サンジ「すいませんナミさん、こいつにはキツく言っておくんで」

ナミ「お願いね」

サンジ「おら！！ ブルック、ちょっと来い！！」

ブルック「ヨホホ……骨身にしみてます……」ズルズル……















サンジ「いいか！ もう二度とナミさんにパンツを要求するな！！」

ブルック「ではロビンさんに……」

サンジ「そういう問題じゃねえんだよ！！」

サンジ「……ったく、お前が近づくとナミさんが汚れちまうぜ」

ブルック「申し訳ありません。 パンツを求めるのが紳士の嵯峨故……」

サンジ「どんな教育受けたんだお前は！！！」

ブルック「ヨホホ！！ スカルジョークですよスカルジョーク！！」

サンジ「スカル要素どこにもねぇだろ！！」

ブルック「ヨホホ……しかし……」

サンジ「？」

ブルック「今のナミさんも可愛いですけど……」

ブルック「2年前のナミさんの方が……可愛いですよねぇ」

サンジ「……あ？」カチン

ドゴォン！！

ブルック「やめてサンジさん！！ 私死んじゃいますから！！」

ブルック「……あ、もう死んでました」

サンジ「……どうやらお前には……徹底的にナミさんについて叩き込まなきゃいけないみたいだな」

ブルック「？」

サンジ「お前は2年前のナミさんの方が可愛いって言ってたよな？」

サンジ「それは大きな間違いだ。 一番可愛いナミさんは……」

サンジ「全部だ！！」ドン！！

ブルック「ヨホ！！？」

サンジ「バラティエで初めて会った時も！！ アラバスタの時も！！ 空島の時も！！ エニエスロビーの時も！！ そして今も！！」

サンジ「ナミさんは常に全盛期なんだよ！！」ドン！！

ブルック「な、なんと……」

ブルック（この謎の説得力は一体……？）

ブルック「……サンジさん。 先程の失言、大変失礼しました」

ブルック「もし許されるのであれば……私に……ナミさんの何たるかを……教えていただけないでしょうか？」

サンジ「……いいだろう、教えてやる」

サンジ「ブルック、今日はお前だけにスペシャルメニューを食れてやる」

サンジ「題して……サンジ特製『ナミさんの全て～恋はいつでもハリケーン～』！！」ドン！！

ブルック「ありがとうございます！！」

サンジ「じゃあまずはナミさんの3サイズからだ」

ブルック「ヨホーーーーーー！！ いきなり攻めますねぇ！！」

サンジ「ブルック、ナミさんの3サイズ言ってみろ」

ブルック「ええっ！？ 知らないですよ！！」

ブルック「まさかサンジさん……知ってるんですか！？」

サンジ「……」

ブルック「……」

サンジ「当たり前だぁ！！」ドン！！

サンジ「おれのこのサンジアイがあればな……女の子達のスリーサイズなんかお見通しなんだよ！！」

ブルック「流石ですサンジさん！！」

サンジ「いいか！！ 耳かっぽじってよく聞けよ！！」

ブルック「すいませんサンジさん！！ 私耳ありません！！」

サンジ「うるせえ！！ なんとかしろ！！」

ブルック「なんとかします！！」

サンジ「……じゃあ言うぞ！！ ナミさんのスリーサイズ！！」

サンジ「バラティエの時は上から86/57/86！！ ウォーターセブン辺りから95/55/85！！ そして2年後は98/58/88だぁ！！」

ブルック「巨乳最高ーーーー！！！」

サンジ「ぐほぉ！！？」ブーー！！

ブルック「うわあ！！？ 大丈夫ですかサンジさん！！？」

サンジ「くそ……スリーサイズを言っただけで……興奮しちまった」

ブルック「死なないでくださいサンジさん！！」

サンジ「ああ……おれはまだ死なねえ……お前にナミさんの全てを……教えるまでは……」

ブルック「サンジさん……」ジーン

ブルック「しかし……一年もしないで9センチも大きくなるなんて……」

サンジ「これも神の恵みというやつだな……」

ブルック「しかし何故2年で3センチしか……」

ブルック「もしや……ナミさんは2年前にサンジさんの知らない所で豊胸手術を……？」

サンジ「んなわけねえだろ！！」ドゴォン！！

ブルック「ヨホォ！！？」

サンジ「……兎に角、ナミさんの魅力の一つである胸についての説明は以上だ」

サンジ「程よい大きさのナミさんもよし、デカすぎるナミさんもよし。 分かったな？」

ブルック「はい、充分に理解しました」

サンジ「じゃあ次は……髪型だ」

サンジ「ロングだろうがショートだろうが……ナミさんは可愛い！！」ドン！！

ブルック「しかし何故ナミさんは髪を伸ばし始めたのでしょう」

サンジ「そんなもん決まってんだろ……髪が伸びて大人びた姿を……おれに見せる為さ」

ブルック「私ではなく……？」

サンジ「お前なわけねぇだろ！！」

サンジ「……あとはそうだ、空島の時も可愛かったぜ」

ブルック「と言いますと？」

サンジ「ツインおさげだ」

ブルック「なんと！！ 私見た事ありませんけど！！」

サンジ「当たり前だろ。 お前が仲間になる前なんだから」

ブルック「パンツを見せるのがダメならツインおさげは大丈夫でしょうか……」

サンジ「いいか、髪型っていうのはコロッと印象を変えちまうんだ」

サンジ「2年前はどこか無邪気な子どもらしさがあったが……今のナミさんは大人びている」

ブルック「歳をとったからでしょうか」

サンジ「髪型だ！！」

サンジ「兎に角復唱しろ！！ ナミさんはロングでもショートでも可愛い！！」ドン！！

ブルック「ナミさんはロングでもショートでも可愛い！！ そしてパンツも可愛いはず！！」ドン！！

サンジ「誰がそんな事言えって言った」

サンジ「どんどん行くぞ。 次は……服だ」

サンジ「誰が見ても分かるようにナミさんのファッションセンスは抜群だ」

サンジ「おれと初めてあった時の服装は勿論……」

サンジ「リトルガーデンの時の下着だけの姿……」

サンジ「アラバスタの時の踊り子……」

サンジ「ウォーターセブンの時のノースリーブ……」

サンジ「そして今も上半身ビキニ……」

サンジ「あとはそうだな……スリラーバークの時のウェディングドレスも……」

サンジ「……！！ 天使！！？」ブーー！！

ブルック「え、私が？」

サンジ「おめぇじゃねえよ！！」

サンジ「ウェディングドレス姿のナミさんを思い出して……思わず天使と間違えただけだ」

ブルック「ええ、確かに天使同然ですからね」

サンジ「ナミさんは何を着せても可愛い。 おっぱいを強調する物からおっぱいまで」

ブルック「おっぱいは服ですか！！？」

サンジ「！！ すまない、ナミさんのおっぱいはいつでも衝撃的で……」

サンジ「……うっ！！」ブーー！！

ブルック「サンジさん！！ お気を確かに！！」

サンジ「おれの命はそう長くねぇ……手短に終わらせるぞ」

ブルック「さっき死なないって言ったばかりじゃないですか！！」

サンジ「……問題、ナミさんの好きな物は？」

ブルック「……パンツですか？」

サンジ「お前の好きな物じゃねえよ！！」

サンジ「……いいか、ナミさんが好きな物はお金とみかんだ」

ブルック「可愛らしいですね」

サンジ「おお、分かるか」

サンジ「おれはいつかな……ナミさんをお金&みかん風呂に入らせるのが夢なんだ」

ブルック「ロマンですねー」

サンジ「……ブルック」

ブルック「なんでしょう？」

サンジ「……おれ、8300万ナミさんにあげたいんだ」

ブルック「私に捕まれって言ってますよねそれ！！？」

サンジ「……いいか、今後お金やみかんを見つけたら即ナミさんに報告する事。 いいな？」

ブルック「分かりました」

サンジ「さて、次は……」













サンジ「ナミさんにはお姉さんがいて……」

ブルック「フムフム……」
















サンジ「目がベリーになってる時のナミさんは可愛いくて……」

ブルック「ほうほう……」

ブルック「ヨホホ！！ サンジさん、私感動しました！！」

ブルック「ナミさんがいかに美しい人かよく分かりましたよ！！」

サンジ「……そうか、分かってくれたか」

ブルック「……海賊は皆、冒険に恋をすると言いますが……」

ブルック「サンジさんだけは特別違うみたいですね～」

サンジ「おれをそこら辺の海賊と一緒にしたら困るな」

サンジ「……同志ブルック」

ブルック「ヨホ、なんでしょう」

サンジ「お前もいつか……拝めれたらいいな」

サンジ「……幸せパンチ」

ブルック「？」

ブルック「幸せパンチ……なんですかそれは？」

サンジ「……ナミさんの」

ブルック「ナミさんの……？」

サンジ「……裸だ」ドン！！

ブルック「！！！？」ブーー！！

サンジ「！！ おいブルック！！ 鼻血出し過ぎだ！！！」

ブルック「見たんですか！！？ ナミさんの……裸を！！？」

サンジ「……ああ、見た。 一瞬だ」

サンジ「ナミさんの乳首も……下の毛も！！！」

サンジ「ぐあっ！！！」ブーー！！

ブルック「サンジさーーーーん！！」ブーー！！

サンジ「アラバスタの時に……覗いちまったのさ。 ルフィ達とな」

ブルック「ヨホ！！？ ルフィさん達もですか！！？」

サンジ「どうだ……羨ましいだろう」

ブルック「羨ましすぎます！！ 私なんかパンツすら見た事ないのに！！」

ブルック「……そうだ！！ もしお金を拾ったら……見せてくれるでしょうか」

サンジ「ああ、かもな」

サンジ「ただ、半端な額じゃ見せてくれねえぞ。 最低10万だ」

ナミ「ふーん、誰が見せてくれないの？」

サンジ「ナミさんだよ。 あの時の幸せパンチは一人10万だったからな」

ブルック「流石に道端に10万は落ちてないですよねー」

ブルック「……見たいんですけどねー」

ナミ「何を見たいの？」

ブルック「ナミさんの裸ですよ……そうだサンジさん！！ もし100万だったら……揉ませてくれるんでしょうか！？」

サンジ「お前は揉ませてくれないだろうが、おれは揉ませてくれるだろうな」

ナミ「何を？」

サンジ「そんなのおっぱいに決まってんだろ」

サンジ「……いや、おれの場合は揉むどころか……一線を越えるかもしれねえな」

ブルック「な、なんですってーーーーー！！？」

ナミ「一線を越えるって？」

サンジ「言わせんなよナミさん、一線を越えるっつったら……」

ブルック「……」

サンジ「……」

サンジ・ブルック「！！！？」

ナミ「……」ニッコリ