執務室
大淀「どうしたんですか?唐突に」
提督「いや執務作業の間に漫画やアニメと見てたりすると時々思ってしまってな」
神風「例えば…どういう娘の事なのかしら?」
提督「メジャーな所で言うとアイドル界のニュージェネレーションの一人、島村”卯月”ちゃんとか」
提督「その業界の大手プロ所属の高槻”やよい”ちゃんに、我那覇”響”ちゃんとかかな」
神風「あ、あいどる?」キョトン
大淀「那珂ちゃんみたいな人達の事ですよ」
神風「えっ…そんな人達がっ!!?」
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神風「秘書官なのにそういうのに疎くてすみません……」ペコペコ
大淀「いいのよ。それにしても挙げるのが見事にアイドルばかりですね。提督はアイドルオタクなんですか?」
提督「誰がアイドルオタじゃ!まず、そんなライブ行ける暇なんかどこにもねーから!!」
大淀「執務作業の合間に漫画にアニメと見る時間は作れるのに…?」ジー
提督「うっ…」
大淀「まぁ提督業もきちんとされた上でされてるようなので私からは何も言いませんが…」
神風「司令官って凄いのよ!書類書き始めたと思って振り向いたらあにめや漫画見てたりするんだもの!」
神風「だから仕事取り掛かる振りじゃないかと書類に目を通して見たらきちんと終わってたの!あの速さ島風以上よ!並大抵の提督には出来ないわよね!!」ブンブン
大淀「分かりましたから砲塔を振り回さないで下さい(提督…もはや執務業だけは秘書官付ける必要ないのでは?)」
大淀「コホン。アイドルプロダクション所属のアイドル達は芸名か分かりませんけど、噂によると私達の元となる海軍の艦艇からその名前を取っていると言われてますよね」
神風「…?」
大淀「今のを神風さんに分かりやすく言うと戦艦ルールですね」
提督「確かその仮説聞いた事があるような…」
大淀「まぁその大手プロの影響か今ではアイドルプロダクションだけに限らず漫画にアニメ、ゲームとキャラに困ったら使われるようになったみたいですけれども」
提督「大淀ってそんな事まで詳しかったっけ?」
大淀「カァー///」
大淀「提督に呼ばれる事が多くてそれで近くに居る事が多いから気になってついつい調べちゃっただけの事ですよ!」
提督「うー…ん?」
神風「そのあいどる業界にあにめや漫画じゃないけど、テレビで見た”天龍”って人はその戦艦ルール?に当て嵌まるのかしら!!」
提督「今タレントしてるあの人な。昔は相撲やったりプロレスしてたりしてたみたいだが…うーん。それに近いんじゃないか?」
神風「へー」キラキラ
大淀「そ、れ、で!話を戻させて頂きますけど、私を呼び出してアイドル業界から漫画やアニメにゲームと言った提督の趣味を引き合いに出され話されましたが」
大淀「提督は今から何をしようと考えてらっしゃるんですか!!?」
提督「艦娘と同じ名前や容姿が似てる子が今どの位いるかこの鎮守部の長(提督)として調べておきたいだけさ」ニッ
大淀「(絶対興味本位で思いついた事を取ってつけて調べようとしてますね…鎮守府の長って、提督権限並に便利な言葉ですよねぇ全く……」ブツブツ
神風「あの…大淀さん、声……あ、聞こえてなさそう」
…ということでかなり前から書こうと思ってた艦娘の名前被りに容姿被りといったネタを書いて行こうと思います
長く続ける予定はありませんがすみませんが不定期更新になるだろうと思いますので完結まで気長に見守っててもらえると嬉しいです
明石「それで何で私が呼ばれてるんでしょうか…」
神風「分かりました!明石さんのすっごい発明で私達と名前が同じ人や容姿が似てる人を別の世界から呼んでもらうんですねっ!!」キラキラ
明石「いやいや、そんな期待の眼差しで見られても私にも出来る事と出来ない事位あるからっ!?」
大淀「いえ…明石さんは当てにしておりませんので」
明石「えっ…だったら何で私を呼んで……」
提督「本命はこっちだ。入れ」
トテトテ
明石(アズレン)「指揮官お呼びかにゃ」ピョコン
神風「!!?」
明石「な、なぁ、なんで!他所の所の艦娘がここにいるんですかぁ!!?」
明石(アズレン)「えっ言ってなかったのかにゃ?」
提督「」コクリ
明石(アズレン)「この指令官はウチの所の指揮官も務めてるのにゃ。要は兼任にゃね。そこでさっき言ってた話を聞いて面白そうにゃと思ってこの明石が態々こっちに出向いたわけにゃ」
明石「今明かされた衝撃の真実なんですけど…」
神風「えっもしかしてこっちの人も明石さんなんですか?って事は、明石さんが二人?????」
大淀「そう言うことになりますね…この人は一体休みを使って何をしてるんだか」アキレ
明石(アズレン)「ここの明石はへっぽこって聞いてたにゃからね。ここでも明石の実力を見せつけて明石の株を上げるにゃ」
明石「へ、へっぽこ」ガーン
大淀「(駆逐艦の子達は知らないけど…彼女は本当に何を工作してもらってもガラクタ品しか生まないから、司令官が別の世界の彼女を頼ったのも納得出来るというのが何とも………)」
神風「司令官、具体的にはこちらの明石さんをお呼びして何をお願いされたんですか?」
提督「それは……」
明石(アズレン)「指揮官、明石が言うにゃ!名前が同じか容姿が似てる…そういったやつが今現在ここにどの位いるのかまず把握を行って」
明石(アズレン)「後々こっちの世界にそういった奴を呼びよせる…段取りを取ってるにゃ!!…た、多分出来るはずにゃ」ビシッ
神風「おー(分かってない)」キラキラ
大淀「最後物凄く頼りない発言が聞こえたような……」
大淀「それよりも別世界から呼び寄せるなんて非現実な事可能なんですか!?」
明石「そうだそうだー!」ブーブー
提督「こういった所だけ我に返ってブーイングに入って来るなよ。明石…」アキレ
明石(アズレン)「(未来の猫型ロボットが使用したアイテムの中に似たような用途で使用できる物があったような…それを参考にすればあるいは………」ブツブツ
大淀「思いっきり危ない発言してますけど大丈夫なんですか!!?」
提督「大丈夫だ。問題ない」フルエ
大淀「……ハァ(期待しないでおいた方が良さそうですね)」
神風「あっ今から取り掛かるんですよね?今の間に神風が提督に前教えてもらった名前の子達や容姿が似た子達を探してくるわねっ!」バッ
明石「あっ行っちゃった……」
提督「…あいつの知識でちゃんと調べて来られるのかが一番心配だ……」ズーン
続きます
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