□目的
・咲に登場する女の子(プロ含む)と仲良くなって、
・(あわよくば)同じ屋根の下で暮らしたり、
・あんなこと(入部や部の設立)やこんなこと(県大会優勝)をするまでの過程を逝くスレ
・略してSOA安価スレ
・イチャイチャが目的ではありません(棒)
□能力―ステータス―
・性別――
そのままの意味。
男女どちらでも平気だが、
女子の場合は作中キャラから選択となり、男子は京太郎となる
女子だと初期からの警戒が少ないのでやや難易度は低め。
・体力――
行動するために必要なもの。体力ないのに動くと怪我したりする
怪我の功名もあるので、うまく使えば仲良くなることもできたりする
・精神――
その場の空気に耐えるための重要な能力。低いとプレッシャーに押し負けて気絶や逃走もある
また、好感度が高い状態で相手の精神を傷つけると、病んだり、ひねくれたり、
それは安価を反映する主人公自身にも起こりうる
・麻雀――
麻雀においての強さを表し、これが高ければ高いほど麻雀で勝ちやすくなる
ただし、異能相手にはなかなか勝てない
・異能――
麻雀における異能を判定する
一定以上になると、異能習得イベが発生する
こんな感じ。あとは、
・連投は原則禁止(コンマ判定は連投に含まず)
・5分経ってレスなしであれば連投も可
・コンマ邪神に憑かれています(コンマが最悪でもそれは邪神さんのせいです)
・安価取得は1度まで
・ルート入っているので、>>1がルーザーとみなしたものは安価下にします
・上記のルールはルート決定した場合のみ
>>1000について
・本編にて影響を与えるものも可(~が転校してくる。など)
・番外として、本編無関係の小ネタも可
・ただし、本編に影響与えるものをとったとしても、
・ちょっとダメかな(暴力系統など)。と>>1が判断した場合は小ネタになります
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371830983
・過去スレ
【コンマ戦争】京太郎「俺が活躍する!?」菫「当たり前だ、京太郎」【SOA12話】
【コンマ戦争】京太郎「俺が活躍する!?」菫「当たり前だ、京太郎」【SOA12話】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1362756880/)
【コンマ戦争】京太郎「俺が活躍する!?」菫「お前ならできるさ」【SOA11話】
【コンマは】京太郎「俺が活躍する!?」菫「ほん十か?」【ステルス】
【コンマに】京太郎「俺が活躍する!?」菫「九難の道」【お願い】
【コンマ?】京太郎「俺が活躍する!?」菫「その八だな」【お任せあれ】
【邪神コンマ?】京太郎「俺が活躍する!?その7」【SOA】
【悪コンマ?】京太郎「俺が活躍する!?その6」【SOA】
【神コンマ?】京太郎「俺が活躍する!?その5」【SOA】
【良コンマ?】京太郎「俺が活躍する!?その4」【SOA】
【SOA】京太郎「俺が活躍する!?」【安価スレその3】
【SOA】京太郎「俺が活躍する!?」【安価スレその2】
【SOA】京太郎「俺が活躍する!?」【安価スレ】
あとこれ。sswiki
TIPSとか全部載せてるので、確認するときにどうぞ
http://goo.gl/AY8HR
41x16=656
06x3x6x0.5=54
656+54=710(雀力経験値)
入れ忘れたので判定
異能力経験値
安価下コンマx8(異能なので16の半分)
安価下2コンマxIH王者の本気(x3)x制限無き強者(x6)x知ある者の学(x0.5)x2戦
雀力経験値710……ではなく、54にx2で104+656=760
異能経験値(360+702)=762
雀力は200で1 異能は250で1
(体力09(70)、精神10(54)、麻雀93>89(32)、異能65>62(41) )
あとは照たちの経験値は順位で決定
照>淡>菫
基本値は京太郎の760と762
9割=照(684、686)
8割=淡(608、610)
7割=菫(532、534)
の経験値を獲得
>=(体力09(70)、精神10(54)、麻雀93>89(32)、異能65>62(41) )
>各キャラ 名前(相手視点関係 好感/信頼)
本日 前日
>宮永咲(幼馴染 5/7)>宮永咲(幼馴染 5/7)
ST>大星淡(義兄妹 11/10)>大星淡(義兄妹 10/10)
SP>原村和(恩人 2/3)>原村和(恩人 2/3)
√>弘世菫(恋人 13/14) >弘世菫(恋人 12/12)
>宮永照(信頼 6/7)>宮永照(友人 5/7)
>渋谷尭深(部活仲間 1/2)>渋谷尭深(部活仲間 1/2)
>亦野誠子(部活仲間 0/1)>亦野誠子(部活仲間 0/1)
>戒能良子(弟子 3/2)>戒能良子(弟子 3/2)
>野依理沙(知人 0/1)>野依理沙(知人 0/1)
>小鍛治健夜(弱握者 0/2)>小鍛治健夜(他人 0/2)
物凄く長い1日がようやく終わったので、今回はここまで
お疲れさまでした
個人戦2日目開催します
称号の変更はする? 安価下2
今は迷える羊だけれど
・京太郎/努力家
経験値が2倍になる
・京太郎/出会い求む青年
誰かと一緒に行動する際、
コンマ次第でやや強要して実行できる(買い物や、帰宅など)
・京太郎/割り切ったゆえの強き心
事件等に巻き込まれたりしても、動揺せず冷静に判断、行動できる
精神減少判定時、減少値を半減する
・京太郎/迷える羊
相手からの問いにははっきりと答えを返せず、
相手の言動の意味を深く考えてしまう。
わっかんねー、すべてがわっかんねーが口癖になる
麻雀においてコンマ+15される
・京太郎/羞恥に苛まれる者
恥ずかしさに負けて、ここぞという時に勝負ができなくなる
相手から積極的に来てくれないと何もできず、
相手が奥手な場合、会話すらままならなくなることもある
だが、ハイテンション時の暴走や、勘違い暴走を起こさなくなる。
簡単に言えば草食系男子
・京太郎/期待のルーキー
新人にして、かなりの実力を見せてくれた人に与えられる称号
その肩書きは軽くも重く、期待という圧力に負けてしまうと、
簡単になくなってしまう
しかし、それを力に変えられるのなら、
もっと強くなれる……かもしれない
相手の気迫に対しコンマ判定
勝てば雀力+30 負ければ-30
了解、変更はなしで
今日は個人戦本選である
今日の得点最終集計において3位以内には入れなかった場合
残念ながら敗退となってしまう
それだけは困る
菫「みんな、準備はいいよな?」
淡「問題ないよ~」
照「私も問題はない」
京太郎「俺も問題ないですよ」
とはいえ、出発迄はあと少し時間がある
何かしておくことはあるかな?
1、誰かと話す(明記)
2、電話(良子、咲、健夜から選択)
3、メール(良子、咲、健夜から選択)
4、そのほか自由明記
安価下2
思えば連絡先を頂いてから絶賛放置中だったな
向こうからの連絡は当然というかないし……
いやまぁ小鍛冶プロは忙しいだろうし
昨日もだろうけど、今日もどっかで解説なんだろうなぁ
そんなことを考えつつ携帯電話は小鍛冶プロへと電話をかけ、
健夜『もしもし? 小鍛冶です』
小鍛冶プロは出てくれた
京太郎「あ、お、おはようございます、須賀京太郎です」
健夜『須賀……あ、あの時の須賀くん?』
あの時以外にあるのならその須賀くんとは違うかもしれないけど。
京太郎「戒能プロと小鍛冶プロには喫茶店の前で会いました」
健夜『そっか、じゃぁやっぱりあのことを知ってる――……それで?』
京太郎「えっと、今日って小鍛冶プロやっぱり解説ですよね?」
健夜『うん、そうだよ?』
ですよね。
いや、だからどうってわけじゃないし。
というかそもそも、なんで電話したんだ俺……
俺自身がこのあと大会で予定開けられたりするわけもないのに
健夜『須賀くん?』
京太郎「あ、えっと……」
1、次の出版はいつですか?
2、すみません。特に用事は……
3、いえ、その……応援に来て欲しかったりしなかったり……
4、そのほか自由明記
安価下2
京太郎「俺、好きなんです」
健夜『え? ちょっ――』
京太郎「小鍛冶プロの料理本」
健夜『あ、そっちね……って違うから!』
いやいや、そんな否定ももう遅いですから。
大人の女性をからかっているというのがなんとなく面白く、
ああ、これはお義母様に毒されてるな、と落ち込み
健夜『悪戯電話させるために教えたんじゃないんだよ?』
京太郎「すみません、出来心で。でも、あの料理が好きなのは事実ですよ?
安いし簡単だしそれでいて美味しいですから」
健夜『ものすごく複雑なんだけど……』
健夜『単刀直入に言うけど、もう解ってるよね?』
京太郎「解ってましたよ?」
かなり最初の時点で気づいていたんだけどね
俺は少し笑いながら答え、
小鍛冶プロの出方を待った
麻雀じゃ完封されそうだが、
こういう話とかなら逆に完封できそうな気がする
健夜『絶対に言わないでよ? 誰にもだからね?』
と、言われても。
俺以外でも麻雀に詳しい人が買ったらバレそうだけど……
1、解ってますよ
2、口止めしなくても良いんじゃないですか? 買った人にはバレそうですし
3、どうしようかな……
4、そのほか自由明記
安価下2
京太郎「解ってますよ」
健夜『なら良いけど……このあと大会かな?』
京太郎「ええ、まぁ……」
不安だけど、頑張るしかない
健夜『大丈夫だと思うよ。君ならできる』
まだ一度も打ったことはないのに、
小鍛冶プロは唐突にそう答えた
京太郎「なんでわかるんですか?」
健夜『野依プロと良子ちゃんが認める子だよ?』
野依プロも……?
健夜『だから頑張れ須賀くん』
そう残し、小鍛冶プロは時間を確認したのか、
慌ててまたね。と告げて電話を切ってしまった
プロに認められてる?
俺が? こんな俺を認めてくれているプロがいる?
菫「京太郎、そろそろ出発だぞ」
京太郎「解った」
戒能プロは俺の師匠だ
野依プロも一度とは言え師匠を買って出てくれた上に、
菫さんの弱点改善さえしてくれた
その人たちが認めてくれているんだ
負けるわけにはいかない。
そうだろ? 須賀京太郎
※称号:プロに認められし雀士獲得
敵を判定
安価下で1人目 雀力
01~35 71~80
36~70 81~90
71~90 91~100
91~00 101~110
ゾロ目で100
下2で1人目 異能
01~20 40~50
21~40 51~60
41~60 61~70
61~80 71~80
81~00 81~90
ゾロ目で異能付き
76~00
雀力判定57=87
異能判定=92=82
敵を判定
安価下で2人目 雀力
01~35 71~80
36~70 81~90
71~90 91~100
91~00 101~110
ゾロ目で100
下2で2人目 異能
01~20 40~50
21~40 51~60
41~60 61~70
61~80 71~80
81~00 81~90
ゾロ目で異能付き
このレスがゾロ目奇数でA高 偶数でD高 0077でD先輩
1人目(87、82)
雀力判定68=88
異能判定=32=52
敵を判定
安価下で3人目 雀力
01~35 71~80
36~70 81~90
71~90 91~100
91~00 101~110
ゾロ目で100
下2で3人目 異能
01~20 40~50
21~40 51~60
41~60 61~70
61~80 71~80
81~00 81~90
ゾロ目で異能付き
このレスがゾロ目奇数でA高 偶数でD高 0077でD先輩
1人目(87、82)
2人目(88、52)
3人目(115、18)異能で+47してあります
3人目はゾロ目なのでD先輩
名無しだと面倒なので判定コンマから適当に名づけ
小波(87、82)
霧谷(88、52)
D先輩(115、18)
京太郎(93、65)
京太郎「先輩」
D先輩「まさか京太郎とやることになるなんてな」
失礼かもしれないけど
先輩には負けることはないだろう
けど、問題は他の2人
明らかに格が違う
昨日のA高の人や、D高の人みたいな感じがする
小波「それじゃ、よろしく」
霧谷「よろしく」
D先輩「お手柔らかに」
京太郎「お願いします」
打ち筋から見ても俺たちよりは相当慣れているだろう
でも、だからと言って負けるわけにはいかない
SSは出し惜しみしていたら負けるかもしれないし、
初回から全力で行く必要があるかもしれない
けど、前回同様最初は様子見する必要があるかもしれない
小波「……………」
京太郎「…………」
霧谷「……………」
D先輩「……場違いだろ。俺」
SSを使う? 使う場合相手明記
安価下
使う場合そのレスのコンマで成否判定
D先輩は異能+を抜けば確定なので成功確定
コンマ判定
下 京太郎(93+65+15+50)
下2 小波(87+82)
下3 霧谷(88+52)
下4 D先輩(115+18-50)
京太郎(93+65+15+50+64)=287
小波(87+82+14)=183
D先輩(115+18-50+83)166
霧谷(88+52+25)=165
D先輩が4000 霧谷が4000
=8000
2位3位と100差なので1割ずつ没収
京太郎に8割 小波に2割
京 25000+6400=31400
小 25000+1600=26600
.D 25000-4000=21000
霧 25000-4000=21000
小波「……なるほど」
相手2人の警戒が俺へと動く
それぞれの相手をしている余裕はないと思ったのかもしれないな
D先輩「おいおい、俺狙いか?」
京太郎「いやぁ、なんとなくですよ」
D先輩「そうですかー」
D先輩はやる気の薄れた声で言うと、
牌を捨て、次へと回した
警戒されているとしても、
俺みたいな特殊な危なさはない
それ以上に危ないのはD先輩かもしれない
俺が狙い打ったにも関わらず、
落とした点をしっかりと拾ったんだもんな……
まぁ、小波さんのツモでまたマイナスだったけど、
それでも思った以上に危険かもしれない
もう一度先輩を狙うか?
いや、それとも2位を狙って落とすか?
SSを使う?安価下 使う場合明記
使う場合同レスでコンマ判定
コンマ判定
下 京太郎(93+65+15+50)
下2 小波(87+82)
下3 霧谷(88+52)
下4 D先輩(115+18-50)
京太郎(93+65+15+50+22)=245
小波(87+82+19)=188
D先輩(115+18-50+99)182
霧谷(88+52+96)=236
D先輩が3000 小波が3000
=6000
京太郎に6割 霧谷に3割 小波に1割
京 31400+3600=35000
小 26600-2400=24200
霧 21000+1800=22800
.D 21000-3000=18000
小波「っ……」
霧谷「…………」
うまくいったとは言い難いけど、2位以下3人は並んできてる
2位とは1万程度の差しかついてないのが心配だけど……
D先輩「…………」
つーかあとで先輩が怖いんだよなぁ
いや、これはちゃんとした大会だから同校だからって手を抜くわけにはいかないけど……
さて、まだまだ気は抜けないな
今回なんて特に霧谷に抜かれかけたし
SSを使う?安価下 使う場合明記
使う場合同レスでコンマ判定
コンマ判定
下 京太郎(93+65+15+50)
下2 小波(87+82)
下3 霧谷(88+52)
下4 D先輩(115+18-50)
京太郎(93+65+15+50+05)=228
小波(87+82+36)=205
霧谷(88+52+12)=152
D先輩(115+18-50+20)=103
D先輩が7000 小波が5000
=12000
3位と100差で+1割
京太郎に7割 小波に3割
京 35000+10800=45800
小 24200+1200=25400
霧 22800-5000=17800
.D 18000-7000=11000
やっぱり強いな、他校の人は
今度も抜かれかけた
しかも、俺は能力仕様の全力に対し、
相手は俺みたいなのは一切なしで。だ
もしもあったら俺……終わってるんじゃないか?
そんな嫌な考えが脳裏に浮かび、
集中するために頭を振った
SSを使う?安価下 使う場合明記
使う場合同レスでコンマ判定
コンマ判定
下 京太郎(93+65+15+50)
下2 小波(87+82)
下3 霧谷(88+52)
下4 D先輩(115+18-50)
京太郎(93+65+15+50+38)=261
小波(87+82+30)=199
霧谷(88+52+85)=225
D先輩(115+18-50+43)=126
D先輩が6000 小波が3000
=9000
京太郎に6割 霧谷に3割 小波に1割
京 45800+5400=40400
小 25400-2100=23300
霧 17800+2700=20500
.D 11000-6000=5000
そしてようやく1戦が終了した
京太郎「お疲れさまでした」
霧谷「……お疲れ」
小波「お疲れ、鬼畜なお兄さん」
京太郎「え?」
小波「いや同校に手を抜かないのは評価するけどさ、やり方ってものがあるんじゃないか?」
京太郎「……………」
負けたくはなかった
だからこそ俺は2人ではなく先輩を狙っていた
霧谷「次の場所行くよ」
D先輩「そう、だな……じゃぁな、京太郎。頑張れよ」
俺と小波さんをおいて2人は出ていく
小波「まぁ……あの人の代わりに頑張ることだな」
そう言い残し、彼もまた去っていった
とりあえず今日はここまで
京太郎は鬼畜だったようです
小波→雀力判定57から 5(小)7(波)
霧谷→雀力判定68から 6(霧)8(谷)
モブと変わりはないので別に気にしなくて平気です
言えない、言えないよ……小波も霧谷も確定だったなんて……
再開します
敵を判定
安価下で1人目 雀力
01~35 71~80
36~70 81~90
71~90 91~100
91~00 101~110
ゾロ目で100
下2で1人目 異能
01~20 40~50
21~40 51~60
41~60 61~70
61~80 71~80
81~00 81~90
ゾロ目で異能付き
このレスがゾロ目奇数でA高 偶数でD高 00で(100、80)異能持ち 77で(100、100)異能持ち
相手の雀力-自分の雀力
自分のが上回っているなら確定、下回っているなら判定
だから93より2人とも下だったから……
安価下で2人目 雀力
01~35 71~80
36~70 81~90
71~90 91~100
91~00 101~110
ゾロ目で100
下2で2人目 異能
01~20 40~50
21~40 51~60
41~60 61~70
61~80 71~80
81~00 81~90
ゾロ目で異能付き
このレスがゾロ目奇数でA高 偶数でD高 00で(100、80)異能持ち 77で(100、100)異能持ち
1人目(76、70)
2人目(74、62)
安価下で3人目 雀力
01~35 71~80
36~70 81~90
71~90 91~100
91~00 101~110
ゾロ目で100
下2で3人目 異能
01~20 40~50
21~40 51~60
41~60 61~70
61~80 71~80
81~00 81~90
ゾロ目で異能付き
このレスがゾロ目奇数でA高 偶数でD高 00で(100、80)異能持ち 77で(100、100)異能持ち
折武(76、70)
西(74、62)
二屋(78、72)
京太郎「よろしくお願いします」
西「よろしく~」
二屋「昨日荒ぶってた人じゃないか」
京太郎「あらぶってたって……」
いや、確かに他家を飛ばしたりしてたけど……
折武「飛ばされないよう守り固くしないといけないな」
京太郎「あはは……」
なんか嫌な噂が出ていそうだけど、
まぁ、あれだ。俺は負けるわけにはいかないし
全力で行くだけだ
安価下 SSを使用する?
折武(76、70)
西(74、62)
二屋(78、72)
京太郎(93、65)
全員確定
コンマ判定
下 京太郎(93+65+15+50)
下2 折武(76+70)
下3 西(74+62-50)
下4 二屋(78+72)
二屋(78+72+85)= 235
京太郎(93+65+15+50+9)=232
折武(76+70+47)=193
西(74+62-50+40)=126
西が6000 折が3000
=9000
二屋に6割 京太郎に3割 折武に1割
二 25000+5400=30400 (±0)
京 25000+2700=27700 (-2700)
折 25000-2100=22900 (-7500)
西 25000-6000=19000 (-11400)
げっ……トップ取られた!?
西「ぱねぇ……他家飛ばしはガチってやつか」
二屋「いやぁ、危ない危ない」
京太郎「何が危ないんですか、ちゃっかりトップになっておいて」
二屋「まぁまぁ、なんとかなるって」
折武「良いから進めるぞ」
京太郎「すみません」
みんな平均して強いから、ちょっと難しいな……
でも、だからって――
安価下 SSを使用する?
折武(76、70)
西(74、62)
二屋(78、72)
京太郎(93、65)
全員確定
コンマ判定
下 京太郎(93+65+15+50)
下2 折武(76+70)
下3 西(74+62)
下4 二屋(78+72-50)
京太郎(93+65+15+50+54)=277
折武(76+70+100)=246
二屋(78+72-50+12)=112
西(74+62+25)=111
西が7000 二屋が7000
=14000
3位と100差なので+1割
京太郎に7割 折武に3割
京 27700+9800=37500 (±0)
折 25000+4200=27100 (-10400)
二 30400-7000=23400 (-14100)
西 25000-7000=12000 (-25500)
西「なんなん? もう心折れるで?」
京太郎「ご、ごめんなさい」
二屋「あれ、昨日東京人って言ってなかったっけ?」
西「冗談でも言わないと泣きそうなんだよチクショー」
確かにほぼ焼き鳥状態だしな
だからといって手を抜くわけにも行かない
まだ俺より上の3人が出てきていない以上、
ここら辺で稼いでおかないといけないんだよな
折武「まだ終わってない、引きずり落とす」
京太郎「落とされちゃ困りますよ」
安価下 SSを使用する?
折武(76、70)
西(74、62)
二屋(78、72)
京太郎(93、65)
全員確定
コンマ判定
下 京太郎(93+65+15+50)
下2 折武(76+70-50)
下3 西(74+62)
下4 二屋(78+72)
京太郎(93+65+15+50+90)=313
折武(76+70-50+48)=144
西(74+62+50)=186
二屋(78+72+40)=190
西が3000 折武が5000
=8000
2、3位と100差なので+2割
京太郎に8割 二屋に2割
京 37500+6400=43900 (±0)
二 23400+1600=25000 (-18900)
折 27100-5000=22100 (-21800)
西 12000-3000=9000 (-34900)
二屋「お、±0」
京太郎「本当ですね」
西「もういいです、さっさと終わらせようぜ」
京太郎「そ、そうですね」
西「そこはまだ終わりじゃないですよ。じゃないのかよ……」
折武「約35000。最低でも2万。できるか?」
西「おおう……現実が」
安価下 SSを使用する?
折武(76、70)
西(74、62)
二屋(78、72)
京太郎(93、65)
全員確定
コンマ判定
下 京太郎(93+65+15+50)
下2 折武(76+70)
下3 西(74+62)
下4 二屋(78+72-50)
京太郎(93+65+15+50+62)=285
西(74+62+57)=193
折武(76+70+40)=186
二屋(78+72-50+82)=182
二屋が3000 折武が3000
=6000
3位と100差なので+1割
京太郎に7割 西に3割
京 43900+4200=48100 (±0)
二 25000-3000=22000 (-26100)
折 22100-3000=19100 (-29000)
西 9000+1800=10800 (-37300)
西「っしゃぁ、和了った。和了ったぞ京太郎!」
京太郎「お、おめでとうございます?」
西さんはダントツの最下位にも関わらず、
嬉しそうにそう言いながら会場をあとにした
二屋「やっぱり強いな、噂通りだ」
噂通りってやっぱり、変な噂でも流れてるのか?
折武「団体でやばいやつがいたってくらいだ。白糸台の1年」
京太郎「そ、そんなことはないですよ……」
二屋「お前が女だったら全国で面白いの見れただろうにな」
京太郎「はい?」
二屋「龍門渕って知ってるか?」
京太郎「聞いたことあるようなないような……」
なんだっけ。
なんかで聞いたんだよな、男子が話してたんだっけか?
二屋「まぁ、前回全国に来た高校なんだけど、そこを抑えてきた高校があってだな」
京太郎「へぇ……」
折武「そこの大将の嶺上使いも一年なんだよ。だからまぁ、そいつとの対局も見たかったなって話」
嶺上使いの1年か……
しかも女子ってことは淡達と当たる可能性もあるのか……
二屋「ま……とりあえずは頑張ろうぜ、最後まで」
京太郎より上の3人能力作成
安価下で1人目 雀力
01~33 71~80
34~66 81~90
61~99 91~100
91~00 101~110
ゾロ目で115
下2で1人目 異能
01~20 41~60 61~70
21~40 81~00 81~90
ゾロ目で異能付き
このレスがゾロ目奇数でA高 偶数でD高 00で(100、80)異能持ち 77で(100、100)異能持ち
1人目(100、86)
安価下で2人目 雀力
01~33 71~80
34~66 81~90
61~99 91~100
91~00 101~110
ゾロ目で115
下2で2人目 異能
01~20 41~60 61~70
21~40 81~00 81~90
ゾロ目で異能付き
このレスがゾロ目奇数でA高 偶数でD高 00で(100、80)異能持ち 77で(100、100)異能持ち
1人目(100、86)
2人目(80、66)
安価下で3人目 雀力
01~33 71~80
34~66 81~90
61~99 91~100
91~00 101~110
ゾロ目で115
下2で3人目 異能
01~20 41~60 61~70
21~40 81~00 81~90
ゾロ目で異能付き
このレスがゾロ目奇数でA高 偶数でD高 00で(100、80)異能持ち 77で(100、100)異能持ち
1位 奈緒(100、86)
2位 五子(84、70)
3位 二尾(80、66)
能力値的に順位はこんな感じ
そして、今2連勝で+20なので
安価下コンマ判定
01~30 5位
31~50 4位
51~70 3位
71~90 2位
91~98 1位
ゾロ目 1位
20P=コンマに+20
1位 京太郎
2位 奈緒(100、86)
3位 五子(84、70)
4位 二尾(80、66)
安価下 2位との点差
01~25 7
26~50 5
51~75 3
76~00 1
ゾロ目で0
安価下 3位との点差(二位との点差に+)
01~25 7
26~50 5
51~75 3
76~00 1
安価下2 4位との点差(二位、3位との点差に+)
01~25 7
26~50 5
51~75 3
76~00 1
このレスから
下
下2
下3
で
1位 京太郎 (120P)
2位 奈緒 (115P)
3位 五子 (112P)
4位 二尾 (111P)
京太郎「この点差……割とまずいな」
5点、8点、9点
奈緒さんにトップ取られたら2位脱落だ
とにかく、-だけは避けないといけないな
奈緒「R高校、奈緒です、よろしく」
奈緒って聞くと女の子しか浮かばなんいんだけど……
一応男。だよな?
奈緒「なんですか?」
京太郎「いや……えっと、白糸台の京太郎です」
五子「Y高校の五子。よろしく」
二尾「K高2年二尾。よろしくな」
これが最後の打ち合い
絶対に負けられないぞ
安価下 SSを使用する?
奈緒(100、86)
五子(84、70)
二尾(80、66)
京太郎(93、65)
奈緒以外確定
コンマ判定
下 京太郎(93+65+15+50)
下2 奈緒(100+86)
下3 五子(84+70-50)
下4 (80+66)
京太郎(93+65+15+50+4)=227
奈緒(100+86+98) =284
五子(84+70-50+54)=158
二尾(80+66+64)=210
五子が5000 二尾が3000
=8000
奈緒に6割 京太郎に3割 二尾に1割
奈 25000+4800=29800 (±0)
京 25000+2400=27400 (-2400)
二 25000-2200=22800 (-7000)
五 25000-5000=20000 (-9800)
奈緒「良かった……」
二尾「まっ、こんなもんかなぁ」
五子「……なるほど」
京太郎「…………」
やばい。とりあえずやばい
差は小さいけど、
奈緒っていう人は滅茶苦茶やばい
SSでねらい打てれば最高だけど、
成功するかどうかはわからないし……無茶して失敗したら、
最悪俺が失点するくらいに周りも強い
京太郎「くそっ……」
安価下 SSを使用する?
奈緒(100、86) コンマ14以上で成功 判定コンマは安価下(反転)
五子(84、70)
二尾(80、66)
京太郎(93、65)
奈緒以外確定
コンマ判定
下 京太郎(93+65+15+50)
下2 奈緒(100+86)
下3 五子(84+70-50)
下4 二尾(80+66)
京太郎(93+65+15+50+90)=313
奈緒(100+86+94) =280
五子(84+70-50+89)=193
二尾(80+66+5)=151
五子が3000 二尾が5000
=8000
3位と100差で+1割
京太郎に7割 奈緒に3割
京 27400+5600=33000 (±0)
奈 29800+2400=32200 (-800)
二 22800-5000=17800 (-15200)
五 20000-3000=17000 (-16000)
奈緒「あれ……抜かれた?」
五子(2人が強い)
二尾(2人の場違い感……)
京太郎「……………」
ギリギリすぎる……いや、でも抜けたのは事実だ
これなら行ける。とは言い切れないし、
安心もまだまだ出来たもんじゃないな
奈緒「…………」
この人は嫌な予感するし、
全国でまで戦いたくないぞ、こんな人
だからといって3位脱落は多分無理だし……
いや、そんな余計なこと考えてる場合じゃないな
奈緒(100、86) コンマ14以上で成功 判定コンマは安価下(反転)
五子(84、70)
二尾(80、66)
京太郎(93、65)
奈緒以外確定
ssするかしないか、安価下
コンマ判定
下 京太郎(93+65+15+50)
下2 奈緒(100+86)
下3 五子(84+70-50)
下4 二尾(80+66)
京太郎(93+65+15+50+59)=282
奈緒(100+86+89) =275
五子(84+70-50+75)=179
二尾(80+66+73)=219
五子が4000 二尾が3000
=7000
京太郎に6割 奈緒に3割 二尾に1割
京 33000+4200=37200 (±0)
奈 32200+2100=34300 (-2900)
二 17800-2300=15500 (-21700)
五 17000-4000=13000 (-24200)
五子(助けて……)
二尾(ごめん、無理)
奈緒「大丈夫、まだ可能性あるよね」
京太郎「俺を抜くつもりですか?」
奈緒「出来るなら……だけどね」
冗談めかして答えてきたものの、
本気で言っていることはその雰囲気からも容易に解った
能力なしでも奈緒さんは確実に追ってくる……
一回で良いからこの人から取ってみたいんだけど
正直そういうの気にすることできる相手じゃないんだよな……
実力的には俺より上っぽいし
安価下 SSを使用する?
奈緒(100、86) コンマ14以上で成功 判定コンマは安価下(反転)
五子(84、70)
二尾(80、66)
京太郎(93、65)
奈緒以外確定
コンマ判定
下 京太郎(93+65+15+50)
下2 奈緒(100+86)
下3 五子(84+70-50)
下4 二尾(80+66)
京太郎(93+65+15+50+10)=233
奈緒(100+86+81) =267
五子(84+70-50+30)=134
二尾(80+66+11)=157
五子が6000 二尾が5000
=11000
奈緒が3位より100差で+1割
奈緒に7割 京太郎に3割
奈 34300+7700=42000 (±0)
京 37200+3300=40500 (-1500)
二 15500-5000=10500 (-31500)
五 13000-6000=7000 (-35000)
奈緒「ほら来た!」
京太郎「なっ」
最後の最後で一発取られて逆転……?
いや、確かに、俺は2位で終わったから全国には行ける。
いけるけど、これは……そんな、いや、待てよ……
俺はSSを使って2位なんだぞ?
なのにこの人はそういう類のことは一切なしで1位になった?
奈緒「楽しかったよ、京太郎」
京太郎「っ……そうですね」
奈緒「いろいろ勉強になったし、次はギリギリになんかしないから。覚悟しておいてよ」
それぞれが帰っていく中、
俺はしばらくの間、呆然と卓を見つめていた
今日はここまで、お疲れさまでした
1位 京太郎 (120P) 、1位 奈緒(120P) 、3位 二尾(111P)、4位 五子(109P)
最終結果はこんな感じです
とりあえず、何か知らないけれど奈緒さんが強かったですが、
全国で打つときは異能持ちになっているかもしれません
確かにSSは技術な気がしなくもない……けど、ここでは異能ということで
奈緒さんは場の支配力が高いのかも(コンマ運的に偽穏乃っぽいし)
男子個人戦を勝ち抜き全国への切符を手にしたのは、
俺と、奈緒さん、二尾さんの三人
奈緒「いやぁ、同率1位だったなんて」
京太郎「みたいですね」
終局前、俺と奈緒さんのポイント差は5点差で、
終局した段階で奈緒さんに+10
俺に+5だったことで、同率1位という結果になったのだ
奈緒「全国でもキミと打てるのは素直に嬉しいよ」
俺はあんまり嬉しくないんですけどね……
勝ち抜きだったら負けてたわけだし
奈緒「僕のところは麻雀部自体がないからね。個人でしかできないんだ」
京太郎「なるほど……団体で見なかったわけだ」
この人が団体にいたらと思うと、
少し怖くなってしまう
しかし、奈緒さんは小さく笑った
奈緒「僕はしっかり見てたよ。白糸台のエースと言っても過言ではないと思うよ」
京太郎「……俺なんかより強いじゃないですか」
奈緒「僕がキミに勝てたのは偶然だよ。いや、見逃されたのかもしれない」
奈緒さんは少し残念そうにつぶやき、
俺を見つめた
奈緒「キミは追う僕を無視して五子くんを攻めてたからね。だからどうしても負けたくなかった」
奈緒「だからさ、次は本気で勝負してきてよ。是非とも僕を狙い撃ちして欲しい」
京太郎「っ……」
この人が解って言ってるのかどうかはわからず、
俺は返す言葉に戸惑い、彼の次の言葉を許した
奈緒「僕はそれでも飛んでみせるから、。君よりもはるかに高く」
彼は宣言する。
俺を退けて、全国一位の座につく。と
京太郎「俺だって……負けませんよ」
俺がそう返すと、彼は嬉しそうに笑った
1、連絡先をもらっておく(奈緒、五子、二尾の3人全員)
2、もらわない
3、そのほか自由言動
安価下2
俺は記念のようなそうでもないような、
最後に対局したのも縁だしと、
五子さんからの提案により、
俺達は連絡先を交換することとなった
五子「ありがとな、応援に行かせてもらうよ」
二尾「おいおい、俺達全員行くんだぜ?」
五子「大丈夫、京太郎か奈緒しか期待できない」
二尾「なんだと!?」
奈緒「ダメだよ、二尾くんだって出るんだからみんな平等にしないと」
五子「……考えておく」
そんなほのぼのとした会場を、俺達は離れることにした――が
安価下コンマ判定
01~25 マスコミに捕まる
26~50 問題なく集合場所へ
51~75 小鍛冶「あ、須賀くん」
76~00 「京太郎!」
ゾロ目で来客者自由選択で再安価
判定57=小鍛冶プロとエンカウント
健夜「あ、須賀くん」
京太郎「え?」
健夜「どうしてここに居るのかって?」
小鍛冶プロは少し悪戯な笑みを浮かべながら、
俺に近づきつつ聞いてきた
正直言って聞きたいのは俺だし、
でもなんとなく答えはわかる
小鍛冶プロは今日は解説と言っていた
そして今いる場所は男子個人戦の会場
それはつまり――
1、実は解説はウソで応援に来てくれたんですね?
2、ここの解説だったんですね?
3、俺に会いに来てくれたんですか?
4、そのほか自由言動
安価下2
京太郎「ここの解説だったんですね?」
健夜「そういうこと」
健夜さんは正解だったことに少し嬉しそうにしながら、
俺の方を横目で見つめた
健夜「須賀くんが1位だったからお祝いでもしてあげようかなと思って」
京太郎「え?」
健夜「もしも邪魔なら遠慮してくれていいし、
誘いたい人がいるなら何人かは誘っても良いよ?」
小鍛冶プロからの厚意
京太郎「でも、迷惑じゃないですか?」
健夜「そんなことないよ。それに、立案者は良子ちゃんだから」
良子ちゃんっていうのは、
俺の師匠である戒能プロのことだ
京太郎「戒能プロが?」
健夜「須賀くんが勝ったってメールを送ったら――ほら」
小鍛冶プロはそう言って携帯を見せてきた
相変わらず女性には少し合わない地味な柄の携帯だったが、
そこに突っ込むのはやめておこう
【戒能「り、リアリィ!? なら京太郎にお祝いでも――」】
なんか悪い気しかしないけど……どうしようか?
1、すみません。遠慮します
2、じゃぁ……お言葉に甘えて(菫、照、淡、和、尭深の虎姫チームが同席)
3、じゃぁ、厚意に甘えさせてください(京太郎単独)
安価下2
京太郎「じゃぁ……お言葉に甘えて」
健夜「誰か誘うの? 何人くらい?」
何人誘おうか……
多すぎても迷惑だろうし、
ここはやっぱりチーム虎姫を誘おうかな
淡、菫、照、和、渋谷先輩
五人くらいならそう迷惑もかからないはずだし……淡が心配だけど
京太郎「五人くらいです。どこに行けばいいですか?」
健夜「5人……こーこちゃんのじゃギリギリ4人……」
京太郎「小鍛冶プロ?」
健夜「迎えに行くから、2人3チームで別れておいてくれないかな? あと場所教えて」
2人三チーム?
よくわからないが、そうせざるを得ない事情があるようだ
京太郎「えっと……場所は――」
このあとの予定が決まりました
あまり進まなかったけど今日はここまでです。
お疲れさまでした
すこやんの前でいちゃついたら一局強いられる恐怖……が、ないとは言えない
昨日のように合流場所へと向かい、
俺は虎姫チームを呼び止めようとしたのだが、
今日はいつもとは違う雰囲気だった
それもそうだ
個人戦で勝ち抜けられるのは3人。
虎姫でさえ五人いる以上、
少なくとも2人は落ちてしまうのだ
1、誰かに話しかける(照、和、淡、菫、尭深、亦野、後輩ちゃん から選択)
2、電話(咲、良子、健夜、奈緒、二尾、五子から選択)
3、メール(咲、良子、健夜、奈緒、二尾、五子から選択)
4、ぼうっとしておく
5、そのほか自由明記
安価下2
相手に困っていると、
少し離れたところにいる後輩が視界に入ってきた
京太郎「あのさ、ちょっといい?」
「なんですか?」
京太郎「いや、その……」
思えばなんと話していいのか。
誰が勝ったか、とか誰が負けたのか、とか、
「はっきりしてください、須賀くん」
京太郎「えっと……」
1、誰が勝ったんだ?
2、誰が負けたんだ?
3、ごめん、なんでもない
4、自由言動
安価下2
京太郎「誰が勝ったんだ?」
「えっと……う~ん……」
後輩さんは少し考えながら、
困った表情というよりは悲しげな表情で菫達虎姫のメンバーを見渡し、
そのあとにまた俺の方へ視線を向けてきた
「知りたいですか?」
京太郎「だから聞いたんだけど……」
「そうだよね……ごめん変なこと聞いた」
後輩さんは小さな深呼吸をし、答えてくれた
「勝ったのは――」
照→確定
菫→安価下コンマ+70(交流補正)
淡→安価下2コンマ+50(交流補正)
和→安価下3コンマ
尭深→敗退(交流不足)
1位、照
2位、淡(91+55=146)
3位、菫(45+70=115)
4位、和(67+0=67)
「そういうわけです」
京太郎「そっか……」
和も、渋谷先輩もダメだったのか……
それだけじゃなく、菫は通過できたとは言え3位
悲しむべきか喜ぶべきか。
こういう時はわからなくなってしまう
京太郎「………………」
俺の祝勝会に誘うなんてダメかもしれないな……和も、渋谷先輩も
「もういい?」
京太郎「ああ……ごめん」
「ううん、須賀くんは一応、男子の方の最強雀士だしね」
京太郎「知ってたんだ」
「うん、一応……ほら。私観戦してたからね」
そういえば、
照が後輩さんに様子見させてたんだっけか
っていうことは……もしかして
京太郎「あのさ……帰るときにどこにいた?」
「試合が終わったあとは帰りましたよ? 一応1位だと確認してから」
あっさり帰られてたとは……少し残念な気もする
京太郎「そうですか」
まぁ、小鍛冶プロとの件を見られなかっただけマシかな……
「進出おめでとう。須賀くん」
京太郎「……ありがと」
京太郎「さて……」
後輩さんと別れ、
俺はまた虎姫達を眺めるように見渡した
それぞれが沈んでいたり、無表情だったり、
勝ったはずの照は当然のように無表情で、
淡の表情もなんだか複雑そうで、菫もまた……沈んでいた
京太郎「……………」
照か、淡か、菫か、渋谷先輩か、和か。
誰に声をかけるべきだろう?
1、誰かに話しかける(照、和、淡、菫、尭深、亦野、 から選択)
2、ぼうっとしておく(接触待ち コンマ判定)
3、そのほか自由明記
安価下2
01 淡
23 和
5 尭深
67 菫
89 照
4 良子「お久しぶりでーす京太郎」
安価下
のどかと接触が決まったところで短いけどここまで
できれば朝からやりたいけれども出来るかどうか……
できそうならやります
言動に困ってぼうっとしていると、
ドンッと体に何かがぶつかってきた
京太郎「なんだ?」
和「っ……ごめんなさい」
和はつぶやくように言い残して、
少しおぼつかない足取りで立ち去っていく
京太郎「和」
和「……………」
思わず名前を呼んでしまった
しかし、答えは返ってこない
けれど和は立ち止まった
京太郎「あのさ――」
和「おめでとうございます!」
京太郎「え?」
俺が何を言おうとしているのか察したのか、
和はわざとらしく大声でそう言い放ち、
止まらずに続けた
和「入学当初は素人もいいとこだったのに、たった数ヶ月で全国に行けるほどになるなんて」
京太郎「…………」
和「しかも1位で! 本当にすごいことだと思いますよ、須賀くん!」
から元気な和の言葉はまだまだ止まらない
和「他家を飛ばしたり、ほぼ必ず1位とったり……すごいと思います」
全部後輩さんからの情報なのだろう。
落ち込んでいる相手にそういうことまで話せるメンタルというかなんというか……
すごいな。と、俺は思わず思考が逃避してしまっていた
弱っているのだろう、
落ち込んでいて、それでいて辛くて、悲しくて
振り向かない理由もきっとそこにあるのだろう
和「これからも頑張って欲しいです!」
だけど、
それに対して、俺が傍観者でしかいられない理由なんて……
1、ここはそっとしておいてあげるべきだろ?
2、このあと祝勝会があるんだ……来て、くれないか?
3、和も頑張ってくれ!
4、ありがとう、和
5、そのほか自由言動
安価下2
ここはそうっとしておいてあげるべきだろう
京太郎「ああ、頑張るよ」
和「はい、頑張ってください」
和はそれを最後に歩いていき、
あらかじめ呼んでいたのか、
迎の車に乗って帰っていってしまった
同率だとしても1位だった俺には、
和を慰めることは多分出来はしないのだ
何を言ってもきっと傷つける。
だからこれで……いいはずなのだ
少し中断
俺と和の会話で気がついたのか、
菫達が近づいてきた
淡「聞いたよ、きょうたろー1位だったんだって? おめでとー!」
京太郎「ま、まぁな」
自分のことのように喜ぶ淡
それとは違い、
部長モードな菫は咳払いをして淡を止めたのだが、
菫「おめでとう、京太郎。部長として、先輩として、それに……まぁともかく、嬉しいし、誇りに思う」
そう言うと、少し顔を赤くして逸らしてしまった
照「男子では個人戦予選通過も初めてらしい。それを貴方は1位で塗り替えた」
京太郎「そ、そう……だったんですか」
そんな歴史は初耳なのだが……
照「だから貴方は誇っていい」
照は俺の顔を覗くように見上げながらそう告げた
まるで心の内を見透かしているかのように
京太郎「ほ、誇ってますよ?」
照「京太郎」
照は俺の耳元に顔を近づけると、
周りには聞こえないような小さな声で続けた
照「……同率だから1位じゃない」
京太郎「えっ?」
照「とか言いそうな気がしただけだから」
照は横目で俺の横顔を見つめ、小さくうなづいた
照「禁句」
京太郎「わ、解った……」
菫「何をこそこそと……」
淡「おにいちゃーん。菫が嫉妬してるー」
京太郎「え?」
菫「してないぞ。別に」
淡「それはつまり信頼してると」
菫「まぁ……な」
淡「ほほう……熱愛ですな」
菫「一発ひっぱたく権利を私にくれ」
ニヤつく淡、そのせいで部長モードを乱される菫
微笑ましいものだと思う――って、あ
京太郎「あのさ、このあと祝勝会あるんだけど。行かない?」
淡「祝勝会? きょうたろーの?」
京太郎「そう。しsy――……」
淡「ん?」
京太郎「あぁ、えっと……」
思えば、
戒能プロに指導してもらってるなんて淡達には話してなかった
いや、もう誘っちゃったし遅いかもしれないんだけど……
1、適当にごまかしてなかったことにする(菫のみ)
2、もういっそ教えて全員誘う
安価下2
いやいやいや、
もはや隠したりするのは無理だろうな、常識的に考えて。
よし、いっそ教えてしまおう
京太郎「実は、以前から戒能良子っていうプロ雀士に指導してもらっていまして……」
淡「えぇぇっ!?」
菫「淡に話してなかったのか」
淡「え、知ってたの!?」
菫「ああ」
照「知ってた」
淡「ぐぬぬぬぬ」
京太郎「いや、照は偶然知ってしまっただけで……その――ごめんなさい」
淡「ちょっと悔しいだけで怒ってはないから別に謝らなくてもいいよ」
京太郎「そ、そっか……ありがとう」
淡は普通に怒ることもなく許してくれたらしく、
気にしないで。と笑うと、話を戻した
淡「そのことと祝勝会はどういう関係なの?」
京太郎「戒能プロ達が俺の1位通過を祝ってくれるらしいんだ。
よかったらお友達もってことで虎姫誘おうと思ったんだけど……」
菫「……和は帰ったし、尭深も祝勝会はきついものがあるだろうしな」
照「なら私たちだけでいくの?」
京太郎「そういうことになるんだけど、都合上2人三組で頼むって言われててさ」
淡「軽自動車なんだね」
菫「スポーツカーみたいなものなんじゃないか?」
京太郎「というわけでさ、二人ひと組になろうと思う」
菫「私と京太郎でいいか?」
淡「別に良いかもしれないけど……つまらなくない?」
京太郎「なにが?」
淡「恋人同士で組んだら私と照余り物になっちゃうじゃん」
そういうことか……
組み合わせ的に文句はないけど、
あまり者同士で組む。みたいなことが嫌なのな
淡「それに、こういう席順みたいなのってくじが定番だもんね」
照「否定はしない」
安価コンマ一桁判定(数字が近い者同士で)
下 京
下2 照
下3 菫
下4 淡
京 (50)、照 (29)、菫 (50)、淡 (83)=京太郎と菫、照と淡
淡「まぁ、わかってたんだけどね」
照「よくあると思う。運命レベルの話で結ばれているとか」
京太郎「ここは現実なんですけどね」
照の本でしか得ていない知識披露を中断させると、
出口付近に車が止まった
良子「京太郎、迎えにきました」
淡「わわわっ本当に戒能プロだ!」
照「あとは………」
恒子「男子個人トップの須賀くんに女子勝ち抜けの3人じゃん!」
菫「小鍛冶プロと解説していた福与恒子アナウンサーだな」
車は三台。
あと一人いるはずなんだけど……
01 カツ丼さん
23 三尋木プロ
45 野依プロ
67 針生アナ
89 小鍛冶プロ
安価下コンマ判定
判定5=野依プロ
理沙「……来た」
京太郎「わざわざ済みません……でも、その……4人になっちゃいました」
理沙「っ! 帰る」
恒子「じゃぁタクシー戻してこっちのってもいいよー? 3人乗れるし」
どうやら、
福与アナの方には野依プロが同席するらしい
淡「どっちに乗る? 京太郎に譲ってあげるよっ」
京太郎「ん~……」
福与アナは初めてだけど、野依プロも戒能プロも知り合いだし……
1、福与アナの車
2、戒能プロの車
安価下2
俺達は戒能プロの方の車に乗ることにした
京太郎「今日はありがとうございます」
良子「ドンウォーリー、気にしないでください」
京太郎「でも……わざわざ祝勝会なんて」
良子「大事な教え子だから」
戒能プロはそう返し、少しだけ車の速度を上げた
周りの車を追い抜き、
後ろからは福与アナの車が離れながらもついてきている……なんとかだけど。
菫「少し早くないですか?」
良子「イエス。スピーディ……この車は、京太郎の成長速度は。どっちも早い」
京太郎「え?」
菫「それには同意しますよ。たった数ヶ月で個人戦1位ですし」
良子「菫も評価してます。私は」
菫「私のこれまでを一気に追い抜いた京太郎よりはダメですけどね」
菫は少し残念そうに、
でもそれ以上に嬉しそうな声でそう言うと、
俺を見つめながらだんだんと距離を詰め、耳元で囁いた
菫「私は恋人として嬉しいし、誇らしいよ。京太郎」
京太郎「す、菫……s、さん」
すぐに離れ、赤みががかった表情で続けた
菫「さ、さっき……言えなかったからさ」
良子「……………」
戒能プロの少し嬉しそうな笑い声が聞こえた気がした
少し早いけど今日はここまで
お疲れさまでした
戒能プロの口調が全くできない……ぐぬぬ
あと、乗った車によって車内イベントが違うだけでほかは特に
菫と京太郎のコンマシンクロ率は異常
良子「ついたよ、2人共」
菫「え……」
京太郎「なん、ですかここ」
料亭のような雰囲気を醸し出す、
簡単に言えば上流階級の人達御用達とも言えるような外観。
しかも内装は和風で、日本を強調というか尊重しているというか。
とにもかくにもアレだ。
京太郎「ま、マジでここなんですか?」
良子「近くでいい場所探したらここしかなかったから」
淡「すごーい!」
照「プロの感覚は逸脱」
色んな意味で……ね
俺達はその内装に一喜一憂しながら案内された部屋へと入ると、
人数こそ少ないものの、凄い顔ぶれだった
プロ雀士である戒能プロ、野依プロ、小鍛冶プロ、
テレビ局に勤めている福与アナ
インハイチャンプの照に、今大会個人戦進出を決めた菫と淡……
同率とは言え一位通過することができた俺
自分がかすむくらいすごい人の集まりだ
いつの間にこんな人たちと交流を持ったのか……
なんていうか……人生ってわからないものだなぁ
と、感慨にふけっていると、
淡に脇腹を小突かれた
淡「なにこれどういうこと? 私聞いてないんだけど」
菫「ああ、これはさすがに予想外だぞ京太郎。小鍛冶プロと知り合いだったのか」
京太郎「まぁ……」
助け舟をもらおうと小鍛冶プロに視線を送ると、
困ったように首をかしげ、答えてくれた
健夜「良子ちゃんと出かけたときに偶然会ったんだよね」
良子「イエス、喫茶店の前でした」
淡「なんで教えてくれなかったの?」
健夜「変に広まったりしたら困るからって口止めしてたんだ。ごめんね?」
淡「う~……京太郎は年上の方が好きなんだね」
どういう解釈でそうなったんだ
恒子「アラフォー小鍛冶健夜に春が!?」
健夜「アラサーだよ! っていうかさすがに高校生とは犯罪だから!」
照「愛に年齢は関係ない……らしい」
菫「あ、煽ってるんじゃない!」
プロ雀士や、アナウンサー
そんな有名人たちとこうやって騒いでるのはまるで夢みたいだ
でも……夢じゃない
理沙「……おめでとう」
ひょっこりととなりに現れた野依プロは、
小声でそう言い、またみんなの騒ぎを見つめているだけだった
良子「ストーップ!」
喧騒を裂いて戒能プロの大声が響く
良子「京太郎」
名前を呼ばれ立ち上がると、みんなからの視線が集まり、
俺は思わず俯き気味になってしまった
だって仕方ないだろ?
恥ずかしいし、本来は注目されてるような人ばかりなんだし
京太郎「えっと……今日は俺のためにこんなすごい祝勝会を開催してくれてありがとうございます
同率っていう少し物足りない結果でしたが、なんとか1位通過することができました!」
乾杯の音頭というかなんというか、
挨拶的なものを終えると、
みんなの食事会が始まった
安価下~座席判定
下 京 二桁目で 健夜
下2 菫 二桁目で 恒子
下3 淡 二桁目で 理沙
下4 照 二桁目で 良子
コンマは小さい順で並ぶ
0123
4567
という感じの座席
京(3)、菫(5)、淡(4)、照(6)、健(3)、恒(1)、理(3)、良(0)
良、恒、京、健
理、淡、菫、照
座席はこんな感じ
京太郎、健夜、理沙に関しては、
名前の並びで決めました
恒子「ねぇねぇ、須賀クン」
京太郎「はい?」
恒子「今どんな気持ち? 異性に囲まれてる男子学生の気分教えて!」
京太郎「はぁ!?」
健夜「こ、こーこちゃん!?」
恒子「まぁまぁ、すこやんだって聞いてみたくない?」
健夜「別に聞きたくないけど……」
恒子「……そんなだから婚期逃しちゃうんじゃないの?」
ピシッと、
何か嫌な音が聞こえた気がした。
それを感じ取ったのか、
菫も、淡も、、照も……みんなが手を止め、
小鍛冶プロへと恐る恐る視線を向けた
健夜「……こーこちゃん、あのね? なんども……言わせないで欲しいんだけどね?」
口元だけが笑い、目が笑ってない小鍛冶プロは、
福与アナを俺越しに睨んだ
健夜「私まだ20代だから! まだ平気だから!」
健夜「確かにもう27だけどまだ平気だから!」
と、
必死に言っているのは恐らくというか絶対福与アナに対してなのだが、
傍から見れば俺に言っているとしか思えない状況だし、
福与アナは俺の影に隠れたまま出るつもりはない様子
それどころか、耳打ちしてきた
恒子「ほら、ここで気の利いた一言」
京太郎「そ、そんなむちゃぶり……」
明らかに起こっているといった雰囲気の小鍛治プロだが、
はてさて、なんて言えばいいのやら
1、だ、大丈夫ですよ。いつか結婚できます
2、そうですね、大丈夫だと思います
3、小鍛治プロは可愛いと思いますよ
4、小鍛冶プロは綺麗だと思いますよ
5、………………
6、いや、無茶言わないでくださいよ
7、そのほか自由明記
安価下2
えっと……なんて言えばいいんだろうか?
健夜「……………」
ま、待ってる!?
小鍛治プロも待ってるの!?
周りを見ると、
頑張れ。というなんか助けてもらえない雰囲気が漂っていた
ここに男子一人というのが災いしたのだろうか
ここはもう腹をくくるしかない
京太郎「こ、小鍛治プロは……綺麗ですし、可愛いと思いますよ……」
健夜「か、かわいい!?」
京太郎「は、はい……で、ですからその。大丈夫だと思います……」
たぶん。
恒子「大人の女性に対して可愛いとは……やるね、少年!」
京太郎「えっ?」
なにかまずかったのか?
小鍛治プロは嬉しそうというか、なんかブツブツと呟いてるし……
福与アナが嬉しそうだと嫌な予感しかしない
健夜「ね、ねぇ須賀くん」
京太郎「はい?」
健夜「ゎ、私って須賀くんから見たら女の子?」
京太郎「へっ?」
照「……止めなくていいの?」
菫「と、止めたいけど……」
淡「小鍛治プロが可哀想というかなんというか……」
良子「………………」
健夜「ど、どうなのかな?」
京太郎「そんなこと言われても……」
ある意味子供っぽいから女の子とは言えるし、
でも正直、女性と女の子の境目なんてわからないし、
だから純粋に年齢で言うなら女性だろうし……
菫「……難しい問だな」
照「……どっちだと思う?」
菫「私に聞くな、答えられん」
1、誰かに助けを求める(相手明記)
2、お、女の子ですね
3、お姉さん……ですね
4、女性ですね
5、わ、わからないですよ、そんなこと
6、そのほか自由明記
安価下2
その今にも泣き出しそうな小鍛治プロの必死さに、
京太郎「女の子ですよ!」
俺は思わず断言してしまった
健夜「そ、そうかな!?」
あ、すごく嬉しそうだ
これでよかったんだろう。きっと……多分。
菫や淡たちの小鍛治プロを見る目が、
明らかに哀れんでいるようだけど……まぁ、な?
そして、照れているのか、
少しだけ顔を赤くしつつ、上目遣いのような目線で小鍛治プロは見つめてきた
京太郎「うっ……」
すごい罪悪感を感じるんですけど。
いや、俺じゃないですよ?
むしろ俺は頑張ってフォローしてるだけなはずなんですけど、
なんでこんな――ん?
ツンツンと背中を突かれ、俺が振り向くと、
恒子「ふふふっ」
悪い笑顔を見せる福与アナがそこにいた
京太郎「今度はなにをするつもりなんですか? いい加減――」
恒子「ねぇねぇ、京太郎くん」
京太郎「きょ」
恒子「こんなかで付き合うとしたら誰がいい?」
京太郎「はいぃっ!?」
恒子「ほら、やっぱり女の子に囲まれてる以上この人となら……っていうのはあるでしょ?」
いや、現在進行形で付き合ってる人が目の前というか、
机挟んで隣にいるんですけど……
良子「福与アナ、ストップ。それ以上は――」
恒子「いいじゃんいいじゃん! 戒能プロだって選ばれたいでしょ?」
良子「そういう問題では……」
ダメだ、この人止まる気がしない
いやでも、この質問はさすがに……
1、俺、菫さんと付き合ってるので普通に菫さんですけど
2、いやいやいや、ノーコメントで
3、じゃぁ、福与アナで
4、そのほか自由明記
安価下2
京太郎「いやいやいや、ノーコメントで」
恒子「えーこの部屋の中以外にほかに好きな人でもいるの?」
京太郎「そういう問題じゃなくてですね……」
好きな人は目の前にいるんですよ。
でも、小鍛治プロのフォローしてあげなくちゃいけないっぽいし、
だからすみれと付き合ってるなんて率直な答え返すわけにはいかないし、
京太郎「とにかく、プライベートなことなので話しません」
菫「そうだな、アナウンサーにしゃべるとロクなことがないだろうしな」
京太郎「……菫さん」
いままでの恨みというか何かを一言に凝縮したな……絶対
恒子「もしかしてこの連れてきた3人の中の誰か!?」
京太郎「ノーコメントで」
とりあえず福与アナには適当に返すことに決め、俺は箸を進めることにした
小鍛治プロも俺から視線を外し、
食事に戻ってくれているようだし、
福与アナもチラチラと様子を伺ってはいるものの、
余計なことは喋らないようだ
京太郎「……………」
1、誰かに話しかける(菫、恒子、健夜、照、淡、良子、理沙から選択)
2、誰かが口を開くのを待つ
3、みんなで何かをしよう(すること明記)
4、そのほか自由言動明記
安価下2
京太郎「あのさ、菫さん」
菫「ん? どうした?」
反応を見る限り、
俺が小鍛治プロに対して色々と言っていたことは、
あまりというか全然気にしていなさそうだ
京太郎「いえ、その……」
菫「なんだ、はっきりしないな……」
2人で席を離れれば個人的な会話ができるけど、
それはもう怪しさ全開だし……
周りに人がいてもできるような会話――
1、ちょっと席を外そう
2、そのほか自由
安価下3
時間なので今日はここまで。
基本的に21、22時頃からの再開になるかな
あんまりすこやん虐めるとトラウマが……(すこやんに
京太郎「ちょっといいですか?」
菫「まぁ、別に良いが……」
菫は俺の要望に応え、
ほかの人たちをちらっと見てから菫は口を開いた
菫「少し今後のことで話があるので出てきます」
京太郎「すみません、食べててください」
恒子「へぇ~? 本当は?」
福与アナの追求するような視線に対し答えたのは、
俺でもなく菫でも淡だった
淡「京太郎は男子代表、菫は男子代表だから話し合うことがあるんだよね」
恒子「そうなの?」
照「……時々、話してる」
照も空気を読んでくれたのか、
なんとかごまかして俺達は席を外した
菫「……それで?」
2人きりになれる場所に付いたとたん、
菫は真剣な表情で訊ねてきた
それもそうだ。
わざわざ場所を変えてまでなんだし。
京太郎「それはですね……」
安価下2
1、菫を放ったらかしにしてごめん
2、そのほか自由明記
京太郎「菫を放ったらかしにしてごめん」
菫「は?」
本気で謝罪したのに、
菫はそんな素っ頓狂な声を上げ、
そのまま呆れたようなため息を付いた
菫「何を言ってるんだお前は」
京太郎「だ、だってさっき俺……」
菫「あれは正直仕方がないだろ……私でも宥めるために同じようなことしていたさ」
あー……小鍛治プロのこと哀れんでたのか、やっぱり
京太郎「そ、そうなのか?」
菫「そんなことで嘘はつかないぞ、私は」
菫はそう答えてから俺を見つめ、
いつものように微笑んだ
菫「それに、私は京太郎のこと信じてるから」
京太郎「す、菫……」
なんだか言われているこっちが恥ずかしくなって、
俺は思わず顔を背けてしまった
菫「大体、お前がフラフラするのはもう解りきってることだしな」
京太郎「すみませんでした!」
菫「いいさ。気にしない。だって京太郎はこうやって私を見てくれていたのだからな」
菫の優しい声は、
いつの間にかゼロ距離になり、そしてぎゅっと。優しく包まれた
菫「お前が恋人にしたい奴を選べと言われたときは驚いたよ」
京太郎「俺だって驚きましたよ」
戒能プロまでもが察して止めてくれたのに、
あの人強引に押し切ってくるし、
小鍛治プロもプロで期待の眼差し向けてくるし
京太郎「本当は菫だって言っても良かったんですけどね」
菫「言えばよかったのに」
京太郎「でも、それじゃ小鍛治プロ泣かせちゃいそうだったんで」
俺が困った笑い声を上げると、菫も同調して笑った
菫「あいも変わらず無差別な優しさだな、京太郎は」
京太郎「そういう性格なんですよ」
菫「……話はこれで終わりか?」
京太郎「え?」
菫「私を呼び出してまでしたかった話だよ」
京太郎「あーそれは」
正直に謝りたかっただけだし、
終わったようなものだな
けど、まだ何かあったかな、話すこと
京太郎言動自由安価下2
俺は離れようとした菫の体を抱きしめた
菫「なっ、おま……」
京太郎「いいじゃないですか、少しくらい」
俺は少し悪戯な口調で応え、菫の体を離した
菫「急にやられるのは……困る」
京太郎「すみません」
菫「謝る気無いだろ」
京太郎「そんなことありませんよ」
恥ずかしそうに顔を赤くしながら避け目で睨む菫の視線を受けながら、
俺は菫と一緒にみんなの部屋へと戻ることにした
時間なのでここまで
再開するときに安価で判定入れます
安価下コンマ判定
4 恒子
0 健夜
6 理沙
7 淡
ゾロ目、照
判定ゾロ=照
俺達が戻ろうとした矢先、視界には赤い髪が映った
見覚えのある髪色だし、
見覚えのある服装だし――
京太郎「照、何してるんだ?」
照「プロ勢の中に淡を置き去りにしてきた」
ひでーなおい
……いや、そうじゃなくて
京太郎「部屋から出てきた理由だよ」
照「呼びに来た、2人を」
菫「話があると言ったのにか?」
照「呼びに来たのは私と淡の意志……どうせ嘘だし」
嘘ですいませんね、嘘で
ここら辺で冗談返さないのが菫だ
少し険しい表情で照を見つめ、訪ねた
菫「何かあったのか?」
照「早く戻らないと淡がプロ3人相手で打つことになる」
京太郎「はぁ!?」
菫「お前が打てば良かったんじゃないか?」
照「私はチャンプだからお楽しみ。らしい」
……戒能プロはそんなこと言わない
野依プロも無口だし言わないだろう。
小鍛治プロか福与アナのどちらか……だな
京太郎「っていうか待ってくださいよ。雀卓なんてどこにあるんですか?」
照「福与アナの仕込み」
菫「あー……」
納得できるのか?
まぁ確かにあの人いろいろと厄介事持ち込みそうだしなぁ
菫「で、私たちの誰かが戻らないとそのまま。と」
照「すでに始まってる。かも……迷ったし」
京太郎「おいおい……」
まぁ仮にそのメンツで打ったとしても、
さすがに淡を集中狙い撃ちはないだろうからな
むしろ小鍛治プロを全力で止めに行くだろう
菫「京太郎、どうする?」
京太郎「え?」
1、京太郎が打つ(野依プロの代わり)
2、菫が打つ(野依プロの代わり)
安価下2
京太郎「俺が打つ」
菫「ほう」
照「……………」
元の部屋に急ぎ足で向かいながら、
俺は2人にそう告げた
菫「相手はプロだぞ?」
京太郎「知ってる、そんなことは経験してきたから」
でも、それで怖がっていられない。
それで逃げてなんていられない。
京太郎「プロに比べたら俺はまだまだ弱いよ。けどさ」
京太郎「勝負をしなきゃ、勝つことも負けることだってないんだから」
部屋に入り、
遠慮がちに打つ野依プロの代わりに入ることにした
京太郎「お願いして……いいですか?」
良子「それはノープロブレム。バッド……」
戒能プロは困った表情で小鍛治プロを見つめた
健夜「……………」
淡「う~……きついかも」
京太郎「ん?」
小鍛治プロは黙って俯いたままだ
寝ちゃったんだろうか?
安価下コンマ判定
44 超本気モード
4 健夜「ふふふっ」
0 健夜「大丈夫、ちゃんと抑えるから」
7 健夜「本気で相手……した方が良い?」
スルー=0
判定4・・・・泥酔状態
健夜「ふ、ふふふふっ」
おとなしいかと思えば急に笑い始め、
瞬間、俺の仲の何かがビクつき、
思わず牌を落としかけてしまった
淡「っ……全開ではないだろうけど……」
良子「……抑え、きれるかどうかはわからない」
いや、これは抑えるとかどうとかの問題じゃない。
日本最強の雀士が(酔って)力を中途半端に出してくる
健夜「始めよ―――っか?」
小鍛治プロは含みのある笑みを浮かべ、俺たちを見渡した
淡「怖い、怖いよ……この人」
京太郎「………………」
淡も震えているし、
もしかしたら俺には見えていないもっと危険なものが見えているのかもしれない。
戒能プロも不安そうだし、焦っているのがわかった
良子「……オーケー」
京太郎「?」
安価下コンマ判定(戒能プロの補正)
最低値1最高値0のコンマ補正
戒能良子、コンマ補正1.4倍
小鍛治プロよりかは明らかに軽い気配。
けれど、それは確かに怯えさせるような何かを隠し持っている気がした
良子「………………」
健夜「行くよ、良子ちゃん」
俺達は眼中にないのかもしれない。
それでも触れようとすればやけどじゃ済まされなそうな危なさ
京太郎「………………」
これがプロの気迫……
押さえ込まれちまう、これは、やばい
どうする?
狙い撃ちは行くか?
安価下
行く場合相手指名
健夜(コンマゾロ目で成功)
良子(コンマ90以上で成功)
淡( コンマ2以上で成功)
※プロは特殊な数値になってます
良子「……無駄」
京太郎「っ」
躱された――なら、ガチで行くしかないっ
コンマ判定
下 健夜(150+120)
下2 良子(108+95-30)
下3 淡(90+93-30)
下4 京(89+62+15-30)
健夜(場の半端支配) ※特殊条件化のため威力低下
・相手に影響を及ぼす異能の無効化
・相手への重圧-30
良子(簡易憑依)
・コンマ1.4倍
ごめん、またミス
京太郎は京(93+65+15-30)だった
健夜(150+120+52)=322
良子(108+95-30+102)=275
淡(90+93-30+100)=253
京(93+65+15-30+84)=227
圧倒的な力量差
まともな思考をできないはずの小鍛治プロが戒能プロさえも抑えてトップ
俺は淡さえも抜けなかった
いや、解ってる。
元から実力不足だっていうことは。
負けることだってわかりきっていたことだ。
それでも、こんな……こんな結果
健夜「ふふふっ、まだ……まだ」
良子「興奮冷めやらぬ様子で」
菫「戒能プロも少し様子がおかしいけどな」
照「……私が行くべき?」
1、淡後退で照出撃
2、京太郎後退で照出撃
3、そのほか自由
安価下
京太郎「淡、下がれ」
淡「で、でも……」
照「無理はしなくていい。無理すれば壊れる」
照はそっと淡の肩に手を乗せると、
少しだけ力を込めて引き倒した
淡「て、照!?」
照「……私なら戦うことができる」
京太郎「照、打つのか?」
照「私なら壊れないから」
京太郎「……………」
確かにこの重圧、何局も持ちそうにないだろう。
でも、なんだろうかこの気持ちは
照「……打ちます」
健夜「どうぞ」
さすがにここまで。
お疲れさまでした
?「打てますか?」
?「ククク……」
照「……………」
健夜「…………」
良子「…………」
異様に澱んだ空気が場を支配し、
3人よりも劣る俺は呼吸でさえもうまくできない。
集中すればするほどに疲労が溜まる
だからといって気を抜けば俺はすぐにでも倒れるだろう。
京太郎「……すごいよな、やっぱり」
インハイチャンプ、日本最強、それに及ぶ肩書きはなくても、
賞を貰い、高い評価を得るほどのレベルなのだ
菫、野依プロ、俺、戒能プロで打ったあの時はまだ手加減してたってことか……
それですら抜けなかった野依プロは……って、集中しろ。須賀
今は――対局中だ!
安価下で選択
行く場合相手指名
健夜(コンマゾロ目で成功)
良子(コンマ90以上で成功)
照(コンマ30以上で成功)
※特殊な数値になってます
判定・・・・・・失敗
確率が低いとは思っていた。
それでも、
それでも狙うべきだった、当てるべきだった。
京太郎「くっ」
健夜「無駄だよ、京太郎くん」
小鍛治プロは見事なまでに赤い表情で俺を見つめた
健夜「もうちょっと頑張ろうね」
そういい、にこっと笑った
コンマ判定
下 健夜(150+120)
下2 良子(108+95-30)
下3 照(107+98-30)
下4 京(93+65+15-30)
健夜(場の半端支配) ※特殊条件化のため威力低下
・相手に影響を及ぼす異能の無効化
・相手への重圧-30
良子(簡易憑依)
・コンマ1.4倍
健夜(150+120+88) =358
良子(108+95-30+14)=187
照(107+98-30+88)=263
京(93+65+15-30+81)=224
良子「っ……」
戒能プロへの小鍛治プロの直撃
健夜「ごめん、つい」
小鍛治プロは一言謝罪すると、
近くに置いてあった飲み物を口に含んだ
菫「最初は和了らないとは言え――」
健夜「宮永さんの打ち方は悪くないよ」
菫のつぶやきに反応して、小鍛治プロは答えた
健夜「ただ……暗いだけ。何も映らないほどに、ね?」
小鍛治プロのそれは酔った人の意味不明な言葉にも思える。
しかしそれはしっかりと意味を持って照に伝わり、
その表情に焦りの色を塗った
京太郎「……照?」
黙り込んだままの照は、
卓を見つめ、小鍛治プロを見つめ、
戒能プロを、そして俺を見つめ、
また俯いてしまった
照はしっかりと俺や戒能プロから和了れていた
なのになんで?
照「……見えなかった」
京太郎「え?」
照「何も……見えなかった」
照はそれだけしか言わなかった
健夜「ど~うする? きょうたろーくん」
京太郎「え?」
嫌に猫なで声。
それでいて崩れた口調
健夜「今日はいつもよりもずっと良い卓だし……続けたい」
嬉しそうにいう小鍛治プロに対し、
恒子「あちゃー……」
福与アナは困ったように頭をかいた
淡「どうかしたの?」
恒子「いや、ほら。すこやんってさ自分のレベルに合わないところでやってるからさ……」
健夜「ふふふふっ」
恒子「いつも手加減ばっかりで溜まってるんだよね。それでこの卓だから……」
健夜「麻雀って、面白いよね?」
理沙「……止める気がない」
京太郎「じゃぁどうするんですか?」
恒子「酔いつぶれるまでやるしかないんじゃない?」
福与アナは簡単そうに言うが、
正直言って打ってる側が潰れかねない
健夜「……どうするの?」
照「……私は別にうっても良い」
良子「私は少し休憩したい」
菫「それなら私が入ります」
3人が俺を見てきた
1、いいですよ、打ちましょう
2、の、野依プロ……
3、福与さん、責任もって打ってください
4、も、もうやめましょう
安価下2
京太郎「いいですよ、打ちましょう」
見た感じでは、
小鍛治プロはだいぶ酔って来ているはずだ
加えて福与さんが次々お酒を注文して傍に置いて、
小鍛治プロは気にせず飲んでるから……あと1局くらいで行けるかもしれない。
それには、俺達が全力で相手をして小鍛治プロに気分を更に良くして、
アルコールの回りをはやめられたらベストだ
菫「大丈夫か?」
京太郎「平気ですよ」
大丈夫、行ける。やれる――やれるだけを、全力で!
安価下で選択
行く場合相手指名
健夜(コンマゾロ目で成功)
菫(コンマ10以上で成功)
照(コンマ30以上で成功)
※特殊な数値になってます
安価下2コンマ判定
ゾロ目ですこやん
50~70 で照
10~30 で京太郎
うむ
健夜
コンマ判定
下 健夜(150+120)
下2 菫(98+99-30)
下3 照(107+98-30)
下4 京(93+65+15-30)
健夜(場の半端支配) ※特殊条件化のため威力低下
・相手に影響を及ぼす異能の無効化
・相手への重圧-30
健夜(150+120+33) =305
菫(98+99-30+25)=192
照(107+98-30+5)=180
京(93+65+15-30+)=145
やっぱり圧倒的だった
小鍛治プロは菫の狙い撃ちですら躱し、俺のも当然の如く躱し、
照はなぜかあまり調子が出せず、
俺よりは上だったが、
いつもと比べればはるかに弱く感じた
健夜「すぅすぅ……」
菫「……やっぱり、まだまだっていうことか」
照「……………」
小鍛治プロが倒れるように眠ったことで
最凶との対局は終わりを告げた
淡「……強かった」
京太郎「そうだなぁ」
四肢を放り投げて眠る姿からは想像はつかないが、
最強という言葉にふさわしい実力だった
恒子「ごめんね、ほんとごめんね、反省してるから」
理沙「……むぅ」
福与さんは野依プロにこってり絞られてるし、
次からはもう、多分平気だろう……多分
戒能プロが疲れてお休み中だし、
帰れるのはもう少しあとになるだろうか
とりあえずはここまで。
お疲れさまでした
このあとは安価で指定して交流になります
ごめん、今日は無理だった
明日はできればやりたいと思う
再開します
さて、帰れるのがまだ先になるなら、
こう、手持ち無沙汰にぼーっとしてるのもあれだし、
ここにいる誰かと話しでもしていようか
それとも誰かに連絡でもするか……
それとも、ゆっくりと休むか……さて
1、誰かと交流(菫、淡、照、良子、恒子、理沙、健夜)
2、電話(咲、和、奈緒、二尾、五子から選択)
3、メール(咲、和、奈緒、二尾、五子から選択)
4、そのほか自由明記
安価下2
そうだ、せっかく連絡先をもらったんだし、
奈緒さんに電話でもしてみようかな。
俺とは違い、普通の実力のみで俺よりも上に立った人
そんな人がこういう時間帯になにをしているのかとか、
少し気になるわけで……
京太郎「麻雀漬けだったりして……」
そんな呟きで通話ボタンを押すと、
奈緒さんは意外にもすぐに出てくれた
奈緒「こんばんは、だよね。京太郎くん」
京太郎「どうも、奈緒さん」
奈緒「それで? キミが僕になんの用なのかな?」
奈緒さんの嬉しそうな声。
向こうからは雑音とかが聞こえてくることはないし、
おそらく今は一人。
雀卓をいじっているということもないだろう……多分
京太郎「えっとですね――」
1、今日はお疲れさまでした。本当にすごかったですよ
2、次は負けませんよ、奈緒さん
3、今は何をしているんですか?
4、そのほか自由明記
安価下2
京太郎「いや、大した理由じゃないんですけどね……良いですか?」
奈緒「うん、全然問題はないよ。僕だってそういう時くらいあるし」
奈緒さんの笑い声に続いてイスが軋む音が聞こえ、
それに続いてパチッ、パチッと音が響く
京太郎「何してるんですか?」
奈緒「今日のキミとの対局を調べて見てるんだよ」
京太郎「え?」
奈緒「僕的には最高の試合だった。負けるかもしれないと思った」
奈緒さんが嬉しそうにそう言えるのは、
勝ったからか、それともただただ良い対局だったから。なのか
目の前にいない以上は解らない
奈緒「僕は全力だった。全力だったのに負けるかもしれないと焦らせてくれた」
京太郎「俺だって全力でしたよ」
そう、俺は負けたのだ
本気の本気。
奈緒さんにはない特別な力を使っても――。
それは実力の差
縮めることのできない差
奈緒「でもさ、キミは僕を狙わなかったよね?」
京太郎「それは……」
奈緒「キミの正確な決め打ちは凄い才能だと思う。なのに……だよ」
それは一転して残念そうな声だった
決め打ち……というのだろうか?
俺はただ相手の作ろうとしている役を予測し、
捨てるであろう牌を自分の和了牌として手牌を作り上げているだけ
ただそれだけ……
奈緒「言ったよね? 次は僕相手にも本気で来て欲しいって」
京太郎「ええ、言ってましたね」
この人は俺の技を知らない。
けれど、俺の技に似た技を知っている
奈緒「……ねぇ、京太郎」
京太郎「はい?」
奈緒「宮永照は強いかい?」
京太郎「え?」
奈緒「キミは白糸台の人だからいつでも会えるじゃないか」
京太郎「それはそうですけど……」
っていうか、
今同じ店、しかも同じ個室にいるんですけどね
それだけじゃなくてプロが3人も……
奈緒「僕も行けるなら白糸台が良かったんだけどね、学力高いし」
奈緒さんはあはは。と笑うと、話を戻した
奈緒「打ったことくらいあるよね?」
京太郎「ありますよ。すごく強かったです」
奈緒「……そっか、良いなぁ」
奈緒「全国で僕が勝ったらさ」
京太郎「なんですか?」
奈緒さんは少し言葉を止め、
鳴っていた牌を打つ音も途絶えてしまった
京太郎「奈緒さん?」
奈緒「打たせてくれないかな、宮永さんと」
京太郎「それは………」
たぶんきっとおそらく絶対に俺が頼んでも打たせてはくれないだろう
1、ごめん、俺が頼んでも無理だと思う
2、いいですよ。勝てたら。ですけどね
3、そのほか自由言動
安価下2
奈緒さんには酷なことだけれど、
こればかりは正直に言おう
京太郎「ごめん、俺が頼んでも無理だと思う」
奈緒「そうなの?」
京太郎「まぁ、色々あってさ」
段々と仲良くなれているとは思うが、
誰かと対局してくれ。なんてお願いを聞いて貰えるほど仲がいいとは言い切れないしな
京太郎「ごめん、ほんと……」
俺の謝罪に対して返ってきたのは笑い声だった
奈緒「あははは。そんな、気にしなくていいよ」
京太郎「でもさ」
奈緒「いいよいいよ。キミみたいな人と打てるんだし、それ以上は叶うなら。ってくらいだから」
それほどまでに奈緒さんは俺に期待してくれているということだろう
俺はその期待を裏切りたくはない。
一度は負けた相手として、全国でもう一度戦う相手として……。
俺は奈緒さんのそれになんと返すべきだろう。
濁すことしかできなかった今日の別れの時とは別の言葉をぶつけられるだろうか
俺は――
1、ありがとうございます、絶対に負けませんから
2、俺はもっと強くなりますから
3、奈緒さんにも期待してますよ
4、そのほか自由明記
安価下2
京太郎「次は狙い打ちますから!」
奈緒「……そっか、そっか。僕はキミに狙われるのか」
奈緒さんのより一層嬉しそうな声が響き、
変に憂鬱になりかけていた空気を吹き飛ばした
奈緒「良いよ。受けて立つ。僕はキミのそれを全て躱して見せよう!」
奈緒さんの声は音漏れしそうなほどに大きく、
近くにいた菫がピクッと反応した
奈緒「約束通り高く空を飛び、僕はキミの頭上へと――消えてみせる」
奈緒さんのそれは、
実現できると思わせるような強さがあった
とりあえずここまで
お疲れさまでした
京太郎が奈緒さん無能力って判断してるのって根拠あったっけ
>>467
感じ取れないから持ってないってアバウトな判断基準
再開しまう
京太郎「言ってくれますね」
奈緒「当然だよ。僕とキミはいわば好敵手なんだから」
奈緒さんに引っ張られたのか、
俺の声も思った以上に楽しそうで、
そしてそれ以上に嬉しそうで。
これが良いライバル関係なのかなって思えた
京太郎「そうですね、好敵手です」
奈緒「ふふっ、そうだね」
奈緒さんは笑ってそう返してきた
さて……長電話もアレだしそろそろ切ろうか……
まだ何か話すことはあったかな?
1、そろそろ切ろう
2、そのほか自由
安価下2
京太郎「奈緒さんってプロとか目指してます?」
これだけ強いし、麻雀に対して全力なのだ
奈緒さんはプロを目指しているのかと思うのは必然だろう。
けれど、笑い声のまま奈緒さんは答えた
奈緒「いいや、僕は別にプロを目指しているわけじゃないよ」
京太郎「え?」
奈緒「プロになったらどうする?」
京太郎「プロになったらどうするって……対局?」
奈緒「いや、そう言う意味じゃなくて」
奈緒「例えばキミがプロを目指すとしよう」
京太郎「はい」
突然の例え話。
まだ時間はあるし、聞くことにした
奈緒「プロを目指して、それでプロになったら? キミはどうなる?」
京太郎「プロになれて喜ぶ……と、思いますよ?」
奈緒「そうだね」
俺に回答が正しいのかなんなのか、
奈緒さんはそう言いながら笑い、
少しだけ黙り込んだ
奈緒「でもさ、気づけば先にはもう何も残ってないんだよ」
京太郎「どういうことですか?」
奈緒「目指すってことはそれはゴール。だから、着いたらもう終わってしまう」
奈緒さんの言いたいことはなんとなくわかった
目指す場所にたどり着いたとき、
その先がなくなってしまう
いや、何もなくなるわけじゃない、
他にもまだまだある。でも、終わってしまうのだ
奈緒「僕にとってプロになることは通過点でしかないよ。京太郎」
京太郎「……やっぱりですか」
奈緒「今の男子は女子に劣るなんて言われてるのは、キミも知ってると思う」
以前読んだ本にそれに似たようなことが書いてあったのを、
おぼろげではあるが覚えてる
奈緒「だから、僕はそんなことはないって証明するためにプロになる」
京太郎「……………」
奈緒「高校最強の宮永照にも、日本最強の小鍛治プロにだって――僕は勝つ!」
この人の夢は、目指している場所は
俺が思っているよりもずっとずっと高い場所だったらしい
奈緒「だからキミには負けられないんだ」
1、俺だって、負けられません
2、その2人は滅茶苦茶ですよ。色んな意味で
3、なら俺も……最強を目指そうかな
4、そのほか自由明記
安価下2
でも、それでも。
俺の目標が、夢が、
奈緒さんの通過点でしかないのだとしても。
京太郎「俺だって、負けられません」
奈緒「解ってる。だってキミは強いじゃないか」
奈緒さんはさっきまでとは違う、
少し変わった笑い声を漏らすと、
ふぅっと息を吐いた
奈緒「だからこそ、僕達は全国でまた会うんじゃないか」
京太郎「そうですね」
奈緒さんとの対局。
おそらく、また最後の最後でトップ争いをすることになるだろう
そうなったとしても、俺は負けない。負けるわけにはいかないんだ
※奈緒との電話を終えた
安価下コンマ判定
44 イベント
4 健夜「ううっ……死ぬ」
0 良子「そろそろ、帰りましょう」
7 健夜「ごめんね、迷惑かけちゃって」
77 イベント
判定4=健夜「ううっ……死ぬ」
奈緒さんとの通話を終えた俺の耳に飛び込んできたのは、
淡でも照でも菫でもなく、
小鍛治プロの、しかも今にも死にそうなかすれ声だった
健夜「うぅっ……死ぬ。目が回る」
京太郎「小鍛治プロ……」
こんな大人にはなりたくないなーと思う反面、
それでも麻雀は強いんだよなーという憧れ。
その葛藤が視線を逸らさせた
健夜「京、太郎くん……?」
そんな声と一緒に、小鍛治プロの手が伸びてきた
それは俺の胸ぐらを捉え、
小鍛治プロはずりずりと近寄ってきた……というか這い寄ってきた
健夜「なんで目をそらしたの?」
京太郎「それは……っ!?」
お酒臭い!
なにこの人、こんなんだから婚期のが……じゃなくて!
京太郎「辛いなら横になってれば良いじゃないですか」
健夜「ここで横になっても良いの?」
京太郎「えっ」
小鍛治プロは座っているために伸ばしていた足に触れた
1、ダメに決まってるんですが
2、別に良いですよ
3、俺なんかより良い人一杯いるでしょうに
4、そのほか自由言動
安価下2
京太郎「……………」
菫は別に良いと言っていたし、
それ以前に呆れていたというかなんというか。
まぁ、介護みたいなものだし……いや、介抱だっけ
とにかく、菫も許可してくれるだろう
京太郎「別に良いですよ」
俺がそう答えると、
小鍛治プロは嬉しそうに微笑んだ
健夜「ありがと、京太郎くんっ」
酔った勢いなのか解らないけれど、
声がダミ声だから可愛いとは思えなかった……
とりあえず今日はここまで
すこやんとの交流、後帰宅となります
おそらく、奈緒さんが男子個人ではラスボスになると思います
団体の方は……まぁ、なんとか考えておきます
昨日できなかったけど、今日はやります。できる限り
健夜「……ごめんね」
京太郎「はい?」
俺の足の上で横になっていた小鍛治プロは、
不意にそんなことを呟いた
健夜「酔った勢いとは言え、色々しちゃったし……」
酔う前から主に福与さんのせいで色々されてたし、
別にどうということはなかったりする
健夜「京太郎くんのお祝いだったのに」
京太郎「そういえばそうでしたね」
俺が小さく笑って返すと、
同じように小鍛治プロも笑ったが、
頭に響くのか、すぐに頭を抑えて呻いてしまった
1、それでも……楽しかったですよ
2、無理しちゃダメじゃないですか
3、なら、何かしてくれません? お詫びに
4、そのほか自由
安価下2
俺をイジったり、
麻雀で周りをボコボコにしたり、
もはや俺の祝勝会なんてどこかへ消えていたけれど、
それでも。
京太郎「それでも……楽しかったですよ」
健夜「そ、そう?」
京太郎「料理も美味しかったですし、貴重な体験も出来ましたから」
戒能プロの本気、
小鍛治プロの準本気と打てた
それに加えて、照とも……
健夜「喜んでくれたなら私も嬉しいよ」
そう言うと、
小鍛治プロは声にはせずに笑った
そのあとは戒能プロが復活し、無事に送り届けてもらった
小鍛治プロ曰く、また機会があったら。とのこと、
今度は福与さんは連れてこないらしい
それならまぁ、大丈夫だと思う
良子「2人はどこに下ろせば良い?」
京太郎「え?」
菫「それは……」
1、喫茶店(以前通り寮生活を続行)
2、菫宅前(菫と同居設定に)
安価下2
京太郎「喫茶店前でお願いします」
良子「オーケー、もうすぐ着くから準備を」
京太郎「はい」
本当なら菫の家にまで行ってあげたいが、
そうなると戒能プロは往復する必要があるし、
それをなくして徒歩では100%門限には間に合わない
少し前を走る福与さんの車が左折していき、
俺たちの乗る車もまたその後を追う
菫「……それじゃ、またな」
京太郎「そうですね」
俺達は結局同居はしないことにした
菫のご両親からの反対があったわけじゃない。
俺が嫌だったわけでもなければ、
菫が嫌がったわけでもない。
それでも同居しなかったのは、
そうするにはまだ早いと思ったからだ
そして前の車が止まり、
戒能プロの車も止まり、前の車からは淡が降りてきた
菫「…………」
京太郎「…………」
1、あとで電話します
2、お疲れさまでした
3、キス、しますか? ここで
4、そのほか自由明記
安価下2
京太郎「後で電話します」
その菫のなにか言いたそうな姿に、
俺はそれだけ言って車を降りることにした
言いたいことがあったとしても、
門限があるから長居はできないし、
それなら電話で済ませるしかないのだ
淡「ありがとうございましたー!」
京太郎「ありがとうございました」
恒子「ごめんね、迷惑かけて」
京太郎「いえ、楽しませてもらいましたから」
良子「では、グッナイ」
※淡以外の全員と別れました
とりあえずここまで
菫の家同居の件はなしで進めます
長く開けて申し訳ない
同居の話を決めずに飛ばしてしまっていたので
菫の家に戻るなら同居設定に、戻らない場合は非同居設定にしようかなと
すみれの家には戻らず寮に戻るが選択されたため、同居するか否かを、キャンセルに。
この夜のあと、学校なしの休日を一日か二日
飛ばし全国団体、また休日、そして全国個人
その結果でEND……の、予定だったっけ
京太郎「ごめん、小鍛治プロがあそこまで壊れるとは」
淡「ううん、プロと打てて楽しかったし、照への対策も思いついたから万々歳だったよ」
淡はすごく嬉しそうだ
それにしても照への対策か……
京太郎「団体戦では仲間なんだからな?」
淡「解ってるよー」
はしゃいじゃって……。
彼方に見える星を背景に、そんな子供な淡を見つめる
淡は二位だった。菫を凌いで上に立った
それがさらに成長したみたいですよ、菫
個人戦、2人でトップになるという願いは叶えられるだろうか。
淡「ねぇーきょーたろー」
京太郎「ん?」
淡「優勝のご褒美、何か欲しいのある?」
京太郎「え?」
淡「あんなに弱かったきょうたろーは、ううん、お兄ちゃんは強くなったし」
言い換える必要性を感じないんだけど。
そんなツッコミも追いつかないほどに早く、
淡は夜の闇の中、街灯に照らされ輝く金髪を揺らした
淡「これは妹として、部の仲間として、祝福が必要かなって思うし」
京太郎「そんなこと気にしなくても良いんだけどな」
淡「私はよくないよ。だって……すごく嬉しいんだもん」
俺は淡や菫達の成長が嬉しいし、
それと同じように、淡も喜んでくれている
京太郎「そうだなぁ」
1、淡の笑顔が見たいな
2、淡の頭を撫でたいな
3、特にないよ。今まで十分すぎるほど貰ったから
4、そのほか自由明記
安価下
京太郎「淡の頭を撫でたいな」
俺がそう答えると、
淡は少し困ったように首をかしげた
淡「きょうたろーって髪が好きなの?」
京太郎「いや、そんなことはないんだけど……」
久しく触れていなかったような気がした
それでなくても、
淡は撫でられるのが好きで
淡に対してもご褒美をあげるべきだと思ったから
淡「まぁ……きょうたろーなら好きにしてくれて良いよっ」
ひょいっと頭を突き出し、淡は俺の動きを待つ
風で撫でられて巻き起こるその香りは、
だれかの酒臭さで殺られた鼻を癒してくれる
吸い込みたくなるような衝動を抑え、
俺は優しく触れた
淡「えへへっ」
京太郎「…………………」
サラッとした感触が手から伝わってくる
下に動かすのではなく、
横に動かすと、整っていた髪が少しだけ乱れ、
なめらかな手触りにザラっとした髪の毛そのものの感触を交えてくる
淡「……もう夜だし、別に乱れても良いよ?」
京太郎「そっか」
男もそうだけど、
女の子は特に髪の乱れには気を使うと思っていたのだけど、
時間の関係もあり、それは全く無問題らしい
淡の頭の後方まで手を伸ばすと、髪の隙間からうなじに触れた
淡「にゃぁっ」
京太郎「っ!」
淡「そこは違うよ!」
京太郎「ご、ごめん」
ちょっと乱れた。髪ではなく、心が。
淡「お兄ちゃんの変態」
京太郎「ご、ごめんってば」
別にそういうつもりなんかなかったのに、
淡は少し怒りながらそういう
いや、怒っているわけではなさそうだ
京太郎「……目的はなに」
淡「もうちょっとナデナデって感じでして欲しいかな」
京太郎「はいはい」
俺自身、それをしたかったのだし、
拒否をしたりする理由はない
もう一度頭に触れ、今度は髪が乱れることも気にせずになでてあげる
京太郎「お疲れ様」
淡「うん、お疲れ様~」
嬉しそうな俺たちの声が、暗い夜道にぽつんと響いた
短いけれどここで中断します。
時間取れた時にポツポツと進められたらなと
※淡とは付き合ってません。
まとめ
>=(体力09(70)、精神10(54)、麻雀93>93(32)、異能65>65(41) )
>各キャラ 名前(相手視点関係 好感/信頼)
本日 前日
>宮永咲(幼馴染 5/7)>宮永咲(幼馴染 5/7)
ST>大星淡(義兄妹 11/11)>大星淡(義兄妹 11/10)
SP>原村和(恩人 2/3)>原村和(恩人 2/3)
√>弘世菫(恋人 14/14) >弘世菫(恋人 13/14)
>宮永照(信頼 7/7)>宮永照(信頼 6/7)
>渋谷尭深(部活仲間 1/2)>渋谷尭深(部活仲間 1/2)
>亦野誠子(部活仲間 0/1)>亦野誠子(部活仲間 0/1)
>戒能良子(弟子 3/2)>戒能良子(弟子 3/2)
>野依理沙(知人 0/1)>野依理沙(知人 0/1)
>小鍛治健夜(弱握者 2/2)>小鍛治健夜(弱握者 0/2)
休日は都合上無理っすねー先輩
全国やって、個人やって、終わらせるしかなさそう
全国大会初日は咲とのイベントが……
でも、今日は無理
気づかれないようにsage
団体戦当日
思えば長かったような、短かったような
曖昧な感覚
いずれにしても……今日全国団体戦があるということに変わりはなく
そしてそんな中、
俺はかなり重要な任務を承っていた
京太郎「……さて、どうするべきか」
この大事な試合前に受けた重要な任務とは、
咲、照、宮永母を会わせるということ。
正直言ってかなり難しいことかもしれないが、
しなければならない
もうすでに、咲とは約束しちゃったしな
で、俺がするのは照とお母さんを咲のところに誘導することなんだけど
これがまた大問題である
照と咲は致命的な方向音痴であり、
全国大会の会場ともなれば迷子になるのは必須
つまりそれを阻止しつつ、
咲と照達を合わせなければいけないわけだ
京太郎「……どっちに接触するかが重要だ」
いや、もしくは誰かに協力を頼んでもいいかもしれない
1、淡に協力を要請
2、菫に協力を要請
3、照と接触
4、咲と接触
5、そのほか自由明記
安価下
3、4の場合コンマ判定有り
ここはやっぱり菫に協力を頼むべきかな
照とも仲がいいし、
快く引き受けてくれることだろう
淡でもいいんだけどアイツはちょっと……なぁ
菫『別に良いが……何も団体戦前にしなくても良かっただろうに』
と、最もなメールが返ってきた
京太郎「なるべく早く、解決したかったんです……と」
菫『ふむ……相談されなかったことについて言及したいが――』
うぐっ……
菫『親友の為、京太郎の為。その幼馴染の為。協力しよう』
どうやら菫は協力してくれるらしい
これなら、だいぶ成功率は上がるはずだ
菫にはやっぱり、
照の方をお願いするべきだろう
照にはお母さんをなんとか連れてきてもらうしかないな
いや……そこらへんの方法は
俺よりも菫の方がうまくやってくれるはず
菫『解った。出来る限りうまくやる。京太郎もちゃんと連れて来るんだぞ』
京太郎「解ってます。お願いします……と」
ポチポチと携帯を操作し、
ポケットへとしまった瞬間、
すぐにメールが返ってきた
菫『度が過ぎた場合は、覚悟しておいてくれ』
京太郎「……?」
なんのことだろう
気になったが、
そこまで気にすることでもないような気がした俺は
咲からの連絡を受けて迎えに行くことにした
もはや現状全然把握できんな
何やってたっけか
咲「こっちだよ~」
京太郎「咲、久しぶりだな」
咲「そうだね、えっと……あの遊園地以来だよね」
京太郎「そうだな」
遊園地
俺と菫が忘れてしまうほど小さい頃
最初に会った場所
そして、俺と菫が付き合うきっかけとなった場所
久「あら、咲ったらこんな男の子と遠距離恋愛してたんだ~」
咲「ち、違います……幼馴染っていうだけで」
久「ほんとにぃ~?」
そう言いながら俺を見つめてくる人は
制服のタイ的に3年生だろうか
菫とは性格が真逆な気もするが
部長としての風格がありそうではある
咲「あの、それじゃぁ私は予定通り」
久「はいは~い」
数絵「咲さん、気をつけて」
咲「行ってきま~す」
みんなとは仲が良いらしい
あの人付き合いが苦手な文学少女さんが……ねぇ。
咲「なぁに? 京ちゃんちょっと馬鹿にしてるでしょ」
京太郎「な、なんだよ急に」
咲「咲って人付き合い苦手だったんじゃないのかーとか。思ってたよね?」
京太郎「お、思ってない。思ってない」
実は少し思っていました……なんて。
いや、でも本当に良かった
上手くやっていけてるようで何よりだよ
……とは、なんだか気恥ずかしくて言えなかった
>>559
ですよね。
基本的な話は非安価で進めていき、
大会の時だけコンマ判定に協力してもらう。という形になると思います
もう少し投下したいけど、今日はここまでにします
約束の場所に行くと
既に菫達は到着していた
照「っ!」
「……………」
咲「…………」
3人は黙り込み、顔を見合わせ
やがてそれは俺たちへと向けられた
照「……どういうつもり?」
菫「どうもこうもない。こういうことだ」
咲「あのねお姉ちゃん、私……」
「あら。咲、貴女はんんでこんなところに来てるの?」
響いたのは
咲達のお母さんの冷たい声だった
>>571訂正
約束の場所に行くと
既に菫達は到着していた
照「っ!」
「……………」
咲「…………」
3人は黙り込み、顔を見合わせ
やがてそれは俺たちへと向けられた
照「……どういうつもり?」
菫「どうもこうもない。こういうことだ」
咲「あのねお姉ちゃん、私……」
「あら。咲、貴女はなんでこんなところに来てるの?」
響いたのは
咲達のお母さんの冷たい声だった
咲「私も……参加してるから」
「何言ってるのよ。貴女は」
咲「私、また麻雀始めたんだ」
「弱いくせに? また、周りの足引っ張って」
俺は向こうで先がどれだけ努力をしてきたのかは知らない
でも
団体でも、個人でもこっちに来れるくらい強くて
ほかの部活メンバーから大切にされてることもさっき知った
咲「前の私はそうだったかもしれないけど……でも、私はもう前の私じゃないよ。お母さん」
照「……………………」
俺達はここにいるべきではないのかもしれない
そう思ったのはどうやら菫もだったらしく
彼女を見れば彼女も俺を見ていて
俺達は互いに頷くだけで理解し合い、その場をあとにした
菫「無事に終わるといいな」
京太郎「大丈夫だと思いますよ」
なにせ
あの咲が自分からお母さんに対して強気に出てたんだから
菫「実際、咲ちゃんのデータは少ないが……かなり危なそうな奴とはわかってるんだ」
京太郎「危ない……ですか?」
悪待ちとかそういう意味なのかとも思ったが
さすがに咲はそんな打ち方はしないだろうと頭を振ると
予想外の答えが返ってきた
菫「咲ちゃんは全て嶺上開花で和了っているんだ」
京太郎「……え?」
菫「嘘じゃないぞ」
京太郎「いや、嘘だって思うつもりは……」
嶺上開花といえば
カンしてツモる牌でツモあがりするってことだよな?
正直言ってかなり出にくいってわけでもないとは思う
だけど、それが対局での咲の和了全てだというのなら話が変わってくる
菫「オカルトだよ、あの子は」
菫の声をはじき出し
照が言ったあの言葉が頭には響いていた
【咲は私よりも強い】
チャンプが認めるほどの実力を持っている……ということだ
菫「京太郎。私たちを信じろ」
京太郎「菫さん……」
菫「お前は自分のことに集中しとけ」
菫は笑う
絶対に勝つという意思を感じさせる
強い瞳だった
男子の団体は簡易に決めさせてもらいます(敵)
安価下コンマ判定
1桁目が 4(2人) 8(1人) ゾロ目(3人) でA高異能持ち ()内は人数
安価下2コンマ判定
1桁目が 4(2人) 8(1人) ゾロ目(3人) でB高異能持ち ()内は人数
安価下3コンマ判定
1桁目が 4(2人) 8(1人) ゾロ目(3人) でC高異能持ち ()内は人数
素早くどうもです、短いですがここまでで
ようやく戻れたので地道に行きます
A高0人
B高2人
C高3人
厳し目ですね
安価下コンマ
一桁でB高 1人 2桁でB高 2人 異能力 最小値1 最大値0で判定
安価下2コンマ
一桁でC高 1人 2桁でC高 2人 異能力 最小値1 最大値0で判定
このレスコンマ一桁でC高3人目
B高 1人 100 2人目 30
C高 1人 40 2人目 100 3人目 20
名前ないと不便なので適当に付けます(左から先鋒→大将)
A 土田 杵島 田中 大橋 倉田
B 塚本 藤堂 牛島 前田 近江
C 佐藤 西山 倉本 石井 宮内
白 A先 須賀 B先 C先 D先
塚本(100) 牛島(30)
佐藤(40) 西山(20) 倉本(100)
先鋒 A先輩(69+30) 敵全体-18
次鋒 京太郎(93+65) シャープシュート
中堅 B先輩(68+36)
副将 C先輩(69+31)
大将 D先輩(83+30) +50
先輩方は時間経過による補強してあります
A先輩「さて、行ってきますか」
京太郎「頑張ってください」
D先輩「大将までにトバしておいて」
C先輩「いやいや、決勝でそんな無茶は無しでしょ」
緊張は……していないみたいだ
でも、決勝なだけあって相手はかなり手ごわい
この人たちでも、そう簡単には行かないかな……
安価下 白糸台A(69+30-7) 場の支配 全員-18
安価下2 モブ校A(70+25-18-25)
安価下3 モブ校B(75+100-18-25) 最終Pに+60
安価下4 モブ校C(67+40) 場の支配 全員-25
場の干渉者のみ、減少値変更
A先輩 -25を+18で-7へ
モブ高C -18を+25で0へ
1位 モブ校B(75+100-18-25+94+60=286)
2位 白糸台A(69+30-7+75=167)
3位 モブ校C(67+40+15=122)
4位 モブ校A(70+25-18-25+21=73)
A校が15000 C校が7000
=22000
1位 モブB +17600(117600) ±0
2位 白糸台 +4400(104400) -13200
3位 モブC -7000(93000) -24600
4位 モブA -15000(85000) -32600
A先輩「B高怖い」
京太郎「ですね……あれはかなり手強いかと」
とはいえ
次鋒だから次は俺なわけだけど
俺の位置にも手強い人がいるんだよなぁ
D先輩「頼んだぞ、京太郎」
京太郎「いやいや、先輩が一番重要ですって、これ」
D先輩「そうやって言いつつもやってくれるって信じてる」
C先輩「おう、信じてる」
京太郎「無責任な……」
でも、やれるだけはやらないとな
ほかにも危なそうな人達はいるし……
油断はしない、全力で打つ!
安価下 京太郎(93+65)
安価下2 モブ校A(100+00)
安価下3 モブ校B(77+32)
安価下4 モブ校C(70+20) +30P
安価下5(SS)使用、不使用選択
モブ高 A B C から相手を選択(しなくても可)
A高のみ、同レスコンマ7以上で成功、 B Cは確定
1位 京太郎(93+65+18+50=226)
2位 モブ校A(100+00+83=183)
3位 モブ校C(70+20+30+84-50=154)
4位 モブ校B(77+32+26=136)
B校が3000 C校が3000
=6000
1位6割 2位3割 3位1割
1位 モブB -3000(114600) ±0
2位 白糸台 +3600(108000) -6600
3位 モブC +600 (93600) -21000
4位 モブA +1800(86800) -27800
京太郎「……………」
不味いな……さっきのB高のリードが大きい上に
周りの人達が強くて中々点が稼げない
このままだと
最悪2位のまま次に回すことになる
いや、先輩方だって決して弱いわけじゃない
だけど、俺よりも強い可能性がある人がまだ控えている以上
リード無しでは回したくない
京太郎「……よしっ」
安価下 京太郎(93+65)
安価下2 モブ校A(100+00)
安価下3 モブ校B(77+32)
安価下4 モブ校C(70+20) +30P
安価下5(SS)使用、不使用選択
モブ高 A B C から相手を選択(しなくても可)
A高のみ、同レスコンマ7以上で成功、 B Cは確定
1位 モブ校C(70+20+30+82=202)
2位 京太郎(93+65+28=186)
3位 モブ校A(100+00+36=183)
4位 モブ校B(77+32+15=125)
A校が3000 B校が7000
=10000
1位6割 2位3割 3位1割
1位 白糸台 +3000(111000) ±0
2位 モブB -7000(107600) -3400
3位 モブC +6000(99600) -11400
4位 モブA -2000(84800) -26200
京太郎「…………すみません」
A先輩「いや、俺がしくじったせいだ」
落ち込んだ俺の肩を叩き
A先輩は自分のせいだというけれど
あれは正直仕方がない
なにせ、他の高校からは強い相手を出してきていたんだから
でも、おれは……
B先輩「いや、十分だ」
京太郎「え?」
B先輩は笑う
緊張などないと言うかのように
敗北なんて、ないと断言するかのように
B先輩「あとは俺に、任せときな」
安価下 白糸台(68+36-15)
安価下2 モブA(80+20-15)
安価下3 モブB(75+30) 全員-15
安価下4 モブC(85+100-15)
安価下5 コンマゾロ目でモブC ポイント1.5倍
とりあえずここまで
ふむ……今回は大会とかも全部こっちで処理して
ハッピーエンドルートで終了させちゃったほうが良いかな
終わり方はこの試合が終わってから決めます
いっそEDをコンマで決めてしまうという斬新な方法が……
1位 モブC(85+100-15+66=236)
2位 白糸台(68+36-15+83=172)
3位 モブB(75+30+34=139)
4位 モブA(80+20-15+33=118)
A校が8000 B校が3000
=11000
1位6割 2位3割 3位1割
1位 白糸台 +3300(114300) ±0
2位 モブC +6600(106200) -8100
3位 モブB -1900(105700) -8600
4位 モブA -8000(76800) -17500
B先輩「今はトップなんだ、トップになれなくたっていい、マイナスにさえならなきゃな」
京太郎「先輩……」
C先輩「あとはガチ勝負か」
D先輩「この調子だと、俺にも回ってくるのか……」
D先輩は一応強いはずなんだけどなぁ
あんまりやる気を見せてくれないのが気がかりだ
安価下 白糸台(69+31)
安価下2 モブA(87+10)
安価下3 モブB(76+27)
安価下4 モブC(76+20)
1位 モブB(76+27+92=195)
2位 白糸台(69+31+81=181)
3位 モブA(87+10+61=158)
4位 モブC(76+20+56=152)
A校が3000 C校が3000
=6000
1位6割 2位3割 3位1割
1位 白糸台 +3000(117300) ±0
2位 モブB +6000(111700) -5600
3位 モブC -3000(103200) -14100
4位 モブA -2000(74800) -42500
C先輩「すまん、なんとか頑張ったんだが」
B先輩「まぁ、まだトップだからなんとかなるって」
A先輩「俺がせめてもう少し詰め寄れてれば……」
D先輩「これから俺が行くというのになんていう負けムード」
京太郎「頑張ってください、先輩」
ちゃんとした応援のつもりだったのだが
先輩はやや不機嫌そうに見つめ返してきた
D先輩「女の子のマネージャーに応援されたかった」
C先輩「……せんぱぁーい。頑張ってーっ!」
D先輩「あっ、もうだめだ終わった」
B先輩「良いから行って、ほら早く!」
安価下 白糸台(83+30) +50
安価下2 モブA(90+30)
安価下3 モブB(83+15)
安価下4 モブC(80+30)
1位 白糸台(83+30+50+68=231)
2位 モブA(90+30+80=200)
3位 モブC(80+30+74=184)
4位 モブB(83+15+54=152)
B校が3000 C校が3000
=6000
1位6割 2位3割 3位1割
1位 白糸台 +6000(123300) ±0
2位 モブB -3000(108700) -14600
3位 モブC -2000(101200) -22100
4位 モブA +3000(77800) -45500
先輩D「ふっ、まだまだだね」
先輩C「きゃーっ先輩かっこいいーっ」
先輩D「気持ち悪いからやめろ」
D先輩は見事に決めてくれた
流石は男子の中でトップクラスの実力者なだけはあるよな
京太郎「ありがとうございました、先輩」
先輩D「気にすんな、一応大将だからな」
先輩はそう言って笑う
ちゃんとやる気出していたら
もしかしたら俺よりも強いのかもしれない
そう思うと、体が震えた
とりあえず勝つことが出来たので
1、男女共に団体戦優勝、個人戦は菫、京太郎優勝ルート(大成功END)
2、男女共に団体戦優勝、個人戦は京太郎のみ優勝ルート(成功END)
3、男女共に団体戦優勝、個人戦は菫のみ優勝ルート(普通END)
4、男女共に団体戦優勝、個人戦は両者準優勝ルート(失敗END)
5、男女共に団体戦優勝、個人戦は両者3位ルート(大失敗END)
その後に考えてたものとしては上の5つになる
女子側団体敗北のルートはなし
こちらの遅延だったから1で進めようと思うけど良いかな?
全てが終わり
俺達は菫の部屋に来ていた
菫「改めておめでとう」
京太郎「いえ、菫さんこそ」
俺達、白糸台高校麻雀部は
男女団体、男女個人
共に優勝するという奇跡を起こし
しかも、女子個人に至っては4位と3位そして1位を奪うという快挙を達成した
2位は宮永咲
照の言った通りあいつは強かった
いや、強いの範疇に収まらないほどに強かった
それは宮永家の母親に実力を見せるという目的があったからだと
咲自身が教えてくれた
けれど、菫はそれにさえも勝ったんだよな……
京太郎「菫さん、どうします?」
菫「なにをだ?」
京太郎「俺たちのことですよ」
個人戦を終えたら
俺たちの関係をみんなに話すという話
全国大会を終えた今
菫達3年生はもう……引退する時期だ
そう、引退してしまう
菫「そうだな……盛大にバラしてしまうのも面白いだろう、重大発表だーってな!」
京太郎「あははっいつになくテンションが高いですね」
菫さんは笑う
でも、ちょっとだけ無理している感じがした
菫「私は引退する」
京太郎「そうですね」
菫「お前は残る」
京太郎「そうですね」
関係を話すことについての話だったはずなのに
話は逸れていく
菫「長いようで、物凄く……いや、あまりにも短すぎる時間だった」
京太郎「俺にとっては物凄く長い時間でしたけどね」
いろいろなことがありすぎて
正直短いとは思うことはできそうにない
菫「そっか」
菫は静かに呟き
2人きりでいるときの優しい目で見つめてきた
菫「なぁ、京太郎」
京太郎「なんですか?」
菫「……凄く楽しい部活だろう? 麻雀部は」
京太郎「……………」
時間が全く無いわけではないだろう
でも、3年生なんだ
受験がある
もしくは、就職活動がある
菫「お前が1年早ければなぁ。それかせめて同年だったら悩む必要もないのに」
京太郎「何が言いたいんです?」
確かに……今までのように毎日なんて事は出来なくなるだろう
でも、会うことはできるし
麻雀部に顔を出すことだってできる
菫「あぁ……つまりだな」
菫は首を振り、残念そうに呟いた
菫「私はお前に部長になって欲しいって思ってるんだ」
……あれ?
俺が考えてたことと違うのか?
京太郎「引退するのが悲しいとかじゃないんですか?」
菫「何言ってるんだ。いつだって見に行けるだろうが」
京太郎「ですよねー」
菫は困ったように笑うと
ベッドを軋ませた
菫「尭深はあの性格だからな、部長は向かないし。誠子はさ……」
京太郎「実力不足。ですか?」
菫「まぁ……いや、そんなことはないが……」
菫はあからさまに目をそらす
亦野先輩も報われないな……
俺たちの特訓に何度か付き合ってくれてたし
良い人なのにな
菫「とにかく、明日全部話そう」
京太郎「全部?」
菫「ああ、全部だ」
明日の集まりで
俺と菫の関係も
俺を部長に推薦するという話も
京太郎「俺、残ったら殺されるんじゃないですかね?」
菫「ふふっ。堅物の部長に好意を持つ奴がいるわけないだろ」
京太郎「だと良いんですけどね……」
うちの学校のやつらは色々アレだからな
菫にきつい目で見られて云々って奴もいる可能性はある
菫「なぁ、京太郎」
京太郎「はい?」
菫の方を見ると、
言いづらそうに俯き、ぬいぐるみを抱きしめていて
思わず、可愛いと正直に言いそうになってしまった
菫「私と暮らそう」
京太郎「え?」
前に上がったその話は
菫自身が拒絶したはずなのに……
菫は抱きしめていたぬいぐるみを
さらに強く抱きしめ、顔を埋め
でも、声だけは響かせた
菫「ここじゃなくて、2人で……な」
京太郎「ふたっ……」
菫「も、もちろん! 今すぐじゃなくて。私が卒業してからだぞ!」
菫はわたわたと手を振り
ぬいぐるみが床へと転がっていった
菫「その、卒業したら会うのは難しくなるから……だから」
京太郎「菫さん……」
菫「さん付けは止めろよもう……今は二人だから、私はお前の女だぞ」
やや怒った感じで菫は言いながら
俺のことを睨んできた
京太郎「いや、まぁ、その部長モードでしたし」
菫「……まぁ良い。で?」
京太郎「で? って……そう簡単に……」
決まっちゃうのが菫の家族だもんな
俺たちがしたいといえば
たとえ2人きりの同棲であろうと
許可をしてくれるだろう
菫「嫌か……?」
菫は寂しそうに呟き
その消え入りそうな声は空気に溶けていく
嫌なわけがない
願ってもないことだ
菫「部活での私の夢は叶った。次は、キミの彼女としての夢を叶えたい」
菫は笑う
気恥かしそうに
でも、何よりも幸せそうな笑顔だった
それを断ることができるとしたら
それはきっと、勇者になれるほどの……なんて
いつかした覚えのある言葉が頭に浮かぶ
京太郎「菫の夢ならなんだって叶えてやりますよ」
菫「そうか……なら――」
菫は不意に唇を重ねてきた
初めてしてから気に入ってしまった愛の証明
菫「私は京太郎の望みを……なんだって叶えてやるさ」
彼女はそう言って、笑った
菫「な、な、な……なんだとっ!?」
翌日、部室には菫の声が響いていた
と、言うのも
菫は昨日話した通り
祝勝会が行われている最中に俺との関係を暴露した
暴露したのだが……
「いや、ですから。もはや誰でも知っているというか……」
「ねー? 結構噂だったもんねー」
菫「ば、馬鹿な……なんでだ」
「あの合宿の帰りの時から、須賀くんは部長にお熱だって話にはなってましてね?」
みんなには既にバレていた
照や淡たちが言いふらしたわけでもなく
普通に目撃されていたらしい
「部長と須賀くんが一緒に登校し始めた時なんて、キターって思いましたよ」
「あのお堅い部長を惚れさせるなんて凄いって最初は冗談じみてたんだがな」
京太郎「知ってたらなんで言わないんですか……」
尭深「言ったら部室でも見境がなくなると思った」
酷い言われようである
さすがに、俺たちにだって常識があるし
部員の前で平然といちゃついたりするわけがないだろうに……
菫「ははっ……おいおい、じゃぁなんだ。私達の関係に気を使う必要なんて……」
照「正直なかった」
淡「あははっ、そだねー」
菫「くっ……京太郎! こいつら全員麻雀で叩きのめせ!」
京太郎「うぇっ!?」
菫達は麻雀部からいなくなってしまう
でも、だけど……
これからもこんな風に慌ただしく、楽しい日々は続くのだろう。きっと
かなり長引かせてしまって申し訳ない
一応終わりです
色々と飛ばしたので
最後の方のエピローグ部分のみを抜き出しました
大雑把かつ拙いのは移入しきれなかったせい
ここまで付き合ってくれてありがとうございました
一応、リアル事情は片付いたので
2週目はできないこともないですよ
同じ高校(クリア済み)をもう一度選択した場合、前回クリア時に取得したTIPS、称号を利用可能
さらに、義姉義妹関係、幼馴染関係など、そういう特殊な関係を前週で持っていた相手は
最初からそういう関係として始めることができる。
ほかは考え中(sswikiから)
らしいです
例えると
淡を従妹としてや、菫を旧友として設定した状態から始めることもできるということ
ただし、初期設定改変は1人のみ
ステータスに関しては引き継ぎ可にしようかなと
ただし、コンマ判定で何%引き継げるかを判定することにしようと思う
思ったけれど
主人公は京太郎固定で良いのかな?
と、人がいるかどうかは解らないけど訪ねてみる
変えた場合何をお出ししてくれるのかは気になる
学校は変えられます
もちろん、白糸台を再選択することもできるよ
ただ、淡や菫の設定を引っ張るか、ステータスの引き継ぎをするかどうか
ステータスは引き継がないならまた0から始まる
淡の従妹/義妹設定に関しては
従妹の場合は東京に住んでる淡と長野にいる京太郎という設定になる
それ以上の設定変更は特になし
義妹の場合は両親の再婚、またはどちらかが養子という設定になるため
設定変更が少し多いかな
大星家の場合は東京在住、須賀家の場合は長野在住
進む学校は強制的に同じところになる(行き先は京太郎選択)
菫の旧友設定では
ただ過去に接点があり、仲が良く
最初から連絡が取れるというだけ
コンマによっては京太郎の行く学校(白糸台以外でも)いる場合がある
>>674
ほかの咲キャラを主人公として出したり
どっかの学校の無名さんを操作したり?
でも、京太郎が主人公の方がやりやすそうだから
京太郎主人公で固定にしてしまおうかなと
淡達の設定の引継ぎはしなくても平気だけど、する?
このスレの過去的に考えて
それをコンマで決めると良い事は確実に起きないけど
それでもよければ、コンマで
01~10 引き継ぎなし
11~20 菫引き継ぎ
21~30 淡引き継ぎ(従妹)
31~40 菫引き継ぎ
41~50 淡引き継ぎ(義兄妹 一桁奇数で大星家)
51~60 菫引き継ぎ
61~70 淡引き継ぎ(従妹)
71~80 菫引き継ぎ
81~90 淡引き継ぎ(義兄妹 一桁奇数で須賀家)
91~00 引き継ぎなし
ゾロ目 77で両方
っていう感じになるかな
とりあえず明日あたりから始めることになると思います
とりあえずステータスの引継ぎは後回しで
01~10 引き継ぎなし
11~20 菫引き継ぎ
21~30 淡引き継ぎ(従妹)
31~40 菫引き継ぎ
41~50 淡引き継ぎ(義兄妹 一桁奇数で大星家)
51~60 菫引き継ぎ
61~70 淡引き継ぎ(従妹)
71~80 菫引き継ぎ
81~90 淡引き継ぎ(義兄妹 一桁奇数で須賀家)
91~00 引き継ぎなし
ゾロ目 77で両方
コンマ判定安価下
従妹把握
次、ステータスを引き継ぐかどうか
引き継ぐ数値は後でコンマ判定します
ステータスを引き継ぐ?
安価下から下3の投票判定
無いと思うがまた菫さんルートになることって有るの?
>>689
いや、一応こちら側で調整して
前回と同じ相手のルートにはならないようにしますよ
ステータス引継ぎ把握
コンマ10~19 41~50 91~00 でステータスそのまま引き継ぎ
それ以外で再判定
安価下で
引き継ぎ把握
(精神10(00)、麻雀93(00)、異能65(00) )
体力は運営してみた結果、無意味なので削除しました
シャープシュートに関しては
特に問題がなければ、そのまま使用可とします
※他の異能を習得することは可能です
京太郎の通う高校は以下の15個になると思う
女子高設定から共学設定に変える予定だけど
京子ちゃんとか女装設定とかの方が良い?
女装設定だと、京太郎の容姿などに修正入るけれども
1、清澄高校
2、龍門渕高校
3、鶴賀学園高等部
4、晩成高校
7、白糸台高校
8、姫松高校
9、風越
10、阿知賀
11、臨海
12、千里山高校
13、永水
14、宮守
15、新道寺
ふむ、了解
どこかでそんなことを言われたから聞いてみたけれど
不要なら、無しで行きます
女子高が選択された場合は共学設定になります
1、清澄高校
2、龍門渕高校
3、鶴賀学園高等部
4、晩成高校
7、白糸台高校
8、姫松高校
9、風越(女子)
10、阿知賀 (女子)
11、臨海(女子)
12、千里山高校(女子)
13、永水 (女子)
14、宮守 (女子)
15、新道寺(女子)
安価下2
永水女子で。了解
淡に関してはどうする?
永水に引っ張ってくることが可能だけど……
淡を永水に入れるか否か
1、入れる
2、入れない
3、そこはやっぱりコンマで
安価下~下5
了解
01~10 いる
11~20 いない
21~30 いる
31~40 いない
41~50 いる
51~60 いない
61~70 いる
71~80 いない
81~90 いる
91~00 いない
安価下コンマ判定
いない場合は、原作通り白糸台とします
了解、無しとします
最終結果
須賀京太郎
( 精神10(00)、麻雀93(00)、異能65(00) )
進学先:永水高校
大星淡(従妹)
( 精神10(00)、麻雀85(00)、異能80(00) )
進学先:白糸台高校
となります
余っていてあれだけど
新しくスレ立ててそっちで始めます
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」淡「2ndシーズン!」【1スレ目】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」淡「2ndシーズン!」【1スレ目】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387007461/)
新スレです、こっちはHTMLします
タイトルコールは従妹なので淡
これ以降は未定
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません