【シャニマスss】三峰「好きだけど」 (38)


P「なあ、結華」

三峰「なーに? Pたんってばそんな深刻そうな顔をして」

P「お前、また何か無理してないか?」

三峰「えー、そんなことないってば」

三峰「もう無理はしないし、悩みごとがあれば相談するって」

P「……そうか、それならいいんだが」

三峰「プロデューサーったら心配性なんだから」



















三峰(本当、鈍感な癖にそういうのは鋭いんだから……)

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――――――




私には目標がある。

それは私の描く理想のアイドルとなること。

誰からも憧れるような、アイドルに。

私にとってのアイドルは、そういうものだから。





アイドル活動は楽しい。

アンティーカのみんなでライブをする。

ファンと一体になってライブを盛り上げる。

ライバルと切磋琢磨してお互いを高めあう。

時には仲間として共に活動する時もあって。

撮影、ラジオ、イベント、レッスン、インタビュー、他にもいろいろ。

全部が全部楽しいだけでは無かったりもするけど。

1つとしてやらなければ良かったことなんてなくて。

本当に、アイドルになって良かったと思う。






その活動には、いつもプロデューサーがいた。

上手く出来た時は褒めてくれて。

上手く出来なかった時は励ましてくれて。

悲しい事があった時には傷つけないよう精一杯気を使ってくれて。

嬉しい事があった時には私以上に喜んで。

悩んでる時には直ぐに察するし、私の体調が良くない時も隠してるのに気づいてしまう。

いつも私に気にかけてくれて、いつも私の為に全力になってくれる。

いつもいつも傍にいてくれる。

だから、私は。














苦しい。

とても苦しい。



アイドルに恋愛はご法度だ。

苦しい。

こがたんはプロデューサーの事が好きだ。

苦しい苦しい。

プロデューサーとアイドルの恋愛なんてしたら。

苦しい苦しい苦しい。

プロデューサーは恋愛感情を私に対してもっていない。

苦しい苦しい苦しい苦しい。


なんで、私はアイドルなの。

アイドルじゃなければ。

でもアイドルにならなかったら彼とは何もなかった。

何もなければ、こんな苦しい事になることもなかった。

アイドルだから、こんなにも充実した毎日を送れた。

アイドルだから、これからもこんな苦しい毎日を送る。

優しくて楽しいアンティーカのみんなが好きだ。

プロデューサーと仲の良く楽しそうなアンティーカが嫌いだ。


いつも優しいプロデューサーが好きだ。

いつも優しいからプロデューサーが嫌いだ。

いつも鈍感なプロデューサーが大好きだ。

いつも鈍感だからプロデューサーが大嫌いだ。


矛盾している気持ち。

矛盾させている気持ち。



今すぐにでも吐き出したい。

でも、吐き出せない。

だって、言ってしまったら、きっと。






ならば、いっそ―――







――――――




P「結華?」

三峰「おおっと、ちょっと考えモードだったよ。ごめんね」

P「…………そうか」

三峰「まあまあそんなに心配しなくても、仕事はちゃんとしてくるから安心して」

P「それは心配してないさ」

三峰「あらら、信頼されてるぅ」

P「……」

P「結華、今日仕事が終わったら二人で少し話そうか」

三峰「ん? いいけど……何の話?」

P「まあ……あとでな」

三峰「……」





――

―――

――――







P「二人っきりていうのは久しぶりだな」

三峰「そうだねー。仕事も忙しくなったし」

P「ああ、本当嬉しい悲鳴だな」

三峰「まさかWINGで優勝したあとここまで忙しくなるとは……三峰、もう体力的に限界かも~」

P「ははっ……体力的、な」

三峰「あっ、嘘だと思ってる?」

三峰「これでも日々疲れを隠して頑張って活動してるんだよー」

三峰「そろそろご褒美のお休みとかいただいてもいいじゃないかな~なんて」

P「……そうだな、すまん」

三峰「っと、PたんPたん、今のは冗談だって!」

三峰「もう、今のは分かりやすい感じだったでしょー」

P「ああ、今のは冗談だったな」

















P「でも、限界が近いのは本当だろう」





三峰「……何の話?」

P「今まで、すまん」

三峰「だから、何の話ってー」

















P「今日、はっきりさせようと思って、二人きりになった」





三峰「……三峰、帰るね」

P「だめだ、帰らせない」

三峰「っ! やめてよっ!!」

三峰「どうせ何もわかってない癖に!!」

三峰「何も聞きたくない!!」


P「――――――」



1.悪いが付き合う事は出来ない
2.俺は! 結華が! 世界で一番! 好きだ!!!!!



>>10

安価ならスレタイに安価って入れろボケ


2

P「俺は! 結華が! 世界で一番! 好きだ!!!!! 」

三峰「……え?」

P「何回でも言ってやるよ!!」






P「俺は!結華が!」













P「大好きだあああああああああ!!!!」




三峰「はああああああっ!?」

P「俺と付き合ってくれ」

三峰「だって三峰はアイドルで」

P「しるか、好きなんだからしょうがないだろ」

三峰「でも、プロデューサーはプロデューサーで」

P「それもしらん。最悪転職する」

三峰「いやいや」

P「取り合えず秘密にして付き合えばいい」

三峰「いやいやいやいや」

P「ばれたらその時はその時だ」

P「案外結華のファンなら歓迎してくれるかもしてないぞ」

三峰「いやいやいやいやいやいや」

P「アイドル引退したら関係ないしな。引退まで隠し通せれば勝ちだ」

三峰「いやいやいやいやいやいやいやいや」

P「いやいやいってそんなに俺と付き合うのが嫌か!」

三峰「それは嫌じゃない!! けど……」

P「じゃあ問題なし。オールオッケーだ」

三峰「でも」

P「ちなみに俺はもう他の事務所の人には結華と付き合うつもりだとは伝えてある」

三峰「ええええええええええええぇ!!?」

P「」b

三峰「隠してないじゃん! バレバレじゃん!」

P「事務所全体で隠すんだ」

三峰「絶対反対あったでしょ!!?」

P「みんなこころよく応援してくれたぞ」

三峰「そんな!?」




P「……そうだよ。みんな笑顔で応援してくれた」

P「……恋鐘もな」

三峰「こがたん……」





P「さあ、俺は全てぶちまけたぞ」

P「今度は結華、お前の番だ」

三峰「えぇ……?」

三峰「だってPたん、もう知ってるんじゃないの……?」

P「実際に口に言ってもらうことが重要だ」

P「……それに、よく考えてくれ」

P「結華がさっきまで言ったように、俺はプロデューサーで結華はアイドルだ」

三峰「……っ」

P「当然これまで通りに行かない事もあるだろう」

P「仕事で忙しいから、今までのように2人っきりになる事も少ないだろうし」

P「……もしかしたら、本当にアイドルを引退しないといけなくなるかもしれない」

P「それを考えて、返事をくれ」





三峰「そんなの……」


















結華「ぞん゛な゛の゛い ゛い゛に゛ぎま゛っでる゛じゃん゛!!!!!」


P「おぅ」

結華「みづみねなんでずっどまえがらずぎだっだんだからね!!」

P「取り合えずティッシュ」

結華「」チーン



結華「三峰なんてずっとずっと前から好きだったんだから!」

結華「そうやって気を使ってティッシュ渡してくれるところとか!」

結華「いつも三峰に気にかけてくれて!」

結華「三峰の為にいつも遅くまで仕事してくれて!」



結華「いつも優しくてかっこよくてたまに鈍感だけど鋭い」

結華「三峰の事で真剣に怒ってくれるプロデューサーのことを」

結華「好きにならないわけないでしょ!!」

結華「全部全部好きだよ!! 大好きだよ!!!!」








P「……ありがとう」

結華「プロデューサー……」







――

―――




結華「ねえ、プロデューサー」

P「どうした?」






結華「これからアイドル続けてる時も、アイドルを引退した後も」

結華「おばあちゃんになっても……ずーっと、傍にいてくれますか」

P「ああ、当たり前だ」

結華「じゃあ、誓いの、キス、をお願ぃ、しま、すぅ……」

P「お、おう」

結華「……」

結華「……」













結華「ふふっ……責任、とってもらうからね!」







終わり

2しか安価無かったのでとりましたすみません。
スレタイに安価入れるべきでした、さらにすみません。

多分明日、選択1を選んだパターンもやります。

こっちのほうがちょっと長いかもです。


1


P「悪いが、俺は結華と付き合うことは出来ない」

三峰「……っ!」

P「俺はプロデューサーであり、結華は「もういわなくてもいいっ!!!」

三峰「そんなことっ……最初から、わかってるよ……」

三峰「だからっ、もう、いい……」

P「っ……すまん」

三峰「謝らないでよ……余計に三峰が惨めになるじゃん……」

P「……」

三峰「ごめっ……ん、わた……しの、勝手な感情で……迷惑、かけて」

三峰「今日はもう、帰るね……」

P「家まで……」

P「……いや、なんでもない」








三峰「……ありがとう」










あ まの か らでて け






―――次の日



P「……今日、結華から何か連絡とかありました?」

はづき「……」

はづき「いえ、連絡はないですよ」

はづき「何かあったんですか?」

P「いや、ちょっと、喧嘩をしてしまって……」

はづき「あらあらー、だめですよーもう」

はづき「プロデューサーさんは大人なんですから」

はづき「ちゃんとセーブしておかないと」

P「? あぁ、そう、ですね」

はづき「じゃあ、早く今すぐ迎えに行ってあげましょう!」

P「え?」

はづき「このまま来なくなったらどうするんですか!」

はづき「仲直りは早いほうが良いに決まってます!」

はづき「さ、急いで急いで」

P「……」

P「……そうだよな、このままよりは」

P「すみません、直ぐに戻るので、結華を迎えに行ってきます!」

はづき「はーい、いってらっしゃーい」























はづき「……ふふっ」







P(ここが結華の家か……)

ピンポーン

P「……誰もでないな」

ガチャ

P「……鍵が開いてる?」

P(……なんだろう、何だか胸騒ぎがする)


P(俺は、もしかしてとんでもナい間違いを)

P「……っ、お邪魔し、ます」

P(なりふりかまッていられるか)

P「スみませーん! 誰だrかいませんかー!」

P(返じがない……おかしい……)

P「ゆいかー!11 頼む! 変事う¥をしてくれー!!!」

P(怪段がぁる…・2かiか?)

P「・・・・・・いそgごうっ」



















































なんで ゆいかが


くびをつっているんだ



はやくたすけないと


たすける?



もうておくれだ



てあしからちからはぬけ



めはうつろだ



それでも、もしかしたら



ああ、どうして


どうして


どうして


あのときおれがつきあうといっていれば


もっときずつけないようにいえたら


むりやりでもいっしょにかえっていたら


きょうあさいちすぐにむかえにいっていたら



そんなかんがえがうかんではきえ、うかんではきえ


でも、すべてむだだ



これはげんじつだ


げーむみたいにせーぶもろーどもりせっともなにもない




ああ


そうか


おれが





ゆいかをころしたのか



END



あーあ、死んじゃった
まあ、他のデータを代わりに入れておけばいいですよね

しょうがないですよね
何回もやり直したら、こんな時もあります



エラーが発生しました。


何度も発生する場合は
ゲーム内の「縺顔衍繧峨○」→「縺雁撫縺?粋繧上○」より
お問い合わせください。



P(283プロダクションに入社して数か月……いよいよ俺が、アイドルをプロデュースする時がきた)

P(ずっと憧れていた仕事をようやく任されたんだ、これから精一杯頑張るぞ!)

P「おはようございます! って、天井社長……?」

天井「おはよう、お前を待っていたぞ」

天井「お前には今日から、アイドルをプロデュースしてもらうと伝えていたが……」

はづき「はいはい、ここからは私が説明しますよ♪」

天井「は、はづき……まだ私が」

はづき「どうせ途中から私が説明することになるから一緒じゃないですか」

はづき「というわけで、プロデューサーさん。どうぞ~」

P「ありがとうございます! ……すごく資料がわかりやすくまとめられてる」

はづき「プロデューサーさんの為ですから♪」

はづき「それじゃあ本当はもう少しお話しをしたいところですけど」

はづき「しょうがなく、お仕事について説明していきますね~」

P「は、はあ」

はづき「まず今回の目標ですけど……」

はづき「ワンダーアイドルノヴァ・グランプリ……通称『W.I.N.G』への出場を目指してください」

P「『W.I.N.G』……ですか」

はづき「はい、新人アイドルの祭典とも言われるライブですね」

はづき「『W.I.N.G』には出場資格を手に入れないと出られないので……」

はづき「まあ、詳しくは先程渡した資料を読んでください」

P「わかりました」

はづき「わたしも精一杯サポートしますので、これから頑張っていきましょうね~」

天井「言っておくが……おま

―――――――

はづき「では、そろそろお仕事に移ってもらいましょうか」

はづき「今回プロデュースするアイドルは―――」







智代子「……えっと」

咲耶「私たちでユニットを組む、ということだね」

摩美々「えー」

霧子「う、うまくできるかな……」

恋鐘「私がいれば、心配いらんばい!」



P(……何か、違和感がある)

P(本来とは、違うような―――)

はづき「じゃあこの子たち、『アンティーカ』のプロデュースをお願いしますね」

P「は、はい」

P(まあ、考えても仕方ないよな)










P「よし、これからプロデュース、頑張るぞ!」











現在のプロデュース内容を保存して、
ホームに戻りますか?

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プロデューサー……たすけて……





これで終わりです。すみません中途半端な感じで。
もっと頑張ろうと思ってやっぱりこんな書くならいちゃいちゃのほうがいいと気づいてしまった。



多分バレバレですがとあるゲームを参考にしたというかほぼパクリです。
本当にすみません、そして読んでいただいてたらありがとうございます。
はづきさん黒幕っぽい感じにしてますけど何も考えてません。




シャニマスは三峰が一番可愛い。異論は認めぬ。

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