提督「おはよう」

暁「おはよう、司令官」パソコンで鎮守府の情報整理中

提督「朝早くからご苦労」

暁「大淀さんも明石さんも夕張さんもいないのだから私たちがやらないと」

提督「すまないな」

暁「謝ることじゃないわよ。最近、楽しくなってきたし」

提督「そう言ってくれると助かる」

廊下にて、

響「やあ、司令官」

提督「響か、どこか行くのか？」

響「演習場にね」

提督「朝からか?」

響「ああ、戦艦の砲撃をまた弾きたいからね」

提督「あれは驚いたな。敵のル級も目を丸くしていた」

響「私たちもやれば出来るからね」

提督「そうか。頑張れよ」

響「じゃあ、行ってくる」

※響がル級の砲撃を弾いたのは実話です。

門前にて

提督「今日も風が爽やかだ」

武蔵「そうだな、絶好の狩り日和だな」艤装装備

提督「どうした?」

武蔵「近くの森で紅い線を描く2つの光を見たと霞が言っていてな」

提督「ナルガか…狩るのか?」

武蔵「当たり前だ。危険だからな」

提督「朝飯は?」

武蔵「もうすませてある」

提督「暗くならないうちに帰ってこいよ」

武蔵「了解」

海岸にて

提督「釣りでもするか」釣り道具装備

小一時間後

提督「釣れねぇ」

提督「釣りカエルじゃあ釣れんか」

曙「クソ司令官、なにやってんの？」

提督「曙か、お前こそ何しに来た?」

曙「釣り」

提督「俺も同じだ」

曙「あっそ。で、釣れた？」

提督「釣れねぇ」

曙「でしょうね」

提督「やっぱ、釣りカエルじゃあ無理か」

曙「それで釣れるのは、アレかイ級くらいよ」

提督「んっ?」釣竿ﾋﾟｸﾋﾟｸ

曙「どうしたの?」

提督「きたきた」釣竿ｸﾞｰｯ

曙「手伝おうか？」

提督「大丈夫！あと少し!」

ｻﾞｯﾊﾟｰﾝ

提督「釣れた!」

ヲ級「…」

曙「…」

提督「…」リリース

提督「戻る」

曙「そう」

食堂にて

提督「…」ｽﾞｰﾝ

時雨「どうしたんだい?司令官」

提督「一匹も釣れんかった」

時雨「そういう日もあるさ」

提督「はぁー」

時雨「そんなことよりも、一緒に食べない?」

提督「いいぞ」

時雨「ありがと」

工廠にて

提督「居るか?」

天龍「居るぜ」

天龍「開発か？改修か?それとも建造か?」

提督「宿舎はもう満杯だ。開発を頼む」

天龍「そうか。何狙いだ?」

提督「そうだな…大和砲が欲しい」

天龍「わかった。やってみる。結果は期待すんなよ?」

提督「了解だ。頼んだぞ」

司令室にて

龍田「あら司令官」

提督「よう」

龍田「何か御用?」

提督「どうだ。進捗状況は?」

龍田「やっと半分と言ったところかしら」

提督「そうか。決戦までには間に合いそうか？」

龍田「愚問ね。間に合わせてみせるわ」

提督「礼を言う」

龍田「どういたしまして」

庭園にて

提督「…」ベンチでボー

58「司令官!」

提督「んっ?ゴーヤか、どうした?」

58「あのね、この子飼っていい?」っテツカブトガニ

提督「世話できるのか？」

58「大丈夫でち!」

提督「そうか。じゃあまずは天龍のとこ行って水槽を作ってもらえ」

58「了解でち!」

図書館にて

朝潮「司令官!こんにちは！」

提督「こんちは。と、もうそんな時間か」

朝潮「そんな時間です！」

提督「…朝潮はなにをやってるんだ?」

朝潮「勉強です！駆逐艦たるもの勉学を怠ってはならないのです！」

提督「お、おう」

朝潮「それで…ですね…少々わからないとこがありまして」

提督「どこだ?」

朝潮「この文の、取り留めのないってどういう意味でしょう？」

提督「確か…結論やまとまりがないって意味だったはずだが」

朝潮「なるほど！ありがとうございます！」

提督「間違ってるかもしれんから後で調べとけ」

朝潮「了解!」

廊下にて

那珂「やっほー、司令官!」

提督「那珂か、相変わらず元気だな」

那珂「でしょ?那珂ちゃんはね、皆の希望になりたいからいつも元気でいるの」

司令官「無理だけはするな」

那珂「わかった」

提督「分かればよろしい」