【ダンガンロンパ&ペルソナ】 (10)
・>>1の知識範囲はペルソナ4・5とダンガンロンパ1・2・3・V3
・ネタバレを含むので未プレイ者は要注意
・世界観クロスあり?
・設定等の捏造解離があったら申し訳ない
・【仲間はほぼ固定】
・【戦闘は簡単に】
よろしくお願いします
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20XX年 4/9(土) 朝/晴
>人は誰しも隠し事を秘めている。
>男、女、若者、老人。規模の大小を問わなければ隠し事が無い人間なんてまず存在しないだろうと断言してもいい。
>その秘め事を無理に暴くのはどうなんだろう?
>それがきっかけで人間関係に亀裂が入ったり、思わぬところで恨みを買ったりする場合だってある。
>物事の真実は明らかにするべきだ。
>……でも、明らかにする必要のない真実だって存在する……。
『次は希望ヶ峰学園前~、希望ヶ峰学園前~』
「ん……」
>とても長い夢を見ていた気がした。
>思い出したくない、でも忘れてはいけない記憶……。
「って! すいません降ります!」
>慌てて僕はバスの運転手にそう言って降車ボタンを押す。
>僕の名前は最原終一。
>今日から【希望ヶ峰学園】の生徒になる。
†
【校門前】
>【私立希望ヶ峰学園】。そこは全国の才能ある高校生を集め、世界の希望として育成する教育機関。
>……そう言うと大袈裟に聞こえるけど、要するにそれぞれの才能を伸ばして在学中・卒業後はその分野で活躍できるようにする、らしい。
>生徒は全員【超高校級の◯◯】という肩書きが付けられ、それだけで勝ち組。卒業後の将来も約束されたものとのこと。
>僕は【超高校級の探偵】として入学することになった。正直僕みたいなのがと気が引けていたけれど、いざ学園の前に立つと……そんな不安も掻き消される。
最原「大きい……!」
>一般的な高校よりもかなり大きい校舎が見える。この分だと敷地面積も相当だろう。
「やあ。最原終一君だね?」
最原「貴方は……」
「霧切仁。この学園の学園長をしている」
>ああ、やっぱり。見たことあると思ったら……この人、案内のパンフレットに顔写真が載っていたっけ。
仁「ようこそ希望ヶ峰学園へ」
最原「……学園長直々に出迎えてくれるなんて、すいません」
>普通こういうのは学年主任とか、そういう立場の人がするものだろう。
>少なくともたった一人の生徒のために学園長自ら動くなんて……。
仁「いや、気にする必要はない。私がしたくてしているわけだからね」
仁「とりあえず……体育館まで案内するよ。学園の中を歩くのは初めてだろう?」
最原「はい」
>希望ヶ峰学園は大きく分けて4つの建物がある。
>【新校舎】【旧校舎】【寄宿舎】【研究棟】
>新校舎は通常の教室や職員室といったものから娯楽室のような一風変わったものまである。普段の学園生活はここで送られるだろう。
>旧校舎は……すでに利用されておらず、立ち入り禁止になっている。
>寄宿舎は生徒達が暮らす場所だ。僕も今日から寄宿舎で生活することになっていたはず。
>研究棟はそれぞれの超高校級の才能に合わせた専用の教室が用意されているらしい。
>【超高校級の研究教室】と呼ばれ、各自が自分の才能を伸ばすにはうってつけとのこと。
仁「何か質問とかはあるかな? 体育館に着くまでの間に答えられるものは答えるよ」
>質問……。
†↓1
1 今年の新入生って……
2 78期生に自分と同じ【超高校級の探偵】っていますよね?
3 この学園の周辺にはどういう場所が?
最原「今年の新入生って……」
仁「例年通り16人。まあ、これといった決まりがあるわけでもなく偶然なんだけどね」
仁「【超高校級のピアニスト】に【超高校級の宇宙飛行士】、それに【超高校級の総統】……ちょっと特殊な肩書きの生徒が多いかもしれないかな」
>そのあたりは事前に調べてあるので驚くことはない。それよりも気になったのは、
最原「今年から抽選枠が無くなったんですね」
>毎年無作為に選ばれる抽選枠。これに選ばれれば【超高校級の幸運】という形で学園への入学が決まるんだけど……。
仁「うん、ちょっと色々あってね。とりあえず今年の【超高校級の幸運】は廃止になった」
>そう言う学園長の顔はややしかめっ面だ。
仁「クラスメイトと言えば、寄宿舎の部屋で相部屋になる生徒なんだけど」
†直下からV3の男子生徒で最速2票入った生徒が最原と相部屋
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