【艦これ】龍驤「まだ、足りないもの」その6【安価】 (1000)

注意
欠損表現、安価有り


前スレ

【艦これ】龍驤「まだ、足りないもの」その5【安価】
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登場人物の簡易まとめです

駆逐艦
・暁
・雷
・電
・響
・清霜
・霞
・黒潮
・不知火
・卯月
・朝霜
・叢雲
・皐月
・陽炎
・漣
・潮
・S朝潮


軽巡
・阿武隈
・多摩
・夕張
・神通
・川内
・龍田
・天龍
・北上

重巡
・加古
・羽黒
・那智

潜水艦
・伊401
・伊168
・伊8
・伊58
・呂500
・伊19
・伊26
・伊13
・伊14

戦艦
・金剛
・ガングート
・長門
・榛名


空母
・雲龍
・天城
・葛城
・加賀
・瑞鶴
・翔鶴
・隼鷹
・飛鷹
・千歳
・龍驤


その他
・秋津洲
・明石
・レ級
・駆逐棲姫
・提督


ここに挙げている以外のキャラも出てきますので、よろしくお願いします

ーー


伊168「う……うぐぅ……」


夕張「イムヤちゃん!」


呂500「演習中止ですって!!」


伊168「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」


伊401「やっぱりまだ病気が治ってないから…」


伊168「これくらい…平気よ…」


夕張「ダメ!そうやって無茶してまた倒れたら次は無いのよ!?」


呂500「今日はもうゆっくりしてて下さいって!」

伊168「でも…辛いことをやらないとリハビリにならないもの…」


伊401「やっぱりまずは狭心症を治してからじゃないと…」


伊168「そんなのいつになるかわからないじゃない!あ…ぐっ……!」


夕張「もうやめて…!!」


伊168「司令官の為なら…平気よ…」


呂500「無茶しても提督は喜びませんって」


伊168「それは……」


夕張「お願いイムヤちゃん…自分のことをもっと大切にして」


伊168「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

瑞鶴「イムヤ、まだ訓練がしたいの?」


伊401「瑞鶴さん…」


伊168「もちろんよ。瑞鶴さんが演習を手伝ってくれるの?」


瑞鶴「いいえ、演習だけが出来る訓練じゃないわよ?」


伊168「それはどういう…?」


瑞鶴「いいから付いてきなさい。夕張、この子借りていくわね」


夕張「どうか無茶はさせないで下さい…」


瑞鶴「わかってるわ、もう前みたいな失敗はしないから!」

ーーリハビリ室


伊168「こんな部屋が出来てたのね…」


瑞鶴「これは龍驤さんの為に作られたらしいんだけど、私とか駆逐棲姫も使ってるの」


伊168「龍驤さんがこのルームランナーを使ってたの!?」


瑞鶴「それは特注品で、一番速い設定でも歩くスピードしか出ないそうよ」


伊168「よく見ると色んな器具が凄く使い込まれてる…」


瑞鶴「そうでしょうね。龍驤さんが歩くようになるだけでも相当な努力があったはずだもの」


伊168「凄い……」

瑞鶴「貴女の症状は聞いてるわ。心臓に不安があるのよね?」


伊168「ええ、だから遠征はできても出撃は無理だって言われてるの」


瑞鶴「ならまずは負荷をかけていく所から始めましょう。その重りを上げ下げしてみて」


伊168「これ?重りって割には軽いけど…」


瑞鶴「いきなりキツイのをやっても逆効果よ。少しずつ、体を慣らしていくことが大切なの」


伊168「……わかったわ」


瑞鶴「ゆっくり、ゆっくりよ。まずは10回ワンセットをやってみましょう」


伊168「よし…!」



下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

少しではあるが改善してきた

そういえば雲龍と瑞鶴が一緒に出掛けていたときの会話で雲龍の着任時期は提督と龍驤がラブラブだった時と発言していたけれども、その8の542あたりで雲龍が漣と提督の情事の声を聞いていたとあるのよね

ーー


龍驤「うん、無理はさせてないみたいやね」


提督「このまま瑞鶴に見ていてもらっていても大丈夫そうだな」


漣「もう葛城さんの時みたいなことは起こらなそうですね」


加賀「瑞鶴も成長したということね」


龍驤「イムヤに関してはウチにも責任があると思ってる。だから早く良くなってもらいたいんやけど…」


漣「瑞鶴さんも言ってじゃないですか。焦らずですぞって」


提督「イムヤ含め伊26達が出撃できないのは俺のせいなんだ。俺に何かできることがあれば…」


加賀「提督、落ち着きなさい。下手なことをすると逆効果よ」


提督「…すまん」

漣「うちの鎮守府ほど潜水艦にアレルギーがある鎮守府も無いですからね。ご主人様が神経質になるのもわかります」


加賀「龍驤と提督は一時的潜水艦を見るだけて体調を崩していたのよね?」


龍驤「…そうやね」


提督「あの時の事を思い出してしまってな…」


漣「まぁまぁ、昔の話はいいじゃないですか」


加賀「それはいいかもしれないけど、イムヤはどうするの?あの子…提督の事が好きなんでしょ?」


加賀「もし過去のことを引き合いにしてイムヤが迫ってきたら、貴方はちゃんと対処できるの?」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他

俺が愛せるのはこの両手分くらいだ
過去の事を引き合いに出されてそれで付き合うのは、自分も愛せないだろうし、相手に失礼だろう
それにイムヤは慕っているだけだろうしな

提督「…俺が愛せるのはこの両手分くらいだ」ギュッ


龍驤「ん……」


漣「ご主人様ぁ…」


提督「過去の事を引き合いに出されてそれで付き合うのは、自分も愛せないだろうし、イムヤにも失礼だ」


提督「それにイムヤは俺を慕っているだけだろうから、そんな事は起こらないはずだ」


加賀「そう……なら確認してみましょうか。貴方達はそこに居なさい」

ーー


加賀「瑞鶴にイムヤ、順調にやっているようね」


瑞鶴「当たり前よ、私が見てるんだからね!」


伊168「ふぅ…ふぅ……これ、結構クるわね…」


加賀「イムヤ、無理はしてはいけないわ」


伊168「わかってるって!よし…もう一回!」


加賀「…そんなに頑張れるのは提督のことが好きだからなの?それとも他に理由があるの?」


伊168「安価」


下1~3高コンマ 伊168の台詞、行動他

伊168「ゴーヤは司令官のことを最高の上司だって言ってし、私もそう思ってる。司令官はちゃんと評価されなきゃいけないの!」


加賀「そういうことだったのね…」


伊168「なによ鬼畜カニバ鬼エロ提督なんて!!絶対に許せない!」


加賀「それは私もどうかと思っていたわ」


伊168「司令官の汚名を返上する為、そのために頑張るのよ!」


加賀「随分と立派なのね」

伊168「それに好きだなんて…イムヤは頭を撫でて褒めてくれればそれで…」


加賀「……だそうよ」


提督「イムヤ…」


伊168「司令官!?まさか今の話…!?」


提督「…俺の為にありがとう」ナデナデ


加賀「あら…」


瑞鶴「やるわね提督さん」


提督「これくらいならいつだってやってやる。だから頑張り過ぎるのはやめてくれ」


伊168「安価」


下1~3高コンマ 伊168の台詞、行動他

伊168「うぇへへ……凄く嬉しいわ…」ニコニコ


提督「…今日はもういいんじゃないか?」


伊168「ううん、司令官に元気もらったからもう少しだけやるわ!」


瑞鶴「じゃああと一回だけね」


加賀「頑張りなさいイムヤ」


伊168「司令官!イムヤが頑張るとこ、一番近くで見てて!」


提督「…わかった。ずっと見てるからな」


伊168「……よし!」

漣「…これでイムヤさんが頑張り過ぎることは起こらないでしょうな」


龍驤「後はイムヤの病気が治ってくれることを祈るばっかりやな」


漣「さて……漣は次の謝罪行脚に行って参ります」


龍驤「伊26と伊19か…」


漣「イクさんはともかく、ニムさんは日常生活に支障が出るレベルのダメージを負ってしまいました。あの綺麗な髪が真っ白にもなってしまったんです」


龍驤「でも鎮守府には帰ってこれるくらい元気にはなっとったやろ?」


漣「それでも全快では無いんです。お二人は料亭に住み込みということなので、これから直接お店に行ってきますね」


龍驤「気負い過ぎんなや?」


漣「……行って参ります」


龍驤「…気をつけりよ」

ーー料亭竜宮


漣「ここの部屋で待っているように言われましたが…相変わらずここは豪華ですな」


漣「部屋には埃一つ無いし、どこからともなく上品な匂いが……」


ギシギシギシ……


漣「…お二人が来たみたいですね。下手な言葉よりも行動で示した方が気持ちが伝わると信じて……」スッ


伊19「……」ガラッ


伊26「お姉ちゃん…」


漣「……この度は誠にすいませんでした。許して欲しいなどと戯言は言いません。本当に…申し訳ありません…」土下座


伊19「安価」


下1~3高コンマ 伊19や伊26の台詞、行動他

伊19「顔をあげるの。イムヤとニムが許すならイクも許すの。」

伊19「漣、頭を上げるの」


漣「はい……」スッ


伊19「店で変な艦娘が暴れてるの!取り押さえるのを手伝うの!」


漣「へ?」


伊26「お姉ちゃんとだけじゃ無理なのぉ!漣も手伝って!」


漣「あ、はい……」


伊19「急いで来るの!!」

ーー


漣「なんでその艦娘さんは暴れてんですかね…」


伊19「理由がわかったら苦労しないの!」


伊26「迷惑だし早くなんとかしたいんだけど…」


漣「流石に三人がかりならなんとかなると思いますが…」


伊19「うわ…まだ暴れてるの…」


伊26「もういい加減にしてーー!」


下1~3高コンマ 暴れていた艦娘やその状況等

早霜「夕雲姉さんはどこにいるのよ!」

早霜「夕雲姉さんはどこにいるの!ここに居るのはわかってるのよ!!」ガシャン


漣「なんですかあれは…」


伊19「突然お店に入ってきたと思ったら、ずっとあの調子なの」


伊26「ここには夕雲なんて居ないのに…」


早霜「出せ…夕雲姉さんを出せ!!」ガチャーン


伊19「あぁ…お店が……」


伊26「ここままじゃ……」

漣「…わかりました。漣がなんとかしてみましょう」


伊19「一緒に取り押さえてくれるのね!」


漣「いえ…その前に話を聞いてみたいと思うんです」


伊26「大丈夫?もし話が通じなかったら…」


漣「その時はその時です。さてそれでは…」


漣「あの~早霜さん、少しよろしいですか?」


早霜「安価」


下1~3高コンマ 早霜の台詞、行動他

早霜「そこに居たんだ夕雲姉さぁん…」


漣「は……?」


早霜「大好きですよ…」チュッ


漣「!!」


伊26「お姉ちゃん!漣ちゃんがぁ!」


伊19「思いっきりキスされてるの…」


早霜「はむ……れる…」


漣「……!」ブルブル


伊26「うわわ…舌が……」


伊19「こんなに絡まってたらどうしようもできないの…」

ーー

早霜「すぅ……」


漣「ひとしきり満足したら寝やがりましたね…」


伊26「漣ちゃん平気?」


漣「ご主人様以外に唇を奪われたショック以外は何もありやせん」


伊19「とんだ災難だったの…」


漣「大人しくなりましたし、この子の所属している鎮守府を探しましょう」


伊26「お店の電話使う?」


漣「いえ、それには及びません。何か手掛かりがあればいいんですけどね~っと」ピピピッ


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

幹部さんが上の空の夕雲を連れてくる

ーー


幹部「連絡ありがとう漣君。この早霜君はある鎮守府から脱走していてね」


漣「脱走は夕雲さんが何か関係してますか?」


幹部「まぁ……ね。早霜君の愛情が歪み過ぎていると言えばわかってくれるかな?」


漣「あぁ……」


伊19「貴方が幹部さんなのね」


幹部「君達は提督君の潜水艦だね。ニム君の調子はどうだい?」


伊26「ぼちぼちかなぁ…」


幹部「そうか。早く帰れるといいね」

漣「あ、そうでした漣はお二人に謝りに来たんでした…」


伊19「暴れてる早霜をなんとかしてくれたからもういいの」


伊26「うん、凄く困ってたし!」


漣「それだけじゃ漣は納得できません!」


伊19「イク達はいいって言ってるのに。面倒くさいの」


伊26「ならお姉ちゃん、あれなんかどう?」


伊19「あれ…なの?」


伊26「安価」


下1~3高コンマ 漣にやらせたこと等

鎮守府で「私は提督以外の人に唇を許しました」という看板を引っさげて歩かされる

>>61

幹部さんは組織については極力話さないようにしているね

>>64
これ組織絡みにカウントされるのか、それはスマソ
イッチ的に無理だったら安価下してくれ

>>66
この早霜君はある鎮守府から脱走していてね まぁ……ね。
と漣以外にも居るから組織について話さないようにしていたのかなと思った
組織に監禁されていた早霜が本当に存在していたとして

ーー足りないもの鎮守府


龍驤「一体何があったっていうねん…」


漣「……」


提督「…漣は俺との性活に不満があったのか?」


漣「…………」


龍驤「何か言うてや漣…なんで無言でそんな看板ぶら下げてんねん…」


提督「『私はご主人様以外の人に唇を許しました』……俺とのキスが好きだったんじゃないのか…?」


漣「……何もお答えすることはできません」


龍驤「どないしてもうたんや漣…」


提督「また漣の中の深海棲艦の仕業だろうか…」


漣「これで許してもらえるなら安いものです…漣の羞恥心くらい持っていけ……!!」


ーー

新スレもよろしくお願いします


コメント、ネタはお待ちしてます

ーー

提督「ふぅむ……」


龍驤「どないしたん?妙な顔してるけど」


提督「…大本営からのお達しが来たんだが、龍驤も読んでみるか?」


龍驤「なになに……所属艦娘の満足度調について…?」


提督「…大本営が無作為に選んだ艦娘に一日休暇を取らせる。そしてその様子をレポートや映像で提出するんだそうだ」


龍驤「なんでこんなことを…」


提督「…島風提督のような提督や鎮守府を炙り出すためだろう。楽しむことを知らない艦娘が居れば怪しい……という具合だ」


龍驤「なるほどなぁ」

提督「提督が艦娘を選ぶのでは無く大本営が選ぶんだ。よくある書類アンケートよりは役に立つだろう」


龍驤「確かに、あのまるで意味の無い紙よりはマシやわな」


提督「アンケートなど強者が弱者の書く所を監視すれば匿名性が失われるとなぜわからないんだ…」


龍驤「司令官、これって遠征中の艦娘が選ばれたらどうなるん?」


提督「その辺はちゃんと調べてあるだろう。さて、うちの鎮守府は誰だ?」


龍驤「ちょっとした夏休みをプレゼントされるラッキーな艦娘は……」


下1~3高コンマ 選ばれた艦娘を

ーー

清霜「なるほど。それであたしが選ばれたんだね」


龍驤「明日は完全オフやから何してもええで」


提督「…レポートが苦手の艦娘のために一応カメラも支給された」


龍驤「いうても安モンやけどな」


清霜「これって清霜一人だけなの?」


提督「…いや、一人までなら誘えるそうだ」


龍驤「休暇やのに制限があるのはおかしいけど…ま、そこは割り切ったってや」


清霜「急に言われてもなぁ…うーん……」


提督「…明日までにゆっくりと考えてくれ」


下1~3高コンマ 清霜の目的地やどうしたか等

ーー川


飛鷹「私と一緒で良かったの?」


清霜「うん!飛鷹さんと一緒に来たかったんだ!」


飛鷹「私も休めるから別にいいんだけど…」


清霜「早速泳ごう飛鷹さん!」


飛鷹「そうね…そういう任務だものね!」

清霜「ところで飛鷹さん、その水着…」


飛鷹「これ?」


清霜「上にシャツを着てるけど……凄くセクシーな奴だよね」


飛鷹「こういうのは一枚くらい持ってないとね」


清霜「……」パシャ


飛鷹「あ、こら!それ大本営に返すカメラでしょ!」


清霜「あはは!怒る飛鷹さんも可愛い~」


飛鷹「清霜!もう~~!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー


清霜「滝だぁーー!」


飛鷹「上流の方から何か音が聞こえると思ったらこれだったのね」


清霜「すごーい!大迫力!」


飛鷹「どうやらここは穴場みたいね。あまり人が来てる様子が無いわ」


清霜「大自然を感じるなぁ…」


飛鷹「普段海を見慣れてるから、余計に感慨深いわね」

清霜「せっかくだからこの辺り探検してみない?」


飛鷹「探検…あまり危ないのはダメよ?」


清霜「こういうの見るとワクワクしちゃうな~!」


飛鷹「もう…ま、私と清霜なら大丈夫かしら?」


清霜「何かないっかな~!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー


清霜「ねぇ飛鷹さん、これ…」


飛鷹「紙が入った小瓶ね」


清霜「これって落としたんじゃないよね?」


飛鷹「こんな所に落とすとは考えにくいわね」


清霜「どうしよう…もし宝の地図とかだったら!」


飛鷹「宝の地図ね……私は手紙か何かだと思うけど…」

清霜「…開けるよね飛鷹さん?」


飛鷹「ここで開けないって選択肢は無いわね」


清霜「よし…!」


飛鷹「慎重にね。もしかしたら紙が古くなってるかもしれないわ」


清霜「そーっと…慎重に…」


飛鷹「どんな中身なのかしら…」


下1~3高コンマ 入っていた紙の内容等

ーー

清霜「大井さんが北上さんを呼び出す手紙……大切な話しってことは、告白か何かだったのかも」


飛鷹「そんな大切な手紙がここにあるってことは……」


清霜「この呼び出された北上さんに…何かがあった…」


飛鷹「もしくは逆ね。受け取った北上がそれに応えようとしたら大井が……」


清霜「…悲しい手紙だったね」


飛鷹「いえ……そうとは限らないかもしれないわ」


清霜「どういうこと?」


飛鷹「この川の下流に鎮守府があったわよね。そこで聞いてみましょう」

ーー某鎮守府


清霜「その鎮守府に連絡取ったら直接会って確認したいだって…」


飛鷹「電話に出たのは別の艦娘だったけど、何か心当たりがあるみたいね」


清霜「この手紙と小瓶にはどんか意味があったんだろう…」


飛鷹「ここまで来たら全て知りたいわ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

川提督「懐かしいな……大井と北上か…」


飛鷹「懐かしいということは、もうここには居ないんですね?」


川提督「あぁ、二人はここから失踪したんだ」


清霜「そんな……」


川提督「やっぱり周りの目が気になったんだろう。私達は二人を受け入れていたが、ここを離れるとそうではなかった」


川提督「同性でしかも艦娘……今の社会で二人は受け入れられることはなかったんだ」


清霜「そんな……二人は愛しあってたんでしょ?」


川提督「悲しい……事件だったよ」


清霜「……」


飛鷹「……」

川提督「……そういえば君達は例の任務でここまで来たんだよね?宿はとっているのかい?」


清霜「ううん、今日中に帰るつもりだったから…」


川提督「ならオススメの宿を紹介しよう。あの川の滝より更に上流にキャンプ場があるんだ」


清霜「でも……」


川提督「大丈夫だ、君達の鎮守府とキャンプ場には連絡しておく。よし、迎えの車も出そう」


清霜「そこまでしてもらわなくても…」


川提督「せっかくここまで来てくれたんだ。この辺りはとてもいい所だから、是非堪能して欲しいんだよ」


飛鷹「清霜、せっかくだからお言葉に甘えましょ?」


清霜「飛鷹さんがそう言うなら……」

ーーキャンプ場


清霜「……」


飛鷹「本当にいい所ね。管理もよくされているみたいだわ」


「こんばんは。ようこそキャンプ場へ」


「お二人さんだね~鎮守府の提督さんから話は聞いてるよ~」


飛鷹「ふぅ、やっぱりね……」


「おろ、あたし達見る前に気付いてたの?」


飛鷹「なんとなく…ね。川提督も悲しそうにしてたけど、本当に悲しそうじゃなかったもの」


「貴女は本当の悲しみを知ってるのね…」


飛鷹「……えぇ」

清霜「……」


飛鷹「清霜、キャンプ場の管理人さんによく挨拶しておいた方がいいわよ?」


清霜「……こんばんは」


「はい、こんばんは」


「お二人さんご案内で~~す」


清霜「え………」


清霜「あ……」


清霜「……あぁぁぁぁぁぁ!!」


「気付くの遅っ」


「まあ辺りも暗いですし…」


清霜「な…あ…う…え…?」


「やれやれ、川提督も面倒くさいことしてくれるよね~」


「あの人らしいじゃないですか」

「……ここはね、あたしと奥さんが経営してるキャンプ場なんだよ」


「こうなるまで色々あったわ…」


清霜「でも…きたか」


管理人「やめて、その名前はもう捨てたの。あたしはただの管理人だよ~」


副管理人「私は副管理人です!」


清霜「……管理人さん、あの…」


管理人「あ、聞きたいことは色々あるかもだけど、とりあえず手続きだけしてね~」


副管理人「まずはこちらに来て下さい」


飛鷹「わかったわ。行きましょう清霜」


清霜「うん…」

ーー


管理人「ふ~~…まず何から話そうか?」


副管理人「私達が失踪したとこからじゃないですか?」


管理人「そっか……あのね、あたしと大井っ……ごほん。副管理人はある団体にいたんだけど、そこから逃げたの」


副管理人「逃げ出したまでは良かったんですけど、あっという間にバレてしまったんです。でも…」


管理人「その団体の指揮官はあたし達を見つけないって言い出してね。あれは最初意味わかんなかったよね~」


副管理人「その指揮官の紹介でいくつか住み込みの仕事を続けていって…このキャンプ場の管理までこれたんです」


管理人「ここまでくるのに波乱万丈だったよね~」

飛鷹「川提督とは繋がりがあるの?」


管理人「休暇だサボりだなんだ~っていって頻繁に来てくれるからね」


副管理人「私達は本当に感謝してるんです。今だに提督は私達を失踪扱いにしてくれてて…」


管理人「副管理人さん?」


副管理人「あ、いえ……その…」


管理人「ま……それについてはあたしも同じ意見だね」


飛鷹「…素敵な提督ね」


清霜「あの……じゃあなんでこれが滝の近くに落ちてたの?」


管理人「それは…小瓶に入った手紙?」


清霜「大井さんが北上さんを呼び出す内容の手紙なんだけど…なんでこれがあそこにあったの?」


下1~3高コンマ 誰かの台詞、行動他

管理人「あ、それ無くしたと思ってたんだよね~返してもらえる?」


清霜「えぇ…?」


飛鷹「まさか本当に落としてたの?」


管理人「そうそう~ガチで落としちゃってて。いや~ありがとうね~」


副管理人「もう、管理人さんったら…」


飛鷹「あ…だから滝の近くにこれが落ちてたのね」


管理人「多分ここの川に落としたんだねぇー。それが流れていって……ってとこかな」

管理人「この手紙はね、大切な手紙なんだ。この手紙を貰って会いに行ったら…」


副管理人「私が告白したんです。そこから今まで私達はずっと一緒なんです」


管理人「思い出の手紙だから瓶に入れて飾ってたんだけど…いやぁ…いつ無くしてたんだろ…」


副管理人「大切なものなのにポンッと置いておくからですよ」


管理人「ほんとごめんねぇ~」


清霜「まさかこんな結末だったなんて…」


飛鷹「小瓶を拾ってこうなるとは私も思わなかったわね」


管理人「わざわざここまで来てくれたんだし、いっぱい話そうよ~」


清霜「……うん!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

清霜「じゃあ…清霜の話をするね。清霜と武蔵さんの話を」


清霜「前の鎮守府であたしは武蔵さんに憧れててずっと後ろにくっ付いてたの」


清霜「どうやったら戦艦になれるのか、少しでも武蔵さんに近付こうと真似事ばっかりしてたなぁ」


清霜「動けなくなるまでご飯食べたりした時は司令官にも怒られたっけ」


清霜「でもそんな時助けてくれたのも武蔵さんだった。豪快に笑い飛ばしてくれて……ますます清霜は武蔵さんに憧れたんだ」


清霜「でも……ある日異変が起きたの」

清霜「武蔵さんは普通に歩いてるつもりなんだけど、少し右に傾いてたんだ。普通ならわからない程度だったけど、毎日武蔵さんを見てた清霜ならわかった」


清霜「すぐに武蔵さんにお医者さんに診てもらってって言ったんだけど……もう遅かったんだ」


清霜「武蔵さんは脳の病気というか、血管がどうにかなっちゃうんだって」


清霜「手術しようにも対処法が無い病気だって言われて……」


清霜「武蔵さんの病気は人間でも数えられるくらいしか、その病気になったことが無いくらい珍しい病気で、艦娘の武蔵さんが助かる方法なんて……」


清霜「あたしは司令官からそう言われて……一晩中泣いちゃったなぁ…」

清霜「それから武蔵さんは少しずつ死に近付いていったの」


清霜「まずは喋れなくなったんだ。声帯が機能しなくなったんだって」


清霜「でも武蔵さんは清霜と頑張って手話を覚えたの!こうすればあたしと、皆んなと話ができるなって!」


清霜「その時は元気だったんだけど、足が動かなくなって…腕も動けなく………」


清霜「……武蔵さん…」


管理人「清霜も大変だったんだねぇ」ポンポン


副管理人「飛鷹の話も凄いと思ったけど、清霜も…大きいものを背負ってるのね」


飛鷹「あの子も武蔵さんも死んでしまった。でもその事を忘れなければ、本当に死んだことにはならないの」


清霜「うん……武蔵さんは清霜の中にいる!」


飛鷹「この記憶が忘却されない限り、あの子は私の中で生き続けるのよ」


管理人「…あたし達も頑張らなきゃね」


副管理人「北上さん……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

うおーーー!


飛鷹「だ、誰の声!?」


管理人「出たな武蔵…」


副管理人「たまに現れるんです。どこからかやってきてひたすら虫取りをして…満足したら帰るからいいんですけど」


武蔵「くらいけどむしはいっぱいだ!とるぞーー!」


管理人「ほんと、あの武蔵は清霜の話す武蔵を見習って欲しいよね」


副管理人「個性がありすぎですよ…」


清霜「ねぇ飛鷹さん、あの武蔵って島風提督の…」


飛鷹「多分そうでしょうけど…今日は触れないでおきましょう」


清霜「うん…」


ーー

川提督は無かったかな


コメント、ネタはお待ちしてます

ーー


龍驤「急な視察やから何も用意できてなくて…ほんまにすいません」


視察官「いえ、こちらも急だというのはわかっています」


提督「…龍驤、ここからは視察官と二人での話になる。悪いが席を外してくれ」


龍驤「うん、わかってるよ。ほな失礼します…」ガチャ


視察官「…さて、今日私が来た理由はわかりますか?」


提督「ええ…満足調査の件ですね」

視察官「艦娘からの報告書やその他の要因を元に私達が抜き打ちで調査するんです」


提督「…清霜の報告書がまずかったんですか?」


視察官「いえ、とても楽しそうな休暇を取られていたと思いますよ」


提督「では何故…」


視察官「ここが鬼畜カニバ鎮守府だと言われいる以上調査をしない訳にはいきません」


提督「あぁ……」


視察官「ただの噂ならそれでいいんです。それでは視察に入らせてもらいますね」


提督「…はい」


下1~3高コンマ 視察内容やその他起こったこと等

ーー

視察官「まずは工廠を確認させてもらいます。過去に問題があった鎮守府では、工廠で劣悪な環境なこともありましたからね」


提督「何も問題は無いと思いますが…」


視察官「問題がある提督もそう言います。さぁ、早速向かいましょう」


視察官「あ、言っておきますが私の許可無く艦娘と連絡を取った場合、問題無用で連行となりますので」


提督「…艦娘に口止めをさせないための処置ですね」


視察官「その通りです。さて、ここの工廠は…」


下1~3高コンマ 工廠の様子や状況等

ーー工廠


視察官「あれは何をしてるんでしょう?あんな艤装は無いはずですが…」


提督「…あれは龍驤の義肢です」


龍驤「ほんまにそんなことやってええん?」


夕張「はい!わざわざこの為にスペアの義肢を作りましたから!」


北上「義手と義足にマグネットコーティング…効果はあるのかねぇー」


秋津洲「きっとあるはずかも!」


明石「こここここれが…じじ実物…です…」スッ


龍驤「見た目は一緒やなぁ」

夕張「龍驤さん、これつけてみて下さい!」


龍驤「ええけど…危険は無いん?」


秋津洲「きっと大丈夫かも!」


明石「こここここに…すすすす座って下さい…」スッ


龍驤「ありがとうな明石」


北上「じゃあ腕と脚つけちゃうね~」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

秋津洲「どうかも龍驤さん?」


龍驤「よ……わっ!」ドタッ


北上「危ないっ!」ダキッ


明石「だだだ大丈夫…!?」


龍驤「あはは…大丈夫やで。でもこの義肢は反応が良すぎて使い辛いわ」


夕張「敏感にし過ぎたか…」


陽炎「やっぱり義肢を金色にして無いからじゃないの?」


北上「陽炎は入ってこなくて大丈夫だよ~」


陽炎「はぁ~~い」

龍驤「使い込んだら慣れるかもしれんけど、ウチには普段ので十分かな」


秋津洲「そうは言うけど、そもそも付けてない時が多いかも」


龍驤「それはまぁ…」


北上「それで義肢の付け忘れが原因で、出撃終わり這って部屋まで行ってるでしょ?」


龍驤「う……また見られとったんか…」


夕張「そういう時はいい加減誰かを呼んで下さい…」


明石「おおおおお手伝い…します…」


龍驤「うん…わかってるんやけどね……」

視察官「あの姿で鎮守府を這う……なるほど、なるほど……」


提督「…自分が命令しているわけではありません」


視察官「その判断はこちらでします。ですがこの行動が噂の原因の一つになっているのは、間違い無さそうですね」


提督「鬼畜の部分ですか…」


視察官「龍驤さんの行動は、わざと欠陥のある艦娘に地面を這わせていると解釈できますからね」


視察官「……さて、工廠はもういいでしょう。次にいかせてもらいます」


下1~3高コンマ 次の場所等

ーー

視察官「次は水場全般をチェックします。お風呂も視察しますが、提督さんは目隠しをしてついてきて下さい」


提督「自分が付いていく意味は…」


視察官「私が目を離した隙に誰かと連絡を取る可能性がありますから」


提督「…わかりました」


視察官「安心して下さい。私と艦娘は同性ですが、必要以上に覗き込むことはしません」


提督「……はい」

ーー風呂


視察官「ここがお風呂ですね。丁度誰か入ってますね。それでは提督さんは目隠しを」スッ


提督「アイマスク……」


視察官「ここでは艦娘同士が争うケースが多いんです。提督の目の届かない所でイジメ…よくある話です」


視察官「さて、この鎮守府はどうでしょう……」


下1~3高コンマ 風呂の様子や状況等

皐月「ぐぇへへへへへへへ…この感触はやっぱり堪らないよぉ…」モミュモミュ


雲龍「今日は一段と…激しいわね」


皐月「この前僕のせいでとんでもないことになりかけてから自粛してて…やっと今日解禁だからね!!まだまだ揉むよ!」


天城「姉貴…気を付けろ……今日の皐月は…手強い…」


葛城「」ビクンビクン


天城「くそ…せめて葛城は湯船に戻してやりてぇが…あ…ダメだ……動くと…!」ピクッ


皐月「今日の僕は一味違うからね!」


天城「なんだよこんなテク…天提督でもこんな…あっ……」ピクピク

皐月「さぁ雲龍さんも気持ち良くさせちゃうからね!」


雲龍「私は簡単にはいかないわよ?」


皐月「その割にはなんだか声が上ずってるね」


雲龍「…そうかしら」


皐月「ふふふ…雲龍さんは気付いてないみたいだね。僕はまだ胸を吸ってないんだよ?」


雲龍「……!」


皐月「これだけ反応してるオッパイを吸ったらどうなるのかな?」


雲龍「…好きにしていいわよ。皐月の為だから」


皐月「……うひょーーー!いただきまーーす!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

視察官「これは合意かどうかで話が変わってきますね…なるべく姿は表したくありませんでしたが、直接聞きましょう」


提督「ど、どこに…」フラフラ


視察官「貴女達少しいいかしら?」


皐月「んく……いい所だったのに…」


雲龍「ふぅー、ふぅー……危なかった…」ボソッ


皐月「…え、誰!?なんで服着てお風呂にいるの!?」


視察官「私は視察官よ。抜き打ちでこの鎮守府の調査に来たの」


皐月「…………げ」


雲龍「最近皐月はついてないわね」

視察官「確認しておきたいんだけど、この行為は合意があってのことなの?」


皐月「そうだよ!触っていいって言われたから触ってるの!」


雲龍「皐月の言ってることは本当よ。ちゃんと触る前に許可を得てから胸を触ってるわ」


視察官「そこの二人もそうなの?」


天城「まぁ……な…」


葛城「」


視察官「……そう、わかったわ」


雲龍「ところで視察官さん、お風呂を調査したいのはわかるけど、提督はもう少しどうにかならなかったの?」


提督「俺は…どうしたら…」オロオロ


視察官「…改善が必要な点ね。本部に持ち帰って対策を検討するわ」

ーー


提督「服がジメッとするな…」ぶつぶつ


視察官「あれがエロ鎮守府と言われている原因の一つ…なるほど、わかってきましたね」


視察官「残るはカニバ…カニバリズムの所ですが、これは言い逃れできそうに無いですね」


提督「言い逃れも何も噂が…」


視察官「それはこちらが判断します。それでは次に調査するのは…」


下1~3高コンマ 次の場所等

ーー

視察官「こういう時はそれぞれの部屋を訪問するに限ります」


提督「…それも抜き打ちなんですよね?」


視察官「当たり前です」


提督「……嫌な予感しかしない」


視察官「完全に無作為でいきます。それではこの艦娘さんの部屋にしましょう」


下1~3高コンマ 誰の部屋を訪問して、その状況等

ーー

霞「誰!?今作業中ってプレート出してあったでしょ!」


視察官「見られたらマズイものでもあるのかしら?」


霞「はぁ!?なによアンタ!」


提督「霞、この方は視察官さんだ」


霞「あ…く……」


視察官「何をしてたのかじっくりと見させてもらうわね」


霞「……気をつけなさいよ」

ーー


視察官「これ…禁止薬物じゃない!」


霞「それは治療用よ。ちゃんと許可とそれを扱う為の免許もあるの」


視察官「でも悪用していないという証拠は無いわね?」


霞「はぁ!?アンタ舐めてるの!?」


提督「…霞」


霞「……なんなのよコイツ…」


視察官「これは興味深いわね。報告対象として記録を……」


霞「……っ!」ギリギリ


提督「霞、我慢してくれ」


霞「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

視察官「あら、この薬物は知らないわね。これは…」


霞「ダメ!それに素手で触ったら!!」


視察官「…熱っ!」


霞「だからダメだって言ったでしょ!司令官、水と氷をもらってきて!」


提督「あ、あぁ…」


霞「急いで、早く!!」


提督「…少し待っていてくれ」ガチャ

視察官「こ……これは危険な…」


霞「それはタンパク質を溶かすのよ!素手で触るバカがいない限り危険なんか無いの!」


視察官「だから…熱さを感じた…うぐっ!」


霞「薬を洗い流したら直ぐに冷やすから我慢しなさいよ!」


視察官「ええ……」


提督「霞、これでいいか?」ガチャ


霞「それだけあれば十分ね。ほら、早く手を入れて!」


視察官「……ありがとう」

ーー

霞「患部は固定したからこれで大丈夫ね」


視察官「……随分と上手なのね」


霞「何人診てきたと思ってるのよ。精神面の薬から切り傷までずっと私だったんだから」


提督「…千歳達が来てからは少し負担は減ったか?」


霞「そうね、少しはね」


視察官「……」


霞「なに?包帯の巻き方でも気に入らないの?」


視察官「安価」


下1~3高コンマ 視察官の台詞やその他起こったこと等

視察官「この処置に文句は無いわ。ただ利き手の方を怪我したから、報告をまとめるのに時間がかかってしまうと思っただけよ」


霞「そんなの知らないわよ。ほら、私はまだ調合の続きがあるの!」


視察官「そうね、頑張ってちょうだい」


霞「ふんっ!なんなのよもう!」


提督「…霞、邪魔してすまなかったな」


霞「こんな客人は二度とごめんね」


提督「…すまない」


霞「ほんとにもう、司令官だから許してあげるけど……」

ーー


提督「…その怪我も報告されるんですか?」


視察官「ええ。もちろん私の不注意ということも書いておきます」


提督「…それならよかった」


視察官「思わぬハプニングもあって視察できるのもあと一人といった所ですね」


視察官「さて、最後に調べるのは…」


下1~3高コンマ 訪れた部屋や起こったこと等

ーー

視察官「この部屋は確か懲役中の艦娘が居るはずです」ガチャ


S朝潮「!!」


視察官「なるほど、部屋は至って普通。荒れている様子も無し…」


S朝潮「……っ!!」ブルブル


提督「どうした朝潮?何をそんなに震えているんだ?」


S朝潮「入るな……」


S朝潮「私の視界に入るなぁぁぁぁぁ!!」ガバッ


視察官「な!なんだコイツ!急に襲いかかってきた!?」

提督「やめるんだ朝潮!!」


S朝潮「私がやられたことをしつこくしつこく何度も聞きやがって…!!」ギリギリ


視察官「なんて力…!」


提督「く……仕方ない!」ポチッ


S朝潮「ぁぐ……うううううう!!」グググッ


視察官「これが新型手錠…なるほど、あっという間に朝潮の両手の自由が無くなりました」


S朝潮「消えろ!私の前から消えろーーー!」


視察官「これほど乱暴な艦娘が居るとは…この朝潮に関してはやはり塀の中で面倒を見るべきですね。きちんと報告しておきます」

提督「…視察官さん、一ついいですか?」


視察官「なんでしょう?」


提督「これは幹部さんから聞いたんですが、朝潮は心に深い傷を負っているんです」


提督「その傷の原因というのは、朝潮のことを執拗に取り調べたことなんだそうです」


提督「確かに朝潮は人を殺めるというやってはいけないことをした。しかし彼女の場合は情状酌量の余地があったはずです」


提督「しかし彼女を取り調べた人物は……全く朝潮のことを気にかけなかった」


提督「ただひたすら人を殺したことを責め、さらに彼女が受けた辱めを繰り返し確認されたそうです」


提督「なぜそんな取り調べが行われたのか。これは取り調べた人物の役職にあるそうです」


提督「その人物は視察官という役職で、罪を犯した艦娘について報告書を書きたかったそうなんです」


提督「ここまで言えばわかると思いますが……朝潮を取り調べたのは貴女ではなかったですか?」


視察官「安価」


下1~3高コンマ 視察官の台詞、行動他

視察官「そうですが何か問題がありますか?」


提督「貴女は…」


視察官「私は与えられた任務を遂行したまでです。執拗な取り調べと言われても、その通りにやれとお達しが来ただけです」


S朝潮「うああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


視察官「はっきり言って提督さんに言われるまでこの朝潮を取り調べをしたことも忘れていました」


提督「…それはいくらなんでも」


視察官「貴方は今日食べた米粒の数を数えていますか?トイレに行った時間を測っていますか?」


提督「……」


視察官「それと同じです。どんな仕事をしたか覚えたところで、何の意味もありませんから」

視察官「今日はこの鎮守府に来てよかったですよ。ここはやはり問題の山積みです」


提督「…それはありえません」


視察官「問題のある提督は全員そう言います。問題がないという証拠が無い以上、それは有罪です」


視察官「この視察結果はすぐに大本営に持ち帰ります。それまで処分をお待ちください」


提督「……」


視察官「…欠陥品の寄せ集めは結局欠陥品ね」ボソッ


提督「…………」


視察官「…それではこれで失礼します。この朝潮は処分がくだる前に塀の中に連れて行くことをオススメしますよ」


提督「…それはしません」


視察官「そうですか。それではこれで……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー


○○視察官が不正捜査で逮捕された件ですが、この視察官は更に視容疑者への過剰な捜査を行っていたことがわかりました。○○視察官は依然として容疑を…



龍驤「司令官、これって……」


提督「…俺だけじゃない。幹部さんの協力もあってだ」


漣「ご主人様がブチキレると怖いってことですな」


提督「…処分が怖かったわけじゃない。アイツは俺達を…龍驤を欠陥品扱いした。それだけは絶対許せなかったんだ」


漣「今回の視察はやり直し……というより無かったことになりそうですな」


提督「…あんな視察官を寄越した大本営も悪いからな」


龍驤「ウチは朝潮の事を覚えてないっていうのが許せんかったわな」

S朝潮「……」


提督「…朝潮、お前の怒りはまだおさまっていないかもしれない。だがこれが俺にできる精一杯だ」


漣「殺したいくらい憎いのはわかります。ですがそれはやっちゃいけねぇんです」


龍驤「あんな奴は殺すのが一番かもしれん。でもそうする以外にも方法ばあるんやで?」


提督「…これで納得してくれないか?」


S朝潮「安価」


下1~3高コンマ S朝潮の台詞、行動他

S朝潮「司令官、私強くなります。強くなって大本営を見返したいです」


提督「…そうか」


S朝潮「大本営が頭を下げて私が欲しいと言われるくらいに強くなります。それが私の復讐です!」


龍驤「ええなぁそれ。ウチの目標にもしようかな」


漣「え~でもご主人様へそ曲げちゃいますよ?その気が無くてもここから引き抜きされることが前提なんて」


提督「……」


漣「ほら~!お二人がここから居なくなったこと想像して悲しんでますよぉ!」


龍驤「ごめんって司令官!ウチはずっとここにおるから!」


S朝潮「私が居なくなっても悲しんでくれるんですね……」


漣「そんなの当たり前っすよ~」


S朝潮「…嬉しいです」


ーー

長々とお付き合いありがとうございます


コメント、ネタはお待ちしてます

おつ
視察官は前に出た監査官より優秀ではない感じかな

深海静観を分析して先に艤装ができる
弾薬や燃料、鋼材に人の一部、血か何かを混ぜて始まりの艦娘が誕生後機械に吸収されたか一体化する
弾薬や燃料、鋼材等を使って艦娘は建造される
コア(始まりの艦娘)を追い出すと練度限界を超えて練度が上がり続ける(通常の練度限界は165)
コアを追い出したり艦娘が轟沈すればコアは建造元に戻り、また新しい艦娘が作られる

以下予想
コアを追い出すと兵器に近くなっちゃうのかな
解体されると人間じゃなくて弾薬や燃料、鋼材になったり子供が出来なくなったり

ーー


S朝潮「司令官、お茶をお持ちしました」ガチャ


漣「ありゃ~それは本来漣のお仕事ですのに…」


S朝潮「今日は忙しそうだったので私が準備しました」


提督「…ありがとうな朝潮」


S朝潮「いえ、そんな……褒めていただく程のことでは…」モジモジ


提督「…そういえば今日は演習だったな。調子はどうだ?」


S朝潮「はい!艤装を使える許可を頂いた以上、全力で任務を全うします!」


提督「…本格的に艤装を使うのは久しぶりだろう。無理はするなよ」


S朝潮「はい!……えへへ、心配してもらった…」ボソッ


漣「…………」

漣「…………っていうことがあったんですよ」


龍驤「朝潮が急にデレだしたんか」


漣「きっかけはこの前ご主人様が、朝潮がここから居なくなったら悲しむって言ったやつですよ」


龍驤「そんなことでか?」


漣「考えてもみて下さい、今まで朝潮は愛されたことは無いんです。性処理の道具として死ぬ一歩手前まで使われ続けたんです。愛に飢えてるのは当然ですな」


龍驤「……事情はわかるけど、司令官を渡すわけにはいかん」


漣「お気持ちは一緒です。ですがここで対処を間違えれば朝潮はもう……最悪取り返しのつかない事態にまでなります」


龍驤「……」


漣「とにかく今は朝潮が抱いている気持ちが親愛なのか、愛なのかを確かめましょう。dearなら問題無しですが、loveなら要話し合いということで」


龍驤「わかった…少し様子見とこか」


下1~3高コンマ S朝潮の行動等

執務室に泊まり込む

皐月は女性の胸しか触りません。女性の胸ならどんなまな板でも揉みますが、男の胸は専門外です


という訳で再安価下1~3高コンマ でお願いします

オネエな視察官(実は元帥)がS朝潮への謝罪と再視察にきた

>>245

ーー


提督「無いな……」ゴソゴソ


龍驤「どないしたん?」


提督「いや、ペンが無いんだ……」


龍驤「ちゃんと探したん?」


提督「ここに置いておいたはずなんだがな。まぁあのペンでなければならない理由は無いが…」


龍驤「まさか…」

ーーS朝潮の部屋


S朝潮「持ってきてしまった……司令官の私物…」


S朝潮「落ちていたペンを拾って…机に置いておこうとしたんです…」


S朝潮「でも気付いたら……ここにそのペンがある…」


S朝潮「こんな泥棒みたいなこと…更に罪を重ねる真似なんて…」


S朝潮「ううう……」


S朝潮「私は…どうしてしまったんでしょう…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

「この万年筆あげるから
返してこい」と潮が言う

>>250

潮「朝潮ちゃん…」ガチャ


S朝潮「う!!あ、あの…」


潮「朝潮ちゃん…私…見てたんだ……」


S朝潮「なにを……」


潮「この万年筆あげるから…そのペン、提督に返してこよ?」


S朝潮「う……」


潮「ダメだよ……人のものを盗むのはダメ…」


潮「この万年筆…凄くいいヤツだから、そのペンの代わりにはなるよ?」


S朝潮「違うんです……私はそういう理由でペンを持ってきたんじゃないんです…」


潮「どういうこと…?」

S朝潮「司令官のものだからこのペンを持って帰ってきてしまったんです。価値のある無しじゃないんです」


S朝潮「もっと言えばペンである必要は無いんです」


潮「それって…」


S朝潮「私は近くに司令官を感じたかったのかもしれません」


S朝潮「最近司令官に褒めてもらったり、心配してもらうのが心地よいと感じるようになりました」


S朝潮「こんな気持ち……今まで抱いたことなんてありません。私はどうしてしまったのでしょうか?」


潮「安価」


下1~3高コンマ 潮の台詞、行動他

お父さんみたいに思っているんじゃないかな?

潮「朝潮ちゃん、それは親愛だよ」


S朝潮「この気持ちが…?」


潮「うん、私もそうだもん。提督のこと大好きなんだ」


潮「私のこと提督も皆んなも潮って呼んでくれるけど、本当は違う。駆逐艦潮の記憶が入った傀儡に過ぎないんだもん」


潮「それでも提督は、私のことは潮だって。俺がそう呼ぶから私は潮なんだって。そう言ってくれた時は凄く嬉しかったんだ」


潮「朝潮ちゃんはきっと、提督に優しくされたのがきっかけで大好きになったんじゃない?」


S朝潮「……そうかもしれません。身に覚えがあります」


潮「うん、きっとそうだよ!」

S朝潮「なら尚更このペンは返さなければいけませんね。司令官に嫌われたくはありません」


潮「うん!それがいいよ!」


S朝潮「そうだ、返しに行くついでにお茶でも入れていくのがよさそうですねや」


潮「あ……ならさ、こんなのはどう?」


S朝潮「なんでしょうか?ただお茶を入れるだけでは足りないんですか?」


潮「えっとね、朝潮ちゃん…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ジャスミンティーにしてみましょう

響ちゃんから借りたネココミを着ける

ーー


S朝潮「司令官は甘い物が好き。自分で作るくらいスイーツが好きということを潮から教えてもらいました」


S朝潮「ならばただお茶を持っていくよりお茶うけもあった方が良いですね」


S朝潮「何か甘いものを持っていくならそれに飲み物も合わせる必要があります」


S朝潮「何かいいものは無いでしょうか?私は外に買いに出掛けることができません。この鎮守府内で探すしかありません」


S朝潮「何処かにいいお茶うけは……」ウロウロ


下1~3高コンマ S朝潮の行き先や起こったこと等

コンビニで「ばかうけ」
という菓子を見つけた

間宮さんに手伝ってもらってお菓子作ろう!

鎮守府内にコンビニ……?

>>277
鎮守府の近所ですって(^^;

すいませんS朝潮は今のところ完全に外出禁止です。一応懲役はまだ続いています


再安価下1~3高コンマ お願いします

台所から「ばかうけ」
という菓子を見つけた

水菓子の盛り付けを間宮さんに教わる

>>282

ーー食堂


間宮「今余っている中で甘味は水菓子ですね」


S朝潮「それは司令官が好きなものなんですか?」


間宮「ええ、あの人は甘いものなら基本的に食べられますね」


S朝潮「ならそれをお茶うけとして持っていきます!」


間宮「待って、ただ持っていくだけじゃ無くてこういうのはどうかしら?」ペラッ


S朝潮「これは料理の本でしょうか?」


間宮「ええ。その中で水菓子の盛り付けかたっていうのがあるの。このページね」


S朝潮「なるほど……」


間宮「どう朝潮ちゃん一緒にやってみない?」


S朝潮「ぜひお願いします!」

果物を剥いて盛り付けるから生菓子程時間がかからなくて良いね

ーー

S朝潮「ただの水菓子でも盛り付け一つでこうも違った印象を抱くのですね」


S朝潮「ただそのまま持っていくより遥かに良い…」


S朝潮「これはつまり、ただ水菓子を持っていくだけでは足りないとも言えます」


S朝潮「とは言っても水菓子はこれ以上工夫できません」


S朝潮「ならば………」


S朝潮「司令官の大好きな…アレをするしかありませんね」


S朝潮「…待っていて下さい司令官!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ネコミミつけて慣れない風ににゃーんって言いながら飾りつけた桃をあーん!

ーー執務室


S朝潮「司令官あーんです。口を開けて下さい……にゃ」ネコミミ


提督「……」


S朝潮「どうしましたか?まさか桃はお嫌いでしたか?……にゃーん」


提督「……」


S朝潮「司令官、どうされてしまったんでしょう。ちゃんとネコミミも付けてきたんですが…」ふりふり


提督「……」


S朝潮「司令官は目も合わせてくれません。一体何が悪かったのでしょう?」

S朝潮「まさか司令官は……私のことが嫌いで…」


提督「…そんな事は無い」


S朝潮「では何故私を見てくれないんですか!?」


提督「それは……」


S朝潮「司令官納得がいきません!せめてお話を!」クルッ


提督「待て!!回り込むんじゃない!!」


S朝潮「何故ですか!」


提督「くっ…見ないでくれ!」


S朝潮「え……司令官…それ…」


提督「……」


S朝潮「…安価」


下1~3高コンマ S朝潮の台詞や行動等

S朝潮「そんなモノをいきり勃たせて……司令官も私の事をそんな風に見るんですか?」


提督「これは違う…!」


S朝潮「そうですか……私に優しくしていたのもその為なんですね…」


提督「朝潮、話しを聞いてくれ!」


S朝潮「触るな!!」


提督「……」


S朝潮「私に触ろうとするな下衆野郎!!」

S朝潮「……なんて言うと思ってました?」


提督「朝潮…?」


S朝潮「冗談ですよ司令官。ネコミミに欲情するのは知ってましたから」


提督「……ふぅ…冗談にしてはキツイな…」


S朝潮「それは私がそういう行動をしてもおかしくないと思っていたということですよね?」


提督「……すまない」


S朝潮「いえ、わかっています。私はどういうことをされていたのか、忘れたくても忘れられません」


S朝潮「あの男はこの世にいませんが、まだ殺し足りないと思えるほど憎んでいます」


提督「……」

S朝潮「私にとってそういう行為は嫌悪でしかありません。人の行為を見たりするのも嫌です」


S朝潮「ですがここのパソコンで調べものをしているときに、うっかり司令官と龍驤さんの行為の動画を見てしまったんです」


提督「…すまない、それは夕張のせいだ」


S朝潮「謝らないで下さい、私はその動画を見て衝撃を受けたんです。嫌悪感しかなかったあの行為をお二人はあんなに幸せそうにしてるなんて…」


S朝潮「司令官となら嫌な思い出も上書きできるのではないか…そう考えたこともあります」


提督「ダメだ…俺には龍驤と漣が……」


S朝潮「わかっています。司令官を本当に下衆にするわけにはいきませんから」


提督「じゃあ…俺はどうすればいい…?」


S朝潮「安価」


下1~3高コンマ S朝潮の台詞、行動他

S朝潮「司令官はそこに座ってるだけでいいです。私のペースで克服しようと思いますので、まずは……」


提督「朝潮!?」


S朝潮「なんですか?私は司令官のお膝に座っているだけですよ」チョコン


提督「いや…これは……!!」


S朝潮「司令官は何もしなくて大丈夫ですこれは私のリハビリなんです」


提督「ぐっ……!!」


S朝潮「この感触……やはりまだ気分は良くありません…」


提督「はぁっ、はぁ、はぁ……!」

S朝潮「そうだ、司令官の方を向いてみるのはどうでしょう?」クルッ


提督「!!」ビクッ


S朝潮「う……反応が…」


提督「頼むからどいてくれ朝潮……!!」


S朝潮「……」ジーー


提督「やめてくれ…!こっちを見ないでくれ…!!」


S朝潮「そんなにネコミミが好きなんですか……にゃん?」


提督「ぉあっ!!」


S朝潮「にゃーーん…にゃあ~」


提督「おふぅぅ……!!」


バターーン!


漣、龍驤「……」


S朝潮「あ、漣さんに龍驤さん。こんにちは」


漣、龍驤「安価」


下1~3高コンマ どちらかの台詞、行動他

(二人とも)お……遅かった!

龍驤「お…遅かった……」ガクッ


漣「潮っぱいからネコミミを勧めた話しを聞いて、慌てて駆けつけましたが…既に挿入済みだったとは……」


提督「待て!朝潮は膝に座っているだけだ!」


S朝潮「そうですよ、私のリハビリに付き合ってもらっているだけです」


漣「リハビリ……?」


龍驤「司令官…うぅぅぅ……」グスッ


提督「俺は何も悪くない…はずだ……」


S朝潮「何故こうなったのかは私から説明させてもらいます」

ーー


漣「つまり、ご主人様となら男性に対する嫌な感情を克服できると思ったんですね?」


S朝潮「そうです、今まで苦痛しかなかったあの行為を幸せそうにする龍驤さんや漣さんの影響でそのように考えるようになりました」


漣「それにしてもですねぇ…」


S朝潮「安心して下さい。決して司令官を浮気者になんかさせません」


漣「いや、でも……これも場合によっては浮気なんですよねぇ…」


S朝潮「何故ですか!?」


漣「漣はちょっと嫉妬するくらいなんですが、自分以外の女で勃起することが許せない嫁がここにいますので…」


龍驤「……」


S朝潮「龍驤さん、あの……」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他

龍驤「ぐぐぐ……我慢……我慢や龍驤……ウチは強い女や……グギギギ……!」


漣「血の涙を流しそうな勢いで耐えてらっしゃるぅーー!」


S朝潮「そこまで嫌だったんですね……わかりました、次からはネコミミは外します」


漣「それだったらいいですよね龍驤さん?」


龍驤「……ウチの見てるとこでやったら許可する」


S朝潮「ありがとうございます!」


漣「リハビリなら抱きついたりするだけなのに…流石は独占欲の龍驤姉貴っす」


龍驤「あ?」


漣「すいませんなんでもないっす!」

S朝潮「あ……ならこれも今のうちに相談させて下さい。少しいいですか?」ヒソヒソ


漣「ご主人様に聞こえたらマズイ系ですね。龍驤さん、こっちに来て下さい」


龍驤「なんや…?」


S朝潮「実はですね、司令官でのリハビリが終わって克服できたら抱いてもらおうと思っていたんです」


龍驤「ギルティ」スッ


漣「待って下さい!まだ話しの途中ですから羅生門はやめてあげて下さい!」


S朝潮「抱いてもらうといっても司令官にはお二人がいます。ですが浮気にならない方法が一つだけあります」


漣「そんなのありますか…?」


S朝潮「はい、お尻です。ここでなら浮気にならないと思います。私は……こちらでも経験があります。だから司令官に抱いてもらうならこちらでと考えていました」


S朝潮「どうですか龍驤さん…?」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞、行動他

お尻でも浮気判定

龍驤「あかーん!!お尻でもあかんに決まっとるやろ!」


漣「龍驤さん声おっきいですって!絶対ご主人様に聞こえてます!」


提督「……」


S朝潮「ですがお尻での行為は愛が無いのだと本には書いてありました」


龍驤「本に書いてあろうがなんやろうがウチは認めんで!!」


S朝潮「そうですか…では漣さんはどうですか?」


漣「私!?」


S朝潮「龍驤さんはダメだと言ってますが、漣さんの意見も聞かせて下さい。お二人の意見が違う場合、一対一になりますから」


龍驤「漣…わかってるやろうな…?」


S朝潮「漣さん、お答え下さい」


漣「安価」


下1~3高コンマ 漣の台詞、行動他

漣「私は中立の立場でいたいですな」


龍驤「なんでや!?漣も司令官のことが好きと違うんか!?」


漣「好きです、大好きです。でも朝潮の気持ちもわかるんです」


漣「ご主人様で嫌な思い出を更新してもらいたいという気持ちもありますし、彼女として嫌だという気持ちもあります」


龍驤「……」


漣「ですからこの場には三者三様の意見が揃ったということになりますね」


S朝潮「そうですか……なら最後は司令官に!」


漣「無駄ですよ。ご主人様は龍驤さんがダメと言ってる以上はダメです。ご主人様と龍驤さんはセットとお考えください」


S朝潮「…わかりました」

漣「このままでは玉虫色の解決、つまり決着はつきません」


龍驤「ウチは譲らんで!絶対にや!!」


S朝潮「私は司令官以外の男を信用できません!」


漣「そこでですね…こういうのはどうでしょう?」


龍驤「なんや?ここはふざけるとこと違うからな?」


漣「安価」


下1~3高コンマ 漣の台詞、行動他

漣「朝潮さんがMVPをとるなり、なんらかのご褒美とかはどうですか?」


S朝潮「なるほど、ご褒美の延長線上で司令官に抱いてもらえるということですね」


龍驤「ウチは絶対認めんからな!!」


漣「まぁまぁ龍驤さん、まだ漣の話しは終わってません。朝潮はようはご主人様のモノと繋がれれば良いんですよね?」


S朝潮「はい!」


漣「龍驤さん、ここにはアレを一から作れる艦娘がいるじゃないっすか!」


龍驤「……アレか」


S朝潮「もしかしてアレですか?」


漣「これなら平和的に解決ですぞ!後は漣にお任せ下さい~!」


ーー

S朝潮は怒らせたりした方がよかったかもしれませんね


コメント、ネタはお待ちしてます

ーー


提督「視察官の件でこの鎮守府の視察が無くなった代わりに、あることをしなければならなくなった」


提督「それは緊急時における艦娘の対処やその行動を調べるといったものだ」


提督「この調査は全ての鎮守府で行われるわけでは無い。ごく限られた鎮守府でだけなのだが、なぜか俺がやることになってしまった」


提督「無理にやらなくても良いと言われたが、視察官と日頃の件がある。幹部さんの助けになるなら喜んで協力しよう」


提督「ちなみにこのことは龍驤や漣。つまり秘書艦にも知らせていない極秘の任務となる」

提督「ご丁寧に緊急事態マニュアルとなるものまで付いている。なんとかやるしかないな」


提督「まず最初は…………本当にこれをやるのか?」


提督「『提督に不測の事態があった時の対処』……いや、これは…」


提督「俺がしなければならない行動が書いてあるが、俺は倒れなければいけないのか…」


提督「ここには死に対して敏感な艦娘も多い…なんとか優しい表現にしたい…」


提督「うぅむ……どうするか…」

提督(悩んだ挙句、俺は食べものを詰まらせて机に倒れたということにした)


提督(机には菓子、倒れたコップ。そして机に突っ伏している俺)


提督(この状況なら死んでいると確定はしないし、ショックも少ないはずだ)


提督(この状況を見た誰かはどんな反応をするのだろうか…)


下1~3高コンマ 入ってきた艦娘とそのリアクション等

毒殺されたと思った那珂

いつもの荒らしだ、相手にするな

朝霜は正確には足りないもの鎮守府所属ではないので次点の響にします



響「司令官、演習が終わったよ」ガチャ


提督「……」


響「おや、珍しく昼寝か……疲れてるんだね。せめて布でもかけてあげよう」


響「本当はベッドにでも運んであげたいんだけど、司令官が混乱するといけないからね」


響「ええっと、手頃な掛けられるものは無いかな…」


提督「……」

>>345
相手していいっつーの!
僕も立派な参加者だぞ。
大体、>>3には「ほかの
艦娘も出てくる」って
しっかり明記されてる(--#)

響「これなら丁度いい。司令官、私は起こしたりなんてしないからゆっくり……」


響「司令官…………?」


響「食べものが…食べかけで……コップが…中身が……」


響「まさか……」


響「ねぇ司令官、起きて……」ユサユサ


提督「……」


響「え……嘘だよね?寝てるだけなんだよね?」ユサユサ


提督「……」


響「…安価」


下1~3高コンマ 響の台詞、行動他

響「りゅ……龍驤さーーーん!」バタバタ


提督「……なるほど」ムクリ


提督「秘書艦に知らせに行く…か。自分でなんとかしようとするのでは無く、責任者に報告するのはベターな選択だと言える」


提督「慌てている様子ではあったが判断は冷静。入ってきたのが響でよかったか…」


提督「さて、龍驤が来る前に起きて机を片付けよう。そうすれば俺は寝ていたと言い訳ができるしな」

スタスタ…


提督「む……龍驤でない足音が近づいてきているな」


提督「歩いているということは響だけが戻ってきたということはなさそうだ」


提督「…この際もう一人程試してもいいだろう」


提督「シチュエーションはさっきと同じようにして、俺は机に倒れて……」


提督「あとは目を閉じてじっとしておく……」


安価「失礼します」コンコン


下1~3高コンマ 訪れた艦娘を

鈴谷

再安価

下1~3高コンマ お願いします

黒潮「司令はんちょっと用事あるんやけど……って、寝てもうてるんか」


黒潮「こんなとこ漣にでも見つかったらイタズラされてまうで?ほら、司令はん、早よ起きぃよ」ユサユサ


提督「……」


黒潮「なんや熟睡してもうてんの?しゃあないなぁ…」ユサユサ


黒潮「ん?なんやこれ?司令はんが食べ散らかすなんて珍しいけど……」


黒潮「……まさかな。司令はんがこんな間抜けなことするはずないもんな」ユサユサ


提督「……」


黒潮「……ん?」


黒潮「……んんんん?」


提督「……」


黒潮「安価」


下1~3高コンマ 黒潮の台詞、行動他

黒潮「ちょっと失礼して……えい」プスッ


提督「……」


提督「…………」


提督「………………」


提督「………………ぶはぁっ!!」


黒潮「あ、起きた?」


提督「鼻の穴を塞ぐんじゃない!!」


黒潮「だって息してるか確認するのはこれが一番早いやろ?」


提督「だからって…!」


黒潮「なんや~?そもそも司令はんがこんなイタズラ…」


響「司令官!!」バターン

龍驤「司令官大丈夫なん!?」


提督「龍驤に響か。俺は……」


黒潮「司令はんな、紛らわしい格好で熟睡してただけやねん~」


提督「な……む…」


黒潮(任せとき、司令はん)


提督(…すまない)


響「ほんとかい!?本当に無事なんだね!?」


提督「…あぁ。甘い物を食べて少し眠気が来たようだ」


響「よ……よかったぁ…」ホッ


龍驤「ほんまによかったわ。食べ物詰まらせて先に逝くとかそんなつまらんのだけはやめてな?」


提督「…わかってるさ」


黒潮(司令はん、貸しイチやで)


提督(…覚えておくよ)

ーー


提督「…黒潮に助けられなかったらややこしいことになっていたのは違いないな」


提督「黒潮にはすぐにバレたということは、やはり俺にはこういうことはできそうにも無い…」


提督「提督の不測の事態はここまでにして、次のシチュエーションに行こう」


提督「マニュアルによれば次は……」


下1~3高コンマ 起こる現象や不測の事態の内容等

金縛り

提督「『突如凶暴化した艦娘への対処』か。これは協力者がいるのか」


提督「この仕事に協力してくれて、尚且つ突如凶暴化してもおかしくない艦娘といえば……」


提督「…ダメだ、そんな理由で選んでしまったら俺が偏見を持っているということになる」


提督「ここは次に出会った艦娘に協力を頼むとしよう」


提督「納得してくれないなら……納得してくれるまで頼むしかないな」


提督「さて、誰が通りかかる…?」


下1~3高コンマ 協力してくれる艦娘を

瑞鶴

ーー


翔鶴「たまたま通りがかったらこんな事を頼まれるなんて…」


提督「…すまない。だがこの方法なら公平だと思ったんだ」


翔鶴「はい……任務ということなら断るわけにもいきませんからね…」


提督「…協力してくれて助かるよ」


翔鶴「それで私はどうすればいいんですか?」


提督「突如凶暴化した……とあるから何か理由をつけて暴れるのがいいだろう」

翔鶴「あ、マニュアルに暴れ方や暴れる理由も書いてくれているんですね」


提督「暴れる理由の無い艦娘もいるだろうからな。これを参考に無理矢理理由を作れということだろう」


翔鶴「参考にします」


提督「場所はもう少し人が少ないところにしよう。大人数に知られるとマズイからな」


翔鶴「提督は私と一緒に行動するんですか?」


提督「…いや、物陰から隠れて様子を見ている。あくまで艦娘がどういった対処をするかの調査だからな」


翔鶴「わかりました、なんとか頑張ってみます」


下1~3高コンマ 暴れているところを発見した艦娘と翔鶴が暴れている理由もあれば

発見者:木曽
  理由:酒を飲んで気持ちよくなっている

ーー

加賀「なんだか物音がするわね。ここには何も無かったはずよ?」


翔鶴「あぁぁぁぁぁぁーー!!」


加賀「翔鶴……どうしたというの?」


翔鶴「うるさいうるさいうるさい~~!!」


加賀「ま……まずは落ち着きなさい翔鶴。暴れ回るのはよくないわ」


提督(少し動揺しているようだが、加賀はまだ冷静なようだ。しかし翔鶴が暴れている理由を聞けばどうなる?)

翔鶴「落ち着きなさい?よくもそんなことが言えるわね!」


翔鶴「私は瑞鶴が心配で、瑞鶴のためにこの鎮守府に来たのよ!」


翔鶴「それなのに……貴女が!!」


加賀「……」


翔鶴「貴女が瑞鶴を独占して!私はここにいる意味が無いじゃない!!」


翔鶴「返して……私の瑞鶴を返して!!」


加賀「安価」


下1~3高コンマ 加賀の台詞、行動他

たまにはわたしの仲間にして

加賀「瑞鶴も貴方が最近相手をしてくれないと言っていたわよ。もしかしたら貴女、無意識の内に私達に遠慮してたんじゃない?」


翔鶴「遠慮も何も……貴女が独占するから!!」


加賀「……っ」ピクッ


翔鶴「許さない……絶対に許さない!」


加賀「あの…翔鶴………」


提督(ふむ……加賀は適切な対処ができなかったということになるか)


提督(話に出てきたのは瑞鶴だけ。自分…つまり加賀自身の名前は出てこなかった)


提督(これでは相手を落ち着かせることは難しいな)

瑞鶴「ねぇどうしたの?誰が叫んでるの?」


加賀「瑞鶴…!ちょうどいいところに来てくれたわ!」


瑞鶴「え、何?加賀のそんな声久しぶりに聞くんだけど」


加賀「暴れてるのは貴女の姉翔鶴よ」


瑞鶴「翔鶴姉が!?なんで!?」


加賀「私が瑞鶴を取ったっていって……言い訳したんだけど、それも良くなかったみたいね」


翔鶴「あ…瑞鶴……!」


瑞鶴「安価」


下1~3高コンマ 瑞鶴の台詞、行動他

瑞鶴「もう……いい加減にして翔鶴姉。いつかはホームレスになったと思ったら今度は暴れてるって?」


翔鶴「いや、違うのよ……」


瑞鶴「付き合ってられないわ。いきましょ飛鳥」


飛鳥「……」スッ


加賀「ちょっと貴女、姉に対してそれは無いんじゃない?」


瑞鶴「これは私と翔鶴姉の問題なの。加賀は口を突っ込まないで」

提督(なぜ険悪な雰囲気になっているんだ?瑞鶴がうまく収めるかと思ったが…)


提督(もしかして瑞鶴は以前翔鶴が一時的にホームレスになったことを根に持っていたのか?)


提督(あればほんの少しの間だった……いや、きっかけは人それぞれだ)


提督(どうする…任務のせいで姉妹仲が悪くなってしまったなんて責任は取れないぞ)


提督(どうすればいい……)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

提督(……俺が行くしかないか)


提督「…二人共、待ってくれ。俺の話を聞いてくれるか?」


ーー


加賀「……そんな理由があったのね」


提督「任務とはいえ騙す形になってしまって済まない」


加賀「いいえ、艦娘に知らせていけないという任務なら仕方ないわ。そう……任務…なら私の対応は良くなかったわね…」


提督「…決して良いとは言えなかったな」


加賀「言い訳させてもらうなら翔鶴があんな風に怒っている所なんて見たことが無かったのよ…」


提督「そういう所を含めて調べていたんだ」


加賀「そう……」

提督「…加賀のことは一旦これまでにしておこう。それよりも……」


瑞鶴「翔鶴姉、私を騙したの?」


翔鶴「だからあれは…提督に言われて仕方がなかったのよ…」


瑞鶴「じゃあ提督に言われたらホームレスに戻るっていうの?」


翔鶴「それは……」


加賀「そこまでにしておきなさい瑞鶴。翔鶴は悪くないわ」


瑞鶴「加賀は黙ってて」


加賀「……瑞鶴、何が気に入らないっていうの?いつもの貴女じゃないわよ?」


瑞鶴「安価」


下1~3高コンマ 瑞鶴の台詞、行動他

瑞鶴「加賀……」ボソッ


加賀「…………そう」


加賀「ごめんなさい提督、少し用事ができたからこれで失礼するわね」


瑞鶴「……」


翔鶴「ああぁ……瑞鶴…私は…」


提督「すまない翔鶴、こうなるとは思わなかったんだ…任務はとりあえず打ち切って瑞鶴の機嫌を…」

ーー

加賀「瑞鶴、翔鶴にサプライズってどういうこと?」


瑞鶴「翔鶴姉って私の為にここに来てくれたでしょ?翔鶴姉には何も足りないものが無かったのに」


加賀「それは私と同じ理由だけど、その理由であった瑞鶴は私が独占してしまっているわね」


瑞鶴「それでも翔鶴姉は頑張ってるし、皆んなのお手伝いだってしてる。だから何かプレゼントとかあげられたらなって…」


加賀「素敵だと思うわ。翔鶴が頑張っているのは私も認めるわ」


瑞鶴「それでね、プレゼントなんだけど…」


下1~3高コンマ 翔鶴へのプレゼントやサプライズ内容等

瑞鶴「海の上で花火大会を見れたら…屋形船で宴会でもできたらもっといいかなって」


加賀「今から屋形船は難しいかもしれないわね。宴会をするならこの鎮守府ではどう?」


瑞鶴「確かに…それがいいかもしれないわね。それとね、プレゼントは別に用意してあって……」ゴソゴソ


加賀「それは…写真入れ?えぇとなんて言ったかしら…」


瑞鶴「ロケットよ。昔に撮った写真を中には入れてあるわ」


加賀「綺麗なハートの形をしてるのね」

瑞鶴「加賀に支えてもらう前は翔鶴姉に支えてもらってたし…翔鶴姉が居たから今の私がいるの」


瑞鶴「見て、こうやって歩くことができるのは翔鶴姉が特訓に付き合ってくれたからなの!」


加賀「……素敵な姉よね。本当に…」


瑞鶴「こうしちゃいれないわ!事情を提督とか皆んなに相談して…!」


加賀「瑞鶴の楽しそうな顔…こんな顔は私では引き出せないわ。流石は翔鶴ね……」


下1~3高コンマ 宴会の様子やその他起こったこと等

ーー後日

翔鶴「うびゃああ~~!瑞鶴がこんな事をしてるなんでぇ~~!」


加賀「……あれは喜んでるのよね?」


瑞鶴「お酒も入ってるから…」


翔鶴「瑞鶴はねぇ~~すごく可愛いのぉーー!」


加賀「あら、面白い話が聞けそうね」


瑞鶴「えー…あんまり恥ずかしい話はやめて欲しいけど…」


下1~3高コンマ 翔鶴の話した瑞鶴の過去や可愛い出来事など

翔鶴「出撃が不安な時は私に抱き着いて寝てたしねぇ~~この前なんてこっそりネコミミつけてたよのーー!」


瑞鶴「うわっ!なんで知ってんのよ!」


加賀「瑞鶴どういうこと?貴女も提督の事が好きだというの?」


瑞鶴「違うわよ……ネコミミが流行ってるっていうから……加賀が喜ぶかなって」


加賀「……そう」ニヤッ


瑞鶴「変な笑みをやめなさい!見えなくてもこっちはわかるのよ!」

翔鶴「あとはねぇ~~瑞鶴はキスする時ちょっと上向くの!その顔の可愛いこと!!」


瑞鶴「ば…!」


加賀「瑞鶴、説明しなさい」ズイッ


瑞鶴「……姉妹艦でキスは普通よ」


加賀「そんなこと聞いたことがありません。ちょっと翔鶴、こっちに来て」


翔鶴「えへへぇ~~なんですかぁーー?」


加賀「貴女瑞鶴とキスをしていたっていうの?いうから?いつまで?どうやって?ここでもしてたの?キス以上してたんじゃないでしょうね?」


翔鶴「安価」


下1~3高コンマ 翔鶴の台詞、行動他

部屋で「加賀・・・・・・」って言いながらキス顔した後ににやけてて~!その写真がこちらです!

翔鶴「キスだけですけどぉ~~ここに来る前の話ですよー!」


瑞鶴「……そうよ。目を怪我したあと、不安な私を見た翔鶴姉はキスしてくれて…」


加賀「……」


瑞鶴「だからやましい気持ちは無いわ。親愛の意味のキスだもの」


加賀「…気持ち良かったの」


加賀「翔鶴とのキスは気持ちよかったの!?」


瑞鶴「な、なんでそんな必死なのよ…」


加賀「当たり前よ、瑞鶴の初めては全て私だと今の今まで思っていたんです。それが違うとなれば…」


瑞鶴「う……」

龍驤「その辺にしといたりや、瑞鶴が可哀想やろ?」


加賀「龍驤さん…」


龍驤「確かに初めてやなかったのはショックかもしれんけど、今は加賀だけのもんやん」


加賀「そうね、提督は確か漣さんと……」


龍驤「キスも本番も全部最初は漣や。でもウチは気にせぇへんで?だって今愛してくれてんのに代わりはないからな!」


加賀「そう……そうね。過去のことはもういいわね」


瑞鶴「ふぅ……ありがとう龍驤さん」


龍驤「加賀の気持ちはウチもわかるからな~」

聞いた話は実体験だったのかwww

龍驤「それより加賀、瑞鶴を追い詰めてる場合違うやろ?」


加賀「そうだったわ。瑞鶴にこれを渡しておこうと思うの」チャリッ


瑞鶴「これ……翔鶴姉にあげたロケット?」


加賀「それの色違いよ。中に写真が入っているのがわかる?」


瑞鶴「ええ……」さわさわ


龍驤「それに入ってる写真は瑞鶴と翔鶴がここに来てから撮った写真や。二人並んでる所を引き延ばしたやつやね」


加賀「その写真は貴女一人では見れないけど、翔鶴と一緒なら見れるわね」


龍驤「これからも仲良くするんやで、瑞鶴!」


瑞鶴「安価」


下1~3高コンマ 瑞鶴の台詞、行動他

うん、ありがとう!

瑞鶴「うん、ありがとう……私、今が一番幸せかも…」


瑞鶴「怪我をした時はね、正直もうダメだと思ったし……何度も死のうと考えたわ」


瑞鶴「でもそんな時支えてくれた翔鶴姉が居て…私を受け入れてくれた提督がいて…大好きな加賀が居て…」


瑞鶴「私……」


翔鶴「瑞鶴、よかったわね」ニコッ


瑞鶴「翔鶴姉……うん、加賀も皆んなも…笑顔で…笑ってくれるのが…わかるわ…」


加賀「そうね、貴女なら見えなくても見えるわよね。この光景が……」


瑞鶴「ふぅ……みんなありがとう!そしてこれからも翔鶴姉共々よろしくね!」


翔鶴「私からもよろしくお願いします……うぃ~~」


龍驤「途中までええ感じやったのに…」


加賀「翔鶴はお酒が入るとダメなのね」


ーー

また長々とありがとうございます


コメント、ネタはお待ちしてます

乙です

霞「やっぱり姉妹艦はキスするんじゃない!」

榛名「嘘から出た誠でしょうか」

キスって言っているけれど唇とは限らないよね
翔鶴は瑞鶴の目にキスをしたのかな?

ーー


S朝潮「司令官!演習を終わらせてきました!」ガチャ


伊168「司令官、もっと撫でて…」


提督「……」ナデナデ


伊168「んふふ…大好きよ司令官……」


S朝潮「……司令官、説明を求めます」ゴゴゴ


提督「待て朝潮。ますば冷静になろう」


S朝潮「私は至って冷静です」

S朝潮「司令官には龍驤さんと漣がいます。だから過度なスキンシップは取らないようにしていました」


S朝潮「それなのにこの潜水艦は……」


伊168「なぁに?これはリハビリを頑張ったイムヤへのご褒美なの」


S朝潮「だからってそんな激しいスキンシップはいけません!」


伊168「なんで?ちゃーんと龍驤さんには許可取ってあるんだもん。ね、司令官」


提督「…そうだな」


S朝潮「私は龍驤さん監視の下で無いと触れ合えないのに…!」


伊168「もういいかしら?なら司令官……もっとぉ…」


提督「…すまない朝潮」


S朝潮「…………」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

伊19「イムヤズルいのね!イクにも提督を分けるの!」


伊168「仕方ないわね…」スッ


伊19「提督~イクも頑張ったの!」


提督「…よく頑張ったな」ナデナデ


伊19「えへへ…最高のご褒美なの……」


S朝潮「また新たな潜水艦が…!」


伊58「あれは諦めてくだち」


S朝潮「また潜水……艦?」


伊58「こんな服は着てるけどゴーヤも潜水艦でちよ」


S朝潮「そうですか……それより諦めろとはどういうことですか?」

伊58「ゴーヤ達潜水艦と提督の間に何があったかは知らないでちか?」


S朝潮「聞いてますが……それをダシに使っているのなら私にも考えが!」


伊58「違うでちよ。提督と龍驤さんがゴーヤ達に甘々なんでち」


S朝潮「甘い……確かにそうかもしれません…」


伊58「だからゴーヤもこうやってバーテンダーの仕事をやらせてもらってるんでち」


S朝潮「それはバーテンダーの服でしたか…」


伊58「今日はイクが真っ昼間から飲みにきて……バーは夜からだからって言ってのにまるで聞かないんでち」


伊58「仕方ないから一杯飲ませて、提督の所に持って来たんでち。提督、後は頼んだでちよ~~」


提督「俺にどうしろと…」


伊58「話を聞いてあげるとか、満足するまで撫でるとか色々あるでち」


提督「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー


提督「ふぅ……やっと落ち着いたか…」


龍驤「イムヤは満足したみたいやし、イクもニムが迎えに来てくれたからなんとかなったわな」


提督「イムヤ達が戻ってきてくれるのは嬉しいが、あまり俺を求められても困るな…」


龍驤「そうやね、現時点でこんな子もおるし」


S朝潮「司令官のお膝はとても落ち着きます…」ポワ~


龍驤「これは何か対策を考えなあかんね。司令官に依存されても困んねん」


S朝潮「そんなに困ることなんですか?」


龍驤「当たり前や!司令官の仕事の邪魔になるに決まっとるやろ!」

提督「俺は少しなら仕方ないとは思っている。イムヤ達の顔を見ると…な」


龍驤「それでも限界っちゅうもんがあんねん!」


S朝潮「すいません、それはただ単に龍驤さんが嫌なだけではないんですか?」


龍驤「当たり前やろ?人の旦那にホイホイ抱きつかれたり頭撫でられんてんのを気持ち良く見れっちゅうんか?あ?」


S朝潮「……龍驤さんも相当ですね」


龍驤「お前も調子乗っとったらいてまうぞ」


提督「待て!頼むから仲良くしてくれ!」


龍驤「……」


S朝潮「私は一線を越えるつもりが無いと言っても龍驤さんは安心できないんですよね?」


龍驤「当たり前や言うてるやろ!ふざけんな!!」


S朝潮「司令官……何か考えてることは無いんですか?」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他

提督「ヤるときはもっと激しくとかは考えたが…」


S朝潮「…………」


提督「…………」


S朝潮「……あ、そっちですか?」


提督「そうだ。要は龍驤が不満に思わなければいいんだ。なら龍驤の腰が砕けるくらいに激しいのをしてやればいいかと思っている」


S朝潮「司令官はそう言ってますが、龍驤さんはどうですか?」


龍驤「もっと激しく……司令官、覚悟はできてるん?」


提督「ん、んん?なんだその反応は?」


龍驤「今までのネコミミは不完全なもんやった。完全版のネコミミセットを用意したら……司令官はもう戻れんで?」


提督「…………」


S朝潮「うわぁ…司令官想像だけで…大きくなってるぅ……」


龍驤「お前はそこから降りろ!!」


S朝潮「まだ時間は残ってます!」

提督「…完全版だとどうなるんだ?」


龍驤「今までは腰につけてた尻尾がな、ちゃんとお尻に装着されるんやで」


提督「おぉ…!」


龍驤「司令官の為に頑張ってん。どうや?これやったら凄いことになるんと違うか?」


提督「……すまない朝潮、続きはまた今度だ」


S朝潮「司令官、まだ仕事中ですよ?」


提督「…すぐに帰っくる。行こう龍驤」


龍驤「んもう…一回だけやで?」ガチャ


S朝潮「……あのお二人の間に入ろうとは誰も思わないと思いますが…嫉妬というのは厄介ですね」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

凄いことになったため一回で済まなかったため察した誰かが代わりに提督業頑張ります

ーー


漣「ご主人様が事情により帰ってこれなくなったので、本日はこれから漣が臨時提督としてやっていきます」


S朝潮「司令官…」


漣「せっかくなので朝潮さんが臨時秘書艦をやってみせんか?」


S朝潮「私がですか?」


漣「そうですぞ!朝潮さんが今できることは一部の演習だけと少ないです。しかし!デスクワークなら何も問題が無いじゃないですか!」


S朝潮「確かに……そうですね」


漣「それに仕事ができることをご主人様にアピールするいいチャンスですぞ?」


S朝潮「……わかりました、やらせていただきます!」


漣「りょ~!」

S朝潮「それで私は何をすればいいんですか?」


漣「普段漣がやってるのは書類仕事の補佐や資料の整理、過去の演習のデータ管理等ですね」


S朝潮「やることが多いんですね」


漣「でも今日はご主人様が粗方片付けちゃってるなぁ~」


S朝潮「流石は司令官です」


漣「ええっと残ってる仕事は~っと…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

朝霜「司令、会議の時間……あん?司令はどうしたんだよ?」


漣「そうだった、朝霜との情報共有があったんでしたな」


S朝潮「司令官と龍驤さんは急用の為、私達がお相手します」


朝霜「断る。あたいは司令の為にやってんだ。司令が居ないんじゃ意味が無いだろ」


漣「果たしてそうですかな?ご主人様が居ない間にこんな有益な情報を朝霜はくれたのか!という風になるかもしれませんぜ?」


朝霜「無ぇよ。あの司令のことはあたいもわかってんだ」


漣「ほう……言うじゃないですか。漣とご主人様の方が長い一緒に居るんですよ?」


朝霜「裏切った奴が何言ってんだ」


漣「過去のことは水に流してくれました~~!」


S朝潮「えぇっと…」

朝霜「なんだ?司令が居なくてイライラしてんのはこっちもなんだぞ?」


漣「それは漣もです。平静を装ってますけどね、腹の中はマグマってますよ?」


朝霜「……やるか?」


漣「はっ!力だけで優劣を付けるなんて古いですなぁ~」


朝霜「弱い奴程よく吠えるってな」


漣「あまり強い言葉を使うな。弱く見えるだけだぞ?……なんて台詞がありますな」


朝霜「……」ゴゴゴ


漣「……」ゴゴゴ


S朝潮「……もう、いい加減にして下さい!ここは喧嘩をする所では無いんです!」


S朝潮「二人共、聞いてますか!?」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

にゃぁ~~


朝霜「……猫か」


漣「猫ですね」


S朝潮「子猫の鳴き声かもしれません」


朝霜「誰か猫飼ってんのかよ」


漣「漣の知る限りでは居ませんね」


S朝潮「そうすると野良猫でしょうか」


朝霜「はぁ……調子狂っちまったな」


漣「ですね。まさか子ぬこに仲裁されるとは思ってませんでした」

S朝潮「誰か猫を飼っているんですか?」


漣「漣の知る限りでは居ませんね」


朝霜「んなら野良猫か」


S朝潮「…もしかしたら住み着いた猫が子猫を産んだとかでしょうか」


漣「だとしたら少し……ここは危ないですからね」


S朝潮「少し様子を見てきます。私はここを離れますが、喧嘩はやめて下さいね!」


朝霜「わかってるよ、もうしねぇって」

ーー

S朝潮「猫の鳴き声がしたのはこの辺りですね」


S朝潮「流れ弾に当たるということは無さそうですが、危険なのは危険です」


S朝潮「ここではなくどこか安全な場所に移してあげないと…」


S朝潮「どこですか?どこにいるんですか…?」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー


S朝潮「響?何故ここにいるんですか?」


響「やぁ朝潮かい。この子のお世話をしていたんだ」


にゃぁ~


S朝潮「その猫…響が飼っていたんですか?」


響「違うさ、この子は先生の子どもなんだよ」


S朝潮「は……?」


響「私が司令官の為にネコミミや尻尾を付けているのは知ってるだろう?でもそれだけじゃ物足りないと感じていたから、先生から鳴き方や仕草を習っていたんだ」


S朝潮「正気……ですか…?」


響「随分と失礼だね」

S朝潮「だ…だって……響は猫と会話してるっていうんですか?」


響「百聞は一見にしかずって言うからね。なら朝潮には先生に会ってもらおう」


にゃぁ~


響「よしよし…ほら行こう朝潮」


S朝潮「場合によっては司令官達に報告しなければなりませんね…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

ガングート「なんだ貴様、そんなに私の腕の中がいいのか?んん?」


ふにゃ…


ガングート「ふ…だらしない顔だ。こんな時天敵が襲ってきたらどうするとでもいうのだ?」


響「天敵は来ないけど私は来たよ」


ガングート「うおーー!な、なんだ響か…驚かせるんじゃない。こんな所をちっこいの以外に見られてしまっては…」


S朝潮「あの…」


ガングート「ぬあーーーーー!」


にゃあぁぁぁ…


ガングート「あぁうるさかったか、すまん…いや、何故朝潮がここにいるんだ!?」

響「先生の子どもの面倒を見ている所を朝潮に見つかったんだ。それで色々話す内に先生に会ってもらった方が早いと思ってね」


ガングート「そういう時は予め連絡してくれ…」


響「次からはそうするよ」


S朝潮「可愛い猫ですね、ガングートさん達が飼ってるんですか?」


ガングート「…そうだ」


響「先生はガングートの家で。この先生の子どもはもうすぐ私の部屋で飼う予定なんだ」


S朝潮「司令官には相談済みなんですか?」


響「もちろんさ。いずれは皆んなに知らせる予定だよ」


S朝潮「用意はばっちりなんですね」

ガングート「ちっこいの、どんな話題で猫の話題になったというのだ?」


響「私の猫演技の先生の話をしてたんだ」


S朝潮「響が普段ネコミミを着けて猫らしく振る舞っているのは先生の教えがあってと聞いたんです」


S朝潮「なるほど…この先生という猫の動きや表情を参考にしたんですね」


ガングート「安価」


下1~3高コンマ ガングートの台詞やその他起こったこと等

にゅうぅぅぅ~~


S朝潮「先生は何に警戒しているんでしょう?」


響「朝潮の後ろかな?」


S朝潮「背中に何も付けてませんよね……」キョロキョロ


ガングート「猫は人の目には見えないものを見ているとか言われているな」


響「目に見えないものと言ったら…」


S朝潮「それならば私には心当たりがあります。殺したアイツが私に取り憑いているといでもいうのなら納得できますか?」


ガングート「……どうかな」


ううう~~


響「やっぱり朝潮の後ろを見ているね…」

S朝潮「…私はここに居ない方が良さそうですね。響はどうぞゆっくりしていて下さい」


響「待って欲しいな。この子は何も警戒してないじゃないか」


にゃぁ~


S朝潮「……」


ガングート「その子も優しいぞ。せめて撫でてやったらどうだ?」


S朝潮「でも…」


響「大丈夫さ。ほら」


S朝潮「……」スッ


にゅうぅぅん…


S朝潮「あ……」


響「ほら喜んでるじゃないか。次は抱いてみないかい?」


S朝潮「…お願いします」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

S朝潮「凄く可愛い…!」


響「そうだろう?これからはいつでも遊びにきてくれてもいい」


S朝潮「本当ですか!?」


響「その方がこの子も喜ぶからね」


ガングート「先生に比べて随分と人懐っこいからな。ひょっとしたらアニマルセラピーの効果もあるかもしれないぞ」


響「現に朝潮がこうなってしまっているから、そうかもしれないね」


S朝潮「小さくてふわふわで……いいなぁ…」ウットリ

S朝潮「あの……この子に名前は無いんですか?」


響「まだ無いよ」


ガングート「コイツが先生という名前に決まったのも最近だしな」


響「そうだね、先生の子どもだから……生徒か、もしくは弟子…?」


S朝潮「……」


響「なんだいその微妙な表情は。なら朝潮ならどんな名前を付けるんだい?」


S朝潮「安価」


下1~3高コンマ S朝潮の台詞等

S朝潮「うすしおなんてどうでしょうか?」


響「…朝潮も大概じゃないか」


S朝潮「自覚があるならもう少しマトモな名前にしてあげて下さい!」


響「仕方ないじゃないか!私にはこういうセンスが無いんだ!」


S朝潮「じゃあこの子はうすしおちゃんにします!」


響「ちょっと待ってくれ!面倒を見るのは私で…!」


ガングート「先生よ、貴様の子の名前はまだまだ決まりそうに無いな?」


うにゃ…


ガングート「そう落ち込むな、どちらにも悪気は無いんだからな」


にゃあ…………


ーー

猫感が出ていなかったらすいません


コメント、ネタはお待ちしてます

エラー猫with妖精「乙」

ーー

龍驤「……」ギリギリ


漣(ご主人様、なんであんなに龍驤さんの機嫌悪いんすか?)


提督(喧嘩をしているわけではないんだがな…)


漣(もしかして、最近皆さんのご主人様へのスキンシップが過激になってきたのが原因ですかね?)


提督(その中でも特に朝潮やイムヤ達だな)


漣(龍驤さんは独占欲の塊ですからね。ご主人様に抱き着くだけでも機嫌が悪くなりますゆえ」

漣(それに昨日は漣の番で……お楽しみ過ぎたのも原因かと)


提督(龍驤にしたことを漣にもしないと不公平だと思ったんだが…)


漣(あんなに激しくされたら声なんて我慢できねぇです。きっと龍驤さんにもばんばん聞こえてましたな)


提督(余計に龍驤の機嫌が悪くなってしまったか)


漣(今日は私も補佐に付きます。どうか穏やかにしていて下さいね?)


提督(なるべく努力しよう)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーーbar海底


龍驤「どいつもコイツも……!」


葛城「龍驤さん今日は荒れてましたね…」


龍驤「当然や!ウチの司令官に寄って集って……!」


葛城「いい気持ちにならないのはわかりますけど…今日は特に酷かったですよ?」


龍驤「うるさい!ウチのことはほっとけ!」


葛城「ご立腹だなぁ…」

伊58「…そうは言うけど、潜水艦のスキンシップはある意味龍驤さんのせいでちよ?」


龍驤「わかっとんねん!だから余計イライラするんや!全部自分のせいやから怒りをぶつける相手がおらん!!」


葛城「うへぇ…荒れてるぅ……」


伊58「ならその怒りは葛城にぶつけるといいでち」


葛城「ちょっと!?」


伊58「提督でも漣でも無く葛城をここに連れてきた時点でわかるでち?」


葛城「それは…まぁ……」


龍驤「葛城……今日はとことん付き合ってもらうからな…」


葛城「は、ははは…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

龍驤「イムヤもイクも朝潮も何考えとるんや!」


龍驤「頭撫でてもらったり膝に座ろうとしたり……ほんまにアイツらだけは許せん!」


葛城「はぁ…」


龍驤「あんのクズ共……イムヤらはもう一回病院送りにしたらなわからんのか…」


葛城「……龍驤さん、それは言い過ぎだと思います」


龍驤「あぁ?」


葛城「イムヤさんも朝潮ちゃんも好きで病院送りになったんじゃないんです。それを龍驤さんもわかってるはずなのに…」


龍驤「うるさいボケ、喋んな」


葛城「……なんですかその言い方!こっちは付き合ってあげてるんですよ?」

龍驤「ほなもうええわ。ここまでご苦労さん」


葛城「な…!」


龍驤「帰れ。ウチは一人で飲んどく」


葛城「……知りませんよ!!もう!ゴーヤさんお金置いておきますね!!」バタン


伊58「……怒って帰ったでちよ」


龍驤「喋りかけんな」


伊58「帰り、どうするつもりでちか?」


龍驤「……」


伊58「…明日はランチ営業があるから早めに帰るでちよ。今日はお客さんが少なくてよかったでち」


龍驤「……」


伊58「龍驤さんも大人にならないといけないでちよ?」


龍驤「……」


伊58「全く……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー


葛城「私が憧れた龍驤さんはあんな風じゃなかった…」


葛城「皆んなのことを大切に思って、自分のことよりも周りの人を助けるような人だった」


葛城「それなのに……最近の龍驤さんは何かおかしい」


葛城「どんな時も司令官が、司令官は~~って言って皆んなを困らせてる」


葛城「こんなのおかしいですよ龍驤さん……」

葛城「こんな私じゃダメですか?まだ龍驤さんの力になれないんですか?」


葛城「もっと私達を信頼してくれてもいいのに…」


葛城「龍驤さん…」


「お姉さん一人でどうしたの?」


葛城「え……?あ、しまった、こっちは鎮守府と逆だった…」


「なんか寂しそうな顔してたよ?よかったら一緒に飲んだりとかどう?」


葛城(普段の私ならこんな男の人なんて無視する。けど今日は……)


葛城「…そうね、少しだけならいいわ」



下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

「なるほどねぇ…」


葛城「先輩の体や職場が特殊なのはわかっています。でも最近の先輩は見てられません…」


「うーん…それってさ、先輩に君の理想を押し付けてるんじゃないのかな?」


葛城「え?」


「その先輩だって人間なんだよ。失敗だってするし、理不尽に怒ることだってある」


葛城「……」


「努力を人一倍やって誰よりも早く仕事にとりかかる。立派な先輩だと思うけど、完璧な人なんて居ないからね」


葛城「そっか……私の理想を龍驤さんに…」


「その人に憧れるのは間違い無いと思うよ。でも全てにおいて参考にするのは違うな」


葛城「うん……ありがとう…」

葛城「なんか…モヤモヤしてたのがスッキリしたなぁ~」


「君の力になれたならよかったよ」


葛城「まさかちゃんと相談に乗ってくれるなんて。たまにはナンパもされてみるものね」


「いやぁ、本来ならこんなことはしません。今日は特別というか…ちょっとしたことがあったんです」


葛城「なに、ちょっとしたことって?」


「実は……今日は本当は彼女とデートだったんです」


葛城「……彼女ほったらかして私とお話し?」


「いえ、その……今日彼女に振られまして…」


葛城「なんで!?会っていきなり喧嘩でもしたの!?」


「喧嘩というか……自分が遅刻…してしまいまして……」


葛城「ああ、それは彼女が怒るのも無理ないわ」


「激昂されて別れをその場で宣言されてしまいました…」


葛城「自業自得よ。女の子は男の人と会う為にお化粧とか頑張るのよ?それを遅れてきちゃ…ね」


「はい……」

「この辺りにはあまり来ないんです。それでもせっかく来たので何か無いかな……と思っていたところ…」


葛城「落ち込んでた私を見つけたってわけね」


「お酒も入ってるので言ってしまいますが、君がタイプだというのもありました。もちろん最初は心配の気持ちもありましたよ?」


葛城「……そう」


「ところで君はこの辺りで働いてるんですか?」


葛城「…町の方では無いわね。今日は仕事が早く終わったから先輩と飲みに来たの」


「なるほど……あの、よかったら連絡先を交換してくれませんか?」


葛城「……早速彼女の代わりを捕まえようってわけ?」


「い、いえ……そんなつもりでは無くてですね…」


葛城「仕方ないわね……ほら、ケイタイ出して」


「…ありがとうございます」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

葛城「提督、今日の夜って外に出て大丈夫?」


提督「…書類さえ出してくれれば問題ない」


葛城「よし!じゃあお願いします!」スッ


提督「…例の男性と会いに行くのか?」


葛城「そうよ!どうしてもっていうから仕方なく会ってあげるの!」


提督「…そうか」

龍驤「葛城、この前はごめんな?ウチ色々と溜まってて…」


葛城「大丈夫ですよ龍驤さん!そんな時もあるじゃないですか!」


龍驤「ありがとうな…」


提督「…よし、これで大丈夫だ」


葛城「ありがとう!早速連絡して…っと」


提督「…ちなみに帰るのが遅くなるなら連絡は入れてくれよ」


葛城「な…!バカ!そんなのはまだ早いし…私は提督と違うのよ!」バタンッ


提督「怒らせるつもりはなかったんだがな」


龍驤「まぁしゃーないわよ」


漣「ご主人様、一つ報告があるのですが…」ガチャ


提督「ん、なんだ……?」

ーー夜


葛城「……遅い」


「すいません、乗り換えに間に合わなくて…」


葛城「余裕を持って出てくればいいでしょ!もう、早く行くわよ!」


「あ、そっちじゃないです。こっちがお店です」


葛城「……失敗は誰にだってあるもの」


「そうですよね」

ーー

葛城「ふーん、中々お洒落なお店なのね」


「人気だって聞いたので。お料理も美味しくて雰囲気も良いお店らしいですよ」


葛城「じゃあ期待しちゃおっかな~」


「ええ、楽しみにしておいて下さい」


ピピピピピ…


葛城「あ、ケイタイ鳴った……」


「会社からですか?」


葛城「オフの時にかかってくるなんて滅多に無いんだけど…」


「尚更出た方がいいんじゃないですか?こっちは大丈夫ですよ」


葛城「…ごめんなさい、少し席を外すわ」

ーー


葛城「それ…本当なの……」


漣『恐らく間違い無いと思います。その男性は例の組織、傀儡を操っている組織の関係者です』


葛城「あの人が……」


漣『人は見かけによらないと言うじゃないですか。はぐはぐさんの情報なので信憑性はありますぜ』


葛城「……」


漣『今思えば葛城さんとその男性が仲良くなれたのはお互いの素性を知らないというのが大きいかもしれませんね』


葛城「私は…」


漣『葛城さん、これはお願いなんですがその男性から会社や組織の情報を聞き出してくれませんか?』


葛城「え……」


漣『是非お願いします。これも鎮守府の為だと思って…どんな小さな情報でもいいんです』


葛城「……」


漣『こちらから伝えたいことは以上です。それではご武運を』ガチャ


葛城「あの人が組織の……あんなに優しい人なのに……」


葛城「……とにかく席に戻らないと…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

葛城(情報を引き出すってどうしたらいいのよ…)


「どうかされたんですか?まさか急な仕事が入ったりとかしたんですか?」


葛城「あ!えぇっと……その…そ、相談?みたいな電話で…」


「会社からだったんですよね?何の相談なんでしたか?」


葛城「あーーーあの…鎮守府の偉い人のために…なんとかしたいなぁ…みたいな…」


「鎮守府…………?」


葛城「えーあーーう~そこで貴方に聞きたいことがあるような…無い気もするし…」


「……」


葛城「こんな時龍驤さんなら上手く立ち回れるのに…私じゃ無理よぉ~…」


「龍驤……」


葛城「あ~~うぅーん……あの…ね…あのぉ…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

「……何があったかは知りませんが、今日は飲みましょう」


葛城「うん……そうね、とりあえず飲みましょ」


「じゃあおススメのカクテルを頼みましょう。すいません店員さん…」


葛城「どうすれば……どんな感じで聞けばいいのかしら…」ぶつぶつ


「……」

ーー


葛城(あれ……私…あの人と飲んでたはずなのに…)


「……」

「……」


葛城(男の人の話し声が聞こえる……ここは……ホテル…?)


葛城(え……嘘…私………)


「……」

「……」


葛城(とにかく逃げないと……でも体が動かない…)


葛城(私が起きてるのは気付いていないみたいだし…なんとかしないと…)


葛城(最悪……殺される…)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

「直ぐに気付けたらこんな面倒なことにならなかったんですが…」


「確かに、お前らしくも無い」


「これは失策だな」


「すいません…」


「ま、生きた艦娘を持っていければ俺達も昇進間違い無しだ」


「やっと安月給から解放されるのか」


「…………」

「さて……このまま渡してもいいが、せっかくだからお楽しみといくか?」


「お、いいね!」


「お前もやるだろ?彼女と別れたばっかりらしいじゃねぇか」


「そうなのか?コイツは良さそうだぞ~?」


「いや……」


「なんだ?なら俺からいかせてもらうぞ」


「次は俺な!」


「…………」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

「大事な艦娘だからな、傷付けないようにそっと……」ガシッ


「へ……?」


葛城「全部…聞いてたわよ……」


「コイツ、薬が効いてたんじゃ!」


「間違い無く効いてる!こうなりゃ力ずくでやるしかねぇぞ!」


葛城「うぐ……!」

ーー

葛城「人間が…艦娘に勝てるわけないでしょ…」


「」

「」


「流石ですね…」


葛城「貴方……助けてはくれなかったけど…コイツらに加勢することも無かった…」


葛城「三人相手なら…今の状態なら…わからなかった…」


葛城「なんで……コイツらの味方…しなかったの…」


葛城「私に…何か…飲ませたんでしょ…それなのに…なんで……」


「安価」


下1~3高コンマ 男の台詞や行動他

「自分でもわかりません…いざとなると手が出なかったんです……」


葛城「それは…酷いことをしたくなかったから…?それとも…相手が私だったから…?」


「わかりません……」


葛城「…………」


葛城~~!

葛城さん!


「あ…」


葛城「私の帰りが遅いから…心配して…皆んなが探しに来てくれた…」


「ケイタイ…ですよね」


葛城「貴方…わかってて…」


「……」

ーー


葛城「提督、あの男の人達って…」


提督「…葛城を襲おうとした二人は幹部さんが連れていった」


漣「なんでも厳しい~取り調べの毎日らしいですな」


葛城「じゃああの男の人は…」


提督「…彼も共犯といえケイタイを破棄したと偽って持っていてくれていた」


漣「ぶっちゃけそれが無かったら葛城さんはバッドエンドでしたよ」


葛城「今…どこにいるの?」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他

謎の艦娘という表現は微妙なので、組織の艦娘や傀儡などある程度特定して欲しいです


再安価下1~3高コンマ でお願いします

提督「彼だけは幹部さんの息のかかった拘置所に居るそうだ」


漣「扱いも他の二人とは違うそうです」


葛城「拘置所…」


提督「…会いに行ってみるか?」


葛城「うん……会って話しをしてみたい」


漣「住所を教えますね。これに書いてあるんですが…」

ーー拘置所


葛城「あの、ここにいる男の人に会いに来たんですけど…」


「はい、幹部さんから話しを聞いています」


「面会時間は二十分です」


葛城「わかりました…」


「××番面会だ」


「……」ガチャ


葛城「あ……久しぶりね…」


「…はい」


下1~3高コンマ 男との会話内容等

葛城「こんなこと聞くのもどうかと思うけど…元気?」


「…悪いようにはされていません」


葛城「そう…」


「……」


葛城「……」


葛城「ごめんなさい。こんな時どんな事を喋ればいいのかよくわからなくて…」


「いえ……」

幹部「なら私が間に入らせてもらおうか」ガチャ


葛城「幹部さん…」


幹部「まずは君、喜びたまえ。釈放が決まったよ」


「え……」


幹部「私と同じ幹部職…上司と言うのが非常に腹ただしいが、そいつが釈放してやれと煩くてね…」


葛城「そうなんですか…」


幹部「アイツはドラマの見過ぎなんだよ全く…」


「釈放…ここから出れる……」


幹部「詳しい話はまたにしよう。あと残った時間は二人に任せるよ。もう二人っきりでも大丈夫だね?」


葛城「…はい!」


幹部「私は私でやることがある。提督君にはよろしく言っておいてくれ」


ーー

謎の艦娘ではアバウト過ぎるというか自分の中で考えているものと遠過ぎたので再安価にさせてもらいました

謎の艦娘では無く艦娘の名前があったり、組織所属のというのがあればそのまま採用していました


それと何故最後の女幹部は良かったのかというと、幹部には元彼女がいる設定で、安価で出たのでその元彼女を女幹部にしました


安価スレではありますが、丸々投げるのでは無くある程度こっちて考えている設定に寄せさせてもらってます

でも安価が面白かったらそっちに乗っかることもあります。先日の視察官は変装した組織側のあきつ丸の予定でいましたが、少し替えてみたりしてます


再安価の明確なルールはありませんが、あまり無茶な内容で無い限りは採用します

それでは失礼します


コメント、ネタはお待ちしてます

どんなスレでも安価は絶対ってルールだと思ってる人がまだたまにいるからそういう方針を明示してもらえるとありがたいです

ーー

球磨「今日の紐パン茶漬けは中々美味しかったクマ。あとはバレないように持ち主に戻しておけば完璧クマ」


球磨「足音を立てずに移動して……」


「…………」

「…………」


球磨「話し声が聞こえるクマ?こんな時間なのに?」


球磨「ひょっとして誰か調子でも悪いクマ?少し覗いてみるクマ」

大井「う……!は…あ……!」ヨタヨタ


北上「頑張れ~あと少しだよ~」


大井「やっ……た…!」


北上「よくできました。これで短い距離なら歩けるね~」


大井「は…い……」


北上「滑舌も良くなってきたし、リハビリの効果が表れてるよね~」


大井「こんなに…良くしてもらって…頑張らないわけには…いきません…」


北上「無理しない程度に頑張ればいいけどさ。それより、歩けるようになってるのは球磨姉には内緒なんだよね?」


大井「姉さんを…驚かせようと…思って…」


北上「うんうん、そういうことなら協力するよ~」

球磨「……大井…よく頑張ったクマね」


球磨「一生車椅子だと言われてから絶望しか無かったクマ…それを歩けるようにまでになるなんて…」


球磨「本当に……よかったクマ…」


球磨「でも一つだけ問題があるとするなら、このことを球磨が知ってしまったということクマ」


球磨「ネタバレを知って球磨は黙っていられるのか…クマ…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー後日


球磨「北上、今日も大井のことは頼んだクマ」


北上「あいあい~球磨姉は出撃頑張って~」


球磨「お…大井も頑張れ…クマ…」


大井「……」


北上「ん?どったのさ?」


球磨「いや…リハビリというか…練習の…距離が延びればいいと思うクマというなのか…その…」


大井「……」


北上「…球磨姉、そろそろ時間だよ」


球磨「あ、そうクマね…じゃあ行ってくるクマ」

北上「……どうする大井っち?球磨姉知ってるっぽいよ?」


大井「どこかで…見られたんですね…」


北上「あの様子じゃ少し歩けるのも知ってるだろうし…もう喋っちゃう?」


北上「それかもう一段階ステップアップして、今度こそ驚かせるとかね」


大井「そうですね…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーーさらに後日


北上「球磨姉、今日は見て欲しいものがあるんだ~」


球磨「なにクマ?」


北上「ま、そこに座ってて見ててよね~」


球磨(大井が少し歩けるようになったのを見せてくれるクマね。知ってましたなんて言ったらシラケるクマ。ここは驚いてあげるクマ」


北上「よし、大井っち準備はいい?」


大井「はい……」

大井「よ……し…!」ググッ


球磨「……支え無しで立ってるクマ!?」


北上「はい大井っち、杖だよ」スッ


大井「ありがとうございます…」


球磨「クマ…?」


大井「ん、しょ……よい…しょ…」ギッ…ギッ…


球磨「あ…あぁ!?」


北上「どう驚いた?大井っちは杖有りなら歩けるようにまでなったんだよ~」


球磨「こ…この前は……少し歩けるだけだったのに…」


北上「やっぱり知ってたか。あたし達は球磨姉が気付いてるって知って、更にリハビリ頑張ったんだよね~?」


大井「姉さんに見てもらいたくて…頑張りました…!」


球磨「安価」


下1~3高コンマ 球磨の台詞、行動他

球磨「……」


北上「球磨姉?」


球磨「ごっぢ見るなぁ…!」グスッ


北上「…やったね大井っち」


大井「やりました…ね…」


球磨「う…う"おーー!よがっだグマーー!」


北上「そうだよねぇ…球磨姉は特に感慨深いよねぇ」

球磨「う…ぐす……頑張った大井と北上は…これ…食べて欲しいクマ…」


大井「なんですか…?」


球磨「クマのとっておきクマ…自慢の逸品クマよ…」


北上「え…球磨姉のとっておきってことは……」


球磨「これクマ……」スッ


下1~3高コンマ 球磨のとっておき料理の内容等

球磨「球磨の作った熊本ラーメンクマ。もうすぐできるから待ってて欲しいクマ…」グスッ


大井「姉さんは…料理が得意ですからね…」


北上「……」


球磨「食堂で待ってて欲しいクマ……ぐずっ…」


大井「行きましょう…北上さん…」


北上「うん……そだね…」

ーー食堂


球磨「……お待たせクマ!スープから作った熊本ラーメンクマよ!」


大井「凄いです…!」


球磨「大井は一人で食べられるクマ……?」


大井「実は…フォークを使ってなら…食べれるんです」


球磨「う……うぅぅぅぅ…」


大井「また泣いちゃいました…北上さん…先に食べませんか…?」


北上「そだね……」


大井「いただきます…」


北上「匂いは…普通のラーメン…スープ…変な香りはしない……」クンクン


大井「うん…美味しいです…!」


北上「……麺も普通だよね…本当に普通のラーメン…?」


大井「北上さん…?」


北上「球磨姉…このラーメンのどこが特別な感じなの?」


球磨「安価」


下1~3高コンマ 球磨の台詞、行動他

球磨「このスープは大井の勝負下着で出汁をとったクマ…」


大井「ぶはっ!!」


北上「やっぱり…」


球磨「使わなくとも勝負下着の一枚くらい持ってないとって言って、昨日も履いてたクマよね…」


大井「ま…まさか……」


球磨「そうクマ。その下着を煮込んで出汁をとったクマよ」


北上「出汁っていうか…汁じゃん…」

球磨「洗ってない脱ぎたてを使ったから、それはもう濃いスープになったクマ」


大井「……」プルプル


球磨「美味しいクマ?間宮さんに提供してるくらいだから味は保証済みクマ」


北上「この出汁食堂でも使ってんの!!!!」


球磨「そうクマ。たまにメニューにあるたぬきうどんの出汁は球磨の特性クマ」


北上「うーわ…一昨日食べたよそれ……」


球磨「色々試したけど、一番いい出汁が出るのは大井クマ。これからも使わせてもらうクマよ!」


大井「安価」


下1~3高コンマ 大井の台詞等

大井「教育する必要がありますね…」


球磨「クマ…?」


大井「人の下着で料理なんて…信じられません…!」ヒュッ


球磨「ぐま…!!」ガシィィ


北上「チョークスリーパー!そうか、今の大井っちは右腕なら力が入る!」


大井「個人で楽しむのは…まだ許せます…せめて…他人に迷惑はかけないで下さい…!」ギリギリ


球磨「お…ご……!」


大井「わかりましたか…姉さん…!」ギリギリギリギリ


球磨「……」

北上「大井っち~もう球磨姉落ちてるよー」


球磨「」ぐでん


大井「あ…つい力を……」


北上「そうだよね~練度でいえば球磨姉より大井っちの方が上だもんねー」


大井「動けなくなるまでは…鎮守府で一二を争う練度でしたから…」


北上「そこからブランクがあるっていっても、やっぱり強いね~」


大井「強くなるのが…好きでしたから…」

大井「北上さん…これから付き合ってくれませんか…?」


北上「何を?」


大井「ちょっと…艤装を付けて動いてみたいんです…」


北上「……無理しない方がいいと思うよ。それでもし怪我でもしたら」


大井「だから…北上さんに側に居て欲しいんです…演習なら…そもそも安全ですよね…?」


北上「うーん…」


大井「姉さんを締め落とすくらい力が戻ってるなら…きっと少しは動けます…!」


北上「…わかった、ちょっとだけだからね」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー


大井「これなら動けます…」


北上「魚雷の搭載数を半分にしたら動けるってことは、そもそも積む魚雷を一つにすれば良いかもね」


大井「残ったスロットは…対空砲ですかね…」


北上「もしくはソナーとか。とにかく重くない装備ならなんとかなりそうだね」


大井「この調子なら…出撃のリハビリもできますね…」


北上「それだけ動けるなら止める理由が無いかな~」

北上「杖を使って歩けるってことは、推進力さえあれば立てるってことなんだよね」


大井「艤装があれば…歩くより楽です…」


北上「これは戦線復帰まで秒読みかなぁ。やば…あたしの立場無くなるじゃーん…」


大井「そんなこと…ありませんよ…北上さんには…他にやることが…あるじゃないですか…」


北上「…ありがとね大井っち」


大井「はい…私も頑張りますね…!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

大井「ふぅ…少し動いたらお腹が空きましたね…」


北上「結局さっきのラーメン食べてないしなぁ~」


球磨「どうぞ納めください…」土下座


北上「あ、球磨姉復活してる」


大井「反省したみたいですね…」


北上「球磨姉の料理じゃなくて、お菓子を差し出してるからね」


球磨「これは球磨のとっておきだクマ…」


大井「…わかりました、一緒に食べましょう…」


球磨「ありがとうクマ…」

大井「ん…これ美味しい…」


球磨「それは球磨もお気に入りだクマ」


北上「うん、いいセンスしてるね。流石は球磨姉」


球磨「そう言われたら照れるクマ~あ、飲み物を持ってくるクマね」


北上「……飲み物」


球磨「お待たせクマ~球磨の特製ミルクティーだクマ」スッ


北上「あのさ球磨姉…この飲み物は……普通なんだよね…?」


球磨「安価」


下1~3高コンマ 球磨の台詞、行動他

球磨「大丈夫クマ、さっき食堂で作っておいて貰ったんだクマ」


大井「本当ですか…?」


球磨「本当クマ。その証拠に球磨がここで飲むクマー」ゴクリ


北上「いや、球磨姉が飲んだところで証拠にならないし。普段からとんでもない料理食べてるんでしょ?」


球磨「まぁそうクマね」


大井「うわぁ…」

北上「最近はどんな料理食べたの?」


球磨「龍田の紐パン茶漬けは中々良かったクマ。あとは霞の冷奴クマね」


大井「冷奴…豆腐…?」


球磨「豆腐を作る時ににがりと一緒に霞のパンツ汁を加えるんだクマ。中々いけるクマよ~」


大井「こんなのが私の姉だなんて…」


北上「諦めなって大井っち~これを除けばいい姉なんだからさ」


大井「マイナス要素が…強すぎます…」


球磨「あとは飛鷹のゼリーなんかも中々…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

お風呂に入った六駆の物を狙う球磨だが…
電「人のものを盗ったら駄目なのです!」
雷「現行犯逮捕よ!」
暁「レディからは逃げられないわ!」
響「観念するんだよ」

ーー

球磨「北上達と話してたら新しい料理が作りたくなったクマー」


球磨「ターゲットは、さっき仲良くお風呂に入ったばっかりの第六駆逐隊にするクマ」


球磨「とりあえず持ち帰って、匂いを嗅いでからどんな料理に使えるか吟味してみるクマ…」


ガラッ


球磨「!!」


電「人のものを盗ったら駄目なのです!」

雷「現行犯逮捕よ!」

暁「レディからは逃げられないわ!」

響「観念するんだね」


球磨「いいいいいや!これは違うクマ!」

雷「違うも何も無いわ!その手に持っているのは何!?」


球磨「これは…!」


電「電達のパンツなのです!」


暁「何に使うつもりだったのよ!」


響「これは許せないね」


球磨「ぐ……球磨は…!」


雷「観念しなさい!お尻アンカーの刑よ!」


球磨「……!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

雷「駆逐艦のパンツを持っていくなんて…この変態!」バシーン


球磨「クマッ!」


電「脱ぎたてを狙うなんて許せないのです!」バシーン


球磨「クマァ!」


響「これはきっと常習犯だね。変態のレベルが違うよ」バシーン


球磨「グマぁ!」


雷「まだまだいくわよ!」


電「お尻が腫れるまでやめないのです!」


響「変態さんだから当然だよね」


球磨「駆逐艦に寄ってたかってお尻を叩かれる…なんだかいけない気持ちになってきたクマ…」ゾクゾク


ーー

登場する料理は架空です


コメント、ネタはお待ちしてます

最近鎮守府に深海側の襲撃が少ないのは、鎮守府近隣深海勢の一部が例の風評被害を真に受けてて、関わるとやべーことになると噂してたりして。

ヲ「ツカマルト ゴウモンサレテ オカサレテ バラバラニサレテ タベラレル」
タ「アシトカ シッポヲ タベラレタ ナカマガイルラシイ」
チ「マジッスカ アイツラ ニンゲンジャネェ」
みたいな。

ガキンチョ武蔵は正面相対を避ける頭脳プレーや陽動作戦に弱そうなんで、戦略次第で倒せなくも…
擬装パージ&暴走の未来しか見えんな。

ーー


羽黒「球磨さん…一体何を考えているんですか…」


球磨「料理は球磨の趣味クマ」


羽黒「ただの料理なら問題ありません…でも球磨さんの作っていた料理は異常です…!」


球磨「そこまで言わなくてもいいクマ…」


羽黒「言いたくなりますよ…!なんですか、使用済みの下着からとった出汁なんて…!」


球磨「味は問題無いクマ、とっても美味しいクマよ」


羽黒「そういうことじゃないんです…!」

羽黒「味がどうこうじゃありません…道徳的なことを言ってるんです…!」


羽黒「やってることは変態と同じなんですよ…!!」バンバン


球磨「クマぁ…」


羽黒「それでもですね…個人で楽しむならまだ…ほんとにギリギリですが許せます…」


羽黒「でも…その作ったものを食堂に提供するなんて…!」


球磨「それは球磨が言い出したんじゃないクマ。間宮さんが球磨の作った出汁が気に入ったって言うから多めに作ったんだクマ」


羽黒「味見させてる時点でダメです…!」バンバン


球磨「むむむ…」


羽黒「なんですか…なんなんですか球磨さんは…!」


球磨「そんなことを言われても…クマ」

羽黒「いいですか球磨さん…今回の件で暁ちゃんが寝込んだんですよ…」


球磨「それは……申し訳ないクマ」


羽黒「暁ちゃんは胃腸が弱く…うどんやおそばとか、消化に良いものをよく食べてます…」


羽黒「しかも食べ方も…真夏でも温かいうどんを食べてるんです…消化にいいのはそっちですからね…」


羽黒「自分の食べていたうどんの出汁は人の下着だった…これを暁ちゃんが知ったらどうなりますか…?」


球磨「うぅ…」


羽黒「案の定…暁ちゃんはトイレから半時間ほど…出てこれませんでした…」


羽黒「ずーっと吐いてて…可哀想だとは思わないんですか…?」


球磨「申し訳ない……クマ…」


羽黒「ここには様々な問題を抱えた子が居ます…これからはよく考えて…行動して下さいね…!」


球磨「反省します…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

レ級「暁、大丈夫か?」


暁「う……はぁ…」


レ級「あたしが代わってやれたらいいのに…」


暁「う"……!」ブルブル


レ級「吐くのか?バケツならここだ」スッ


暁「お…ぇ…………」


レ級「水を飲んだらその水をそのまま吐いてるみたいだな…」

レ級「点滴をしてるから水は飲めなくてもいいって言ってたけど、それでもやっぱり心配だ」


暁「レ級…ごめんな……さ…げほっ…」


レ級「なんで謝るんだ。あたしは汚れてないし、そんなの気にしないから」


暁「あ…はあ……はぁ……うぇ……」


レ級「暁、あたしが側にいるからな……」ナデナデ


暁「嬉し……ありがと…レ級…」


レ級「早くよくなってくれよ…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

霞「暁、調子はどう?」ガチャ


暁「かす…み……」


霞「あまり良くなさそうね」


レ級「ついさっきも吐いたんだ。飲んだ水がそのまま出てきた感じだったぞ」


霞「胃が何も受け付けない状態なのね。わかったわ、千歳さんと相談して別の薬も用意しておくから」


暁「ありが…と…」


レ級「霞の後ろにいるお前、何か言うことはないのか?」


球磨「クマ…」ススッ


霞「ちょっと、私より大きい人が後ろに回っても隠れられないわよ?」

レ級「お前のせいであたしの暁がこんなことになってるんだぞ!?」


球磨「ごめんクマ……」


霞「パンツ汁のうどん食べてたなんて、暁じゃなくても寝込むわよ」


暁「う…ぇ……」


霞「あ、ごめんなさい。とにかく、球磨さんも責任を感じてるなら暁の看病を手伝ったら?」


球磨「手伝うことがあればなんでもやるクマ…」


レ級「お前なんかあたしの暁に触らせるか!!」


霞「レ級、そうは言っても手伝って欲しいことくらいあるでしょ?貴女は暁から離れられないんだし」


レ級「……」


霞「じゃあ後は頼んだわよ、レ級に球磨さん」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

レ級「球磨!暁の体拭いてやるから濡れタオルもってこい!」


球磨「わかったクマ、球磨特製の…」


レ級「普通のタオルな!!」


球磨「…わかったクマ」ガチャ


レ級「あいつほんとに懲りてねぇな…」


暁「レ級…逆に……特製のタオルって…気になる…」


レ級「あたしも気にならないって言えば嘘になるけどよ、また今度にしとこうぜ」


暁「うん…」

ーー

球磨「お待たせクマ。これでいいクマ?」


レ級「ん、ちょうどいいな」


球磨「大井のお世話をしてたクマからね。こういうのは慣れてるクマ」


レ級「じゃあ部屋の外で待ってろ。終わったら呼ぶ」


球磨「球磨も体くらい拭けるクマよ?」


レ級「あたしが暁の裸を見せたくないんだよ!」


球磨「…了解クマ」ガチャ


レ級「なんだよアイツは…」


暁「文句…言っちゃダメ…タオルは…用意してくれたから…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

間宮「暁ちゃん、具合どう?」ガチャ


レ級「間宮か」


間宮「本当にごめんね、私のせいでもあるのよ…」


暁「ううん…間宮さんは…そこまで…」


間宮「味が良かったからそのまま使わせてもらったんだけど、まさかあんな風に作られてただなんて知らなかったの…」


球磨「ごめんクマ…」


間宮「私がちゃんと確かめれば、暁ちゃんは寝込まなくてよかったのよね…」


暁「大丈夫です…少しずつ…良くなってます…」

間宮「あのね。点滴をしてるから心配は無いみたいだけど、それでもと思ってお粥を作ってきたの」


レ級「今の暁は何も食べれないぞ」


間宮「わかってるわ。だから今の状態でも食べられるように工夫して作ってきたの」


球磨「見た目は普通のお粥クマ」


間宮「暁ちゃん、せめて一口だけでも食べてみない?」


暁「じゃあ…少しだけ……」ムクッ


レ級「あたしが支えといてやるからな」


球磨「それは球磨がやるクマ。レ級は食べさせてあげたらどうクマ?」


レ級「そうするか。じゃあ暁、少しだけ口に運ぶからな」


暁「あー……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

暁「あ…レ級ちょっと待って…」


レ級「どうした?一口が多かったか?」


暁「違う…口移しで…食べさせて…」


レ級「……わかった」


間宮「レ級ちゃん、口移しでも少しずつ食べさせてあげて」


レ級「……」コクリ

レ級(いくぞ暁……)


暁「ふ……ん…」


レ級「む…んっ……」


暁「あ……はぁ……」


レ級「…飲み込めるか?」


暁「ん……んく…」ゴクリ


球磨「なんとか食べられそうクマね」


暁「もっと……食べさせて…」


レ級「よし…!」カチャッ

ーー

暁「ふぅ……」


間宮「全部食べれたみたいで安心しました」


暁「レ級が…食べさせてくれたから…」


レ級「あれくらいならいくらでもやるさ。それより暁、吐き気止め飲んだ方がいいぞ」


暁「そうね……レ級…またお願いできる…?」


レ級「これも口移しだな」


球磨「錠剤だから簡単クマね」


レ級「水を含んで………いふぞ…」


暁「んんっ……」

暁「ありがと……」


間宮「私もここに居たいんだけど、そろそろ出撃の子達が帰ってくるから食堂に戻らないといけないのよ」


球磨「ここには球磨もいるから大丈夫クマ」


暁「間宮さん…わざわざありがとう…」


間宮「私に手伝えることがあったら言ってね?じゃあ後は宜しくね」ガチャ


レ級「間宮のお粥が食べれたなら、良くなってきてるみたいだな」


暁「早く元気になって…皆んなの役に立たないとね…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー食堂

伊13「間宮さん…残りの調理道具の消毒…終わりました…」


間宮「ありがとうヒトミちゃん!これでようやく全部の料理が作れるようになるわ」


伊13「私が消毒したから…間違いありません…」


間宮「こういう時は頼りになるわね。流石はヒトミちゃん!」


伊13「いえ……そんな…」


間宮「ところであそこに機材が色々置いてあるけどどうしたの?消毒しきれなかったとか?」


伊13「違います…新しく球磨さん用に…台所みたいなのを…作るそうです…」


間宮「わざわざ作るの?凄いわね……」

伊13「でも…お金は球磨さんが払うそうです…」


伊13「それも含めて…罰だって…言ってました…」


間宮「そうなのね…」


伊13「じゃあ…お料理…頑張って下さい…」


間宮「任せて!皆んなの為に美味しい料理を作っちゃうわ!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー


北上「これが葛城が持って帰ってきてくれた夕張が着けてた艤装の部品だね」


葛城「今日の出撃で見つけたの。結構重要そうな部品じゃない?」


夕張「私は何も覚えてませんけど…この部品は機関部の一部ですね」


明石「たたた高い…しししし出力に…耐える為に……がががが頑丈に…できてた…」


北上「それが漂流してたって話か、なるほど」

秋津洲「この部品と北上が持ってた変な設計図と照らし合せてみたら何かわかるかも?」


陽炎「というよりこの設計図は何なのかしら…」


北上「あたしにもサッパリなんだよ~なんでこの設計図がここにあったのとか一切わからないんだよね」


秋津洲「わからないのは仕方ないかも。今は照らし合わせる作業をするのが優先かも」


明石「は…い……」


夕張「何かわかるといいんですけど…」


陽炎「これだけ工廠担当がいるなら、何かわかるはずよ!」


北上「とりあえずやっていこうか~」


下1~3高コンマ 話し合いの結果等

ーー

北上「んーーーダメだ!全然わかんない…」


秋津洲「どこの部品も訳がわからないかも」


陽炎「この回収した部品も分解したら二度と元に戻せなさそうね」


明石「ややややめて…おおおきましょう…」


夕張「この五人で何もわからないなら仕方ないですよ」

秋津洲「そもそも夕張はあの艤装をどこから持ってきたかも?」


夕張「それがあの事件前後のことは全く覚えてないんです」


陽炎「どうやって暴れたとか、全然覚えて無いんでしょ?」


夕張「何がきっかけで暴れ出したのか…本当に何も覚えて無いんです」


北上「千歳さんによると無理に思い出さない方がいいらしいね。下手するとまた暴れるかもしんないってさ」


明石「とととととにかく…あああああれは…ここここここには…無い…ぎぎぎぎ艤装でした…」


夕張「少しは分かればよかったんだけどなぁ…」


北上「しょーがないって、焦る必要も無いんだしさ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

漣……漣……


漣(はいはい、なんでしょうか?)


重巡棲姫(今日の出撃に違和感は無かったか?)


漣(……ありましたねぇ。違和感バリバリでしたよ)


重巡棲姫(だろうな。この前の無茶が原因で深海側に傾いているんだ)


漣(むむむ…)


重巡棲姫(このままにしておくとこっちに引っ張られる。最悪深海棲艦になることもあり得るぞ)


漣(それだけは避けたいですな…)

漣(なんとかなる方法ってご存知ありませんか?)


重巡棲姫(無いことは無い)


漣(おお!してその方法とは?)


重巡棲姫(意識だけ深海に寄せて、その内に傾きを直すんだ)


漣(む……?)


重巡棲姫(わかりやすく言えば、私と漣の人格を入れ替えるんだ)


漣(この前は戻れなくなるかもしれないからやめとこうって言ってませんでしたか?)


重巡棲姫(あの時とは事情が違う。今なら安全に入れ替われるし、これが一番手っ取り早い)


漣(……信じていいんですね)


重巡棲姫(もちろんだ。漣が死ねば私も死ぬ。私達は一心同体なんだ)


漣(その言葉……信用します!)


下1~3高コンマ 入れ替わった重巡棲姫の行動等

ーー


漣「フフフッフ、ハァーハッハッハ!かかったなアホめ! 」


~~~~!!


漣「すまん、やってみたかっただけだ」


…………


漣「くくく…しかし今この体を動かせるのは私だ!漣は私のやることを止めることはできない!」


……!!


漣「さて、何をしてやろうか……」


下1~3高コンマ 重巡棲姫のとった行動等

ーー


漣「おおおお!興奮がおさまらん!このまま裸で鎮守府を一周だ!」


!!!!!


漣「そう怒るな、もし見つかったら中身は私だと説明する」


~!!!~~~!!


漣「さて、次はどこに行ってやろう?演習場はクリアした。なら……このまま食堂に行ってみるか」


……!!

漣「クーハハハ!この胸の高鳴り!これこそが愛なのだな!」


漣「この絶頂は漣の中でも味わったことが無い…!!」


漣「はぁ……はぁ……」


漣「一歩歩くだけで…おぉぉ…!」


漣「最高だ…!やはり漣は最高だぁっ!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

漣「ぐへ、ぐへへへ……」


漣「私の歩いた後に水溜りができそうだな…」


漣「ククク…この快感、堪らないぞ!」


漣「次はいよいよ外に行ってやるか…!」


阿武隈「あ」

神通「あ」

漣「あ」

阿武隈「漣ちゃん……?どうしたの……?」


神通「裸……ですよね…?」


漣(まずい…まさか見つかるとは思っていなかった……)


漣(ど……どうする…?何か良い言い訳を…)


漣(くそっ……頭が回らない…!)


漣(このままでは私がただの痴女になってしまう……!)


阿武隈、神通「安価」


下1~3高コンマ どちらかの台詞、または起こったこと等

神通「……阿武隈さんは漣さんの服を…取りにいってあげて下さい…」


阿武隈「わかりましたぁ!」タタタッ


神通「それまで…これを羽織っていて下さい…」スッ


漣「うぇ…?」


神通「漣さん…困ったことがあったら…私達にも相談して下さいね…」


漣「……?」


神通「ストレスを溜め過ぎると…よくありませんからね…」

神通「大丈夫ですよ…提督には黙っておきますから…」


漣(……これはこのまま下手なことは言わない方が良さそうだな)


神通「そのかわり…もっと私達を頼って下さいね…」


阿武隈「漣ちゃんの服を持ってきましたぁ!」


神通「ありがとうございます…さ、着て下さい…」


漣「うぃっす…」もそもそ


阿武隈「漣ちゃん、思い詰める前に私達を頼ってね?千歳さんみたいに治療ができるわけじゃないけど、ストレスの発散にはなると思いますぅ!」


神通「私達は…何があっても…漣さんの味方です…」


漣「……あざす」


なに私に変な属性追加してんですかーーー!


漣(これ以外に方法が思いつかん。諦めてくれ)


こんな奴に体を貸すんじゃなかった!


ーー

露出狂漣現る


コメント、ネタはお待ちしてます

ーー


千歳「漣ちゃん、辛いことがあるなら溜めこんじゃダメよ?」


漣「はい…」


千歳「過去のことは変えられないけど、これからの事はどうだってできるの」


千歳「提督に言いにくいことがあるなら、私に相談してね?ここでの話は誰にも言わないから」


漣「ありがとうございます…」


千歳「……今日はとりあえずこれくらいにしておきましょうか。お薬は…」


漣「いえ、大丈夫です」


千歳「ダメよ、ちゃんと飲んで。薬のことだけは提督にも伝えておくから」


漣「……」

ーー

隼鷹「漣、何か手伝えることがあったら言ってくれよ?」


飛鷹「私達も案外やれるわよ?」


漣「ありがとう…ございます……」


ーー


響「漣、よかったらボルシチを食べないかい?」


ガングート「私とちっこいのが作った特製だ。温かいものを食べれば気持ちが落ち着くぞ」


響「まぁ作ったのはほとんど私だけどね」


漣「…嬉しいです」

ーー

漣「……おい痴女、えらいことしてくれましたな」


重巡棲姫(私もこうなるとは思わなかった)


漣(よりによって神通さんに見つかるなんて!あの人めちゃくちゃ心配してくれてますよ!)


漣(裸になってたことは言ってないみたいですが、私がストレスで奇行に走ったとは皆んなに伝えてんすよ!!)


重巡棲姫(……)


漣(どうするんですかもぉ~!本当のことなんて絶対言えませんよ!)


重巡棲姫(周りが落ち着くまで待つしかない)


漣(そんな無責任な……!)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー執務室


S朝潮「司令官、このネコミミは似合いますか?」


提督「……」


S朝潮「こっちを見て下さい。司令官の為に付けているんですよ」


提督「…一旦それを外そうか朝潮」


S朝潮「何故ですか!もっと私を撫でてもらう為にこのネコミミを…!」


ガチャ


龍驤「……」


S朝潮「う…龍驤さん……」

龍驤「今大井が演習でリハビリやっとるみたいやねん。朝潮、手伝ってくれへんか?」


S朝潮「あ、はい……了解しました…」


龍驤「ネコミミは邪魔やから取っときや?」


S朝潮「…はい。それでは司令官、失礼します」ガチャ


提督「龍驤……?」


龍驤「もうすぐ海域に出てる子らが帰ってくるけど、途中の戦果はこうなっとるって」スッ


提督「あ、あぁ……」


龍驤(漣……ウチがしっかりするから……その間はゆっくりしとくんやで…)

ーー漣の部屋


漣「……暇っすねぇ」


重巡棲姫(演習でもしないのか?)


漣「今外に出ていったら皆んなに心配されて終わりですぜ。演習なんてしようものなら、寝てろって言われますな」


重巡棲姫(ただ寝てるだけなのは私も退屈だ)


漣「誰のせいでこうなってるのかわかってんすかねぇ?」


重巡棲姫(……)


漣「何か言われるの覚悟で部屋の外に出るのもなぁ~~うーん…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー食堂

漣「引きこもっていてもお腹は減るのです。仕方ないので食堂に来ましたよと」


重巡棲姫(ここは普段から一人で食べることができないのに、今日は凄いことになりそうだな)


漣「艦隊も帰ってきてしばらく経って、なるべく人が少ない時間に来たつもりですけどねぇ」


重巡棲姫(早く食べ終わるものを食べたらどうだ?)


漣「そうしますか。お茶漬けとか蕎麦ならささっと食べれますしね」


重巡棲姫(素早く食べて部屋に帰るのがベストだな)


下1~3高コンマ 食堂での出来事等

ーー

漣「運良く今は誰もいないのでさっさと食べちまいましょう。注文もざる蕎麦にしたのでパパっと食べれるはずです」


間宮「お待たせ漣ちゃん!」


漣「お、出来たみたいですな~間宮さんありがとうございます……?」


間宮「間宮特製の天ざるです!」ドォンッ


漣「ほえ…?漣が注文したのと違う…」


間宮「漣ちゃんに栄養を補給して欲しいから奮発したのよ!」


漣「そうでしょうなぁ…伊勢エビがカラッと揚がってますもんねぇ…」イセエビ!

間宮「漣ちゃん、全ては食事から始まるの。辛い時こそ沢山食べて、栄養を摂って!」


漣「あの、はい、まぁ…ありがとうです…」


間宮「提督さんから特別予算も貰ったの!絶対に漣ちゃんを満足させてあげるからね!」


漣「……嬉しいです、はい」


間宮「……」


漣「……間宮さんは持ち場に帰らないんです?」


間宮「今は誰も居ないし、漣ちゃんの食べる所は私が見ててあげるわ!」


漣「……はい」

ーー漣の部屋

漣「間宮さんという伏兵にやられてしまった…作戦は良かったのに…」


重巡棲姫(誰も居ないなら間宮の手が空くというのは考えてなかったな)


漣「ほんとその通りですよ…ま、ご飯を食べ終えたら後は引きこもっててオールオッケーですね」


重巡棲姫(そう上手くいけばいいがな)


漣「ですよねぇ。今日の漣は予定通りに行かない日っぽいので…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

漣「ところで痴女さん、初めて会いに行った時怯えてすぐに追い返したのは何だったんです?人見知りするような性格ではないですよね?」


重巡棲姫(それはただの照れ隠しだ)


漣「本当にそうなんですか?」


重巡棲姫(…………わかった正直に話そう。あの時漣を追い返していなかったら100パーセント襲っていた)


漣「うわぁぁぁ…」


重巡棲姫(精神世界でぐっちゃぐちゃになるまで犯しまくっていただろうな)


漣「よくぞ思い留まってくれました…」


重巡棲姫(正直危なかったぞ)

漣「あの……仮に襲われてたらどうなってました?」


重巡棲姫(漣の反応が薄まって体に出ていたな。精神世界で叫んだとして、現実の漣は寝言を言ってるレベルだ)


漣「ふむふむ」


重巡棲姫(だが体の反応はそこまで薄まらない。だからあそこでは我慢したんだ)


漣「皆んなが見てる中でアヘアヘするわけにはいかないっす。その判断は正しい」


重巡棲姫(…………なぁ漣)


漣「嫌です。私の体はご主人様だけのものなんです」


重巡棲姫(まだ何も言ってないだろう)


漣「考えてることくらいわかるんですよ」

重巡棲姫(精神世界だぞ!?現実には何も起こらないからノーカンだ!)


漣「嫌だったら嫌なんですよぉ!」


重巡棲姫(一人でスるのと変わりないぞ!)


漣「変わるに決まってんでしょうが!」


重巡棲姫(仕方ないな……)


漣「そうです、諦めて下さい」


重巡棲姫(漣、お前が会いにこれるということは私も会いに行けるんだぞ?)


漣「んなっ……!」


重巡棲姫(ククク…楽しもうじゃないか漣!!)


漣「!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

重巡棲姫(あれ、行けないぞ!?)


漣(あ~~先日の入れ替わりで溜まってた深海成分を全部使ったからじゃないですかね?)


重巡棲姫(くそ…!なんたる不覚…!)


漣(いやー危なかった……これから精神世界で会う時は要注意ですな)


重巡棲姫(私は諦めないからな!)


漣(マジこえぇ……)

重巡棲姫(……ならせめて嫌がらせをしてやるか)


漣(え、何言ってんすか)


重巡棲姫(…………)


漣(…………)


重巡棲姫(……)


漣(……ん…)ピクッ


重巡棲姫(どうだ、効いてきたか?)


漣(な、なにを……)


重巡棲姫(私は余分なカロリーを消費することができる。普段なら体温調節や練度に注いでいた)


重巡棲姫(そのエネルギーを全て性的快感にしているとするならどうなる?)


漣(んん…あ……んっ…)


重巡棲姫(ククク…効いているようだな)

漣(やめてくだ……さぁっ!こんなとこ…誰かに見られた…らぁんっ!)


重巡棲姫(漣は今部屋で寝ているだけだから大丈夫だ)


漣(そんなの…ぉんっ!)


重巡棲姫(ククク…ちなみな、漣……)


漣(なん……です…!)


重巡棲姫(漣の体の反応は…当然私にも来るんだ…)ビクンビクン


漣(共倒れじゃねぇですかぁ!……んあっ!!)


重巡棲姫(漣の感じる絶頂…良いぞ……おぉ…)


漣(ど変態痴女野郎がぁ~~!)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー翌日

漣「あのまま寝落ちしてしまうとは…しかもそこそこ寝起きがいいというのも腹が立ちますな」


重巡棲姫(無駄なエネルギーを消費したからな。体も軽いはずだぞ)


漣「その通りなんですが……やっぱムカつきますね」


重巡棲姫(我慢するんだ。長い付き合いになるんだぞ?)


漣「せめてもっとマシな奴に寄生されたかった…」


重巡棲姫(諦めるんだな)

漣「……気を取り直してやっていきますか。今日は漣が秘書艦ですぞ!」


漣「ご主人様!おはようございます!」ガチャ


提督「漣、今日は自室で寝ているんだ」


漣「おほ……いきなり要らない子宣言ですか…」


提督「違う、今の漣には休息が必要だ」


漣「大丈夫です!この通りピンピンしてますぞ!」


提督「…いいんだ、無理はしなくてもいい」


漣「平気だって言ってるのに…」

提督「…実は昨日部屋に引きこもっていた漣が心配で夕張のドローンで様子を見てもらっていたんだ」


漣「ゲ…精神世界にいたから気付かなかった…」


提督「その映像を見たんだが……とても平気そうには見えなかった」


漣「…どんなのが映ってたんです?」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他

提督「…ぶつぶつつぶやいたと思ったらいきなりブリッジをしていた」


漣「う……現実ではそんなことになってたんですか…」


提督「…千歳によればかなり悪い状態らしい」


漣「ひょっとして千歳さんてヤブ……?」


提督「霞にも知らせたが、これ以上強い薬は漣の負担になるから直ぐには投与できないと言われた」


漣「だから薬はいらねぇんですって…」


提督「漣…!」


漣「ふぇ……?」

提督「俺はもう…漣を失いたくないんだ…!」


漣「お、おう…そう言ってくれて嬉しいっす」


提督「だから漣…無理はしないで……休んでくれ…頼む…!!」


漣「いや、だからですね…」


提督「…北上、後は頼んだ」


北上「了解ーー」ガシッ


漣「え、ちょ!ご主人様!!」


北上「大丈夫だよ~~漣は注射をして眠ってもらうだけだからね~」


漣「それは洒落になんねぇやつ!!」


提督「…大丈夫だ、俺が側にいる」


漣「いやいやいやいやいやいや!」


北上「…ごめんね漣。今は休ませるしか治療法が無くてさ」


漣「え、えぇぇぇ~~~~!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

北上「さ、早く医務室に…」


漣「ごめんなさい!!漣は何も悪い所はありません!」


提督「…どうした?」


漣「漣が行なっていたという奇行は全て漣の中の深海棲艦の仕業なんです!」


北上「漣…?」


漣「実はですね、この前イムヤさんを助けた時に無茶をし過ぎまして私は深海側に傾いていたそうなんです」


漣「それを解消する為に人格を入れ替えていたんですけど……その時にやらかしたみたいなんです!」


提督「……」

漣「昨日のはその……精神世界で気持ち良くなってただけなんです!」


北上「……」


漣「直ぐに訂正すればよかったんですが、中々機会が無くて…本当にすいません!」


提督「漣…」


漣「私は至って正常なんです。ご主人様、わかってくれましたか?」


提督「安価」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

提督「いいんだもう……休んでくれ…」ダキッ


漣「いや、だからですね…」


千歳「提督、そのまま抑えていて下さい」


漣「しまっ……!」


千歳「ちょっとチクッとするわね」プスッ


漣「う…ぁ…………」ガクッ


北上「やっと大人しくなってくれたか~」


提督「…漣はやめてくれてと言っても寝る前に土下座を続けていたことがある。余程過去のことに負い目があるようだ」


千歳「こうやって強制的に休んでもらったらマシになるとは思うけど…」


北上「漣は壊すわけにはいかないからね」


提督「…後は医務室で寝かせておいてやろう」

ーー

漣(おい、どうしてくれんですか)


重巡棲姫(……)


漣(とうとう強制睡眠じゃねえですか!ええ!?)


重巡棲姫(……皆んなに心配してもらって良かったじゃないか)


漣(あぁぁん!?)


重巡棲姫(……すまない)


漣(もうーーー!どうするんですか~!)

重巡棲姫(……方法が無いことは無い。潜水艦に盛られた毒を抜くのと同じ方法が使える)


漣(じゃあそれをして下さい!今すぐ!)


重巡棲姫(だが今起きた所でまたこうなるだけなんじゃないか?)


漣(う……それはあり得る…)


重巡棲姫(ここは大人しく寝ておいて、目が覚めたら治っていたようにしておくのが無難じゃないか?)


漣(何も悪くないのに寝てるだけなんて、申し訳ないんですけどねぇ…)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

漣は寝ているので反応しないのと、過去に戻るのは時系列がおかしくなるので再安価させて下さい


下1~3高コンマ お願いします

駆逐棲姫「お、居た」


レ級「様子を見にきてやったぞ」


漣「クキ氏にレ級!いや~助かります!」


重巡棲姫「ここに来たということは漣は今裸か?」


駆逐棲姫「そうだ、私達も裸だぞ」


レ級「暁はまだ寝込んでる。今回はバレることは無いだろ」


漣「それは良かったですぞ~」

駆逐棲姫「なんだ、以外と元気そうじゃないか」


レ級「心配して損したな」


漣「聞いて下さいよ!今回の漣の奇行はコイツが原因なんです!」


重巡棲姫「……」


駆逐棲姫「キコウ?なんだそれ?」


レ級「漣がおかしくなったのは重巡棲姫が原因なのか?」


漣「そうなんです!漣はどこも悪くないんです!!」


駆逐棲姫「じゃああの行動もコイツのせいなのか?」


漣「はて…どんな行動なんでしょう?」


駆逐棲姫「安価」


下1~3高コンマ 駆逐棲姫の台詞等

駆逐棲姫「潮の胸に顔を埋めてゲヘゲヘ笑ってたのもそうなのか?」


漣「……私それ知らねぇです」


レ級「おい、どういうことだ?」


重巡棲姫「…………」


漣「おい」


重巡棲姫「出来心だったんだ…」


漣「ガチで奇行してんじゃねぇよぉぉぉぉ!!」


駆逐棲姫「あれは漣の行動じゃなかったんだな」

漣「え、え、え、ちょっと待って下さい。漣何も覚えてませんよ」


レ級「この数日の記憶が無いのか?」


漣「数日…………?私とコイツが入れ替わってたのは一日ですよね?」


駆逐棲姫「いいや、二日三日は変な行動してたな」


漣「……」


重巡棲姫「あのな漣……」


漣「ぶち殺しますよ?」ピキピキ


重巡棲姫「……すまん。だが聞いてくれ!私もこうなるとは思ってなかったんだ!」


漣「ほう……」

重巡棲姫「漣は思ったより深海に引っ張られていた。完全に眠らせて傾きを解消するしかなかったんだ」


漣「ほぉぉぉ~」


重巡棲姫「だから決してワザとじゃ…」


漣「……ぶち殺す」


重巡棲姫「待て!私を攻撃すると漣にもダメージが通る!」


漣「そんなの関係ねぇーーー!」ブワッ


重巡棲姫「クソッ!こうなると思ったから日付を誤魔化していたのに!」ダダダッ


レ級「変な行動に日付まで間違える。本当に病気と思われても仕方ないな」


駆逐棲姫「提督には私達から説明してやろう」


ーー

着地地点は違いましたが、面白かったです


コメント、ネタはお待ちしてます

ーー


北上「え~これから緊急会議を始めるけど、全員いる?」


北上「ここには提督と漣と工廠組と千歳さんと霞。そして深海棲艦の二人がいるはずだけど……うん、居るっぽいね」


北上「まず最初に、ここ三日くらいの漣の奇行は全部漣の中にいる深海棲艦の仕業だったんだって」


北上「なんで入れ替わってたのとか色々聞きたいことはあるかもしれないけど、ここでは省略するね~」


北上「漣が深海棲艦と入れ替わってたっていう事実はここに居るメンバー以外には絶対に知らせないこと。ウッカリは本当にやめてね」


北上「黙っていられる自信が無いならあたし達に相談して。教えたい相手とあたし達が話しておくから」

北上「そうだ、そもそもなんでこんな会議をしてるのかわからない人に説明すると、龍驤さんの為なんだよね~」


北上「漣、言っちゃうけどいい?……ん、わかった」


北上「どうやらさ、漣と深海棲艦が入れ替わった状態で提督と一夜を共にしたっぽいんだよ」


北上「何、駆逐棲姫?一夜を共にするがわからない?あぁ、エッチのことだよ~納得してくれた?」


北上「……で、これは浮気になるかどうかって言われたら微妙なんだけど、龍驤さんなら高確率で浮気判定になるはずなんだよね」


北上「最近情緒不安定なこと多かったし、最悪大暴れじゃ済まない可能性がある」


北上「…いい、このことは絶対に龍驤さんに知られちゃダメだから。本当に頼むよ皆んな」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

重巡棲姫による提督への感想

漣「あの、漣の中の子が言いたいことがあるそうです」


北上「謝罪か何か?反省してるなら別にいいんだけど?」


漣「どうしてもご主人様に言っておきたいことがあるそうです」


提督「…俺にか?」


漣「はい。今代わりますね」


千歳「自由に入れ替われるようになったの?」


漣「残念ながら……漣が許可すればできるようになっちまったんです」


北上「定期的に傾きが治せるからメリットもあるらしいけどね」


漣「じゃあ少々お待ちを…」


下1~3高コンマ 提督に向けての重巡棲姫の台詞等

漣『……提督、私は愛がどういうものかお前のお陰でわかったぞ』


漣『激しく、そして優しくもある。愛とは素晴らしいものだった』


漣『漣の中でも絶頂は感じていたが、あんなに気持ちいい快感は初めてだった』


漣『提督!また私を抱いてくれ!凄く良かったから………』


漣「…皆さんすいません少々お待ち下さい」ニコッ


北上「うわ、漣の愛想笑いだ」


提督「…余程怒っているようだな」


漣「少し旅立ちますが、ほんとにすぐ戻ってきますので……」ガクッ

ーー

漣(てめぇは何言ってんだよぉ!!)


重巡棲姫(思ったことをそのまま言っただけだ)


漣(あの場は!大事な会議中!ふざける時じゃない!)


重巡棲姫(ふざけてなんていない。私は本気だ)


漣(悪意が無ぇのがタチ悪ぃー!)


重巡棲姫(私は提督のお陰で本物の愛を知れた。だから礼を言ったまでだ)


漣(だから時と場所を考えろって話なんですよ!!)

漣(そもそも!もう二度とご主人様と貴女はエッチさせませんからね!)


重巡棲姫(なぜだ!?)


漣(何故だじゃねぇーーー!)


重巡棲姫(あんなに気持ちいいことなのに…)


漣(貴女には色々と教えることが多そうですな。なら今はご主人様とエッチすると酷い目に遭うと覚えてもらいましょう)コオォォ


重巡棲姫(なんだその構えは?)


漣(ここが精神世界だというなら…この技だって出せますよ)


重巡棲姫(ま……待て!私に攻撃するとお前にもダメージが…!)


漣(そんなの関係ねぇ!くらえ、デッドリーレイブ!)


重巡棲姫(ぬぁぁぁぁ~!)

ーー


漣「おごっ!!」ビクンビクン


提督「なんだ!?何があった?」


漣「制裁は終わりました…気にしないでくだせぇ…」


北上「この一瞬で何があったのさ…」


漣「すいません…アイツに喋らせた漣が悪かったです…」


北上「まあおねだりを要求してくるとは思わなかったよね~」


漣「アイツには…よく聞かせておきます…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

朝霜「司令!!こんなとこで何してんだよ!」ガチャ


提督「…朝霜、今は大事な会議中なんだ」


朝霜「そんなことはどうでもいいんだよ!それより司令、あたいを虐めてくれ!」


提督「…無理だ。俺には龍驤と漣がいる」


朝霜「なんでだよ!あたいはダメで朝潮と伊168はいいんだろ?」


提督「それとこれとは別だ」


朝霜「いや一緒だね。あれはスキンシップにしては過剰だろ!」

朝霜「あたい知ってんだぜ?朝潮のネコミミで司令がおっ立ててんのをよ!」


北上「提督~そこは我慢しようよー」


漣「無理です…ご主人様のネコミミ好きは…異常です…」


朝霜「スク水姿の伊168を撫でてる癖に!ならあたいも一発殴ってくれ!」


北上「せめて撫でてくれなら話はわかるけど、殴ってくれは絶対無理だって」


朝霜「そんなことねぇ!あたいは他にも知ってんだ!」


漣「ご主人様が…お二人に何かしてたんですか…?」


朝霜「安価」


下1~3高コンマ 朝霜の台詞等

執務室のソファで伊168にS朝潮が寄りかかっている状態で寝ている所にタオルケットをかけた後に写真を撮っていた

朝霜「伊168と伊58で3Pしてたじゃねぇか!」


北上「それは嘘でしょ~だって提督だよ?」


千歳「私もあり得ないと思うわ」


漣「でも…二人共ネコミミでも着けてたら…」


シーン…


霞「司令官、私が言うのもあれだけど性癖直しなさいよ」


提督「…善処しよう」


漣「ご主人様…本当に伊168さんと伊58さんと…3Pを…?」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他

それは伊168のやっているゲームの話

秋津洲「待って欲しいかも、ここは伊58ちゃん達に聞いた方が早いかも!」


陽炎「バーにでも乗り込んじゃう?」


夕張「提督は浮気をするような人ではありません。でもネコミミには発情しちゃうんです…」


明石「ててててテント…張ってるの…みみみみ見たこと…ありま…す…」


霞「本人は誤魔化してるつもりでもバレバレだもの」


千歳「皆んなから信頼されてるのかされてないのかわからないわね…」


提督「……」

伊168「あ、こんな所に居たの司令官?」ガチャ


北上「ちょうど良い時に来てくれたね~」


伊168「なに…?」


漣「単刀直入に聞きますが…この前ご主人様とゴーヤさんとでお会いしましたか…?」


伊168「漣はなんでそんなにダメージ受けてるの?まぁ、ゴーヤと司令官とは会ったわね」


秋津洲「その時提督となにしてたかも!?」


陽炎「3Pでもしてたんじゃないでしょうね?」


伊168「安価」


下1~3高コンマ 伊168の台詞、行動他

イムヤは1P(layer)だったわよ(ゲームの話)

伊168「司令官が3P?そうよ」


陽炎「ちょっと、まさか本当に…!!」


伊168「イムヤが1Pでゴーヤが2P。そして司令官が3Pだったわね」


北上「…ゲームの話?」


伊168「そうよ?皆んなで乱闘するゲームを三人でしてたの」


漣「何故…その面子で…」


伊168「私と司令官だけだと一方的過ぎるもん。ゴーヤがかなり上手いから私と司令官で協力して対戦してたの」


千歳「よかった、ゲームの話で…」

秋津洲「じゃあなんで朝霜は羨ましそうにしてたかも?」


朝霜「ゲームの中でもボコボコにされてぇよぉ…」


明石「うわぁ……」


朝霜「なぁ司令!せめてゲームで殴ってくれ!それを覚えておいて頭の中で変換するからよぉ!」


提督「…そんな理由ならダメに決まってるだろう」


朝霜「なんでだよー!」


漣「何故許可すると思ったし…」

伊168「もう終わり?私は司令官に褒めてもらいに来たんだけど」


北上「もうちょっと待ってくれる?まだ結論というか方向性がさ…」


朝霜「そもそもこの集まりはなんなんだよ?不自然なメンバーだな」


伊168「そうよね、法則性が見つからないわ」


漣「教えるわけにはいきませんな…」


夕張「ちょっとした秘密会議なんです」

伊168「秘密って言う割には白板に書いてあるじゃない。なになに…」


北上「うげ!しまった!」


朝霜「…………マジか」


伊168「これは龍驤さんに知られちゃうとマズイ……」


漣「知られてしまっては仕方ない…お二人にも協力していただかないと…」


北上「不本意だけど仕方ないよね」


伊168「……」


提督「…どうした伊168?顔色が良くないぞ?」


千歳「まさかリハビリをやり過ぎたの?」

伊168「あのね司令官、漣……私がナデナデしてもらう時って、二人っきりはダメって決めたわよね?」


漣「そうっすね…龍驤さんのジェラシーがあれなので…」


伊168「漣か龍驤さんが居ればどっちかに必ず見てもらう。居ない場合に限って他の誰かでもいいって決めたもんね?」


提督「そうだ」


伊168「私はね、司令官にやましい気持ちは無いからできるだけ龍驤さんに近くに居てもらおうと思ってたの。どうしても捕まらない時は仕方ないけど、ちゃんと龍驤さんは探そうと思ってた」


漣「うげ…」


提督「……」


秋津洲「冷や汗が……止まらないかも…」


伊168「今も…司令官にナデナデしてもらおうと思って……」


キイィィィィィィ……


龍驤「……」


提督「龍驤、これは…」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

大丈夫やで、ウチは精神的に強い女になったんや
一度の過ちなら許したる
しかも過失やしな、致し方ないんやもんな?
な?

すいませんどの道龍驤の台詞か行動安価は取りますので、安価内容は龍驤の台詞か行動のみでお願いします


再安価下1~3高コンマ でお願いします

龍驤「大丈夫やで、ウチは精神的に強い女になったんや一度の過ちやったら許したる」


提督「…すまない」


龍驤「しかも過失やしな、致し方ないんやもんな?な?」


漣「本当に申し訳ありませんでした…」


龍驤「うん、大丈夫や大丈夫。ウチは強いし、これは仕方ないことや……」ブツブツ


霞「龍驤さん、薬飲む?」


龍驤「……お願いできる?」


霞「ええ、強めのを用意しておくわね」

漣「やっぱり……辛いですか?」


龍驤「……辛い。体は漣やとしても司令官が抱いたのは深海棲艦や」


北上「龍驤さん、今日はもう休む?」


千歳「ベッドは用意してあるわ。いつでも大丈夫よ」


龍驤「うん……でも大丈夫や。薬飲んだらいけるよ」


提督「無理はしないでくれよ?」


龍驤「いけるって、ウチは強い女なんや!」

北上「龍驤さんに知られちゃったし、この会議はお開きだねー」


駆逐棲姫「漣のことは内緒にしておかなくていいか?」


北上「あ~それはまだ秘密で。皆んなに知れると面倒だしね」


夕張「提督と深海棲艦の漣ちゃんとの映像は消してありますので安心して下さい!」


秋津洲「とにかく大変なことにならなくてよかったかも!」


明石「よよよよよかった…です…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

秋津洲「本当に良かったかも!」ぐぅ~

ーー

漣「龍驤さん…ごめんなさい…結局の所漣のせいでまた龍驤さんに余計な心労を……」


重巡棲姫(私のせいなのか)


漣「アンタ以外に誰がいるってんですか」


重巡棲姫(私はそんなつもりは無かった。それは信じてくれ)


漣「じゃあどんなつもりだったっていうんですか!」


重巡棲姫(私は愛が知りたかっただけなんだ)


漣「またそれ…もういい加減にして下さいよぉ!!」

漣「私がご主人様に抱いている気持ちがそうなんですよ!なんでアンタがわかんねぇんですか!」


重巡棲姫(それはお前と提督の間に成り立っているものだ。私は干渉できない)


漣「あぁぁぁぁもう!」


重巡棲姫(漣、私はもっと感情を知りたいんだ)


漣「そんなの他所でやって下さい!!」


重巡棲姫(今更無理だ。それにお前以外から学ぼうとは思わない)


漣「それで周りに迷惑かけちゃダメでしょう…学ぶ前に知っておくことがありますって……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

色々相談のもと、夜戦(意味深)のときは普段よりも強めに感覚共有をすることに

出ていくとして漣ちゃんの臓器とか艤装関係は大丈夫なのか

重巡棲姫は漣の内臓に寄生しているので出ていくことができません


再安価下1~3高コンマ お願いします

話し合いの結果、夜戦(意味深)のときは普段よりも強めに感覚共有かつ、感度UPをすることに

重巡棲姫「昔、愛していると言いながら艦娘を食べていた艦娘を見たことがある。漣、これも愛なのか?」

重巡棲姫(知っておくこと…昔、愛していると言いながら艦娘を食べていた艦娘を見たことがある。漣、これは正しい行動なのか?)


漣「は…………?」


重巡棲姫(食べられた方は愛していると囁き、食べた方も愛していると言っていた。これも愛なのか?)


漣「ちょっと待って下さい、艦娘が艦娘を食べるだなんて聞いたことありません!」


重巡棲姫(だが私は見たぞ)


漣「嘘でしょう……」


重巡棲姫(私はその艦娘を観察していた。すると食べている最中に艦娘から私達と同じようなオーラが出始めた)


漣「深海化……」

重巡棲姫(食べ方も途中から違ってきた。最初は噛みちぎるようだったのが、最終的には食べていた艦娘を丸呑みしたんだ)


漣「う……」


重巡棲姫(もっと観察していたかったが、艦娘が後方からやってきたから私はその場を離れた。最後に見たそいつの姿は紛れもなく……)


漣「…一つ言えることはそれは異常だということです。それは愛…健全な愛とは言えません」


重巡棲姫(健全では無い愛があるのか?)


漣「あります。愛しているから相手を殺したい。愛しているから全てを奪いたい。これも愛ですがとても健全とは言えません」


重巡棲姫(難しいな……)


漣「とにかく私の中で大人しくしていて下さい。そうすれば色々と教えてあげますから」


重巡棲姫(それは助かるな)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

ーー

五月雨「それで私の所に来たんですね」


漣「思い付く限りで一番強い愛は五月雨さんだと思いまして」


五月雨「そっちの提督の愛情も中々だと思いますけど…」


漣「いえいえ、母性勝るものはありませんよ。ところでさみだれちゃんは元気ですか?」


五月雨「はい、もう立ち上がってよちよち歩いてます」


漣「……やはり成長は早いみたいですね」


五月雨「能力はわかりませんが、あの子は私達と比べて相当な力を持っているそうです」

漣「ま、その話はここまでにして、コイツに愛とは何かを語ってやってくれませんか?」


五月雨「私が…上手く伝えられるかはわかりませんよ?」


漣「五月雨さんが経験したこと、思ったことをそのまま話してくれたらいいんです」


五月雨「……ならこっちの方がやりやすいな。おい、聞いてるか?」


漣「ばっちり聞いてるそうです」


五月雨「よし、なら聞け。俺がさみだれを産むまでにあったことを全部話してやるよ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

五月雨「身勝手な愛は本人だけじゃなく周りも傷付けるんだよ…」


五月雨「パパ……クズは島風の為に全てを失った。鎮守府も艦娘も信用も地位も」


五月雨「そこまでして島風を助けようとした。あれは間違いなく歪んだ愛だった」


五月雨「あんな最低なクズ野郎なのに……俺はクズのことが大好きだった」


五月雨「初めて会った時から…俺を選んでくれた時から好きじゃねぇ期間なんて無かったんだよ」


五月雨「クズが捕まってもだ。どうにかして助け出してやろうと毎日必死だった」


五月雨「それくらい……大好きなんだ」

五月雨「だからさみだれを妊娠できた時は死ぬほど嬉しかったな。誰も見てねぇところで毎日泣いた」


五月雨「腹が大きくなったら毎日感謝してたよ。俺を選んでくれてありがとう。本当にありがとうってな」


五月雨「あの時は自分の腹の中で鼓動を感じるだけで毎日幸せだったな」


五月雨「…………」


五月雨「今はさみだれが生きているだけで幸せだ。アイツが呼吸をするだけで、こっちを見て笑ってくれるだけで俺は毎日生きていける」


五月雨「さみだれの為なら俺の命は惜しくない。それくらい大切なもんなんだ」


漣「……どうですか?五月雨さんのお話を聞いて何か思うことはありますか?」


重巡棲姫(安価)


下1~3高コンマ 重巡棲姫の台詞等

漣「……」ツー


五月雨「…誰が泣いてんだ?」


漣「漣の中にいる子です。私が泣いてしまうくらいの大きな感情を持っているみたいです」


重巡棲姫(わからない…なんだこの感情は…)


漣(わかないのも無理はありません。愛というものはものさしでは測れないくらい大きなものなんです)


重巡棲姫(あぁ……やはり漣を選んだのは間違って無かっ……た……)


漣「…………意識が無くなったみたいですね」


五月雨「それってマズくねぇのか?」


漣「大丈夫です。私達でいう気絶や睡眠みたいなものですから」


五月雨「ならいいけどよ。お前も厄介なもん抱えてんな」


漣「悪い子ではないので、これからも上手く付き合っていきますよ」


ーー

このスレはここまでです


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