No.107 銀河眼の時空竜「お兄ちゃん!朝だよ!早く起きないと遅刻しちゃうよ!」
兄「う…んん……あと五分………」ゴロッ
No.107 銀河眼の時空竜「もう!起きないとお兄ちゃんの上にダイブするよ!」
兄「んっ…もう、わかったよ……ふわぁ~~~~……」
No.107 銀河眼の時空竜「朝ごはん出来たから早く降りてきてね!」
兄「へ~い…」ポリポリ
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兄「おはよ………」
母「もう、また兄ったらギリギリまで起きて、みんなもうご飯食べちゃったわよ」
兄「支度なんて五分ありゃ終わるよ」
母「もっと余裕持ちなさいよ!そんなにいつもギリギリだと本当に遅刻するよ!」
兄「しないようにするって…」
No.107 銀河眼の時空竜「お兄ちゃんの支度速いけど雑だから寝ぐせ酷いんだよね~」
兄「いいんだよ少しは髪ボサボサのほうがかっこいいだろ」
No.107 銀河眼の時空竜「それはない」キッパリ
兄「酷い…」
バタン!
兄「行ってきまーす」
No.107 銀河眼の時空竜「行ってきまーす!」
母「いってらっしゃーい」
兄「………」テクテク
No.107 銀河眼の時空竜「………」テクテク
ぎゅっ…
兄「ん?」
No.107 銀河眼の時空竜「えへへ~///」
兄「お、おい…そんなにくっつくなよ、恥ずかしいだろ…」
No.107 銀河眼の時空竜「私は恥ずかしくないよ_」
兄「お前が恥ずかしくなくても俺が……」
兄「まあ、いいか。たまには」
No.107 銀河眼の時空竜「ふふふ///」
兄「それじゃあ俺はこれで、また帰りにな」
No.107 銀河眼の時空竜「うん、またねー!」
No.107 銀河眼の時空竜「はぁ…この学校の時間のせいでお兄ちゃんと離れ離れになるの嫌だな…」
No.107 銀河眼の時空竜「学校がなくなればお兄ちゃんと毎日会えるのに…」
No.107 銀河眼の時空竜「まあ愚痴ってても仕方ないよね、学校行かないと」バッ!
ビュオォォォォォォォォ!!!
学校
兄の友「よぉ、今日も妹さんと一緒に登校したらしいな」
兄「なんで知ってんだよ」
兄の友「あんなに目立つ兄妹なんてお前くらいしかいないだろ」
兄「あぁ~…」
兄の友「それにしてもお前の妹いつ見てもかっこいいよな!」
兄「はっ?かっこいい?」
兄の友「かっこいいだろ!あんな姿していてカッコよくないと思えるほうがどうかしている!」
兄「いや言いたいことはわかるんだが…妹にかっこいいって表現はおかしいんじゃないか?」
兄の友「そうか?別におかしくないだろ」
兄「うん?……それもそうか」
教師「それでは今日は50m走を行います!」
男子A「俺実は今まで本気を出していなかったんだ…悪いな、今日は勝たせてもらうぜ」
男子B「それじゃあ見せてくれよ、お前の本気が全国大会目指している俺に通用するかどうか」
女子「もう、男子ったらこんなことでムキになるなんて本当に子供ね、そう思わない?タキちゃん?」
No.107 銀河眼の時空竜「ねー」
教師「それじゃあ最初はNo.107 銀河眼の時空竜だ、準備して!」
No.107 銀河眼の時空竜「はい!」
教師「位置について」
No.107 銀河眼の時空竜「……」グッ
男子A「さて、俺の出番が来る前に足でも揉んでおくか」
男子B「どうせ何したって無駄さ、俺が一番に決まってる」
バァン!
ギュオォォォォォォォン!!!
ブワァアアアアアアアアア!!!
ゴォォォォォォォォ………
生徒たち「」
教師「記録は?」
記録係「え?あ…すいません、押し忘れていました…」
教師「仕方ない、それじゃあNo.107 銀河眼の時空竜のタイムは滅茶苦茶速いでいいか」
男子A「……なんかめっちゃハズイ…」
男子B「アホらしくなってきた」
女子「自分の過ちと向き合い反省する、それが大人というものだよ男子たち」
放課後
兄の友「よう、こんなところで会うなんて珍しいな。まっすぐ帰らないのか」
兄「ちょっと買いたいものがあってな」
兄の友「ケーキ屋?」
兄「ああ、今日は妹が初めて家にやってきた特別な日なんだ」
兄「だからそのためにケーキを買おうな」
兄の友「ふ~ん、そうだったのか」
兄「というわけで俺はケーキを買いに行くから、またな」
兄の友「おう」
兄の友「できた妹さんの次はできた兄さんかよ泣かせるじゃねぇか」
ドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!
兄の友「!?」
兄の友「な、なんだよこれ…嘘だろ…?」
No.107 銀河眼の時空竜「それでねー、お兄ちゃんったら…」
女子「タキちゃん本当にお兄ちゃんが大好きなんだね!」
No.107 銀河眼の時空竜「うん!お兄ちゃん初めて会った時から不愛想だけどずっと優しくしてくれてね!もうすっごく大好き!」
No.107 銀河眼の時空竜「結婚しちゃいたいくらい好き!」
女子(愛が深い)
prrrrrrrr
No.107 銀河眼の時空竜「あ、電話。ごめんね、ちょっと待ってて」ピッ
No.107 銀河眼の時空竜「はい、もしもし。あ、お母さん?」
No.107 銀河眼の時空竜「………えっ?」
女子「どうしたの?」
No.107 銀河眼の時空竜「ごめん、先に帰るね…!」バッ!
ビュオオオオオオオオオオオオオオ!
女子「あ!ちょっと!」
病院
兄だったもの「」
母「一体どうして…」
医者「力は尽くしたのですが…」
父「一体なんでこんなことになったんですか!」
警察「トラックの運転手が居眠りをしていてケーキ屋に突っ込み、巻き込まれました」
父「そのトラックの運転手はどこだ!ぶっ飛ばしてやる!」
警察「それが、追突時に彼も死亡しており…」
父「くっ…!それじゃあこの怒りをどこにぶつければいいんだ!」
No.107 銀河眼の時空竜「そんな…あのお兄ちゃんが…」
No.107 銀河眼の時空竜「引き取られて、初めて会った時に何も言わずにお菓子をくれたお兄ちゃん…」
No.107 銀河眼の時空竜「遊びに連れてってってお願いしたら色々めんどくさそうにしていたけどたくさん付き合ってくれたお兄ちゃん…」
No.107 銀河眼の時空竜「私に居場所を与えてくれたお兄ちゃん…私の……私の………」
No.107 銀河眼の時空竜「うぅ………」
No.107 銀河眼の時空竜「うわあああああああああああああああああああああああああああん!」
ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!
兄の部屋
No.107 銀河眼の時空竜「お兄ちゃんの部屋…何度も入ったことあるけど…こんなに静かなのは初めて…」
No.107 銀河眼の時空竜「この本棚の後ろにお兄ちゃんの妹物のエキサイトな本があったんだよね、こっそり夢中になって読んでたなぁ」
No.107 銀河眼の時空竜「あっちの物置、かくれんぼに使っていたんだよね、狭すぎてすぐ見つかっちゃった…」
No.107 銀河眼の時空竜「この机、お兄ちゃんのものがたくさんある。当たり前だけど…」
No.107 銀河眼の時空竜「ノートに、鉛筆、漫画本に、ゲーム機…あれもこれも…お兄ちゃんの…」
No.107 銀河眼の時空竜「辛いよ…思い出が…こんなに苦しいものになるなんて…でも捨てたくない…苦しいけど捨てたくない…」
No.107 銀河眼の時空竜「一体どうしたらいいの……」
ヒラッ…
No.107 銀河眼の時空竜「…?」
No.107 銀河眼の時空竜「手紙?」ピラッ
No.107 銀河眼の時空竜「私がこの家の養子になってから…年目」
No.107 銀河眼の時空竜「今までは家族でお祝いしていたから今度は自分自身でお祝いしたい」
No.107 銀河眼の時空竜「これは記念のケーキとプレゼントのカード……」
No.107 銀河眼の時空竜「これで妹も、立派にイメチェンしてくれ…」
No.107 銀河眼の時空竜「……」
No.107 銀河眼の時空竜「ありがとう、お兄ちゃん」ギュッ…
No.107 銀河眼の時空竜「お兄ちゃんはこんな私をずっと支えてくれた、昨日までずっと助けてもらった」
No.107 銀河眼の時空竜「そして今度は、私が助ける番だよ!」カン☆コーン!
No.107 銀河眼の時空竜「私はRUM-バリアンズ・フォースを発動!」
No.107 銀河眼の時空竜「このカードは、自分のエクシーズモンスターをランクアップさせ」
No.107 銀河眼の時空竜「カオスエクシーズモンスターを特殊召喚する!」
No.107 銀河眼の時空竜「私は私自身でオーバーレイネットワークを構築!」
No.107 銀河眼の時空竜「カオスエクシーズチェンジ!」
No.107 銀河眼の時空竜「逆巻く銀河を貫いて、時の生ずる前より蘇れ。永遠を超える竜の星! 」
No.107 銀河眼の時空竜「顕現せよ、CNo.107!」
No.107 銀河眼の時空竜「 我が魂に宿りし粒子No.107 銀河眼の時空竜! 今、光を超えた力となりて時を逆巻け! 」
CNo.107 超銀河眼の時空竜「CNo.107 超銀河眼の時空竜!!!」 RANK9 ATK4500
CNo.107 超銀河眼の時空竜「CNo.107 超銀河眼の時空竜の効果発動!!!」
CNo.107 超銀河眼の時空竜「オーバーレイネットワークを一つ取り除くことで」
CNo.107 超銀河眼の時空竜「私は、時間を巻き戻す!!」
CNo.107 超銀河眼の時空竜「タイム・タイラント!!!」
ギュルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!
兄「というわけで俺はケーキを買いに行くから、またな」
兄の友「おう」
兄「すいません、予約していた……」
ゴォォォォォォォォ!!!
兄「!?」
トラック運転手「ZZz………」
兄(あ、これ…死んだ…)
CNo.107 超銀河眼の時空竜「アルティメット・タキオン・スパイラル!!!」ゴォォォォォォォォ!!!
トラック運転手「ZZz………―――――― 」ジュッ………」
兄「はぇ?」
CNo.107 超銀河眼の時空龍「お兄ちゃん!」
兄「い、妹!?その姿は…!」
CNo.107 超銀河眼の時空龍「よかった…生きてて本当によかった…!」
兄「…そうか、俺はあの瞬間、死んだんだな」
兄「そして妹が俺の部屋で見つけたこのカードを使って、過去に戻り俺を助けたというわけか」
CNo.107 超銀河眼の時空龍「うん…うん!」グスッ
兄の友「おい!大丈夫か!」
兄「お前…」
兄の友「突然大きな音がしたと思ったらトラックが突然蒸発して!」
兄の友「…ってなんだそのドチャクソかっこいいドラゴンは!」
兄「ああ、俺の自慢の妹だ!」
兄の友「妹!?」
CNo.107 超銀河眼の時空龍「えへへ///」
兄「ごめんな、ケーキはお預けだ」
CNo.107 超銀河眼の時空龍「いいの!私にはお兄ちゃんがいてくれるだけでそれで幸せなの!」
兄「ああ、俺も妹がいてくれるだけで幸せだ」
兄「これからも家族一緒で暮らしていこうな」
CNo.107 超銀河眼の時空龍「うん!お兄ちゃんだ~い好き!!!」
終わり
ミス >>16
×CNo.107 超銀河眼の時空竜「CNo.107 超銀河眼の時空竜!!!」 RANK9 ATK4500
〇CNo.107 超銀河眼の時空龍「CNo.107 超銀河眼の時空龍!!!」 RANK9 ATK4500
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