小鳥「ど、どうしたんですかプロデューサーさん、急に」
P「いや、ふと思いまして。千早って結婚できなそうだなって」
事務所入り口前
千早「……」
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小鳥「そんな事ないでしょう。アイドルという事は今は置いておいて、千早ちゃん綺麗だしスタイルもいいし、真面目だし……」
P「確かに綺麗ですけど、ほら、あいつあまり笑わないでしょう」
小鳥「確かにそうかもしれませんが……」
P「春香ややよいみたいにいつもニコニコしてろとはいいませんが、せめて雪歩みたいに朗らかでいてくれた方がいいんですよ」
事務所入り口前
千早「これでも、以前よりは明るくなったと思うのだけど……」
P「スタイルがいいと言えば聞こえはいいですが、あいつ72でしょう」
小鳥「ちょ、千早ちゃんも気にしてるんですから」
P「さらに身長とウェストを考慮すると、あいつの胸のカップ数はAAですよAA」
P「しかもあの食生活のせいで胸以外にも遊びが無い」
P「比喩じゃなく、本当にすぐに折れてしまいそうなんですよ」
事務所入り口前
千早「……」ペタペタ
千早「……くっ」
P「小鳥さん。男が妻としての女性に求めるものって何だと思います?」
小鳥「……よく言うのは、家事とか、料理とか、愛嬌とか…………夜とか」
P「では、その中で千早が持っているものは?」
小鳥「ええっと……家事は一人暮らしだし、ほぼできるでしょう」
小鳥「料理は……最近春香ちゃんが教えてるらしいけど、どうなのかしら……」
P「春香曰く『ようやく中学校の家庭科レベル』らしいです」
P「次に愛嬌。さっきもいいましたがあまり笑わない、基本的に無表情」
P「歌以外の興味がほとんど無いから会話も搾られてきます」
小鳥「で、でも、事務所じゃ皆と普通に話せてますよね」
P「それはあいつらが千早といつも一緒にいて、話し方をマスターしてるからです」
P「夜については、あいつそもそもそういう事を知らなそうですし、さっきも言いましたがあの体に興奮できる人間は稀有でしょう」
事務所入り口前
千早「……」グス
P「仮に結婚したとしても『夫婦だからといって、そういう事をしなければいけない訳ではないでしょう』とか言いそうだし」
P「本当に好き合ってるのか分からなくなりそうです」
小鳥(ここまで言うなんて……本当は千早ちゃんの事嫌いなのかしら……。)
小鳥(でもメインでプロデュースしてるのは千早ちゃん……どういうことなの……)
事務所入り口前
千早(プロデューサーは私の事が嫌いだったのね……)
千早(……帰ろう。今日はボーカルレッスンの予定だったけど、こんな気分じゃ無理だわ)
P「他にも……だし……な上に…………」
小鳥(……今後の為にも直接聞いてみた方がいいわね。幸いまだ誰も来てないし)
小鳥「プロデューサーさん」
P「何ですか?」
小鳥「千早ちゃんの事、どう思ってるんですか」
事務所入り口前
千早(もうはっきり嫌いだっておっしゃってください……)
千早(それで諦めがつきますから……)
P「え……言わなきゃダメですか……」
小鳥「お願いします。事務所と、千早ちゃんと、プロデューサーさんの為にも」
P「……はぁ…………」
P「他言無用でお願いしますよ」
小鳥「分かりました(もし問題なようなら社長と律子さんに相談して……)」
P「愛してます」
小鳥「そうですかやっぱr……えっ!?」
事務所入り口前
千早(やはりプロデューサーは私の事を愛して……えっ!?)
千早(聞き間違いじゃないわよね?今、「愛してる」って……)
P「『えっ』ってなんですか『えっ』って。千早はあんなに魅力的なのに」
小鳥「だってプロデューサーさん。ずっと千早ちゃんの悪口ばかり言うからてっきり嫌いなのかと……」
P「何言ってるんですか。大好きです、愛してます。もうぶっちゃけますけど、いつかプロポーズするつもりです」
小鳥「ピヨォッ!?
千早(プ、プロポーズ!?プロポーズってあれよね、結婚の申し込みよね。英語でいう”提案する”って意味じゃ無いわよね!?)
小鳥「じゃあなんでさっきはあんな悪口をペラペラと……」
P「不安なんですよ」
小鳥「不安?」
P「あいつの事を一番見てるのは俺です。だから、あいつの魅力を誰よりも知ってます」
P「だからこそ逆に……なんですか、その……誰かに取られてしまわないか心配で……」
小鳥「ええっと、つまり……」
P「……ああそうですよ!嫉妬ですよ!どこの誰とも知らない、居るかどうかも分からない奴に嫉妬してたんですよ!!」
P「悪く言ってそんな事ありえないと思ってないと不安で不安で仕方ないんですよ!」
P「だってあんなに可愛いんですよ。あんなに健気で1つの事にひたむきで、自分に厳しい奴を少なくとも俺は知りません」
P「72でAAがなんだ。大きい方が優れていると誰が決めた」
P「誰が無表情だ。顔に出ないだけで、その裏ではどれだけ周りを気遣ってると思ってるんだ」
P「料理できないからなんだ。まるで女性が料理できるのが当たり前のように言いやがって。自分で作ってやろうって思わないのか」
P「俺はね、音無さん。千早の為ならなんだってしてやりたいんです」
P「誰より強くて、でも誰より弱いあいつを、俺は一生支えてやりたいんです」
千早「うう……グス……ヒグッ」
春香「ち、千早ちゃん、どうしたの!?」
小鳥「そんな事……」
P「はぁ……あ、音無さん、くれぐれもこのことは内密に」
バァン!
春香「プ、プロデューサーさん!今千早ちゃんがそこで泣いてて、とりあえず中に連れてきたんですけど」
千早「春香、大丈夫だから今は――」
P「千早!どうしたんだ一体」
千早「な、なんでもありません。本当に大丈夫ですから/////」
P「千早、話してくれ。俺はお前のプロデューサーなんだから」ギュッ
千早(顔が近いですプロデューサー!///)
小鳥(真っ赤な顔、このタイミング……そういえば今日はレッスンで丁度このくらいの時間だったはず)
小鳥(そしてこの反応……これは……)
小鳥「……もしかして千早ちゃん、聞いてた?」
千早「い、いえ!何も聞いてません!」アセ
小鳥「……聞かれてたみたいですよ、プロデューサーさん」
P「……Oh……」
千早「…………//////」
春香「え?え?どういう事ですか?さっぱり分からないんですが……?」
小鳥「春香ちゃん連れて少し買い物してきます。その間に話付けてくださいね」
P「……ありがとうございます」
春香「あの、未だに状況が分からないんですが……ちょ、痛いです小鳥さん!自分で歩けますからそんなに強く引っ張らないで―」
ごめん。風呂入ってくるよ。23時には戻りたい
1時間見間違えてたよHAHAHA
読み返したらセリフ足りない所多いな。各自で補完しといてちょ
バタン
P「……千早」
千早「は、はい//」
P「俺は、お前が好きだ。アイドル如月千早じゃなく、一人の女性として、愛している」
P「お前はどう思ってる」
千早「わ……私も……」
千早「……私も、プロデューサーの事が……プロデューサーとしてでなく、一人の男性として……好きです……」
千早「…………最初は、何て人だろうと思いました」
千早「音楽の事は何も知らない。歌の仕事はとってこない。その上何度嫌だと言ってもビジュアルの仕事を取ってくる……」
千早「でもそれで知名度が上がって、歌の仕事も増えて……今ではAランクです」
千早「この間のライブでも……あんなに……グスッ……沢山の人に来てもらえて……」
千早「私の歌を……聞いて……ヒグッ……もら えて…………」
千早「全部……全部…………プロデューサーの……おかげで……」
P「……千早」ギュッ
千早「うぅ……うううううう……」
P「俺はただ、ステージを用意しただけだ。人を集めたのは、お前の力だよ」
千早「うぅ……プロ……デューサー……」
P「……」ナデナデ
千早「……プロデューサー……私に、新しいステージを下さい」
千早「歌のステージでなく……女としての、最高のステージをください……」
P「……ああ、約束する」
P「でも、今のお前はアイドルだ。……それは、分かるよな」
千早「……はい…………」
P「お前がトップアイドルになって、アイドルを引退して、歌手になった時に」
P「ステージはその時に予約って事じゃ……ダメか?」
千早「……分かりました」
千早「私、頑張りますから……」
P「おいおい、結婚の為だけに頑張るような千早は俺は好きじゃないな」
千早「ふふっ、分かっていますよ」
千早「今の目標は勿論、トップアイドルです。ステージは、そのおまけです」
P「おまけ、か……千早にとって俺との結婚はおまけだったんだな……」
千早「え、いや、あの、決してそういう意味では」アセアセ
P「……プッ」
千早「あ、か、からかいましたね!!」
P「はっはっは。千早は可愛いなぁ」
千早「もう……//」
小鳥「あの~……もういいですか?」
P「ああ、すみません。いいですよ」
小鳥「はぁ……心配しながら帰ってきたらイチャコラしやがって……」ブツブツ
小鳥「で、どうなったんですか」
P「千早が今の目標を達成した時のご褒美に、1つステージを用意してやるって事に」
小鳥「そうですか……式には呼んでくださいね」
P「それより先に音無さんの式g」
小鳥「何か?」
P「いえ何も」
春香「ち~はやちゃん」ダキッ
千早「ちょ、春香っ」
春香「小鳥さんから聞いたよ。おめでとう」
千早「ありがとう。それと……ごめんなさい」
春香「何の事?」
春香「自分の大事な人が2人、幸せになるだけだよ。何も悲しい事なんて……グス」
千早「……今日は私も半日だから、家にいらっしゃい」
春香「うん……ありがとう……」
千早「大丈夫よ……それより」
美希「ハニー!おはようなのー!」
千早「よっぽど厄介なのが居るわ」
美希「ハニー!昨日おしゃれなカフェ見つけたの。一緒に行こう!」
P「ダメだ。俺は今日も1日仕事だ。カフェなんて行ってたら終わらん」
美希「大丈夫なの。ハニーは仕事のデキる男だから、すぐに終わるの!ねぇ行こうよ~」ムギュ
千早「……」ピクッ
P「ええい、体を押し付けるな!お前はアイドルとしての自覚を―」
千早「美希、離れなさい」グイ
美希「わっ、な、何なの千早さん」
千早「ほ、ほら、美希はアイドルなんだし、プロデューサーも困ってるから……」
美希「む~。千早さん、ハニーの彼女って訳じゃないんだから、今は関係無いと思うな」
千早「い、今は違うかもしれないけど――」
P「お、おい千早!」
千早「え……あっ!……」
美希「え、え?今は?どういう事なの?詳しい説明を要求するの!」
P「お、おい千早!そろそろ行かないとレッスン遅れるぞ!」
千早「あ、本当ですね!急がないと間に合いませんね!」
P「そうだな、間に合わないな!よし、送ってってやろう!」
千早「ありがとうございます!先に車行ってますね!」
P「おう!じゃあ、美希、また後でな!」
美希「あ、逃げるなーなのー!説明しろなのー!」
fin
何とか終わった……駄文に付き合ってもらって本当に感謝
もし後日ティンと来る事があれば、おまけで部分的な短い後日譚を書くかも
最後に言わせてもらう
千早はかわいい
よし、風呂入って歯磨いたら書く
ただいま。正直思いついたままに書くからまとまってないし、時系列もバラバラだ
それでもいいかな
あんがと。質や量より、シチュの数を優先してるんでヨロ
【結婚式】
P「スゥー……ハァー……」
千早「大丈夫ですか?さっきからずっと深呼吸してますけど」
P「お前らと違って人前に出ることなんて滅多にないんだぞ……緊張しない方がどうかしてる」
P「千早はさすが、落ち着いてるみたいだな」
千早「……そうみえますか?」
P「……手、震えてるな」
千早「……こんなに緊張するの、久しぶりです」
千早「これからは、もっともっと大勢の人に、歌を聞いてもらうかもしれないのに」
千早「これじゃ、ダメですよね……」
P「……何言ってんだ」ギュッ
P「これからは俺が……いや」
P「お前はこれまでも、これからも、いつだって皆が支えてくれる」
P「勿論、一番近くで支えてやるのは俺だがな」
千早「……ふふっ……震えながら言っても、説得力ありませんよ」
P「うるせー//」
ソレデハ、シンロウシンプノニュウジョウデス
千早「ほら、行きますよ、プロデュ…………pさん//」
P「あ、ああ」
ガチャ
P(あれ、そういえば入場曲掛かってないな……)
※出席者は社長含む765プロ全員、善澤記者、天海家、高槻家、見えづらい所に千種ママ 全員出る訳じゃないけど
♪~~♪~~
P「あれ、この曲って……」
765All「いっしょにうた~お~ いっしょの時代~の中~」
千早「いっしょ……」
765All「大切にしよ いっしょ~」
社長「はっはっは、驚いたかね?」
春香「サプライズですよ、サプライズ!」
律子「こんな豪華なステージ、味わえる人間そうはいませんよ」
小鳥「二人とも、足が止まってますよ。今は入場なんですから」
千早「みんな……」
P「……行くぞ、千早」
765All「ねぇ貴方にサンキュ」
千早(あれ、歌詞が……)
765All「こんな素敵な 貴方がいるから~」
P(あいつら……)
765All「も~し~も~ 離れたって~ 遠くたって~ 心はいっしょ~」
春香「おめでとうございます!みんなでずっと考えてたんですよー!」
小鳥「私だってすぐに相手みつけてみせますからね!」
雪歩「千早ちゃん、すっごく綺麗ですー!」
真「プロデューサー、タキシード似合ってますよ!」
響「二人なら絶対、大丈夫さー!」
やよい「いつだって、お二人も、みんなも一緒ですからー!」
美希「ハニー!千早さーん!大好きなのー!」
亜美・真美「そんな二人が目指す夢はー?」
伊織「世界的な歌手?それともおしどり夫婦かしら?にひひっ」
貴音「真、今日は素晴らしい日ですね」
あずさ「千早ちゃーん、プロデューサーさんをお願いねー!」
律子「プロデューサー!千早は任せましたよ!」
社長「P君!如月君!いつでも頼ってくれたまえよ!」
春香「じゃ、皆行くよー。せーの!」
765All「おめでとう!これからもお幸せにー!」
765All「いっしょに歌おう~いっしょの時代~の中~」
千早「みんな……グズ……みんなっ…………」
P「ほら、花嫁がそんな顔してちゃダメだろ。皆が祝ってくれてるんだ」
千早「グス……pさんも、目が真っ赤じゃないですか……」
P「……光の加減だろ」
千早「ふふっ……そうですね」
765All「大好きだから 一生~ いっしょにいよう いっしょ~」
【結婚式】fin
【ブーケトス】に続く
さて、ブーケトスに進みたい所だが
>>16で空気を読んだ小鳥さんに少しご褒美があってもいいと思わないかね?諸君
勿論、ちーちゃんが主役であることに変わりはないが、少しだけオマケを付けようと思うのだよ
【ブーケトス】
春香「千早ちゃーん、こっちに投げてー!」
美希「そんなズルして取っても意味ないと思うな!」グイグイ
伊織「あんたも思いっきり押しのけてるじゃない……」
あずさ「こっち来たらいいわね~」
小鳥「これは最大のチャンスなのよ小鳥!取らねば取らねば……」
P「千早、ちょっとブーケ貸してくれ」
千早「え、あ、はい、どうぞ(困ったわね……どの辺に投げれば……)」
ガサガサ P「ほい、ありがとう」
千早「はい。でもどうしてブーケを?」
P「後で教えてやるよ。それより……」ヒソヒソ
千早「……え、別にいいですけど……何となく失礼な気が」
P「大丈夫だ。それも含めて、あとで教えてやるから」
千早「はぁ……?」
千早「えいっ」 ⌒ ブーケ
「と……とと…………!」
小鳥「取ったピヨーーー!!」
あずさ「あら~おめでとうございます~」
社長「おお、やったね音無君!」
春香「ありゃ~取れなかったか~」
美希「春香、どいてなの!重いの!」
春香「お、重くないよ!」
雪歩「春香ちゃんがどんがらがって美希ちゃんを倒してブーケが小鳥さんの手に……」
響「まさか春香のコケが役に立つ日が来るとは思わなかったぞ」
小鳥(悪い言い方だけど、春香ちゃんコケてくれてありがとう!これで私にm……あれ?)ガサゴソ
小鳥(ブーケの中に何か……小さなメッセージカード?こんなの誰が……!?)
小鳥さんへ 今夜20時30分に、573ホテル4階のレストランの72番席に来てください。 pより
小鳥(え?え?573ホテルってあの1流ホテルよね?)
小鳥(そこに来い?私が?Why!?)
真「小鳥さん?どうかしたんですか?」
小鳥「え、い、いえ!何もないわ!嬉しくて放心してただけなの!大丈夫よ!」
真「は、はあ……ならいいんですけど……」
小鳥(お、落ち着くのよ小鳥!焦ってはいけないわ!coolになるのよ!)
小鳥(きっとこれは単なるお礼なのよ>>16のお礼。そうよ、そう考えるのが自然だわ)
小鳥(……あれ、それなら二人一緒にくるのが自然じゃないかしら……)
小鳥(あのレストランは基本的に二人席だから、千早ちゃんは来ないことに……?)
小鳥(そもそも千早ちゃんはこの後は春香ちゃんのお家で何人かと二次会してそのまま泊まり)
小鳥(プロデューサーさんは仕事の後社長らと飲みに行くはず……)
小鳥(……上手く言えば千早ちゃんに気付かれず私と二人で会える……!?)
小鳥(って、何考えてるの私!?それじゃまるでプロデューサーさんが不倫してるみたいじゃ……)チラ
P「……!」ニヤリ
小鳥(!?)
小鳥(まさか本当に……いやいやそんなはず……)
律子「小鳥さん、本当に大丈夫ですか?さっきから汗が……」
小鳥「だ……大丈夫じゃないかもしれません……」
P(音無さん……いいですよ。もっともっと悩んでください)
千早「…………?」
20時30分 573ホテル4階レストラン72番席
小鳥(来てしまった……)
小鳥(どうしましょう……もし
P『音無さん、俺の2号になってくれませんか?』
小鳥『そんな……プロデューサーさんには千早ちゃんが』
P『俺は一人で満足できる男じゃないんですよ……』ニヤァ
小鳥「ダメですよプロデューサーさんー!」
P「うわっ、何ですか突然!?」
小鳥「え、あ、プロデューサーさん……」
P「すみません、急にこんな所に呼びだしてしまって」
小鳥「それはいいんですけど……あの、ブーケのカードって」
P「はい、俺が入れました。音無さんに投げてもらうようにも頼みました」
小鳥「じゃあこの事、千早ちゃんは……」
P「俺が話しました。喜んでましたよ」
小鳥(喜んでた!?千早ちゃんそういう性癖が!?)
小鳥「で、でも!やっぱりこういうのはよくないと思うんです!」
P「え、そうですか?確かにお節介かもとは思いましたが」
小鳥「そうですかって……」
P「俺はただ――」
P友「すまない、遅れたな」
小鳥(え、誰?このダンディなイケメンは?)
P「音無さん、紹介します。俺の高校時代の友達です」
P友「P友と申します。本日は私の我が儘にお付き合いさせてしまい、大変恐縮です」
小鳥「い、いえ……私も特に用もありませんでしたし……」
P「じゃあ俺は社長の所に戻りますね。上手くやれよ」
P友「ああ、最善を尽くすつもりだ」
小鳥「え、Pさん?ちょっと?」
P友「申し訳ありません。実はこの席は、私がpに頼んで用意してもらったのです」
小鳥「は、はぁ……」
P友「以前から、pにそちらの事務所の事はよく聞いていました」
P友「私自身は、あまりTVを見る人間ではありませんが、765プロにのみ関して言えば、世間の人間よりは詳しいと自負しています」
小鳥「あ、ありがとうございます」
P友 ペラペラペラ
小鳥(一体何をしたいのかしらこの人……とてもいい人だって事は、話し方とかから分かるんだけど……)
P友「……すみません。実は話すのは苦手でして……」
小鳥「え、いや、もっと聞きたいですよ、P友さんのお話」アセ
P友「職業柄、表情から大体何を考えているかはわかります。退屈させてしまったようですね」
P友「――単刀直入に言います」
P友「音無小鳥さん。私と、結婚を前提にお付き合いいただけないでしょうか?」
小鳥「……え?」
小鳥「えええええええええええええ?」
P友「pから話を聞いていて、思ったのです」
P友「音無さんは、本当に素晴らしい女性なのだろうと」
小鳥「そんな……私なんて……」
P友「そんな事をおっしゃらないでください」
P友「普段、表に出る事の無い事務員という立場で、表に出るアイドル達を支える柱」
P友「私は、そんな音無さんと、共に人生を歩んでみたいと思ったのです」
小鳥「……私、2X歳で、今まで恋人なんて居た事ありません」
P友「それは嬉しい。私が初めてになれるかもしれないという事ですね」
小鳥「すぐに妄想始めたりしますよ」
P友「空想なんて誰でもするものです。程度の違いこそあれ」
小鳥「本当に……私でいいんですか……?」
P友「宜しくお願いします」
小鳥「……こちらこそ、宜しくお願いします」
数年後、765プロ3人目となる既婚者が出たのは、言うまでもない
思ったより長くなってしまった……締め適当で申し訳ない
次からは本当に短編集なんで、期待しないで
乙
千早の結婚後だとぴよぴよは3X歳じゃ……
ああ、鯖読んだのかw
【3人目】
ある日 事務所
春香「プロデューサーさん。そろそろ千早ちゃん来るはずですよね?」
P「そうだな……いつもなら時間の10分前には来るはずなんだが……」
千早「お、おはようございます……////」
春香「あ、千早ちゃん、おっはよう……って、顔真っ赤だよ?大丈夫なの?」
千早「大丈夫といえば大丈夫なのだけど……今は春香とプロデューサーだけですか?」
P「ああ、皆出払ってて、しばらく帰ってこないぞ」
千早「なら好都合です。まだ皆には話せないから……」
春香「分かった、皆には話さないよ」
P「それで、何かあったのか?」
千早「えっと……その……」ガサゴソ
< (|) >
>>59 完全に失念していた
AA修正 < (|)(|) >
どっちにしろこれじゃ分からんなwwwwww
春香「千早ちゃんそれって……///」
P「千早……もしかして……」
千早「はい……////」
千早「できちゃった……みたいです……///////」
春香・P「「え……」」
春香・P「「ええええええええええええええええ!!」」
【ある日】
千早「じゃあ、pさん。お願いしますね」
P「ああ、レコーディングしっかりな」
千早「はい、行ってきます」
バタン
P「……さて、まずは洗濯ものから片付けるか」
…………
P「くっ……やはり来たな……」
P「だが俺は負けん、決して負けん!」
P「千早のパンツを嗅いだりなんてしない!」
P「大体、まだ初夜も済ませてないのにそんな事したら嫌われるに決まってるだろ」スンスン
P「それに洗濯して干したんだからお日様とダウヌーの香りしかしないし」クンクン
P「こんな風に顔に押し付けてみても、何も感じないしな」シュッシュッ
P「うっ!」ドピュ
P「あ……あぁ……やってしまった……」
P「また洗い直さないとな」
ガチャ
P「へ?」
千早「ごめんなさい、忘れ物……を……」
P(白いドロドロの何かがついた千早のパンツを握りしめた下半身裸のHENTAI現る……)
千早「な……なあぁ……//」カァァ
P「な、なぁ、千早、違うんだ。これはなんというか、その、違うんだ」
千早「~~っ//」
バタン!
P(終わった……掛け値なしに)
P「……ちゃんと付き合い出したのはアイドル辞めた後だから短い時間だったけど」
P「楽しかったなぁ……」ハァ
P「とりあえずこれ洗濯機に入れて」ペイ ピッ ゴウンゴウン
P「残りの洗濯物畳んで」ヒョイヒョイ
P「一通り掃除して」ウィーン
P「荷物纏めて」
P「あれ……なんか目から水が出てきた……おかしいな……」
ポパピプペー
P「ん?千早からか……これが最後のメールになるのか……」
ピッ
千早『今日は薬局に寄ってから帰ります』
P「…………」
P「……」スゥゥ
P「よかったああああああああああああああああああああああああ」
P「マジでよかったああああああああああああああああああああああああ」
fin
明日も何か書くよ
もっとテンポ上げて、今度からは↑みたいな軽いの書いてくよ
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