【安価とコンマ】剣と魔法の世界で生き延びる (1000)
安価やコンマで、剣と魔法な世界を生き延びていきましょう
おそらく亀更新、深くは考えていない行き当たりのため、
途中で色々変わってしまうかもしれませんがご容赦を
とりあえず、手さぐりですが始めていきます
・簡単な舞台世界解説
剣と魔法のよくあるRPGな感じです
現状、三つの大国が世界を統べています
【王国】
広大かつ豊かな土地を持ち、三国の中では最も裕福です
街並みも最も発展しており、人口も多く様々な人が集まる
しかし裕福すぎるがために腐敗した人間も多いとのこと
潤沢な資金から一般兵士すら装備品の質がよく、重装騎士が国の守りを固めている
彼らは侵略力も防衛力も高いが、鎧の防御を貫通する魔法には弱い
【聖国】
神を崇める信仰深い国。王国ほどではありませんが広い領地を持ちます
平等主義が根付いており、貧富の差はほとんどなく穏やかな国民が多い
しかしその平等主義は同じ神を敬う国民に対してのみ。異教徒には攻撃的な人間もいるとか
信仰のおかげなのか魔法技術が発展しており、聖国全体に防護結界が施されている
兵士も魔導師が多いが、詠唱時間の隙が生まれやすい彼らは素早い歩兵を苦手としている
【帝国】
過酷な環境下にある国。三国の中では圧倒的に領地がせまく貧困状態です
弱肉強食、実力主義の国であり、弱者や敗者には容赦がない代わりに強ければ差別もない
貧困層は物資の奪い合い、国のトップは他国の領土を奪う、他国に言わせれば野蛮な国
生き延びるには強くあれ。兵士はもちろん一般民すら近接戦闘技能は他国より強いです
しかし素手や刃物の攻撃を受け付けない重装備の騎士は装備の差からどうしても苦手としている
・キャラクターシート
【名前】
【年齢】
【性別】
【所属】
【外見】
【性格】
【情報】
【その他備考など】
とりあえずキャラクター作成のテンプレ的なもの?
あまりにみっちり細かく書かれると難しいかもしれません……
抜けている、これも設定した方がいいんじゃないかというものがあれば、ご指摘お願いします
三国はいわゆる三すくみの状況にあって、お互い攻めあぐねていたと思ってください
現状、単純な兵力は王国が最も強いです
とりあえず今日は遅くなってしまったのでキャラクター募集だけしてみますかね……
まずは主人公から
↓1
あ、すみませんとりあえず主人公は男で……
早すぎてびっくりだよ……
範囲広げた方がいいのかな?
というわけで↓1から↓3あたりまで、ヒロインというかよく行動を共にする子を
別に男でも問題はないです
ありですよー
これでいいのかな?
皆さま方感謝です
主人公はこの感じだと二国相手にして最終的に自国も転覆させる感じかな?かなりハードそう
周りに恵まれているのが幸いかな?
本編すら始まっていませんが、本日は失礼いたします。明日の夜、始められたらいいなぁ
最後に、↓1コンマ二桁でアベルの特殊判定だけ取っておきますね
またすっかり遅くなってしまった……
特殊判定結果
皇帝のアベル警戒度:22……放任状態(ほぼ自由に行動できます)
ゾロ目ボーナスは特に考えていなかったです……すみません
以後はゾロ目の際、なんらかのボーナスがつくよう考えておきます
とりあえずプロローグのみ投下
~プロローグ~
【帝国領・辺境】
(俺はこの国が嫌いだ)
(皇子にあるまじき感情なのかもしれないが、これは揺るがない)
(実力主義、その全てを否定はしない。優れた者が上に立ち道を切り開くべきなのは同意する)
(だが、過剰なまでの弱者の排他。これは本当に必要なのか?)
「~~~ッ!!!」
「―――っ!!!」
(ほら、少し歩いただけでこれだ)
(強者が弱者から全てを奪う。この国ではありふれた光景)
(もう、見飽きる程の光景)
(うんざりだ)
――
少女「返してっ! 返してよぉ! それがないと今日のご飯が……!」
大男「うるせえ! てめぇらみてえな連中は俺らに大人しく従ってればいいんだ!」
大男「いいか、この国じゃ強い奴が全て! 生かしてやってるだけでも感謝し――」
???「ほう、貴様なかなか裕福そうじゃないか。我に少しわけて貰おうか?」
大男「あぁん!? なんだテメェ、は……」
???「……」スッ…
大男(全身黒づくめに、黒い剣!? それにこの威圧感、まさかこいつが最近噂の……!?)
???「貴様は間違っていない。この国では強者が全て。そして……」
大男「ひっ!?」
???「強者が戯れに、目の前の弱者を切り刻んでも――許される」
大男「た、助けてくれえええぇぇぇぇぇ!!!」
???「ふん。剣も抜かず、頼んでもいないのに荷物全てを置いて逃げ出すとは」
???「強者が聞いて呆れる」
少女「あ、あぁ……」ガタガタ
???「なんだ……がらくたばかりか。拾う価値もない」
少女「え? これお金……」
???「なんだ欲しいのか。ならばくれてやる。我には無用のものだ」スタスタ
少女「あっ、待っ、行っちゃった……」
――
(そう、強者は何をしても許される)
(この国のその風習が嫌いだというのに、俺はこうして奴らと同じことをしている)
(強者を語る者は、いつか更なる強者に狩られる。俺もいつかはそうなるのだろう)
(俺に限らず、兄も。父でさえも)
(こんな国――いつの日か、必ず俺の手で変えてみせる)
――
【帝都中央】
帝国兵1「おやおやぁ? どこに行ってたんですか『第三皇子』殿?」
???「……散歩だ」
帝国兵1「へぇ、流石いいご身分だことで。連日仕事もせずにあっちこっちにふらふらとまぁ!」
帝国兵1「皇帝陛下とは似ても似つかないですよ。ああー、負け犬の妾の血がそうさせてるんですかねぇ?」
帝国兵2「お、おいやめろ馬鹿! 申し訳ありません『アベル』殿下! こいつ、酔ってて!」
アベル「……構わん。間違ってはいないからな」スタスタ
帝国兵1「ひゃひゃひゃ! 皇子サマが兵士に言い返しもしないとは! なんて無様な!」
帝国兵2「はぁっ、助かったぁ……!」
帝国兵1「なーにビビッてんだよ。あんな奴、俺がその気になりゃ一発で殺せるっての」ケラケラ
帝国兵2(本来なら殺されてるのはこっちだっての! しかしアベル殿下も何を考えているのかわからない方だな……)
アベル(やれやれ、このタイプの絡みは今月で17回目だったか。一々反応するのも馬鹿らしい)
アベル(我ながら面倒な地位だな、第三皇子というのも)
アベル(名ばかりの皇子。正妻になれなかった敗者の子供。兄より劣る才能)
アベル(与えられたのは離れの城塞と僅かな兵程度。父からしても期待外れのいてもいなくても変わらない存在)
アベル(まあ、その方が逆に動きやすいんだがな)
――
【城塞】
アベル(帝都から離れたこの城塞)
アベル(誰も近寄らない、興味ももたない寂れた場所)
アベル(故に動きやすく、計画を練れる場所。そして――)
ガチャッ
???「あ、お帰りなさいませアベル様!」
アベル「ああ、ただいまエリス」
アベル(俺が唯一、やすらげる場所だ)
???「あら、今日は少し帰りが遅かったですねアベル。何か収穫はありましたか?」
アベル「いいや、あの集落も似たような有様だった。アーシャの言う通り、地区全体が末期状態だろう」
アーシャ「そうですか……」
???「ほうほう、似たような有様ということはまた人助けでも?」
アベル「馬鹿を言うなロウル。俺は一度たりとも人助けをした記憶はない」
ロウル「アベルさんは嘘が下手ですねぇ。貧民街では結構噂になってるみたいですよー?」
アベル「何がだ」
ロウル「『弱者を守る正義の黒騎士』ってね! ぷふふ、傲慢冷酷な皇子サマが正義の騎士ですかー♪」
アベル「だから俺ではないと。あんなものは正義などとは呼べん、偽善行為だ」
ロウル「†聖暗黒騎士アベル†(笑)」
アベル「流石に少し腹が立つんだが」
ロウル「きゃー、襲われる―! 食べられる―!」
アベル「いや、そこまで怒ってはいないが……」
ロウル「へたれですねぇアベルさん」
アーシャ「はいはい、ロウルちゃん。アベルで遊ぶのも程々にね? 夕食が冷めてしまうわ」
エリス「今日は一段と張りきりましたよー!」
アベル「なっ……エリスが作ったというのか……っ!?」
エリス「いえ、今日もアーシャさんです……」ションボリ
ロウル「う~ん、私にいじくられるよりもエリスさんの料理の方が反応がいいですねぇ。私も劇毒を作った方が?」
アベル「頼むからやめてくれ!」
エリス「お二人とも酷いですよぉ……事実ですけど」シクシク
アーシャ「よしよし」ナデナデ
ロウル「すみませんエリスさん、そんなつもりじゃなかったんです!? ほらもう、アベルさんのせいですよ!?」
アベル「俺か!?あー……悪かったよエリス。許してくれ」ナデナデ
エリス「えへへー、アベル様に撫でてもらえましたー♪」ニコニコ
アーシャ「エリスちゃん、お料理も練習すればいつか上手くなれるからね」
ロウル「この国がまともになれば、食糧だって増えて練習もたくさんできますよ!」
アベル「ああ、そのために俺達は――ここにいる」
アーシャ「色々話すことはあるけど、ほらみんなそろそろ席について?」
「「いただきます!」」
時間欲しい筆早くなりたい……
安価もコンマもない短いプロローグだけですが、今日はここまで
この後はこの拠点を中心にアベルが行動していくことになります
安価で行動選択、コンマで成否判定をとる予定です
状況によっては王国や聖国との戦闘も起こりますが、そのあたりの詳しい説明はまた後日ということで
お暇がありましたら、王国や聖国の敵将、帝国内のNPCなどのキャラ案も頂けると嬉しいです
あんまりキャラ増えすぎると捌けなくてパンクすることよくあるし、程々で打ち切るとか、必要な時に追加募集かけるとか、
あるいは最初から全員採用は無理で採用されたらラッキーくらいの扱いにしておいた方がいいかも
と言いつつ俺もキャラ出しちゃう
【名前】マークス
【年齢】26
【性別】男
【所属】聖国
【外見】金髪爽やかイケメンだが、上半身常に裸の変質者
【性格】方向性を間違えた神第一主義
【情報】熱烈な信仰心を持つ聖国のイケメン神父だが、その方向性は他の聖国関係者とは一線を画す
『全てを神に頼っては神のご迷惑になる。自力で解決できることは自分ですべき』
がモットーであり、聖国者なのに魔法が全く使えない不幸な生まれも気にせず、肉体言語で数多くの苦難を乗り越えてきた
はっきりと言ってあらゆる面で異端児で聖国でも扱いに困っているが、その戦闘力と信仰心は本物なので誰も何も言えない
【その他備考など】神頼みはしないが、神に感謝の言葉は毎日欠かさない
おおう、想像以上の数で驚いてます
嬉しい反面、おそらく全員を捌くのは私の力量じゃ難しそうなのが申し訳ないです
>>39さんも言われていますが、過度な期待はしないで出れたらラッキーと思って頂ければ……
頑張って出せそうなキャラは出していけるよう頑張ります
R部分は書けたらいいなぁと。
一応好感度を上げたらそういったことができる感じで
まあまずは安価とコンマできるところまで早く進めなきゃ話にもならないんですけど……
今日も少しだけ進めます
【城塞・会議室】
アベル「さて、美味い夕食を頂いた後ですまないが、軽く会議といこう。何か報告することはあるだろうか?」
ロウル「ちょっとアベルさん、そういうのは言いだしっぺからするものですよ?」
アベル「む、そうだな」
アベル「とはいえさっきの話が全てだぞ? この国は上はともかく、下はもはや国の体すら保てていない」
ロウル「その上の人がまさか、こんな寂れた城塞で危険思想持ってるだなんて皇帝陛下も思ってないでしょうねぇ」
アベル「父は、元から俺のことなど気にも留めていない。帝都の帝国兵のほとんどもな。ついさっきもまたいつものやりとりがあったよ」
エリス「……アベル様、その兵士の人相を教えて下さい。今日という今日は、もう我慢なりません」
ロウル「どうどうエリスさん。確かにむかつく連中ですが、流石に帝都の兵に手を出すのは不味いですって」
エリス「ご安心下さい。お魚は無理ですけど、人間ならすぐに三枚に卸せます。証拠は残しません」
アベル「さらりと怖いことを言うな。逆にこの状況は望ましいと言える。俺がとるに足らない存在だからこそ、こうしてみんなと過ごせているんだからな」
エリス「アベル様……」
ロウル「でもだからといって何もしないのも釈然としないですよねぇ。普通、皇子を馬鹿にしたら即刻首が飛ぶのに」
アベル「それを言ったら、お前の首は何度飛んでるんだって話になるぞ?」
ロウル「え、あ、ごごごめんなさい!?」
アベル「うおっ!? 何故そんな泣きそうな顔をする!? 冗談だ。下手に皇子扱いされるよりもずっといいよ」
ロウル「ほっ……」
アーシャ「思うところはあるかもしれないけど、今は我慢の時ですよ。下手に目立てば、目をつけられてしまいますから」
アベル「アーシャの言う通りだ。俺の件を抜きにしても、目立つことはできない。しばらくはこれまで通り、帝国の一将として振舞うしかないだろう」
エリス「どうしてですか?」
アーシャ「もし仮に。アベルや私達に奇跡が起きて、明日この帝国の根幹を覆せたとしましょう」
ロウル「ふむふむ」
アーシャ「一番明確にこの国のルールを変えるには、アベルか或いは彼に同調する人が新たな皇帝になった場合でしょう」
アーシャ「さて無事に皇帝が変わったとして反乱分子は? これまで権力を傘にしてきた人は反抗するでしょう。それこそ、実力主義。力づくで皇帝の座を狙う」
エリス「でも皇帝陛下を力づくで倒せる程の力を得ていれば、それも倒せるのではないのですか?」
アベル「ああ、倒せるだろうな。だがそれが不味い。片づけ終わる頃には帝国の兵力はガタガタだろう」
アーシャ「そこを王国か聖国に狙われたら、どうします?」
ロウル「うー……それはキツイですね」
アベル「そういうことだ。まずはそもそもの帝国の地盤を固めなければ、変えたところで兵力の減った弱国に過ぎないということだ」
アーシャ「ですから、不本意ではありますがしばらくは他国との戦争……領土の奪い合いは避けて通れない、ということになりますね」
ロウル「なるほど、理解はできますがもやっとした感じは残りますねぇ」
エリス「アベル様の進む道が、私の進むべき道。その道が明るいものに繋がることを信じましょう!」
アベル「そういうわけで、しばらくは『帝国将として出兵』と『休みの日はのんびりしつつ帝国をうろついて程々に情報取集』。これの繰り返しになるだろう」
ロウル「結局これまでとは変わらないんですね。と、言いたいところですが……」
ロウル「実はさっき、王国の斥候らしき影が見えました。これから『確率は低いけど予期せぬ敵襲』があるかもしれないですね」
アーシャ「……どの国も、近年の膠着状態にやきもきしていたから。いい加減痺れを切らして、戦争の動きが活発になるのも不思議ではないわ」
アベル「まだ本格的にはなっていないだろうが、油断は禁物だな」
エリス「いついかなる時も、鍛錬は己を裏切りません。城塞の『鍛錬城で鍛える』ことも無駄ではないですよね?」
アベル「ああ。俺達は少なくとも帝都の一般兵よりは鍛錬を積んでいる自負がある。現状に甘んじるのは、強者でも弱者でもなく、愚者だ」
ロウル「まあ無理も禁物ですけどねぇ。何事もバランスよくです。たまには『私達と遊んでくれても』いいんですよアベルさーん?」
アベル「わかったよ。そしてここで後できることといえば……」パチン!
???「及びですかね、殿下?」シュタッ!
エリス「あ、ネストさん! 今日は天井裏からですか?」
アーシャ「お疲れ様です。ごめんなさいね、夕食はもう残ってなくて……軽食くらいならつくりますけど、どうします?」
ネスト「いえいえお構いなく! またすぐに仕事に戻りますんで」
アベル「ちょうどいいタイミングだ。正直帝国内からはあまり動けない俺達より、ネスト達の情報の方が遥かに有用だからな」
ネスト「やーですよー、殿下! お褒めていただいても、出せるのは情報くらいしかないですよー?」
ロウル「褒められなくても出してくださいよ!?」
ネスト「おっとこれは手厳しい。……さてあまりふざけてばかりもいられませんね」
アベル「他国に、何か動きがあったのか?」
ネスト「ええまあ。まだ大事になっていない……始まったと言うべきですかね? この帝国を含め、三国の兵の動きが活発になってきています」
ネスト「俺達もほどほどに斥候業続けてますけど、見たことの無い将や兵の姿も。おそらくは近年の膠着化の中、秘密裏に育てられたか才能開花したんでしょう」
アベル「ふむ……何度も言っているが、危なくなればすぐに逃げろよ」
ネスト「俺はこの命、殿下のためならいつでも投げ捨てられますけど……それがご命令なら、必ずや成し遂げましょう」
アーシャ「ええ、お願い。あなただって、なかなか一緒にはいられないけど……この城塞の仲間なんですから」
ネスト「……勿論。全ての命を果たし殿下の元に、この城塞に。『新鮮な情報をお届け』しましょう」
ロウル「ネストさん、では今一番の情報ってなんでしょうか? 私としては外の王国の斥候を睨んでいるのですが」
ネスト「あー、あれ? あれは大丈夫でしょう。あとで掃除しときます?」
エリス「いえ、お掃除はメイドの仕事ですので私めが!」
ネスト「はい確実にあの二人の斥候死んだねこれは。まあそういう連中です。王国はまだ本腰ではないということかもしれませんね」
ネスト「問題なのはむしろ聖国の方ですね。一人、攻撃性皆無の癖に厄介な将をみかけました」
アーシャ「攻撃性皆無、一般的な聖国の人ならば普通ではあるけれど……」
ネスト「いやいや、今の聖国も結構色々抱えてそうですよ? まあその件の将が気になるようでしたら、それも他とあわせて調査いたしますよ」
アベル「そうか。色々と済まないが、引き続き調査を頼む」
ネスト「かしこまりました。それではそろそろ失礼!」シュッ!
――
アベル「……さて、まとめるとだ」
【城塞での休日】
1:仲間と交流(好感度上昇やイベントなど)
2:鍛錬(レベル上げ)
3:散策(確率で情報等入手)
4:調査(敵将や戦場の情報入手)
↑
↓
【帝国将としての出兵】
1:戦闘での勝利を目指す。撤退も可能
アベル「この流れが続くな」
ロウル「なんか増えたり減ったりしそうな予感もしますねぇ」
エリス「覚えました! それではそろそろ斥候のお掃除を……」
アーシャ「待ってエリスちゃん。今の私達の力は――」
アベルレベル↓1コンマ二桁1/2+皇族補正弱(+10)
エリスレベル↓2コンマ二桁1/2+戦闘特化(+20)
アーシャレベル↓3コンマ二桁1/2+皇子直属(+5)
ロウルレベル↓4コンマ二桁1/2+皇子直属(+5)
(全員、最低保証値はあります)
!?
すみません、少々お待ちください……
レベル判定結果
アベル保証値30>コンマ27+補正+10=レベル40
エリス保証値20<コンマ39+補正20+ゾロ目ボーナス10=レベル69
アーシャ保証値20<コンマ50+補正5+ゾロ目ボーナス10=レベル65
ロウル保証値20<コンマ45+補正5=レベル50
+
範囲外とはいえさらにゾロ目連発してる凄い状態なので、要所のコンマをゾロ目に変えるチケット配布という形でよろしいでしょうか?
とりあえず序盤の相手は確実に虐殺コースになりそうです……
エリス「大丈夫です! 私とアーシャさんなら勝てますよ!」
ロウル「私も結構頑張ったつもりなんですが、いやいやお二人には勝てませんねぇ」
アベル「…………」
アーシャ「大丈夫ですよアベル。あなたはここのところ各地の確認で忙しかったですから、ね?」
アベル「…………以前、君にも言ったと思うが」
アーシャ「はい?」
アベル「嫌いとはいえ、この国はまだ実力主義だ。俺が邪魔と思えば一思いにやってくれ」トオイメ
アーシャ「あらあら。――気にしないで。私は、私達は、あなたの力ばかりを見ているのではないのだから……」
エリス「ここ最近は特に鍛錬を頑張りましたからね! これでさらにアベル様をお守りします!」
ロウル「そのアベルさんが妙に凹んで見えるの気のせいですかね?」
エリス「はっ!? まだ鍛錬が足りなかったというのですね!? わかりました、明日から更なる鍛錬を積みます!」
アベル(色々な意味で鍛えないとまずいな……)
――
王国斥候2「せんぱーい、道に迷った感じっすかねこれ?」
王国斥候1「そのようだな」
王国斥候2「斥候がはぐれて迷子ってこれ、どやされませんかね?
王国斥候1「無駄に入り組んでいる帝国が悪い」
王国斥候2「あ、でもこれある意味収穫っすよ! 帝国は入り組んだ道で外敵を惑わす!」
王国斥候1「おお、本当だ。これぞ怪我の功名。これは帰ったら褒められるぞ」
王国斥候2「酒っすか!?」
王国斥候1「酒だな!」
ロウル「帰れたら、の話ですけどね」
アーシャ「彼ら本当に斥候なのかしら?」
エリス「少なくとも侵入者なのは間違いありません」
アベル「あー、あれだ。貴様らに恨みは無いが……これだけ言っておこう」
アベル「許せ」
――戦闘開始――!!!
※戦闘は味方と敵のレベル差及び、スキル等で状況が変わります
変動した数値を元に、コンマ判定で優勢と劣勢を決めます
※優勢状態でさらに優勢となった場合、勝利。逆に劣勢の劣勢で敗北となります
※戦闘はおまけ程度ですが『攻撃状態』と『防御状態』があります
基本は大差ないのですが、一部スキルや特殊な敵などの関係では持ち出されるかもしれません
※事前に帝国斥候部隊から情報を仕入れていると、補正に+10がかかります
場合によっては敵将の情報も手に入り、攻めるか退くかを判断する材料となるでしょう
※またレベル差10につき、補正+10がかかります。思わぬ強敵に出逢ったときは退いて、鍛錬をするといいでしょう
※今回はチュートリアルですので、相手はまず負けることの無い王国斥候×2です
長々と書きましたが、早速判定をとりましょう
【アベル隊】
40+69+65+50=224
+
エリススキル
『皇子の懐刀』……攻撃状態時に限り、補正+25
+
三すくみにより帝国不利、補正-10
↓
総力224+15
【王国斥候隊】
20+20=40
総力40
差184=補正+180を加算
※もはや優勢も劣勢もあったもんじゃありません
――完全勝利――!!!
斥候だったもの「「」」
エリス「お掃除完了です!」
チュートリアルになってないチュートリアルが終わったあたりで本日はここまで
思えばこのスレ最初の判定からぞろ目でしたね……
今度からもう少し判定も考えた方がいいのかな?
正直アベル以外の全員が想定を遥かに上回るレベルのため、しばらく戦闘は一瞬で片付くかと思います
不要と思われるかもしれませんが、アベル君をたまには鍛錬させて頂けるとアベル君が喜びます
それではおやすみなさいませ
模索状態のままですが、今日も少しづつ進めて行きましょう
皇帝は確かに私が考えた方がいいのかもしれませんね。任せっぱなしというのも不味いですし
現状の皇帝をまとめると
・帝国の頂点
・実力主義
・子だくさん
・末っ子がお気に入り
ですかね?
――
アベル「昨日は哀れな敵がいたが今日は平和なようだ」
アベル「さて、どうするか」
【城塞での休日】
1:仲間と交流(好感度上昇やイベントなど)
2:鍛錬(レベル上げ)
3:散策(確率で情報等入手)
4:調査(敵将や戦場の情報入手)
↓1
とりあえず、朝と夕の2回行動を考えています
後々戦闘が起きない状態が発生し始めると、連続休日とかもあるかもです
――
2:鍛錬
【鍛錬場】
アベル「鍛錬あるのみィ!」
アベル「ああ、情けない! 情けない!!!」
アベル「俺はいつから腑抜けた!? こんな有様では何も成し遂げることはできない!」
アベル「現状には、甘んじない!」
1:誰かと鍛錬(人物指定も)
2:一人で鍛錬
↓1
1 エリスと一緒に鍛錬(終了後、二人のレベル上昇)
エリス「あ、アベル様!」
アベル「エリス? なんでこんなところに……って決まっているか」
エリス「はい。日々の鍛練を積み重ねてこそアベル様をお守りできますから」
アベル「……すまないエリス。今日は少し、俺の鍛錬につきあってくれないか?」
アベル「実戦形式で頼む」
エリス「で、ですが私がアベル様に剣を向けるなど!?」
アベル「ならば命令だ。俺と戦え。遠慮なく本気でだ」
エリス「わ、わかりました……」
――鍛錬開始――!!!
状況:拮抗
【攻撃状態】
アベル:レベル40
VS
【防御状態】
エリス:レベル69
補正-20
コンマ70以上で優勢
コンマ69以下で劣勢
↓1
劣勢!
アベル「せいっ!」ブォン!
エリス「ふっ!」ガキン!
アベル(くそ、わかってはいたがとんでもない反応速度! こうも容易く防がれるか!)
アベル(一度退いて体勢を整え――)
エリス「せやっ!」ビュッ!
アベル「うおお!?」
エリス「行きます! 中級火炎魔法! 中級土魔法! 上級風魔法!」
アベル「ちょ、待――!?」
【防御状態】
アベル:レベル40
VS
【攻撃状態】
エリス:レベル69
『皇子の懐刀』……攻撃状態時に限り、補正+25
補正-45
コンマ95以上で優勢
コンマ94以下で劣勢
ゾロ目で……?
↓1
えーっ!?
流石に考慮してないですよー……
――
アベル(本気でやれとは言ったが、ここまで力の差が出来ているとはな……つくづく情けない)
アベル(しかしエリスも強くなったものだ。俺などを慕い、仕えたいなどとやってきた彼女が……)
アベル(……)
アベル(嬉しかったんだろうな、俺は)
アベル(エリスが、アーシャが、ロウルが……みんなが、俺についてきてくれた)
アベル(……あぁ、そうか)ダラリ…
エリス「アベル様!? せめて、防御を!?」
アベル「――ッ!」ゴゥッ!
エリス「えっ――?」キィン……
エリス(魔法を掻い潜られて、私の剣が二本とも弾かれた……!?)
アベル「すまない、エリス」
アベル「勝負ありだ」チャキッ!
エリス「ま、参りました……」
アベル(俺は、彼女達に救われて。甘えていたんだ)
アベル(思い出せアベル。昔を)
アベル(頼る者も安らげる場所もなかった)
アベル(自分一人で生きてきたあの時の力を、今一度……)
アベルは固有スキル『孤軍奮闘』を獲得しました
『孤軍奮闘』……味方が自分以外存在しない時、自身のレベルを倍にする
――勝利!!!――
――鍛錬終了――
アベル「すまないエリス、大丈夫だったか?」
エリス「あ、はい、大丈夫です……ふぐ、うぅぅ……!」ポロポロ
アベル「だ、大丈夫か!? やはりどこかに怪我をしたか!?」
エリス「ち、違います……アベル様に剣を向けたばかりか、何が起きたかすら、わからないまま敗れて……」
エリス「私は、私は……!」ポロポロ
アベル「エリス?」
エリス「申し訳、ありません。少し……部屋に戻ります……」
アベル(……普通に戦っていれば、確実に負けていた)
アベル(あの時の感覚を取り戻すのもまだ時間はかかりそうだが……)
アベルレベル上昇
↓1コンマ1/2
エリスレベル上昇
↓2コンマ1/3
すみません、コンマ一桁部分です
アベル
レベル40→44
エリス
レベル69→70
――
アベル「今朝はいい鍛錬になったが……」
アベル「この後はどうしようか?
【城塞での休日・夕】
1:仲間と交流(好感度上昇やイベントなど、交流相手指定も可能)
2:鍛錬(レベル上げ、鍛錬方法も指定可能)
3:散策(確率で情報等入手)
4:調査(敵将や戦場の情報入手)
アベル「……ネストに調査依頼を出しておくか」
アベル「む、番号の書かれた紙? この中から調査対象を選べばいいのか?」
1・ぽっちゃり貴族
2・ふわふわピンク
3・変質神父
4・煩悩騎馬
↓1
アベル「……ネスト、悪いが意味がわからんぞ?」
アベル「とりあえず下二つは変質だの煩悩だの関わりあいたくない」
アベル「残るはぽっちゃりかふわふわ……ふわふわの方が好きだし2にしておくか」
※次の相手が決定しました
※戦闘前に、敵の情報が手に入ります
……
アーシャ「あら、エリスちゃんどうしたの? あまり食べてないようだけど、お口に合いませんでした?」
エリス「い、いえ……ちょっと体調が悪くて、すみません……」
ロウル「大丈夫ですか? そろそろ出兵もありそうですし、早めにお休みになられた方が……」
エリス「そう、ですね……」フラフラ
アベル「……エリス?」
……
~エリス自室~
エリス「……アベル様……」
エリス(私は、あなたをお守りしたかった)
エリス(ただそれだけを願い、鍛え続けてきたのに……)
エリス(私は、それしか知らない。それ以外を知らない)
エリス(主君に剣を向けて、鍛錬の相手も満足にこなせないなんて……)
エリス(私の、存在理由は……あるのでしょうか……?)
……
――とある戦場――
「「急げ、はやく!」」
「「なんなんだあの女!?」」
「「無理だ、撤退! 撤退しろー! あとは後続の隊に任せるんだー!」」
???「あ~、待ってくださいよ~」
聖国兵「シア様! 敵軍が全員撤退したようです! 我らの勝利です!」
シア「う~……私は~、皆さんとゆっくりお話したいだけなんですよ~?」
シア「どうして、待ってくれないんですか~……」トロトロ
聖国兵(シア様、足遅すぎる……)
聖国兵(まあ、こういう誰も傷つかない戦の方が我らが神も望むでしょうし、別にいいか)マッタリ
敵将シア
レベル判定↓1コンマ1/2(将補正+5及び最低値保証あり)
――
ロウル「やれやれ、急に駆り出されたと思ったら……」
アーシャ「これは今まで見たことの無い戦場といいますか……」
アベル「エリス、大丈夫か?」
エリス「――はい。私はアベル様の剣。ただアベル様の敵を倒すだけです。……だけなんですけど……」
シア「あ~、また新しい人達が来ましたよ~? 今度こそお話を~!」
聖国兵「「お話を~!」」
アベル「ここって戦場だよな?」
ネスト「アベル様、大変申し訳ありません……! 俺を含めて斥候のほとんどがあの空気にあてられてご報告が遅れました……!」
アベル「だ、大丈夫なのか?」
ネスト「はい、外傷はありませんので。……あの女性こそ、以前お話した厄介な聖国の将です」
ネスト「彼女は異質で、攻撃行動こそとりませんが、その防御は鉄壁。突破は限りなく困難……!」
ネスト「これが、彼女の情報になります」
【聖国軍】
敵将:シア
レベル:30
スキル
『絶対防御』……防御状態時に限り、補正+50。このスキル以外の敵味方のスキル補正、三すくみを無効化する
このスキルを持つ者は攻撃状態になれず、敵の逃走を阻止できない
聖国兵×8
レベル:15
ネスト「アベル様、どうします?」
ネスト「この将は非常に特殊な将です。撤退しても、何かを言われることはないでしょう」
アベル「そうだな……」
1:攻める
2:撤退
↓1
1:攻める
アベル「……いや、攻め込む」
アベル「既に帝国兵の武器を相当数消耗させられている」
アベル「物資の少ない帝国において、必要以上の武器の消耗は避けたい」
アベル「……」
アベル「済まないが皆、力を貸してくれ」
エリス「! はい、お任せを!」
アーシャ「言われなくても」
ロウル「頑張りますよ!」
聖国兵「シア様! 黒騎士を先頭とした部隊が向かってきます!」
シア「今度こそお話です~。総員~、防御陣形~」
――戦闘開始!!!――
【アベル隊】
44+70+65+50=229
補正スキル無効状態
【聖国軍】
30+15×8=150
+
『絶対防御』補正+50
↓
200
29→補正+20
調査補正+10
↓
30
コンマ20以上で優勢
コンマ19以下で劣勢
↓1
劣勢!
ロウル「な、なんなんですかこの風ぇ!? 矢が全部弾かれますぅ!?」
聖国兵「「ぬおおおぉぉぉぉ!? 総員、最大出力! 気を抜けば突破されかねん!?」」
アーシャ「せやっ!」
シア「おっと~」ガード!
エリス「しっ!」
シア「わわわ~!?」ガード!
アベル「なんだ、この詠唱速度は!? 本当に魔導師か!?」
シア「はい~」ガード!
アベル「答えなくていい!」
コンマ20以上で優勢
コンマ19以下で劣勢
↓1
優勢!
ロウル「いい加減に、通れぇ!」
アーシャ「加勢します。先にこの風を止めなくては!」
聖国兵1「おぶぅ!?」
聖国兵2「いかん、陣形が崩れた!?」
シア「あ、あれれ~……これは不味いかもしれませんね~」フルガード!
エリス「押し通ります!」
アベル「くらえ!」
コンマ20以上で優勢
コンマ19以下で劣勢
↓1
――勝利!
シア「あ~左右からこれ程の力、無理ですね~……」ビキビキ…バリン!
ザシュッ!
シア「うぅ~……すごく痛いです~……」パタリ
聖国兵「馬鹿な、我らだけでなくシア様の結界まで破られるなんて!?」
アベル「お前達の将は倒した。大人しくしてもらおうか」
聖国兵「くっ、神よ! 無念です……!」
アベル「厄介な相手だった……」
ロウル「もう矢がありませんよ。物的損害が甚大極まりないです!」
アーシャ「でも被害に対して相手自身はそこまで凶悪な将には見えなかったけど……」
エリス「アベル様、どういたしましょうか?」
アベル「そうだな……」
シアの処遇
1:この場でとどめ
2:捕虜にする
3:その他自由安価
↓1~3多数決
3
兄には渡さず、アベルの捕虜として扱う
アベル「……彼女はみてくれはそう見えないが、立派な聖国の将だ」
アベル「ここは帝国の捕虜とするのが定石だろう」
聖国兵「や、やめろ!?」
ロウル「わっ!?」
聖国兵「知っているぞ! 貴様ら帝国が、捕虜にどのようなことをしているかぐらいは!?」
アベル「……ああ、俺も知っているさ」
聖国兵「くっ……!」
アベル「だから、渡さない」
聖国兵「――え?」
アベル「諸君らは『帝国』ではなく『俺』の捕虜になって貰う」
シアの捕虜化が決まったところで、本日はここまで
遅くまでお付き合いありがとうございました
とりあえずこのスレの要所でのぞろ目率が尋常じゃなくて震えてます
そして忘れてましたが、ぞろ目チケット1枚お渡ししていたのでどのみちスキルは覚えてたかもしれませんね……
ちなみにこのシア隊、本来では序盤最強の敵の予定でした
ほんの少し再開します
――
【城塞・とある一室】
聖国兵「むむぅ……」
ロウル「そんなに警戒しなくても大丈夫ですよ」
エリス「アベル様があなた達を自分の捕虜にすると言ったのです。少なくとも帝国に捕まるよりは安全ですよ」
聖国兵「あなた達は、帝国兵ではないというのか?」
ロウル「いや、帝国所属ではあるんですけどねぇ。なんといいますか、こちらにも事情がありまして」
ガチャ
アーシャ「この人の治療、無事に終わりましたよ」
シア「どうもありがとうございます~」
聖国兵「シア様、ご無事ですか!?」
シア「大丈夫ですよ~。丁寧な手当だったのでもう動けるくらいには回復してます~」
聖国兵「治療と称して不埒な真似はされていませんか!?」
シア「ん~?」
聖国兵「馬鹿な、野蛮な帝国兵がシア様のこの身体に手を出さなかったというのか!?」
アベル「……そちらの帝国の認識はよくわかった」
聖国兵「!!」
アベル「諸君らをここに連れてきた理由は簡単だ」
1:そちらの言うお話をゆっくり聞くため
2:聖国の情報を貰うため
3:計画に協力してもらうため
4:その他自由安価
↓1~3多数決
3:計画に協力してもらうため
――
アベル「私の計画に、協力してもらうためだ」
聖国兵「!?」
ロウル「あー、やっぱりそういう狙いでしたか」
シア「お話ではないのですか~……」ショボン
アベル「いや、ある意味ではお話とも言える」
アベル「名乗るのが遅れて申し訳ない。私の名はアベル――この帝国の第三皇子だ」
聖国兵「なっ!?」
シア「あららら~、とっても偉い方だったんですね~? ご丁寧にありがとうございます~」
シア「私は聖国のシアと申しまして~、若輩者ですが部隊の長を務めさせていただいてます~。よろしくお願いしますね~」フカブカ
アベル「あ、こちらこそどうもご丁寧に……」フカブカ
聖国兵「シア様ぁ! 流石にのんびりし過ぎです!」
ロウル「アベルさんもなんでそんな腰低くしてんですか! しゃんとしてくださいよ!?」
アベル「す、すまない!? いや、どうにもやりにくいというか……」
シア「大丈夫ですよ~、リラックスしてのんびりいきましょう~」ポヤポヤ
アベル「そ、そうか。ではお言葉に甘えて」
ロウル「甘えちゃ駄目ですってば!?」
エリス「あの人に勘付かれる可能性もありますから、あまり悠長なことできないですよアベル様!?」
アーシャ「……念のため、外への警戒を強めておきましょう」
聖国兵「その、なんかすみません……」
――
アベル「ぜぇぜぇ……」
シア「ん~、つまりアベルさんは帝国の皇子だけど~、現在の帝国に納得がいっていなくて~」
シア「こっそり実力主義をどうにかしようと頑張ってるんですね~?」
アベル「そうだ……」ツカレタ
ロウル「なんてのんびりした人なんですか……聖国の人はみんなこうなんですか?
聖国兵1「いえ、流石にシア様が特殊な例です」
聖国兵2「誰よりも平和と平等を願う素晴らしい方なのですが……」
シア「聞きましたか皆さん~? やっぱり帝国の人ともお話すればわかりあえるんですよ~」
聖国兵3「……いえ、このような話、すぐに信じるわけには参りません。大体帝国の皇子がいきなり前線に出てくることが――」
アベル「えーと、どこにやったか……」ゴソゴソ
アベル「ああ、あった。色が嫌いで使っていないが皇族の証が刻まれたマントだ」
聖国兵4「なんと!? し、しかし皇子ならばこの国でも最上位の生活が……」
アベル「生憎と俺は妾、この国では敗者とされる存在の子だ。大した権力もない」
聖国兵5「皇子すら切り捨てられるというのか……やはり帝国は恐ろしい国だ」
シア「うう、現実をつきつけられると悲しいです~……」
シア「でもでも、つまりアベルさんも私達と同じで~、帝国を平等な国に変えたいってことですよね~?」
アベル「……」
1:聖国の平等主義を肯定
2:聖国の平等主義を否定
3:その他自由安価
↓1~3多数決
3
平等主義を評価しつつ、完全には認めない
競いあう大切さも伝える
――
アベル「確かに、聖国の唱える平等主義も一理ある」
アベル「みんなが平等、貧富の差がないということは素晴らしいだろう」
アベル「俺ももし聖国の生まれだったらなら……また違う道があったのかもしれない」
アベル「この国の貧民街の者の多くは、聖国への亡命を願っているかもしれない」
シア「そうですよ~、みんなで仲良く平和が一番で~」ニコニコ
アベル「だが、俺は……今の帝国も聖国も間違っていると思う」
シア「えっ……?」
アベル「この国は嫌いだ。だがその全ては否定しない。優れた者が上に立ち道を切り開くべきだと思うし……」
アベル「競い合う――お互いを高めあうことも、大切だと。俺はそう考える」
シア「そんな! 競うなんて優劣をつければ……!」
アベル「過剰な優劣、強者が弱者を踏み躙るのは問題だ。だが、優劣がなければ……人は努力ということを止めてしまうのではないか?」
シア「!!」
アベル「皆が平等。それは皆が同じということだ。完全な平等となった世界は、平和の代償に人の個性も可能性も失ってしまうのではないか?」
シア「それは……」
アベル「それに果たして、今の聖国は本当に貴女の願う平等主義を実現できているのか?」
アベル「神を崇めるなとは言わない。それも個性だ。聖国は全員がとは言わないが、神を崇めない者を異教徒として扱うこともあるそうだな」
聖国兵「……」
シア「……」
アベル「貴女は本当に優しいのだろう。だが同時に気付いているのではないか?」
アベル「そこの兵士も、さっき言っていたな? ここまでのんびりしているのは彼女が特殊であると」
アベル「本人を前に失礼かもしれないが、この人は良い意味でも悪い意味でも聖国らしい」
アベル「そんな人が、特殊? 今の聖国はどうなっている?」
聖国兵1「……貴殿の言う通りだ。今や聖国にはシア様のような思想を持つ者の方が少ない」
聖国兵2「シア様は、誰よりもお優しい方だ」
聖国兵3「本来は、戦場に出る様な方ではなかった……」
聖国兵4「帝国も王国も……滅ぼすべきだと考えていた我らにすら、根気強く対話の大切さを説いてくれた」
聖国兵5「だが……それならば実際にやってみせろと、戦場に……」
聖国兵6「敗れたとはいえ、こうして帝国の者との会話ができているのは事実だ」
聖国兵7「シア様は、正しかった。信じてついてきてよかったと断言できる」
聖国兵8「我々が信じていたのはシア様なのか? それとも聖国なのか……?」
シア「皆さん……」
アベル「……このまま諸君らを解放し、聖国へ帰すこともできる」
アベル「……この使わないマントでも持ち帰れば、皇族と会った証拠くらいにはなるだろう」
アベル「これはこれで一つの手だ。聖国が俺の存在を知り上手く対応してくれたならば、無駄な争いも減るかもしれない」
聖国兵1「水面下で貴殿と繋がる、ということか……」
アベル「そちらの話を聞いている限り、可能性は低そうだがな」
アベル「さて、そろそろ貴女の意見を聞かせて頂きたい」
シア「私は……」
シア特殊判定
↓1コンマ
なんと……
シア隊の聖国信用度:35
35<40のため、帰国拒否
――
シア「……アベルさんは」
アベル「む?」
シア「アベルさんは、帝国も聖国も否定しました。つまりどちらでもない国の実現、ということですか?」
アベル「……そうなるな」
シア「そうですか~……」
シア「まだ、完全に信用できたわけではありませんけど~……」
シア「多分……ここで私たちが聖国へ帰れば、新たな火種になると思います」
シア「協力の件、こちらに残ったままでも可能ですかね~?」
アベル「!!」
聖国兵「シア様、それは!?」
シア「大丈夫ですよ~。神様はどこにいても信じられますし~」
シア「本当の平和のために、もう少し……お話したいですからね~」
捕虜→協力者が確定したところで一旦ここまで
夜にまたこれたらいいなと思います
なおこの後はとある人物の登場とそれによる結構重要そうな判定があります
判定範囲狭めた方がいいかなぁ……
アベル「……わかってはいると思うが、その発言は大きな意味を持つぞ?」
アベル「帝国を安定させる、特に食糧の問題を考えれば領地の拡大は避けては通れない」
アベル「それはつまり、聖国との衝突もまだあるということだ」
シア「できれば、他の方ともお話していただけると嬉しいのですけど~」
アベル「……善処しよう」
聖国兵「我々は、シア様を尊重する」
聖国兵「だが、すぐさまそちらに協力するということも難しいぞ?」
アベル「それは承知の上だ。そうだな、とりあえずは――」
ロウル「た、大変ですよアベルさん! 『あの人』がこの城塞に向かってきているようです!」
エリス「やはり、捕虜を独断で匿ったことに気付かれたようです!」
アベル「ちっ!」
アーシャ「っ、皆さんはひとまず隠れて!」
シア「は、はい~?」
――
???「やあ、アベル。久しいじゃないか」
アベル「……お久しぶりです、カイン兄様」
カイン「あはは、視えないけど立派になったんじゃないか?」
アベル「恐縮です。しかし兄様、今日は私めになんの御用でしょうか?」
カイン「いやいや、大したことじゃないよ?」
カイン「ただ風が教えてくれてね。可愛い弟が、聖国軍との戦いに勝利したばかりか……」
カイン「どうしたことか、この僕を通さずに捕虜にしたというじゃないか」
カイン「ちょっとそれがどういうことなのか気になってねぇ?」ゴゴゴ…
アベル「っ!」
カイン「いるよねぇ捕虜? 風にのって、お前の臭いと……」
カイン「お前がよく連れている三人の娘の匂いと……」
カイン「帝国に刃向う、聖国の連中独特の臭いがするからねぇ?」
アベル「……」
アベルの対応
1:正直に話す
2:誤魔化す(どのようにするのか内容も)
3:叩きのめす
4:その他自由安価
↓1~3多数決。(ついでにコンマ二桁で特殊判定もとっておきます)
すみません、少々お待ちください……
コンマ判定でカインに大惨事が発生しました
3連特殊判定結果
1
カイン戦闘レベル
最低保証値30>03+皇族補正弱(+10)=40
2
カイン戦闘レベル(夜)
14(すごく小さいです……捕虜を屈服させる役には立ちません)
3
おまけのアベル戦闘レベル(夜)
93(凶悪です。一度味わえば他のものじゃ満足できないかもしれません)
話を進める前に出すとこうなってます……
強キャラっぽかったのでカインのレベルのみコンマ1/2の制限を外していたのですが……
そして兄弟が揃って兄が童貞だったので夜レベルもついでに判定したらこの有様です
そして選択肢はまさかの3
一応ご意見伺いたいのですが、判定振り直します……?
3:叩きのめす
――
カイン「お前は昔からそうだったなぁ……」
カイン「弱いから、自分よりさらに弱い奴を見つけては拾ってくる」
カイン「自分より下の存在を周りに侍らせることで、自分に優越感を得ているに過ぎない」
カイン「僕の真似事でもして、形だけでも僕のような強者になりたかったのしれないけれど……」
カイン「アベル、捕虜を渡せ。それは僕の大切な仕事なんでね」
アベル(……ここで彼女達を引き渡せば、その結末は明らかだ)
アベル(それに、この俺の中で渦巻く感情は紛れもなく……)
カイン「んん~……臭い的にこっちかな?」
アベル「兄様」
カイン「ん、なんだい?」
アベル「私は――いや、俺は」
アベル「完璧な強者ではない。それでも――もう兄様に怯えるほど弱くもない」
カイン「……なんだって?」ピキッ
アベル「兄様に頼らずとも、捕虜の尋問くらい一人でできるさ」
カイン「言うようになったじゃないか、アベル……」
カイン「知ってるだろう? 僕はねぇ、僕を敬わない奴には結構キツめのお仕置きをするんだ」
カイン「覚悟は、できてるよなぁ?」
アベル「勿論」
カインとの戦闘が確定しました
どのように戦いますか?
1:一人で戦う
2:仲間を呼んで戦う
↓1
アベル「……」チャキン
カイン「おや? まさかとは思うがアベル、お前ひとりで僕と戦うつもりか?」
アベル「そのつもりだ」
カイン「舐めているのか、この……僕を!?」
カイン「許さん……お前は一度、痛い目を見てこの世界の厳しさを思い知った方がいいかなぁ!?」
――戦闘開始――!!!
状況:拮抗
【攻撃状態】
アベル:レベル44
スキル『孤軍奮闘』により、レベル2倍
↓
アベル:レベル88
VS
【攻撃状態】
カイン:レベル40
スキル『全てを薙ぎ払う暴風』
敵の人数が自軍より多い時、
自軍の合計値を自身のレベル×敵軍人数に変えることができる
1対1のため発動不可
レベル差48=補正+40
コンマ10以上で優勢
コンマ09以下で劣勢
↓1
劣勢!
カイン「そらそらそらそらそらぁ!」ゴウッ!
アベル「くっ……!?」
カイン「あっははははは! いいねぇ、新鮮な血の臭いだ!」
アベル(くそ、まさか室内でいきなりこれほどの風の刃を飛ばしてくるとは!?)
アベル(このままでは不味い……!)
コンマ10以上で優勢
コンマ09以下で劣勢
↓1
まさかの……
――
――敗北……
アベル(く、下手に動けば聖国兵の隠れている部屋にまで攻撃が……!)
カイン「ははははは! 遅すぎるぞアベルゥ!?」
アベル「しまっ……!?」
ドスッ!
アベル「が……ふっ……」ガクッ
カイン「あれだけ大口叩いて、無様だなアベル!」
カイン「でも僕は優しいからね。殺しはしないよ――両手足はへし折って、しばらくここから出れないようにはするけど」
アベル「ぐっ……」
カイン「そうら、まずは右腕から――」グシャア!
アベル「ぐ、がああああぁぁぁぁ!?」
???のスキル『???』発動可否
特殊判定↓1
ここで成功するかー……
運がいいのか悪いのかどっちだろうこれ?
アベルのスキル
『譲れぬ野心』
敗北判定時、コンマを再度振る。コンマ一桁が8、9、0の時、劣勢状態で復帰する
このスキルは一度の戦闘で一度しか発動せず、逃走失敗判定時は発動しない
――
カイン「そら、次は左を――」
アベル「っ、まだだっ!」ブオン!
カイン「なに、こいつっ!?」
コンマ10以上で優勢
コンマ09以下で劣勢
↓1
優勢!
アベル「おおおおおっ!」
カイン「くっ……!?」
カイン(馬鹿な、僕は確かに『こういうこと』を見越して、利き腕から潰してやったのに!?)
アベル「そこだっ!」ブオン!
カイン「ぐぅっ!?」ザシュ!
コンマ10以上で優勢
コンマ09以下で劣勢
↓1
――勝利!(ただし譲れぬ野心発動後の勝利のため、後ほどペナルティ判定あり)
アベル「そこ、だっ!」ゴッ!
カイン「ごふっ……!?」グラッ…
カイン「馬鹿、な……」
アベル「ど、どうだ……」ゼェゼェ
アベル「俺も、強く、なっただろう……?」
カイン「くっ……」ヨロヨロ…
アベル(くそ、頭がふらつく……だが、今はとにかく、ここを退いてもらわねば……)
アベル「もっとも、さっきは兄様の不意をついた形だから、まだまだ兄様には届かないけどな……」
カイン「ふ、ふふ……そうさ……まあ、少しはやるようになったと認めてやる……」
カイン「その頑張りに免じて、捕虜の尋問ぐらい許してやるよ……せいぜい僕に追いつけるよう、頑張るんだね……」フラフラ……
アベル「帰った……か……」グラッ…
ドサッ……
――
エリス「アベル様!? アベル様!?」
シア「い、いけませんよこれは~! すぐに回復を~!」
聖国兵「我らを庇い、こんな傷を負ったというのか……!?」
↓1 コンマ二桁
コンマ60~89内のため、軽傷判定
次の戦闘に出撃不可。コンマ判定でNPC同士で戦闘判定が行われる可能性があります
次の休日の行動が交流のみのペナルティが発生します
――
アベル「う、うぅ……?」
エリス「アベル様! よかった……!」
ロウル「大丈夫ですか!? 私達がわかりますか!?」
アベル「ああ、大丈夫だよ……」
アーシャ「本当に、ありがとうございます……!」
シア「いえいえ~。回復魔法は得意ですし、元はと言えば私達のせいでもありますし~……」
アベル「あいつは……?」
ロウル「傷を負ったまま、一人で城に戻ったようですけど……」
アベル「そうか……」
アベル(この後、どうなるかな……)
――
――深夜・帝国城カイン私室――
カイン「くっ……」ズキズキ
カイン「この僕が、敗けた……?」
カイン「強者の、僕が……?」
カイン特殊判定
↓1コンマ二桁
なんでカインのコンマ判定こんな悲惨になるん……?
本日分終了間際なのですが少々お待ちください
特殊判定
カインのアベルに対しての恐怖心
82+勝利判定後の敗北補正(10)
=92(トラウマレベル)
――
カイン「あはは、そ、そんなことあるわけないじゃないか」ガタガタ
カイン「僕は強者だ。第二皇子だ。この国において僕以上の尋問官だっていない……」ガタガタ
カイン「あ、あいつも言ってたじゃないか。不意打ちだったから僕を倒せたって……」ガタガタ
カイン「……本当に?」ガタガタ
カイン「僕は、油断なんてしてなかった。ちゃんと念入りに、利き腕から潰した」ガタガタ
カイン「それだけじゃない。いくら死なない程度にしたとはいえ、腹の傷だって軽視できるものじゃなかった」ガタガタ
カイン「半分死にかけていたはずなのに、あいつは、あいつは……」ガタガタ
カイン「ひっ!?」ビクゥ!
カイン「そうだ、最初からあいつは僕を煽ってきた……」ガタガタ
カイン「まさか、わざと僕の攻撃を受けていた……?」ガタガタ
カイン「僕程度、あんな状態からでも倒せるんだと、見せつけるために……!?」ガタガタ
カイン「そんな、嘘だ……僕は、強者なんだ。弱者なんかじゃない……」ガタガタ
カイン「それなのに、どうして……」ガタガタ
カイン「どうしてこんなに怖いんだよぉ……!」ガタガタ
※カインが当分アベルに近づけなくなりました……
色々激動だった気がするけど、本日はここまで
ちょっと色々コンマが荒ぶっていてびっくり数少ないプロットはとうに砕け散っています
ちなみに『譲れぬ野心』 は追加スキルではなく、アベルのキャラシートを見た時からつけていた
初期スキルです。『孤軍奮闘』が追加スキル
本来であればカインは遥か格上であり、いずれアベルとの衝突予定はあったのです
ここでもう破壊されたプロットを言いますと、
『自分よりレベルが25以上高い相手と』
『一騎打ちの状態に追い込まれ』
『一度劣勢に追い込まれて』
『かつゾロ目が出たら』
『孤軍奮闘』獲得の予定だったのです
コンマって怖い
次の行動は負傷状態のため、城塞内から動けないところから始まります
本日もありがとうございました
速く投下できないなら、ちょっとずつでも続けねば……!
というわけでまた少しづつ再開します
――
アベル「うぐぐ、何故まだ安静なのだ……」
シア「だ~め~で~す~よ~? 回復魔法も万能じゃないんですから~」
シア「傷は塞がっても~、失った体力や血液までは完全には戻らないのですよ~?」
シア「無理は身体に毒。ちゃ~んと、安静にしてなきゃいけませ~ん」
アベル「わ、わかった……」
シア「それでは私は、先日の部屋で待機してますので~」
アベル「……さて、暇だがどうしたものか」
【城塞での療養】
1:仲間と交流(好感度上昇やイベントなど、交流相手指定も可能)
・エリス
・アーシャ
・ロウル
×2:鍛錬(レベル上げ、鍛錬方法も指定可能)
×3:散策(確率で情報等入手)
×4:調査(敵将や戦場の情報入手)
↓1
1:エリスと交流
――
エリス「アベル様、お身体の調子はいかがでしょうか?」
アベル「ああ、傷はほぼ癒えている。安静にしろと釘を刺されたから、しばらくは動けそうにないが」
エリス「……申し訳ありません、アベル様」
アベル「ん、何がだ?」
エリス「私は、アベル様をお守りするためにここにいます」
エリス「それなのに、アベル様の鍛錬の相手もまともにこなせないばかりか……」
エリス「敵を前に、アベル様にそのようなお怪我まで負わせてしまうなんて……!」
アベル「エリス……」
※現在負傷中につき、外出禁止状態です
エリスとどのような交流をしますか?
↓1~2(混ぜれそうなら混ぜます)
アベル「気にするな。鍛錬の時は本当にたまたま調子がよかっただけにすぎない」
アベル「昨夜のこともだ。俺が自分の力を過信し、兄を挑発するような態度をとったが故。いわば自業自得だ」
エリス「し、しかし!」
アベル「……」ナデナデ
エリス「あっ……」ポヤァ~…
アベル「あまり気負うな。お前は頼りにしているし、俺の傍にいてくれるだけでも十分に助けになってくれているよ」ナデナデ
エリス「も、もったいなきお言葉です……」
アベル「これが完治したら、いつかまた鍛錬にも付き合ってくれ」
エリス「は、はい! でもアベル様、本当にお身体は大切になさってくださいよ?」
アベル「ははは、みんな同じことを言う……そういえば、アーシャ達はどうしている?」
エリス「アーシャさんは、アベル様が元気の出るように夕食の材料を買いに出ましたよ」
エリス「ロウルさんは昨日の戦闘で破壊された玄関の修理中です」
エリス「……私も、お手伝いできればよかったのですが」
アベル「それも気にするな。人には人にあった場所がある」
エリス「私メイドなのに……」
アベル「全てが全て苦手というわけでもないだろう? その手に持った林檎がその証明だ」
エリス「私も不思議なのですが、何故か林檎は失敗せずに綺麗に剥いて切れるんですよ」スッ
アベル(おそらくだが、刃物を使うからだな……)
エリス「いつか、アベル様にちゃんと美味しい、手の込んだお料理を召し上がって頂きたいのに……」シャリシャリ…
エリス「今の私には、これが限界です……」っウサギリンゴ
アベル「いやいや、十分だ」モグモグ
アベル「……」
アベル(そういえば着替ていないし、寝汗が酷い)
アベル(流れで少し甘えてみるか……)
アベル「エリス、看病ついでに悪いが少し身体を拭いて貰えないか?」
エリス「ふぇ!?」
↓1
コンマ二桁判定
コンマ30以上
第一段階成功
――
エリス「か、かしこまりました! 失礼いたします……」スッ…
エリス「このぐらいの加減で、よろしいでしょうか?」フキフキ
アベル「ああ、気持ちがいいよ」
エリス「よかったです。んしょっ……」フキフキ
アベル(………………)
↓1
コンマ二桁判定
あ、00というかぞろ目は基本クリティカルです
……まさかぞろ目チケット使うおつもりで?
アベル「……すまないが、下半身も頼む。無理に起きようとすると腹が痛むんだ」
エリス「そ、そんな! いますぐにお拭きしますので、安静になさってください!」フキフキ
アベル「あぁ……」
アベル(なんだろうか、この感覚……)
アベル(上手い言葉が見つからないが……嫌な気分じゃない)
アベル(すごく心地良い……)
エリス「よいしょ」フキフキ
アベル(……………………)
↓1
コンマ二桁判定
コンマ60以上
第二段階成功
――
が抜けてました申し訳ない
えー!?
そうですね。ゾロ目チケットというか、アイテム欄を設けとこうと思います
……まあ今回も使わずに、よりによって最後をまたぞろ目突破されたわけですが
――特殊イベント発生――
最終段階 コンマ90以上で成功
ぞろ目によるクリティカルで無条件成功
――
エリス「……?」フキフキ…ピタッ
アベル「…………はっ!?」
エリス「アベル様、ここが妙に膨らんでいらっしゃいますが……」
エリス「ま、まさか傷が化膿して!? し、失礼致します!」バッ!
アベル「ま、まてエリス――」
アベルの下の黒剣「ハジメマシテ!」ボロンッ!
エリス「きゃっ!?」
アベル「あぁ……」
アベル(――終わった。色々と)
――
「た、大変です!? こんなに腫れてしまっているじゃないですか!?」
「え?」
アベルは思わず間抜けな声を出す。
普通であれば、金切り声で叫ばれるか罵倒されるであろうこの状況。
しかし頼りにしている従者からの反応はあまりにも予想外のものであった。
「ど、どうすれば!? アーシャさんはいませんし……そうだ、シアさん!」
「ま、待て!」
ただ慌てるだけの彼女がとんでもない言葉を口走った時にはもう口は動いていた。
こんな現場、彼女達に見られれば今度こそ奇跡も何もなく全てが終わる。
挙句これが原因で聖国との関係が悪化したともなれば、末代までの恥である。
「アベル様!?」
「だ、大丈夫だ。大丈夫なんだエリス」
何も大丈夫ではない。
しかしアベルは必死に考える。どうすればこの状況を切り抜けられるのかを。
誰かを呼ばれれば終わる。
しかしエリスを納得させない限り事態は収まらない。
どう納得させるか?
コレを鎮めるしかないだろう。
(これをか!?)
久しく味わっていなかった、誰かに全てを委ねて身体を拭かれるゆるやかな快楽。
色々と忙しく、ろくに抜いてこなかったアベルの分身は相当な強度をもって自己主張を続けている。
生半可なことでは鎮まるまい。
考え抜いたアベルは――
「――これは、お前にも治せる」
――純粋無垢な少女を前に、欲望に負けた。
「ほ、本当ですか!?」
「ああ……」
凄まじいまでの罪悪感。
おそらくエリスは、こういった知識に疎いのだろう。
いや、完全に欠落していると言っても過言ではない。
彼女はただひたすら、自分を守るために腕を磨いたという。
その代償に家事などがからっきしのようだが、どうやら一般教育も投げ捨ててきたらしい。
そんな純粋さの塊とも言える少女を騙すのは気が退ける。
のだが、状況が状況である。
それにアベルも若い男。見た目麗しい少女に握られては、興奮もしてしまう。
「これに刺激を与えて……膿を絞り出せばいい……」
「は、はい!」
そっと肉棒へと手が伸ばされる。
剣を握っているにもかかわらず柔らかいエリスの手が、柔らかく包み込んできた。
(くっ……)
たどたどしい手つき。
それが逆に強い刺激となる。
この行為の意味も知らない少女に、こんな真似をさせている罪悪感。
そして同時に感じてしまう背徳感。
やがて――
――
エリス「これで、よかったのでしょうか……?」ベトベト
アベル「…………」
アベル(最悪だ……俺は……)
やらかしたアベルの行動
1:正直に本当のことを言う
2:このまま誤魔化す
3:その他自由安価
↓1~3多数決
そうですね。↓1~3最大コンマとかの方がいいかもしれないですね
申し訳ないですが、今回は1で。
正直コンマ判定緩くしすぎた自分のせいでもあるので……
――
アベル「すまない、エリス!」ドゲザ
エリス「ア、アベル様!?」
アベル「俺は、俺はどうしようもない男だ……!」
アベル「一刻の快楽にも抗えず、無垢なお前を騙しさえした……!」
エリス「だ、だまし……? え? え?」
アベル「俺なんかを信じてついてきてくれたお前を穢すような、こんな……!」
エリス「アベル様、仰っている意味が……」オロオロ
アベル「くっ……! 少し待っていてくれ! 確か昔の俺の教本がどこかに……!」タチアガリ
エリス「いけません!? そんないきなりお立ちになられては傷が!?」
アベル「いっそ開いてくれとさえ思う!」スタスタ
――
アベル「あった!」
エリス「『男と女の違い』……ですか?」
――お勉強中――
エリス「……///」プシュー…
アベル(……かつてないほどの恥ずかしさだが、全て己のせいだ///)
エリス「あう、あう、つまり先程の行為は……///」
アベル「そういうことだ……本当にすまないことをした……」
エリス「……」
エリス特殊判定
↓1コンマ二桁
コンマ50以上
性への関心、開花
――
エリス「だ、大丈夫ですよアベル様!」
アベル「エリス?」
エリス「私は、アベル様の剣でありメイドです」
エリス「アベル様がお喜びになられることなら、なんだってできます」
アベル「しかしだな! 俺は何も知らないお前を……!」
エリス「今、知りました。ですので問題はありません」
エリス「ただその……少し、恥ずかしいので……ご内密にしていただけると……///」
アベル「それは当然と言うか、俺もなのだが……」
エリス「ふふ、では私とアベル様、二人だけの秘密ですね?」
アベル「あ、ああ。そうだな……」
エリス「…………それでは、ロウルさん達に気付かれないうちに戻りますね」
エリス「あ、アベル様? 私の事より、本当にご自身の身体を気遣ってくださいね!?」
アベル「わ、わかった……」
――
アベル「……表情からはわからなかった」
アベル「だがいずれにせよ、俺が欲望に負けた事実は覆らない」
アベル「もっと心を強くもてアベル。これ以上、エリス達を傷つけずに済むように……」
※アベルに自制心がつきました
――
――
エリス「……」ガサゴソ
『男と女の違い 応用編』
エリス「……」パラパラ
エリス「っ~~///!?」プシュー…
エリス(どうしましょう、今まで知らなかったことも、知ってしまったこともどっちも恥ずかしい……)
エリス(でも……)
エリス(本の通りなら、アベル様は私の手で……気持ちよくなってくれた)
エリス(戦う以外取り柄の無い私でも、アベル様の役に立てる……?)
エリス(……わからない)
エリス(わからないです、アベル様……)
クチュッ…
エリス「んっ……///!?」
エリス(お役に立ちたいという感情以外に湧き起こる、この気持ちはなんなのですか……?)
エリス(アベル様、私は……)
――
エリス好感度60+交流合計23
=83(切ないです……)
午前交流が終了しました
まともに進んでいませんが、本日はここまで
とりあえず申し訳ありませんが判定によってはぞろ目の有効範囲を狭めます(偶数か奇数かとか)
まさか初交流で直球ものだ飛んでくるのも想定外でしたが、突破されるのも想定外でした。申し訳ありません……
何が起きても大丈夫なように構えないといけませんね
また以後、アイテム所持も明確にいたします
それでは本日もありがとうございました
アベル:レベル44
夜技:93
【道具】
『ゾロ目チケット』×1
判定を一度だけゾロ目に変えられます
ただし、特殊判定及びレベル判定では使用不可
【スキル】
『譲れぬ野心』
敗北判定時、コンマを再度振る。コンマ一桁が8、9、0の時、劣勢状態で復帰する
このスキルは一度の戦闘で一度しか発動せず、逃走失敗判定時は発動しない
この効果を使い勝利した場合、戦闘終了後にペナルティ判定を行う
『孤軍奮闘』
味方が自分以外存在しない時、自身のレベルを倍にする
『???』
解放条件を満たしていません
『???』
解放条件を満たしていません
エリス:レベル70
好感度:83
【スキル】
『皇子の懐刀』
攻撃状態時に限り、補正+25
『???』
解放条件を満たしていません
アーシャ:レベル65
好感度:60
【スキル】
『冷静な戦術』……防御時及び逃走時、補正+15
『???』
解放条件を満たしていません
ロウル:レベル50
好感度:60
【スキル】
『獣の鋭覚』……奇襲及び罠を無効化する
『???』
解放条件を満たしていません
現状はだいたいこんな具合です。
今回はこちらの不手際でしたが、本番は基本好感度100を超えてからです
おつおつ
3人とも好感度一律でしかも思ったより低いのかよ!
と思ったが今回のエリスの上がり幅みる限りそうでもないのかな?
ところで味方についてくれたっぽいシアとは交流不可?
結構無理ゲー感高いけどカインお兄ちゃんとアベルが仲良くなって帝国下剋上ルートとかあり?なんかお兄ちゃんかわいそうだからちょっと報われて欲しいかも、まあアベルとの落差で笑えるからこのままでも悪くないけど
おつ
散策で他のキャラと出会えたりするのかな
乙。何も知らない子を自分色に染めちゃうのもいいよね…
あとエリスのシート見るとお尻弱点だけど、お尻って本番入る?
とりあえずキャラ投げるのは一旦停止して、必要なキャラがいたら>>1が適宜『◯◯なキャラを募集します』みたいに募集かける方式だと増えすぎなくて済むかも。
すっごい個人的願望になるが、>>1が許すならカイン兄さんの恋人?になれそうなキャラとかの募集かけてあげて欲しい
アベルは多分あとエリスと1、2回交流したら脱童貞だろうし、このままじゃ兄さん全方面でアベルに負けっぱなしでなんか不憫
こんばんは。ちびちび進めていきます
色々ご質問やご指摘ありがとうございます。基本安価コンマ任せの行き当たりばったりですが、
改善できるよう頑張っていきたいです
>>283
シア隊はペナルティ明け後に、今後の扱いを安価取る予定です
それによっては交流可能にすると思います
>>284
正直、今日の特殊判定コンマは結構大事かもです
色々ありすぎて、取るべき判定が積もってます……
>>286
現在の散策で行けるのは貧民街くらいなので、そこのキャラ登場や情報は手に入るかもです
>>289
前より先に後ろからとか本番以前に変態すぎませんかね……?いっそアベルの性癖安価でもとるべきなのか
>>293
その通りです。現時点だとほどほどの敵兵や敵将が一番欲しいところではあります
>>295
そうですね。色々頂いても、私に捌く力量が無ければ折角のキャラも生まれませんからね……
申し訳ありませんがちょっとキャラ募集は一回中断して、状況によって募集する形をとろうと思います
>>296
今の判定が片付いたら、ちょっと考えてみます
なおアベルは夜判定で高値叩き出したので既に童貞ではないです……
開幕から特殊イベントその1と判定コンマです
――療養日・特殊イベントその1――
ガチャ!
???「アベル兄様!」
アベル「フィーア! どうしてここに!?」
フィーア「カイン兄様が怪我をして、しかもうわ言のようにアベルアベル言っていたから……」
フィーア「兄様と何かあったんだって思って……」ウルウル
アベル「心配をかけたな。だが、もう大丈夫だ。安静にしてればすぐ治る」ナデナデ
フィーア「……」
フィーア特殊判定その1
↓1
フィーア特殊判定その2
↓2
!!
特殊判定その1
情報収集能力:57(人並み以上には収集できますが、本職には敵いません)
特殊判定その2
カインへの理解度:83(カインも大切な兄と思っています。でもアベルの方が好き)
――
フィーア「喧嘩……ではないですよね」
アベル「ああ……お互い、一歩間違えば命を落としていたかもしれない」
フィーア「アベル兄様も、カイン兄様も、どうして争わねばいけないのですか……?」ポロポロ
アベル「それは……」
フィーア「やっぱり私も、アベル兄様の仰る通りこの国は……お父様は間違っていると思います」
フィーア「カイン兄様は、震えていました……」
アベル「震えていた?」
フィーア「カイン兄様は……正直、怖いです。でも兄様は兄様で、この国を怖がっているんだと思います……」
フィーア「ねえ、アベル兄様」
フィーア「兄様がこの国を変えてくれたら、カイン兄様も……」
アベル「……」
フィーア「っ、ごめんなさい!」
アベル「お前は本当に、優しい子だな……」ナデナデ
フィーア「んっ、兄様に撫でて貰うの……一番気持ちいいです」
フィーア「お父様に撫でられるよりも、ずっと……誰よりも優しくてあたたかい、大好きな手です……」
フィーア「私も、お手伝いできればよかったのに……」
アベル「やめろ。本来ならこうして俺に会いに来ることだって危ないんだぞ?」
フィーア「大丈夫です。こう見えて変装は得意ですから!」
ガチャッ
シア「アベルさん~、申し訳ないのですが~……あら~?」
フィーア「えっ!? アーシャ姉さま達じゃない女の人!?」
シアフィア「「誰ですか(~)?」」
アベル「あー……」
――
――
フィーア「すごいですアベル兄様! 聖国の方とこんなに早く同盟を組まれるなんて!」キラキラ!
聖国兵1「いや、我々は同盟を組んだわけでは……」ゴニョゴニョ
聖国兵2「よせ、こんな子の瞳を曇らせるつもりか!?」ゴニョゴニョ
聖国兵3「しかし帝国の第二皇女がこんな純粋な子とは……」
シア「ほらほら~、アベルさん以外にもいましたよ~、お話できる人~!」キャッキャッ
フィーア「わーいわーい!」キャッキャッ!
アベル「こらこら、あまりはしゃぎ過ぎるな」
フィーア「はっ!? 失礼致しました! 聖国の来賓の方の前でとんだご無礼を!?」ビシィ!
聖国兵「いえ!? 自分達のような一般兵こそご無礼を!?」ビシィ!
聖国兵「あれ?」
シア「みんなそんなに固くなっちゃだめですよ~? 折角、お話できる人が増えたんだからもっと喜びましょう~!」
フィーア「えへへ~……あれ? でも聖国の方が来ているのに、兄様たちは争われたのですか?」
アベル「……そうだ、フィーア。あいつは、捕虜への尋問――拷問に一切の容赦をしない」
アベル「だから俺が、彼女達を自分の捕虜として扱った」
アベル「嗅ぎつけられ、渡すまいと争って……この有様だ」
シア「……」
フィーア「……やっぱり、カイン兄様のやっていることは本当なんですね」
フィーア「でも、でも……兄様だって! こんな国じゃなければきっと……!」
フィーア「どうして、どうしてお父様は私ばかりを可愛がるの!?」ボロボロ
フィーア「私は兄様たちみたいに戦えない! お父様の嫌いな弱者なのに!」ボロボロ
フィーア「どうして……っ!」ボロボロ
シア「……大丈夫ですよ、フィーアちゃん」ギュッ
フィーア「あっ……シア、さん……」ポロポロ
シア「……すぐには、無理かもしれない」
シア「でも、私はいつか人と人はいつかわかりあえると思っています」
シア「私も、ちゃ~んとお手伝いしますから。みんなが平和に笑って過ごせる……そんな素敵な世界を……」
フィーア「うん、うん……」ポロポロ
アベル「……」
――
アベル「申し訳ない。妹が随分と……」
シア「いえいえ~。こちらこそ……ありがとうございます」
アベル「?」
ガチャ
ロウル「およ、フィーア様じゃないですか!」
アーシャ「あら本当。お久しぶりね」
エリス「もう、アベル様! どうして教えてくださらなかったんですか!?」
フィーア「あ、姉さまたちだ! わーい!」タタタ
シア「ふふ、やっぱりあの子は泣いているよりも笑った方がいいですよ~」
聖国兵「そう、ですね。我々も帝国への認識を少し改め――」
フィーア「ねえねえアーシャ姉さま、前に教えてくれた作法、ちゃんとできるようになったよ!」
フィーア「これで、アベル兄様のお嫁さんに近づけたかな!?」
アーシャ「うふふ、どうかしらねー? まだまだ他にも色々あったりー?」
フィーア「大丈夫、頑張れます!」
聖国兵1「なあ、妹に手を出す性犯罪者を通報する魔法ってあったかな?」
聖国兵2「待ってろ。無いが作る」
アベル「待て待て待て! 誤解だ!?」
シア「あ~! 駄目ですよぉ~? 聞こえでもしたらフィーアちゃん泣いちゃうかも~?」
アベル「くっ!?」
――
フィーア「ふふふ、来た時は悲しかったけど……今はとっても楽しい気分です!」ウキウキ
ロウル「楽しんでいただけたようでなによりですよ」
エリス「でも、そろそろお時間が……」
アーシャ「そうね、これ以上抜け出すのは……」
フィーア「むうぅ、早くいつでもアベル兄様と会える国になればいいのに」
シア「あらあら~、ますます頑張らないとですよアベルさん~?」
アベル「言われなくとも、だ」
アベル「しかしフィーア、お前……」
フィーア特殊判定
↓1
特殊判定結果
変装技術:94(親族や隠密機動ですらまず気がつけません)
――
アベル「相変わらずとんでもない変装技術と速度だな……」
フィーア「だって、これぐらいしないとアベル兄様に会えないんですもの」カワリミ
聖国兵「な、何が起きた!?」
フィーア「アベル兄様、お気をつけ下さい。最近は帝国城内の密偵の動きも大きくなっています」
アベル「そうか……。お前こそ、本当に気を付けてくれよ? 見境なく襲う連中もいるんだぞ?」
フィーア「大丈夫です。エリス姉さまから、護身用の暗剣と技術も習っていますから!」
アベル「おいエリス!?」
エリス「だ、だってフィーア様の身に何かあるといけないと思って~……!」
フィーア「ですので兄様、ご安心ください!」
※フィーアとのイベント時、護衛をつける必要がなくなりました
フィーア「それではまた、いつになるかはわかりませんけど……」
フィーア「必ずまた、来ますからね!」
アベル「ああ、待っているよ」
フィーア「あ、そうだ」
フィーア「アベル兄様、カイン兄様に何かお伝えすることはありますか?」
フィーア「私なら、秘密裏にお伝えできますけど……」
アベル「そうだな……」
カインに何か伝えますか?
1:何もない
2:その他自由安価
↓1~3コンマ最大値(混ぜれそうなら混ぜます)
1:何もない
――
アベル「……いや、今はいい」
アベル「さっきの話を聞く限りでは、今俺が何を言っても火に油を注ぐだけだ」
フィーア「そうですか……」
フィーア「では改めまして失礼いたします。アベル兄様、どうかご武運を!」シュタッ!
アベル(もう景色に紛れ込んだ、だと……?)
アベル(確かに大丈夫そうだが、やはり心配だ)
アベル(……あいつが、震えていた、か)
アベル(だが……)
――
【帝国・???】
???「何? カインが負傷していただと?」
帝国兵「はっ! カイン様には内密にしろと言われたのですが……」
帝国兵「何しろ負傷の具合が大きく、それでいて何も語られなかったので……」
帝国兵「念のため、ご報告をと……」
???「ふぅむ……」
???特殊判定
↓1
ひでぇ……
皇帝のカインへの関心:16(心底どうでもいい)
※ちなみにアベルは22(放置)
――
???「別に報告するようなことでもあるまい……」
???「誰に傷を負わされたかなど、どうでもよきこと」
???「そしてあいつがそれを隠そうが隠すまいが、さらにどうでもよきことだ」
???「死んだなら、その程度の存在に過ぎぬ」
???「さがってよいぞ」
帝国兵「し、失礼いたします!」
???「無駄な時間を過ごしたな。さて、次はどの領地を攻めるか……」
※皇帝無関心のため、アベルとカインの戦いは何の影響もなくなりました
――
まったりペースでもうしわけないですが、今日はここまで
最初にフィーアの判定でカインに風が吹いたかと思えば、まさかの妹の超コンマと皇帝の低コンマのダブルパンチ……
明日はまた別件の特殊判定から始まります
本日もありがとうございました
展開の都合で、カインは判定回数が今後も増えそうです
亀ペースで本日も再開していきます
――
【聖国・???】
上層部「……シアの部隊が敗れたと?」
聖国兵「はっ! 王国軍と帝国軍を後退させてはいたようなのですが……」
聖国兵「帝国軍の一部隊と交戦、結界を破られたようです」
聖国兵「その後の行方はわかりませんが、帝国の所業を考えると……」
上層部「……」
???特殊判定
↓1
聖国の帝国への警戒心:74(やはり許されざる国)
――
上層部「シアは、甘さはあるが信心深かった」
上層部「そんな彼女にすら手を出すとは……」
聖国兵「無念です……」
上層部「急いで他の隊にも伝えよ。帝国への警戒を強めるようにとな」
聖国兵「はっ!」
上層部(……しかし妙だな。そもそも何故彼女は戦場に出たのだ?)
※聖国が帝国を警戒し始めました
※聖国兵の練度が微増しました
――
アベル「フィーアは無事に帰れただろうか……」
アベル「さて、もうしばらく休まなければならないがどうしよう?」
【城塞での療養・夜】
アベル:レベル44
夜技:93
【状態】外出不可
【道具】
『ゾロ目チケット』×1
判定を一度だけゾロ目に変えられます
ただし、特殊判定及びレベル判定では使用不可
1:仲間と交流(好感度上昇やイベントなど、交流相手指定も可能)
・エリス
・アーシャ
・ロウル
×2:鍛錬(レベル上げ、鍛錬方法も指定可能)
×3:散策(確率で情報等入手)
×4:調査(敵将や戦場の情報入手)
↓1
1:アーシャと交流
――
アーシャ「アベル、具合は大丈夫ですか?」
アベル「ああ、心配はない。もう少し休めば元通りだろう」
アーシャ「まったく……無茶は程々に。またフィーアちゃんを泣かせたいですか?」
アベル「わかってはいるんだが……」
アーシャ「それならほら、ちゃんと横になって」
アーシャ「油断は禁物。わかりましたか?」
アベル「むぅ……」
※現在負傷中につき、外出禁止状態です
アーシャとどのような交流をしますか?
↓1~2コンマ最大値(混ぜれそうなら混ぜます)
アーシャ「ほら、そんな顔しない」ポンポン
アベル「こら、子供扱いするな」
アーシャ「あら、アベルだってフィーアちゃんやエリスちゃんをよく撫でてますよ?」
アベル「あれはだな、なんか撫でやすいというかなんというか……」
アーシャ「それなら私も同じ理由です」
アーシャ「ほら、ちゃんと安静にしてくれるいい子には温かいスープとパンもありますよー?」
アベル「いや、ちゃんとみんなと一緒に――ぐおっ、腹がぁ!?」
アーシャ「ああ、もうだから無茶は駄目と! ちゃんと横になる!」
アベル「はい……」
アベル(エリスを穢した時の反動か……どうしようもなく自業自得だな……)
アーシャ「ふぅー、ふぅー……はい、どうぞ」
アベル「待て待て、流石に自分で食べられる!」
アーシャ「駄目です。お腹がそれなら、重傷の腕はもっと駄目でしょう!」
アベル「むぐぐ……」
アーシャ「はい、あーん?」
アベル「……あー……」
――
アベル「……ごちそう様でした」
アーシャ「お粗末様でした」
アベル「なんだか、元気になれた気がするな」
アーシャ「薬草を使ったスープですからね。アベルが満足できたなら、今度みんなにも作ってみましょう」
アベル「……いつも済まないな」
アーシャ「?」
アベル「君は優秀だ。学問も、武術も、そしてこの料理も……」
アーシャ「あらあらどうしたんですアベル?」
アベル「時々思うんだよ。君は元々この帝国でも地位のある家の出だ」
アベル「それでいて何事にも努力を怠らず、俺達のこともよく気にかけてくれている」
アベル「君ならば、俺の下でなくとも……もっと――」
アーシャ「はい、そこまで」ピトッ
アベル「む!?」
アーシャ「忘れないで、アベル。私はこの選択を後悔していません」
アーシャ「私は私の意志でここにいます」
アーシャ「私こそ、皇子様とこうして一緒に過ごさせてもらって感謝しているんですから。あなたがお礼をいうのは変ですよ?」
アベル「そう、か。だけど……ありがとう」
アーシャ「……昔から変なところは譲りませんよね。――ええ、どういたしまして」
――
アーシャ好感度60+交流合計10
=70(信じていますよ、アベル)
夜交流が終了しました
――
アベル「ゆっくり休めた気がする」
アベル「これならばもう大丈夫だろう」
アベル「しかし戦場から少し離れてしまったのは間違いない」
アベル「今の情勢はどうなっているんだ……?」
戦闘状況コンマ判定
↓1
50~74
王国と聖国が衝突!(帝国ノーダメージ)
――
斥候「お答えしましょうアベル様!」シュッ!
アベル「ん、ネストの部下か?」
斥候「はい。さきほど王国と聖国の部隊が平原にて衝突」
斥候「事前に情報を手に入れていた我らは退いていたため被害はありません」
アベル「流石に王国軍と聖国軍を同時に相手にするのは厳しいからな」
アベル「で、流れはどうなっている?」
斥候「それは……」
↓1コンマ判定
81
聖国圧勝
――
斥候「なんといいますか……かなり恐ろしい光景でした」
斥候「聖国は王国を蹂躙していたと言ってもいいでしょう」
斥候「奴ら、魔法を使わずに素手で王国軍をなぎ倒していましたからね」
斥候「ちなみに部隊を率いていた将軍は上半身裸でした」
アベル「ちょっと何言ってるかわからないな」
斥候「私もです。ですがそれが事実」
斥候「アベル様、『勢いに乗った敵将は強化されます』故、くれぐれもご注意を」
アベル「ああ、わかっている」
斥候「それでは私は任務に戻りますね」
アベル「聖国の上半身裸の将か……」
アベル(……シアといい、聖国の将軍はクセが強くないか?)
※次回聖国が相手だった場合、聖国に補正がかかるようになりました
――
――
【帝国・???】
???「……」タタタ…スッ…
???「ふぅ」
フィーア「あーあ、帰ってきちゃいましたぁ……」
???「わひゃあ!?」
フィーア「あ、キアラ姉さま。ただいま戻りました」
キアラ「フィ、フィーアちゃん! 頼むから音も気配も無く戻ってくるのはやめて!?」
フィーア「ご、ごめんなさい。でも、それぐらい気を付けてやらないといけないから……」
キアラ「……」
キアラ特殊判定コンマ二桁
↓1~3
カイン……というよりアベルが豪運なのか?
3連特殊判定結果
1
キアラ戦略レベル
43(まだまだ発展途上だが筋は悪くない)
2
カインへの理解度
64(同情するところもあるけど、捕虜の扱いはちょっと……)
3
アベルへの理解度
92(私だって会いに行きたいのに……)
――
キアラ「いいなぁフィーアちゃんは……私も姿隠しの魔法とか使えたら、アベル兄様に会いに行けるのに」
フィーア「こうして、パッ!です!」カワリミ!
キアラ「……無理」
フィーア「残念です……」
キアラ「フィーアちゃん、アベル兄様の様子はどうだった?」
フィーア「やっぱり、カイン兄様と争われてお怪我をしていました」
キアラ「……またカイン兄様の悪癖?」
フィーア「いえ、それが聞いて下さい姉さま!」ゴニョゴニョ
キアラ「……まあ、聖国の方と!?」
フィーア「うん、とってもふわふわして優しい人でした!」
キアラ「流石アベル兄様……」
キアラ「私もお役に立てればと回復魔法や戦略を勉強しているけど、今一つで……」
フィーア「そ、そんなことないですよ姉様!」
キアラ「うん……勉強はこの後もちゃんと続けるよ。そして……」
妹ズ「「兄様をお助けして、この国を……」」
※アベルは妹二人から信頼を得ていたようです
※これによりキアラ→フィーア→アベルと帝国城内の得られる情報量が増えました
――軽傷ペナルティが解除されました――
アベル「よし、傷も癒えた。やはり動き回らないと身体がなまってしまう」
【城塞での休日】
アベル:レベル44
夜技:93
【状態】健康
【道具】
『ゾロ目チケット』×1
判定を一度だけゾロ目に変えられます
ただし、特殊判定及びレベル判定では使用不可
1:仲間と交流(好感度上昇やイベントなど、交流相手指定も可能)
・エリス
・アーシャ
・ロウル
2:鍛錬(レベル上げ、鍛錬方法も指定可能)
3:散策(確率で情報等入手)
4:調査(敵将や戦場の情報入手)
5:シア隊と話す
↓1
3:散策
――
アベル「よし、早速外出だ」
アベル「療養中は戦場はおろか貧民街の様子もみれていなかったからな……」
アベル「……誰かを誘うのも悪くないか?」
どのように散策しますか?
1:一人で
2:誰かを誘って(人物一名指定)
すみません↓1で
アベル「ロウル、ちょっと貧民街の様子を見に行きたいんだが……」
ロウル「っ、やれやれ仕方がないですねぇ。特別について行ってあげますよ」ピョコピョコ
アベル(何故か耳がせわしなく動いている……)
ロウル「ほら、行くなら早く行きますよ。フードとコートはこっちです」ポイッ
アベル「あ、あぁ……」
――
【帝国・貧民街】
アベル「……今日は、静かな方か」
ロウル「そのようですね。まあいくら無法地帯……いえ、弱肉強食法地帯でも常時なわけではないですよ」
アベル「さて、何か収穫はあるかな?」
コンマ二桁↓1
(白目)
00(ハイパークリティカル)
――
「――ッ!」
「~~ッ!」
ロウル「と、言ってるそばからもめ事ですよ」
アベル「はぁ……」
ロウル「さあ行きましょうか†聖暗黒騎士アベル†(笑)」
アベル「もう何も言わんぞ……」タタタ
ロウル「つまんない人ですねーまったくー」タタタ
――
少女「いや、離して!」
貴族「ふぉふぉふぉ! これはまた可憐な小鳥じゃ!」
???「お気に召しましたか旦那様?」
貴族「勿論だとも。ナルジェス、お主は本当に仕事のできる男よのぉ」
ナルジェス「恐縮でございます」
貴族「むふぉ、特に今日の小鳥は最高じゃ! ワシのイチモツも滾っておるわ!」ボロン!
少女「ひっ!?」
ヒュッ!
ドズッ!
貴族「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ っ!!?? ワ、ワシの自慢のイチモツがぁぁぁ!?」
ナルジェス「なっ……!?」
ロウル「……最悪です。最悪な現場で最悪なモノを見せられそれを射抜く辱めを受けました。あなたのせいですよ?」
アベル「わざわざ射抜いたのはお前だろう……」
ナルジェス「な、何をしやがるんだこの外道!?」
アベル「黙れ。おいお前、立てるか?」
少女「あ……黒騎士様……!?」
ロウル「ぷふーっ!」
アベル「……残念だが知らんな」
ロウル「ほら、これ着てください」っローブ
少女「あ、ありがと、う?」
ナルジェス「っ! こいつは珍しい! 耳持ちか! 旦那を殺られたのは痛手だが、こいつはお釣りがくるぜ!」
ロウル「……っ!」
アベル「…………ロウル、しばらく目と耳を塞いでいろ」
――
――
ナルジェスレベル25<アベルレベル44×2=88。
補正+50超えのため確定勝利
――
ナルジェス「あが……もうやめ……」ズタボロ
アベル「ふん」ボキィ!
ナルジェス「あぎゃがぁぁぁ!!?」
アベル「……駄目だな。全てを吐きそうにはないか」
ロウル「……なーに似合わないことしてるんですか」
アベル「ロウル!?」
ロウル「尋問なんてやったことないでしょうに。……そして都合よく、私達はその道のプロを知っている」
アベル「……」
貴族「……」コソコソ…
ロウル「はいそこ逃げない!」ビュッ!
貴族「おぎゃあああぁぁぁ!? 尻がああぁぁぁぁぁ!?」
ロウル「あの格好、間違いなく王国の人間ですよ」
アベル「……だろうな。しかも人身売買」
ロウル「上手く行けば情報を引きずり出せますし……恩も売れるかもですよ?」
アベル「あまり気のりはしないのだがな……」
アベル「状況が状況だ。仕方がないか」
ロウル「念のため、私がお手紙つけておきますよ」
――
【帝国・王城内】
帝国兵「カイン様! 失礼いたします!」
カイン「っ!」ビクゥ!
帝国兵「カイン様?」
カイン「ノックぐらいはしろ! 切り刻まれたいのか!?」
帝国兵「申し訳ありません! しかし急を要する案件がございまして!」
カイン「何事だ?」
帝国兵「はっ! 先程、匿名の者が貧民街で王国と繋がっていた者を捕縛したそうです!」
カイン「なんだと!?」
帝国兵「どうにも貧民街で人身売買を行っていたそうなのですが……」
カイン「……ふん、やはり弱者は強者の食い物にされるだけという証明じゃないか……」
カイン「だが、わざわざ帝国領まで足をのばす買い手か……王国の中でも特に肥えている連中だろうな」
カイン「いいだろう。この僕が直々に情報を吐かせてやる」
帝国兵「ありがとうございます! あ、あと捕縛した者から尋問官にこの紙を渡してくれと……」
カイン「ん、なんだこれは……っ!?……ふんっ」クシャ
帝国兵「カイン様?」
カイン「なんでもない。行くぞ」
――
カイン(アベル……何の真似だ……?)
カイン(まだ僕を……見下すつもりなのか……?)
カイン(……いや、自分で手柄を得たいなら以前のように僕に黙って捕虜にすればいい話だ)
カイン(つまり奴は……自分では何も聞き出せなかった。だから僕に泣きついてきたということなのか?)
カイン「ふ、ふふ……」
カイン(そう、そうさ。僕はこの国一番の尋問官!)
カイン(たとえ戦いでアベルに敗れたとして、その地位は揺るがない!)
ガチャ……
ナルジェス「んむー! んむー!」
貴族「尻がぁぁぁぁぁ! 股間がぁぁぁぁぁ!」
カイン(そうらみろ! 拷問の仕方がまるでなっちゃいない)
カイン(そうだ。僕は、強者だ。アベルに全てが劣るわけじゃない……!)
――
※貧民街での大きな事件を一つ解決したことにより、貧民街からの信頼が上昇しました
以後の散策で情報などの成果が得やすくなりました
※カインのメンタルが少し回復しました
また後にカインの尋問により王国の情報及び資源が手に入る可能性があります
※ロウル好感度60+10
=70(あの時を思い出しました……)
――
本日はここまでです
……アベルのコンマ運どうなっているんですかね?
ちなみに第一皇子はもう少し後に登場予定です
と、ここで急なのですが、キャラクター募集を
『王国と聖国の兵(将)』
『王国の長(国王)』
『聖国の長(聖王)』
を複数人募集いたします。王二人につきましては案が複数あった場合は後ほどコンマか多数決で決定する流れで
ただ一つご留意いただきたいのは『あまりに過剰な戦闘力を持たせない』ということです
戦闘システムを見ればわかりますが、基本どんなに強力な個も数の暴力で叩きのめされる世界ですので……
設定インフレは一番捌けそうにないのです。申し訳ありません
本日もありがとうございました
【名前】マリア
【年齢】76
【性別】女
【所属】聖国
【外見】昔は美しかったことがよくわかる老女
【性格】おおらか
【情報】聖国の女王、神の声と姿が見える、且つ交信することができるとされている
今は聖国の過激派により王宮の地下に幽閉されている
国同士の争いを酷く憂いている
【その他備考など】公然の前に姿を現しているのは偽物で
偽物はマリアとは違い、神を一切信じておらず、民を操るための道具としか見ていない
乙です!カインお兄ちゃんメンタル回復して良かったね
【名前】 エカチェリーナ
【年齢】 23
【性別】 女
【所属】 聖国
【外見】 眼鏡をかけているプラチナのロングヘアー、ブレザーとキュロットのような白い礼服の上から王家の証の魔除けの宝石が飾られたローブを羽織っている。断崖絶壁でスレンダーなお嬢様。
【性格】 大和撫子でお友だちを大切にするお嬢様(とあることに触れると般若になる)
【情報】 聖国の第一王女にして女帝候補の将で令嬢としての嗜みも神の信徒としての行いも完璧な聖国の女性の鑑、代々王家に伝わる女性だけが使えるピストルと数種類の回復魔法(傷の治癒、精神の沈静化、状態異常や呪いの回復)の使い手
攻撃魔法も使えなくはないけどもっぱら回復と補助魔法の専門家で、市制の物に施しを与えて愛されている
神との交信はできないけど木と雷の精霊とはお友だちらしい
【その他備考など】 断崖絶壁なお胸、A以下というか無それに触れるとなぜかその直後の記憶が消えるらしい
【名前】コーネリアス
【年齢】60
【性別】男
【所属】王国
【外見】白髪と長い白髭が特徴的な男性。老いてきてはいるが、それでもなお怪力巨躯を誇る
【性格】執着心が強い
【情報】現在の王国の王。近年の腐敗の原因でもある
かつては王国を発展させようと奮戦してきた名君であったが、国が豊かになるにつれて彼は欲の毒に蝕まれた
ひたすらに豊かになることに執着してしまい、しかもそれは国民ではなく己に向けられることとなった
自分に富をもたらす存在や金を流してくる貴族を重視し、国民を優先すべきとする臣下や兵を戦地へと送り込むその姿に、もはや過去の面影はない
【その他備考など】
己の富が無意味になる「死」を極端に恐れており、内心では帝国と聖国に怯えている。王国に重装兵が多いのも保身の表れ
【名前】 ニルヴァーナ
【年齢】 17
【性別】 女
【所属】 聖国
【外見】 水色のロングヘアに緋色の瞳。美乳美尻美脚と彫刻のように美しいバランスのとれた体つきと顔つきをしている。
【性格】 敬虔な神の使徒、信心深く慈悲深いが敵対者に容赦はない。
【情報】 現聖帝。前聖帝が崩御し、神託(と言う名の遺言)により選ばれた聖女。
光魔法を扱う他、『神託』と呼ばれる未来予知の力を持って民の信仰を集めている。
基本慈悲深いが異端者に対して一切の慈悲はなく、王国、帝国の捕虜などに対して残酷な公開処刑を行うことから、他国からは『血の魔女』と蔑まれている。
【その他備考など】
一時期は若さもあり舐められていたが、『神託』による未来予知と彼女自身の信仰心に惹かれたのか、今や彼女が聖帝であることに異をとなえる者はいない。
【名前】 クラウス
【年齢】 27
【性別】 男
【所属】 王国
【外見】 青い短髪、細身ながらもしっかりと鍛えられた体つきの美青年
【性格】 王としては甘く、人間味のある人物。だが公正明大で思慮に長け、王としての器を備えている
【情報】腐敗が進む王国の改革を苦心しながらも進めようとする若き王。そのため一部の貴族や役人からは敵視されているが、彼の理想や人格に惹かれ集まるものも多い
表に出すことはないが、強さを信奉する帝国。異教徒を排斥する聖国。どちらも自分の想い描く国とは違うと感じている。しかし、今の腐敗した王国もまた彼の理想とは遠い
【その他備考など】
あまり面識はないが、帝国訪問時にアベルとわずかに言葉を交わしたとき、自分に似たものを感じたという
【名前】シュタイナー
【年齢】30
【性別】男
【所属】聖国
【外見】美しい白髪かつ白のタキシードを愛用するとにかく白い優男
【性格】神は絶対なり
【情報】先代からその座を継いだ若き聖王。誰に対してでも優しく敬語を欠かさない、平和を求める神の信奉者。しかしその思想は、
『争いのない世界とは国境無き世界。神の代弁者たる我らが全てを統べ、皆が一つとなり神を崇める時こそ平等主義の完成なのです』
という突き抜けたもの。王国と帝国を神を信じない異教徒として攻撃するのも、全てはこの終着点へ向かうため
神を崇める同志には当然優しいが、少しでも異教徒を擁護しようものなら、遠回しに左遷、運が悪いと異端尋問される
『私の声に神が応え、授けてくださった』という光雷魔法は、その真偽こそ不明だが威力は確かであり、聖王を名乗るだけの力も持つ
【その他備考など】異教徒は基本的に即断罪の精神。断罪された魂は浄化され次の生では神の使徒になると信じているため容赦はない
今日も今日とて始めていきます
多くのキャラ案、ありがとうございます
見た所
聖国の長
・マリア(>>393)
・ニルヴァーナ(>>400)
・シュタイナー(>>405)
王国の長
・コーネリアス(>>399)
・クラウス(>>402)
が候補でしょうか?
本編再開前に、ここら辺を決定していきます
↓1~3で聖国の長を一人選んでください(コンマ最大採用)
聖王はシュタイナーとなりました
続けて
↓1~3で王国の長を一人選んでください(コンマ最大採用)
国王はクラウスとなりました
ついでにおまけでロウルの耳(尻尾)は何耳?
↓1~3(コンマ最大採用)
ロウルは狼耳だったようです
王国は国王と会えれば和解もありえそうですが、聖国はかなり厄介な相手となりそうです
それではゆるりと再開します
アベル「午前中は色々と疲れたな……」
アベル「さて、午後の予定はと……」
【城塞での休日】
アベル:レベル44
夜技:93
【状態】健康
【道具】
『ゾロ目チケット』×1
判定を一度だけゾロ目に変えられます
ただし、特殊判定及びレベル判定では使用不可
1:仲間と交流(好感度上昇やイベントなど、交流相手指定も可能)
・エリス
・アーシャ
・ロウル
2:鍛錬(レベル上げ、鍛錬方法も指定可能)
3:散策(確率で情報等入手)
4:調査(敵将や戦場の情報入手)
5:シア隊と話す
↓1
2:エリスと鍛錬
※流石にもうゾロ目スキルはありません
――
アベル「そういえば、本調子になったらもう一度鍛錬する約束をしていたな」
アベル「あの人攫いの男では相手にならなかったからな」
アベル「早速鍛錬だ」
――
エリス「ふっ、たぁ! ふぅ……あ、アベル様!」
アベル「わかってはいたがこの時間でも鍛錬か」
アベル「エリス、約束通りだ。もう一回、一緒に鍛錬を頼む」
エリス「……それが、アベル様のお望みとあれば」
エリス「私でよろしければ、お相手いたしましょう!」
アベル「いくぞ!」
――鍛錬開始――!!!
状況:拮抗
【攻撃状態】
アベル:レベル44
『孤軍奮闘』でレベル2倍=レベル88
VS
【攻撃状態】
エリス:レベル70
『皇子の懐刀』で補正+25
レベル補正+10
スキル補正-25
↓
補正-15
コンマ65以上で優勢
コンマ64以下で劣勢
↓1
優勢!
アベル「でやあ!」ブオン!
エリス「せやっ!」ガキン!
アベル「まだだ!」シュッ!
エリス「っ、くっ……!」ギィン!
アベル(前よりも、エリスの動きが見える……!)
コンマ65以上で優勢
コンマ64以下で劣勢
↓1
劣勢!
アベル「そこ――」
エリス「せいっ!」
アベル「な、剣を投げ――!?」
エリス「アベル様、これはどうなさいますか!?」
アベル「う、おおおお!?」
コンマ65以上で優勢
コンマ64以下で劣勢
↓1
敗北……
アベル(これ、は……無理だ――)
エリス「やあっ!」シャキン!
アベル「っ!」
エリス「……ふぅ。アベル様、勝負ありですね」
アベル「あぁ、俺の負けだよ。やはり、強いな……」
エリス「ありがとうございます、アベル様」
エリス「でも、本当に動きが変わりましたよねアベル様」
エリス「――まるで、昔に戻ったみたいな……」
アベル「ふっ……仮にそうであっても、こうして敗けてしまったんだ」
アベル「今を強く生きていかないとな。もう少し、つきあってくれるか?」
エリス「はい!」
アベル(……駄目だ。もっと地力を鍛えねば!)
アベルレベル上昇↓1コンマ一桁1/2
エリスレベル上昇↓2コンマ一桁1/2
アベル44→45
エリス70→71
※アベルが孤軍奮闘込でカインに確定勝利ラインに達しました
――
アベル「しかしあまり強くなった実感がないな」
エリス「そういうものですよ。鍛錬は一日にしてならずです!」
アベル「そうだな……」
――
――特殊イベントその2――
――
アベル「鍛錬の後の食事は格別だな」モグモグ
エリス「はいです!」モグモグ
ロウル「アベルさん今日動き回ってますねー」
アーシャ「また無茶しなければいいけど……」
シア「アーシャさ~ん、お茶のおかわりいただけますか~?」
アーシャ「あ、今用意しますねー」
アベル「……」モグモグ
聖国兵「むむむ、食材の質は我が国の方が上の筈なのにこっちの方が遥かに美味い……」モグモグ
アベル「……」モグモグ
シア「おいしいです~」モグモグ
アベル「……馴染み過ぎだお前達!!!」
シア「おかわり~」
アベル「おい!?」
――
アベル「……俺が負傷したのがそもそも悪いのだが」
アベル「いい加減、彼女らの処遇を決めようと思う」
聖国兵「……」ドキドキ
シア「……」ポヤー
アベル「一応、既に伝えてはいるが帝国の捕虜とする気はない」
アベル「聖国の情報を全て吐けと言っても、そこまで忠誠心をすぐ投げ捨てるほどやわでもないだろう」
聖国兵「その通りだ! ……と言いたいが、我々は末端だ。そもそも話せる情報がろくにない」
シア「ついでに戦いもできませんね~」
アベル「穀潰しか! かといって聖国に返すのもあいつに引き渡すのもまずい」
ロウル「ということは、今日の議題は『シアさん達をどうするか』ですかねぇ?」
アベル「そうなるな。思いつき次第、みんな挙手を頼む」
シア隊の今後の処遇
1:穀潰しでいいよ……
2:みかけだけでも帝国と聖国の友好のシンボルに
3:自由安価
↓1~3(コンマ最大値)
ロウル「はいはーい」
アベル「はいロウル」
ロウル「世の中には便利な言葉があります――働かざる者、食うべからずです!」
エリス「帝国の食糧事情はお察しください……」
聖国兵「も、申し訳ありませんでした……」
アベル「忘れてそうだが、諸君らはまだ扱い的には協力的な捕虜だからな?」
ロウル「まあそういうことですから、彼らにはこの城塞内の雑務を手伝ってもらうのはどうでしょうか?」
ロウル「正直、私達だけじゃ手が回りきっていませんでしたし」
アーシャ「そうね。人手が増えるのは純粋に助かるかも」
聖国兵「そうですね。助けられたのも事実。掃除などの雑務程度なら――」
アーシャ「掃除洗濯調理農耕食糧在庫確認備品確認武具手入周囲警戒鍛錬外敵排除罠設置貧民街調査そのた諸々」
聖国兵「……はい?」
エリス「掃除洗濯調理農耕食糧在庫確認備品確認武具手入周囲警戒鍛錬外敵排除罠設置貧民街調査そのた諸々、です」
聖国兵「……」
ロウル「前半がアーシャさん、後半が私とエリスさんが主ですね。どこらへんからやります?」
聖国兵「……前半で」
アーシャ「助かります。それじゃあまずはこの野菜の廃棄率を0.5%くらいで……」
イヤアァァァァ……
※雑用係が増えました
※ちょっとだけアベル達の生活が楽になったかもしれません
シア「私は何をすれば~?」ポヤポヤ
シア「お掃除とか~?」ポヤポヤ
ロウル「……エリスさん以上に大惨事の予感がするので却下です」
アベル「ああ、彼女の役割は大体考えている」
ロウル「あれ、そうなんですか?」
アベル「あいつに負わされた傷は、結構深かったからな。正直ここまで回復が早いことには驚いている」
アベル「みんなの助けもあったが、その中に彼女の回復魔法の存在があったのも大きい」
シア「それほどでも~」
アベル「修練を積めば、我々でも魔法は使えるようになるが……」
エリス「攻撃魔法はともかく、回復魔法は特に大変なんですよね」
アベル「そこで彼女には、我々の回復役として協力して貰おうと思う」
シア「ん~、それは大丈夫ですけど~……結界とかはいいんですか~?」
アベル「色々と考えるとな。回復だけに留めておけば、無理矢理服従させられている衛生兵……」
アベル「あるいは敵味方分け隔てなく治す聖国の良識者と見られる筈だ。狙われる危険も少しは減るだろう」
シア「……」
アベル「そしてむしろこちらがメインとも言えるが……」
アベル「彼女と共に戦場にいれば、話の通じる聖国兵とは対話ができるかもしれないからな」
シア「!!」
アーシャ「なるほど。シアさんが無事だったとわかれば、大人しい聖国兵の人とは争わずに済む可能性は確かにあるわ」
アベル「そういうわけだ。それでいいかな、シア?」
シア「はい~! お任せあれですよ~。みんなでお話して、平和にいきましょう~!」ポヤヤー
※以後の戦いで、シアが後方支援につくようになりました
※シアの回復魔法で、敗北時の死亡判定が無くなりその他の怪我も軽減されます
※一部聖国兵や王国兵との対話が可能となりました
※休日にシアとの交流が可能となりました
――
――
アベル「さて、そろそろ次の戦が起きる頃合いだが……」
ロウル「ああ、また数日は大丈夫じゃないですかね?」
アベル「?」
エリス「ああ、そういえば前に出陣したのはたしか――」
――
【帝国・???】
???「……ふう。どうにか今回も帰ってこれたか」
帝国兵「お見事でございました!」
???「ははは、私などまだまださ」
<シリガアァァァァァァ!?
???「ってなんだ今の声は?」
帝国兵「はっ! ご遠征なされている間、ここ数日帝国内では色々とありまして!」
――帝国兵説明中――
???「……」
???特殊判定コンマ二桁
↓1~3
あ゛あ゛あ゛あ゛!?
少々お待ちください……
3連特殊判定結果
1
アドルランレベル
最低保証35<52+皇族補正・強(+20)
=72
2
カインへの理解度
03(今の捕虜や兵士への行い許し難し! 弟じゃなければ即処刑)
3
アベルへの警戒度
12(野心に気がついていないし、人攫いを捕まえたのもアベルと気がついていない)
……こうです。
コンマ判定、やりなおします……?(ゾロ目チケットは使えませんが)
兄さん呪われてんのか……
せめて最後がアベルへの理解度ならまだ救われてた?かもだが……
どうしよう
>>451
フィーアとアドルランはキャラシート時点で既にアベルへ相当友好的(結婚したい&右腕にしたい)
だったため理解度は判定せす(かつアドルランはアベルの思想までは知らなかったため今回の判定に)
キアラはそれがなかったため理解度を判定していました
本来、安価やコンマ結果をほいほい変える真似はしたくないのですが
カインのコンマ運が壊滅的過ぎたので……
もうしわけありませんが本日はここまでで
変えた方がいいという意見が明日までなければこの値のまま進みます
本日もありがとうございました
朝から失礼致します
数値はこのまま、しかしなんらかの救済は必要というご意見が多いので
急ですが『カインのお付きの者』を募集いたします(採用できるのは一人のみですが)
なお、カインは視力を失っていますが、
風の流れを感じ取り、嗅覚と聴覚で周囲の様子をある程度感知可能。
魔力のこもった紙面なら指先でなぞることで文字を読み取れる。
という風に設定していますので、全て付き人任せというわけではないです
それではまた夜に
こんばんはー
驚きのキャラ数……
1:エメリナ
2:セト
3:サリア
4:アイネ
5:リリア
6:ミシェル
が候補ですかね?
少々お待ちください
キャラ確認完了です
キャラによってはそのままカイン過去編書いたりで今日の更新は無くなるかも
それでは……
カインのお付きの者を選んで下さい
↓1~3コンマ最大値採用
※カインの付き人はエメリナとなりました
結構平和な子になった感じですね
カインも内心安らぎを求めていたのかもしれません
過去編をちょっと書き溜めるので、申し訳ありませんが今日の更新は無しということで
対比でアベル過去編とかもやった方がいいですかね?
一応スレを開いたまま書き溜めていくので、お時間に余裕がある方は質問やご意見があればお願いします
妹ちゃん達との夜の判定はありますか?(直球)
乙です
カインが少しでも救われるといいな…
エメリナはだぼだぼメイド服っぽいけど、エリスはどんなメイド服?
それならカインの暗殺未遂過去編希望は良いですか?
一旦乙です
アベル過去編もお願いします
>>483
あー……今のところはないですね。ごめんなさい
そもそもまずは帝国城内を散策できるようにならないと会うのも大変です
>>484
考えてなかったです……
折角なんでこの後ちょっと判定とっときますか
>>485
>>486
つまり二人とも幼少期から過去編?
あまり凝った長いのは書けませんが、頑張ります……
エリスのメイド服、どんなの?
ついでに皇子仕えメイド同士でエメリナとエリスは面識あるの?
↓1~3コンマ最大値採用
むう、とれなかったか
質問まだ大丈夫?
今皇帝に殴り込み行ったら勝率どのくらい?
※エリスは正統派のロングタイプのメイド服だったようです
戦闘特化なのを踏まえると、強靭かつ色々仕込んでいるかもしれません
>>495
やめてください(切実)十中八九このストーリーのラスボスです
今、仮にアベル他皇族全員が手を組んで戦闘を挑んだところで、判定が出る前に全員即死するとだけ言っておきます
皇帝の能力はマスクデータの一つですが、実はアベルとカインへの関心に反比例して強さが増しています
今後の展開次第で色々変わるとは思いますが、ヒロインの好感度100ボーナススキルは取っておいた方がいいでしょう
えっ、そんなに強いの!…………関心的にかなりエグいじゃん
エメリナちゃんでカインお兄ちゃんの心の安寧とったけどバトれる子にしたらそれはそれで皇帝戦に雀の涙でも足せたんだろうけど
カインお兄ちゃんしごいてレベル上げって出来ますか?
>>498
展開次第、ですね
アベル達も含めて、鍛錬の改善は現在模索中です
申し訳ありません、一つ大事な判定を忘れていたのでそこまでだけ投下します
アドルラン「……またあいつは、魔法をそのようなことに使っているのか」
帝国兵「し、しかしカイン様が情報を聞き出してくれるおかげで、我らも動きやすいといいますか……」
アドルラン「わかっている。わかってはいるのだが……」
アドルラン(カイン、お前はどうしてそこまで……)
アドルラン「しかし王国と繋がりを持つ者がいたとはな。捕縛に協力してくれた者は?」
帝国兵「はっ、それがすぐさま去って行ってそうで……目撃者の話では黒い人だったそうですが」
アドルラン「黒い人か……黒いローブは広く出回っているからな。流石にわからん」
アドルラン(……黒といえば、アベルは元気にしているだろうか? 最近会えていなかったが……)
※アドルランは一連の事件とアベルを結び付けられませんでした
よって追加イベントは消滅します
※アドルランはカインが過去に身代わりとして襲われたことを知らないようです
――
――
カイン「ほらほら、まだ何か隠しているんだろう? 早く吐いた方が身のためだよ?」
ナルジェス「――!!! ―――!!!」
貴族「尻があああぁぁぁぁ!!!」
カイン「五月蠅いなぁ。そんなに尻が好きなら君の口と繋げてあげようか?」
エメリナ「あ、あのカイン様! そろそろお食事のお時間ですので、一旦切り上げた方がいいかな、なんて……」
カイン「何? もうそんな時間なのか。思ったよりしぶとい連中だな……」
――
カイン「しかしエメリナ、何も君も尋問に付き合う必要はなかったんだぞ? 奴隷商などあまりいい記憶もないだろうに」スタスタ
エメリナ「い、いえ私はカイン様のメイドですから……」トコトコ
カイン「ふ、ふふ……そうだな。君はメイドとはいえまだまだ半人前」
カイン「戦いも未熟だ。ここで僕の庇護が無くなれば、この帝国じゃ生きていけないだろうねぇ」
エメリナ「はいぃ……」
カイン「それが嫌なら――せいぜい僕の傍から離れないことだね」
カイン「強者の僕の傍にいれば、安全なんだからさ」
帝国兵1「おい……カイン様だぞ……」ヒソヒソ
帝国兵2「指さすな! 失礼だぞ!」ヒソヒソ
帝国兵3「目が見えないんだから大丈夫だろ?」ヒソヒソ
帝国兵4「馬鹿かお前? この前敵の大群まとめて薙ぎ払ったの見てなかったのか!?」ヒソヒソ
帝国兵5「確かに強いんだろうが……態度がなぁ。アドルラン様と比べるとどうしても劣るというか……」ヒソヒソ
帝国兵6「そりゃそうだが……あの第三皇子、アベルと比べたらずっとマシだろ」ヒソヒソ
帝国兵7「比較対象下げ過ぎだろお前……カイン様に同情するわ」ヒソヒソ
帝国兵8「……俺はアベル様の方を評価するがな。考えの読めない人だが、少なくとも部下を手にかけたりはしない」ヒソヒソ
帝国兵9「お前変わってんなぁ……でも確かに、何されるかわからないって意味じゃカイン様が一番怖いな」ヒソヒソ
カイン(全部聞こえているぞ、間抜け共が……!)
エメリナ「……」
エメリナ特殊判定
↓1~3コンマ二桁(カインへの好感度は無いのでご安心ください)
三連特殊判定結果
1
エメリナカイン抑止レベル
60(並より上になれました。カインを宥めて攻撃行動を鈍らせることはできます)
2
アベルへの理解度
83(悪い人では無さそう。カイン様と仲良くしてほしい)
3
アドルランへの理解度
48(カイン様への視線が鋭いからちょっとだけ苦手……)
――
とりあえず帝国兵の命は助かりそうです
そして相変わらず戦闘以外の特殊コンマは安定しているアベルである
それでは改めまして今日はここまで。過去編は出来次第、まとめて投下いたします
本日もありがとうございました
こんばんは
それじゃあ短いですけどカインの過去話を落としていきます
今日は安価もコンマも無しの垂れ流しで申し訳ないです
カイン「……」スッ…
エメリナ「カ、カイン様! 早く行きましょう?」クイッ
カイン「こ、こら引っ張るな。ったく仕方がない奴だな……」
帝国兵「?」
帝国兵(何故だか命拾いした気がする……)
――
エメリナ「……」プンプン
カイン「……歩幅が変わったな。怒っているのか?」スタスタ
エメリナ「あ、あの人達は、カイン様を何もわかっていません!」
カイン「……そうだな。僕はアベルより強い。今は無理でも、いずれは兄さんだって……」
エメリナ(ち、違いますよカイン様……)
エメリナ(カイン様はきっと否定するだろうけど、カイン様は私を助けてくれた)
エメリナ(さっきだって……私を気遣ってくれたじゃないですか)
エメリナ(確かに尋問してる時のカイン様は怖いし、喧嘩っ早いけど……)
エメリナ(誰か、本当のカイン様を理解してあげてよ……)
カイン(……あの兵士達、適当にばらしてやるつもりだったんだけどなぁ)
カイン(エメリナが怒って……少なからず僕の溜飲が下がったとでも?)
カイン(わからないな)
カイン(そもそもなんで僕は、こんな冴えない弱者を手元に置いているんだろう?)
カイン(かといって他に誰か置こうって気にもならないし、不思議なものだな)
カイン(こいつと初めて会ったのは……そう、丁度今回みたいな連中の尋問をしている時だったか)
カイン(思えば……今の地位に上り詰めるのも大変だった)
カイン(そう、昔は――)
…………
………
……
…
【数年前】
――
ザシュッ!
カイン「うあ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁ!?」
王国暗部長「なっ、こいつはアドルラン皇子じゃないっ!?」
帝国親衛隊「かかったぞ! 今こそ奴を仕留めろ!」
王国暗部長「しまっ――」
……
帝国親衛隊「皇帝陛下! 王国の暗部の長と思われる者を仕留めました!」
皇帝「そうか……よくやった」
帝国親衛隊「アドルラン皇子はご無事です。しかし……」
帝国親衛隊「敵は我々の予想以上に素早く、代わりに寝かせていたカイン皇子を守り切れませんでした……」
皇帝「そうか……」
帝国親衛隊「しかも闇の呪術が施された短剣だったようで、カイン様の眼はもう……」
皇帝「治らぬ、か」
帝国親衛隊「残念ながら……」
皇帝「……戦えぬ弱者は我が城には不要だ。捨ててこい」
帝国親衛隊「し、しかし!?」
皇帝「真の強者であるならば、眼が見えずとも這い上がれるだろう」
皇帝「餞別に……そうだな、アベルの奴もつけてやろうではないか」
帝国親衛隊「アベル様まで!?」
皇帝「我としたことがとんだ気の迷いだったわ。やはり弱き女の子供なぞ、弱き子にしかならぬ」
皇帝「出来損ないにくれてやれる父としてのせめてもの慈悲は――今一度這い上がる機会を与えることだけだ」
皇帝「理解できたならば、行け」
帝国親衛隊「しょ、承知いたしました!?」
――
カイン「やめろ、僕をどこにつれていくんだ!? 暗い、何も見えないんだ! 助けてくれ!」
アベル「落ち着いて下さい、兄様! 俺が見て……っ、ど、どこだここは!?」
帝国兵「喚くな餓鬼ども! 貴様らはもう『弱者』だと皇帝陛下から烙印を押されている!」
帝国兵「弱者に生きる道は無し! 嫌ならばこの『暗黒街』を生き延び、城まで帰ってこれる強者になれとのことだ!」
帝国兵「さあ、どっちが生き延びるかなぁ?」ポイッ
カイン「うわ!?」ドサ!
アベル「ぐっ!?」ドサ!
帝国兵「せいぜい頑張んなぁ!」
アベル「くそっ……なんだって言うんだよ……!」ズキズキ
カイン「嘘だ、嘘だ……」ズキズキ
アベル「だ、大丈夫ですか兄様!?」スッ
カイン「ああああぁぁぁぁ!!?」ドゴッ!
アベル「ぐっ!? なにを、兄様……」ドサッ
カイン「寄るな、寄るなアベル! ど、どうせ僕を殺すんだろう!?」ガタガタ
アベル「なにを馬鹿な……」
カイン「今の兵士は言ってた! どっちが生き延びるかって! お、お前ももう敵だ!」ガタガタ
カイン「父さんは絶対の存在だ……だからこそ、嘘はつかない……!」ガタガタ
カイン「ぼ、僕は生き延びてやるんだ……! 絶対に、城に帰ってやるんだ……死にたく、ない……!」ガタガタ
カイン「う、うあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ダダダ…
アベル「に、さま……」ガクッ
――
――
【暗黒街・???】
カイン「はぁ……はぁ……!」ブルブル
カイン(くそ、何にも見えない! 見知らぬ土地でこんなの、どうしろっていうんだ……!)
カイン(やっぱり、アベルと一緒にいた方がよかったのかな……)
カイン(いや、眼が見えない僕なんてアベルのいい餌食だ。あれでよかったんだ……あれで……)
カイン(落ち着け、考えるんだ。父さんは嘘はつかない。城に帰るだけでいいんだ……)
サワサワ……
カイン(風の音……そうだ、耳は聞こえる! 神経を研ぎ澄ませるんだ、カイン!)
フワァ……
カイン(そうだ、それに匂い! 鼻も使えるぞ!)クンクン
チリチリ……
カイン(熱い……これは太陽の光か?)
チリチリ……
カイン(人の気配は感じない……少しだけここでじっとしていよう)
……
……
カイン(熱かったが、時間経過と共に暑さを感じる位置も変わっていくのがわかった)
カイン(こっちから、こう……つまり太陽が昇って沈むのがこっちだから、北と南はこっちで……)
カイン(よし、方位もわかったぞ!)
カイン(どうだ、たとえ眼が見えなくてもこのくらい! 僕は――生き残れる強者なんだ!)
???「オラァ!」
カイン(ひぃっ!?)ビクッ
???「とっとと今日の分の食い物寄越しやがれ!」
???2「や、やめてくれ!それまで取られたら俺は……」
???「つべこべいわず、寄越しやがれ」
???「ひっ!?」
ドゴッ! バキィ! グシャ……
???「ち、やりすぎて死んじまったか」
???「げ、もったいねえ。これは潰れちまったうえにこのゴミの血までついてもう食えねえぞ……」ポイ
???「まあ他は大丈夫そうか……悪く思うなよぉ? 全ては弱いてめえが悪いんだからよぉ?」スタスタ
カイン(……行った、か?)ガタガタ
カイン(弱者に権利の無いこの国の縮図……やっぱり貧民街のどこかなのか、ここは?)
カイン(冗談じゃない! 転移魔法も使わず、貧民街から城まで盲目の状態で歩けだって!?)
カイン(誰もいなければ、できないことはないかもしれない。だけどさっきみたいな奴がいれば……)
カイン(駄目だ……小手先の技じゃ。戦えなきゃ、強者じゃなきゃ、生き残れない……)グゥゥ…
カイン(それに腹も減った……)クンクン…
カイン(……濃い血の臭いの中に、果実の匂い)
カイン(いまさっき殺された奴のものか)モゾモゾ
カイン(あった! くそ、こんなものでも、無いよりはずっといい……!)グッチャグッチャ…
カイン(生き延びてやる、絶対に! 強者になって、帰るんだ……! 死にたくない……!)
――月日は流れ――
カイン(今、ここはどこなんだろう)
カイン(帝国の皇子がハイエナのようなことを続けて惨めに生き延びて……)
カイン(どれだけの時間が経っただろう……)
カイン(川を見つけられたのは幸いだった)ゴクゴク
カイン(そしてなにより……流れ果てうち捨てられていたこの魔導書……!)
カイン(読める! 魔力の籠った文字なら僕でも読める……!)ツツツ……
カイン(僕自身でも驚きだ。僕にこんな魔法の才があったなんてねぇ……!)ブツブツ
カイン「中級風魔法!」ゴォッ!
カイン(よしっこれも使える! それにこの威力なら、魔導書から手を放しても十分な威力だ!)
カイン(イメージしろ、この風をもっと研ぎ澄ませ。相手を切り刻めるように……!)
カイン(相手に逃げられちゃ駄目だ。音や気配の感知が難しい大群でこられてもまずい……)
カイン(研ぎ澄まして……そう、かつ広い範囲を薙ぎ払うんだ。そうすれば……)
カイン(くく、くくくく……今日までだ。今日までで惨めなこの生活も終わる……!)
【暗黒街・とある民家】
コンコン
???「んあ? どちらさんだ?」ガチャ
???2「ってなんでぇ、小汚い餓鬼じゃねえか」
カイン「……」
???「お家を間違えてんぜ。はえーとこママのいる家に帰んな」
カイン「ああ、そのつもりだよ。でもね、もう外で寝過ごすのはうんざりなんだ」
カイン「だからさ――とりあえず、今晩はこの家をくれよ?」
???2「んだとこの餓鬼――」
カイン(声の角度から、首の位置予測可能。奥に気配なし、獲物は冴えない成人男二人のみ)
カイン(簡単だ)
『全てを薙ぎ払う暴風』
ザシュザシュ!
???「」ゴトッ……
???2「」ゴトッ………
カイン「くくく、あっけない……」
カイン「あっはははははは! 馬鹿馬鹿しい! 僕は、今までこんなつまらない連中に怯えていたのか!?」
カイン「貧民街に落ちぶれた『弱者』が! 皇子の、『強者』の僕に勝てるわけがなかったんだ!」
カイン「強者は絶対だ。弱者から全てを奪える。こうやって、何もかもをだ!」
カイン「しかし……」クンクン
カイン「なんだ。思ったより食糧は少なそうだな」
カイン「――もう一軒、行っておくか」
――
――さらに月日はながれ――
カイン「なんだなんだ。今日はここは僕の家だぞ?」
???「黙れ! てめえだな、最近この辺りで暴れまわっているって餓鬼は!?」
???2「逃がすなよ、全員で囲んじまえ!」
カイン「やれやれ……弱者は群れなきゃなにもできないのか?」
カイン「僕みたいな強者になればねぇ……一人で、なんでもできるんだよぉ!」バッ!
『全てを薙ぎ払う暴風』
ザシュザシュザシュザシュザシュ!
カイン「あはははは! あっははははははははは!」
???「う、うぅ……」
カイン「おや、一人仕留めそこなったか」
カイン「いけないいけない。手負いの獣は何をするかわからないからな」
カイン「きっちり止めを刺さないと」
???「や、やめ……死にたく、ない……」
カイン「この国は、強者が全てを決める。弱者は生きることを許されず捨てられる……」
カイン「だが僕はここまで生き延びた強者だ。お前の生殺与奪を握れる強者だ……!」
カイン「そうだな……そうだ。もうこんな劣悪な環境に留まる必要もない。城まで道案内するなら……考えてあげよう」
――
【帝国・???】
帝国兵「こ、皇帝陛下!」
皇帝「……騒々しい。何事だ」
帝国兵「カ、カイン様がお戻りになられましたっ!」
皇帝「……ほぅ。いいだろう、通せ」
……
カイン「お久しぶりです、父上」
皇帝「カインか……久しいな」
カイン「僕は父上の息子。強者ですから」
皇帝「……」
カイン「父上?」
皇帝「いいだろう……お前が再びこの城で暮らすことを許してやろう……」
カイン「父上!」
皇帝「時にカインよ……我が血を引く強者よ。お前は、血の気は多いが弱者しかいないあの暗黒街で……」
皇帝「弱者を蹴散らし、何を感じた……?」
カイン「そう、ですね……やはり、強者としての実感。優越感というものでしょうか?」
皇帝「……そうか。ならばカインよ、戻ってきたお前には役職を与えよう」
カイン「ほ、本当ですか!?」
皇帝「王国や聖国……我らに刃向うものや裏切り者、愚かな弱者を嬲り、情報を吐き出させる尋問官の役職だ……」
皇帝「お前には……丁度いいであろう?」
カイン「は、はい!」
――
皇帝「……」
親衛隊「陛下、どうなされたのですか?」
皇帝「やはり奴は、カインは――失敗作だったようだ」
親衛隊「えっ!? し、しかしカイン様は暗黒街を生き延びて……」
皇帝「そこは評価しておこう。問題なのは……奴が弱者を狩り、優越感を得て強者に『なったつもりでいる』ことだ」
皇帝「真の強者ならば……」
皇帝「弱者を狩っているうちに、虚しさを覚えるはずなのだ……」
親衛隊「虚しさ、ですか?」
皇帝「うむ。有象無象をいくら殺したところで満たされぬ。己と同格、それ以上の相手を渇望せずにはいられない……」
皇帝「奴は生き延びこそすれ、本質は弱者のまま……」
皇帝「そして完全な弱者でもない故に、もう這い上がろうとする牙もない……実につまらぬ存在となってしまった」
皇帝「我は約束は違えぬ。違えぬが――」
――――
―――
――
―
【現在】
エメリナ「――様、カイン様!」
カイン「っは!?」
エメリナ「よかったぁ、お気づきになられて……」
カイン(僕としたことが、昔を思いだしただけでこんな醜態を晒すなんて)
カイン(エメリナ以外がいたら、危ないところだったな……)
エメリナ「だ、大丈夫ですか? 先日もお部屋に閉じこもってしまわれましたし、お身体が優れないなら……」
カイン「ああ、いや大丈夫さ。ちょっとこの後の尋問方法を考えていただけだよ」
エメリナ「……またすぐに、尋問なのですね」
カイン「勿論。父上から僕に一任された、大切な仕事だしね」
エメリナ「で、ではせめて、それまでの時間は楽しいお食事にしましょう!」
カイン「……僕にとって食事は、生命を繋ぐための行為でしかない。皇子の身だと毒殺される危険もある。楽しくないさ」
エメリナ「わ、私はカイン様にそんなことしませんよぉ!?」
カイン「はははは! 僕だって君なんかに暗殺されるほど間抜けじゃないさ」
カイン(そう。彼女はたとえできたとしても、それをやらないと断言できる)
カイン(この感情はなんなんだろう?)
エメリナ「は、はわー!?」ガシャーン!
カイン「……メイド服の裾を踏んだな。君は服を新調するか背を伸ばすことをお勧めするよ」
エメリナ「うぅー……」
カイン(……単に半人前過ぎて無理だとわかりきっているからかな?)
――
【帝国・カイン私室】
カイン「……」
カイン(あの王国貴族の言葉が本当なら、あの王国領地は夜襲で落とせる)
カイン(広すぎる領地の弊害だな。末端まで正規兵の管理が及んでいないなんて)
カイン(そして末端とはいえ、自然豊かな王国領には違いない。これは帝国の収入増に繋がるぞ)
カイン「……」
カイン(しかし有益な情報を聞き出すためとはいえ、あの豚の声を長時間聞くのはきつかったな……)
カイン(耳がいいのも考え物だ)
カイン「……」
カイン「……エメリナ、外にいるか?」
<は、はいぃ!? 寝てないです! ちゃんと警護していますぅ!
カイン「はは、君の警護の意味なんて今の僕にはほとんど意味ないんだけどね」
エメリナ「うぅ……お呼びですか、カイン様?」
カイン「色々考えていたらちょっと眼が冴えて、耳が疲れていたの思い出してね」
カイン「少しでいい。適当な話し相手になってくれよ」
エメリナ「えぇ!?」
カイン「別につまらないからって切り捨てやしないよ」
カイン「……不思議と、君と話した後はよく眠れるしね」
カイン(本当に、不思議なことが多いものだ)
――
というわけで短いですがカインの過去編でした。もっとしっかりとした壮大なの期待していた方はごめんね
アベルは明日か明後日までには投下できるといいなあ
あとご指摘の通り、アドルランの夜判定が漏れていました
流石に弟二人だけ暴露されて、長兄だけが逃げるわけにもいかないでしょう
というわけでアドルランレベル(夜)
↓1コンマ二桁
アドルラン夜レベル
73(流石の第一皇子、夜の技術も戦闘レベル同様の高水準です)
……カインはきっとエメリナがなんとかしてくれると信じましょう
それではまた明日あたりに
そうだちょっと強引かも、バイアグラ的な魔法か魔法の薬で短時間だけ夜戦ブーストさせてあげられるとか出来ますか?
…………いやむりか
>>532
その手があったか
ちょっと試験的に道具屋とか考えてみますね
夜の再開前に、カインに続きアベルの過去編を落としていきます
>>518から分岐する形で、アベルサイドとなっています
ざっくりした流れですが、他の小話などはまた別の機会に挟めたらと思います
――――
―――
――
―
【暗黒街・???】
アベル「でやぁ!」シュッ
ゴロツキ「ぐげぇ!?」ドサッ!
アベル「悪く思うなよ……ナイフだけは貰ってくからな」
アベル(子供相手でも容赦無く身ぐるみを剥ぎにくるか……)
アベル(この国は弱肉強食の実力主義……王城もここも変わらないのか……)
アベル「兄様は……大丈夫なんだろうか?」
アベル(……いや、余計なことを考えるなアベル。誰かを心配する余裕なんてない)
アベル(わかっていたことじゃないか。父上の俺に向ける視線……その日が今日だっただけなんだ)
アベル(何のために、鍛えてきた? 兄様も言っていたじゃないか。もう周りに味方はいない)
アベル(それなら――誰にも頼らず、自分一人で生き抜くしかないじゃないか……!)
アベル(大丈夫だ。俺は強い。俺は強者だ……!)
――
アベル「くそ……どっちが城の方角なんだ……?」
アベル「闇雲に動き回るのはやっぱ駄目か。兄様がいれば……」
アベル「……いや、俺は一人で生き延びられる。誰かをあてにするなアベル……!」
「―――ッ!!!」
「~~~っ!!!」
アベル(なんだ? 叫び声……こんな僻地の隅っこでさえ、奪い合いはおきているのか?)
アベル(……上手く行けば残り物を拾えるか? 行ってみよう)タタタ…
……
少女「おとうさん! おかあさん! うわあああぁぁぁぁぁん!!!」ボロボロ
人だったもの「「」」クロコゲ
???「ふん、賢者などと呼ばれても所詮は堕ちた人間か。子供を人質にとられただけでこのザマとは」
???「貴女が悪いのですよ? 穢れた異教徒を庇うばかりか、子まで儲けて帝国に亡命するなど……」
???「まさか帝都ではなくこんな場所に身を潜めていたのは驚きましたが……神を欺くことはできないのです」
少女「ひっく……ひっく……」
???「もう泣かなくて大丈夫ですよ。貴女もすぐに、ご両親と同じところに送ってさしあげます」
少女「!!!」
アベル「おおおおおぉぉぉぉぉぉ!」ダダダ!
???「何っ!?」
アベル「くらえっ!」ビュッ!
???「くっ……!」ザシュ!
アベル「はぁ、はぁ……」
???「私としたことが、こんな子供に一撃を貰ってしまうとは」
???「神よ、精進の足りない愚かな私を御赦し下さい……」
アベル「な、なんだこいつ……」
???(……本来の目的は達しました。これ以上騒ぎを大きくして帝国軍に感づかれるのも面倒ですね……)
???「……」スッ…
アベル「あ、待て――!」カタカタ
アベル(追いかけ、られない……!? 怯えている? 俺が……!?)
少女「あ……あ……」
アベル「っとそうだった。おいお前、大丈夫か?」
少女「う、うん……でも、おとうさんとおかあさんがぁぁ……」ポロポロ
アベル「うっ……!? これは……」
少女「うわああぁぁぁぁぁん……」ポロポロ
アベル「……」
アベル「もう、泣くな」ポン
少女「うぇ、ひっく……だって、だってぇ……」
アベル「お前の両親は……多分、お前を守ろうとしたんだろ?」
少女「……うん」
アベル「なら生き延びろ。そして生き延びるには、泣いている余裕なんてない」
アベル「……どんなに理不尽で辛くても、だ。そんな暇があれば、強くなれ」
アベル「自分一人で生き延びられるよう強くなれ。この国では、そうするしかない」
少女「じぶんひとりで……強く……? でも……」
アベル「……ほら、このナイフをやる」スッ
少女「え?」
アベル「さっきの白男を斬ったナイフだ。強くなれば、ちゃんと突き立てられるかもしれない」
アベル「まあ……すぐには難しいだろうけどな。いざって時のお守りだと思えばいいさ」
少女「でも、それじゃああなたが……」
アベル「いーんだよ、俺はもう何本も持ってるし強いからな。頑張れよ……」スタスタ
少女「あっ――」
――
アベル(何をやっているんだ、俺は)
アベル(見ず知らずの子供に、貴重な武器までただで渡して……)
アベル(……武器くらいがなんだ。もっと強くなればいいだけのことじゃないか)
――月日は流れて――
――
アベル(俺は、つくづく馬鹿なのかもしれない)
男1「おらぁ!」
アベル(ようやくここでの生活も慣れてきたってのに……)
男2「ちょこまかすんじゃねえ!」
アベル(また面倒事に首をつっこもうとしている……)
狼少女「うぅ……」ズタボロ
アベル「ちっ!」
男3「滅多に手に入らねえ希少な商品だ! テメェみたいな餓鬼にやるかよ!」
男1「兄貴! 折角だしこの餓鬼も売っちまいましょう!」
アベル「舐めるなぁ!」ドゴォ!
男1「げふぅ!?」ドサッ
男2「なにやってんだ! 相手は餓鬼一匹だぞ!?」
アベル「圧倒的に強ければ、一人でも複数人と戦える……!」シュッ!
男2「がぁ!?」ドサッ
アベル「お前達なんかに、負けるものか……!」ブオン!
男3「ひげぇ!?」ドサッ
アベル「はぁー……はぁー……どうだ……」
ガンッ!
アベル「ぐっ……!?」ドサッ
男4「この餓鬼、調子に乗りやがって……!」
アベル(くそ、まだ仲間がいたのか……)ズキズキ
男1「この、野郎……!」ヨロヨロ
アベル(なんてザマだ……もう一人も倒し損ねて……)
男4「死ねぇ!」ゴッ!
少女「やああああぁぁぁぁ!」シュッ!
男4「ぐげっ!?」ブシャァ!
アベル「!?」
男1「な、なんだ!? まだ餓鬼がいやがったのか! このっ!」
少女「っ! 初級、火炎魔法!」ボッ!
男1「あち゛いぃぃぃぃぃ!? てめ、殺して――」
アベル「俺を、忘れるんじゃない……!」ゴッ!
男1「っがあ……」ドサッ
……
アベル「お前、どうして……」
少女「たすけてくれたお礼もいえてなかったから……あなたを、さがしてたの……」
少女「やっと見つけたとおもったら、ひとりで戦ってて、危なくて……!」
少女「よかった……よかったよぉぉぉぉ……!」ポロポロ
アベル「あー……頭に響くから泣かないで欲しいんだけど……――ありがとう」ナデナデ
アベル「立派になったじゃないか……俺は、一人でやれる気になってこんなだってのに……」
少女「ううん、まだこわいよ……ひとりじゃなにもできないし、こわいし、さびしいよ……」
アベル「そう、か……」
アベル(俺も、この子が来てくれなきゃ殺されていた。一人じゃ生き延びれない、弱者か……)
アベル(……弱者であることは、罪……そもそも、どうして……)フラフラ
少女「あ、まだじっとしてないと……」
アベル「俺より、この子の方がまずい……」
狼少女「……」
アベル「弱いのに、必死であいつらに抗っていたらしい……」セオイ
少女「だ、だいじょうぶなの?」
アベル「襲われる前に、なんとか安全な場所をみつけて逃げ込む……」
少女「そ、それなら! 私があなたとその子をまもる!」
アベル「お、おい!?」
少女「ひとりじゃ、また危ないことしちゃう。でもみんなでなら……!」
アベル「…………そう、だな……それじゃあ、一緒に休めそうなところ探すか」
少女「うん!!」
アベル(一人で駄目なら、皆で、か……)
――
――さらに月日は流れ――
【帝国・???】
帝国兵「こ、皇帝陛下!」
皇帝「……騒々しい。何事だ」
帝国兵「ア、アベル様がお戻りになられましたっ!」
皇帝「……二人とも、帰ってきたか」
帝国兵「ただ、妙な子供を二人連れていまして……」
皇帝「……ほう。その者達は部屋の前で待たせよ。アベルだけ通すのだ」
……
アベル「……お久しぶりです、父上」
皇帝「うむ……まさか、カインだけでなくお前まで帰ってこれようとはな」
アベル「! 兄様も、ご無事だったのですね!?」
皇帝「お前よりもだいぶ前に帰ってきておる。今は捕虜共を嬲る尋問官となっているぞ……」
アベル「なっ!? 兄様、どうして……!?」
皇帝「さてアベルよ……我が血を引く強者よ」
皇帝「カインにも同じ問いを投げたが、お前はあの暗黒街で弱者を蹴散らし、何を感じた?」
アベル「……俺は、強者などではありません」
皇帝「……ほう?」
アベル「父上の言う弱者に助けられなければ、幾度も命を落としていたことでしょう」
皇帝「……だが貴様は、我の前に立っている」
アベル「それは」
皇帝「我は約束は違えぬ。どのような手を使ったにしろ、這い上がってきた事実は変わらぬ」
皇帝「だが、我が城に弱者がいらぬことも事実だ。それを理解したうえで、己を弱者と思うか?」
アベル「心得ています」
皇帝「よかろう……弱者よ。貴様に我が城に住むことは認めぬ」
皇帝「だが這い上がってきた褒美だ。幾許かの金と、城塞の一つをくれてやる。あとは好きにするがいい……」
アベル「っ! ありがとうございます!」
――
皇帝「……」
親衛隊「陛下、よろしかったのですか……?」
皇帝「奴の言葉通り、奴には強者の覇気はなかった」
皇帝「紛れもない弱者だ。あれが拾ったらしい二人の子供もな……」
親衛隊「……」
皇帝「だが……」
皇帝「弱者は稀に、長き時間をかけてその牙を研ぐ……」
皇帝「あやつがそうなる保証もないがな。いずれにしろ、今の我には不要な存在……」
皇帝「さあアドルランよ、お前は……我を満足させうる存在となれるか……?」
――――
―――
――
―
【現在】
アベル「んっ……」
アベル(昔の、夢……?)
アベル(はは、俺は昔も今も助けられてばっかりだな……)
アベル(一人でできないなら皆で。必ず、この国を――)
というわけでアベルの過去でした
少し間が空きますが、夜に本編を再開していきたいと思います
アドルランの遠征によって一回分の戦闘がスキップされ、休日から開始です
ただ道具屋の考えがまとまったら、そちらから入るかもです
それではまた後ほど
それではゆるく再開していきます
その前に、軽く道具屋のチュートリアルを
【城塞での休日・特殊イベント】
アベル「さて、今日の予定は……」
ロウル「あ、アベルさん丁度よかった」
エリス「実はですね、帝都とこの城塞の間に道具屋が開いたみたいなんですよ」
アベル「道具屋?」
アーシャ「アベル、何があるのか気になりませんか?」
アベル「まぁ……一応は」
ロウル「それでは、早速行ってみましょうか!」
――
【道具屋】
店主「おやおや、いらっしゃいませ」
店主「何かご入り用ですかな?」
アベル「とりあえず、商品を見せて貰いたいのだが」
店主「開きたてなもんで、まだこれぐらいしかありませんが……」
1:ヨルツヨクナール(怪しいお薬と教本のセット。夜技が上昇します)
2:ヨルスゴクツヨクナール(パワーアップ版。夜技が大きく上昇します。一品限り)
3:守りの護符(戦闘時、一回だけ劣勢を防ぎます。所持限界数1)
4:???(まだ買えません)
アベル「」
店主「いかがですかな?」
1:何か買ってく(買うものを指定)
2:立ち去る
↓1
アベル「い、いや今日は遠慮しておく……」
店主「おやそうですか。ではまたのお越しをー」
――
ロウル「あれ、来たばっかりなのにもう帰るんですか?せっかちですねぇ」
アベル「あ、ああ……あまり品揃えがよくなかったからな。やはり帝都の方が揃うだろう」
アーシャ「あらあら」
エリス「残念です……」
アベル(この店に来るときは今度から一人の方がいいな……)
※以後、休日に道具屋に寄れるようになりました
正直、現状買わなくても問題ないものが多いです
※限定品は誰かが勝手に買っていくかもしれません
【城塞での休日】
アベル 「あの店は誰に需要があるのか……」
アベル「さて、どうしようか」
アベル:レベル45
夜技:93
【状態】健康
【道具】
『ゾロ目チケット』×1
判定を一度だけゾロ目に変えられます
ただし、特殊判定及びレベル判定では使用不可
1:仲間と交流(好感度上昇やイベントなど、交流相手指定も可能)
・エリス(好感度83)
・アーシャ(好感度70)
・ロウル(好感度70)
・シア (好感度50)
2:鍛錬(レベル上げ、鍛錬方法も指定可能)
3:散策(確率で情報等入手)
4:調査(敵将や戦場の情報入手)
×5:道具屋(道具の購入を行います)
↓1
1:シアと交流
――
アベル「シア、いるか?」
シア「いますよ~。いらっしゃいアベルさん~」
シア「どうぞくつろいでください~」
アベル「……元は俺の城塞なんだがな」
シア「空いてるお部屋を貸していただき、ありがとうございます~」
シア「戦い、はまだですよね~? なんのご用時でしょうか~?」
シアとどのような交流をしますか?
↓1~2コンマ最大値採用(混ぜれそうなら混ぜます)
アベル「いや、特に用という用はないんだが……」
アベル「元々は俺が連れ去った形だからな、何か困ったことや訊きたいことはないか?」
シア「ん~……」
アベル「……」
シア「ん~……」
アベル「……」
シア「ん~……ないですねぇ~」
アベル「それだけ悩んでないのか」
シア「強いて言うなら、お祈り用に神様の像が欲しいですかね~」
アベル「要求難易度が跳ね上がっただと……」
シア「あ~、大丈夫ですよ~。無くてもお祈りできますし~」
シア「ただ、今まであった状態でお祈りしていたので~……ちょっと物足りない感じなのです~」
アベル「そういえば聖国の者は、神に何を祈っているんだ?」
シア「勿論、平和ですよ~!」
シア「……」
シア特殊判定
↓1
35<67
成功
――
シア「そうであって、欲しいです……」
アベル「どういう意味だ?」
シア「聖国の現在の思想は……私が子供の頃の時のものと少し変わっているんです~」
シア「みんなで仲良く、平等に。私達が崇めている神様はそういう慈愛の溢れるお方なのですが……」
シア「最近はここに、異教徒……正確には神を信じない者の排除が含まれ始めています」
シア「勿論、全ての聖国の人がそうじゃありませんよ~? みんな困ってる人に手を差し伸べるいい人ばかりで~……」
シア「いつから、なんでしょう……異教徒の人に手を差し伸べない人が出始めたのは……」
シア「だから私は、より深く皆さんとお話するために、できるってことを証明するために戦場に出たんですよ~」
アベル「……無謀だな。それこそ、戦場で兄カインと出会っていたら、殺されているぞ」
アベル「確かにそちらの防御陣形は手強かったが……」
アベル「兄は、多数を殲滅することを最も得意としている。あの聖国兵の練度では、全員が一薙ぎで終わりだ」
シア「でも~出会ったのはアベルさんですよ~?」
シア「そしてこうやってお話できています~。神よ、感謝いたします~」
アベル「……なるほど、そういう時にも祈るのか」
シア「そうですよ~」
アベル「まあ……俺も、シアが話の通じる聖国将でよかったと思っているよ」
シア「嬉しいです~」ポヤポヤ
シア「でも……気を付けてくださいね~?」
シア「先程も言いましたけど~、過激な方がいるのも悲しい事実なんです~……」
シア「『過激派聖国兵の説得は高難易度』と思った方がいいですね~……」
アベル「わかっているさ」
シア「……ところでアベルさん~? 今、困っていることに気がつきました~」
アベル「ん、なんだ?」
シア「私~実は前はお茶会が日課だったんですよ~?」
シア「でもアーシャさん達は今お仕事中のようでして~」チラ
シア「誰か一緒にお茶を飲んでくれないかな~?」チラチラ
シア「今なら、頑張ってお菓子も焼くのにな~?」チラチラチラ
アベル「わかったわかった! 少しでよければ、付き合おう……」
シア「わ~い!」
アベル(平和、か……)
――
シア好感度50+計13
=63(ここの生活も楽しいですね~)
【城塞での休日・夜】
アベル 「あのゆったり具合で菓子が炭にならないか不安だったが……美味かった」
アベル「ん~~……いかん、少し間延び方がうつっている!?」
アベル:レベル45
夜技:93
【状態】健康
【道具】
『ゾロ目チケット』×1
判定を一度だけゾロ目に変えられます
ただし、特殊判定及びレベル判定では使用不可
1:仲間と交流(好感度上昇やイベントなど、交流相手指定も可能)
・エリス(好感度83)
・アーシャ(好感度70)
・ロウル(好感度70)
・シア (好感度63)
2:鍛錬(レベル上げ、鍛錬方法も指定可能)
3:散策(確率で情報等入手)
4:調査(敵将や戦場の情報入手)
×5:道具屋(道具の購入を行います)
↓1
3:散策
――
アベル「先日は予想外の奴がいたからな」
アベル「もう一度、貧民街を散策しておくか」
どのように散策しますか?
1:一人で
2:誰かを誘って(人物一名指定)
↓1
アベル「ロウル、すまないが今日も貧民街の散策を……」
ロウル「またですかぁ!? もう、そこまで頼りにされちゃ断れないですねぇ!」ブンブン!
アベル(今日は尻尾が荒ぶっている……)
ロウル「ほら、行きますよ!」フードカブリ
――
【帝国・貧民街】
アベル「ん……今日も静かな感じか?」
ロウル「アベルさんがあの男をボコボコにしましたし。悪人もちょっとは警戒したんですかね?」
アベル「あまり目立つ真似はしたくなかったんだがな……」
コンマ二桁↓1
コンマ45+信頼補正+10
=55
小成功
――
男「お、黒騎士様かい?」
アベル「…………ああ」
ロウル「ぷ、ぷふ……」プルプル
男「助かるよ。あんたがこの辺りを警戒してくれてから、他所の貧民街も治安がマシになったらしい」
男「まあ俺もここじゃ強い……どちらかといえば奪う側だが、落ち着けるなら落ち着きたいからな」
アベル「……そうだな」
男「ただ、気をつけなよ……あんたのこと、便利屋の奴は気に食わないって話だ」
アベル「便利屋だと?」
男「『レディック』っていう、あんたみたいに黒づくめの男なんだが……」
男「気をつけた方がいいぜ……」
アベル「……忠告、感謝する」
ロウル「レディック……憶えておきましょうか」
※便利屋『レディック』の情報を手に入れました
※以後、予期せぬタイミングで襲来する可能性があります
※戦闘パート※
調査依頼をしていないため、敵はコンマ判定です
↓1コンマ二桁
―――とある戦場――
アベル「随分と久々な戦場な気がする」
アーシャ「油断せずにいきましょう」
エリス「ネストさんの情報がないですから、敵の詳細不明ですけど……」
シア「怪我は治せますけど、しちゃだめですよ~?」
ロウル「! 見つけました!」
グローヌス「ほっほっ……今日の獲物は帝国軍かの?」タプン
グローヌス「これはよい! この距離からでも、素晴らしい女子揃いなのがよくわかる!」タプン
グローヌス「お前達、わかっておるな?」
私兵×??「「はっ!」」
グローヌス「必ず生け捕るのじゃ! 生け捕った者には褒美をいつもの三倍弾むぞぉ!」
私兵×??「「うおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」」
アベル「これは……」
1:攻める
2:撤退
↓1
1:攻める
アベル「攻め込むぞ。ついこの前似たような奴を見ているせいか、余計に腹立たしい」
ロウル「同感です」
グローヌス「むむ、動きおったな!」
私兵「数はこちらが有利です!」
グローヌス「ふふ、我が宝剣のさびにしてくれるわ!」
――戦闘開始――!!!
【アベル隊】
45+71+65+50=231
『皇子の懐刀』+25
『三すくみ不利』-10
=+10
【グローヌス私兵団】
敵将:グローヌス
レベル:25
スキル
『肥満体型』……このスキルを持つものは逃走できない
私兵×10
レベル:11
25+11×10=135
※補正により、勝利確定
――完全勝利!!!
エリス「せいっ!」ズパンズパン!
アーシャ「なんというか……」シュッ!
ロウル「数だけの、お粗末な部隊ですねっ!」ドスッ!
私兵「「ぎゃあああぁぁぁぁぁ!?」」
グローヌス「な、なんじゃこのおっそろしい女子達は……」
グローヌス「これはいかん、撤退を――」
アベル「……シアよりも足が遅い」ゴッ!
グローヌス「ぶひぃん!?」ベシャ!
……
アベル「えー……みんな、お疲れ様」
アベル「それでこいつら、どうしようか……」
シア「……」
グローヌスの処遇
1:この場でとどめ
2:捕虜にする
3:その他自由安価
↓1~3多数決
すみません↓1~3コンマ最大値採用です
グローヌスの処遇
1:この場でとどめ(特殊判定あり)
――
ロウル「捕虜にするにしても、いい情報はもってそうにないですね」
ロウル「この粗末さ、正規の王国軍ではないでしょうし」
アベル「……兄も、肥えた貴族を二人尋問するのも疲れるだろうしな」
アーシャ「……」
エリス「……」チャキ…
グローヌス「な、何を言っておるのだお前達……!?」
グローヌス「わ、わしが誰だか、わかっておるのか!?」
グローヌス「そ、そこな女子よ!」
シア「!!」
グローヌス「た、助けてくれ! こやつらの刃を、ひかせてくれぃ!」
グローヌス「頼むぅ! なんでもする! だからどうか、命だけは……!」
シア「ア、アベルさ~ん、こういってますし~、もう少し穏便になりませんでしょうか~?」
ロウル「シアさん、騙されないでください。そういう連中は嫌というほど見てきました」
シア「で、でも……」
グローヌス「頼むうううぅぅぅぅ! ワシの家の金品でよければ、全て帝国に献上する! どうか、どうかぁ!」
シア「や、やっぱり駄目ですよ……こんな人を手にかけるなんて……」
グローヌス「おお、おお……なんと優しい女子じゃ……!」ポロポロ
グローヌス「甘いのぉ」ニタリ
シア「え、きゃあ!?」グイッ
エリス「シアさん!」
グローヌス「う~む、柔らかくいい匂いの娘じゃあ……」スンスン
シア「ひっ!?」
グローヌス「動くでない! 動けば、この娘の首はこの宝剣が刎ね飛ばすと――」
アベル「――刎ね飛ぶのは貴様だ」シュン!
グ/ローヌス「は……へ……?」
ゴロン……
私兵「う、うわああああああぁぁぁぁぁ!?」
ロウル「……残りも掃除した方がよさそうですね」
――
アベル「シア、無事か?」
シア「……」
シア特殊判定↓1
シア特殊判定
35<62
恐怖心:62(かなりの恐怖を感じました。すぐには治らないでしょう)
――
シア「あ、ああ……」ガタガタ
アベル「すまない。嫌な光景だったな……」
アベル「だがこれが現実だ。帝国内ではなく、世界全体の現実だ」
アベル「誰とでも話しあいができるわけじゃ……」
エリス「……アベル様」
シア「……」ガタガタ
アベル「……すまない」
ロウル「……私兵は全員仕留めました」
アーシャ「ここでできることは終わったわ。帰りましょう……」
アベル「そうだな……」
――
シアさん交流でのんびりお茶を楽しんでいたと思ったら、
よりによってな相手を引いて、かつ精神に結構なダメージを負ってしまったところでここまで
なお、捕虜にしろその場で討伐にしろ、内部で敵国へのダメージは蓄積されています
次の戦闘で勝利した場合、特殊イベントとなります
本日もありがとうございました
少しだけ再開します
好感度100になったら……そういうことはできますが、どのようなことをするかは安価コンマになるかと
【城塞での休日】
アベル 「……先日の戦闘は嫌な後味だったな」
アベル「しかしそれにばかり気をとられているわけにもいかないか」
アベル:レベル45
夜技:93
【状態】健康
【道具】
『ゾロ目チケット』×1
判定を一度だけゾロ目に変えられます
ただし、特殊判定及びレベル判定では使用不可
1:仲間と交流(好感度上昇やイベントなど、交流相手指定も可能)
・エリス(レベル71・好感度83)
・アーシャ(レベル65・好感度70)
・ロウル(レベル50・好感度70)
・シア (レベル30・好感度63)
2:鍛錬(レベル上げ、鍛錬方法も指定可能)
3:散策(確率で情報等入手)
4:調査(敵将や戦場の情報入手)
5:道具屋(道具の購入を行います)
↓1
1:エリスと交流
――
アベル「シアは……そっとしておいた方がいいか」
アベル「この時間は……エリスがいるかな」
――
アベル「エリス、いるか?」コンコン
エリス「はい、アベル様」ガチャ
エリス「私めに何か御用でしょうか?」」
アベル「そうだな……」
エリスとどのような交流をしますか?
↓1~2コンマ最大値採用(混ぜれそうなら混ぜます)
申し訳ありません、現状確認だけだと範囲が広すぎるため、↓1でお願い致します……
あ、あー……
すみません、私が指示出しての再安価で範囲内なのでぞろ目ボーナスあります
好感度の場合はボーナス+10です
基本交流一回で好感度10上昇、コンマで0~3プラスしてますので、
今回は最低でも20上がる計算になります
83+最低20=103……
※好感度100でそういったこと解禁
※好感度100初達成でアベルにスキル追加
※好感度100キャラが後の判定で偶数ぞろ目でスキル追加
早い……
すみません、再開しておいてなんですが続きはまた夜に
ちょっと色々考えます
再び再開……と行きたいですが、安価部分までで終了となります
色々安定しなくて申し訳ない
アベル「シアの様子が気になってな……」
アベル「……あの男を彼女の目の前で始末したのは俺だ」
アベル「平和を願う彼女の前で、あの男の行動も俺の行動も両方がショックだったと思う」
アベル「俺では顔を合わせられなくて、な。彼女を部屋まで送っていたようだが、どうだった?」
エリス「……アベル様の仰る通り、シアさんはかなりショックを受けています」
エリス「あの敵将はシアさんの優しさを踏み躙り、刃を向けた」
エリス「あのまま逃げられていたら、それを鑑みればアベル様の選択は正しかったと私は思います」
エリス「後でアベル様もシアさんを慰めてあげてください。今のシアさんは現実を突き付けられて一人ぼっちです」
エリス「一人は、辛いです。でも誰かが傍にいてくれれば、救われます……」
アベル「そう、か……」
エリス「大丈夫ですよアベル様なら。私もそうやって、アベル様に救われたのですから……」
エリス(そう、あの時から……)
アベル「いや、俺こそ救われたよ。命の意味でも、心構えの意味でもな……」
エリス「そ、そんなこと……ありがとうございます」
アベル「先日……ちょうどその昔の夢をみてな」
エリス「まぁ」
アベル「懐かしさも感じたが、改めてエリス達に出逢えたことには感謝しかない」
アベル「あのまま一人で突き進んでいたら……俺は死んでいるかどこか壊れていただろうな」
エリス「……そうです、鍛錬の時のアベル様の動き、あの頃のものですね」
アベル「思い出したのは最近なんだけどな。エリスに一方的にやられて、不甲斐なくて……」
エリス「も、申し訳ありません!?」
アベル「ははは! いいんだよ。……その後の鍛錬でその状態でも負けたからな」
エリス「おこがましいかもしれませんが……私も、アベル様をお守りするために鍛錬を積んでいる自負はあります」
エリス「そう簡単に、負けるわけにはまいりません!」
アベル「はは……。ただ俺が言っても説得力がないが、一人で無茶はするなよ?」
エリス「本当に説得力ありませんよ! でも、わかっています。一人では限界があるからこそ助け合う、ですよね」
エリス「でも、昔も色々ありましたねぇ……」
アベル「そうだな……」
アベル「まさかエリスがあの後も鍛錬を続けて、俺のメイドに志願してくるとは予想もしてなかったが」
エリス「そ、そんなに変でしたか? ロウルさんもアベル様の副官に志願されて今に至るわけですし」
アベル「ロウルは兵士としての志願だろう? 俺があの街で教えた弓の経験を生かした弓兵だし、違和感はない」」
アベル「メイドを志願し、しかも戦闘技能だけで突破してくるなんて誰がわかるって言うんだ?」
エリス「メイドとは主人に尽くす者の極致。そして実力主義のこの国ならば、重要視されるのは戦闘技術でしたから」
アベル「だからといってここまでになるか……」
アベル「ありがたいが、どうして俺にそこまで――」
エリス「っ、それはアベル様が、――大切だからです」
アベル「あ、ありがとう……」ドキドキ
エリス「……アベル様、その――」
アベル「そ、そろそろ失礼する。言われた通り、シアの様子を見にいってみるよ」スッ…
エリス「あ――」
――好感度100超・特殊イベント発生――
エリス「っ――」ギュウ!
アベル「エ、エリス!?」
エリス「ごめんなさい、アベル様。アベル様が大切、大切なのに……」
エリス「アベル様だけじゃない、今のこの城塞での生活も大切なのに、壊したくないのに……」
エリス「アベル様を想うと、もう……!」ギュウゥ
アベル「エリス……?」
エリス「本当は……メイドを選んだのも、この感情を抑えるためでした」
エリス「メイドは仕える者、主への恋など許されません……」
エリス「あの暗黒街を生き抜いた後、アベル様がこの国の皇子と知って驚きました」
エリス「アベル様もお気づきでしょう? 私のお母さんは、帝国と敵対する聖国の人でした……」
エリス「過去に何があって、あそこに隠れ住んでいたのかは知りません。けれど、住んでいたのは事実」
エリス「幼い身ながらに抱いてしまった想い、許されるわけがない……」
エリス「だから、ただ貴方の傍にいたかった。貴方の剣として在れればそれでいいと……」
エリス「抑えて、きたのに……」ポロポロ
エリス「アベル様は、聖国の……シアさん達ともすぐに仲良くなって……」
エリス「ロウルさんも、アーシャさんもアベル様を慕っていて……」
エリス「私は、戦い以外を知りません。戦う力は帝国では重要視されますし、お守りするのにも必要です」
エリス「でも、この実力主義の世界が無くなれば……最も不要な力に変わります……!」
エリス「私だけ、アベル様の傍にいられない……」
エリス「申し訳ありません……こんな、何を言って、私も、混乱して……!」
エリス「でも、これだけは確かだと言い切れます……」
エリス「お慕いしております、アベル様。あの日――私を救ってくれたあの日から――!」
アベル「――ッ!」
※アベルの対応
↓1~3コンマ最大値採用(混ぜれそうなら混ぜます)
一線越え確定
――
アベル「エリス……」
エリス「……っ」
アベル「……」ギュッ
エリス「え、あ――んっ!?」
アベル「……」チュゥゥ…
エリス「あ、ふぁ……アベル、さま……?」
アベル「突然で驚いたが……嬉しいよ」
アベル「俺も、お前が好きだよ……」
エリス「!!」
エリス「ア、アベル、さま……そんな、私を、気遣わなくても……」ポロポロ
アベル「キスだけでは、信じられないか?」ヒョイ
エリス「きゃっ!?」
アベル「軽いな。……こんな華奢な身体で、俺を助け続けてくれたのか」トサッ…
エリス「あの、アベル様? その……」オロオロ
アベル「信じて貰えないなら、もっと深く……」
一線越えが確定したところで今日はここまで
うーん、だいぶ人が減っちゃいましたね……
もう少しうまくできるようになりたいのですが、難しいものです……
それでもご参加くださった方、ありがとうございます
最後に、どんなアベルはどんな感じで愛でるか?
↓1~2コンマ最大値採用(混ぜれそうなら混ぜます)
それとこちらで皇帝のキャラシートを作っていたのですが、
やはり私ではまともに考え付かない有様でした
【名前】
【年齢】50代
【性別】男
【所属】帝国
【外見】
【性格】実力主義
【情報】
帝国の長たる皇帝。帝国の領地拡大のため、王国と聖国と争う
徹底した実力主義者であり、弱者はたとえ実子であっても城への滞在を許さない
圧倒的な力をもち、かつ実力が認められさえすれば生まれに関係なく優遇されるため、
腕っぷしの強い兵士からの人望は厚い
末娘のフィーアのみ特に可愛がっているが……
【その他備考など】
こんな具合でしたが、もし空欄を埋めてもイイ、或いはもっといい皇帝案あるよという方はご助力頂けると嬉しいです
すいません凡ミスしたのでもう一度
【名前】 クロノス
【年齢】 57
【性別】 男
【所属】 帝国
【外見】 若かりし頃にいくつもの戦で負った傷を持つ筋肉質の戦士、獅子のように気高い金髪で褐色で眼光が鋭き男
【性格】 血を分けた実の兄弟さえためらいなく殺す残虐な男、しかし国の運営能力には覚えがあるので政治面では他の国と比べても賢皇でありけして暴君ではない。徹底とした実力主義者
【情報】 帝国の最高権力者の帝皇。五人の兄弟の中から実力で王座を奪いとり、己の地位を狙う敗者となった兄弟をその手で断頭台で同時に撥ね飛ばしてその力を世界に示した残虐な男。帝国の信条である徹底とした実力主義者で力のある兵士達からは崇拝され、多くの力を率いるに違わないとてつもない力をもつ。
自身の血を引く男児にも関わらず失敗作のカインやアベルは無いものとして切り捨てており、唯一力はないが末子のフィーアに寵愛を与えている。
帝国の領土の拡大を図るために、他の国に侵略を仕掛けている。
【その他備考など】
王座争いの際(二卵性の)双子の妹を兄弟に殺されている、フィーアはなにやら彼女に似ているらしい
自分も皇帝案投下。主に妹ちゃん部分を拡張
【名前】ギルバート
【年齢】55
【性別】男
【所属】帝国
【外見】年齢を感じさせない逞ましい歴戦の戦士の肉体と若々しい金の髪を持つ。白銀の甲冑と大剣の重装備
【性格】自他共に厳しく、甘えを許さない厳格な人物。力が支配する実力主義を唱える
【情報】
アベルやカインの父である、帝国の現皇帝
荒廃した土地を切り拓き帝国をつくりあげた初代皇帝を尊敬しており、思想の根底にあるのは強き帝国の復権
腑抜けた政策で領地を奪われてきた前皇帝を若い頃に単身で抹殺し、自らを持って実力主義を示してきた
自らの力ではなく神に頼る聖国、堕落した王国には嫌悪感を持っており、領地拡大は勿論だが個人的な怒りからも両国を攻め立てる
徹底した実力主義であり、またそれに違わぬ強さに惹かれる兵士も多い。その反面、弱者には厳しく、たとえ自らの子であっても例外ではない
それでいて何故、力を持たない末娘フィーアを寵愛するのか?
多くの兵士はその理由をしるよしもないが、それはフィーアが類稀な変装並びに隠密能力を持っているから
今はまだ純粋で武器を持ち戦場に出ることを知らないが、いずれ戦技を叩き込めば自分にも傷をつけられる程の暗殺者になれると確信しているからこその寵愛
【名前】デューラー
【年齢】50代
【性別】男
【所属】帝国
【外見】かなり大柄で筋肉質。緋色と碧色のオッドアイが特徴
【性格】実力主義
【情報】
帝国最強の仮面の兵士「カリスト」と皇帝「デューラー」の二つの顔を持つ男。彼の正体を知る者は限られた近衛兵のみで、妻や子供たちですら知らない秘密である
この国の気質から、徹底した実力主義の彼は多くの支持を集めるが、彼は心の奥底で自身に王の器ではないことを自覚している
娘を寵愛のは、彼女たちが弱者であるから
【その他備考など】
戦いに手段は選ばないタイプ。汚い手でも勝つためなら躊躇なく使う
こんばんは
間が空いてしまいましたが、再開いたします
とはいえエリスとの一線越えとそれに伴う判定+αだけになってしまいますが……
――
「ア、アベル様……んっ……んぅ……!?」
覆いかぶさるようにしてくる主人を前に、従者は唯為すがまま。
唇を舌で割り開かれ、それが侵入してきても何もできない。
逃げ惑う暇も与えられず、互いの舌はすぐに絡み合うこととなった。
「んむ、んちゅ……ふぁ……んぅぅ……」
くちゅくちゅと響く水音が妙に大きく聞こえる。
もっと深く。その言葉通りに、先程の触れるだけのものとは全然違う。
蠢く舌は口内を無遠慮に蹂躙する。
悶える舌は絡め取られ、唾液を吸い上げられ、密着して行われるそれは痺れるような感覚を覚えさせた。
「ふ……ぅ……んくっ、……んあぁ……」
いつの間にか、舌は倣うようにお互いが絡ませあっていた。
何も知らずとも、本能が求めてしまう互いを欲しあう深い口付け。
「あ――」
やがて名残惜しげに離されるが、二人の間にはねっとりとした橋が出来上がっていた。
「ふぁぁ、アベルさまぁ……これぇ……」
「俺も、こういったことの実践は殆どないから自信はないが……
その顔はどうやら、気に入って貰えたようだな」
「ふぇ……?」
蕩けた表情で、口の端から唾液を零しているエリス。
普段は見ることの無いその表情は、男の劣情を煽るには十分過ぎた。
「っ、いかんな。どうにも俺も抑えが効かなくなってしまいそうだ」
思わず苦笑いを浮かべてしまうアベル。
彼女には先日、悪戯にしては度が過ぎた行為をしてしまっている。
認めなければならない。彼女にそういった行為をしたくなってしまう程、自分は惹かれていたことに。
だからこそ今度は同じ過ちを繰り返さないようにしなくてはならない。
白くて純粋な彼女の想いには、しっかりと応えたいと思わずにはいられなかった。
「エリス、服、脱がすが……いいか?」
「ア、アベル様が望まれるのでしたら、私は……」
「違う、そうじゃない。
普段の肩書など忘れろ。俺は皇子である前に一人の男だし、お前もメイドである前に一人の女の子だ」
「あ……」
優しく、ヘッドドレスが外される。
それに続くようにアベルは己のコートを脱ぎ捨て、その下の服もズボンも脱ぎ捨てていく。
「……っ」
晒されるアベルの裸身。
無数の傷が刻まれた、普段は晒されることの少ない引き締まった肉体。
それを目の当たりにした瞬間、エリスは思わず息を呑んでいた。
「エリス――俺の望みではなく、お前は……どうしたいんだ? お前は……どうされたいんだ?
お前の口から、聞かせて欲しい……」
「ふぁ……」
優しく諭す様な声で、耳元で囁かれた。
それだけで、エリスは己の身体が熱を持ったことを感じた。
答えは既に出ている。
学んだばかりで、こういった行為の知識は遥かに不足している。
それでも、主人への想いと同じく確かなものもある。
ひた隠しにしてきた、抱いてはいけないと思い続けてきた欲求が。
「わ、私は……」
「私は――アベル様に、もっと……触れて、頂きたいです……頭だけじゃなくて、もっと、もっと……!
この感覚が何なのか、教えて欲しいです……!」
「ああ。教えてやるとも……」
やがて、絞り出す様に。
従者から解放された少女は、自分の望みを口にする。
それを聞いた男は満足気な笑みを浮かべると、口付けを一つ少女に贈るのであった。
―――
「あ……」
「……いくつ暗器を仕込んでいるんだ、全く」
従者の証たる見慣れたメイド服が、ゆっくりと脱がされていく。
その過程であちこちから零れ出る武具の多さに思わず驚くが、それがらしいとも思えた。
ひたむきに真っ直ぐで、真面目な努力家。
自分も彼女のそういったところに惹かれたのだろうなと、脱がせながらアベルは笑っていた。
「エリス、綺麗だぞ……」
「アベル様、なんだかこれ、恥ずかしいです……」
服を脱がし終え、武具を全て片してから改めてエリスの全身を見つめるアベル。
飾り気のないシンプルな白い下着に包まれたそこは、慎ましいながらも柔らかな膨らみが確かに主張していた。
あれだけの鍛錬を積んでいながら、硬そうな部位はどこにも見当たらない。
すらりと細く白く美しく、彼女の滑らかな金の髪とあわせてより一層美しく見える。
(抑えろ、アベル)
血が下半身に集中していくのがわかる。
それでも努めて平静を装い、ゆっくりと少女の背後へと回る。
ここで劣情のままに求めてしまうのは簡単だが、そんなことをすればどうなるか。
頭の知識は勿論、肉体の経験も無い少女が相手なのだ。
まずはじっくりと愛でて、準備を整えなければならないだろう。
「ア、アベル様? 私はどうすれば……」
「大丈夫だ。そのまま、俺に委ねてくれ」
「は、はい。っ、んぅ!?」
後ろから、下着越しにゆっくりと胸に触れる。
エリスは驚いた様子であるが、嫌悪感は感じていないようだ。
穢れを知らない無垢な少女の胸を撫ぜ、やがて手のひら全体を使って愛撫していく。
「ふぅっ……ん、あ……あっ……
そこ触られるの、変な、感じです……むずむずするというか、ふぁっ!?」
「そうか。それならもう少し、このまま続けよう」
指先に僅かに力を込める。
それだけで柔らかいそれはふにゅりと形を変えるが、エリスは身体をくねらせるのみ。
まだ、快楽を理解できてもいないのだろう。
「あ、あぁ……アベルさま、私……何か変です……!」
「変じゃないさ」
飽きのこない揉み心地から、執拗なまでに攻めたてられる。
それは何も知らない少女の身体にも、やがて熱を持たせていく。
鼓動は早まり、手のひら越しにアベルはその変化を感じ取っていた。
「……次は、こっちはどうだ?」
「ひぅ!?」
唐突に、アベルの手は胸を離れてエリスの背中を撫ぜる。
触れるか、触れないか。そんなギリギリのライン。
指を一本、二本。つぅっと滑らせる程度。
その程度の行為でも身体はぴくりと反応し、声を漏らさせる。
「ア、アベル様、それはくすぐったいですよぉ……! もっと、前を――あっ……」
「ん? 胸の方が好みか。それならそうしよう」
背への攻めは中断され、再び胸へ。
下着をずらされ、小さいながらも形のよい胸と小さく主張する先端が外気へと晒される。
「あ、アベル様――」
「隠さなくていい。とても可愛らしいぞ」
「ひゃあんっ!?」
指先で先端を軽く弾いてやるだけで、今まで聞いたこともない少女の甘い声が聞こえる。
このまま獣のように襲えてしまえば、どれだけ楽なのだろうか?
少女の昂ぶりに合わせるように、男の欲望もより大きく渦巻く。
(わ、私、どうしたの……? アベル様に触れられてると、身体が熱くなって、ふわふわして……)
されるがままのエリスも、己の変化を理解している。
吐息は戦闘時以上に激しく、かつどこか甘みを含んでいる。
(それに、さっきからお尻に当たっている熱いの……あれは、アベル様の……)
そして意識せずにはいられない、押し当てられている熱。
無知であれば、なんとも思わなかったのだろう。しかし今の自分はもう無知ではない。
あの日以来しっかりと教本を読んで勉強したのだ。
「あ、あのアベル様、お尻に――」
「なに、こっちも触れた方がいいか?」
「ちが、んっ――ふぅぅ!?」
「っ!?」
下着越しに撫でただけで、これまでにない大きな反応が返ってきた。
予想外の出来事であったが、アベルは一つの考えを纏める。
(ふむ……まさかエリス……)
「ん、ふあぁ……!? やぁ……!?」
下着の中に手を入れ、直接揉みしだいてやる。
小ぶりながらに触り心地のよいそこは、胸と比べても甲乙つけがたいものであった。
そしてそのまま、しばらく撫でまわした後……
アベルは徐に自身の指に唾液を纏わせる。
そして――
「アベルさま? っ! そこ……だ、だめですっ……! そこはおしりの……んあぁ!?」
尻肉を割り開き、露わにされた穴にほんの僅かばかり指先を入れてみる。
やはり、大きな反応が返ってくる。今日一番と言っていいだろう。
どうやらここがエリスの弱点なのかもしれない。
おそらくこのまま攻めてやれば彼女は乱れてくれるかもしれないが……
(今はやめておこう……)
彼女の思わぬ一面を知れたことに内心喜びつつ、すぐさまその場からは手を引く。
いくらなんでも、初めてをこちらで致すというのは常識外れだろう。
気にはなるが、今は彼女を純粋に愛してやりたい。アベルのその思いに嘘は無い。
「すまない、違ったか。やはりこっちの方がいいか?」
「あっ……アベル、さま! そこも……つねられると、ひ、んぅ……!
やぁ……ほんとに、駄目です……これっ、だめぇ……!」
「エリス、もっとだ……」
「先っぽだめです……! そんなに抓まれたら、わたしおかしくぅ……!?」
再び再開される胸への愛撫。
今度は激しさを増し、慎ましい乳首をこねまわして強く刺激する。
「これ、やぁ……! 何か、何かがきちゃっ……きちゃうっ……!?」
「いいんだよ、エリス。――そのままイって」
「あ――っ、~~~~~~~っっっ!?」
アベルの指先に力が込められた瞬間。
エリスの身体は大きく跳ね上がった後、小さく震えていた。
「あ、はぁ~っ……ふぅぁ、は、あうぅっ……?
あべる……さま? いまのは……なんでしょうか……? わたしぃ……」
生まれて初めての絶頂に、エリスは理解が追いついていない。
余韻からか呼吸は乱れ、顔はこれまでにない程に紅潮している。
「心配するな。エリスはただ、気持ちよくなれたってだけだ」
「きもち、よく……? そう、です……アベル様に触れて頂くところ、みんなきもちいい、です……」
とろんとした表情で嬉しそうに呟くエリスに、思わずアベルも顔が熱くなる。
目の前の愛しい少女を、背後から優しく抱きしめずにはいられなかった。
「……その、すまないな。どうにも我慢しようにも我慢が出来ない」
「アベル様……ん、ちゅ……」
「……エリス」
どちらからともなく差し出される舌。
再び絡ませあい、お互いを強く感じる。
抑えきれない多幸感。しかしここで終わりでないということは、アベルは勿論エリスもわかっていた。
――
「エリス、そろそろ――いいか?」
「は、はい……!」
「……こんな時に聞くことじゃないが、本当に大丈夫だな?」
「だ、大丈夫です! ちゃんと、アベル様とお勉強しましたから!」
えへんと胸を張って見せるエリス。
ぷるりと小さく揺れるその姿は愛らしいが、アベルは少しだけ不安が残っていた。
しかし今更止めることなどお互いできないだろう。
「そうか、それなら遠慮はしないからな……?」
「あ……」
向き合った状態から、とんと押してやればすぐさまアベルがエリスを押し倒す形となった。
寝台は軽く軋み、シーツにはエリスの金の髪がひろがる。
「こっちも、脱がすからな」
「ん……」
抵抗もせず、最後の下着が足から抜き取られる。
その下着が濡れていたことに、彼女は気がついているのだろうか?
(濡れている、が……もう少し)
「あ、アベル様!?」
申し訳程度にうっすらと金色の産毛が生える秘所へ舌が伸ばされる。
「ひ、くぅ……あっ!?」
羞恥からか真っ赤に染まった表情を愉しみながら、アベルは丹念にその部分を舐めあげる。
小さな豆も忘れずに刺激し、歯で軽く噛むようにして刺激を与えることも忘れない。
「あ―――っっ!? ひ、やぁ、あぁぁ!?」
もはや嬌声を抑えることはできない。
何がなにやらわからないまま、エリスはただ小さく首を横に振って細やかな抵抗を示す。
「だ、めです……! アベルさまぁ……!」
「悪いがエリス、これはお前のためでもあるんだぞ?」
舌を這わせていた場からアベルが顔を離す。
その口元はエリスの蜜壺から滴った愛液で汚れていた。
「あ……」
「思っていたよりは濡れてくれたみたいだが……」
腕で口元を拭いつつ、もう片方の腕でアベルは己の下着に手をかける。
「俺も――もう我慢ができんっ!」
「~~~っ!?」
そういって晒されたアベルの半身は――凶悪な大きさと熱を持っていた。
(ア、アベル様の……前に見たときより、もっと大きく……!?)
息を呑んだエリスは、ソレから目を離すことができなかった。
決して可愛らしくも美しくもない。どころかおぞましさしかないだろう。
それでも、目を離すことはできなかった。
(えっと、えっと……アベル様のあれを、私の、ここに……)
思わず身体が震えた。
それは果たして喜びか? 恐怖か?
(――嬉しいに、決まっています)
「アベル様、どうか……」
「ああ。いくぞ、エリス……!」
そそり立った男根が、蜜を滴らせる陰部に宛がわれる。
あまりにも小さく狭い穴に対し、挿入される異物は巨大だ。
ゆっくり、ゆっくりと進ませていき――
「いっ、つぅ―――!!」
「エリス!」
ぶつりと、何かが破れる感覚。
蜜とは違う、痛々しい破瓜の血が溢れていく。
「す、すまない! やはり無理が――」
「だい、じょうぶ、ですっ……! どうか、このまま……!」
苦悶の表情を浮かべたエリスを前に、アベルはたまらず腰を引こうとする。
だがその寸で、涙目ながらに懇願するエリスの言葉に動きを止めてしまう。
「っは、ぁ……くぅ……このくらい、大丈夫です。もう、平気ですから――んっ」
「んっ……辛くなったら、ちゃんと言うんだぞ……!」
痛みを堪え、笑みさえ浮かべてそっと口付けてきた少女を前に、アベルも覚悟を決める。
ゆっくりと、しかし止まることなく奥へ奥へ。
「っ、ぁ……あっ、あっ……はっ…ぁ、アベル、さま……!」
ゆっくり押しては、引いて。それの繰り返し。
腰を打ちつける度に小さくふるふると揺れる胸の膨らみへと手を伸ばし、幾度となく口付けを繰り返す。
全身で以ってエリスを愛せば、彼女もまた抱きしめ返してくる。
「アベ、ル様……! あぅ、ぁっ、あっ、はぁっ……はぁぁっ……!」
掻き回されるような感覚。
今まで経験したことのない痛みの中で、徐々にそれとは違う感覚が芽生えていく。
「アベルさまが、わたしのなかに……!」
「エリスッ……!」
ごりごりと身体の内を穿ってくるそれの存在感を感じない方が無理な話だ。
身体の外は抱きしめられ、愛でられる。
敬愛する男の存在を、内と外から感じられる。
「アベルさま、アベルさまぁ……!」
「くっ……!」
言いようのない幸福に包まれながら、声は痛みのものから喜びのものへと変わる。
そしてそれは当然、アベルの方も同じく。
――万が一妊娠したら?
――今後の戦いに支障が出るのでは?
湧き出たそんな不安は、すぐさまに砕け散る。
――今はただ、一緒に……!
「エリ、ス……くおおォっ!?」
「あ―――っ、~~~~~~~~ッッッ!!!」
アベルがより一層強く締め付けられた瞬間。
エリスの中にとめどない白濁の欲望が注ぎ込まれる。
ドクドクと体内を埋め尽くしてなおそれは収まらず、引き抜かれた瞬間に音をたてて溢れ出る。
「あぁ……ふぁぁ……っ……」
「……エリス……」
まだ、目の前の愛しい少女を貪りたい願望はある。
しかし精根尽き果てている彼女にこれ以上無理をさせるわけにもいかないだろう。
エリスの頬を撫で、そのまま抱きしめるようにアベルは横になった。
「アベルさま、ずっと、おそばに……」
「あぁ……」
――
――
エリス「あう、あうぅ……お股が痛いです……」
アベル「本当に済まない……! もう少し、優しくしてやるつもりだったんだが……」
エリス「いえ、アベル様を全身で感じられて……幸せでした」
エリス「ありがとうございます。これでもう――」
アベル「終わりにはさせないからな」
エリス「え?」
アベル「さっきエリスも言っただろう。――ずっと一緒だ。これからもな」ギュッ…
エリス「アベル、様……うれし、い……」ギュッ…
アベル(そうだ。俺は一人ではない……)
アベル(こんなにも俺を想ってくれる大切な人がいる。そのためならば、いくらでも……!)
※アベルは固有スキル『想いを背負う者』を獲得しました
『想いを背負う者』
好感度100以上に達した者が現れる度、自身の基礎レベルを10増加させる
また重大な決戦において、その者の持つ一部スキルを自身のスキルに加えることができる
エリス(……アベル様、私はもっと強くなります)
エリス(剣として、メイドとして、そして貴方と共に在るために……!)
※エリスは固有スキル『皇子の懐刀』が強化され『道を切り拓く剣』を獲得しました
『道を切り拓く剣』
戦闘時、常時補正+15。攻撃状態時にさらに補正+15
エリス「……」
※エリス追加スキル判定。偶数ゾロ目で……?
↓1
習得失敗…
※エリスと共に鍛錬時、偶数ゾロ目で再度取得のチャンスはあります
――
エリス(今はまだ未完成……)
エリス(それでも、いまなら……!)ズキィ!
エリス「あくぅ!?」
アベル「エ、エリス!? 本当に大丈夫か!?」
エリス「申し訳ありません……流石に少し……休ませ、て……」パタリ
エリス「すぅ……すぅ……」
アベル「ありがとう、エリス……」ナデナデ
エリス好感度100ボーナス
↓1コンマ一桁
アベルレベル45→レベル55
エリスレベル71→レベル77
朝の交流が終了しました
――
【城塞での休日・夜】
アベル 「……いかん、エリスのことばかり考えてしまう」
アベル「駄目だ、こんな浮かれた気持ちでは! 油断は死に繋がる!」
アベル「次にすべきは……」
アベル:レベル55
夜技:93
【状態】健康
【道具】
『ゾロ目チケット』×1
判定を一度だけゾロ目に変えられます
ただし、特殊判定及びレベル判定では使用不可
1:仲間と交流(好感度上昇やイベントなど、交流相手指定も可能)
・エリス(レベル71・★好感度104)
・アーシャ(レベル65・好感度70)
・ロウル(レベル50・好感度70)
・シア (レベル30・好感度63)
2:鍛錬(レベル上げ、鍛錬方法も指定可能)
3:散策(確率で情報等入手)
4:調査(敵将や戦場の情報入手)
5:道具屋(道具の購入を行います)
↓1
すみません、説明が抜けていました……
スキル習得はゾロ目チケット使えます。
次行動が4に決定していますが、少し戻ってチケットを使用しますか?
↓1~3多数決で
あばば、次々にずさんさが浮き彫りに……
行動選択の時のゾロ目は流石に対象外とさせてください
ゾロ目チケットは
・私がなにかしらやらかした時
・判定外でもゾロ目が連続で出たとき
・特殊イベントでの判定入手
を考えています。正直あまり配りたくないのが本音といいますか、滅多に出ないだろうと最初に配った一枚も結構後悔してます
とりあえず今回は未使用でそのまま進みます
4:調査
――
アベル「シアが気になるが……今日は無理だな。もう少し落ち着いてからにしよう」
アベル「そもそも彼女を連れた戦場の相手がよりにもよってアレだったのが不味い」
アベル「ここはやはり頼れる斥候達に事前に情報を貰った方がいいな」
アベル「さて、今回は……」
1・断崖絶壁
2・没落貴族
3・変質神父
4・煩悩騎馬
↓1
1・断崖絶壁
――
アベル「……以前見た、あまり会いたくない二人が残っているな」
アベル「没落貴族は王国の者と推測できるが……あんなことがあった後だ」
アベル「ここは消去法で1にすべきだな」
アベル「……」
アベル「ネスト、これは戦場の場所か? それとも将の何かを示しているのか?」
アベル「どっちなんだ……」
※次の対戦相手が決まりました
※聖国は前回王国軍を破っているため、強化補正がかかっていますが
調査補正と相殺しあいます
えーと、たぶん1って聖国の人……だよね?
※アベルの父でもある皇帝はギルバートに決定しました
……これは後日、追加イベでフィーアの特殊判定とる必要性がありそうですね
亀の歩みですみません。そしてR描写って難しい……
本日もありがとうございました!
>>649
ある程度は伏せていますが、聖国です
先に正体を明かすと>>396のエカチェリーナ
キャラシートで第一皇女となっているので、聖王シュタイナーとも関連づいてしまったかもしれませんが、
そこらへんも含めてまた後日判定します
あああ……いつにも増してミスが多い……
アベルの非童貞設定、エリスへの一方的な攻めは夜戦判定の超高値からきていますが……
すみません、深く考えてなかったです
子供時代から王城から離れて城塞生活=皇子への性教育が行えない状況ですし、どうしましょうか
何かいい考えがある方、お知恵を頂けると幸いです……(土下座)
乙
これって他のキャラも好感度100でえっちできるの?
いやこんだけしっかりいちゃいちゃしたエリス裏切るのはかなり心苦しいが、シアさんも抱きしめたい
あと好感度限定スキルの内容公開できる?
こんばんは。まったり更新を続けていきます
>>664
一応可能ですが、無理にする必要もありません(断る、保留なども可能)
好感度100のゾロ目スキルは、時間が空いたあたりに載せておきます
アベルの脱童貞はとりあえず保留しておいて、結構重要なエカチェリーナ戦を進めて行きます
――とある戦場――
「ぐああぁぁぁ!?」
「な、なんだあの武器は!?」
「くそ、明らかに他の部隊よりも手強いぞ!?」
「退け、退け―!」
???「ふん。実力主義を是とする割には、他愛ない兵士ですわね」
聖国将「エカチェリーナ様、あまり前線に出られない方が……」
エカチェリーナ「そうはいきませんわ。私はこれでも聖国の第一皇女」
エカチェリーナ「民のため兵のため、私も戦わねば示しがつきませんわ」
エカチェリーナ「……とはいえ、遠距離からの銃撃と回復が手一杯なのが情けなくはありますが」
聖国将「いえ、ご立派でございまする!」
聖国兵1(綺麗だよなぁ、エカチェリーナ様)
聖国兵2(強くお美しく、しかも我らにもお優しいとは、まさに神の使徒!)
聖国兵3(ただなぁ……流石の我らが神も全てを授けて下さるわけではないらしい)
聖国兵ズ((なんて断崖絶壁なんだ……))
敵将:エカチェリーナ
レベル判定↓1コンマ1/2(王族補正+10及び最低保証あり)
※今回の相手は聖国の第一王女です
シアを同行させますか?
↓1
―――
アベル「聖国の将が、次々に帝国兵を蹴散らしていると聞いてやってきたが……」
ロウル「彼女がその将ですね」
ネスト「アベル様、お気をつけ下さい」
アベル「ネスト、あの将はどのような相手だ?」
ネスト「それは……」
シア「……彼女は聖国の第一王女、エカチェリーナ様です」
アベル「シア!?」
エリス「大丈夫なんですか!?」
シア「はい~……エカチェリーナ様なら、きっと……」
シア「大丈夫~……、今度はお邪魔にならないよう、後ろから離れて結界を張ります~……」
※この戦闘に限り、シアが『防護結界』(補正+15)を張ってくれます
アーシャ「無理は駄目ですよ? それにしても第一王女自ら、帝国へ進撃してきているというの……!?」
エリス「アベル様やアドルラン様も同じことはしていますから、ありえない話ではないですけど……」
ネスト「彼女は、魔法を高速の弾丸として放つ魔銃の使い手」
ネスト「護衛も他よりも遥かに強力です。これが彼女の情報ですが……」
【聖国軍】
敵将:エカチェリーナ
レベル:42
スキル
『広域回復・速』
劣勢を受けた時、一度だけ即時回復する
『魔法の弾丸』
王国軍・帝国軍と戦闘時、補正+10
『???』
敵が一人でも自身の???を上回っていた場合、補正+???
聖国兵×5
レベル:18
聖国将×3
レベル:33
ネスト「アベル様、申し訳ありません。諸事情により全てとまでいかず……」
アベル「いや、十分だ」
アベル「流石に第一王女、厄介な相手のようだが……」
シア「……」
1:攻める
2:撤退
↓1
アベル「ここは、攻めるぞ」
ロウル「厳しいところですが、それしかないですね」
ロウル「魔銃にあの聖国兵……いえ、装備からおそらく本来は将でしょう」
ロウル「とても帝国一般兵では抑えきれません。下手に進軍を許したら損害は確実ですよ、これは」
アベル「シア、王女の性格は?」
シア「は、はい。みんなの模範とされるような、優しさに溢れたお人ですよ~……?」
アベル「……なんとか対話を試みたいところだな」
シア「!!」
アーシャ「そう簡単に乗ってくれるといいけど……」
エリス「シアさんが非常に特殊なケースですからね……」
シア「アベルさん……」
――条件が満たされたため特殊イベント発生――
――
アベル「聖国の将、エカチェリーナ王女!」
エカチェリーナ「あら、次のお相手は貴方なのかしら?」
アベル「我が名はアベル! 一応だが、帝国の第三皇子だ!」
エカチェリーナ「!!」
アベル「貴女と対話がしたく――ん?」
エカチェリーナ「……」
アベル「どこを見て……後ろ?」
アーシャ「え?」ポヨーン
エカチェリーナ「……っ!」ギリィ!
アーシャ「え? え!?」
エリス「ア、アベル様! この方の様子が尋常じゃ……」ポヨ
エカチェリーナ「……」ギリギリ
ロウル「はっ!? この人、胸を凝視してますよちょっとぉ!?」チマ…
エカチェリーナ「……ユルシマス」
ロウル「アベルさーん! こいつの眼鏡叩き割っていいですよねぇ!?」
アベル「落ち着け! シア頼む、王女の説得を――」
シア「は、はい~」ボイーン!
エカチェリーナ「ゼングントツゲキィィィィィィ!」ブチブチブチィ!
聖国兵「「イ、イエッサー!?」」
※
『般若』
敵が一人でも自身の胸囲を上回っていた場合、補正+25
アベル「なんだとぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
戦闘開始――!!!
【アベル隊】
55+77+65+50=247
『道を切り拓く剣』補正+15+15
『防護結界』補正+15
三すくみ有利補正+10
【聖国軍】
42+18×5+33×3=231
『魔法の弾丸』補正+10
『般若』補正+25
レベル合計差16=補正+10
スキル補正増減+20
↓
補正+30
コンマ20以上で優勢
コンマ19以下で劣勢
↓1
劣勢!
エカチェリーナ「貧~豊までわざわざ揃えてくるとか、帝国はなんていやらしいのでしょう!?」ダァン!
アベル「うおおぉぉぉ!? 何を言っているんだこの王女は!?」ガキィン!
聖国将「エカチェリーナ様に胸の話題は厳禁なのだ……! こうなればもう止まらぬぞ……!」
ロウル「くっ、そっちが勝手に見てきたくせにぃ……!」
コンマ20以上で優勢
コンマ19以下で劣勢
↓1
――敗北……?
エリス「く、敵の数が……!」ギチギチギチ……!
聖国将×3「ぬうぅ、我らが三人がかりでも押されるとは……だが!」
エカチェリーナ「どうですぅ!?」ダァン!
ロウル「しまっ――アベルさん!」
アベル「ぐっ!?」ドシュッ!
アーシャ「アベル!」
アベル「くっ……」
『譲れぬ野心』
敗北判定時、コンマを再度振る。コンマ一桁が8、9、0の時、劣勢状態で復帰する
このスキルは一度の戦闘で一度しか発動せず、逃走失敗判定時は発動しない
この効果を使い勝利した場合、戦闘終了後にペナルティ判定を行う
発動判定↓1
発動失敗……
本来ここで逃走判定ですが、状況が特殊なため再度特殊判定があります
――
アベル(まずい、これは……立てそうに……)ドシャ…
エリス「アベル様ぁ!!!」
聖国将「行かせぬ!」
ロウル「そんな……!」
アーシャ「く、なんとか撤退を……!」
シア「あ、ああ……」
シア(いけない、あんなに血が……)
シア(止めなきゃ、アベルさんが……)
シア特殊判定
↓1
恐怖心:62<コンマ87
克服成功!
――
シア(だめ、いつまでも怯えていちゃ……)
シア(アベルさん達は、私のお話を聞いてくれた人達……!)
シア(エカチェリーナ様も、本来なら……!)
シア(今、のんびりしていたら――私は一生後悔するっ!)
エカチェリーナ「ふぅ……私としたことが、ついはしたない真似を……」オチツキ
アベル「くっ……」ボタボタ
エカチェリーナ「……まだ立ち上がりますか。それなら――」
シア「ま、待ってください! エカチェリーナ様っ!」
エカチェリーナ「あら貴女は――」
シア「はぁ……はぁ……」ヨタヨタ
エカチェリーナ「……」ギリギリ
聖国兵「お、落ち着いてくださいエカチェリーナ様!?」
聖国兵「あ、あなたはよくみれば……以前の戦で戦死した筈のシアさん!?」
エカチェリーナ「……はっ!? え、どういうことですの!?」
聖国兵「わ、わかりませぬ! 悪逆非道な帝国の手にかかっては、この日まで生き永らえるなど……」
シア「待って、ください……その人を、殺さないで……」ヨタヨタ
シア「アベルさん達は、私を助けてくれた、お話を聞いてくれた人なんです……!」ヨタヨタ
エカチェリーナ「ど、どういうことですの……? 帝国が……?」
エリス「退いてくださいっ!」ギャリィン!
聖国将「うおっ!?」ドサッ
エリス「アベル様!」
アーシャ「いけない、出血が止まらない……!」
ロウル「シアさん! そんな眼鏡は後です! どうか治療を……!」
シア「は、はい!」パァァ…
アベル「う、うぅ……」
聖国兵1「どういうことなのだ、一体……」
聖国兵2「しかし彼は最初、確かに武器を持たずに我々に対話を持ちかけてきた……」
聖国兵3「帝国の騙し討ちかと警戒したが……」
エカチェリーナ「……」スッ…
聖国将「エカチェリーナ様!?」
エカチェリーナ「……回復なら、私にも心得がありますわ」
シア「……!」
エカチェリーナ「異教徒は即断罪せよ。それが聖王の命ではありますが」
エカチェリーナ「……私情ではしたない姿を晒し、その上本当に異教徒なのかも怪しい人を殺したともなれば」
エカチェリーナ「神は御許しになられないでしょう」パァァ…
アベル「う、く……」
エカチェリーナ「聞かせていただけますか。貴方がたの真意を……」
――特殊勝利――
※城塞に戻れず、付近での対話が可能となりました
※アベル敗走状態、事実上の敗北であるため特殊判定を2つ行います
↓1コンマ二桁
アベル重傷度(回復補正あり)
↓2コンマ二桁
アベル帝国内評価
特殊判定結果
1
01~09(死亡)
※シア+エカチェリーナ回復補正で2段階回復→中傷
※後日の行動にペナルティあり
2
42(ほとんど変わらないが、一部には敗北情報が流れる)
コンマって基本的に高くないといけないの?
一応戦闘終了が確定した時点でここまで
アベルは他が良すぎる反動か戦闘コンマには恵まれていないようですね……
かなり特殊な戦闘終了状態ですが、状況が状況なだけに聖国の情報は非常に聞き出しやすくなっています
本日もありがとうございました
>>705
レベル、戦闘などは基本高コンマの方がいいです
しかしこちらへの警戒などの判定時などは低コンマの方がいいです
冒頭で語ったエリスの偶数ゾロ目スキルは↓です
★『魔法剣・黒煌』
敵の所持する防御・回避系スキルを全て貫通する
★スキルは他のスキルにより無効化されない
乙ー
シアいなかったらナチュラルに死んでたのか……
最初の攻めるか撤退の時や、負けた時の逃走はどんな具合の判定なの?
>>709
『撤退』
戦闘前に城塞に帰還します
戦わずに逃げるととられるため帰還後、低確率でアベルの帝国内評価が下がりますが
相手によっては変動しません
基本的に戦闘勝利で確定で評価が上昇し、一定数の評価で帝都の方の散策が可能となります
また戦闘を行っていないため、すぐさま休日行動に移れます
『逃走』
戦闘に敗北した後、城塞への帰還が可能かを判定します
アーシャのスキルにより逃走成功確率はコンマ35以上です
逃走失敗で捕縛(後に脱出判定)ですが、相手が悪いと死亡
逃走に成功してもダメージは負っているため、怪我の判定を行います
帝国内評価は01~33で低下、34~66で変動なし、67~00で上昇
昨日からミスや説明不足が続いているため、ゾロ目チケット以外の補填を行いたいと思います。
重ね重ね申し訳ありません
↓1~3補填内容を(実現できそうなものをこちらが選びますが、混ぜれそうなら混ぜます)
(例・怪我の即完治、特殊イベント、レベル上昇など)
こんばんは
お詫びの補填ですが、当初の予定で既に妹ズとアドルラン来訪は確定しており
(アベルが負傷して寝込んだタイミングなのは想定外ですが))
『アベル隊のレベルアップ+シアの特殊イベ』を後ほど行いたいと思います
なおレベルアップにつきましては、アベルは負傷中のためそれ以外のメンバーのみとなります
―――
アベル「く、つぅ……」
エリス「アベル様!」
シア「よかったです~……!」
アベル「ここは……」
アーシャ「あの戦場から少し離れた、森の中ですよ」
ロウル「周囲は私が警戒していますが、幸いに帝国兵も聖国兵もいないようです」
ロウル「……この眼鏡達以外は」
聖国将「貴様、エカチェリーナ様になんという!」スクッ
エリス「……」ジャキン!
聖国将「うっ!?」
アーシャ「……落ち着いて、二人とも。気持ちはわかるけどね」
アベル「すまない、また迷惑をかけた……。だがアーシャの、言う通りだ。俺は……ごほっ……!?」
エカチェリーナ「無理に起き上がってはいけませんわ」
エカチェリーナ「私の魔銃は言ってしまえば魔法の局所攻撃。貫通した体内の傷はそう簡単には癒えませんの」
アベル「……俺が生かされ、こういう状況になっているということは……」
アベル「少しはこちらの話を聞く気になって貰えたと思っていいのか……?」
エカチェリーナ「ええ」
アベル「……最初から聞いてくれれば、俺もこんな姿で語る必要はなかったのだがな……」
エカチェリーナ「うぐっ!?」
アーシャ「……」ジトー
エリス「……」ジトー
ロウル「……」ジトー
エカチェリーナ「……あの、その」アセアセ
シア「……」ジトー
エカチェリーナ「……」チラ
聖国兵1「お言葉ですがエカチェリーナ様、確かに彼は先に名乗り出てきておりまして……」
聖国兵2「大変申し上げにくいのですが、今回の戦に限ってはエカチェリーナ様の号令が先と言いますか……」
聖国将「ご安心ください。私はたとえ胸が小さいエカチェリーナ様でも――」
エカチェリーナ「ハイ?」クワッ!
聖国将「ひいぃ!?」
アベル(……これは本物だな。とりあえずまた暴れられたら今度こそ確実に死ぬ……)
アベル「あー……とりあえずお互いのためにも、早めに話したいんだが……」
――
エカチェリーナ「度々失礼致しましたわ……」フカブカ
アベル「……まぁ、人は誰だって触れて欲しくないことはあるだろうからな……」
アベル「とりあえず、そちらが気になっているであろう点だけでも話す……」
――アベル説明中――
エカチェリーナ「そうでしたの……」
聖国兵1「帝国の兵全てが侵略主義ではないとは……」
聖国兵2「しかし話を聞く限りでは、現時点では第三皇子の権力の弱さでは一将の反逆に過ぎないぞ?」
聖国兵3「だが帝国の第二皇子の悪名は相当、それからシアさんを庇って頂いたとなると……」
アベル「すぐには信じられないだろう……。だがこちらとしては、最終目的は今の帝国を変えることだ……」
アベル「可能であれば、余計な戦いは回避したい……」
エカチェリーナ「いえ、信じますわ……」
エカチェリーナ「シアさんが無事であること、それに貴方の仲間は私を殺すよりも貴方の命を優先した……」
エカチェリーナ「帝国そのものはともかく、貴方達は……」
エカチェリーナ「……」
エカチェリーナ特殊判定
↓1
聖国信頼度:65(まだ自分の国をしんじていますが、ぐらついているようです)
――
エカチェリーナ「……ですが、帝国が我が国を狙っているのも事実」
エカチェリーナ「そして我が国も……帝国と王国を狙っているのもまた事実」
シア「エカチェリーナ様!?」
エカチェリーナ「……ごめんなさい。本来、こんなことは私が口にしていいことではありませんわね」
エカチェリーナ「ですが聖国の者ならおわかりでしょう? ……仮に、一個人がどう思ったところで」
エカチェリーナ「神の声を聞ける、聖王の決定には逆らえないのです……」
アベル「……そちらも色々と事情がおありのようだな」
エカチェリーナ「ええ。聖王の思想と言葉はいわば神の言葉……」
エカチェリーナ「私たちも、貴方達を排除すべき異教徒と思っていたことは――否定いたしません」
エカチェリーナ「ですが、貴方方が信頼できそうなのもまた事実。直接見聞きしなければわからないこともある……」
エカチェリーナ「――私は、これでも第一王女。立場上シアさんのように、そちらに手をお貸しすることはできませんわ」
アベル「そうだろうな……」
エカチェリーナ「今の私にできることは精々、貴方達をこのまま帰すこと。そして――答えられる範囲で、そちらの疑問に答えることぐらい」
アベル「!」
聖国将「エカチェリーナ様、それは!」
エカチェリーナ「静かになさい。時間はあまりありませんわ」
エカチェリーナ「アベル、何か質問はありまして?」
エカチェリーナに質問があれば
↓1(特殊勝利補正によりコンマ判定無しで成功)
アベル「……」
アベル(正直、聖国の実情以上に気になる疑問はあるにはある)
アベル(あの般若のような表情、第一王女のするものではない……)
アベル(……)
アベル「……………失礼だが、胸のサイズは――」
エカチェリーナ「キエエエェェェェェェ!」ジャキン!
聖国兵「ちょ、貴方馬鹿なんですか!?」トリオサエ
聖国将1「ぬう、帝国皇子は死を微塵も恐れていないというのか!?」ブルブル
アベル「――気にする必要などないと、俺は思う」
エカチェリーナ「――え?」ピタ
アベル「おそらく、余程の事情があるのだろう。そうでなければあの苛烈な攻めに説明がつかない……」
アベル「だから深く詮索はしないが、俺個人としてあまり気にしなくていいと思う」
アベル「貴女は、落ち着いていればこうして我々との対話も行う程に柔軟な思考と、鎧の隙間を狙い撃つ腕前の持ち主だ」
アベル「それを、誇るべきだろう」
アベル「持論続きになってしまうが、胸のサイズなど関係なく――愛しいと思える人は愛しいからな」
聖国将2「よく言った!」
エカチェリーナ「そ、そうですの……あ、ありがとうございますですの……」
ロウル(……実際のところ、彼女何があったんです? あれはちょっと普通じゃないですよ)ヒソヒソ
聖国兵(……エカチェリーナ様は、幼少期からあまりにも優秀過ぎました。性格もお優しく、民へも分け隔てなく……)ヒソヒソ
聖国兵(ですがそれ故、聖国の者すら……神に何物も与えられたものを妬んでしまうものは少なからずいまして)ヒソヒソ
聖国兵(他が完璧過ぎたために、罵倒や嘲りは必然的に胸にばかり集中してしまい……長年積もり積もって捻れて……)ヒソヒソ
ロウル(ああなったと)ヒソヒソ
アベル(下手をすると俺は死んでいたのではないだろうか?)
エカチェリーナ「……貴方のような考えの方もいますのね。」
エカチェリーナ「聖国内が全てではない……、っ、なんでもありませんわ」
エカチェリーナ「お生憎と、私は特に自分について語れることはありませんの」
エカチェリーナ「それでももし、まだ私について聞きたいことがあるなら……いつかもう一度、ゆっくりした場所でお会いしましょう?」
エカチェリーナ「さ、アベル? 今の私は機嫌がいいですわ。聖国内のこと、思わず口にしてしまうかもしれませんわよ?」
エカチェリーナに『聖国』に関係する質問
↓1
アベル「……ではエカチェリーナ、少し危険かもしれない質問でもよいだろうか?」
エカチェリーナ「どんとこいですわ!」
アベル「――エカチェリーナの、聖国の第一王女の目から見て。聖国の警戒すべき人間を教えてもらいたい」
エカチェリーナ「!!」
聖国兵「……!!」
エカチェリーナ「大胆ですのね、アベル……私がそれを口にすることの意味、おわかりですの?」
アベル「……こんな目にあっておいてなんだが、おそらくエカチェリーナはシアに近い」
アベル「信じても大丈夫な人間だろう」
ロウル「えー……? まぁ、アベルさんがそう判断したならいいですけどぉ……」
エカチェリーナ「ふふ……ありがとう。……貴方達、止めるなら今ですわよ?」
聖国兵「いえ、我々は何があろうとエカチェリーナ様に付き従うまでです!」
聖国将「そして必ずや、お守りいたします!」
エカチェリーナ「私の部下にはお馬鹿さんが多いようですわね……やれやれですの」
エカチェリーナ「アベル、私も軍の全てを把握は出来ていません。ですが警戒すべき相手はわかります」
エカチェリーナ「……私の兄。――現聖王シュタイナー」
アベル「!?」
エカチェリーナ「……兄は、私と違って神との交信、つまりは神の声を聞き、神に言葉を投げかけることができる」
エカチェリーナ「帝国の貴方にはわからないことでしょう。ですから大事なのは、聖王の発言権が異常に強いことですの」
エカチェリーナ「元から聖国に異教徒排除の感情は少なからず存在しましたが、近年一気に肥大化したのは兄が聖王になってから」
アベル「聖王シュタイナー、か……」
エカチェリーナ「兄は聖国の者に対しては、私のもう一人の兄であるアルフォンスと共に善政をしいていますの」
エカチェリーナ「それ故、聖王としての支持は盤石。『聖国が内部から分裂する可能性は極めて低い』でしょう」
エカチェリーナ「さらにシュタイナーは、神から授かったという力も行使できます」
エカチェリーナ「その強さは私の比ではありませんわ」
アベル「なんだと……!? 具体的にどのようなものなんだ?」
エカチェリーナ「複数の能力を持っているのは間違いありませんが、多用しているのは――」
『ワールドゲイズ』
自身に劣勢判定が発生する時、判定コンマが奇数だった場合は劣勢判定を回避する
エカチェリーナ「――ですわね。そもそも、今の兄にまともな一撃を打ちこめる使い手がまず少ないでしょうが」
アベル「常人離れした力……それが神の代弁者としての信憑性を増し、より発言権を強くするか」
エカチェリーナ「その通りですの……」
エカチェリーナ「いいですの、アベル?」
エカチェリーナ「もし、貴方が帝国を変えられても……、聖王シュタイナーを説得――あるいは撃破しない限り」
エカチェリーナ「貴方と、帝国は争いの連鎖からは逃れることはできませんわ」
アベル「……」
聖国兵「エカチェリーナ様、本国より捜索隊が派遣されたとの情報がっ!」
エカチェリーナ「……ここまでのようですわね」
エカチェリーナ「お行きなさい、アベル。こちらは適当になんとかしておきますわ」
エカチェリーナ「――頑張るんですのよ?」スッ
――エカチェリーナ達と別れました――
――城塞へ帰還します――
――【城塞】――
――シア・特殊イベント――
シア「ふぅ……」
シア(アベルさんが無事でよかったですけど~……)
シア(このままじゃ、きっとまた……)
シア(お話だけじゃ解決できないこともある。悲しいけれど、それが聖国の外の現実……)
シア(私は……)
コンコン
シア「は、はい~? どなたですか~?」
エリス「シアさん、すみません。エリスです」
ガチャ
シア「どうしたんですか~エリスさん~?」
エリス「シアさん、折り入ってお願いがあります」
エリス「どうか、私に回復魔法を教えてください……! お願いです!」
シア「え、ええ~!? 私は大丈夫ですけど、突然どうしたんですか~?」
エリス「攻めるだけでは、アベル様をお守りできませんでした……!」
エリス「万が一があった時、私もアベル様の怪我を癒せるようになりたいのです!」
シア「……!」
シア(なんて真剣な瞳なんでしょう。本当に、アベルさんを想っていることが伝わります~……)
シア(……私、も……エリスさん達のように戦えたら……?)
シア(守りたいものを、守るために……)
シア「……」
エリス「やはり、無理なお願いでしょうか……」
シア「いえ、大丈夫ですよ~。ただ、一つ条件があります~」
シア「――教える代わりに、私も鍛えてくれませんか?」
――
【鍛錬場】
エリス「と、とりあえずいつもの場所に来ましたけど……」
シア「まずは私からですね~?」
エリス「は、はい!」
シア「回復、治癒の魔法は正直に言ってしまうと、難しいんです~……」
シア「大前提として、体内に一定以上の魔力が必要です~」
シア「神様のおかげかは定かでありませんが、私達聖国の人は基本的にこの魔力に恵まれているので使用可能な人も多いのです」
シア「そして仮に魔力があっても、詠唱は攻撃魔法以上に難解。簡略式を覚えて実戦使用可能になるまではさらに大変ですよ~」
シア「ただ、エリスさんは既に複数種の魔法を操れていますから、可能性もゼロではないはずです~」
エリス「ご指導、よろしくお願い致します!」
シア「いえいえ私程度で申し訳ないですよ~。……逆に、私が戦えるようになるにはどうすればいいですかね~?」
エリス「……正直、驚いています。争い事が嫌いで、穏やかなシアさんがそんなことを言うなんて」」
シア「私も、エリスさんと同じなだけです。アベルさんを助けられたらって……」
エリス「……! シアさん、わかりました! 不肖ながらこのエリス、全力を尽くさせて頂きます!」
シア「おお~!?」
エリス「戦う、ということは私達と同じ前線に出る、ということですよね?」
シア「はい~」
エリス「そうなると、やはり問題なのはシアさんの足の遅さでしょう。今のままだと的になります」
シア「あう~ん……やっぱりですか~……」
エリス「ですが、決して補えないわけでもありません」
エリス「まずは基礎の鍛錬。これが一番大事です」
シア「ふむふむ」
エリス「そして、シアさんと過去に戦った時を思い出してみたのですが……」
エリス「シアさんの魔法、防御と回避に特化していましたけど、あの距離で魔法を完成させて攻撃を防いでましたよね?」
シア「はい~。痛いのも痛くするのも嫌だったので、魔法の高速詠唱だけは練習したんですよ~?」
シア「……そのせいなのか、普段は結構ゆっくり喋ることが増えちゃったんですけどね~?」
エリス「なるほどそんな理由が。とにかく、その高速詠唱は素晴らしい武器となります」
エリス「攻撃回避用の風魔法、これを高速詠唱して身体に纏い移動を補助させるのはいかがでしょうか?」
シア「な、なるほど~!」
シア「希望が見えてきましたよ~!」
3連特殊判定
↓1~3 コンマ二桁
マジですか……!?
3連特殊判定結果
1:シア補正後機動力
46(平均よりは下ですが後衛職なのを考えれば十分です)
2:エリス回復魔法才能
72(そこいらの治療師よりも優秀です)>60
※回復魔法習得確定につき、後に追加イベント発生
3:シア攻撃魔法才能
94(使ってなかっただけで洒落にならない破壊力でした)>60
※攻撃可能確定
※アベル隊加入確定
※高値なので後ほど追加ボーナス
――
シア「こうして~……」
シア「こうですか~!?」ビュオン!
エリス「お見事です、シアさん! これならいけます!」
シア「えへへ~。……でも、いくらはやく動けてもエリスさん達みたいには戦えませんし~……」
エリス「うーん……確かに場合によっては盾で弾くよりも、相手の武器そのものを弾いた方がいい時もありますからね」
エリス「……いっそ、魔法盾を投げつけるとかどうです?」
シア「これを、ですか~?」
シア(えっと……でもこれ圧縮してますし、もしエリスさんに当たったら痛いでしょうし……)
シア(あ、そうです、圧縮の術を解除してから投げれば安全ですよ~)
シア「では、やってみますね~」
エリス「はーい、準備オッケーですよー」
シア「え~い!」ポイッ…
ゴアアアアァァァァ!
エリス「!?」
シア「あら~!?」
エリス(圧縮された魔法が解放されて、岩の雨……!? なんて密度、なんて速度!?)
エリス「――っ、いえ! 望むところです!」ジャキジャキン!
ドガガガガガガ!
シア「エリスさ~ん!?」
――
エリス「あいたた……捌ききれませんでした」
シア「よかったご無事でした~……」
エリス「シアさん、凄いですね……こんな力を持っていたなんて……」
シア「いえいえそんなことは~!」
エリス(……シアさんは今まで、攻めの鍛錬はしていなかった筈ですし、基礎レベルが低めでしょう)
エリス(だからこそ、被弾は一発で済んだ。もし彼女がもっと鍛錬を積んでいたら……)ゾクリ
エリス「シアさん、これから一緒に鍛錬頑張りましょう! そしてアベル様をお守りするのです!」ガシッ!
シア「お、お手柔らかに~……? あ、ごめんなさい、すぐに怪我治しますね~?」
エリス「ああ、これくらいは大丈夫ですよ。折角ですからこの傷で回復魔法の練習をしましょう」
シア「そうですか~? では手にこうやって力を集中させて、こう唱えて~」ブツブツ
エリス「なるほどです」ブツブツ
シア「これでポヤ~っと治せると成功です~」
エリス「やっ」ポヤ~
シア「……」
エリス「……できちゃいましたね」
シア「凄いです~……」
エリス「いやいやシアさんの方が……」
シア「いやいやエリスさんの方が~……」
――
特殊イベントの途中で申し訳ないですが、本日はここまで
途中で既にシアのアベル隊への『戦力』としての加入が確定してしまいました
この後追加ボーナス判定とアベル以外のレベル上昇判定があります
……最低でも戦闘補正に+30確定と言えば、どれだけアベル隊が強化されるかはおわかり頂けるでしょう
本日もありがとうございました
こんばんは
今日は判定多めかもしれませんが、ちょっとずつ進めて行きます
――
【会議室】
シア「ここは~……」
エリス「シアさんを本格投入大作戦です!」
エリス「残念ながら、いくら魔法の才能が凄くとも私と同じように敵陣に突撃すると危ないので……」
アーシャ「私達が、取るべき動き方を教える。そういう流れでいいんですね?」
ロウル「しかし、シアさんがそんな才能があったなんて驚きですし、それを使う覚悟を決めたのも驚きですよ」
ロウル「まぁ私なんかの知恵でよければ、いくらでもお貸ししますよ」
アーシャ「同じく、ね。私はみんな程に突出した才能はないから……教えられても教本や実戦で学んだ戦術程度ですけど」
シア「皆さん、色々と申し訳ないです~……」
ロウル「こっちこそですよ。正直シアさんがいなかったら、あの場を切り抜けられるか怪しいところでしたし……」
アーシャ「そうですね。アベルの傷も思ったより深かったし……」
ロウル「だからまぁ、お礼も兼ねた講習だと思って頂けるとありがたいですかねー?」
シア「わ、わかりました~」
――
アーシャ「――ですから、この隊列を維持して後退することで逃走成功率は上がります」
シア「ふむふむ」
アーシャ「そして敵から予期せぬ攻撃を受けこちらが防御に専念せざるを得なくなった時は――」
シア「……」
アーシャ「――そして、このような状態に追い込まれた場合。シアさんならどうします?」
シア「えっと~……2番ですかね~?」
アーシャ「残念、不正解。正解は4番。2番の方法だと、こちら側からの奇襲に対応しきれないんです」
シア「あ、あぁ~……」ガックリ
――
ロウル「さて次は私の番……と言いたいですが、本当に教えられそうなことないんですよねぇ」
ロウル「私がやっているのは、あくまで普通の人よりも優れてる視力、聴力による警戒ですから」
ロウル「ああ、あと嗅覚がありましたね。まぁいずれも私の技というか、体質ですからね。真似は難しいですよ?」
シア「前から思ってましたけど~、ロウルさんのお耳や尻尾可愛いですよね~」ポヤー
ロウル「そ、そうですか? 私もなんでこんな風になっているのか、よくわからないんですけどね……」パタパタ
ロウル「物珍しさから売られそうになることが多々あったんですが、そう言って頂けるなら悪い気はしません」
シア「あ……」
ロウル「あー、気にしなくていいですよ! 今ならそんな連中射抜けますから!」
ロウル「ん、射抜く……そうだ、命中精度上昇の方法くらいなら教えられるかもしれませんね」
シア「命中精度、ですか~?」
ロウル「ええ。散弾で多数を倒すのも戦略ですが、各個撃破が必要な時もあります。一点集中には――」
――
――
シア「な、なんだか強くなれた気がしますよ~!」
ロウル「これでシアさんも一人前! ……聖国将だった人に言うのも変な話ですけど」
アーシャ「でも基本的な立ち回りはこれで押さえられたはず。後は実戦を経験するしかないでしょう」
ロウル「……しかし、私達もシアさんに教えてばかりというわけにもいきません」
アーシャ「そうですね、私達もまだまだ未熟……」
エリス「アベル様をお守りするためにも、鍛錬は積み重ねていかねばなりません!」
ロウル「そうですよ。あの時だって、私が矢で魔弾を射落とせていれば……!」
アーシャ「……久々にみんなで、合同訓練やってみましょうか」
エリス「はい!」
シア(皆さん、既に個々の力は相当高位でしょうに、鍛錬は続けるんですね~……)
シア(追いつけるよう、私も頑張りますよ~)
4連判定コンマ一桁(保証値有)
↓1~4
何故ここでぴったりな位置で偶数ゾロ目でちゃうの……
少々お待ちを
――追加スキルイベント発生――
エリス「たぁ!」シュッ!
アーシャ「っ!」ヒラリ
エリス「流石アーシャさん、私の動きもかなり見切られていますね……」
アーシャ「ギリギリですよ。まともに受けたら押し切られる以上、かわさないと」
エリス(……そう、どんな強力な攻撃も当たらないと意味がない)
エリス(剣をもっと早く? それじゃあ足りない)
エリス(剣を弾かれても駄目。硬い防御も貫けないと)
エリス(魔法に切り替える……――違う、そうじゃない)
エリス(『同時に使えば』……っ!)ゴウゥ!
アーシャ「!?」
ロウル「おおぅ!?」
シア「あらら~!?」
エリス「行きますっ!」ゴッ!
アーシャ「くぅ、これはまさか……」ヒラリ
ギュオン!
アーシャ「魔法の追撃……!」ガード!
エリス「は!? すみませんアーシャさん大丈夫ですか!?」
アーシャ「……ええ、大丈夫。びっくりしたけど、加減してくれてて助かりました」
ロウル「いやいや……加減されてなかったら凄い一撃だったでしょうね」
シア「魔法と剣の融合攻撃、凄いです~……」
エリス「アベル様、やりましたよ!」
※エリスは追加スキル『魔法剣・黒煌』を獲得した!
★『魔法剣・黒煌』
敵の所持する防御・回避系スキル効果全てを貫通し無効化する
★スキルは他のスキルより優先され、妨害もされない
――
4連判定結果
エリスレベル77+10(ゾロ目ボーナス)→87
アーシャレベル65+8→73
ロウルレベル50+5→55
シアレベル30+5+9(特殊イベントボーナス)→44
※シアの戦闘技術が一定ラインを超えたため、アベル隊への加入が決定しました
戦闘スタイルの変化により、スキルも変化します
【スキル】
『攻防一体魔法』
攻撃状態時:補正+10。敵が自軍よりも多い時、さらに補正+5。また敵兵のスキルを一つ封じる
防御状態時、補正+20。敵が自軍よりも少ない時、さらに補正+5
『戦後手当』
敗北判定時、怪我のレベルを一段緩和させ、死亡判定を無くす
――
――追加イベント2――
【アベル私室】
アベル「……何故だろうか、仲間外れを受けた気がする」
アベル「いや、また寝込んだ俺が悪いんだろうが……」
コンコン
アベル「ん、開いているから入っていいぞ?」
ガチャ
エリス「アベル様、失礼致します」
アベル「ああエリスか。……すまなかったな」
エリス「いえ、私こそまたアベル様をお守りできずに……」
アベル「気にするな。俺が甘かった、それだけのことだ」
エリス「アベル様、傷を……っ!」
アベル「……実感はわかないが、かなり危ない状態だったらしいな」
アベル「正直、まだ内側は結構痛むんだ」
エリス「アベル様、少々お待ちください。んっ……!」ポヤ~
アベル「こ、これは回復魔法……!? いつの間に……」
エリス「シアさんに教えて頂いたんです。本職ではないですから、気休めかもしれませんが……」
アベル「いや、楽になったよ。ありがとうエリス」
エリス「よかった……!『回復魔法は使い手が変われば重ね掛けできる』のは本当だったんですね」
アベル「そのようだな。しかし回復魔法は使う側にもかなり負担がかかるという。あまり無茶をするなよ?」
エリス「わかっています。でも、これでアベル様を……お助けできます……」ギュゥ…
アベル「エリス……っ」ギュゥ…
エリス「っ、……申し訳ありません、まだ完治には至っていないのですね……」
アベル「とはいえだいぶ楽になったのは間違いない。あとは自力で治すさ」
エリス「ふふ、あとでシアさんにお礼を言わないと」
アベル「そうだな……」
エリス「きっとアベル様、驚かれますよ?」
アベル「?」
※エリスの回復魔法により、アベルの怪我が軽傷まで回復しました
※エリスは追加スキル『速攻回復』を獲得しました!
『速攻回復』
劣勢判定を受けた時、一度だけ発動
劣勢判定を無効化し、攻撃状態を維持したまま次の判定を行う
――
――特殊イベント2・兄妹の来訪――
【帝国・皇帝の間】
ギルバート「……アベルに会いに行く、だと?」
アドルラン「はい。私も各地を転戦して久しく会えていませんでしたので」
アドルラン「久々にこちらで落ち着けそうなのです。問題はないかと思われますが……」
ギルバート「ふぅむ……そして、それに同行しようというのか?」
キアラ「は、はいぃ!?」
フィーア「……私達も、兄様には長らくお会いしていないですし」
ギルバート「……」
三連特殊判定
↓1~3
ちょっともう笑うしかない
三連特殊判定結果
1
皇帝ギルバートのアドルランへの関心:40+10(長兄補正)
=50(まさに可もなく不可もなく。もっと励め)
2
皇帝ギルバートのキアラへの関心:12
12(カインと同じ……いや戦えないからそれ以下か。フィーアの頼みさえなければ……)
3
皇帝ギルバートのフィーアへの関心:44×2(ゾロ目)+25(キャラシート補正)
=113(強くなってくれるよね?そうでなくともつい甘やかしちゃいそう)
――
ギルバート「まぁ……フィーアが言うのであればよかろう」
ギルバート「アベルなど取るに足らぬ。好きにするがいいだろう」
フィーア「……」
キアラ「……」
アドルラン「ありがとうございます、父上。それでは失礼致します」
――
【帝都外】
フィーア(変装)「――お父様なんて嫌い!」
キアラ(変装)「で、でもお父様はフィーアちゃんにだけは優しいから……」
アドルラン(変装)「ああ。……私なんか、一番反応に困るという表情で見られているからな」
アドルラン「だが何はともあれ、これでアベルに会いにいけるな」
フィーア「ええ。情報が確かなら、お兄様は聖国の方と戦闘の末に敗れたと……」
キアラ「正確には違うよ。両軍撤退……」
アドルラン「どちらにせよアベルに何かあったのは間違いない」
アドルラン「よし、見えてきた。あの城塞だな」
――
【城塞】
アドルラン「アベル! 息災か!?」バァン!
ロウル「敵襲っ!? ってアドルラン様!?」
フィーア「あ、ロウル姉様!」
キアラ「こ、こんにちは……」
ロウル「フィーア様にキアラ様まで!?」
ロウル「しょ、少々お待ちくださいませ! アベルさーん!?」
アドルラン「ほう、あの子がアベルの副官という……」
フィーア「はい、ロウル姉様です!」
――
アベル「アドルラン兄様、こんな状態で申し訳ありません」
アドルラン「無事……というわけでもないが、思ったよりは元気そうだな」
アベル「ええ。…………不甲斐ないですが、聖国の部隊と相討ちに近い状況になりまして」
アベル「敵軍の撤退に追撃ができず、おめおめと撤退した次第です」
アドルラン「そうだったか。ははは! 何、生きて帰ることこそが一番だ。気にするな!」バンバン!
アベル「うぐぅ!? 兄様、まだ完治はしていないので背を叩くのはぁ!?」
アドルラン「おっと、すまんすまん」
フィーア(……アベル兄様のあの眼。やはりアドルラン兄様には秘密にしろということなのですね?)
キアラ(気を付けないと……)
アドルラン「?」
アドルラン「しかし残念だな。久々に会った弟と剣を交えて語ろうと思ったのだが」
アベル「ははは、変わりませんね兄様は」
アドルラン「帝国第一皇子として、常に鍛錬は欠かせないからな」
アドルラン「一人の鍛錬よりも、お互いを高めあう方がいいだろう?」
アベル「俺ではアドルラン兄様には及びませんが、本当に申し訳ありません」
※本来、戦に勝利し勢いにのるアベルに興味を持ったアドルランと一騎討ちの模擬戦を行い、勝利で追加イベント
……の予定だったのですが、アベルまさかの負傷+完治しきっていない状況で戦闘が不可能です
代役で誰かをアドルランと一騎討ちさせますか?
↓1~3コンマ最大値
代役でも勝てばイベントはあります
判定↓
代役:エリス
――
アベル「しかし兄様、俺よりも彼女との模擬戦の方がいい鍛錬になるかと思います」
アドルラン「彼女?」
アベル「エリス、すまないが頼めるか?」
エリス「初めまして、アドルラン様。アベル様に仕えるメイドのエリスでございます」
アドルラン「……っ、なるほど。見かけからは想像もつかないが確かに強者の圧を感じる」
アドルラン「君さえよければ、一戦交えてもらえないかな?」
エリス「し、しかし……」
エリス(模擬とはいえ、アベル様に続いてアドルラン様に剣を向けるのは大丈夫なんでしょうか?)
アドルラン「ははは、大丈夫だ。私もちゃんと最後の加減はするが女の子だからと手は抜かない」
アドルラン「君も私の皇子の身分など気にせず、遠慮なくぶつかってきてくれ」
エリス「か、かしこまりました!」
――
【鍛錬場】
エリス「では……」
アドルラン「いざ尋常に……」
――模擬戦開始!!!
【帝国軍】
アドルラン
レベル:72
スキル
『第一皇子の誇り』
三すくみ不利及び敵の帝国指定スキルを無効化
このスキルを持つ限り、補正差が50以上あったとしても40までに軽減し戦闘を行う
『逆風一閃』
自身が劣勢判定を受けた時、再度コンマ判定を行う
コンマ50以上であった時、相手にも劣勢を与える
この効果は敗北判定後には使用できない
VS
【アベル隊】
エリス:レベル87
【スキル】
『道を切り拓く剣』
戦闘時、常時補正+15。攻撃状態時にさらに補正+15
『速攻回復』
劣勢判定を受けた時、一度だけ発動
劣勢判定を無効化し、攻撃状態を維持したまま次の判定を行う
★『魔法剣・黒煌』
敵の所持する防御・回避系スキル効果全てを貫通し無効化する
★スキルは他のスキルより優先され、妨害もされない
状況:拮抗
【攻撃状態】
エリス:レベル87
『道を切り拓く剣』補正+30
VS
【攻撃状態】
アドルラン:レベル72
『第一皇子の誇り』補正差を40まで軽減
レベル差15=補正+10
レベル補正+10
スキル補正+30
↓
補正+40
コンマ10以上で優勢
コンマ09以下で劣勢
↓1コンマ二桁です
――優勢!
アドルラン「いくぞ!」ゴッ!
エリス「せやぁ!」ゴッ!
ガギィィン!
アドルラン「ぬ、おおぉぉぉ!?」
アドルラン(なんだこの力は!? この細腕のどこに!?)
エリス「ふっ! たぁ!」ビュオン!
アドルラン「く、ぬぅ!」ガギン! ガギン!
アドルラン(そして鋭く早い! これは……)
エリス「そこです!」ギュォ!
アドルラン「むぅん!」
『逆風一閃』判定
↓1コンマ二桁
コンマ07
失敗
――
アドルラン「ただでやられはせ――」
※『魔法剣・黒煌』 発動
敵の所持する防御・回避系スキル効果全てを貫通し無効化する
『逆風一閃』を成否関係なく無効化
アドルラン「――ッ!?」ゾクッ
エリス「はあああぁぁぁぁ!」ガオン!
アドルラン「っ!? 鍛錬用とはいえ、私の盾を真っ二つに……!?」
エリス「やあああぁぁぁ!」
アドルラン「く、私は第一皇子として……!」ブォン!
コンマ10以上で優勢
コンマ09以下で劣勢
↓1コンマ二桁
――完全勝利!!!
バキィィィン!
アドルラン「……な……私の、剣まで……」
エリス「ふぅ……勝負ありです。アドルラン様」チャキン!
アドルラン「はは、参った。完全に私の負けだよ……」
アドルラン(ここまで完膚なきまでに敗北するとは……!)
アドルラン「……」
アドルラン特殊判定↓1コンマ二桁
ほげぇ!?
ゾロ目が出るにしても、何故よりによって毎回出ると(こっちが)きついところでぇ!?
アドルラン興奮度:00(ハイパークリティカル)
100(ほ……惚れた!)
――
アドルラン「エリス君!」ガシッ!
エリス「はい!?」ビクゥ!
エリス(どうしましょう、つい本当に全力でやったから――)
アドルラン「素晴らしい! 君は素晴らしいぞ!」キラキラ
エリス「……はい?」
アドルラン「その若さで、この強さ!」キラキラ
アドルラン「この私を、ここまで打ち負かしたのは父以外では君が初めてだ!」キラキラ
アドルラン「ただ強いだけではない! 魔法を織り交ぜた、最先端の剣術!」キラキラ
アドルラン「舞い踊るような動きながら、苛烈な一撃!」キラキラ
アドルラン「美しくも強い、そして本当に皇族に微塵も容赦しない公正さ!」キラキラ
アドルラン「まさに私の理想の女性!」キラキラ
アドルラン「頼むエリス君! ――どうか私の妻となってくれッ!!!!」クワッ!
アベル「」
エリス「」
ロウル「」
アーシャ「」
キアラ「」
フィーア「」
アベル(エリスも可)からアドルランへ何か言うことは?
↓1~3(拾えそうなものを混ぜます)
エリス「その、アドルラン様……」
エリス「私などに、そのようなお言葉をかけて下さるのは大変光栄なのですが」
エリス「申し訳ありません――私はもう、アベル様にこの身も心も全て捧げていますので」
アベル「」
ロウル「げっほぉ!? え、身も心もって――アベルさぁん!? あとでお話がありますけどいいですねぇ!?」
アーシャ「……アベル、私からも話があります。後ほど詳しく」
アベル「」ダラダラ
エリス「その……剣の調子が良くなったのも、この魔法剣の考えを持てたのも、アベル様に愛して頂いてからでして……」モジモジ
エリス「アベル様がいてこそ、私は強くなれるので……」モジモジ
エリス「ですから、お受けすることは……」
アドルラン「そう、か……」ガックリ……
アドルラン「……いや、よいのだ! むしろ、アベル!」
アベル「はい!?」
アドルラン「素晴らしいぞ! こんなに素敵な女性を妻に迎えていたなら、何故もっとはやく報告しない!」
アベル「いえ、その……」
アドルラン「んー? なんだ違うのか? ならばやはり私が――」
アベル「っ、流石に兄様でも、エリスは渡せませんっ!――あ……」
エリス「……///」
アーシャ「あらあら……」
ロウル「おおぅ、アベルさんのあんな顔初めてみました」
フィーア「うああああ! アベル兄様との結婚があぁぁぁぁ……!」シクシク
キアラ「フィーアちゃん……」ヨシヨシ
フィーア「でもエリス姉様なら文句はないです……おめでとうございます、兄様、姉様!」
アドルラン「うむ、私からも祝福しよう。おめでとう、アベル」
アベル「あ、ありがとうございます……」
アドルラン「ははは、まあ騒ぎは大きくなるだろうな!」
アドルラン「しかし、この国はよくも悪くも実力主義」
アドルラン「私を容赦なく粉砕した彼女なら、誰も文句はいえまい」
アドルラン「……私は、父上から確実に何かいわれそうだがな」ハハハ…
アドルラン「しかしその反応から察するに、隠しておきたかったのか?」
アベル「は、はい……」
アドルラン「ならば仕方がない。お前が発表したくなる時まで控えておこう」
アベル「え、よろしいのですか?」
アドルラン「求婚の方もだが、何事も無理強いはよくないだろう?」
アドルラン「非常に残念ではあるが……また彼女のような女性を私も探そう」
アドルラン「とりあえず今来てる縁談の話は全部蹴るが」
アベル(とんでもないことになってしまった……)
アドルラン「それにアベル――お前もおそらく、私以上の力を身に着けているのだろう?」
アベル「え?」
アドルラン「こらこら、隠さなくてもいいだろう? お前はさっき、エリス君と鍛錬している風だったじゃないか」
アドルラン「……情けないが、私は己の未熟さを痛感したよ。今の私では彼女の鍛錬相手にもなれない」
アドルラン「エリス君、おそらくだがアベルは君にも競り勝ったことがあるんじゃないか?」
エリス「は、はい。ですので、より強くなろうと……」
アドルラン「ふっ……」
アベル「兄様……」
アドルラン「お前のことだ。城に戻る気はないのだろうが――たまには帝都と城を訪れてくれ」
アベル「!!」
アドルラン「許可は私がとってみせよう。妹達とも、もう少し気楽に会えるようになるだろう」
フィーア「ほ、本当ですか!?」
キアラ「やったぁ!」
アドルラン「ありがとう。私は己を知れた。城内でも、部下共々より一層の鍛錬に励むよ」
アドルラン「そしてよければ、私の鍛錬にも付き合ってほしい。待っているぞ!」ガシッ!
アベル「は、はい!」
※アドルランの計らいで、以後の休日に帝都及び城内への散策が可能となりました
※判定によりますが、アドルラン、カイン、キアラ、フィーアとの交流も可能となりました
※その他もアドルランからの支援が行われる可能性があります
※アドルランの要求女性像が跳ね上がりました
※アベルとエリスの関係が城塞内限定でばれました
※帝国城内で鍛錬が始まります。帝国軍の質が勝手に上昇するかもしれません
――
色々ありましたが本日はここまで……
今日だけでピンポイントゾロ目三発は強烈でした
なおアドルランですが、本来は強敵です。レベルも高いためコンマ運が悪いと逆風一閃の効果で一気に追い込まれるはずでした
ボコボコにされていますが、あそこで偶数ゾロ目を出してレベルもごりごり上がるエリスがおかしいのです
そしてクリティカル勝利によりまだ先の予定だった皇族との交流も解禁です
明日は妹二人の判定含めたイベントを行えたらなと
本日もありがとうございました!
とりそびれていた皇女の判定部分だけ投げておきます
あとご指摘の通り、第一皇子だけお付きがいないのも妙なので『アドルランお付きの者』もキャラ募集いたします
お時間がある方はよろしくお願いいたします
――
アドルラン「おっと、私ばかりがアベル達との時間を使ってしまうのも悪いな」
アドルラン「折角姉妹揃ってこれたんだ。私は一度退散しておくとしよう」
アーシャ「それでしたらアドルラン様、私程度の者でよければお茶のご用意を……」
アドルラン「む、そうか? ははは、すまないな。実はちょうど冷や汗をかいたせいか喉が渇いていて……」
アドルラン「お言葉に甘えるとしよう」
アーシャ「では、こちらへ」
アドルラン「ありがとう。ではアベル、また後でな」
アベル「ええ、兄様」
アドルラン(それにしても……)
アーシャ「……?」←レベル73
アドルラン(もしかしてエリス君だけでなく、彼女も私より強いのでは……?)←レベル72
アドルラン(うーむ、これは女性に焦がれるよりも先に、まず己を磨かねばならんなぁ……)
――
――
フィーア「アベル兄様ー!」ダキッ
キアラ「兄様ー!」ダキッ
アベル「おっと。フィーアはこの前に来たが、キアラは久しぶりだな。元気にしていたか?」
キアラ「は、はい。ずっと、お城の中で本を読んでいただけだから……」
ロウル「しかしまさか皇族が三人揃ってこの城塞に訪ねてくるとは……」
ロウル「よくあの皇帝陛下が許可出しましたね?」
キアラ「……お父様は、フィーアちゃんだけは可愛がっていますから」
キアラ「よっぽどの無茶じゃない限り、思ったよりは要望が通るの……」
フィーア「でもキアラ姉様には厳しくて、最初にお願いしたのが姉様と一緒の部屋で生活したいだったかな?」
キアラ「多分、フィーアちゃんがいなかったら私も今頃……」
アベル「キアラ……」
皇女5連特殊判定(一部は最低保証あり)
量が多くコンマ判定なので連取りもオーケーです
↓1~5コンマ二桁
……思った以上に埋まるの早くてびっくりなのと、判定結果からもう一つ判定物が増えてしまいました
???特殊判定↓1
アドルランのお付き考えて見ましたー
【名前】 アイギス
【年齢】 26
【性別】 男
【所属】 帝国
【外見】 銀髪蒼目の黒のスーツに軽く鎧等の一部の防具を着けた軽装の戦士
【性格】 チャラい、女の子を見かけると即ナンパに走る男。しかし武力抗争では手を抜かない鬼
【情報】 帝国の皇族護衛騎士でアドルランの側近、実力で他の騎士を薙ぎ倒し帝国の騎士の中でも精鋭中の精鋭のトップにたっている。
戦闘スタイルはとにかく力で攻めるでもなく、とにかく素早い連撃を与えて彼が独自に編み出した魔法術式の罠にはめて敵の行動例えば右目を閉じなければその領域で酸素を吸えなくなる等の縛りを与え勝利をもぎ取るという形である。
そのため強力な相手や呪いの解呪が出来る相手とはかなり愛称が悪い
【その他備考など】 現在ナンパした様々な女の子達を12股中
【名前】レイズ
【年齢】不明
【性別】女
【所属】帝国
【外見】仮面とフードで身を隠した影の従者。子供と見紛うほどの小柄な体躯
【性格】従順で感情の起伏が少ない
【情報】アドルランの優秀な付き人。戦闘以外の任務も毎回完遂する。過去の記憶をなくしており、アドルランに拾われた経緯から、彼には盲目的な忠誠心を抱く。経歴不明等の事情があることから、常に仮面とフードで身を隠し、滅多に表に出てこない。
【その他備考など】
小柄な体故に武器は短刀を二本装備するにとどまっており、防具は装備していない。戦闘は主に魔法を使用するスタイル
【名前】 カタリナ
【年齢】 22
【性別】 女
【所属】 帝国
【外見】 髪は栗色のポニーテール。可愛い容姿に凛とした雰囲気を纏わせた女性。スタイル抜群。
【性格】 真面目でいつも穏やか。温厚でノリが良く、活発で行動力のあるアドルランにいつも付き従いつつ、ウイットに富んだやり取りをしている
【情報】 アドルランの護衛を務めると共に、アドルランの命令で防諜・諜報部隊を取り仕切る。アドルランに恩義を感じ、強い忠誠心を持っているが、同時に忠誠以上の愛情を持っており、アドルランの役に立てるよう日々努力している
【その他備考など】
短剣と格闘術を得意とするが、もっとも優れているのは事前に危険を察知して主を護ること
こんばんは。短いとは思いますが、再開していきます
諸事情により、アドルランのお付きの者決定はまた明日行おうと思います。申し訳ありません
とりあえず、先に投げておいた判定なのですが、少し事情が発生したため、
イベントが割り込んできています。今日はそれを処理しきれればいいなぁ……
なんで唯一低コンマがあたりな所だけ低コンマが出るんですかねぇ……?
5連特殊判定結果
1キアラのアドルランへの理解度:保証値50<67
67(頼りになる兄様だけど、アベル兄様のことは秘密)
2フィーアのアドルランへの理解度:保証値50<76
76(お兄様はみんな好き。だけどアベル兄様が一番)
3キアラ回復魔法才能:68+15(キャラシートの魔力補正)
83(聖国の高位僧侶にも劣りません)>60
※回復魔法習得確定につき、後に追加イベント発生
4キアラ攻撃魔法才能:53+15(キャラシートの魔力補正)
68(ほぼ無勉強状態ながら高め)>60
※回復魔法とあわせて後に追加イベント発生
5フィーア隠密行動:13-15(ギルバートのキャラシートより補正)
0(-2)(完全なる無音無臭。ロウルすら反応できません)
※フィーア
変装技術:94
隠密行動:0
→総合暗殺才能:極大のため、追加判定
6戦闘技術を覚えた場合のフィーアのレベル(才能極大のため、コンマ1/2排除)
78+10(皇族補正・弱)-30(実戦経験0)+5(護身剣術)+20(暗殺才能)
=83
異常事態のため、追加イベント発生確定
――
アベル「心配するな。お前も争いを嫌う優しい子だということはよく知っている」
キアラ「アベル兄様……」
アベル「……その魔力、父の前では隠しているんだろう?」
キアラ「う、うん。でも兄様の役に立ちたいから回復魔法とかは独学で勉強してるの……」
ロウル「以前私も、回復の魔導書を読みましたがあれは難解って次元じゃありませんよ?」
ロウル「独学でも勉強できるっていうだけで魔力適正は相当ですよ」
エリス「……そうだ! 独学じゃなくなればいいんですよ!」
キアラ「え?」
アベル「……なるほど、そういうことか」
ロウル「アドルラン様は……っと」
フィーア「大丈夫、アーシャ姉様のお茶室はここからかなり離れていますし、アドルラン兄様はお茶が大好きです」
アベル「なら大丈夫か。ロウル、頼む」
ロウル「了解です」
――
――
シア「もう隠れてなくても大丈夫なんですか~?」
フィーア「あ、シアさん!」
シア「あら~、フィーアちゃんお久しぶりです~」
キアラ「あの、この方は……あ、もしかして前にフィーアちゃんが言っていた聖国の?」
シア「はい~。聖国のシアと申します~」フカブカ
キアラ「て、帝国第一皇女のキアラと申します……!」
シア「あららら~!? エカチェリーナ様を差し置いて、私ったら帝国の皇族の方と随分と知り合ってますね~……」
ロウル「実は第一皇子様もいらしてたんですけどね」
フィーア「……アドルラン兄様にはシアさんの存在はまだ秘密、ということですね?」
キアラ「うーん、確かにアドルラン兄様も頼りになるけど……隠し事苦手だもんね」
アベル「ああ。真っ直ぐで正直で裏表の無い、誇れる兄だ。……それ故に父の前でボロを出されると不味い」
ロウル「アドルラン様も、帝国の現状を完全にはよしとしてませんからね。いつかは味方につけたいですけど」
シア「……ん~? となると帝国は、第一、第三皇子様に、第一、第二皇女様はみんな……」
ロウル「そうですね。私達含めて、今の帝国の体制に不満を持っています」
シア「なんだ~、やっぱり帝国は野蛮な人ばかりじゃないんですね~!」ポヤー
アベル「……悪いがシア。状況的には俺達の方が少数だ。だから秘密裏に力を付け、機会を窺っている」
エリス「帝国は実力主義。他国と違い皇族といえど力が無ければ権力は無いも同然なんです」
シア「……それでも、やっぱり嬉しいです。これもアベルさんの人徳ですかね~?」
アベル「やめろ、こそばゆい……」
シア「ところで、お呼び出しということは回復でしょうか~?」
エリス「ああそうでした。少し違うと言いますか、シアさんにお願いが」
エリス「私の時と同じように、キアラ様に回復魔法の使い方を教えて頂ければと……」
キアラ「せ、聖国の本職の方が自ら!?」
シア「そんな大したものじゃないですよ~。あら、魔導書を持ってるんですね~」
キアラ「は、はい。ただ独学じゃ読むのも理解するのも大変で……」
シア「えっとこれは~、―――で、――ですね。そして指先に魔力を集めて~……」ブツブツ
キアラ「えっと――」ブツブツ
シア「これでパァーっと光がでれば成功ですよ~」
キアラ「え、えーい!」パァー!!!
シア「す、すごいですよ~!?」
フィーア「姉様すごいです!」キラキラ
ロウル「ほぇー……やっぱり皇族の皆さんは凄いですね。もっと頑張りましょうね~、アベルさ~ん?」ウリウリ
アベル「か、返す言葉もない……」
エリス「これは私の回復魔法よりも強いですね。これならアベル様の怪我も治せます!」
キアラ「ほ、本当ですか!?」
キアラ「で、ではアベル兄様。失礼します……」
キアラ「あ、よかったぁ。思ったより酷い怪我じゃないや……」
アベル(言えない…エカチェリーナとシアとエリスの回復を受けてなお完治していないなどと……)
アベル(というより、本当に俺はあの時死んでいたのでは……?)ゾワリ
キアラ「んん……!」パァー!!!
アベル「おおー……」
シア「凄い魔力です。聖国でもここまでの回復魔法を使える人はほとんどいないですよ~?」
キアラ「やった……私でも、アベル兄様のお役に立てたんだ……」
アベル「ああ、治ったどころか元以上に元気になれたかもしれない。ありがとうキアラ」ナデナデ
フィーア「やった、兄様の傷が完全に治りました!」
エリス「ありがとうございます、キアラ様!」
キアラ「わーいわーい!」
※キアラは『広域回復・強』を獲得しました!
※キアラの回復魔法により、アベルの傷が完治しました!
ロウル「回復魔法がこの威力となると、攻撃魔法の方も……?」
キアラ「ご、ごめんなさい……勉強を続けてるのは回復魔法と戦術が主で……」
エリス「ですが、シアさんの例がありますからね」
ロウル「まあ王城内のキアラ様に手を出す馬鹿は流石にいないでしょうが、帝国はご存じの通り物騒ですから」
ロウル「自衛のために、折角ですからここで攻撃魔法も少し習ったらいかがでしょうか?」
キアラ「な、なるほど……」
アベル「なんだ、シアは攻撃魔法も使えたのか?」
エリス「はい。それも非常に強力で……」
アベル「人は見かけによらない、か……」
シア「う~ん、とはいえ攻撃魔法はエリスさんの方がお上手でしたし~……」
エリス「私も完全に独学で、強くなるためにあれもこれもと混ぜ込んだ型ですから参考にはならないかと……」
ロウル「難しいですね。それなら、とりあえず魔導書でキアラ様のおおまかな力を見てみましょう」
キアラ「は、はい!」
エリス「私が昔使っていた魔導書でよければ……」ガサゴソ
エリス「ありました!」
キアラ「わ……これが、攻撃魔法の書……」
キアラ「あれ? でも回復魔法より読みやすいし頭に入ってくる……?」
キアラ「……すぅー、ふぅー……中級、火炎魔法!」ボォォ!
キアラ「あれ? できちゃった……!?」
エリス(やはり、キアラ様は機会に恵まれなかっただけで魔法の才が!)
シア(独学どころか無勉強でこの威力、本格的に取り組んだらもしかして~……)
※キアラ次回判定時、一定値を越えることで攻撃魔法が習得可能になりました
――
――
――特殊イベント発生(要警戒)――
――
キアラ「でも、攻撃魔法はあんまり使いたくないな……」
シア「……わかります。私も、そうでしたからね~……」
シア「でも、大切な何かを守りたいとき。必要に迫られることも、あるかもしれません」
シア「大丈夫ですよ~。キアラさんはきっと、使い方を間違えませんから~」
キアラ「あ、ありがとうございます!」
キアラ(うん、勉強や本を読むのは嫌いじゃないし……これから、攻撃魔法も少し手をつけてみよう)
キアラ(使わずに済めば、それでいい。でももしもの時、アベル兄様の助けになれれば……)
アベル「しかし回復も攻撃もできるか。すごいなキアラは」ナデナデ
キアラ「えへ……嬉しいな」ポヤポヤ
エリス「あ、アベル様! 私も、キアラ様には劣りますが使えます!」
アベル「はは、わかってるわかってる」ナデナデ
エリス「はふぅ~……」ポヤポヤ
シア「アベルさん~、私もです~」
アベル「シアまで!?」
シア「ん~……」ジー
キアラ「兄様、ほら」ササッ
エリス「アベル様、さあ」ササッ
アベル「く……これで、いいのか?」ナデナデ
シア「わ~い!」ポヤポヤ
アベル「……みんなそんなに頭を撫でられたいものなのか?」
ロウル(うぐぐ……魔法が使えない自分が恨めしいです……)ションボリ
ロウル「ん?」
フィーア「……」ソワソワ
ロウル「ほらほらアベルさーん? フィーア様も寂しそうにしてますよー?」
フィーア「え、そんなことは!?」
アベル「すまなかったなフィーア。俺の手でよければ、いつでも貸そう」
フィーア「だ、駄目です! 兄様のなでなではご褒美なのです!」
フィーア「だから私も、キアラ姉様みたいに何か褒められることを……」
フィーア「ああでも、私は姉様みたいに魔法は使えないし……」オロオロ
アベル「気にするな。別にそんなものがなくとも――」
フィーア「あ、そうだ!」
フィーア「以前エリス姉様から習った護身術――少しは上達したんですよ?」
フィーア「実戦で試したことはないですけど……頑張ったら、褒めていただけますか?」
※フィーアと模擬戦を行うことができます
※フィーアは模擬戦を望んでいますが、断ることも可能です
※模擬戦は誰が担当しても問題ありません
※直前のイベントでアベルが完治したため、アベルも参戦可能です
※勝利で追加イベント+ボーナスあり
※敗北で死にはしませんが、担当者によっては……
フィーアと、模擬戦を行いますか?
↓1~5多数決(行う場合、誰が担当するかも)
あー、またやってしまった……
すみません、多数決同票の場合、その中でのコンマ最大値を適用します
よって今回は848、エリスとなります
アベル「そうなのか。よし、ここは傷も治った俺が――」
エリス「っ、お待ちくださいアベル様!」
アベル「エリス?」
エリス「ここは――フィーア様に護身術を教えてしまった私が、成長を……見るべき、かと……」
フィーア「エリス姉様が見てくれるの? よ、よし頑張ります!」
エリス(この、気配……油断はできない……!)
エリス(なんなんでしょうか、この胸騒ぎ……)
エリス(ただ少なくとも――アドルラン様以上――!)
フィーア「よろしくお願いします!」
エリス「よろしくお願いします!」
――模擬戦開始!!!
あばばば、そうか普通に下げればよかった……!
すみません、もう書き始めているので今回はこのままで……
補填はまた後ほど……
【状況:拮抗】
――『皇帝に届きうる刃』発動――
エリス「うぐっ!?」
――劣勢!
アベル「な――!?」
ロウル「み、視えな――!?」
キアラ「!?」
シア「え、え?」オロオロ
フィーア「あ、ごめんなさいエリス姉様! まだ始まってませんでしたか!?」オロオロ
エリス「い、いえ……始まっていますよ。お見事です。すぅぅ……!」
『速攻回復』
劣勢判定を受けた時、一度だけ発動
劣勢判定を無効化し、攻撃状態を維持したまま次の判定を行う
※劣勢無効化、攻撃状態へ
エリス(フィーア様を、視認できなかった……! でも今なら視える……)
エリス(間違いない。フィーア様はお優しいけど――これまでの誰よりも強い!)
エリス「フィーア様――参ります!」ゴッ!
【帝国軍】
フィーア:レベル83
【スキル】
『天衣無縫』
自身に劣勢判定が発生する時、判定コンマが偶数かゾロ目だった場合は劣勢判定を回避する
『瞬速の変り身』
敵のカウンタースキルの成功率を半減させる
★『無音変化』
逃走判定が確実に成功する
★『皇帝に届きうる刃』
戦闘開始直後、敵に確定で劣勢を与える(奇襲とは異なる)
またこのスキルを持つ限り、補正差が50以上であったとしても30までに軽減し戦闘を行う
さらに戦闘時、ネームレス敵兵の存在を全て無視して敵将のみへの攻撃が可能となる
★スキルは他のスキルより優先され、妨害もされない
VS
【アベル隊】
エリス:レベル87
【スキル】
『道を切り拓く剣』
戦闘時、常時補正+15。攻撃状態時にさらに補正+15
『速攻回復』
劣勢判定を受けた時、一度だけ発動
劣勢判定を無効化し、攻撃状態を維持したまま次の判定を行う(発動済)
★『魔法剣・黒煌』
敵の所持する防御・回避系スキル効果全てを貫通し無効化する
★スキルは他のスキルより優先され、妨害もされない
【攻撃状態】
エリス:レベル87
『道を切り拓く剣』補正+30
VS
【攻撃状態】
フィーア:レベル83
『皇帝に届きうる刃』補正差を30まで軽減
レベル差4=補正0
スキル補正+30
コンマ20以上で優勢
コンマ19以下で劣勢
↓1コンマ二桁
コンマ76
――優勢!
フィーア「やぁ!」シュッ!
エリス「……!」ヒラリ
エリス「ここ!」ビュオッ!
フィーア「わ、わ……!?」
コンマ偶数
――『天衣無縫』 発動――
フィーア「あ、あぶなかった~」ヒラリ…
ロウル「な、なんですか今の動きは!?」
アベル「いや、幻影!? なんにしてもあの距離でエリスの剣を――」
――『魔法剣・黒煌』発動――
敵の所持する防御・回避系スキル効果全てを貫通し無効化する
――『天衣無縫』を成否関係なく無効化
エリス「まだです、フィーア様!!!」ズァァァ!
フィーア「わ、わ、わ!?」ギィン!
ロウル「と思ったらエリスさん当てにいきましたよ!?」
アベル「お、おい二人とも!? ほどほどにな!?」
コンマ20以上で優勢
コンマ19以下で劣勢
↓1コンマ二桁
コンマ59
――優勢、天衣無縫無効
――完全勝利!!!
フィーア(すごい……これが、アドルラン兄様すら倒した、エリス姉様の剣……!)ヒラリ
フィーア(黒く煌めく、まるでアベル兄様みたいな魔法剣……)ヒラリ
フィーア(あ、もう動けそうな足場が残ってないや)トッ……
フィーア(流石姉様、私がかわしてる最中に、足元に魔法を飛び散らせて次の逃げ場塞いでたんだ)
フィーア(でも優しいな姉様は。ちゃんと真後ろには逃げ道を残してくれてる……)
フィーア(私も、こんな風にアベル兄様を助けられたらなぁ……)
エリス「せやっ!」
キィン! キィン! カラカラ……
エリス「流石に、短剣をこれ以上お持ちとは思えません。勝負ありでよろしいですよね?」
フィーア「えへへ、参りました姉様。ありがとうございます!」
エリス「はぁはぁ……ありがとうございました……!」
――強敵・フィーアに勝利しました!
アベル「お、おい大丈夫なのか二人とも!?」オロオロ
シア「お怪我ないですよね~!?」オロオロ
エリス「す、すみません……お水、いただけますか……?」
キアラ「は、はいここに!サッ
フィーア「あー……上達したつもりだったんだけどなぁ。やっぱりエリス姉様はすごいです!」キラキラ
エリス「いえ、フィーア様こそお見事です……正直な話をしてしまいますと、アドルラン様よりもお強いです……」
フィーア「あははは、姉様それは言い過ぎですよー」
ロウル「私に言わせれば、お二人とも強すぎですって! 選ばれなくてほんっとーによかったですっ!」
ロウル「……本当にフィーア様どうなってるんです? 私の耳も鼻もまるで働いてないんですけど」ゾクッ
フィーア「アベル兄様に撫でて頂けないのは残念ですが、姉様の強さを目の当たりにできて嬉しいです!」キラキラ
アベル「いや、撫でる。撫でるから。頑張り過ぎだからな、お前な?」ナデナデ
フィーア「や、やったぁ……! 頑張ったかいがありましたー!」ホクホク
エリス「すみませんアベル様、私にも……」スッ
アベル「勿論だとも! なんだか申し訳ない……!」ナデナデ
エリス「あ~……ようやく緊張の糸が……」ホクホク
エリス(……アベル様、アドルラン様、フィーア様に剣を向けた私、本来ならどれだけ重罪なんでしょう)ブルブル
皇族勝利ボーナス(アドルラン+フィーア)
↓1~2コンマ一桁
またゾロ目(白目)
エリスレベル87+7+10(ゾロ目ボーナス)
=……
レベル 1 0 4
※レベル100を超えたキャラクターが現れたため、後ほど追加イベントが発生します(白目)
――特殊イベント・勝利――
――
フィーア「え、本当に私強かったの……?」キョトン
アベル「ああ、断言する」
キアラ「うんうん……」コクコク
ロウル「特に最初の一撃、あれ多分――皇帝陛下も回避できないんじゃないですかね?」
シア「多分ですけど、聖王様も無理ですよ~……」
フィーア「でもエリス姉様には負けちゃいましたよ?」
ロウル「エリスさんももう危ない域に達してますから当然です」
エリス「酷いです!?」
アベル「しかしまさか、フィーアにこんな才能があったとは……」
アベル(まさか、皇帝がフィーアを可愛がるのも……)
フィーア(お父様……そういうことなの……?)
アベル(あくまで、力しか見ないつもりなのか?)
フィーア(……いいもん。お父様がそのつもりなら、もし本当に私にも力があるなら……!)
フィーア「ねえ、アベル兄様?」
アベル「なんだ?」
フィーア「――私も、戦うよ」
アベル「!?」
フィーア「姉様や、兄様と一緒にもっと色々ちゃんと頑張って……」
フィーア「ただ兄様に情報を流すだけじゃなくて、戦力として、兄様のお役に立ってみせる!」
フィーア「私だって――今は実力主義のこの国の皇女なんだから」
※イベント時、フィーアが救援に来てくれる可能性が生まれました!
※フィーアとの鍛錬が可能となりました!
――
フィーア「ここでこうして、とんとんって」スッ…
ロウル「……こーれは真似できませんよ。生まれ持った才としか言えません、こんな無音歩行」
キアラ「やっぱりフィーアちゃんの部屋の入り方、普通じゃなかったんだ……」
シア「皆さ~ん、そろそろ鍛錬や模擬戦から離れましょうよ~……」
シア「ほら~、紅茶と焼き菓子も持ってきましたし~」
シア「のんびりお話の時間も必要ですよ~」
フィーア「お菓子!?」
キアラ「……いい匂い」
アベル「そうだな。色々あったが少し休もう」
ロウル「そうですね。アドルラン様とアーシャ様だけ優雅にお茶ってのもずるいですし」
エリス「……私、そういったことができるメイドになりたいのに」クスン
ロウル「いつかなれますよ。さ、エリスさんもお疲れですし、座った座った」
シア「……でも折角なら、アーシャさんとアドルランさんもお呼びしたいですね~」
アベル(シアの存在も、いつまでも隠し通すのは難しいだろう)
アベル(なんとかここに住んでいる言い訳とかを考え付けばいいんだが……)
アベル(アドルラン兄様に存在を明かして大丈夫だろうか?)
アドルランにシアの存在を明かすか否か?
コンマ↓1~3最大値
アドルランにはまだ秘密ということが決定したあたりで、本日はここまで。
フィーアの結果は驚きでした……
隠密技能がなければ、素早さと変装を用いた回避(天衣無縫+変わり身)の設定だけだったのですが、
あんなヤバい結果だったので★スキルが追加されました
(なお先にネタバレになりますが、本当に最初の一撃だけは皇帝ギルバートにも刺さります。最初だけは)
ちなみにアベルが弱いと思われているようですが、
ゾロ目スキルの孤軍奮闘でレベルは110、さらに想いを背負う者の効果でエリスの黒煌をエンチャントできるのでフィーアにも勝てたとは思えます
本来アベルは対単体では最強クラスの筈なんです
……判定でゾロ目乱舞したりして着実に戦闘マシンと化してる今のエリスとやり合うと負けそうですが。どういうことなの主人公……
なお途中の多数決のミスの補填、再び選べそうなものをこちらが選ぶ形で
……ごめんなさい本当にゾロ目チケットだけは勘弁してください。
↓1~3補填内容(イベント、レベルアップその他など)
本日もありがとうございました!
そういえばだけど、皇帝一家で思い出したんだけど皇帝の妻のアベル以外のお母さんの女王と妾であるアベルのお母さんの事とか決まってたりしてるっけ?
【名前】ルーシェ
【年齢】17
【性別】女
【所属】帝国
【外見】白髪の片目隠れ。見えている方は碧眼だが隠れてる方は緋眼のオッドアイ
【性格】臆病。口数が少なく、言葉も途切れやすいが、表情はコロコロ変わるのでわかりやすい
【情報】エメリナやエリスと同じくメイド。アドルランに仕えている
その見た目の珍しさから狙われ、アドルランに保護された経歴を持つ
そのためアドルランには忠誠と敬愛の感情を持っており、彼のためにせっせと尽くす
魔翌力を固めた光の武器を戦闘に用い、形状を変える様々な攻撃は見た目に反して中々厄介
【その他備考など】
メイドとしては優秀だが、身の回りの整理整頓などに関してはアドルランにも辛口になり、口数も増える
もしアベルがフィーアと戦ってたらを確認してみたが
アベル55×2=110、フィーア83でレベル差27=補正20=コンマ30以上で優勢
アベルは回復使えないから開幕の一撃で劣勢(あと一発で負け)、コンマ30以上を2連続で取る必要がある
楽そうに見えて、お兄ちゃん戦と断崖絶壁戦で負けた実積あるから不安しかない……
てかエリスとフィーアけしかけたら皇帝もう倒せるんじゃね?
【名前】 ヒバリ
【年齢】 25
【性別】 女
【所属】 帝国
【外見】 黒髪黒目、サイドテールの容姿端麗な女性。平均より多少背が高いくらい。質が高いながらも、あまり目立たない類いの動きやすい服装が多い
【性格】 少々意地っ張りで誇りが高いところがある。その実、真っ直ぐ、温厚、お人好し。約束は絶対守る誠実さを持つ。気配りができ、ユーモアを解した会話もできる、周囲に安心感を与える女性
【情報】アベルとアーシャと同じような、アドルランの学友。帝国の中でも極めて地位の高い貴族の娘
アドルランが小さく、体の弱かった頃から仲が良く、たひたび彼を支え、励ましてきた
アドルランが成長し、快男子になってからも彼に付き合いサポートしてきたが、強く逞しくなっていくアドルランに異性として惹かれていく
アドルランの側にいるため、努力を重ね、若くしてアドルランの側近筆頭の立場をつかみとる
しかし、アドルランにいくらアピールしても、ほぼ告白のような事を言ってもスルーというか気づかれない、受難の日々が続いている
【その他備考など】
詠唱の短い攻撃魔法も多少使えるが、主に支援や回復魔法、護身術を得意とする
家族仲は極めて良好だが、父親が「かわいいウチの娘をこんなに惚れさせといて、長年スルーするとはどういう了見だ!」とアドルランに内心お冠との噂
こんばんはー
補填ですが、アーシャとロウルの救済(スキル強化+交流+好感度上昇+レベルアップ判定)
あたりを行いたいと思います
>>892
まだ皇族とアベルのお母さんは濁してる状態です
募集かけたいところですが、申し訳ないことに追加イベントや判定処理が追いついていません
いずれ募集は行います
>>897
倒せません。……が、皇帝以外の強キャラはうかうかしていられない状況なのは確かです
強キャラ達はこちらが予め高いレベルとスキルを設定していたのですが、コンマが暴れすぎて……
今日も余り進めないかもしれませんが、まずはアドルランのお付きを決めていこうと思います
またゾロ目だよ(笑)
しかし確かに速いですね……範囲を広げるべきだったか、多数決にすべきだったか
とりあえずコンマ的にはヒバリで決定ですが、ちょっと今後のことも考えてご意見伺いたいです
申し訳ありません
キャラ決定どうすべき?
1・範囲を広げコンマ判定する
2・範囲広げ多数決する
3・今のまま
割れましたが、なるほど……
ではキャラ決定の時は事前に告知をし、かつ
↓1~5コンマ最大値採用
にしようかと思います
今回はこちらの不手際かつ、票数的にはルーシェが多い
かつゾロ目なので、ボーナスで
ヒバリとルーシェの二人を採用する
という形でよろしいでしょうか?
至らない点が多くてすみません……
うごご……
わかりました、ことがことなんでゾロ目チケットも一枚付けます……
くれぐれも悪用しないでください、お願いします!
では遅れましたが、まずはアーシャの補填の一部辺りから始めていきます
アベル(……いや、やはりやめておこう)
アベル(兄様のさっきの突然のエリスへの告白。やはりあの人は真っ直ぐすぎて隠し事が下手だ)
アベル(いずれは説得したいが、今はその時ではないな)
※アドルランにはまだシアの存在を隠すことにしました
――
――
アドルラン「ふぅ……美味い。君もなかなかいいお茶を入れてくれるな」
アーシャ「ありがとうございます、アドルラン様」
アドルラン「……ところでアーシャ君」
アーシャ「なんでしょうか?」
アドルラン「失礼だが……君も相当な鍛錬を積んでいるな?」
アーシャ「……私もアベル、様の部下ですからね。確かに鍛錬はしています」
アーシャ「ですが……」
アドルラン「ん、どうしたんだ?」
アーシャ「私は、他の皆の様に秀でたものがありません」
アーシャ「エリスちゃんのように、アドルラン様すら破る剣技も」
アーシャ「ロウルちゃんのように、周囲を広く警戒することもできない」
アーシャ「凡人の私がアベル様の助けになるには……万遍なく知識を吸収するしかない」
アーシャ「いつかどこかに、自分の武器となりうるものを見つけるために」
アドルラン「……君は、私に似ているな」
アーシャ「え?」
アドルラン「こう見えて私は、昔は病弱だった。才能も何もなく腐っていた時期もあった」
アーシャ「まさか、そんな」
アドルラン「はははは! まあ誰もすぐには信じてくれないんだがな!」
アドルラン「……私には、親友と呼べる学友がいる。弱く頼りない第一皇子を見捨てないでいてくれた、優しい女性だ」
アーシャ「……」
アドルラン「私も支えられながら、あれもこれもと手を出しがむしゃらに足掻いた」
アドルラン「そして彼女や、周りの者達。多くの助けがあったからこそ、今の私が在る」
アドルラン「アベルもそうだろう。君たちの存在は確実にアベルの救いになっている」
アドルラン「そんなに自分を卑下するな。君はアベルのために努力を怠らず支えてくれた立派な女性だ」
アドルラン「この第一皇子アドルランが、それを保証しよう!」キリッ!
アーシャ「ふ、ふふ……! エリスちゃんが駄目なら、私を口説くおつもりですか?」
アドルラン「な、ちが……!?」アタフタ
アーシャ「冗談です。私などを評価していただき、ありがとうございます」ニコリ
アドルラン「ふぅ……そんな真似もできるのだな……」
アーシャ「……私ももちろん、このまま腐るつもりはありません」
アーシャ「必ずアベル様を助ける。そう決めたのですから」
アドルラン「アベルは幸せ者だな……」
アーシャ「……ええ、エリスちゃんとも結ばれていたみたいですからね」ツーン
アドルラン(……本当に、羨ましいぐらい幸せ者だと思うぞ。アベル)
アドルラン「と、ところで話を戻すが! 君は間違いなく鍛錬を積んでいる」
アドルラン「そして万遍なくとも言っていたが……その中で、何かなかったのか?」
アーシャ「そうですね……才がありそうなものは未だ見つからずといったところでしょうか」
アドルラン「ははは、聞き方が悪かったな。何かなかったかというのは、才ではない」
アドルラン「好みのものだ」
アーシャ「好み、ですか?」
アドルラン「ああ。些細なことでもいい」
アドルラン「たとえば私は、盾が好きだ。だから戦にも盾を持っていく」
アーシャ「え、そんな簡単な理由でですか!?」
アドルラン「可笑しいか? だが、好きなことを続けた方が色々と前向きに楽しめるぞ?」
アドルラン「そして前向きに楽しんでいると、いつの間にか上達しているものさ! はっはっは!」
アーシャ「そういうものでしょうか?」
アドルラン「そういうものだ!」
アーシャ「うーん……それだと強いて言えば、戦術書を読むのは楽しいですかね」
アドルラン「ほう?」
アーシャ「もちろん、書の内容通りに戦が運ぶことはまずありません」
アーシャ「ですが、昔の人が生き延びるために編み出した策の数々は、読んでいると色々と感じるものがあります」
アドルラン「ほら、あるではないか。自分の好きなものが。それを延ばしていけばいい」
アーシャ「とはいえ、どうすれば……」
アドルラン「そうだな。……戦術を広く知ることは大切だが、君の言う通り予想外の事態も多い」
アドルラン「そんな時――より深く特定の戦術を知っていれば生存率も高まるだろう」
アーシャ「特に理解を深める戦術……」
アーシャ(私は……)
アーシャの戦術理解、どの方向に伸ばす?
(スキル傾向が変化します)
1:防衛
2:逃走
3:奇襲
↓1~3コンマ最大値
1:防衛
※アーシャの思考、スキルが防御重視になります
―――
アーシャ(……アベルを、助けたい)
アーシャ(自惚れかもしれないけど、少なくとも私達は他国の一般兵よりも強い)
アーシャ(それでいながら、聖国の兵に遅れをとった……)
アーシャ(いくら強力な個でも、バラバラに動いてはいけない)
アーシャ(エリスちゃんも、聖国将に囲まれて動きを制限されていた)
アーシャ(統率の取れた動きや、逆に敵を一人一人釣り出す、そんな戦術……)
アーシャ(もっとアベルの、皆のために作戦を考える……)
アドルラン「……その表情、どうやら考えが纏まったようだな」
アーシャ「――ええ。ありがとうございますアドルラン様」
アドルラン「ははは! お役に立てたならなにより!」
アドルラン「こちらこそアベルのために色々と考えてくれてありがとう!」
アドルラン「これからもあいつを支えてやってくれるとありがたい」
アーシャ「ええ、お任せを!」
アーシャ特殊判定↓1コンマ二桁
あっぶねぇ……
01
即時スキル習得失敗……
※交流、鍛錬時などに再度機会はあります
※アーシャの傾向が防衛型軍師になりました
※集団戦時に選択肢が増えました
――
――
シア「ですから、やっぱりできる限りみんな仲良くが一番で~」ポヤポヤ
キアラ「そうだよね……!」ポヤポヤ
フィーア「うんうん!」ポヤポヤ
アベル「……うん、さっきは寒気すら覚えたが、やはりフィーアはああいった表情の方が似合うな」
アベル「ん?」
ロウル「……」
ロウル(今でこそフィーア様の気配を察せますが、さっきの戦いの時の気配は……)
ロウル(フィーア様が味方だったからこそ大丈夫ですが、もし仮に敵だったら?)
ロウル(もし――アベルさんを殺す気だったら?)
ロウル(私じゃ……守れない……っ!)
ロウル(敵の接近を感知できない私に、なんの価値があるんですか……!)
ロウル(私はエリスさんみたいに、真正面からあのフィーア様を薙ぎ倒したりできない……!)
ロウル(私はアーシャさんみたいに、なんでも要領よく器用にこなせない……!)
ロウル(私にあるのは、獣のようなこの感覚の鋭さだけなのに……!)
アベル「ロウル?」
ロウル「わひゃっ!?」
アベル「どうしたんだ、考え込んでいるようだったが」
ロウル「お、脅かさないでくださいよ!?」
アベル「す、すまない。てっきりもう気がついているかと……」
ロウル(あ~……アベルさんの接近にすら気が付けないとは、いよいよ駄目かもしれません……)
アベル「……何か悩み事か?」
ロウル「アベルさんにすらわかります……?」
アベル「どういう意味だ!? それはわかるに決まっているだろう。お前とは付き合いが長いし……」
アベル「何より耳がな……」
ロウル「はうあ!?」ペターン…
ロウル「くっ……! なんたる不覚……っ!」
アベル「だからどういう意味だ!?」
ロウル「はぁ……いいですよ、もう。ばれちゃったなら」
アベル「そ、そうか」
ロウル「ねぇ、アベルさん……」
ロウル「私は――あなたのお役にたてていますか……?」
アベル「ど、どうしたんだ急に!?」
ロウル「私は、自分の感覚にはそれなりの自信をもっていました」
ロウル「ですが、フィーア様のあれは……とても感知できません」
ロウル「もしフィーア様が……いえ、フィーア様と同等の敵が現れたら?」
アベル「それは……」
ロウル「ありえないとは言い切れませんよー? 既にフィーア様がそのありえないの体現者なんですから」
ロウル「そしてもしもですけど――エリスさんの様な敵が本気で襲ってきたら?」
アベル「……っ」
ロウル「アベルさんは……動き回れる一人の時なら、持ち堪えられるかもしれません」
ロウル「ですが私はそうはいきません。おそらく対峙すら許されず解体されるでしょう」
ロウル「さっきのフィーア様とエリスさんの戦い……別次元のものに見えてしまいました……」
ロウル「わ、私だって……頑張ってはいるんです……!」プルプル
ロウル「でも……! エリスさんはずっと私より先に行ってしまう……!」プルプル
ロウル「彼女がいつも努力しているのは知っています。エリスさんは悪くない……!」プルプル
ロウル「悪いのは、何も持っていない、私なんです……!」
アベル「ロウル……」
※よりによって間近で高レベルの戦いを見てしまい、かつフィーアが感知できなかったロウルは落ち込んでいるようです
ロウルに投げかける言葉やアドバイスを
↓1~3コンマ最大値採用(混ぜれそうなら混ぜます)
んー、流石に難しかったですかね。現在出ている2案を混ぜさせて頂きます。
そして先にロウルの傾向を判定とっておきます
1:弓術強化
2:索敵強化
3:散策強化
↓1~3コンマ最大値採用
もう一日一回はゾロでる覚悟の方がいいね(白目)
ロウルは索敵+散策傾向、サポート特化の傾向となりました!
中途半端なところで申し訳ないですが、本日はここまで
ちょっとスキル構成や追加キャラの能力とか考えておきます
本日もありがとうございました
そして最後に???4連特殊判定投げておきますね
↓1~4コンマ二桁
正直>>1がID:mIzA8KBP0の我儘に屈したしみで「ゾロ目が出てもうれしくない悲しさ」だな
ちょ……これは色々ととんでもないことになりそうです
場合によっては片方に救済判定出すかもです……
明日までにちょっと考えておきます、はい
乙ー
くそ、低くてよかったのか、低すぎてやばいのかどっちだこれ!?
今更だけど低コンマでもいい結果が出る時あるシステムいいね
こんばんは
気付けばこのスレも残りわずか……
ここまで来れたのも参加して下さった皆様のおかげです。本当にありがとうございます
どのタイミングで次スレを作ればいいのかわからないけど、ぎりぎりまで進めましょう
と言っても今日は時間的にほんのちょっとだけですが
まずは昨日の判定結果及び、それに伴うご意見を
4連特殊判定結果
何? メイドって主を踏み越えちゃうものなの……?
1
ルーシェレベル(第一皇子付のためコンマ1/2排除)
保証値30<75+5(皇子直属)
=80
2
ヒバリレベル(第一皇子付のためコンマ1/2排除)
保証値30>07+5(皇子直属)
=35
3アドルラン→ルーシェへの恋愛感情
17(私が守ってやらねば!)
4アドルラン→ヒバリへの恋愛感情
28-20(キャラシートの受難より逆補正)
=08(私達はずっと親友だぞ!)
――
……ヒバリがある意味第二のカイン状態となりました
カインには結局コンマ救済していなかったので、可愛そうですがこのままで行こうと思っているのですが……
コンマ修正、します?
修正を強く希望する方もおられないようなので、この数値のまま行きます
まあ受難は長年続いているようですから、ある意味設定どおりなのでしょう
戦闘レベルは補佐が主だったということにすればいいかな?
とりあえずロウルの励ましから再開
アベル「……そんなことを気にしていたのか」ナデナデ
ロウル「わぷ!? な、なにするんですか!?」
アベル「皆には皆の、ロウルにはロウルのいいところがあるし、俺はそれを知っているつもりだ」
アベル「それに戦いが全てではないし、生まれつきの強者なんて一握りだ。兄様もエリスも努力の結果があの強さだ」
アベル「そして人にはそれぞれに伸びる時期、伸び悩む時期もある。焦らずじっくりと行こう」
アベル「これまでもそうしてきたじゃないか。俺達と一緒に、強くなればいい」
ロウル「ア、アベルさん……」
アベル「……俺もさっきの戦いで何が起きたのかさっぱりだったからな」
アベル「さっきのロウルの質問に答えるよ。フィーアかエリスに狙われたら多分、俺も死ぬ……」
ロウル「ぷっ……あはははは! なんですか、人が折角感動していたのに、しまらないですねぇアベルさんは」
アベル「し、仕方がないだろう! 大体な、俺だって自分の現状に結構危機感持っているんだからな!?」
ロウル「あ、よかった。ちゃんと危機感持ってたんですね」
アベル「当然だろう……。だから、さっきも言ったが。俺と、強くなろう。たとえゆっくりだとしてもな」
ロウル「やれやれ、本当にアベルさんは私がいないと駄目ですねぇ……」
アベル「……面目ない。だが、お前がいつも傍でそうやって俺を特別扱いしないで思ったことを言ってくれることにも、感謝している」
ロウル「え?」
アベル「エリスもアーシャも、あまり俺に強い意見は言わないからな」
ロウル(……私も、本心で言ってなんかいないんですよ?)
ロウル(ま、それに気がつかない……そもそもこんな敬意も払ってない物言いの私にすら優しくしてくれるあなただから……)
アベル「ロウル?」
ロウル「もぉ~、本当ですよぉ? アベルさん、私がいなかったらぜ~ったいにダメ男になってますね」
アベル「そ、そんなにか!?」
ロウル「そうです! やっぱり副官として、司令官どのにはもっとズバズバ言ってやるべきだと再認識しました!」
ロウル「そしてほら、早速駄目なところを発見! まーたコートの端がほつれていますよ?」
アベル「なに、またか!?」
ロウル「ほら、脱いで貸してください。また私が縫って直しておきますから」
アベル「す……すまないな。いつもいつも」ヌギヌギ
ロウル「いいんですよ。これでも手先は器用ですし、縫い物も嫌いではありませんし」
アベル「今日は俺は鍛錬していないから、ほつれるはずないんだがなぁ……」
ロウル「まあ、つい弱音を吐いてしまいましたが……索敵も縫い物も任せてくださいよ!」
アベル「ああ。頼りにしているよ、ロウル」
ロウル「あ、ちなみにエリスさんとのことは忘れていませんからね? 後でしっかり白状してもらいます」
アベル「はい……」
――
ロウル(ありがとう、アベルさん)
ロウル(そうです。人それぞれ向き不向きがあるなんて分かってたことじゃないですか)
ロウル(そしてどんな人にだって苦手とすることはある。皆違うから、支えあってきた……)
ロウル(私には、やっぱりこの眼と耳に鼻。皆には無いもので、力になろう)
ロウル(フィーア様の歩行音がわからないからってなんですか!)
ロウル(今が駄目なら、もっと神経を研ぎ澄ませればいいんです。いつか、きっと……)
ロウル(鍛錬は続けますけど、少し方向性を変えてみましょうかね?)
ロウル(もっと視野を広く持つ……戦場に限らず、日常生活でももっと色々見てみるとか……)
ロウル(後は鼻も鍛えましょうかね。フィーア様を探れる一番可能性高いのは匂いですし)
ロウル(そのためにも……)スッ
つ『アベルの黒コート』
ロウル(この、アベルさんの脱ぎたてコート! また特訓に使わせていただきますよ!)
ロウル(……クンカクンカクンカクンカ、スーハ―スーハ―、ス――……ハ―――……」
ロウル(おっといけない声が漏れてます。しかし相変わらずアベルさんの匂いはたまりません)
ロウル(嗅いでいると安心するというか……そりゃあいつもに増して嗅覚も鋭くなるってもんですよ)
ロウル(でもアベルさん、いつこの事実に気がつくんですかね? 私が縫い直したコートがそんなすぐほつれるわけないでしょう?)
ロウル(……気づかれてもおしまいですけど。耳もいつも以上に警戒しまくってます)ビンビン
ロウル(いやぁ、本当にアベルさんのコートはいい特訓になりますね!)
ロウル(……)クンクン…
ロウル(いいなぁエリスさん、直接アベルさん嗅ぎまくったんですよね、きっと……)
ロウル(……駄目駄目。私はこのコートで我慢しなきゃ)クンクン
ロウル特殊判定↓1コンマ二桁
50
即時スキル習得失敗……
※交流、鍛錬時などに再度機会はあります
※ロウルの傾向がサポート重視になりました
――
――――
―――
――
―
アドルラン「それではアベル、私達はそろそろ失礼するとしよう」
フィーア「本当はもっともっといたいですけど……」
キアラ「あんまり長いと、お父様が……」
アベル「そうだな。何、戦が無ければ俺は基本的にここで暇にしているからな」
アベル「そっちの都合がつけば会いに来てくれたらいいさ」
アドルラン「はっはっはっ! 暇なら、アベルから会いに来てくれてもいいじゃないか!」バシバシ!
アベル「ちょ、だから痛いですって兄様!?」
アドルラン「すまんすまん。……お前には、ろくに兄らしいこともしてやれていないからな。今からでも……」
アベル「兄様……」
アベル「いえ、そう言って頂けるだけでも嬉しいですよ」
アドルラン「そうか……。いや、すまないな。別れ際にこんなことを」
アドルラン「やはりいつでも笑うに限るな!」
アベル「はは、そうですね」
フィーア「兄様、私も頑張りますからね!」
キアラ「も、もちろん私だって……!」
アベル「無茶はするなよ。俺も、頑張るからな」
アドルラン「当然、私もだ!」
アドルラン「……というより私は本当に頑張らないと不味い」
アベル「兄様!?」
アドルラン「はは、冗談さ。そこまで落ち込んでいない」
アドルラン「むしろ燃え滾っている! 私は第一皇子として、兄として、手本にならねばならないからな!」
アドルラン「アベル、先程も言ったが帝都と王城の往来ができるように手配を済ませておく」
アドルラン「今度は是非、お前の成長を私に見せてくれ」
アベル「わかりました。……でも期待はしないでくださいよ?」
アベル「兄様も体感したと思いますが、彼女達の方が強いと思いますし……」
アドルラン「ははは……。いやいや本当に驚いたが、素晴らしい経験だった」
アドルラン「そうだ、今度アーシャ君とロウル君と模擬戦するのもいいかもしれないな」
アーシャ「まあ、アドルラン様ったら」
ロウル「アーシャさんならともかく、私では……それよりフィ――」
フィーア「ロウル姉様もお強いですよ!」アイコンタクト
ロウル「そ、そうですか? いやー、照れちゃいますね!」
ロウル(危ない危ない、アレもアドルラン様には内緒なんですね)
ロウル(……本当に恐ろしい。武器を持ち構えない限り、本当にか弱いただの女の子です)
ロウル(おそらく皇帝陛下ですら、彼女の強さには完全には気付けていない……)
アドルラン「ではみんな、今度はこちらか王城かわからないが、いずれまたすぐ会おう!」フリフリ
キアラ「兄様、お待ちしています……!」フリフリ
フィーア「私はこっそり来ちゃうかもです!」フリフリ
ロウル「ええ、また!」フリフリ
エリス「お気をつけて!」フリフリ
アーシャ「今度はもっと、いいお茶をご用意してお待ちしていますね」フリフリ
アベル「こらフィーア、危ないからちゃんと前を見るんだぞ?」フリフリ
フィーア「えへへ、ごめんなさい兄様!」トッ…
アベル(本当に、普段の姿からは想像もつかないな……)
アベル(なんだか色々とあった一日だなぁ……)
※アドルラン御一行と別れました
――
と全く進んでいませんが、残り少ないようなので本日はここまで
ちょっと次スレのことを考えておきます
余った部分を使い、使うかも怪しいフレーバー程度でしょうが特殊判定を取っておきましょう
↓1~7???特殊判定コンマ二桁(回数多いコンマなので連取り可です)
……フレーバーでよかったといいますか、つくづくこのスレのコンマは荒ぶるのがお好きなようですね
これの内容発表はまた後日
次スレたてて見ました
【安価とコンマ】剣と魔法の世界で生き延びる その2 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1542121865/)
いけるかな?
よかったです
それでは残りわずかのため、このスレは埋めてしまいますね
なお
他のスレの様に1000のボーナスは
用意しようかと思いますが、無茶過ぎるのはやめてね!
あとゾロ目チケットも勘弁してほしい!
どうぞ!
多分↓1
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません