女「マジ欲しいわー」ﾁﾗｯ

男「……」ｿﾜｿﾜ

女「今、積極的に来られたら絶対に惚れるわー」ﾁﾗｯﾁﾗｯ

男「……っ！！」ｶﾞﾀｶﾞﾀｺﾞﾀﾝ！

女「特にヴ○トンとかグ○チとかそう言う系プレゼントされたら堕ちるわー」ﾁﾗｯﾁﾗｯﾁﾗｯ

男「……ぐっ！！3ヶ月分の食事を抜けば！！」ﾀﾞｯ



女「チョロすぎ……馬鹿みたいｗｗｗ」



女「ホントチョロすぎ……普通に好きって言ってくれればなぁ……はぁ」

後輩「――で、先輩は買っちゃったと……」

男「うん……」

後輩「馬鹿ですよねー先輩」

男「うるさいなぁ、惚れた弱味って奴だよ」

後輩「でも付き合って無いんですよね」

男「まぁ……」

後輩「ホント馬鹿です。もっと冷静になるべきですよ？」

男「それでも好きだからな」ﾆﾍﾗ

後輩「……」

男「……？」

後輩「もうちょっと、身の丈に合ったと言うか周りを見るべきです先輩は」

男「叶わぬ恋って言うつもりかｗｗｗ」

後輩「……」ﾁﾗｯ

男「ｗｗｗ？」

後輩「先輩がその調子ならホント叶わぬ恋になりそうですよ……はぁ」

男「うるせぇｗｗｗ先行くからなぁｗｗｗ」

後輩「はい、行ってらっしゃいです。飼料纏めたら追いかけますので」

男「おぅｗｗｗ」







後輩「鈍いなぁーあの人は……」

男「どもー○○社の者ですが……」

「はい、○階の応接室に来て頂いてよろしいですか？」

男「はい」




男「緊張するなー」

コンコン

女「どうもおまた……せ」

男「お、女ひゃん！」

女「……」ﾌｰｯ

男「い、いやー女ひゃんがこんなところにいるなんてビックリです！」コーヒーｶﾁｬｶﾁｬ

女「……私がビックリよ」ｽﾞｽﾞｰ

男「えっ、ひっよですね！し、資料なんですが今、私の後輩がですね、も、持ってきます！！」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ！

女「……コーヒー、置いたら？」ｽﾞｽﾞｯ

男「そ、そうですね！っ！ああぁ！！」ﾊﾞｼｬｯ

女「……」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

男「ご、ごめんなさい！大丈夫ですか！？火傷してないですか！！！？ってか服脱いで！！」ﾜﾀﾜﾀ

女「だ、大丈夫！服脱がそうとしないで！大丈夫だから！？ちょっと落ち着いて！！？ってかドコ触って……っ！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

男「あわあわあわ！！女さん！！大丈夫！？あわあわあわ！！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

ガチャ

後輩「失礼します。先輩資料を……」

女「……あ」服乱れ

男「女さん大丈夫？大丈夫？」ﾌｷﾌｷ



後輩「……」ﾆｺｯ

バタン！！！！


女「ご、誤解よ！！！！」

女「ご、ごめんなさい慌ただしくて」

男「すまんな」

後輩「いえいえ」ｽﾞｽﾞｯ

後輩「ただ、いきなり濡れ場を見させられるとは思わなかったですけど」

男「ぬ、ぬ、濡れ場ぁっ！！！？？」ｶﾞﾀｶﾞﾀｺﾞｯｼｬｧｧﾝ！！！

女「あんたは落ち着くって言葉を知らないの！！！？」

後輩「……」ｽﾞｽﾞｰ

後輩（先輩のあの様子、あの女の人が先輩が好きな人か……）

女「ほら、コーヒーが染みに……」ﾌｷﾌｷ

男「あ、ありがとう……」ｶｧｱｱ


後輩（すごい美人……しかもこの感じは、そうだよね。そうだよなぁ……）

後輩「えーと、何しに来たんだっけ、私。ノロケを見に来たんだっけか」

男「ノ、ノロケ？」ﾊｧﾊｧ

女「次、テーブル倒したら張っ倒すわよ」

男「ごめんなさい」

後輩（仲良すぎでイライラする）ﾑｶﾑｶ

女「今日は『大人でも遊べる玩具』を作ろうという企画の会議でしたね。後輩さん、資料頂いて良いですか？」

後輩「……どうぞ！」ﾊﾟｼｯｯ

女「ど、どうも」（あれ、怒ってる……？）

男「……」

後輩「先輩？鼻を抑えてどうしました？」

男「鼻血が……」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

後輩「……」ｲﾗｲﾗｲﾗｲﾗ

男（後輩が怖い）

男「あー、とですね。こちらとしてはプランＢを進めていきたいんですが」

女「それですか……予算が厳しいですね。そちらをベースとしてプランＣのこの部分を流用出来れば……」

後輩（なんだコイツら急に仕事し出した……）

男「あーなるほど、じゃあここを……あっ」手が触れる

男「ご、ごめんなさい！」ﾊﾞｯ！
女「気にしてない、わ」

男「……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

女「……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ


後輩「もうめんどくせぇわ！！お前ら！！！！」バン！！！！バン！！！！！

男女「「！！！？？？」」