刹那「新しいガンダムを作りたい」イアン「なんだって!?」【安価スレ】 (28)

ナレーション「西暦2306年、ホニャ月ララ日。プトレマイオスにて、ガンダムマイスターたちはアニメを鑑賞していた」

TV「ツヨクナリタイトーネガーウコートーデー」

刹那「………」ジーッ

ロックオン「そんな食いついて観るなよ刹那。目が悪くなっちまうよ」グイッ

ウィーン

アレルヤ「あ、もう観始めてたんだね」

ロックオン「アレルヤか。両手にあるのはなんだ?」

アレルヤ「堅○げポテトとコーラ。アニメ鑑賞にスナック菓子とコーラは鉄板だと思ってね」

ロックオン「そうなのか。ほれ、刹那」

刹那「………」ボリボリ

アレルヤ「…餌付けみたいだね」

ロックオン「否定出来ないな」

TV「ビルドストライクガンダム、フルパッケージ!」

刹那「!!!!!」ビクッ

刹那「…これだ」

ロックオン「ん?」

刹那「…急用を思い出した。失礼する」スタスタ

ウィーン

ロックオン「…急にどうしたんだ?刹那のやつ」

アレルヤ「…嫌な…予感がする…」

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イアン「ふむ、エクシアのレスポンスはもうちょい上げて…と」カタカタ

ウィーン

刹那「イアン・ヴァスティ、少しいいか?」

イアン「刹那か、ちょうどいいところに来たな」

イアン「今、エクシアをお前用にチューニングしてる。ちょっと試し乗りしてくれんか?」

刹那「…すまないが、それよりも重要なことを頼みに来た」

イアン「エクシアよりも重要…か。分かった、ちょっと待ってくれ」

刹那「感謝する」

イアン「フゥー…。待たせたな、刹那」

刹那「問題は無い」

イアン「…で、いったい何があったんだ?お前がここに来るなんてよっぽどのことだぞ」

刹那「…新しいガンダムを作ってもらいたい」

イアン「はぁ!?新しいやつをか?」

イアン「無理だ。既にGNドライヴは4基ともガンダムに搭載している。これ以上は無理なんだ」

刹那「…フェレシュテ」

イアン「!?」

刹那「フェレシュテにもあるはずだ。GNドライヴが」

イアン「駄目だ駄目だ!あっちだって、必要だから持ってるんだ。っていうか、何で知ってる…?」

刹那「ガンダムパワーだ」

イアン「何だそれ」

イアン「よしんば作れたとしても、その時はどうするんだ?エクシアを解体(バラ)すのか?」

刹那「それは駄目だ」

イアン「じゃあどうするんだよ」

刹那「ティエリア・アーデのヴァーチェを」

ティエリア「ちょっと待てぇぇぇぇぇ!!!!!」ドガシャァァ

イアン「自動ドアを蹴るなぁ!」

ティエリア「刹那・F・セイエイ…。今、俺のヴァーチェを解体するといったか?」

刹那「否定はしない」

ティエリア「自分の物は嫌だからと他人の物を生贄にするなど、万死に値する!」

イアン「こればかりはティエリアが正しいな」

ティエリア「イアン・ヴァスティ!貴方も、こんな戯言を聞く必要は無い!」

イアン「わしだってやる気はせんよ」

刹那「…いいのか?技術者であるあんたがやらなくて」

イアン「どういうことだ?」

刹那「あんたは作りたくないのか?既存のガンダムと一線を画す、素晴らしいガンダムを」

イアン「むっ」

刹那「あんたなら作れるとその腕を見込んで頼みに来たが…。拒絶されるなら仕方がない。王留美に頼んで、他の技術者を集めてもらう」

イアン「ぐっ…

刹那「…こんなことを頼める人など、あんたしかいなかったんだがな」

イアン「よぉし引き受けた!大船に乗ったつもりでいろぉ!」

ティエリア「イアン・ヴァスティィィィィィ!?!??!!」

アレルヤ「どうしたの!?」

ロックオン「とんでもない絶叫が聞こえたから何事かと思って来てみたら…。何でドアが吹き飛んでるんだ…」

ティエリア「い、いいところに来た…。助けてくれ…あの万死馬鹿2人を止めてくれ…」

ロックオン「ん?」

イアン「さて、じゃあどの機体を解体するかな」

刹那「外装だけ残すことは出来ないのか?」

イアン「そんな余裕は無いのでな。スペースをこれ以上取られたら敵わん」

刹那「そうか」

ロックオン「…いったい何の話をしてるんだ?」

刹那「かくかくしかじか」

ロックオン「四角いムーブ…と。面白そうじゃないか」

ティエリア「!?」

アレルヤ「まぁ…いいんじゃないかな。暇だし」

ティエリア「!!?!?!??!」

ロックオン(俺のデュナメスが壊されないならどうでもいいや)

アレルヤ(僕のキュリオスさえ無事なら別に構いやしないよ)

刹那「話はまとまった。このクジを引いてくれ」スッ

ロックオン「ほい」ピッ

アレルヤ「これかな」ピッ

ティエリア「万死ィィィィィ!!!(やけくそ)」ピッ

↓1 御陀仏になる機体名

ロックオン「…マジかよ」赤クジ

刹那「デュナメスだな。では破壊する」ポチー

ロックオン「ちょ待っ」

アレハンドロ屋敷

ネーナ「ミハ兄、ゲームしよ?」

ミハエル「ちょっと待っててなーネーナ。今ツヴァイのファングを調整して」ピピッ

ミハエル「へ」チュドーン

ミハエル「ぐえー!!!」ドサッ

ネーナ「ミハ兄ーー!!」

トレミーガレージ

ロックオン「何も起きないな」

刹那「…妨害電波を受信したようだ。もう一度行くぞ」ポチー

↓1 トレミー組の機体名

キュリオス「」ビビビビビ

キュリオス「」チュドーン

アレルヤ「キュリオス!?」

GNドライヴ「オッスオッス!」

アレルヤ「え?何でキュリオスが爆散したの?何で?」

刹那「おかしいな…」ペラッ

刹那「…どうやら、デュナメスの起爆スイッチはキュリオスに接続されていたようだ」

アレルヤ「何それ…!?」

刹那「因みに、ヴァーチェもエクシアもキュリオスに繋がっていた」

アレルヤ「じゃあキュリオスは…?」

刹那「キュリオスだ」

ハレルヤ「ふざけんじゃねぇよボゲェ!!!!」

ロックオン「いかん!発作だ!」

ティエリア「300年前の5円硬貨催眠術!!!」プランプラン

ハレルヤ「グッナイ…」ドサッ

ロックオン「…ホント、掛かりやすいな」

刹那「さて、GNドライヴの確保に成功したわけだが」

イアン「まずは、どういう機体を作るか、だな」

ロックオン「エクシアであれば近接戦闘型、デュナメスであれば遠距離狙撃型、だな」

ティエリア「俺のヴァーチェは、火力特化型になるのだろうか」

イアン「キュリオスは変形機構を利用した高機動型だな」

イアン「まぁ、考えるだけならタダなんだ。好きに意見を出してくれ」

刹那「↓1の機体を所望する」

ロックオン「↓2とかどうだ?」

ティエリア「↓3の機体なら、作戦の効率が上がると思う」

機体のコンセプトでもMS名でもどちらでもおk

刹那「腕部を伸縮可能にすれば、近接戦闘で優位に立つことが出来ると思う」

ロックオン「相手からしたらたまったもんじゃないな。応用すれば、十字砲火も出来そうだ」

ティエリア「思いのほかいい案が出たな。先程の無礼を詫びよう」

刹那「問題ない」

ロックオン「俺は、ナノマシンとかに作用する戦略兵器とかいいと思うんだけどなぁ」

ティエリア「…あのアニメに出てくる兵器か。まさか貴方がそんな愚かな発想をするとは…」

ロックオン「酷い言い様だな…。考えるだけなら何でもいいじゃないか」

ロックオン「じゃあティエリアは何がいいんだ?」

ティエリア「第2世代機にも搭載されていたビット兵器を大量に搭載して、火力で圧倒する」

ロックオン「おいおい…それをどうやって処理すんだよ。たしかに、単機で多数を相手取る俺たちにはうってつけだが…」

ティエリア「そのためのヴェーダだ」

ロックオン「せめてそこはハロくらいにしてやれよ…」

イアン「ふむふむ。現実的なのは刹那の案だな。マニピュレーターとかその辺りを弄れば…」

イアン「ロックオンのはわしにもよく分からん。そのアニメを後で観させてもらう」

ロックオン「調べた方が早いぜ?」

イアン「実際に見た方がイメージしやすい」

イアン「ティエリアの案も悪くはないが…。技術的に少し厳しいな。装備することもだが、制御する方が特に面倒だ」

ティエリア「くっ…」

イアン「まぁ案はまだ募集するさ。少なすぎたらわしがイメージ出来ん」

イアン「2回目行くぞー」

↓1~5、キャラ名(トレミークルーだと有難いです)と機体名かコンセプトを 被りおk

刹那「とは言っても…」

ロックオン「新しく考えろってのも難しい話だな」

イアン「一度案を出して、考えが引っ張られてるのか」

ロックオン「何というか、これ!ってやつがないんだよなぁ」

ティエリア「…何という失態だ。俺も、ヴェーダにアクセスしているが、どうにも思いつかない」

ロックオン「ヴェーダはズルいだろ」

ラッセ「お?こんなとこで集まって何してるんだ?」

刹那「ラッセ・アイオンか」

ラッセ「おう。…で、そこで倒れてるアレルヤは何をしたんだ?」

ティエリア「キュリオスが破壊されたショックで暴れたので、催眠術で眠ってもらった」

ラッセ「すまん、意味が分からないんだが」

ティエリア「そのままだ」

ラッセ「…それでキュリオスが無くなったのか。ヤバイな、計画が台無しじゃないか」

ロックオン「そこはほら、活動開始までにおやっさんが作ってくれるだろ」

イアン「まぁそのつもりだな。でなければ、ガンダムを破壊なんかせん」

ティエリア「口車に乗せられた方の言う台詞では無いな」

イアン「お前だって、結構楽しそうに考えてたじゃないか…」

ティエリア「…そのような事実は認められない」

ラッセ「まあまあまあ、なるようにはなるんだろ?ならいいじゃないか」

ラッセ「俺も、今の話を聞いたら参加したくなったぜ。1つ意見がある」

イアン「おお、言ってみてくれ」

ラッセ「機体というか、操縦システムのことなんだがな。ちょっと不便だなーって思ってたんだ」

イアン「不便というと?」

ラッセ「いやほら、操縦桿を数本とスイッチとかでMS、人型の機械を動かしてるわけだろ?それじゃ動きがどうしてもぎこちなくなるだろ」

ラッセ「認識して、どう動かすか考えて、機械に指示を出して、それから動くんだ。無駄が多くないか?」

刹那「…それは言えてるな」

ラッセ「そこでだ。パイロットの動きを、ガンダムにフィードバックさせたらいいんじゃないか、と思ったわけだ」

イアン「フィードバック?」

ラッセ「遠隔操作ロボットとかであるだろ?腕を動かしたら、対応するアームが同じように動いてくれるアレだ」

ロックオン「…つまり、俺が中で銃を構えたら、デュナメスも構えてくれるってことか?」

ラッセ「そういうことだ。MSを動かすんじゃなく、自分の身体を文字通り動かすわけだから、もっと戦いやすくなるんじゃないかってな」

ティエリア「慣れれば、の話だ。それは」

ラッセ「皆机上の空論で話してるんだろ。そんな隅を突く必要はないだろ」

ティエリア「………」

ラッセ「…実は、この話はトレミークルー全員に筒抜けだ」スッ

刹那「隠しマイク…」

ラッセ「他の奴らも、あれこれと考えてるみたいだからよ。そろそろこっちに着くはずだ」ダダダダダ

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