提督「俺は暁に逆らえない」 (39)

・このSSでは暁が本来の性格とはやや異なります 
・Sっ気が苦手な方は見ない方が良いです 
・そんなに長く続きません


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1529420003


金剛「エー!?何デ!?何でデースか~!?」

提督「文句いうな、これから当面の秘書艦は暁に決まった。これは決定事項だ」 
 
暁「ふふん!ようやく暁が一人前のレディーとして認められたのよ!」ドヤア 
 
暁「見ててね金剛さん!これからはレディーとして私が提督をサポートするから!」 
 
金剛「ぬううううん!」(血涙)  
 
暁「ひうっ!?」ビクッ

 
提督「金剛!?大丈夫か!?色々と女子としてやばいことになってるぞ!?」 
 
金剛「ぐうううう!....この私があんなお子様に先を越されるとハ......」 
 
暁「な...なんですって!? ぷんすか!」

金剛「どんな手を使ったかは知りませんが....まあ今回のところは私の負けにしてあげマース....」プルプル 
 
提督「(涙目だ....)」


金剛「DA☆GA!私はめげまセーン!いつか必ずその席を奪いとって見せマース!」 
 
金剛「それまで!その小さくててかわいらしいneckをwashingして待ってるがいいデース!」

 
金剛「ふえええええん!悔しいデース!」 
 
バタン! 
 
暁「あーあ....行っちゃったね金剛さん」 
 
提督「(見てて気の毒だな....)」

暁「クスクス....ふふふっ♪」 
 
暁「ねえ?今の見た?司令官」 

提督「えっ」 

暁「いいお姉さんがあーんなに目をうるうるさせてべそかいちゃって.....」

暁「お子様みたいでか~わい~、ほんと笑っちゃう♪」 
 
提督「お....おい....暁......」


暁「まっ....だからって秘書艦の席譲る気は更々無いけどねぇ~ふふっ」 
 
暁「さーてと.....邪魔者も居なくなった事だし....これから暁とイイコトしよ?しれーかん?」ニタア 
 
暁「暁との約束、忘れないでよね?」 
 
暁「ふふっ.....ふふふふ♪」

 
提督「ヒエッ......」

遡ること数日前 
 
提督「はーカレー美味かったー、さてと....面倒だけど午後の業務もしないとなー....」


ドカッ 
 
提督「痛っ!」


電「はわわわ!司令官さんごめんなさいなのです!」 
 
提督「電か、こっちこそすまん、怪我は無いか?」 
 
電「大丈夫なのです!お気遣いありがとうなのです!」

 
提督「そうか....ん?電、足元にハンカチが落ちてるぞ?さっきぶつかったせいか」ヒョイ 
 
提督「あれ?これ暁のじゃんなんで電が持ってるんだ?」

電「実は....さっき食堂に来たら暁ちゃんが忘れて行ったのを見つけたのです」 
 
電「とりあえず拾いはしたけど電はこれから遠征があるからすぐには届けられないのです」 

電「それで、どうしようかなって考えながら歩いてたら......」

提督「俺にぶつかっちゃったわけね

......」 
 
提督「わかった!じゃあ俺が今から暁に届けとくよ!提督室からもそんなに離れてないしな」 
 
電「本当ですか!?ありがとうなのです!司令官さん!」 
 
提督「そんなに気い遣わなくていいから、また困ったらいつでも相談してくれ!」

~駆逐寮 第六部屋前~

コンコン 
 
提督「おーい入るぞ~?暁いるかー?」 
 
提督「返事がないな....まあ居なきゃ居ないで机の上にでも置いとけばいいか...」ガチャ 
 
 
 
響「うっ.....ううっ....」モゴモゴ 
 
暁「ふふ....その自由を奪われた姿....とっても可愛いわよ?響」 
 
暁「ねえ?今どんな気持ち?実の姉に手足縛られて言葉責めにされて....」 
 
暁「悔しい?惨め?それとも...ひょっとして興奮してるのかしら?」

提督「お....おい!二人とも何やってんだ!」 
 
暁「あちゃー.....バレちゃったかぁ...」ニヤア 
 
提督「響!?大丈夫か?待ってろ...今取ってやるから....」ガサゴソ 
 
響「プハっ.....司令官....助かったよ.....」


響「ありがとう....私....不安で不安で....」ウルッ 
 
提督「おい暁!?響に何してるんだ!こんなに嫌がってるじゃないか!?」


暁「司令官はすっこんでてよ、今いい所だったのにぃ.....」

提督「(な.....こいつ本当に暁か?普段と態度も性格もまるで違う....)」

提督「まさか....また明石の変な実験か何かで....」

2レス目の暁は司令官呼びのはずなのになぜか提督呼びになってる事に今更気づきました、すんません

響「違うんだ司令官.....信じられないかもしれないけど....」

響「今まで本性を隠してただけで....暁は元からこういう性格なんだ」

提督「なっ.....」

暁「そ♪子供っぽく振る舞っとけば色々得できるからねぇ」 
 
暁「早く立派なレディーになりたい?そんなわけ無いじゃない、こんな都合のいい特権自分から捨てるなんて馬鹿のすることね」クスッ 
 
響「.......ね?わかっただろう?」


提督「でも....じゃあなんで響がこんな目に合わなくちゃならないんだ?」

響「さっき見たように....暁は人が困ってる表情を見るのが大好きなんだ...それで日頃のストレスを解消してるみたいで...」

響「私がそれに付き合わないと....何も知らない雷と電に同じことをするって言われて...仕方なく....」 
 
提督「暁...お前....!」


暁「本性知られちゃったかぁ....でもどうする?司令官」 
 
暁「この事みんなに言い触らしちゃう?でも普段の私とギャップがありすぎて誰にも信じて貰えないかもねえ」 
 
暁「いざとなったらしれーかんよりもっと上の人に『司令官に変な噂を流される』って言えばいい話だし♪」

提督「.....どうすれば響から手を引ける?」

暁「そうだなあ....一番いいのは司令官が身代わりになってくれる事かなあ?」 
 
暁「奪われた分のおもちゃは補充してくれないと♪」 
 
提督「....」 
 
提督「わかった....本当にそれでいいんだな?」 
 
暁「おっけー!交渉成立!正直響のリアクションにも飽きてきたし丁度良かったぁ♪」


響「だめだ司令官!仮にもここのリーダーが私の為にそんなこと....」

提督「心配すんな!こっちは何とかするからお前はゆっくり休んでろ!」 
 
提督「(この時俺は、相手が俺相手なら暁も下手な事は出来ない...後はストレス解消に適度に付き合ってやるだけで済む...そう考えていた)」 
 
提督「(だが.....そんな考えは甘かったと後々痛感することになる....)」

今日はこれで終わりです、明日で完結します、見て下さった方々ありがとうございました 
 
ハ....ハンカチには名前が書いてあったんだよ(震え声) 
描写不足でしたサーセン、もうちょっと慎重に書きます

こんばんは、続き書いていきます 
今日で終わりです

~提督室~ 
 
暁「じゃあまずは暁がハグしてあげる」ムギュ 
 
提督「なっ!?」カアア//// 
 
暁「あはっ、しれーかんか~わい~、こんなことで顔赤くしちゃって♪」 
 
提督「ど....どういうつもりだ?」ビクッ

 
暁「どうもこうも無いわよ、暁は司令官の困った顔が見たいだけ、それ以上でもそれ以下でも無いわ」 
 
暁「これから色々してあげるから覚悟しといてね?」ムギュ

 
提督「(なるほど....響と違って俺は上司だからこういう手段を取って来たわけか....)」

提督「(でもこれだったら寧ろ嬉....)」

暁「嬉しいご褒美.....とでも思ってる?」


提督「!?」

暁「暁は司令官の鼻の下伸ばした顔が見たいんじゃ無いの.....困った顔が見たいのよ?」 
 
暁「まあ私みたいな美少女相手じゃ仕方ないかもねぇ.....で・も」 
 
暁「変態さんな司令官にはちょっとお仕置きしなきゃね?」 
 
ギュウウウウ 
 
提督「(ううっ....!く.....苦しいっ!?)」


提督「(ハグが締め付けに変わってきているっ!?)」

提督「あ...暁!離してくれ!きついっ!」 
 
暁「ふふ.....離して欲しい?.......じゃあねぇ......」


暁「『私は暁ちゃんにハグされて鼻の下伸ばしちゃう変態です』って言えば離してあげる♪」 
 
提督「なっ!?」

暁「ほらほら♪どうする?」ギュウウウウ 
 
提督「苦しいっ!わかった!わかったから!」


暁「はいじゃあ言って?さん、にー、いち」 
 
提督「わ.....私は暁ちゃんに......ハグされて鼻の下伸ばしちゃう.....変態です.....」カアア////

 
暁「はい、よく言えましたねしれーかん」パッ

提督「ハア.....ハア.....」

暁「ふふ.....いい子いい子♪」ナデナデ 

提督「(こ....こいつ.....想像以上にヤバいぞ.....的確に人の恥ずかしいと思うポイントをついて来る.....)」

提督「(くそっ.....こんな恥ずかしい思いしたのマジで久々だっ.....!)」

暁「じゃあ次は何して遊ぶ?しれーかん?」

提督「お....お前はしばらくその辺の掃除してろっ!」

暁「えー」

 
提督「秘書艦になったからには雑用を手伝う義務があるはずだぞ、今はそれに従って貰う」 
 
暁「さっき恥ずかしい思いされられたからって急に畏まっちゃって♪」クスッ  
 
提督「うっ!?」


暁「まあいいわ、しばらく遊ばせて貰うからこれくらいはしてあげないとね?」 
 
提督「(ふう.....とりあえずはこれで安心だろう.....)」


提督「じゃあ....バケツと雑巾渡すからそこの棚でも拭いててくれ」
 
暁「はーい♪」

暁「ふんふふ~ん♪」フキフキ 
 
提督「(上機嫌だな....俺にちょっかいかけれたのがそんなに嬉しかったのか....)」


提督「(まあ流石に雑用中はあいつも何も出来ないだろうな.....)」

提督「(さて.....俺も落ち着いたしそろそろ仕事に......ん?)」ジロッ 
 
暁「♪」フキフキ 
 
提督「(あいつ....あんなにスカート短かったっけ......?)」


提督「(中腰で拭き掃除してるだけなのに.....今にも見えそうだぞ....大丈夫なのか?)」

暁「.........」

パシャ 
 
提督「?シャッター音?」


暁「あはっ♪撮れちゃった、暁の後ろをガン見してるしれーかんのか・お♪」スッ

 
提督「なっ!?」 
 
暁「ほんとにしれーかんって単純だよね~ちょっとスカート短くしただけでこれなんだから」 
 
提督「ち....違う!俺はただ気になっただけで」 
 
暁「ふ~ん.....気になって凝視しちゃったんだぁ?イケナいんだぁ♪」


提督「....!」ドキン 
 
提督「お.....お前.....最初からこれを狙って.....!」 
 
暁「ふふ...暁のおもちゃになったんだからどんな時でも気を抜いちゃ駄目なんだから♪」 
 
提督「(末恐ろしい奴だ....)」


暁「さ!司令官、次はナニして遊ぶ?」

コンコン 
 
????「失礼するぜ!」 
 
提督「あ.....ああ!入れ!」 
 
摩耶「よっす提督!今演習から戻ったぜ!」 

提督「摩耶か、お疲れ様」

 
摩耶「聞いたぞ?暁、秘書艦になったんだって!?」 
 
暁「ようやく暁もレディーとして認められたのよ!えっへん!」


提督「(い....いつも見てる暁に瞬時に変わった....)」 
 
摩耶「まあこいつ頼りないから頑張ってサポートしてやってくれ!」 
 
提督「おい」 
 
暁「任せて!他のみんなに負けないくらい一生懸命頑張るわ!」


摩耶「そ....それでだ....提督」 
 
提督「ん?」 

摩耶「アタシ.......今日の演習で久々にMVP取れたんだ....」モジモジ 
 
提督「マジか!最近スランプ気味って聞いてたが.....ついに日頃の成果が出たんだな!」 
 
提督「凄いぞ摩耶!」


摩耶「エヘ....えへへへ....ありがとうな...提督....でも....褒めても何も出ねえぞ?」

摩耶「(やった.....!褒められたぜ.....!)」

バシャ!

摩耶「ううっ!?冷たっ!?」

提督「あーあ......バケツの水ひっくり返したのか....大丈夫か?摩耶」 
 
摩耶「あ....ああ」 
 
暁「ご....ごめんなさい!摩耶さんが褒められてるの見て...暁も頑張らなきゃって思ったら....手が滑って....」ウルウル 
 
摩耶「はは!気にすんな!それよりもそのやる気を提督に向けてやってくれ!」 
 
暁「あ....ありがとう....摩耶しゃん....」ウルウル 
 
摩耶「じゃあアタシは部屋に戻るな!じゃあな!」


提督「おう、ゆっくり休めよ」 
 
バタン 
 
提督「全く.....本性はそれでもやっぱドジなんだな....まあ摩耶も怒って無いようで良かった....次からは気を付けろよ?」

暁「ククッ......ふふふふ......」

暁「あはははははっ!」 
 
提督「あ.....暁.....?」


暁「思った以上にピュアなのね?しれーかん」 
 
暁「あんなのわざとに決まってるじゃない♪」 
 
提督「な.....!?」


暁「全く....金剛さんにしろ摩耶さんにしろ.....揃いも揃って提督提督って....」

暁「ホント馬鹿だと思わない?もう司令官は暁から逃げられないのにね♪」 
 
提督「お前.....なんでそんなことを....」


暁「誰だって自分のおもちゃに唾付けられるのは嫌でしょう?」 

暁「それに知ってた?摩耶って提督のこと好きなのよ?特に演習のレギュラーメンバーの中では有名なの」 
 
提督「なっ!?」


暁「でもさっきのはあからさま過ぎたなぁ.......所詮叶わぬ恋なのにね」

 
暁「で、ムカついたからちょっとお仕置きしてあげたのよ♪」 
 
提督「.....!」ゾクッ

暁「あはぁ♪その表情最っ高に素敵だと思うわ♪司令官」  
 
暁「しれーかん、暁の事.....怖い?」ムギュ 
 
提督「ひ.....ひいっ!」ガクブル 
 
暁「こんなに怯えちゃって.....お子様みたいでか~わい~♪」 
 
暁「でも安心して?これからゆ~っくり.....じ~っくり時間をかけてしれーかんの面倒見てあげるからね?」 
 
暁「しれーかんだけのレディーとして....しれーかんのこと.....暁色に染めてあげる♪」

~第六の部屋~  

電「全く.....暁ちゃんも物好きなのです....」

電「あの大した取り柄も無いヘタレ司令官さんのどこがいいのか.....理解に苦しむのです」 
 
雷「あの適度な無力って雰囲気がいいんじゃない!その様子じゃ電もまだまだお子様ね」 
 
響「まあ何にせよ一芝居打った甲斐があったよ、暁もお陰で大満足だ」 
 
雷「暁と交代制になるのがちょっと不服だけどそこは仕方ないわね!」 
 
雷「もう少ししたらうんと甘えさせてあげるから待っててね!司令官!」 
 
電「電は司令官さんなんかどうでもいいのです。でも司令官さんを傀儡状態にすれば鎮守府で踏ん反り返ってる戦艦空母共を裏から顎で使えるのです」  

電「だから.....逃がさないのです、司令官さん」 
 
雷「逃がさないわ!司令官!」 
 
響「逃がさないよ、司令官」 
 
 
 
暁「逃がさないんだから♪しれーかん♪」

これで終わりです、見てくださった方々ありがとうございました。 
 
どうしてもドSロリが書きたかったんです('A`)

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