千早「甘みかん」春香「!?」 (29)
千早「はるるん」春香「!?」
千早「はるるん」春香「!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534606235/)
一応これの続きですが読んでなくても大丈夫だと思います
前回と比べて千早のキャラが少々変わってますがご了承ください
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1534778775
千早「ねえ、甘みかん?」
春香「…それってもしかして私のこと呼んでるのかな?」
千早「ええ、そうよ」
春香「え、えーっと…どうしたのかな?」
千早「私、この間から皆のことを名前で呼ぶように努力しているじゃない?」
春香「そうだね、亜美真美の呼び方マネしてた時からね」
千早「あれは恥ずかしかったわ」
千早「でも、やっぱり…雪歩…やよい…って、本人の前だとちょっと照れ臭くって」
春香「まだゆきぴょん、やよいっちのほうが呼びやすかった?」
千早「ええ。でも、ゆきぴょんって呼ぶと萩原さんは地底深くまで潜ってしまうし…」
千早「やよいっちって呼び続けると私が何か犯罪に手を染めてしまいそうで…」
春香「そ、そうですか…」
千早「どうすれば…と悩んでいたら、どこからか『これは千早ちゃんが皆にあだ名を付けてあげる流れ、乙』っていう天の声が聞こえてきたのよ」
千早「これしかない!と思って…」
春香「私が見た感じだと、その天の声に対して、『やめろ!』『それ以上はいけない』って書き込…天の声が集まってた気がするんだけど」
千早「そんな声聞こえなかったわ」
春香「都合良い耳してるね」
春香「…で、その結果が甘みかんってことなんだね…」
千早「そう!まずは春k…甘みかんから呼ばせてもらったわ」
春香「千早ちゃん、私のこと元々名前で呼んでるし、春香さんにはあだ名いらないんじゃないかな~」
千早「まあまあそう言わずに」
甘みかん「うーん…何だか嫌な予感しかしないよ」
ガチャ
真「春香、千早!おはよう!」
甘みかん「おー、真おはよう!」
千早「マコリンピック、おはよう」
真「」
甘みかん「はい!はいストップね!」
真「あの…これは一体…?」
甘みかん「分かった、千早ちゃんがあだ名をつけるのはとめない。だからせめて、由来を…理由を教えて!どうしてそうなったのか!」
真「あだ名…なるほど、なんとなく話はつかめたけど、じゃあボクは…」
千早「まずは真ね、真は運動神経抜群だから、色々なスポーツをしている姿が似合うと思うのね」
真「う、うん」
千早「どうしようかなって考えていたときにふとテレビを見たら、東京五輪のニュースをやってて…」
千早「これしかない!と思って…」
マコリンピック「うう…雑だよ、ツカミは悪くなかったのに突然雑になっちゃったよ…」
千早「甘みかんについても言ってなかったわね」
甘みかん「今のを聞いた後だと猛烈に聞きたくないけど、一応聞いておくね」
千早「春香はお菓子作りが得意じゃない?甘くておいしいスイーツをもらうと元気が出るのよ」
甘みかん「う、うん…」
千早「甘い…甘み…天海…プッククク」
千早「これしかない!と思って…」
甘みかん「案の定だったよ、春香さん先行きがとても不安です」
千早「次は誰が来るのかしら」ワクワク
マコリンピック「…ボク、ここで見守ることにするよ。説明が入らないとみんな混乱しちゃうだろうし…」
甘みかん「ありがとう、私一人だと心細いから助かる…」
ガチャ
響「今日もあづいよ~」
貴音「あいどるがそんな声を出してはいけませんよ」
響「わかってるけどさー…」
甘みかん「さあ、次は前まで名字呼びだった二人…どうなる!?」
マコリンピック「ちょっとワクワクしてない?…甘みかん」
甘みかん「ごめん、もうワクワクしないからやめてください」
響「あ、千早!はいさーい!」
千早「また、その…ちーちゃんって呼んでくれてもいいのよ///」
響「うっ…あれは恥ずかしいから忘れてほしいぞ!」
貴音「ふふっ、二人とも恥じらう姿が可愛らしいですね」
千早「も、もう…からかわないでくださいよ、お花ちん」
貴音「…??」
響「え、えーっと…え?」
千早「どうしたの、ヒビキ環礁」
甘みかん「カット入りまーす!」
マコリンピック「事情を説明」
貴音「なんと」
響「これなら我那覇さんのほうがいいよ…」
甘みかん「まあまあ、そう言わずに由来だけでも聞いてみましょうよ」
千早「まず、しじょ……貴音さんですが」
響「ねえ今名前呼べてたよね、あだ名いらなくない?」
貴音「お静かに!」
響「な、何で乗り気なの…」
千早「亜美真美のお姫ちんを借りました。ただ、そこにオリジナリティを付け加えたいと思って…」
貴音「ふむ…」
千早「和風美人の貴音さんには花が似合う…風花…花…たかねの…はな…ククッ」
千早「これしかない!と思って…」
お花ちん「真、良きあだ名です。気に入りました。」
マコリンピック(これは…千早に気を遣ってるのか本当に気に入ってるのか分かんない…)
千早「そしてヒビキ環礁ね。我那覇さ……ひ、響は、やはり南国の島娘のイメージが強いわ」
響「う、うん…」
千早「どうしたものかと現代史の授業中に考えてたら…」
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先生「戦後になっても原水爆の脅威は去らず、1954年、第五福竜丸が、南国マーシャル諸島のビキニ環礁沖で…」
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千早「これしかない!と思って…」
響「嫌だ!色んな意味で嫌だよこの名前!」
千早「あら…気に入ってもらえなかったかしら…じゃあ、なんとなく語呂で考えたガナハ本舗とどっちが良い?」
ガナハ本舗「うぅ…自分、こんなに選びたくない2択は初めてだぞ…」
甘みかん「千早ちゃん、これから『これしかない!』禁止ね。それ言われるとすごくモヤモヤするから」
千早「え、ええ…分かったわ。甘みかん。」
甘みかん「……」
律子「ふう、今日の収録も良かったわよ」
伊織「当然よ、私が失敗するわけないじゃない」
亜美「あずさお姉ちゃんも迷子にならなかったし!」
あずさ「うふふ、今日は調子が良いから散歩にでも行こうかしら」
「「「絶対ダメ!!」」」
甘みかん「続きまして竜宮小町の到着で~す、うひひひ」
マコリンピック「甘みかん」
甘みかん「すみませんでした」
千早「あら、Go AZU Infinity、イオネル・ツンデレスク、アンミー、オータム・リーブスお帰りなさい」
竜宮小町「「「「?」」」」
甘みかん「はーい!一斉に言わないの!もうわけがわからないから!」
千早「あら…あだ名だから、ちゃんと個人を識別できる範囲でやってるつもりなのだけど、分かんなかったかしら」
甘みかん「私たち誰も理解できてないなぁ」
お花ちん「いえ、私は分か」
ガナハ本舗「貴音、ごめん、今だけシー!シーよ!」
千早「シー…sea…海…環礁…」
ガナハ本舗「はいさい!やめやめ!じゃあ解説よろしく!」
マコリンピック「かくかくしかじか」
律子「そ、そんなことが起きてるのね…」
千早「竜宮小町は全て英語系で攻めてみようと思って、まずGo AZU Infinityさんから」
あずさ「多分私のことよね…?」
千早「あずささんは中身も含めて歌唱力がすごい。そして色んなジャンルを歌いこなす。とても尊敬しているわ」
あずさ「あらあら、嬉しいわね」
千早「だから、同じく色んな歌を歌いこなす技巧派アーティストの名前と組み合わせて…」
甘みかん「そこで何故D〇 As Infinityと組み合わせる発想になるのか」
マコリンピック「甘みかん、それあんま伏字になってないよ」
千早「あずささんは、どこまでも伸びていく、無限に駆け抜けていく(迷子的な意味でも)という意味で、この名前になりました」
Go AZU Infinity「なんだか嬉しいから使っていこうかしら」
ガナハ本舗「ちょっとでも嬉しいと思えるあだ名が羨ましい…」
千早「水瀬さんについては説明いらないわね」
伊織「何でよ!いや説明欲しいわけじゃないけどなんか自分のがテキトーだと腹立つ!」
千早「だって…お嬢様らしさ、ツンデレ、いおりん…を合わせたら、こんなに語呂のいいものが出来てしまったから…」
イオネル・ツンデレスク「くぅぅ…腑に落ちない」
マコリンピック「ねえイオネル」
イオネル・ツンデレスク「何よ…ってその呼び方やめなさい!」
マコリンピック「あだ名って本来語呂でテキトーに楽しく決めるものだと思うんだ」
イオネル・ツンデレスク「!!た、たしかに…」
マコリンピック「だからイオネルってあだ名は間違ってないよ!ボク、これから使っていくね!」アハハ
イオネル・ツンデレスク「キイイイイイイイ!アンタなんてムキムキになって本当に東京五輪出てメダル取ってくればいいのよ!!」
甘みかん「そういえばアンミーは割と普通じゃない?」
亜美「そーだね、何かみんな変なことになってるのに亜美だけつまんない!」
千早「でも亜美がアンミーなのにはワケがあって…」
ガチャ
真美「魔法少女マミさん、参上!」
千早「あら、ちょうどいいところに、こっちに来てくれるかしら、マーミー」
真美「えっ」
千早「亜美のあだ名はアンミー♪」
千早「真美のあだ名はマーミー♪」
千早「ふーたりあわせて●ンマーだ♪」
甘みかん「ヤ●マーだよ!如月ィィィ!!!」
Go AZU Infinity「若い子が知らなそうなネタだわねぇ…」
甘みかん「あずささんの名前のアーティストも流行ったのちょっと前ですけどね…」
千早「アンミーマーミーで天気予報の仕事が増えるかなって思ったのだけど…」
マーミー「それはさすがに無いっしょー…」
アンミー「マーミーって、お母さんみたいだよね…」
千早「ちなみに、真美はお姉さんだけど子供なところもある。だから、マミー(お母さん)にもなるし、マミー(おむつ)にもなるっていう意味合いもあるわ」
マーミー「」
甘みかん「あだ名が…おむつ…」
お花ちん「真、素晴らしい柔軟な発想です」
アンミー「亜美、わりとふつーでよかったとおもってるよ…」
千早「気に入らなかったら、二人合わせて『マンマミーア』っていうコンビ名も」
マンマミーア「わーーーーー!!!大丈夫!間に合ってます!」
千早「で、オータム・リーブスなのだけど」
律子「覚えてたのね、出来れば忘れててほしかったのだけど」
甘みかん「名前が全く原型をとどめていない」
千早「律子は物事を落ち着いて判断する姿にとても憧れているわ」
律子「あ、ありがとう…」
千早「そして私が落ち着きたいときによく聞くのはジャズ。その中でも特にお気に入りなのがこのオータム・リーブス、邦題:枯葉。」
千早「ジャズ特有のオトナの魅力と落ち着きと、少しの切なさ。そう、秋月の『秋』。紅葉の似合う女…これは自信作のあだ名だと思うの…」
お花ちん「なるほど、感動致しました…」
律子「ええ…何かものすごく恥ずかしいし、そんなオトナってほど歳もとってないし、ちょっと厨二っぽ」
甘みかん「律子さん、千早ちゃんが一生懸命考えたんです。この間から皆の名前を呼ぶようにしてて、だけど恥ずかしいからって!それで頑張ったあだ名なんです!」
律子「……!!」
オータムリーブス「……良い名だわ。ありがとう。」
甘みかん(のワの)
マンマミーア(めちゃくちゃイジりたい!!!!!!)
甘みかん「さて、まだ戻っていない人は?」
マコリンピック「プロデューサーとやよいはもうすぐ戻るはずだよ」
甘みかん「ふむふむ…あとは…」
ガチャ
美希「ふ~、今日もレッスンつかれたの!」
雪歩「美希ちゃん頑張ってたもんね!」
「「「来た!」」」
マコリンピック「二人ともおかえり」
美希「ただいま、真クンの隣はもらったの!」
雪歩「ああ!ずるいよ美希ちゃん!」
千早「ふふ、ゆきほっちゃもミッキーさんもマコリンピック大好きね」
美希「」
雪歩「」
Go AZU Infinity「あら…?意外と原型とどめてるわね」
オータム・リーブス「全然マシじゃないの…私たちなんて絶対誰か分かんないわよ」
ガナハ本舗「少なくとも自分よりはまともさー…」
マコリンピック「かくかくしかじかゆきまこ」
雪歩「マコリンピック…ふふっ」
美希「あだ名作るのは面白いなーって思うけど…デコちゃんはデコちゃんなの!」
イオネル・ツンデレスク「まさかデコちゃん呼びのほうがマシだなんて思う時が来ると思わなかったわ」
千早「じゃあミッキーさんからね」
甘みかん「聞いた感じだと今までで一番マシそうに思えるけど…」
千早「まずミッキーはもちろん夢の国から引用し」
甘みかん「まずい!そのあだ名は事務所がつぶれる!!」
アンミー「ミッキーの部分はちかたないね」
マーミー「てっきり、『○○やんないよ、ミッキーやんなよ』的なノリかと思ってたじぇ」
美希「…じゃあ、『さん』はどこから持ってきたの?」
千早「そうね、律子…オータム・リーブスに『さんをつけなさい』って怒られてるからっていうのもあるけど…」
千早「ハニーが好き…ハニー…はちみつ…くまのぷーさ」
甘みかん「千早ちゃん!ダメ!これ一番マシそうに見えて一番アカンやつだった!!!」
オータム・リーブス「私たち普通の女の子じゃなくてアイドルだから、万が一…119%ありえないけど、もしそのあだ名が浸透したときにハハッてなるかもしれないから…」
千早「うーん…じゃあおにぎりとミキミキを合わせて…『にぎにぎほしいの!』とかは…」
美希「」
イオネル・ツンデレスク「この場合のにぎにぎって…」
オータム・リーブス「役人の子はにぎにぎをよく覚え…賄賂よね…」
千早「気に入らなければ、美希プルーンのアホ毛に」
にぎにぎほしいの!「わ、分かったの!千早さんありがとう!!」
千早「ゆきほっちゃは簡単ね」
雪歩「そ、そうなの…?」
千早「雪歩+掘る+掘っちゃダメ!+お茶=ゆきほっちゃ」
雪歩「えー……ラウンドワンにありそうな名前でちょっと」
にぎにぎほしいの!「雪歩!キャンセルするともっと悪い名前がくるの」ヒソヒソ
ガナハ本舗「そうそう、ここは我慢するべきだと思うさー…」ヒソヒソ
ゆきほっちゃ「あうぅ…ありがとう千早ちゃん…」
マコリンピック「ユキホッチャで遊びたい」
甘みかん「ボウリング(掘る方)とかできそうだね」
お花ちん「30分後ですよ」
ガチャ
P「ふー、ただいま戻ったぞ~」
やよい「おつかれさまでーす!」
甘みかん「来た!ついに来たぞ!(ふたりともおかえりなさーい!)」
ゆきほっちゃ「甘みかんちゃん、心の声が反転してるよ…」
Go AZU Infinity「どんなあだ名になるのか気になるわね~」
ガナハ本舗「やよいに害のある名前だけはつけないでほしいぞ…」
P「おー、千早。今日は元気そうだな。」
千早「あっあの!」
千早「ぷ、プロ兄ちゃん!お帰りなさい///」
P「えっ」
一同「おい!」
やよい「ぷ、ぷろ兄ちゃん…ですか?」
千早「あ、あの…純粋ふわふわやよ天使!お帰りなさい///」
やよい「えっ」
一同「おい!!!!!!!!!!!」
おしり
翌日
小鳥「ふう、お休みもらってリフレッシュしたし、さあて今日もお仕事頑張りますか!」
ガチャ
小鳥「みんなおはよう~」
マコリンピック「だからイオネルが!」
イオネル・ツンデレスク「なによマコリンピック!」
ゆきほっちゃ「あ、あの二人とも…」
「「ゆきほっちゃは黙ってて!!」」
マンマミーア「「わーオータム・リーブスの雷だー!」」
オータム・リーブス「こらー!アンタたちはいつもいつも!Go AZU Infinityさんが困ってるでしょ!」
にぎにぎほしいの!「この純粋ふわふわやよ天使抱き枕、気持ちいいの…あふぅ」
純粋ふわふわやよ天使「うー…にぎにぎほしいの!さん、ぽかぽかで気持ちいいです…」
小鳥「えっ…えっ?」
甘みかん「小鳥さん、おはようございます♪」
千早「あ、トリコロール音無さん!」
トリコロール音無「えっ」
おわり
酷い名前になってしまったキャラ(ほぼ全員)の担当Pさんには、この場で千早に代わってお詫び申し上げます。
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