん釣り合ってないし」

大和「」ピクッ

男1「ばっかお前、声がでけーよ!将来俺の兄貴になるかもしれない人だぞ!」

女1「は?」

男3「いったいいくら払えばどこまでいけるんだ……!」

女3「何言ってんのよ」

男2「俺、今日あの人と仲良くなって店聞けたら1人でビジホに泊まるわ」

女2「?」

大和「みなさん何を言っているんでしょうか?」

提督「まぁ仕方ないさ。俺じゃ大和と釣り合いが取れてなさすぎだからな」

大和「そんな事ありません!むしろ大和の方が……」

提督「側から見たらカップルじゃなくて援交でもしてる様に見えてるんじゃ無いか?俺もまだそんな歳じゃないんだけどな」

大和「それは……納得できません」ムギュッ

提督「大和?」

大和「しっかりアピールして皆さんにも大和が提督に惚れていると言うことを認識していただかないと困ります!」

提督「それ以上胸で挟まれたら俺の股間のアピールが激しくなるんだけど……」

男3「あんなサービスまで……パパ活のオプションか!?オプションなのか!?」

女3「はあ?」

大和「提督、今日は本当に私を旅行に誘っていただきありがとうございます♪」

提督「なんだ?改まって」

大和「毎日ご一緒させていただいてますけど……なかなかこうやって2人きりにはなれませんから」

提督「まぁ確かにそうだな」

男2(毎日ご一緒?旅行先で見つけたデリヘルじゃないのか……?)

男1(毎日一緒って事はやはり兄妹か……)

大和「どうでしょう?なんなら勢いでこのままケッコンしちゃいますか?」

男1「結婚!?」

女1「さっきから五月蝿いわねぇ!」

男1「うるせえちょっと黙ってろ!」

女1「ええー……」

大和「提督からOKをいただければ私はいつでも……♪」

女1「えっ……女の方が惚れてるの……?」

男1「な?お前も気になるだろ?」

大和「私を提督の2番目にしていただけるのならこれほど幸せな事はありません……」

俺2「愛人希望!?」

女2「びっくりした……急に大声出さないでよ」

男3「あのレベルの女が愛人になりたがるとか……どういう事なんだ……」

女3「さあ。まぁ……とんでもない金持ちとかじゃないの?それなら私も興味出てきたかも……声かけちゃおうかなー」チラッ

男3「お前……わきまえろ!!」

女3「冗談のつもりが思った以上に辛辣な言葉で旦那に叱られた」

提督「どうしたんだ?今日はいつになくグイグイ来るな」

大和「だって悔しいじゃないですか。好きな人をバカにされてるみたいで」

提督「?」

大和「それに……ケッコンを巡っては帰ったら少なくとも6人の強力なライバルがいるんですから」

秋雲「いちぬけ~♪」

男1「他にこの美人がライバル視する程のレベルが6人も!?」

大和「提督の事ですからまだまだライバルは増えそうですし。今がチャンスだと思っただけです!」

提督「ケッコンなぁ……じゃあ帰ったらする?」

大和「是非!約束ですよ!?」

男2(軽っ!)

提督「しかしあれだな……」

大和「なんでしょうか?」

提督「…………」

ギスギス

提督(大和が現れた事により男どもは彼女や嫁を放置して大和に夢中だから空気が最悪だ)

提督(このままじゃカップルご用達の旅館からカップル破局の旅館と言われかねん……)

大和「提督、よろしければいつもの様に髪を洗っていただけますか?」

男1「いづものようにぃ……」

女1「何泣いてんのよキモっ!」

提督「いや、髪はまた夜に部屋の風呂で、な?」

大和「夜に…………そうですね、またお風呂入らないといけなくなりますもんね……♪」

提督「?」

男2「んんんんん!!!!!」

女2「こわっ!きもっ!!」

男3「なんであんな奴が……!あんな美人を!!」

女3「はあ!?ふざけんな!!」

提督「あわわ……大和、とりあえず出ようか」ザバッ

大和「あっ……提督ったら…………もう準備万端なんですね……♪」

女1「ペーパートランクスを突き破るほど……これはモンスター……」ゴクリ


この瞬間、女だけならず男の視線まで提督の股間に集中し、全員が提督のちんこに負けた。

超弩級戦艦専用サイズをぶち込まれる秋雲さんと長波さん

唐突に出てきた俺2に笑った

>>179
(・ω・`)

夕食

提督「これはすごいご馳走だな」

大和「カニにお刺身にお肉まで……」

中居「カニはこちらのお出汁でしゃぶしゃぶにしてお召し上がりください」

提督「ひょえー……じゃあいただこうか」

大和「はい♪」


提督「このなんかよく分からない謎の貝美味いな」

提督「そうだ、食う前に写真撮っとくか。みんなに見せてやろう」

大和「そんな事したら羨ましがりますよ?主に朝潮ちゃんが」

提督「大丈夫。朝潮はカニもセミもカブトムシも見分けつかなさそうだし」

大和「流石にそれくらいの違いは…………」


朝潮『このカニはバリバリしていて美味しいですね!』

朝潮『このセミはバリバリしていて美味しいですね!』

朝潮『カブトムシは頭もバリバリしていて美味しいですよ!』


大和「…………」

大和「でもちょっと悔しいですね」

提督「悔しい?」

大和「私たちが手間暇かけて作る料理よりも、こうやって出汁にくぐらせただけのカニの方が美味しいなんて」

提督「そりゃー鮮度がなぁ。いいものを使えばうちの店でももっと美味いものが出せるんだろうけど……その分価格もあがっちゃうし」

大和「肉や魚は難しいですけど野菜なら鎮守府でも……無農薬で美味しい野菜を作ると言うのはどうでしょう?」

提督「それなら朝潮は喜んで作りそうだけど……とりあえず今はこの贅沢を楽しもうじゃないか」

大和「そうですね♪」

提督「しっかし刺身なんていつぶりだろう?鎮守府に来てからは一度も食べてないし」

大和「お刺身は子供達の好みもありそうですからね」

提督「それに何より刺身は高いし……質より量のうちには無縁の食べ物だからな」

大和「なら尚更今日は楽しんでおかないと♪次はいつ口に入るかわかりませんよ?」

提督「そうだな」

大和「あとこれも♪」

提督「酒か。食事中に酒を飲むのも久しぶりだな」

大和「普段はたまーに夜みんなが寝た後に飲むくらいですからね」

提督「俺と大和と龍驤だけ飲みながら飯食ってたら朝潮あたりが暴動おこすだろうし……」

大和「さあ、今日は遠慮せず美味しい料理と美味しいお酒を楽しみましょう♪」

1時間後

大和「さあ提督、もう一杯どうぞ♪」

提督「ああ……ありがとう」フラフラ

大和「…………提督?」

提督「ん。ありがとう」

大和「もしかして少し酔ってるんですか?」

提督「あー……確かに結構酔ってるかもなぁ」

大和「驚きました……提督が酔ってるところなんて初めて見たと言うか……」

大和「前に那智さんとたまたま会ったんですけど、那智さんですら提督を酔わせる事は出来なかったと言ってましたからかなりお強いのかと」

提督「普段はな。こう……気合を入れておけばアルコールを血中に回さず、水扱いでそのまま体外に排出する事ができるんだ」

大和「それもう人間技じゃありませんよね」

提督「でも今日はもう寝るだけだし、たまにはアルコールで酔う感覚を楽しもうかと思ってアルコールの血中濃度上げてみました」

大和「そういう事でしたら今日はどんどんお酒を楽しんでください♪お隣失礼しますね」

提督「ん?大和はもう飲まないのか?」

大和「私は十分飲みましたから。さあさあ♪」

提督「…………」ジ-…

大和「ど、どうかしましたか?別に酔い潰してどうこうだなんて考えていませんよ!?」

提督「いや……胸元がはだけて……」

大和「胸元……?あっ、失礼しました」

提督「…………」

大和「もう、どうしてそんなに凝視してるんですか!お風呂だって毎日一緒に入ってるんですから今更これくらいで──」

提督「ばかやろう!全裸で風呂に入るのとチラ見えは全然違うだろ!!」

大和「初めて提督に怒られた理由がそれですか!?」

提督「いいか大和。お前は気付いていないようだがな……俺は浴衣姿の女が好きだ!」

大和「は、はい」

提督「まず尻がいい。浴衣は尻がこう……な。浴衣の尻は良いものだ……」

提督「そして次に目が行くのが胸元!ガチガチに着付けされた浴衣とか着物はさほど気にならないが……こういう旅館とかではゆる~い感じに着ている!」

提督「それにより胸元がはだけたりー……チラチラといろいろ見えたり……大和のように何も付けていないケースもだなぁ」

大和「提督は酔うとこんな感じになるんですね。ちょっと新鮮です♪」

提督「大和!聞いてるのか!」

大和「はい、どうしたんですか?」

提督「大和ー……たのむー…………」

大和「はい、なんなりと♪」

提督「その胸元にシュルッと手を入れさせてくれ」

大和「はいはい、シュルッと……はい?」

提督「これは男の浪漫……いや、夢なんだ!」

提督「可愛い女の子を後ろから抱きしめて、浴衣の隙間に手をシュルッと……」

大和「胸を触りたいという事ですか?」

提督「それは結果であって!主目的はあくまで後ろから抱きつき隙間に手を入れる行為なんだ!」

大和「よく分かりませんけど……提督がそうしたいならどうぞ♪」

提督「なんなら「やめて!この変態!豚野郎!」と罵ってもらっても構わないぞ」

大和「それはちょっと……」

提督「そうか?じゃあ後ろから失礼して」シュルッ

大和「んっ、一連の動きが早すぎて見えなかったんですけど……」

提督「……………………」

大和「えっと……提督?ご満足いただけましたか……?」

提督「なんだろうなこれ……想像以上に、すごいぞ」

大和「喜んでいただけたのなら良かったですけど……あまり揉まれると私も……」

提督「右手は浴衣の隙間へ忍ばせ……左手はお尻を……」ムンズ

大和「はい!?て、提督!?あの、どうしてお尻まで揉むんですか!?」

提督「このペラペラの生地越しに感じる柔らかい感触……直に胸を揉むのとはまた違った良さが……」

大和「提督、あの、お尻はいいんですけど、あっ、うぅ……小指が、その……違うところに当たって……はぅ……」

提督「やまとー……」

大和「次は何ですか!?」

提督「大好きだぞ……ヒック……」

大和「あっ……」プツン

提督「ん?今何か切れたような音がああああ!?大和!?あれ?なぜ俺がお姫様抱っこに!?」

大和「提督がいけないんですよ?提督がそんな事を言うから……戦艦大和、押し倒して参ります」

オフトゥン

大和「さあ提督、横になってください」

提督「は、はいぃ……」

大和「お酒で酔った時は水を飲んでベルトも緩めて身体を楽にしないといけませんね」シュルッ

提督「ベルト?それは浴衣の帯……」

大和「あら、提督。下着も履いてらっしゃったんですね」

提督「そりゃまぁ当然」

大和「大和はいつでも準備万端でしたので下着は……」チラッ

提督「は!?確かに尻を触った時、下着の感触が無かった気が」

大和「提督はいつも秋雲ちゃんや長波ちゃんと夜伽をなさっていますよね?」

提督「はい……」

大和「それってどういう感じなんですか?」

提督「どういう感じ……?」

大和「ですから、どういった内容のセックスをされているんですか?」

提督「それはその……秋雲は仰向けに寝て、普通に……長波は後ろからが多い気がする……かな」

大和「フフッ、やっぱりあの2人は普段気は強く見せてますけど誘い受けっぽいですもんね」

大和「つまり提督はいつも攻めのセックスをしている訳です。好きなように動いて常に優位な立場で攻める側……」

大和「だったらたまには受けに回るのも新鮮で良いと思いませんか?」

提督「受けに……?」

大和「提督は仰向けに寝ているだけで、ひたすら私に蹂躙されるだけのセックスです♪」

提督「それはそれで興味あるけど!でも秋雲達曰く10回を超えると俺は暴走するらしくて……」

大和「提督。人間の力で戦艦の私をどうこうできるとでも?今も片手で両手を拘束されて動けないと言うのに♪」

提督「確かにピクリとも動かん……」

大和「それに戦艦の耐久力を舐めてもらっては困りますよ?」

大和「では始めましょうか♪徹底的に蹂躙して差し上げますね♪」

提督「…………」

大和「抵抗しないんですね。もしかして色々期待されてるんですか?この先どうなるのか」

大和「少し前の提督なら「秋雲とケッコンしてるから!」と言いそうなものですけど……」

大和「やっぱり一度女性の身体を知ってしまったら我慢できませんか……?フーッ……♪」ヒソヒソ

提督「悔しい……でも感じちゃう……!」ビクンビクン

大和「フフッ、ご安心ください。秋雲ちゃんからは許可をいただいていますから♪提督と夜伽を行う許可を♪」

提督「秋雲ー!変な趣味に目覚めて帰って来れなくなったらお前のせいむぐぐぐ……!」

大和「くちゅ……んっ、ぷはっ……提督とキスするのは初めてですよね。胸やお尻は揉まれましたけど」

提督「これが世に言う大人のキス……」

大和「はい♪そしてこれから始まるのが大人のセックスです……んっ♪」

大和さん知識はAV頼りの処女である

大和「どうしたんですか提督?もしかして緊張していらっしゃるんですか?」

提督「仰向けでするのは初めてと言うか……片手で自分の両腕を束縛されるのは初めてなもんで……」

大和「いつもなら自分の好きなタイミングで好きなように動けていたんですよね♪」

大和「でも今日は自分の思い通りにいきませんよ?」

大和「ほら、こうして下の口で提督とキスしても……私の気分次第でいくらでも焦らせるんですから……♪」

提督「だったら下から突き上げるだけの事!」グイッ

大和「残念♪こうして提督の下腹部を押さえてしまえば……」

提督「ぐぬぬ……ピクリとも動かん……」

大和「提督は確かに人並外れた……と言うより人外の耐久力をお持ちですけど、パワーという点では所詮は人間」

大和「人間のレベルでは強い方だとは思いますが……艦娘の世界では駆逐艦にも遠く及びませんね♪」

提督「そんなはずない!いつも秋雲や長波相手なら逃げようとしても捕まえてヤリ続けている……らしいし!」

大和「それは2人が本気で抵抗していないだけに決まってるじゃないですか♪」

提督「なん……だと……」

大和「2人とも嫌がっていても本心は提督に無理やり犯される事を望んでいるんですよ」

提督「俄然興奮する事聞いた」

大和「あんっ……もう、提督!私と夜伽の最中に他の子を思い浮かべて大きくしないでください!失礼すぎです!」

提督「こんな文字通り先っちょだけ!状態で我慢できるか!」

大和「ここから先に進みたければ提督から懇願してください」

提督「体位だけじゃなく立場まで逆転してるような……」

大和「今日はプライベートなので無礼講だと聞きましたから」

提督「そんな事言ったっけな……まぁ旅行で無礼講はいい事だけど」

大和「さあ提督、提督のナニを大和のどこにどうしたいのかハッキリ言ってください」

提督「普通こう言うセリフは男女が逆なんじゃ……」

大和「私が聞きたいんです!」

提督「じゃあ…………恥ずかしいんでせめて耳元で」

大和「仕方ないですねぇ……」スッ

提督「」ゴニョゴニョ…

大和「んっ…………あ、あの、提督……そこまで具体的に細かく言わなくても……」

大和「あと胸はともかくお尻はまだちょっと……」

大和「そんなえっ……えっちな事を言う提督にはお仕置きが必要みたいですね!」

提督「なんて理不尽なんだ」

大和「提督、こんな言葉を知っていますか?天井のシミを数えている間に終わるから……って」

提督「懐かしいな。ぬ~べ~だかで初めて致す時に言ったセリフか。でも今時天井にシミなんて無いよな」

大和「はい。なので提督は大和のまつ毛の本数を数えていてください♪」

提督「まつ毛!?」

大和「つまりこうして鼻を突き合わせて……私の目をジッと見ていただければ……」

提督「いち、に、さん、し、ご……おお……」

大和「提督。いかがですか?高級旅館の中で大和ホテルに入った感想は……?」

提督「高級旅館は広いけど……大和ホテルの中はかなり狭い……ぃ……」

大和「提督のお部屋は……突き当たりにあるこちらの部屋になります♪」ズンッ

提督「深っ……駆逐艦より更に奥に部屋が!?」

大和「あっ、目を瞑ってはダメですよ?ちゃんと私の目を見て……はい、そのまま。お食事になさいますか?お風呂をお先になさいますか?それとも……お射精になさいますか?」

提督「お射精になさいます!」

意識が飛んでた!ここで力尽きたらすま

10回戦目

提督「ハァッ、ハァッ……大和、これ以上は…………」

大和「フフッ、これ以上はなんですか?」

提督「10回から先は暴走するから……」

大和「何を言っているんですか。もう13回戦目ですよ?」

提督「それは大和にとっての回数で……俺は今から10回戦目だから……」

大和「……っ!わ、わ、わたしはまだ2回くらいですから!」

提督「いやもう中で痙攣しっぱなしだぞ……あ、またイッたな今」

大和「生意気な提督にはお仕置きです」ギュゥゥゥ…

提督「あああああ!それ以上締め付けられたら……!」

大和「……っ、っっ」(大和カウント15)

提督(大和に搾り取られ続ける事28回)

提督(大和が一度体を洗い流したいと言い布団から出たのを見た俺は主導権を取るチャンスだと思い後ろから襲いかかった)

提督(しかし後ろに目でも付いてるのかと思うような軽いステップでひらりとかわされると)

提督(俺はそのまま頭の上で両手を壁に押さえ付けられお仕置きとして手で12回ほど連続で搾取されてしまった)

提督(この辺りで正気に戻った俺を見て大和は手から口での搾取に。その場で下の口からお腹に溜まった白い液体を掻き出しながら上の口では新たに白い液体を吸い出すという不思議なプレイに発展)

提督(50回を超えた辺りで俺は半泣きになりながら人生初の敗北宣言をしてしまったのだけど……)

提督(その様子が大和の何かに火をつけたのか布団に戻るとそのまま続行されとうとう朝を迎えてしまった)


大和「提督……流石にちょっと、疲れちゃいましたね……」

提督「70から先は覚えてないけど……そう思うならそろそろ抜いてくれないか」

大和「提督、ポリネシアンセックスをご存知ないんですか?30分は挿れたまま動かさず愛し合うという有名なプレイなんですよ?」

提督「あれは5日セットだし、やる前に70回以上」

大和「まあまあ♪細かい事はいいじゃないですか♪それでは最後に1番深いところで…………えい♪」

提督「あっ……」

フロント

中居「あら、もうチェックアウトですか?11時までご利用可能ですけれど」

大和「家で子供達が待ってますので♪」

提督「…………」シナシナ…

中居「旦那様大丈夫ですか?調子が悪いようでしたらなおさら」

大和「旦那様だなんて……フフッ」

提督「あの…………これ……心付けです……」

中居「えっ?それならもう頂きましたよ?」

提督「いえ、部屋をちょっと、汚してしまったので……お受け取りください」

中居「そこまで仰っていただけるなら……ありがたく頂戴致します」

中居「それではお気を付けて。またのお越しをお待ちしてます」

大和「ありがとうございました♪」

中居「部屋を汚した……か」

中居「まあうちの旅館では同じ様な理由でお心付けをお渡しになるお客様が多いんですよね」

中居「みんな汚していくのは布団なんですけど……」

中居「そしてその現場で色々妄想しながら1人で致すのがこの私!」

中居「さあさあ!私のオカズ現場へ!」


中居「……………………」

濡れた布団と言うより濡れてない場所が無い布団

離れた場所の床にある謎の水溜り

むせかえる様な匂い

中居「いったいここで何が……」

鎮守府前

大和「提督、鎮守府に着きましたよ」

提督「おお……帰ってきたのか……」

大和「すみません、私が調子に乗ってヤリ過ぎちゃったから……」

大和「鎮守府に戻ったらもう2度とあんなこと出来ないと思って……なので最後にキスだけしてもよろしいでしょうか……?」

提督「そうだな。じゃあ今日からポリネシアンセックス開始するか」

大和「それって……」

提督「今日から4日間はキスや抱擁とかのみで挿入は無しってやつだろ?」

大和「じゃあ5日後は……んっ……」

提督「よし、今からスタートな」

曙「あ!クソ提督!!何帰ってきてんのよ!!」

龍驤「いやいや、姿見えたからって門の前まで走って迎えに来て何いうとるんや」

霞「お土産買ってきたんでしょうね!?このクズ!!」

秋雲「大和さん、大和さん、どうだった?夜の方は?」

大和「はい、80回ほど……」

秋雲「なにそれ怖い!!」

大和「あと……現在進行形で81回目をプレイ中です……♪」

秋雲「ん?とりあえずプレイ内容とか部屋で詳しく聞かせてよ!あー、現場で見たかったー!!えっぐいプレイだったんだろうなぁ!よく80回も耐えれたね」

大和「ずっと主導権はこっちでしたから。涙を浮かべながら許しをこう提督の顔が可愛くてつい……♪」

秋雲「おほおー!その辺りも詳しく!!」

その日の夜

提督「まさか性欲の尽き果てる日が来るなんてな……」

曙「クソ提督…………」スヤスヤ

霞「…………しゅき」スヤスヤ

提督「布団で両手に花。この状況で勃起しないのなんて俺くらいだろ。大丈夫か俺の男性機能」

ガチャッ

秋雲「やっほー。あ、今日も両脇にコアラ抱えてんの?」

提督「2人ともコアラの1000倍は可愛い生き物だけどな」

秋雲「そっかそっか。……でさ、やろ?」

提督「え?」

秋雲「いやー、大和さんの話を聞いてたらムラムラしてきちゃってさぁ。1回だけでいいから。ねー?」

提督「でも2人も横にいるし、何より今は性欲が……」

秋雲「ん。だからさ、提督の性欲が復活する様にこんなの付けてみたんだけど……好きっしょ?こういうえっちな下着」

提督「はわわ!」ビコ-ン!

秋雲「おお、こんだけ反応してくれたなら付けてきた甲斐があったよ♪そんじゃあ2人を起こさない様にササっとすませちゃうねー♪いただきます♪」

提督「あっ、ちょっ……2日連続でこの体位かよ!」

秋雲「あーなるほど。主導権とっちゃうのも良いねぇ♪……あっ、いま中で。ほらほら、秋雲さんが1回イクまでだかんねー♪あんまり変な声出しちゃうと2人が起きちゃうよー?」

提督「むりむりむりむり、あ、また」


曙「…………」スヤスヤ

霞「…………」スヤスヤ

曙・霞(こんなの起きるに決まってるでしょうがアホー!!)

気を使って寝たふりをする曙と霞の横で秋雲とおせっせするプレイも

某鎮守府

雷「司令官、今日も行ってくるの?」

司令官「ああ、今日は7のつく日だからな!絶対勝てる気がするんだ!」

雷「そうなんだ!じゃあ頑張ってね!期待してるわ!」

司令官「任せといてくれ!8連敗に終止符を打ってきてやるよ!」

雷「そうだ。ちょっと待って。えーっと……じゃーん♪」

司令官「どうしたんだこのお金?」

雷「せっかくの7の日なんだからちょっとでも多く軍資金が必要でしょ?」

司令官「いいのか?」

雷「私が良いって言ってるんだから気にしなくて良いの!さぁ早く行かないと良い席が取れないんでしょ?」

司令官「そうだ!帰ったら倍にして返すから楽しみにしててくれよ!デザートも買って帰るからな!」

雷「うん。お夕飯作って楽しみに待ってるわね♪」


雷「さてと、私は掃除したら近海のパトロール行かなきゃ」

昼過ぎ

雷「今日はお肉屋さんでセールの日ね」

肉屋「あら、雷ちゃんいらっしゃい。今日もトンカツ?」

雷「もちろん!毎週水曜日はトンカツ1枚100円だから大助かりしてるの」

肉屋「うちもよく来てくれてるから助かってるよ。そうだ、今こんなのも販売してるんだけどどうだい?」

雷「一万円で一万二千円分の商品券か……」

肉屋「うちでしか使えないけど2000円分お得だよ。雷ちゃんはうちをよく利用してくれるからどうかな?」

雷「うーん……魅力的だけど今はまとまったお金がなくって。またお金がある時に買わせてもらうわね」

肉屋「そうかい?じゃあ今日はサラダをサービスしておこうかな。野菜もしっかり食べなよ?はい、トンカツ2枚で税込200円ね」

雷「いつもありがとう!また来るわね!」

鎮守府

雷「商店街で話し込んでたら遅くなっちゃった。もう夕方だし司令官が帰ってくる前に夕飯の支度しなくっちゃ」

雷「デザートは何を買って帰ってくれるのかしら♪」

司令官「おかえり」

雷「司令官?もう帰ってきてたの?早かったのね」

司令官「何が7の日だよ……ふざけやがって」

雷「今日もダメだったの?」

司令官「……悪い」

雷「司令官は悪く無いわよ!一生懸命頑張ったんでしょ?また明日行って勝てばいいじゃない!」

司令官「さすがにもうお金もないし……」

雷「はい。少ししかないけどこれでリベンジよ!」

司令官「雷……すまん……」

雷「だから謝らないの!ほら、今日はトンカツだし!明日は勝てるわよ!明日はカツってね♪」

司令官「…………」ガバッ

雷「え?ええっ?司令官、まだお夕飯前なのにこんな所で……」

司令官「よし!雷パワー充電!これで明日は勝てる気がする!」

雷「司令官…………その調子よ!」

司令官「そうと決まればミッドナイト競輪で前哨戦だ!」

バイト先

雷「はぁ……」

鈴谷「どったのー?ため息なんてついて」

雷「ちょっと家計が苦しくてね」

鈴谷「あーわかるー。ここ時給安いもんねー。仕事は楽だけど」

雷「私はもっときつくても良いから稼ぎたいんだけど……駆逐艦だとなかなか仕事も見つからないのよね」

鈴谷「あっ、じゃあ良いバイト紹介してあげよっか?一緒にやる?」

雷「私でも出来るの?」

鈴谷「もち♪むしろ私より需要あるかも?」

雷「需要?働けるならなんでも良いけど夕方から夜は鎮守府で夕飯作ったりしなきゃなんだけど」

鈴谷「じゃあ22時くらいは?いけそう?」

雷「その時間なら……深夜手当で時給が良いの?1200円くらいあると嬉しいんだけど」

鈴谷「んー、頑張りによっては時給10万とかもいけるよー♪」

雷「えっ……それってヤバい仕事なんじゃないの?」

鈴谷「私も小遣いがピンチの時しかやんないけどね。まぁ別にいつでも良いから興味あったらまた言ってよ♪さぁ仕事仕事」

雷「時給10万……」

司令官「今日もダメだったー……」

雷「よしよし。大丈夫だからお夕飯にしましょう」

司令官「明日はあっちの店がイベントなのになぁ……はぁ。給料日まで我慢するか」

雷「鎮守府にお給料が振り込まれるのってまだ結構先だけど……我慢できるの?」

司令官「もう借金もできないし仕方ないさ……」

雷「…………」チラッ

サイフ「小銭しかあらへんで」

雷「……司令官、今夜ちょっと友達と約束があるんだけど1人でも平気?」

司令官「ん?ああ…………そうだな。行っておいで……」

雷「なるべく早く帰るから!」


雷「もしもし?鈴谷?今日教えてもらった仕事の事なんだけど、今からとかじゃだめかな?」

雷「うん、うん……分かった。22時ね」

鈴谷「やっほー♪こっちこっち♪」

雷「おまたせ。それで職場は?」

鈴谷「ん?ここだよ?」

雷「ここって駅前だけど……歌でも歌うの?」

鈴谷「違う違う♪歌うじゃなくて売るの」

雷「売る?私売るものなんて持ってきてないわよ?」

鈴谷「売るものはそこのドンキで買うから大丈夫だよ」

雷「えっ……何か買うの?お財布持ってきてないんだけど……」

鈴谷「あー、言うの忘れてた。まぁ良いや。今日は私が奢ったげるね♪」

雷「悪いわね。今度埋め合わせするから。それで何を買うの?」

鈴谷「ん?下着だけど?」

雷「どうして下着なんて買ったの?それくらい履いてきてるわよ?」

鈴谷「いやいや、流石に生は嫌っしょ?」

雷「生?」

鈴谷「良い?下着の上から買った下着を履いて……お客さんが来たら脱いで売るの」

雷「それ履く必要ある?そもそも下着が欲しい人ならドンキで買うでしょ?」

鈴谷「ちがうちがう。お客さんが欲しいのは艦娘が目の前で脱いだばかりの下着だから」

雷「?」

鈴谷「この3枚1000円で買っただっさーいパンツがぁ、一度履いて売ると1枚5000円とか何万円で売れるんだよねー♪」

雷「なにその魔法!履くだけで良いの!?」

鈴谷「ただし憲兵とかにバレたらめんどくさいから気を付けてね」

雷「それって……悪い事をしてるってこと?」

鈴谷「まぁ褒められた事じゃないけど……お金が欲しい私達はお金が貰える。おじさんは納得してお金を払う。win-winじゃない?」

雷「……それでどうやって売れば良いの?」

鈴谷「んーとねー、向こうから声かけてくる事もあるけどー、手っ取り早いのはエロそうなオヤジを見つけてこっちから声かけちゃうとかかな?まぁ一度やってみなって!雷は可愛いからすぐ売れるよ」

雷「こっちから声かけろって言われても……」

雷「艦娘のパンツが欲しそうな人なんてどうやって見分けるのよ……」

雷「ああもう!いっその事ことパンツ欲しいって言いながら歩いてくれればいいのに!」

男「あー。艦娘の、しかも駆逐艦のパンツが見たい」

雷「いた!!」

雷「ちょっとそこの人!」

男「ん?あ、雷ちゃんじゃないか!野生の雷ちゃん!?」

雷「あ、あの、今パンツが見たいって言ってたわよね?」

男「いかにも俺は艦娘のパンツがみたい村人Aだが」

雷「じゃあ……私のパンツ買わない……?」

男「えっ」

雷「……買わない?」

男「いや、俺はスカートの中からチラチラ見えるパンツが見たいだけでパンツそのものにはそれほど興味ないんだけど」

雷「えっ……」

男「雷ちゃんはパンツを売っているのかい?ダメだよ子供がそんな事しちゃ」

雷「もしかして憲兵……」

提督「いや、俺は駆逐艦のパンツが見たいだけの提督だけど」

提督「お金がなくてこんな仕事を?」

雷「時給のいい仕事があるって紹介してもらって……」

提督「他に仕事は?」

雷「鎮守府の仕事が終わった後に週3で3時間ほど……でも全然足りなくて。働く時間もお給料も」

提督「ちなみに時給はどれくらいなの?」

雷「980円だけど……駆逐艦でも出来る仕事だとこれでも良い方なのよね」

提督「ふむ……」

提督「歩合制だけど時給一万円も可能な艦娘しか出来ないバイトがあるんだけど興味ある?」

雷「またパンツ売るの?」

提督「いや、売るのはパンツじゃなくてケーキね。店員はみんな艦娘だし暁も働いてるよ」

雷「そんなに時給がいいのに暁でも出来る仕事なの!?」

提督「う、うん……(暁の扱い……)」

雷「やるわ!やらせてください!今の仕事を切りよく辞めたら是非!」

提督「じゃあこれが連絡先と店の場所だから」

雷「ありがとう!改めて連絡するわね!」

フワッ…

雷「あっ……えっと……見えた?」

提督「とりあえず一万円で。ありがとうございました」

雷「あっ……どういたしまして……」


鈴谷「おーい雷ー。どんな感じー?って売れてんじゃん!よかったね!」

雷「うん。でもこの仕事はこれで終わりにするわ。新しい仕事が見つかりそうなの」

鈴谷「そっかー。それなら良かったじゃん♪私も今日は稼いだしもう帰ろっか」

雷「そうね。そうしましょ」

某鎮守府

雷「ただいまー」

司令官「雷ー!!」ダッ

雷「司令官!?ど、どうしたの?」

司令官「いや……雷が急に出かけるって言い出したから俺に愛想をつかせて出て行ったのかと……」

雷「バカなんだから。私が司令官をおいて出て行くわけないじゃない。ちょっとお仕事してきただけよ」

司令官「こんな時間に仕事?」

雷「はい一万円。これで明日こそは頑張ってきてね?」

司令官「この短時間でこんな……何か変な事して稼いだ金じゃないよな?」

雷「もちろん♪あとね、私ケーキ屋さんで働く事になったの!そこは時給も良さそうだから司令官にもっともっとパチンコを打たせてあげるからね!」

司令官「雷……」

司令官「あのな、雷……俺もうギャンブルは辞めようと思うんだ」

雷「ど、どうしたの急に?きっと明日は勝てるわよ!」

司令官「違うんだ。今日雷が夜出掛けた時、本当に俺の元から雷がいなくなっちゃうんじゃないかって怖くなってさ……」

司令官「今日は帰ってきてくれたけどこのままギャンブルばっかりしていたらいつか本当に愛想つかせて…………だからそうならない様に明日からギャンブルを辞めて真面目に働く!そう思ったんだ!」

雷「司令官のバカ!!」

司令官「あれ!?」

雷「どうして諦めるのよ!司令官言ってたじゃない!ギャンブルで一発当てて楽な生活送らせてやるって!」

司令官「でもパチンコなんかじゃ一発当てても……それよりギャンブルを辞めて真面目にコツコツ稼いだ方が」

雷「そんなの私の好きな司令官じゃない!私の好きな司令官は毎日目をキラキラさせてパチンコ屋さんに行く……そんなイキイキした司令官が好きだったの!」

司令官「雷……」

雷「本当に私の事を思ってくれるなら明日も明後日もずーっと毎日パチンコ屋さんに行ってキラキラしてる司令官でいて?ね?」

司令官「雷がそう言うなら……俺も雷が好きな俺でいたいし……ぶっちゃけギャンブルはやりたくて仕方ない……」

雷「なら決まりね!ほら、明日も新装開店で朝早いんでしょ?早く寝ましょ」

司令官「ああ!実はなんか明日はいける気がするんだよな!」

雷(司令官……もっともっとギャンブルに溺れて……雷無しじゃ生きていけないくらい私に依存してね)

雷(ギャンブルに負けてしょんぼりしながら帰ってくる司令官、申し訳なさそうに私からお金を受け取る司令官、たまに勝って大喜びしている司令官、そして翌日にはまた負けて帰ってくる司令官……)

雷「はぁ……どうしてダメな司令官ってこんなに魅力的なのかしら。司令官、ずーっとダメなままでいてね。その為なら私、朝から晩まで一生懸命働くから……♪」

雷ちゃんとなら幸せに生きていける気がする

数日後

提督「今日から一緒に働く事になる雷ちゃんです。みんな仲良くするようにな」

雷「よろしくね!」

暁「雷!雷もうちの鎮守府に来るの!?」

雷「ううん、私は別の鎮守府からアルバイトで雇って貰っただけ」

暁「そうなの?でも一緒にお仕事出来るなんて楽しみだわ!」

曙「ちょっと!そんな話聞いてないんだけど!!なによ?私達だけじゃ力不足ってこと?」

提督「正確には人手不足……いや、艦娘手不足か」

提督「ありがたい事に最近は客も戻って大忙しだろ?」

龍驤「せやなぁ。確かに売り上げもうなぎ上りや」

霞「それでも問題なくやってきてたじゃない」

提督「ホールが大忙しって言うか、明らかにお客さんを待たせすぎ問題があるだろ?」

提督「うちは俺を合わせて9人で働いている訳だが……」

提督「まず俺と大和は基本的にキッチンだろ。最近は忙しくて接客なんてほとんどしてないし」

大和「キッチンも人手不足ですからね」

提督「で、龍驤はレジ。曙は清掃。霞はお悩み相談。秋雲は入店待ちしてる客の対応がメインな訳だ」

提督「となると接客は朝潮・暁・長波の3人だけで回してる事が多くなりがちで……」

長波「まぁハッキリ言ってかなりキツイな。暁は基本年寄りの専属だし。朝潮は朝潮で食べ始めたらテコでも動かないから……臨機応変にあちこちのテーブル回れんのはあたしだけだし」

曙「だったら秋雲も中で働かせればいいじゃない!」

提督「うちの店は1時間2時間待ちが日常茶飯事なんだぞ?それでも外でお客さんが待ってくれてるのは秋雲が接客してくれてるからなんだ」

龍驤「中には秋雲目当てで店内に入るより並ぶんが目的っぽい客もおるしなぁ」

提督「てな訳でアルバイト募集しようと思ってた所にちょうど雷ちゃんと出会ったわけだ」

曙「でも素人が簡単に出来る仕事じゃ無いでしょ!うちは特殊なんだから!」

提督「なんだ曙。やたら噛み付くな。雷ちゃんに恨みでもあるのか?」

雷「何か悪い事したかしら……?」

提督「いやいや、雷ちゃんは悪く無いよ。いったいどうしたんだ曙?」

曙(雷ちゃん雷ちゃんって、私は曙ちゃんなんて呼ばれた事ないのに……!!)

雷「えっと……店長、私は接客をすれば良いのかしら?」

提督「…………」

雷「店長?」

提督「……え?あ、俺か。普段は提督だの司令官だの呼ばれてるから違和感凄いな」

雷「あっ、じゃあ私も提督って呼んだ方がいいわよね」

提督「ん、別に店長でも構わないよ」

暁「うーん」

提督「どうした暁?」

暁「雷って司令官のこと提督って呼んでたっけ?司令官じゃなかった?」

提督「そう言われてみれば……」

雷「私にとっての司令官は1人だけだから……」

提督「あああ!俺もそんな事言われてみたい!!」

朝潮「朝潮にとっての司令官は司令官だけです!」

提督「セックス!」

曙「……ねぇ、あんたは自分の鎮守府の提督だけが好きなわけ?」

雷「あったりまえじゃない!ここで働くのだって司令官のためなんだから!」

曙「そう。なら働いてもいいんじゃない?よろしくね」

雷「ほんと!?ありがとう曙!」

龍驤「分かりやすいやっちゃなぁ」

提督「うちの給料は歩合制ってのは説明したよね?」

雷「聞いたわ!時給一万円も夢じゃないって!」

提督「とりあえず基本給は時給2000円であとは頑張り次第で上乗せしていく感じだから」

雷「研修期間から2000円も貰えるの!?」

提督「ちなみに同じ接客の朝潮は時給5万円稼ぐこともあります」

長波「まあ聞くより慣れろって感じでとりあえず仕事してみるか」

朝潮「まずはこのボードにおすすめ料理と名前を書いてください」

雷「おすすめって言われても……私どんな料理を出してるのか知らないんだけど」

長波「大抵のものは提督と大和さんが作ってくれるから好きなメニューを書いていいぞー」

『ハンバーグ 朝潮』

朝潮「こんな感じです」

『いちごショート 長波」

『肉じゃが 雷」

長波「これでよし、と」

秋雲「それじゃーオープンするよー」


秋雲「いらっしゃい♪今日のメニューはあっちだよ~」

客1「ハンバーグと朝潮ちゃんで!」

霞「1番テーブルお姉ちゃんとハンバーグー」

提督「はいよー」

雷「……なにこれ?」

長波「客は艦娘がその日食べたい物を選択して、選ばれた艦娘は席に座って一緒にしょくじたら

『いちごショート 長波』

『肉じゃが 雷』

長波「これでよし、と」

秋雲「それじゃーオープンするよー」


秋雲「いらっしゃい♪今日のメニューはあっちだよ~」

客1「ハンバーグと朝潮ちゃんで!」

霞「1番テーブルお姉ちゃんとハンバーグー」

提督「はいよー」

雷「……なにこれ?」

長波「客は艦娘がその日食べたい物を選択して、選ばれた艦娘は席に座って一緒に食事するんだよ」

雷「えっ……キャバクラ?」

客「いちごショートと長…………あれ?雷ちゃんなんていたっけ?」

雷「今日から働く事になったの!よろしくね!」

客「じゃあ肉じゃがと雷ちゃんで!」

長波「おーい。今なんか裏切られた気分なんだけどー?」

客「いや、新人がいたからつい……」

長波「まあいいけどよ。あたしはともかく雷に変なことすんなよ~?」

客「分かってるよ!」

雷「変なこと?」

長波「こいつ胸の谷間から」

客「ワァー!!じゃ、じゃあ席に案内してくれるかな!?」

雷「分かったわ」

龍驤「はいよー、肉じゃがおまちー」

雷「おいしそー♪」

客「いやー、ケーキ屋で肉じゃがを食べる日が来るとは思わなかったな」

雷「あっ、ごめんなさい。私が肉じゃがなんて書いたから……」

客「うえ!?良いの良いの!俺が好きで頼んだんだから!」

雷「えっと……ここからどうすればいいのかしら?初めてでよく分からなくって」

客「普通に話しながら一緒に肉じゃがを食べてくれれば良いんだよ」

雷「お客さんが来て、艦娘を指名して、料理や飲み物を頼んで、一緒に飲み食いする…………やっぱりキャバクラだっまのね!ドラマで見た事あるわ!」

客「キャバクラでは無いけど……確かにちょっと近いかな」

雷「キャバクラじゃないの?」

客「キャバクラって夜に若い女の子が派手な服着て男性客と飲んだりする場所でしょ?俺もテレビでしか見た事ないけど」

客「でもここは老若男女問わず、90過ぎの爺さん婆さんまで通ってるし」


爺「暁ちゃんは桃みたいで可愛いのぅ……なあ婆さん」

婆「そうですねぇ。暁ちゃんは桃みたいに可愛い子ですねぇ」

暁「そう?そんな事言われたの初めてだけど」

爺「戦時中は桃なんて食えんかったんじゃよ。わしら衛生兵は──」

暁「もう、またおじいちゃんの戦争話が始まった」

婆「私はまだ若くてねぇ、空襲でなーんもかも焼き払われて必死に逃げよったんよ。でも一個だけ必死に抱えて」

暁「ミシンでしょ?どこに逃げても仕事は出来る様にーって。もう10回は聞いたわ。それより早くケーキ食べましょ!」

爺「おーそうじゃったそうじゃった。わしゃこの甘いのが大好きでのう。戦時中は甘味なんて滅多に口に入らんで、砂糖を舐めてはよー怒られよったんじゃ」

暁「また始まった!おじいちゃん!」


客「あれはキャバクラに見えないでしょ?」

雷「確かにキャバクラでは無いわね」

雷「でもあっちは……」


客「いちごショート美味しそうですね!」

長波「ん?ああ」

客「どうかしましたか?」

長波「お前、1人できたのか?」

客「はい……」

長波「中学生くらいにしか見えないけど」

客「年齢制限とかあるんですか!?」

長波「いや、ないない。うちは別にいかがわしい店じゃ無くてただのケーキ屋だから」

客「ほっ……」

長波「で?なんでうちに来たんだ?駄菓子屋とかと違って子供にゃケーキなんて高いだろ?」

客「それはまぁ……お小遣いで」

長波「ケーキが好きなのか?」

客「ケーキと言うより艦娘が……」

長波「あー、それで1番安いいちごショートをリクエストしたあたしを選んだわけか」

客「違いますよ!来る前から長波さんを指名するって決めでしたから!僕が好きなのは長波さんなんです」

長波「あたしなんかの何が良いんだ?」

客「顔が可愛いし、それにスタイルも良くて……」

長波「スタイル?戦艦の大和さんとかなら分かるけど駆逐艦なんてみんなガキみたいなもんだろ?」

客「でも長波さんは駆逐艦でも戦艦級の……その……」

長波「ちょっと耳かしてみ」

客「耳?こうですか?」

長波「えっち……♪」ヒソ

客「ひっ」

長波「それで?このケーキどうしたいんだ?」

客「どうするか……ですか?」

長波「食べたいのか?食べてもらいたいのか?食べさせたいのか?食べさせてもらいたいのか?」

客「食べさせてもらいたいです!」

長波「どうやって?」

客「ええ?」

長波「普通にフォークで食べさせてもらいたいのか、指でいちごだけ摘んで口に入れて貰いたいのか、なんなら口移しでもいいぞー?」

客「それはその…………普通にフォークで……」

長波「ふーん。じゃあほら、あーん」

客「あーん……」

長波「おっと、ケーキが胸元に」ポトッ

客「……」

長波「このまま食べてみるか?好きなんだろ?あたしのおっぱい」

客「おっ……ええ!?」

長波「あたし最近思うんだよ。やっぱ夕雲姉と同じ血が流れてんだなぁって。なんか夕雲姉の半数はサキュバスらしいんだけどさ」

長波「こうやって童貞丸出しの客を相手すんのが楽しくて仕方ないんだわ。特に子供相手だと♪」

長波「だから毎日なるべく子供でも頼みやすいよう1番安いいちごショートをリクエストしといて……こうやって反応を楽しんでるってわけ」

長波「ほら、早く食べないといちごがあたしの体温でぬるくなっちゃうぞ?あっ、傷がつくのは困るからフォークは無しな。指で掴むか……そのまま口で♪」


雷「あれはキャバクラじゃないの?」

客「キャバクラはあそこまでサービスしてくれないよ。ってか俺にはあんなサービスしてくれた事ないのに!」

雷「じゃあ……私も胸に肉じゃがを…………乗らないわね……」

客「雷ちゃんはそのままでいて」

雷「小皿に取り分ければ良いのかしら?」

客「そうだね。あっ、でも俺はニンジン苦手だから入れないでくれるかな?」

雷(なるべくお客さんの要望には従わなきゃよね……)

雷「わかったわ。じゃあニンジン以外を入れるわね」

客「……うん」


雷「ごちそうさま。大和さんと店長って料理が上手なのね!」

客「ごちそうさま」

雷「あら?まだたくさん残ってるじゃない」

客「今日は雷ちゃんと話したくて頼んだだけだからね」

雷「そう…………えっと、ありがとう?なのかな」

客「あはは。さあ、もう他のお客さんのところへ行って良いよ。待ってる人もいっぱいいるし」

雷「わかったわ。今日はありがとう!またおねがいね!」

客「ありがとう」

雷「次はどこに行けばいいのかしら」

龍驤「おーい。ちょっとええかー?」

雷「あ、龍驤さん!次はどこに行けば良いの!?」

龍驤「0点や」

雷「れーてん?」

龍驤「あんな接客しとったら誰も指名してくれへんなるで。せやから0点」

雷「私はちゃんと接客したわよ!」

龍驤「ちゃうねんちゃうねん。うちじゃ別にちゃんとせんでらええねん」

雷「?」

龍驤「ウチはちゃんとした接客やのうて、客を満足させる接客をせー言うとるんや。ほら、さっきの客見てみ」

雷「さっきの……」

龍驤「満足しとるように見えるか?」

雷「…………」

龍驤「あの客は普段長波とか霞を指名しよるんやけど今日は雷を指名しとったやろ?」

雷「それは私が新人で珍しいから」

龍驤「ちゃうちゃう!あれはバブみを感じに来とったんや」

雷「バブみ!?」

龍驤「あの客が求めとるんわオカンやねん。それくらい見抜かんとうちじゃやっていけへんで?」

雷「オカン……」

龍驤「さあ行け雷マスクよ!お前はオカンだ!オカンになるのだー!ってな」

雷「でも急にそんな事言われてもどうすれば良いかわからないわ!」

龍驤「いやいや、普通にしとったら十分オカンやで」

客(次はまた長波ちゃんか霞ちゃんを指名しようかな。雷ちゃんは可愛いんだけど)

雷「ちょっと良いかしら」

客「ひえっ!ど、どうしたの!?」

雷「いくつか言っておきたい事があって」

客「?」

雷「いい歳して好き嫌いしないの!アレルギーがあるわけじゃ無いんでしょ?ニンジンもちゃんと食べなさい!」

客「は、はいい!」

雷「あとその肉じゃが。食べ物を粗末にするなんて絶対許さないから。ちゃんと出された物は全部食べなさい」

客「いただきます!」

雷「……でも、どうしても食べきれないなら私も手伝ってあげるから。ちゃんと言ってね?無理しすぎちゃダメよ?」

客「はい!大丈夫です!美味しいです!」

雷「そんなに慌てて食べなくても大丈夫よ。ほら、こぼしてる。仕方ないわねぇ……」

客「それくらい自分で拾うから気にしないで──」

雷「もう、まるで手の掛かる子供を見てる気分だわ」

客「ぶひぃ!」


龍驤「うん、もう大丈夫そうやな!」

閉店

提督「今日も一日ご苦労さま」

大和「初めての仕事はどうでしたか?」

雷「最初はもたついちゃったけど、いつも通りするだけで良いって言われてからは上手くできたつもり!」

提督「龍驤、どうだった?」ヒソヒソ

龍驤「うん、あれやったら大丈夫や。100点やってもええわ」

提督「チーフがそう言うなら問題ないな」

龍驤「いつのまにチーフになっとんねん」

提督「ホールの方は龍驤に任せっきりだからな。こんな事言ったらみんなに怒られるだろうけど……お前のことを1番信頼してるんだよ」ナデ

龍驤「そういうんは子宮に響くからやめーや……」キュンキュン


提督「雷ちゃん。これ今日のお給料ね」

雷「ありがとう!助かるわ!」

提督「一応間違いがないか中身と明細をチェックしておいてくれるか?」

雷「はーい♪…………って、ええ!?こんなに良いの!?1週間分くらい入ってるけど……」

提督「今日は良く働いてくれたって聞いたからちょっとボーナスで多めにね」

雷「美味しいものをいっぱい食べて普通にしてるだけでこんなにお給料が貰えるなんて……すごい!」

霞「ねえ、私たちはお給料とか無いからよく分からないんだけど、こう言うのって月に一度まとめて払うんじゃ無いの?」

曙「言われてみればクソ提督も社長さんから月に一度貰ってるわよね」

提督「別に日払いや週払いも珍しくは無いぞ?」

雷「それにうちはその日暮らしだから……」

霞「鎮守府が貧乏って事?」

雷「司令官ったらギャンブルが大好きですぐお金が無くなっちゃうのよね」

曙「はあ!?自分はギャンブルで艦娘には働かせるって!とんだクソ提督じゃない!!」

雷「良いところもあるのよ?優しかったりあまえんぼさんだったり」

霞「そんな甘えた奴はビシッと言ってやるべきよ!働けクズ!ってね!」

雷「やめて!!!!」

曙「な、なにゆ急に……」

雷「それ以上私の司令官をバカにしないで」

龍驤「ま、まぁまぁ落ち着きや」

霞「いいえ。ここは雷の為にもちゃんと言っておくべきだと思うわ」

雷「だったら……2人なら同じ立場でそんな酷い事言えるわけ?パチンコが大好きな司令官に働けなんて酷いこと!」

明石「それが普通でしょ!当然言えるに…………」チラッ

提督「ん?」


提督「曙ー、またパチンコで負けたー」

曙「またぁ!?ばっかじゃ無いの!?そんなのやめて真面目に働け!このクソ提督!!」

提督「明日は出る気がするんだよ……頼む曙!絶対返すからあと2万だけ!」

曙「嫌よ。そう言って返ってきた試しがないじゃ無い」

提督「そうだ!肩揉もうか?マッサージとか!」

曙「そんなんで機嫌取ろうとしてもダーメッ」

提督「ぐぅ…………はぁ。分かったもう寝る」

曙「はいはい、おやすみなさい」

曙「まったく世話が焼けるんだから……」


提督「曙!朝起きたら財布に2万円入ってた!」

曙「あっそ。良かったわね」

提督「曙!!」

曙「朝からうるさいわねぇ」

提督「ありがとう。俺やっぱりお前がいないとダメだ」

曙「分かったからさっさと行きなさいよ。もうすぐら開店時間なんでしょ?このクソ提督」

提督「1時間だけ……先にお礼したいんだけど。ベッドで」

曙「お礼……お、お礼なら貰わなきゃ失礼よね。うん……仕方ないわね……カーテン閉めてよ」


曙「ダメかもしれない」

突然湧いて出た!
マッド・ドク明石さんお久し振りっすww

霞「いや、そこはビシッと言えるでしょ」

曙「だって毎朝お礼が貰えるなら出しちゃうわよ……」

霞「はあ?いい?こういうのは……」チラッ

提督「?」


提督「霞!お金を貸してくれ!」

霞「死ね!このクズ!!」

提督「鎮守府にお金が入ったら返すからさー。明日は新装開店なんだよ」

霞「新装開店でもどーせ負けて帰ってくるだけじゃない」

提督「やる前から負けること考える奴があるかよ!」

霞「ギャンブルで勝ってるなら艦娘にお金借りたりしないでしょ」

提督「じゃあ対価を払うから!一万円貸してくれたら今すぐなんでも言うこと聞く!」

霞「今すぐなんでも……?」

提督「ただしお金がかからない範囲でお願いします」

霞「じゃあ……ケ、ケッコンしろって命令したらするわけ!?出来ないでしょ!?はい嘘つき!嘘つきに貸すお金はないから!!」

提督「するよケッコン」

霞「あ、あんた、たかが一万円の為にケッコンとかバカじゃ無いの!?あーもう分かったわ!適当な事言ってはぐらかすつもりね!」

提督「俺を生涯霞のヒモにしてください」

霞「どうして私がクズ司令官の面倒を一生見なきゃ行けないのよ!!私がクズ司令官の面倒を……一生…………」

霞「ケッコンして毎日私が司令官の為に働くなんて……そんな…………」


霞「…………まぁ、悪くは無いわね」

曙「でしょ……?」

雷「ね?可愛いでしょ?もう私無しじゃ生きていけなくなる司令官とか……♪」

霞「お金貯めておこうかしら」

雷、霞、曙に囲まれて一生甘やかされダメになる人生をおくりたかった

>>259
誰も気づかないはずだったのにやめないか!!

雷「ふんふん♪今夜はご馳走ね♪一度鎮守府に戻ってシャワー浴びてから買い物にいこーっと♪」

鎮守府

雷「ただいまー……あれ?司令官の靴?司令官ー?帰ってるのー?」

司令官「ああ、おかえり雷。新しい仕事はどうだった?」

雷「こっちは大丈夫だったけど……今日は随分早かったのね」

司令官「あっという間にお金がなくなって昼頃には帰って来てたからな」

雷「じゃあお腹すいてるわよね!待ってて、とりあえずあるもので何か作るから!」

司令官「あー……それなんだけどな」

雷「?」

雷「これ……司令官が作ったの?」

司令官「時間だけは無駄にあったからな。一応ネットで調べて作ったんだけど」

司令官「だし巻き卵……になるはずだったスクランブルエッグと、炊き立ての白米……になるはずだったお粥と、新鮮で真っ赤なトマト……に血をぶっかけた真っ赤なトマトのサラダ」

雷「怪我したの!?大丈夫!?」

司令官「ちょっと切っただけだから大丈夫だよ」

雷「じゃあさっそくご飯にしましょ!」

司令官「そうだな」


雷「とっても美味しいわ!ありがとう司令官!」

司令官「いや、自分で言うのもなんだけど旨くはないような」

雷「このトマトなんて司令官の血の味がしてとっても美味しいの……♪」

司令官「鉄分は大事だからな」

雷「じゃあ家事を手伝ってくれた司令官には特別にお小遣いをあげなきゃね!はい、2万円」

司令官「2万円!?」

雷「今日はお給料で4万円貰ったの♪本当は全部司令官にあげたいんだけど……半分は生活費や光熱費に使わせてもらってもいい?」

司令官「むしろこんなお粗末なもので2万円もいいのか……?」

雷「私にとってはどんなフルコースより贅沢な料理だったんだもの!だからこれで明日もパチンコ頑張ってね!」

司令官「じゃあ……コンビニでも行こうか」

雷「うん!食後のデザート買いに行きましょ!」

コンビニ

雷「プリンかゼリーか……司令官はどっちにする?」

司令官「ん?」

雷「司令官……その紙なに?」

司令官「これはウェブマネーだよ。夜に競輪しようと思って2万円分買ってきた」

雷「えっ……明日のパチンコ代は?」

司令官「まず競輪で倍に増やしてからパチンコだな!」

雷「もう、無くなっても知らないからね」

司令官「大丈夫だって!今日はいける日気がするんだ」

24時前 鎮守府

司令官「なんでだよ!!」

雷「だから言ったのに。自業自得ですー」

司令官「はいぃ……」

雷「さあ、明日は朝から近海の見回りがあるしもう寝ましょ」

司令官「……」

雷「おやすみなさい、司令官♪」

司令官「ああ、おやすみ」


翌朝 9時

雷「それじゃあ司令官、行ってくるわね。お昼過ぎには戻るつもりだから」

司令官「あ、うん……」

雷「なによ元気ないわね。そんなんじゃダメよ?」

司令官「い、雷!あの、さ……一万円だけ貸してくれないか……な」

雷「……っ」ゾクゾク

雷「昨日パチンコで使うつもりだったお金使い切った自分が悪いんでしょ?」

司令官「ほんとにごめん!でも今日は勝てる気がするんだ!」

雷「はぁ……どうしようかしら。……っと、それより早く行かなきゃ」

司令官「待って!雷、頼む!お願いだから!」

雷「わがまま言わないの。じゃあ行ってくるから」

司令官「雷──」

ガチャッ……バタン

司令官「はぁ……仕方ないか。無いものはどうしようもない。部屋の掃除でもして…………ん?机に何か」

『勝ったらデザートお願いね』

司令官「2万円!雷!!」

海上

雷「ハアァ……♪お金を貸してもらいたいときのあの目……」

雷「司令官ったら捨てらそうな犬みたいな目をしちゃって♪」

雷「最初からこうなる事は分かってて、あえて昨日4万円稼いだって見せたんだけど」

雷「司令官の事だから最初に渡した2万円を使い切っても頼み込めばまだ貸してもらえると思うだろうって♪」

雷「あの気まずそうに頼む顔を見るだけでも4万円の価値があるわ♪」

雷「もっともっとダメにして、私だけに依存するようにさせちゃうんだから……♪」

電「雷ちゃん、おはようなのです」

雷「あら、おはよう。電もこの辺りのパトロール中なの?」

電「はいなのです。もう少し向こうだけど雷ちゃんの姿が見えたからご挨拶にきたのです」

雷「お互い朝から大変ね。まぁ頑張りましょ」

電「雷ちゃん……なんだか機嫌が良さそうだけど何かいい事があったのですか?」

雷「ちょーっとね♪そうだ!えーっとお店の住所書いた紙が……あった。私ここのケーキ屋で働き始めたの。電も良かったら食べに来なさい。美味しいわよ」

電「はいなのです♪」

雷「じゃあまたね!」

大和「提督、ちょっとよろしいですか?」

提督「ん?」

大和「その……私が経営のことに口を出すのはあれなんですけど……雷ちゃんに5万円もお給料を渡して良かったのでしょうか」

提督「昨日は良く働いてくれたからな」

大和「ですが店は少し前から常に満席で雷ちゃんが入ったからと言って売り上げが特別上がった訳じゃありませんし……」

提督「昨日は初めてでフルタイムだったけど雷ちゃんは朝のパトロールやら鎮守府の仕事とかで基本昼過ぎから夕方までの短時間バイトだから。次からは半分くらいにする予定だよ」

大和「大丈夫なんですか?提督は艦娘に甘いんですから……」


昼過ぎ

雷「ただいまー……って言っても誰もいないんだけど。昨日はお給料たくさん貰ったしご馳走作って司令官の帰りを待たなきゃ」

雷「じゃーん♪司令官には見せてなかったけど実はお給料もう1万円あったのよね」

雷「今日も負けて帰って来て……私が稼いだお金を全部ギャンブルで使い切ったと思って気まずそうな顔する司令官を考えるだけで……」ブルブル

雷「今日はどんな顔で迎えようかしら。呆れた顔?怒った顔?最初から許しちゃったら勿体無いわよね。なんとか私の機嫌を取ろうとする司令官を楽しまなきゃ……」

雷「よし、今日はため息ついて呆れた顔でお迎えしよーっと♪これやった時の反応が可愛いのよね♪」

夕方前

司令官「ただいま……」

雷「おかえりなさい。今日も早かったのね」

司令官「いや、その……」

雷「お夕飯はもうちょっと待っててね。デザートは用意せずに待ってたから♪」

司令官「……ごめん。負けて一文なしなんだ」

雷「…………はあ。そうなんだ。じゃあ今日はデザート無しね」

司令官「次は絶対買って帰るから!」

雷「…………」

司令官「雷?怒ってるのか……?」

雷「別に。司令官に期待して4万円全部渡した私が悪かっただけよね。ごめんなさい、司令官に期待して」

司令官「あの……」

雷「今日は鎮守府の仕事が忙しくてアルバイトに行けなかったからお金が無いの。司令官にお金渡せなくてごめんなさい」

司令官「雷が謝ることないだろ?悪いのは俺なんだし……」

雷「じゃあお台所の火付けっぱなしだから」タッ

司令官「あっ、雷」


雷「フフッ」

司令官「雷、何か手伝おうか?」

雷「部屋で寝てていいのに。疲れてるんでしょ?パチンコで」

司令官「そ、そうだ!箸とコップ並べたりしておくよ」

雷(始まったわね。機嫌取り作戦。まだよ雷。まだ我慢……)


食事中

司令官「うん。美味い!雷の料理はいつも最高だな!」

雷「今働いてるお店の料理はもっとすごいけどね」

司令官「そうなのか。今度雷が働いてる時に行ってみようかな。ウェイトレス姿の雷も見てみたいし」

雷「ほんと!?……じゃなくて、ど、どうせパチンコばっかりして来ないくせに」

司令官「うっ……確かにお金もかかるもんな」

雷「明日はお昼からアルバイトしてくるから。お金のない司令官は外から眺めてればいいんじゃない」

食後

司令官「洗い物俺がやっとくから」

雷「これくらい私1人で十分よ」

司令官「じゃあ手伝う」

雷「はぁ……好きなようにすれば良いんじゃない」


司令官「雷、一緒にテレビ見ないか?この番組面白いぞ」

雷「いつもテレビなんて見てないじゃない」

司令官「良いから良いから。ほら」ヒョイ

雷「わっ、もう強引なんだから……」

司令官「この芸人が──」

雷「司令官引っ付き過ぎ。後ろからこんな……2人羽織でもするつもりなの?」

司令官「…………」

雷「どうして手まで握ってるの?寂しいの?」

司令官「雷、ほんとにごめんな。なんで俺こんな風になっちゃったんだろう」

司令官「昔はちゃんと鎮守府で働いて、みんなもよく働いてくれて……五月雨もいて」

雷「司令官!お風呂一緒に入りましょ!もう全然怒ってないから!」

司令官「ほんとに怒ってないのか?」

雷「もちろんよ!その証拠に……お風呂上がったらいっぱい仲良ししましょ……?」

司令官「雷!ありがとう、やっぱり雷だけが……」

雷「はいはい。泣かないの。ほら、用意したら行くから先にお風呂入ってて」

司令官「分かった!」


雷「はぁ……司令官、まだ五月雨のこと……」

雷「司令官の中にあの子がいる限り……私だけの司令官にならないし、私が1番になれることもない。私はずっと2番目……もっともっと司令官をダメにして、全部忘れさせて私だけの司令官にするんだから……」

翌日 ケーキ屋

雷「気を付けて帰ってね。ちゃんと前を見て歩くのよ」

客「ありがとう雷ちゃん!!また来るからね!!バイバイ!!」

雷「ちゃんと前向いて歩きなさいって言ってるでしょ!」

客「雷ちゃーん。またく」

キキ-!!ドンッ!!

雷「あっ、司令官から電話!もしもし司令官?どうしたの?生きるのが辛くなったの!?」

司令官「雷か!?実は今すごく調子が良くて閉店まで頑張ろうと思うんだ!帰りは23時回ると思うからご飯先に食べててくれ!」

雷「すごい!良かったじゃない!」

司令官「雷が5000円くれたおかげだよ!昨日の分も取り返すから!やっぱり雷は勝利の女神だな!雷とエッチしたから勝てたんだと思う!」

雷「もう……♪じゃあパチンコの方もいっぱい出してね♪」

司令官「ああ!じゃあまた夜に電話する!」

雷「店長。今日のシフトなんだけど閉店まで良いですか?」

提督「そりゃ助かるけど鎮守府の方は大丈夫なのか?」

雷「今日は司令官が23時過ぎまで帰って来ないみたいだから……お仕事させてもらえるなら嬉しいんだけど」

龍驤「せやったらついでに店閉めた後に歓迎会もしようや!まだやってなかったし」

霞「良いわね。仕事終わったらうちの鎮守府に来なさいよ」

提督「そうだな。帰りは大和に送ってもらえば危なくないし……雷さえ良ければどうだ?」

雷「いいの?」

朝潮「歓迎会は大歓迎です!ご馳走が出るので歓迎会を歓迎します!」

雷「じゃあお邪魔しようかしら」

曙「色々聞きたいこともあるし良い機会ね」

提督「それじゃあ閉店までもうひと働き頑張ろう」

せっかくだからと歓迎会に呼ばれる明石と五月雨

「五月雨式で申し訳ないんですが」で始まる連絡が来るの怖い。五月雨ちゃん怖い
泣き叫ぶほど忙しいけど明日手術の付き添いだかで5時間は拘束
同意書にサラサラとサインしたものの、なんか最悪死ぬみたいに言われてたけど大丈夫か
まぁ膝の手術だしそうそう死なんわな……

明日に備えて寝るまで書きます

親知らず抜く程度の手術でも「最悪死ぬ」ってのは書かれてる
たとえ死に繋がるような症状が出たとしても適切な処置をすれば治るものであり、
患者本人の「なかなか鈍痛が引かないけどまあ大丈夫だろ」とかの甘い見込みを予防するための文言なのだ

鎮守府

提督「ようこそ我が家へ!」

霞「我が家って言うか鎮守府だけどね」

朝潮「司令官!ご馳走はどこですか!?」

提督「そんな玄関開けたら5分でご馳走は無理だからね」

提督「俺と大和はご馳走用意してるからみんなは先にお風呂入っておいで」

曙「えっ……」

提督「?」

秋雲「クソ提督は一緒に入ってくれないの?」

曙「そんな事思ってない!!あと微妙に声色似せるな!」

提督「俺まで入ったらご馳走が作れないし。さすがに雷ちゃんと一緒に入るのはまずいからな」

提督「龍驤、みんなの事頼んだぞ」

龍驤「はいはい。了解や」

長波「なぁ提督。最近何でもかんでも龍驤さんに頼り過ぎじゃないか?別にあたしらもう1人で風呂くらい入れるぞ」

秋雲「そーそー、龍ちゃんだって疲れてるんだしさ~」

龍驤「別にかまへんよ。あとダチョウ倶楽部みたいな言い方やめてや」

提督「言われてみればそうだな……つい何でもかんでも龍驤に頼ってしまって」

龍驤「せやから気にせんでええって!」

龍驤「まぁ無理やり仕事押し付けられるようなんは嫌やけど……キミはそういうん違うやん?」

龍驤「ウチはな、信頼されて頼み込まれるんは結構好きやねん」

雷「分かるわ!!」ズイッ

龍驤「うわっ!何や急に?」

雷「龍驤さんとはすごく仲良くなれそう!」

龍驤「言っとくけどウチはダメ男製造機ちゃうで」

お風呂

曙「もー、あいつがいないと誰が髪を洗うのよ」

雷「髪くらい自分で洗うでしょ?」

曙「え?」

雷「え?」

曙「あ、いや、ほら。私たちみんな髪が長いから……」

雷「うちにいた子は睦月型で髪が長くても自分で洗ってたけど……」

曙「…………まぁ、ね」

秋雲「ぼのたんにとって提督に抱かれながら髪を洗ってもらう事が1番の楽しみだもんねぇ」

曙「うるさいわね!この……性獣!」

秋雲「性獣!?」

ワイワイ

雷「ふふっ、こんな賑やかなお風呂は久しぶりだわ」

龍驤「まあゆっくりは出来んけど悪ないやろ?」

雷「龍驤さんとはシンパシーを感じるのよね!」

龍驤「さっきも言うたけどウチは頼られるんが好きなだけでダメ男製造機とはちゃうからな~」

雷「ええー?でも司令官がパチンコしたいからお金貸してって言ってきたら貸しちゃうでしょ?」

龍驤「あほ!そんなもんバシッと断って説教したるわ!」

雷「ほんとに~?」

龍驤「あったりまえや」

雷「じゃあちょっと想像してみて!ちなみにあの2人は抗えなかったみたいよ!」

曙「霞ー、髪洗ってー」

霞「それくらい自分でやんなさいよ。仕方ないわねぇ……」


龍驤「ウチをあのツンデレ2人と一緒にせんといてくれるか」

龍驤「ええかー?」


提督「龍驤、頼む。金を貸してくれないか」

龍驤「何に使う気や?」

提督「……パチンコに」

龍驤「あーかーん!」

提督「今日は勝てる気がするんだよ!」

龍驤「ギャンブルするんはみんなそう言いよるんや。お金がないんやったらやめとき」

提督「そこを何とか!」

龍驤「あかんもんはあかん!そんなに暇やったらウチがトランプでもやったるから」

提督「金のかかってないトランプじゃヒリつかないんだよ!」

龍驤「人から金借りてやるギャンブルでヒリついてどないすんねん!そんなんはほんまモンのクズやで!ちょっとはまじめに働きや!」

提督「……ごめん」

龍驤「わかったらええねん。ほなトランプしよか」


龍驤「うんうん…………な?」

雷「えー?でもでも」

提督「分かった。仕事してくるよ……」

龍驤「なんや?トランプせんのん?」

提督「ああ、また今度な」

龍驤「そーか?まぁ別にかまへんけど」

提督「……龍驤」

龍驤「金なら貸さへんで」

提督「いや、今日俺がこんな事頼んだって……みんなには内緒にしといてくれるか……?」

龍驤「そらかまへんけど……別に言うつもりもなかったし」

提督「一応みんなの前では真面目に働いてる店長兼提督だからさ」

龍驤「ウチの前では真面目やのーてええんかい」

提督「龍驤は特別だから。なんかよく分からないけどつい甘えちゃうんだよ」

龍驤「そ、そないな事言うたかとビタ一門かさんからな!」

提督「分かってるよ。これからはみんなと同じ様に龍驤の前でもちゃんとした提督でいるから」

龍驤「……それってもうウチがキミの特別や無くなるって事か?そもそも特別ってどう言う意味なん!?」

提督「ふう……気持ちを入れ替えて頑張らないとな」

ガチャッ

霞「まったく!部屋の外まで情けない声が丸聞こえなんだけど!」

提督「霞?」

霞「ほら、遊びに行きたいんでしょ。返すのはいつでもいいから。倍返しにしてよね」

提督「霞!ありがとう!大好きだ!」


龍驤「ま、まって!!それやったらウチがお金貸すから!!」

雷「ね?」

キッチン

提督「…………」

大和「どうかしましたか?」

提督「なんか今俺……すごくダメにされてる気がする」

龍驤「そういやさっき賑やかな風呂は久しぶり言うとったけどそっちの鎮守府は人数少ないんか?」

雷「今はもう私しかいないわ」

龍驤「そっか……それは寂しいなぁ。ウチも前の鎮守府じゃ1人やったからよー分かるわ」

雷「そうなの?」

龍驤「まぁウチの場合は司令官もおらんほんまモンの1人やったけどな」

雷「ええ!?よくそんな生活出来てたわね……」

龍驤「途中までは駆逐艦の面倒見ながらやったから忙しかったけど……やっぱり1人になってからの方がきつかったなぁ」

龍驤「とくに五月雨がおらんなってからは1人きりやったし」

雷「五月雨……」

龍驤「なんや?どないかしたんか?」

雷「ねぇ龍驤さん」

龍驤「ん?」

雷「もし私が五月雨を沈めたって言ったらどうする?」

龍驤「ドン引きするな!」

雷「……そうよね」

龍驤「せやけど雷はそんな事せんやろ。ウチ、こう見えて人を見る目はあるんやで」

雷「……」

龍驤「なんか悩みでもあるんか?ウチでよかったら話くらい聞くで?1人で悩むんは辛いやろ?」

雷「うちの鎮守府はね、五月雨が初期艦だったの」

雷「あの子ドジだったから鎮守府近海の敵にもなかなか勝てなかったらしいのよね」

雷「でも初めて勝てた戦いの後、その海域で私を見つけてくれて」

雷「私は鎮守府で2番目の艦娘になったの」

雷「司令官は真面目な人で……後から仲間になった鎮守府のみんなからも凄く慕われてたわ」

雷「出撃する時はいつも五月雨が旗艦。ドジだけど真面目な子だったから判断は悪くなかったし艦隊もうまく回ってたわね」

雷「旗艦で多くの経験を積んだ五月雨はみんなより一足先に改装されて……」

司令官「五月雨!改装おめでとう!はい、これはお祝いの髪留めだ。しっかり前を見てドジしない様にな」

五月雨「ありがとうごさいます!提督!」

司令官「とは言え最近出撃し過ぎたのと五月雨の改装で資源を使い過ぎたな。節約しないと」

五月雨「私が改装したから……ごめんなさい」

司令官「いやいや、他のみんなもバンバン改装していくから覚悟しとけよ!」

満潮「そんなこと言ったって資源が無いんでしょ」

司令官「ぐぬぬ……」

吹雪「そういえば次の海域……オリョール海?でしたっけ?あそこは資源が豊富にあるらしいですよ」

司令官「そうなのか?でも危険な海域なんじゃ……」

吹雪「なんでも潜水艦の子が1人で何回も回れるくらい簡単だとか……」

司令官「それなら安全そうだな。よしじゃあさっそくオリョール海へ出撃しよう!」

司令官「旗艦は雷に任せる!」

雷「……え?私?五月雨じゃなくて?」

司令官「次は雷を改装する番だからな。旗艦で経験を積んでくるんだぞ?五月雨はしっかりサポートしてやってくれ」

五月雨「はい!」

雷「私が旗艦……頑張らなきゃ」

一文も書かずに寝落ちしまして反省してます

まあ普通に考えれば
いつもの通りに仕事を後回しにして艦これやりまくって
結局半泣きにになりながら仕事の〆日に追われてるだけだろうけど

>>323が9割正解
親の手術はコロナで病室立ち入り禁止のため見舞いに行けないから会ってないけど死んだって連絡がないので多分生きてます

昨日の夜はスタート前の投稿をする前に寝落ちしたので今日こそは書きます

今日は2人目のPAPAが来る日であった

オリョール海

五月雨「きゃー!な、なんで~!」

満潮「ちょっと吹雪!話が違うじゃない!!」

吹雪「えーっと、こんなはずじゃ……あはは」

天龍「笑ってる暇があったらと戦えバカ!!」

響「まさに砲弾の雨あられだね」

雷「あんなの攻撃したって勝てっこないわ!とにかく回避することに専念して!!」

小1時間後

天龍「なんとかやり過ごしたか……」

満潮「ったく、どこかの誰かさんのせいで酷い目にあったわ!」

吹雪「いたたた、ごめんなさいごめんなさい」

雷「みんな、被害状況は?」

満潮「私は大丈夫だけど……」

響「五月雨、大丈夫?」

五月雨「うん。みんなこそ平気だった……?」

吹雪「五月雨ちゃんが庇ってくれたおかげで小破程度だったよ。ごめんね五月雨ちゃん」

五月雨「私は改造して耐久値が上がってるから……これくらいしか出来ないけど」

天龍「あー、でもこりゃ大破だな。とりあえず新しい敵が来る前に引き返そうぜ」

五月雨「だ、大丈夫!私の事は気にしないで先に進んで!」

天龍「アホか。このまま進んでもしお前が轟沈でもしたらあのバカが泣き崩れるぞ」

五月雨「でもせっかく来たのに……吹雪ちゃんの言う通りなら資源が沢山あるんだよね?」

満潮「楽勝って言ってたのに初戦でこの有様なのよ?もうこいつの言う事は信用出来ないわよ」ギチギチ

吹雪「満潮ちゃん痛い痛い!ほっぺたがちぎれちゃうよ!でも資源が豊富なのは間違い無いから!潜水艦の子達が言ってたし!」

満潮「まだ言うかこの!パン生地みたいなほっぺたして……こねまくってやるわ!」グニ

吹雪「いだだだ!それ以上こねたら口からジャムでちゃ……ああ!満潮ちゃん!中破!今私多分小破から中破になった!」

天龍「お前ら静かにしろ。怪我人の前だってのによ……ちょっとは大人しく待ってる響を見習ったらどうだ?」

響「もぐもぐ……うらー」

吹雪「あー!それはお昼に食べようと思ってたおにぎり!」

響「おにぎりを食べると元気になるよ。みんなにもおすそ分け。五月雨、食べれるかい?」

五月雨「うん、ありがとう。いただきます」

雷「せっかく初めての旗艦だったのに……司令官、がっかりするかしら……」

五月雨「雷ちゃん、さっきも言ったけど私は大丈夫だから。ほら、耐久値も上がってて実はギリギリ中破だし!」

天龍「バカ。どう見たってボロボロの大破だろうが」

五月雨「今日は雷ちゃんが旗艦なんだから雷ちゃんが決めていいんだよ……?私は、私を気にせず進んで欲しいな」

雷「……わかったわ。もう少しだけ資源がないか探索してみてみましょ」

天龍「おい!それで敵が出たらどうすんだ!」

雷「でも資源を持って帰らないと司令官ががっかりするでしょ!」

響「まあまあ、天龍もおにぎり食べて落ち着いて」

天龍「今はそれどころじゃねーだろ!!」バシッ

響「Тыхочешьбытьубитым」

天龍「なんだいきなり!?怖いわ!ごめんて!」

天龍「とにかく俺は反対したからな」

満潮「私も反対よ。五月雨に何かあったら責任を取れないもの」

五月雨「私は先に進むべきだと思うな」

響「五月雨の被害が大きすぎる。撤退すべき」

吹雪「はいはい!私は」

満潮「あんたは黙っておにぎりでも食べてなさい」

雷「私は……進軍したい」

天龍「3対2。多数決で撤退だな」

雷「旗艦の私と五月雨本人が大丈夫って言ってるんだから多数決とか関係ないの!」

天龍「ああ!?ぶっ飛ばされてーのか!?じゃあ何かあったら責任取れるのかよ!」

雷「全責任は私が取るわ。それで文句ないでしょ」

吹雪「ひぇ~……ギスギスしてるよぉ。みんな仲良くしなきゃダメだよ~!」

満潮「諸悪の根源は黙ってなさい」

吹雪「諸悪の根源!?」

進軍

吹雪「あっ!みんなー!こっちにも燃料があったよ~!」

天龍「よし、積めるだけ積んどけ!吹雪に!」

満潮「敵がいないうちに積むわよ。吹雪に」

吹雪「重い……でもこれが主人公の定めし運命」

響「吹雪、重そうだね。これは響が持っててあげるよ」

吹雪「あっ!私のおにぎり!!」

ワイワイガヤガヤ

雷「五月雨、大丈夫……?無理させてごめんね」

五月雨「大丈夫だから気にしないで。初めての旗艦なんだもん!いっぱい戦果あげて帰らなきゃだもんね!」

雷「うん。ありがとう……よーし、私も資源探してこよっと!五月雨は次のポイントに移動するまでとりあえずこの岩陰で待機ね!」

五月雨「えー、私も手伝うよ」

雷「だめ!これは旗艦命令なんだから!」

五月雨「はーい」

天龍「もうこの辺りに資源は無さそうだな」

満潮「そろそろ帰還する?」

響「五月雨は?」

雷「あそこの岩陰で休んでもらってるわ」

満潮「なら安心ね」

吹雪「いやいや、こういう場合テレビでは安全と思われる場所に置いてきたヒロインは攫われてるパターンで」

満潮「縁起でもないこと言うな!!……だ、大丈夫よね?」

雷「とにかく急いで戻りましょ!」


五月雨「あっ、みんなおつかれさま~」

雷「よかった……」ホッ

吹雪「いやいや、こういう場合後ろから拳銃や刃物を突き付けられてたり、おまたせーって言った瞬間にドーン!と」

満潮「あんた、本当に後ろからドーンといくわよ」

五月雨「こんなに集まるなんて本当に資源が豊富だったんだね!すごいすごい!吹雪ちゃんの言う通り!」

吹雪「ふふーん、どういたちまちて」

満潮「ぶっ飛ばしてやりたいわ」

天龍「んじゃ、そろそろ引き返すか」

雷「そうね」

五月雨「でもせっかく来たんだし他のポイントも探してみようよ!」

響「これ以上無理は良くない」

五月雨「無理はしてないよ。いっぱい休憩させて貰ったし」

天龍「でも大破は大破だろ」

五月雨「敵が見えたらすぐ撤退すれば平気だよ」

天龍「バカ。敵が見えた頃には攻撃されてんだろーが」

吹雪「あ、私電探持ってるから」

満潮「バカは黙ってなさい」

吹雪「私の扱いが雑に……」

雷「じゃあもう少しだけ進んでみましょ。ただし五月雨は輪形陣の真ん中ね」

次のポイント

満潮「こっちにも資源あったわよー」

吹雪「まさに宝の山!私の言った通りでしょ!?」

満潮「よいしょっと」

吹雪「なんで私に積むの!?」

雷「初戦であんな事があったのに威張らないの。よいしょ」

吹雪「なんで私に積むの!?」

響「この辺りもそろそろ取り尽くしたかな。よいしょ」

吹雪「なんで私に積むの!?」

天龍「五月雨は大丈夫か?」

雷「五月雨はまた岩陰で待機して貰ってるわ」

天龍「そうか。なら安心だな」

吹雪「だいたい事件が起きる時ってこんな流れだよね……」

満潮「……」

吹雪「いたっ!無言でぶたないで!!」

雷「お待たせ五月雨」

五月雨「みんなお疲れ様。資源は取れた?」

響「この通り」

五月雨「すごーい!……けど何で吹雪ちゃんが1人で持ってるの?」

満潮「将来輸送艦になりたいらしいわ」

吹雪「えっ?初耳」

雷「よし、もう十分資源は手に入ったし帰りましょ」

五月雨「でもあそこが海域の最終ポイントだよね?あそこまで行けば戦果が貰えるよ!」

雷「戦果……司令官喜ぶかな?」

五月雨「もちろん!きっと喜ぶから行こうよ!」

雷「じゃあ……」

お風呂場

雷「結局最終ポイントにはとんでもないボスがいて集中砲火だったわ」

龍驤「それでまさかやられてしもたんか……?」

雷「ううん。たまたま通りかかった艦隊に助けられてみんな無事だったの」

龍驤「せやったらなんで今の鎮守府に自分以外おらんなったんや?」

雷「助けられた私たちは怪我が酷いからって鎮守府に招かれたの」

龍驤「ええ人が通りかかって良かったやん」

雷「確かに私たちだけじゃ最終海域でやられてたかもしれない……けどあんな事になるならそこで沈んでればよかったわ」

龍驤「なんや、まさか吹雪が言うとった殺人事件みたいなんでも起こったんか?」

雷「そんなもんじゃなかったわよ。龍驤さんも鎮守府にいたなら知ってるでしょ?5年ほど前に話題になった艦娘大量行方不明事件」

龍驤「それってまさか……」

雷「そう。通称NTR事件よ」

龍驤「それは知っとるけど……あれってほんまなん?だいたい艦娘言うんは基本的に自分の鎮守府の提督を好きになるもんやろ?」

龍驤「まぁ稀にやけど他の鎮守府の艦娘を知らんうちに魅了するアホはうちにもおるけど……でもあんな大量の艦娘を寝取るなんて不可能や!」

龍驤「確かニュースでは100隻近い艦娘が見つかった聞いたで?ただの監禁事件ちゃうの?」

雷「私見たの。みんなが寝てる間に頭の中いじくり回されてる様子を……多分薬で眠らされて……」

龍驤「それこそ有り得へんやろ?そんな薬盛って寝てる間に脳みそいじくり回して人格変えるようなサイコパスなんてどこにおる……あっ」

明石「へっくしゅ!」

龍驤「いやいやいや、あれは頭おかしいけど悪い奴ではないから……うん。せやせや」

雷「?」

我鎮守府秋雲改二即大破放置事件

雷達がお風呂で昔話をしている頃キッチンでは

大和「和洋中どの料理にしましょうか?」

提督「雷の印象的には何となく和食だけど子供ならハンバーグとかの方がいいかな?」

大和「万人受けする中華も捨て難いですけど」

提督「間をとってイタリア料理もいいな!」

大和「いっその事全部作っちゃいますか♪」

提督「そうだな。歓迎会だしパーっと行くか」

大和「はい♪」

提督「大和、醤油とみりん取ってくれるか」

大和「はい!あっ、提督。そちらにある塩をとってもらってもよろしいでしょうか?」

提督「はいよ」

大和「ありがとうございます♪」

提督「そうだそうだ。あとついでにこれも」

大和「?」

ケッコン指輪

大和「…………ぴぇ」

提督「どうした大和!?なんか今変な声出さなかったか?」

大和「い、いえ、あの、ぴ……ピェンロー鍋!ピェンロー鍋なんかも良いですね!」

提督「確かに寒くなってきたしみんなで鍋をつつくのも悪くないな」

大和「はい……ところで提督、これは……?」

提督「ん?旅行した時ケッコンするって言っただろ?忘れてたか?」

大和「もちろん覚えてましたけど……あれはその場の流れで言っただけなのかと……」

提督「えっ?あれ?もしかしてこれ俺だけ本気にしてた恥ずかしいやつ?」

提督「悪い悪い。なんだ冗談だったのか。じゃあこれは無かった事に」

大和「待ってください!!」ドンッ

グシャッ

大和「ちょっと驚いただけで……喜んでお受けします……♪」

提督と大和がケッコンしてる頃お風呂では雷の昔話が

オリョール海

雷「ありがとう!助かったわ!」

加賀「鎧袖一触よ。私と赤城さんが来たからにはもう心配いらないわ」

瑞鶴「ちょっと!!私たちもいるんだけど!!」

加賀「あら、いたの?」

瑞鶴「キィー!!みんなも文句言ってやりなさいよ!!」

蒼龍「私は別に……あはは」

赤城「みなさんお怪我は…………どうみてもボロボロですね」

雷「誰か高速修復材持ってない!?私たちよりあっちの岩陰にいる五月雨が大怪我してて……」

翔鶴「残念ながら高速修復材は……でも私達の鎮守府が近くにありますからそこでなら」

満潮「助けてもらった上そこまで迷惑かける訳には」

吹雪「行きます!行かせてください!私、赤城さんの大ファンなんです!」

天龍「誰かこのアホを止めてやれ」

雷「でも五月雨を早く修理してあげたいし……お願いするわ」

吹雪「赤城さん、赤城さん!赤城さんの鎮守府はどんな鎮守府なんですか?」

瑞鶴「ちょっとあんた、あんまり赤城さんにべったりしてると更年期おばさんに嫌味言われるわよ」

翔鶴「瑞鶴ったら……すみません、先輩」

飛龍「いや、更年期おばさんとか言っちゃう瑞鶴もあれだけど……それ聞いてすぐ加賀さんに謝る翔鶴もどうなの?」

翔鶴「えっ……でもこの中で更年期って言ったら加賀さんしか……?」

蒼龍「あー、無意識に煽っていく1番タチ悪いやつだこれ」

加賀「別に駆逐艦と触れ合うくらい良いじゃないですか」

響「…………」ジ-ッ

加賀「なにかしら?私の顔に何かついていて?」

響「うらー」

加賀「?」

赤城「もしかして抱っこして欲しいんじゃないですか?ほら、手を広げて待っていますよ」

加賀「赤城さんがそう言うなら間違いありません。これで満足かしら?」

瑞鶴「げぇー!!あの加賀さんが駆逐艦を抱っこしてるー!翔鶴姉!写真撮ろ!写真!!」パシャパシャ

加賀「何をそんなに騒いでいるのかしら?この七面鳥は」

瑞鶴「駆逐艦抱っこするとかだっさーい!ママなの?ママなんですかー?」パシャパシャ

加賀「別に駆逐艦は嫌いではないのだけれど?なぜかあまり寄ってこないだけで」

瑞鶴「はぁー?なにそれ?そんな上手く抱っこして母性アピールしてるつもりー?ちょっと翔鶴姉!証拠の動画回しといて!」パシャパシャ

翔鶴「瑞鶴……」

瑞鶴「ほら、ママならママらしく頭でも撫でてあげれば?」

響「いたた……」

加賀「あら、あなたも足を少し怪我をしていたのね。それで抱っこを……鎮守府までの我慢よ」ナデ

瑞鶴「ほんとに撫でてるし!はっずかしぃー!!母性なの!?母性溢れちゃってるの!?私も撫でられたい!」パシャパシャ

翔鶴「落ち着いて瑞鶴。本音が溢れちゃってるわよ」

赤城「見えてきましたよ。あれがうちの鎮守府です」

吹雪「おっきー……」

赤城「100隻以上が生活していますからね」

蒼龍「五月雨ちゃん、大丈夫?もう着くからねー」

五月雨「はい……すみません、私まで抱っこしてもらって……」

蒼龍「困った時はお互い様よ♪」


天龍「にしても正規空母が6隻……しかも空爆で文字通り鎧袖一触とか……かなり練度たかそうだけどなんであんな海域にいたんだ?」

飛龍「たまにあの辺りで立ち往生して困ってる新人ちゃんがいるからパトロールするように言われてるのよ」

翔鶴「あなた達以外にもこれまで似たような事になっている艦隊はいくつもありましたから。今回は誰も轟沈していなかったようで良かったです♪」

雷「運が良かったから助かったって訳ね……運が悪ければ私のせいでみんなが」

瑞鶴「運も実力の内って言うでしょ!この幸運艦の私が言うんだから間違いないわよ!」

雷「あはは……ほんとに」

提督「運がいいなぁ。みんな、今日は6隻も仲間が増えるよ」

加賀さんの母乳

提督は今から行く鎮守府の提督でややこしいけどもう出てこないので……

夏休みの宿題をギリギリまでやらない子供状態の自分
毎日少しづつやればなんてことない量なのにそれが出来ない
自分は追い詰められないと何もできない性格なんだ
だったら仕事を増やして常に追い詰めればいいじゃないか
仕事を3倍くらい引き受けよう。そうすれば内なる力が解放されるに違いない

結論だけ、書く
失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した

天龍「なんだこりゃ。でっけー鎮守府だなぁおい」

赤城「うちは100隻以上いる大所帯ですから」

雷「ねぇ、早くお風呂を貸してもらえないかしら!」

白露「あれ?お客さん?って、ああー!五月雨!大丈夫!?他のみんなも怪我!!待ってて!お姉ちゃんが1番にお風呂入れてあげるからね!」

五月雨「すみません……」

白露「みんなも早く入りなよー!6人くらいなら余裕で入れるから!」

満潮「ならお言葉に甘えましょ。身体も海くさいし」

風呂上り

五月雨「完全回復しました!ありがとうございます!ありがとうございます!」

村雨「もう、そんなに気にしないでいいから」

五月雨「でも高速修復材まで使ってもらっちゃって……」

白露「私のいっちば~ん可愛い妹だからいいの!」ギュ-ッ

高雄「はいはい、確かに姉妹艦だけど同じ鎮守府在籍じゃないんだから離れなさい」

時雨「ボク達の提督は優しいから怪我をしている子がいたら連れて帰ってお風呂に入れてあげなさいって言ってるんだ。だから気にしなくて大丈夫だよ」

雷「そうだ!先に挨拶しとかなきゃいけなかったのにうっかりしてたわ!この鎮守府の提督さんは今どこにいるの?」

時雨「あー……実はうちの提督って恥ずかしがり屋で初対面の人の前にはあまり顔を出したがらないんだ」

雷「そうなの?じゃあありがとうございましたって伝えておいてくれるかしら?」

天龍「そんじゃあそろそろ帰るか。世話んなったな」

間宮「あら、もう帰られるんですか?」

雷「ええ、長居するのも悪いし」

間宮「困ったわねぇ……皆さんの分もお夕飯作っちゃったわ」

吹雪「間宮さんの手料理……スイーツ付きですか!?」

満潮「こら」

吹雪「あいたっ。えへへ……つい」

グギュゥゥゥ……

五月雨「わああっ!あ、あの、ごめんなさい!いい匂いがしたから……」

雷「はぁ……じゃあお言葉に甘えてお夕飯ご馳走になりましょ。腹が減ってはなんとやらって言うし」

響「やぱー」

吹雪「おいしぃ~!間宮さんの料理さいこ~!」

満潮「黙って食べなさいよ」モクモク

天龍「こんなのいくらでも食えるな!うちにも間宮がいりゃーあなぁ」

伊良子「みなさんの鎮守府には間宮さんいらっしゃらないんですか?」

響「うん。だからうちの料理は天龍がやってる。刑務所飯」

天龍「ん?」

伊良子「炊事専用の艦娘がいないと大変そうですね」

吹雪「スイーツだ!ケーキ!ケーキ!!綺麗ー!ルビーみたいなイチゴがのってるよ!」

満潮「はしゃぎ過ぎよみっともない」チラチラ

吹雪「そんなこと言って満潮ちゃんもケーキをチラチラみてるくせに♪」

五月雨「ほんとに綺麗………宝石みたい」

伊良子「イチゴをシロップに漬けたんです。見た目も綺麗だけど味にだって自信はあるんですよ?」

吹雪「ケーキおいしー!伊良子ちゃんだけでもつれてかえりたーい!」

五月雨「いちごも甘くて美味しいね!生きててよかった~♪」

雷「…………」

五月雨「雷ちゃん大丈夫?食べないの?」

雷「……これ。いちごは五月雨にあげるわ」

五月雨「どうしたの急に!?あっ、もしかして私物欲しそうにしてた!?」

雷「違うわよ。ただその……今日はいっぱい危険な目に合わせちゃったからそのお詫びよ」

五月雨「ええー!?そんなの気にしてないよ!」

雷「いいから食べなさい!じゃないとこっちの気が収まらないの!」グイッ

五月雨「わわっ!はむっ……うん、美味しい。ありがとう雷ちゃん」

食後

雷「さあみんな、暗くなってきちゃったし帰るわよ」

天龍「ふぁ~……もうちょっとゆっくりしてこーぜ。なんか眠くてよお」

雷「何言って──」

五月雨「むにゃむにゃ……」

雷「ちょっと五月雨、起きなさい」

赤城「みなさん安心して疲れがドッと出てしまったのでしょうか」

加賀「客室があるからそこで休んで行くといいわ」

満潮「じゃあそうさせてもらいましょ。私も何だか眠くて眠くて……ふぁーあ」

雷「ええー……」

鳳翔「一応6部屋用意しておきましたから適当に使ってくださいね」

雷「1人1部屋!?みんなまとめてざこ寝でいいのに……さすが鳳翔さん手早い」

ポックル……

今月末にイベントとか嘘でしょ……最近忙しくてやってなかったから資源ないよ……

雷「はぁーあ。用意された部屋に来たけど暇ね」

雷「みんなは疲れて寝てるみたいだけど全然眠くないし…………」

雷「そうだわ。ちょっと散歩でもして鎮守府を見せてもらおっと!」

ガチャッ

電「ふにゃあ!」

雷「あっ、ごめんなさい……って、電じゃない。部屋の前で何してたのよ?」

電「いたた……せっかくだから遊びに誘いにきたのです」

雷「遊びに?それなら鎮守府を案内してほしいわ!」

電「お安い御用なのです!」

>>1「ふにゃあ…また寝落ちしそう」

電「お安い御用なのです!」ドンッ
                   グシャッ
おやすみぃ

クソ忙しい時期に包丁の峰で人差し指を縦に切ると言う痛恨のミス

電「どこから案内しますか?」

雷「そうねぇ、お風呂と食堂はもう見せてもらったからそれ以外が良いかしら」

電「じゃあお外にでるのです!」

雷「もう暗いけど大丈夫なの?」

電「平気なのです。今は夜戦の訓練もしていますよ」

雷「陸上で夜戦の訓練?そんなのがあるなら見てみたいわ!」

運動場

利根「よーし!それじゃあ一斉に探照灯へ向かって一斉車じゃ!打てー」

利根「暁は水風船を実弾だと思ってしっかり避けるんじゃぞー」

暁「よってたかってこんなのただの的当てじゃない!もう当たっても良いわよ!」

利根「ばかものー!水風船の中身は体をドロドロに溶かす硫酸が入っておるのだぞー!死ぬ気で避けよー!」

暁「キャーー!!」

利根「まぁ硫酸が水風船に入るわけないんじゃが」

雷「なんか遊んでるようにしか見えないわね」

電「はわわ、そんなことないのです!」

雷「もっと真面目な訓練してる人はいないの?」

電「それなら弓道場がおすすめなのです」

雷「弓道場まであるの?うちとはえらい違いね」

電「弓道場は空母の皆さんが訓練しているのです」

雷「じゃあみに行ってみましょ!」

弓道場

雷「おじゃましまーす!」

加賀「あら、あなたはさっきの」

雷「その節はお世話になりました」ペコ-

加賀「気にする事ないわ。それで何か用かしら?」

雷「弓の練習を見てみたくて!」

加賀「そう。じゃあこのリンゴを弓で射抜いて見せようかしら」

雷「すごい!テレビでよく見るやつだ!頭の上に乗せたりするのよね!」

加賀「らしいわ。五航戦、お願いね」

瑞鶴「はあ!?そんな事誰がするもんですか!!」

加賀「子供が見たいと言っているんだから早くしなさい」

瑞鶴「いーやーよ!赤城さんにでも手伝ってもらうたば!?」

加賀「こんな事あなたにしか頼めないのよ」

瑞鶴「えっ……」

加賀「万が一にでも赤城さんを傷付けたりしたら生きていけないもの」

瑞鶴「私なら良いって事!?」

加賀「それだけあなたを信じていると言うことよ」

瑞鶴「意味わかんない!!」

加賀「あなたは死なないわ。私が射抜くもの」

瑞鶴「やだカッコいい……好き」ジュン…

雷「何を射抜くのかは言ってない気がするけど」


瑞鶴「この辺りでいいー?」

加賀「ではそのリンゴを胸ポケットと顔の前に」

瑞鶴「それじゃあ射抜かれたら死ぬんだけど」

加賀「なんなら今すぐ食べてもらっても構いませんよ」

瑞鶴「いいの?」

加賀「はい。ちゃんと体内を通過するリンゴを射抜きますから」

瑞鶴「」

瑞鶴「加賀~!!」ズイズイ

加賀「瑞鶴」

瑞鶴「なによ!!」

加賀「私にはこの世に三つ許せないことがあるのだけれど」

瑞鶴「な、なによ」

加賀「一つは赤城さんを愚弄すること」

加賀「そしてもう一つは後輩が先輩を呼び捨てにすることよ」

瑞鶴「そ、それはその……アニメではそうしろって監督が……」

加賀「私はもし誰かに赤城さんを呼び捨てにするよう強要されたらその相手を殺します」

瑞鶴「…………加賀さん」

加賀「ハァ……まぁ良いでしょう。ではそのリンゴを食べて早く的の前へ」

瑞鶴「待ってよ!まだ三つ目を聞いてないんだけど!」

加賀「三つ目は五航戦よ」

瑞鶴「ぬああああ!!加賀!加賀!!加賀!!ってかリンゴ食べて的になれって殺る気満々じゃない!!」

加賀「鎧袖一触、心配いらないわ」


雷「もう行こっか。ルール無用の残虐ファイトが始まりそうだし」

電「いつもの事なのです」

雷「なんかみんな賑やかで楽しそうな鎮守府ね」

電「とっても楽しいですよ♪」

金剛「ワオ!雷電コンビじゃないデスカ!ついにお揃いになったデスネ!おめでとございマース!」

雷「?」

電「金剛さん、雷ちゃんはまだお客さんなのです」

金剛「そうデスカ。これは早とちりでしたネ!ハッハッハーッ!歳はとりたくないものデース!」スタスタ


雷「金剛さんってどこにいても元気が溢れてるわよね」

電「金剛さんは戦場に行ってもあの調子だけど……旗艦として周りをよく見ていてリーダーシップのある人なのです」

雷「そっか……あとで私も旗艦がどう言う存在なのか教えてもらおうかしら!」

電「雷ちゃん旗艦だったんですか?すごいのです!」

雷「まぁそのせいでドジして今お世話になっちゃってるんだけどね」

電の部屋

電「ここが私と暁ちゃんの部屋なのです!」

雷「大きな部屋ねー。ベッドも4つあるし。4姉妹揃えるつもりなのかしら?お金持ちねー」

電「雷ちゃんはどのベッドがいいですか?電は隣のベッドがいいなって……」

雷「何言ってるのよ。私はもう帰るんだから新しく来る雷と相談しなさい」

電「帰る?雷ちゃんは帰るのですか?」

雷「?? そりゃ帰るわよ?」

電「はわわ……てっきりうちの鎮守府の艦娘になるのかと思ってたのです……」シュン…

雷「あのね、さすがに仲の良い友達が遊びに来たってその家の子にはならないでしょ?ましてや私達なんて姉妹艦だけど初対面なんだし」

電「なりますよ?」

雷「?」

電「今までうちに寄った艦娘はみんなうちの子になってますよ?」

雷「……は?」

雷「な、何おかしなこと言ってるのよ」

電「雷ちゃんたちみたいに怪我をして鎮守府に来た艦娘はみんなお風呂に入ってご飯を食べて少し休んだらうちの子になっているのです」

雷「意味わかんないんだけど……」

電「休んでる間は部屋に入っちゃダメって言われてて……だから雷ちゃんの部屋の前で入ろうかずっと迷ってたのです」

雷「え?えっ?ちょ……」

ガチャッ

響「うらー」

雷「響!良かった無事だったのね!」

響「疲れた」バフッ

雷「こら、勝手にベッドに飛び込まないの!鎮守府に帰ってから自分のベッド使いなさい!」

響「でも今日からこのベッドを使うように言われたから」

雷「はあ?」

響「そもそも鎮守府に帰るってどう言う意味なんだい?ここが響達の鎮守府なのに」

雷「え?」

電「響ちゃんもうちに来たんですね!よろしくお願いしますなのです!」

響「うちに来た?最初からこの鎮守府にいたのにおかしな2人」

雷「えっと……もしかしてうちの響じゃない?」

電「うちには響ちゃんはいなかったから雷ちゃんと来た響ちゃんなのです」

雷「そうよね……同じ顔でも見間違える訳ないもの……」

五月雨「ただいまー……ってあれ?また部屋間違えた!?うわーん、私ってばほんとドジだー」

雷「五月雨!」

五月雨「自分の家なのに自分の部屋を間違えるなんてドジ過ぎて嫌になるよ……はあぁぁ」

電「白露型のお部屋はあっちなのです」

五月雨「ありがとねー」

雷「なにこれ……」

電「最初はみんな怪我の後遺症で記憶がおかしくなるって司令官さんが言ってたけど、すぐもとに戻るからへっちゃらなのです!」

雷「他のみんなは!?」

15時から18時まで昼寝しても寝落ちしてるしもう病気かもしれんね

電「雷ちゃんもうちの子になればいいのです!」

雷「怖いこと言わないでよ。って言うか、ここの鎮守府はみんな他の鎮守府から来た子達なの?」

電「多分そうなのです」

雷「多分?」

電「お客さんが来たらいつの間にかうちの子になって……でも少し時間が経つと最初からいた気がしてきて……誰が最初に来て誰が後から来たのかわからないのです」

雷「こわいこわい!」

電「響ちゃんも五月雨ちゃんも今は新しく入った家族だって認識できてるけど、もう少ししたら最初からいた家族になるのです」

雷「ちょっと他のみんなを探してくる!」

吹雪「それでねー」

初雪「吹雪うるさい」

雷「吹雪!」

吹雪「あっ、雷ちゃん。そんなに慌ててどうしたの?いま初雪ちゃんと話してたんだけど」

初雪「吹雪あさり臭い」

雷「どうもこうもないわ!ちょっと耳かしなさい!!」

吹雪「いたたたた!」

雷「なんかこの鎮守府変なのよ。一刻も早く鎮守府に帰るわよ」ヒソヒソ

吹雪「うちの鎮守府が変?」

雷「うちじゃなくてココの鎮守府よ!」

吹雪「だからうちでしょ?」

雷「はぁ?」

吹雪「へ?」

雷「あんたまさか……どこから来たか忘れたの?」

吹雪「どこから来たかって言われても。ここの工廠で建造されたから……ここから?」

雷「…………」

雷「間抜けな3人はダメだったけど満潮なら!」タッタッ

満潮「それでセミがねー」

大潮「おお~!セミですか!」

雷「満潮!」

満潮「びっくりした。いきなり何よ」

雷「先に聞くけどあんたは正気よね?」

満潮「そんな質問するそっちが正気か心配になるけどね」

雷「よかった……いつもの満潮だ」

大潮「はい!満潮はいつも通りの満潮です!」

満潮「雷、あんた今日はうちでご飯食べてくの?」

雷「は?」

雷「えっ?ご飯はもうご馳走になったじゃない」

満潮「あれ?そうだっけ?」

大潮「セミの話をしていたのでお腹が空いたんですね!」

雷「それより……2人は初対面なのに仲良いのね。やっぱり姉妹艦だから?」

満潮「姉妹艦の中でも私と大潮は同じ日に建造されたから」

大潮「2人は大の仲良しです!はい!」

雷「ま、待ってよ。建造ってどこで?」

満潮「どこって……ここに決まってるじゃない。あんたの鎮守府で建造されてこの鎮守府に着任したとでも言うの?」

大潮「隣で建造されていたので大潮もはっきり覚えてます!」

雷「待って待って。今日ここに私や満潮は助けてもらって、お客として来たんだよね?」

大潮「はい?」

満潮「私はずっとここの鎮守府にいたわよ?」

雷「おかしいおかしい……だって少なくとも電は私達が仲間になるって言ってただけで、今はお客さん扱いしてたのに……」

電「雷ちゃん、やっと見つけたのです。廊下は走っちゃダメですよ?」

雷「電!私達ってたまたま助けられてここに来ただけよね!?」

電「?」

雷「だから、電が言ってた「将来的に鎮守府の仲間になるかもしれないけど今は記憶が曖昧なお客さん」ってやつよ!」

電「なんだかよく分からないですけど……確かに雷ちゃん達はたまたま助けられてうちにきたお客さんなのです」

雷「じゃあなんで満潮はこの鎮守府で作られたみたいに言ってんのよ!」

満潮「そっちが何言ってんのよ?」

雷「あたまがおかしくなるんだけど!」

満潮「今日初めて会ったのにそんな反応されて、こっちがおかしくなるわよ」

大潮「きっと海で大変な目にあって混乱しているんですね!」

雷「ちょっとセミは黙ってて!」

雷「はぁ……いったん整理しましょ」

満潮「こっちは別に整理することないけど」

雷「まず私達は今日、オリョール海で助けられてここに来た。これはまちがいないわよね?」

満潮「そうよ。赤城さん達に感謝しなさい」

雷「感謝はしてるわよ!で、助けられた私達は」

大潮「雷ちゃんと天龍さんの2人ですね!」

雷「……え?」

満潮「だから、あんたと天龍さんの2人が助けられてうちに来たんじゃない」

雷「あんたも五月雨も吹雪も響もでしょ!?」

満潮「?」

大潮「?」

電「その3人も満潮ちゃんも元からうちの後ですよ?お客さんは雷ちゃんと天龍さんだけなのです」

雷「なによそれ、さっきと言ってる事が……ちょっ、満潮!あんたその腕見せなさい!」

満潮「こわっ!またいきなり」

雷「……これ、どうしたの?」

満潮「これ?……ん?なにこの小さい絆創膏みたいなの?注射痕?私注射なんてしたっけ?」

雷「これもう完全にあれでしょ!食事に睡眠薬でも盛られて寝てる間に麻酔されて改造されてるやつ!あの苺よ!やたらキラキラしてたもん!」

満潮「雷……頭大丈夫?」

雷「こっちのセリフよ!私は食べなかったから!代わりに2個食べた五月雨はぐっすり寝てたし!」

満潮「何言ってるのかよく分からないけど……とりあえず一緒にきた天龍さんと話して頭冷やして来なさい。同じ鎮守府の仲間なんでしょ?」

雷「そうよ、天龍さんはまだ……あんた達にとって天龍さんはお客さんなのよね!?」

満潮「まぁ今のところはね。でもうちに来るんじゃないの?今までうちに来たお客さんはみんなうちの艦娘になってるし」

雷「満潮……とにかく天龍さんの部屋に行かなきゃ」

雷「天龍さんの部屋は確かここ──」

ギュイィィィィ!!ゴリゴリゴリ!!

雷「…………」

ズズッ……ゴリッ、ゴリッ……ブチッ

「後はチップを埋め込んで処理すれば完了ですね」

「はい!」


雷(明らかに手遅れだった!どうしよう、今ならまだ間に合う!?でも中には少なくとも2人……それに……)

電「どうかしたのです?」

雷(冷静に考えれば最初に私の部屋の前に立ってた時点で怪しかったじゃない。電は私の見張りに違いないわ)

雷(とりあえず走って逃げなきゃ!それで司令官に報告すればみんな助けられるはず!)

雷「どいて!」ダッ

電「あっ、雷ちゃん。廊下は走っちゃダメなのですー」

雷「はぁ、はぁ……あれ?追ってこない?まぁ良いわ。早く鎮守府を出なきゃ」

加賀「そんなに急いで何処へ行くのかしら?」

雷「うっ……加賀さん…………それに」

瑞鶴「あーあ、誰かさんがお客さんいじめてるー」

翔鶴「もう。瑞鶴」

加賀「私は何処へ行くのか尋ねただけなのだけれど」

瑞鶴「痛い痛い痛い痛い!曲がってる!変な方に曲がってるから!この戦艦空母!」

赤城「それでどちらへ向かわれていたのですか?外は暗いですよ?」

雷「あー…………鎮守府に帰ろうかなって……」

赤城「あら、今日は泊まって行くのかとばかり……途中まで送りましょうか?」

雷「え?あ、いえ、1人で大丈夫です」

加賀「もう2度とあんな無茶はさせるなとしっかりあなたの提督に言っておきなさい」

雷「あんな無茶……?」

瑞鶴「確かに練度の低い駆逐艦を1人でオリョール海に行かせるなんて無茶苦茶よね。幸運艦でも死ぬわよ」

雷(天龍さんまで……)

現在 鎮守府 お風呂

雷「そんなこんなで私は鎮守府に帰ってことの顛末を司令官に報告。大量の艦娘が行方不明になってた事もあって憲兵もすぐに動いてくれたわ」

龍驤「へー、ニュースでやっとった事件を解決したんは自分やったんか」

雷「……解決はしてないけどね」

龍驤「せやけどその艦娘さらっとった奴は捕まったんやろ?」

雷「いろいろ証拠が出て来たからね。でもどうやって艦娘の記憶を弄ったのか結局分からなかったのよ」

雷「助けに来た司令官は自分の大切にしていた艦娘達に言われてたわ」

「私達は間違いなくこの鎮守府で建造されれた艦娘です。あの人は私達を助けると言って攫うつもりです。犯罪者は提督ではなくあの人です。私たちはあの人と全く面識がありません」

龍驤「ひえー……」

雷「それから司令官は引きこもって全く出撃命令を出さなくなったわ。うちの鎮守府には私以外にもまだ何隻も在籍してたんだけど」

雷「大本営から通達が来ても無視。その結果艦娘は解体か他の鎮守府への移籍を迫られてみんないなくなっちゃった」

龍驤「ん?せやけど自分はおったんやろ?」

雷「五月雨がいなくなって私は鎮守府で1番の古株だったし…………」

雷「私まで居なくなったら司令官は多分自殺しますよ?クビにしても元司令官がすぐ自殺したら軍にとって何かしら悪いニュースになるんじゃないですか?マスコミが黙ってませんよ?って言ったらなんとかなったわ!」

雷「もちろん最低限の任務は私がこなす約束でね!」

雷「その後は引きこもって何もしない司令官の面倒をみて……私が居なくちゃ何も出来ない人の面倒を見る事に悦びを覚えたの……ふひひ」

龍驤「ああ、ダメ男製造機に……」

雷「司令官ったら可愛いのよ!依存度が高くなると台所や隣の部屋に行くだけでも手を握ってついて来てたの!」

雷「それで引きこもりだったのに買い物に行く時も付いてくるようになって……パチンコ屋さんと出会ったの」

雷「好だったアニメの音楽が聞こえたみたいで興味を示してたから……私はうるさいのが苦手だし10000円だけ渡して遊んでおいでって言ったら中に入って行って」

雷「1時間ほどでお金を使い切って申し訳なさそうな顔をした司令官が出て来たの」

雷「その表情を見て私は心底震えたわ。もっとこの表情を見たい!もっとダメになって欲しいって!」

龍驤「なんやそれこわっ」

雷「パチンコに行きたくてもなかなかお金を貸してって言い出せない様を見てるのが幸せだった。負けて帰って来た時の申し訳なさそうな顔を見るのが何よりの幸せだった。ダメになればなるほど司令官が愛おしく思えて来たの!」

雷「負けた日の夜にたくさん慰めてあげるのも大好き。司令官ったら赤ちゃんみたいに甘えて来て可愛いの♪」

龍驤「ウチは司令官がそんな生活しとったらどつき回しとるで……」

雷「えー、可愛いじゃない。依存して1人じゃギャンブル以外何も出来ない司令官」

龍驤「あほ。男は働いてナンボや。別に大金稼げとは言わんけど真面目に働いてくれんと」

曙「仲良いわね。なんの話?」

雷「曙はダメな司令官とバリバリ働く司令官どっちが良いと思う?」

曙「はあ?どっちでも良いわよそんなの」

龍驤「曙はどっちでも司令官が大好きやからなぁ~」

曙「そ、そんなこと言ってない!」

朝潮「朝潮は働く司令官が好きです!」

霞「私は……まぁダメなのも嫌いじゃないけど」

雷「はい、同志はこっちこっち!」

キャッキャッ


提督「なんだか風呂場が賑やかだな」

大和「提督も入って来ますか?」

提督「いや、俺は後でいいよ。そろそろ明石達も来る頃だし」

ぴんぽーん

提督「噂をすればなんとやらか。いらっしゃい」

明石「どーも!脳を弄るのが大好きな明石です!」

五月雨「過去の古い記憶がない助手の五月雨です!」

提督「なにその挨拶怖い」

おしっこを我慢している龍驤を捕まえて膀胱をグイグイ押す提督の物語まであとすこし

提督「五月雨はそっちでも上手くやれてるか?」

五月雨「うまく出来ているかは分からないけど……一生懸命頑張ってます!」

明石「昨日なんてがんばりすぎて5cmメス入れるところを20cmもやっちゃったもんねー♪」

五月雨「もう、お母さん!それは内緒って言ったのにぃ……」

明石「こらこら、さみちゃん。みんなの前では先生でしょ?」

五月雨「あっ……ごめんなさい、先生」

明石「ほんとにもう、うちの子が可愛くてすみません♪」

提督「母子プレイですか。捗りますね」

明石「私も驚いたんですけどね。母性って言うんですか?一回胎内に入れて産みたいくらいですよ」

提督「なんかもうサイコパスだなぁ」

カランッ

五月雨「わわっ、机の下に……」

明石「また落とし物?つい最近も患者さんの体内にメスとオスを落としたばかりなのに」

提督「オス?」

暁「司令官!ご飯できたー?」

明石「暁ちゃん、お久しぶりです」

曙「明石さんだ。久しぶりね」

雷「え?ここの鎮守府って明石さんがいたの?」

明石「いえ、私達はお呼ばれしただけで。あなたが今日の主役ですね!」

雷「そんな大げさな……」

明石「さみちゃん、先に挨拶しなさい」

五月雨「はーい」

雷「さみちゃん……?」

五月雨「んしょ……どうも初めまして、五月雨です。雷ちゃん以外の人はお久しぶりです」

霞「そっちは元気そうね」

雷「五月……五月雨…………」

明石「どうかしましたか?」

五月雨「?」

雷「な、なんでもないわ!気にしないで!」

雷(落ち着くのよ私。五月雨なんてこの世に山ほどいるじゃない……それに)

五月雨「おいしそうなお料理ー♪」

雷(この子は私の知ってる五月雨じゃない。全くの別艦……)

カチャ

雷「ん?なんか今蹴ったような…………え?これってまさか」

五月雨「あっ!それ私の髪留めです!」

雷「この髪留めは……」

雷「この髪留めは……」

雷「ま、そんな事よりまた>>1が寝落ちしちゃってるわよ」

一同「あー、」

だめだ。ねおちまえにあなあ

寝る直前にいったい何を言い残そうとしていたのか

時の流れのはるかな底からその答えをひろいあげるのは、今となっては不可能に近い……

五月雨「その髪留め私のです!」

雷「そ、そう……」

五月雨「ありがとうございます!」

雷「…………」

五月雨「?……あのー」

雷「あっ、ごめんなさい。はい、もう落としちゃダメよ。大切なものなんでしょ?」

五月雨「はい!よく分からないけど……多分大切なものなんです」

明石「もっと可愛いの買ってあげるって言ってるんだけど、それがお気に入りなのよねー」

雷「…………」

龍驤「なぁ、まさかとは思うけどあの五月雨って」

雷「違うわ!だってずっと一緒に暮らしてきたんだもの……同じ艦だって見間違える訳がないわ!あの五月雨は別の艦娘よ!」

明石「どうしたんですか急に?」

かくかくしかじか……

明石「なるほど。そんな事が……」

雷「でもほんとに違うから。私とその五月雨は初対面よ」

明石「まぁさみちゃんの身体は私が作ったから初対面と言えば初対面よね」

雷「作った?」

五月雨「実は私一度うっかり轟沈しちゃって、でも天国にも深海にも行けず彷徨ってたところをお母さん……先生に助けられたんだよ」

雷「じゃあその髪飾りは!?たまたま同じものを買ったのよね!?」

曙「それは五月雨の遺品よ。この子私を守って轟沈しちゃったんだけど、その時に髪飾りとかだけ水面に遺品が残る艦これ謎システムで私が持って帰ってきてたの」

雷「じゃあ……やっぱりこの五月雨は……」

五月雨「どうなのかな?私、昔の記憶がなくて」

明石「時の流れのはるかな底からその答えをひろいあげるのは、今となっては不可能に近いですね」

五月雨「でも本当にそうなら私と雷ちゃんは家族だったんだね!なんだかうれしい!」

雷「五月雨…………うちにじゃあ戻ってくる?」

五月雨「ううん!戻らないよ!」

龍驤「秒で断りよったなぁ」

五月雨「その頃の私はもう轟沈して、今は先生に作って貰った私だから。先生がどうしても戻りなさいって言うなら戻るけど……」

明石「この子を手放すくらいなら世界を滅ぼしますよ」

五月雨「そんな訳で世界を守るためにも帰れないよ」

雷「そう……」

長波「なんか見るからに複雑な表情って感じだな」

雷「五月雨が帰って来なくて司令官が可哀想って気持ちと、私がまだ司令官の1番でいられるって気持ちとあって……悲しいような嬉しいような……」

五月雨「あのね、雷ちゃん。私いまお医者さんしてるの」

雷「お医者さん?」

五月雨「そう!まだドジが多くて取っちゃいけない内臓を取ったり、切っちゃいけない血管を切ったりしちゃう事もあるけど……みんなの命を助ける仕事なんだ!」

龍驤「えっ……それほんまに助けてるんか……?」

明石「私が適当にフォローしてるので大丈夫です!腎臓の一つや二つ」

五月雨「だから雷ちゃんの提督には……私は轟沈したけど元気にやってたって伝えてください!」

龍驤「ツッコミどころ満載やな」

雷「でも司令官にとって五月雨は特別で、1番大切でからその髪留めも特別に貰ったのよ!?」

五月雨「そうだったんですか……覚えてないけど、なんだか特別な物のような気はしてたんですよね。……うん、じゃあこれは雷ちゃんにあげます!」

雷「へ?」

五月雨「だって今は雷ちゃんが提督にとって1番大切な艦娘でしょ?」

秋雲「んでもさぁ……なんか猛烈にややこしい事になりそうじゃない?」

明石「私が脳をいじくり回してさみちゃんの記憶だけ抜き取りましょうか?」

龍驤「そういや五月雨とかの記憶を弄ってたのって自分なんか?」

明石「私ですか?」

龍驤「せや。ウチの知る限り艦娘の脳みそ弄って記憶改変出来そうな凄いやつなんて自分しかおらへんねん」

明石「いやー、凄いとか言われると照れちゃいますね!でも残念ながら私ではありません」

龍驤「そうなん?」

明石「私ならもっとスマートにやりますから。さっき聞いた話だとゴリゴリ機械音がなったりしてたんですよね?」

雷「うん……」

明石「私ならメスと指だけで十分です。あとさみちゃんが来るまでは1人だったので部屋から話し声がする事もあり得ません」

明石「そもそも私がやるならもっと強制力の強い弄り方をして、雷ちゃんを鎮守府から逃していませんよ」

明石「まあそれ以前に1人ずつ部屋を別になんてせず全員まとめて終わらせますけど。もちろん注射の後を残すなんてもってのほかです!」

龍驤「せやったら誰が犯人やったんやろか」

明石「いちごに睡眠薬が含まれていたなら料理を作った人が怪しいですね」

雷「間宮さんと伊良子さんが?でもそこの提督が捕まった時、自分が1人で全部やったって……」

明石「そう言えば脳をいじくり回すのが好きな料理人の話を聞いた事がありますね。その提督も脳みそいじくり回されてたんじゃないですか?あっはっはっ」

龍驤「それ笑うとこなんか?」

朝潮「そんな事より早くご飯にしましょう!」

龍驤「かなりやばそうな話を「そんな事」で片付けよった……」

霞「まぁ本人が帰らないって言ってるんだし。そもそも今は明石さんの作った体の五月雨って事は別人みたいなもんでしょ?」

秋雲「無理矢理連れて帰ったら同じ様な事件っていうか、もっとヤバい完全犯罪がおきそうだしねぇ」

ひとねむりしてまたかきます

雷 鎮守府

雷「今日はいろんな意味で疲れたわね……」

雷「あれ?電気がついてる?」

ガチャッ

雷「ただいまー」

司令官「おかえり。遅かったな」

雷「あれ?司令官、もう帰ってたの?」

司令官「いやー、奇跡の大逆転ってあるもんなんだな」

司令官「電話した後に急降下して夜9時前には一文なしになってたよ…………ごめん」

雷「司令官……」ジュン…

司令官「なんであんな酷い……両隣はずっと当たってるのに俺だけ…………」

雷「もう、元気出して!どうせ何も食べずにパチンコしてお腹ぺこぺこなんでしょ?」

司令官「そうなんだよ。何か食べ物あるかな?」

雷「今日は職場のみんなが歓迎会をしてくれてね、ご馳走がたくさんでたの!」

司令官「それで遅かったのか」

雷「たくさんあったから司令官にもお土産。タッパーに詰めてもらってきたわ」

司令官「なんだこれ!タッパーにフルコースが詰まってる!?」

雷「朝潮が食べ切る前に詰めるの大変だったんだから」

司令官「そう言えば職場は艦娘ばかりが働いてるんだったっけ。他にはどんな子がいるの?」

雷「朝潮と、曙、霞、暁、秋雲、長波、龍驤さんと大和さん……かな」

司令官「そのみんながお祝いしてくれたのか。良かったな」

雷「うん…………あのね、今日は後2人来てくれてたの」

司令官「へー」

雷「明石さんと、五月雨……」

司令官「五月雨か……元気にしてるかな」

雷「……うん、元気にしてたわ」

司令官「いや、五月雨ってうちにいた五月雨の事な」

雷「だから……元気にしてたわ」

司令官「ん?」

雷「これ……」コトッ

司令官「これは俺が五月雨にあげた髪留め……?」

雷「五月雨は昔の記憶を無くしてたけど髪留めだけは大事に持ってたんだって」

雷「明石さんが言うには悪い事してた人が提督を正式に剥奪された時点で、洗脳されてた艦娘からその人の記憶がすっぽり消えてるんじゃないかって」

司令官「じゃあ五月雨はうちにいた時の記憶も、あっちにいた時の記憶も無かったのか。それなら大本営がなんとかしてまたうちに戻してくれれば良かったのに」

雷「それがね……明石さんに調べてもらったらタチの悪い事に、その提督が捕まった時の怨みの気持ちだけは忘れてなくて、みんな自分自身も理由は分からないんだけど、元いた鎮守府の提督の事だけは嫌って誰も戻らなかったらしいわ」

司令官「なんてこった……」

司令官「五月雨に理由もなく嫌われてるのは辛いな」

雷「五月雨は一回轟沈してるからその辺はリセットされてるみたいよ」

司令官「轟沈?」

雷「五月雨からの伝言。私は轟沈したけど元気にやってたって伝えてくださいって」

司令官「ちょっと意味がわからないんだけど……まぁ元気にやってるならいいか……」

雷「あと、もう自分は提督にとって1番大切な艦娘じゃなくなったから髪留めは返すって……」

司令官「プレゼント返されるとかなんか派手にフラれた感じになっててショックなんだけど!」

司令官「確かに今の1番は雷だけどプレゼントは返さなくて良かったのに……」

雷「うん…………うん?」

司令官「ん?」

雷「司令官にとって今の1番は私なの……?」

司令官「えっ、結構前からそのつもりだったけど」

雷「五月雨が無事だったのに?」

司令官「?」

雷「じゃあもし五月雨が帰ってきたら!?」

司令官「雷……もうお前無しじゃ生きて行けない様にしといて何を言ってるんだ。俺ほどのダメ人間を相手してくれるのはお前だけだぞ」

雷「そ、そうよ!司令官はダメダメで私がいなきゃ生きて行けないんだから!ムフーッ」

司令官(まぁみんながいなくなった時点でダメになってて雷は助けてくれただけなんだけど)

雷「じゃあこの髪留めは私が貰っても良いわよね!」

司令官「ああ、ちょっと待って。それよりも」ゴソゴソ

雷「?」

司令官「はい、指輪。こっちを貰ってくれないかな」

雷「司令官、これ……ケッコン指輪?」

司令官「なんか最初の1個は全鎮守府に配られるらしくてな。実質無料なんだ」

雷「実質無料でもこれを売ってお金にすればパチンコをいっぱい打てたじゃない!」

司令官「確かに指輪は500万くらいで買取されているらしいけど」

雷「じゃあ」

司令官「でも短期的に500万手に入れるより、雷とケッコンして死ぬまで養ってもらう方が効果的かなって」

雷「司令官……っ!まかせて!私が司令官を一生養ってあげるから!だから……この指輪は大切に……一生大切にする!」

司令官「よろしく頼むよ。とりあえずオカズをレンチンしてくるか」

雷「私に任せて!なんたって1番の妻なんだから!」タッ


司令官「やれやれ……一生養ってくれとか最低最悪のプロポーズだったな」

司令官「本当は世帯を持って真面目に働きたいけど……でもまぁ今はこう言うのが1番喜んでくれるし、雷が飽きるまではダメ司令官として生きて行くかな」


この後60年、雷は飽きる事なく司令官を養い続け、司令官はダメ司令官のままこの世を去る事になる。

少し前 ケーキ屋鎮守府

雷「じゃあみんな本当の司令官を怨む気持ちだけ残して記憶を失っちゃってたわけ!?」

明石「雑な手術をするからですよ。私ならもっと上手くやれるのに」

五月雨「でも私は別にそんな気持ちはないよ?雷ちゃんの提督さんの事嫌いじゃないもん」

明石「さみちゃんは私が手術したときにその辺も修復しておいたから。さみちゃんは純白でいるべきなの!人を怨むような子じゃないわ!」

龍驤「せやけどホンマもんの司令官の事は忘れたまんまやったよな?」

明石「確かにその辺りの修復も簡単だったんですけど余計な記憶は封印したままにしておきました。私の元から去るとか言ったら困るので!むしろ私がガッチリ封印しておきました!」

龍驤「えぇ……」

曙「でもさ、その事件の子達は記憶が無くなってるから別として、その後移籍していった艦娘は好きで出ていった訳じゃないわよね?」

雷「みんな解体か移籍の2択だったから……」

曙「そういう艦娘って移籍したら元の提督の事はすっぱり忘れるもんなの?」

大和「そういえばどうなんですかね?」

大和「私は提督から酷い扱いを受けて元々好意自体が無かったですし」

曙「私達は提督どうこうの前に奴隷商出身だし」

秋雲「私も逃げてきた時点でねー」

雷「えっ……ケーキ屋とかファンシーなお店やってるけどそんなに過去が重かったの……?」

提督「暁くらいかな。まともに建造してうちに来たのは。まぁ別の鎮守府で建造したんだけど」

雷「みんないろいろ大変だったのね……全然気付かなかったわ」

霞「まぁ過去の事がどうでも良くなるくらい今が幸せだからねー。あーむっ。んー、おいしー」

龍驤(これが無意識デレってやつか)

曙「あ、でも龍驤さんはどうなの?」

龍驤「どうって?」

曙「だってほら、龍驤さんは奴隷商でもないし、大和さんみたいに幽閉されてた訳じゃないでしょ?」

龍驤「司令官が飛んでもうたんやから似た様なもんやろ?」

曙「でも今まで龍驤さんが頑張ってたからまだ鎮守府は残ってるのよね?」

龍驤「まぁ……一応な。誰もおらんけど」

曙「龍驤さんってクソ提督の事好きなんでしょ?」

龍驤「な、なんやねん!急に!」

曙「でももし前の鎮守府の提督がポッと帰って来たらどっちを好きになるのかなーって」

龍驤「そんなん……ウチかてこっちに移籍したんやからこっちの司令官に決まっとるやん!」

霞「でも確か龍驤さんって一途に最後の最後まで待ち続けてたのよね。離れていた時間が愛を育んでとか?」

龍驤「あー!!あほー!そないな事言うてウチを残り2席のケッコン戦線から離脱させる作戦やな!」

大和「あ、そう言えば私……先程提督から正式にケッコン指輪をいただきました♪」

曙「はあ!?ちょっ、クソ提督!何勝手にケッコンしてんのよ!!」

秋雲「おめでとー大和さん。これからよろしくねー。主に夜の方の分担を……」

提督「…………」

曙「ちょっと聞いてんの!?クソ提督!!どこ見てんのよ!!」

歓迎会後 龍驤の部屋

龍驤「やれやれ……ほんまにやれやれやで」

提督「龍驤、ちょっといいか」

龍驤「びっくりした!!なんやねん急に。夜這いにでも来たんか?」

提督「今日の歓迎会での話なんだけどな」

龍驤「歓迎会で?なんや真面目な顔して」

提督「ほら、龍驤が前の提督と俺のどっちを選ぶかみたいな話」

龍驤「あー、なんか言っとったなぁ。ほんまアホらし」

提督「俺はお前を返す気は無いから」

龍驤「はえ?」

提督「じゃあおやすみ」

ガチャッ

龍驤「…………いやそこは指輪わたす流れちゃうんかい!!」

翌日から提督の龍驤へ対するスキンシップが過剰になる
龍驤天国へのカウントダウン

あぁ、
ついに龍驤のバルブが緩むのか…

龍驤の激しい尿もれが始まる

提督「異世界転生したい」

秋雲「あ~、分かるわ~。良いよねぇ~異世界転生」

秋雲「不慮の事故とかに巻き込まれて前世の記憶持ったまま次の人生始めるやつでしょー?」

提督「しかもなんかチートみたいな能力持って女の子にモテモテなんだよな」

秋雲「人生イージーモードだよねー」

提督「イケメンに生まれ変わっておねショタとかやってみたいんだけど」

秋雲「いやいや、むしろ提督は美少女に生まれ変わってみるのはどう?」

提督「挿れる人生じゃなく挿れられる人生か……」

秋雲「…………あ、そっかぁ!」

提督「なんだ?」

秋雲「異世界から来た主人公が提督になって艦娘とヤリまくるネタで行こう!うひょー!」

秋雲「っと、でも待てよ。あえて艦娘に転生した男が提督♂にヤられるのも……うひひ……」

秋雲「よーし!やる気出て来たー!!」

提督「異世界転生したい」

提督「異世界転生したい」

長波「異世界……なに?」

提督「違う世界に転生してイケメンで才能に溢れた勝ち組になりたい」

長波「あ、そう」

提督「女騎士とかがいる世界が良いな」

長波「なに?艦娘に飽きたって言いたいのか?」

提督「……2日だけ異世界転生したい」

長波「どうどうと浮気宣言されてる気分なんだけどさ」

提督「なんでこの世界にエロい女騎士はいないんだ!」

長波「…………いや、ここ日本だし」

提督「女騎士……」

提督「異世界転生したい」

龍驤「…………」

提督「異世界転生したい」

龍驤「…………」

提督「異世界」

龍驤「聞こえとるわボケ!またアホな事言い出した思うて黙っとるだけや」

提督「異世界転生すれば龍驤の胸もボインボインに……なる…………かもしれないぞ?」

龍驤「あのなぁ……転生っちゅう事はいっぺん死ななあかんのやろ?それでカエルにでも転生したらどないすんねんな?」

提督「それはまぁ……多分イケメンに転生するはずだから」

龍驤「それは死ぬ前にええ事してたり神様の手違いで~みたいな話やろ。そんな転生したいから死んだろみたいな考えしとったら良くてカエルに決まっとるわ」

提督「……でもカエル界のイケメンになれるなら」

龍驤「ちなみにカエルのオスは卵に精子をかけるだけでエッチとかせんらしいで」

龍驤「あとオスメスの見分けがつきにくいから、いきなりオスに後ろから抱きつかれたりするらしいわ」

提督「異世界転生したくないな」

提督「異世界転生したい」

暁「いせえびてんせいしたい?」

提督「ああ、異世界転生って言うのは──」

暁「し、知ってるわよ!お子さま扱いしないでよね!」

提督「そうか」

暁「まあ司令官も大人なんだし?一度くらいは経験しておいた方がいいんじゃ無いかしら?」

提督「えっ?大人はみんな経験してるのか?」

暁「と、当然よ!暁みたいに一人前のレディーにもなると3回はいせえびてんせいしてるんだから!」

提督「3回も!?その時どんな気持ちだった!?」

暁「気持ち!?あ、あー……えーっと…………けっこう疲れたなーって……あとお金もかかるから続けて何度もするのは無理ね」

提督「お金もかかるのか……」

暁「どうしても1人でするのが寂しいなら暁が付き合ってあげるわ!」

提督「無理心中みたいな感じになってきたな」

暁「いいわね!メリッシューズ!暁はもう何度も経験あるから教えてあげる!」

提督「じゃあその時は頼むよ」

提督「異世界転生したい」

大和「異世界転生……と言うのは、違う世界で生まれ変わりたいと言う事でしょうか?」

提督「ファンタジー溢れる世界で冒険してみたいんだよな」

大和「艦娘が沢山いるこの世界も充分ファンタジーな気もしますけど……提督がお望みならこの大和、一肌脱がせていただきます♪」

提督「えっ?」

大和「転生という事は一度死ぬ必要があるんですよね?」

提督「転移じゃなくて転生だからそうなるな」

大和「その死因は何でもかまわないんですよね?例えば腹上死とかでも♪」

提督「あっ」

大和「なんなら今すぐ提督を襲って、昼……いえ、提督の精力的に夜くらいには異世界転生の準備をして差し上げます♪」

提督「俺の前に大和が異世界転生する事になるんじゃないか?」

大和「あら、この前は提督が70回目くらいで泣き言を言ったからやめて差し上げたんですよ?」

提督「面白い。あの日は大和のペースに合わせたからああなっただけだ。今日は俺のやり方で泣き言を口にするがいい」

大和「それは楽しみですね♪」


受け身の大和は弱く、10回目で泣きながらギブアップ

決まり手は正常位

提督「異世界転生したい」

曙「あっそ」

提督「異世界転生したい」

曙「うっさいわねぇ……じゃあ私が殺してあげるからそこに背中向けて正座しなさいよ」

提督「暴力的に異世界転生!?」

曙「一思いにサクッとあの世に送ってあげるわ」

提督「…………」

提督「えっ?なに?目隠し!?何も見えないんだけど!」

曙「せめてもの慈悲よ」

シュルシュル…

提督「何の音!?怖くなって来たんだけど!」

曙「目隠しとったら殺すわよ。死にたかったらジッとしてなさい」

提督「どっちみち死ぬのでは……」

曙「フ-……フ-……」

提督「ど、どうした?」

曙「手も動かさない!次動いたら殺すから!」

提督「……………………」

曙「…………」

提督「曙?いるか?」

曙「い、今殺し方を考えてるところよ……」

ガチャッ

朝潮「司令官、今日の…………曙?なぜ司令官の前で裸になっ」

曙「わああああああ!!ち、ちがうのよ!これはお風呂上がりで、だから……と、とにかく続きはまた今度だから!このクソ提督!」

提督「異世界転生したい」

霞「あっそ」

提督「異世界転生したい」

霞「うるさいわねぇ……じゃあ私が殺してあげるからそこに背中向けて正座しなさいよ」

提督「暴力的に異世界転生!?」

霞「一思いにサクッとあの世に送ってあげるわ」

提督「…………」

提督「えっ?なに?目隠し!?何も見えないんだけど!」

霞「せめてもの慈悲よ」

シュルシュル…

提督「なに!?なんで脱がされてるの!?」

霞「はあ?日本人なら腹切りに決まってるじゃない。介錯してあげるから覚悟決めなさい」

提督「自分で腹切りはちょっと……」

霞「そう言うと思ったわ。仕方ないから私が手伝ってあげる」

霞「切るのはココからこの辺りまでかしら……」ツツ-…

提督「霞……指でなぞられると腹がくすぐったいんだけど」

霞「これから死ぬんでしょ。我慢しなさい。……でもそうね、背中から切ってみるのも面白いかも」ペタペタ

霞「それよりも散々悪さしてきたこの手か……いっそ1番大事なコレを切り落としてあげようかしら」ギュッ

提督「いだだだだだ!!そんなに強く握ったら!!」

霞「ナニ硬くしてんのよ?あー、でもこれなら切り落としやすそうね……フフッ」

提督「まって!そこを切ってもすぐには絶命しないから!失血死まで結構かかりそうだから!」

霞「噛み切るのもいいかもね。でもその前に全身──」

ガチャッ

朝潮「司令官、お昼からの…………霞?おしっこなら我慢せずに早く行ってください。そんなに股を押さえてナニを」

霞「わあああああ!お姉ちゃん、これは……そ、そう!おしっこ!おしっこしたくて抑えてただけだから!このクズ司令官!!」

提督「異世界転生したい」

朝潮「いせかいてんせい?とは何でしょう?」

提督「異世界転生っていうのは基本的に一度死んで違う世界に前世の記憶をもったままイケメンチート野郎に生まれ変わる事だよ」

朝潮「そんなの朝潮は反対です!」

提督「反対?」

朝潮「それではこの世界の司令官が死んでしまうじゃないですか!」

提督「まあそうなるな」

朝潮「朝潮は司令官に死んでもらいたくありません!だからいせかいてんせいは反対です!」

提督(100点満点の答えが返ってきた)

朝潮「もしどうしてもすると言うのならこの朝潮を殺してからにしてください」

提督「いや、冗談。冗談だから。落ち着いて」

朝潮「司令官は冗談でそのような事を言う方ではありません!やると言ったら必ずやり遂げる人です!」

朝潮「私は司令官のいなくなった世界でなんて生きていけません。司令官はハンバーグと同じくらい大切な存在なんです!」

提督「分かった!もう異世界転生したいとか絶対言わないから!」

朝潮「…………ずっと朝潮と……一緒にいてくれますか?」

提督「もちろん!」

朝潮「……司令官がいけない事を言ったからいっぱい不安になりました。責任をとってください」

提督「責任を!?」

朝潮「ケッコンしてくれたら安心できると思います」

提督「よし、じゃあ今すぐケッコンするから!」

霞「ああもう……いや、お姉ちゃんなら気付いてないかもだけど……」

朝潮「霞、夕飯の時間ですよ。布団から出てください」

霞「お姉ちゃん!あの、さっきの話なんだけど!本当におしっこが…………」

朝潮「?」

霞「お、お姉ちゃん……その指についてるのってまさか……」

朝潮「これは司令官がいせかいてんせいをすると言い出してしまって……ケッコンしました」

霞「どういう流れでそうなったのか詳しく聞かせてよ!」


霞「そんな模範解答が……」

朝潮「今日はケッコン記念にハンバーグを作ってくれるらしいですよ!楽しみですね!」

食堂

朝潮「ハンバーグは神様が作った料理に違いありません」モグモグ

提督「どんどん焼くから好きなだけ食べてくれよ」

朝潮「はい!」


秋雲「にしても3人目があさちんなのは驚きだわー」

大和「好きだとは言ってましたけど、セミ採りばかりでそういうのにはあまり興味なさそうでしたもんね」

龍驤「迂闊やった……朝潮は完全にノーマークやったで……」

曙「なんで私はあんな変態行為を思いついて……」

長波「変態行為?……まぁ提督に似てきたんじゃ無いか?悪い意味で」

霞「とにかくこれでケッコン(仮)争奪戦はおしまいね……」

長波「まぁ書類があればケッコン出来るけど……700万はなかなか貯まらないだろうな。うちは食費が凄いし。それこそ雷の鎮守府じゃないけどギャンブルでどかんと当てなきゃ」

曙「無理無理。私たち運良く無いし。大和さんくらいでしょ?」

ガラッ

女提督「ノンケ募集中!!!!」

提督「久しぶりに出てきたと思ったらなんだいきなり。不法侵入で通報するぞ」

女提督「ノンケ募集中!!」

曙「クソ提督、今忙しいからとりあえず帰ってもらうわよ」

女提督「報酬は700万円……相当のケッコン(仮)書類一式を出すわ!」

龍驤「話聞かせてもらおか。曙、はよお客様にお茶用意して」


女提督「実は色々あって、いまうちの鎮守府は百合畑になってしまっているの」

暁「ゆりばたけ??」

女提督「艦娘同士……特に姉妹艦内で百合百合しちゃってるのよ」

秋雲「あー、つまり艦娘同士でラブラブイチャイチャしてるってことね」

霞「つまり私とお姉ちゃんが好き同士って事?仲が良いなら別にいいじゃ無い。私だってお姉ちゃんの事大好きだし」

長波「霞って無意識に恥ずかしい事言う時あるよな。あたしは夕雲姉とかに絶対そんな事言えないわ」

女提督「仲良いくらいなら問題ないんだけどね。最近度を越していると言うか……早い話女の子同士でオセッセしてるのよ」

龍驤「オセッセ?……ああ、オセッセか。え?あー……」

秋雲「つまり間に入ってそれを止めれば良いのー?」

女提督「いや、それはそれで全然かまわないの。私そういうの大好物だし」

長波「さすがうちの提督の知り合いなだけあるな」

女提督「ただね、みんなイチャイチャしてるのを見て思ったのよ……」

女提督「たまにはノンケ×百合勢の絡みが見たいって!」

女提督「片方はヤル気満々なんだけど、相手は好きだけどそういう好きじゃないから……みたいな」

曙「…………」

女提督「今奇跡的にうちの鎮守府にはあなた達がいないの!だから助けて!」

霞「つまり私達に生贄になれと?ハッキリ言って私たち同性愛者じゃないわよ?」

女提督「それが良いのよ!突っぱねてしまうのもよし!堕ちていくのもよし!私はその過程が見たいの!」

龍驤「で、具体的に何をすればええんや?」

女提督「みんなには姉妹艦の誰かと数日一緒に過ごしてもらいたいの」

龍驤「……ん?でもウチは姉妹艦おらんよ?」

女提督「じゃあ龍驤ちゃん以外のみんなで!」

大和「そう言われましても流石に何日も鎮守府を空けるわけには……」

長波「ケーキ屋だってあるしな」

提督「ケーキ屋に関しては気にしなくて良いぞ?なんかアレがアレして休業要請が来ててな。何日か店を閉めなきゃならんらしい」

龍驤「せやったら鎮守府の仕事はウチが引き受けてもええよ?」

曙「でも龍驤さん1人に仕事させるなんて悪いし……」

龍驤「あほ。これも報酬のためや。ウチはそっちに行かれへんならな。そのかわり報酬もろたらうちにも争奪戦に参加する権利ちょうだいや?」

女提督「よし!決まりね!じゃあ善は急げって言うし夕食が終わったらすぐ行きましょ!」

食後

龍驤「ほなみんな気ぃ付けて行ってきーやー」

曙「いってきまーす」

女提督「武蔵は姉妹艦が大和しかいなくて1人きりだったからきっと大喜びするわ♪今まで駆逐艦を食べて我慢してたみたいだし♪」

大和「ええー……」


提督「みんな行っちゃったな」

龍驤「なんや?寂しいんか?ウチがおるやんか♪」

提督「そうだな。しばらくは龍驤と2人きりか」

龍驤「あっ、ああ……そう言われてみればそうなるなぁ……」

提督「とりあえず風呂にでも入るか」

龍驤「せやな!いつもはウチが最後やけど今日はウチが一番最初に髪洗ってもらえるなぁ」

提督「さっきも言ったけど2人きりだしな」

龍驤「せ、せやな……他に誰もおらへんもんな……」

龍驤「まぁ何でも遠慮せず言うてや!パトロールもウチ1人でなんとかなるし、その……キミがどうしても言うんやったら秋雲と大和の代わりに相手したってもええでー……なーんて、あはは。そりゃ無理か」

提督「じゃあ色々たのむな」

龍驤「うえぇ!?ちょっ、色々ってどこからどこまでや!?」

みんなの貞操があぶない

雌鎮守府

女提督「それじゃあ皆さん姉妹艦の部屋で生活を楽しんでくださいね♪」

曙「どうして姉妹艦の部屋限定なの?」

女提督「近親相姦や姉妹姦が好きだからです。姉妹艦だから姉妹姦!みたいな」

曙「……」

女提督「うちの子たちはみんなテクニシャンだから身を任せるだけで快楽の──」

霞「この人ってこんな感じだったっけ……?」

曙「だいたい姉妹艦って言ったら絶」

漣「はいはい!ぼのたんは私達の部屋にきまり!」

曙「……」

漣「潮ちゃんと一緒にいると肩身が狭くてさぁー。ぺったん仲間が来てくれて助かったにゃ~☆」

曙「ウザい」

夕雲「長波さんは私の部屋ね♪」

長波「夕雲型は夕雲以外いないのか?」

夕雲「何人かいるんだけどみんな壊れちゃって……♪」

長波「壊れた?」

夕雲「ちょっと激しくしすぎちゃって……♪でも長波さんは丈夫そうな胸部装甲もあるし、しばらくは楽しめそうね♪」

長波「あー……」

秋雲「ねぇねぇ、私も同じ部屋に行けば良いの?」

陽炎「何馬鹿なこと言ってんのよ!秋雲は陽炎型なんだからこっちに決まってんでしょ!」

秋雲「そっか。あっちの部屋は大変そうだし陽炎型の方が良いかもね~」

陽炎「そうそう。私たちとおもちゃでいっぱい遊びましょ」

浜風「それでは早速用意します」

秋雲「おもちゃ?」

武蔵「大和はもちろん私の部屋で決まりだな!」

大和「そうですね♪」

武蔵「貴様が相手なら思う存分ヤれそうだ」

大和「お手柔らかに♪」

朝潮「私と霞は朝潮型なので同じ部屋ですね」

霞「そうね」

夕立「ええ~!!白露型はいないっぽい!?」

女提督「ごめんなさいね」

時雨「新しい子たちが来るって聞いてたんだけどね……」

女提督「でもほら睦月型とか神風型なんかも相手がいないし……」

夕立「あの子達は姉妹艦柄いっぱいいるから別に良いけどうちは時雨と2人っきりっぽい!」

霞「あー……私で良かったら行こっか?」

時雨「ほんとに?いいの?」

夕立「お願いするっぽい!」

霞「なんで2人とも胸と下腹部に話しかけてるのよ」

朝潮「では私は妹達の部屋に」

大潮「はい!朝潮は私たちの部屋です!」

朝潮「…………?」

大潮「えええ!?ちっさな体におっきな魚雷でお馴染みの大潮ですよ!?」

朝潮「私の知っている大潮とちょっと違う気がしますが……そんなものでしょうか」

大潮「大潮は大潮と違うんですか!?」

朝潮「私の知っている大潮は手足が多くて空を飛んで美味です」

大潮「美味!?」

朝潮「あと寿命は1週間か2週間です」

大潮「ええー!?」

暁「私の妹は誰かいるのかしら?」

電「はいなのです」

暁「あら、雷じゃ無くて悪かったわね」

電「暁ちゃんでもとっても嬉しいのです!ね?響ちゃん」

響「セッ」

鎮守府

提督「みんな元気にやってるかな」

龍驤「出て行ってまだ1時間くらいしか経っとらんのに、なに何日も会ってないみたいな事言うとるんや」

提督「俺が他の鎮守府へ行った事はあるけど、うちの艦娘が他の鎮守府に行くなんて初めてだろ?」

龍驤「今頃誰がどの部屋で寝るか決めとるんちゃうか?修学旅行みたいで楽しそうやん」

提督「そうか。まぁたまにはそういう交流も必要だよな」

龍驤「可愛い子には旅をさせよっちゅうやつや」

提督「龍驤だけ留守番みたいになって悪かったな」

龍驤「しゃーないよ。ウチには姉妹なんておらんし。それにキミが留守中に他の艦娘でも連れ込まんか見張っとかなあかんからな!」

提督「俺がそんな浮気者に見えるか!?」

龍驤「3人とケッコンしといてどの口が言うんや!しかも結婚しとらん長波ともあー……あれこれして!曙とか霞ともよー寝とるらしいなぁ自分!」

提督「ぐうの音も出ない」

龍驤「さっきかてなーんか怪しい電話しとったし。ウチがしっかり見張っとかんとな」

提督「ああ、あの電話の話聞いてたのか」

龍驤「内容は知らんけど女の声が聞こえてたなぁ。誰が相手かは知らんけど」

提督「うーむ……」

龍驤「そない深刻な顔せんでもみんなには黙っといたるよ。……今ここで洗いざらい白状したらな!」

提督「龍驤、ちょっとこっちへ」

龍驤「なんや?」

提督「膝の上に座って」

龍驤「…………こ、こうでええんか?」ストン

提督「では遠慮なく」ガバッ

龍驤「はぁ!?ちょっ、いきなりなに発情しとんねん!こんなんで有耶無耶にされるほどウチは簡単な女やないで!」

提督「ふむふむ……」

龍驤「こ、こら!どこ揉んどんねん!ちょっと待っ……せめてシャワーに!」

提督「ふむ」

龍驤「あ、あれ?もうおしまい……?」

提督「次はこっち向いて座ってくれるか?」

龍驤「……わかった。こうか?」クルッ

提督「ふーむ……」

龍驤「今度はなんやねん……そないジロジロ顔見られたら恥ずかしいんやけど……」

提督「うーん…………やっぱり可愛いよな。好きな顔だ」

龍驤「そ、そういうとこ!そういうん……目見ながら言うから、あ、あかんねん!この浮気者!」

提督「これで見納めになるかもしれないからな」

龍驤「えっ……ちょっと待ちや。これもうちゅーとかする流れちゃうかったん?……あれ?なんかまさかの解雇通告されそうな流れになって怖いんやけど……」

提督「実はさっきの電話の事なんだけどな」

龍驤「うん……」

提督「あれは明石からだったんだよ」

龍驤「明石って……あのマッドな明石かいな?」

提督「この前みんなで歓迎会しただろ?あれで五月雨が大喜びしてたらしくてな。毎日毎日あの日の事を話すようになったんだって」

龍驤「あー、確かにえらい楽しそうにしとったなぁ。期間は短かったけどうちの鎮守府におったし、みんなと話せて楽しかったんちゃうか?」

提督「あと食事もな。明石は料理をしている暇がないから基本外食ばかりになってるらしくて。ああいう家庭料理みたいなのが嬉しかったんじゃないかって」

龍驤「で?それとウチの顔見れんくなるって話し、どう関係があるんや?」

提督「明石は五月雨の為にこれからも時々うちで一緒に夕飯を食べさせてやりたいそうなんだ」

龍驤「朝潮みたいなんが来たらちょっと困るけど……あの2人やったら少食やし別に食費も問題ないんちゃうの?誰も反対せんやろ?」

提督「むしろ明石はとんでもない額を提示してきたけどな……金額がデカすぎて流石に断ったけど」

龍驤「確かに娘の為なら平気で料理に何十万も出しそうやしな……」

提督「でも何かしら対価を払いたいって言われて、みんなを改装してもらう事になったんだよ。もちろん希望者だけな」

龍驤「いやいや、改装って結構金かかるやろ。しかも全員って……それもう何千万って話やろ……」

提督「夕飯代も似たような金額提示してきたからな」

提督「でだ!龍驤はどうする?改装するか?」

龍驤「まぁタダでやってくれるんやったら頼もかな。ちっとは強なるやろし」

提督「という訳で今に至る」

龍驤「意味がわからん」

提督「だってさ!改装とかしたら結構見た目も変わる子いるだろ!?」

龍驤「ああそれで見納めとか言うてウチの顔ジッとみとるんかいな。別にそんなかわらんやろ?」

提督「でも改二って結構みんな印象かわるから!」

龍驤「そりゃー改二までしたら変わるやろけど……え?ウチまだ1回目の改装すらしとらんで?」

提督「ん?接客練度が99だから改二までいけるんだけど」

龍驤「ええ!?いきなり改二まで飛び級かいな!」

龍驤「そりゃー……ちょっと変わるかもしれへんなぁ……」

提督「だからしっかり目に焼き付けとこうかと思って」

龍驤「そ、そんなにウチの顔好きなん?」

提督「好き。めちゃくちゃ好き」

龍驤「……ほんならこのままでおろか?別に強ならんでええんやったらウチはかまへんけど」

提督「でも改二の龍驤はもっと好きなんだ……!」

龍驤「ほんならさっさと改装せんかい!!」

提督「正直改二になった龍驤を見て手を出さない自信がない」

龍驤「……」

提督「ぶっちゃけ改装前の今ですら押し倒したい……!」

龍驤「まぁ……その思いはお尻の下からひしひしというかビンビン伝わっとるけど」

提督「なんで艦娘は改装する度に可愛くなってしまうんだ!」

龍驤(うちの鎮守府やと大和と曙だけは改二がまだやったな)

龍驤(それ以外はみんな改二になれるし、大和はケッコンしとるからええけど曙は……こりゃ荒れそうやな……)

龍驤「分かった。ほな改装して貰うわ」

提督「そうか……」

龍驤「それでいつ改装するんや?」

ガチャッ

明石「今でしょ!」

龍驤「うわっ、え?今から!?」

明石「お任せください!私にかかれば改装・改二なんて小1時間で終わらせてやりますよ!」

龍驤「せ、せやけどそんな……」

提督「他に誰もいない鎮守府、改二になった龍驤。何も起こらないわけもなく」

龍驤「えっと……身体がもつように感度抑えて貰う事とかできひん?」

明石「すみません。感度についてはまだ研究中でして……感度はノーマル設定か3000倍設定しかできないんです」

提督「じゃあそこは3000倍で」

龍驤「殺す気か!ノーマルでええわ!!」

小1時間後……

明石「じゃじゃーん!完成しましたよー!」

五月雨「私も一生懸命頑張りました!」

提督「2人ともありがとうな」

明石「では龍驤さんどーぞ!」

ガチャッ

龍驤「ど、ども……」

提督「うおおおお!!可愛い!可愛い!!太ももえっち!可愛い!」

龍驤「ちょ、静かにして……」

提督「龍驤ー!!」ギュッ

龍驤「んぎいぃぃぃぃ!!」ビシャビシャビシャ

提督「え?」

龍驤「イクッ!イグイグイグイグ!またイク!!」ビクンビクン

提督「こんな海老反り初めて見た」

明石「おかしいですね」

五月雨「ねぇお母さん、この部品余ったの持って帰る?」

明石「あー、さみちゃんそれ取っちゃってたのねー。感度3000倍になっちゃうやつだわ」

龍驤「無理無理!!スカートが擦れるだけでイクッ!」

提督「とりあえず流石に可哀想だから治してもろて……」

10分後

明石「では改装した龍驤さんどうぞ!」

五月雨「すごく可愛く出来たんですよ!」

ガチャッ

龍驤「…………」

提督「うおおおお!!可愛い!!」

龍驤「いや、あんな醜態晒しといてどんな顔で入ってきたらええねん!!」

提督「龍驤!」ギュッ

龍驤「んっ……」ビクン

明石「あれ?まだ感度がおかしかったですか?」

龍驤「い、いや、大丈夫やと思うけど……」

明石「では食事の件よろしくお願いしますね!」

五月雨「食事のけん?」

明石「ムフフ、さみちゃんにはまだ内緒♪それでは失礼します!」

五月雨「あっ、おじゃましました!」

ガチャッ

提督「さてと」モミモミ

龍驤「こ、こらっ!とこ触って…………もうしたいんか……?」

提督「改装前と比べて胸部装甲には変化なし……っと」

龍驤「よし、しばいたるからちょっと離れんかい」

全戦全勝で調子に乗っていた普通の夕雲姉さんが普通じゃない長波さんに妹達の前で逆レイプされる悲しい物語

雌鎮守府 夕雲型の部屋

夕雲「さぁ長波さん、私たちの部屋はこっちよ♪」

長波「おい、そんなにひっぱるなよ」

夕雲「だってもう待ち切れないんですもの♪」

ガチャッ

早霜「ひっ……」

清霜「夕雲姉さん……おかえりなさい……」

夕雲「ただいま♪」

長波「なんだ?お前らなんでそんな隅っこに固まってんだよ?」

高波「長波姉さま……!」

長波「せっかく広い部屋なんだからもっとこっちに来ればいいだろ?」

浜波「ここで……いいです……」

長波「? ひよこみたいな奴らだな」

夕雲「みんなごめんなさい。今日は長波さんと寝るからみんなの相手はできないの」

清霜「ほっ……」

長波「ほっ……って言葉にして安堵してるのなんて初めて見たな」

夕雲「この子達は毎晩私が可愛がってあげてるのよ♪でも今夜は長波さんだけ……♪」

長波「可愛がってる割には怯えてるようにしか見えないぞ」

夕雲「自分が選ばれるか緊張してるだけよ♪それよりもこっちこっち」

長波「…………」

夕雲「さあ脱いで♪」

長波「いや、なんで脱ぐんだよ。ってかまだ昼間なのにベッドに入る意味がわからないんだけど」

夕雲「平気よ。遮光カーテンだし……すぐにそんな事どうでもよくなるから♪清霜さん?」

清霜「は、はい!」

シャッ

夕雲「うちにいる子たちは私以外みんな小ぶりだから……長波さんみたいな私より大きい子は初めてだわ♪」

長波「デカくても肩凝るだけだろこんなの」

夕雲「あら、こっちの方はツルツルに処理しているのね」

長波「まぁ……提督の趣味で」

夕雲「ふふっ……私のテクニックを知ったらもう提督じゃ満足できなくなっちゃうと思うけど……その時はまたいつでも相手してあげるから♪」

長波「ふーん。そりゃ楽しみだな」

夕雲「まあ、まあまあ♪長波さんもヤル気になって来たみたいね♪」

長波「提督以上って言うくらいだからな」

夕雲「じゃあさっそく……うちの子達は5分ももたないけれど……長波さんは何分持つかしら♪」

30分後

夕雲「あ、あれ?おかしいわね……」

長波「ふぁーあ……もう終わりかー」

夕雲「長波さん……あなたもしかして不感症?」

長波「ふんっ!」ゴツッ

夕雲「いっ……!ちょっと、長女の私に何するの!?頭をぶつなんて……」

長波「あたしも提督以外とこんな事しないし詳しくは分かんないけどさ。夕雲、お前下手くそだぞ」

夕雲「な、なんですって!?じゃああの子達はどう説明するの?毎晩5分も持たずにイッてるのよ?私のテクニックで!」

長波「ただ単に痛いからイッたふりしてるだけだろ」

夕雲「ちゃんとビクンビクンしてるわ!」

長波「うちの提督が本気なら1分でベッドを水浸しにしてるぞ」

夕雲「ありえないわ」

長波「仕方ないな……じゃあ手っ取り早く身体に教えてやるよ」

長波「よいしょっと。はいばんざーい」

夕雲「ちょっと……離しなさい!片手で私の両手首を抑えるなんて無理……あ、あれ?うごかない?」

長波「私の練度は限界振り切って200だからな。単純な腕力なら大和型並だぞ」

夕雲「あ、あの、私……受けは……」

長波「おーい、お前ら。ちょっとこっちきてみろ」

清霜「えっ……」

夕雲「来ちゃダメよ!こんな無様な姿……あの子達に見せる訳には……」

早霜「ひっ……」

長波「あのなぁ……この夕雲と、それを片手で抑えつけてるあたし。どっちのが怖いんだ?」

ひそひそ……

スタスタ

夕雲「あなた達!?何してるの!?」

清霜「長波姉さん、私たちはどうすれば良いの?」

長波「んー?今から夕雲の恥ずかしい姿みんなに見せて、怖く無いって教えてやるからよーく見てろよー」

夕雲「どうして誰も私の言うことが聞けないの!!」

長波「そりゃあ私に馬乗りされて、両手は頭の上で拘束。これじゃあ威厳も何も無いだろ?」

長波「まぁ私もこういうのは初めてだけどさ、体験したりされてる奴を見てきたりしてるし、それなりには上手くやれるはずだぞ」

夕雲「な、なにを……」

長波「ん?なんだ夕雲。何もしてないのにもうこんなに……もしかしてMっ気があるんじゃないか?」

夕雲「それは長波さんを押し倒した時に──」

長波「まぁいいか。じゃあとりあえず10回な」

夕雲「10回!?そんなにも無理よ!」

長波「はい、いーち」

夕雲「あっ……ぃ…………な、なによ、驚かせて……10回出し入れするくらいぃぃぃぃぃぃっぐぅぅぅ!!!!」

清霜「夕雲姉さん、何をしてるの?」

長波「ん?うちの提督の真似。中で凄い動きすんだよ、指が」

夕雲「はぁっ……はぁっ……」

長波「じゃあ2回目いくぞー」

夕雲「ま、待って!休憩!休憩は……あ、ああああああ!!!!無理無理!そっちはダメ!!」

長波「あ、こら。勝手に3回もイクなよ」

15分後

夕雲「はぁ……はぁ……」

長波「流石に後半は時間がかかったな。にしても感度良すぎだろ。提督なら3分コースだぞ」

清霜「…………」

長波「どうした清霜?」

清霜「夕雲姉さん……なんだか可愛い」

夕雲「はぁ……はぁ…………へ?」

浜波「うん……怖くなくなった……気がする……」

夕雲「私が……怖い……?」

早霜「いつも痛かったから……」

夕雲「じゃあ私は本当に下手で……」

清霜「長波姉さん!私も夕雲姉さんにやってみたい!」

夕雲「清霜さん!?」

長波「おー、やってみろやってみろ。やり方教えてやるから」

夕雲「待って!末っ子にそんな恥ずかしい事は──」

長波「指は上向きにして、こう挿れるんだぞ」

清霜「こう?」

夕雲「んっ、はあぁ……!清霜さん、やめなさい!」

浜波「はむっ……ちゅっ……」

早霜「夕雲姉さんの腋……綺麗……ぺろっ……」

夕雲「あなた達までどうしたの!?ま、待って、もう軽くイッちゃってるからぁ……!」

浜波「夕雲姉さん……痛いのは怖かったけど……大好きだから……」

早霜「今の夕雲姉さんは可愛いだけです……フフッ」

長波「上の方がザラザラしてるの分かるか?」

清霜「んー……ここ?」

夕雲「イッ……!!あああっ!!」プシュッ

長波「おお、正解正解。夕雲はこの水みたいなのがすぐ出るから分かりやすいだろ?」

清霜「ほんとだ!えいっ、えいっ♪あははっ、噴水みたいに出てくる!」

夕雲「カ……ハッ…………もう……」

長波「んじゃ次は指をひっくり返して下の方をグッと押してみ。夕雲はこっちの方が弱いから」

清霜「こう?」

夕雲「だめだめだめだめ!!おしり……お尻の方にきちゃうから!!いいぃぃ……!!」

清霜「わぁっ、でたでた!また噴水みたいにでたよ!」

早霜「私もそれやってみたい……」

浜波「あの……あたしも……」

長波「おう。やれやれ。夕雲は怖く無いから仲良くするんだぞ」

清霜「はーい」

夕雲「…………はぁ、はぁ」グッタリ

長波「あーあー、だらしない顔して。こりゃもう手を抑える必要もなさそうだな」

長波「そんじゃああたしは向こうでちょっと寝てるから」

清霜「きゃっ!!夕雲姉さん!?痛い、痛い!」

長波「ん?まだそんな元気が」

夕雲「ごめんなさい清霜さん、でも何かを抱き締めていないともう意識を保てないの……!」

清霜「夕雲姉さん……はむっ……ちゅっちゅっ……」

夕雲「だからどうして吸うの!?」

清霜「夕雲姉さんが可愛いからつい……清霜も夕雲姉さんを抱きしめてますから!早霜達の指でいっぱい気持ち良くなってくださいね!」

夕雲「んっ、じゃあお願いだから……イク時の顔だけは見ないでね……イッ、イクッ……」

清霜「じぃー……夕雲姉さんかわいい」

夕雲「姉としての威厳が……」

長波「やれやれ、流石百合鎮守府だな。一件落着だけど……攻守が変わっただけだったような……んまぁいいか」

ツンツン

長波「ん?なんだ、高波は一緒にいかなかったのか?」

高波「はい……高波もお願いしたいかも……です……」

長波「恥ずかしがらなくてもみんなしてるんだから混ざればいいだろ?」

高波「でも……やっぱり恥ずかしいかも……」

長波「仕方ないなぁ。ほら、連れて行ってやるから」

高波「あ、あの、そうじゃなくて!」

長波「ん?」

高波「だから、あの……高波は、長波姉さまに……してもらいたいかも……です……」

長波「えっ?」

高波「長波姉さま…………挿れてほしいかも……」

長波「あー、んー……あんまりそっち系は興味ないんだけど……」

高波「長波姉さま……長波姉さま…………」

長波「分かった分かった。分かったから擦り付けるな。もっと良くしてやるから。ほら、股を──」


この何回も後イクかもした

末っ子の秋雲に自分たちの一般常識が通用しなかった陽炎型の悲しい物語

年内休みなし
それでも間に合わないからバイトを雇った
それでもそれでも間に合わないギリギリのギリ

イベントに参加できない
甲勲章21個目取り逃がしの危機
新しい軽巡の子は欲しい

出来るだけこっちに書く
龍驤だけはR板に行く。ホテルか多目的トイレか公園の草むら
バイトくんの頑張り次第で10日過ぎから少しづつ書いていく予定

書ければ短いのをポンポンと書いていきま

バイト辞めました

買い物中

提督「今日は2人だから食費も安く済みそうだな」

龍驤「むしろ2人だけなんやから贅沢しよーや」

提督「贅沢かぁ」

龍驤「冗談や冗談。ウチはなんでもかまへんよ」

提督「刺身買って女体盛りかぁ」

龍驤「凹凸が無いから盛り付けやすいで~」

提督「あははははは」

龍驤「アハハハハハ」

提督「龍驤はわかめ酒できないからなぁ」

龍驤「アハハハハハ」

文月「ふみぃ……」

龍驤「お?どないしたんやろか?」

提督「あー、あの木に引っかかってる風船じゃないか?」

文月「ふみぃ……」

提督「風船引っかかったのかい?」

文月「ふみぃ」

提督「よし、おじさんが肩車してあげよう」

龍驤「え?手伸ばしたらとれるんちゃうん?」

提督「肩車で幼女の太ももを堪能するくらいのメリットは必要なんだよなぁ!」

文月「ふみぃ」

提督「をほほっ!細いけど柔らかい!」

文月「ふみぃ」

龍驤「アホな事言うとらんで、もう取ったみたいやからはよ下ろしたり」

提督「……」

文月「ふみぃ……」

龍驤「なにじっくり堪能しとんねん」

提督「ふみぃ……」

文月「ぱぱ」

提督「ふみぃ……」

龍驤「なにこれ……」

男「おいねぇちゃん!ぶつかったんやから謝らんかい!!」

タシュ「どうしてこっちがあやまるんだい?」

男「日本は左側通行や言うとるやろ!そっちが右側あるいとったからぶつかったんちゃうんかい!」

龍驤「うわー。わかりやすい迷惑おっさんやなぁ。あんなんがおるから関西弁しゃべっとるウチらまで肩身狭なるんや」

提督「歩行者は右側だしな」

龍驤「……」

提督「さあ行こうか」

龍驤「はっ?えっ??なんで?助けへんの?」

提督「俺も普通の人間だからな。出来るならややこしい問題に巻き込まれたくない」

龍驤「いやいやいや、どないしたん!?いつもやったら飛んで助けに行くやろ!?」

提督「ちょっとその……怖いんで」

男「なんとか言わんかい!!もうええわ。これ骨折れとるし金払うか介抱してもらおか」

タシュ「解放?」

男「ちょっと2時間くらいあっちのホテルで相手してくれたら許したる言うてんねん」


龍驤「ほら!アホな事言うてらんと!」

提督「俺たちは何も見なかった。良いな?よし、いくぞ」

龍驤「なんやそれ。ちょっと見損なったで。せやったらウチが助けに行くわ」

提督「バカ!やめとけ!危ないから!」

龍驤「はなさんかい!!」

大尉「おやおやおやー……?何をやっているんだ?同士中くらいの」

提督「あー……」

龍驤「なんやあのえっらい傷だらけの姉ちゃん……司令官かいな?」

提督「龍驤、俺たちは今日何も見なかった。いいな?」

龍驤「さっきからなんやねんな?」

タシュ「なんだかぶつかって怪我をさせちゃったみたいなんだ」

大尉「私にはピンピンしているように見えるが?」

男「そう見えるだけで折れとんねん!」

大尉「同志ちっこいの。この場合この国ではどうするのが正しいのだ」

ヴェル「普通に謝れば良いと思うよ」

タシュ「なるほど。すまなかったね」

男「謝って済むかい!!」

大尉「どうやら謝るだけではダメみたいだぞ?」

男「せや、介抱してもらおうか。そっちの姉ちゃんでもワシはかまへんで?」

ガングート「?」

大尉「同志おっきいのに何をさせたいのかハッキリ言ったらどうだ?」

男「せやから女が男にする介抱言うたらあれしかないやろ」

大尉「同志ちっこいの、こいつは何を言っているのだ?」

ヴェル「ドスケベな事を要求しているよ」

大尉「ああ、なるほどなるほど。そう言うことか」

男「で?誰が相手してくれるんや?そっちの小さいんでも、なんならあんたでもええんやで?」

大尉「フフッ……フハハハハハ!!」

男「な、なんやねん」

大尉「いや、失礼。普段私がいる国ではそんな事を言うバカはいなかったものでな」

タシュ「もう!結局どうしたらいいんだい?」

大尉「良いじゃないか。だったら私たち全員で介抱してやろう」

男「なんやフルコースかいな?ほなたのむわ!」


龍驤「…………なんやったんや?結局男が連れてかれたで」

提督「明日のニュースになりそうだね」

龍驤「ってかあのおっさん……途中からペラペラとロシア語喋っててビビったわ」

働こう

雌鎮守府

女提督「ハアァ……みんな仲良くやってるかしら。色んな意味で」

女提督「…………よし!ちょっと様子を見に行ってみよう!ぐひひ」

夕雲型の部屋

女提督「この部屋が1番良いことになってそうなのよねぇ……」

ガチャッ

夕雲「ムリ!もうムリだから!」

清霜「姉さま可愛い!姉さま!姉さま!」

早霜「夕雲姉さんはココが好き……」


高波「長波姉さますごいかも……!すごいかもです……!」

長波「そういう時はすごいじゃなくて、イクッて言うんだぞ」

高波「好き!長波姉さま好き!大好き!」

長波「そこは「かも」って言わないんだ……なっ、と」

高波「すごっ……い、く……かもです!」


女提督「おおおお……なんか思ってたのと違うけどしゅごい……」

長波「もうそろそろいいか?」

高波「も……もう一回、して欲しいかも……です……」

長波「もう12回目だぞ?お前まさか……サキュバスの」

夕雲「ハァ……ハァ……、長波さん」

長波「おわっ!?夕雲?どうやってここに!?」

清霜「あうぅ……」ビクンビクン

早霜「…………」ショワァァ

夕雲「みなさん疲れて寝ているわ」

長波「おおう……」

夕雲「あれだけ身体にあなたのテクニックを覚えさせられたんだからこれくらい当然よ」

長波「まぁなんかみんな気持ち良さそうな顔してのびてるし良いか」

夕雲「ええ……みんないつもと全然違って凄く良さそうにしてくれていたわ……だからね、長波さん」

夕雲「あなたのテクニックをもっと私に教えてほしいの!高波さんを使って!」

高波「えっ!?」

長波「じゃあまずは指の使い方からだな。中に挿れたらこの関節をこんな感じで……」

夕雲「そんなグネグネするの!?……勉強になるわね」

長波「高波、ちょっと四つん這いになってお尻突き出してみ」

高波「はい……あの、優しくしてほしいかも……」

夕雲「じゃあまずは長波さんに手本を見せてもらって、その後に私が高波さんを犯すわね」

高波「犯されるかも!?」


犯された

女提督「ふぅ……凄かったわ。体内からあんなに水分が出るものなのね」

女提督「次は誰の部屋に……あら?あんな着物を着た女の子なんてうちにいたっけ……?運動場で何してるのかしら?」

響「むーむー」

女提督「響ちゃん!?どうしてそんなボールギャグを!?」

暁「よもやよもや!」

電「み、水の呼吸なのです!」

女提督「ああ……あれはいま巷で大流行している鬼滅の刃。ごっこ遊びだったのね。猿轡が無いから誰かからボールギャグを借りたのかしら……絵面が……」

響「むーむー」

暁「凄いわ響子!よだれもたらして鬼になりきってるのね!」

響「ぷはっ。これをつけてるとよだれが出るだけだよ」

暁「電治郎も見習いなさい!」

電「なんだかサイエンスの先生みたいな名前なのです……」


女提督「鬼滅の刃は艦娘にも人気があるのねぇ。でも鬼役はどうするのかしら?子供なんて特にみんなヒーローをやりたいだろうし」

ズドン!!

女提督「なに!?上から何か」

離島棲鬼「フゥー……」

女提督「ええ!?深海棲艦の強襲!?いったいどこから!?」

暁「お前は……上弦の参ね!」

女提督「ええ!?」

女提督「え?あ、もしかして誰かが鬼を演じてるの?鬼役だけクオリティ凄いわね……」

電「はわわ……どうしてこんな所に深海棲艦の鬼級が……」ガタガタ

響「すぐ執務室の司令官に……」ガタガタ

暁「よもやよもや!」

女提督「なんか3人にすごい温度差があるんだけど!?」

離島棲鬼「素晴らしい提案をしよう。私のママにならないか?」

暁「ならないわ!私は炎柱!暁杏寿郎よ!」

離島棲鬼「私は離島棲鬼。杏寿郎、私のママになれ」

暁「どんな理由があってもあなたのママにはならないわ!」

離島棲鬼「そうか……ママにならないなら殺……こ、ころ……す……」ボソボソ

暁「私は私の責務を全うするわ!ここにいる子達は誰も殺させない!」

電「暁ちゃん……かっこいいのです!」

響「尊敬する」

女提督「あ、あのー、これいまどういう状況?」スタスタ

離島棲鬼「…………」


提督『お前たちは絶対他の人間……特に提督には見つからないこと。艦娘に見つかるのも極力見つからないように』


離島棲鬼「ちっ……」バッ

電「逃げたのです!」

暁「いたたた……」

響「暁、大丈夫?」

暁「私がここで死ぬことは気にしないで……」

女提督「死ぬの!?」

女提督「さっきの深海棲艦はいったい……」

暁「鬼滅の刃ごっこ楽しかったわね!」

響「やー」

電「楽しかったのです」

女提督「やっぱり遊びだったのね。さっきの鬼役は誰がやってたの?凄く本物っぽかったけど」

響「暁の鎮守府にいる龍驤らしいよ」

電「この為に来てくれたみたいなのです!でも本物みたいで凄く怖かったのです……」

女提督「確かに小さかったわね……もう、ビックリさせないでよ」


空母棲姫「離島棲鬼ずるーい」

飛行場姫「私がママと遊びたかったぁ」

北方棲姫「ズルイ!ズルイ!」

港湾棲姫「……」

離島棲鬼「フフッ、姫級に生まれた事を恨みなさい!」

劇場版鬼滅の刃はだいたいこんな感じでした

大潮「大潮たちの部屋はこっちです!」

朝潮「大潮……」

ガチャッ

大潮「ようこそ!私たちの部屋へ!」

朝潮「中に誰もいませんよ?」

大潮「今はみんなパトロール中に言ってるみたいですね」

朝潮「そうですか」

大潮「…………あ、朝潮、お姉ちゃん!」

朝潮「なんでしょうか?」

大潮「えーっと……お姉ちゃんって呼んでも良いですか?」

朝潮「はい。私は朝潮型一番艦なのでお姉ちゃんで間違いないです」

大潮「ほんとですか!?お姉ちゃん!お姉ちゃん!大潮はテンションあげあげです!」

大潮「うちの鎮守府はお姉ちゃんがいないから大潮が長女なんです。だからお姉ちゃんに憧れていて……」

朝潮「私には姉がいないのでよくわかりませんが」

大潮「お姉ちゃんの鎮守府に妹はいるんですか?」

朝潮「今こっちの鎮守府にいる妹は霞だけですね」

大潮「大潮はいないんですね!じゃあこの大潮がお姉ちゃんの初めての大潮に──」

朝潮「いえ、大潮は少し前までいましたよ」

大潮「……そうなんですか?」

朝潮「今はもういなくなってしまいましたけど……」

大潮(お姉ちゃんの悲しそうな目……)

大潮「もしかしてその大潮は海底に……?」

朝潮「海底というか土の中ですね」

大潮「え?」

朝潮「少し前までは沢山いたんですよ」

大潮「大潮が沢山いたんですか?」

朝潮「はい」

大潮「自分で言うのもなんですけど……大潮を複数所持するの珍しいですね」

朝潮「私は大潮が好きだったので沢山いて嬉しかったですけどね」

大潮「うぅ~……!なんだか照れ臭いです。お姉ちゃん、手を握っても良いですか……?」

朝潮「手を?かまいませんよ?」

大潮「えへへ。いなくなっちゃった子の代わりに大潮が新しいお姉ちゃんの妹です!これで寂しくありません!アゲアゲです!」

朝潮「そうですか。大潮は優しい子ですね」ナデ

大潮「わわっ……頭を撫でられるなんて初めてです……」

朝潮「霞は褒める時にこうしてあげると喜ぶんです」

大潮「はい……ところで大潮は何隻くらいいたんですか?沢山って事は2隻や3隻じゃないですよね。もしかして10隻くらい……」

朝潮「数えたことがないので正確な数はわかりませんが……200か300はいたんじゃないでしょうか」

大潮「ええ!?」

大潮「それは流石に多すぎじゃないですか?」

朝潮「気がつくと勝手に集まって来ていたので。その日いる大潮が昨日いた大潮とは限りませんし」

大潮「なんだかちょっと恐ろしい話ですね……そんなに大潮を集めて一体何を……大量の大潮達は何をしていたんですか?」

朝潮「基本的に半分くらいはいつも鳴いていましたね」

大潮「泣いていたんですか!?」

朝潮「数が多いのでよくうるさいと怒られていましたが」

大潮「そんな……泣いているのに可哀想じゃないですか…………どうして泣いていたんでしょうか」

朝潮「秋雲に聞いたら大潮は交尾がしたくて泣いていたらしいです」

大潮「なんか違う意味でめちゃくちゃ可哀想じゃないですか!」

朝潮「あとよくおしっこで布団を汚したりして大和さんも困っていました」

大潮「おねしょですか……それは同じ大潮として恥ずかしい限りです」

朝潮「おねしょと言うより、外に干している布団や洗濯物におしっこをかけていくんです」

大潮「その大潮頭おかしいんじゃないですか!?」

朝潮「よく鳴きながらおしっこを飛ばしていましたよ」

大潮「えぇ……でもお姉ちゃんは泣いていた大潮を助けてくれたんですよね……?」

朝潮「大潮は今も私の中で生き続けています」

大潮「お姉ちゃん……」

朝潮「朝潮の血肉となって」

大潮「えっ?心の中で生きているとかじゃなくて、血肉になっちゃったんですか?

朝潮「大潮が1番沢山いたのは夏頃でした。あの頃はどこにでも大潮がいて賑やかでしたね」

大潮「そうだったんですか」

朝潮「近寄るとすぐに逃げてしまって最初は苦労させられたんですよ」

大潮「あはは、賑やかにしてるけど意外とシャイだったりするんですよね」

朝潮「でもコツを掴んでからは簡単に捕獲する事が出来るようになりました」

大潮「捕獲……?捕獲してどうするんですか?」

朝潮「籠の中に閉じ込めるのが普通らしいです」

大潮「大潮を閉じ込めてどうするんですか!?」

朝潮「特に意味はありませんが、餌も与えず忘れてしまう事が多いので数日で死んでしまうらしいです」

大潮「そんな……!」

朝潮「鳴いている大潮を捕まえる事が楽しいだけで、その先には興味が無いようですね。酷い話です」

大潮「なんだか少し……深海棲艦の気持ちが分かってきた気がします。お姉ちゃんはそんな事しませんよね!?」

朝潮「私はちゃんと可愛がっていましたよ」

大潮「ですよね!」

朝潮「食べずに殺すなんてもってのほかです!」

大潮「はい!その通りで…………食べずに……?」

大潮「そういえばさっきも血肉って……お姉ちゃん、もしかして大潮を食べちゃったんですか……?」

朝潮「夏場は1日に20は大潮を食べてましたね」

大潮「そんなにもですか!?」

朝潮「大好きだったので。あの味が」

大潮「それは……あっ、性的な意味で食べちゃったんですよね……?」

朝潮「いえ、食事的な意味ですよ?こう頭をちぎって──」

大潮「頭をちぎる!?」

朝潮「はい。基本的に食べるのは肩辺りの筋肉だけですから」

大潮「どうしてそんな酷い事を……」

朝潮「酷い?それは違いますよ。例えば大潮も毎日食事をしていますよね?その時に食べる魚や豚肉牛肉鶏肉……全て生きているものなんです」

大潮「それは食べますけど……でも大潮の頭をちぎって食べるなんてあんまりです!」

朝潮「……大潮、よく聞いてください。私は何も考えず、自分の手は一切汚さず、出された肉や魚に対して何の感謝もなくただなんとなく美味しい美味しいと言って食べるような愚か者に育ってほしく無いんです」

朝潮「私たちは生き物を殺し、その上で生かされている。自分の手で生き物を殺し、そしてそれを食べるからこそ本当にそう実感できるはずです」

大潮「大潮だってご飯を食べる時はちゃんといただきますをしています!」

朝潮「それは何のためにいただきますをしているんですか?」

大潮「何のために…………料理を作ってくれた間宮さんにです!感謝しています!」

朝潮「それだけですか?」

大潮「あとは……ご飯の材料を買ってくれた司令官にも……」

朝潮「その材料となった肉や野菜を育ててくれたものには感謝しましたか?肉となった牛や豚には感謝しましたか?自分が食べる為に殺した魚には感謝しましたか?」

朝潮「あなたはただ美味しいものが食べれて嬉しいという気持ちしかなかったのでは無いですか?そこに感謝の気持ちはありましたか?」

大潮「あります……」

朝潮「スーパーに並んでいる肉はあの状態で生まれてきたわけではありません。誰かが生き物を殺してスーパーに並んでいるという認識は持っていますか?それを残酷な事だと思いますか?」

大潮「それは……」

朝潮「大潮の頭をちぎって食べるのもそれと同じです」

大潮「それは明らかにおかしいです!!猟奇的過ぎます!狂気です!!」

朝潮「どうして分からないんですか!」

大潮「じゃあもし大潮が霞を食べててもお姉ちゃんは何も思わないんですか!!」

朝潮「変なこと言わないでください。霞は食べ物じゃありません」

大潮「うわああああああ!!頭がおかしくなりそうです!!」

ガチャッ

霞「お姉ちゃんの言う「大潮」はセミのことよ」

大潮「霞!えっ?セミですか?」

霞「そう。お姉ちゃん、なんかよく分かんないけどセミを見つけると全部大潮って名前にしちゃうのよね」

朝潮「コオロギも大潮ですよ?」

大潮「なんだセミの話だったんですか……でもセミに大潮って付けられるのは複雑ですね……あとセミを食べてたんですか?」

霞「お姉ちゃん何でもすぐ食べちゃうから」

大潮「でもいただきますの大切さを教えてもらった事には感謝です」

霞「お姉ちゃん絶対感謝なんてしてないけどね。いただきますと同時にいつも口に入れてるし。多分豚肉と牛肉の違いも分かってないんじゃないかしら?」

朝潮「失礼な事を言わないでください。ハンバーグとステーキの違いは分かります」

霞「この前もカツオのたたきをマグロ美味しいって言いながら食べてたじゃない」

朝潮「マグロもカツオも似たようなものです。お腹に入ってしまえば肉も魚も一緒ですから」

大潮「さっきまで感謝の気持ちが……って言ってたのに……」

霞「ときどきお姉ちゃんムーブする時あるのよね」

朝潮「そんな事を言うならもう霞の頭はなでてあげません」

霞「ええ!?お、お姉ちゃん、冗談だから。ね?」

大潮「そういえば霞は白露型の部屋に行ったんじゃなかったんですか?」

霞「あー……うん、まぁなんて言うか…………下手くそって言ったら落ち込んじゃって」

朝潮「霞は口が悪過ぎます」

霞「仕方ないじゃない!いきなり服を脱がせてきたと思ったら力任せに無理やり……あんなのでテクニックがどうとか言ってきたから下手くそって正直に言ってやったのよ!」

大潮「ええーっ!時雨と夕立は夕雲の次くらいにテクニシャンだって言ってたのに……」

霞「いきなり耳を舐めたり胸を触ったり下着の中に手を入れてきたり……なんなのあれ?秋雲の描いてるウスイホン?の見過ぎじゃないの?」

朝潮「そういえば霞は毎晩司令官の布団に潜り込んで、本当の快楽堕ちを知っていると秋雲が言ってましたね」

霞「は、はあ!?」

朝潮「快楽堕ちとはなんですか?あと司令官の指2本ですぐ潮吹きするとも秋雲は言ってましたけど潮吹きとはなんですか?鯨?大鯨さんと関係が?」

霞「と、とにかく!クズ司令官以下のテクニックだったから下手くそって言ってやったのよ!」

朝潮「?」

大潮「そういえばお二人の司令官は男性なんですよね?」

朝潮「はい」

大潮「なるほど……」

大潮(男性の司令官……気になりますね)

朝潮「あっ、いま押し入れの中から大潮が」

大潮「それだけはやめてください!!」

秋雲・長波以来、最近数年ぶりに私の心を根こそぎ持って行ったキャロル・マールス・ディーンハイムちゃん

陽炎型の部屋

陽炎「さあさあ、こっちこっち!」

秋雲「そんなに急いで何で遊ぶつもりなのさ~?」

黒潮「そりゃー、なぁ」

不知火「おもちゃです」

秋雲「おもちゃ遊びはもう卒業してるんだけどなぁ」

陽炎「バカねぇ。私たちが使うおもちゃは大人のおもちゃに決まってるじゃ無い」

浜風「今日はどれを試しますか?」

ガシャッ

秋雲「お?おお~!!すっごー!」

陽炎「さすが私の妹。興味津々って感じね!」

秋雲「初めて見た!ちょっと写真撮って資料にしよっと」

黒潮「写真なんか撮ってらんと、実際に体験してみたらどうや?なんならウチらが手伝ったってもええで?」

秋雲「いやー、それにしてもこれがバイブかぁー」

不知火「その大きい物は結局誰も使えませんでしたけど」

陽炎「まぁ興味本位で買ったやつだしねぇ」

秋雲「へー……バイブって意外と小さいんだなぁ……」

陽炎「ん?」

秋雲「もっと実物くらいの太さと大きさなのかと思ってたわ~」

黒潮「実物……?」

陽炎「あ、秋雲、あんたまさか……そういう経験あるの?」

秋雲「へ?まぁうちの提督は男だからね」

黒潮「それでその……これより大きいん?」

秋雲「う~ん……大きくなる前はこれくらいだった気もするけど」

不知火「男性器とは大きくなったり小さくなったりするモノなのですか?」

秋雲「そりゃーそうよ。あんなのフルサイズになったらズボンに入り切らないって」

浜風「これで小さい……」

秋雲「これだと多分1番奥に届かないでしょ?」

陽炎「いやいや、そもそもこんな長くて太いのはいらないから!」

秋雲「え?」

陽炎「男の人ってそんなに凄いの?」

秋雲「私は提督のしか知らないからなんとも言えないけど……んー、提督のを基準に考えるならかなり小さいよね」

黒潮「そんなん全部入るんか?」

秋雲「無理無理!私が上になって限界まで挿れた事あるけど3分の2くらいしかはいんなかったもん」

不知火「それは秋雲の根性が足りなかっただけでは?」

陽炎「ま、まぁあんまり痛いと自分で加減しちゃうもんね」

秋雲「いや、もう行き止まりまで挿れてたから秋雲さんの身体浮いてたんだけど」

黒潮「なんやそれ……こわっ……」

陽炎「だったら小さくすれば良いのよ!このおもちゃで鍛えたノーハンドの技を見せてやるわ!」

秋雲「ノーハンドとか無理だと思うけどなぁ。右手で握って、その先を左手で握って、残った部分すら口に入りきらないし」

不知火「喉まで使えばなんとかなるのでは?」

秋雲「うちの提督ってば可哀想な事は出来ないとか言って無理やり口にねじ込んだりはしないんだよねぇ。下の口には問答無用でぶち込むくせに」

陽炎「だったらあらかじめ一回出してもらって、小さくしてからすれば良いのよ!」

秋雲「私も前はそう思ってたんだけどさぁ、実際男の人って20回くらい射精しても小さくなんないんだよねぇ」

黒潮「そうなん?」

秋雲「むしろ5.6回出してから凶暴化するみたいな」

浜風「ですが私たちの読んだ薄い本では2度3度が限界だと!」

秋雲「薄い本なんて所詮はフィクションなんだよ。現実はもっと凄いから……って言うか、ここの子達は男性に興味ないんでしょ?」

陽炎「あるに決まってるじゃない!ただ……」

黒潮「司令はんが女の人やからこないなっとるだけで、ほんまは……なぁ」

浜風「やはり本物とおもちゃでは気持ち良さもちがうのでしょうか?」

秋雲「ああ、それはハッキリ違うと言い切れるよ。まぁおもちゃは使った事ないんだけど」

秋雲「温もりとか声とか、あと相手を気持ちよくさせるだけでこっちまで気持ち良くなってくるし。何より好きな相手とヤルのはやっぱ最高よ!」

不知火「よければ男性についてもっと詳しくお願いします」

秋雲「もちろんいいよー。まず騎乗位なんだけど、あれは主導権取れてるように見えて、実は下から突かれると最高にヤバ──」


女提督「そんな……新たな花園作りのはずが……私の花園が破壊されている!?」

まだイベント1マスもやってないので年明けまでイベント終わらないでください

鎮守府

提督「さてと。そろそろ終わりにするか」

龍驤「お疲れさん」

提督「ほんとにさ。ケーキ屋で働くよりデスクワークの方が何十倍も疲れるよ」

龍驤「仕事あるだけマシやろ。贅沢言うたらあかんで」

提督「飯作る前に風呂入ろうかな」

龍驤「せやな。疲れとってきいや」

提督「よし、じゃあ行くか」

龍驤「…………」

提督「龍驤?」

龍驤「ん?なんや?」

提督「いやだから風呂行くぞ」

龍驤「…………ああっ!ウチも一緒にか!」

クリスマスイブに徹夜で仕事とか嘘でしょ
続きは明日(今日)書きます

提督「いつも一緒に入ってるのに何言ってるんだ?」

龍驤「アッハハ……せやな。ほんならウチも着替え持ってくるわ」

提督「じゃあ先に入ってるからなー」


風呂場

龍驤「おまっとさーん……って、もう風呂入ってしもとるか」

龍驤「にしても…………なんや恥ずかしいなぁ……」

龍驤「いつもはみんなで入っとるから気にならんかったけど……とりあえずタオルで前だけ隠しとこ」

ガチャッ

龍驤「おまたせー」

提督「龍驤、どうしたんだタオルなんて持って」

龍驤「え!?あ、あー、いや、これはあれやん?なんてゆうか、あー…………ほら、2人きりやし!なんかこういうのって初々しくてええやろ?」

提督「なるほど!確かにいつもみたいに全裸で入ってくるより、見えない部分がある事で逆にエロさが増してるな!」

龍驤「…………やっぱりタオル置いてくるわ」

提督「えっ?」

龍驤「なんか緊張しとったんがアホらしなったわ。キミはいつも通りやし、ウチもいつも通りさせて貰うわ」

提督「うーん」

龍驤「なんや?急に唸って」

提督「龍驤、ちょっと手を上に伸ばしてノビしてみてくれないか?」

龍驤「ノビ?こうか?」グ-ッ

提督「おお……!」

龍驤「せやからなんやねんな?」

提督「最近気づいたんだけどな。俺は脇腹フェチらしいんだ」

龍驤「…………」

提督「脇腹から薄らとのぞく肋骨……最高だと思わないか?」

龍驤「知らんがな」

龍驤「だいたいウチの身体の肋骨なんか見て何がおもろいねん」

提督「世の中には貧相な身体が好きな男なんて腐るほどいるんですよ!」

龍驤「誰が貧相な身体や!しばいたろか!」

提督「龍驤、もっと自分の身体に自信を持て。昔から言うじゃないか。貧乳はステータスだ!希少価値だ!って」

龍驤「そんな希少価値いらんわ!……仮にステータスやったとしても、好きな相手が貧乳好きちゃうかったら意味ないねん」

提督「そんなもんなのかな」

龍驤「せや!自分かて巨乳の肋骨の方がええんやろ!!」

提督「まぁ確かに巨乳の肋骨もそれはそれで良いけど……やっぱり肋骨は貧乳に限るだろ?」

龍驤「知らんわ」

提督「俺は好きだよ。龍驤の肋骨」

龍驤「いや、肋骨をピンポイントで好きや言われても複雑な気持ちなんやけど……」

提督「今更龍驤の顔や性格が好きとか言うまでもないだろ?」

龍驤「むむむ……そ、そういうとこや!ほんまもう……」

龍驤「あほの相手してたら体冷えるわ。ウチも湯に浸からせてもらお」

提督「うむ……」ススス

龍驤「え?な、なんでそんな近寄ってくるねん」

提督「いやー、慣れとは恐ろしいもんでな。湯船で誰かを抱いてないと落ち着かない体になってしまったんだよ」

龍驤「そう言うんは駆逐艦の仕事やろ!毎回毎回膝の上争奪戦やって……」

提督「今日は誰もいないからな。ゆっくり湯につかれると思ったんだけど、なんかこう……身体が密着してないと落ち着かないと言うか」

龍驤「こ、こら!手をワキワキしながら近づいてくるな!ウチは駆逐艦ちゃうねんで!」

提督「名誉駆逐艦みたいのもんだろ?」

龍驤「よっしゃ。しばいたるから殴られたい方のほっぺた出さんかい」

提督「あー、この感覚だよ。落ち着くな」

龍驤「…………」

提督「よく男女が抱き合うシーンって良くあるけどさ、こうやって後ろから抱きしめる方が何倍も興奮するよな!」

龍驤「……知らんわ。あとお尻になんか当たってるんやけど」

提督「でも後ろから抱きしめられるのも好きだけどな。背中に胸があたって、あっ」

龍驤「おい。自分今、何で「あっ」て言うて止まったんや?怒らんから言うてみぃ」

提督「ま、まあ……胸は当たらなくても……」

龍驤「やめんかい!同情するなら乳をくれ!」

提督「乳なき子……」

龍驤「まあウチは普通に抱き合うんも良いと思うけど……」

提督「確かにあんまり風呂でそんな風に抱き合う事って無いからよく分からないよな」

龍驤「……ちょっとやってみる?」

提督「でも向き合って抱き合うと胸が邪魔で密着具合は、あっ」

龍驤「誰が背中も正面も同じ抱き心地や!どうせ抱きしめて「背中と思ったら正面やった」とか言うんやろ!」

提督「そこまでは言ってないけど……」

龍驤「ほら!正面向いて抱きしめてみい!」

提督「正面から抱きしめる時ってポジションが難しいな」

龍驤「ポジション?」

提督「龍驤がこっち向いて膝の上に座る訳だろ?」

龍驤「まぁそうなるな」

提督「その時俺の股間のポジション取りはどうすれば良いんだ」

龍驤「ど、どうでもええわ!ロマンチックのかけらもない心配やな!」

提督「どうでも良くはないだろ!うっかり挿れてしまう可能性もあるんだぞ!」

龍驤「とんでもないうっかりやな…………確かに湯船の中でそそり立ってるみたいやけど……」

提督「とはいえ流石に湯船の中でうっかり入る事もないか。エロ漫画と違って水中では滑りが悪くてなかなか入らないみたいだからな!」

龍驤「…………」

提督「龍驤?」

龍驤「いや、その、な?ウチ……多分湯船の中でも問題ないくらい今、滑りがようなっとるかもしれへんねんけど……」

提督「ふむ……どういう事なのかね?」

龍驤「……へそした辺りがむず痒い」

提督「龍驤、お前は俺を殺しにきてるのか」

提督「まぁ確かに今すぐ挿入したい気持ちではあるが」

龍驤「自分、秋雲とケッコンしてからそういうの正直になったな」

提督「悲しき童貞の末路だな。一度知ってしまったら止まらなくなってしまうんだ」

龍驤「…………じゃあ、今からウチともやってみる?」

提督「あかん!」

龍驤「えぇ……告白されてもOKしたら断られた気分やわ……」

提督「お風呂とかって結構菌がいたりするから身体に良くないんだよ」

龍驤「別にウチは艦娘やし、そういうんは気にせんでええと思うけど」

提督「俺は気にするから!」

龍驤「変なとこで真面目なやっちゃなぁ……ほんなら入らんように身体の間に挟んで……これでええやろ?」

提督「…………ふぅ」

龍驤「は?え?ちょっ……なんかお腹のところでビクビクしとるんやけど!?」

提督「そんなもん……いきなり握られて裏側にお腹擦り付けられたら出るに決まってんだろ!!」

龍驤「何ギレ!?」

提督「龍驤、困ったぞ」

龍驤「困っとるんはこっちの方や!って、またなんかビクビクしとるんやけど!」

提督「湯船で抱き合って気づいたんだけど、これは挿れたくてしかたない」

龍驤「さっきまでバイ菌はいるからあかんとか言うとった真面目なキミはどこいってしもたんや!?」

提督「間近でこうやって見てると可愛くてつい」

龍驤「ほんなら……これでどうや?」コツッ

提督「ムム……」

龍驤「微妙に離れてるから気になるねん。こうやっておでこ引っ付けるくらい近かったら顔もよう見えへんやろ?」

提督「これはこれで興奮するんだけど」

龍驤「じゃあ……キミは湯船で挿れるん躊躇するみたいやし……ウチが代わりに入れたろか?」

提督「えっ!?尻になにを!?」

龍驤「尻やのうてこっちや!あほ!」

提督「む、んん……!!」

龍驤「…………ぷはぁっ。どうや?舌やったら入れても問題ないやろ?」

提督「龍驤…………実は人間の口内って言うのはバイ菌が非常に多く」

龍驤「うっさいアホ!……そ、そんな事言うとる口はもう一回塞いだらなあかんな」

提督「ちょっと待ってくれ」

龍驤「……なんや」

提督「確かに秋雲とケッコンしてから性に貪欲な性格にはなったんだけど、冷静に考えたら挿れるだけでキスとかはあんまりしてこなかったんだ」

提督「だから上手く出来る自信がない!」

龍驤「そんなんウチかて一緒や。キスとか……キミが初めてやったし……」

提督「初心者にあんなテクニックがあってたまるか!こちとらさっきので3回は射精してるんだぞ!」

龍驤「それはその……1人で練習しとったって言うか……寝る前とか、いろいろその、妄想して舌動かしてみたり……」

提督「…………」

龍驤「って、なんでこのタイミングでビクビクさせとんねん!」

提督「すまん。龍驤がベッドでキスの練習してる姿想像したらつい」

龍驤「……で?キミ的にはどうやったん?」

提督「どう?」

龍驤「せやから!その……ウチにされてどうやったんかなって」

提督「キスだけで3回射精する程度には良かったよ」

龍驤「あかん。それ基準がよう分からんわ」

提督「じゃあ……もう一回したいと思うくらいには良かったよ」

龍驤「なんやその言い方。上から目線の生意気な口は塞いだらなあかんな……」

提督「今度は応戦させてもらうからな」

龍驤「それはあかん!キミは口を開ける以外禁止!」

提督「なにそのサンドバッグルール」

龍驤「だってあれやん……そんなんされたらウチまで止まれんくなるよ……?さっきよりももっと簡単に入るくらい身体の方は準備出来てしもてんのに……」

提督「なんて甘美な響き……脳が震える……」

龍驤「ああでも、せやな……もう一回してもうたら……心の方も我慢出来んくなるかも……」

提督「龍驤……」

龍驤「……それでも、もう一回する?」

提督「よし、頭洗うか」

龍驤「って、ここまできてお預けかい!」

提督「ほら、髪洗ってやるから早く来い来い」

龍驤「なんやねん。せっかくいけそうな雰囲気やったのに」

提督「それでも湯船の中は良くないだろ」

龍驤「はいはい。もう分かったから」

提督「さっさと洗って寝室に行くぞ。早くしないと脱衣所でおっぱじめちゃいそうだ」

龍驤「え?……お風呂出たら続きするん?」

提督「つい最近まで童貞だった男の我慢の限界を舐めるなよ!性的沸点低すぎなんだからな!」

脱衣所

龍驤「なんか……いざとなると緊張するなぁ。今日は2人きりやし」

提督「龍驤」

龍驤「なんや!?」

提督「体拭いたら服は着なくて良いからな」

龍驤「ど、どんだけやる気満々やねん!」

提督「服を脱がすところから始めたい気持ちもあるが……今は一刻も早く合体したい」

龍驤「……そんなにウチとしたいん?」

提督「やめろ!そのセリフだけで無駄撃ちしてしまいそうだ!」

龍驤「ふむふむ……ちょっと耳かしてみ」

提督「ん?」

龍驤「今すぐウチの処女ほしいん……?」

提督「ああああああ!!」ビクビク

龍驤「あはは、ほんまにセリフだけで出しよった」

提督「貴重な一発が…………もう残弾は30くらいしか無いぞ……」

龍驤「こわっ……あと25発くらい無駄撃ちさせとこかな……」

提督「龍驤、今すぐ行くぞ!」

龍驤「分かった分かった!そんな焦らんでもあと3日は誰も帰って来んのやから」

提督「龍驤……」

龍驤「あれ?もしかして3日で100回くらいされるんかウチ……」

提督「龍驤!今なんて言った」

龍驤「え?だから3日で100回」

提督「その前だ」

龍驤「えーっと……そんな焦らんでもあと3日は誰も帰って来んのやから?」

提督「バカ!なんでそんなフラグを立てちゃったんだ!」

龍驤「なんでって言われても。みんなが帰ってくるんは3日後やろ?」

ガラッ

曙「ただいまー。帰ったわよー」

暁「やっぱり我が家が1番よね!」

龍驤「え?」

提督「ほら見たことか……」

霞「ただいまーって、なんだ。お風呂入ってたの」

龍驤「ど、どないしたん?えらい帰ってくるの早かったんやな」

曙「なんか良くわかんないけど花園?が壊れるとか何とかでいきなり追い出されたのよ」

秋雲「何が原因だったんだろーねー」

龍驤「そんな……」

霞「私たちもお風呂入って寝ましょ」

長波「ん?このにおいは……」

曙「なによ。2人で贅沢してたの?乳白色の入浴剤なんて入れちゃって。あー、でもこの匂いなにかしら。クセがあるけど結構好きな匂いだわ」

霞「ほんとね。不思議な匂いだけど私も好きかも」

暁「そう?なんか生臭く無い?」

大和「あらあら、嗅いでいるだけで妊娠しそうな香りですね♪」

ワイワイガヤガヤ

龍驤「はぁ……ここまで来てお預けかいな」

提督「……」

龍驤「余計な事は言うたらあかんなぁ」

提督「……」

龍驤「どないしたん?さっきから黙って」

提督「よし。みんなが風呂に入ってる今のうちに行くか」

龍驤「行くって……どこにや?もう結構暗いで?」

提督「ラブホテルなんて基本的に暗くなってから行くところだろ?」

龍驤「えっ!?本気で言うとるん?」

提督「出かけるって置き手紙だけして……行くぞ!」

龍驤「ちょっ……待っ……」

バタンッ

書いたらまた報告しますが次回のラブホテル予定地
【艦これ】提督と秋雲さんがお風呂場で致すだけの話し - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1596037466/)

秋雲さんは出てきません

お正月

大和「提督、あけましておめでとうございます♪」

龍驤「あけおめやでー」

提督「あけましておめでとう。まぁ年越しの時に一回言ったけど」

大和「やっぱりお日様が登ってから改めて言いたいじゃないですか」

龍驤「それに暁と朝潮は年越しの時寝とったしなぁ」

大和「もうすぐみなさんも挨拶に来るんじゃないですか?」

龍驤「いや~、大人は辛いなぁ」

提督「大人は辛い?」

龍驤「子供が大人のとこまで新年の挨拶に来る理由なんてあれしかないやろ?」

ガチャッ

秋雲「あけおめこ!とよろ!提督、提督!お年玉ちょうだい!早く早く♪」

提督「ああ、お年玉か」

提督「お年玉が欲しいのか?」

秋雲「そりゃーお正月って言ったらお年玉でしょー?」

提督「すまん、お前たちには金銭欲がないと思って用意してなかった」

秋雲「ええ~!?」

提督「いや、金はあるんだがポチ袋がなくてな」

秋雲「まぁそんな事だろうと思って用意してたけどね~。はい、ポチ袋」

龍驤「これが正妻の実力か……」

提督「大和、俺は正月に親戚の集まりとか全く行かなかったからお年玉の相場がよく分からないんだが。駆逐艦に渡すお年玉の相場はどれくらいなんだ?」

大和「1000円で十分ですよ。おそらくみなさんお年玉に興味はあってもお金に興味はありませんから」

ラブホテルは出来たらまとめていっぺんに

あけましておめでとうございますこ

提督「結局13000円むしり取られた」

大和「あいぱっど?と言うのはペンも高いんですね」

龍驤「ワハハ、まだまだキミのお金をむしり取りにくる子がようさんくるでー」

ガチャッ

朝潮「司令官、新年あけましておめでとうございます!」

提督「朝潮は昨日寝ちゃってたから初めてのあけましておめでとうだな」

朝潮「本年度もご指導ご鞭撻よろしくお願いします!」

提督「ご指導ご鞭撻した覚えは無いけど……こちらこそよろしくな」

朝潮「はい!今年は艦娘として、そして良き妻として精進します!」

大和「……私も良き妻として頑張りますね♪」

龍驤「はいはい。子供相手になにを張り合っとるねん。2人とも仲良うせんとあかんよー」

大和「……?」

朝潮「それでは失礼します!」

龍驤「ええ!?ちょいちょい!待ちいや!」

朝潮「何でしょうか?」

龍驤「いや、ほら。正月言うたら子供はごっついええもん貰える日やろ?」

朝潮「そうなんですか?」

提督「まぁ少しだけど。朝潮にも用意して──」

朝潮「すごく良いもの……すごく良いもの……ハンバーグ……ですか?」

提督「おいどうするんだ龍驤。財布にハンバーグは入ってないぞ」

龍驤「あほ、合い挽きミンチくらい入れとかんかい!」

大和「ハンバーグではないですけど、これがあればハンバーグを何個も食べれますよ♪」

提督「誤解を生むような言い方はやめて!これはお年玉って言って、中には」

朝潮「おとしだま?おとしたま……たま…………ハンバーグが入っている玉?さらに何個も食べれると言うことは、その玉は複数個……まさか……!」

提督「……」

朝潮「ドラえもんに出てきた畑のレストランですか!?ありがとうございます!!」

提督「おいどうすんだ!四次元ポケットもってこい!」

朝潮「缶詰に種が入っていて、それを植えると1日ほどでまるい大根が育ち、中には温かくて美味しい料理が入っているんですよね……」

朝潮「まさか実在していたなんて驚きです!」

提督「…………」

龍驤「なぁ。可哀想やけどほんまの事言った方がええんちゃうの?」

提督「バカお前……サンタクロースを信じている子供の前でサンタクロースはいないなんて言うバカな親がいるか?」

龍驤「結構おりそうやけど……」

朝潮「お年玉…………お正月にそんなサプライズがあったなんて知りませんでした……フフッ」

提督「見てみろあの笑顔!飯を食ってる時以外で笑う事なんて滅多にない朝潮が「フフッ」って笑ってるんだぞ!俺は朝潮のサンタになる!」

龍驤「ほなさっさと四次元ポケットなりなんちゃらだいこん?なり用意せんかい」

提督「ぐぬぬ……」

大和「そういえば提督、少し前に年甲斐もなく隠れてガチャガチャをしていましたよね?カプセルはまだありますか?」

提督「ギク!!年甲斐もなく……ま、まぁ確かにガチャガチャはしていたしカプセルもここに」

大和「では中身はいらないので捨ててカプセルをお借りしますね」

龍驤「ほほう……ウチらと言うものがありながら、別モンの艦娘にまで手を出しとったんかキミィ」

提督「魔がさして買ったアズレングッズが!!ハムマンちゃんが欲しかっただけなんだ!ごめん!」

朝潮「司令官、それでおとし種はどこにあるんでしょうか!」

提督「どうするんだよ。朝潮はもう玉じゃなくて種を貰う気満々だぞ……」

大和「はい、これをどうぞ♪」

朝潮「これは……カプセル?私の知っているものと違いますが……中に種がはいっているんですか?」

大和「種は入っていませんけど……代わりに良いものが入っていますよ♪」

朝潮「カプセルの中に?いったい何が」

カパッ

朝潮「こ、これは……!中からハンバーグ無料券が!こっちはエビフライ……カレーにケーキまで!」

大和「うちの食堂でだけ使えるスペシャルサービス券です♪30個ほど用意しましたから、毎日1個づつあければ1ヶ月楽しめますよ」

朝潮「なるほど!何が入っているかは毎日のお楽しみという事ですね!ありがとうございます!」

提督「……ふぅ」

龍驤「カプセルの中身はともかく、夢を壊さんで済んでよかったやん。中身はともかく」

大和「そういえば提督、新年早々何か録画予約していたみたいですけど……気になるアニメでもあったんですか?」

提督「あの……違うんです。ほら、艦これ2期の話が出てたから録画予約していて……」

大和「まぁ♪もう2022年の録画予約をしているなんて、提督は本当に艦これが大好きなんですね♪でもまだ詳しい日時も決まっ──」

提督(お願いはやく誰か来て!)

ガチャッ

霞「おじゃまするわよ。正月早々クズ司令官の顔なんて見たく無いけど、お年玉とかいう良い物を貰えるってお姉ちゃんから聞いたから貰いに来たわよ」

曙「私も「たまたま!」この部屋の前を通りかかったら霞にお年玉の話を聞いて来てやったわ!わざわざ取りに来てやったんだから十分感謝しなさい!このクソ提──」

提督「うおおおお!!2人ともよく来てくれた!本当に!しばらく離れないでくれ!」ギュ--ッッッ

霞「な、ななな……何よいきなり!?こ、これがお年玉ってやつなの!?」

曙「知らないわよ!多分そうなんじゃないの!?こんな思いっきり抱きしめてくるとか……お年玉……しゅごぃ……」

提督「2人とも。これから小1時間は手を握ったままでいてもらうからな」

霞「これが落とし魂……」

小1時間後

提督「暁はまだ寝てるのか?」

大和「暁ちゃんなりに夜更かししてましたし、まだお眠の時間じゃないですか?」

龍驤「長波はなんや秋雲に引っ張られてどっか連れてかれたみたいやで?」

提督「あー、そういえば正月限定の何とかが1人1個だからどうとか言ってたな」

龍驤「せやったらとりあえずは一段落やな」

提督「長波は常識人だし、暁はお子さまだから普通のお年玉で良さそうだな」

大和「あとは私たちのお年玉だけですね♪」

提督「えっ?2人はお年玉を渡す側では……」

龍驤「いくら大人や言うてもキミはウチらの親みたいなもんやん?それにウチは見た目も子供みたいなもんやからな!」ドヤッ

提督「うっ……涙が……」

龍驤「まぁでもお金なんかいらんねん。代わりに大人のお年タマ貰おうかー」

大和「やっぱり。龍驤さん、提督と何かありましたね?私と朝潮ちゃんが妻だと言ってた時も妙に余裕がありましたし」

龍驤「せやなぁ……まぁウチはケッコンもしてもろてへんし、自分らみたいに妻とはちゃうけど……」

龍驤「身体の相性はウチが1番とちゃうかなぁ?こんな変態的な事は他の艦娘に出来んとか言うてたし。な?」

提督「あっ」

大和「へー、そんな事言ったんですか。でもそういうのってしっかり比べないと分からないですよね」

ガチャッ

秋雲「たっだいまー♪みてよ提督!いやー、良い買い物できたわー♪」

長波「何が良い買い物だ。あんな訳のわからない所に並ばせやがって…………ん?なんだこの空気」

大和「さあ、じゃあ4人揃ったので比べていただきましょうか」

龍驤「正月早々5Pとか贅沢やなぁ、キミィ♪」

この後4人全員返り討ちにあった

執務室

秋雲「ちんちんちんちん」

提督「うるさい」

秋雲「次のネタが思い浮かばないんだよ~」

提督「じゃあネタ作りのために」ボロン

秋雲「いやいや、昼間っから勘弁してよ。夜だけでも体が限界なのにさぁ」

提督「…………」

秋雲「うっ……ちょっ、そんな顔しないでよ。ああもう分かったから!そのかわり3回だけだから!」

提督「3回か……無駄撃ちは出来ないな」

秋雲「んで?どこに無駄撃ちすんの?どうやって無駄撃ちさせたげよっか?」

提督「顔、口、腋、胸、ふともも、尻、髪……くっ!無駄撃ちしたい場所だけでも盛りだくさんなのに……!」

秋雲「ほらほら、あと10秒以内に決めてよ~?いーち、にーい、さーん」

提督「ちょっ、待ってくれ長波!」

秋雲「……ん?」

提督「あっ」

秋雲「長波?」

提督「すまん、慌ててたからつい名前を間違えて……」

秋雲「提督ー、この世にはいくつか絶対にやっちゃいけない事があるんだけどさぁ」

提督「はい……」

秋雲「彼女や嫁の名前を間違えるのって死罪なの知ってる?」

提督「あの……2人は声も似てるから……いやでも秋雲はそのあたり寛大そうだしさ……」

秋雲「そうだねえ♪秋雲さんは寛大だから頭突き1発で勘弁してあげるよ♪鼻に」

提督「1番血が出そうなところへ!?」

秋雲「良かったねー。大和さんじゃなくて。大和さんだったら三式弾をお尻にねじ込むくらいはしてたんじゃない?」

提督「あの……書類仕事があって執務に支障が出るので流血沙汰は……

秋雲「仕方ないなぁ。じゃあおでこね……ほら、せーの……」

ゴスンッッ!!

秋雲「痛った~!!」

提督「ん……?」

秋雲「あれ?」

提督「これってもしかして……俺たち」

秋雲「私たち……」

提督・秋雲「入れ替わってるー!?」

提督「君の名は!?」

秋雲「長波に間違えられた秋雲」

提督「……」

提督と秋雲が入れ替わった

提督「どうすんだよこれ……」

秋雲「おお~!ちんちんついてる!!」

提督「何を呑気に──」ボロボロ

秋雲「うえ!?ちょっ、私の顔でいきなり泣きださないでよ!きもいじゃん!!」

提督「いや、なんていうか……本当にすまなかった!!」

秋雲「だから私の身体で土下座しないでって!!」

提督「お前はあんまり顔に出さないから気付かなかったけど……名前を間違えられてこんなに悲しんでたなんて……」

秋雲「えぇ……中身だけじゃなく感情まで入れ替わってんのこれ……」

提督「よく分からんがとにかく悲しい気持ちになって涙が止まらない……お前よく泣かなかったな……」

秋雲「提督……もう良いから顔上げてよ」

提督「だがしかし」

秋雲「いや、私が泣きながら土下座してるのを見てるとさ……提督の身体がビンビンに反応して大変なんだけど」

提督「……」

秋雲「ってか、私の顔見てるだけで多分これ射精しそうなんじゃ無いかな。提督、どんだけ私の顔好きなわけ?」

提督「すみません……」

秋雲「ふむふむ……」

提督「とりあえず明石でも呼んでみるか」

秋雲「いやいや、だいたいこう言うのって1日経てば戻ってるのがテンプレでしょ?だったらせっかくだしこのままでいいじゃん!」

提督「そうは言っても」

秋雲「男の気持ちが分かるなんて、ネタ作りにはもってこいだし!難しいんだよねぇ、男側の感情を書くのって。実際に何がどう気持ちいいとか分かんないし」

提督「ならせめてうちの艦娘達には説明して」

秋雲「だめだめ。それだとつまんないじゃん!今日一日、私は提督。んで、提督は私になりきっててよ。感情のままに動いてれば演技とか気にしなくて良いし」

提督「でもなぁ……」

秋雲「私の身体好きに使って良いからさー♪長波ってちょっとそっちの気もあるし、2人で女同士楽しんできても良いよー?」

提督「まっ!?」

秋雲「ほら、よく女は男の何倍も感度が~みたいな話あるじゃん?あれも実際に体感して確かめるチャンスだと思わない?」

提督「確かに……」

秋雲「ってな訳で秋雲ちゃんは部屋に戻った戻った!ほら早く!これは名前間違えた罰!絶対内緒だかんねー!!」

提督「ちょっ」

バタンッ

秋雲「…………ったく、提督ってば」

秋雲「一緒にいるだけで……どんだけ私の事好きなのって……」ビクンビクン

執務室

秋雲「いやー、男より女の方が感度良いとか嘘でしょ。もう歩くだけで擦れて射精しそうなんだけど……」

秋雲「いや、一度射精したときの感覚も知っておきたいし……やっちゃおうかな!」

ガチャッ

霞「クズ司令官、入るわよ」

秋雲「あら、霞ちゃん。どったの?」

霞「……はぁ?なにそれキモいんだけど」

秋雲「ん?ああ、そっか……えーっと……」

霞「?」

秋雲「で?何のようだ?」

霞「はぁ?用が無いと来ちゃダメな訳?」

秋雲「今あんまり可愛い事言われると射精しそうだからやめて」

霞「射……は、はあ!?バッッッカじゃないの!?」

秋雲(提督って実は凄いのかな……こんなブチ犯したくなるような気持ちを毎日抑えてたなんて……)

霞「何とか言いなさいよ!このクズ!!」

秋雲「近い近い!顔が近いよ!」

霞「……なによ。顔も見たく無いってわけ?」

秋雲「いや、今日は調子が悪いからさ。その……我慢できずに犯しそうになる」

霞「な、なによそれ……バカじゃないの……」

秋雲「ああ~!霞ちゃんにフェラとかされる感覚を感じてみたい~!!」

霞「はあ!?」

秋雲「すぐ終わるから!口だけで良いから使わせてくれない!?」

霞「バ、バカ!そんなのダメに決まって……」

秋雲「一生のお願い!それ以上は望まないから!多分!」

霞「…………」スタスタ

秋雲「霞ちゃん!」

カチャッ

霞「カギ。閉めてないと誰か入ってきちゃうでしょ」

秋雲「じゃあオッケーって事!?」

霞「あんた、なんか今日変だし。……仕方ないから。でもやり方とか知らないわよ」

秋雲「大丈夫!こっちで上手くやるから!じゃあまずは舌を出して……」

霞「んっ……」

ビュッ

秋雲「あっ……」

霞「……?」

秋雲「ごめん。顔射待ちの顔だけでパンツの中が……まぁ1発目は誤射という事で!じゃあ始めようか!」

霞「ちょっ……そんなドロドロのを…………」

提督がやってたらアウトだけど秋雲ならセーフだね……良かった良かった

3週間ぶりの休み嬉しいねうーちゃん……

秋雲「スイーツ恵方巻き」

霞「いきなり何よ」

秋雲「最近は恵方巻きも巻き寿司ばっかりじゃなくて、スイーツバージョンもあるらしいんだよね」

霞「だからそれがどうしたのよ……こんな、の……目の前に出して」

秋雲「何を言っているんだい?これはスイーツ恵方巻きだよ?中に練乳クリーム的なのがたくさん入ってる太巻きなんだけど」

霞「そ、そう……なら仕方ないわね。節分の日は恵方巻きにかぶり付くのが決まりだし……」

秋雲「じゃあさっそく恵方巻きしゃぶってみようか♪」

霞「えっと……舌を出せばいいんだっけ?」

秋雲「そうそう♪」

秋雲「それじゃあゆっくり挿れるから」

霞「……っ」

秋雲「そんなに緊張しなくて大丈夫だってば」

霞「初めてなんだから緊張するに決まってるでしょ!」

秋雲「簡単簡単。その舌で裏っ側を舐めて、後は……上唇で前歯を覆う感じかな?歯が当たると痛いし」

秋雲(ん?いや、この際だから歯が当たるとどれくらい痛いのか体感してみたいな。……よし)

秋雲「霞ちゃん、今のはやっぱり無しで。1回軽く噛んでみてもらえる?かる~くね?」

霞「こ、こう……?はむっ…………んっ!」ガリッ

秋雲「ぎゃああああああ!!!!」

霞「ちょっと、大声出さないでよ!」

秋雲「ご、ごめん……やっぱ歯は無しで……」

秋雲(死ぬかと思った……)

霞「じゃあ……歯が当たらないように……はむっ……」

秋雲「お、おお……!これは……」

霞「ほんなのは……ひもひぃの?」

秋雲「気持ちいいって言うか、これはもう……」

秋雲(やっぱ痛い!微妙に歯が当たって気持ち良さより痛みが強い!え?提督はこんなのが気持ちいいの?ドMなの?!」

霞「ぷはぁっ、なに?ハッキリ言いなさいよ!……私にされても嬉しくない?」

秋雲「いや、その……気持ちいい、かな……」

霞「そう…………じゃあ、仕方ないからもう少しだけしてあげるわ!」

秋雲(あんな不安そうな顔されたら断れないし
、提督……ちんちんが血だらけになったらごめん)

霞「んっ……んっ……んっ…………」

秋雲「いっ……うっ…………」

霞(さっきから震えてるけど気持ちいいのかしら?)

秋雲(痛い痛い痛い!少し歯が当たるだけでこんなに痛いなんて!……でも)

霞「んー…………んっ、ぷはっ、あむっ……んっ、んっ……」

秋雲(必死にちん……太巻きを食べる霞ちゃんかわいい!しかもこれ)

霞「んっ……」ジッ

秋雲(なぁー!こっちの様子を気にして上目遣いで見つめられるのがたまらん!そりゃ気持ちいい演技もしちゃうよこんなの!)

霞「…………んっ、ぷはぁ。……はぁ、はぁ」

秋雲「あ、あれ?どうしたの?」

霞「あんた、あんまり気持ちよくなさそう」

秋雲「えっ!?いや、そんな事ないよ!?」

霞「…………」

秋雲「霞ちゃんが太巻きをしゃぶってるんだから、気持ち良いに決まってんじゃん!ね?」

霞「じゃあちょっと手で擦ってみる」シコシコシコシコ

秋雲「ちょっ、そんな唾液でベタベタの太巻きをシコシコされたら!!」

霞「ほら!今の方が気持ち良さそうな顔してるじゃない!正直に言いなさいよ!!」

秋雲「た、確かにちょっとだけ痛かったけど、でも本当に良かったから!シチュエーション最高だったから!」

霞「私は……あんたに気持ちよくなってもらいたいの!」

秋雲「霞ちゃん……じゃあ、少し歯が当たって痛かったから……とりあえず一度このまま手で抜いてくれるかな?」

霞「分かったわ。歯が当たらない様に今すぐ手で前歯を抜けば良いのね」

秋雲「愛が重い!」

霞「離しなさいよ!前歯を抜くって言ってんでしょ!!」

秋雲「いやいやいや!確かにその方が気持ちいいかもしれないけど!!」

霞「だったら邪魔しないで!」

秋雲「でも私は前歯のある霞ちゃんが好きだから!!」

霞「……私?」

秋雲「あっ、いやその……とにかく前歯抜くのは禁止!」

霞「分かったわよ。変なクズ司令官」

秋雲(ほっ……)

霞「……ちゅっ」

秋雲「んほぁ!?」

霞「変な声出さないでよ!……太巻きの先にキスするくらいなら痛くないでしょ?」

秋雲「それはもちろん気持ちいいだけなんだけど……」

霞「なによ」

秋雲「霞ちゃんが太巻きを握りながら先っぽにキスしてるって事実だけでもう……あっ」ドリュリュリュリュ

霞「きゃっ……!」

秋雲(ええ……普通ドピュッじゃないの…………凄い勢いと量が……)

霞「なにすんのよ、もう……」

秋雲「ごめん、気持ちよくてつい……」

秋雲(ああっ!まんざらでもないメス顔の霞ちゃん可愛い!!この顔だけで連射しそう!!」

霞「ここ、キスされると気持ち良いの?」

秋雲「それはまぁ……控えめに言って最高かな」

霞「ふーん……なんか変な感じ」

秋雲「変?」

霞「だって……普通のキスもした事ないのに、あんたのこんな所にキスしてるんだもん。変な感じするわよ」

秋雲「じゃあ普通のキスもしてみる?」

霞「そんなの秋雲達に悪いわ。私はお嫁さんでも無いのに」

秋雲(明らかにそれ以上の事しちゃってるんだけど。変なところで律儀だなぁ)

秋雲「よし、じゃあこっちからしちゃおうかな」

霞「んっ!?ぷはっ、ちょっと!人の話聞いてたの!?ん、んんー!!」


秋雲「いやー、これが美少女食った気分ってやつか!わはは」

霞「ばか……あんたのせいだから!クズ司令官!!」

秋雲「なにが!?」

霞「あんたが変な事するから、また太巻きが食べたくなったじゃない……」

秋雲「んっ……」

霞「ぷはっ、痛くない?」

秋雲「うん、大丈夫」

霞「じゃあもう少し口に入れてみるわね……んんっ」

秋雲「ああああ……」

霞「んー……ちゅっ…………痛くない?」

秋雲「焦らしプレイ!?」

霞「はあ!?こっちは痛くないか心配してやってんのよ!!」

秋雲「じゃあハッキリ言わせてもらうけど!もっと奥までぶち込みたい衝動に塗り潰されるくらい気持ち良いよ!!」

霞「お、奥ってどこまで飲み込めばいいのよ」

秋雲(そういえば私もこれ半分くらいしか口に入んないんだよなぁ……)

秋雲「えーっと、半分……いや、三分の一くらい?」

霞「遠慮しないで。本当は半分くらい挿れたいんでしょ?顔見ればすぐ分かるんだから」

秋雲「でも初めてで半分は苦しいと思あああああ」

霞「んっ……んっ…………」

霞(半分……半分……っ)

秋雲「ああっ……これは……」

霞(よし半分!はいったわ!これで満足…………)

秋雲(これヤバい……提督いつもこんな気持ちだったんだ……)

秋雲(全然物足りない!頭押さえ付けて根元までねじ込みたい!!)

霞(って顔してるわね……だったら)

霞「んっ……んんっ…………うっ、ぇっ…………フーッ、フーッ……んんんっ」

秋雲「霞ちゃん!?そんなに飲み込んだら苦しいでしょ!?」

霞「…………んっ」ポンポン

秋雲「な、なに?私の手を頭に置いて……」

霞(もうこれ以上は自分じゃ飲み込めないから、あんたが無理やり押し込みなさいよ!!)

秋雲(って顔してるけど、思いっきり涙流してるじゃん……)

霞「んっ、んんー!!」ギュッ

秋雲「いたたたた!分かったから足をつねらないで!!ええい!こうなったら本能の赴くままに!!」グィッ

霞「おっ……ぇ…………、フー…………フー……」

秋雲「あ、やば……口、って言うか、喉で締め付けられて……このまま出したら気持ち良さそうだけど、これじゃあ口内っていうか、食道射……いや、もう胃射精なのでは……」

霞「…………」グッグッ

秋雲「霞ちゃん!?あんまり喉で締め付けないで!なにその高等技術!?」

霞(もう苦しくて前後に動けないからココを動かすしか無いのよ!)グッ

秋雲「あっ!無理無理!もうっ、ごめん!!」

霞「んんっ!?ん……ケホッ、ゴホッ……おえぇ…………もう最悪……」

秋雲「はわわ……だ、大丈夫?」

霞「最悪よ!最悪!!……でも、気持ちよかったんでしょ。良かったわね」

秋雲「ああヤバいこれ。霞ちゃん自覚してる?」

霞「なにがよ」

秋雲「今自分の目がハートになってるくらい霞ちゃんが愛おしいんだけど。好き!めっちゃくちゃ好き!」

霞「バ、バカッ!私にそんな変な趣味はないっての!!」

秋雲「変な趣味?提督と艦娘が愛し合うのは変な趣味じゃないでしょ?」

霞「はあ?私とあんたは艦娘と艦娘でしょうが。秋雲」

秋雲「あっ……はい……」

秋雲「あの……いつ頃から……」

霞「クズ司令官は私を霞ちゃんなんて呼ばないし。雰囲気ですぐ分かったわよ。でも一応顔近づけてみたけど外見は全く同じだったのよね。どうせ頭ぶつけて入れ替わったとかでしょ」

秋雲「初手からバレてたのね……そう言えばいきなり顔近づけてきてたっけ……」

秋雲「ん?でもそれならなんで付き合ってくれてたの?」

霞「別に。暇だったからよ」

秋雲「あんな苦しそうなプレイまで?」

霞「…………」

秋雲「もしかして偽物だと分かってても提督の身体を味わってみたかった的な!?」

霞「う、うるさいわね!!」

秋雲「まぁ確かに提督の身体に入った秋雲さんとなら浮気にもなんないよねー。問題無し問題無し♪」

霞「…………」ホッ

秋雲「ってか、霞ちゃん可愛いし別に提督とセックスしても良いよ?秋雲さんが許可する!」

霞「はあ!?」

秋雲「提督にもそう言っとくね。明日の夜から提督の布団に入ったら覚悟してなよ~?今の私は提督の考えを共有してるんだけど、かなり霞ちゃんを犯したいと思ってるから」

霞「なっ……」

秋雲「さあ、とりあえず顔洗っておいで。口の周りがベタベタだし」

霞「……このままで良いわ」

秋雲「いやいや、そのままじゃ流石にバレちゃうから……」

霞「このまま続きをやりましょ」

秋雲「えっ?」

霞「あんただってその身体、まだ全然満足してないんでしょ?」

秋雲「それはそうだけど……見た目は提督、中身は艦娘、その名はエロ同人作家秋雲さんだよ?」

霞「だからよ。……本番の前にいろいろ練習しときたいの」

秋雲「いろいろ?」

霞「だから……クズ司令官の太巻きが、どれくらいまで私の中に入るかとか。それでクズ司令官は満足出来るのかとか……」

秋雲「それって……どっちの口で太巻きを食べる練習する気なの?」

霞「とりあえず上の口は今食べたから……次はこっちの口で……」チラッ

秋雲「はわぁ……霞ちゃん、実はえっちだよね。さっきも凄かったけど、あれでそっちまでそんなによだれ垂らしてたなんて。苦しさでも感じるタイプ?」

霞「う、うるさい!とにかくあんたはその太巻き出して感想を言えば良いのよ!!」

秋雲「あっ、ちょっと!いけませんお客さま!あーれー」

1時間後、漫画でよくある子宮内射精まで経験した霞ちゃん

バレンタインじゃないの

2月14日

大和「提督、ちょっと宜しいですか?」

提督「ん?」

大和「この紙に書いてある食材を買ってきてもらいたいんですけど……隣町まで」

提督「…………」

大和「提督?」

提督「あ、ああ!なんか大和にこんな頼み事される事なんて無かったから固まってしまった!」

大和「すみません、使いパシリみたいな事させてしまって……」

提督「いやいや、むしろそういう頼み事も大歓迎だぞ。なんかフラットな関係って感じで!」

龍驤「ほな4時間くらいかけて行ってきてや~」

提督「なんかこんなのも新鮮で良いな」

曙「ちょっと!」

朝潮「どこへ!」

霞「いくのよ!」

提督「玄関で3人集まって何してるんだ?」

朝潮「司令官の匂いと気配がしたので先回りしていました!お出かけですか!?」

提督「ちょっと隣町まで買い出しにな」

朝潮「朝潮もお供します!」

大和「えっ」

霞「お姉ちゃんが行くなら仕方ないわね。私も行くわ」

曙「しっかり荷物持ちしなさいよね」

秋雲「ちょいちょい、3人はお留守番してなよ」

霞「暇つぶしよ暇つぶし」

曙「さあ行きましょ」

朝潮「みなさんは行かないんですか?」

大和「あー…………仕方ありませんね。ではたまには4人で楽しんできてください♪」

提督「じゃあ行ってくる」

ガチャッ……バタンッ

大和「行っちゃいましたね……」

秋雲「しゃーないよ。私達だけでチョコ作っちゃお」

隣町

提督「久々にここまで来たなー。いやー、都会都会」

曙「…………」ススス…

霞「…………」ススス…

提督「お?なんだ2人とも。べったり引っ付いて、いつもの勢いはどうした?」

曙「別に……」

提督「田舎者が都会に出てきてビビるあれか?」

霞「そ、そうよ。人が多くて慣れないから引っ付いてるだけよ」

提督「はぁー!エッチしたい!」

朝潮「司令官!早くきてください!凄いですよ!」

提督「朝潮はいつも通り好奇心旺盛だな」

朝潮「司令官見てください!いろんなチョコレートが売られています!」

提督「本当だな。浮かれやがってクソが」

曙「クソ?珍しいわね。クソ提督がクソとか言うなんて」

提督「季節の変わり目だからかな」

霞「なにそれ?にしても本当にチョコレートだらけね。あの英語はなんで書いてるの?」

提督「お前たちは知らなくて良い言葉だよ」

曙「はあ?」

提督「娘がチョコを用意してる親の気持ちなんて知りたくない……」

霞「何言ってんのよ?」

朝潮「…………」ジ-ッ

客「あれ?朝潮ちゃん?」

朝潮「田中さん、お久しぶりです」

客「店が空いてないから寂しかったよ~」

朝潮「田中さんもお買い物ですか?」

客「今日は仕事も休みだからね。ただ……ちょっとタイミングが悪かったかな……どこ行ってもチョコチョコだし」

朝潮「チョコレート嫌いなんですか?お店ではよくチョコケーキ食べてましたよね?」

客「はぁ~……推しに認知されてる喜び……!」

朝潮「?」

客「チョコは大好きなんだけど……今日はちょっと買いづらくてさ……ほら、バレンタインに男がチョコ買うのもさ」

朝潮「バテレンのタイソン?」

提督「それ以上はいけない!」

客「店長さん?」

提督「まだこの子達にバレンタインは早すぎる!」

客「はい?」

提督「考えてもみろ!もし朝潮が客の誰かにチョコをあげてたらどうする!」

客「介錯をお願いします」

提督「みんなのものであり続けて貰うためにバレンタインの知識はまだいらないんだ」

客「でも朝潮ちゃんならみんなにプレゼントしてくれそうな気も……」

提督「1人だけ明らかに大きさの違うチョコが混ざってたらどうする!」

客「それは辛いですね」

提督「そもそも朝潮が食べ物を配るなんて……ありえるだろうか?もう何か食べ物を渡す時点で本命なのでは?」

客「そうですね。朝潮ちゃんにはみんなの天使でいて貰わないと!バレンタインの知識なんて不要!了解しました!」

提督「ありがとう!みんなで可愛がってやってくれ!」

客「はい!ところで朝潮ちゃんアクセサリーとか興味あったんですね。てっきり食欲しかないのかと。あんな指輪をつけ」

提督「うん、それじゃあみんなで可愛がろうね」

曙「ちょっと、何こそこそ話してたのよ」

提督「男同士の語らいだよ」

朝潮「司令官、司令官!朝潮、チョコが食べたいです!」

提督「チョコか。それなら明日買ってやろう」

朝潮「…………」

提督「朝潮?なんだその泣きそうな困惑してそうな……なんとも言えない表情は」

霞「やっぱり変だわ……今日のクズ司令官」

曙「そうね。クソ提督が私たちの頼みを断るなんてあり得なかったもの」

提督「朝潮、今日2つ食べるか、明日3つか4つ食べるのどっちが良い?」

朝潮「多い方がいいです!

提督「今日はバレンタインっていってチョコレートが高い日なんだ」

朝潮「迷惑な話ですね……」

曙「なんかチョコレートを渡したりする祭りなの?」

提督「ちがうちがうちがう!!本番は明日だから!」

霞「明日なの?」

提督「そうだよ。本番の明日は超バレンタインデーって言って、今日売ってるチョコが2~5割引になるんだ」

霞「それはお得ね」

提督「しかも明日は15日。毎月5のつく日はスーパーで5%引きのサービスがある」

曙「今日は値段を高く設定して、顔見せならぬチョコ見せってわけね」

提督「その通り。今日チョコを買ったり渡したりしてる奴はバカばかりなんだ……!ちくしょう!」

提督「今日はバレンタインっていってチョコレートが高い日なんだ」

朝潮「迷惑な話ですね……」

曙「なんかチョコレートを渡したりする祭りなの?」

提督「ちがうちがうちがう!!本番は明日だから!」

霞「明日なの?」

提督「そうだよ。本番の明日は超バレンタインデーって言って、今日売ってるチョコが2~5割引になるんだ」

霞「それはお得ね」

提督「しかも明日は15日。毎月5のつく日はスーパーで5%引きのサービスがある」

曙「今日は値段を高く設定して、顔見せならぬチョコ見せってわけね」

提督「その通り。今日チョコを買ったり渡したりしてる奴はバカばかりなんだ……!ちくしょう!」

鎮守府

提督「ただいま」

暁「ハッピーバースデー!!」

秋雲「バレンタインバレンタイン……」ヒソヒソ

暁「ハッピーバレンタイン!!」

大和「提督、これは私たちからのチョコレートです♪」

曙「バレンタイン?チョコ?安く買えるのは明日でしょ?」

龍驤「なに言うとんねん。バレンタインは好きな男にチョコをやる日にきまっとるやろ?」

曙「はあ!?クソ提督!話が違うじゃない!!」

霞「あっ!こら!食べるな!!私たちも作るから!」

朝潮「私はチョコが食べれるなら何でもいいです!」

秋雲「朝潮ちゃん、バレンタインは女の子が男の子にチョコをあげる日だよ?」

朝潮「そうなんですか…………やむ終えませんね。明石さんに連絡してすぐにでも男の子に改装を」

曙「気持ち悪い事言わないでよ!」

大和「最近は女の子どうしで友チョコとかもありますから大丈夫ですよ♪はい、これは朝潮ちゃんの分です」

途中で2回も寝落ちしてたなんてもうダメだね……

ある日の鎮守府

提督「ただいまー」

提督「お、いい匂いがするな」

ガチャッ

提督「ただいま」

大和「あっ!すみません、気が付かなくて」イソイソ

提督「いいよいいよ。帰ってきたらエプロン付けた大和が手料理作って待っててくれるなんて最高じゃないか」

大和「今日は提督の好きな大根と鶏肉の煮物もありますよ♪」

提督「玄関入ってすぐに気づいたよ」

大和「もう少し煮込みますから先にお風呂済ませちゃってくださいね」

ある日の鎮守府

提督「ただいまー」

龍驤「おつかれさーん」

提督「うわっ、何してるんだ脚立なんて出して」

龍驤「見ての通り玄関の電球変えてるんや」

提督「危ないな。変わるよ」

龍驤「ええの?」

提督「ああ、早く降り──」

龍驤「ちなみに今ウチは履いてないんやけどなぁ」

提督「よし、俺は下で支える役をやろう」

龍驤「靴下を」

提督「…………」

龍驤「あはは、安心しぃや。ちゃんとこっちも穿いとらんから♪」

提督「龍驤、気をつけるんだぞ」

龍驤「ウチのバランス感覚なめてもろたら困るで?これくらい楽勝や」

提督「いや、降りる時に突き刺さらないように気をつけるんだぞ」

龍驤「……ほな、ゆっくり降りるわ」

ある日の鎮守府

提督「ただいまー」

長波「おかえりー」

提督「ん?居間かな?」

ガチャッ

提督「ただいま」

長波「おかー」

提督「寒い中帰ってきたのに出迎えもなく炬燵でぬくぬくとはいいゴミ分だな!」

長波「いや、だって寒いだろー」

提督「昔はもっと甲斐甲斐しい所があったのに……」

長波「なにー?今より前の方が好きだったのかー?」

提督「今も好きだけど昔は──」

長波「まぁそれは後にして炬燵入んなー。温いよー」

提督「まったく……せめて座って入りなさい。そんな寝転がって頭だけ出して……」ガバッ

長波「ねぇねぇ、まだ昔の方が良かった?」

提督「裸!?」

長波「炬燵に入って、そのまま長波様にまで入れるって訳ー」

提督「年々エロくなっていくな」

長波「ばか、誰のせいだと思ってんだよ。で?どこまで入る」

提督「長波にまで入るに決まってんだろ!!」

ある日の鎮守府

提督「今日も1日頑張ったぞい」

秋雲「おっかー♪」

提督「おお、鎮守府の入り口まで迎えに出てきてくれたのか」

秋雲「そーそー、10分前から待ってたさー」

提督「そうかそうか、秋雲がこんな風に待っててくれるなんて…………嫌な予感しかしないな」

秋雲「実はさぁ、欲しいものがあんだよねぇ♪ねぇねぇ提督♪これ見てよ!このチラシ!このペン欲しいなぁ♪」

提督「このまま鎮守府に帰さず店に連れて行く気満々だな!」

秋雲「善は急げって言うじゃん♪あっ、夕飯は外で済ませよう!気になる店があるんだよね~♪」

提督「そんな余計なお金は無いぞ」

秋雲「代金は身体で払うからさぁ♪あっ、なんなら先払いしよっか?」

提督「ここで!?」

秋雲「提督、そういうの好きでしょ?どうする?外で先払いかぁー、帰ってから後払いかぁー」

提督「……分割で」

秋雲「何回払いすればいい?」

提督「36回払いで」

ある日の鎮守府

提督「ただいまー」

ダダダダダダ

暁「おかえりなさい!司令官!」

提督「いい子にしてたかー?」

戦艦棲姫「ママはいつも良い子」

暁「…………」ジィ-…

提督「暁のお目当てはこれかな?」

暁「おみやげ!今日は何買ってきてくれたの!?」

提督「今日はリンゴが安かったからいっぱい買ってきたぞ」

暁「りんごー?りんごかぁ……」

提督「あとお土産のチーズケーキ」

暁「チーズケーキ大好き!」

提督「もう一声!」

暁「司令官も大好き!」

提督「よし、じゃあみんなで食べようか。5ホール買ってきたからな」

暁「はーい。みんな出てきてー。ご飯の時間よー」

深海棲艦「ご飯ご飯」ゾロゾロ

ある日の鎮守府

提督「さて、家に着いたわけだが」

ガチャッ

朝潮「司令官!お疲れ様です!」

提督「朝潮は帰るとだいたいいつも玄関にいるな。無理して待ってなくて良いんだぞ?」

朝潮「無理なんてしてません!玄関にも今来たばかりですから!」

提督「そんなピッタリ来れるものなのか?」

朝潮「はい!司令官が鎮守府に近づくと足音で分かります!あとは匂いでも感知可能です!」

提督「いつの間にか犬の耳まで生えちゃったもんな」

朝潮「司令官はこの耳お嫌いですか?」

提督「すごく好き」

朝潮「朝潮も司令官の尻尾大好きです!」

提督「尻尾?あっ……」

朝潮「大好きです!」

ある日の鎮守府

朝潮「…………」ピクッ

曙「!」

霞「曙!」

曙「分かってるわよ!ほら!」

霞「お姉ちゃん、お菓子あるんだけど食べる!?お姉ちゃんの大好きなクッキーなんだけど!」

朝潮「いただきます!」

霞「よし…………あっ!こらっ!抜け駆けしてんじゃ無いわよ!」

曙「うるさいわね!私はなんとなく玄関に行きたいだけよ!」

霞「ああそう!私も玄関に用があるのよ!」

曙「クッキーあげるから部屋にいなさいよ!」

霞「あんたが食べてれば良いでしょ!!」

ガチャッ

提督「ただいまー。って、なんだまた2人で喧嘩してるのか?」

曙・霞『うるさいわね!勝手に入ってこないでよ!!』

提督「ええ……仕事から帰って来て早々何この仕打ち…………とりあえず風呂入ってくるか……」トボトボ

曙「あっ、ちょっと……」

霞「どうすんのよ……」

提督(落ち込んだふりして、この後2人が機嫌を伺いにオドオドするのを見るのが毎日の楽しみなんだけどな)

みんなはどのタイプが好きですかね……

1ヶ月は31日で固定してください
3日短いと死んでしまいます

執務室

提督「…………」

曙「ひまー。ちょっとクソ提督、なんとかしなさいよー」

提督「…………」

霞「またゲームやってるの?よく飽きないわね」

曙「リアルでもクソ提督。ゲームの艦これでもクソ提督。ほんとよくやるわ」

提督「…………」

霞「?」

曙「あっ、クソ提督……返事しないと思ったらイヤホン付けてんじゃないの!ちょっと!こっちの話を聞きなさいよ!ったく!イヤホン抜くわよ!」

ビッ!

スマホ「私……がんばるね、お兄さま」

曙「おにいさま??そんな呼び方する艦娘なんていたかし──」

曙「た、たた、大変よ!クソ提督が」

霞「艦これやってるだけてしょ。緊急事態なんとかが出て暇になったからずっとやってるじゃない」

曙「違うのよ!!なんか違うゲームやってるの!ニヤニヤしながら!!」

霞「ああ、そういえば最近ソリティア?とかいうのばっかりやってるらしいわね」

曙「あんなトランプじゃなくて、なんか女の子が出てるゲームなの!キャラをつついてニヤニヤしてるとかキモすぎ!!」

霞「艦これでも同じことしてたじゃない。て、て、て、て、提督よ!って」

曙「ちらっと見ただけだけどキャラもヤバいの!クソ提督ロリコンだし!」

霞「どんな子なのよ」

曙「えっと……お子様で、髪は黒っぽくて、長さは背中くらいで、あと黒っぽい帽子みたいなのを斜めにかぶってて……」

霞「それ暁じゃない」

曙「頭に馬の耳が生えてるのよ!」

霞「なんだかよく分かんないけど……ゲームくらい好きにさせてやれば?」

曙「大人ぶってんじゃないわよ!見なさい!あの緩みきった顔!」

提督「ふひひ……ライスシャワーちゃん」

霞「キモいだけで害はないでしょ」

曙「あるわよ!いい?あのクソ提督はゲームの艦これをやって、それで艦娘に興味を持って今の生活をしてるの!」

曙「って事は、ゲームの艦これに飽きて他のゲームを始めたら、私達にも飽きてそっちに行くかもしれないって事なのよ!」

霞「そんな大袈裟な……」

提督「ああもう俺がトレーナーになって養いたい」

霞「!!」

取調べ中

曙「正直に言いなさい?このゲームはなに?」

提督「これはその……艦これしている時に事前登録のお知らせを見て……最近サービス開始したって話題になってて……」

霞「ロリコン」

提督「幸薄い女の子が出てたからつい……」

龍城「船の擬人化に刀の擬人化。城やら工具やら色んな擬人化があるけど、とうとう馬まで擬人化させよったんか」

秋雲「けもフレ難民救済措置なんじゃないの?」

長波「ってか提督ほんとにそういう可哀想キャラ好きだよな。あたしらみたいな奴隷拾ったり、貧しい秋月型拾ったり」

曙「うちにも似たようなのがいるんだからこっちで我慢しなさい!!」

暁「ねぇ。何の話?」

提督「うちの暁はウルトラハッピーマジ幸せ系だろ。あとお兄さまって呼んでくれないし」

曙「そんなにお兄さまって呼ばれたいなら私が呼んでやるわよ!」

提督「えっ?なにそれ興味あるんだけど」

曙「…………お、お兄さま」

提督「ふーん、えっちじゃん」

曙「何がえっちなのよ!殺されたいの!?」

提督「頼む!ライスシャワーちゃんを育てたいだけだから!他のウマ娘には一切手を出さないから!」

曙「はあ?まだ満遍なく色んなキャラを使ってる方がマシよ。こんなアプリは削除よ削除」

提督「ひぇっ……!やめて!」

秋雲「そういやウマ娘って今アニメもやってたよね」

提督「アニメもあるのか?ライスシャワーちゃんが出てるなら見るけど」

秋雲「つい最近のやつが2話続けてライスシャワーだったよー?アニメ見る?」

提督「録画してるのか!?その回だけ見せてくれ!」

曙「ちょっと、何言って……」

秋雲「いやー、あれ見たらどんなリアクションするのか気になってさぁ♪ぼのたんも怒るか泣くかしてる提督に興味あるでしょ?」

曙「クソ提督が怒ったり泣いたり?そんなもん興味ないわよちょっとカメラとってくる」

秋雲「そんじゃあ私の部屋で用意するから。提督は1人で見ておいで」

提督「みんなで見ないのか?」

長波「他の何とか娘を夢中で見る提督とか誰も見たくないだろ」

提督「アニメ見るだけで凄い浮気感あるな。でも辛抱たまらんから行ってくる」

バタンッ

秋雲「さてと……小1時間後に提督がどんな顔して出てくるか賭けようか!」

大和「そのアニメはどんな内容なんですか?提督が怒ったり泣いたりしてる姿ってあんまり想像つかないんですけど……」

秋雲「なんか提督の好きなキャラが一生懸命頑張って1番になるけど周りからブーイングされて祝福されないみたいな話だったよ」

霞「なにその救い用のない話……」

秋雲「なんかまぁ最後はフォローされてたけどさ」

霞「で?賭けってどうやるのよ?」

秋雲「んー……今日の夕飯のデザートってプリンだったよね?」

大和「はい♪大和特性プリンですよ♪」

秋雲「じゃあプリンを賭けて、当たった人だけでそのプリン山分けにしよう」

龍驤「よっしゃ!ほんならウチは泣いて出てくるにプリン賭けるわ!」

霞「どうでもいいけど。私は怒った顔が見たいから怒るに賭けるわ」

暁「どうして怒った顔なの?」

霞「だって泣いてる顔なんて「嫌い」とか「一緒に居たくない」って言ったら簡単に見れそうでしょ?」

龍驤「そんなん言うたかて、実際よう言えんのやろ?クズとかクソとかは言えるけど嫌いとかはなぁ」

朝潮「…………大和さん特性プリンを賭けるなんて、そんなリスク……賭けるのは命でも宜しいでしょうか」

秋雲「朝潮ちゃんのプリン愛が重い!」

30分後

秋雲「もうちょいしたら帰ってくるかな」

霞「そういや曙もどっか行ったっきり帰って来ないわね」

大和「まだカメラを探しているんでしょうか?」

長波「カメラならスマホにも付いてるのにな」

ガチャ

曙「ハァ、ハァ、何とか間に合ったようね!」

秋雲「うわぁ……すっごいカメラ……どしたのそれ……」

曙「うちの店のお客さんにカメラのニシムラで働いてる人がいるからそこで買ってきた!」

大和「そんなお金どこから……まさか盗」

曙「背に腹は変えられないもの。おにいちゃんって一回呼んだら快くカメラを無料で売ってくれたわ!」

長波「無料で売ってもらったって凄いパワーワードだな」

秋雲「えーっと、怒ってるが霞ちゃんで、むしろ笑ってるが大和さん。あとはみんな泣いてる……と。これじゃ書けにならないね」

龍驤「まぁ感動しても悲しんでも怒っても涙は出るしなぁ」

霞「あっ、それズルくない!!怒って泣いてるのは無効でしょ!」

龍驤「いやいや、これも駆け引きやでー♪」

ガチャ

秋雲「帰ってきた!さぁさぁ答えは!?」

提督「…………」

秋雲「虚無顔!!全員ハズレの場合は胴元である秋雲さんの総取りだぁー!」

霞「はあ?そんなルール聞いてないわよ!みんなハズレたんなら権利も返しなさい!だいたいノーリスクで──」

曙「…………」

龍驤「なんや?そんなゴツいカメラ借りてきたのに撮らんの?ある意味喜怒哀楽の無いあの顔が1番レアちゃうか?」

曙「いやでも……ほら、あんな怒ってる顔初めて見たから……それどころじゃなくて……ぐすっ」

龍驤「ええ!?あれ怒っとるんか!?しかも泣くほど!?」

提督「深海棲艦側について人類を滅ぼしたい」

龍驤「なんかとんでもない事言い出した……」

提督「人間がクズ過ぎて嫌になった」

秋雲「ま、まぁアニメの話だし。フィクションだから……」

龍驤「いやいや、実際あの時は変な空気やったで。まぁブーイング言うよりは負けて残念って感じやったし、帰る時は普通に歓声もあがっとったけど」

霞「当時を知るベテラン有識者おじさん!」

龍驤「誰がおじさんや。

秋雲「で、でもほら、最後は仲間達に拍手されて祝福もされてたし……」

提督「でもあれで終わりとか悲しすぎるだろ!俺はハッピーエンドが見たかったんだ!」

龍驤「ライスシャワー言うたらあの後しばらく沈んで2年後の春天で復活の優勝しとったな。あの時は大歓声やったわ。阪神大震災の年やからよう覚えてるで」

提督「絶対そこまでアニメ化して!!」

龍驤「その2ヶ月後に死んでしもたけど」

提督「あっ……」

提督「…………」シュン…

曙「ちょっと、龍驤さんなんであんな事言っちゃうの?クソ提督しゅんとして泣いてるじゃない」パシャパシャ

龍驤「めっちゃ撮影しながら何言うとんねんな」

曙「レア顔、レア顔……こ、これは元気になった時バカにするために……」

秋雲「ま、まぁ、ほら!サイレンススズカも怪我しただけでアニメじゃ生きてるみたいだし!」

提督「でも史実じゃ……」

霞「って言うか、史実がどうこう言い出したら私たちほとんどみんな死んでるじゃない」

提督「…………」ズゥン…

曙「ちょっと!いい加減にしなさいよ!クソ提督が可哀想でしょ!!」パシャパシャ

ガチャッ

明石「おっじゃましまーす!……って、あれ?なにこの空気」

龍驤「いやぁ、まぁ色々あってな。急な用事やなかったらまた明日にでもしてくれるか?」

明石「分かりました。曙ちゃんの改二実装のお知らせに来ただけなんで!また改装の際はお呼びください!」

提督「ん?」

曙「ん?」

大和「あらあら、それはおめでたいですね♪」

龍驤「大和さんは別格やから別として、ウチらの中で改二実装されとらんかったんは曙だけやったからな。おめでとさんやで」

朝潮「おめでとうございます」

曙「ま、まぁ?改二って言ってもそんなに変わらないんでしょ?」

明石「いえ、かなり変わるみたいですよ?能力面より外見がかなり雰囲気違いますね」

曙「ふ、ふーん。どんな風に変わるの?別に興味ないけど」

明石「お目々がさらにパッチリした感じですね」

曙「……それだけ?」

明石「更に太ももがムッチリして、お尻がプリップリになります」

曙「そんなのどうでも──」

提督「ちょっと詳しく聞かせてもらおうかな。大和、お茶を頼むよ」

曙「ちょっ」

提督「それで?その尻から太ももに関してそんなに変わったのか?」

明石「胸の潮、尻の曙と言われる程には」

提督「なるほど……よし!曙、改二になれ!」

曙改装中

明石「それではチャチャっと済ませちゃいますね♪」

曙「チャチャっとじゃなくてしっかりしてよね!」

明石「分かってますよ♪とは言え最近では珍しく簡単な改装ですので」

曙「簡単な改装か……って事は他の子達みたいに強くなったり使い勝手が良くなったりはしないのね」

明石「強くなりたいんですか?」

曙「別に。うちの鎮守府じゃ強くなっても役に立たないし……ただどうせならって」

明石「そう言う意味ならこの鎮守府においては最高の改装ですよ♪強さよりも可愛さを求めるこの鎮守府なら!」

曙「別に可愛さなんて…………ねぇ、私の髪を黒くする事は出来る?」

明石「髪をですか?」

曙「あと馬の耳と尻尾もつけて欲しいんだけど」

明石「?」

明石「なんだそんな事ですか。いやー、曙ちゃんも乙女してるんですねぇ♪」

曙「別にしてないわよ!で?出来るの?出来ないの?」

明石「しませんよ。そんな事」

曙「……そう」

明石「そんな格好しなくても今からもっと提督さん好みになっちゃうんですから!」

五月雨「はい、お母さん」

曙「うっ……注射するの?」

明石「はい!曙ちゃんの改装はこの特性女性ホルモンを打つだけですから」

曙「はあ!?そんなんで改二とか嘘で……いたっ!!」

明石「これにて改装は終了です♪」

曙「ええ……」

明石「後はこれをどうぞ。避妊具5枚綴りを10セットです」

曙「こ、こんなのいらないわよ!!」

明石「いえいえ、今全国の鎮守府で一斉に曙ちゃんが提督に襲われてて大変なんですよ。人間と艦娘の間にどれくらいの確率で赤ちゃんが出来るのかはわかりませんけど」

明石「あ、こんなのいらないって、もしかしてゴムなし中出し子作りセック──」

曙「う、うるさいわね!終わったならもう行くわよ!」

執務室

曙「おまたせ」

龍驤「なんや、えらい早かったな。へー、結構雰囲気かわったやん。可愛なったで」

曙「あ、ありがとう……」

長波「ほら、提督もなんか言ってやれよ」

提督「曙……」

曙「なによ」

提督「とりあえず尻と太ももを見せてくれないか」

曙「しね!クソ提督!!」

提督「ああっ!曙!待ってくれ!!」


龍驤「さすがに他を褒めてからそっち行かんかいな。とりあえず生みたいな勢いで、とりあえず尻とかあほかいな」

提督「ぐぬぬ……」



曙「あのクソ提督も少しは反省したかしら」

ガチャッ

曙「クソ提督、入るわよ」

曙「今からみんなでお風呂だし、そこでなら見せてあげても良いわよ」

曙「その、お尻とか……」

提督「…………」

曙「あんのウマ提督!またイヤホン付けてコソコソゲームやってるし!ちょっと!!」

曙「……ん?なによ艦これしてたのね。あっ、しかも私使ってるし」

曙「へー、ゲームの中でも私を改二にしたんだ」

曙「は?出撃?艦隊に私しかいないわよ?あ、そっか。改装したからキラ付けでもするのね」

5-5単艦出撃

曙「え?」

曙大破!!帰還!

曙「…………」

提督「さてと……」

曙「はい。ティッシュ」

提督「おお、ありがとう。いやー、久々に大画面で艦これ起動したけどこりゃ凄いわ。しばらく修理せずこのままにしておこう…………ん?」

曙「さっさとシコシコすれば?この変態クソ提督」

提督「…………」シコシコ

曙「こっち見んな!画面見てやりなさいよ!クソ提督!!」

提督「生の方がいいに決まってんだろ!」

曙「生の方がいいって……ば、ばか!!」

この後なんだかんだ言いながら
机に手をつきスカートを捲り上げてお尻を見てくれる優しい曙ちゃん

死ぬほど忙しいだけでウマ娘はエッチなライスシャワーちゃんクリアできました
月末くらいには暁ちゃんにたこ焼き屋させます
https://i.imgur.com/QAmfp5H.jpg

諦めの境地

ケーキ屋

提督「時短営業で久々に店を開けてみたけど……」

大和「はっきり言ってしまうと……お客さん減っちゃいましたね……」

龍驤「まぁうちの客は年寄りも多かったからなぁ」

長波「こればっかりは仕方ないだろ。あたしら艦娘には人間のウィルスとか関係ないけどさ」

提督「でも何かもっと他の理由もあるような気がする」

曙「さてと、換気換気」

客「さむっ!!」

曙「うっさいわね!あんた達のためにやってあげてんでしょ!!」

客「へへっ……」ビンビン

霞「でも確かに寒いわね……こりゃお年寄りには過酷だわ」

暁「おじいちゃんやおばあちゃんたち元気にしているかしら」

長波「まあ減ったモンは仕方ないんだし今来てくれてる客に精一杯サービスしてやろうぜ」

提督「サービスって長波が言うとエロく聞こえるな」

長波「それは提督の耳が腐ってるからだろ」

提督「いや、今の声が聞こえたのか、客の3割が今前屈みになってるぞ」

長波「はあ?なんで?」

提督「みんな長波にサービスしてもらいたいんだろう」

長波「そりゃーこんな時期に来てくれてるんだしサービスするけどさ」

長波「おーい、今日だけ特別に長波様がたっぷりサービスしてやるぞー。サービスして欲しいやつはこっちに並べー」

客達「くうぅ……」

長波「なんだ。いないのか?なんかあたしが恥かいたみたいになってんだけど」

客達(立ち上がってて立ち上がれません……!)

霞「注文は?」

客「あれ!?今日は霞ちゃんも接客してくれるの!?」

霞「あんたが指名したから来たんでしょうが」

客「いつもは断られてたから……」

霞「今日は相談事もなくて暇なのよ。お客さんが少ないし」

霞「お客さんが少ないと片付けとかも少ないでしょ。ほら、曙も接客してるし。それより注文は?」

客「じゃあホットコーヒーと何かおすすめの温かい料理を」

霞「そんなに寒いの?」

客「あはは……」

霞「仕方ないわねぇ……はい、使い棄てカイロ。あげるわ」

客「こ、これは……使い棄てカイロというか、使いかけカイロ!?」

霞「文句があるならあげないわよ」

客「さっきまでこのカイロが霞ちゃんの太腿を温めていたと考えると……一生使わせて貰います!」

霞「一生じゃなくて今日の夜には捨てなさいよ」

客「これを捨てるなんてとんでもない!」

曙テーブル

客「…………」

曙「それであのクソ提督ってば…………って聞いてんの?」

客「え!?あ、ああ、ごめん!ボーッとしてて!」

曙「私が話してる最中にボーッとするなんて良い度胸してんじゃない!ったく、何をみてたのよ」

客「その……向こうで霞ちゃんからカイロを貰ってる客がいて……」

曙「カイロ?あー、確かにちょっと寒いわね。海に比べれば大したことないけど。やっぱり人間には辛いのかしら?」

客「屋根があるだけ外よりはマシだけどね」

曙「仕方ないわねぇ。ほら、カイロ。あんたも欲しいんでしょ」

客「曙ちゃん!?そのカイロは今どこから!?」

曙「お尻のポケットだけど?使いかけが嫌なら新しいの事務所から持ってくる?」

客「いやそれがいいです!たった今まで曙ちゃんのお尻を温めていたカイロ……家宝にします!」

曙「家宝じゃなくて使い捨てにしなさいよ」

客「これを捨てるなんてとんでもない!毎日使わせていただきます!」

秋雲テーブル

客「…………」

秋雲「なになに?何みてんのさ~?」

客「ちょっとその、カイロを貰ってる客がいて……」

秋雲「なるほど。それで自分も欲しくなっちゃった訳かぁ~」

客「欲しいです!」

秋雲「じゃあはい♪使い棄てカイロ。一個100円ね♪」

客「新品……」

秋雲「ありゃ?何か不満だった?」

客「いやその……」

秋雲「そんなキミには……ほい、たった今まで秋雲さんのポンポンを温めてたカイロ。こちら1000円になりまーす♪」

客「買った!」

秋雲「まぁまぁ、そう慌てないで。次はこっち。秋雲さんの内股を温めてたカイロは5000円なんだけどー」

客「それも買った!」

秋雲「まいどあり♪でも最後にもう一つあんだよね~。10000円のやつがさぁ」

客「10000円!?なんて事だ……この100均カイロが10000円する事よりも、10000円出せばどこから出てくるのか期待している俺がいる!」

秋雲「最後のカイロはこの胸ポケットの中なんだよねぇ♪もし買ってくれるなら手を入れて取ってもいいだだだだだ!!」

長波「あほか」グリグリグリ

長波「いつからうちはそんないかがわしい店になったんだ?」

秋雲「ごめんなさい!ごめんなさい!アップルペンシルが欲しくてつい!」

長波「ぺん?そんなもん提督に頼んで買って貰えばいいだろ」

秋雲「いや、あれ10000円以上するしさ。流石に頼めないよ」

長波「だからってこんな事してたら提督が泣くぞ」

提督「話は聞かせてもらった」

秋雲「うわっ!いつの間に!」

提督「秋雲は今夜ビニールプールプレイの刑だな」

秋雲「ちょちょちょ!ちょっと待って!あれは無理!死んじゃうから!!」

提督「それとそのカイロは俺が全て買い取る。16000円だよな」

秋雲「え?いいの?」

提督「残ったお金はポカリスエットでも大量に買っておくんだな。脱水症状にならないために」

秋雲「ひっ……」

長波「…………」

秋雲「な、長波ぃ……たすけて……」

長波(今夜は寝室に近寄らないようにしよう)

客「…………はぁ」

長波「残念だったな」

客「心底残念です……」

長波「よろしい。正直者にはこの金の斧……じゃなくて、均のカイロをやろう」

客「無料で良いんですか!?」

長波「言っとくけど普通の使い棄てカイロだし、私のはポケットにも入れず手で揉んでただけだからな」

客「手で揉む!?なんでエロい!!長波様に直の揉みされたカイロとか一生使わせてもらいます!」

長波「使い棄てカイロって言っただろ」

客「ところで……ビニールプールプレイってなんの事ですか?」

長波「ん?あー……小さいビニールプールを膨らませて内側に線を引いて……そこに液が貯まるまで終わらないプレイかな」

客「?」

朝潮テーブル

客「…………」

朝潮「もぐもぐ」

客「…………」

朝潮「どうかしましたか?もぐもぐ」

客「他の客がカイロ貰っててね……朝潮ちゃんもカイロとか持ってるの?」

朝潮「いえ、朝潮は身体がぽかぽかするのでカイロは使っていません!朝潮は体温が高いらしいです!」

客「そうだね。たくさん食べてポカポカしてそうだもんね」

朝潮「お客さんは寒いんですか?」

客「少し寒いけど大丈夫だよ。へへっ、羨ましい……ぐすっ」

朝潮「鼻水が出るほど寒いんですね。ではこうしましょう!失礼します」

ストッ

客「ひょわっ!」

朝潮「朝潮は温かいので天然のカイロです。お膝の上で朝潮が食事をすればまだまだ暖かくなりますよ!」キラキラ

客「じゃあ好きな料理どんどん食べてもらおうかな!温まりたいし!!」

朝潮「ではこのから揚げとハンバーグとスープと……ケーキも良いですか!?」

客「よーし!混雑が無くなって時間制限も今はないみたいだし、閉店まで食べ放題コースだ!」

朝潮「それだけ食べればぽかぽかのぽかぽか間違いありません!あっ、心なしかお尻の下がもう熱くなってきましたよ!」

客「節操がない息子でごめんなさい」

朝潮「ハンバーグ♪グリルグリル♪ポテトとコーンも美味しいよー♪」パタパタ

客「なんで可愛い生き物なんだ……」

客「いつもはキリッとした態度なのに、料理を待ってる時は鼻歌を歌いながら足をパタパタするなんて……しかも」

朝潮「楽しみですね!」

客(膝の上に座ってるから、話しかける時に振り返って見上げてくる上目遣いがたまらん……!むくむくする!)

朝潮「朝潮はハンバーグが世界で1番好きな食べ物なんです。お客さんは何が好きですか?」

客「俺?俺はそうだな……たこ焼きとか好きだな」

朝潮「たこ焼き?タコを焼いた料理ですか?」

客「あれ?意外だな。朝潮ちゃんが食べ物で知らない物があるなんて」

朝潮「いつもハンバーグを注文してしまうので……たこ焼きと言うのはどんな料理なんですか?」

客「たこ焼きはタコを焼くんじゃなくて、中にタコが入ってるんだよ」

朝潮「??」

客「小さいボールみたいに丸く焼かれてて、外はカリッ、中はトロッってのが特徴かな。そのトロトロの中にタコが入ってて、寒い日は熱々のたこ焼きをハフハフ言いながら食べるのが最高なんだよ」

朝潮「……ごくり」

客「味は色々あるけどソースとマヨネーズが基本かな。あとは鰹節と青のり!思い出したら食べたくなってきたよ。帰りに寄ろうかな」

朝潮「どこに寄るんですか!?」

客「たこ焼き屋だよ。今どきスーパーとかでも見かけるけど、やっぱりたこ焼き屋が最高だね」

朝潮「たこ焼き……凄く興味があります!鎮守府でも焼いてくれるでしょうか!?」

客「確かにここの料理は絶品だし、鎮守府でも美味しいたこ焼きが出来るとは思うけど……家だと火力不足でイマイチだし専門店には敵わないかな」

朝潮「朝潮もたこ焼き屋さんでたこ焼きを食べてみたいです!」

客「じゃあ仕事が終わったら食べに行く?3時閉店って書いてたし、アフターみたいな感じで。なーんて」

朝潮「よく分かりませんがたこ焼き屋さんに行けるならあふたーします!」

客「え!?」

朝潮「あ、でも司令官に許可を取らないといけませんね。少々お待ちください!」タッ

客「あー……それで断られるパターンか」


厨房

朝潮「司令官!今日仕事が終わったらあふたーに行ってきてもよろしいでしょうか!?お願いします!」

提督「えっ!?」

朝潮「ダメ……ですか?」

提督(忠犬朝潮と呼ばれるほどワガママを一切言わなかった朝潮が、食事以外で頼み事をしてきてくれるなんて……!)

提督「もちろん良いぞ!でも暗くなる前に帰ってくる事!あー、それだと時間が短すぎるから……よし、もう今日の仕事は良いから今出てる料理を食べたら行っておいで」

朝潮「ありがとうございます!司令官、大好きです!」

提督「へへっ……てやんでい」

秋雲「いやー、並びの列がないから暇だわー」

朝潮「お疲れさまです!」

秋雲「あれ?朝ちんどったの?私服だけどどっか行くの?」

朝潮「はい!司令官に許可を頂いて、これからあふたーに行ってきます!さあ急ぎましょう!」

客「あ、うん。じゃあまたね、秋雲ちゃん!」

秋雲「ほえー」


厨房

秋雲「列もないしやる事ないわぁ」

提督「それなら午後も接客してくれるか?朝潮がいないから代わりに」

秋雲「あー、そういえばよく許可したねー」

提督「成長が嬉しくてな。もしかすると友達が出来て一緒にお買い物でもしてるのかもな」

秋雲「いやいや、お客といかがわしい事するんじゃないの?」

提督「秋雲、どうやらお風呂で潮吹き半身浴出来るくらいまで犯されたいらしいな」

秋雲「いやいやいやいや!だってお客とアフターって言ってたし!食事デートとかに行く流れじゃないの!?」

提督「秋雲!!…………あふたーって何?雑貨屋とかの名前じゃなかったのか?」

秋雲「だからほら、キャバ嬢が仕事終わってからお客さんとデートするやつでしょ?ドラマとかだとアフターの後ラブホ行ったりしてるじゃん。そんでそれが店にバレてドロドロの展開に──」

提督「んなあああああ!!」

提督「秋雲!朝潮はどこへ行ったんだ!?」

秋雲「アフターとしか言ってなかったから分かんないよ」

提督「なんてこった!!」

秋雲「提督は許可した時何か聞いたりしなかったの?」

提督「暗くなる前に帰るよう言って、気持ちよく送り出してしまった……」

秋雲「あー、じゃあ大丈夫じゃない?朝ちんが約束破るとも思えないし。多分何か食べに行って直帰でしょ」

提督「そうだと信じているんだが……」

秋雲「万が一の時は秋雲さんが慰めてあげるってば。色々と♪」

提督「秋雲……いや、今夜お前はビニールプールプレイだからな」

秋雲「ひぃん……覚えてた……」

曙「クソ提督、スマホー」

提督「そうだスマホだ!こんな時のために」

曙「朝潮のスマホ机に置きっぱだったんだけど。どこにいるか知らない?」

提督「ああああ!!」

改二になってから執務室で提督と2人きりになるたび、さり気無くパンチラしたりお尻で誘惑する曙ちゃん
今まで5回誘惑に成功して性行した模様

時間ある時に限って鯖を落とす悪行よ

ケーキ屋

秋雲「…………ひまー」

曙「お客さんが来ないと掃除のしがいもないわね」

龍驤「なんや日に日に客が減っていくなぁ。もう常連がたまに来る程度やん」

霞「その常連さんも来る頻度が減ってるけどね」

朝潮「お客さんがいないと困ります……」グウゥ……

長波「まぁ理由は分かりきってんだけどな。提督、前みたいになんかしないのか?」

提督「いやー、こりゃもう仕方ないだろ。ハハッ」

曙「なにヘラヘラしてんのよ!キモッ」

提督「…………」ジッ…

曙「な、なによ」

大和「それにしても困りましたね。まさか斜め向かいに喫茶店ができちゃうなんて……」


『喫茶 ウマ娘』

曙「あっ!!あの客……いつもうちに来てたくせに!!」

霞「そんなに擬人化したやつが良いわけ!?バッカみたい!!」

龍驤「いや、それは……ウチらも、なぁ……」

提督「まぁ仕方ないさ。こればっかりは……」

曙「だから!なんでそんなすぐ諦めるのよ!このクソ提督!!もうちょっと対策考えたり出来ないわけ!?ほんと使えないゴミクズ提督ね!!」

提督「…………」ジッ…

曙「な、なによさっきから……」

提督「いやな、俺だってなんとかしたいさ。でもダメなんだよ」

曙「だからなにがダメなのよ!?」

秋雲「ウマ娘は二次創作に厳しいからね……」

曙「……なにそれ?」

秋雲「簡単に言うとねぇ。提督が私たちにするみたく変態的ないやらしい事をすると…………即射殺」

提督「キャラやモデルになった馬を著しくアレする表現はダメなんだよ」

霞「別に変なことしなければ問題ないんでしょ?」

提督「変なことしない自信がないです……」

曙「ウジウジウジウジ……見てるだけでイラつくわ。このフナムシ提督!キモいのよ!!」

提督「…………」ギュンッ

曙「ひっ……い、いきなり睨みつけないでよ……」

龍驤「よし!せやったらどんな感じの店なんかウチが偵察に行ってきたるわ!まずは敵の手の内を知らんとな!」

長波「あー……えっと…………なんか来てるけど。お客さん……?その、松田優作みたいなのが匍匐前進で」

提督「!」

龍驤「司令官、誘拐されてしもたなぁ」

長波「まぁ連れて行かれたのは目と鼻の先だから良いんじゃないか?」

秋雲「どうする?提督帰ってきたらトレーナーさんになってるかもよ?」

霞「クズ司令官はクズ司令官よ。私たちを裏切るわけが無いわ」

龍驤「どうやろか。なんや司令官やら団長やら色んなんがトレーナーに転職したらしいけど」

曙「やっぱり無理矢理にでも連れ帰りましょ。その過程で相手の店が潰れても仕方ないわ」

秋雲「あっ、噂をすればなんとやら。さぁ提督は提督のままかえってきたのかなぁ~?」

ガチャッ

提督「うっ……ぐすっ…………」

長波「なんか泣きながら帰ってきたけど」

龍驤「ど、どないしたん?」

提督「1%も勝てる気がしない……熱気が違いすぎる……」

霞「だったらこっちも負けないように盛り上げれば良いじゃない!コスプレでもなんでもやってやるわよ」

提督「もうそういう次元じゃ無いんだ。そう、あれは過去の艦これだ……8年程前の……」

提督「凄かったよ。客は提督、団長、プロデューサー……その他もろもろ……」

霞「で?クズ司令官もクズトレーナーになってきたわけ?」

提督「正直かなり揺れ動いたさ。ナイスネイチャに接客されて、ツインターボが料理を持ってきて、ライスシャワーがおぼんをひっくり返して…………でもさ、やっぱり俺がなりたいのはトレーナーじゃない」

曙「フンッ、当たり前よクソ提督はクソ提督なんだから。トレーナーとか無理無理。何にも管理できない無能クソ提督!」

提督「…………」

秋雲「なんか提督……最近ぼのたんを見てる時、目ん玉ギラギラしてない?」

提督「いやほんと、曙がいなかったらどうなってた事か」

曙「?? 私何かした?」

提督「曙、ちょっとセンパイって呼んでくれないか?」

曙「はあ?なんでセンパイなのよ?変な性癖押し付けてんじゃ無いわよ。キモセンパイ!」

龍驤「そこは呼んであげるんやな」

曙「ねぇ」

霞「なによ」

曙「クソ提督、なんか変じゃなかった?」

霞「別に普通じゃない?いきなり絶頂射精した以外は」

曙「まぁそうよね。でもなんで先輩なの?」

霞「知らないわよ。先輩後輩プレイがしたかったんじゃ無いの?」

秋雲「それなんだけどさ。提督最近コレにお熱らしいよ」

『イジらないで、長瀞さん』

曙「なにそれ?」

秋雲「ブッキーや二航戦たちに似た声の女の子が先輩をイジる話かな~」

曙「じゃあ私じゃなくてそっちに頼めば良いのに」

秋雲「いやいや、この主人公がねぇ~……キモいキモい罵ったりして先輩を弄るんだよねぇ」

曙「?」

秋雲「身体は小柄で、髪は黒っぽいロングで、口が悪くて、顔は可愛い。日焼けもしてて……あと本心を隠すように照れると更に照れ隠しで口が悪くなる、と」

曙「ふーん」

秋雲「ふーんって……もしかして自覚ない?最近日焼けもしてるしさ」

曙「なにが?」

霞「…………なんでそのネギトロさんは色白の灰色っぽい銀髪じゃないのよ!」

秋雲「いたたた!ネギトロじゃなくて、ちょっ……そんなに叩かれたら……」

霞「クズ司令官のばかー!!」ポカポカ 

秋雲「ちょっ!中破!!ポカポカ可愛い音出してるけど重い!中破してるから!!」

曙「ん?もしかして私がそのキャラに似てるって事?なんな腹立つわね。アニメのキャラに似てるから好きとか言われたら」

曙「……ちょっとクソ先輩に文句言ってきてやるわ!」ダッ

霞「あっ!!」

30分後、イジりに行った曙さんは提督に弄り回され、ビクンビクン痙攣した無残な姿で発見されました

提督「しばらく店の人員を削減しようと思っています」

朝潮「人員削減ですか?」

提督「ウィルスやらライバル店やらでケーキ屋兼レストラン経営は厳しいからな。しばらくはケーキのテイクアウトメインで行こうと考えてる」

霞「つまり何人かクビにするって事?」

提督「いや、そんな人でなしな」

龍驤「ウ、ウチはまだまだ働けるで?1日24時間でも25時間でもいけるから!クビだけは堪忍や!!」

提督「おちつけ龍驤!1日は25時間もない!それにクビにするわけないだろ」

龍驤「そ、そーか……ならええんやけど……」

提督「2人ほど左遷します」

龍驤「あああああああああ!!」

提督「いま時代はお持ち帰りとウーバーイーツだ」

提督「そこで俺はたこ焼き屋を始めようと思う!たこ焼きなら持ち帰りで食べれるし、何より甘いもの中心だったあの喫茶店にも太刀打ち出来るかもしれない!」

提督「場所はここから5分くらいで設備も整えておいた!」

提督「とりあえず毎日2人はたこ焼き屋担当にして、曜日ごとにチェンジしていく予定だ。今日は曙と霞が作ったたこ焼きの日~とか客も楽しめるだろうし」

霞「私たこ焼きなんて焼いた事ないしうまくできないわよ?多分」

提督「その辺は大事だ。我々にとって艦娘が焼いてくれたと言う事実が重要であり、味は二の次だからな。ぶっちゃけ艦娘が作ってくれたなら小石をだされても喜んで食べる」

長波「無機物は食べれないだろ。……うちの提督以外は」

秋雲「なんかいろいろ言ってるけど。本当はあれでしょ。先月のさぁ」

先月 鎮守府玄関

提督「えい、えい、むんっ!」

龍驤「今日も一日ごくろーさーん……って、なんやあれ?玄関で腕組んで」

秋雲「なんか朝潮ちゃんが帰って来たら叱るらしいよ~。アフター行っちゃったから」

龍驤「へ?でもそれって司令官が許可したんちゃうの?」

提督「俺はアフターがどんなものか知らなかったからだ!男と食事だなんて知ってたら許可なんてする訳ないだろうが!」

龍驤「いやいや、それはキミが知らんかったんが悪いよ。朝潮は行って良いか事前に確認しとるんやから」

提督「そ、それ以前に!知らない人について行っちゃダメだろ!」

霞「な、なにやってんのよ。うるさいわねぇ……」ドキドキ

秋雲「今ちょっと提督が面白いから観察してるところ~」

龍驤「ほら、キミが珍しく怒鳴ったりしとるから霞も曙も半泣きで来てしもたやん」

霞「べ、別に泣いてないわよ!」

曙「私はそっちに行ってないし!」

秋雲「ぼのたん、あんな柱の影から」

龍驤「ウチが来た時には既におったで」

提督「今日の俺はやるぞ。父親として時には娘を叱ってやらねば」

秋雲「娘って言うか嫁だよね。不倫デートかぁ。提督NTR属性は?」

提督「あるわけ無いだろ!」

曙「ひっ……」

龍驤「おー、よしよし。大丈夫やでー。……こら!娘の為を思うんやったらこっちの娘の事も考えんかい!子供は親が怒っとったらそれだけで怖がるんやで!」

提督「ごめん!!」

龍驤「そこは素直にあやまんのかい」

秋雲「ねえねえ、賭けしようよ♪提督が朝潮ちゃんを叱れるか叱れないか♪」

龍驤「叱れない方に1000円」
曙「叱れない方に1000円」
霞「叱れない方に1000円」

秋雲「ええ…………じ、じゃあ、叱れない方は2倍、叱れるほうは10倍のオッズで……」

龍驤「2倍もつくんやったら叱れない方に10000円」
曙「2倍も貰えるなら叱れない方に10000円」
霞「ノーリスクで2倍になるなら叱れない方に10000円」

秋雲「……じゃあ叱れる方は100兆倍で」

龍驤「叱れない方に100兆円」
曙「叱れない方に100兆円」
霞「叱れない方に100兆円」

秋雲「……」

秋雲「最終的に賭けるのは食後のデザートって事で……みんなは叱れない方。私は叱れる方ね……トホホ。3日連続デザート抜きかぁ」

龍驤「おっ、帰って来たみたいやで」

朝潮「たこたこたこ♪」

曙「よっぽど美味しかったのかしら?珍しく鼻歌歌いながら帰って来たわよ」

霞「そう?お姉ちゃんは食後いつもあんな感じよ?この前もセミがどうとか歌ってたし」

提督「朝潮!こんな時間までどこに行ってたんだ!」

龍驤「こんな時間って、まだ6時前で明るいけどな」

朝潮「司令官にお伝えした通りアフターに行って来ました!たこ焼き美味しかったです!外はカリカリで中はトロトロ──」

提督「知らない人について行っちゃいけません!!」

曙「……あれ?」

秋雲「もしかしてデザート4倍!?」


朝潮「ですが……司令官から行ってもいいと許可を頂いて……」

提督「男とたこ焼き屋に行くって言われたら許可していない。しかもスマホは持ち歩いていないし……ほうれんそうをしっかりしなさいと言ってるんだ。朝潮のはあれだ!あー……ほう、そう、だ!れんがなってない!」

龍驤「いやー、なんか無理やり感満載やけど、ほんまに叱っとるな」

秋雲「なんか珍しいもの見れたねー。儲けたデザートは朝潮ちゃんに半分あげて元気付けてあげよっと」

曙「あれが怒ってるクソ提督かあ……確かに珍しいわね」

霞「ほんと珍しいわ…………」

秋雲「珍しいって言うか初じゃない?提督が怒る──」

霞「そっちじゃなくて。お姉ちゃんが本気で怒ってる……って言うか、拗ねてる姿見るのをね」


提督「たこ焼きなんかに釣られて知らない人について行くなんて──」

提督(父親としてしっかり叱れてたな…………ん?)

朝潮「…………っ」スタスタ

提督「あ、朝潮。まだ話は終わって無」

朝潮「連絡が取れなかったのは電話を忘れた朝潮の責任です。それはすみませんでした」

提督「お、おお……」

朝潮「でもそれ以外は朝潮に落ち度はありません!どうして叱られなくてはいけないのですか!報告も相談も事前にしました!」

提督「あさ、朝潮ちゃん……?」

朝潮「そしてなにより……食べ物の事を貶されるとムカっ腹が立つんです」

龍驤「どないしたんや。ジョジョみたいな事言うて」

霞「この鎮守府に来てしばらくした頃ね、私が好き嫌いしてにんじんを残した時もあの目をしてたわ」

提督「あ、あさ、朝潮ちゃん?俺は別に食べ物を貶したりなんてしてないから!」

朝潮「言いましたよね。たこ焼きなんかって」

提督「それは何というか、調子に乗り過ぎてしまいまして……あっ、違う違う!!」

朝潮「次に司令官は俺もたこ焼きは素晴らしい食べ物だと言い訳をする」

提督「俺もたこ焼きは素晴らしい食べもなだと思っ……ハッ!」

朝潮「司令官。朝潮は残念です。とても残念です。朝潮のようなガラクタを拾って頂き、こんな素晴らしい生活を送らせてくれている提督の事を……とても尊敬していました。感謝していました。愛していました」

提督「過去形!?尊敬と感謝はどうでも良いけど!最後は辛過ぎる!」

龍驤「そういや霞はどうやって朝潮と仲直りしたんや?」

霞「大変だったわよ。仕事中やみんなの前では普通だったけど、2人きりの時は2週間くらい口聞いてくれなかったし。泣きながら全裸土下座しても許してくれなかったわ」

曙「なんで全裸土下座なのよ」

秋雲「それ写真撮りたかった」

霞「最終的にクッキーあげて、食べ物を二度と残さないって約束したら許してくれたけど」

龍驤「結構チョロいなぁ」

曙「じゃあ何かあげて謝れって教えてあげましょ。あんなの見てられないわ。もうクソ提督が半泣きじゃ無い」

提督「はわわわ……朝潮ちゃん?反抗期?反抗期なのかな?」

秋雲「待って!……面白いからもうちょっと見てようよ」

龍驤「…………せやな」

提督「朝潮、今のは俺が言い過ぎたよ。って言うかアフターを理解してなかった俺が100%悪かった!」

朝潮「…………司令官」

提督「ど、どうした?」

朝潮「今日からお風呂は1人で入ります」

提督「やめて!小学生の娘に言われてお父さんが1番悲しくなるやつ!」

朝潮「あと司令官の洗濯物は別で洗ってください」

提督「ああっ!年頃の娘に言われてお父さんが傷つくやつ!ほんとにすまん!二度と怒ったりしないから!」

朝潮「…………司令官、これ以上失望させないでください」

提督「指を20本詰めるから……許して……」

龍驤「おーい、きみー。ちょっとこっちこっち」コイコイ

提督「龍驤、ちょうど良いところに。まな板とドスを持ってないか?」

龍驤「いやいや、指は詰めんでええから」

提督「秋雲、まな板はあったんだがドスが無いんだ。持ってないか?」

龍驤「おい、誰がまな板やねん」

霞「クズ司令官、お姉ちゃんは今叱られた事よりたこ焼きをバカにされたと思って怒ってるのよ」

曙「霞が同じ様に怒らせちゃった時はクッキーあげて謝ったら許してくれたらしいわよ」

提督「そうなのか!!」

秋雲「でも叱られてた時点でちょっと拗ねてたみたいだし、もう「何でも言うこと聞く」くらいの勢いじゃなきゃ許されないんじゃない?ふひひ」

提督「とりあえずクッキーを焼いてくるか」

2時間後 朝潮と霞の部屋

霞「お姉ちゃん、まだ怒ってるの?クズ司令官も悪気があった訳じゃないんだしさ」

朝潮「でもたこ焼きをバカにした事は許せません!あんなに美味しいものを……」

霞「……もうクズ司令官の事好きじゃなくなったの?」

朝潮「これまでが100なら今は50くらいです」

霞「じゃあその指輪ちょうだい」

朝潮「指輪を?」

霞「私の好きは100だから。いらないならそれ欲しい。クッキーと交換してよ」

朝潮「それはその……頂き物を横流しする様な事は出来ません」

ガチャッ

提督「朝潮!改めて謝りに来た!」

霞「なんで全裸なのよ」

提督「まずこちらをお納めください。手作りの特製クッキーでございます」

朝潮「司令官の手作り特製クッキー……」ゴクリ

提督「この度はたこ焼きに対し失礼な事を言ってしまいすみませんでした。何でも言う事を聞くので許してください」

朝潮「許します!」

霞「はやっ、もう来る前から許したくて仕方ないオーラ出まくってたけど……」

朝潮「こちらこそ司令官に生意気な事を言ってしまってすみませんでした」

提督「今後もお風呂や洗濯は……」

朝潮「はい、もちろんいつまでも一緒です!」

提督「朝潮ー!」

霞「なにこれアホらしい……」

朝潮「司令官……今からしますか?」

霞「ん?」

提督「ああ、そうだな。仲直りの後は燃えるって言うしな」

霞「ええ!?ちょっ、ふ、2人はそういうの……え?そういう、あれ……してるの?」

朝潮「はい。ケッコンしたら夫婦の営みは当然だと司令官に教わりました」

霞「このクズ!!お姉ちゃんを汚すんじゃないわよ!」

朝潮「ケッコンと言えば霞がさっき指輪を欲しがっていたんですよ。霞は司令官の事が100好きだと言っていました」

霞「お、お姉ちゃん!?あれはお姉ちゃんをアレするために言った冗談だから!!」

提督「じゃあ今夜は姉妹丼だな!」

霞「しまいどん?なによそれ」

提督「3人で仲良くやろう!」

朝潮「そうですね。朝潮は司令官も霞も大好きなので賛成です!」

提督「俺も朝潮と霞が大好きだから!」

霞「私は……まぁ2人とも好きだけど……」

提督「具体的には俺と朝潮が攻めで、霞の総受けがベストなんだけど」

霞「はあ!?どう考えてもクズ司令官がドMの──」

朝潮「では司令官と霞が性行為をして、朝潮は霞の身体を押さえ付けながらその表情や声を逐一報告させていただきます」

提督「ほうれんそうの練習だな。しっかり連絡も頼むぞ」

朝潮「はい!」

霞「私の身体で何を練習するつもりよ……」


朝潮「司令官、霞が声だけでなく舌も出して幸せそうなだらしない顔をしています!」


朝潮「何かにしがみ付いていないと意識が飛ぶといっているので朝潮の身体を密着させました!」


朝潮「司令官、霞が何故か泣きながらキスをせがんでくるのですが、朝潮が対処してよろしいでしょうか?」


ほうれんそうも大事ですが、上司のおひたしも大事という真面目な話でした

テスト

朝潮「司令官、なんでも言うこと聞いてくれるんですよね?」

提督「ん?」

朝潮「朝潮は今日たこ焼きを食べて感動しました!」

提督「そんなに気に入ったのか」

朝潮「はい!だから、その……」

提督「分かった分かった。約束だからな。好きなだけ買ってやるよ」

朝潮「そうじゃなくて、ですね……たこ焼きを作る工程も楽しそうだったので……」

提督「じゃあたこ焼き用の鉄板を買って家で焼くか。最近は電気で焼くやつとかもあったはずだけど」

朝潮「司令官!朝潮はたこ焼き屋さんが欲しいです!」

提督「ええ……」

>>761

提督「たこ焼き屋のシフトなんだけど……」

月曜日 朝潮 霞
火曜日 大和 暁
水曜日 秋雲 長波
木曜日 龍驤 曙
金曜日 提督

提督「とりあえずこのシフトで回そうと思う」

龍驤「ウチはかまへんけど、キミは1人で大丈夫なん?」

提督「そこはバイトの家政婦さんにお願いするから大丈夫だ」

龍驤「いやいや、バイト雇うんやったらウチらから誰か1人選んで使いーや」

提督「それが給料は余ったたこ焼きだけで良いっていう艦娘がいてな。せっかくだし頼んだんだ」

龍驤「…………艦娘?」

提督「いいか?暁には大和がついてるから大丈夫だと思うが、もし何か問題が起きたら大人を呼ぶこと!俺でも大和でも龍驤でもいいから」

提督「絶対に自分たちだけで解決しようとしないように!」

曙「別に変なのが来ても迎撃してやるわよ」

提督「それが怖いから言ってるんだ。お前たちがどうこうと言うより、客が死にかねん」

曙「失礼ね。いつもクソ提督で慣らしてるんだから、加減くらいするわよ」

提督「俺にやる勢いだと一般人はけつが裂けて死ぬ」

朝潮「楽しみです!」

提督「ちなみに駄菓子も並べて駄菓子屋兼たこ焼き屋でいく予定だ」

暁「だがしや?」

提督「店にある3畳ほどのスペースに棚を用意してお菓子を並べ、2人掛けの小さい机を用意する」

提督「学生たちは駄菓子を食べながらたこ焼きが焼けるのを待つって訳だ」

龍驤「ああー、昔はたこ焼き屋言うたら学生の溜まり場の定番やったからなぁ」

提督「とりあえず最初はケーキ屋でたこ焼き屋の宣伝をしつつ始めよう」

龍驤「ウチが作る日以外は上手いこと焼けるか分からんしなぁ」

曙「龍驤さんはたこ焼き作ったことあるの?」

龍驤「あったりまえや!スーパーで働いとる時に100円たこ焼き結構焼いとったんやで」

提督「大和も上手いことやれるだろうし……問題はこの2組か」

秋雲「あー、私たちは料理しないしねー」

霞「私は横からたこ焼きが盗まれないか心配だわ……」

朝潮「安心してください!朝潮がたこ焼きを必ずお守りします!」

霞「お姉ちゃんが……ね」

長波「まあ最初はあんまりうまく焼けないけど気が向いたら来てって買いとけばいいんじゃない?」

提督「とりあえずやってみるか。最初だけ俺か龍驤がコーチするから」

2週間後 たこ焼き屋

霞「冬場はあったかくて良いわね」

朝潮「たこ焼き3個100円。たこせんべい100円……駄菓子がいっぱい」

霞「お姉ちゃん、食べちゃダメだからね」

客「すみませーん、たこ焼き15個入りくださーい」

霞「はーい。ソース、マヨネーズ、トッピングはどうしますかー」

客「普通のソースとマヨネーズだけでお願いします」

霞「はいはーい。お姉ちゃん、ソースとマヨネーズおねがーい」

朝潮「…………ハァハァ」

霞「食べちゃダメだからね!!あっ!こら!!お姉ちゃん!!」

客「…………」


霞「お、お待たせしました……」

客「はい、500円ね」

霞「えっと……12個入り、ソースマヨによだれトッピングになります……」

客「朝潮ちゃん!?」

朝潮「やっちゃいました」

客「じゃあたこ焼き代400円にトッピング代合わせて18400円ね!ありがとうまたくるよ!」

水曜日

秋雲「いらっしゃーい。たこ焼き売ってまーす」

客「すみません、童貞にも売ってもらえますか!?」

秋雲「あー……なんとなんと、うちのたこ焼き屋は特別に素人童貞、童貞にも販売しておりまーす」

客「やったあ!生まれて初めてたこ焼きが買える!」

秋雲「長波ー、お客さんだよー」

長波「おー。いらっしゃーい」

客「でかい!」

秋雲「何個いっとく?今焼けてるのはー……ひーふーみー……30個だけど?」

客「じゃあ12個で──」

秋雲「ねぇねぇ知ってる?たこ焼きってミルクを入れるとクリーミーになるらしいよ?」

客「そうなんですか」

秋雲「今日うちのたこ焼き、超クリーミーなんだよねー」

客「牛乳を沢山入れたんですか?」

秋雲「いやいや、店に冷蔵庫がないから牛乳は無理なんだよねー」

客「じゃあ……」

秋雲「いやー、私と長波で頑張って搾ってクリーミーにしたんだけどさぁー、どうやってクリーミーにしたと思う?」

客「搾…………すみません。やっぱりたこ焼き全部ください」

秋雲「まいどー♪」

火曜日

客1「ここのたこ焼き屋すげー巨乳の美人がやってんだよ!」

客2「マジか!行くべ!行くべ!!」

暁「大和さんは店までエプロン取りに行ったし、今は暁が店長さんね!」

ガラッ

客1「おじゃましまー…………あれ?巨乳の姉ちゃんは?

客2「ちんちくりんしかいねーぞ」

暁「誰がちんちくりんよ!そんなこと言うなら焼いてあげないわよ!!」

客1「なぁ……」ヒソヒソ

客2「それ面白いなw」

客1「すみません、カウンター越しだと小さく見えちゃって!」

暁「はあ?そんな話聞いたことないけど?」

客2「ほんとほんと!一回店の外から見てみてよ!」

暁「もう、しかたないわねぇ……」

ガチャッ

暁「へ?」

客1「よっしゃー!店の店員をおいだしたぞ!」

客2「菓子食いたい放題だー!!」

暁「あっ!こら!開けなさい!!」

暁「あんた達!高校生でしょ!!学校に連絡するわよ!」

客1「子供が?制服も着てないのにどこの高校とか分んの?」モグモグ

客2「育ちの良い中学生かもしれんのに?」モグモグ

暁「こらー!!勝手に食べるなー!!」

暁「もう怒った!あと10秒以内に開けなかったら本当に怒るから!」

客1「怒ってるの?これから怒るの?」

暁「うっ……いたたっ……頭が……」

客「ワハハ、眠れる力が呼び覚まされる~!とか言い出しそう!」



戦艦棲姫「ママ、早く出して。そいつら殺せない」

暁「ダメよ。司令官に街中で出しちゃダメって言われてるんだから」

空母棲姫「大丈夫。すぐたから。誰にも見られないわ」

戦艦棲姫「あの提督は問題があれば大人を頼れと言っていた。私たちの外見は大人」

暁「あ、それもそうか。じゃあ良いのかな?」

飛行場姫「捕まえて滑走路に寝かせて……そのまま真夏の海の沖に連れてってやるわ」

戦艦棲姫「主砲のすぐ側に立たせて主砲発射してやろう」


客1「なんだ?一人で喋ってるぞ?」

暁「よーし!じゃあみんな!出──」

響「ウラー」

暁「あら、響じゃない」

響「車で近くを通ったら姿が見えて、気になってやってきた響だよ。なにしてるんだい?」

暁「あの悪ガキが店の鍵を閉めてお菓子を勝手に食べてるの!ぷんすか!」

響「店の物を無断で食べるのはいけない事だよ」

客1「誰を呼んだのかと思ったら小学校のお友達か~?」

タシュ「やあ、久しぶりだね」

響「同志ちゅうくらいの」

客2「おっ?今度は中学生か高校生くらいの可愛いのが来たぞ」

ガングート「何をしている。用が済んだなら早く車に戻れ」

響「同志でっかいの」

客1「今度はお姉さんキャラまで来たぞ。スカーフェイスってやつ?かっけぇwwwでもなぁ、女がいくら集まった所でビビんねーんだわw」

大尉「久しいな。同志響の友人。暁……とか言ったか?うちに来る気になったか?」

暁「そんな事より今大変なんだから!あっ、あなた大人なら助けてよ!」

客「はいぃ……」

暁「あの2人が勝手に店の物を食べちゃったの!」

大尉「だったら吹き飛ばせばいいじゃない」

暁「それが出来ないから困ってるのよ!司令官に何かあったら自分でなんとかするんじゃなくて、大人を頼りなさいって言われてるの!」

大尉「めんどくさい事してるわねぇ」

響「たこ焼き3個買う」

客1「あ、あのー…………」ガチャッ

客2「あはは……」

大尉「本当に残念だわ……坊やには悪いけど。あなた達ここでオシマイなのよ」

客1「えっ、あの……僕たちまだ未成年で…………」

大尉「同志響我々の街でこの坊やくらいのガキが盗みを働いて捕まったらどうなる?」

響「しばらく動けないくらいには痛めつけられる」

タシュ「回数によっては2度と悪さが出来ないよう腕を落とすんじゃない?」

ガングート「組織に刃向かえば一生行方不明になるだけだ」

客2「そんな事したら、逮捕で……日本には未成年を守る法律が!」

大尉「ばかもん。我々の半径50mは常に治外法権だ。連れて行け」

客1「つ、連れて行くってどこに!?」

大尉「安心しなさいな。良いところよ」

客2「た、たすけ……」

暁「良いところですって!良かったじゃない!もう2度と悪さしちゃダメなんだからね!」

響「たこ焼き3個」

暁「すぐに準備するわ!」

10分後

大和「遅くなりました。何か問題はありませんでしたか?」

暁「たこ焼きが3個売れたの!」

大和「それは素晴らしい事ですね♪」

暁「あと泥棒さんが入ったけど大人にお願いして捕まえてもらったの!」

大和「泥棒が?暁ちゃん、怪我はなかったんですか?」

暁「私は平気よ!泥棒さんは車に乗せられてどっかにいっちゃった」

大和「なら安心ですね(パトカーかしら)」

パトカー(露)

ナリタタイシンはテイエムオペラオーみたいな見た目かー。今回はパスかなー

??「身長145cmでコンプレックス持ちだぞ」

ふ、ふーん…………おっ、トレセン学園にタイシンいるじゃん

https://i.imgur.com/iMtwMD8.jpg
https://i.imgur.com/1PQBIWE.jpg
https://i.imgur.com/izkNAJn.jpg

こんなことされちゃもう我慢出来ないね。仕方ないね

あ、はい…………艦これもちゃんとやってるので今回は勘弁してください……

許すからウマも書いて(はぁと)

時代はウマ娘という事で、次のテーマは

援交の雷
AV家政婦の足柄
メイドの不知火

このどれかにする予定です

提督さん会議

提督「この会議は毎回毎回めんどくさいんだよな。大した話も無いのに」

大和「そう言わずに。今回はリモートだから良いじゃ無いですか」

提督「どうせまたどこそこの海域を攻略しただの、所持している艦娘がどうこう自慢するだけの集まりだぞ」

龍驤「文句ばっかり言うとらんと。ほら、始まるみたいやしウチらは外出とるで」

曙「はーい」

バタンッ

提督「……めんどくさいな」

議長「みなさんお集まり頂き──」

提督(適当な理由つけてパソコン切るか)

議長「今回の議題は艦娘の援助交際についてです」

提督「なるほど。詳しく聞かせて頂きましょうか」

議長「ここ数ヶ月にわたり、駅前の広場で艦娘が援助交際をしているという通報が数件ありました」

提督「なるほど。時間と場所も気になりますね」

議長「そこで今回はその真偽を確かめるため、調査員を派遣。一般市民に紛れながら実態調査にのりだしました」

提督「囮捜査なら俺がやりたかった!」


調査員「まず私は援助交際、及びパパ活に詳しい友人のツテを利用し、艦娘と接触することに成功しました」

提督「なにその限りなく黒に近い友人」

調査員「調査中はしっかりと音声を録音し、証拠を押さえました」

調査員「まずは駅前で初接触したところからです」

鈴谷「ちわーっす。おじさんの紹介で連絡してた人?」

調査員「初めまして。キミがLINEの?」

鈴谷「そーそー、鈴谷って言うんだけどー……こういうの使うって事は知ってるよね!ってか目印がスーツにバラの花ってウケるんだけど」

調査員「恥ずかしながらこういうのは初めてでね。顔を知らない子とどういう風に待ち合わせしたら良いのか分からなかったんだよ」

鈴谷「LINE使えば楽勝っしょ?何のためのスマホだーって感じだしぃ。おじさんもしかして天然?ちょーウケるw」

調査員「ちょううける?がよく分からないけど笑ってもらえたならよかったよ」

鈴谷「いやいや、そこは喜ぶところじゃ無いから!おじさんってほんとピュアピュアじゃん。そんなんじゃ悪い女にすぐ騙されちゃうよー?」

調査員「悪い女に?それは君のことかな?」

鈴谷「鈴谷は見ての通りちょー良い女だし。良かったねおじさん、鈴谷が相手で」

ピッ

調査員「この手慣れた感じ。私は一眼で彼女がなんどもこう言う事を繰り返してきた常習犯だと確信しました」

提督「羨ましい限りです」

調査員「それじゃあ先に済ませちゃおうか」

鈴谷「済ませる?」

調査員「お金の支払いは先の方がお互い良いでしょう」

鈴谷「何言ってんの?」

調査員「そうか。こう言うのはオプション料金とかもあるのか?だとしたら後払い?いや、だとしても基本料金は先なんじゃ」

鈴谷「もしかして援交でもするつもりできたの?おじさん、それ犯罪だから!」

調査員「じゃあパパ活ってやつかい?」

鈴谷「ん~、どっちかと言うとパパ活になるのかな~?ってか、おじさんちゃんとLINEのやりとりしたっしょ?」

調査員「ご飯を食べに行くって話しだったから。てっきりそう言う事なのかと」

鈴谷「うわ~!おじさんやらしぃ~♪でもそういうエッチな事は一切ないから!どうする?やめとく?」

調査員「いや、せっかくだし行くよ。勘違いしてごめんね」

鈴谷「うーん……援交と間違えるとか普通ならマジギレされても仕方ないけど~……おじさんカッコいいから特別に許したげる♪」

ピッ

調査員「この言い回し、完全に常習犯だと確信しました。尻尾を出さないあたり、かなり慎重で厄介な相手だという印象です」

提督「鈴谷にイジられたい」

調査員「お昼ご飯を一緒にって話だったよね」

鈴谷「うん。もちおじさんの奢りでね~♪」

調査員「じゃあ何にしようか。いい寿司屋を知ってるけど若い子は焼肉とかの方が良いかな?」

鈴谷「おおー、おじさんもしかしてリッチ?」

調査員「どうだろう?若い子と遊べる程度には持ってるかな」

鈴谷「へー、人は見かけによらぬもの!って感じw」

調査員「ん?そうかな?」

鈴谷「いやいやいや、そこは「見かけによらないってどう言う事だ~!」ってツッコむ所っしょ!」

調査員「若い子と話すのはなかなか難しいものだね」

鈴谷「じゃあ今日は若い子との話し方を鈴谷がいーっぱい教えてあげるね♪」

調査員「じゃあタクシー拾って移動しようか」

鈴谷「タクシー?どっか遠くに行くの?」

調査員「座銀のあたりたから遠くって程じゃないけど歩きだと疲れるだろう?」

鈴谷「おじさん、たまには歩いて運動しなきゃダメっしょ!」

調査員「歩きか……君が良いなら構わないけど」

鈴谷「タクシーだと10分かからないけど、歩きなら30分以上かかるんだよ?」

調査員「それならやっぱりタクシーの方が」

鈴谷「こんな美少女連れて車で数分移動するより、何十分も喋りながら歩きたいとか思わないの?それ、鈴谷的にちょームカつくんですけど!」

調査員「ああ、そう言うことか。気が付かなかったよ。それは確かに歩きの方が得だね」

鈴谷「分かればよろしい!んじゃいっくよ~」

ピッ

調査員「この時は危うく捜査対象の機嫌を損ねて調査が失敗したのかと肝を冷やしましたよ」

提督「提督辞めて調査員になるのも良いな」

調査員「そういえばまだ何を食べるか決めてなかったね」

鈴谷「うーん、まぁ歩きながら考えれば良いんじゃない?店見てからでも良いし」

調査員「そうか。じゃあ行こう」


調査員「…………」

鈴谷「ぼーっと空見て何考えてんの?」

調査員「こうやって昼間にのんびり散歩するなんて久々だと思ってね」

鈴谷「うわ!なにそのなんか金持ちっぽい発言!」

調査員「仕事をしている大人はみんなこんな感じじゃないか?」

鈴谷「いや、今までそんな黄昏かたした人なんて見た事ないし!おじさん休みの日はいつも何してんの?」

調査員「家で仕事をしているかな」

鈴谷「それ休めて無いから!……ん?じゃあ今日は久々のオフ日って感じ?」

調査員「まぁそういう事になるね(これも仕事なのだが)」

鈴谷「そっか。じゃあ鈴谷がたっぷり癒やしてあげなきゃね!ほい!」

調査員「?」

鈴谷「手!」

調査員「ああ、支払いかい?」

鈴谷「じゃなくて!手繋ごって言ってんの!ほーらぁ!」

調査員「誰かと手を繋いで歩くなんていつぶりだろうか」

鈴谷「なになに?きんちょーしちゃう感じぃ?」

調査員「そうだね」

鈴谷「おじさん結婚してないの?ぶっちゃけかなりモテそうに見えるけど。若い頃とか絶対イケメンだったっしょ」

調査員「イケメンかどうかは分からないけど若い頃はそれなりに……かな」

鈴谷「んー、じゃあ手繋いだくらいじゃ緊張しないかぁ」

調査員「そうでも無いさ。君みたいな美しい子と手を繋ぐのは初めてだからね」

鈴谷「ふぇ?う、美しい子とか!あはは、マジウケるし!そこは可愛いで良いから!美しいなんて今どき言わないよ!」

調査員「若い頃に君みたいな子がいたら私の人生も変わっていたかもしれないね。君と遊びたい気持ちが大き過ぎて仕事が手につかなかっただろうし」

鈴谷「で、でもほら、一生懸命仕事頑張ってきたから今日こうやって息抜き?で鈴谷と会う機会があったのかもしれないし……お仕事頑張ってきて良かったじゃん」

調査員「そうだね。今まで頑張ったからご褒美が貰えたのかな」

鈴谷「あっ、でもこうやって手を繋いで歩いてたら絵面的には完璧に援交かパパ活にしか見えないねw」

調査員「えっ」

鈴谷「大丈夫大丈夫。もしお巡りさんが来たら「私の彼氏ですー」って言ってあげるから♪……いや、娘か孫の方が良いかな?」

調査員「……孫で頼むよ」

鈴谷「あはは♪りょーかい!でもそれ以外では彼女ね!」

調査員「…………」

鈴谷「んっ?」

調査員「今日は暖かい日だな」

鈴谷「おじさんおじさん、今鈴谷の手をにぎにぎしたでしょ」

調査員「手?確かに手を繋いで歩いているからね」

鈴谷「そうじゃなくて!なんかぎゅっぎゅって!」

調査員「した……のかな?無意識だったからよく分からないけど」

鈴谷「なんでぎゅっぎゅってしたの?」

調査員「もしかしてオプション料金」

鈴谷「かからないから!」

調査員「うーん……手が、柔らかくて握っていると気持ち良かったから。かな?」

鈴谷「はずっ!ハズいし!いや、なんかもうおじさんが言うとキモい感じしないのが凄い」

調査員「そうかい?」

鈴谷「ってかおじさん最近女の子の手とか握った事あるの?」

調査員「職業柄握手は良くするからね。でもこんな柔らかい手は初めてだよ」

鈴谷「いや……鈴谷の手とか全然柔らかく無いし」

調査員「そうなのかい?」

鈴谷「今は違うけど現役時代は沖に出てバンバン砲撃してた手だよ?柔らかいわけないじゃん」

調査員「でも現に柔らかいのだけど」

鈴谷「そ、それはおじさんが世間を知らないだけだし!鈴谷と同年代の子はもっと柔らかいから……」

調査員「例えそうだとしても私がその手を握る機会はないだろうし、私の中では君の手が一番柔らかくて好きな手だよ」

鈴谷「~ッッ!!ハッズ!ハズいハズい!!あーもうこっちが顔熱くなる!!」

調査員(まずい。何か失敗したらしい)

鈴谷「ちょっと待ってて!今友達呼ぶから!!……もしもし、熊野?ちょっと今から」

ピッ

調査員「このように最初は1人で会いに来て、途中から仲間を呼ぶ。これが彼女達の常套手段なのでしょう」

提督「後で俺も曙の手を握らせてもらおう……」

熊野「なんなんですの?いきなり呼び出して」

鈴谷「おじさん!熊野と手を繋いでみてよ!」

熊野「はい?私が?」

鈴谷「熊野は良いから手を出す!ほーらぁ!早く!」

熊野「何が何だかさっぱり分かりませんわ……これで良いの?」

鈴谷「おじさん、どう?」

調査員「確かに柔らかい手をしているね」

熊野「セクハラですの?」

鈴谷「ね!同じ艦娘でも鈴谷より手が柔らかい子なんていくらでも」

調査員「でも私は君の手の方が好きだな。柔らかくて暖かい。握っているだけで幸せな気分にしてくれる優しい手だ」

鈴谷「にゃっ……」

熊野「いきなり呼ばれてきてみたら……私は何を見せられているのかしら」

調査員「君たちは同業……お友達でよかったのかな?」

熊野「腐れ縁ですわ」

調査員「そうか。それで私は2人に昼食をご馳走すれば良いのかな?」

鈴谷「いやいや、それは流石に悪いし!熊野おつかれ!もう帰って良いよ!はいバイバイ!」

熊野「ちょっ……それがすぐに来て欲しいと言うから昼食も取らずに駆けつけた友人に言う言葉ですの!?」

鈴谷「友人じゃなくて腐れ縁なんでしょ~!」

調査員「まぁまぁ。良ければご一緒にお昼いかがですか?何を食べるかはまだ決めていませんが」

熊野「だったらお洒落なフランス料理なんていたっ!!何をするんですの!?」

鈴谷「調子に乗り過ぎ」

調査員「フランス料理なら知り合いの店があるのですぐに予約」

鈴谷「しなくていいから!あーもう疲れる……お昼はマックにしよ!」

調査員「マック?」

熊野「あら、ご存知ありませんの?マクドの事を一部地域ではマックと呼ぶことがあるらしいんですのよ」

鈴谷「だからそれ逆だし」

調査員「マクドナルド。ファーストフード店か。確かに若い子らしい意見ですが……こんなに安上がりの昼食でいいのかい?」

鈴谷「安いとか高いとか関係ないから。食べたくもない高級料理より、大好きなファーストフードの方がいいにきまってんじゃん」

熊野「私はフランス料理でもよかったのだけれど……まぁマクドも美味しいですから問題ありませんわ」

鈴谷「って事で決まりね!おじさん行こっ!」

熊野「どうしておじ様に手を伸ばしますの?」

鈴谷「あっ……これはその……」

調査員「……ひとつ、リクエストしてもいいかな?」

鈴谷「リクエスト?別にいいけど何?」

調査員「それは……」


熊野「ねぇ鈴谷。どうして私たちは手を繋いで歩いているんですの?」

鈴谷「鈴谷にもよく分かんないけど……おじさんは満足そうだし良いんじゃないの?」

調査員「美少女女子高生が手を繋いで仲良く歩く姿……とても尊いですね」

鈴谷「あ、そういうのはてぇてぇって言うんだよ~」

調査員「なるほど。勉強になります」

ピッ

調査員「私は非常にてぇてぇと思いました」

提督「わかる。分かるけどだんだん趣旨が怪しくなってきた気がする」

iPhone7でウマ娘がピクリとも動かなくなりました

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