【勇者×魔王】魔王(無力)と勇者(無職)の異世界混沌電波放送局!【時々安価】 (36)


勇者の活躍により魔王の魔翌力は封じされ世界に平和が訪れました。

これはそんな平和になったはずの後の物語。

暇を持て余した勇者(無職)と勇者の暇つぶしに無理やりつき合わされる哀れな魔王(無力の物語。



どこかのラジオスタジオ

勇者「皆様、こんにちは本日も異世界混沌電波のお時間がやって参りました。」

勇者「メインパーソナリティーは私、異世界からやって来て現在無職の勇者と。」

魔王「仕事を溜めた所為で殺意の波動に目覚めた秘書から逃げてきた魔王(無力)でお送りいたします。」

勇者「さっそくだけど魔翌力を俺が封印したはずなのになんで魔王続けてるの?」

魔王「よくぞ聞いてくれた勇者よ。」

魔王「わしも最近流行の転生ブームに乗っかって魔王に転生したまでは良かったのじゃがの?」

魔王「魔王に転生した後に張り切って統治機構をがっつり作ったわけじゃよ。」

勇者「ふんふん。」

魔王「でな?権力を集中せずとも魔界が動くように作ったまでは良かったのじゃが。」

勇者「あれ?魔王って何もしてなかったの?」

魔王「うむ。どちらかといえば君臨すれども統治せずで象徴だったな。」

勇者「でも、めっちゃ魔翌力持ってたよね?」

魔王「うむ、統治機構を纏め上げる為に力が必要であったからな。」

魔王「しかし、最近はたんなる調整役よ。それでだ、調整役であるわしを。」

勇者「私が排除したと。」

魔王「うむ。」

魔王「わし、無職になって面倒な調整役を離れられると実は歓喜しておったのだがのう。」

勇者「あー!だから最後の戦いの時あっさりやられたのかよ!てめー!この野郎!」

魔王「でもな?調整役って面倒だから他の種族長だれもやりたがらなくてな?」

勇者「結局押し付けられたと。」

魔王「しかも無力だからの?拒否できんかったのじゃよ。」

勇者「あっ、すみません。」

魔王「まぁ、よい。過ぎた事など仕方ないわ。」

魔王「とりあえずの挨拶は済ませたからの。早速お便りを読み上げるとしようか。」

勇者「最初のお便りは此方だね。」


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魔王「という事だそうだが?」

魔王「ふむ、どことなく嗅ぎ覚えのあるフレグランスが。」クンクン

勇者「無理。」

魔王「ん?」

勇者「無理です。」ガクガク

勇者「それ、絶対無理。」ブルブル

魔王「じゃがお主、無職じゃろ?」

勇者「それ、差出人。」

魔王「魔法使いと書いてあるが?」

勇者「それね?たぶん一緒のパーティーにいた娘。」

魔王「ほう。なれば既知の相手。縁故採用という奴になるかもしれんが。」

魔王「職を選ぶにあたってコネはありがたいのでは?」

勇者「あのね。私が魔法使いを嫌がる理由教えてあげようか?」

魔王「ふむ。なんぞ深い理由があるのであろう。」

魔王「聞いてやろう。」

勇者「女神様の加護を受けているから命を落とす事は絶対無いんだけど痛みはあるのよ。」

魔王「ふむ。」

勇者「刀で切られると死ぬほど痛いし、足の小指を箪笥の角にぶつければ同じくらい痛いの。」

魔王「それらの痛みのレベルは同列なのか……。」

勇者「ある日ね?魔法使いにこぼしたの。」

勇者「痛いのいやだーって。」

魔王「まぁ、当然だわな。」

勇者「そしたらね?あいつすっごいいい笑顔でいい魔法がありますって。」

魔王「仲間思いのいい娘ではないか。」

勇者「これが全ての間違いだった。」

魔王「ん……?」

勇者「あいつ、痛みを快感に変える魔法を掛けやがったんだよぅぅぅぅぅぅーーーーー!!!」

魔王「」

勇者「その所為でモンスターに攻撃を受ける度に絶頂する体になったんだようぅうぅぅ!!??」

魔王「変態だぁーーーーー!」

勇者「しかも、しかもだよ!?快楽だけ感度3000倍だよぅ!?」

勇者「風がおまたに触れただけでング!いっちゃうぅぅぅ!!」

魔王「とんだ変態勇者だぁ!?」

勇者「そんな奴が教師を務める学校に勤務したらどうなるぅ!?」

魔王「色々需要が有ると書いてあるが。」

勇者「毎日 ピー とか ピー とか ピー のフルコースで死んじゃう!」

魔王「女神の加護で死なない。」

勇者「いやぁぁーーーー!いきくるいたくないのうぅぅぅ!?」

魔王「なんというか勇者が哀れになってきた。」

魔王「それに、わしもまがりなりに生死をかけて戦った強敵(とも)の大事。」

魔王「生死が精子をかけた戦いになるのを黙って見過ごすわけにも行かぬからな。」

魔王「すまぬがこのお話はなかった事に。」


勇者「そうしていただけると助かります。」

魔王「因みにその魔法はまだ掛かってるの?」

勇者「ノーコメントで……。」

魔王(あっ、これまだ掛かってる奴だ。)

魔王「お便りを採用させていただいた魔法使いさんには当番組が独断と偏見でチョイスさせたいただきました

   異世界の商品をおくらさせていただきます。」

勇者「何を差し上げるの?」

魔王「拷問のお供に!異界の定番拷問道具、異界の無限電動杖を進呈いたします!」

勇者「」

魔王「大切にお使いくださいねー!」

魔王「では、続いてのお便りを読ませていただきますね。」

魔王「続いてのお便りはこちら!」


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勇者「というお便りをいただいています。」

勇者「ってあれ?魔王さーん?」

ガクガク

ブルブル

勇者「秘書さんがお越しになってるみたいだよ?」

魔王「仕事を溜めているのがばれた……。」

勇者「仕事溜めてたの?」

魔王「オーク達からの陳情をだな?」

勇者「放置していたと。」

勇者「因みにどんな陳情内容なの?」

魔王「女騎士が平和なオークの村に攻めて来るのを止めてください。」

勇者「それ、ガチであかん奴やん。」


ドンドンドン!

マオウサマー オシゴトシテクダサイー!


魔王「だって女騎士は殺戮してるわけじゃないもん!!」

勇者「?」

勇者「事情を詳しく聞く必要がありそうね。」

勇者「秘書さんにスタジオに入って貰うよ?」

魔王「嫌じゃ!わしは秘書に折檻されとうない!」

勇者「どぞ。」ガチャ

魔王「あっ。」

秘書「さ!魔王様!帰りますよ!」

秘書「魔王様なら汁男優として需要十分ありますから。」

勇者 ブホォーーーーーーーッ

魔王「嫌じゃ!わしは女騎士など!」

勇者「孕ませtonight!」

秘書「そうは言ってもですね。オーク種は今絶滅の危機に瀕してますからね?」

秘書「誰かが代わりに女騎士を満足させないといけない訳ですから。」

勇者「あのー、つかぬ事をお伺いしますがどうしてその様な事に?」

秘書「我らと人間側で戦っていた際にオーク達が捕虜として姫騎士を大事に扱っていたからでしょうね。」

秘書「彼らは見た目こそ醜悪とされますがその実、中身は紳士で女性を常に立てる種族ですから。」

秘書「更に、よくある伝承の様に見境なく襲うなどという事はせずに寧ろ相手が望まぬ行為はしない。」

秘書「更に、更に、生まれた子供はオークの群全体で育てる為母体となった母親の人間種は子育ての負担がない。」

魔王「付け加えるなら母体となった母親はオークの何某かの影響を受けて美貌を得る上にだな?」

魔王「治癒力向上等、多くの身体機能向上があるのだよ。」

勇者「なにそのお手軽チート。」

魔王「ゆえにオーク達を扇情的に誘う装備等が生まれたのだ。」

勇者「あー、ビキニアーマーかー。」

魔王「うむ。」

秘書「その所為でオークが多くの女騎士達にテクノブレイクさせられて今や絶滅の危機。」

秘書「魔王様ならオークの代わりがまぁ勤まりますんで、お仕事に行って頂こうかと。」

魔王「勇者助けて!」


勇者「無理のすけ。」

勇者「と言いたいけど。うーん。」

勇者「秘書さん、魔王を連れて行ったからって根本的な解決はしないと思うの。」

秘書「ではどうすれば?」

勇者「勇者として旅していた時のコネを使ってオークを襲うことを厳罰化してもらう。」

勇者「後、魔界側はオークと人間が結婚できるように制度化すればいいんじゃなかろうか?」

魔王「成程。」

勇者「流石に結婚して相手のいるオークを寝取るなんていう姫騎士はいないと思う。」

勇者「というか思いたい。」

魔王「異種族間結婚制度を認めるという事だな?」

勇者「早い話でそうなるね?」

秘書「まぁ、いいでしょう。魔王様を連れ帰るのはやめましょう。」

魔王「やったぁ!」

秘書「えーっとじゃぁ、お便りの読まれました私が最近欲しかった異世界のマイクロビキニ貰っていきますね。」

秘書「請求は魔王様の給料から引いておきますので。」

秘書「遊んでないで早く帰ってきてくださいね?」ニ゛ゴッ゛リ゛

魔王「はひ……。」

ガチャ パタン

勇者「いやー、迫力ある秘書さんだねー。」

魔王「わしの秘書だからのぅ。」

魔王「というか実質現在の魔界最高実力者じゃぞ?」

勇者「まじか。」

魔王「わしが1位であやつが2位だった状態で1位のわしが消えれば自然そうなるであろうが。」

魔王「あやつ鬼神族の出じゃから物理がやばいのじゃよ」

魔王「まさに鬼嫁なんじゃよ。」

魔王「でもな?ベッドの中ではSなんじゃよー。」グヘヘ

勇者「さらりとノロケいれてるんじゃないよ。まったく。」

勇者「魔王の魔力を封印したかって世界が平和になるわけじゃないのな。」

勇者「ということで、続いてのお便り行きましょう!」


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魔王「との事だが?」

魔王「勇者への果たし状かな?」

勇者「かかってこいやー的な?」

魔王「そもそも阿修羅姫とな。」

勇者「名前が強そう。」

魔王「しかし、わしも聞いた事無い名前だな。」

勇者「そんな時は便利な女神様!」

魔王「御役立ちアイテムみたいだな。おい。」



女神 勇者よ、それは異界で流行っている
   舞-Himeというメディアミックス作品に出てくるオープニングテーマですよ…


勇者「という事だそうです。」

魔王「昔居た世界のグーグルなみに微妙な検索結果だな。」

勇者「とはいえ裏ダンジョンに裏ボス。」

勇者「RPGでお馴染みやりこみ要素だね。」

魔王「ふむ。勇者は元の世界ではゲームもたしなんでおったか。」

勇者「そりゃ、もうね。色々やりましたよ?」

魔王「では、この異世界のやりこみ要素。」

魔王「裏ボス、裏ダンジョンへ行って来てやるがよい。」

魔王「相手からのお誘いも丁度来ていることだし。」

勇者「いやでござる!」

勇者「それがし、ゲーム以外のやりこみ要素はいやでござる!」

勇者「だいたい最近のゲームやりこみ要素と面倒くさいを履き違えているのう!」

魔王「あー、それはわかる。」

魔王「昔のレトロゲームみたいにどのルートでもクリアは出来るけど本筋以外は大変。」

魔王「そういうのがなくて最近のはルート外れるとクリアすらおぼつかない。」

勇者「攻略本片手にゲームするって違う気がするの。」

魔王「自由性は大事ではあるな。」

勇者「こう、極めればひのきの棒で魔王を倒せます!みたいなのが好きなの!」

魔王「あー、勇者よ。」

勇者「何?」

魔王「お前が最終決戦の時伝説の武器ではなくおかしな格好をしていたのはそれが原因か?」

勇者「あれ?あれおかしかった?」

魔王「頭 ガーグァフェイク 体 未装備 腕 未装備 腰 フラダンス用腰蓑 武器 鞭状の何か。」

魔王「これが変態ではないと?いや、完全変態だな。」

勇者「うるせー!そんな変態に負けたのはお前だろうが!」

魔王「負けたくなかった……。」

魔王「それで、この裏ダンジョンへの招待状はどうする?」

勇者「行きませんの方向で。」

ピラリ

魔王「おっと、お便りについていたブロマイドが……。」

\ 美人なお姉さんの写真 /


勇者「ちょっと俺、裏ダンジョンと裏ボスに会いに行って来るわ。」

魔王「勇者の手首ギガ回転ドリルだなぁ!おい!」

勇者「いやー、最初から気になってたんだよねー。」ムホホ

魔王「鼻の下のびっぱなしじゃねーか!」

勇者「えー、とじゃぁ、お便りを下さった阿修羅姫様にはこの不肖勇者めが

   採用させていただいた記念の品をお持ちさせていただきます!」

魔王「何を持っていくの?」

勇者「そりゃ決まってるだろ。」グヘヘ

魔王「今ね?勇者の方がよっぽど魔王な顔しておるぞ?」

魔王「まぁ、よいか…(いいのかのう?)」

魔王(なにかあってもまぁ、死ぬ事はないからのう。)

魔王(例え、干からびる事になっても勇者だしのう…)

勇者 グヘヘ

魔王(いい薬になるであろうよ。)

魔王「さてと、気を取り直してだ次のお便りを頂く事としよう。」


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一旦所用の為離席いたします
本日の夕刻ごろに再開できればと思っています、ここまでお読み頂きありがとうございました
また、安価への参加、大変ありがとうございます

俺より強い奴に出会う為に旅に出てるけど
やっぱ勇者ぐらいじゃないと張合いがねぇんだわ
今度一発殴らせろ!

どうして初期パーティーの中で私だけ最後まで連れて行ってもらえなかったんですか?
私は所詮お財布係だったんですか!?

戻りました、再開いたします


魔王「お便りが色々と届いていて実にありがたいのう。」

勇者「リスナーの皆様。誠にありがとうございます。」

魔王「続いてのお便りは>>11だ。」

魔王「ふむ。やはり世界最強という称号は男を漢にする為に必要よな。」

勇者「んー…。」

魔王「ん?」

勇者「この筆跡に見覚えが……。」

魔王「それは今、どうでもいいのではないか?」

魔王「勇者よ、これはチャンスじゃぞ?」

勇者「チャンス?」

魔王「うむ。」

魔王「お主、今、無職じゃろ?」

勇者「はい。」

魔王「いずれ金が尽きるのは目に見えておる。」

魔王「なれば、この男格闘家と対戦してみてはどうだ?」

勇者「はい?」

魔王「つまりは、あれじゃよ。」

魔王「我より強いと思うものは掛かって来い!という地下格闘大会みたいな奴よ。」

勇者「なにそれ。」

魔王「勝ったものには世界最強の称号が。」

魔王「勇者の財布には挑戦の為のファイトマネーが。」

勇者「おぉ。」

魔王「そしてわしにはプロモーターとしての仲介手数料が。」

勇者「お前が人をだしにして稼ぎたいだけじゃねーか!」

魔王「なんじゃ、負けるかもしれないから嫌なのか?」

魔王「それとも、魔法使いに掛けられた感度3000倍の魔法が未だにとけておらぬから

   格闘家に殴られると んほぉーーーーーー! になる事を危惧しておるのか?」

魔王「なるほどのう。」

魔王「わしを倒せるほどの力がありながらただの男格闘家には恐れをなすと。」

魔王「これは男格闘家の方が世界最強に相応しいようだのう。」

勇者「……でき……。」

魔王「えっ!?感度3000倍の魔法が掛かった状態で激しい痛みを伴う男格闘家との対戦するって!?」

勇者「できらぁ!」

魔王「では、やっていただくとしようか。」

魔王「これについてはわしの方で他の対戦者も募っておこう。」

魔王「勇者の強さを一目見たさに多くの人達が集まるであろうからな。」

魔王「くれぐれも衆人環境の中で んほぉーーーーーー! などという大変な真似をしでかさないでくれよ?」

勇者(やっちまった。)

魔王「では、最初のお便りからこうなる流れを読んでお便りを下さった男格闘家さんにはこちらのプレゼントを

   進呈させていただこうと思う。」

勇者「何をさしあげるのさ。」

魔王「わしが元居た世界でのボクシング用品で超がつくメジャーなメーカー。

   エバーラスト製の練習用ボクシンググローブだ。」

魔王「大事に使ってくれ。」

魔王「後、勇者との挑戦者も募集しておるのでリスナーの皆様で我こそは!という方は

   是非とも挑戦して欲しい。」


勇者「えーっとなんというか色々墓穴ほっちゃったなぁ。」

魔王「ふん。愚か者め。」

勇者「では、次のお便りを読まさせていただきますね……。」

勇者「次のお便りは>>12です。」

魔王「……。」

魔王「勇者よ?お主、方々に恨みを買いすぎていないか?」

勇者「」

魔王「そのうち後ろから刺されるぞ?」

勇者「いや、でもさ、でもさ。」

勇者「冷静に考えてよ?商人って序盤でしか活躍できないじゃない?!」

魔王「勇者、愚かなり。」

魔王「商人程、敵に回すと恐ろしい相手はいないぞ?」

勇者「えっ。」

魔王「というかわし、この商人がなろう系小説の最近の流行みたいに

   勇者パーティから追放されたけど本当は優秀だった!

   みたいな奴じゃなくてよかったと思っておる。」

勇者「なにそれ。」

魔王「最近のライトノベルの流行が能ある鷹は爪隠す系なんだがの?

   そもそも、勇者パーティでお荷物扱いされて追い出された奴が心根を入れ替えて

   急に有能になってチートで解決という少々無理筋があるのじゃよ。」

勇者「それなら始めからそいつが勇者やればいいじゃん。」

勇者「追い出されてから勇者より活躍して勇者以上の存在になるならそいつが最初から勇者でいいじゃん。」

魔王「わしもそう思うのだがのう。」

魔王「何故か追い出されるという過程を一回挟まないと覚醒せぬようじゃ。」

勇者「うーん、下衆な奴がチートでなりあがると?」

魔王「鬼畜王ランスかな?」

勇者「あっ、それだわ。」

魔王「まぁ、厳密にはというか実際はかなり違うと思うが。

   仮にも勇者と選ばれた人物が居るのにその勇者より優秀というのがもうなんかよく分からん。」

勇者「総合的なパラメーターで優れているから勇者なわけじゃないんだね。」

魔王「勇者の苦手な部分を補う為のパーティなのにそれを補えていない。」

魔王「そして、それが理由で追い出されたのに今まで本気を出していなかっただけ。」

魔王「どう考えても。」

勇者「くず、だね。」

魔王「なぜこれが流行るのかわからん。」

魔王「とはいえ流行りは流行り。一つ流行れば雨後の筍の如く出てくる物だから暫くは続くであろう。」

勇者「ところで、魔王は何で商人を危険視するのさ?」

魔王「商人というのは経済を支配できる恐ろしい職業だからじゃよ。」

勇者「経済支配?」

魔王「それ以外にも戦争を仕掛ける時に敵に戦わずして勝つ方法を唯一取れる職業でもある。」

勇者「なにそれ格好いい。」

魔王「流石に魔王のわしでもどうかと思う戦い方になるのじゃがな?」


魔王「まず、敵地に商人を送り込む。」

勇者「ふん。」

魔王「そして、敵地で穀物等の食料を大量に買い込む。

   それも敵地での相場を無視してべらぼうな価格上昇が起きるくらいに全力で。」

勇者「敵を儲けさせるの?」

魔王「そして、敵の食料を全て買い占めた後に兵糧攻め。」

勇者「えげつない。」

魔王「貨幣は食料に出来ぬからのう。」

魔王「戦国の豊臣秀吉が実際にやった鳥取城攻めがこんなやり方でみな殺し。」

勇者「こえぇぇーーーー!」

魔王「他にも商人にはこの様な使い方があるぞ?」

勇者「えっ。」

魔王「敵地に侵入して違法薬物を超安価で販売。最悪、只で配ってもいい。」

勇者「やべー奴じゃないか!」

魔王「そして敵に浸透して依存患者がたっぷり出来上がった所で値段を吊り上げる。」

魔王「そうするとだな?今まで只で配った分も回収できるくらい超儲かる。」

勇者「最低だ!」

魔王「ついでで親切から伝染病患者に使わせていた毛布も只でプレゼント。」

魔王「その毛布から伝染病が敵国に伝播、蔓延。」

魔王「戦わずして勝つ。」

勇者「汚い!めちゃくちゃ汚い!」

魔王「とある紅茶好きの国がとあるアジアの国に対して行った悪行じゃ。」

魔王「他にも商人の使い道はあるぞ?」

勇者「えっ。」

魔王「まぁ、我らの世界では錬金、練成術は発展しておらぬから無理な戦術なんじゃがの。」

魔王「なろう系小説のなかでは錬金、練成に制限の無い感じで描写が一切ない作品が多いのじゃよ。」

魔王「であれば貴金属を大量に錬金、練成して敵国周辺で大量に消費してしまえば
  
   ハイパーインフレを起こせるのじゃよ。」

勇者「それ、自国に跳ね返らない?」

魔王「任意で起す形になるからな此方で供給量はコントロールできるからそこまでは酷い事にはならんが。」

魔王「この戦術はあくまで自国通貨がそうだなわしが元居た世界におけるドルのような機軸通貨のように強い事が前提だ。」

勇者「そういえばなろう系ってあんまりお金の話ってないね。」

魔王「だいたいが金貨、銀貨、銅貨といった通貨だな。為替等が出てくるのは余り無い。」

魔王「中世が舞台の割には余りその辺りが練りこまれておらぬが話の本筋から外れるし適当でいい所だからな。」

勇者「経済の話は書き手にも読み手にもある程度の理解があること前提だしね。」

魔王「わかりやすく人気のあった作品でいえば『 狼と香辛料 』シリーズかのう?」

勇者「あー、あれは読んでた。」

魔王「あれは幾つか史実に出てきた大商人家計を元にしたのだろうなぁと読んでいて面白くはあったな。」

魔王「最後に出てきた太陽の金貨というのは当時メディチ家が支配していた

   フィレンツェ公国が発行していたフローリン金貨が元だったと思う。

   金の品位が高く安定していた事、フィレンツェの銀行が当時のヨーロッパにおいて多くの銀行を持っていた為

   広く使用され経済的な基軸通貨になっていた。」


魔王「ゆえに、本来は国土の大きさ的にもそれ程大きくはなかったフィレンツェの国が当時は莫大な権力と

   富を有しておったのじゃよ。」

勇者「商人やばーい。」

魔王「なので、お主の元パーティメンバーのこやつはわしがヘッドハンティングさせてもらうこととしよう。」

魔王「お便りを下さった商人さんには近々、わしの部下がヘッドハンティングにうかがわせていただく。」

魔王「すまぬが予定を空けておいて貰えると助かるぞ?」

勇者「なんか魔王軍が強化されていっているような気がする。」

魔王「かっかっか!今は平和の世の中よ。悪い事などせぬわ!」

魔王「さぁ!勇者よ!次のお便りを読むがよい!」


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魔王「というお便りなんだが……。」

勇者「」

魔王「あれか!?」

魔王「ぱふぱふか!?」

魔王「ぱふぱふか!?」

勇者「大事な事だからって二回も言うなよ!」

魔王「しかも踊り子って!?」

勇者「食いつく所そこかよ!」

魔王「やっぱり、ぱふぱふか!?」

勇者「うるさいよ!」

魔王「昨晩はお楽しみだったですね!」

勇者「違うよ!」

魔王「隣の部屋から騒音の苦情が来てますよ!?」

勇者「獣の様な声なんて出してません!」

魔王「……、苦情の内容は言っていないのですが?」

勇者「あっ。」

魔王「なにしてたのさ……。」

勇者「ノーコメントで。」

魔王「ぱふぱふか!?」

勇者「しつこいよ!」

魔王「あんまりからかっていると話が進まないからここまでにするとしてだ。」

勇者「ありがとうございます。」

魔王「踊り子のお便りの娘を含めていわゆる水商売系統のお仕事は営業が大事だな。」

勇者「ほう。」

魔王「今回のお便りのように最近ご無沙汰のお客様へお加減いかがですか?」

魔王「といった体調を伺うような出だしや時候の挨拶から始まり最近来てくれないわねー?」

魔王「どこか余所のお店にいい娘できたの?寂しいわーといった形で内容が続く。」

勇者 ギクリ

魔王「なんじゃそなた。無職の癖にそういう店には通っているのか。」

魔王「まったく困ったやつだのう。」

魔王「で、どこだ?」

勇者 ゴニョゴニョ

魔王「あー、サキュバスの館かぁ。」

魔王「最近人間で妙に羽振りのいい客がいると聞いていたが。」

魔王「まさかお主だったとは。」

魔王「………。」

勇者「あのですね?」

魔王「あの店の売りは……。」

勇者「ぱふぱふ……。」

魔王「やっぱりぱふぱふじゃねーか!」

勇者「うるせーよ!俺だってぱふぱふくらいするよ!」


魔王「うわぁ、壮絶にカミングアウト来たよ…。」

勇者「俺だってねぇ!?パーティメンバーとそういう事出来ないからいきますよぉ!?」

魔王「あっ出来なかったんですか?」

勇者「魔法使いとか殺される未来しか見えません。」

魔王「女神の加護で死なないんじゃ?」

勇者「死ぬほどの痛みが快楽に置き換わって、んほー!」

魔王「あっ。」

勇者「そして生き返るときの激痛も快楽に置き換わって、んほー!」

魔王「……。」

勇者「一回学べば十分だよ!」

魔王「そこは一回も学ばないようにしておこうな?」

勇者「ごめんなさい。」

魔王「えーっと、勇者の思わぬ性癖を暴き出してくださった踊り子さんには。」

魔王「何を送ろうかしら?」

魔王「えーっと、こんなのどうかな?サキュバス御用達、つければ男を墜す!魅力で殺す(物理)!」

魔王「サキュバスクイーン印のフレグランス、シャルル5番!」

魔王「こちらを贈らさせていただきます。」

勇者「いいのかなぁ、これ。」

魔王「それでは、気をとりなおして。」

勇者「次のお便りを御紹介させていただきますね。」


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面白い安価、素晴らしい安価本当に感謝です!


魔王(あれ?これ別番組の宛てのお便りっぽくない?)

勇者(なんだかそんな気がしますよ?)

魔王「そも、ちゃおラジとはなんぞ?」

勇者「オッケー!女神!」




女神 ちゃおラジとは勇者が元居た世界でのSS投稿サイトにおいて

   他者の作品を盗作しておきながらパロディなどと言って未だ投稿を続けている

   SS製作者の鼻つまみ者ですよ……



魔王「女神様詳しい!」

勇者「盗作か。」

魔王「色々問題があるな。」

勇者「でも、本人はパロディと言っているみたいだよ?」



女神 本人は盗作を認めているのですよ……



勇者「認めておいてパロディってねぇ?」

魔王「居直り強盗か!?」

勇者「そも、SSは二次作品だったりする場合が多いからね。」

魔王「まぁ、我らの魔王×勇者のパターン、そしてこのラジオ形式というのも

   テンプレのある二次創作の範疇だな。」

勇者「初めにした人がいたとしたらそれらに続く私達はパクリになるのかね?」

魔王「難しい所であるなぁ。」

魔王「例えばAという素材を生かしてBという物を作ったとしよう。」

魔王「それが料理品評会でとある食材を使用して一つの野菜炒めや炒飯、或いはスープ。」

魔王「出品者ごとに別々の料理を作り出す。」

魔王「これは果たしてパクリだろうか?」

勇者「とは言えないねぇ。」

魔王「ではだ、同じ食材を利用してまったく同じ料理を作り出したとしたら?」

勇者「料理が指定されているのでなければパクリと言われかねない。」

魔王「うむ。その段階ではあくまで『 かもしれない 』だ。」

魔王「しかし、見た目はよく似ているかもしれないが味付けはそれぞれに違った。」

魔王「これはどうであろうか?」

勇者「味付けはそうだね。料理の個性と言えるからパクリではないかも。」

魔王「うむ。」

魔王「では、更に味付けも似通っている。」 

魔王「だが、舌触り、香りは別物だ。これはどうだ?」

勇者「限りなくグレーだね。そこまで行くといつ一線を踏み越えるかのチキンレースじゃない?」

勇者「そのどちらかが一緒だったらもうアウト。」

魔王「ふむ。ちゃおラジとやらがやっているのはつまりそういう事なのだよ。」


勇者「つまり味付け、舌触り、香りまで同じような料理を出しておきながらパクリではないと。」

魔王「そういう事だな。」

魔王「レシピの考案者であれば怒っていい所だ。」

勇者「だね。」

魔王「更によくないところは例えば料理屋等を営むとして通常であればだ。」

魔王「誰かが考案した料理、或いは諸外国、地域の名物料理であればそれと表記するのが正しいだろう。」

勇者「確かに。それで料理が気に入ればその国や地域に興味を持つ切欠になるしね。」

魔王「その通りだな。」

魔王「だが、これをせずにさも自分が考案したオリジナル料理でございとしらを切れば?」

勇者「気付いたお客の怒りは察するに余りあるね。」

魔王「更にそこのクレームに対して謝罪をせず『 うちの方がオリジナル 』ですから。」

魔王「などといってみろ?」

勇者「あっ、クレームへの顧客対応で一番やっちゃいけない奴だ。」

魔王「後は燎原の火の如しだ。」

魔王「消火不能までに燃え盛る事間違い無しだ。」

勇者「因みにそうなったら如何するのが一番なんですかね?」

魔王「そこまでの事態にしてしまうような人間が出来るとは到底思えぬのだがな。」

魔王「誠意を持った謝罪、迷惑をかけた関係各所への謝罪。」

魔王「後は表舞台から暫く遠ざかり火が自然鎮火するのを待つしかあるまいて。」

勇者「なんか江戸時代の打ち壊し消火みたい。」

魔王「それに近しいものがあるかのう。」

魔王「正直、炎上商法でないかぎりは火というのは燃え広がりやすく消しにくい。」

魔王「仮に意図した炎上であってもだ、燃料などというのは本人が思わぬ所から投下される。」

魔王「故に初期で消せる火はそうそうに消しておくべきなのだ。」

勇者「ためになるなぁ。」

魔王「という訳でだ、このあやめ大好きさんとやらには何を贈ったものかな?」

勇者「こんなのどうだろうか?」

魔王「成程。」

魔王「お便りをいただいた、あやめ大好きさんには

  『 分かる!クレーム対応術! 』こちらの本を進呈させていただくとしよう。」

勇者「クレームゼロのサイト運営が理想ではあるけれどクレームは

   どんなに頑張っても出てしまうことがありますからね。」

魔王「正しい初期対応がその後の問題の解決の難易度を変えてしまうからな。

   誤らないようにしたいものよな。」

勇者「では、次のお便りを読まさせていただきますね。」


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魔王「うむ、だんだんクレーム処理めいて来たぞ?」

勇者「直前のお便りでクレームの話なんかするからだろ!?」

魔王「というか相当な色ボケ爺の様なんだが?」

勇者「そうなんだよ。」

勇者「こいつの所為で最終決戦の時にあんな格好をする羽目に。」

魔王「いや、さっきの話と矛盾してない?」

勇者「してねーよ!」

勇者「俺だってな!伝説の防具と武器で挑みたかったよ!」

勇者「最終決戦ってそれこそ御伽話として後世に長く語り継がれる話なんだぞ!?」

勇者「それを何が悲しくて完全変態ルックで挑まなきゃならんのよ!?」

魔王「アッハイ。」

勇者「この伝説の防具の守護者とか言うのが癌なんだよ!」

魔王「そうなのか……。」

勇者「こいつらね、伝説の防具を村おこしの観光資源として活用してるからね?」

魔王「Oh……」

勇者「で、魔王討伐のために持っていこうとしたらレンタル料を請求しようとしてくるから!」

勇者「それも一国の国家予算一年分くらいの法外な値段だからね?!」

勇者「払える訳ねーよ!」

勇者「王様から貰ったお金たったの50Gだからね!?」

魔王「随分な外道だな。」

勇者「しかもよ!?」

魔王「まだあるのか。」

勇者「伝説の防具守護のために一族を存続させねばならぬとか言って、女を連れてこいとかね?!」

勇者「もうね!馬鹿かと、アホかと!」

魔王「しかし、伝説の防具は重要な聖遺物なのであろう?」

勇者「一応、歴代の勇者が使用してきた防具みたいだけどねー。」

勇者「私みたいにさぁ、防具を使用せずに極限まで肉体と精神を鍛えあげて

   伝説の防具を使用せずに勝った勇者も居るわけよ。」

魔王「伝説の防具は無い方が勇者をより高みへと導くという訳か。」

勇者「ぶっちゃけ自分はそうでした。」

魔王「うん!よし、滅ぼそう!」

魔王「丁度、こやつの村の周りにわしの配下がおるようだしまぁ、いいだろ。」

勇者「おっ!魔王やっちゃう!?」

魔王「やっちゃう!やっちゃう!」

勇者「やっちゃえ魔王。」

魔王「という訳でだ。お便りをくださった伝説の防具の守護者さんには

   わしの配下から魔王軍四天王を全員とその部下を派遣して村を滅ぼす災厄を贈らさせていただく。」

魔王「その後、モンスターみな引き上げるから一応、モンスターが村の周辺から撤退して欲しい

   という希望に沿った物になると思うぞ。」

勇者「だねー。もう、さくっとやっちゃってー。」

魔王(なんか勇者の方が魔王っぽいなぁ……。)


勇者「魔王討伐に非協力的な村人なぞ勇者知りません!」

勇者「女神様だってそんな信者はしらないっていうはずだもん!」

魔王(いいのかそれ。)

勇者「じゃ!次のお便りいきますよ!」

魔王「あぁ、うむ。では、次のお便りいこうかの。」


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魔王「うむ。食事の招待状か。」

勇者「えーっと。自分が参加していいのかな?」

魔王「うん?」

勇者「いや、仮にも敵として戦った間柄だしさ。」

魔王「気まずいと。」

勇者「はい。」

魔王「それを言い出したらこのラジオ番組が成り立たないのだが?」

勇者「それはそうなんだけど。」

魔王「火炎将軍に魔法で水をぶっ掛け水蒸気爆発の勢いで城を吹き飛ばしたり?」

魔王「氷獄将軍をじわじわと削ってなぶり殺しにしたり?」

勇者「うっ。」

魔王「風魔将軍をパッとしないとか精神的にいたぶったりとかぁ?」

魔王「土鬼将軍を泥人形とか四天王最弱とかいっていたぶった挙句に四肢切断して

   再生する過程を楽しんだりした事を今更気にするような奴は。」

魔王「おらんやろうーー。」

勇者「……。」

魔王「ねぇーーーー?」

勇者「気にしてますよ!?気にしてますぅ!?」

勇者「というかね?それ殆ど魔法使いだからね?」

勇者「俺、必死で止めたからね?」

魔王「うむ、止めようとして部屋の隅でアヘっておったの。」

魔王「水晶で戦いを見ておったときこんな奴と戦わねばならぬのかと心底呆れておったが。」

勇者「魔法使いが全て悪い。」

魔王「というかお主戦えよ。」

勇者「戦いたかったよ!」

勇者「でも、魔王との戦いまで勇者様は休んでてください!っていい笑顔で金 ピー けられたのぅ!」

魔王「ひえっ。」

魔王「玉ひゅん禁止。」

勇者「四天王戦事に ピー だよ!?」

勇者「あれが破裂しちゃうっていうの!!」

魔王「しかし。」

勇者「女神様の加護で再生されちゃいます。」

魔王「考えれば女神の加護ってかなりえぐいな。」

勇者「本当だよ。死ぬに死ねない。」


勇者「女神様が決めた寿命が来るまでは死ぬような事態になっても復活再生。」

勇者「ぶっちゃけ下手な怪我とかなら一回死なせて再生させた方が治癒が早かったりする。」

魔王「うへぇ。」

勇者「崖から落ちて内臓破裂したときに魔法使いから治癒魔法に使う魔力が勿体無いからって理由で

   一回止めを刺されたことがある。」

魔王「魔法使い容赦ないな。」

勇者「こっちは崖から落ちた痛みが快楽に代わってびくんびくんしてる所にだよ!?」

勇者「心臓ざくーよ!?」

魔王「正に昇天。」

勇者「誰が上手い事を言えと。」

魔王「となるとまぁ、勇者は語る思い出話はないと。」

勇者「四天王との戦いってもう、ヘブン状態だったからねぇ。」

魔王「ふむ。なら、気まずいという事もないだろう。」

魔王「ともに出席しようではないか。」

勇者「そうだね。ちなみに得意料理って何か聞いてる?」

魔王「激辛料理を初めとした色々刺激が強い料理が得意と聞いている。」

勇者「あっそれ、俺、一口食べる度にヘブンになるやつだ。」

魔王「存外それが目的やもしれぬなぁ。」ニコニコ

魔王「という事でだ、お便りを下さった四天王にはカプサイシンの結晶をプレゼントさせていただこう。」

勇者「なにそれぇ?」

魔王「何、ちょいとした調味料だ。味が劇的にうまくなる隠し味だ。」

勇者「ここで言ったら隠し味じゃなくならない?」

魔王「うむ。そうであったな。勇者よ。食事会が楽しみだな!」

勇者「だね!」

魔王「といった所で番組をお送りしてきたが……。」

勇者「そろそろ放送終了のお時間だね。」

魔王「次が番組の放送時間で最後のお便りの御紹介だな。」

勇者「長いお時間お付き合いくださり誠にありがとうございました。」

魔王「さてと、最後のお便りを御紹介させていただこう。」

勇者「最後のお便りはこちらです。」


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魔王「まいったな。」

勇者「お便りなくなっちゃいましたね。」

魔王「ふむ。」

魔王「仕方あるまいよ。」

勇者「では、放送時間の終了もきましたので番組も終了しますね!」

魔王「うむ。またリスナーの皆さんと何処かで会える日をまっているぞ!」

勇者「それでは皆様!」

魔王「次回の機会があればまた視聴をよろしく!」








1時間程、安価が無かったので誠に勝手ながら終了させたいただきました。

安価を下さった皆さま、本当にありがとうございました。

1は楽しくSSを書かせていただくことが出来ました。

お読みいただいた皆様が少しでも楽しんでいただけていればと思います。

お付き合いいただきありがとうございました。

依頼を出してこのスレを落としてきます。

お読み頂き本当にありがとうございました。

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