思い付きSSです
とりあえず完結はさせたいです
----遠坂邸地下----
凛(聖遺物はないけれどもうやるしかない!!)
凛「抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
ドカーン
???「うぎゃあああ!!」
凛「あれ?変な手ごたえがあったけど失敗した!?」
----凛の部屋-----
???「いたたた・・・いったい誰じゃ!こんな乱暴な召喚をしたのは!!」
凜が音のした部屋に行くと、滅茶苦茶になった部屋の中に、白い髭を生やしたアロハシャツを着た老人が腰を抱えていた
凛「ああ・・・完全に失敗したわ・・・」
???「こんな雑な召喚をしておいてなにを・・・むむむ!!おぬしがワシのマスターか!?」
凛「そ、そうだけど・・・な、なによ」
???「このよく鍛えられた太ももにしなやかなボディ、おぬしただモノではないな?」
凛「あら、よくわかってるじゃない」
???「まだまだ小さいが子の胸も将来的には・・・ぬふふふ」
凛「このエロじじいが!!」バキッ
???「ぬおおお!!」
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亀「・・・というわけでワシがアーチャーのサーヴァント、真名は亀仙人じゃ!!よろしく頼むぞ娘さん」
凛「娘さんじゃないわ。私はあなたのマスター、遠坂凛よ。正直期待はしてないけれどよろしく頼むわ。」
凛「ところで、亀仙人なんてきいたことないんだけど・・・」
亀「そりゃそうじゃ。ワシはこことは全く違う宇宙から召喚されたからのう」
凛「え?どういうこと?」
亀「ワシも詳しくはしらんが、ワシの弟子と破壊神の気まぐれに巻き込まれてしまっての。こんなところに来てしまったわけじゃ」
凛「破壊神とかなんとかよくわからないけど、理解したことにするわ。」
凛「ところでアーチャー、あなたは本当に戦えるの?」
亀「そうじゃのう・・・正直もう弟子たちの戦いにはついていけてないのじゃが、これも修行だと思って頑張るとするかのう」
凛「た、頼りないわ・・・私が頑張るしかないようね・・・」
亀「ところでマスターよ、ワシは自由に霊体化してもよいのか?」
凛「もちろんよ。魔翌力の消費を抑えることもできるし、何より目立たないわ。」
亀「それはありがたい!!これで女湯を覗き放題じゃ!!」
凛「令呪をもって命ずる!!覗きは絶対に許さないわ!!」キュイーン
亀「な、なんということを!!こんなことに令呪をつかいおったわい!!」
----翌日----
凛「学校に行くわよ」
亀「聖杯戦争中にも関わらず日常は続けるのじゃな。いい心がけじゃ。」
凛「霊体化してついてきてもらうけど・・・覗きは絶対に許さないわ。」
亀「わかっとるわかっとる。うひょ!!ムチムチのピチピチギャルがおるわい!!」
凛「・・・心配だわ」
----学校----
亀「むむ?なにやら邪悪な気がみちておるわい」
凛「ええ、どうやら誰かが結界を仕掛けたみたいね。どこのどいつかは知らないけれど、絶対に発動はさせないわ。」
亀「おぬし自由奔放じゃが、いいやつじゃの」
凛「誰が自由奔放よ!!私は常に優雅に生きているわよ!!」
----放課後 屋上----
凛「どうやら結界を解くのは難しいようね。発動を先延ばしにするのが今できる精一杯ね。」
亀「やはり結界を仕掛けている本体を倒さんといかんようじゃのう・・・」
???「なんだ?結界を壊すんじゃねーかよ?」
凛「!?」
凜が声のした方を見ると、そこには全身青タイツの男がいた。
ランサー「おっと紹介が遅れたな。俺はランサーのサーヴァント。あんたらを殺しに来た!!」
ランサーは赤い槍を携えて襲い掛かってきた。
凛「場所を変えるわよアーチャー!!着地は任せた!!」
凜は使える魔術を最大限に生かし、物凄い速さで屋上の柵を飛び越えた。
亀「おてんば娘じゃのう」
飛び降りた凜を、霊体化を解いた亀仙人が抱えて校庭へと着地した。
凛「どさくさに紛れて変なとこ触ってんじゃないわよ!!」バキッ
亀「グエッ・・・わ、わざとじゃないんじゃ!!」
----校庭----
ランサー「おいおい、漫才はその辺にしてくれよ。せっかく殺し合いに来たのによ、気が抜けちまう。」
亀「イタタ・・・これは失礼した。」
凛「あんたのせいよ!!」
亀「なかなかキツイマスターじゃわい。ところでマスター、ワシ暴れちゃってもいいのかの?」
凛「え、ええ!!あなたの力見せてちょうだい!!」
亀「承知したぞ!」
ランサー「やっと始められるな!!待ちくたびれたぜ!!」
次の瞬間、ランサーは人間の目には見えないほどの速度で亀仙人に接近していた。
ランサーの赤い槍が亀仙人を捕らえた・・・かのように凜の眼には見えた。
ランサー「残像だと!?」
亀「それ、こっちじゃ!」
亀仙人の持っていた木の杖がランサーの足を掬う。
バランスを崩したランサーだが一瞬でたてなおし、すぐさま亀仙人との距離をとった。
ランサー「っ!!じじい!!てめえただ者じゃねえな・・・」
亀「ほっほっほ!!おぬしもなかなかの手練れのようじゃの!!ランサーよ、本気でかかってこい。」
その光景はまるで夢でも見ているようだった。
ランサーの目にもとまらぬ猛攻をアーチャーは紙一重で、最小限の動きでかわし続けていた。
亀「なかなか鋭い、早い攻撃じゃ。しかし読みやすい。これでは見えなくても避けられてしまうぞ?」
ランサー「おう、そうかよ!!じゃあこれはどうだ!!」
亀「むむむ!!」
ランサーの攻撃パターンが変わる。
突きが中心だった攻撃から、薙ぎ払いや槍の撓りを利かせた攻撃を仕掛ける。
亀「これは避けてばかりもいられないのう。」
全ての攻撃を見切って躱していた亀仙人だが、さすがに躱しきれずに防御をした。
ランサー「これでも傷一つ付けらんねぇとは・・・正直まいったぜ。」
亀「ワシに手を出させるとは、おぬしもなかなかじゃぞ?」
ランサー「誉め言葉として受け取っておくが、気に入らねえなぁ。」
ランサーは亀仙人から距離をとり、槍を構えなおす。
ランサー「じじい、悪いがここで決めさせてもらうぜ。この宝具からは誰も逃れることはできねぇ。」
亀「ほう、宝具とな?」
ランサーの槍が赤く輝き、膨大な魔翌力が集まる。
???「」ガサガサ
ランサー「だれだ!!」
ランサーは宝具を打つのを中断し、物音のした方へ走り去っていった。
凛「あなた、滅茶苦茶強いじゃない!!見直したわよ。」
亀「おお!!ではご褒美に尻を触らせてくれんか!?」
凛「前言撤回。この糞エロじじいめ!!」バキッ
亀「ぐふっ!!よ、容赦ないパンチじゃ!!これならランサーも倒せるかもしれんぞ!!」
凛「からかうな!!」
亀「と、ところでランサーは目撃者を始末しに行ったのではないのか?」
凛「っ!!私としたことが・・・早くいくわよアーチャー!!」
----学校の廊下----
凛「・・・手遅れだったわ。よりにもよってなんであんたが・・・」
亀「知り合いか?」
凛「まあちょっとしたね。私はこの人を助けてみるから、アーチャーはランサーを追って。」
亀「ふむ、では少年は任せたぞ。」
亀仙人はランサーを追い、凜は宝石を使って士郎を助けた。
ちょっと中断
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