【デレマス】さようなら、ちひろさん (51)
――事務所
モバP(以下P)「これは……この写真はどういうことですか!?」
ちひろ「……」
P「黙っていてもわからないでしょう……」
ちひろ「……マセン」
P「ん?」
ちひろ「スミマセン……スミマセン……ゴメンナサイ……」ポロポロ
P「ち、ちひろさん……?」
ちひろ「わ……私は……私は……もう」
「この事務所にはいられません……」
「さようなら……モバPさん」
(そして……大好きな人)
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デレマス過去捏造系SSになります
ちっひファンにマストレ(麗)ファンに瞳子さんファンの人、ごめんなさい
――遡ること数日前
裕子「えっと資料室は……あ、ここですね!」
雫「はい、早苗さん。マスターキーですよ」
早苗「でプロデューサーのコードを入力っと」カチャカチャ
ガチャ
裕子「開きました!」
早苗「ふーん、意外にこざっぱりしてるわね」
雫「写真とかは全部メモリーとかに移したって聞いてますよ」
裕子「なるほど、サイキックですね!」
早苗「はいはい、今度の6月20日ぐらいにようやくセクシーギルティでCDが出るんだから、そのPR写真を探しに来たんでしょ」
雫「説明お疲れ様です」
裕子「このパソコンを使えばいいのですね?」ポチッ
ウィーン
早苗「あ!ちょっとは人の話を聞きなさい!」
…………
……
裕子「こんなもんですね」
早苗「あ、アニメの方はほかのメンバーが写っていたらアウトだからね!」
雫「はぁい、じゃあメモリーに移しますね」カタカタ
早苗「じゃあ……」
裕子「ところで、せっかく資料室なんて珍しいところに来たんですから。屋探ししませんか?」
室「いいですねぇ……昔の私達とかの写真があるかもしれませんしね」
早苗「昔……」
早苗「じゃあ……」
裕子「ところで、せっかく資料室なんて珍しいところに来たんですから。屋探ししませんか?」
雫「いいですねぇ……昔の私達とかの写真があるかもしれませんしね」
早苗「昔……」
瑞樹『昔のキャスター時代?な~んのことかな~』
菜々『昔の写真ですか!?ナナは17歳ですから、なうでやんぐなぎゃるですよ!』
心『昔…………見たい?』
雫「でもやっぱり本人の許可をもらわないと」
裕子「そうで「いいじゃないの!」
早苗「皿を喰らわば毒まで!トコトンみんなの過去を見ちゃうわよ!」
裕子・雫「えー」
――というわけで
裕子「とほほ……何かあったら早苗さんに責任取ってもらいますよ」
早苗「大丈夫よ。このマスターナンバーはP君の登録でやってるから、何があってもP君の責任よ」ケラケラ
裕子「サイキック心配です……」
雫「えっとこれなんてどうですか?」
早苗「どれどれ……」ズイッ
裕子「もう知りませんからね」
…………
……
瑞樹『はぁーい、愛知県は名古屋市に伝説のすっごいスパゲティーがあるってやってきました』
『ここがそうなんですね。こんにちはー』カランカラン
店員『いらっしゃいませ、喫茶マウンテンへようこそ』
瑞樹『さっそくだけど、伝説のパスタ、お願いします!』
店員『はい。当店季節限定のいちごパスタになります』
瑞樹『……え?』
早苗「うぷぷぷぷ、み、瑞樹ちゃんのあの顔!」
雫「いちごパスタの被害者は、柚ちゃんだけじゃなかったんですねぇ」
裕子「いけません、これはいけませんよ。おもいっきり、サイキック笑いの沼に入ってしまいましたよ」ケタケタケタ
早苗「はぁ……苦しい。じゃあ次にいくわよ」
裕子「じゃあこれを」
先生役『はーい、じゃあみんな自己紹介してくれるかしら?』
泰葉『はいっ!いちねんよんくみ、おかざきやすはです!』
先生役『うん、元気があっていいねぇ』
泰葉『えへへ』
早苗「かわいい……」
裕子「サイキックかわいいです」
雫「わぁ~泰葉ちゃんかわいいですねぇ」
早苗「ユッコちゃん、データは?!」
裕子「バッチグーです!」
早苗「それじゃあ次よ!!」
カンカンカンカン
司会『はい、おめでとうございます』
『高木順一朗くんと黒井崇男くんで「東京ラプソディ」でした』
『では小学生部門最後の人、お願いします』
菜々『は、はい。よろしくお願いします』
司会『お名前をどうぞ』
菜々『えっと……千葉県からやってきました安倍菜々、小学校六年生です』
司会『菜々ちゃんですね。今日は何を歌ってくれるのかな?』
菜々『は、はい、「憧れのハワイ航路」です』
早苗「」
裕子「」
雫「……あの、何で画面が白黒だったんでしょうか?」
早苗「さ、さぁ……」
裕子「さ、サイキックサイレントマジョリティ……」
雫「それに、菜々さんは安部なはずなのに安倍って……」
早苗「ま、まぁ子どもの頃だから間違えちゃと思うわ。きっと、うん」
裕子(噛んだ……)
雫(噛みましたね)
早苗「き、気を取り直して次にいってみようか!」
悠貴『えへへ、この恰好は恥ずかしいですね』
スタッフ『いいよかわいいよ、悠貴ちゃん』
『じゃあ、ブラジャーを外してみようか』
悠貴『えっ……でも……』
スタッフ『大丈夫だって(パンパン)悠貴ちゃんは小学生だし、映っても問題ないよ』
悠貴『そうなんですか?……じゃあ』
スルスル
『えへへ……恥ずかしいな』
スタッフ『うーん、手でおっぱいを隠しちゃダメだよ。ほら手は足元に』
悠貴『は、はい』スゥー
スタッフ『よーしよし、じゃあパンツも脱ごうか』
悠貴『は、はい』
早苗「……なに……これ……?」
裕子「ひょっとして……危ないヤツですか?」
雫「あ、記録に書いてありますね。地下モノとして売られる予定のを当プロダクションで押収したって」
早苗「悠貴ちゃんのジュニアアイドル時代って……でもここで閲覧できるんじゃあ」
雫「あ、これはプロデューサーでもランク7以上じゃないと見られないみたいですね」
裕子「や、闇深いです」
早苗「……なんかこれ以上見ていると、私達まで犯罪に巻き込まれそうね」
雫「じゃあ、これで最後にしましょう」
つ【服部瞳子現役時代2006年】
早苗「よしっ!でかしたぞ、雫ちゃん!」
裕子「うわ……サイキック切り替えが早いです」
ワーワーワー
瞳子『みんなー!ありがとー♪』
ワーワーワー
瞳子『じゃあ、最後……今日最後の曲は私達三人のデビュー曲でいきますねっ♪』
『じゃあウララちゃんお願い!』
麗『まかせてっ☆』
早苗「ちょっとまったー!!」
裕子「わわわわ、ど、どうしたんですか?」
早苗「いいいい、今のって」
雫「マストレさんですねぇ」
裕子「え゛っ?……今のピンクフリフリで可愛く返事したのが?」
早苗「間違いないわ……もうちょっと見ないと」
ちひろの過去より高木社長と黒井社長のが気になるんですが…
あと某ウサミンッンッ出てた気がするが気のせい、いいね?
瞳子『ウララちゃん、最後まで頑張りましょう♪』
麗『大丈夫!ウララ絶好調D・A・Y・O!』
瞳子『じゃチロちゃんもお願いね』
?『はいっ、チロ』
ちひろ『最後まで頑張ります!』トリプルピース
早苗「い……今のって……」
裕子「髪の毛が編んでいませんでしたが……」
雫「間違いなくちひろさんでした……」
三人(やばいもの見ちゃったわ(です))
早苗「と、とりあえずここを引き払って」
「どこに行くんですか?地獄ならご案内しますよ」
とりあえずここまで続きは明日
黒歴史は封印されたはずじゃなかったんですか!?乙
これは罠だ
ちひろさんがこんなデータの存在を許しておくはずない
次回、帰ってきたちひろさんかしら
皿を食うのか
再デビューさせちゃえば黒歴史じゃなくなるね
皆本当はちひろさんの事愛してるという歴史的事実はどうあっても覆すことはできないのだから
不幸な事になることは到底許されることではないのでハッピーにしてあげてくdさい
>>29
お前…優しいな…あんな鬼!悪魔!ちひろ!と悪名高いちひろを愛してr(謎の扉に引き込まれる音)
ちひろさん事務所の中でも3本指に入る可愛さだからまあ愛されるよね
>>20
二人がアイマス2の段階で50代半ば。そしてここでのウサミンらしき人は小六
あとはわかるな?
>>24
cv石丸さんキャラですな
>>25
他人のデータまではチェックミスということで
>>26
さすがのしきにゃんもUSO800は作れませんよ
>>27
早苗さんですから。あとユッコと雫はお察しで
>>28
一応再デビュー路線は取りません
>>29
なんとかします
そして、さようなら……>>30
ちひろ「……見てはいけないモノを見てしまいましたね」
ちひろ「ふふふ、私の分は全部消したんですが、瞳子ちゃんの中にまだ残っていたんですか」
ちひろ「うふふふ……」
裕子(ややや、やばいです。見つかりました)
早苗(……いい、ユッコちゃん。私と雫ちゃんでちひろさんを抑えるから、その間隙を縫って……このデータをプロデューサー君に届けて)
裕子(むむむ、無理ですよ。サイキック不可能ですよ。あのちひろさんを出し抜くだなんて)
早苗(いいからやりなさい。これはセクシーギルティ存続の危機なのよ)
雫(私からもお願いします。セクシーギルティの為にも……)
裕子(さ、サイキック責任重大です……)
ちひろ「何を話しているかはわかりませんが、もはや袋の鼠ですよ。……命だけは助けますが、記憶は消させていただきます」
ちひろ「さて……誰から行きますか?」コツコツ
早苗(行くわよ、雫ちゃん。3……)
雫(2……)
早苗・雫(1……)
裕子「サイキックダッシュ!」ダッシュ!
ちひろ「ユッコちゃん……違う。本命はこちらかしら?」
早苗「うぉぉぉぉ!!」雫「だぁぁぁぁ!!」
ドシーンッ
ちひろ「さすがはうちの事務所でも超重量級……でも、力だけでは私は押さえ込めませんよ」
グイッ
雫「きゃっ!」
ちひろ「関節部分はどんなに鍛えていても、弱点をさらけ出しているようなものですよ」
グニッ
雫「あうぅぅぅ……」
早苗「やるわね、ちひろちゃん……ならこれは!?」
ガバッ
ちひろ「柔術ですか?しかし、いかに柔術でもフェイントは有効ですよ」
ちひろ「後ろっ!」
早苗「えっ?」フリカエリ
ちひろ「甘いっ!」
ドスン
早苗「うわっ!」
バターン
ちひろ「だから忠告しましたよ。フェイントって」
早苗「うぅ……」
ちひろ「さぁ……え?ユッコちゃんは?」
カチャッ
裕子「サイキック脱出成功!」
タタッ
ちひろ「甘いですよ」
シュルルル
裕子「え?ロープが足に……きゃっ!」
バタン
ちひろ「さぁ、三人共押さえ込みました。では記憶を無くす儀式を始めましょうか」
裕子「ま……まだです。これを……全員にメール送信!」
ポチッ
ちひろ「えっ……」
ちひろ「嘘……嘘……」
ユアユアユアユアメール♪♪♪♪♪♪~
早苗「うわー、すごい数のメールの着信ね」
裕子「あははは、確認しきれません」
雫「た、助かりましたぁ」
…………
……
ちひろ「うぅ……」
P「ちひろさん、何か言いたいことがあるなら今のうちに言ってくださいね」
P「あそこに被害者達がいますし」
留美「これが黒歴史というものね、ヒトミちゃん」
美優「かわいいですよ、ヒトミちゃん」
瞳子「」
ベテラントレーナー「久しぶりに姉さんのあの恰好を見ましたね」
トレーナー「やはりパッションでなくてキュートにするべきだったんですよ」
ルーキートレーナー「えっと……麗お姉ちゃんが息をしてないんだけど」
マスタートレーナー「」
菜々「ナナは……ナナは……57歳……」
泰葉「ふふふ……いきながらえていいのね……この命……」
悠貴「Pサンオッパイトオマタニミラレタ、Pサンニオッパイトオマタミラレタ、Pサンニオッパイトオマタミラレタ……」
瑞樹「ごめんねいちごパスタさん…ごめんねキウイパスタさん……みじゅき…恐かったのよぉ……」
心「おい、どーすんだコレ」
早苗「というか、私達も被害者では?」セイザ
P「あんなのをばらまいた時点で加害者ですよ」
裕子「とほほほ……」セイザ
ちひろ「で、でも……」モジモジ
P「デモでもストライキでもありません!」
P「あ、楓さんと美羽はあちらへ行ってなさい」
楓・美羽「しょぼーん」
ちひろ「だって……恥ずかしかったし……」
P「ちひろさん……そう言う割には隠そうとしていませんよね?」
P「水着を着たりコスプレしたり……仕舞いには、おねシンを堂々とダンスするぐらいですしね」
ちひろ「うぅ……前科ありありでしたぁ」
ちひろ「うぅ……」
P「まぁ、オレからは以上です。あと、可愛いのでちひろさんのこれは永久保存……おや、なんだこの圧縮ファイルは?」
ちひろ「え?……圧縮ファイル?」
ちひろ「あ……ダメっ!それはダメです!」
P「(ピコーン)ちひろさん被害の会のみなさーん、出番ですよー」
麗・瞳子・菜々・泰葉・悠貴・瑞樹「うふふふ」ハイライトオフ
心「うわっ……めっさ恐ぇぇぇ」
ガシッ
ちひろ「ちょ……皆さん……ダメ……謝りますから今だけは」
P「その隙に解凍っと」ピピピッ
P「何かの写真みたいだな……どれ」ポチッ
つ【ちひろちゃんコスプレ写真集】
P「……何だ?うわっ、各イベントの衣裳をちひろさんが……ウェディングドレスに水着にバニーに……うわ制服だけで何十種類もあるぞ」
P「……ひょっとしてみんなが使ったヤツを着用したとかですか?」
ちひろ「違いますよ……衣裳の試作品に手を加えて私のサイズに合うように……直してます」
P「で、それを会社のカメラで……」
(冒頭に戻る)
ちひろ「ごめんなさい……ごめんなさい」
P「……」
P「まったく……そんなんで辞めたら俺には誰がアシスタントをするんですか?」
ちひろ「でも……」
P「はぁ……いいですか?アイドルの経験はある。ダンスも歌もうまい。情報管理はお手のもの。金銭管理は生涯病。手先は器用で衣裳も手直しできる。俺の仕事量についてこれる。むしろ先回りして手伝ってくれる」
P「あとかわいい。由愛が妖精ならちひろさんは天使」
菜々「由愛ちゃんがペルシャで、ちひろさんがクリーミーマミ?」
心「まってちがう」
P「そんなちひろさんを誰が手放すと?いや、仮に会社が首にするというなら、俺も一緒に辞めて一から会社を作ってちひろさんを雇います。むしろ永久就職ドンと来い!」
P「だから、ミスはミスでいいのでみんなに謝って、また明日から一緒に」
ちひろ「……今……なんて?」
P「みんなに謝る?」
ちひろ「さらに前です!」
P「……聞いてた?」
ちひろ「わんもあぷりーず!」
P「俺と……結婚してください」
ちひろ「……」
「……」
「……はい。ふつつか者ですが、よろしくお願いします」
――数年後
P(こうして俺達は結婚した。けどあいかわらずちひろさんは俺のアシスタントを続けている)
P(何故なら……)
ちひろ「はい……はい、わかりました。ではひとまず試着の衣裳を……」
P(やれやれ……ということはそろそろか)
ちひろ「あ、Pさん。うふふ」
P「また衣裳が届くのか?」
ちひろ「はいっ!今度のもすっごくセクシーですよ」
P「やれやれ……」
P(なぜかアレを誘うときはいつもコスプレをするんだよなぁ……近頃めっきり誘ってこないと思っていたが)
P「衣裳が届くその日まで、我慢しなければいけない俺の身にもなってくれよ……」
ちひろ「だめですよ……だって」
ちひろ「私の……そういう日…とっても危険な日なんですからね」
ちひろ「Pさんから貰う命は、大切にいただきますよ」
終
バクハツシロリアジューメ
はい、ありがとうございました。ただのらぶらぶ話でごめんなさい
元は、はすみんが昭和歌謡で好きな曲がPと同じ→それはPが小さいころいなくなった父親の想い出→はすみんの父親は実はPと同じ→禁じられた恋
の予定がなぜかこうなりました。なんででしょう?
次は小春のらぶらぶえっちを予定しています
おまけ
ちひろ「え?心さんの過去ですか?」
早苗「せったくだから、ねっ。ねっ」
ちひろ「ええとたしか……警察24時で逮捕された瞬間が」
早苗「やっぱいいわ」
おおうすまない
>>31
あと二人を言わないと、次の小春編は過去作のL.M.B.G事後編からの続きにしますぜよ
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