【安価】「いつか勇者のように」 (209)

男「俺にも……」

男「無理だよなー。確実に」

男「だってもう勇者いるしなぁ」

【3代目勇者 バジー、王都より出発!】

男「バジーか。どんな奴なんだろう。 はぁ……なりたいな」

男「いつか勇者のように」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1523676278

男「偽物でもいい。俺も勇者のように生きたい」

男「旅に出よう」

男の
名前
容姿
特徴
その他
>>3->>5

名前 ツナ
中肉中背

可もなく不可もない普通な感じ

ツナ「ただ漠然とした理由で飛び出したけど、これからどうしよう」

ツナ「勇者といえば、魔王の討伐だけど。断言できるね。絶対に無理だ」

ツナ「勇者でさえ旅で成長しながら魔王を目指すんだ。俺もまずは地道にいこう」

行動>>9

まずは先立つ物を稼ぐ

酒場

ツナ「稼ぐといえばここだな。マスター、何か仕事はあるかい?」

マスター「この店の裏にある森の魔物を退治してくれ」

ツナ「それあんたの個人的なお願いだろ?」

マスター「報酬は用意してあるから、頼んだ」

ツナ(少し勇者っぽいか? 頑張ろう!)



ツナ「どこに魔物がいるんだろうか。そもそもロクな武器も持たずに倒せるのか?」

イベント>>12

スライムに襲われる満身創痍の女騎士を助けるイベント

女騎士「くっ……」

スライム「むにゅむにゅ」

ツナ「傷だらけの女の人が襲われているな」

女騎士「手負いでなければ貴様など!」

ツナ「なにか武器になる物は……あった!」

女騎士「だ、誰だ?!」

ツナ「うおおおおッ」グジュッ

女騎士「無理だ!そんな包丁じゃあこいつは切れない!」

スライム「むにゅ……!」グググッ

ツナ「何だ、この野郎!」

女騎士「お前も取り込まれるぞ……! 逃げろッ」

僧侶「おーい、大丈夫か?!」

女騎士「来てくれたか! だがどう見ても大丈夫じゃないだろ……!」

僧侶「悪い悪い。そこのお前も今助けるぞ」

ツナ「あ、ああ」

僧侶「……フゥゥ」スーッ

女騎士「……」

ツナ「な、何だ?!」

僧侶「……セイハーッ!!」ブゥオォォン

ツナ「うおおおお?!」

女騎士「ぐぅ……」

スライム「ぶぐうぅぅ」ブゥオォォン

ツナ「……正拳突き? 一撃でスライムを吹き飛ばすなんて」

僧侶「ふぅ。これ疲れるんだよなぁ。さて、行くか」

女騎士「……」

僧侶「気を失ってるのか。仕方ねぇ、担いで行くか」

ツナ「……はっ。何だったんだろう、あの人達は」

ツナ「でも都合よくスライムは霧散したし、お金はもらえるな」

酒場

マスター「おお、どうだった?」

ツナ「スライムですよね? 霧散したのでもう大丈夫だと思います」

マスター「すごいな! よし、これは報酬だ。受け取ってくれ」

ツナ(倒したの俺じゃないけど、いいのかな?)

ツナ「まあいいか! ありがとうございます」

次の行動orイベント>>17

ボロボロで栄養失調状態の魔物混じり幼女を拾う



ツナ「さあて、剣も買ったし宿でも……ん?」

ツナ「ねえ、君」

幼女「……」

ツナ「おーい」

幼女「ひ……」

ツナ「迷子……? いや、それにしても。何か訳ありかな?」

幼女の
名前
特徴
容姿
その他
>>19->>21

名前:奈々(なな)
特徴:楽天家
容姿:髪は薄紫のセミロング。
    一部はポニーテール

名前サーカ
特徴内気で引っ込み思案な性格
容姿黒髪おかっぱ

エリス「……っ!」ヨロヨロ

ツナ「フラフラじゃないか。……ほら、水とパン」

エリス「え……?」

ツナ「食べたら服と風呂もいるな……」

エリス「その……」ゴクゴク

ツナ「ん?」

エリス「あひはほ……ごあ……」モグモグ

ツナ「礼ならいいよ。食べるのもゆっくりどうぞ。後でもっといいもの食べようね」

エリス「んぐ……おいし……」モグモグ

行動orイベント>>23

どうしてボロボロだったのか聞いてみる

ツナ「なあ、どうしてこんなところに? ご両親は?」

エリス「う……」

ツナ「う?」

エリス「うぅ……ぇぐ……」ウルウル

ツナ「お、おい」

エリス「わから……ない……よぉ」ウルウル

ツナ「そ、そうか。よしよし」

エリス「んん……」

ツナ(混乱しているのか? よほど辛い思いをしたんだろうな)

イベントor行動>>25

とりあえず何か食べ物を買って、一緒に自宅に戻る

自宅

ツナ「風呂の準備が出来たよ」

エリス「えと……その……」

ツナ「ん? 何でも言ってよ」

エリス「ありひゃ……ありがとうございますっ」

ツナ「ははは、本当にお礼はいいって。そうだ、聞いてなかったけど君の名前は? 俺はツナっていうんだけど」

エリス「エリスはエリスです……」

ツナ「エリスか。いい名前だね。さあ、綺麗になってきな」

エリス「はふぅ……。あの、お風呂上がりました」

ツナ「綺麗になったな。でも俺のシャツだとブカブカだったな」

エリス「い、いえ、その……これがいいです」

ツナ「まあ今は我慢してくれな。さあ、ご飯食べよう」

エリス「うわぁぁ……!!」

ツナ(かなりお腹空いてるよな、この反応)

エリス「……」スヤスヤ

ツナ「食べたらすぐ寝たな。無理もないか」

ツナ「俺も今日はもう寝て、明日からまたどうするか考えよう」

翌朝

ツナ「ん……おはよう」

エリス「お、おはようございますっ」

ツナ「どうしたの、そんなに隅っこで」

エリス「いや……その……」

ツナ「自分の家だと思ってよ。さあ、朝ご飯食べようか」

ツナ(ここにエリスを置いていく訳にもいかないからなぁ。連れて行くにしてもなぁ)

ツナ「エリス、ちょっといいかな?」

エリス「は、はいっ」

ツナ「しばらくこの家にいない? 他に行くところが無ければ」

エリス「……いいんですか?」

ツナ「うん。俺はその辺で稼いでくるから、エリスは留守番してて」

エリス「あの……」

ツナ「ん?」

エリス「なにかお手伝い……とか」

ツナ「うーん、まずは栄養蓄えて、健康になって欲しいかな。動けるようになったらまた頼むよ」

エリス「はい!」



ツナ「稼ぐってもどうするかなぁ」

ツナ「酒場にはもう何もなさそうだし」

行動orイベント>>32

街の開発と称して募金



ツナ「街の開発費の募金をお願いしまーす」

ツナ「皆さんの街は皆さんで大きくしましょう」

「あんなのいた?」

「知らねーよ」

ツナ「お願いしまーす」

「はい、これ」

ツナ「……ありがとうございます」

ツナ(貰ったら、それはそれで騙してることになるよな……)

ツナ「お願いしまーす」

数週間後

ツナ「よし、出発だ!」

エリス「お兄ちゃん、戸締りしてきたよ!」

ツナ「ありがとう、エリス」

ツナ(募金と酒場の小間使いで生活を繋げて、やっと旅に……!)

ツナ(エリスのこと何も聞かなかったけど、少し懐いてくれた程度でも良しとするか)

ツナ「本当にいいのか?」

エリス「う、うん。……どうして?」

ツナ「特に深い意味はないけど、辛い旅かもしれないから」

エリス「他に行く場所無いから。そ、それに、お兄ちゃんと一緒がいい……かなーって……」

ツナ「そうか。じゃあ改めて出発だ!」



ツナ「この辺りから、のどかな雰囲気になってくるな」

エリス「きもちー」

ツナ「いい風だな」

イベントor行動>>36

この前の女騎士が今度はゴブリンの集団に襲われている

ゴブA「オ前、オンナ! 連レテ帰ルト褒メラレル!」

ゴブB「グヘヘへ! 弱イ、弱イ!」

女騎士「剣さえあれば……」

ゴブC「捕マエタ!」ガシッ

女騎士「離せ……!」

ツナ「あぁ……」

エリス「…………」ガタガタ

行動orイベント>>38

助ける

ツナ「エリス、そこにいろよ」

エリス「……うん」ブルブル

ツナ「うおおおッ!」ザシュッ

ゴブB「アガッ?!」バタリ

ゴブA「何ダ、オ前!」

ゴブC「殺ス!」ブンッ

ツナ「おっと」

女騎士「ま、またお前か。すまない」

ツナ「そんなことより、出来れば戦ってくれ!」

女騎士「あ、ああ」

ゴブC「オンナァ!」ブンッ

ツナ「よそ見してる場合かよッ」グサッ

ゴブA「逃ゲロォォォ!」ダダダッ

女騎士「待て……!」

ツナ「待つのはお前だろ。やめておけ」

女騎士「そうだな……。ありがとう」

ツナ「なぜ毎回こんな状況になっている?」

女騎士「戦闘になって、前線に突っ込んでるんだ。気がつけば自分でもわからないところまで進んでいた」

ツナ「……狂戦士めいてるな」

女騎士「助かったよ、これは礼だ。受け取ってくれ」

ツナ(貰えるものは貰っておこう)

女騎士「少しだが、今持っている全部だ」

ツナ「い、いや、それでもかなりの金額だろ?!」

女騎士「2度も救われたんだ。これぐらい当然だろう」

ツナ「そこまで言われるとな。受け取るよ」

女騎士「では私は仲間の元に戻る。じゃあな」

ツナ「ああ、気をつけろよ」

エリス「……お兄ちゃん! あ、あの人だれ?」

ツナ「知らない。よく襲われてる人だな」

エリス「何それ……?」

ツナ「さあなー。進もうか」

エリス「うん!」

イベントor行動>>>>41

胡散臭い旅商人に出会う

ツナ「馬車だな。エリス、危ないからこっち側来て」

エリス「うん」

旅商人「おや、こんにちは」

ツナ「こんちには」

旅商人「その荷物からして、旅人ですかな?」

ツナ「そうですが、何か?」

旅商人「いやぁ、私旅する商人でしてねぇ。そうだ、これも何かのご縁だ! 見ていってはくれませんかねぇ?」

ツナ「……まあ、見るだけなら」

商品>>43->>45

黄金のティアラ

子供用の軽い防具

旅商人「これとこれなんか、そこのお嬢ちゃんにぴったりでしょう?」

ツナ「まだこの子に剣を持たせるつもりはないから」

旅商人「でも、もしものことがありますからねぇ」

ツナ「慣れてない武器をこんな幼い子が持っても自衛にはならないので」

旅商人「立派な考えをお持ちのようですね。では、こちらの防具はいかがで?」

ツナ「これは悪くないな……」

旅商人「お安くしますよ」

旅商人「そうだ。この短剣、お客さん自身が持つというのはいかがですか? というのも、この剣には噂があってですね……」

ツナ「噂?」

短剣の噂>>47

この剣は呪怨の怨霊佐伯伽耶子を退治する為に作られた剣何だ、

旅商人「この剣は呪怨の怨霊佐伯伽耶子を退治する為に作られたらしいのですがね」

ツナ「……?」

エリス「……?」

ツナ「よくわからないし、いいや」

旅商人「そうですか。……では防具のみでこのお値段になります」

ツナ「わかった」

旅商人「では、たしかに。ありがとうございました」

ツナ「ああ」

ツナ「どうだ?」

エリス「あんまり重くないかな……?」

ツナ「そろそろ次の行き先だと思うんだが……」


都市or小さい村>>51

小さい村(牧畜が盛ん)

ツナ「見えてきたな」

エリス「うわぁぁ……! お兄ちゃん、あれ!」

ツナ「羊だな。たくさんいるようだが」



ツナ「こんにちは!」

村人「やあ、旅人ですか?」

ツナ「ええ、まあ」

エリス「こ、こん……」

村人「おや。こんにちは」

エリス「……うぅ」スッ

村人「隠れてしまった。怖がらせてしまったかな?」

ツナ「この子は人見知りなもんで。ところで、どこか一晩泊まれる場所はありませんか?」

村人「それなら>>55の家がいいな。ほら、あそこの」

女騎士さんの実家がこの村に

女騎士の実家

ツナ「女騎士といえば、あの人しか思い浮かばないな」

エリス「襲われてた人?」

ツナ「ああ。……いや、まさかな」

女騎士母「はーい! どちら様ですか?」


今さら女騎士の
名前
容姿
特徴
>>58->>60から選ぶ

名前 ライナ
容姿 赤毛のポニーテール特徴真面目だが天然ボケな面もある

名前:ブリジット
容姿:ブロンドのロングヘア。
    太くて長いポニーテール
特徴:明るく元気なセクシー姉さん

ツナ「こんにちは。旅の者なのですが、一晩泊めてもらえませんか?」

女騎士母「ええ、もちろん。……あら、可愛いお嬢さんね」

エリス「……うぅ」スッ

ツナ「すみません、人見知りなんです」

女騎士母「うふふ、いいのよ。ちょうど娘の部屋が空いてるから、そこを使ってくださいな」

ツナ「娘さん、ですか?」

女騎士母「自慢のね。もう空き部屋でベッドくらいしかないけどね」

ツナ「そうですか。……あの、娘さんは騎士ですか?」

女騎士母「よく知ってるわね! やっぱり有名人なのかしら? 立ち話も何だから入って」

ツナ「お邪魔します」

エリス「……します」

女騎士母「うちの娘……パーシャは昔から騎士になりたい!って言っててね」

ツナ(パーシャって名前なんだ)

エリス「……お、女の騎士さん……?」

ツナ「パーシャさん、あなたと同じ髪色で長身じゃありませんか?」

女騎士母「そうそう、どこかで見たのかしら?」

ツナ「ええ、まあ。今は旅の途中ですか?」

女騎士母「もちろんよ! まさかあの勇者と一緒に旅に出るとは思わなかったわ」

ツナ「ゆ、勇者?!」ガタンッ

エリス「……お、お兄ちゃんと一緒だね」

ツナ「俺は目指してるだけなんだがな。……そうか、勇者とか」

女騎士母「……? あなた、勇者を目指しているって……?」

ツナ「憧れているんです、どうしようもなく」

女騎士母「そう。きっとなれるわ。パーシャだって女なのに騎士になれたんだし」

ツナ「ありがとうございます」

女騎士母「そうだ、お部屋に案内しなくちゃね」

部屋

女騎士母「じゃあ、ご飯が出来たら呼ぶわね」バタン

ツナ「はい、ありがとうございます」

エリス「……ふぅ。あ! 窓から羊さんが見えるよ!」

ツナ「そうだなー」

エリス「……お兄ちゃん?」

ツナ「いやぁ、あの女騎士が勇者とか一緒にねぇ」

エリス「……?」

ツナ「俺も勇者になるぞーーーッ!!!」

エリス「うわわ?! びっくりしたぁ」

ツナ「ごめんごめん」

行動orイベント>>64

武器屋を探そう

女騎士母「あら、どこか行くの?」

ツナ「はい。この辺りに武器屋はありますか?」

女騎士母「うーん、ないわね。刃物なら……あ、そうだ。今頃、家から出てまっすぐ行った所にある広場に旅商人が来てるって話よ」

ツナ「わかりました。ありがとうございます」

エリス「……いってきます」ササッ

女騎士母「ふふ、行ってらっしゃい」ニコッ

広場

旅商人「いらっしゃーい」

ツナ「あ、あんたはさっきの!」

旅商人「……? ああ、兄弟だな。そっくりなんだよ」

ツナ「へぇ」

旅商人「さあさ、見て行ってくれ! 色んなものあるぜ」

商品>>67->>69

ブーメラン

ショートソード

旅商人「これなんかどうだい? 南方のジャングルの木で作ったブーメランだよ」

ツナ「俺には使えんな」チラッ

エリス「……」ブンブンッ

ツナ「うん、やめておこう」

旅商人「あんた、剣士だろ? こっちはどうだ?」

ツナ「少し短くないか? それに古くて刃も消耗している」

旅商人「そうだよ。二刀流で、これは利き手と逆の手で使うんだ」

ツナ「そうなのか?」

旅商人「これも南方で手に入れたものだな。向こうの戦士達はそうやって戦っていたんだぜ」

ツナ(二刀流か……)

旅商人「……だがまあ、どうにか研磨しないと使えないけどな」

ツナ「そうだよな。ボウガン……も無理だな」

エリス「……うぅ」グゥゥ

ツナ「ん? ああ、悪い。お腹空いたな。帰ろう」

旅商人「またどうぞー」

女騎士の実家

女騎士母「おかえりなさい! ご飯ちょうど出来たわよ」

エリス「……お兄ちゃんっ」

ツナ「ああ。じゃあいただこう」

女騎士母「手洗ってきてねー」

エリス「……うん!」

ツナ「美味しかったな」

エリス「うん!」

女騎士母「はい、ホットミルク」

エリス「……ん、おいしい」ゴクゴク

ツナ「ご馳走様でした。片付け手伝いますよ」

女騎士母「いいのいいの。旅人さんは早く休んで」

ツナ「……何から何まで、すみません」

エリス「……」コクコク

女騎士母「ほら、あの子もう眠たいみたいだしね」

翌朝

ツナ「いやあ、いい人だったな」

エリス「エリス、あの人好き!」

ツナ「また行こうな。今度はお土産でも持って」

エリス「うん!」

次の行き先
都市orイベント>>74

迷いの森に迷い込む

迷いの森

ツナ「んー、迷ったか?」

エリス「この木の傷、さっきも見たよ」

ツナ「そうだとしたら、まずいな」

行動orイベント>>76

妖精が話しかけてくる

妖精「あなた達、何してるの?」

ツナ「……妖精?」

妖精「そうだけど文句ある?」

ツナ(妖精ってみんなこう尖ってるのか? とは言えないな)

ツナ「いいや。ないけど。それより、この森から抜けたいんだ」

エリス「……」ジーッ

妖精「な、何よ?! 人の顔ジロジロ見てさぁ!」

エリス「ひっ……」サッ

妖精「……驚かせちゃった。大人気なかったわ」

ツナ「なあそれより」

妖精「ここから出る方法って言った? そうね、教えてあげるわ」

妖精「この森から出る条件は>>78よ!」

泉の精霊が出す課題に合格すれば出られる

迷いの泉

泉の精霊「あなた達は迷いびとですね」

ツナ「課題をこなせば、ここから出られると聞きました!」

泉の精霊「その通りです」

ツナ「早速課題を教えてください」

妖精「はぁ……」

エリス「……?」

泉の精霊「では教えましょう。この子と戦って勝つ、それが課題です。出て来なさい!」

出て来たもの>>80

龍のような水の妖怪

水妖怪「グシャァァァッ」

ツナ「なんだ、こいつ……!」

エリス「うわぁ?!……うぅ」

妖精「……いつ見ても悪趣味ね」

泉の精霊「さあ、倒しなさい!」

ツナ「く……やるしかないか!」

行動>>82

奴隷スレの人か

ツナ「この包丁で首元から……!」グシャッ

ツナ「おお、ふつうに削げるな!」

水妖怪「クゴゴゴッ」

妖精「へえ、やるわね」

水妖怪「クジャァァッ」ドバッ

妖精「ぎゃあ?! なんであたしにベトベト液をかけてるのよ!」ヌメヌメ

ツナ「うおおおおおッ!」ザクザクッ

ツナ「なんだか他に気を取られているらしいな。これで三枚おろしだ!!」ザクッ

草原

ツナ「……ここは?」

エリス「森は……?」

妖精「さっきの竜を倒したから出られたのよ」ヌメヌメ

ツナ「何でそんなにベトベトなんだ?」

妖精「そんなの今はどうだっていいわ。問題はね」

エリス「……?」

妖精「どうしてあたしまで森から出てるのかってことよ!!」

ツナ「戻れよ」

妖精「それができないから言ってるんじゃないの!」

ツナ「……。い、行こうエリス」

エリス「う、うん。お兄ちゃん!」

妖精「ま、待ってよー!」ヌメヌメ

次の行き先>>86

港町

港町

ザワザワ……

ツナ「賑やかな町だなぁ」

村人「やあ、見ない顔だね。あんた達も勇者目当てかい?」

ツナ「勇者……?」

村人「そうさ! ちょうどこの村にあの勇者御一行が来てるんだ!」

ツナ「それは本当ですか?」

村人「この先にいるから確かめるといい」

ツナ「はい!」

今さら勇者の

名前
容姿
特徴
その他>>88->>90

名前は【バジー】でした

容姿
特徴
その他>>89->>91

容姿眼帯を着けた少年

特徴中二病

容姿 金髪の優男
特徴 絵に書いたような好青年
その他 実は男装した女性

容姿: 武将髭が生えており見た目は少し怖い
特徴: 危険な旅を考慮して仲間を持たないがとても気さく
その他: 王都で強さを認められ勇者になった実力派

バジー「それで良い。……いつまでかかる?」

村長「明日までに」

パーシャ「決まりだな」

僧侶「本当に操縦できんのかー?」

付与魔術師「……」コク

パーシャ「では宿に戻ろう、バジー」

バジー「ああ。ほどほどに休息をとらないとな」

僧侶「右目に宿した龍が~ってか?」

バジー「取り返しがつかなくなる前に戻るぞ」

ツナ「あれが勇者か……」

エリス「……あの人」

ツナ「ああ、パーシャだな」

パーシャ「……ん? おーい!」

バジー「急にどうした? 知り合いか?」

僧侶「あー、どこかで見かけたな」

ツナ「はじめまして、勇者バジー」

バジー「俺のファンか。……やめておけ。俺の魔力に毒されるぞ?」

ツナ「……?」

妖精「こいつ頭おかしいんじゃないの?」コソコソ

ツナ「おい、勇者に向かってその言い方はないだろ!」コソコソ

僧侶「悪いな、根はいい奴なんだけどな。勇者に選ばれるくらいにはよ」コソコソ

パーシャ「まさかこんなところで会えるとはな。3度目になるかな」

ツナ「そうだな。ところで……」

バジー「もういいか? 行くぞ」

妖精「なにあれ。感じ悪いなー」

ツナ(いやお前もかなり……)

エリス「……妖精さん」

妖精「ん、なに?」

エリス「あ、あの……」

妖精「……ん?」

エリス「うぅ……おなまえ」

妖精「名前?」

エリス「う、うん!」

妖精
名前
容姿
特徴
その他>>96->>98

名前ミユリル
容姿30cm位、水色の髪
特徴いつも背中の羽根で飛んでる
そこまで強くないが魔法(水、氷系)が使える

>>96

ミユリル「あたしはミユリル。あんたはエリスであってる?」

エリス「……な、何でわかるの?」

ツナ「そういえばさっき俺が呼んだからな」

ミユリル「そうよ。で、この状況だとあんたも名乗るのが筋じゃないの?」

ツナ「そんなこともないと思うがな……。ツナだ」

ミユリル「ちゃんと言ってくれるのね……!」

エリス「ミユリル……ミユリル……」

ミユリル「な、何よ?! そんなに珍しい? あたしの名前」

エリス「っ……!? ち、違うの。大切なお名前だから間違えないように……」

ミユリル「……! べ、別に覚えなくたっていいわよ。何度だって聞いてくれていいからっ」

ツナ(それはそれでどうかと思うけどな……)

ツナ「その辺にしてそろそろ行こう」

イベントor行動>>101

どこに行くかの相談

ツナ「どこか行きたいところはあるか? 港町なだけあって面白そうなものもあるぞ」

エリス「うーん……」

ミユリル「船! 大きいの見たいわ!」

ツナ「埠頭なら向こうだぞ。客船が来てるかもな」

ミユリル「何そのあたしだけ行くみたいな言い方は」

ツナ「……?」

ミユリル「何とぼけてるのよ! 一緒に行くの!」

埠頭

船員「あー忙しい」

船員B「おい、食料はまだ倉庫に置いておけよ!」

ツナ「色んな人が忙しく動き回ってるな」

ミユリル「とても見学できる雰囲気じゃないわね。残念」

エリス「船、大きい……!」

ミユリル「たしかに。ここから見ても楽しめるかも」

ツナ「この村にいたらいつでも見れそうだけどな」

行動orイベント>>104

倉庫に泥棒が入るのを目撃する

??「……」コソコソ

ツナ(今、いかにも怪しい人影がコソコソ倉庫に入っていったな)

船員C「どいたどいた! 早く仕上げねぇと間に合わんわ!」

船員「おい、それこっちに運べ!」

ツナ(誰も気がついていないか……。追いかけよう!)ダダダッ

エリス「……? お兄ちゃん?!」

ミユリル「どうしたのよ急にー!」

ツナ「2人とも待っててくれ!」

ミユリル「なんでよー?!」

エリス「……行っちゃった」

倉庫

ツナ「そこまでだ!」

??「……?!」

ツナ「そのオドオドした感じ、恐らく慣れていないだろ! だから素人に見つかるんだ」

??「……」

ツナ「さあ、こっちを向け!」

名前
容姿
特徴
その他>>107->>108

名前アベル
容姿薄汚れた子供
特徴スラム街出身

名前ストラ
容姿黒髪褐色肌の女性
特徴すばしっこい
その他家族のために盗みをした

アベル「……」

ツナ「子供か……?」

ツナ(さっき見たときはもう少し大きかった気がするが……)

ストラ「動かないで」ジャキ

ツナ「もう1人いたとはな」チラッ

ストラ「アベル、早く持っていって!」

ツナ「その子の名はアベルか」

ストラ「っ……!」

ツナ「不慣れな泥棒だな。やめておけ。見たところそれは勇者達の荷物らしい」

ツナ「もし見つかれば……考えたくもないな」

ストラ「ゆ、勇者の……?」

アベル「いいんだ! 勇者なんか!」

ツナ「訳ありか? こんな状況だが、話してみてくれないか?」

ストラ「……話したら見逃してくれますか?」

ツナ「……」

行動or肯定する>>110

勇者達の荷物は返そう
もし見つかったら自分も謝る

ツナ「それは無理だ。荷物を返そう」

ストラ「……そうですね。アベル、ごめんね」

アベル「……」

ツナ「……はぁ。しかし2人ともボロボロだな」

ストラ「……はい」

アベル「もう用はないだろ! 俺たちに構うなよっ」

ツナ「ほら、これだけあれば服としばらく飯には困らんだろう」

アベル「い、いらねえよ……!」

ストラ「あの! ありがとうございます」

アベル「うわっ?!」

??「へへっ、いただくぜ!」ガシッ

??「このガキを助けたかったらありったけの金を持って山の館まで来い!」

ストラ「アベル!」

??「おっと、動くんじゃねえぞ……!」

ツナ「……行ったな」

ストラ「……!」

ツナ「待て。お前だけ行ってもどうにもならん」

ストラ「でも!」

ツナ「任せてくれ」

行動orイベント>>113

仲間と合流して山の館へ

山道

ミユリル「お人好しも大概にしなさいよね……」

ツナ「すまんな」

ストラ「悪いのは私です! 責めるなら私を……」

ミユリル「はぁ。そういう問題じゃないの!」

ストラ「……」

エリス「け、けんかはダメ……」キョロキョロ

ミユリル「……わかってるわよ」

ツナ「落ち着いてくれ。今はとにかくアベルの奪還だ」

ストラ「ここが山の館です」

ツナ「外には誰もいないな」

イベントor行動>>115

どこか覗ける場所を探す

ツナ「ここから中の様子を確かめよう」

ミユリル「誰もいないわね」

??「そこに金を置いていけ!」

ツナ「どこにいる……?」

アベル「こっちだー!」

ストラ「アベルッ…‥!」

??「チッ、騒ぐんじゃねえ」ドガッ

アベル「ぐぅっ?! ぅぇ……」

ツナ「お前……!」

今更

ミユリルの使えそうな氷、水の魔法の案を
>>118->119

魔法名
効果
などなど

サファケイトウォーター
肺の中に水を作り出し窒息させる

??「おい、その辺にしておけ、グリス。あいつら金は持ってないらしい」

グリス「わかったよ。……ったく」

ツナ「お前は……?」

??「俺か? 良いだろう、教えてやる!」

名前
性別 男
特徴
容姿
などなど>>121->>122

名前:エイブ
性別:男
特徴:気は優しくて力持ち
容姿:二メートルほどの長身

イメージはFQのノル

名前 ドリー
性別 男
特徴 豪快
容姿 筋肉質

ドリー「ドリー。魔王を倒して勇者になる男だ!」

ツナ「勇者に……?!」

ミユリル「ぷ……あはははははっ! あんたが勇者ぁ?!」

ドリー「いくらでも笑え! そして俺も笑うぞ! ふはははははッ」

ツナ「な、なあ! 俺も、勇者を目指している」

ミユリル「え、そうだったの?」

エリス「うん。……知らなかったの?」

ミユリル「あの森から出た時に、普通じゃないとは思ったけどね」

ドリー「ほう」

ツナ「今回の事はお前が指示したのか! それともそいつの独断か!」

ドリー「何を聞きたい? そんなの……俺の命令に決まってんだろうがッ!!」ビュンッ

ツナ「エリス、離れろ!」ガキンッ

ドリー「防いだか! やるなぁ!」

ミユリル「っ……!!」

ストラ「エリスちゃん、こっち!」ダダダッ

エリス「うぅ……」ダダダッ

ドリー「さあ、俺を楽しませてくれ!」

ツナ「ぐっ……」

行動>>124

相手の攻撃をかわして様子を見る

ツナ「見た目以上に素早いな」ササッ

ドリー「おいおい、向かってこいよ。逃げ回るだけじゃ面白くないだろう?」

ミユリル「そのセリフ、仮にも勇者を目指しているとは思えないわね! アクアウォールッ!」ザバァッ

ドリー「何だ?! くははは、ただの水の壁で俺を止める気か?」

ミユリル「舐めてもらっちゃ困るわ。やれるものならやってみなさい!」

ツナ「……」

ツナ(あの剣、普通じゃないな。奴自身より、先にそちらを見極めないとやられる……)

行動>>126

剣の大振りに合わせて、相手の持ち手を攻撃

ドリー「言ってくれるな! そらよッ!」ブォンッ

ミユリル「うっ……嘘!壁が全部消し飛んだ?!」

ツナ「今だッ!!」ガキンッ

ドリー「柄を突かれるとはな! 見事だ」

ミユリル「上手くないわよ! さあ、観念しなさい!」

ドリー「まさか。戦いはここからだろ? 剣が無いと何もできないなんて甘い考えだぞ」

ツナ「……! ミユリル、離れろ!」

ドリー「遅いッ」ドゴッ

ミユリル「うぐっ……うぇぇ」バキィッ

ドリー「ふははははッ!! 生意気な口もきけないようだな!」ガシッ

ツナ「や、やめろ! うおおおおおッ」ゴゴゴゴッ

ドリー「……何だ? あの光は……」


目覚めた力or技など>>128

仲間のダメージを癒し
その分のダメージを自分と他者に半分ずつ与える

>>128の名前を>>130

ぬめぬめファンタジー

ツナ「うおおおおッ!」

ミユリル「……あれ? 痛みが……」

ツナ「水のマナよ、我が魔力に応えろッ! 友の傷を癒し、その半分をドリーへ。我が身を代償に残りを受け入れるッ」

ミユリル「……!」

ツナ「ぬめぬめファンタジーッ!!」

ドリー「なんだと……?!」

ミユリル「それあたしのこと馬鹿にしてるだろーー!」

ツナ「今の口上的なのは即興だ。自分でもなぜ言ったのかわからない」

ドリー「その偽善を具現した力、解せんな。いや、しかし勇者としては……。いいだろう、今回は痛み分けだ」

ドリー「グリス、そのガキを解放しろ。行くぞ」

グリス「わかった。ほら行け」

アベル「うぅ……」

ツナ「待てよ。土産だ。ぬめぬめファンタジーッ」

グリス「いっ……」

ツナ「アベルの痛み、半分持っていけ」

ミユリル(ぬめぬめってあたしのことよね……?)

ツナ「行ったか。さて、どうしたものか」

エリス「お兄ちゃん!」

ツナ「エリス、怪我はないか?」

エリス「うん。お兄ちゃん、傷だらけだよ!」

ツナ「本当にな」

ミユリル「……ところで、これからどうするの?」

ツナ「まずは町に戻ろう」

ストラ「あの……!」

ツナ「ん?」

ストラ「ありがとうございます!」

ツナ「気にするな。しかしもう渡してやれるほどの金はないんだ」

ストラ「いえ、それは私が働いてどうにか……」

アベル「なあ兄ちゃん。勇者を目指すってさ」

ツナ「ああ」

アベル「悪くないな。勇者は嫌いだけど、兄ちゃんが勇者になったら……その、考え直すよ」

ツナ「ははは、頑張るよ」

翌朝

ミユリル「本当にいいの?」

ツナ「まあな。またいつでも会えるさ」

エリス「……うん!」

ツナ「勇者達は船で旅を続けるらしい。俺たちは陸路で行くぞ」

ツナ「ストラとアベルのいる港町。またいつか来るぞ」

ミユリル「当たり前よ」

エリス「またね……!」


次に向かう場所(町)>>134

>>52

ツナ「この先に小さな村がある」

ミユリル「へえ」

ツナ「道なりに進めば着くはずだ」

エリス「お兄ちゃん、強くなったね」

ツナ「いきなりだな」

ミユリル「最初に森で見たときより成長したって感じね」

ツナ「お前がぬめぬめしてた時か」

ミユリル「……ばかっ」

ツナ「ははは、悪かったよ」

イベント>>136

幽霊屋敷の女の悪霊の退治が勇者に依頼される

バジー「本当か?」

村長「申し訳ありません」

僧侶「食料がないなら何もできねえな」

パーシャ「いつまでに再補充できる?」

村長「明日までには、必ず」

村人「勇者様ー!」

バジー「どうした?」

村人「町外れの館に化け物が出ました! た、退治してくださいっ」

バジー「いいだろう。どうせまだ出発できないんだ」

僧侶(男)の名前、見た目、容姿など
>>139-140

名前 ラバン
見た目(容姿) 糸目の優男
勇者と同郷

幽霊屋敷

バジー「行こう」

パーシャ「本当に入るのか……?」

付与魔術師「……」グイッ

ラバン「どうした? 怖いのか?」

付与魔術師「……」コクコクッ

ラバン「清らかな存在の僧侶たる俺がいるんだ。大丈夫だろうよ」

パーシャ「拳で語り合うタイプのくせに……」



付与魔術師(女)の名前、容姿、特徴など>>142->>143

名前 アルセナ
容姿 小柄で白髪
特徴 オッドアイ(金と赤)

特徴:肉便器、ビッチ

幽霊屋敷 内部

バジー「ランタンを灯せ」

パーシャ「先行する……! まずはこの部屋ッ」

ラバン「また始まったよ。ったく、この狂戦士め」

アルセナ「……マジックライト」パシュン

バジー「この部屋は……」

ラバン「悪霊はいたかー?」

イベント>>145

何もない

バジー「何もない、ただ真っ黒な空間……?」

バラン「……アルセナがいねえ!」

パーシャ「敵影もなし。……罠のようだ」

バラン「……くッ」

バジー「落ち着け。アルセナなら大丈夫だ」

バラン「いや……ああ、そうだな」

バジー「それより、ここから一刻も早く脱出するべきだろう」

パーシャ「でなければ救えるものも救えないという訳か。流石だ、勇者」

バジー「何もない、ただ真っ黒な空間……?」

ラバン「……アルセナがいねえ!」

パーシャ「敵影もなし。……罠のようだ」

ラバン「……くッ」

バジー「落ち着け。アルセナなら大丈夫だ」

ラバン「いや……ああ、そうだな」

バジー「それより、ここから一刻も早く脱出するべきだろう」

パーシャ「でなければ救えるものも救えないという訳か。流石だ、勇者」

名前間違えたので訂正しました

アルセナ「……」

悪霊「あなたも私と同じ」

アルセナ「……」

悪霊「でも、あなたには仲間がいる」

アルセナ「……」コクッ

悪霊「恨めしい」

アルセナ「……?」

悪霊「恨めしいィィィッ! 恨めしい恨めしい恨めしいイヒヒヒヒヒヒヒィィィアハハハハッ!!」

アルセナ「……」ビクッ

悪霊「……あなたもこっちに来て。私と友達になろう?」

アルセナ「……それはできない」

悪霊「……殺す」

悪霊「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」

アルセナ「…………本気?」

悪霊「そんなの当然に決まっているわ! 呪い殺してやるッ! 私の魔力はうふふぁはははは!」

アルセナ「そう」

悪霊「ヘイトレッドシャドウ! 私のために戦いなさい!!」

???「グゥゥァァ……」

アルセナ「従者……? それにしては……」

悪霊「この男は私を苦しめた。罰として魔力で魂を縛り付けた! くふふふふアハハハッ」

アルセナ「形態がわからない。……曖昧すぎる」

???「ウゥヴゥゥッ」ダダダダッ

アルセナ「……従者召喚」


アルセナの従者>>150

ウンディーネ

???「ウゥゥグッ……」

ウンディーネ「ハーイ! 呼んでくれてありがとっ!」

アルセナ「……」

悪霊「水の精霊? いいわ、私の──と戦わせてみましょう!」

???「ウヴヴァァァァッ!!」

ウンディーネ「えぇ、あんなのと戦うの?! ウンディーネちゃんこわーい!」

アルセナ「……応戦して」

ウンディーネ「はーい。それじゃあ、頑張っちゃうよー!」

悪霊「終わりのない意趣遺恨の地獄に落ちろッ」

???「ヴァァアァァァァゥァァ」ダダダッ

アルセナ「……早く」

ウンディーネ「逝っちゃえぇぇぇ! ウンディーネちゃん特製・トライデント6連装!」ググググッ

アルセナ「……全槍強化。出力を3倍にする」

悪霊「何それ……」

ウンディーネ「発射!!」

ドゴォォォォォンッ

アルセナ「やりすぎ」

ウンディーネ「えーー。今のは明らかにアルのエンチャントのせいでしょー?!」

アルセナ「……ウンディーネ」

ウンディーネ「嘘……? なかなかやるねー!」

???「ヴヴァィァァグァァァ」

悪霊「ああああああああああッ!!」

ウンディーネ「でもその技は見たことないなー。アル、あれ何?」

アルセナ「わからない。……曖昧なものが混ざり合っている」

???「ヴァァグゥ……ああああッ何これェェ! ウゥゥあはははは!! 憎いィッ恨めしいイィッ!」シュンッ

ウンディーネ「あらら、消えちゃったね」

アルセナ「……あなたの仕事も終わり」

ウンディーネ「はーい。まったねー!」パシュン

バジー「……ここは」

パーシャ「アルセナ!」

ラバン「無事だったか?!」

アルセナ「……」コクコクッ

バジー「何だこれ……。何をした?」

ラバン「アルセナがこれを?」

アルセナ「……違う」

パーシャ「敵はどこに?」

アルセナ「……もういない」

バジー「そうか。アルセナが戦った相手が何かはわからねーけど、幽霊じゃないか? だとしたら依頼は一応達成だ!」

ラバン「適当だなー、おい」

パーシャ「この屋敷もいつ崩れるかわからないんだ。帰ろう、勇者」

バジー「おう!」

エリス「あの……ミユリル、羽見せて!」

ミユリル「嫌よ」

エリス「うぅ……」

ツナ「うわぁ。泣かせるのか」

ミユリル「むぅ……。少しだけならいいわよ。ほら」

エリス「……思ってたのと違う」

ミユリル「はぁ?! 他の妖精も割とこんなものよ」

エリス「そ、そうなの?」

ミユリル「うん」

ツナ「……見えてきたな。次の町」

行動>>155

まずは宿を探そう

宿屋

ツナ「小さい町の宿屋の割には、破格の大きさだな」

看板娘「いらっしゃーい! 見ての通り向こうが宿でこっちが酒場! 地下には温泉もあるよ!」

ツナ「なぜこの施設だけ充実しているんだ?」

看板娘「この辺りには観光のお客さんが多いのです! それで、こうなったってお姉ちゃんが言ってました!」

ツナ「なるほどな」

エリス「……温泉」

ミユリル「あたしは一杯ひっかけたいわね」

ツナ「それでも妖精かよ」

イベントor行動>>157

温泉のそばで思わぬ拾い物

温泉

ツナ「なるほど。この便利なタオルを巻くことで安心安全な混浴を実現しているのか」

ツナ「クソだな」

ツナ「……ん? これは……」

ツナ「布か」チラッ

ツナ「周囲に人影なし。ミユリルとエリスは2人でどこに行ったんだ?」

ツナ「しかし落し物とあらば確認せざるを得ないか。よし」


落ちていた布の正体>>159

命からがら逃げ出した悪霊が一時的に憑依してる布

ツナ「邪悪なオーラを感じる……! 何だこれは!」

ツナ「見た感じではただの下着……! だからこそかッ」

ツナ「それも特に下半身に身につけるタイプのアレだな」

ツナ「邪悪だ。こんなものは危険すぎる。回収するべきか……」

ミユリル「ダメ! それに触れちゃダメ!」

エリス「……」

ツナ「ど、どこから?!」

ミユリル「隠れてあなたを驚かせようとしてたのよ」

エリス「うんうん」

ツナ「それで、この布きれがどうした?」

ミユリル「どう見ても女の子のぱん……」

エリス「ぱんつだね」

ミユリル「そ、そうね。でも何か真っ黒なヤバイのが潜んでる」

???(あれは……)

???(逃げる……殺すゥゥゥッ!! まだ……駄目なのッ)ヒラヒラ

エリス「……?」

ツナ「飛んでいった。不自然な動きだ」

ミユリル「やっぱり意思があるように見えたわね」

ツナ「そうだな。観光地なんだし、そういうこともあるさ」

ミユリル(あるの……?!)

エリス「温泉、人いっぱいだね……」

ミユリル「そ、そうね」

ツナ「時間をずらして入るのも手だな。この建物の中に他の店とかいっぱいあるみたいだし、どこか行くか?」

>>162

温泉○○シリーズが揃ってる食べ物屋

エリス「……すごいね、お兄ちゃん」

ツナ「そうだな。何か温泉に由来する食べ物や料理なんかを売っているのか」

ミユリル「あっちにお酒と肴まで! 至れり尽くせりね!」

ツナ「この温泉卵はいけるな」

エリス「お兄ちゃん、エリスにも!」

ツナ「ほら、美味いぞ。こっちのチーズも」

エリス「本当に。お兄ちゃん、あの奥のお肉何かな?」

ツナ「ええと……」

ツナ(温泉ゴブリン……?! え、温泉ゴブリン?!)

エリス「……?」

ツナ「あれはやめておこうな。あれ? ミユリルは?」

ミユリル「ツナ~! 飲みなさいよぉ」

ツナ「……大丈夫か?」

ミユリル「ひっく。当たり前じゃないのよぉ」

ツナ「ったく。行こうエリス」

ミユリル「待ってよぉ~。えへへへ」

宿屋

ツナ「もう寝ろよ」

ミユリル「なんでよ~」

エリス「これが、酔ってるってこと?」

ツナ「そうだ。面倒だろ?」

ミユリル「なんでそんなこと言うのよ。ううぅぅ……」

ツナ「お、おい」

ミユリル「うぅ嘘だよ~~! あははは!」

ツナ「……エリス、温泉行こう」

エリス「う、うん!」

ミユリル「ひっく。あたしも行くぅ」

ツナ「駄目だ。危ないぞ」

ミユリル「心配してくれてるんだぁ。じゃあやめる!」

温泉

ツナ「どれだけ動いても外れなさそうなタオルだな」

エリス「お兄ちゃん、ちょっと恥ずかしいけど……」

ツナ「それなら、あまり見ないようにするよ」

エリス「……うん」

ツナ「お! 温泉はなかなかの大きさだな。行こう、エリス」

エリス「うん!」

エリス「きもちいいね!」

ツナ「ああ。疲れが取れるな」

エリス「……でも人いっぱいだね」

ツナ「そうだな。温まったら出ようか」

エリス「うん……」

ツナ「エリス。ミユリルとは仲良くなれて良かったな」

エリス「うん!」

ツナ「この辺に観光地が多いって言ってたな。明日見てみるか?」

エリス「……どういうところがあるのかな?」

ツナ「うーん。明日聞いてみよう」

宿屋

ツナ「ふう。湯冷めする前に寝よう」

エリス「うん!」

ミユリル「えへへ……」

ツナ「寝てるのか? 寝ながらにやけてるのか?」

翌朝

ツナ「おはよう」

エリス「おはよう、お兄ちゃん!」

ミユリル「ふぁぁ。よく寝たわ!」

ツナ「本当にな」

ミユリル「何よ朝から。感じ悪いわねー」

ツナ「はいはい」

ミユリル(なんだか雑じゃないの……?)

行動orイベント>>170

宿屋中の女性が下着泥棒の被害に

看板娘「あのー」ソワソワ

ツナ「ん?」

看板娘「申し上げにくいのですけどー」

ツナ「何か?」

看板娘「他の部屋のお客さんの荷物から下着が無くなっているのです……」

看板娘「それも女性限定とのことです。あとついでに私のも無くなってました……」

ツナ「それは大変だな。エリス、確認してくるんだ」

エリス「……うん!」

ミユリル「あ、あたしも荷物見てくる!」

ツナ(荷物なんか持っていたか?)

看板娘「ということです。では、失礼します……」ソワソワ

ツナ(ソワソワしてるなぁ)

エリス「ないよ、お兄ちゃん!」

ミユリル「あたしのもない!」

ツナ「そうか。まあ、それくらい買い直せばいいんだけど。一応探してみるか?」

行動orイベント>>172

なぜかツナの荷物からどっさり女性の下着が出てくる

ツナ「どこに行くかはさておき、まずは準備だな」

エリス「着替えようかなぁ」

ツナ(どこに金入れたかな……。あれ)

ツナ(おいおいおいおいおいおいおい! 何だこれ!)

ミユリル「ねえ、あたしの着替えって」

ツナ「……」

ミユリル「どうしたのよ、震えてるけど」

ツナ「な、なんでもない!!」

ミユリル「っ?! そ、そう……」

エリス「お、お兄ちゃん?」

ツナ「……すまん」

ツナ(なぜこうなった?! このままでは勇者になるとか以前の問題だッ)

行動orイベント>>174

道々下着を落としつつ
パーティ全員で大脱走

小さい町

ツナ「この建物中を下着を落としながらグルグル回って、なんとか全てを置けたな」

ミユリル「まさかあなたが持ってるなんてね」

エリス「……ミユリル。な、何か理由があるんじゃないかな」

ミユリル「……そうね。あたしとエリスのならわざわざこのタイミングで盗むことないし」

ツナ「いや、どのタイミングでもないだろ」

ミユリル「な、何よそれ! 失礼ねっ!」

ツナ「どういうことだよ。……例の邪悪な下着と関係あるのかもな」

ミユリル「ぱんつのくせに嫌がらせしてくるの?」

ツナ「恐ろしいな。……面倒なことに巻き込まれる前にもう行こう」

おっさん「はぁ。今日も元気に無職だぜ」

???(力を使いすぎて、あの男に憑依できなかったか)

おっさん「こ、これは! ラッキー! うへへへへ」

おっさん「持って帰ってぐへへ」ガシッ

おっさん「っ?! グアァァァァァ!!」

???「ヴヴァァァ恨めしいィィッ!!」

ぱんつ「……」ヒラヒラ

ミユリル「そんなに?! は、恥ずかしいわね」

エリス「でも、少し可愛かったかも」

ミユリル「そ、そんなこと言ってもっ……。ありがと」

エリス「うん!」

ツナ「見えないなー」

ミユリル「どうしたのよ」

ツナ「ん? いや、次の町が見えないなーって」

ミユリル「そりゃあたし達の後ろにいるからでしょ」

ツナ「どちらにしても見えんな」

イベント>>179

気紛れな風の妖精が強風と共に通り掛かる

風の妖精「温泉だー!」ビュンッ

ツナ「うっ、何だ?!」

エリス「……」フワァッ

ミユリル「妖精ねっ……!」フワァッ

ツナ(あっ、真っ白……)

ミユリル「むっ……。ツナ!」

ツナ「っててて。目に砂が入って」

ツナ(セーフだろ)

ツナ「お、おい。もう次の町が見えてきたぞ。思ったより早いな」

次の町の特徴と行動>>181

中央広場に巨大な立像

ツナ「なるほど。ここが」

エリス「……?」

ツナ「この像、2代目の勇者だよ」

ミユリル「えっと、たしか」

ツナ「2代目勇者 クラウだ。彼は仲間を持たない孤高の勇者だったという」

ツナ「二刀流の使い手で、かなりの実力だったらしい。像じゃよくわからないが、無精髭を生やした、少し怖い見た目だな」

ミユリル「詳しいのね」

ツナ「まあな。しかし人が見当たらないな」

行動orイベント>>183

街中人の石像だらけで人間がいない

ツナ「……石像ばかりだな」

エリス「怖いよ……」

ミユリル「不気味ね。静かだし他に人はいないのかしら?」

ツナ「おい、そこに誰か倒れているぞ」

おっさん「……」

ツナ「おい、大丈夫か?!」

エリス「ひぃぃ……」

ミユリル「酷いわね……。早く治療しないと」

おっさん「……うぅ、むこ……うだ……」

ツナ「そっちに何かあるのか?」

おっさん「ぐ……」

ミユリル「もういいわよ。とにかく私達にできることをしましょう」

ツナ「ああ。そうだな。といっても止血くらいか」

???「ヴェェァァォァ!!」

ツナ「何だあれ……」

ミユリル「邪悪ね。あのぱんつくらい」

エリス「……多分、同じ」

ミユリル「そうなの? じゃあ別の依り代を得たってところね」

???「ウグァァァッ……!?」

ツナ「あの感じ、人間に憑依したようだな。剣士のようだが」

エリス「……うぅ」

ミユリル「下がってて、エリス!」

???「ヴァァァァッ!!」

ツナ「向かってくるか。……仕方がない」

行動orイベント>>186

全裸になって真顔で全力腰振り

ごめん安価下で
なんか笑ったけど

ツナ「早いッ」バギッ

ミユリル「ツナ!」

ツナ「なんとか防いだ。しかし包丁が折れたな。ならば剣一本でッ」

???「ヴァァッ!! グルゥゥガァァッ」

ツナ「勇者クラウかぶれの二刀使い! どうした、この程度か?」

???「クラウゥゥッ!! グァァァッ?!」

ツナ(この剣技……)

???「グァァァァッ」ブンブンッ

ツナ「攻撃が雑になってきたな! 避けるのも容易い」

???「……」ピタッ

ツナ「止まった? 諦めたか?」

ミユリル「まずい! そいつの力が高まっているわ!」

???「ヴゥゥゥゥッ……ぁぁぐあぁぁッ」

???「ニィィ……逃ゲロォォッ!」

ツナ「なに……?」

ミユリル「くっ……アクアウォールッ!!」ザバァァンッ

???「恨めぇぇッ! ……ぁぁ──剣ンンンンッァァグゥッ」

ツナ「来るぞッ!!」

ミユリル「前方に圧力を集中させるわよ! それでもあれは……」ゴゴゴゴッ

ツナ「剣の切っ先から黒いエネルギーが……」

ミユリル「これは多分、依り代の魔力ねっ……。ぱんつの時に感じたのとは別物だから」

ツナ「防ぎきれそうか?!」

ミユリル「無理そう……ごめんっ」パシュンッ

ツナ「……間に合えッ」ガシッ

ミユリル「えっ?!」

ツナ「エリス、こっちだ!」ダダダッ

エリス「うん……!」ダダダッ

ドゴォォォォォン

ツナ「よし、このまま逃げるぞ」

おっさん「…………」

ツナ「……間に合わなかったか」

おっさん「ぐ……」

ミユリル「ううん、まだ生きてる!」

エリス「お兄ちゃんっ!」

ツナ「よし。ここから隣の町までもってくれ……」

「ふははははッ! また会ったな!」

ツナ「……!」

ドリー「ふはははははッ!!」

グリス「……」

ドリー「お前もそこのおっさんもボロボロじゃないか!」

ツナ「見ての通りだ。お前、この人を治癒できないか?」

ドリー「なぜだ?」

ツナ「なぜ? 理由がいるのか?」

ドリー「ふむ。よし、いいだろう」

グリス(しかし石像しかねえな……)

ドリー「紹介しよう、うちの回復担当だ!」


名前
性別
容姿
特徴
その他>>195->>196

名前ジェニー
性別女
容姿褐色肌で露出の多い衣装
特徴ギャルっぽい

アニア

色白で黒髪巨乳
よく下を向いていて自分が悪くなくてもすぐ謝るそしてすぐに泣く
回復魔法以外はてんで駄目でドジ
だが回復魔法と魔翌力は世界トップレベル

アニア「はじめまして、アニアですっ」

ツナ「よろしく。早速だがこの人を頼む」

アニア「ひっ……ひどい怪我」

ミユリル「治せそう?」

ドリー「当たり前だ」

ミユリル「なんであんたが言うのよ」

アニア「オールヒーリング!」

おっさん「うぅ……」

ツナ「傷が癒えている。とりあえず一安心だな」

ミユリル「中級クラスの魔法でこんなに治るなんてね……!」

ドリー「だから言っただろう。アニアは最強の回復魔術師だ」

アニア「うぅ……」

グリス「おいおい、またかよ」

エリス「な、泣いてるの……?!」

アニア「う、嬉しくて……ごめんなさいぃ……」

ツナ「ドリー」

ドリー「何だ?」

ツナ「この先に化け物がいる」

グリス「さっきの爆音もそのせいか?」

ツナ「そうだ。かなりの威力だった」

ドリー「それがどうした?」

ツナ「倒さなければまだまだ犠牲者が出る。手伝ってくれ」

ドリー「……いいだろう」

ツナ「よし、そうとなれば話は早い。エリスはここで待ってろ」

グリス「お、俺も残るぜ」

ミユリル(情けないけど、賢明ね)

???「ヴヴァァァッ……ヤメロォォッ……」

ドリー「あれか。化け物というのは」

ツナ「ああ。2代目勇者に似た戦い方をしている」

ミユリル「でも回復魔法があるわ。ね、アニア」

アニア「は、はいっ」

ツナ「行くぞッ」

行動orイベント>>200

何をやめてほしいのか聞く

ツナ「やめるって何をだ!」

ドリー「いや、何というか。取り憑かれた人が抗っているんじゃないか?」

???「逃ゲロォォッ!! ウォアアァァァァッ」ダダダッ

ドリー「【雷の剣】ッ!! うおおおおッ」バチバチッ

ツナ「何それ羨ましい!」ガキンガキンッ

ドリー「効かねえか。下がれ!」

ツナ「……?! わかった」

???「ヴヴヴゥゥゥッ……【ナイトメアァァッ」

ドリー「アニアッ!」

アニア「【遮断壁展開】……ごめんなさい!」

ドリー「どうした?!」

アニア「まだまだ不完全ですっ」

ミユリル「ど、どうするの?!」

ドリー「【雷の螺旋】ッ!!」バチバチッ

ツナ「そんな技使えたのか……!」

ドリー「まあな! しかし……」

???「オォォォォォォッ!!」

ドリー「効いてるのか、あれ!」

ミユリル「これだけは嫌だったけど……」

ミユリル「【サファケイトウォーター】!! あいつの体内に水を送ったわ!」

ドリー「よし……!【雷の剣】ッ」バリバリバリッ

ツナ「しかし単純なネーミングだな」

???「アアアアアアアアァァァァッ!!!」バリバリバリッ

悪霊「憎い……憎い憎いィィッ!! 」ビュンッ

ツナ「あれが憑依していたのか……!」

ミユリル「逃げ足だけは早いのね。飛んでたけど」

アニア「……!」

「うう……すま……ない」

ツナ「おい、あんたの名前は?」

「ソラスだ……。ぐっ……」

ドリー「アニア」

アニア「は、はいっ。【オールヒーリング】!」

ソラス「っ……?!」

ツナ「傷は癒えた。もう大丈夫だ」

行動>>203

悪霊の飛んでいった方向に悪霊を探しに行く

ツナ「たしかこの方向に!」

ツナ「……! 廃墟か。かなり大きいが」

ツナ「……入ろう」

???「ようこそ。よく来たね」

???「これ、羨ましいか?」

???「ワタシノモノダ」

ツナ「こいつは何だ……?」

悪霊「もう混ざる必要もない。あなたを貰うことにしたから」

ツナ「なぜそんなことをする?」

悪霊「生身の人間の体がほしい。羨ましい……。だから、いいでしょ?」

ツナ「ッ……!」

行動>>206

説得

ツナ「やめろ! こんなとこをして何になる!」

悪霊「貰うったら貰うわ! キャハハハハハッ!!」

ツナ(急に狂ったように笑い始めた……! 説得は無駄だろう。聞く耳を持っていない)

ツナ「戦うしかないのか……!」

悪霊「イヒヒヒヒヒィィィッ!! 戦うぅぅ?!」

ツナ(こいつ、剣で切れるのか?!)

悪霊「あはははは!! 」

行動orイベント>>208

勇者の体調がだんだん悪くなっていく

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