～レッスン後～

トレーナー「...はーい、今日はここまで！みんなお疲れ様！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

伊吹翼「終わり！？...あぁ～疲れた～～～！」ﾕｶﾆｺﾞﾛﾘﾝ

春日未来「私ももう無理～～～！」ｺﾞﾛﾘﾝ

最上静香「はぁ...はぁ......ふ、2人とも...まだまだね...ぜえ...はあ......」ﾌﾗﾌﾗ

未来「そんなこと言って～、静香ちゃんがいちばんキツそうじゃん！」ｹﾗｹﾗ

翼「わたし、実は飽きちゃっただけでまだ動けるんだけどな～...静香ちゃん、まだやる？」ﾆﾔﾆﾔ

静香「ええっ！？き、今日はもう...勘弁して...」

トレーナー「はいはい、みんなちゃんとストレッチしてから帰るようにね？」

トレーナー「...あっ、あと翼ちゃんはまだ余裕あるみたいだし、次はもっとビシバシいっちゃおうかな？」ｸｽｸｽ

翼「え゛っ！？」ｶﾞｰﾝ

静香「ふふっ、墓穴を掘ったわね翼...！」

トレーナー「冗談よ冗談...それじゃ、お先にね～」ﾋﾗﾋﾗ

3人「「「お疲れ様でした！」」」

ｽﾀｽﾀ ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ

翼「た、助かったぁ～...」

未来「静香ちゃん、ボケツってなに？バケツの親戚？」

静香「後で教えてあげるから...今は少しだけ休ませて...もう限界...」ﾌﾗﾌﾗ ﾄｽﾝ

翼「静香ちゃんほんとにキツそうだね～、大丈夫？」

静香「ええ、2人には負けてられないもの...！」

未来「私も疲れてるよ～静香ちゃ～ん！」ｶﾞﾊﾞｯ

静香「あっ、未来！今はダメ！」

未来「えっ？なんで？」

静香「だって今の私、汗すごいし...未来だって、ベタベタして汗臭いのは嫌でしょ？」

未来「ん～...」

未来「...」ｽﾝｽﾝ

静香「ちょ、ちょっと未来！？///」

未来「...大丈夫！いつもの静香ちゃんの匂いだよ！」

静香「それはそれで複雑な気持ちね...」

未来「それに、私だって汗だくだけど...静香ちゃんは私に抱きつかれるの嫌？」

静香「そんな！これは未来が頑張った結果の汗だもの、嫌なわけないじゃない！」

未来「...ねっ？私も同じこと思うもん！」ﾆｺｯ

静香「み、未来のくせに生意気なこと言うわね...///」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

未来「え～っ、それどういう意味ー？」ｷﾞｭｰ

ｲﾁｬｲﾁｬ ｲﾁｬｲﾁｬ

翼「...」

翼(...あれ～？？)

翼(おかしい...おかしくない？)

翼(確かに未来はよく人に抱きつくよ、うん)

翼(静香ちゃんだけじゃなくわりと誰にでも...それこそ、わたしにも)

翼(それはおかしくないけど...)

翼(なんて静香ちゃんは普通に未来を受け入れてるの？)

翼(わたしの知ってる静香ちゃんなら...)ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ

未来『私も疲れたよ～静香ちゃ～ん！』ｶﾞﾊﾞｯ

静香『ああもう！暑い！ベタベタする！離れなさい！』ｸﾞｲｸﾞｲ

未来『え～静香ちゃんのケチ～』ﾌﾞｰﾌﾞｰ

翼(...って血も涙も涙もなく切り捨てるはず！)ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ

未来「じゃあ私、飲み物買ってくるね！2人のも買ってくる！」ｶﾞﾁｬ

翼「あっ、うん！ありがと～！」

翼(...ちょうどいいや、試してみよっと)

静香「まったく未来ってば、すぐ抱きついてくるんだから...///」

翼「ねぇねぇ静香ちゃん！」ｽﾞｲ

静香「ふえっ！？な、なに？翼...」ｱｾｱｾ

翼「...わたしも疲れたよ～！静香ちゃん、癒して～！」ｷﾞｭｰ

静香「ああもう、この暑いのに...！」ｸﾞｲｸﾞｲ

翼「あ～ん静香ちゃんのいけずぅ～」

翼(...やっぱり、こうなるよね？)

翼「...」ｼﾞｰｯ

静香「な、なによ...」

翼「いやー、わたしはダメなのに未来はいいんだ～って思っちゃってさ～」ﾆﾔﾆﾔ

静香「！」ｷﾞｸｯ

翼「わたし、寂しいなぁ～？」ｲｼﾞｲｼﾞ

静香「し、しょうがないわね...いいわ翼、来なさい！」ﾊﾞｯ

翼「いやいいよ、だって今静香ちゃんもわたしも汗ヤバいしベッタベタだし」

静香「じゃあなんで抱きついてきたのよ！？」

翼(いや～、けっこう前から怪しいとは思ってたんだよね～)

翼(前よりずっと静香ちゃんと未来の距離が近いような気がするな～ってさ...)

翼(...思い切ってカマかけちゃおっかな？)

翼「...ねえ静香ちゃん？」

静香「な、なに？」

翼「わたしの勘違いならごめんなさいなんだけど～...」

翼「もしかして、未来と付き合っt

静香「み、未来の帰りが遅いから心配ね！！ちょっと様子見てくるわ！！！」ｼｽﾞｶﾀﾞｯｼｭ!

翼「...もう限界なんじゃなかったの？」

～数日後、劇場～

翼「...」ｽﾏﾎﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

翼(...確かに今ここにはわたししかいないけど～)

翼「...」ﾁﾗｯ

未来「はい、静香ちゃん！あ～ん?」

静香「あ、あ～ん...///」

翼(これもう隠す気ないでしょ2人とも)

未来「静香ちゃん、どう？どう！？」

静香「(ゴックン)うん、とっても美味しい...」

未来「でへへ、嬉しいなあ～」ﾃﾚﾃﾚ

静香「でも、こんなに作るの大変だったでしょ？」

未来「確かにけっこう早起きしたけど、静香ちゃんに食べてもらえるなら私頑張っちゃうよ！」ﾌﾝｽ

静香「も、もう...未来ったらぁ...///」ﾃﾞﾚﾃﾞﾚ

翼(星梨花ちゃんにはとても見せられない表情してるなあ...)

静香「...って未来？その指どうしたの？」

未来「あ～、ちょっとお弁当作ってるときに指切っちゃって...あはは」

静香「未来...ごめんね、私のために...！」ｼﾞｰﾝ

静香「明日は私が作ってくるから...」

未来「え～っ！？ダメだよ、今までずっと静香ちゃんだったんだから！」

翼(ずっとっていつからなんだろ？)

静香「でも、もしまた未来が怪我したら...！」

未来「...あっ、じゃあ明日はウチで2人で作らない？」

静香「それはいいけど、2日連続で早起きなんてできるの？」

未来「うっ...そ、それは自信ないけど...」

静香「...仕方ないわね、じゃあ私が起こしてあげるから///」

未来「えっ？」

静香「だから！一緒に寝れば起こしてあげられるでしょ！？」

翼(普通に朝行ってから起こせばいいと思うんだけどな～)

未来「えっ！？お泊まり！？やったー！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

未来「も、もちろん未来やご両親がよければだけど...///」

未来「全然いいよ！じゃあ私お母さんに電話してくるね！」ｽﾀｽﾀ

静香「ふふっ、未来ったらお泊まりするだけであんなにはしゃいで...///」

翼「...ねえ静香ちゃん？」

静香「！？ あ、あら翼、なにかしら？」

翼(ぜったいわたしの存在忘れてたでしょ静香ちゃん...)

翼「この前の話の続きなんだけど～」

静香「...ちょっとお手洗いに」

ｶﾞｼｯ

翼「まあまあ...すぐ終わるから、ねっ？」ﾆｺｯ

静香「うぐっ...」ﾋﾔｱｾﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

翼「ズバリ聞いちゃうけどさ、静香ちゃんと未来って付き合ってるの？」

静香「.........まさか、未来と私はただの友達よ？」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

翼「ふ～ん、そうなんだ～...」ｼﾞﾄｰ

静香「そ、そんな目で見たってなにも...！」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

翼「...」ｼﾞﾄｰ

静香「ううっ...！」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

未来「静香ちゃん、翼、ただいま～...って、2人ともどうしたの？」

静香「み、未来...！」ﾊﾟｱｱ

翼「あっ、おかえり～未来～」ﾆｺﾆｺ

翼「...じゃあ、一応未来にも聞いちゃおっかな？」

未来「えっ、なになに？」

翼「ねっ？いいよね、静香ちゃん？」

静香「ふふっ、どうぞご自由に...」ﾆﾔﾘ

翼(あれ？余裕そう？)

未来「翼～なに～？」

翼「あっ、ごめんごめん...ズバリ聞いちゃうけど、未来は静香ちゃんと付き合ってるの？」

静香「...」ｺﾞｸﾘ

未来「......」

未来「...まっさか～、静香ちゃんと私は普通の友達だよ～！」

静香「ほっ...」

翼「ふ～ん、そうなんだ～？」

静香「ふふっ、どう？翼！」ﾄﾞﾔｧ

翼(うーん、これは「教育」済みっぽいな～)

翼(...じゃあ、これならどうかな？)

翼「じゃあ未来、付き合い始めたのはいつ？」

未来「えっとね、そろそろ3ヶ月になるかrムグッ！？」

静香「...」ｸﾁｵｻｴ

翼(静香ちゃん、いつの間に未来の後ろに回って...！？)

静香「えっ！？未来お腹痛いの！？それは大変ね！！病院に行かないと！！今すぐに！！！」ｸﾞｲｸﾞｲ

未来「ムグ～！ムググ～！」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

翼「...もう手遅れだよ静香ちゃ～ん」

翼(それにしても、ちょっと質問変えただけであんなにあっさりボロが出ちゃうなんて...)

翼(未来の将来が心配になっちゃうよ...)

ﾋﾟｺｰﾝ!

翼「ん？L○NE？」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

春日未来:翼のぶんのお弁当も作ってきたよ！私のカバンに入ってるから食べてみて～！

翼「...」ｽﾀｽﾀ

翼「...あ、これかな？」ｺﾞｿｺﾞｿ

翼「わぁ、おいしそう！...少なくとも見た目は」ﾊﾟｶｯ

翼「...うん、ほんとにおいしい！疑ってごめんね未来！」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

翼「頑張ったんだ～未来...あっそうだ、イ○スタで自慢しちゃおっと♪」ﾊﾟｼｬﾘ

伊吹翼:見て見て～♪未来がお弁当作ってくれたの～！おいし～? #愛妻弁当 #未来だいすき

翼「こんな感じかな～？」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

翼「あっ、さっそくリプが...」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

最上静香:ちょっと！？愛妻ってどういうことなの！？

翼「...はぁ～」ﾀﾒｲｷ

翼(それからも、2人は誤魔化し続けた...もうバレバレなのに)

～次の日～

翼「ねえ未来、聞いていい？」

未来「いいよ！私と静香ちゃんは付き合ってないし、だからいつからも何もないけどね！」ﾄﾞﾔｧ

静香「...」ﾊﾗﾊﾗ

翼「うんうん、ちなみにどっちから告白したの？」

未来「静香ちゃんに放課後屋上に呼び出さrムグッ！？」

静香「未来！！熱があるんじゃない！？今すぐ！！病院に！！」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

翼「確かにアツいね～お大事に～」ﾋﾗﾋﾗ

～また次の日～

翼「ねえ未来、聞いていい？」

未来「えっ！？ちょ、ちょっと待ってね...！」

未来「付き合ってない、いつからも何もない、告白もしてないしされてない、キスまで進めない...」ﾕﾋﾞｵﾘｵﾘ

未来「...よーし！どんとこい！」ﾌﾝｽ

翼「もしかしてもうえっちなこともしちゃってたりするの～？」ﾆﾔﾆﾔ

未来「えっ！？そ、そんなこt」

静香「はああああ！？そんなことするわけないでしょ！？まだ3ヶ月なのよ！？早すぎるにも程があるじゃない！！」

翼「せめて静香ちゃんは隠す努力してよ！？」

未来「あっ！これがバケツを掘るってやつ？この前静香ちゃんに教えてもらったやつ！」ﾄﾞﾔｧ

つばしず「「未来賢い！かわいい！」」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

未来「？？？ でへへぇ～」ﾆｺﾆｺ

未来(でもそんなある日、ついに事件が...)

わたしと未来、そして静香ちゃんの3人でライブをすることになったの。

ちょっと遠くでのライブだったから、前日入りして現地に1泊することになって...

ホテルの部屋割は、Pさんは一人部屋、わたしたち3人は公平にジャンケンで決めて...未来と静香ちゃんが同室に、わたしは一人部屋になったんだ。

わたしは日付が変わる前くらいまで2人の部屋で遊んでたんだけど、眠くなっちゃって自分の部屋に戻って一足先に寝て...

で、起きてからPさんと一緒にフロントで2人かが起きてくるのを待ってたんだけど。

翼「ねえ～Pさ～ん、朝ごはんまだ～？」ﾕｻﾕｻ

P「だって未来と静香が起きてこねえんだもん...」ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

翼「先に入っちゃダメなんですか～？」

P「俺名義で4人で席取ってるから全員揃わないとなぁ...」ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

翼「もお～、わたしお腹空いた～！」

P「あいつら電話にも出ねぇし...翼、すまんが様子を見てきてくれないか？」

翼「ええ～、Pさんが行けばいいじゃないですか～」ﾌﾞｰ

P「いやー流石にお年頃の娘さん方の寝室には踏み込めないから...頼む！部屋の合鍵借りてきたから！」

翼「わたしをパシるなんて...お代として今度デートしてくださいね！」ｽﾀｽﾀ

でもわたし、この段階で気づくべきだったんだよね～...

翼「未来～？静香ちゃ～ん？入るからね～？」ｶﾞﾁｬ

未来1人ならともかく、静香ちゃんもいて寝坊なんて普通なら有り得ないって...

翼「もう、2人ともいつまで寝て...る...の......」

そう、「普通なら」。

未来(全裸)「むにゃむにゃ...静香ちゃぁん...」ｷﾞｭｳｰ

静香(全裸)「Zzz...あっ、み、未来...んっ...///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

翼「...うっそぉ？」ﾎﾞｰｾﾞﾝ

その後はね～、まあ色々と大変だったな～...当たり前だけど。

あ、わたしは大活躍だったよ！

まずは2人をたたき起こして、Pさんにそれっぽい言い訳をして...

ライブもいちばん頑張って大成功させたよ、だって2人とも「寝不足」とか「疲れた」とか「身体中痛い」とか言うから！

未来はお客さんより静香ちゃん見るし、静香ちゃんは腰砕けになって転びかけるし...その度に見えないように2人のお尻ひっぱたいてたんだよ！


...そんな激動の遠方ライブを終えて、わたしたちは今まさに劇場に帰ってきたのでした。

翼「...こんな感じでわたし大活躍でした！とっても疲れてま～す！必要以上にね？」

翼「で？そんなわたしに何か言うことは？」

みらしず「「すみませんでした」」ﾄﾞｹﾞｻﾞ

翼「もぉ～2人とも！なんでわざわざライブ前に盛り上がっちゃったの！？」

静香「ほ、ほら、いつものお泊まりだとどちらかの両親が家にいるわけじゃない？」

未来「今回は遠くのホテルだったし...チャンスかなって...」

翼「だからってライブ前にさぁ～...ところで先に手を出したのはどっちなの？」

未来「...」ﾁﾗｯ

静香「...はい、私です...」

翼「自分でまだ早いって言ってたじゃん！？」

静香「だって！お風呂上がりの未来が！無防備にベッドでゴロゴロしてて...」

静香「我慢できるわけないじゃない！」ｸﾜｯ

翼「なんでわたしが怒られてるの！？」

静香「私にはもう理性がないんです！」ｷﾘｯ

翼「Pさんが聞いたら泣くよその台詞...」

未来「いや～かわいかったな～静香ちゃん...」

翼「しかも静香ちゃんが受けなの！？襲った側のくせに！？」

未来「だって～、静香ちゃん手つきがおっかなびっくりすぎてじれったいんだもん...」

静香「未来...すごかった...///」

翼「やだよ～親友2人の夜の事情なんて聞きたくないよ～！」

静香「これが夜のLesson上級編よ...」ﾄﾞﾔｧ

翼「ごめんもう引っぱたいていいかな？」ｲﾗｲﾗ

翼「はぁ～...もういいよ、どうにか丸く収まったし...でも2人の親友として、改めて言わせて？」

翼「未来、静香ちゃん...おめでとう！2人のこと応援するから、これからも仲良くしてね？」ﾆｺｯ

みらしず「「いや、別に付き合ってないけど」」

翼「この期に及んでまだ認めないの！？2人は付き合ってるんだよね！？ねぇ！？」

おしまい

以上になります。
ごめんな翼、今度なんでも買ってやるからな...

読んでくれた方(いらっしゃれば)ありがとうございました。

～エピローグ～


翼(2人とも楽しそうでいいなあ～...)

翼(わたしも負けてられないね！目指せ、モテモテキラキラアイドル！)

翼「おはようございま～...」

矢吹可奈「あっ翼ちゃん！し～...！」ｼｰｯ

翼「可奈ちゃん？どうしたの...って」

北沢志保「すぅ...すぅ.....」Zzz

翼「...志保ちゃん？寝てるの？」

可奈「うん、志保ちゃんさい」

可奈「うん、志保ちゃん最近お仕事忙しくて寝不足みたいで...」

可奈「だから、静かに寝かせてあげたいな～って」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

翼「そうなんだ～...」

翼「.....」

翼(志保ちゃんが、午前から昼寝？)

翼(しかも劇場だよ？人前だよ？)

翼(しかもしかも...)

志保「Zzz...ううん...♪」ｽﾘｽﾘ

可奈「うう～、くすぐったいよ～...///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

翼(可奈ちゃんの膝枕で寝てるし！)

可奈「志保ちゃん...///」

志保「Zzz...可奈...///」

翼(...まさか、ねえ？)


オワオワリ

蛇足しようとしたら誤投しちゃいました(全ギレ)
すみませんゆるしてくださいなんでも(ry

今度こそ終わり！閉廷！

未来はやはり攻めか、乙です

>>2
伊吹翼(14) Vi/An
http://i.imgur.com/Ro4vPdM.jpg
http://i.imgur.com/vPw1mZ8.jpg

春日未来(14) Vo/Pr
http://i.imgur.com/aQyOApp.jpg
http://i.imgur.com/duX1DGj.jpg

最上静香(14) Vo/Fa
http://i.imgur.com/CfNZjkM.jpg
http://i.imgur.com/5SWvO8g.jpg

14歳組は乱れてるな...
改めて乙です

>>36
矢吹可奈(14) Vo/Pr
http://i.imgur.com/sgCIXVl.jpg
http://i.imgur.com/1qJgUVy.jpg

北沢志保(14) Vi/Fa
http://i.imgur.com/4s2FnME.jpg
http://i.imgur.com/HVDGRXD.jpg