ダイヤ・曜・花丸「浦の星女学院RADIO!!!・お昼の部!」 (18)

書き溜めありです

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ダイヤ「浦の星女学院の皆さん、こんちには。生徒会長の黒澤ダイヤですわ」

曜「えっと…2年生の渡辺曜です」

花丸「1年生の国木田花丸です」

ダイヤ「この浦の星女学院RADIOはAqoursメンバーが全力で頑張る校内放送です!」

曜(梨子ちゃんがいないから私がツッコミか…)

曜(…あれ?このメンバーなら私ツッコミしなくてもいい?)

曜(…やったー!ライブでいろんな所行った時とかクリスマスパーティーの時とかのせいで最近ツッコミに疲れたんだよね)

曜(それはもう欝になるぐらいに)

花丸「…ダイヤさん」

ダイヤ「なんですの?花丸さん?」

花丸「曜ちゃんはわかるずら、トークも上手だし。…なんでマルなの?」

ダイヤ「それはわたくしがクジで選びました」

曜「そんな理由!?」

花丸「もうひとつ質問があるずら」

ダイヤ「なんですの?」

花丸「なんでこのラジオ始めたの?」

曜「私も気になってたんだよ~。いつものやつだけじゃいけなかったの?」

ダイヤ「…わたくし、気づいてしまったのです」

曜・花丸「なにに?」

ダイヤ「生徒会としてなにもしてないことに…」

花丸「ありがとうございました~」

曜「ままま、待って帰らないで花丸ちゃん!」

花丸「生徒会の活動になんでマル達が巻き込まれるずら。折角本を読むお昼休みだったのに」

ダイヤ「花丸さん」

花丸「なんずら」

ダイヤ「この活動でAqoursの宣伝になりますわ」

花丸「でも校内放送ずら」

ダイヤ「…」

花丸「…」

曜「ダメだこの人。なんも考えずに私たちを呼んだんだ。断られたことのこと考えずに」

ダイヤ「…いいじゃないですか」グズッ

ダイヤ「ずごじぐら''い、づぎあ''っでぐれ''でもい''い''じゃない''でずがぁぁぁ」ボロボロ

曜「ああ!ダイヤさんが泣き始めた!?」

ダイヤ「な''い''でまぜんわぁぁぁ」ボロボロ

曜「花丸ちゃん」

花丸「…おーYESドキドキサンシャイン!!」

曜「いきなりの君ここ!?」

ダイヤ「さて、オープニングトークも終えたところで」

花丸「始めるずら」

曜「ええ!?今のオープニングトークだったの!?」

ダイヤ「Aqours浦の星女学院ラジオ!」

花丸「いち、にの~」

ダイヤ・花丸「サンシャイン!!!」

曜「本当に始まったよ!?」

ダイヤ「投書箱のお時間~」

曜「展開早いね!」

ダイヤ「このお時間は生徒会室にある投書箱に書かれてるものを読みます。お悩みから学校に対する希望を入れる投書箱」

ダイヤ「今回は先生方以外には言ってないのであまりお便りが入っておりません!」

花丸「早く終われるずらね」

曜「そんな考え方しちゃう!?」

ダイヤ「まず一通目はこちら!コードネーム『炭素』さんからです!」

曜(炭素?)

ダイヤ「『わたくしには休学していた友達がおります。しかし、その子は受験生にも関わらず全く勉強しません。どうしたらいいでしょう』とのことです」

ダイヤ「さて、どうしましょうか?」

花丸「家から勉強道具以外のものを全て失くすずら」

曜「花丸ちゃん!?」

ダイヤ「しかしそれでは寝るという行動にでるのでは?体を動かすことも出来ますし」

曜「あれ?誰もツッコまない?私がおかしいのか?」

ダイヤ「わたくしは勉強するまで見張るべきだと思うのですが」

曜「お!まともな答えが」

花丸「それだと見張る人が大変ずら」

曜「た、確かに」

花丸「だから椅子に固定すれば勉強しかしなくなるずら」

曜「…へ?」

ダイヤ「確かにそうですわね。恐らく椅子縛られた恐怖で寝ることもできませんし」

曜「な、なにを言ってるのかな?」

ダイヤ「と言うわけで『椅子に固定する』がわたくし達の回答です」

曜「逃げて!炭素さんのお友達逃げて!でも本人分かってないかもしれない!?」

ダイヤ「続いてはこちら!」

曜「続けたよ!?」

ダイヤ「コードネーム『C』さん」

曜(…C?)

ダイヤ「『この前大事に閉まって置いたアイスを妹に食べられました。どうすればいいでしょうか?』とのことです」

花丸「単純ずら」

ダイヤ「なんですの?花丸さん」

花丸「妹さんが食べるアイスにキャロライナ・リーパーを入れるずら」

曜「そのキャロなんとか・リーパーってなに?」

花丸「ギネスに登録された世界一辛いものずら」

曜「なんでそうなるの!?」

ダイヤ「名案ですわ!これなら『C』さんの妹さんは辛くてアイスがトラウマになりますわね!」

曜「やだこの二人怖い」ブルブル

ダイヤ「続いてはこちら!コードネーム『硬いぞ』さんからです!」

曜(…今まで全部ダイヤさんのだよね)

ダイヤ「『最近、理事長が自由奔放過ぎると思います。あのシャイニー野郎に説教をしたいのですがどうしたらいいしょうか?』とのことです」

曜(…そうだ!私が最初にまともな答えを言えば!)

曜「はい!」ノ

ダイヤ「曜さん」

曜「私たちで注意したらどうでしょう!」

花丸「マルたちで?」

曜「うん!私たちから言えば鞠莉ちゃんも少し考えてくれると思うよ」

ダイヤ「なるほど、いい案ですが理事長が一生徒の注意を聞くものでしょうか…」

曜「鞠莉ちゃんならーーー」

ダイヤ「下手したら退学ですわ」

曜「っ!」

ダイヤ「なんて冗談ですわ。鞠莉さんがそんなことする筈がありませんから」

ダイヤ「わたくしが以前注意しても聞かなかったのであまり効果はなさそうですが…」

花丸「大人数からの注意は結構心に響くよ」

花丸「日本人なら特に、いい例が小学生がやる『い~けないんだ、いけないんだ。せ~んせいに言ってやろ』とか大人数でやるとその子は泣いちゃうでしょ」

曜「なんかイジメみたいな気が…」

花丸「注意だから問題ないずら。だからこの放送を聞いてる浦の星のみんなで鞠莉ちゃんに『自由奔放野蛮理事長』って言ってやるずら」

曜「いやいやいやいやいやいやいやいや、それもうイジメだよね!?」

ダイヤ「名案ですわ!これで鞠莉さんを黙らすことが出来ますわ!」

曜「ダメだよ!」

ダイヤ「以上投書箱のお時間でした!」

曜「終わらせやがった!?」

ダイヤ「ここで1曲お聴きしていただきましょう」

花丸「Aqoursで」

ダイヤ・曜・花丸「『君のこころは輝いてるかい?』」

ダイヤ「と言うわけで君ここですわよ」

花丸「オープンスクールで発表するために作った曲でAqoursの1stシングルずらね」

曜「いい曲だよね」

ダイヤ「ちなみに曜さんのこの曲の見どころは?」

曜「やっぱり私と果南ちゃんと鞠莉ちゃんでやる馬跳びかな~」

花丸「あれは凄いずらよね。めっちゃ練習してたずらしね」

曜「そうそう、難しいから本番やるかどうか最後まで揉めたもんね」

ダイヤ「やって正解でしたわね」

曜「うん!」

ダイヤ「花丸さんは?」

花丸「マルはPV撮影かな~」

ダイヤ「そこですか?」

花丸「うん。1年生のマルが2年生の制服を着れたのがなんかワクワクしたのと普段と違う違うみんなが見れたからかな」

曜「確かに鞠莉ちゃんの私たちを見る感じは普段のはっちゃける姿とは大違いだもんね」

花丸「そうずら、普段の鞠莉…自由奔放野蛮理事長とは似ても似つかないずら」

曜「それ、本当にやるの?やめようよ」

ダイヤ「この学院の自由奔放野蛮理事長がクールだと皆さんに伝えたいのでしょう」

曜「やめてあげて!?」

花丸「ちなみにダイヤさんはどこが見どころずら?」

ダイヤ「わたくしはやっぱり皆さんと一緒にゴールとか出来るあの合いの手ですかね」

曜「ライブとか楽しいよね!『わっしょい!ときめきオーライ!』ってみんな言ってくれるもんね」

ダイヤ「スクールアイドルとして、アイドルして最高ですわね」

花丸「1stシングルだけあってコールのレベルもみんな高いずらよね」

曜「あの曲は盛り上がる曲の上位確定だよね」

ダイヤ「そうですわね。それではお聴きくださいな」

ダイヤ「ここで残念ならがお別れのお時間になってしまいました…」

花丸「えー!?」

曜「やっと終わる…」

ダイヤ「ここで普段ならお知らせがあるのですが生徒会からは何もありません。曜さんからなにかありますか?」

曜「わ、わたし!?わ、私はないよ」

ダイヤ「では、花丸さんは?」

花丸「みんな『自由奔放野蛮理事長』というずらよ」

曜「いやいやいやいやいやいやいやいや、ダメでしょ!」

ダイヤ「次回の予定は未定です!」

花丸「えー?」

ダイヤ「このお昼の部は不定期RADIOなのでご了承下さい」

ダイヤ「以上Aqours浦の星女学院RADIOでした!」

ダイヤ・花丸「ばいば~い」

曜「みんなそんなこと言っちゃダメだからね!ダメだよ!」


曜(この後果南ちゃんは数日間行方不明になり、ルビィちゃんはアイスを食べなくなり、鞠莉ちゃんは幼児遂行した)

曜「やっぱりツッコミはやだー!!」

終わりです

い以前こちらに上げたものです

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9401814

>>14
『い』は脳内で消去していてください

pixivで見たことがあったのか、以前も読ませていただきました
この3人の組み合わせが新鮮で可愛かったので覚えてました

>>16
嬉しいです。ありがとうございます

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