千歌「今度コラボあるでしょ？　それで始めたんだけど……」

善子「あー……。つまり、ランクは上がるけど強くなっている実感がないってこと？」

千歌「うん。よくわかったね」

善子「グラブル始めた人によくあることだし。それで？」

千歌「教えてほしいなー、なんて」

善子「……まぁ、Aqours全員出るみたいだし、いいわよ」

善子「それじゃあ、堕天使ヨハネによる卵の殻を破るグラブル講座前篇始めるわよ！」

千歌「ぱちぱちぱち～。……前篇？」

善子「さまざまな事情を鑑みて二つに分けました。前篇では編成について、後編ではバトルについて講義を行います」

千歌「あ、眼鏡いる？」

善子「いる」

編成について

善子「では編成について説明しましょうか。あ、メインストーリー24章までクリアしていることを前提にするわ」

千歌「そこら辺から敵が強くなるんだよね」

善子「ちょっと違うけどね。まぁとりあえず24章までがチュートリアルと思ってくれていいわ」

千歌「はーい」

善子「さて、では基本からね。まずグラブルは10本の武器で強さが決まるの」

千歌「メイン武器1本と、他9本だよね」

善子「そう。メイン武器はバトルで使う武器。他の9本はキャラクターのステータスを上げるものよ」

千歌「うんうん。でもどんな武器を選べば強くなるのかわかんないんだよね」

善子「それじゃあ次はどんな武器を選べばいいのか、というところに入るわ」

※ここら辺はグラブル始めたらすぐにわかると思います

武器について

善子「武器は大きくわけて3つの要素で構成されているわ。HP、攻撃翌力、スキル。この3つ。なかでも重要なのがスキルよ」

千歌「色んなのがあるよね。攻撃翌力が上がるやつとか、HPが上がるやつとか」

善子「いわゆる"攻刃"と"守護"ね。他にもあるんだけど、今は攻刃だけ覚えればいいわ」

千歌「あれ？　守護は覚えなくていいの？」

善子「基本的に、守護スキルだけの武器は編成に入らないと考えていいわ。基本的に、だけど」


※攻刃=攻撃翌力が上がる
※守護=HPが上がる。基本的にゴミ
※その他=防御力が上がったり、回復力が上がったりなど

スキルについて

善子「で、この攻刃だけど。これも大きく分けて3種類あるわ」

千歌「……どんどん細かくなっていくね」

善子「慣れたら感覚でわかるわ。慣れるまでが大変だけど」

千歌「……もしかしてグラブルって難しい？」

善子「多少ね。それで、攻刃の種類はこんな感じよ」

　1.攻刃（通常攻刃）
　2.マグナ攻刃（M攻刃）
　3.EX攻刃（Unknown攻刃、unk攻刃）

善子「さらにここから色々と分岐するんだけど……。まぁこの3つだけ覚えればいいわ。あとでちょっと触れるけど」

千歌「これ、全部攻撃翌力が上がるんだよね？　どうして3つに分かれてるの？」

善子「いい質問ね。次はそれについて説明するわ」

　※ゲーム画面ではアイコンにマークがついてます
　※通常　　マークなし
　※マグナ　Mマーク
　※EX　　　EXマーク

　スキルについて　その2

善子「攻刃はその種別ごとに乗算されるの」

千歌「乗算……？　掛け合わせるってこと？」

善子「そう。例えば、この2本の場合」

　1.通常攻刃　　効果量10%
　2.マグナ攻刃　効果量10%

善子「この2本を装備したとき、攻撃翌力は1.2倍じゃなくてこんな感じで1.21倍になるわ」

　1*(1+0.1)*(1+0.1) = 1.21

善子「つまり、攻撃翌力を求める式は」

　元々の攻撃翌力 * (1+通常攻刃の効果量) * (1+マグナ攻刃の効果量)

千歌「……えっと、バランスよく配置したほうがいい、ってこと？」

善子「考え方的にはそうね。でも、実際には通常攻刃武器が1~2本。マグナ攻刃武器が5~7本、EX攻刃武器が1~2本って感じなるわ」

善子「基本はこんなところね。各攻刃を揃えれば強くなるってことだけわかればいいわ」

千歌「……あ、じゃあもしかしSSRの守護武器よりもSRの攻刃武器のほうがいいの？」

善子「その通り。守護武器が編成に入ってくるのはランクが100越えたあたりだから、あんまり気にしなくていいわ」

千歌「それまでやってるかな……」

善子「お勧めはしないわ」

千歌「えぇ……」

　スキルについて　その3

善子「最後に、攻刃の枠について説明するわ」

千歌「枠？」

善子「いわゆるスラングね。基本的にはさっき通常攻刃、マグナ攻刃、EX攻刃のことを指すわ」

　通常攻刃　　通常枠
　マグナ攻刃　マグナ枠
　EX攻刃　　　EX枠

善子「みたいな感じで」

千歌「……言い換える必要あるの？」

善子「残念ながら、あるわ。さっき攻刃はこの3つからさらに分岐するっていったでしょう？」

千歌「その分岐も枠になるってこと？」

善子「そういうこと。枠に関してはこんな感じよ」

　通常枠
　通常背水枠
　通常渾身枠
　マグナ枠
　マグナ背水枠
　マグナ渾身枠
　EX枠
　EX背水枠

善子「武器に関する枠は基本これだけ。これらが全部乗算されるの」

千歌「武器に関する枠はってことは……」

善子「まだあるわ。それに関しては後編で」

　※背水　=　HPが減るほど攻撃翌力アップ
　※渾身　=　HPが多いほど攻撃翌力アップ

善子「こんなところかしら。ある程度強くなれば他の人のを参考にすればいいんだけど……」

千歌「強すぎて参考にならないよ！」

善子「それか、ツイッターとかで教えてもらうのも手よ。意外と優しい人が多いし」

千歌「意外と？」

善子「……前篇はここで終了よ。覚えておくのは主に2つ」

　1.攻刃には種類がある
　2.マグナ攻刃を多めに編成する

善子「これを意識しておけば強くなっていくわ」

千歌「はーい」

善子「次回はバトルに関して。主に召喚石とバフとデバフよ」