レッドとエリカ、時々不正解。 (34)
:補足
ポケモンSS
初代風味
主にレッドとエリカのお話し(予定)
場所は
タマムシシティ
そこでレッドはグリーンとポケモンバトルをしていた。
レッド「・・・くっ・・負けた・・っ?」
グリーン「やっぱ俺って天才?」
グリーン「お前は、ポケモンの特性、役割、タイプを全く理解してないな。」
グリーン「お前のポケモンのレベルを上げる地道な努力だけは、認めてやる。だが、
それだけじゃあ、もう俺には勝てない。お前の限界はここまでだよ。あばよ。」
レッドは めのまえが まっくらに なった
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1533649367
レッド「うっ・・・・」
???「お気づきになられましたか?」
レッド「・・・ここは」
バカ広い和室の部屋
そこに敷布団をちょこんと敷かれ、そこで眠っていたレッド
外を見ると、隅々まで手入れをされた美しい庭園。
???「ずいぶん長い間気を失ってらっしゃったので心配いたしました」
レッド「・・・ああ。ポケモンバトルで負けちゃって・・・そのショックで。・・・」
???「ポケモンバトル。貴方もトレーナーなのですね。お名前は?」
レッド「あ、・・・レッド・・です」
???「レッド・・・最近巷で有名なトレーナーの方ですね。今はもうジムを三つも制覇されたのでしょう。」
レッド「え?どうしてそんなことまで・・・」
???「フフフ・・・貴方はホントにとっても有名人なのですよ。貴方自身が知らないだけで」
レッド「・・そろそろいきます。もっと強くならなきゃ・・。・・色々と、その、ありがとう・・ございました。」
???「あらあら。もう行かれるのですか。頑張って下さいね。・・またお会いしましょう」
レッド「・・え?・・は、はい」
レッド(なんだか、不思議な人だな・・)
タマムシシティ市街
レッド(凄いお嬢様だったな・・。普段はなにしてる人なんだろう)
レッド「・・・まあいいや・・もっと・・・もっと・・・強くならなきゃ」
数週間後
タマムシシティ郊外の草むら
レッド「・・ポケモンの特性、タイプも勉強した。役割を考えてパーティも組んだ。」
レッド「これなら、もうグリーンにも、いや、タマムシジムのジムリーダーにだって負けない」
タマムシジム前
レッド「・・・よし」
男「おーっす!未来のチャンピオン!」
レッド「うわっ」
男「ついにエリカに挑戦するのか。彼女は、他のジムリーダーとは違うから、気を付けるんだぞ!」
レッド「・・・え?どういう風に違うの・・?」
男「それは・・・やってからのお楽しみ!頑張れ未来のチャンピオン!」
レッド「・・・わかった」
タマムシジムに入ったレッドは、ジムの奥で、一度会ったことのある女性を見つけた。
彼女は、スヤスヤと居眠りをしている・・・
レッド「・・・あの」
エリカ「すー・・すー・・あらいけない。ついつい居眠りを・・あまりにも気持ち良くて・・」
エリカ「・・・お久しぶりですわね。レッドさん。」
レッド「あなたが、ここのジムリーダーだったのですね・・」
エリカ「負けた直後の貴方の、自信の喪失感を見て、言い出せませんでした。・・ごめんなさいね」
レッド「・・たしかに、あの時は失意のどん底でしたが、もう負けません。強くなる努力をしてきましたから」
エリカ「そうですか。それは楽しみですわ。あ、そうそう、貴方を倒したと自慢げに言ってたグリーンって御方。
わたくしが丁重に倒させて頂きました。さて、はじめましょうか」ニコ・・・
レッド「!!」
タマムシジムのジムリーダー、エリカが勝負をしかけてきた!
レッド「貴女が草タイプ使いのジムリーダーだってコトは把握してます。」
レッド「いけ!ウインディ!」
エリカ「おいきなさい、シャワーズ」
レッド「!?!?」
・・・・・・・・・
ウインディはちからつきた
レッド「くそっ・・・でも自分はこんな想定外のコトもあろうと役割だって決めてるパーティなんだ!」
レッド「いけ!レアコイル!」
・・・・・
シャワーズはちからつきた
エリカ「おいきなさい、サンドパン」
レッド「・・・」
・・・・・
・・・
レッドはエリカに負けてしまった
レッド「草タイプのジムリーダーのはずなのに・・・一匹も草タイプがいないじゃないですか・・・なんで」
エリカ「フフフ、貴方が勝とうとし過ぎるから、こうなったのですよ」
レッド「・・・え?」
エリカ「また挑戦しに来てきださい。わたくしの言葉をよく考えて」
レッドは めのまえが まっくらに なった
誤字!
エリカ「また挑戦しに来てください。わたくしの言葉をよく考えて」
数日後
タマムシジム
エリカ「・・・こられましたね。答えは見つかりましたか?」
レッド「・・勝とうとしなければいい。簡単なことです」
レッド「いけ!コイキング!」
エリカ「・・・・」
レッド「はねるをしつづけるんだ!」
エリカ「貴方の答えはこれですか。」
エリカ「心底、失望致しました。」
タマムシジム、ジムリーダーのエリカが勝負をしかけてきた!
エリカ「おいきなさい、ウインディ」
レッド「!?!?!?!?!?」
コイキングはちからつきた
レッド「そんな・・・卑怯だ!自分はコイキングしか・・・いけ、コイキング!」
エリカ「交代しますわ、おいきなさいレアコイル」
レッド「・・・!!!!俺がつかってたポケモンたち・・・」
・・・・
・・・
レッドはエリカに負けてしまった。
レッド「・・ひどい・・俺が使ってたポケモン達を・・そのままマネして・・・」
エリカ「だって、貴方から、ポケモンに対する思いが1mmも感じなかったのですもの」
エリカ「なので、貴方が考えた強さだけを求めたパーティーで、こてんぱんにしてあげたんです」
レッド「・・・え」
エリカ「勝とうとしないバトルなんて、ただの試合放棄」
レッド「だって、勝とうとしすぎるってエリカさんが・・・!」
エリカ「貴方は極端ですね。でも純粋。その純粋さは大切ですわ」
レッド「・・じゃあ、一体どうすれば」
エリカ「・・・貴方が最初に選んだポケモンはなんですか?」
レッド「・・フシギダネです」
エリカ「存じております」
レッド「・・・でも、グリーンに、負けた・・・フシギバナにまで育て上げたのに・・・」
エリカ「その一回の敗北で、最初に選んだポケモンを見捨てたんですか」
レッド「!」
エリカ「貴方のパーティーに、フシギバナはいなかった。」
エリカ「勝つというのは、簡単な事ではありません。運、実力、その他色々な要素があります」
エリカ「ですが、勝っても負けても、そこに、自分が一番好きなポケモンを使ったかどうかで、悔いが残る、残らないかが
決まります」
レッド「・・・でも、自分は、グリーンに言われて・・・このままじゃ、お前は限界だって・・・」
エリカ「その人は、貴方の強さに勝つためだけの努力をしてきたのでしょう。でも、勝ったところで意味があるのかしら」
エリカ「貴方は最初に出会ったポケモンを育て上げて今まで勝ってきた。だから、貴方は、”フシギダネを使う”強いトレーナー
として、沢山のトレーナーのココロに残るトレーナーになったのです」
エリカ「ただの強いトレーナーなら、そこらじゅうにゴロゴロしてますわ。」
エリカ「だから、強さだけのパーティー、貴方の作ったパーティーをあえてわたくしが使った。」
エリカ「勝っても全然嬉しくありませんでした。それだけです」
レッド「・・・・・」
エリカ「次が最後のチャンスです。では、ごきげんよう」
レッドは めのまえが まっくらに なった
数か月後
タマムシジム
エリカ「・・・おはようございます」
レッド「・・・挑戦しにきました」
エリカ「手持ちのモンスターボールは一つですか」
レッド「はい」
エリカ「では、わたくしも一体のみでいかせて頂きます」
レッド「・・・たのんだぞ、フシギバナ」
エリカ「はじめまして、レッドのフシギバナ。おねがいしますね、ラフレシア」
・・・・
・・・・・・・・・
・・・・
レッドはエリカとの勝負に勝った。
レッド「・・・はあ・・・はあ・・・」
エリカ「まいりましたわ。おじょうずですこと」
レッド「草タイプの使いこなし・・・圧巻でした。」
エリカ「フフフ、勝ったのにまるで負けたようなセリフ」
レッド「俺はフシギバナのレベルを上げてただけですから・・」
エリカ「貴方は地道な努力をし、そして最初に選んだポケモンを信じて一対一で挑んできた」
エリカ「わたくしは、そんな貴方のまっすぐさにココロを動かされ、自分の一番信じたポケモンで真っ向勝負をした。」
エリカ「草タイプ使いとしても、わたくしの完敗ですわ」
エリカ「勝利の証にこれを。」
エリカ「これはレインボーバッジ。全てのタイプの色がちりばめられたバッジ。」
エリカ「ポケモンの全てのタイプ、特性、相性、役割、それらを知ったうえで、自分が最後に信じるポケモンはなんなのか、それを問いかける意味が
込められているのですよ」
レッド「・・・だから色々なポケモンを・・・」
エリカ「フフフ。他のジムリーダとは違いましたでしょ?」
レッド「・・・なんだか、ジムリーダーのポリシーを知れた気がします。」
エリカ「この先、また同じタイプの偏ったジムリーダー達と対戦することになるでしょうけど、このジムでの教訓は忘れないで
ほしいですわ。彼らのポリシーを知ったうえで、ジムリーダーの強さを、本当の意味で感じてほしいですわ」
レッド「・・・はい!・・・ありがとうございました。エリカさん。」
エリカ「ごきげんよう。」ニコ
・・・・
月日は流れ、数年後
シロガネ山にて、
レッド「・・・・・・・・・・・」
エリカ「さがしましたよ。レッドさん。こんな最果てのところに、いらしたのですね」
エリカ「チャンピオンおめでとうございます。」
レッド「・・・・・・・・・・・」
エリカ「なんだか嬉しくなさそうですね。」
レッド「・・・・・・・・・・・」
エリカ「貴方は強さを手にいれました。まさしく、最強の」
レッド「・・・・・・・・・・」
エリカ「ただ、ココロが壊れてしまった。強さを追い求め過ぎて・・・・」
レッド「・・・・・・・・・・」
エリカ「ポケモンバトルですね、分かりました。」
ポケモントレーナーのレッドが勝負をしかけてきた!
レッド「・・・・・・・・」
レッドはフシギバナをくりだした
エリカ「・・・貴方はホントに強くなった・・けど、わたくしは昔の貴方の方が好き。いいえ、大好きだった。」
レッド「・・・・・・っ」
エリカ「おゆきなさい、セレビィ」
エリカ「時間を巻き戻させて頂きます」
おわり
2にもどるってやつかな
>>18
採用!
再開!
補足:おわりから2にもどる
レッド「うっ・・・・」
???「お気づきになられましたか?」
レッド「・・・ここは」
バカ広い和室の部屋
そこに敷布団をちょこんと敷かれ、そこで眠っていたレッド
外を見ると、隅々まで手入れをされた美しい庭園。
???「ずいぶん長い間気を失ってらっしゃったので心配いたしました」
レッド「・・・ああ。ポケモンバトルで負けちゃって・・・そのショックで。
あれ?・・・でも、なんかもっと長い夢を見てたような・・」
???「・・・それは良い夢でしたか?」
レッド「・・・・うーん」
???「レッドさんは、その」
レッド「・・え!?なんで俺の名前を!?」
???「あっ」
???「最近巷で有名なトレーナーの方ですもの。今はもうジムを三つも制覇されたのでしょう。」
レッド「え?どうしてそんなことまで・・・」
???「フフフ・・・貴方はホントにとっても有名人なのですよ。貴方自身が知らないだけで」
レッド「・・そろそろいきます。もっと強くならなきゃ・・。・・色々と、その、ありがとう・・ございました。」
???「あらあら。もう行かれるのですか。頑張って下さいね。・・またお会いしましょうレッドさん」
レッド「・・え?・・は、はい」
レッド(なんだか、不思議な人だな・・)
タマムシシティ市街
レッド(凄いお嬢様だったな・・。普段はなにしてる人なんだろう)
レッド「・・・まあいいや・・もっと・・・もっと・・・強くならなきゃ」
数週間後
タマムシシティ郊外の草むら
レッド「・・ポケモンの特性、タイプも勉強した。役割を考えてパーティも組んだ。」
レッド「これなら、もうグリーンにも、いや、タマムシジムのジムリーダーにだって負けない」
タマムシジム前
レッド「・・・よし」
男「おーっす!未来のチャンピオン!」
レッド「うわっ」
男「ついにエリカに挑戦するのか。彼女は、他のジムリーダーとは違うから、気を付けるんだぞ!」
レッド「・・・え?どういう風に違うの・・?」
男「それは・・・やってからのお楽しみ!頑張れ未来のチャンピオン!」
レッド「・・・わかった」
タマムシジムに入ったレッドは、ジムの奥で、一度会ったことのある女性を見つけた。
彼女は、スヤスヤと居眠りをしている・・・
レッド「・・・あの」
エリカ「すー・・すー・・あらいけない。ついつい居眠りを・・あまりにも気持ち良くて・・」
エリカ「・・・お久しぶりですわね。レッドさん。」
レッド「あなたが、ここのジムリーダーだったのですね・・」
エリカ「負けた直後の貴方の、自信の喪失感を見て、言い出せませんでした。・・ごめんなさいね」
レッド「・・たしかに、あの時は失意のどん底でしたが、もう負けません。強くなる努力をしてきましたから」
エリカ「そうですか。それは楽しみですわ。あ、そうそう、貴方を倒したと自慢げに言ってたグリーンって御方。
わたくしが丁重に倒させて頂きました。さて、はじめましょうか」ニコ・・・
レッド「!!」
タマムシジムのジムリーダー、エリカが勝負をしかけてきた!
レッド「貴女が草タイプ使いのジムリーダーだってコトは把握してます。」
レッド「いけ!ウインディ!」
エリカ「おいきなさい、シャワーズ」
レッド「!?!?」
・・・・・・・・・
ウインディはちからつきた
レッド「くそっ・・・でも自分はこんな想定外のコトもあろうと役割だって決めてるパーティなんだ!」
レッド「いけ!レアコイル!」
・・・・・
シャワーズはちからつきた
エリカ「おいきなさい、サンドパン」
レッド「・・・」
・・・・・
・・・
レッドはエリカに負けてしまった
レッド「草タイプのジムリーダーのはずなのに・・・一匹も草タイプがいないじゃないですか・・・なんで」
エリカ「貴方が勝とうとし過ぎるから、こうなったのですよ」
エリカ「いっそこのまま・・」
レッド「・・・え?」
エリカ「また挑戦しに来てください。わたくしの言葉をよく考えて」
レッドは めのまえが まっくらに なった
数日後
タマムシジム
エリカ「・・・こられましたね。答えは見つかりましたか?」
レッド「・・勝とうとしなければいい。簡単なことです」
レッド「いけ!コイキング!」
エリカ「・・・・」
レッド「はねるをしつづけるんだ!」
エリカ「貴方の答えはこれですか。」
エリカ「それもいいかもしれませんね・・だめですけど」
タマムシジム、ジムリーダーのエリカが勝負をしかけてきた!
エリカ「おいきなさい、ウインディ」
レッド「!?!?!?!?!?」
コイキングはちからつきた
レッド「そんな・・・卑怯だ!自分はコイキングしか・・・いけ、コイキング!」
エリカ「交代しますわ、おいきなさいレアコイル」
レッド「・・・!!!!俺がつかってたポケモンたち・・・」
・・・・
・・・
レッドはエリカに負けてしまった。
レッド「・・ひどい・・俺が使ってたポケモン達を・・そのままマネして・・・」
エリカ「だって、貴方から、ポケモンに対する思いが1mmも感じなかったのですもの」
エリカ「なので、貴方が考えた強さだけを求めたパーティーで、こてんぱんにしてあげたんです」
レッド「・・・え」
エリカ「勝とうとしないバトルなんて、ただの試合放棄」
レッド「だって、勝とうとしすぎるってエリカさんが・・・!」
エリカ「貴方は極端です。でも純粋。とっても。惚れ惚れするくらいに。」
レッド「・・?!・・・えっと、じゃあ、一体どうすれば」
エリカ「・・・貴方が最初に選んだポケモンはなんですか?」
レッド「・・フシギダネです」
エリカ「存じております。ずーっと前から。」
レッド「・・・でも、グリーンに、負けた・・・フシギバナにまで育て上げたのに・・・」
エリカ「その一回の敗北で、最初に選んだポケモンを見捨てたんですか」
レッド「!」
エリカ「貴方のパーティーに、フシギバナはいなかった。」
エリカ「勝つというのは、簡単な事ではありません。運、実力、その他色々な要素があります」
エリカ「ですが、勝っても負けても、そこに、自分が一番好きなポケモンを使ったかどうかで、悔いが残る、残らないかが
決まります」
レッド「・・・でも、自分は、グリーンに言われて・・・このままじゃ、お前は限界だって・・・」
エリカ「その人は、貴方の強さに勝つためだけの努力をしてきたのでしょう。でも、勝ったところで意味があるのかしら」
エリカ「貴方は最初に出会ったポケモンを育て上げて今まで勝ってきた。だから、貴方は、”フシギダネを使う”強いトレーナー
として、沢山のトレーナーのココロに残るトレーナーになったのです」
エリカ「ただの強いトレーナーなら、そこらじゅうにゴロゴロしてますわ。」
エリカ「だから、強さだけのパーティー、貴方の作ったパーティーをあえてわたくしが使った。」
エリカ「やはり勝っても全然嬉しくありませんでした。それだけです」
レッド「・・・・・」
エリカ「次が最後のチャンスです。では、ごきげんよう」
レッドは めのまえが まっくらに なった
数か月後
タマムシジム
エリカ「・・・おはようございます」
レッド「・・・挑戦しにきました」
エリカ「手持ちのモンスターボールは一つですか」
レッド「はい」
エリカ「では、わたくしも一体のみでいかせて頂きます」
レッド「・・・たのんだぞ、フシギバナ」
エリカ「おひさしぶりです、レッドのフシギバナ。おねがいしますね、ラフレシア」
・・・・
・・・・・・・・・
・・・・
レッドはエリカに負けてしまった。
レッド「・・・強すぎます。負けました。」
エリカ「レッドさんの、純粋で凄まじい地道な努力、圧巻でした」
レッド「はは・・、勝ったのにまるで負けたようなセリフですね」
レッド「これが最後のチャンスだったのに・・・でも悔いはありません。」
レッド「だって、めのまえが まっくらに ならないですもん」
エリカ「・・・」
レッド「マサラタウンに帰ります。うーん・・オーキド博士のお手伝いでもしようかな・・」
エリカ「・・そうですか」
エリカ「わたくしは貴方に勝つためだけに、個人的な感情に任せて、大変なズルをして、大変な努力をしてきました。」
レッド「・・・?」
エリカ「また・・タマムシジムにいらして下さい。いつでも、いつまでもお待ちしております。」
レッド「・・・はい!・・・ありがとうございました。エリカさん。」
エリカ「・・・ごきげんよう。」
エリカ「・・・」
エリカ「ジムリーダー失格だわ」ぽつり
・・・・
月日は流れ、一年後
マサラタウンにて、
オーキド「レッド!研究ばかりしてないで、少しは遊びに行ったらどうかね?」
レッド「・・はは、ついつい没頭しちゃって・・楽しいので」
研究員「レッドくんにお会いしに来たという、お客さんが来ましたよ?お着物を着られたもの凄いお嬢様なんですが・・」
レッド「!・・エリカさん」
エリカ「ここはとてものどかで良いところですね」
レッド「・・はは、小さな田舎町ですし」
エリカ「レッドさんは今は何をされてらっしゃるのですか?」
レッド「・・今は、オーキド博士の研究所で、ポケモンの研究のお手伝いをしています。」
レッド「ただ研究に没頭しすぎて・・楽しくて!!オーキド博士には呆れられちゃってます。」
エリカ「・・」
レッド「自分のフシギバナは、・・今では、野生探索時の心強いポケモン研究の助手です!」
エリカ「とても素敵・・」
レッド「えっ・・」
レッド「あれ?そういえばタマムシジムは・・?お休みされて来たんですか?」
エリカ「ええ。抜け出してきました。個人の感情を追い求め過ぎて・・・・」
エリカ「フフ、貴方のせいです」
レッド「・・・え?」
エリカ「そうですわ。久々に、ポケモンバトルいたしません?」
レッド「へ!?」
ジムリーダーのエリカが勝負をしかけてきた!
・・・・
・・・
レッド「・・・やっぱりエリカさんは強いです。負けました」
エリカ「・・・貴方は弱くなりました・・けど、わたくしは今の貴方の方が好き。いいえ、大好き。」
レッド「・・・・っ」
おわり
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